中村哲治

なかむらてつじ



当選回数回

中村哲治の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第171回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第1号
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○中村哲治君 川口先生の問題意識の関連の質問でございます。  そもそも、特定非営利活動法人をNPO法人と呼ぶことに今日においてどれぐらいの意味があるのか、むしろ呼ばないことの方が適切なのではないかと私は考えております。  と申しますのは、先ほど御説明がありましたように、阪神・...全文を見る
○中村哲治君 いや、私は、制度の成り立ちについては異論はないんですよ。いきなり一本化するとかいうような乱暴な話というのは当事者も望んでいない。それは理解した上で、それでもなお、なぜ二つの制度ができたのに、あえてまだ一つの制度だけをNPOという冠を付けるのかということなんです。 ...全文を見る
○中村哲治君 今、古谷審議官の答弁を聞きますと、NPO法人と内閣府が呼んでいるから財務省もNPO法人と呼んでいるという、そういう御主張ですね。
○中村哲治君 今日せっかく木寺局長いらっしゃっているんで。  二ページ目以降の具体的な名前が出ているこのNGOの人たちというのは法人格を持っていない方たちもいらっしゃると思うんですよ。実際、今、一般・社団・財団法人の形で法人格を取って公益認定を受けたらどうかということをお勧めし...全文を見る
03月31日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○中村哲治君 ODA調査第一班について御報告いたします。  第一班は、昨年八月十九日から二十七日までの九日間、ラオス人民民主共和国、タイ王国及びカンボジア王国に派遣されました。  派遣議員は、轟木利治議員、広田一議員、中川雅治議員及び私、団長を務めさせていただきました中村哲治...全文を見る
○中村哲治君 貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。  ナム・グム水力発電所に関しましては外貨の獲得手段にもなっていると。そういうことであれば、積立てを行うのか、いろいろな形で準備をしていくというようなことが必要なのではないかと、そういう認識を議員は持っておりました。...全文を見る
○中村哲治君 端的に例としてあるのはキャッシュバック疑惑というのがありまして、このクメールルージュ特別法廷には国連側の裁判所とカンボジア側の裁判所というのがありまして、そこのカンボジア側に採用されている職員が、結局、キャッシュバックといいまして、給料から採用した人に裏金を渡さない...全文を見る
04月27日第171回国会 参議院 本会議 第21号
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○中村哲治君 民主党・新緑風会・国民新・日本の中村哲治です。  年金関連法案の質問に入る前に、一昨日明らかになった豚インフルエンザの問題について、本日二十七日東京新聞によると、麻生総理は、今はまだ人から人へというような段階に来ているわけではないと判断しているとの見解を示したと報...全文を見る
06月02日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○理事(中村哲治君) 午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時十二分休憩      ─────・─────    午後一時開会
06月04日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○中村哲治君 民主党・新緑風会・国民新・日本の中村哲治です。  まず第一に、年金制度と教育についてお伺いをいたします。  萩生田文部科学大臣政務官に伺います。年金教育を義務教育のカリキュラムに入れるべきではないでしょうか。
○中村哲治君 萩生田政務官、私は社会保障全般のことを言っているんじゃないんですよ。年金教育をきちっと義務教育のカリキュラムの中に入れるべきではないかということを申し上げているんです。いかがですか。
