中村正三郎

なかむらしょうざぶろう



当選回数回

中村正三郎の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月30日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号
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○中村(正三郎)委員 証人におかれまして――参考人におかれましては、失礼いたしました、きょうはお忙しい中を御出席いただきまして、大変ありがとうございます。  今、委員長からの質問で概要はお述べになったわけであります。そして、長信銀の役割についても客観的なお話はされたわけでありま...全文を見る
○中村(正三郎)委員 そうしたおわびと申しますか釈明のお言葉も承りはいたしますが、ひとつ質問したことにお答えをいただければ大変ありがたいと思います。  ただ、こうした今の長信銀の役割にしては、今度起こった事件というのは一般庶民からしてみれば信じがたい、全くこんなことが一体起こる...全文を見る
○中村(正三郎)委員 それでは、具体的なことをお伺い申し上げます。  ただいまの委員長の質問に簡潔にお答えになったわけでありますけれども、その融資残高、異銀の融資残高はさっきお述べになったのじゃないかと思いますが、グループとして融資をしておられるようですね。そのグループの中のい...全文を見る
○中村(正三郎)委員 尾上容疑者に対する貸し付けの審査、いろいろなことについて先ほどお答えになられました。そこで税務の申告書を調べたとかいろいろお話がございましたけれども、私、事業をやっておりましたので銀行とは随分つき合いをしてきた方でございますが、借りに行くと、どういうことで借...全文を見る
○中村(正三郎)委員 その差しかえたということもまた後々お伺いしたいと思っているのですが、個人に対して、債権が保全できたとはいえ、これだけの巨額の融資をするということが、使途も明らかにならないままどうしてできたんだろうなということがどうしても疑問に残るわけでございます。  それ...全文を見る
○中村(正三郎)委員 今、お伺いしない前にマネーロンダリングの話が出ましたけれども、同僚議員の質問にもありましたけれども、尾上容疑者が暴力団関係者ではないかといううわさがございます。それに関しまして、そういうことを御存じであるか、事実なのかどうか、そしてまた、脅迫を受けたような事...全文を見る
○中村(正三郎)委員 その暴力団関係の話と関連するのですが、うわさによりますと、当時の、平成三年四月ごろですか、鈴木副支店長、大阪にいらっしゃったそうですが、その方が東京へ戻られて人事部付になっている。そういうことが、何か暴力団からおどかされてまずいからこっちへ来たのではないかと...全文を見る
○中村(正三郎)委員 立ち入ったことをお答えいただきまして、大変ありがとうございました。そういったことをお答えいただくことが疑惑を晴らす役に立つのだと存ずるわけでございます。  そして、私先ほど申し上げましたけれども、長期信銀法には違反をしていないということでございます。そして...全文を見る
○中村(正三郎)委員 今の御説明でもよくわかるわけですが、全く法律的には興銀さんのやったことは、これは自由主義経済だから濶達にやればこうなるぞというようなことだと思うんですね。ですから私は、今イメージとしてある長信銀、興銀の役割はと最初にお聞きしたのは、よく世間に言われているよう...全文を見る
○中村(正三郎)委員 終わります。
11月14日第122回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○中村国務大臣 委員仰せのとおり熱帯雨林、毎年千七百万ヘクタールが、本州の面積の七割ぐらいのものが減っていってしまう。これらの熱帯雨林の破壊は、気候の変化でございますとか、生態系の変化とか、地球規模での環境に非常に悪い影響を与えるということが懸念されているわけであります。  環...全文を見る
○中村国務大臣 お答えいたします。  委員御指摘のとおり、近年、地球環境の問題を初めとする環境問題、極めて重要なことが多くなってまいっております。環境庁といたしましても、こういう事態に対処するために、組織体制の強化を図ってまいりましたが、今総理からもお答えございましたように、来...全文を見る
11月19日第122回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○中村国務大臣 去る十一月五日、環境庁長官及び地球環境問題担当大臣を拝命いたしました中村正三郎でございます。  環境委員会の開催に当たりまして一言ごあいさつを述べさせていただきます。  昭和四十六年、公害の防止と自然環境の保全を求める国民の大きな期待の中で発足した環境庁も、本...全文を見る
11月20日第122回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○国務大臣(中村正三郎君) 去る十一月五日付で環境庁長官及び地球環境問題担当大臣を拝命いたしました中村正三郎でございます。  環境特別委員会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。  昭和四十六年、公害の防止と自然環境の保全を求める国民の大...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のように、来年のブラジルの地球サミットを前にして環境庁長官を拝命いたしまして、大変重要な時期に環境庁長官を拝命したということで責任の重さを痛感しているところでございます。  