中村正三郎

なかむらしょうざぶろう



当選回数回

中村正三郎の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第123回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(中村正三郎君) 我が国の地球サミットに対する対応という御質問でございます。  総理がお答えになったとおりでありますが、いわゆる地球サミット、これは、人類の生存の基盤である地球環境を保全するための具体的な方策について国際的合意を得ることを目的とするという極めて重要な会...全文を見る
02月03日第123回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○中村国務大臣 今通産大臣が答弁されたとおりでございますけれども、折しもことし六月に地球のサミットというのが開かれることになっております。  それで、人類生存の基盤の地球の環境を保全するということは、これはもう一番大切なことだと思いますが、それに対して今準備会議がいろいろ開かれ...全文を見る
02月19日第123回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○中村国務大臣 委員御指摘のとおりだと思います。  最近の環境行政の課題は、地球環境問題というのが大変注目されてまいりまして、その中で将来の発展の基盤である地球環境を守っていこう、その上で発展を続けていこうということで、持続可能な開発というようなコンセプトが出てきて、それによる...全文を見る
○中村国務大臣 おっしゃられますとおり、地球環境の保全ということになりますと資金ということになってまいります。とりわけ、地球環境の保全には発展途上国の参加、そして適切な措置を発展途上国がやってくれるということ、それには発展途上国がどのような資金を得られるであろうかということが一番...全文を見る
○中村国務大臣 実は二月の十七日付の夕刊に、緑の平和部隊を含む国際貢献の原案を検討しているということが出ました。これは実は環境庁で検討しているのではなくて、環境庁がお願いした審議会で検討しているということでありますけれども、まさに委員が御指摘のように、今発展途上国からの環境協力に...全文を見る
02月20日第123回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○中村国務大臣 石垣島に今ある土地は、私の息子に生前に贈与いたしまして、そして息子の名義になっております。ということでございますが。
○中村国務大臣 贈与いたしまして、そして資産公開のときに私もこれをやっぱり、常識的に言えば小さい子ですから出すべきだということで考えました。そこで、資産公開の基準についてのいろんなお決めがあるということなんでそれを伺いましたところ、税法上の扶養家族でなければ出さない方に仕切るとい...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のとおり、判決の中で国、行政当局には責任は、賠償上の責任はないけれども政治責任があるということが述べられております。そして私どもいろいろ、答申を受けました中公審からもこのような御指摘をいただいておるわけでございまして、今後の環境行政を進める上で真摯に受け...全文を見る
○中村国務大臣 和解ということになりますと、この問題が究極的には何らかの損失が生じた場合にどこまで国民全体の負担によりそれを補償すべきかという行政として根幹にかかわる重要な問題がかかってくるわけであります。ですから、交渉等により妥協を図るという性質のものではないというふうに思って...全文を見る
○中村国務大臣 和解ということについては、原告側は、国、県の賠償責任の有無から原告の方たちの水俣病罹患の有無といった訴訟の基本的な争点に関する東京地裁の判決を不服として今控訴をしておられます。また東京地裁における和解協議の打ち切り申し立てを行っておられるというようなことでございま...全文を見る
○中村国務大臣 かねてより関係閣僚会議も開きますし、行政として誠意を持ってできることをやっていこうということで努めてまいったところでございます。どうしても、今厚生大臣からも御答弁がございましたように、今度の判決でも発生並びに拡大について行政側の責任はないということでございます。そ...全文を見る
○中村国務大臣 行政の立場ということもございますが、新盛委員の御指摘もあることでございますので、この判決の内容を真摯に受けとめまして、新盛議員のお言葉もいろいろ聞かせていただきながら、誠意を持って水俣病の対策に当たってまいりたいと存じております。
○中村国務大臣 適切なお答えになるかどうかちょっとわからないのでありますけれども、地球サミットへ向けてはいろいろなことが議題となり、そして世界的な合意がなされようとしております。  その中に、地球環境保全のための資金を集めて、それを主に発展途上国に転嫁をして地球環境保全というこ...全文を見る
02月21日第123回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○中村国務大臣 議員御指摘のとおり、環境という視点からもリサイクルするということが、自然に対する負担を減らすという意味で、この間から申し上げております環境保全型の社会経済体制をつくるという中で大きな柱になろうかと思います。そして実態は、今厚生省、通産省で御答弁くださいましたように...全文を見る
02月24日第123回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○中村国務大臣 まさに委員が御指摘になったとおりだと思います。地球規模の環境問題が世界的に重要な問題となり、我が国における環境対策も時代の変化とともに随分変わってまいりました。昔の、悪いものを出しているものを捕まえるというような対応ばかりでなくて、やはり地球規模でもって環境を考え...全文を見る
○中村国務大臣 早急に検討してということでございますけれども、やはり時期ということになりますと、地球サミットにおける将来の地球環境に対する世界の考え方のまとまりぐあい、また、その地球憲章の内容等の検討状況を踏まえてということになると思いますので、今鋭意検討していますので、いつまで...全文を見る
○中村国務大臣 今ちょうど中央公害対策審議会と自然環境保全審議会に、このことを含めて、大きなこれからの日本の環境行政のあり方、また、世界の環境に対する対応のあり方、そういったものをやるためには環境庁がどうあるべきか、そしてその中で法体系がどうあるべきかという諮問をしているわけでご...全文を見る
○中村国務大臣 串原委員御指摘のように、当時私が自民党側の環境委員会の理事で、社会党の串原委員が理事をされておられまして、アセスメント法案をお互いにいろいろ相談しながら委員会で動かした経験がございます。そのときのことでございますから、そのときの状況は串原議員よく御存じのとおりであ...全文を見る
○中村国務大臣 核物質の管理は科学技術庁ということになっておりまして、当方としては何も聞いておりません。
02月26日第123回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○中村国務大臣 第百二十三回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。  本年は、環境と開発に関する国連会議、いわゆる地球サミットの開催を六月に控え、同会議を契機として環境政策のさら...全文を見る
○中村国務大臣 環境に対する考え方、それは今塩谷議員が御指摘になったことと私ども感じていることが全く一致していると思うのでございます。  昔、環境問題が、環境庁のできた今から二十年前、その前の高度成長時代のときに、悪いものを出しているガスがある、水がある、それをつかまえてそうい...全文を見る
○中村国務大臣 ワシントン条約の締約国会議が我が国で開催されもということでありまして、国際的に我が国がこういった問題に積極的に取り組んでいくという姿勢を示す非常にいい機会だと思って私どもも期待をしているわけでありまして、ここにおきましても、環境庁は調整役となって関係省庁一致協力し...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のとおり、東京地裁の判決で、判決理由の第十一章というところで述べているところでありますけれども、まず第一に、この被害の発生と拡大を防止し得なかったことについて、国家賠償法上の責任はないということになっております。これは私どもが行政当局として主張していたこ...全文を見る
○中村国務大臣 今申し上げましたように、損害賠償責任はないものの、国、県の立場においてそれぞれこの問題解決に努力しろということだと思いますので、そういったことは中央公害対策審議会の答申にもこれに似たことが記されているわけでありまして、昨年の中公審の答申を受けて、平成四年度から、新...全文を見る
○中村国務大臣 実は私、環境庁長官に就任いたしましてまず真っ先にやりましたことは、先ほど委員が御指摘になった世界遺産条約、それからバーゼル条約の早期の読解をやってくれということを外務省にお願いしまして、それで取り組みを急いでいただきまして、ここまで持ってまいりました。ですから、後...全文を見る
○中村国務大臣 先ほども塩谷議員の答弁でお話ししたことでありますけれども、今UNCEDでいろいろなことが検討され、そして、地球環境を保全し我々の子孫に良好な環境を持った地球を送っていこうということで努力をしているわけでありますが、その中で、やはりいろいろな対策をしなければいけない...全文を見る
○中村国務大臣 それは今具体化しているというかいろいろ議論されているところでありまして、それには大きな地球温暖化防止枠組み条約に関することもあります。これをなし遂げるにはどうしていこうということもありましょうし、そしていわゆる熱帯林の問題に関する森林憲章をつくろうというようなこと...全文を見る
○中村国務大臣 そこで、環境庁といたしましても、ことし国連のサミットが開かれる画期的な年だということで、アース・イヤー92ということに位置づけまして、いろいろな啓発活動でございますとか、いろいろな政府の広報活動もございましょうし、あらゆる面で環境に向けて国民が関心を持っていただけ...全文を見る
○中村国務大臣 委員に一つ御理解いただきたいことがあるのです。この環境ファシリティーですけれども、これは一つの試行として、試験的に環境に関するいろいろな援助ができないかということで、世銀の下にこういうのをつくって各国合意のもとにやったのです。ところが、今までのこうしたいわゆる発展...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のとおり、これは大変重要な会議でありまして、今こういった会議をここまで持ってこれたということも、世界じゅうの各国の地球環境というものに対する関心の高まりがあったからこそだと思うのです。これを失敗しますと、一体それじゃ次いつ開けるかと思いますと、もう今まで...全文を見る
○中村国務大臣 一つ御理解いただきたいことがあるのですが、アメリカで風力発電等をいろいろやっておられます。ただ、結果を見てみますと、世界のCO2の発生量の二五%近くはアメリカが出しておるのです。ところが日本は、経済規模が世界のGNPの一四、五%と言われながら四・七%しかCO2を出...全文を見る
○中村国務大臣 環境問題に対する取り組みの基本にかかわる問題であると思うのです。今までは公害対策基本法だとか自然環境保全の法律、そういったものに基づいて日本の環境行政というのはやってきたわけでありますけれども、今まさに地球規模の環境の保全をしなければいけない。その中で持続可能な開...全文を見る
○中村国務大臣 今の時代の環境というのは、昔の工場からたれ流し、排煙が出るというのでなくて都市型、すなわち我々の生活から出てくるものの環境汚染というものが深刻になって、水質汚濁等では非常に問題になっているわけです。ですから、日本の環境については一人一人の日本人の自覚と行動がなけれ...全文を見る
○中村国務大臣 まず、今お話を伺っていて、私、議員として非常に考えさせられるところがあったのですが、私の選挙区でも、マツノザイセンチュウ、松くい虫だというので、松くい虫を殺せと言って一生懸命殺したけれども、だめで、今度、切れというので切り倒してだめで、それで消毒を始めてやっととま...全文を見る
○中村国務大臣 先生のような極めですばらしい御経歴を持っている方にそう言われますと、私の方が穴があったら入りたい気持ちでありますが、先生のおっしゃられる通りだと存じます。  特に国際的なリーダーシップをどう発揮するかというのは、これはすべての面における日本のこれからの課題ではな...全文を見る
○中村国務大臣 今、秋葉委員の御質問というのは、秋葉委員の先ほどから述べておられます環境に対する倫理、そうしたことのお考え、論拠に基づいて環境庁長官の考えはどうかということであったと思うのですが、事実関係ということで役所の方は話したがるものですから、今このような御説明になりました...全文を見る
○中村国務大臣 今お答えしたことの繰り返しになって恐縮でございますけれども、まさにそうした被害者の救済ということで認定業務も一生懸命推進してきたわけでございまして、そして中公審の答申も踏まえて、一歩踏み出して総合対策ということをやっているわけでございます。そこが今行政がやり得るぎ...全文を見る
○中村国務大臣 水俣病問題、このことについて、今御答弁申し上げましたように、短い時間でございましたけれども、これまでもさまざまな方から御意見を伺ってまいりました。患者の方や地元の御意見を聞くということは環境庁としてもやっておりますし、また、地元の議員の方たちの意見も随分聞いており...全文を見る
○中村国務大臣 環境行政のあり方については、今本当に転換期であると思います。今まで、この水俣病でございますとか環境問題の原点と言われた問題、それらの問題た対応するために環境庁はそれなりの役割を果たし、一生懸命職員一同やってきてくれたと思っておりますけれども、やはり今ここになりまし...全文を見る
○中村国務大臣 委員の御指摘、非常に的を射たところだと思うわけでございます。そこで私、昨年十一月に環境庁長官を拝命いたしましてから、あらゆる機会を通じて、あらゆる手段をもってアメリカに対し、またECと共同して説得するというようなことをやっております。  まず第一に、去年OECD...全文を見る
○中村国務大臣 この地球サミットの重要性でありますけれども、地球環境が非常に差し迫った問題になってきている。もう委員御存じだと思いますけれども、IPCCというところで世界から集まって科学的知見をいろいろ集めておりますけれども、結論から言うと、このままほうっておくと百年ぐらいたつと...全文を見る
○中村国務大臣 失礼いたしました。  出席しようと思っております。それから、総理にもぜひ出席してくださいということで今お願いしております。これは国会の予定との関連が出てまいりますので、御理解を得て出席させていただきたい、こう思っております。
○中村国務大臣 先生の御主張、極めて貴重な意見としてよくわかるので、それをこれからの環境行政なり国のいろいろな行政に反映していかなければいけないと思うのでございます。  と申しますのは、例えば海岸の保全の問題でも、自然環境保全と簡単に申しますけれども、私どもが関与できるのは国立...全文を見る
○中村国務大臣 公明党さんにはいつも環境庁の省への昇格を御主張していただいたり、いろいろ応援団をやっていただいて……(「社会党もやっている」と呼ぶ者あり)社会党さんにも、そうですね、野党の皆様、自民党も含めて応援団をやっていただきまして、まことにありがとうございます。  そして...全文を見る
○中村国務大臣 私どもも、先生御指摘のとおりだと思います。環境対策の法律、自然保全の法律といったものを中心にやってきたわけでありますけれども、その上にやはり憲法が欲しいという感じでございます。ですから、それはどういうふうに審議をしていったらいいかということで、今そういうものも含め...全文を見る
○中村国務大臣 大変問題の核心を突いた難しい問題でありますけれども、環境庁が産声を上げますときにいたしましても、いろいろな議論があったようでございます。  先ほども御答弁したのですが、例えば河川だとか下水道をやる場合に、公共の調整費を持つべきか持つべきでないかというようなこと、...全文を見る
○中村国務大臣 先ほどからそれは話題になっていることでありますけれども、省への昇格、これは今の環境行政のやり方ということから考えます と、私どもは総理からいただいた権限で政府の中で環境行政に対して調整機関として動くわけでありますから、むしろ、省になって肩を並べてしまって自分の実...全文を見る
○中村国務大臣 今官房長がお答えしましたように、新聞の記事が書けば少し大きくなっておるようなところもあるようでございますけれども、そういう傾向があったということは事実でございましょう。そうして、私、環境庁長官に就任しましてすぐ新聞記者の方々から質問を受けまして、どうだと言うから、...全文を見る
○中村国務大臣 UNCEDを成功に導けるかどうかという一つの柱が、発展途上国できちっといろいろなことがやっていただけるかどうかということ、それの裏づけをなす技術の移転、資金の移転というものが極めて重要なものであるということは先生のおっしゃるとおりだと思います。そして、いろいろな協...全文を見る
○中村国務大臣 今勉強している段階でありまして、具体的にどうしようこうしようという具体的なものはまだ固まっておりませんし、出てきておりません。また、これは政府税調等もございますし、各党の協議もございましょうし大変難しい。消費税をやったときにも匹敵するぐらいのいろいろな議論が出る問...全文を見る
○中村国務大臣 先ほど局長から御答弁いたしましたように、今まさに諮問をいたしておりますところでああいうことが出てまいりました。かねてからの御堂の御主張を伺っておりまして、予算委員会でも二見先生から御質問があり、総理、私が答弁をさせていただいたのでございますが、発展途上国支援という...全文を見る
○中村国務大臣 今局長がお答えいたしましたとおり、京都市においてそういう基準をつくっておられるということは承知しておりますし、それは環境としては有害な物質であれば少なければ少ないほどいいのでございましょう。それはもうだれもわかっていることでありますが、私どもに聞かれれば、現行の環...全文を見る
○中村国務大臣 このことについては寺前議員と私はかなり似た意見を持っております。  マスキー法が出てまいりましたときに、ガソリン自動車は、これは奢侈品だと見られたのかどうか、きつい規制をかけていきましたために、今現在どういうことが起こったかといいますと、結果的には、当時はそんな...全文を見る
○中村国務大臣 アメリカに比べて、自動車の排ガス対策というのは日本が特におくれているとは思いません。結果的には日本の方がきれいな排出ガスのガソリンエンジンができているのではないかと存じるわけでございます。そして、アメリカではたしかまだ鉛の含まれたガソリンが販売されておりますが、日...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のとおり、環境行政の課題というのは昨今大変に激動してまいりました。地球環境問題ということが注目されまして、我が国におきましても世界におきましても、持続可能な開発という理念に基づいて、広く経済社会活動の中に環境保全という観点を織り込んでいく必要が指摘されて...全文を見る
○中村国務大臣 水俣病は戦後の環境問題の原点であり、大変悲惨な事件であり、長い歴史を持っております。私はまだ当選して十二年でありますが、そのころからいろいろ環境委員会での御議論を伺ったり、地元の先生方の御議論を伺ったりしております。また、今度環境庁長官を拝命いたしまして、いろいろ...全文を見る
○中村国務大臣 やはり政治的な責任、政治的な解決ということになってまいりますと、行政というのは、行政の立場で行政を預かっているということで、政治的な判断がなかなかできにくいそれなりのもともとのあれがあるような気がするのでございます。私は半分政治家ということで考えますと、自民党であ...全文を見る
○中村国務大臣 環境に関して地球全体で物を考えて、地球サミットを開いて、そこで具体的な取り組みをして、地球環境の保全を将来に向かってやっていこうということがここで話し合えるようになった。冷戦構造の崩壊ということも受けまして、非常に重要な会議に向かっているわけであります。国際的合意...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のことと私は大変同じ意見を持っている者でございます。  環境委員会で外国に参りましたときにびっくりしたんですが、先進国でさえ、石炭を燃やして火力発電をやっておるところで集じん機をつけた、何だといったら、こうメッシュのところへ水を流して、これが集じん機だ...全文を見る