○中村哲治君 今回のこの年金法の審議において何が問題になっているかというと、結局、所得代替率が何%になるかというようなことまで問題になっているわけですよ。これが若者の年金不信とどう関係してくるのかということが論点になっているわけです。だからこそ、小学校、中学校の義務教育のカリキュ...全文を見る
○中村哲治君 それでは、石井さんいかがですか。
○中村哲治君 厚生労働省、社会保険庁はこのように文部科学省に要請をしていると。これについては政治判断が必要なんですよ。だから、今日は政府参考人でなくて政治家として副大臣か政務官に来ていただきたいということを申し上げました。それで、萩生田先生が今日いらっしゃっていただいているという...全文を見る
○中村哲治君 それが不十分だと考えられるからカリキュラムの中にしっかり入れていただきたいということを厚生労働省から言われているわけでしょう。  これについては、大臣か副大臣、厚生労働大臣か副大臣にどのように認識されているのか聞かせていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○中村哲治君 どちらでも。
○中村哲治君 大村副大臣、義務教育が終わればそこで就職される方もいらっしゃるわけですよ。だから、しっかりと二十歳になったら国民年金に入らないといけないんだと、それは何も義務じゃなくて、年金は権利なんだということをしっかりと認識していただくこと、これは中学生卒業までに要るんじゃない...全文を見る
○中村哲治君 萩生田政務官、このようなやり取りをお聞きして、本当に萩生田政務官は、今このような年金法の質疑をやっているときに、中学校卒業までに国民年金の重要性、未納とすればどういうことになるのか、そういうことをしっかりと知らなくてもいいとお考えなんですか。  学生の特例納付とい...全文を見る
○中村哲治君 石井部長のおとといの答弁にありましたように、十分にはカリキュラムに反映されていないという認識を社会保険庁としては持っているということなんですね。  だから、ここは、舛添厚生労働大臣に伺いますが、やはりここは大臣同士でこういった年金教育についてはしっかりとカリキュラ...全文を見る
○中村哲治君 改めて主張をさせていただきたいのは、中学を卒業したら、もう高校には行かないで働く方もいらっしゃるわけですよ。そこで年金の基本的な考え方、賦課方式ということは難しいかもしれませんけれども、それは日本国の国民として義務教育を終了した者としては知っておかなければいけないこ...全文を見る
○中村哲治君 つまり、授業をやっているけれども、どれぐらい効果があって、どれぐらい学生が周知しているかということについては調査できていないということなんです。ここも文部科学省との連携が必要じゃないかなと私は考えるんですね。  私の同僚の議員の、大学の学長をやっていたり大学の経営...全文を見る
○中村哲治君 舛添大臣、このような形で両方の答弁というのはほぼ一致しているんですね、おとといの石井部長の答弁と今日の萩生田政務官の答弁と。結局、やっているけれども周知率は測ってないと。だから、やりっ放しで評価ができない状態になっているんですよ。ここもしっかりと取り組めるように、大...全文を見る
○中村哲治君 大臣から約束をしていただきましたので、きちっと後から追っていきますので、お願いをいたします。それでは、萩生田政務官、御退席ください。  次に、第二の質問に行きます。  高齢期の所得保障についてでございます。  昨年十一月四日に社会保障国民会議が最終報告書を出し...全文を見る
○中村哲治君 まず、厚生労働省から。
○中村哲治君 それでは次に、国土交通省。
○中村哲治君 金融庁、お願いします。
○中村哲治君 三省のお話を伺っておりますと構造的な問題が見えてくるわけですね。  厚生労働省は都道府県の社協に全部任せてしまっている、でも、そこは生活資金の貸付けができるんです。国交省の方に聞くと、これはやっているんだけれども生活資金の貸付けはできない。金融庁に至ってはまるで他...全文を見る
○中村哲治君 富士ハウスやアーバンエステートの破綻によって、住宅ローンを受けていた人が非常に困っているという現象は、これまさに銀行行政の問題なんですよ。それは何でそういうふうなことになっているかといいますと、金融行政が建物の価値に関して全く関心がないということが一番問題なんです。...全文を見る
○中村哲治君 リバースモーゲージにしても住宅ローンにしても同じことなんですよ。金融機関が自ら貸付けするときに、貸付けの担保物件についてきちっと評価をしない体制をずっと取り続けてきているというのが日本の最大の問題なんです。その認識が金融行政の中にないんじゃないかというところが私たち...全文を見る