環境問題は、今や日常の環境問題にとどまらず、地球全体の環境というこ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 西岡委員御指摘のとおり、水俣病というのは我が国の公害問題の原点であると存じております。私どもも若いころにこれの報道を見ながら育ってきたわけでありますけれども、大変悲惨な患者の皆様の状態等を見聞きしてまいりました。そして、環境庁長官を拝命いたしましてから...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今、局長からお答えもいたしましたように、まさに今中央公害対策審議会の答申をお待ちしているところでございます。残された問題の対応については鋭意御審議をいただいているところでありまして、今後の水俣病対策のあり方の基本になる答申がいただけるものと期待をしてい...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) いろいろ西岡委員から御指摘いただきましたことを念頭に置きながら、中公審の答申をいただきまして最善の努力を解決へ向けてしてまいりたいと存じております。  現地視察というお話もございましたが、いろいろ伺いますと、患者の方の声を聞くということはこれはあって...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) まず第一に、私はお面は嫌いな方でございます。環境庁長官を拝命いたしましてからも、記者の方々にも、そして庁内の方々にも本心でいろいろお話をさせていただいております。  やはりこういう委員会になりますとある種の制約があるということは、私がここでしゃべりま...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) バイオという言葉とダイバーシティーという言葉はばらばらには存じておりましたが、バイオダイバーシティー、これはどういう意味だと聞かれてもちょっと存じませんでした。  それで、いろいろ御説明を伺いましたが、これは生態系、生物種、遺伝子の三つのレベルからそ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) ございます。
○国務大臣(中村正三郎君) よく存じております。
○国務大臣(中村正三郎君) 私は自然が非常に好きな方でありまして、千葉県の海育ちであると同時に、自分の仕事としては私は鉄鋼会社へ勤めましたり、いろいろな企業の経営にも携わってまいりました。そういう面から、先生からいろいろさっきからお話しいただいていて、公害に対する私どもの考え方と...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 委員はやさしいと申されましたが、一番難しい問題とお受けしたわけでございます。  まず、私どもともすると男性というのは、生産業に携われば生産をどんどんやってもうけなきゃいけない、家族を食べさせなきゃいけない、また政治をやれば日本国家を発展させなきゃいけ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 存じませんでした。
○国務大臣(中村正三郎君) これはやはりそのときの私どもの代表団の構成がどうなるかということにかかってくると思います。ですから、女性だから入る女性だから入らないというような基準じゃなくて、それぞれのお立場で入られる方は入られる、こういうふうに思っております。
○国務大臣(中村正三郎君) まず一つ、女性が引っ込んでというような言葉の表現が悪ければ訂正いたしますが、そういう意味でなくて、落ちついて考えてくださるというふうな意味です。そう言っても怒られるならこれはしようがありませんけれども、男性と違った感性を持ってとらえてくださるという意味...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 鯨岡先輩がいろいろおっしゃってくださいましたことは大変恐縮して聞いております。鯨岡長官の御意向に沿ったようになるかどうかわかりませんけれども、長良川河口ぜきのことは、実は私正直申し上げまして、新聞等で報道は随分聞いておりました。しかしながら、具体的なこ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 私は十一月五日に拝命したはかりでありまして、反省ができるほどまだ勉強しておりませんので、これからいろいろ勉強をさせていただきたいと思います。  ですから、前長官のコメントに私が論評を加えるのは余りいいことではないと思いますので差し控えさせていただきた...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 先生仰せのとおり、地球サミットは地球の将来を占う極めて重要な会議でございます。環境問題は、先ほども申しましたように、永遠の課題であると同時に今大変差し迫った緊急の課題となってきております。ここで世界全体の合意を得て、将来の地球を環境の保たれたものにして...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今、先生御指摘の件でございますが、有害物質の規制等に関しましては、私は必ずしも日本が劣っているというようには感じてないのでございます。私何年か前に実は環境委員会の理事をやっていたことがございまして、そのころよく外国に委員会等で派遣されたりして向こうとも...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) アセスメントに関しましては、先ほど申し上げたことですが、これが国会へ提出されまして廃案になりましたとき私は実は環境委員会の理事をいたしておりました。