○中村国務大臣 そういうお話をすると、中井委員と大蔵委員会の理事同士でやっていたことを思い出させていただいているわけでありますけれども、現実の問題は、今環境税は環境庁におきましても、恐らく大蔵省においてもと考えるのですが、勉強している段階ではないかと思います。そしてブラントラント...全文を見る
○中村国務大臣 寄附で集める、これは相当な額でありますから、そういうことがボランタリーにできていけばすばらしいことと思いますが、ここで寄附金控除をやりますと、それは法人税収の減収になるわけですから、やはり税というのもこれは補助金と同じで、税額が減った分とこでその歳入を補てんするか...全文を見る
02月27日第123回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○中村国務大臣 道路交通の騒音対策の問題でありますけれども、委員御指摘のとおり、いろいろな基準に対してまだ達成されていない地域が多い。そして私、実は委員の御地元である三区に五十七年住んでおりまして、私の近所に環状七号線大原交差点がありまして、松原でありますから、よくそこらは実感し...全文を見る
○中村国務大臣 当訴訟は、国の道路管理者としての責任が問われていることでございますが、騒音問題、先ほど申し上げましたように環境行政の非常に重要な課題でございまして、委員の御指摘、非常に時宜を得たものと聞かしていただいているわけでありますけれども、そういった実態享受けて私どもは諮問...全文を見る
○中村国務大臣 先ほどから斉藤委員が御指摘になっておられます、長い歴史を持っていろいろな問題があったということを、御論議を通じながらまた理解を深めさせていただいているわけでありますけれども、道路の問題にしても鉄道騒音の問題につきましても、今まで、出てくる悪いガス、水、そういったも...全文を見る
○中村国務大臣 斉藤議員の御議論をいろいろ伺ってまして、そういった重大な問題、先ほどの騒音公害もそうですけれども、この環境問題の地域性だとかどこまで役所でかかわり合いを持つのかということ、非常に問題のあるところを御指摘になっていると感じさせていただいているわけです。例えば、道路に...全文を見る
○中村国務大臣 私、昔馬場委員と一緒に環境委員会の理事をやらせていただきました当時から、委員からもこの問題のお話をいろいろ伺ってまいりました。そして、もうそれから既に十年ぐらいたっておるわけでありますが、環境庁の長官を拝命いたしましてからまた、委員を含めいろいろな方から御注意なり...全文を見る
○中村国務大臣 行政の立場として行政の主張をし、そして裁判が方々で起こっているわけであります。委員御指摘のように、その判決も違ったものが出てくるという中で、行政の立場としていえば、今部長がお答えしたようなことになるかと思います。  そこで、この間の東京地裁の判決でありますが、そ...全文を見る
○中村国務大臣 今和解の話も委員から出ているわけでありますけれども、今度の東京地裁の判決に述べられておる平等論のことだとか、また国の責任の有無ということについては私どもの主張と大体合致していると思うのですね。  ところが、裁判でさえ違った判決が出てくるという中で、国民から行政を...全文を見る
○中村国務大臣 先ほどからの委員のお話を伺っておりまして、まさに水俣病は環境行政の最重要な戦後の汚点を残した問題であり、最重要の問題であると考えております。それで、健康被害補償等に関する法律に基づいて一生懸命行政もやってまいったわけでありますけれども、委員御指摘のように、行政とい...全文を見る
○中村国務大臣 冒頭に申し上げましたように、もう馬場先生からいろいろなお話を伺うようになってから十年が既に経過し、そしていろいろな意見をお伺いしている中に大変重要な、いろいろ複雑な問題であるということ、それだけになかなか軽々に私どもは物が言えない問題であるなということも認識してい...全文を見る
○中村国務大臣 行くのが適当でないということではないのですが、今こういう裁判も起こるような御意見がある中で、いろいろな影響も考えまして慎重に検討させていただきたいと思います。
○中村国務大臣 行政としてできる限りの誠意を尽くし、努力してまいります。
○中村国務大臣 それじゃ簡潔にお答えいたします。  基本的には馬場委員のおっしやられたとおり、全部私もそのように考えております。まさに典型七公害を対象とした公害対策基本法、これだけでは今の変わってきた環境問題に対応し切れない。特に悪いものを対症的につかまえて、水俣なんか典型の問...全文を見る
○中村国務大臣 環境アセスメントということについては、その重要性、これはもう定着し、環境問題を論じる上でどうしてもやらなければいけない一つの手続であるということは定着しておると思うのです。  今委員の御指摘のありました環境アセスメント法案が日本にないということでありますけれども...全文を見る
○中村国務大臣 私、十一月に拝命いたしましてから、今いろいろ周囲の状況を見ていますといつまで環境庁長官でいられるのかなということを考えますと、余り先の話までしていいのかなという気もするのでございますけれども、今UNCEDが開かれる。そのUNCEDでもって地球憲章というものをつくろ...全文を見る
○中村国務大臣 委員の御指摘のとおり、このフロンの問題、特にエアコンのフロンは重大な問題だと思っております。実は私は、自動車の生産と利用者が利用するという両面で業界とかかわりを持ってきたものですから、実態によく接してきたわけですけれども、担当する通産省でも今お聞きのようにいろいろ...全文を見る
○中村国務大臣 これは地球サミットに間に合わなければ大変でありまして、地球サミットでも取り上げられる一つの重要な課題がこの地球規模の環境汚染の防止という中で国境を越えての汚染物質の移動を制限していこうということ一であります。そういうものを受けてこのバーゼル条約というものが出てきた...全文を見る
○中村国務大臣 御指摘のように地球規模の環境ということが問題になり、その中で私どもの社会、経済のあり方も環境ということから考えを発して環境保全型の社会にしていかなきゃいけないということが言われている中で、私は、先ほどから回収の問題がいろいろ出ておりますけれども、リサイクルが極めて...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のとおり、もとより環境庁は国民の健康を守り自然環境を守るという大変重要な役割を持っているわけであります。その中で、今の御指摘の問題でありますけれども、日米地位協定、そして今の環境に関する委員会、そういったものに環境庁も出ているわけでありますから、そういう...全文を見る
○中村国務大臣 ただいま議題となりました公害防止事業団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害防止事業団は、昭和四十年の発足以来、産業集中地域における産業公害を防止するため、工場、事業場の移転及び公害防止施設の設置等を促進する...全文を見る
03月04日第123回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○中村国務大臣 委員御指摘のとおり、サステーナブルディベロプメント、持続可能な開発というコンセプトが出てきて、それに沿った社会経済をつくっていこうというこ止で今世界が動き出して、そこであのサミットが行われるというところであります。しかし、日本の企業にとりましては、きょうも実はマレ...全文を見る
03月04日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○国務大臣(中村正三郎君) 第百二十三回国会における参議院環境特別委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  本年は、環境と開発に関する国連会議、いわゆる地球サミットの開催を六月に控え、同会議を契機として環境...全文を見る
03月05日第123回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○中村国務大臣 今委員御指摘の地球サミットへ向けていろいろな準備が進められているところでございます。ここで地球の環境変化に対する認識、それに対するとるべき対策に対する認識ということがだんだん煮詰まって問いかけられ、それなりに、それですから難しい事前交渉がいろいろ続けられているとこ...全文を見る
○中村国務大臣 地球の変化、環境の変化、気候の変化に対するいろいろな研究があるわけでありますけれども、今一番私どもが注目し権威があると思っておりますのは、UNEPという国連の環境計画と、それから各国の気象をつかさどる役所ですね、日本でいえば運輸省であるとか郵政省とかみんな入ります...全文を見る
03月06日第123回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○中村国務大臣 委員御指摘のように、一昨年の十月に地球温暖化防止行動計画というのを十一省庁集まって関係閣僚会議で決めました。その線に沿って今いろいろな努力がされているわけでありますけれども、我が国は、石油危機以降も省エネルギー対策ということで、経済成長をさせながら二酸化炭素の排出...全文を見る
○中村国務大臣 まず地球サミットのことでありますけれども、この地球サミットは、人類生存の基盤である地球環境保全を目的として具体的な方策について国際的な合意をつくろうという会議でありますから、まさに画期的な会議であると同時に、それに向かって今準備会議がいろいろ開かれておりますけれど...全文を見る
○中村国務大臣 これは外務省にもお願いいたしまして、国際交渉でありますから、いろいろ努力しているところでございます。  見通しをと言えば、なかなか今どうであろうということは申し上げられる段階でありませんけれども、やはりこれが何とか合意に達しませんと、このUNCEDを行いましても...全文を見る
03月07日第123回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○中村国務大臣 春田議員お指摘のように、自動車の排気ガスにかかわる問題で、ガソリン自動車については規制のスタートも早かった。そういうことでもって、日本のガソリン自動車の排出するガスは世界で一番きれいだろうと言われる中で、ディーゼルガスの対策というのがおくれてきたと思うわけでありま...全文を見る
○中村国務大臣 地球サミットヘの出席でございますけれども、総理は国会のいろいろな諸条件が整えば出席したいという御答弁を今までされていたと思っております。私もさようでございますが、ぜひ出席させていただきたいと思っております。今一生懸命各国集まって準備会が、きょうもニューヨークで開か...全文を見る
○中村国務大臣 お答えいたします。  地球環境サミットヘ向けての環境がどうなっているという認識の問題でありますけれども、今先生御指摘のようにかなり危険であるという知見が出されております。どういう知見に基づいてそれを判断すればいいかということでありますけれども、今私どもがとってお...全文を見る
○中村国務大臣 先生御指摘のとおり、米国の態度というのが一つのネックになっていることは事実でございます。しかし、物事はそれほど単純じゃございませんで、各国各様の、だんだん核心に入ってまいりますと、総論賛成であるが我が国はこう思うぞというようないろいろな意見が出てまいりまして、今そ...全文を見る
○中村国務大臣 この環境ODAというものが日本のこうした世界に貢献、協力する一つの大きな柱であるというのは、全く同じ認識を持っております。そして、政府としては、既に一九八九年のアルシュ・サミットでもって三年間で三千億の環境ODAを実施するという目標を表明いたしまして、平成二年まで...全文を見る
○中村国務大臣 近隣諸国とのこれらについての協力は、委員の御指摘のとおりだと思います。環境分野において中国、韓国との技術協力、これはもう今までも進めてまいっております。  酸性雨に関しましても、今実のところは、いろいろ研究いたしますと、中国から来た酸性雨が直接降り注いで大きな被...全文を見る
03月09日第123回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○中村国務大臣 この環境に関する国際貢献ということを考えますときに、問題を整理しなきゃいけないと思うのですが、UNCEDに向かって今やっておりますことは、一つは、この地球がこういうふうに環境が危ぶまれる状態になってきた、それを直そう。それはどういう対策が今、当面必要かということに...全文を見る
○中村国務大臣 地球サミットの準備会等では先生御指摘のようなことはまだ出ておりません。ですから、先生の今御指摘のようなこともあったということをよく頭に入れておこうと思います。
03月10日第123回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○中村国務大臣 議員御指摘のことはODAに関することであると思いますが、我が国が環境ODAをやるということは、我が国の国際貢献の中で大きな柱の一つであろうということで力を入れてきた分野でございます。アルシュ・サミットにおいても三千億円の環境ODAを三年間でやるということを約束して...全文を見る
○中村国務大臣 確かに今度の法律では四省庁共管ということになりますが、事業団の主務大臣ということでありますけれども、事業全体を通じた事業計画等管理業務については環境庁長官の専管でございます。事業実施面についての監督とか整備対象施設等を所管する大臣がそういったことは行いますけれども...全文を見る
○中村国務大臣 御経験を交えてのお話でございますので大変重みを持って伺ったわけでありますけれども、私も環境庁に来てまだ日もそれほどたっておりませんし、これから勉強してまいりたいと思いますが、プロパーの方の雇用不安や労働条件の悪化とかそういったことがないように、先生の御意見を今いた...全文を見る
○中村国務大臣 全く委員御指摘のとおりだと思いますけれども、最初から御議論になられておられますように、環境行政をめぐる環境が大変変わってきた。今まで対症療法で、出てきた公害をつかまえよう、それを防止しようというものであったのが、持続可能な開発というようなことが世界的なコンセンサス...全文を見る
○中村国務大臣 御指摘のとおり、官業でやるからといって民業でやる場合と違って自然を壊していいとか、そういうことがあっては決していかぬことでありますのでありますから、えてして自然保全地域またはこういった国定公園の中で民業で事業をやろうとすると、いろいろ難しい面がございます。そういっ...全文を見る
○中村国務大臣 今局長が答弁したことに尽きると思うのですけれども、これは官業であっても民業でやる場合でも、環境を保全しなければならないということで御理解を得なければならない。  しかし、今の閣議決定のアセスメントによっては三十ヘクタール以上ということになっておる、それに該当しな...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘の、一般論として申しますと、私の選挙区も半島でありますので海岸線のことはよく見てまいりました。やはりちょっとした砂防林をつくっちゃったために、漁船が動けないほど砂がたまって海が埋まっちゃったとか、また、ちょっと埋め立てをやったんで砂がどんどんとれていって...全文を見る
○中村国務大臣 今委員御指摘のことは、私も聞けば聞くほど考えさせられることでありますけれども、当事業におきましては、公園の本来持っている目的をより有効に国民の方に活用していただくためにこういうことをやるということで御理解をいただきたいと思うのですが、委員の御指摘のようなことをよく...全文を見る
○中村国務大臣 今環境ODAをやります場合に、国の組織としてはいろいろな部門があるわけですけれども、主に今先生の御指摘のようなこうした技術を持って外へ出ていくということになりますと、JICAでやっているということになります。今度の法律の改正の一つの目玉は、今まで蓄積してきた公害防...全文を見る
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○中村国務大臣 平成四年度環境庁関係予算案について、その概要を御説明申し上げます。  まず予算の基礎となっております環境政策の基本方針について御説明申し上げます。  本年は、環境と開発に関する国連会議、いわゆる地球サミットの開催を六月に控え、同会議を契機として環境政策のさらな...全文を見る
○中村国務大臣 東京湾、委員御指摘のように首都圏にあります限られた貴重な水面であり、その空間でもあるわけであります。かけがえのない自然環境、これを守らなければならないということでは委員と全く同じ認識を持っております。  東京湾については、私考えますに、今から二十年くらい前委員か...全文を見る
○中村国務大臣 これは委員御指摘のとおり県でおやりになる事業であり、それに港湾審議会とかいろいろ審議会があり、そこで審議がなされ、私どもとしては原則的にあの自然環境を守ってくださいということでお話をしていくことになると思います。  ただ、お許しをいただいて、千葉県の人間として所...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のように、東京湾は東京都、神奈川県、千葉県がかかわっておりまして、思い出すのですが、東京湾横断道路は今建設が始まっておりますが、あれをずっとやってまいりまして、国道昇格しようとしましても、千葉県で申請できるのは湾の真ん中までなのですね。反対側は神奈川県で...全文を見る
○中村国務大臣 花粉症のことについては、きょう委員のいろいろな御指摘を受けまして、いろいろ啓蒙されるところがございました。そういうことについては林野庁、厚生省ともいろいろ御相談しながら、これからも環境庁としていろいろ考えてまいりたいと思います。主体的には厚生省、林野庁でやってくだ...全文を見る
○中村国務大臣 今委員御指摘の地球サミットの前に問題の解決をということでございます。世界を挙げての地球環境時代に対応するために地球環境保全の具体的な枠組みをつくっていこうという重要な会議でありますから、我が国も積極的にやっているわけでありまして、その前にいろいろな問題が解決してい...全文を見る
○中村国務大臣 今お話ございましたように、非常に奥の深い問題でございますし、司法が違う一最高裁じゃございませんが、判断を示すという中でございます。そして、今国は東京の判決によって動いているんじゃないかということでございますが、決してそういうことではなくて、その判決が私どもの考えて...全文を見る
○中村国務大臣 あのときは、予算委員会のいろいろな運営上の経緯がございまして、打ち合わせた上御答弁させていただきましたけれども、私の真意は、あれはまさに、あの判決に盛られた、国家賠償法の責任はない、しかしながら政治的に責任はある、それを真摯に受けとめて、いろいろな御意見がありまし...全文を見る
○中村国務大臣 委員の御指摘のこれは早く解決しなければいけない、サミットの前にもこういうものを決着をつけてという気持ちはまさに我々も一緒でございますが、何回も繰り返しになって大変御無礼でありますけれども、和解についてということになりますと、訴訟の焦点が、究極的に何らかの損害が生じ...全文を見る
○中村国務大臣 どういうことをやれということを限定されて、これをやれと言われても困るわけでありますけれども、関係閣僚会議においてはいろいろと論議をしてまいりたいと思います。
○中村国務大臣 環境庁長官としてお答えすれば、ごみの問題は厚生省所管であり、リサイクルとかなんとかということになれば通産省が絡み、そしてそれが環境にどういう影響を与えるかという観点からとらえれば私どもが関与する問題。環境問題という断面からとれば、私どもが調整をする。ごみということ...全文を見る
○中村国務大臣 もとより御指摘と違いまして、私には力もございませんし、私は環境庁長官という立場でありますから、今はただ審議会だとか臨時行革審だとかの御論議に期待をしているわけでございます。しかし、委員御指摘のとおり何かやらなきゃいけない。それは私は、もう環境庁長官も、選挙もあるよ...全文を見る
○中村国務大臣 もとより委員御存じのとおり、日本は民主主義の国であります。そして、どの自然を守るべきかどうかということは、究極的にはやはり国民が決める問題だと思います。御案内のとおり、我々議員でもあり、そこでつくられた法律によって、私どもはその中で許された限り自然を守るということ...全文を見る