○中村哲治君 どんな改善をなさるんですか。
○中村哲治君 やっていますよ、昨日、しっかりと。一時間半ぐらいやっていますからね、この件で。
○中村哲治君 谷本副大臣、どうですか。
○中村哲治君 金融庁が連携取れていないと言っているんですよ。ほかの二省は結構頑張っているんです。だけど、金融庁が何といっても金融は主導的にやらないといけないわけですね。  金融を行うときに、普通だったら、貸すことに関しては担保価値どれぐらいであるのかということをほかの分野ではし...全文を見る
○中村哲治君 決意は示していただいたんですが、具体的に住宅ローンやリバースモーゲージの商品設計やそういうチェックのときにどのようなことをされようとされていますか。
○中村哲治君 もうこれは喫緊の課題なんですよ。日本の経済をどういうふうに立て直していくのか。内需の拡大の一番の柱は住宅ですからね。それはもう与野党共通しているんですよ。だから、もう一刻も早くやらないといけない。そういったことをやっていただくということで、よろしいですね。
○中村哲治君 いつまでにやりますか。
○中村哲治君 ありがとうございました。  これで二つ目の質問終わりますので、国土交通省、内閣府金融担当副大臣、ここで退席ください。本当に今日は厳しい質問しましたけれども、真摯な答弁をしていただいてありがとうございました。  それでは、三つ目の質問に移ります。  モデル世帯の...全文を見る
○中村哲治君 今日は、午前に梅村さんの質問もありました。私も同じように三十代です。若い世代の人たちが、今の年金制度に対して非常に不安を感じているんですよ。そして、不信も感じている。これをどういうふうに改善していくのかということが、私たち国会議員の、また政治に携わる者の役割というこ...全文を見る
○中村哲治君 財政検証のときの経済指数に関してはいろいろな数字が用いられているんですけど、私たちいわゆるロストジェネレーションの世代から考えると、私たち以下の世代の男性の正社員の給料というのは前の世代に比べて平均的にすごい低水準のままいくんじゃないかと、そういうふうに思っているわ...全文を見る
○中村哲治君 まさに、私たちが給付付き税額控除という形で提案をさせていただいているのはまさにそういう考え方でございます。  昨日の蓮舫議員の質疑で、蓮舫議員が資料五というものを提示されて、過去十年間の平均の数値をその経済前提として財政の計算を行っていただいたということに関して質...全文を見る
○中村哲治君 年金が給付されないということは、ゼロになるということですか。
○中村哲治君 それは法律違反ですか。
○中村哲治君 ということは、違法であるからその前に法律を変えないといけないということですね。
○中村哲治君 ここがポイントなんですよ。  所得代替率五〇%を保障すると言っておきながら、過去十年間の経済状況を基にして試算をすると二〇三一年に積立金は枯渇する。二〇三一年といったら私、六十歳ですよ。年金をもらう直前になって年金制度が破綻する。そのことをしっかりと伝えないで五〇...全文を見る
○中村哲治君 今の答弁の後半半分は要らないですよ。ちゃんと答えてください。労働分配率が上がらないでずっと真っすぐであるとして、それでなぜ被用者数が年間〇・七%ずつ減少をする、その中では賃金上昇率は〇・七%ずつ上がるんですか。その説明がないじゃないですか。そこを聞いているんですよ。
○中村哲治君 つまり、労働者が受け取るパイは変わらないけれども人数が減るからその分上がるという、そういうロジックですね。それだったら、一人一人の労働者が受け取る賃金に関してはプラスに働くような制度を入れないといけないということじゃないですか。
○中村哲治君 過去十年間市場に任せてきて、どんどんどんどん労働者の賃金が減っていっているわけでしょう。内部留保になっているわけでしょう。それを蓮舫議員が昨日指摘したわけじゃないですか。それを正面から答えようともせず、流した答弁をする。で、今日私が改めてこういう形で質問をしているわ...全文を見る
○中村哲治君 先ほど舛添厚生労働大臣がおっしゃっておりました厚生年金の所得再配分機能、ここが私たちよく分からないんですね。  基礎年金の国庫負担分を上げてしまうと、高額所得者にも全部その恩恵が、お金が入ると、一方で、高額所得者が払ってきた保険料は高いところから低いところへ調整で...全文を見る
