中村哲治

なかむらてつじ



当選回数回

中村哲治の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第162回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○中村(哲)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、遠藤武彦君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○中村(哲)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
02月22日第162回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  本日、私は、第一に、野中広務前衆議院議員の証言に基づく案件、第二に、民間放送局の第三者名義株の問題、第三に、郵政民営化について質問を行います。  まず、野中広務前衆議院議員の発言に基づく案件でございます。  ...全文を見る
○中村(哲)委員 ということは、この本に載っている日付で申しますと、三百四十四ページには、「党大会の前日に開かれた大勇会の会合で野中の名前を挙げながら、「あんな部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」と言い放った。」と自民党代議士の証言を書かれているのですけれども、これも事実無...全文を見る
○中村(哲)委員 別の方からは、岡山県で開催された講演会の中でも野中広務前衆議院議員は同趣旨のことをおっしゃっているそうでございますけれども、この件についても、それが、野中さんがおっしゃったということが事実であるとすれば、野中さんがおっしゃったことは事実無根であるということでよろ...全文を見る
○中村(哲)委員 ということで、この本に書かれている当該部分の麻生総務大臣の、当時総務大臣ではございませんけれども、麻生氏の発言については事実無根であると麻生大臣はお答えになったということでよろしいですね。
○中村(哲)委員 つまり、野中当時の議員が自民党の総務会でそのような趣旨の発言をされたということは事実であるけれども、麻生当時の議員が大勇会においてそのような、野中氏を誹謗中傷するような発言をしたことはないということでよろしいですね。
○中村(哲)委員 そのことは事実の確認をさせていただきました。ぜひ、大臣には一冊、また後で本をプレゼントさせていただこうと思っております。  それでは、第二に、民間放送局の第三者名義株の問題であります。  NHKの不祥事がありまして非常に情けない状態だなということを感じており...全文を見る
○中村(哲)委員 今おっしゃったとおり、新聞社には監督官庁はないわけですよね。読売新聞が昨年の十一月十二日付の記事で書いてあることについては、私の目から見ると、余り反省の弁はないのか、もう規制緩和した方がいいんじゃないか、もう時代に合いませんよ、そういう趣旨の話になっております。...全文を見る
○中村(哲)委員 今大臣のお話にもありましたように、建前はメディア集中排除原則で、分散しているんだよ、私たちちゃんとそれを守っているよ、だから自主的にもきちんとやっているよということをやっておきながら、本音は、いや、お金を出す人がいなかったから仕方なかったんだよと、正面から読売新...全文を見る
○中村(哲)委員 ありがとうございます。  それでは、第三に、郵政の民営化についてのお話をさせていただきます。  この件については、先週二月十七日に、衆議院予算委員会で松野頼久委員から質問がありました。そこのまず第一の論点についてお話をさせていただきます。  総務省設置法第...全文を見る
○中村(哲)委員 私が聞いているのは、四条七十九号の郵政事業……(麻生国務大臣「済みません、長官じゃなくて、あれは梶田第一部長ね」と呼ぶ)今おっしゃったのは、松野委員の、「これが竹中大臣の所管であることを定めた法律を、法制局、ちょっと示してください。」という質問に対する答弁が今麻...全文を見る
○中村(哲)委員 それはともかくとして、設置法四条の七十九号の規定を私は聞いているわけです。その規定の、「郵政事業(日本郵政公社が行う事業をいう。)に関する制度の企画及び立案に関すること。」の中に民営化は入らないんですかということを申し上げているんです。
○中村(哲)委員 いや、私が聞いているのは、イエスかノーかで答えていただければいいんですよ。七十九号に書いていますよね。「郵政事業に関する制度の企画及び立案に関すること。」これは当然、郵政の民営化はど真ん中じゃないですか。制度の企画及び立案に関することでしょう。「日本郵政公社が行...全文を見る
○中村(哲)委員 最後の方の大臣の答弁が、ちょっと声が小さくなって聞こえなかったんですけれども。
○中村(哲)委員 大臣、七十九号は郵政事業に関することと書いているわけではないんです。七十九号は、「郵政事業に関する制度の企画及び立案に関すること。」と書いてあるんです。民営化はまさにここじゃないですか。今大臣は、郵政事業に関することだというふうにおっしゃっているんですよ。違うん...全文を見る
○中村(哲)委員 法に基づかない行政をされるのは、それは小泉内閣の勝手ですよ。しかし、これは立法府としては許せないですよ。  内閣法には何も書いていないでしょう。梶田参考人が言ったら、それは最高裁が言ったことになるんですか。内閣の重要な事務であるから単にそういうふうに言っている...全文を見る
○中村(哲)委員 まさにこれは国会が軽視されているんですよ。内閣によって、国会が決めた行政をコントロールする設置法、それに違反する行為を堂々と法制局の参考人が答弁している、こんなことは許されないんですよ。国会が、憲法の第一義的な解釈権を持っている、だから法律をつくる、そういったこ...全文を見る
○中村(哲)委員 答弁と私の指摘が行き違っていますから、ぜひ委員長、整理をしてください。
○中村(哲)委員 理事会で整理をしていただくということで、ぜひ、郵政民営化法案の提出前に、この総務委員会に、竹中大臣、また、総務省設置法の権限に関して総理に出てきていただいて、内閣としての方針を具体的に説明していただく必要があると考えておりますが、委員長、いかがですか。
○中村(哲)委員 松野委員がせっかく予算委員会で質問したことでも政府は誠実に検討していないわけですよ。立法府と行政府の、まさに三権分立にかかわる重大問題であるにもかかわらず、全くその認識がない。  この民営化については、まさにこの委員会で議論をしないわけにはもういかない、そのこ...全文を見る
○中村(哲)委員 だったら、民営化したら何でそれが加速されるんですか。