○中村国務大臣 最初から大変難しい問題をいただきましたけれども、私がいろいろなスポーツをやった経験というか、そんなにやったわけでもないのですけれども、感じますのは、日本人というのはだれか一つのスポーツに熱中するとみんなそれをやり出すという傾向がございまして、今スキーといえばみんな...全文を見る
○中村国務大臣 ゴルフ場というのは開発の形態としては非常に大きな面積を持つ大規模な開発であります。したがって、自然の変更ということが大きいわけであります。また、農薬等の問題で水質汚濁等も影響があろうということでありまして、はっきり言えば環境への悪影響が生じないような非常に十分な注...全文を見る
○中村国務大臣 環境庁といたしましては、先ほど申し上げましたように、こうした事業が行われるときに自然環境を守ってくれということで業務を行うわけでありますけれども、私は、一つに問題は、日本人の要求が強いと申しますか、外国へ行ってゴルフをやると、先生も御存じかもしれませんけれども、フ...全文を見る
○中村国務大臣 私の選挙区のことをまた再度申し上げて恐縮でありますけれども、こういった開発をやりたいという市町村におきましては、やはりこういうことをやることによっていろいろな可なり村なりの収入もあり、それで地域住民の福祉の向上も図られるよというようなことで誘致をしているところもご...全文を見る
○中村国務大臣 それは私がお答えすることじゃないと思います。
○中村国務大臣 それでは、環境庁の立場をちょっと離れてお答えさせていただきたいと思います。  もちろんゴルフ場に限らず、いろいろな開発事業でこうした不洋事が起こるということは大変嘆かわしいこと、よくないことだと思います。それはそれで、法に基づいて厳正な裁きがあるものと思っており...全文を見る
○中村国務大臣 空気の汚染の問題として、もう委員御専門でいらっしゃいますが、SO2が減ってきたので、NO2が残った問題としてございます。その一つの対策としてこのトンネルの脱硝装置、これはやはりこれから力を入れて進めていくべき問題だろうと存じております。ただ、根本的には、私取り組ま...全文を見る
○中村国務大臣 今の脱硝装置等については私もよく勉強させていただきますけれども、自動車のエンジンについては、ガソリンエンジンは当時非常に厳しい規制を行ったためにいいエンジンができて、今世界一きれいなエンジンと言われております。ところが、ディーゼルに関しては、先生御案内のとおり、構...全文を見る
○中村国務大臣 行政のあり方についての、これからの環境行政についてのいろいろな御検討というのはいろいろなところで行われていくものだと思います。ところが、今御案内のとおりこれは環境庁の所管ではありませんで厚生省の所管になっております。そして今いろいろ御答弁ありましたように、やはり今...全文を見る
○中村国務大臣 近年のこの環境行政の課題というのは、昔と随分変わってきたと思います。昭和四十五年当時ですから、今から二十年ぐらい前の環境国会で環境庁ができて公害に対応してきた。当時は出てきた公害をつかまえよう、それに対する対策はどうするんだ、被害者を救済するのはどうするんだ、こう...全文を見る
○中村国務大臣 私どもの国は、先ほど申し上げました非常にひどい公害を経験し、それを克服してまいりましたものですから、そういったことに対するノウハウですとか技術だとか、蓄積がございます。また、世界の中で資源を輸入して大きな工業生産を行い、世界の貿易量のうんと大きな地位を占め、そして...全文を見る
○中村国務大臣 今サミットで決められようとしておりますことは、今申し上げました地球憲章ですね。地球憲章は、日本がいろいろな諮問機関に御審議もいただいていたのですが、基本的な方針を環境庁として決めまして、今ちょうどニューヨークでやっておりますが、具体的に提案をして対処しております、...全文を見る
○中村国務大臣 フロンにつきましては、これはモントリオール議定書というものがございまして、二〇〇〇年までに悪質なフロン、悪質というのもあれなんですが、細かいことございましたら事務局からあれですが、害の大きいフロンの生産をやめてしまおうということで国際的な合意がございます。それから...全文を見る
○中村国務大臣 一つ訂正させていただきたいのですが、さっきの地球温暖化防止計画をつくった関係閣僚会議の決定は、十一と申し上げたが、十九の省庁が集まって関係閣僚会議で決定したことでありますので、そのようにお願いいたします。  細かいことは事務当局からといたしまして、今の省への昇格...全文を見る
○中村国務大臣 もう江田先輩よく御存じのことでありますから簡潔にお答えさせていただきますが、この地球サミット、やはり地球の限界とかいわゆる開発の限界を迎えた地球の中で、人類の生存の基盤である地球環境を保全するために、具体的な方策について国際的合意を得ようということを目的とする極め...全文を見る
○中村国務大臣 ODAに環境原則を含めるということでありますが、この間、実はODAの関係閣僚会議が開かれまして、そこでもすべてのODAに持続可能な開発という理念を織り込まなければいけないということを私の方から発言をさせていただきました。そして二つあると思うのですね。一つは、すべて...全文を見る
○中村国務大臣 アセスメント法については、私は深い思いがございます。と申しますのは、今委員御指摘でしたけれども、政府の中で論議をされたと申されましたが、実は国会に提出をされました。それが廃案になったときの私は環境委員会の自民党の責任者であります。廃案になったその状況をよく知ってお...全文を見る
03月16日第123回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(中村正三郎君) 環境問題に関する井上議員の御認識、そして今総理大臣がお答えになったとおりでありまして、極めて地球環境問題が差し迫った課題になってきた。そこで、サミットが開かれるわけでございますけれども、このサミットが開かれるということを契機にして、その一つの効果として...全文を見る
03月17日第123回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(中村正三郎君) 水俣病問題は、我が国の公害問題の原点であると同時に、今なお残っている環境行政の重要な課題の一つであると認識しております。  国といたしましては、従来、公害健康被害の補償等に関する法律に基づきまして、患者の公正な救済に努めてきたところでございますが、現...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) この争点の和解ということでありますけれども、これは究極的に考えてまいりますと、何らかの損害が起こったときにどこまで国が、すなわち国民全体の負担によりそれを補てんすべきかという、行政の根幹にかかわる問題が含まれているものでございますので、行政当局といたし...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 先ほど御答弁させていただきましたように、行政としての対応というものにある程度の行政の立場という限界があるという中で、立法府におかれまして広く意見を交換されまして、そこから有意義な結果が得られるとすればそれはまた水俣病問題の早期解決へ向けての貴重な御努力...全文を見る
03月19日第123回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のように、平成二年の十月に地球温暖化防止行動計画を策定いたしまして、これは政府一体となって行うわけでありますが、昨年の六月に関係閣僚会議を開きまして、平成三年度に関係各省が実施する予定にしていることの施策についても取りまとめまして、また毎年そ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) CO2のお話でございますけれども、委員のおっしゃられましたとおり、気候変動枠組み条約というのを地球サミットで締結しようということで準備が進められております。現在まで五回交渉が行われました。そして、その中で大体のECの国々、そして日本、これは先ほども論議...全文を見る
03月21日第123回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(中村正三郎君) このバーゼル条約、六月の地球サミットでも取り上げられる地球環境問題の一つ、国境を越えての危険物、有害物の移動を禁止するということであります。これを批准しますのには国内法の整備が必要なわけでありまして、その中でこの有害物というものをきちっと特定できるよう...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のとおり、土壌流失は地球環境にとっても非常に重要な問題だと思います。そして、ことしの地球サミットでも地球環境保全の方策として行動計画、アジェンダ21と申しておりますが、その中で討議をされることになっております。環境庁といたしましてもこれから真...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 中国、韓国など北東アジアの国々との環境協力、これは日本が今まで公害を経験し、それをある程度克服してきたという技術の蓄積、ノウハウの蓄積もございます。また、国境を越えての環境汚染というものが深刻な問題になってまいりまして、まさに地球規模の環境の保全が図ら...全文を見る
03月23日第123回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(中村正三郎君) 環境問題から取り組むべき問題としては、一つ地球環境問題があると思います。そして、残された国内の環境問題として都市生活型の公害に対して的確な対応をしていかなければいけないということでありますから、本年六月に開催される地球サミットヘの強力な貢献をしていくと...全文を見る
03月25日第123回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のように、オゾン層の破壊が進んでいるというのは各国からいろいろな知見が発表されております。環境は、今までは痛みを感ずる、目に見えるものに対する対策だったんですが、今からは目に見えないもののCO2だとかフロンガスの対策になってきた。そういう場合...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) このUNCEDでありますけれども、一九七二年に国連人間環境会議というのが開かれました。そこで、かけがえのない地球ということをテーマに初めて大きな会議が国連で開かれ、その議論を受けましていろいろな発展を見せまして、一九八七年にブルントラント委員会が環境と...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 必ずしもすべての点についてそのようなことがあるとは思わないわけでありますが、ついちょうど三月の初めに行われました準備会議においても、アメリカは初めてGEFという発展途上国を援助するコアファンドというところに五千万ドルの出資を決めました。そういう貢献もし...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 先ほども御答弁させていただきましたように、地球の環境を守るため持続可能な開発ということをやるためには発展途上国で資金を要するということは、これは事実でございましょう。そこで、その資金をレイズできるかどうかということは非常に大きな問題になるわけですが、今...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) ストロングさんからいろいろ依頼を受けて竹下元総理が名誉議長を引き受けられたと伺っておりますが、あくまでも主催はサミットのストロング事務局長さんということで、ストロングさんの働きかけによって集まる会議であります。そして私は、こういう会議でありますから、仄...全文を見る
04月01日第123回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のとおり、酸性雨の状況は日本においても非常に悪くなってきておるようでございます。そして、欧米等では非常に問題になっております値と同じぐらいのものが降っているわけであります。しかしながら、今まで日本では大きな被害というものが目に見えませんのでそ...全文を見る
04月03日第123回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○中村国務大臣 ただいま議題となりました自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  窒素酸化物による大気汚染については、工場等の固定発生源や自動車排出ガスに対する極めて厳しい規制...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のとおり、まさにことしは地球環境の年であり、地球規模の環境問題がクローズアップされまして、それに対する世界、国連が中心となって具体的な対策についての取り決めを行おうということで、今まさに準備に入っているわけであります。  そういう中で、日本としては従来...全文を見る
○中村国務大臣 先ほども申し上げましたように、ただ単に単体規制ということを行っていただけでは環境基準というのの達成はなかなか難しいということで、まさにこうしたいわば、何と申しますか、えんきょくな生産規制ということになるのかもしれません、いわゆるある非常に汚染の激しい地域においては...全文を見る
○中村国務大臣 通産省の方もお見えになっておりますが、その前にちょっと私の方から御説明させていただきます。  先ほど申しましたように、自動車メーカーの方たちに来ていただきましていろいろ伺いました。そうしたら、委員御指摘のとおり、低硫黄化をしてくれないと対策ができません、だからま...全文を見る
○中村国務大臣 特にNOxの環境基準が達成されないということを委員御指摘だと思いますが、今お話をお伺いしていて、やはり環境問題というのは常にフレッシュな新しい目で見ていかなければいけないものだなということを感じさせていただきました。  と申しますのは、私今から十数年前ですけれど...全文を見る
○中村国務大臣 また細かくは局長の方から御答弁あるかと思いますが、この間、そういったことがやはり予算委員会でも話題にのっておりました。やはり単体規制が完全にできればいいんですけれども、これは今いろいろやっておりますが、前倒しは多少可能かもしれないけれども構造的に、ディーゼルエンジ...全文を見る
○中村国務大臣 今委員御指摘のことが根本問題であります。  私は鉄鋼会社出身でありますけれども、昔の仲間が、この間環境税だとかCO2の問題が出ましたときに、やめてくれと。やめてくれということは何だと言ったら、うちの会社に非常に負担になる。しかし、それはあなたの会社だけで負担する...全文を見る
○中村国務大臣 非常に大きな哲学的なお話でございまして、私ども行政当局がそこまで踏み込めるかどうかということもあるかと思いますけれども、やはり行政というのは現実対応でやっていかなければならないと思います。  そこで、卓がいいか悪いかという判断をする場合に、一つは、我々の視点から...全文を見る
○中村国務大臣 大変ありがたい御質問をいただきまして、私的なことでお許しいただければと思いますが、私は、実は路線業者でございます。トラック業者であり、バス業者であります。千葉県の南の路線は、私、今大臣だから退いておりますが、もう戦争中からやっておりまして、佐川の相棒よりずっと小さ...全文を見る
○中村国務大臣 大変厳しい御指摘をちょうだいいたしましたけれども、政府は公害防止策を有効、適切に講ずることによりまして環境基準が確保されるように努めなければならないという責務を持っているわけでありまして、大都市地域において二酸化窒素の環境基準が未達成であるということには、公害防止...全文を見る
○中村国務大臣 今、委員の前の御質問ですけれども、今大気局長が答弁しました中公審の答申の長期目標を早く達成しなければいけないということで、業者を呼びまして要請をいたしました。そしてその後に、ぜひ技術開発をしている現場を見てくれということで、いすゞ自動車に行って技術屋さんたちと会い...全文を見る
○中村国務大臣 先ほどからの御議論を伺っていまして、私どもの見通しが甘かったという御指摘もありましたし、私どももそれに対する責任ということを感じているわけでありますけれども、単体規制のみでやってきたことがどうしてこのようになったかということを考えますと、自動車のモータリゼーション...全文を見る
○中村国務大臣 これは、いろいろな役所も一つの政府の中の機関でありますから、現実問題としてはそういう動けなくなるようなことは起こしてはいけないし、起こらないことだと思いますのでありますから、例がちょっと飛躍するかもしれませんけれども、例えば単体規制ができない、できないならディーゼ...全文を見る
○中村国務大臣 環境庁として意見を出させていただいたように守っていただくように、最善の努力をしてまいりたいと思います。
○中村国務大臣 委員仰せのとおり、政府は公害防止施策を有効、適切に講ずることによって環境基準が確保されるように努めなければいけないものでございます。大都市地域において二酸化窒素の環境基準が未達成であるということについても、けさほどからいろいろな御議論がおり、またお答えもさせていた...全文を見る
○中村国務大臣 実は私が環境庁長官を拝命いたしましたときは、ほぼこの法律の骨格ができておりまして、私が余り発言する機会がなかったんでございますが、調整官庁という意味で、総理と一体のものであれば、総理でもよろしいのではないかとも思いますが、いろいろ今まで議論してまいりまして、私ども...全文を見る
○中村国務大臣 この間、先日でございますが、ディーゼル自動車メーカーの技術屋さん、社長さんたちを呼びまして要請をいたしました。そして私は工場視察に行って、そこでも要請をし見学をしてまいりましたけれども、まさにNOxの排出量で非常に困難をしておられる川崎に参りまして、その川崎に最大...全文を見る
○中村国務大臣 まさに御指摘、一〇〇%そのとおりだと思います。私も先ほどから申し上げますように関係者でありますので過去を調べてみました。そうしましたら、昭和四十年ごろまではバスもトラックもガソリンを使っておりました。三十年ごろからディーゼルが出てまいりました。そして、そのときの事...全文を見る
○中村国務大臣 やはり環境問題というのはいろいろな総論賛成、各論意見ありということを惹起しやすい分野でございますので、環境問題に対する対策を進展さしていくためにはやはり国民のコンセンサスがなければできないと存じております。その面でいろいろなPRでございますとか環境教育をお願いする...全文を見る
○中村国務大臣 まさにそのとおりでございます。
○中村国務大臣 またお許しをいただいて、個人の資格でお答えさせていただけたらと思うのですが、今答えがありましたとおり、直噴式というのは直接コンプレスしたところに噴射しますから構造が簡単で安い、それでパワーが出る、しかし非常にブリミティブな燃やし方をしますから排出ガスが非常に悪い。...全文を見る
○中村国務大臣 それではお答えいたしますけれども、この間それこそいすゞ自動車へ行っていろいろ見てまいりました。噴射を直接ぱっと入れるものですから、そこで非常に粗っぽい燃え方をするので大変だ、噴射ノズルを格好を変えようかとかノズルの数をふやそうかとか高圧で噴出しょうかとか言っていま...全文を見る
○中村国務大臣 一言追加させていただきたいのですが、NOx対策にこれが不可欠であるということでございましたので、先般、石油業界の責任者に環境庁へ来ていただきました。そして、〇・〇五の長期目標を早期に達成してくれということを御要請しましたところ、やれと御指示いただければすぐ始めます...全文を見る
○中村国務大臣 今の酸性雨のことをちょっとお答えさしていただきたいと思います。  委員と同じ認識でございまして、NOx、SOxが影響していると思います。最近の調査によりましても、大陸よりの影響ということでなく、そういうことであろう、でありますから酸性雨の画が低いのは都市部に近い...全文を見る
○中村国務大臣 これは新しい手法を導入して新しい角度から取り組もうという初めての法律でございます。そういう中でやはり行政は現実的な対応をしなければいけないわけでありまして、私、実はこれは弁解ではございませんが、この法律がいろいろ審議されている間は長官でございませんでした。後で見せ...全文を見る
