中村哲治

なかむらてつじ



当選回数回

中村哲治の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第177回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○中村哲治君 先般行われました委員会視察につきまして、その概要を御報告申し上げます。  去る十二月十四日、浜田委員長、前川理事、森まさこ理事、桜内理事、有田委員、小川委員、田城委員、森ゆうこ委員、赤石委員、宇都委員、熊谷委員、古川委員、木庭委員、井上委員及び私、中村の十五名で、...全文を見る
04月18日第177回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○中村哲治君 民主党の中村哲治です。  法務委員会の筆頭理事もさせていただいておりまして、野党側からは、法務委員会の運営の際に、このいわゆる村木さんの無罪事件について検察の在り方検討会議の提言も受けて出ているので参考人で来ていただく必要があるのではないかというような提言も受けて...全文を見る
○中村哲治君 今の答弁であれば、行政府ができないのであれば国会がやらないといけないという話になりますので、またそれは検討をしていただく必要があるのではないかと思います。  二点目の質問は、委員長も先ほどおっしゃっておりました検察官のリークの問題でございます。  村木参考人が先...全文を見る
○中村哲治君 大臣、答弁してください。
○中村哲治君 私が質問をしましたのは、先ほど村木参考人のお話の中に、事前に報道されていた内容と調書の内容がほとんど一致していたという御発言がありました。それを、具体的に一致していたのかどうかということをきちっと検証をする必要が法務省の中であるのではないですかということを申し上げた...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○中村哲治君 おはようございます。民主党の中村哲治です。  いわゆるフリーソフトを始め、パソコンで使われるアプリケーションソフトには、いわゆるバグが付き物です。しかし、これまでの質疑では、バグが今回の改正案で創設されるコンピューターウイルス罪に該当し得るという答弁がなされていま...全文を見る
○中村哲治君 今までの大臣の答弁から、重大なバグがウイルス罪に当たるのかが論点となってまいりました。今伺った御答弁では、重大なバグであっても不正指令電磁的記録に関する罪は成立しないということでよろしいでしょうか。
○中村哲治君 アプリケーションソフトの中でも特に問題として挙げられてきたフリーソフトのバグについて伺います。  フリーソフトを作成してウエブサイト上で公開していた者が、当該ソフトウエアについてバグの存在を指摘されたものの、そのまま公開して第三者にダウンロードさせた場合、不正指令...全文を見る
○中村哲治君 終わります。
09月09日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○中村哲治君 民主党・新緑風会の中村哲治です。  まず、台風十二号の水害により被災された方に心からお見舞いを申し上げます。そして、亡くなられた方の御冥福、そして御遺族の方に哀悼の意を表します。  私も現地に行ってまいりまして、ひどい状況を見るにつけ、言葉を失いました。その中で...全文を見る
○中村哲治君 ありがとうございます。  それでは、百六十八号線について具体的に一つ一つ聞かせていただきたいと思います。  奈良県の南部、十津川村では、和歌山県との県境近くの折立地区と桑畑地区で道が寸断されております。さきに述べましたように、百六十八号線の国家的な重要性を考えま...全文を見る
○中村哲治君 百六十八号線の桑畑地区では、道路ののり面自体が消失し、道自体が崩落してしまっております。県の担当者にお聞きをいたしますと、高さ何十メートルもの矢板を消失した道路延長約六十メートルにわたり間断なく打ち込み、そこに土砂を入れ込むなどの工事方法が考えられるとおっしゃってお...全文を見る
○中村哲治君 今、百六十八号線の具体的な二つのルートをお聞きしましたが、津島先生にもう一度お聞きしたいんですけれども、確認ですが、こういった災害復旧に対する財政的な措置、特に財政的な措置に関して今若干触れられましたけれども、これについてはどのようになっているでしょうか。