でありますから、いろいろな御意見があって、論議を尽くしたんだけれども、結果的に廃案になったということを見...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 繰り返しの答弁になって恐縮でございますが、今は閣議決定によるアセスメント、そして地方、また関連法律によりますアセスメントを実効あらしめるということに努力いたしましてこの定着を図っていく、そして法制化については引き続き検討をしてまいるという立場でございま...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 環境問題が極めて重要な問題になり、これに対する取り組みが新しい局面を迎えていることは委員仰せのとおりだと思います。同感でございます。そこで、環境庁の組織体制を強化しなきゃいけないということは、私どもとしてもそれは喫緊の課題であると考え、それに鋭意努めて...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) まだ就任ほやほやでございまして、いろいろ勉強中の身でございまして考えがまとまり切ってはおりませんが、環境行政はどれをとりましても重要なことばかりだと思います。身近な大気汚染の問題、水質汚濁の問題、これらの問題の解決も大切でありますし、水俣病の本格的な解...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 真島先生の御質問、大変政策にお詳しい真島先生の御質問でありますから、大変示唆を受けながらお伺いしたわけでありますけれども、環境政策の手段として環境税の活用をするということは今新聞をよくにぎわしますし、いろいろ国際的にも国内的にも考えられるようになってき...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 大変ありがたい御提案なのでございますが、どうもこういう話になると昔の癖が出てしまいまして大変申しわけないんですが、今大気保全局長が申しましたように、軽油引取税が安いというような問題につきましても私どももいろいろ思いがございます。それによってディーゼルの...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今仰せのとおり、UNCEDを来年に控えまして国内外で環境に対する関心というのがいやが上にも高まっている時期だと思います。やはりここで新しい局面が環境に対して出てきたのは、地球というのは永久に成長していけるものかどうか。これは経済のシステムにしてもそうだ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) まさに委員御指摘のところが一番重要で一番難しい問題、核心を今ついておられるわけでありますけれども、そういったことを先ほどの御議論にも出てきました税の問題も含めて国際的にみんなで考えていこうと。日本だけでできることではありませんし、日本だけが変わったこと...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今、大気保全局長が答弁したとおりでありますけれども、私は広中先生の御質問に同感するところが非常に多いわけであります。  私は、過去に環境委員会の仕事をしておりましたときに、もう十年近く前になるんですが、マスキー法がとやかく言われていましたときにこのこ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 私も全く先生と同感なんですが、昔はゴルフヘ行くときでも必ず重たいのをぶら下げて、スキーに行くときでもあのスキーの板の重たいのを混んだ列車の中に持ち込みました。ところが今、スキーの団体旅行でも申し込みますと、それは先に運んでおきましょう、終わると送りまし...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 大気汚染は、これは最も重大な問題の一つでございますので、今大体論議されてきたところに尽きておると思いますが、非常に具体的な問題としては残されたNOxの問題、これに真剣に取り組んでまいりたいと思います。そして、総合的な対策につきましては、委員の御指摘があ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 正直申しまして、私自身が今就任して日もないということもございますし、また来年の六月に向けて世界各国でいろいろな会議が持たれ準備が進んでいる段階でございますから、今確たることを申せという御質問をいただきましてもなかなか難しいわけでありますけれども、今委員...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 沓脱委員が最初におっしゃられましたように、日本におけるNGOの定義、範囲、そういったもの自体もまだひとつ私勉強が進んでおりません面がございます。  それから諸外国のいろいろな話は、今まで見聞きしてまいりましたことによりますと、日本よりかなりそういった...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 国の立場といたしましては、裁判については早く結審をして判決を出していただきたいと思っております。  対策については、中央公害対策審議会からの答申をもって鋭意これが解決に向けて努力をしてまいる所存でございます。
○国務大臣(中村正三郎君) 前々長官のお話はよく承りまして、よく頭に入れておこうと思います。