○中村(哲)委員 今、私は利便性の向上についての論点を話しているわけじゃないんです。その前の経済の活性化の論点についてお話をさせていただいているんです。  経済の活性化というのは、具体的中身は何かというと、お金が官から民へ流れます、そういうことをおっしゃっているんですね。でも、...全文を見る
○中村(哲)委員 それは、先ほど言いました設置法の四条七十九号で、総務大臣の所掌事務なんですよ。だから、事実を申し上げたということは、そう認識しているということをおっしゃったと同じことになるんです。  時間もありますから、もう一点、国民の利便性の向上の論点に移ります。  これ...全文を見る
○中村(哲)委員 まだまだたくさん議論をしないといけないこと、今の麻生大臣の御答弁でもはっきりわかりました。この続きはこの委員会でさらにさせていただきたいと思いまして、そういうことを申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○中村(哲)分科員 おはようございます。民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  人格者の尾辻大臣や西副大臣にこのようなことを申し上げるのは非常に心苦しいんですが、自民党、公明党がおととし参議院で強行採決した心神喪失者等医療観察法の施行をことしに控えまして、各地で新施設に...全文を見る
○中村(哲)分科員 今大臣がおっしゃった方向でぜひ進めていただきたいと思います。総論はいいんですけれども、各論に入ってくるとなかなかこれが、果たして今大臣がおっしゃったとおりに進んでいるのかなということが課題になってくると思います。  具体的に少しお話をさせていただきたいと思い...全文を見る
○中村(哲)分科員 私は、十六対一、四十八対一、三分の一なのはなぜかという理由で、結局理由としてお答えになったのは最後の、文章でしたら一行分ぐらいの話で、そこを本当は詳しく聞いていかないといけないんですけれども、それと関連する話として、では果たしてその四十八対一は全部、日本全国守...全文を見る
○中村(哲)分科員 結局三分の一の理由というのはお答えになっていないのですけれども、今御報告があった、全体の九割の病院で基準を満たしている、国立病院の場合は一〇〇%満たしているというお話でございました。それは、昨年十二月二十日に出された「医療法第二十五条に基づく立入検査結果(平成...全文を見る
○中村(哲)分科員 実際、現場のお医者さんの話を聞くと、実際は六割ぐらいしか達成していないよとか、国立病院でもいっぱいこの基準を達成していないところがあるんだよと、実はこの調査自体が正しいのかどうかという疑問が現場のお医者さんから出されていたりするのです。だから、これはでも厚生労...全文を見る
○中村(哲)分科員 今の御答弁、私もきのうの質問取りのときに、これ、どう答えましょうと。いや、どう答えましょうと言われても、こう答えたらいいんじゃないですかという御提案をさせていただいたんですが。  では、それならちょっと数の話をさせていただいて、今、お医者さんの数と看護師さん...全文を見る
○中村(哲)分科員 私が申し上げたいのは、医療サービスが七割程度しかないのに報酬は八八%払っていいんですかという話なんです。  そして、八〇%でも一〇〇%の数をクリアしているのと同じことになるというふうにおっしゃいましたから、四十八対一を八掛けしてみてくださいよ。何人になるんで...全文を見る
○中村(哲)分科員 大臣、今の具体的な議論を一つお聞きいただいたんですけれども、結局、その基準や、また、基準に合わせたお金の問題がやはり出てきます。  今よく聞く話として、精神医療の向上のためには、ほかの医療と比べて低いと言われている精神医療の診療報酬を、少なくともほかの医療並...全文を見る
○中村(哲)分科員 かなり前向きな発言をいただきまして、ありがとうございます。  ベッド数でいうと、精神医療は全体の医療の約四分の一、二五%を占めていると言われております。しかしながら、医療費については五%ぐらいしかかけていない、そういった確実なデータがあるわけですね。お医者さ...全文を見る
○中村(哲)分科員 ありがとうございます。  一冊、本を紹介させていただきたいと思います。講談社から出ております、野村進著「救急精神病棟」、そういう本があります。その三百四十五ページにこういう記述があります。少し読ませていただきたいと思います。「「慢性精神病患者は病院の固定資産...全文を見る
○中村(哲)分科員 もう時間が少なくなってまいりましたので、最後の論点に入らせていただきたいと思います。  医療観察法ができた背景というのは、池田小学校事件があったと言われております。しかし、この池田小学校の事件の宅間死刑囚のケースというのは、医療観察法が施行されてもこの件は再...全文を見る
○中村(哲)分科員 時間が参りました。  今の両大臣の御答弁というのは、まず研究をしっかりしていくということだというふうに実感しております。その後にはしかし、やはり鑑定そのものをしっかりしていくという、次の段階に入っていかないといけない、そのことも指摘させていただきまして、私の...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  昨年、二〇〇四年の九月九日、総務委員会の質疑において私は、当時の海老沢会長に対してこのような趣旨のことを最後に申し上げました。経営責任をとることにおいて一番大切なことは、視聴者の皆さんに対して御理解をいただくとい...全文を見る
○中村(哲)委員 今のお話、未払い件数がふえて予算に対する影響が出てきたからおやめになった、そういったお考えですか。それだったら、その奥にある未払いの理由は何なのか、そこについての反省などがどのように認識されているのかということも問題なわけです。  まず、それであるのならば、未...全文を見る
○中村(哲)委員 橋本会長の説明は、目に見える形でNHKが変わったということを示せていないんですよ。  日経ビジネスの昨年十月二十五日の「敗軍の将、兵を語る」で、海老沢会長はこのようにおっしゃっております。「辞任する考えはありません。残り一年半の任期を全うしたいと思っています。...全文を見る
○中村(哲)委員 橋本会長、きょうずっと御説明いただいている改革の方針、これは九月七日のこの報告書、NHKが出された報告書に書いてある以上のものが何かありますか。ないじゃないですか。九月七日にお示しされた方針できょうも答弁なさっているわけですよ。だけれども、この半年間、未払いがど...全文を見る
○中村(哲)委員 今の御答弁で視聴者の皆様が納得されるというふうにお思いになっているのであれば、それは一つの認識だと思います。  海老沢前会長の退職金について、その額と支払い時期についてお答えください。