○中村哲治君 財政的な支援についてはいかがでしょうか。
○中村哲治君 具体的には、地方の負担は全部で合わせるとどれぐらいの負担になるというふうに御認識でしょうか。
○中村哲治君 次の質問に移らさせていただきます。  今回の台風被害によって道路がライフラインの要になっていることが明らかになりました。具体的には、道路の寸断により、物資が届かないだけではなく、電気も通じない、電話も通じない、インターネットも使えない、地方公共団体の広域情報網、い...全文を見る
○中村哲治君 ここに関しては少し今から議論をさせていただきたいんですけれども、全国知事会が今年の六月二十三日、来年度、平成二十四年度地域自主戦略交付金の制度設計に関する意見という形で意見を出されております。そのときにやはりこの客観指標のウエートを高めるというようなことというのを検...全文を見る
○中村哲治君 今積極的な答弁をいただいたというふうに認識をしておりますので、改めて確認なんですが、福田先生のお考えとして、一括交付金化していくときに、やはり整備率を重視するのではなくて、整備されていない状況、それを重視していくということの方が必要であるというふうにお考えでしょうか...全文を見る
○中村哲治君 ちょっとしつこくて申し訳ないんですけれども、まず福田先生の御認識とすれば、未整備地域の割合をどんどん増やしていかないといけないということが一点と、またそのお考えを政府の中でどのように反映されていくのか。個人的な考え方ということでは困りますので、その二点についてお答え...全文を見る
○中村哲治君 質問に丁寧に答えていただいて有り難いんですけれども、今私が申し上げたのは、客観指標にしていくことは、これはもう地域自主戦略交付金という制度上、これは当たり前のことです。その客観指標のウエートをどのような形で重点を移していくのか。  道路というものが、経済効果を考え...全文を見る
○中村哲治君 私は、今、政府の確定した考え方を政務官にお聞きしているわけじゃなくて、物事の整理としてどういうふうな整理がありますかと。私は今このように考えていますけれども、まず福田政務官のお考えをお聞きしたいということでまず議論をさせていただいております。さらに、その考え方、今議...全文を見る
○中村哲治君 それであるのであれば、ただ、現状はなかなか議論のプロセスが伝わっていない、自治体に伝わっていないということが現状としてあると思うのですけれども、そこに対して、今後の議論を進めるに当たって、より開かれた透明性の高いやり取りを国と都道府県、市町村の間で行っていくと、その...全文を見る
○中村哲治君 この問題につきましては後でもう一回議論をさせていただきたいと思いますが、次の質問に移ります。  衛星携帯電話については、一台二十万円程度のうち半分は補助金として出ると言われております。しかし、一度契約すると一台当たり月五千円ほどの基本料が掛かってしまいます。一自治...全文を見る
○中村哲治君 今、自治体の方からは、自分たちがずっと契約して持ち続けているのはすごくコストが掛かるというところで補助金を付けてほしいということなんですけれども、今、松崎副大臣の御答弁をお伺いしますと、総務省としていろいろな手を打っていると。つまり、事業者に対して無償で提供をさせた...全文を見る
○中村哲治君 是非、その取組の拡充をよろしくお願いをいたします。  次の質問に行かせていただきます。  今回の水害では河道閉塞、いわゆるせき止め湖の問題も大きな問題となりました。土砂災害防止法の改正により直接国家が関与できるようになりましたが、災害は平時か有事かといえば、有事...全文を見る
○中村哲治君 そこで、検討をしていただくときに、どのような形で仕分けていくのか。ここまでは国の仕事で、ここからは自治体の仕事だ、また、どういうふうな状況になったときに国が先行的に自治体に代わってやっていけるのか。このことは国と地方自治体の間で協議をしていく必要があると思います。 ...全文を見る
○中村哲治君 今の平野大臣の答弁は非常に踏み込んだ答弁をしていただいておりまして、本当に感謝を申し上げます。  やはり、災害というのは有事対応をしないといけない、国家全体の言わば安全保障にも匹敵するような緊急事態として対応しないといけないということで、それに対して、まず一本筋の...全文を見る