○国務大臣(中村正三郎君) 先ほどから御答弁させていただいているように、準備が今進んでいるところでありまして、先ほどの沓脱委員の御質問にありましたけれども、一番難しい点、やはりそれは先進国が率先して取り組まなければどうにもならないということ、そしてやはり沓脱委員も御指摘されており...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 長良川河口ぜきに関しましては、この地域が非常にいい自然環境に恵まれ、それが保全されている地域であるということは認識しております。そして、それを守っていこうということで環境庁がいろいろ発言させていただき、また建設省に対しても意見を申し上げさせていただいて...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 山田委員おっしゃられましたとおり、今、来年のUNCEDへ向けて大変世界じゅうで環境に対する関心が高まっております。その中で、地球環境大変だ大変だという話がでてくるわけでありますけれども、それに対する正しい認識を皆さんに持っていただくということを努力しな...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 昭和四十五年に公害対策基本法から経済調和条項を削除したということがございます。あの当時は大変厳しい環境汚染があったわけでありまして、そういったものを踏まえて、いやしくも経済優先ではこれは大変なことになるということで削除されたのだと思いますが、それが今ま...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 先ほどからいろいろ御論議が出ていますように、大都市を中心とした窒素酸化物の問題、この大気汚染を解決するためには自動車の対策が必要なわけでありますけれども、そうした中で低公害車の普及ということ、それから自動車排ガス、先ほど私申し上げました単体の排出の規制...全文を見る
12月03日第122回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○中村国務大臣 お答えいたします。  今、細田委員御指摘のように、環境問題、極めて緊急な、なお重大な問題となってきております。特に、来年のいわゆるUNCED、地球サミットに向けまして、やはり有限の地球だとか開発の限界だとか、そういうことが国民の中にも非常に意識が高まってきている...全文を見る
○中村国務大臣 先ほど答弁漏れがございまして、御答弁申し上げます。  水俣病は我が国の公害問題の原点であり、今日においても環境行政の極めて重要なものと認識をしております。国としては、公害健康被害の補償等に関する法律に基づきまして水俣病患者の迅速かつ公正な救済に努めてまいりました...全文を見る
○中村国務大臣 まさに今馬場委員御指摘のように、高度成長期における初期に発生した大変深刻な公害問題であり、今その公害としてのもう一つの側面があるということをお伺いして、また認識を新たにしているような次第でございます。これは私ども、当時テレビ、新聞等で拝見しまして、環境庁長官ならず...全文を見る
○中村国務大臣 私は拝命してまだ時間も短いわけでありますけれども、今馬場委員のいろいろな先ほどからのお話等をお聞きいたしまして、これからいろいろ勉強してまいりたいと思っております。  法律的に言えば、その当時予見できなかったとか法制度がなかったとかいうことになるのだと思いますが...全文を見る
○中村国務大臣 答申の内容につきましては、極めて重要な、貴重な御答申をいただいたということで重要に受けとめております。  ただ、この答申の大筋のところというのは、いわゆる裁判だとか国の法的責任というような問題を論じたものではなくて、これからどういうふうにしていけばいいかというこ...全文を見る
○中村国務大臣 馬場委員が最初に御指摘されましたように、この水俣病問題というのは健康保健上以外のいろいろ多くの問題を社会的に提起されたということでございます。先ほども申されましたように、水俣という地域自体のイメージの問題、結婚の問題とかいろいろなことでも大変な問題が起こったという...全文を見る
○中村国務大臣 いろいろ馬場委員から御指摘をいただきまして、深くいろいろ考えてまいりたいと思いますが、今御指摘になりました和解は、民事上の和解の問題とは違う、いわゆる国が当事者となって責任を問われている裁判なわけでございます。そういたしますとやはり、先ほど申し上げましたように、予...全文を見る
○中村国務大臣 こうした問題の解決のためには国や県が一体となって働くことも必要でございますし、患者の意見を聞くということもこれは重要なことでございましょう。でありますから、患者の意見を聞く機会というのもあるようでございますけれども、私はやはり、今後どのような体制でこの問題に取り組...全文を見る
○中村国務大臣 お二つの御指摘について、慎重に検討をさせていただきます。
○中村国務大臣 もう御案内のとおり、この会議は極めて重要な会議でありますから、出席するつもりでございます。総理もそういう答弁をされておられますが、ことし、一月召集ということが決まりまして、その会期内にあるということになりますので、UNCEDの準備会のOECD閣僚会議にもこれで行け...全文を見る
○中村国務大臣 今御指摘のWWF、UNEP等から「かけがえのない地球を大切に」という報告書が出ているということを伺い、その内容についても大まかなところは伺っておりますが、全部を詳細に拝見したわけではありませんけれども、先生御指摘のように地球サミットでいろいろなものを論議していく上...全文を見る
○中村国務大臣 岩垂委員が環境委員会で理事をやっておられましたとき、私も御一緒させていただきまして、アセスメント法案が廃案になったときの理事でありますので当時の状況はよく存じております。あのときは、アセスメントはやらなければいけないけれども、こういった法制をつくった場合にどういう...全文を見る