○中村(哲)委員 ということは、未定であるということで理解させていただいてよろしいですね。それだったら、平成十七年度予算には退職金の額は入っていないと理解してよろしいですね。
○中村(哲)委員 つまり、人件費等の中には海老沢さんの退職金は含まれているという御答弁ですよね。具体的に幾らということは含まれていないけれども、全部の人件費の中には海老沢会長の退職金は含まれている、そういった御答弁で理解させていただいてよろしいですね。
○中村(哲)委員 予算の中には入っているんだけれども額等については積算していないというのは、人件費としてそんなのがあり得るんですか。どんぶり勘定で、これぐらいことし人件費がかかりますということが予算書に載っている、そういうふうに考えてよろしいですか。今の答弁は信じられませんよ。
○中村(哲)委員 全く今の答弁はわからないと思うんです、聞いている人は。視聴者の皆さんが今の御答弁で理解されているというふうにお考えですか。  それでは、役職員全体の退職金は幾ら積んであるんですか。
○中村(哲)委員 それでは、海老沢会長の役職員としての今まで積算して積んできた額は幾らになるんですか。
○中村(哲)委員 私は退職金の額を聞いているわけじゃないんですよ。あなたが引き当てを積んでいますと言ってきたから、それでは、海老沢さんの退職金分の引き当てとして今まで積んできた分があるんでしょう、そこは幾らなんですかということを聞いているんですよ。その答弁逃れ、経営委員会が退職金...全文を見る
○中村(哲)委員 私はこの質疑の事前通告を金曜日にやっているんですよ。普通なら月曜日の夕方にやる、しかし、そんなことじゃ十分に調べる時間がないかもしれないから、金曜日、それも原稿を全部打ち出して渡しているんですよ。そんなこと、事前通告ではほとんどない形ですよ。充実した質疑をするた...全文を見る
○中村(哲)委員 新体制という意味がよくわかりません。一新されるということでしょうか。
○中村(哲)委員 私は、事前に党の会議等ではすべて入れかえるということをお聞きしていたんですけれども、かなり後退したような印象を受けます。  私自身は、もしかえるのであれば、質疑の前に新しいメンバーの顔を見せていただいて、こうかわるとはっきりわかる、この顔ぶれなんですと目に見え...全文を見る
○中村(哲)委員 非常に残念な答弁が続いておるように感じておりますが、党の方で議論になったことを少しお聞きしたいと思います。  総務省には、今何台のテレビ受像機がありますか。また、中央省庁全体についてはいかがでしょうか。
○中村(哲)委員 その二百三十六台、中央省庁全体で四千四十一台という数の分だけ、受信料はお支払いになっているということでよろしいですね。
○中村(哲)委員 霞が関全体ではわからないけれどもということですね。
○中村(哲)委員 政府が受信料を払っていないと言ったら国民の皆さんにお支払いくださいと言うこともできませんから、きちんと払っているということで確認をさせていただいたと思っております。  さて、受信料の未払いの問題なんですけれども、最後にお聞かせをいただきます。  野田委員の質...全文を見る
○中村(哲)委員 はい。例年に比べると四十八万件もふえている。それを足すと現時点で七十万件ぐらいなんです。  最後にお聞きします。平成十七年度予算では、支払い決算見込みでは三千六百七十二万件から二十万件増で予算を組まれております。しかし、最悪の場合ではどれだけの件数減で予算が回...全文を見る
○中村(哲)委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
03月22日第162回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  法務委員会では、二年前にこの十四条地図、旧法でいえば十七条地図の関係の質問をさせていただいたということでございまして、このたび質問に立たせていただくことになりました。  まず私は、十四条地図、旧法十七条地図、法...全文を見る
○中村(哲)委員 南野法務大臣、漸増していくというのは、それは政府の予算のつくり方として仕方ないかもしれないんですけれども、今お話しになった答弁はほとんど地籍調査の範囲の話なんですね。だから、ここをいかにふやしていくのかというその理論構成をきちんとしていただきたいんです。  一...全文を見る
○中村(哲)委員 今、寺田民事局長のお話がありましたけれども、その基本的な考え方は、法務省はサブでいいという考え方なんですよ、今までの議論の流れは。だけれども、原則論を考えてみてくださいよ。民法百七十七条の対抗要件の規定があるから不動産登記法というものがあるわけでしょう。そしてそ...全文を見る
○中村(哲)委員 南野大臣、そのつつき方が大事なんですね。本当なら百億、二百億かけないといけないところを、いや六億でいいですと言ったら、それは判こ押しますよ。全体の規模からいって、都市再生本部の予算全体で見たら、これはいきなり百億円ふえているんですよ。だから、向こうは百億円ぽんと...全文を見る
○中村(哲)委員 参考にしていただければ幸いでございます。  次の質問に移ります。  地籍調査の方は市町村事業ということで統計がとれないということを国土交通省の方からお聞きしております。そこで、法務省による登記所備えつけ地図、いわゆる十四条地図の作成事業に限ってお尋ねをいたし...全文を見る
○中村(哲)委員 平成十五年といっても、恐らく四百件ぐらいのうちの九九%ですから四件ぐらいかな、一、二、三、四、それぐらいの数字だと思うんですけれども、なぜこういうお話を聞かせていただいたかと申しますと、今回の筆界特定手続が法務局による十四条地図作成事業や地籍調査事業の中でどのよ...全文を見る
○中村(哲)委員 今の寺田民事局長の御答弁で、ちょっと私、聞き漏らしてしまったのかもしれませんけれども、理解できなかった部分が、職権で手続が入ることは今回の手続じゃできないわけですよね。だけれども、十四条地図の作成事業をやっている中では、そういった、この線を決めたいなと思うときが...全文を見る
○中村(哲)委員 局長、物事の整理の問題なんですよ。私は税金のことだけ言っているわけじゃございません。国の仕事として、税金を取るほかに、もう一つとしては私有財産を守るインフラをつくる、そういった仕事があるわけです。だから、こっちの仕事もあわせて考えた場合には、基本的には筆界を引く...全文を見る
○中村(哲)委員 この国土調査法に基づく地籍調査事業というのは基本的に市町村の事業なんですね。市町村の皆さんが私がやるということじゃないと、なかなかできない事業なんです。分権化ですから、それはそれで仕方ないというふうに国がお考えになるんだったら別なんですけれども、私は、土地の筆界...全文を見る