○中村哲治君 国が責務を果たす道路はそうである。例えば百六十八号線、百六十九号線、今これは県が管理しているということなんですけれども、ここで福田先生にまたもしよろしければ答弁いただきたいんですが、地域主権を考えていくときに、今でも百六十八号線、百六十九号線というのは県が管理する道...全文を見る
○中村哲治君 最後に津島政務官に決意だけお聞きしたいんですけれども、ここの問題で明らかになったのは、幹線道路はあると。しかし、一六八、一六九というのは言わば東日本大震災におけるくしの歯作戦でいうところのくしの歯であると。ということになると、やはり一定の程度国が関与する度合いを強め...全文を見る
○中村哲治君 積極的な答弁をいただきました。本当にありがとうございました。  これで質問を終わります。ありがとうございました。
10月27日第179回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○中村哲治君 民主党の中村哲治です。  本日は、平岡法務大臣の所信に対する質疑ということで、先日述べていただきました所信の中の法曹養成についての部分について質問をさせていただきます。  大臣は、司法制度改革において新たに導入した法曹養成制度については各方面から様々な問題点が指...全文を見る
○中村哲治君 今、結局、法曹養成フォーラムで議論をしていますという答弁と、中教審の法科大学院特別委員会でされた提言を基にしっかりやっていますというようなことが言われているだけで、原因がどこにあるのかというようなことに関しての端的なお答えはありませんでした。  もう一度お聞きいた...全文を見る
○中村哲治君 今大臣おっしゃいましたけれども、社会のニーズが少ないから司法試験の合格者が二千人余りにとどまっているわけじゃないでしょう。今大臣の答弁にあったように、司法試験委員会が考査委員会としてレベルがそこまで至っているかどうかということを判断したときに、二千人余りでしか合格者...全文を見る
○中村哲治君 そうなんです。  だからこそまず考えないといけないのは、司法試験で二千人余りしか通らないというのは、これはニーズが少ないから通らないんじゃなくて、その時点での法曹としての資質を兼ね備えているのかという試験をしたときに、今までの法曹の人たちから試験委員が選ばれている...全文を見る
○中村哲治君 その意見書の経緯の部分というのはどこですか。
○中村哲治君 私は、本文のところで、もう一回読みますと、意見書にはこう書かれております。  「法科大学院では、その課程を修了した者のうち相当程度(例えば約七〜八割)の者が後述する新司法試験に合格できるよう、充実した教育を行うべきである。」と。私はこの教育の質のことを聞いているん...全文を見る
○中村哲治君 ここの部分につきましては、もう堂々巡りの議論になるので、また違う観点で後ほど議論させていただきたいと思います。  やはりそういうことを考えていくと、法科大学院の在り方、司法試験の在り方、それぞれの在り方について詳しく具体的に検討していかなくてはなりません。  そ...全文を見る
○中村哲治君 今、城井政務官から、理論と実務の架橋をするのが法科大学院という目的が述べられました。それじゃ、果たして本当にそれができているのかということなんです。理論家が三分の二で実務家が三分の一、それが効果を上げているというふうに例えば学生は思っていますか。それについては調査さ...全文を見る
○中村哲治君 実務家教員というのは二年なり三年なりで替わっていくんですよね。そして、研究者教員というのはずっと残っていくので、教授会でも研究者教員の言うことで大体運営が決まっていくというのが私が大体実務家教員に聞いた答えです。そういうことであって、どんどん現場の実務者教育から懸け...全文を見る
○中村哲治君 そこで、法科大学院側の自主的な取組としては、コアカリキュラムという、法科大学院ごと共通したカリキュラムを組んで教育の実効性を上げていこうという取組がされているようでございますが、このコアカリキュラムという取組について御説明いただけませんでしょうか。
○中村哲治君 そのようなコアカリキュラムについてはまた後で議論をさせていただきたいと思いますが、文科省から今日の御答弁にもありますように、平成二十一年四月に中央教育審議会の法科大学院特別委員会が提言を出していて、その提言に基づいて法科大学院の改革を進めているという、そういう御回答...全文を見る
