中村敦夫

なかむらあつお



当選回数回

中村敦夫の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月22日第143回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○中村敦夫君 まず最初に、統一協会の教祖文鮮明の入国と、それから国会議員に対する統一協会からの秘書の派遣の問題についてお尋ねします。  統一協会は宗教の名をかりてさまざまな反社会的な行動をとっている団体でございますけれども、特に青年たちあるいは主婦層をターゲットに、大変システマ...全文を見る
○中村敦夫君 このような人物が、そんな大事な問題を考える会に適当だとはとても思えないわけです。  当時、やはり利権関係のある金丸信代議士が法務省に圧力をかけたんではないかという報道が非常に多かったわけですよ。これは事実なのかどうか。それと、だれがこの十二条の適用を決定したのか、...全文を見る
○中村敦夫君 私は、特別な事情があるとはとても思えない、というか、とんでもない事情だと思っていますが、こうした文鮮明のケースは、今後、入管法の十二条の前例になってしまうんですか。
○中村敦夫君 来年二月三日あるいは三月三日、統一協会がまた日本で合同結婚式をやる準備をしております。後楽園ドームを使うというような計画になっておりますけれども、これは霊感商法が大分だめになってきて、またバブルの崩壊もありまして、大分赤字になってきた。無理やり知らない人間をくっつけ...全文を見る
○中村敦夫君 国会議員に対して統一協会やその政治組織などから秘書が派遣されているというのは広く知られているわけですね。多い人は統一協会から一人の議員に九人もの秘書がついているというようなこともあります。私たちもそういう議員や秘書というものの数を調べておりますけれども、公安調査庁で...全文を見る
○中村敦夫君 数はわからないということですか。それは大変困ったことなんですね。これは我々だってわかっているのに、公安調査庁がこれをつかんでいないということは大変危険なことではないかと思います。  といいますのは、冷戦後、文鮮明は反共というのを取りやめて急速北朝鮮に近づいていくわ...全文を見る
○中村敦夫君 そういう個人的な問題とか、そういうことを超えた問題ではないかと思うんです。やはり国会議員のそばにたくさんの北朝鮮と協力している団体の秘書がいるということ自体が、国家機密が筒抜けになるというような状況なわけですから、そういう消極的な考えで公安がいられるということは私は...全文を見る
○中村敦夫君 大分この問題に関して皆さん逃げ腰なものですからここで打ち切って、もう一つの問題を質問します。  これは食糧費をめぐる地方公務員の不逮捕、未起訴問題ということなんですが、平成六年五月十八、十九日、東京都監査事務局というところが第九十三回関東甲信越監査委員協議会という...全文を見る
○中村敦夫君 自治省にちょっと聞きたいんですけれども、地方自治体の監査委員というのは、普通地方公共団体の財務や経営を公正か不公正かチェックする役割なわけです。特に都監査事務局というのは、全都道府県監査委員協議会連合会という全部の事務局も兼ねている。責任はさらに重大なわけです。その...全文を見る
○中村敦夫君 大変重大な問題と受け取られていることがわかるんですけれども、本件に関しまして、検察の告発受理後二年以上が経過しているんです。それから、東京地裁判決からも一年以上が経過しているんですね。書類の捏造、つまり公文書の偽造、これは当の監査委員みずからが公に認めていた事実なん...全文を見る
○中村敦夫君 最高検察庁の明確な説明を求めます。
10月08日第143回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○中村敦夫君 最初に国鉄清算事業団と裁判所の関係についてお尋ねします。  現在、東京高裁の判事に佐藤久夫さんという人がおられますけれども、この人は一九八七年に東京地裁を退官してから国鉄清算事業団に入ったわけです。それで、一九九〇年まで事業団の法務課長を務めていたわけです。この間...全文を見る
○中村敦夫君 ほとんど内容のない答えですから、ちょっと通用しないと思っています。  次に、判事の行政機関への出向についてお尋ねいたします。  現在、大蔵省やあるいは防衛庁に見られるような汚職、不祥事、それから地方自治体における空出張とか偽造領収書とかもうあふれているわけです。...全文を見る
○中村敦夫君 裁判官の社会勉強でしたら、視野を広くするためだったら、行政機関なんというのはまさに視野をもっと狭くするような場所ですから、もうちょっと違うやり方を考えていただきたい。やはり原則的に司法と行政というのは独立していなきゃいけませんから、そこの交流というのはこれから本気で...全文を見る
12月03日第144回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○中村敦夫君 前の臨時国会の法務委員会で裁判所からの裁判官の行政機関への出向に関する私の質問に対しまして、最高裁から大変詳しいデータをいただきました。百四十一人という驚くべき数字が発表されました。今、日本の司法システムというのは非常に時代おくれで不透明で効率が悪いという非難が大変...全文を見る
○中村敦夫君 それでは、現在裁判所に事務総局というのがありますが、そこに配属されている裁判官の人数は何人いるんでしょうか。
○中村敦夫君 そこで、裁判官がわざわざ事務官で務まる事務総局の仕事をしなきゃならないというこの理由は何なのか。現在、裁判官は圧倒的に不足していると言われているのに、わざわざこうした慣習を維持する特別な理由を簡単に説明してください。
○中村敦夫君 法律に詳しい人間が必要であればそうした事務官を養成するのが筋であると思うんです。やむを得ず裁判官がやっていると、やむを得ずの形をずっと慣習化するということ自体が不思議なわけですよ。  大体、裁判官の中で事務総局勤めが二十年あって裁判は十年しかやらない、裁判をやらな...全文を見る
○中村敦夫君 事務局に入った裁判官も、これは事務員と同じわけですから事務職員の給与を払うのが普通なんですけれども、そのまま裁判もやらずに裁判官の給与が払われているということなんですが、これはどうしてでしょうか。
○中村敦夫君 非常に不透明で、しようがないから何となく事情でやっているというような話で、やはり司法機関ですからそういうことは明確にやらないとこれはまずいと思うんです。  なぜ私がこのような質問をしているかといいますと、現在の司法運営に二つの大きな問題があるんですね。  一つは...全文を見る
○中村敦夫君 意図はなくても事実がそうだということは大変な問題だと思うんです。ですから、今の説明ではなかなかわからないんです。  また、もう一つの方です、裁判官が行政機関へ積極的に出向いていく。これも何かメリットがあるのかというふうに考えるんですけれども、やはり政治家との接触と...全文を見る
○中村敦夫君 ですから、そういう形式的説明はやっぱり納得がいかないんです。要するに、裁判所がしっかりと自分たちの仕事をやる、そのために一番いいシステムをつくるということならば、裁判官がどんどんいなくなって不足しているということは一番デメリットなのに、あえてそれをやるというその理由...全文を見る
○中村敦夫君 今のお答えの中で、行政機関へ行って勉強させるというのはパターンで出てくるいつもの答えですけれども、行政機関というところ自体が実は世の中へ行って勉強しなきゃいけないほど非常に狭苦しいところなんですよね。ですから、その説明は成り立たないんですよ。それから、ほかの省庁が欲...全文を見る