○中村(哲)委員 大臣にお聞きいただきたいんですけれども、今の答弁でわかってきたことは、特定というものは行政処分ではないけれども、結局、特定された境界、筆界を利用して職権で地積更正登記や地図訂正を行うことがあるわけですから、これは国民をある種の意味では拘束しているんですよ。だけれ...全文を見る
○中村(哲)委員 だんだんと整理されてまいりましたので、さらに進んだお尋ねをいたします。  この新しい手続というのは、単なる筆界の特定であって、しかも、なお特定に至らない場合も想定しているということでございます。それであるのであれば、表示の登記における地積更正の登記や地図訂正の...全文を見る
○中村(哲)委員 時間もありますので、次に参ります。  第百二十三条で、筆界の特定に関して、「その位置を特定することができないときは、その位置の範囲を特定すること」としているが、具体的にはどういう特定になるのでしょうか。また、「特定することができないとき」とはどういう場合なので...全文を見る
○中村(哲)委員 時間もありません。次に参ります。  手続についてお尋ねをいたします。申請人となることができるのは表題登記のある土地の所有者のみなのか。つまり、表題登記のない土地である水路や里道の管理者として自治体や国からの申請はできるのでしょうか。
○中村(哲)委員 時間が参りますので、最後にお聞きいたします。  所有権界と筆界は直接に関連しております。紛争の解決には、所有権の紛争を同時に解決する必要があります。ADRとの連携は今後どのようにされていくのでしょうか。それとともに、十四条地図整備のためにも予算を民間ADRにも...全文を見る
○中村(哲)委員 時間が参りましたので、いろいろまだ申し上げたいことはございますが、質問を終わります。ありがとうございました。
03月29日第162回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○中村(哲)議員 第十条及び二十二条の趣旨は、身元が明らかでない借り主にレンタルすることにより匿名の携帯電話を生み出すような行為を処罰することにあります。  通常のレンタル業の場合、一定期間経過後には返却されるよう身分証明書等で確認を行っています。そのため、匿名の携帯電話を排除...全文を見る
○中村(哲)議員 まず、七条一項の趣旨でございます。  譲渡時本人確認の前提として、契約上の地位の変更の事実を携帯電話事業者に承知させる必要があると考えております。この場合、当該地位の変更の事実の申請を担保するためには、契約者自身に承諾を得させることが適切であります。以上のこと...全文を見る
○中村(哲)議員 先ほど申し上げましたとおり、譲渡がどの時点で行われているかということの判断は、携帯電話の占有移転の事実のほか、対価の支払いの有無や実質的支配の有無等を総合考慮して判断されるものと考えられます。  御質問の事例におきましては、販売業者AがBを信用して、手続を完了...全文を見る
○中村(哲)議員 携帯電話事業者は、ことし二〇〇五年、平成十七年四月に約款を変更し、プリペイド式携帯電話のすべての契約者につき、本人確認を行っていく予定と聞いております。  約款変更の際の経過措置として、まず、本人確認を終えた者はその者が契約者となりますが、第二に、本人確認を受...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○衆議院議員(中村哲治君) 振り込め詐欺の被害、振り込め詐欺の犯罪者は、自らの匿名性を確保するために、購入者から転々譲渡されたプリペイド携帯電話やレンタル業者から身元を明らかにしないで入手したポストペイド携帯電話を利用している事例が多いと聞いております。つまり、だれが使っているか...全文を見る
○衆議院議員(中村哲治君) 今委員御質問のとおり、親族とは、民法七百二十五条に規定する民法上の親族概念を想定しております。繰り返しになりますけれども、第一に六親等内の血族、第二に配偶者、第三に三親等内の姻族を指します。また、生計を同じくしている者とは、同一の生計単位を構成している...全文を見る
○衆議院議員(中村哲治君) 今、内藤委員が御質問されたケースというのは、無料で、かつ借り上げる、借用するというケースですので、確かにこの法律案では対象とはなっておりません。本法律案においては、一般的な携帯電話の利用実態にかんがみ、携帯電話を無料で借用することについては処罰規定など...全文を見る
○衆議院議員(中村哲治君) 本法律案は、振り込め詐欺の実態を踏まえて、専ら国内の携帯電話事業者をその対象として想定しております。  御指摘の事例については、海外で借りたプリペイド携帯電話に係る携帯電話事業者が国内の事業者であるかどうか等に応じて本法律案の規定の適用が検討されるこ...全文を見る
○衆議院議員(中村哲治君) この法律案が成立することにより、契約締結時に加えて、譲渡時の本人確認が義務付けられることになります。そのことにより契約者の把握が徹底されます。だれが使っているか分からない匿名の携帯電話が流通しにくくなると考えております。  また、この法律案では、携帯...全文を見る
○衆議院議員(中村哲治君) この法律案は、身元が明らかでない借主に携帯電話のレンタルを行うことによって、だれが使っているか分からないような匿名の携帯電話を生み出すような行為を規制することとしております。そこで、レンタル業者に対し、借主の連絡先等を把握させ、匿名の携帯電話が流通し、...全文を見る
04月26日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○中村(哲)分科員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  京都議定書の批准を迎え、積極的な地球環境対策の政策が求められています。また、シックハウスなどの生活環境対策も求められております。  本日は、そこで、マンションなどのコンクリート建造物における断熱のあり方、建築...全文を見る
○中村(哲)分科員 今中野政務官がおっしゃったことを私なりに理解させていただきますと、今おっしゃったことというのは、どちらかというと建物以外の緑地、緑化などを中心におっしゃったと思います。  また、今、マンションのガイ断熱とおっしゃったと思うんですけれども、ソト断熱と一般には言...全文を見る
○中村(哲)分科員 もちろん、先ほどおっしゃったように、内断熱でも外断熱でも断熱という意味では変わらないですし、変わらないといいますか、冷房効率がいいという意味では、断熱性能ではかられるわけですから、それは変わらないというのはもちろんそうなんです。しかし、コンクリート建造物だから...全文を見る
○中村(哲)分科員 今中野政務官がおっしゃったとおり、外断熱のメリットとして、長寿命化というのがあるんですね。確かに今おっしゃったように、コストは少し高いんです。今でも全体で建築コストが一割程度は高いと言われているんですけれども、その分、一割どころではなくて長寿命化、内断熱の普通...全文を見る