○中村哲治君 その考え方の基本として、私たちは、払った分がきちっと返ってくる、みなし拠出建てにして、みなし利息を付けて、毎年毎年残高確認できる。だから、自分が年金をもらう年になったら平均余命で割り込んだ額をもらうと。そうすると、貯金をしているようなものですから、給付と負担の関係は...全文を見る
○中村哲治君 そこは福祉政策をしっかりとやる、税制の改正も同時にやるということをしないと先ほどおっしゃったような懸念はありますので、年金だけ切り取るという議論は、それはよくないというふうに考えております。  時間が参りました。世代間給付と負担の関係等も聞きたかったんですが、時間...全文を見る
06月18日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○中村哲治君 民主党・新緑風会・国民新・日本の中村哲治です。  質疑通告の順番を変えまして、蓮舫議員の質問と関連して、ねんきん特別便についての質問をさせていただきます。今日は、大臣、副大臣、政務官、いずれの方に答えていただいても結構ですので、そういう形で答弁者の確定をさせていた...全文を見る
○中村哲治君 大臣、事前に想定をしていたのかということを聞いたら、今のように想定はしていたんだけれども、数についてはどうだったのかといった明確な答えがないんですよ。ここはどうお聞きになられていましたか。
○中村哲治君 今、こういう問題が起きたときにどう対応するかという実は危機管理の問題が一番重要なんですね。私、質問したんですよ、現場の人たちに。百七十万件送られてきて滞留をしていると。これを順次送っていかないといけないけれども、マンパワーが足りない。これからやらないといけないことは...全文を見る
○中村哲治君 本庁から各地方の社会保険事務所に、もうこれだけ滞留が起きていると、今から送る手続を取ってしっかりと対応を組んで送るようにすると、それには数か月掛かるけれども、数か月たった後にはどんと送られてくるから、それに向けて対応を取っておけよと、そういう指示が本庁から地方の社会...全文を見る
○中村哲治君 いや、ちゃんと通知していないんですよ、だから。  実際、現場で何が起こっているか。先週土曜日のNHKの報道番組「追跡!AtoZ」で示されておりましたけれども、各社会保険事務所にどんと送られてきてしまったと。そのときに初めてこういった事態を現場は認識することになった...全文を見る
○中村哲治君 どうやって努力するのかということを聞いているんですよ。結局、本庁側のメンタリティーが変わらなければ、現場が物すごい疲弊する状態というのは変わらないんです。日本年金機構にこのまま移って、なぜ劇的に三層構造の二層の人たちがマネジメント能力を持ってやれるようになるのか、そ...全文を見る
○中村哲治君 お客様本位、そのとおりやってもらわないと困るんですが、二層の人たちに本当にそのことが分かっているんですか。現場で何が起こっているのか、現場の窓口の職員がどういうふうな状況に置かれているのか、後から聞きますけれども、滞納事業所の対策の担当の職員がどういうふうな状況に置...全文を見る
○中村哲治君 今、大臣のお話を聞いていても、日本年金機構に看板だけ替えたからといって劇的に中身が良くなるということはないということなんですよ。だから、私たち民主党は、もし政権を取らせていただいたらこの日本年金機構直ちに止めると言っているのはそういうことでございます。こういうことを...全文を見る
○中村哲治君 まだ調査に着手できてないということですね。  六月十三日、先週土曜日のNHK報道番組「AtoZ」で悲痛な声が寄せられていました。御主人の年金記録が回復された、二人で回復された年金で旅行に行こうねと言っていた、だけどその間に御主人が亡くなっちゃった。もう年金が追加で...全文を見る
○中村哲治君 先ほど蓮舫議員の質問に対する答弁にもありましたように、社会保険事務所から業務センターに行くまでに一・五か月、再裁定までにそれから六か月、合わせて七・五か月最低掛かっています。特例分を入れると一年以上待たされてしまう。そういって、そこの間に亡くなる方がいらっしゃるわけ...全文を見る
○中村哲治君 今の仕組みをだから活用して変えるべきなんじゃないかと言っているんですよ。  その「AtoZ」でこういうケースも紹介されていました。阿部良吉さん、八十四歳のケース。月額八万五千円の年金が収入のすべて。しかし、去年六月、年金記録が見付かった。およそ三十五万円の年金が増...全文を見る