○中村国務大臣 前段のところはお答えさせていただきたいと思いますが、先ほどは、業者として考えた場合、ステッカー張れと言われれば張りますという、それくらいの努力をしたくないために法律に反対するようなことはないでしょうというお答えをさせていただいたわけでございます。そして、ステッカー...全文を見る
○中村国務大臣 この長良川河口堰の建設問題はもともとは治水であり、利水の目的として計画されたものと伺っております。  その後、いろいろな環境への関心の高まりから環境に対する影響は大丈夫なのかという問題提起がされまして、そして、平成二年十二月に環境庁長官が追加的な環境影響の調査を...全文を見る
○中村国務大臣 地元の中井先生からそのようなお話があったということを関係省庁に伝えてまいりたいと思います。
○中村国務大臣 やはり自動車が予想以上にふえたということと、ディーゼル自動車の普及というものが乗用車にまで広がってふえたということが一つの大きな要因ではないかと思います。それともう一つ、環境基準が達成されなかったということは、やはり率直に私どもの責任を認めなければならないと思うわ...全文を見る
○中村国務大臣 お聞きしていて、多分こういうことだと思います。こちらが言っているのは、新しい卓の方が新しい規制でNO2の排出ガスの少ないエンジンになっているからそういうのにかえさせていく、こういう趣旨だと思います。
○中村国務大臣 今おっしゃいましたこと、大変参考になりますので、ちょっと考えて、いろいろ、相談してまいりたいと思います。  それから、先ほどのことでちょっとお答えさせていただきたいのですが、ディーゼルエンジンというのは新しいうちの方がNOxを出すのです。なぜかというと、コンプレ...全文を見る
○中村国務大臣 精いっぱいお願いをしてまいりたいと思っております。  ただ、中井委員も大蔵でずっと御一緒させていただきましたけれども、政策税制というものをとらえた場合に、逆にディーゼル促進税制になっている軽油の課税のあり方、私はこれを政策税制として考えた場合には、それは経済性で...全文を見る
04月03日第123回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(中村正三郎君) 熊本の水俣病の患者が発見されたのが昭和三十一年でございます。その後原因物質がいろいろな諸説があり、その解明に時間がかかりまして、昭和四十三年になって初めてチッソ工場の排水中のメチル水銀が原因物質であるということがわかるようになってまいったわけでございま...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) こうした悲惨な災害でありますから、決して委員言われたような喜ぶというようなことは全くございませんで、何とか早く解決をしたいという努力をさせていただいているところであります。  今、委員御指摘のように、原因の解明の努力が当時払われたんですけれども、原因...全文を見る
04月06日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○国務大臣(中村正三郎君) これは今世紀における国連主催にかかわる最大級の会議と思っておりますし、今非常に緊急の課題になってまいりました地球の将来の環境の問題でありますから、これの成功に向けて、私のところにも、昔の環境庁はこんなことなかったと思いますけれども、外国の環境庁長官、環...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) これは委員言われるまでもなく各国の利害の中でやるわけですから、準備会合にいたしましても議長が言いますと百何十カ国というのがそれぞれずっと発言していくわけですから、それを整理してやっていくというのも大変です。  今度の会合でいわゆる従来地球憲章と言われ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 読みました。
○国務大臣(中村正三郎君) 先ほどの御質問にありましたけれども、日本政府は一体となってこの問題に当たっているわけでありまして、どこに環境庁がいなかったから、外務省だったからという問題はないんです。そして、生物多様性条約のところにも環境庁の職員は実は出ております。ただ、出ていても出...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) それは間違えるといけないので、バイオテクノロジーの会議だと思います、出ていなかったのは。
○国務大臣(中村正三郎君) 最後の二週間はバイオテクノロジーも生物多様性も彼が行っておりますから、出ておりました。
○国務大臣(中村正三郎君) 各省庁に手を縛られて困っているというようなことは全くございません。私に関して言わせていただければ、各省庁に今協力をしていただいております。  この間、先週の金曜日の閣議で私は公式に発言をいたしまして、UNCEDも大切だけれども、UNCEDの前にあるス...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 日本国内の問題は、それはちょっと環境庁が所管し口を出す分野ではないと思います。  今サミットで言われています先住民というのは、いろいろな深いジャングルの中や何かで先祖伝来の生き方をしている少数民族がいろいろな開発によってその生活を圧迫されているという...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) ちょっと払お答えする能力を持っていません。私どもの所管する問題とはちょっと違うと思います。
○国務大臣(中村正三郎君) ただいま環境庁長官でありますから、ちょっと発言というかお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中村正三郎君) 先住民がいるかいないかという判断は環境庁のすることではございません。
○国務大臣(中村正三郎君) 私どもの所管するのは自然環境でございます。
○国務大臣(中村正三郎君) 自然環境問題を所管する役所でございます。
○国務大臣(中村正三郎君) 地球サミット、まさに今世紀最大の地球環境に関する会議、ここまで会議の準備が進んでたどり着いてきたということも画期的なことでございますし、これの会議を成功させるかさせないかということが地球の将来を占う上で大変重要な会議だと思っております。しかし、委員も御...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 日本の取り組み姿勢についての御指摘がございましたけれども、やはりこれは国際的な交渉でありますからその間の経緯のいろんなことを出席しておった者からけさ聞きました。いろんな経緯があるんですが、国際交渉の中のことですから一々ここでちょっとお話しするのもあれか...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) この財源の問題というのはやはり各国いろんな事情があろうかと思うんです。それで、くどいようでございますけれども、今世界の枠組みがまとまれば私どもは資金を出す、応分の負担をする用意がありますということを明確に言っているのは日本であろうと私は思うんですね。そ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 実を言いますと、先ほどの話にちょっと戻らせていただけたら幸いでございますけれども、言われました発展途上国でどういうことをしてくれるんだ、どういうような対策をしてくれるんだというようなこと。そしてそれをきちっとやってもらうようなUNCEDなり国連なりの組...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) やはり先輩もうすべて御存じのことでありますけれども、この庁ができたときにも、例えばごみの問題一つにしてもこちらで持っておくべきかどうかというような議論もあったそうです。また、現実に仕事を持つかどうかという面で公共事業の調整費が持てないかとか持てるかとか...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 実はアセスメント法案は国会に提出をされました。そして廃案になりました。その廃案になったときの環境委員会の自由民主党の責任者が私でございます。ですから内容をよく存じておりますけれども、先ほど委員が今環境というものがこれだけ注目される時代になったというのは...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) このバーゼル条約に対する対応というのはこれは急ぎたいということで今やっているわけでありますけれども、やはり民主主義の世の中でありますからいろんな意見がございます。それを今政府部内で鋭意調整をしているところでございまして、この調整を急ぎまして、早期に法律...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のとおり、この問題が一番重要な問題になってきはしないかという感じを持っております。といいますのは、先ほど申し上げましたようなことで資金についてもいろいろな話し合いはあると思いますけれども、一つの方向性は出てくるんじゃないか。  それから、フ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) この水俣病に関する患者の認定は医学を基礎にしてそうした知見に応じて公正に行われる必要があるということで、現行の水俣病の判断基準について私どもがやっていること、これは医学界の定説となっている知見を基礎とした適切なものであると私ども考えておるわけであります...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 裁判の結果については、司法当局から損害を負担するべきところに申すことだと思います。
○国務大臣(中村正三郎君) この問題は、何らかの損害が国民に発生したときにそれをどこまで国、すなわち国民全体の負担で見るかという行政としての基本的な問題を含んでおりますので、私どもとしては裁判によって、こちらも一方の当事者になっているんですから、そこで結論を出していただきたいとい...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 多分御質問は環境庁全体の法体系の中でどうあるべきかというお話じゃないかと思うんですが、やはり環境問題、従来は二十年前に環境庁ができたときの何か悪いものが出てきたからそれを取り締まろうという公害対策、何といいますか公害対応型、対策型。そうして自然保護も絶...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) やはり役所へ来てみましてこうして仕事をしてみますと、現実には各役所の所掌というのが決まっておりまして、その中で動くものですから委員の御満足のいけないような格好も出てくると思うんです。  バーゼル条約に関する法律はちょっとこれとは局面が違うかとも思いま...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) やはり先ほども御答弁させていただきましたように、行政というのは国民から預かったもので動き、国を預かって動くわけでありますから、どうしても先生方から見るとしゃくし定規だということに見られてしまう。そういうことがあるのかもしれませんが、やはり汚染者負担の原...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 日本は昭和四十年代に大変な公害を体験しまして、公害国会をやり、環境庁ができまして二十年になりました。御指摘のとおり、その関大変環境をめぐる情勢は変わってまいりまして、今や地球規模の環境問題というのが解決すべき喫緊の課題になって、本当にこのままでは地球は...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 山田委員御指摘のとおりだと思います。今、各種の準備会合が開かれましてかなりの詰めを行っておりますが、まだUNCEDに向けて解決していないこともまたたくさんございます。  そこで、今ちょっと御指摘になりました地球憲章でありますけれども、これについてはち...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 流れとしては委員御指摘のとおりの方向で今動いておるわけであります。千二百五十億ドルという金額はこれはUNCEDの事務局でアジェンダ21をやるためにこういうものがあるかなということで積み重ねていったもので、直接これだけの額を当初から世界の国々で調達すると...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) まさに委員御指摘のところが一番難しい大変なところであります。  ただ、この温暖化の問題は先ほどもいろいろ御答弁させていただいたんですが、アメリカが最大のCO2排出国である。そして四分の一ぐらい、日本などはこれだけの工業生産を持ちながら四・七%しか出し...全文を見る
04月07日第123回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○中村国務大臣 少し詳しいことは事務の方からお答えさせていただきたいと思いますけれども、この酸性雨の問題、日本でも看過できない大きな問題でございます。そしてそれなりの調査もし、やってきているのでありますけれども、ヨーロッパにおけるように目に見えた被害が余り出なかったということで関...全文を見る
○中村国務大臣 環境庁は、今の法体系の中では、もとより調整官庁でありますから、みずからの仕事は余り持っていない。政府一体となった環境政策を立案し、そして各省一体となってそれを遂行するという任務を持っているわけであります。そういう中で、今大気局長もお答えしましたように、政府一体とな...全文を見る
○中村国務大臣 今委員御指摘でありますけれども……(発言する者あり)
○中村国務大臣 では、お答えいたします。  今委員御指摘の生産制限のことでありますけれども、その前にもう一つ、そもそも論をちょっとお聞きいただきたいと思うのですが、大型のディーゼルでなければいけないというお話がありましたけれども、実を言うと、四十年代ごろまではバスもかなりな量が...全文を見る
○中村国務大臣 むしろ環境庁長官というよりか私のつたない経験でお話しさせていただきますれば、ディーゼル車がふえたのはまさに燃料が安いからであります。バス会社においても、昭和三十年代からディーゼルが入ってきましたときに、運転士が、ディーゼルは振動が多い、加速が悪いうるさい、ガスが臭...全文を見る
○中村国務大臣 アセスメント法案につきましては、私は一つの思いがございます。アセスメント法案が過去に国会に提出され、当時環境特別委員会だったと思いますが、そこで審議をされたことがございまして、そのときは馬場先生、岩垂先生などをカウンターパートとして私が自民党の理事をやっておりまし...全文を見る
○中村国務大臣 やはり法律も行政のあり方も現実対応じゃないと私はいかぬと思っております。そういう中で、日本は民主主義国家でありますから、いろいろな意見のある中で、我々としては一番有効な策を模索し、それを決めてやっていく、こういうことでございます。そういう中で私どもとしては政府一体...全文を見る
○中村国務大臣 地球規模の環境ということが喫緊の課題になってきた時代に入りまして、精いっぱい努力をしてまいりたいと思います。
○中村国務大臣 従来の単体規制、これを主にやってまいりました。その単体規制の達成というのは、私ども随分自動車メーカーそれから石油業界と当たったのですが、早急にはなかなか解決、達成できない。長期目標の達成も、今のところ自動車メーカーとしてはいついつまでにできるということが言えないと...全文を見る
○中村国務大臣 事実関係については入山大気局長がお答えしたとおりだと思いますけれども、私の立場といたしましては、いろいろな研究会の結論を得て、政府部内の調整もございまして、そういったものが整いまして、こういった案ができたという段階で諮問をいたしまして、そうして答申をいただいて、そ...全文を見る
○中村国務大臣 一緒になって検討するということではないと思いますけれども、あくまでも我々としては我々の考えを述べ、そして中公審の意見をいただいて、そして政策を決めていくということでございます。
○中村国務大臣 先ほどから御答弁さしていただいていますように、私どもは私どもの考えを伝えて中公審に諮問をいたしまして、そこで御審議をいただいて答申を受け、それをまた見て法律を作成してこうして案を出しているわけであります。  ただ、中公審がそれ自体の機能としていろいろ御研究された...全文を見る
○中村国務大臣 当時、私はまだ長官になってなかったので、ちょっと今聞きましたら、やってないそうでございます。
○中村国務大臣 もとより環境庁は調整官庁でありますから、政府の中の意見を取りまとめて調整をして、総理から付与された権限におきましてそういう作業を行い、法律をまとめてまいるわけでありますから、法律を出す出し方としては間違ってないと思っております。
○中村国務大臣 私、弁解するわけではありませんが、この法案がほぼ固まったころに私は環境庁長官を拝命いたしましたけれども、そのとき私もいろいろ聞いてみました。そうしたら、随分時間をかけまして環境庁部内でも議論をし、そして政府部内でも議論をし、そしてその結果、最終的にこういうものがで...全文を見る
○中村国務大臣 私が申し上げましたのは、私がいないときのことであったから、それをうちの庁の人からよく聞いたということを申し上げたわけであります。  それから、法案は、これは政府の中を調整いたしまして閣議決定をするわけであります。閣議で議題として、総理を中心にそこで決定するわけで...全文を見る
○中村国務大臣 この今御指摘の会議は政策決定をする会議でありまして、今までここで法案の審議をしたことはないように伺っております。
○中村国務大臣 私が申し上げたのは、よく議事録を見ていただきたいと思うのですが、私も一業者であり、バス、トラックの路線業者であったということを踏まえまして、お前の会社にやれと言われたら私はやりますとお答えしたのです。それは何百台かの車はあるでしょうけれども、それにステッカーを張る...全文を見る
○中村国務大臣 大都市地域ということで考えますと、窒素酸化物による大気汚染が深刻ということだと思います。そして、固定発生源にかかわる総量規制や自動車一台ごとの排出ガス規制等、いろいろなことの対策をやってきたわけでございますけれども、今窒素酸化物に関しては改善が余り見られないという...全文を見る
○中村国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思いまして、私は、この環境庁長官を拝命いたしましてから、国会における答弁でも、記者会見でも、またテレビ等でも、努めてその原因を指摘し続けております。ただ、なかなか税のことというのは難しいものでありまして、なかなか一概に簡単にいかないという面...全文を見る
○中村国務大臣 本来、これは国民生活と密接な関係のある問題ですから、便利なものを使いたいという国民の要望、それにはこたえていくという観点からすれば、我々の環境の面から考えれば、幾ら走っても大丈夫なような排出ガスの単体規制ができればそれが一番ベストであるということであります。  ...全文を見る
○中村国務大臣 確かに今〇・四%で、ことしの秋には〇・二%まで下げるということは見通しがついているそうでありますが、委員御指摘のとおり、アメリカで来年から〇・〇五まで下げるということがございました。そして、私は、これでは大変だと思いまして、自動車メーカーからの要請もありまして、む...全文を見る
○中村国務大臣 それは、やはり技術的に設備投資をして、その機械を設置してやるわけですから、それだけの時間がかかるということでございました。
○中村国務大臣 モントリオール議定書によりますCFC関係の生産をなくそうということは、前倒ししようということで各国がいろいろ考えておりまして、そして正式な見直しはことしの十一月だったでしょうか、十一月に行われることになっておりまして、そこで恐らく前倒しの話が出るだろうと思います。...全文を見る
○中村国務大臣 その会議には環境庁も職員を送っておりまして、日系企業を視察させております。