○中村(哲)分科員 ありがとうございます。  それでは、次に、健康面について伺います。  私は、昨年八月に、ドイツの研究所を視察してまいりました。フラウンホーファー研究所という研究所でございます。VOCなどで日本に先行して研究をしてきた研究所でありまして、日本のはやりというか...全文を見る
○中村(哲)分科員 住まい方という話もあるんですけれども、やはり構造上の問題というのがかなりあると思うんですね。北海道の方の体験談で、外断熱のマンションに入った瞬間に、今まで内断熱のマンションだったらすぐ出ていたアレルギー反応が全く出なくなったと。そういった人にとっては外断熱住宅...全文を見る
○中村(哲)分科員 中野政務官おっしゃったこと、内断熱でも外断熱でも断熱性能を高めていく、そこは私は何も反対しないですし、そのとおりだと思っているんです。  ただ、例えばトイレを内断熱でやろうと思ってもなかなか難しい。トイレに入った瞬間に、ああ、寒いなと思ってしまう住宅が、じゃ...全文を見る
○中村(哲)分科員 最後、外暖房か内暖房かとおっしゃったのは、多分言い間違いをされたんだと思います。外断熱と内断熱ですね。(山本(繁)政府参考人「はい」と呼ぶ)  施工をきっちりやっていれば同じ性能が出るように基準がつくられているわけですが、それは当たり前のことで、それは私、わ...全文を見る
○中村(哲)分科員 だから、建物全体をくるんだ方が暖かくなるんじゃないですかということを申し上げているわけですね。これは戸建て住宅の充てん工法での断熱材でも同じことが言えるんですけれども、その点について納得していただいたということで、次の質問に入らせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○中村(哲)分科員 今のお話は、特に外断熱ということではないけれども、先進的な事例についてはきちんと広めていくというお話でしたので、それは受けとめさせていただきます。  一つ政務官にも大臣にも知っておいていただきたいのは、新聞記事の御紹介をさせていただきたいんです。和歌山県の高...全文を見る
○中村(哲)分科員 時間が少なくなってまいりましたので、最後に大臣にお聞かせいただきたいと思いますけれども、こういった、今まで検討してきたように、コンクリート建造物における断熱方法に焦点を当てて考えてみた場合に、外断熱工法は内断熱工法と比べてさまざまな、少しずつですけれどもメリッ...全文を見る
○中村(哲)分科員 はい、時間が参りましたので終わりますが、コストの面に関しては今も日々進んでおりまして、一割程度、それも乾式なのか湿式なのかというのでも変わってくるんですが、時間がないので終わります。こんな結露が起こってカビがいっぱい生えている住宅を出さないためにも、御検討くだ...全文を見る
06月07日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第9号
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○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  委員長にまず確認をさせていただきたいと思います。先ほど、山花委員の質疑の最中に、委員長からお話がありましたことの確認をさせていただきたいと思います。自見大臣、野田大臣、八代大臣などの過去の大臣の答弁と現在の政府の...全文を見る
○中村(哲)委員 あわせて、野田さん、自見さん、八代さんを参考人としてこの委員会でお話を、橋本さんも小里さんも、参考人として改めて意見を聞かせていただきたいと考えておりますが、お願いできますでしょうか。
○中村(哲)委員 私は、自分の質問をたくさん用意しておるんですが、今までの質疑の中で議論されている論点について再び確認をさせていただいてから、自分の質問をさせていただこうと思っております。  今出てきた論点と申しますのは、中央省庁等改革基本法の三十三条一項六号の問題、公社法二十...全文を見る
○中村(哲)委員 これは細田官房長官に聞かなくてはならないのかもしれませんが、それでは、先ほどの細田大臣の答弁を前提にすれば、ここにいらっしゃる大臣のお話というのは、法律に関係のある、条文に関係のあることをおっしゃったとしても、それは政府としての統一した見解ではない、そういう御理...全文を見る
○中村(哲)委員 いや、私の質問にきちんと答えてください。竹中大臣の答弁が法案の答弁であるというのは、それは理解しておりますよ。私がお聞きしたのは、ほかの大臣がこの法案について御見解を述べられたときは、それは個人の政治家としての見解であるというふうに政府が思っていらっしゃるのかど...全文を見る
○中村(哲)委員 ほかの、場合によるとは、それはどういうことですか。どういう場合ですか。内容によるとは、どういう内容の場合をいうのですか。それと、さっきの官房長官の答弁との整合性を、きちんと答えてください。早く答えてください。
○中村(哲)委員 それでは、関連する内容については各省庁が答弁する、各省庁に関連する内容については各省庁の大臣が答弁する、それは拘束をするということでよろしいですね。
○中村(哲)委員 その理屈であると、当時の自見郵政大臣というのは、中央省庁等改革基本法において、郵政省の関連している内容について、専門としているのが郵政省であったわけですから、当然、有権的解釈権が郵政大臣たる自見大臣にあるということになるじゃないですか。その点について、それでよろ...全文を見る
○中村(哲)委員 私の問いに答えてくださいよ。  中央省庁等改革基本法の担当大臣は自見大臣だったわけでしょう。先ほど竹中大臣の御答弁された内容を中央省庁等改革基本法の質疑に当てはめれば、郵政の改革については、専門大臣である、郵政大臣である自見大臣が有権解釈権があるということじゃ...全文を見る
○中村(哲)委員 有権的解釈権があるかどうかということを聞いているんです。その一点だけでも答えてくださいよ。  それなら、もうここでは答えることができないと言っているわけですか。——では、もう一度。  それでは、先ほどの質問に戻りますけれども、中央省庁等改革基本法で小里大臣に...全文を見る
○中村(哲)委員 だから、ケース・バイ・ケースというのは、法律の解釈でそんなのありませんよ。  それでは、野党の議員は、政府提出法案に対して質疑をやっているときに、あなたは、それは個人的な見解ですか、それとも政府の見解ですかと一々確認をして聞かないと、政府の解釈であるか確定的な...全文を見る
○中村(哲)委員 私は、竹中大臣に一義的に答弁権があるということを議論しているのではありません。それは当然の前提として、ほかの大臣が答弁されるときにどの場合が政府の見解なのか、そのことについて、それじゃどのように野党の議員は判断すればいいのか、そのことについて基準をお聞きしている...全文を見る