○中村哲治君 どうせ検討するなら未払年金の相当分は借りられるようにすべきじゃないですか。
○中村哲治君 徴収体制の変化について等の質問もさせていただきたかったんですけれども、時間が参りましたので、これで質問を終わります。  ありがとうございました。
○中村哲治君 民主党・新緑風会・国民新・日本の中村哲治です。  先週、六月十三日土曜日、NHK放送の報道番組「追跡!AtoZ」、御婦人が悲痛な声を上げていらっしゃいました。御主人の年金記録が回復をした、戻ってくる年金で一緒に旅行に行こうと言っておられました。しかし、再裁定の前に...全文を見る
○中村哲治君 麻生総理が昨年十二月五日の衆議院予算委員会で山井和則衆議院議員の質問に対して、大体常識的には三か月で払えるようにしなくてはならないと答弁されております。でも、実際、今社会保険事務所から社会保険業務センターに行くまでに一・五か月、そこで、業務センターで再裁定までに六か...全文を見る
○中村哲治君 私、仮払いについてはやりようがあると思うんですよ。例えば、払う予定の金額の何割にとどめるとか、そういうふうな工夫できると思うんですよ。  また、こういうケースもあります、総理。  阿部良吉さん、八十四歳のケース。月額八万五千円の年金が収入のすべて。しかし、昨年六...全文を見る
○中村哲治君 総理、いかがですか。
○中村哲治君 弾力的に麻生総理考えていただけるのであれば、仮払いが難しいのであれば、この年金担保貸付けの制度を利用していただいて、未払年金の部分を担保にして、そして希望者には低利で貸し付けると、そういうことであれば麻生総理の決意一つでできることだと思うんですが、いかがですか。
○中村哲治君 いや、たとえ三か月に短縮されても、本当に借金をされている方が早く返済したい、御主人と一緒に旅行したい、そういう方が未払年金を担保にしてお金借りて、返ってくればそれで払えばいいわけですが、そういった人の気持ちにこたえるのが温かい政治じゃないですか。そのことを聞いている...全文を見る
○中村哲治君 いや、総理が決断してできないことなんというのは、決断してできないことなんてないですよ。こんな非常に、言ったら年金の支払の話なんかで。非常に私、残念です。私は、総理はそういう人じゃなかったと思っています。そういう話をちょっとさせていただきたいと思います。  ここに中...全文を見る
○中村哲治君 二〇〇四年、平成十六年当時、麻生総理は閣僚の一人、政府の一員ではなかったですか。
○中村哲治君 済みません、平成十六年、二〇〇四年です。
○中村哲治君 五年前です。
○中村哲治君 二〇〇四年、平成十六年、この年金法改正のときは総務大臣でいらっしゃいました。私も、衆議院の総務委員会で何度も麻生総理に、当時、衆議院議員として質問させていただいたので、もうよくよく覚えております。  政府の一員であったときの法案ですから、政府が百年安心とうたっても...全文を見る
○中村哲治君 公式に言ったかどうかが問題ではなくて、政府の認識として百年安心なんだからこの制度で納得してくださいと国民の皆さんにおっしゃっていたんでしょう。だからこそ、麻生総理もここで、「政府がどんなに「一〇〇年安心」と謳っても、自戒を込めて言えば、もはや信用する人は誰もいないの...全文を見る
○中村哲治君 私は分からないです、今の。  麻生総理、このようにも書かれているんですよ。  「年金不信で国民年金保険料の納付率は六割程度にとどまっている。「国民皆年金」という謳い文句は、もはや死語だ。」。しかし、今出されている財政検証、所得代替率を計算する数字は、納付率、現在...全文を見る
○中村哲治君 いや、私はそういうことを申し上げているんじゃなくて、麻生総理自身が、今納付率六〇%のような制度というのは、もはや国民皆年金というのは死語だというような状態になってしまっていると、そういう認識をされている。それは私は正しいと思うんですね。にもかかわらず、八〇%の納付率...全文を見る
○中村哲治君 総理、この十年間というのは、イザナギ超えと言われているぐらい過去一番長期の好景気が続いたときの期間でもあるんですよ。それで、この十年間というのは自由民主党がずっと政権を取っていた期間なんですよ。経済政策が今まで間違っていたということですか。  舛添厚生労働大臣は百...全文を見る
○中村哲治君 総理、本当に、その答弁書、どういうふうに書かれているのか分からないですけどね、総理の本音は、二十五年間払わなければ年金はもらえない、おかしいといってこれ書いているわけじゃないですか。それを、いや、未納を助長するとか、まあ答弁書を読まれたらそう答えざるを得ないのかもし...全文を見る