○中村哲治君 私は、法曹養成制度に関する検討ワーキングチームに、議論に参加をしておりました。当時、法務大臣政務官を務めておりましたのでそういう機会でも発言をさせていただきました。  平成二十二年の七月六日にこのワーキングチームによる検討結果を取りまとめさせていただきまして、そこ...全文を見る
○中村哲治君 党側での議論からすると、今のような答弁というのはいかにも、城井さんの個人的な意見じゃないのでそういう答弁になるというのはよく分かっているんですけれども、危機感が文科省としては足りないということを改めて指摘はさせていただきたいと思います。  今日は質問通告をしていな...全文を見る
○中村哲治君 その今の議論は、七、八割の卒業生が合格できるというような、そういう教育効果を上げていることが大前提ですよ。  今、もう大臣、改めて聞きはしませんけれども、五年合格率、五年間たって三回受けてそして合格率何%かということが法科大学院ごとに出ております。これで、五年合格...全文を見る
○中村哲治君 私は、私事にもなりますけれども、私は司法試験五回受けました。五年間で諦めました。大学の同級生は昨年、旧試験、旧司法試験が終わるまで十六年間受け続けました。この彼と私の十年間の違いを考えても、本人の意思ではなく強制的に回数制限を設けるということは結局本人のためになると...全文を見る
○中村哲治君 積極的な御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  それでは、司法試験の在り方についてなんですけれども、質問通告と少し順番を変えまして、先ほど文科省からの答弁にありましたコアカリキュラムについてお聞きしたいと思います。  法科大学院側で今進められております...全文を見る
○中村哲治君 司法試験の問題を活用しているということであるのであれば、法科大学院においてはもう少し受験指導の割合を増やしていく必要があるんじゃないでしょうか。  今、現場の意見を聞いておりますと、いや、文科省に聞くと、文科省はそういう過度な受験指導にならないようにだけを言ってい...全文を見る
○中村哲治君 工夫は可能ではないかと考えているということは、今やっているかどうか分からないということなのかなという印象を受けます。  現場の声を聞かせていただくと、私も、法曹関係者多いわけでして、法務省の方も個人的に話をさせていただくと、娘が法科大学院へ行っていて卒業したとか、...全文を見る
○中村哲治君 積極的な答弁ありがとうございます。  それと、そこと関係してくるのですけれども、教科書をどのようにこれからしていくのかというのは非常に大切な問題であります。予備試験が始まりましたので、予備試験を受ける受験生がどのようなテキストを使って勉強すべきなのか。それから、今...全文を見る
○中村哲治君 大臣、検討した上で困難ではないかという意見があったと、だからこそ、やってみる価値はあるんですよ。法曹三者が話し合って教科書を作ろうとしてまとまらないという、誰がまとまらなかったのか、それも全部オープンにしてやっていけば、そういうところで問題点も見えてくるかと思われる...全文を見る
○中村哲治君 ということですので、やはり多様性、独自性という法科大学院のメリット、特徴があるわけですから、そういったことも含めて講座内容を公開してもらうということにつながるわけですね。そうすると、やはり司法試験を受けたい人、自分が法曹を目指したい人が法科大学院を選ぶときに、公開さ...全文を見る
○中村哲治君 司法試験の在り方にまた戻ります。  司法試験や予備試験の合格基準についてはどのような基準を設けるべきなのかということは一つ議論になろうかと思います。今、司法試験考査委員や予備試験考査委員が内部で決めているということなんですけれども、その決め方について、それじゃ客観...全文を見る
○中村哲治君 私は、そのようにすべきと法務大臣に委員会の方に言ってくれと言っているわけじゃないんです。今それを徹底するのであれば、事務方も大臣官房人事課が行うのもおかしいわけですよ。いろいろな資料の整理をするのもおかしい。  そうではなくて、資料の整理をするときに、その資料の一...全文を見る