○中村(哲)委員 私がお聞きしているのは、どういう場合においては大臣の見解が政府の見解になるのかということを言っているんです。ケース・バイ・ケースというふうに答えられたら、それなら、このケースはどうなんですか、政府の見解なんですか、それともあなたの、それこそきのう竹中大臣がおっし...全文を見る
○中村(哲)委員 いや、あなたが答えられないでだれが答えられるんですか。(発言する者あり)
○中村(哲)委員 私が申し上げていることに対して、答弁の内容が変わっております。  それじゃ、竹中大臣、今、ケース・バイ・ケース、そのケース・バイ・ケースの内容というのは、扱っている内容について専門性が違うから、その専門性によって大臣が答えられるということをおっしゃいましたね。...全文を見る
○中村(哲)委員 だったら、中央省庁等改革基本法案の質疑のときに郵政大臣たる自見大臣がおっしゃったことというのは、専門性に基づいて郵政大臣が答弁なさっていることということでありますから、政府の答弁であるということを申し上げているんです。もうこのことは、それでよろしいですね。
○中村(哲)委員 この問題については、以上の答弁を前提に政府見解をもう一度理事会に出されるということですので、ここで納得というか一段落、ひとまずおいておきましょう。  三十三条一項六号のこと。細田大臣、いらっしゃいましたから、一点だけ確認しておきますよ。  細田官房長官におき...全文を見る
○中村(哲)委員 きちんと質問に答えてください。私は、三十三条一項六号と同じような規定が公正取引委員会や食糧庁においてもあるのかどうかということを聞いているんです。ないんでしょう。
○中村(哲)委員 委員長、今、あるかないかということを私は聞いているんです。それについての答弁がありません。きちんと答えさせてください。
○中村(哲)委員 法律のことを余り御存じないようですので……(発言する者あり)
○中村(哲)委員 あなたは法律の専門家じゃないようですから申し上げておきますけれども、別表三の公正取引委員会とか食糧庁というのは、別に変えちゃいけないという規定はないんですよね、今官房長官がおっしゃったように。  しかし、郵政の公社化については、三十三条の一項の一号から五号で公...全文を見る
○中村(哲)委員 内閣法の五条のところにこのような規定があります。「内閣総理大臣は、内閣を代表して内閣提出の法律案、予算その他の議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告する。」つまり、内閣提出の法律案というのは内閣法五条で規定されているんですね。内閣法の五条の規...全文を見る
○中村(哲)委員 今細田大臣がおっしゃったことは、形式的な理由なんです。私が申し上げた憲法解釈を否定する実質的な理由について、きちんと論理立てて説明をしてください。
○中村(哲)委員 私は、まさに、内閣法制局長官が違う答弁をされていますからというのは形式的な理由にしかすぎないと言っているんですよ。私は、内閣法制局の長官が言っていることはおかしいと言っているんです。それを実質的に議論するために、今まで、憲法の本から、基本的なことを手とり足とり一...全文を見る
○中村(哲)委員 実質的な議論についてはあなたはできない、だから後で理事会にまとめて答弁するということでよろしいですね。  それでは、私は形式的なことの話をさせていただきますよ。  憲法の第一義的な解釈権はどこにあるんですか。憲法の解釈権というのは国会にあるんですよ。最高裁の...全文を見る
○中村(哲)委員 何でPKOのときに議員が、野党議員が政府に、内閣法制局長官といって聞くのかというと、それは内閣の中で憲法解釈がずれていませんかということを聞いているだけなんですよ。憲法解釈の第一義的な権能は国会にあるんです。国会で憲法解釈はこうであると言ったら、そういうふうな見...全文を見る
06月23日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第19号
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○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  私は、前回、六月七日に中央省庁等改革基本法三十三条一項六号について質疑を行いました。その点については、参考人質疑を要求しておりまして、それを待つ必要がありますので、今回は保留いたします。委員長におかれましては、参...全文を見る
○中村(哲)委員 私は、きょうは前回積み残した質問、つまり、まず国家公務員共済から厚生年金に移るという問題、次に、公社法二十四条以下の中期経営計画の問題、それを済ませた上で私が温めてきた質問を行う、そういったつもりで本日おりました。しかし、二点、一昨日、昨日の審議の中で問題点にな...全文を見る
○中村(哲)委員 何を動揺しているんですか。〇・〇〇八%というのは昭和五十七年度からの保険料率でしょう。あなた、プロなのにそんな間違えちゃだめじゃないですか。岩國委員は、それを聞いた瞬間に、竹中大臣は間違っているからただしたいと思ったんですよ。だけれども、時間がないからできなかっ...全文を見る
○中村(哲)委員 一事が万事こういった姿勢でいるから、なかなか竹中大臣がおっしゃることは私たちの頭の中に落ちていかないということなんですね。  それでは、もう一点指摘をさせていただきたいと思います。  昨日、当委員会の理事会に提出していただいた政府の資料は、十一時現在のもので...全文を見る
○中村(哲)委員 私は、あなたの、その私は知りませんという態度はどうかと思いますよ。  次のページには、「波状的かつ累積的にラーニングを行う。」と書いてあるんですよ、IQの低い層には「波状的かつ累積的にラーニングを行う。」こんな失礼なことが。現場の担当者は認識しているわけです。...全文を見る
○中村(哲)委員 よくそんなこと言えますね。会社が提案したから、そんなものだから。そんな答弁でいいんですか。  皆さん、この提案書がすばらしいといって、独創的でほかの業者はいないからといって契約しているんでしょう。中身がしっかりわかっているということじゃないですか。それに共感し...全文を見る
○中村(哲)委員 提案されて、それで結局採用したのは事務方なわけでしょう。じゃ、そのことを報告を受けているわけじゃないですか、あなたは出演しているんだから。  そんな認識でいいんですか。今の大臣の御答弁、きょうもマスコミの方がたくさんいらっしゃっていますけれども、国民の皆さんが...全文を見る
○中村(哲)委員 主たる関係者ということですから、そのほかには関係者はいらっしゃいませんか。