○中村国務大臣 大変ありがたい御指摘をいただきました。今のUNCEDへ向けての環境への関心の高まりということもございますけれども、将来の環境行政ということがすべての生活、産業の基盤をなすものになってまいると思いますので、それに取り組む環境庁の行政機能の強化をしていかな付ればいけな...全文を見る
○中村国務大臣 委員の御指摘には私も同感でございます。やはり、調整官庁としてやってまいります上で、いろいろな官庁から人事の交流があるということは、これはまた一つ意味のあることだと思いますが、プロパーで育ってこられた方が今だんだん課長さんたちになっておられるということを伺っておりま...全文を見る
○中村国務大臣 従来から川崎市は、こういう問題に対して取り組みが非常に意欲的であるというふうに伺っております。今回の川崎市の環境基本条例案は、市の環境政策について、理念、基本原則等を包括的に定め、環境基本計画を作成するとともに、施策の立案段階から環境配慮を徹底するための環境調査を...全文を見る
○中村国務大臣 実は川崎市、特にこういう取り組みが積極的であるというお話をしたのですが、前環境庁長官も鉄鋼業に勤めておられまして、川崎にその会社がございます。私が勤めておりました会社も川崎に工場がございました。そうして、こうした条例に従って大きな環境汚染防止施設をつくったよという...全文を見る
○中村国務大臣 思い起こしますと、この環境庁ができましてから二十周年ということでありますけれども、当時佐藤内閣の時代に、いわゆる公害国会、公害というものが大変深刻になって、そのとき環境庁を発足させようということになった。先生がおっしゃるとおり、二十年たったわけであります。  そ...全文を見る
○中村国務大臣 ODAのあり方自体については、環境庁としてはそれを所管する役所でないわけでございますので、これをどうお答えするかということはちょっとなかなか難しいわけでありますけれども、先生仰せのように、ODAをせっかくやったのにそれがODAを受けた国のためにならないということで...全文を見る
○中村国務大臣 長良川河口堰の問題は、これは私どもはやはり地元の要望も強い治水事業であり、利水事業であろうというふうに考えているわけであります。そしてこれは、ちょっとその着工した時限を私今失念いたしましたけれども、四十三年に閣議決定をされて、既に建設省において工事が進められている...全文を見る
○中村国務大臣 昭和四十三年度に閣議決定がされ、既に始まっているわけでありますが、そのころの時代においてはいわゆるアセスメントとかそういったものが、考え方がなかなか定着していなかった時期だと思うわけでございます。  その後、環境上の問題への懸念が高まってきたという特別な事情があ...全文を見る
○中村国務大臣 まさに、水俣病問題が我が国公害行政の原点であるということだと思います。  今部長からお答えもしましたように、当時は、こうした環境に対する、公害に対する認識というものは極めて低いうちに高度成長期に入った。私も当時、学校を出まして製鉄会社に勤めておりました。そこで、...全文を見る
○中村国務大臣 まだ就任させていただいてから日も短いわけでございますが、委員の御指摘も十分踏まえ、先ほども申し上げましたとおり、すべての過去に起こったそういうことを教訓として、反省の材料として当たってまいりたいと思っております。
○中村国務大臣 今御指摘のことは、新聞報道でそういうことがあったということを承っておりますが、大石長官がどういう御趣旨で発言されたかも、それは個人の発言でございますからわからないわけでありまして、私も今拝命したばかりでありますけれども、環境庁発足以来一貫して公害健康被害者の救済と...全文を見る
○中村国務大臣 先生の仰せになることは一々心にしみるわけでありまして、この被害を受けられた方にとってはこれは一生を台なしにされた、またその地域の方々にとっては、けさほども馬場委員の方から御指摘ありましたけれども、その地域全体の問題としてまさにありとあらゆる問題を引き起こしていると...全文を見る
○中村国務大臣 今局長から答弁させましたように、メニューが出そろってきたという段階でありまして、まだどういうことが問題でありどういう行動を起こすべきかということが深くは絞り切れないわけでありますが、幾つかの問題がはっきりしてきていると思います。  一つは、PPPの原則ということ...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のように、環境庁長官を拝命いたしましてからいろいろ見てまいりますと、現実はなかなか厳しいなということがございます。  例えば本局、大気局の一年間の予算が、私聞きましたら十五億程度、大変少ないものだなと、これは直観的に感じるわけでありまして、中を分析した...全文を見る
○中村国務大臣 環境庁の原案がどうのこうのというお話のところは私存じませんので、それは論評を差し控えさせていただきたいと思いますが、この答申は尊重してまいりたいと思います。
○中村国務大臣 水俣病発生からの経緯の中において、いろいろな今お話がございました。私は、当時の状況というものが、今回の答申の中にもありますように、当時の公害に対する知識の不足でありますとか科学的知見、分析技術等が不十分であった、こういうようなこともあって水俣病が発生し、結果として...全文を見る
○中村国務大臣 先ほどから御答弁申し上げておりますように、水俣病発生当時と現在とは極めて異なるわけでありまして、当時の公害問題に対する事実認識、あらゆるものが不十分であった、また、公害に対する科学的知見や予見や分析技術も発達していなかった、そういう中では、私は、行政はそれなりに最...全文を見る