○中村哲治君 また、別の考え方としては、考査委員が自分の専門以外の問題を解いてみると。実務家として必要な知識を問うのであれば、そのような幅広い知識を見るということであるのであれば、専門外のものでどれぐらい解けるのかということをやってみて、それを採点の基準にしていくと、そういうこと...全文を見る
○中村哲治君 それでは、これで質問を終わります。ありがとうございました。
11月15日第179回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○中村哲治君 民主党の中村哲治です。  私は、住宅政策について質問をさせていただきます。  このグラフを御覧ください。(資料提示)被災地、宮城県仙台市にある一戸建ての住宅です。断熱改修をされております。そこにありますように、暖房を切って二週間が経過しました、明け方は毎日氷点下...全文を見る
○中村哲治君 政権交代後、民主党政権になりまして、住宅政策で一つありましたのは住宅エコポイントでございます。今回の第三次補正予算でこの住宅エコポイント、復活をいたしました。その意図、目的等をお答えいただけますでしょうか。
○中村哲治君 断熱改修の重要な点としてもう一つ挙げられるのが、いわゆるお年寄りがお風呂場等で倒れられるヒートショックの現象であります。  ヨーロッパの人たちに、ヒートショックというのはヨーロッパでもありますかとお聞きすると、中村さん、それはいつの時代の話ですかと言われます、戦後...全文を見る
○中村哲治君 今回追加された住宅エコポイントのメニューとして、リフォーム瑕疵担保保険というものがあります。これはどういうものでしょうか。
○中村哲治君 このリフォーム瑕疵保険というのは、今までリフォームの欠陥工事やリフォーム詐欺というのがありましたので、第三者性を担保して品質を保証するという、そういう仕組みだと聞いています。つまり、リフォームがきちっとできているかどうかというのは、そういう検査人がいて検査をして、そ...全文を見る
○中村哲治君 このリフォーム瑕疵保険がこれからの住宅政策のある意味中心の核となっていくということをよく分かりました。  そこで、その関連なんですけれども、今まで日本の住宅の耐震改修の政策というのはどのような形で展開されてきたのでしょうか。
○中村哲治君 千五十万戸の耐震改修ができていない住宅があると、その推計ですけれども、今回のこのリフォームポイントでどれぐらいの成果があると推計されているでしょうか。
○中村哲治君 千五十万戸まだ耐震改修ができていない、しかし今回のリフォームエコポイントで六万戸が推計されているということで、まだまだ少ないということは言えるんですけれども、これは長い取組をこれから続けていかないといけないということもはっきりと分かります。  そこで、今回の住宅エ...全文を見る
○中村哲治君 もう一回聞きます。  住宅エコポイントの全体の予算の額は千四百四十六億円、そのうち新築の方が一千億円と。そして、リフォームがあって、あと事務費もあると思いますので、そこの予算のその内訳を改めて教えていただけるでしょうか。
○中村哲治君 今のお話を伺って、皆さんいい印象を持たれたと思うんですけれども、住宅エコポイント、リフォームが中心なのかなと思いつつ、全体千四百四十六億円の予算のうち、新築が一千億円、そして事務費が八十億円、つまりリフォームの予算というのは四百億円もないという、そういうことなんです...全文を見る
○中村哲治君 安住財務大臣のかなり前向きな答弁をいただいて、本当にうれしく思います。  今回の三次補正でやはりもう一つ注目されるのは、太陽光パネルの設置についての補助金が更に延長されたということでございます。私は、この設置費用の話を聞くと、実は新築と既存のリフォーム、どちらが値...全文を見る
○中村哲治君 太陽のエネルギーの利用については、太陽光とともに太陽熱の温水器、熱の利用というのも非常に重要だということにされているんですけれども、今日は太陽光パネルの、太陽光発電の方の質問をさせていただきます。  枝野大臣にお聞きしますけれども、固定価格買取り制度というものがあ...全文を見る
○中村哲治君 今お話ありましたように、平成二十一年から始まっている余剰電力買取り制度、これも固定価格で十年間、一キロワットアワー当たり今年度で四十二円で買い取るという制度です。  ここで重要になってくるのが、その十年たった後、つまり十一年目以降の買取り価格がどうなるのかというこ...全文を見る