○中村(哲)委員 国共済というのは団体として一つの団体があるわけじゃないですよね。国共済の関係者というのはだれなんですか。また、厚生年金の関係者というのはだれなんですか。
○中村(哲)委員 確認いたしますが、国共済の関係者、厚生年金の関係者、それから民間になっている会社の労使、それだけですね。つまり、国家公務員共済の場合は国家公務員共済組合連合会が交渉の担当者になるということですね。
○中村(哲)委員 いや、それなら財務省と厚生労働省はかかわらないということですね。
○中村(哲)委員 関与するというのはどういうことですか。関係者ではないけれども関与するということですか。協議の場には来ないけれども、後ろで国共済等のコントロールは行う、そういう意味ですか。
○中村(哲)委員 私は、初めからそのようなことを答弁いただきたいわけですよ。だから、国共済の関係者というのはどういう方がいらっしゃるんですか、厚生年金の関係者というのはどのような方がいらっしゃるんですかということを私もお聞きしておかないと、このスキームについて議論ができないからで...全文を見る
○中村(哲)委員 先ほど答弁を引きましたけれども、もう一度引かせていただきます。「これは、先ほどのように、今はまだ共済でございますが、今後厚生年金に移行する、そのときに、その時点における」と。そのときということなんですけれども、そのときというのはいつなんでしょうか。つまり、いつこ...全文を見る
○中村(哲)委員 私は、十年ぐらい過去かかったから、だからこれは事前にある程度は話をしておかないといけないと思うんですよ。というのは、事前に、やらないのかということも含めて関係者で一回議論していく必要があるんではないか、そういうふうに思うんです。  ここで、わざわざ厚生労働大臣...全文を見る
○中村(哲)委員 これは大変なことですよ。去年、年金一元化でこれだけ国会で問題になって、年金法の改悪だということでこれだけ問題になって、そして年金のことが今回民営化法案では本当に問題になる、そのこともわかっていながら、厚生年金、受け入れていただく方の所管をしている厚生労働大臣に協...全文を見る
○中村(哲)委員 協議はしているということですか。
○中村(哲)委員 厚生労働省のだれと協議されているんですか。(発言する者あり)速記をとめてくださいよ。
○中村(哲)委員 私がわからないのは、協議というのは事務的にやられるものでしょう。まず事務が協議しなければ、大臣同士が話をするということはあり得ないわけですから。協議というのは、事務的レベルのことも含めて通常言うんですよ。  尾辻大臣、答弁を修正されますか。
○中村(哲)委員 やはり具体的なことはしていないんですね。だから、そのことに関して、私はよく知らないけれども、登録もしていないような政府参考人がここに来て答弁するというのはおかしいんですよ。  私は、具体的なことも含めて厚生労働大臣に協議を持ちかけて、ある程度やはり話をして、で...全文を見る
○中村(哲)委員 今の答弁を前提にすると、JTやJRやNTTの場合は差があったから移換金を持っていかぬとあかんかったんだ、今回は移換金を持っていくほど差はないから今は検討しなくていい、そういう御趣旨ですね。  何%違うんですか。
○中村(哲)委員 国共済と厚生年金で退職者の割合、現役の割合等がほとんど変わらないから、移換金については余り考えなくていいんだ、そういう御趣旨の発言でしたよね。だから私は、何%違うんですか、そのことをお聞きしたわけです。
○中村(哲)委員 指標としてあるのはその九%前後の数字だけですか。現役世代が年金受給世代とどういう割合にあるとか、そういう数字は一緒なんですか。
○中村(哲)委員 ということは、わからないけれども近いだろうということですか。  それでは、ちょっと厚生労働大臣、突然で聞いていただけるかわかりませんけれども、国家公務員共済から厚生年金に移る、そういったときに、ほぼ移換金というのはない、なくてもいい、そういうふうな認識をされて...全文を見る
○中村(哲)委員 今厚生労働大臣は苦しい中御答弁をいただいたと思うんですけれども、本当はこういった問題についてしっかりと議論しないといけないんです。  竹中大臣、いつもあなたは三公社の民営化のときと同じように考えていきますということをおっしゃっていますけれども、三公社のときと同...全文を見る
○中村(哲)委員 あなたがおっしゃった内容というのは、三公社のときと違うということをおっしゃっているんですよ。  三公社のときは積立方式だったわけでしょう。だから、過去期間分の給付確定部分は積立金としてもらいますよ、それで、それが足りない部分が出てきたから、JTの場合は会社の負...全文を見る
○中村(哲)委員 いや、私が聞いているのは、いつまでにやるのかということなんですよ。そのターゲットの設定はしないんですか。
○中村(哲)委員 実は、その移管の問題について配慮しなくちゃいけない労働者の側というのは何も公社、郵政事業を行っておられる方だけではないんですよ。公務員の皆さんもそれは対象になるんです。あなたがおっしゃっているのは、郵政の職員だけ注目しているような言い方じゃないですか。だから、両...全文を見る
○中村(哲)委員 今の厚生労働大臣の御答弁を、竹中大臣、谷垣大臣、お聞きになりましたか。非常に手間がかかるんですよ。  次の論点に行く前に、生田総裁にせっかく来ていただきましたからお答えいただきたいんですけれども、今、皆さんが会社として国共済をある部分支えていらっしゃいます。基...全文を見る
○中村(哲)委員 今生田総裁がおっしゃったことを本当に私たちは肝に銘じないといけないと思いますよ。今おっしゃった三百五十億円分、これは本来一般財源から入る部分を、公社の皆さんが汗水垂らして働いた売り上げの中から今は出されているわけですよ。これが民営化されたら、この三百五十億円分、...全文を見る
○中村(哲)委員 竹中大臣、あなたはいつも、見えざる国民負担ということばかり言っているんですよ。だけれども、これはどうですか。民営化した途端に一般財源から三百五十億円、今までは行っていなかった分が必要になるわけじゃないですか。これはマイナスの見えざる国民負担、つまり、郵政公社が郵...全文を見る
○中村(哲)委員 いや、残念ながらしていないですよ、そんなの。あなたは、したつもりになっているんです。  三百五十億円これから一般財源で要るようになるんですね、毎年毎年税金の負担がふえるんだということですね。
○中村(哲)委員 こういうのも民営化の影の部分なんですよ。それをしっかりと説明しなければ、光の部分ばかり印象に残す、国民の印象に残すということになるわけですよ。  さっきの、B層に対してアプローチする、ラーニングプロモーションですか、あなたがやっていることはそんなことばかりじゃ...全文を見る