○中村哲治君 検討するとどこに書いてあるんでしょうか、私には分かりません。  麻生総理はこのように書かれております。「私は宙に浮いた年金問題で民主党が作った国家プロジェクトという考え方に賛同するものである。」。私たちはこれは非常にやっていただきたい。だったら、今回の補正予算でも...全文を見る
○中村哲治君 十二月から六か月たって、予算委員会で質問したときも今回質問したときも全く、この年金制度をどのようにしていこうというのか、国家のビジョンが私は感じられません。それは、私、麻生総理本人の問題じゃないと思うんですよ。この官僚組織ともうがんじがらめに足をからめ捕られた自民党...全文を見る
○中村哲治君 総理、憲法六十六条三項は、内閣は国会に対して連帯して責任を負うと書いてあるんですよね。国会というのは参議院も含められます。  麻生総理が党首討論のときに議会制民主主義とおっしゃいましたけれども、あれは議院内閣制の間違いでしたよね。議院内閣制というのは、衆参ともその...全文を見る
○中村哲治君 それでは郵政解散は何だったんだという話になりますので、改めてこの点は引き続いて議論させていただきたいと思います。  時間が参りましたので、これで終わります。
06月25日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○中村哲治君 今、子供の貧困が社会問題となっています。貧困に直面した子供は、子供のうちに教養を身に付け、体を鍛え、将来に備えなければ貧困は再生産されてしまいます。母子家庭の貧困率は六六%、生活保護受給世帯の中でも、母子家庭、父子家庭といった一人親世帯は特別な需要がある。  母子...全文を見る
○中村哲治君 下半期で今年度の場合は約九十億円掛かります。
○中村哲治君 今年の補正予算でも、この安心こども基金で一千五百億追加に予算が付けられています。その部分を九十億回すだけで実現できるんですよ。本来ならば、今いろいろと答弁ありましたけれども、母子加算を廃止するのであれば、それに対応する細かな、きめ細やかな福祉政策が必要なんです。そう...全文を見る
07月02日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○中村哲治君 木下参考人に端的に二点、伺います。  十五ページの記述でございます。現行法六条二項の脳死の定義につきまして、このように書かれています。現行法の脳死した者の身体の定義を踏襲することが我が国における最も現実的な臓器移植法改正案であると考えられる。これは日本医師会の公式...全文を見る
07月06日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○中村哲治君 町野参考人に伺います。  先ほどの説明も、死者の自己決定概念の説明については、法哲学的な視点からの整理をされたということだと私、理解しておりまして、非常に分かりやすかったと私は思っております。  それに関連して、先ほどから御説明をいただいている改正法の六条二項の...全文を見る
11月12日第173回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○大臣政務官(中村哲治君) 法務大臣政務官の中村哲治です。  千葉景子法務大臣、加藤公一法務副大臣の下、鳩山政権の政務三役の一員として、国民の皆様に法務行政はよくやっているなと納得していただけるような行政の執行に努めてまいります。  委員長を始め委員の皆様方の御指導を賜ります...全文を見る
11月13日第173回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○中村大臣政務官 おはようございます。法務大臣政務官の中村哲治です。  千葉法務大臣、加藤副大臣のもとで、鳩山政権の一員として、国民の皆様に法務行政はしっかりやっているなと納得していただけるような行政の執行に努めてまいります。  委員長を初め委員の皆様方の御協力、御指導を賜り...全文を見る
11月17日第173回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○中村大臣政務官 日本は日本人だけのものではないというその発言の趣旨がどのような趣旨によってなされたものかということによって、そのことの解釈は変わってくるものだろうと思っております。  それから、地方参政権の問題については、これは与党の中でも今検討中だということで、今私がここで...全文を見る