○中村国務大臣 おっしゃるとおり、UNCEDへ向けての準備会合が難航しているのは仰せのとおりであります。日本国政府としては、十九省庁集まった関係閣僚会議で二〇〇〇年までに一九九〇年のレベルで排出量を安定させるという政府方針を持っておりまして、これをもって外国と交渉しておりますが、...全文を見る
○中村国務大臣 フロンの問題は、ひがみというかそういう感じでおっしゃる方もあると言っただけでありまして、日本人もそれは危険が大きいわけでありますし、白内障になる危険もあるし、植生が変わるという危険もあるし、気候が変わる、大変なことをもたらすわけでありますから、日本も最大級の熱心さ...全文を見る
○中村国務大臣 ちょっと聞き間違えまして御無礼をいたしました。  当然のことながら、安定の次は削減をさせなければいけないということで考えております。
○中村国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。     —————————————
○中村国務大臣 ただいま議題となりました絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  野生動植物は、人類の生存基盤である生態系を構成する基本的な要素であるとともに、人間生活にさまざまな恵みをもたらすものであり...全文を見る
04月08日第123回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(中村正三郎君) この調査は、平成二年に環境庁長官見解に従って建設省でやっていただいたものでありますけれども、建設省及び水資源公団において、学識経験者の指導を得て、環境庁とも調整を図りつつ実施されたものでございます。  調査結果は、河口ぜき建設による水質や魚類生息等へ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のとおり、環境問題の原点には人口問題があり、貧富の差があり、医療問題があり、すべての問題が関連していると思うわけであります。  その中で、環境の立場から申し上げますと、今地球サミットを前にしていろんな準備会が開かれておりますが、なかないそれ...全文を見る
04月09日第123回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のとおり、ちょうどこの間終わりました準備会合で、日本も積極的にそこに参加しておったわけではございますが、合意がまだ得られておりません。  地球環境を守るために、発展途上国では技術も資金も必要としておりましょう。そして、地球規模でこうした問題...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 環境問題は、今、目に見える環境害が減ってまいりました。目に見えないものになってきた。フロンガス、オゾンレア、そして紫外線の増加、そしてCO2の増加、そして海面の上昇、それからディーゼル排気ガスによるN〇X、そして酸性雨、いずれもこれは目に見えないもので...全文を見る
04月15日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○国務大臣(中村正三郎君) UNCEDにおきましては、これからの地球環境問題が広く各国で議論が行われまして、将来に向けて地球環境の保全ということについて具体的ないろんな取り決めをしていこうという会議であります。  そういう会議に臨むに当たって、我が国としましては、戦後大変深刻な...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 一番重要なことは、やっぱりこういった我々が経験してきたことを世界にいかに役立てていくかということだと思います。  そこで、世界の環境会議においては、国別報告書も提出してございますし、かなりの方がこういったことを、日本がこの水俣病に限らず非常にぐあいの...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 国民に何らかの損害が生じたときに、その原因者でなく国が、すなわち国民がそれを補償するかどうか、国民全体の負担によって。原因者の企業がある。しかしながら国民全体、すなわち国でそれをどこまで補償するかということは、あのときも御答弁したかと思うんですが、行政...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) これは、やはり何らかの損害が生じた場合に、その損害の原因者でなく、国民がみんなでどこまで負担したらいいかという基本的な問題にどうしてもかかわりますので、やっぱり国としてはそれだけの主張がありこの裁判の当事者になっているわけであります。  その裁判の当...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) まさに委員のおっしゃるように、国民のためにある行政であるから悩むわけであります。一人の何か損害を与えた人がいる、企業がある。その損害を与えられた人を国民全体でどこまで救済する、そういうことができるのかどうかということが基本的な問題としてありますので繰り...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 日本は法治国家でありまして、そこの中に行政があるわけであります。  当時、私はちょうどそのころ企業人でありましたけれども、環境というものに対する知見が非常にない時代でございました。私的なことで恐縮でありますが、私は鉄鋼会社に勤め、それから自分で企業を...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 人間環境会議、それから二十年だった一つの節目としてこういう会議が考えられ国連主導で準備をされてきたということだと思います。  今度の会議が著しく違いますのは、地球環境という問題に対する脅威と申しますか、そういうことが大変差し迫った課題になってきた。で...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 委員の御示唆もよく頭に入れながら、行政としてでき得る、考え得るあらゆる手段、それは先ほどからお答えさせていただいている総合対策ということになるんですが、それを円滑に実施して解決へ向けて精いっぱいの努力をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(中村正三郎君) その点は委員と全く同じ認識でありまして、今の御質問にありましたけれども、やはり従来ありました法整備というのが旧来非常に不備であった。わからないこともございました。ところが、私は議員に当選させていただきましてから十数年でありますけれども、その間にも、昔は...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) これはひとつ地球サミットの動向も見きわめながらということが必要な面等もあると思います。また、関係審議会に今地球環境時代の環境行政のあり方ということを諮問しております。  そういうことでありますから、具体的なことはまだ申し上げられるほどまとまっていない...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) もとよりこの環境行政というのは政府一体となってやらなければできません。でありますから、そういう意味においてはまだ具体的なことはないわけでありますけれども、環境庁として考えますときに、やはり環境政策の手段として排出規制を中心とするような施策に加えまして、...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今も申し上げましたように、委員もおわかりで御質問だと思いますけれども、これは税の問題でなかなか軽々に言えないことであります。  税というと、委員とか私どものレベルではこれはいいと御理解いただけると。こう思いましても、消費税のことを考えましても大変なあ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 長良川河口ぜきは地元の住民、自治体の御要望が非常に強い。大変な水害、治水の歴史を今いろいろ委員お話しくださいましたけれども、そうした大変な苦労、被害の中から出てきた治水ということについて要望の強い事業ということを伺っております。そしてまた、いろいろ地下...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のとおり、いろいろな準備会合が開かれ、気候変動枠組み条約の会合も開かれましたけれども、まだまとまっておりません。UNCEDの決定とかUNCEDのあれとかいうお話がございましたけれども、そうではないのであって、この気候変動枠組み条約の議長は我が...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 大体、今世界の国々の方は、先ほどもいろいろ話題になりましたけれども、日本が水俣病のような大変悲惨な経験をし、それに対していろんな苦労もしてきたということも御存じでありますし、日本がそうした空気の汚染だとか水の汚染だとかひどい状態を、いろんな問題は残りま...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) この賢人会議というのはもとよりプライベートな会議でございます。しかし、実は私どもも議長国をやっていますからしょっちゅう連絡とって今どんな意見がというようなことをやるんですが、例えば気候変動枠組み条約でも実を申しますといろんな国から発言がありまして、これ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) マーシャル・プランについて、ちょっと私不勉強なもので、こちらから答えさせていただきたいと思うんです。    〔委員長退席、理事西岡瑠璃子君着席〕
○国務大臣(中村正三郎君) 地球環境に関してUNCEDとのかかわり合いでいくということになりますと、今現状のGEFそのものに対して論じても余り意味がないんじゃないかと思うわけであります。  と申しますのは、GEFは確かに世銀の下の組織でありまして、今大蔵省の方から答えがありまし...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) まず最初にお断りさせていただきたいのは、まだ我々白紙だということです。やはりいろいろな観点から国民に負担をお願いすることですから、慎重に考えていかなければいけないことであると思います。  そして、世界に先駆けて北欧の方々とかECの方々が今言われました...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 先ほどの私の答弁は、まさにその方向で行くのが一つの理想ではないかということでお答えさせていただいたわけであります。  ただ、これはいろんな国の環境のリーダーをなすような方々と話していますと、私どもは割と簡単に目的税がいいだろうと考えるんですが、財政当...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) あのアンケートは今ここでひとつ御理解と、私からですとおわびになりますからしますけれども、設問の仕方がなかなかわかりにくい設問になっておりますが、私はやっぱり税金というのは最終的に全部国民の負担になっていくものだと思うんです。法人にかけてもそうだし、消費...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 実は私は世田谷区の大原交差点というふうなところの近所に住んでいまして、激甚地であります。それで、立体交差にしてからちょっとよくなったんですが、私もことし一月に風邪を引きましたら、いまだに気管支が治りません。それで気をつけてくれというので、今度はCTスキ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今、委員御指摘のいろいろな研究論文については詳細に見ておりませんので、そのまま御批評申し上げる立場にはありませんけれども、ディーゼル排気ガスがいろいろな危険物質を含んでいるということは周知されていることだと思います。NOxもそうですけれども、アセトアル...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今、局長が答弁したとおりでありますけれども、うちの方の環境研究所でもいろんな研究をしております。マウスに直接排気ガスを吸わせたり、NOxを吸わせたりいろいろなことを今やっております。  公害健康被害補償法の第一種指定地区解除をされた、解除というのは二...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 外務省が答える前にひとつお答えさせていただきたいんですが、私はきのうも、さっきお話ししたようにストロングさんと会っておりますし、国連環境計画のトルバさんもこの問いらっしゃいましたし、各国の環境庁の長官、大臣がいらっしゃいます。ECの方もいらっしゃいます...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) あらゆる面で積極的に日本は対応しておりますし、今回国連のストロングさんの要請を受けて、日本では竹下元総理、海部前総理、そして平岩経団連会長がホスト役を引き受けて、エミネントパーソンという会議がきょう始まったわけでありますけれども、あらゆる面で積極的に対...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今、委員は石器時代からのことをおっしゃられましたけれども、今の環境問題を考えますときに、まさに地球の四十六億年の歴史から考えなきゃいかぬことだと思います。そのころの地球は我々のような生物がすめる状態でなく、大気中の炭酸ガスを長い間かかっていろいろな生物...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今の御議論を伺っていて、先ほど申し上げたことですが、環境保全にはコストがかかるということを国民が御理解いただきつつあるということは大変ありがたいことだと思います。しかしながら、この地球環境に関しましては、世界でどういう枠組みをつくるのか、どういう資金が...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) ただいま議題となりました公害防止事業団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害防止事業団は、昭和四十年の発足以来、産業集中地域における産業公害を防止するため、工場、事業場の移転及び公害防止施設の設置...全文を見る
04月21日第123回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○中村国務大臣 委員御指摘のとおりに、ことしのUNCEDサミットも控えまして世界的に環境に関する関心が高まりまして、それが、従来のように関心を示さなければならないというだけではなくて、いろいろな行動に移して、世界として将来の地球の環境保全のために合意をなしていこうという時代に入っ...全文を見る
○中村国務大臣 委員仰せのとおり、地球環境問題は、日本が果たすべき国際的な協力、貢献の中で最もふさわしい一つのものであるというふうに認識しております。  過去、日本は大変な工業発展を遂げ、五の中で、馬場委員がいつも御注目されておられる水俣とか、過酷な環境公害を経験してまいりまし...全文を見る
○中村国務大臣 確かに仰せのとおり、この東京宣言では、具体的な対策についてはいろいろなことはサミットの準備会合ほどは煮詰められていないわけであります。委員御指摘のとおり、どういうことをやる必要があるんだ、それにはどういう資金が要るんだ、それをどうやって集めよう、どうやって渡してい...全文を見る
○中村国務大臣 前提として、先ほどお話ししましたように、いろいろな御議論がありましょうし、まだ白紙であります。そして税の問題は、私非常につたない経験でありますけれども、消費税とかいろいろ担当して経験してまいりました。大変な国民の御意見ということがあって御議論があろうかと思います。...全文を見る
○中村国務大臣 確かに冷戦構造の終わりということで、ソ連がロシアというふうに変わってくる、そしてアメリカと共存していくのだというような大変大きな国際的変化の中で、一つの方向としてはやはり軍事費は減っていくのかなという気はいたします。さはさりながら、これも私が答えるべきことではない...全文を見る
○中村国務大臣 先ほどから御答弁さしていただいておりますように、国際的に御協力をする、貢献するという中で、地球環境問題は我が国が貢献すべき、最もふさわしいものの一つだと思っております。しかし、多様な世界の中で、やはりPKO等による国際的な貢献も、私は自民党でありますから、今は環境...全文を見る
○中村国務大臣 今委員おっしゃられたような話は、私もほかでも聞いたことがございます。しかしながも、私は地球環境問題担当大臣として各省庁調整をいたしまして、政策を打ち出して外交交渉に当たってもらっております、外務省が窓口になりますが。そういうところを通じて、私どもはどこかの特定の国...全文を見る
○中村国務大臣 基本にはやはり民主主義という問題があると思います。役所の間の意見の調整ということ、また自治体の方の意見を聞くということ、そしていろいろな公聴会を開いたりすること、それぞれ民主主義の手法としてやるべきことだと私は思います。  その中で権限をどこに集中させるというよ...全文を見る
○中村国務大臣 やはり、これまた再び民主主義の話になるのですが、日本人の中には、やはり象牙の判こを使いたいという方がいっぱいいらっしゃるのも事実じゃないかと思います。そして、象につきましても、例えば密猟されたものは、今委員御指摘のように燃してたのだと思います。あれを売ったら、貧困...全文を見る
○中村国務大臣 現在の環境問題、これはすべて、人間活動が地球に課する負担に地球が耐えられなくなったという時代に入っているということがすべての原因だと思うわけであります。そういう中だからこそ、ことし地球サミットが開かれて、広範な問題について討議検討がなされ、そして将来の地球の安全に...全文を見る
○中村国務大臣 目的は、絶滅に瀕している種を守っていこうということでございます。
○中村国務大臣 訂正させていただきます。  私は、この法律によって起こすべき行動の部分だけを申し上げましたけれども、すべてこういうことを行うということは、人間生活、人類の生存にとって必要なことであるという観点からなすわけでありますから、今委員の御指摘のとおりでございます。
○中村国務大臣 種の保全、守るということ自体が良好な自然環境を守るということであり、そういうことを通じて、我々も地球上に生存する一つの種としての人類でありますから、種を、仲間を守って良好な自然環境を保全していこうということだと思います。そして、今委員御指摘のことは、まさに的を射た...全文を見る
○中村国務大臣 今御指摘ありました自然生態系を守るような基本法というお話でございましたけ れども、今度の提出させていただいております法律は、この生物多様性条約交渉の中の生物種の多様性に対応する部分ではないか、それで、先ほど局長が答弁しましたように、生態系の多様性は今の自然環境保...全文を見る
○中村国務大臣 今もお答えしましたように、今この生物多様性条約の内容自体がまだ固まっておりません。これが固まって確定してまいりましたときには、それに従いまして国内的措置が必要になってくる、当然そういった条約の内容に合った、適合する国内措置、それには既存の制度の活用もあると思います...全文を見る
○中村国務大臣 お答えさせていただきます。  環境庁ができましてから二十年、そして今この時代になりましてやっとこうした種の保全もやろうというような法律を出させていただけるようになってまいりました。全体といたしましては、委員の御指摘のようなことを体して、これからいろんなやらなきゃ...全文を見る
○中村国務大臣 私も実は屋久島に視察に行こうかということでちょっと事務方にあれさせておるのでございますが、私はまだ屋久島、白神山地に行ったことがございません。しかしながら、前長官が行ってそれを見て、大変立派な自然であるということを認識されたのですから、私はそれなりの重みのあるお言...全文を見る
○中村国務大臣 やはりすべてこういうことは何か客観的なものがあった方がいいんじゃないかと私も思いますので、ガイドラインのようなものがつくれるかどうかも含めてちょっと検討させて、先ほどもまたございましたし、委員の御意見もいただいて検討させてみょうと思います。