○中村(哲)委員 だからこそ、私は麻生大臣に聞いているんです。先ほど、移行のときのプレーヤーは、総務省は外されているんですよ。だけれども、この移行によって、総務省、非常に……(発言する者あり)私、間違ったこと言っていないと思いますよ。財政単位の一元化というのはすごく大変だったんで...全文を見る
○中村(哲)委員 麻生大臣はやはり心が広いですね。  谷垣財務大臣、あなたに、私、だから念を押して聞いたでしょう、五つのプレーヤーですねと。あなたの答弁を前提としたら、私たちが代表者となって協議には行きますけれども、後で総務省とそのことについて、こうなりましたと報告したらいいん...全文を見る
○中村(哲)委員 だから、私が確認させていただいているのは、総務省もその五者のテーブルの中に入り七者になるのか、それとも、総務省はその会議のところには入らなくて、財務省が協議をされた後で、また、その前に総務省と一対一で協議をして、代表者として財務省だけその協議の場に行くのか、どっ...全文を見る
○中村(哲)委員 まだ詰めていないから、地共済の方は、七つでやるか五つでやるか、参加させるかどうか、今の中では判断がつかないとおっしゃっているわけですね。それはどうかと思いますよ。(発言する者あり)違うんだったら違うと。七つで行くんですね。
○中村(哲)委員 竹中大臣に認識していただきたいのは、尾辻大臣が先ほど最後に御答弁されたことというのは、これだけの内容のことが含まれているんです。だから、財政状況が似ているから簡単にできますということにはならないんですよ。構成比も似ているかもしれませんけれども、もらう金額も違うん...全文を見る
○中村(哲)委員 それだったら、議論が最初に戻ってしまうのです。  やはり大変なんでしょう。だから時間がかかるんですよ。だから、ちょっとでも早く、厚生労働大臣を初め年金担当者の皆さんと、いわゆる関係者の皆さんとこの協議をもっと内容的にも踏み込んでやらないといけないじゃないですか...全文を見る
○中村(哲)委員 いろいろと自分は正当性があるということをおっしゃっておりますけれども、私は、公社法のスキームが果たしてそういうふうな考え方に基づいてつくられているのかな、そういうことを考えるわけです。  では、極めて具体的に聞きましょう。日本郵政公社法第六十六条の柱書きにはこ...全文を見る
○中村(哲)委員 今、大臣がおっしゃったのが、第二十七条の規定にこうあるんですよね。第二項に、「総務大臣は、前項の公社の中期経営目標の達成状況について、評価を行わなければならない。」三項に、「総務大臣は、前項の評価を行ったときは、遅滞なく、公社に対し、当該評価の結果を通知するとと...全文を見る
○中村(哲)委員 見通しというと、データを示して、説得的に示してくださいと申し上げているんですよ。  生田総裁にお聞きいたしますが、今まで一生懸命改革に取り組まれてまいりました。フェーズ1の結果というのは、麻生大臣が本当にすばらしいとおっしゃったぐらいすばらしい結果を残されたと...全文を見る
○中村(哲)委員 それでは、時間が参りました。  今の生田総裁の御答弁というのは、本当に言葉の裏を私も感じさせていただくと、もうこれは廃案しかないのかな、そういう受けとめをさせていただきました。ありがとうございました。
06月29日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第20号
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○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  四名の意見陳述人の皆様におかれましては、本日、大変有意義なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  私が意外に感じましたのは、与党の推薦の陳述人の方であっても、この郵政民営化法案に対しては非常に...全文を見る
○中村(哲)委員 ありがとうございます。  それでは、さらにお尋ねをさせていただきたいんですけれども、株式会社化することによって効率性が高まるとおっしゃっているんですが、公社ではなぜ効率性は高まらないのでしょうか。  と申し上げますのは、公社になって中期経営計画の中で、今、生...全文を見る
○中村(哲)委員 効率が上がるということと、国に対して法人税を払う、預金保険料を払わなくてはいけないというところの論理関係が私はよくわからないんです。払えば効率的になるのであれば、国鉄の債務の整理のために、今まで、利益の中から郵政事業は一兆円提供しています。  負担の問題という...全文を見る
○中村(哲)委員 陳述人に余り詰めた話をしない方がいいのかもしれませんが、もうかった中から法人税を払うことと、もうかる前に間接的な補助があるということを、ひとつ分けて考えていただいた方がいいのではないかと思っております。  ここに関しては、時間がたってしまいますので、さらに違う...全文を見る
○中村(哲)委員 では、もう一回説明させていただきたいと思います。  公社であれば公的関与が及ぶので、先生がおっしゃったことというのは、公的関与のもとで実現することが可能だと思います。しかし、完全民営化された銀行というのは、こういったことをだれが拘束させることができるのかという...全文を見る
○中村(哲)委員 ありがとうございます。  堀江陳述人のお話を私なりに整理いたしますと、完全民営化では、恐らくおっしゃっていることはできないということだと思うんですね。特殊会社にするのか郵政公社のまま残すのか、どちらかしか方法はないということですよね。そこの判断については、政治...全文を見る
○中村(哲)委員 堀江陳述人、私の言葉が失礼であるなら申しわけなく思っておるんですが、私はそのようなことを申し上げているわけではなくて、資金運用面のこういった課題があるという中で、政府短期証券に限定するということをさせるのであれば、それはだれかがさせないといけない、完全民営化した...全文を見る
○中村(哲)委員 ありがとうございます。  時間も迫ってまいりましたので、堀江参考人にはまだ聞きたいことがあったんですけれども、深川参考人にお伺いさせていただきたいと思います。  意見陳述をしていただいた中で、東京の巨大企業は今回の民営化では影響を受けないだろうが、八割の中小...全文を見る
○中村(哲)委員 まさに、今、深川陳述人がおっしゃった理由が、私たちが今回反対している理由の一つであります。巨大独占企業を今回の民営化をてこにつくってしまうのではないか、そのことについてのおそれが私たち民主党にはあります。  次の質問に移りますが、先ほど深川陳述人が最後のところ...全文を見る
○中村(哲)委員 時間が参りましたので、まだまだたくさん聞きたいことはございましたけれども、終わります。  ありがとうございました。