○中村大臣政務官 個人的な考え方をとおっしゃいましたので、私は、野党時代に、この法務委員会の質疑においても、外国人地方参政権の当時公明党の出した案について、積極的に取り組むべきではないかという趣旨の発言をしたことはございます。
○中村大臣政務官 これも私の個人的な見解ということでお尋ねだと思うんですけれども、これは法務省の見解ではございませんが、私は、外国人が当該国籍国の参政権を持つならそれは当たり前のことですが、例えば、日本において外国人が日本の国政の参政権を持つべきであるとは考えておりません。
○中村大臣政務官 あくまでも個人の見解だということを聞いていただいているんだと思いますが、まず国政参政権については、どういう国政参政権であったとしても、定義によりますけれども、いずれのどういう定義によっても、国政参政権と一般的に言われているものに関しては外国人は持つべきではないと...全文を見る
○中村大臣政務官 今委員が御指摘のありましたように、外国人と言った場合に、どこまでの外国人を言うのか、在留資格においてどこまでの外国人を言うのかによっても変わってまいります。それから、参政権とおっしゃいましても、選挙権もありますし、被選挙権もあります。そのような制度をどのように制...全文を見る
○中村大臣政務官 私は、当時まだ大学生でありまして、大学で勉強をしていたときでした。こういう事件が起こることに対して非常に憤っていたことを今でも覚えております。  それと、今日的な影響として何が一番大きいかと思うに、宗教そのものに対して、社会全体に対する偏見が植えつけられてしま...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○中村大臣政務官 お答えいたします。  現在、民法七百七十二条の規定は、第一項で「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する。」、第二項で「婚姻の成立の日から二百日を経過した後又は婚姻の解消若しくは取消しの日から三百日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する。」、そう...全文を見る
○中村大臣政務官 どのような法律改正をするのかということが非常に重要でございまして、私どもは、今おっしゃっていますように、ことしの五月からもこのような形で、法務省ではホームページでQアンドAもしっかりとつくらせていただいておりますし、運用の改善で対応できることが多々あると思ってお...全文を見る
11月25日第173回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○中村大臣政務官 法務省の側の立場としては個別具体的事件についてはお答えをすることは差し控えさせていただきたいと思っておりますけれども、一般論として申し上げれば、今おっしゃったように、こういう形では、まず米軍に要請をして、そして米軍当局を通じて被疑者に要請をしてその出頭を確保して...全文を見る
○中村大臣政務官 繰り返し申しますけれども、今、元副大臣としておっしゃっていることだと思うんですけれども、起訴前の身柄の引き渡しになりますので、これは政府全体で考えて判断するべきだと考えております。
○中村大臣政務官 今、国家公安委員長からお話がありましたように、まず捜査機関の方で捜査していただく、警察の方で捜査をしていただく、そのために米軍当局から引き渡しをしていただけるように当局を通じて被疑者に要請をする、そういうことであると認識をしておりまして、そこに関しては、政府全体...全文を見る
○中村大臣政務官 今、国家公安委員長から申し上げたように、まずは出頭を要請するということが必要であると考えておりまして、そういった取り組みを政府を挙げてさせていただいているというふうに認識しているところであります。
○中村大臣政務官 それは地位協定の規定の問題もありますので、総合的な判断は政府全体で考えないといけないものだと考えております。
○中村大臣政務官 先ほど国家公安委員長から申し上げましたように、今、出頭の要請をさせていただいているところでございまして、その前提が崩れているということは、まだその段階に至っていないと言えるのではないかと考えております。