○中村国務大臣 すべて、環境問題だとか自然保護の問題、日本においては最近になって非常に注目を集め、対策がとられてきたことだと思います。先ほどもお答えさせていただきましたように、環境庁もできてから二十年、やっとこういった法律が提案できるようになったという中で、やはりこれから国民の御...全文を見る
○中村国務大臣 環境問題というのは非常に広い範囲にわたる問題でありますから、本質的に調整を要する仕事だと思います。そして今、総理から付与された権限によりまして、環境ということをとらまえて、幅広くその調整をして政策を打ち立てていく、その基本にはやはり環境を守っていくんだという視点が...全文を見る
○中村国務大臣 今局長から御説明させていただきましたけれども、この指定につきましては、レッドデータブックの絶滅危惧の種類に選定している中で、特に保護の優先度の高いものから指定していくということになると思いますけれども、現時点において、生息状況等で情報の蓄積が比較的進んでいる二十種...全文を見る
○中村国務大臣 やはり、大事なところだと思うのですが、環境保全には金がかかる、自然保護にも金がかかる、そういうコンセンサスを得て、いろいろな新しい対策を立てていかなければいかぬ時代に入っていると思います。  具体的には、特定民有地の買い上げ制度の適用などできないかというようなこ...全文を見る
○中村国務大臣 確かに、古都法を例に挙げられましたけれども、そうした対策も必要かと思います。  ただい私は先ほどから繰り返しお話しさせていただいておりますように、やはり自然環境保全、そして地球の環境の保全、そしてそれに基づくこうした野生生物の保護等にはコストがかかるんだ、そして...全文を見る
○中村国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。ありがとうございました。(拍手)     ―――――――――――――
04月22日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○国務大臣(中村正三郎君) 確かに委員御指摘のとおり、新しい環境の時代を迎えましていろいろな仕事がふえ、それに対する対応を迫られる問題もますます多くなってまいります。簡単に言えば守備範囲が広くなってくるわけでありまして、その中でやりたいことは山ほどあるという時代に入ってきたかとは...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 確かにおっしゃられましたように、環境庁はいろいろなことを言われておるわけでありまして、少し整理した方がいいかと思います。  私はここに就任させていただきましてから、予算委員会等で、今こうした地球環境時代を迎えて従来のような対症療法的な環境行政、公害行...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 環境国会というようなことは、これは私は聞いておりませんし、計画もされていないと思います。  それから、税についていろいろ言われておりますけれども、私は環境庁としては当然のことながら環境税のようなものの検討をしております。これも勉強会を持ってやっている...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) これは環境庁だけが考えてもできることでございません。政府全体として考え、また政権政党として自民党もあるわけであります。それから議会の御意思もあると思います。ですから、簡単に一概に言えないことでありますけれども、私どもといたしましては環境基本法のようなも...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 私は、もちろんその当時衆議院議員でございませんし一民間人でございましたので、当時のことはよく存じません。ただ、テレビ等で非常に悲惨な、猫がはねるさまだとか体の不自由な方を見まして、大変なことが起こっているなということを感じたことはよく覚えております。 ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) よろしくお願いします。  今の御質問でありますけれども、裁判所が水俣病問題の早期解決に向けて国には解決責任があるとし、あるいは政治的責任があるとしているわけでありますけれども、また一方、発生及び拡大に関しては賠償の責任はない、こうしているわけでありま...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今部長がお答えしたとおりでございます。
○国務大臣(中村正三郎君) そのとおりでございます。今部長が答弁したとおりでございます。
○国務大臣(中村正三郎君) 和解ということになりますと、私は法律の専門家ではございませんけれども、ちょっと考えてみましても、国民に害を与える何らかの原因があって害を与えられた人がいたという場合に、その害を受けた人に国が補償する。すなわち、国民全体で補償する、どこまでやるかという大...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のように、ことし六月にサミットが開かれる。それに向かって今いろいろな準備会合が開かれておりますが、このサミットにおいても一つの大きな問題になってまいりますこれからの地球規模の環境保全を図る場合に、その技術と資金というようなものをどうやって発展...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今もちょうどお答えさせていただいたところでありますけれども、この地球環境時代、世界を挙げて地球の環境を保全して我々の子孫にいい環境の地球を贈っていかなければいけないということでUNCEDが開かれるわけでありますが、まさにそうした時代に対応するために今度...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 仰せのとおり、環境庁のやります仕事の幅がどんどん広がってまいりますと、どうしても関係する省庁はふえてまいりまして、それを横断的にいろいろな政策を立てていかなければならないということになってくる。それですから主務大臣の数も必然的にふえてくるものではないか...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 事業団法においても、この建設譲渡事業をやるときに、計画作成に当たって関係都道府県知事に協議して、都道府県知事と事業団との協議に当たっては関係市町村長の意見を聴取するように決められております。こういった規定に基づきまして、これまで企業団地、緩衝緑地等の建...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) はい。
○国務大臣(中村正三郎君) 登録湿地の増加につきましては、昨年十二月に例のウトナイ湖、私が行って賞状を渡してまいりましたけれども、今後とも引き続き登録湿地の増加を目指して準備を進めているところでございます。
○国務大臣(中村正三郎君) そういうことではございません。まだまだこれから公害でやらなきゃいけないことはいっぱいあるわけでございますけれども、従来の産業公害、都市・生活型公害防止のための業務を行ってきたものを、近年の環境行政上の重要課題がいろいろ変化し多様化していく中でもって、よ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) ただいま議題となりました自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  窒素酸化物による大気汚染については、工場等の固定発生源や自動車排出ガスに対する極め...全文を見る
04月24日第123回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○中村国務大臣 まず、方向としては委員御指摘のとおりだと思います。  東京湾、伊勢湾等の閉鎖性水域、こういったところの海域について、五十三年度から、排水の濃度の規制に加えて汚濁物質の総量を規制する総量規制制度というのを導入して、海域に排出される汚濁物質の計画的な削減ということを...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のとおり、公害健康被害の補償等に関する法律に基づいてやるわけでありまして、そこには、医学的基礎として公正にやらなければいけないということ、おっしゃるとおりだと思うわけであります。そして、医学的に水俣病と診断できる方は幅広く水俣病として認定して救済するべき...全文を見る
○中村国務大臣 委員のおっしゃるとおり、医学を基礎として公正に行い、その場合には医学的に水俣病と判断できる方は幅広く水俣病と認定して救済していくべきものだと思っております。そういう中で、現在までも水俣病と認められる者は幅広く認めるということでやってまいり、またそういう基準ともなっ...全文を見る
○中村国務大臣 公健法を公正に適用して幅広く判断していくということで、言っている意味は同じだと存じます。そういう気持ちでやってまいりたいと思います。
○中村国務大臣 そういうことを、長年馬場委員とおつき合いをさせていただきまして、馬場委員からも重々伺っておりますし、またうちの役所の人からも聞くわけでおりますが、それは患者の実態ということを十分に考えていかなければいけないことだと存じております。
○中村国務大臣 委員御指摘のように、やはりこの過去における混乱、私は実はその当時のことは馬場先生なんかから教えていただくわけでありますけれども、今馬場先生がおっしゃっていたとおりだと思うのですね。やはり判断基準の難しさ、判断の仕方の難しさということに起因しているんじゃないかなと私...全文を見る
○中村国務大臣 総合対策の実施においては、これは今もお答えしましたように、関係者の声を聞くということは重要でございまして、これまでも地方公共団体や関係団体の意見や要望を伺ってきたところでございます。  いずれにいたしましても、答申の趣旨に沿って事業が早急に実施でき、先ほども申し...全文を見る
○中村国務大臣 まず第一点の、サミットの前に解決したらという御示唆でありますけれども、それは解決するにこしたことはないし、努力をしていかなければならないと思っております。  しかし、国といたしましては、いつも馬場委員の御質問にお答えしているのですが、行政としてやるべきことのぎり...全文を見る
○中村国務大臣 先ほどから部長が御答弁さしていただいておりますように、基本的には県で、地方自治体で考えをお決めになっていくようなことであろうと思うわけでありますけれども、その場合に、今委員御指摘のような御意見、御懸念、そういったことがあるということを十分考えまして、そういった意見...全文を見る
○中村国務大臣 馬場委員のお話を伺っていますと、はるかに私どもよりもお詳しいわけであります。非常によく内容を知っている馬場先生のお話でありますので、よくそういうことを頭に入れていろいろな打ち合わせに当たるようにしたいと思います。
○中村国務大臣 先ほどから申し上げますように、長い間この問題に取り組んでこられた馬場委員の御意見でございますから、すべて伺ったことをよく頭に入れてこれからの行政に当たってまいりたいと思います。
○中村国務大臣 やはり地方においてはその地方の活性化、またこうしたいろいろな国民の余暇の過ごし方に対するニーズにこたえて、その地方を活性化してそうしたニーズを受け入れていくということで当時リゾート法がつくられたのだと思います。そして、そのリゾート法をつくる場合に環境庁としてかかわ...全文を見る
○中村国務大臣 先ほどもお答えいたしましたように、こうした基本構想等をつくるときに、私どもは、環境庁に協議をしてもらって、そこで環境を守るようにお話をするわけであります。そういうことをもって環境保全が図られるように働いていくのが当庁の役目でございます。
○中村国務大臣 委員先ほど、アジェンダ21に関連してこのGEFの重要性ということを指摘されましたけれども、このGEFは世銀の中で今試験的に三年間やってみようということで、十億SDRでやっているわけでありまして、今のこの事業内容が直接地球サミットでのアジエンダ21や何かのもととして...全文を見る
○中村国務大臣 ブラジル会議へ向けて、今種々の準備会合が開かれておりまして、気候変動枠組み条約でございますとか、森林憲章でございますとか、地球憲章、またバイオダイバーシティーの条約、そしてそうした地球環境全体を保全していくための事業としてのアジェンダ21というのがあって、それにど...全文を見る
○中村国務大臣 まず第一に、もちろん気象庁で観測しておられますが、こっちの方の環境研究所にもレーザーレーダー、でかいのがありまして、オゾン層の観測をやっております。  それで、きのうもちょっと委員仲間で冗談を言っていたのですが、冗談とも本音ともつかない話ですが、やはりこういうこ...全文を見る
○中村国務大臣 もう委員よく御存じのとおり、モントリオール・プロトコルでもってこの規制をということになっておりますけれども、本年の十一月にもモントリオール議定書の第四回の締約国会議で、この規制強化、多分メインなところはその前倒しということになると思います。各国、前倒しを表明してき...全文を見る
○中村国務大臣 実は去年、この電気自動車を試験的に使いまして、入山大気局長が公用車として使ったという経緯がございます。私も運転してみました。ここいら辺はかなり性能がよくなっております。そういうことで率先してということで、今年度これを環境庁リースとして借りまして、官用車として使用す...全文を見る
○中村国務大臣 事実関係は今両省から、こっちの庁と向こうの庁で答えたとおりだと思います。今うちの方の局長も答弁していましたように、施設は公園利用上あってもいいということで、当時私はおりませんけれども、そういうことで許可したものと思います。
○中村国務大臣 今、事実関係はずっと局長が御答弁して御説明したとおりでございますと思います。
05月20日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
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○国務大臣(中村正三郎君) 委員御指摘のように、PCBの回収処理については、四十七年四月にPCBの汚染対策推進会議というところで政府の中でどう対応しようかということで分担を決めてやってまいりました。いろんな省庁で一どきに同じ仕事をやってもいけないわけですから分担を決めてやろうとい...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今、局長が御答弁しましたように、常に社会というのは目標としてその基準を達成しようといったときに、わからないこと、想像できなかったことが起こってまいります。大変なディーゼル車の増加、また燃料が安いということで乗用車までディーゼル車がこんなにふえるとはだれ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) まず環境庁の政府の中における立場というものがあろうかと思います。環境庁は総理から付与された権限で政府の中全体の省庁の調整を行いつつ環境行政を推進するわけでありますから、このように環境保全とか環境行政というのは一つの省庁でできることではありませんでいろん...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 強力に推進してまいりたいと思います。
○国務大臣(中村正三郎君) よろしければ一言。  硫黄分の低減のことでありますけれども、ディーゼル自動車の増加が非常に大気汚染に関係があるということで、私が環境庁長官になりましてから、自動車業界を呼びましてディーゼル会社にディーゼル車の改善について要請をいたしました。ところが、...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 新たに大気汚染を原因とする呼吸器系の患者が発生するというときに、二酸化窒素の基準を達成した後に二酸化窒素によるそういう病気が出たとすれば、二酸化窒素の今の基準というのがどうなんだという議論になるんだと思うんですね。そうして、新たに我々が今予見できないよ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) よく言われるんですけれども、ディーゼルエンジンの方が燃費がいいからということで、炭酸ガスの排出ということからひっくめればディーゼルの方がいいんだというようなことをよく言われます。  しかし、私ども選挙活動で使っていればわかると思うんですが、バンによく...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 地球温暖化との関係のことで今お答えしておったんですが、ですから炭酸ガスの排出量としては、ガソリン車の努力によってかなりディーゼル車と同じような燃費に持っていけるのではないか。したがって、同じような車種だと今実際に私どもが使う車でも、ディーゼルエンジンを...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) まず、なぜディーゼルがいけないかということでありますけれども、NOxの抑制ということが極めで大切なことである。そして、構造的にディーゼルエンジンというのは午前中も御答弁させていただきましたように、圧縮比が非常に高い。そのために窒素が酸化してしまってNO...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) これは大変難しいお尋ねでありまして、私がここでうかつに答弁しますと権限を越えておるということでおしかりを受ける可能性があります。  というのは、この税金、実はちょうど私先進国のG7の環境会議から帰ってきたところなんですが、そこでも議論がございました。...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 多分輸出されているのはガソリン車だと思います。ほとんどアメリカはガソリンを使うんです、それは軽油とガソリンの値段が変わりませんから。それで今日本に入っているアメリカ製の大きなバン、いわゆる日本ではレジャービークルという言い方をしていますけれども、ダッジ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 私の場合、私的なことで恐縮ですが自動車業界に長いこと携わってきたものですから、内情がよくわかりますので衆議院でも答弁させていただいたんですが、業界が反対しているからとかなんかはもう言わないでくださいということを申し上げたんです。業界はやっぱりこういうこ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) この環境問題に取り組みますときに常々感じることなんですけれども、私は約十年ちょっと前に環境委員会の理事をしておったことがございます。そのときにちょうどアセスメント法案というものが出てきたんですが、アセスメント法案ということを当時よくわからないし、野党の...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) この法律にかかわらず、自動車交通全体ということで考えてみますと、将来の地球温暖化対策等を考えますとやっぱりエネルギー効率のいいものというものが第一に考えられ、そしてCO2を出すような化石燃料系統のものでないものを使えばいいということがまた一つあると思い...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 環境庁を省にというありがたいお言葉もちょっと今出てきたようでございますけれども、私は省になるかならないかということもこれは大切なことでありますが、やはり環境行政というものをどう考えるか、時代も変わってきて今新しい時代に入ってきたと思うんです。だから、環...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 税の誘導のお話を今ちょっとされましたが、それをお話しさせていただきたいと思うんです。  現在の税制というのは軽油の方にうんと軽課になっておりますから、これは軽油を使うことを誘導する税制、使う方から見ればそういうことになっております。それを軽油を使うデ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 実はそこいらをちょうどG7の環境大臣会議でいろいろ話をしてきたところでございますのでちょっとお話しさせていただけたらと思います。  