○中村哲治君 野田総理にも是非聞いておいていただきたいんですが、エネルギー自給に向けてどのような形でやっていくのかといったときに、今お話ありましたように、十一年後以降は相対取引になっていく、そして自家消費をしていくということになってくると、一番大事になってくるのは家庭用の定置型の...全文を見る
○中村哲治君 三次補正予算でのリチウムイオン蓄電池導入支援事業費というのは二百十億円ということでございます。しかし、これからの産業の米というのは何かということを考えたときに、世界中で必要とされる蓄電池、ここはいち早く、もっと大きな規模で投資をして国家として取り組まないといけないん...全文を見る
○中村哲治君 これに関連して、HEMS、ホームエナジーマネジメントシステムというものが必要だというふうに復興基本方針にも書かれておりますけれども、これについて経産大臣、説明していただけますでしょうか。
○中村哲治君 もう一度この先ほどのグラフを見ていただいたらいいかと思うんですが、結局、電気が来ないといったときに必要最小限の室温を維持できるという機能というのは非常に重要になります。そういった意味で、ネット・ゼロエネルギー住宅については、まず第一に耐震性と断熱性を確保していくこと...全文を見る
○中村哲治君 ここからは視点を変えて、経済政策としての住宅政策をお聞きいたします。  昨年六月の新成長戦略、ここではどのような規定をされているんでしょうか。
○中村哲治君 サラリーマンが三十五年ローンを組んで払い終えたころには住宅の価値がゼロになってしまう。住宅ローンを払えなくなったときに住宅を手放してもローンが残ってしまう、こういったものをオーバーローン現象と言います。なぜそういうことが起こるのか。  グラフ、このパネルを見てくだ...全文を見る
○中村哲治君 なぜ流通しないのかということなんですけれども、住宅産業はこのパネルにあるように五層構造になっています。建材メーカーから始まって、建材流通、工務店、不動産業と来てやっと消費者に来ると。この消費者がそのような情報をきちっと得ていくためには、不動産業がきちっとしておかなけ...全文を見る
○中村哲治君 そのためには、不動産業者の方々が得意じゃない品質等を簡単に評価できるような、そういうふうな仕組みをつくらないといけません。住宅エコポイントや、また先ほどの瑕疵保険というのはこういうツールの一つです。  そのツールの一つとして金融を考えた場合に、フラット35は非常に...全文を見る
○中村哲治君 フラット35で中古住宅はどのような扱いでしょうか。また、リフォームをした上で中古住宅を購入する場合はそのリフォーム費用も含まれているのでしょうか。
○中村哲治君 今お聞きになったように、中古住宅そのものはフラット35でカバーされるんですけれども、リフォーム費用はカバーされません。売主の方が耐震性を担保するリフォームをやってから売るというのは現実的ではありませんので、買主が耐震性を確保するためのリフォームをしようと思ったら、リ...全文を見る
○中村哲治君 今金融担当大臣のお話にもありましたように、民間金融機関では三社しかこれやっていないんです。フラット35にそのような仕組みを入れようと思ったら法改正が必要になってまいります。  やはり、これ民業圧迫とか言われるからこの業務拡大は問題とされているわけですけれども、民間...全文を見る
○中村哲治君 今年から、先ほどの瑕疵保険、中古住宅販売とリフォームをセットでするところの瑕疵保険という、セット瑕疵保険というのも始まっています。こういう制度を組み合わすことによってフラット35の対象商品やることは可能ですし、そういったことを民間金融機関として取り上げていただくこと...全文を見る
○中村哲治君 前田大臣、今の金融大臣の答弁を受けて一言いただけませんでしょうか。
○中村哲治君 不動産業者が利用できるツールとして定期借家という仕組みが平成十二年からできたというふうにお聞きしておりますが、この定期借家という仕組み、どういう仕組みでしょうか。
○中村哲治君 この定期借家というのは、当時、平成十一年、建設委員会で与野党を超えてそして成立したという、そういうことでいわく付きといいますか、非常に無理をしてつくられた制度であるにもかかわらず、この十年間ほとんど普及をされておりません。  そのときに野党の中で中心となってつくら...全文を見る