○中村大臣政務官 あくまでも個別の事案に対してここで論評することは差し控えたいと考えておりますが……
○中村大臣政務官 事実関係に関して、私はここで評価する立場にないと考えております。
○中村大臣政務官 現に捜査をしているのは警察でございますので、その点に関して、国家公安委員長が事実について申し上げたというふうに考えております。
○中村大臣政務官 繰り返し申し上げることでございますが、この前提を欠くかどうかの事実認識については、今、国家公安委員長が第一義的な捜査機関として見解を述べられたものだと承知をしておりまして、それ以外の認識を私から申し上げることではないと考えております。
○中村大臣政務官 日米地位協定におきまして、引き渡しというのは、起訴後に引き渡すということが決まっております。起訴前の引き渡しについては、今までの取り組みがありまして、どういう形で起訴前に引き渡しするのかということに関しましては政治的な判断が要りまして、これは政府全体で相手、米当...全文を見る
11月25日第173回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○中村大臣政務官 事業仕分けの会場に私も行かせていただきまして、仕分け人と事務方の間で議論をしていると論点が散逸化していくようなところも見受けられましたので、まず、そもそも広報が必要なのかどうかということに関しては、これは選挙とかとも同じように、動く市場といいますか、三十四万人、...全文を見る
○中村大臣政務官 もちろん、概算要求をするときにおいては、政務三役会議で、自分たちでまず省内での査定をやったもので、査定をしたものとしてこれは必要だという形で概算要求を出しているものですから、当然、事務方との関係においては、政務三役は査定側に回るということではないでしょうか。
○中村大臣政務官 実は私も会場に行ってびっくりしまして、なぜ隣にコーディネーター等々が座られているんだろうと。私たちは、行政刷新会議に行くときには、やはり仕分けられる側という認識で私も行っていたものですから、意図的な席配置なのかなということも思いながら、いや、これは行政刷新会議ま...全文を見る
○中村大臣政務官 実務的な問題としまして、政務三役が説明に行けない時間帯、例えば国会に出席していたりというようなことがありまして、今回の事業仕分けのときには、政務三役が参加していない、そういうふうなセッションもあったわけです。私たちもできる限りは出ておりましたけれども、そういう仕...全文を見る
○中村大臣政務官 そのために、論点が散逸するときにはきちっと整理をさせていただいて、私たちは一次的な査定は省内でさせていただいておりますので、そういった、どういう視点があったのかということをきちっと説明させていただいたということでございます。
○中村大臣政務官 そこは実務の仕切りの問題で、今回のワーキンググループについては、事務方と仕分け人という方で議論をしていただく、そういうのを原則として運営されたということではないかと考えております。そうでなければ、もし政務三役が全部出席しないといけないということであれば国会開会中...全文を見る
11月26日第173回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○中村大臣政務官 お答えいたします。  現在の取り組みということでございますので、その範囲でお答えをさせていただきます。  今、馳委員がおっしゃったように、馳委員の御努力もあり、附則の二条で、政府は、同法律施行後三年以内に、児童虐待の防止等を図り、児童の権利利益を擁護する観点...全文を見る
○中村大臣政務官 きのうの法務委員会での御質問にもありましたように、議員としても、なかなか家庭の問題に国家としてどこまで踏み込んでいっていいのかという問題はあるけれども、現状の状況を見たときに、やはり最低限国家が関与しなくてはならないという問題意識、おっしゃっておりましたけれども...全文を見る
○中村大臣政務官 非常に申しわけないんですけれども、これは家裁で判断していることなので、裁判所を呼んで聞いていただければと思います。よろしくお願いします。
○中村大臣政務官 突然の質問でしたので、何年何月という答えはなかなか難しいと思いますけれども、現行憲法ができまして親族法、身分法が改正されておりますので、基本的に、そのときに民法の大改正がありましたので、そのころだと思っております。  ただ、八百二十条、先ほど申し上げましたよう...全文を見る