今実は、石油製品に対する日本の課税はかなりされておりますけれども、世界で八番目ぐらいで高い方ではないんですね。それを連...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 難しい時代、大変大切な時代に環境庁長官を拝命いたしまして、極めて微力でありますが、今委員からいろいろ御指摘がありましたような考え方をじっくり頭の中に入れさせていただきまして精いっぱい努力してまいりたいと思いますので、どうか御支援を賜りたいと思う次第でご...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) やはりUNCED、地球の環境が大変緊急な課題となってきていろいろ具体的な対策を講じなければいけないということで、長い経緯を経てこの地球サミットの開催ということになってまいったわけだと思います。  そして、その中で気候変動枠組み条約だとか生物多様性に関...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) これは大変日本の国民の勤勉性、またいろいろ技術開発をし工業発展をし経済を発展してきたというそのおかげだと思いますけれども、やはりどういう会議に出ましても私どもの発言というものが重視していただけるような時代に入ってまいりました。  そういう中で、例えば...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) この条約の採択に向けての過程でございますが、これは先ほど申しませんでしたけれども、日本は二〇〇〇年までにおおむね一九九〇年の排出レベルで安定させるという政府の方針を持っております。その政府の方針が日本はあるんだということを申せましたこと、これは大きなイ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 正直申しまして全く今基礎的な検討を、どういうような税が考えられるかとか外国の考え方がどうかというような勉強をしているところでございまして、環境庁として、また政府として何か案をつくるというような段階にはなっておりません。  そして一つは、ECで炭素税を...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) これはこうしたエネルギー税という候補というよりか調整すべきものということで考えております。  どうしても環境の面から考えれば、何回もお答えさせていただいたかもしれませんけれども、これはディーゼル促進税制なわけですね。難儀なことには、ガソリンの方は国税...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) これはちょっと私の権限を越えるかもしれませんが、石油業界の方から聞きましたけれども、そういうことをすると脱硫する装置をつけなきゃいけない、そうすると値段が上がるというコストの問題があるんだというお話を伺いました。それで、努力をしていなかったんじゃなくて...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 常にその問題に突き当たるわけでありまして、ディーゼルエンジンを使いやすくするような税構造になっている。軽油の方がずっと安い税負担をしている。しかも過去の経緯によって、石油ショック以来のことで、そもそもの価格に差があって、ガソリンで石油メーカーはもうかる...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) これは税の問題がありまして大変難しい問題を含んでおります。さっきからお話し申し上げておりますように、租税法定主義ですから法律をつくる政治の場のハウスのお考えもあるでしょうし、またいろいろな官庁の考えもある。そして手続としては政府の税調の考え方もありまし...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 権限の問題ということになりますと私こういう経験があるんです。  昔、補助金の制度の変更をやっていましたときに地方で公聴会をやりました。地方で公聴会をやりまして、ある党の方がお招きになった公述人の方が地方とあれの業務委任といいますか権限の問題の話になっ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 弁解がましく聞こえたらお許しをいただきたいんですけれども、私は十年前に環境委員会にいたときにこれを取り上げまして、ディーゼルのことについて随分うるさく環境庁に迫った経験がございます。しかしながら、結果としていろいろな対策を講じたにもかかわらず今NOxに...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 沓脱委員がおっしゃられましたとおり、私もあの当時ガソリン車の排気ガス規制からディーゼルのことから取り上げてやってまいりました。そして、確かにガソリン車は非常に厳しい規制を突破してまいりまして世界一きれいなものになった。  それで、当時を私思い起こしま...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) やはりこの法律をつくり、すべてのいろいろな施策を講じましてこれを達成していかなければいけないということだと思います。そして、今までの時代よりか今地球の環境というのが非常に差し迫った重要課題になってまいりまして、世界的に世論も高まり、国民の意識も高まって...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今、委員御指摘の点は私も同じことを感じまして、あれはたしか総理府だったと思います。総理府の予算の中でうちの枠をとれということで今頑張っておりまして、こうしたNOxの問題また地球環境汚染のCO2の問題、こういったものに関するPRをやっていこうということで...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 環境政策を進めていきます上で今委員御指摘のような大きな問題としてとらえていくということになると、国際的に共通な認識として持続可能な開発、サステーナブルディベロプメントというのが、これが地球サミットでも一つの命題になっております。環境の保全が長期的に見た...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今、委員御指摘の空き缶のリサイクルや洗剤の詰めかえだとかいろいろなことが身近にあると思いますが、私はそれはそれで大切なことだと思います。  この間私新聞で、環境対策というのは大切だということ、それはどこがやるんだというようなアンケートをちょっと見た記...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(中村正三郎君) ただいま議題となりました絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  野生動植物は、人類の生存基盤である生態系を構成する基本的な要素であるとともに、人間生活にさまざまな恵みをもたら...全文を見る
05月26日第123回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○中村国務大臣 先ほどから局長が御答弁しておりますように、最終処分場の構造、維持管理基準などは環境庁が所管しこれを定めるわけでありますけれども、具体的な日の出町の問題については、今東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合、東京都などが調査をしております。しかしながら環境庁としては、そう...全文を見る
○中村国務大臣 日本は山国でございますから、高いところ低いところあり、なかなか難しい問題だと思うのですが、環境庁といたしましては、どこにつくっても、環境を害さないようなその構造、維持管理の基準等を定めるわけでございまして、大規模な最終処分場をつくるというようなときはアセスメントと...全文を見る
○中村国務大臣 そうしたいろいろな条件を踏まえて、やはり大規模な最終処分場を設置するときは閣議決定なり条例なりに従ったアセスメントを行う。アセスメントを行うということは、これをつくって一体どういう影響が周囲にあるんだろうか、そして事故等起こらないだろうかといろいろな観点からこのア...全文を見る
○中村国務大臣 もとより環境庁の役目は、こうした処理施設等の設置に当たって、環境保全上の支障が生じないような措置をとるということであります。その中で、環境庁としては、廃棄物の処理基準、最終処分場の構造、維持管理の基準等を定めているわけでありますのでありますから、今御答弁ありました...全文を見る
○中村国務大臣 このごみの問題は、私も含めてここにお集まりの議員の方でもだれでもごみを出すわけですね。そのごみの量が大変ふえてきているという現実があるわけであります。私は実は千葉県が選挙区でありますけれども、千葉県の沖合にごみを埋め立てる島をもう一つつくろうかというような話を持っ...全文を見る
○中村国務大臣 委員がさきに御指摘になられましたように、地域改善対策協議会によります生活環境というのと私どもが所掌いたします公害、自然環境というのとはいささか違う概念かとも思うわけであります。そして、地域改善対策事業の中の生活環境の改善という事業は、今もお答えがございましたように...全文を見る
○中村国務大臣 私どもが所掌しますのは公害、自然環境でありまして、急傾斜地の保全とか、これはちょっと私あれですが、建設省もしくは林野庁等の所管になると思いまして、私どもがお答えできる範囲を超えていると思いますので、そちらの方が来ていたらお願いしたいと思います。
○中村国務大臣 もとより同和問題は、憲法に保障された基本的人権にかかわる重要な問題であり、これまでも種々の施策が推進されてきたわけでありまして、こうした差別を残していいことは決してないので、同和問題が一日も早く解決することは、これは閣僚の一人としても努めていかなきゃいかぬことだと...全文を見る
○中村国務大臣 それは国の行政措置としては建設省がやるべきことだと存じます。
○中村国務大臣 国土の地形だとか、そしてそうした生活環境の問題というのは、ちょっと私どもが所掌する環境とは別のジャンルではないかと思うわけであります。  繰り返して非常に申しわけございませんが、私どもは公害防止だとか自然環境の保全をやるわけでございまして、生活環境、そしてその国...全文を見る
○中村国務大臣 やはりこの環境汚染の問題は、PPPの原則、汚染者負担の原則があるわけでありまして、今御指摘の広島県と府中市が井戸水汚染対策協議会を設置して今後の対策を検討している。環境庁としても、府中市における地下水汚染対策が適正になるような助言等をして指導を行っているわけであり...全文を見る
○中村国務大臣 失礼いたしました。  広島市の話をしておられたので、こういった問題があるということで、それでこちらのことをお答えしてしまいました。それはおわびを申し上げます。  しかし、PPPの原則があるということと、こういった問題については、やはり調査を進めて原因者を追求し...全文を見る
○中村国務大臣 戦争は非常に異常なもの、悲惨なもので、こうしたものはもう二度と起こしてはいけないということは当たり前のことでありますけれども、お話を伺えば伺うほどそういう感を強くするわけでありますけれども、今答弁に立つ立場が環境庁長官でございますから、今そういうお話がございました...全文を見る
○中村国務大臣 委員も千葉県でございますし、手賀沼のところが選挙区でございます。——あれは二区ですね。委員は四区でいらっしゃいますね。私は三区でございますから、隣というか、千葉県で一緒でございますが、私、環境庁長官になりましてすぐ千葉県に参りまして言われたことは、環境庁長官になる...全文を見る
○中村国務大臣 当時、公有水面埋め立てのアセスに対する環境庁長官の意見というものの中で、やはりその汀線、波打ち際、それの変化が起こるかもしれないと思ったから監視しろということを言ったのだと思うのですね。だから、言ったからといって、それはそれでよかったとは申しませんが、当時の知見と...全文を見る
○中村国務大臣 地球環境の危機が叫ばれるようになりましてから、近年その保全について世界的な関心が高まってきたわけでありますけれども、我々人類共通の生存の基盤である地球環境を守ろうということで、その環境を守ろうということになりますと、これは世界的規模で対応しなければならないわけであ...全文を見る
○中村国務大臣 持続可能な開発に向けての社会づくりということでございますけれども、これは極めて大きな問題を含んでおると思います。すなわち、我々の経済のやり方、生活のあり方、すべてを環境を害さないで持続可能な開発の中で行っていこうということでありますかう、まさに大変なことであります...全文を見る
○中村国務大臣 先生御指摘のように、PCB関係の処分について、我が国では六十年から平成元年にかけて兵庫県高砂市の鐘淵化学工業で処理が行われたということでございます。そのときには、環境庁においても、適切な処理が行われ、また公害が出ないということで協力をしたこと、そういう経験を持って...全文を見る
05月27日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○国務大臣(中村正三郎君) 御指摘のとおりこれはお届けした方がいいと私も感じますが、今現在届けられているかどうか調べて、早速お届けするように取り計らいたいと思います、
○国務大臣(中村正三郎君) 久保田委員にお答えいたします前に、先ほどお話ございました環境白書、これは国会提出文書だそうで、きのう閣議決定の後全議員にお配りしてあるそうでございます。  それから、人口問題を取り上げていただきましたので、ちょっとそのことをお話しさせていただきたいん...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 絶滅に瀕したいろいろな種を保全していかなきゃいけない。保護していかなきゃいけない。そして、先ほども申し上げましたように人間のいろいろな行為が地球上の種を圧迫して、一説には一年間に四万種も種が減っちゃうという中で保護していかなきゃいけない。そういうスタン...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) もとより、私どもはそうした自然を守るという立場の役所でございますから、御意見として十分伺って参考にさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中村正三郎君) 確かに、委員御指摘のとおり、最初の質問でバイオダイバーシティーと聞きましてどういうことかなと思ってびっくりしたのはよく覚えております。日本の言葉で言えばむしろ種の保全と言った方がわかりいいのかもしれませんけれども、外国ではああいうふうに多様性という言葉...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 少し問題を整理してみたらいいと思うんですが、私どもすべて遺伝子で成り立っているわけで、我々の体は遺伝子のキャリアだと私は認識しているわけでありまして、すべての生物ができてきたときから遺伝子が分裂をして生物が進化してきた。キャリアとしてのそれを保護する体...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 一つ前提として、自然のままほっておけばすべての種が絶滅しないということは、必然的にそうなることでは私はないと思います。やはり過去において恐竜が絶滅したりいろいろなものが絶滅し、またそのほかの種が出てくるという変化をずっと起こしていくものだと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今まで長い間、いろいろなUNCEDに向けての準備会合をしてまいりまして、日本はほとんどの分野といっていいぐらいイニシアチブを、当然発言はできる状態にございますし、やってまいりました。しかしながら、委員におわかりいただきたいのは、まとまらなければしょうが...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 国内では、各省庁に非常にまたがるものでありますから、ガイドラインをつくって今やっているわけであります。まだ統一した法律ができるという段階には至っておりませんけれども、やはりそういう問題意識は持って、これから政府部内でいろいろ話し合ってみたいと思います。
○国務大臣(中村正三郎君) ありがとうございました。  まず白書の点でございますけれども、いつも申し上げることですが、環境対策が公害対策から地球規模の問題まで含めて環境保全そして持続可能な開発というような新しいコンセプトが出てきて、その中での環境行政というまさに変化の時期にある...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) ちょっと補足的に。  私、実際に外国の大臣さん方とお話し合いをしてまいりました中で、確かに不満な面が先進国、発展途上国両方に残されたのは事実でありますね。だけれども、今、伊佐敷さんの方から説明しましたように、生物多様性を保全しなきゃいかぬというところ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 恐らくそうでしょう。
○国務大臣(中村正三郎君) 先ほどからいろいろお話を伺っていまして、大変勉強になりましてありがたいと思っております。  先ほども御答弁しましたように、自然がそのままにほうっておかれて人為的な力が何も加わらないという状態で続けばすべての生物がそのまま生きていけるというのは、これは...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 一番最初おっしゃられました法律をつくるときに国民参加ということですが、日本国における唯一の立法機関は衆議院と参議院だと思うわけでありまして、そこで国民の代表たる、私も片や国会議員でありますから、代表が出て、ここで論議をし、ここで決めるのが筋であろうか七...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 先ほどからいろいろ議論になり、御答弁もさせていただいているんですけれども、やはり日本国じゅうどこへ行ってもこういった問題が起こると思います。  私どもの選挙区を例にとりましても、やはりここはある程度の投資をし、観光も振興していかないと皆の生活が成り立...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 恐らく、そういう地方で、そういう計画をお持ちになって進めているというところを後から指定しようとするときはそこの自治体との御協議になると思いますから、そこで現実的な方法を模索するということになるんじゃないでしょうかと思います。
○国務大臣(中村正三郎君) おっしゃいますとおりだと思います。  人類も生態系の中の一つの種でありまして、自然の生態系を構成する重要な要素である野生生物、こういうものとともに生きていかなければ生きていけない存在だと思うわけであります。また、野生生物は我々に数々の恵みを与えてくれ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) その点がいつもずっと御論議の中で焦点になっていたと思いますが、やはり一つには、その地域を指定する場合にやっぱり地方の方々の、そこの地域の方の御意見も尊重しなきゃいけないということで、自治体と協議するようになっているわけでございますね。そういう手続を経て...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) やはり国民全体で取り組むべきがこの環境問題だと思います。それで世界の人たち、すべての人が取り組んで、関心を持ってくれなければ解決できないのもこの環境問題だと思います。そういう意味で環境の問題に対するPRまた教育問題に力を入れて取り組んでまいりたいと思っ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたして努力いたす所存でございます。
06月18日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第10号
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○国務大臣(中村正三郎君) 六月三日から十四日まで、ブラジルのリオデジャネイロにおいて、世界から約百七十の国及び多くの国際機関等が参加して地球サミットが行われました。政府、国際機関等による一般演説は約二百三十に上り、十二日から行われた首脳会議には百カ国余りから首脳が集まるなど、地...全文を見る
09月08日第124回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(中村正三郎君) どなたとも面識ございませんし、献金、パーティー券等々もございません。
11月25日第125回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○中村国務大臣 環境庁が定めます農薬登録保留基準というやつは、農作物への残留、土壌への残留、水産動植物への毒性及び水質の汚濁という観点から決められています。目的は御案内のとおり、そういうものが人体なり家畜なりに害を与えないように、また水産動植物にも害を与えないようにということであ...全文を見る
○中村国務大臣 そうではございませんで、食品に残っているものを厚生省では調べている、こちらは畑で実際に使われるものについて基準を定めているわけですから、おのずとその出てくる数字は違ったものになると思います。
11月27日第125回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○中村国務大臣 ただいま議題となりました特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  有害廃棄物の国境を越える移動に係る問題につきましては、平成元年三月、有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼ...全文を見る
11月30日第125回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○中村国務大臣 委員御指摘のとおり、国境を越えて有害廃棄物の移動というものをいろいろな面できちっとやって、もって環境の保全と健康を守るということですから、これは日本が率先してやらなければならないのはおっしゃるとおりでございます。そして、今おくれているという御指摘がありましたけれど...全文を見る
○中村国務大臣 今、基本的には通産省からお答えがあったとおりだと思います。  今、実際にある手続としての輸出入のやり方の法律もあるわけですから、行政の重複にならないようにどこがどういう分担をしたらいいかということで、環境庁が窓口になって有害廃棄物という判断はさせていただいて、貿...全文を見る
○中村国務大臣 もとより、この条約、法律は、有害廃棄物の輸出入、運搬、処分の規制を行って、もって環境の保全、そして我々の生活を安全なものにして、健康を守るという目的がありますから、極めて重要なものでございます。特に、今年は地球サミットが開かれまして、委員よく御存じのとおりでござい...全文を見る
○中村国務大臣 御指摘のようなことが起こらないようにするためにこの条約を国際的につくり、国内法を整備するということだと思いますので、まさにそういったことを配慮して、環境に役に立つ、今リサイクルということを委員大変強調されますが、まさにそのとおりで、地球環境を救うのはリサイクルにあ...全文を見る
○中村国務大臣 条約加盟の手続、国内法が成立してから、今お答えしました政省令の整備、条約加盟のための閣議決定とか国連寄託、寄託してから九十日目に発効ということになるわけですけれども、その手続に九カ月ぐらいかかるのではないかという話でございますけれども、私どもとしてはなるべく急いで...全文を見る
○中村国務大臣 我が国としては、地球環境問題に対して国際的な貢献をしていこうということが一つの大きな対外関係の方針の柱になっておりますから、こういった問題についてもリーダーシップを発揮していかなければいけないということでございます。  その中で、今御説明しましたように、いろいろ...全文を見る
○中村国務大臣 先ほどから委員御指摘になりました技術レベルの差だとか環境基準の差、こういうものを解消していかないと、なかなかスムーズないろいろな国との話し合いができないということでございます。これがやはり地球サミットの論議を通じても非常に大きな課題となっておりました。しかし、根本...全文を見る
○中村国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。ありがとうございました。(拍手)     —————————————
11月30日第125回国会 衆議院 商工委員会厚生委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○中村国務大臣 委員御指摘のとおり、有害廃棄物の国境移動に伴う問題この問題は今年六月に開かれた地球サミットでも最も大きな課題の一つと位置づけられておりました。そして、このバーゼル条約、我が国でも先ほど申し上げましたような経緯で法案を提出させていただき、今御審議をいただいているわけ...全文を見る
○中村国務大臣 もとより地球環境問題に限らず環境問題は我が国では政府一体となってそれと取り組むということでございます。そして環境庁はその中で環境問題に関する企画、総合調整を行うということでございますから、まさに先ほどから通産大臣もお答えになっていますが、政府一体となってこういった...全文を見る
○中村国務大臣 委員御指摘のように、公害輸出のようなことが起こらないようにするためにバーゼル条約があり、こういう法律があると私どもは思っているわけであります。そして、こうした地球環境、環境問題、度々申し上げますけれども、政府一体となって取り組むべきものでございます。環境庁だけがや...全文を見る
○中村国務大臣 もとより地球環境問題を考える場合にも、また地域の環境でもそうでございますけれども、まず根本に資源を節約して使う、そして有害廃棄物をなるべく出さない、それから製品をつくる場合にもリサイクルを考えてやるというのが環境の方向だと思います。そして、やはり地球環境を救うのは...全文を見る
○中村国務大臣 この条約、この法律に関しましては有害廃棄物の輸出、輸入、運搬、処分の規制に関する措置を講じて、もって環境保全をしてそして我々の生活環境というものを安全にして健康を守っていこうということでありますから、極めて重要なものであります。この目的を達成するために、この運用に...全文を見る
○中村国務大臣 もとよりこういう重要な条約に関する法律ですから、政府部内でいろいろな調整が必要なことは御理解いただけると思います。そして、鋭意調整してきたのでございますけれども、輸出入に関しては通産省で貿易管理に関する法律を持っておりまして、手続が定まっております。  行政の重...全文を見る
○中村国務大臣 今御質問を伺っておりまして、やはり環境庁対通産省というような感じのことが時々感じられるのですが、先ほどから何度も御答弁させていただいておりますように、環境問題というのは環境庁だけでもできない、通産省だけでもできない、それは政府一体となって取り組むべきものだと思って...全文を見る
○中村国務大臣 通産大臣の御答弁に尽きると思いますが、私も、委員御指摘のとおり、廃棄物の問題は地球規模で考えなければならない時代だと思います。そういうことでありますから、先ほどのサミットにおきましても、アジェンダ21の中で廃棄物の問題が最重要課題に挙げられ、そしてこのバーゼル条約...全文を見る
○中村国務大臣 先ほどもお答えしたところですけれども、どういうものを環境庁長官の承認にするかということの省令でありますけれども、その省令は通産省と総理府令の一緒の省令でございます。すなわち、それをつくるとき、まあ総理府令というのは環境庁の政令と思っていただいて結構でございますから...全文を見る
○中村国務大臣 また、通産大臣からお答えになったとおりなんですが、本法律、御案内のとおり、有害廃棄物の輸出輸入、運搬、処分というのを規制して、もって環境を守り、生活環境を守り、健康を守ろうということを目的とした条約並びにこの法律案でありますけれども、先生再三御指摘のように、地球環...全文を見る
○中村国務大臣 当バーゼル条約、この法律では有害廃棄物を取り扱う。その取り扱い方についていろいろ国際協定を行い、法律をつくろうというわけでありまして、今先生の御質問に直接お答えになるかどうかわかりませんけれども、そういう中で、リサイクルに利用できるものが今実際に行われている輸出入...全文を見る
12月01日第125回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○中村国務大臣 お答えいたします。  委員御指摘のとおり、水俣病問題は環境行政の大変重要な課題だという認識のもとに取り組んでいるわけでありまして、これまで公害健康被害の補償等に関する法律というのに基づきまして三千名近い方の患者の方を認定して、医学的知見に基づいて公正な救済を推進...全文を見る
○中村国務大臣 裁判所からいろいろな見解、幾つかの見解が示されているということは存じております。その中には新潟地裁、東京地裁の、国には損害賠償の責任がないという判決もあるわけ弧あります。  そして委員、和解ということでございますけれども、この本件の訴訟の争点というのは、究極的に...全文を見る
12月04日第125回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○国務大臣(中村正三郎君) 環境庁長官、地球環境問題担当大臣の中村正三郎でございます。  参議院環境特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。  環境問題は、近年身近な環境問題から地球環境問題に至るまでその範囲を広げ、人類の生存の根幹にか...全文を見る
12月04日第125回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(中村正三郎君) 今、両大臣からお答えいただいたとおり、PCBの保管、処分については、産業という立場から通産省、廃棄物という立場から厚生省が担当されるわけですが、環境庁といたしましては、環境基準を設定して法律に基づいて排出規制等を行って環境基準の達成に努めていくというこ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 水俣病の問題は、我が国の環境行政の一つの重要な課題であると認識を持って当たっております。  環境庁といたしましては、今まで公害健康被害の補償等に関する法律で既に二千九百名を超える患者の方々を認定して、医学的知見に基づいて公正な救済を推進してまいったわ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 環境基本法の問題につきましては、これは環境庁でかねて検討してまいりましたけれども、総理からこれの策定について早期に進めるようにという御指示をいただきまして、中公審と自環審に諮問いたしまして答申をいただきました。  その中で出されている理念を実現すると...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 基本法というのは、基本的な理念それからいろいろな政策のあり方ということを述べるわけでありますから、その中でどこまでどう規定するかということはこれからいろいろ検討するということでございますけれども、やはり基本的には考え方の基本を述べる、すなわちこういう手...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 今、委員は経済的手法すなわち税と、こうおっしゃいましたけれども、必ずしもそう限ったものではない。目的は、環境を保全するためにはどういう手法があるかという中の一つの手段が経済的手法であります。その中のまた一つが税であり、その中の一つがまたそういった先生の...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 既に両大臣からお答えのあったとおりでありますけれども、バーゼル条約に規定されたことは、この法律によりまして有害廃棄物の輸出入の許可、移動書類の添付義務、回収命令等、すべてこの法律に盛られることになりまして、この条約に決められたことはこの法律によって十分...全文を見る
12月07日第125回国会 参議院 商工委員会 第1号
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○国務大臣(中村正三郎君) ただいま議題となりました特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  有害廃棄物の国境を越える移動に関する問題につきましては、平成元年三月、有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) バーゼル条約は委員御指摘のとおり、有害廃棄物の発生をなるべく小さくとどめ、自国内処理そして発生者責任ということでやっております。そして目的は、有害廃棄物の移動等を規制することによって、健康だとかそうした人体の被害とかいうものをなくそうということでやって...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 委員の、非常に条約を研究されての御質問を大変傾聴しているわけでございますけれども、こういった公害環境に関する問題に対応しますのに、私どもとしては政府一体となって当たらなければいけない。非常に広い範囲に及ぶことでおりますから、環境行政というのは政府一体で...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 先ほどもお答えさせていただきましたように、こうした問題というのは政府一体となって取り組むべきものであるという中で、私どもは総理直属の機関で調整機関として働きますので、各省とよく連絡をとりましてこの条約、法律の問題が実現できますようにということでこの法律...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) けさほどからずっと御議論を伺っていてひとつ理解いただきたいことがあるんですが、環境問題というのは政府一体となって取り組むものでございます。例えば今非常に問題になっている地球温暖化の問題、CO2を削減しようというと実動部隊は通産省、それから森林を保全しよ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 先ほどもお答えしましたように、条約に基づくこの法律案に関しては、やはり今ある貿易管理のあり方を利用するというか使った方が、環境庁で新たにそうした手続をもう一つ設けるということになると、これは行政の重複になりますから、今ある輸出入の許可のシステムというも...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) けさから御質問でいろいろ鋭い御指摘がありますように、これはなかなか重要な法律であります。国内の法律案であります。国内のいろんな問題もあるし、いろんなところが関係してくる問題、鋭意努力してその調整を努めさせていただきました。実はこの法律案、前国会で提出さ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) それこそ今御指摘のような人員のダブり等をなくするために貿管令を使ったわけですね。極力それは避けて、三省庁にまたがるというか、本来環境問題というのは全政府にまたがる問題です。一つのところでできるものではございません。ですからこそ、環境庁が企画、立案、調整...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 環境問題、ことしリオで地球サミットが開かれました。そして、従来環境問題といいますと、公害を出す者があってその公害で害を受ける人がいて、それはいけないから公害をとめよう。それから、開発によって自然が減っていくからそれをとめようということでありました。しか...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) そういうことでありますから、各国世界、窓口が環境を担当する省なり庁なりになっております。そういうことで私ども環境庁が環境行政の立場から判断をし、そして外国の環境の窓口とその国内の状況等をいろいろ通知をしていただいたり通知をしたりして、そして許可するかし...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 私どもは常に委員のお話等伺いながら、反省しながらやっていかなければいけない、それが行政の態度でなければいけないと思っておりますけれども、この一年間環境行政を預からしていただきまして、特に地球サミットがあって外国といろいろ交渉をしてまいりました。そのとき...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。ありがとうございました。
12月07日第125回国会 参議院 商工委員会,厚生委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(中村正三郎君) いろいろ写真を含めて御指摘をいただきまして大変勉強になりましたが、委員一つ御指摘になった条約と法律の整合性でありますけれども、法律はもちろん主権国家同士の話ですから相手の国に自分の国の条約を適用することはできませんし、相手の国にうちの官吏が行って調査し...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) この条約並びにこれに対応する法律でございますけれども、これはまさに大変画期的なものだと思います。今まで見過ごされていた、ともすると公害の輸出になったようなことをきちっと国と国でもって話し合って管理をしていこうということでございます。そして、その手だてと...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 実質的にそのとおりと御理解いただいて結構でございます。
○国務大臣(中村正三郎君) たびたびお答えいたしておりますように、環境行政というのは政府一体となってやるものでありまして、環境庁は環境汚染防止対策をやる、通産省は製造、使用というような立場からこういったものの規制を行う、厚生省は有害化学物質の毒性評価等を行うということでやっており...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 地球サミットでもこの有害廃棄物の移動ということは大変重要な課題として持ち上げられ、そして先ほどからお話ししていますように、大変画期的な条約ができ、法律の御審議をお願いしているところでございますのでありますから、これは政府一体となってこの条約並びに法律の...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) PCBを初めとする有害物質対策ということだと思いますけれども、PCBに例をとりますと従来から環境汚染状況の常時把握ということをやっております。まずどういう状態がということをきちっと把握しなきゃいけない。  そして、例えばPCBに例をとりますと、その常...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 米軍基地内で万一いろいろな汚染が起こる問題が起こった場合には、今委員御指摘のとおり、我が国の環境法令等に合わせて問題があるということになりますと、環境庁としては日米合同委員会の下にある環境分科委員会の場を通じて、外務省等と協議をしながらいろいろな必要な...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) たびたびお答えさせていただいておりますが、環境問題というのは大変広い広がりを持つ問題でありまして、政府一体となって取り組まなければできないという問題であります。  例えば地球温暖化の問題にしても、基準を決めたり条約をつくったり我々がいたしましても、そ...全文を見る
○国務大臣(中村正三郎君) 大変ありがたい御提言でありますけれども、先ほどから御答弁していますように、環境行政というのは一つの省庁でできることではありません、極めて広い広がりを持っております。したがいまして、環境庁の予算を見ていただいてもわかりますように数百億。ところが原子力対策...全文を見る