○中村哲治君 この定期借家を利用した仕組みとして住み替え支援というのがあります。JTI、移住・住みかえ支援機構というのも、これも国土交通省の関与の下つくられたと聞いているんですけれども、これはどういうものでしょうか。
○中村哲治君 それがなかなか使われていないのは何ででしょうか。今後、住み替えの政策をどのようにお考えでしょうか。
○中村哲治君 それと関連して、リバースモーゲージというものがありますけれども、これはどういうものか、そして今使われていない理由はどのようにお考えでしょうか。
○中村哲治君 今、西田昌司議員から後ろでもうそろそろやめたらどうだという話もあるんですけれども、私はこれやっているのは、平成二十一年五月二十日、鶴保庸介議員も同じようなやじに答えているんですね。「これ党内でやってやというやじが飛びましたけれども、これは党内でやる話じゃありません。...全文を見る
○中村哲治君 コンクリートを外側から断熱しますと、室温とコンクリートが同調しますので、コンクリートの蓄熱の力が使えるようになります。だから、オイルショックの後、欧米はそういうふうな形でコンクリート建造物が外断熱の方向に動きました。しかし、日本は耐火の問題があってそれがなかなかでき...全文を見る
○中村哲治君 野田総理にお伺いします。  これまでの議論をお聞きになって、これからの国づくりと住宅政策についてどのようにお考えでしょうか。それを伺って、私の質問を終わります。
○中村哲治君 ありがとうございました。
11月24日第179回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○中村哲治君 民主党・新緑風会の中村哲治です。  有田芳生委員に引き続きまして質問をさせていただきます。有田委員の質問と重なる部分については極力省きまして質問をさせていただきます。  まず、本法案の改正の趣旨でございます。  改正の趣旨につきましては有田議員から質問がありま...全文を見る
○中村哲治君 道路交通法違反や窃盗、そして薬物犯がその具体例として考えられるということでございました。初入者に対する刑の一部の執行猶予ですから、今まで何回も執行猶予になって、何回というか、執行猶予になっていた人たちが対象になるということで、そういう人たちには社会内処遇も併せてやら...全文を見る
○中村哲治君 そうすると、よく言われていることですが、この薬物犯罪につきましては一般の犯罪とは別の扱いをしなくてはいけないのではないでしょうか。つまり、薬物依存症というのは病気なわけですから、今までの一般的な犯罪のように矯正というような姿勢で臨んだとしても、病気を治さなければその...全文を見る
○中村哲治君 そうすると、更生保護の領域においても精神保健福祉の領域の知見を積極的に取り入れていく必要があると考えられますが、それはプログラムの中で反映されているということでしょうか。
○中村哲治君 今御答弁にありました薬物処遇研究会、これは保護局長の下に置いている勉強会だというふうに聞いております。平成二十三年五月二十日に全体会議が行われて、そして今まで分担班による会議が行われていると、プログラム開発班、連携方策班、そのような分担班による会議が行われているとい...全文を見る
○中村哲治君 そうすると、今法制審の特別部会で新たな時代の刑事司法についての議論が進められております。そこの中で、やはりこのような薬物犯については特別な手続を検討すると、そういうことが必要なのではないかと考えられますが、いかがでしょうか。
○中村哲治君 民主党の中で、刑事司法制度の在り方についてワーキングチームが設定をされます。私も座長を務めさせていただくことになっておりますけれども、もし法制審の方で議論が進まないのであれば、党の方でも先行して議論を進めないといけませんので、是非そこの点については伝えていただくとと...全文を見る
○中村哲治君 今の大臣の答弁では、まず体制の整備を十分にやっていくということでございますので、そこの点の質問を後にさせていただきたいと思います。  時間の都合もありますので、条文解釈の方に移らせていただきます。  この法案の趣旨説明の中にはこのようなくだりがあります。「この刑...全文を見る
○中村哲治君 事前の説明からすると、ここが非常に与党内でも問題になっていたので、ここは事前にいただく答弁と今の話は全然違うので、かなりそれならここからやり合いをしないといけないのは非常に残念なんですが、短期有期刑の問題があって、そこに対する見解をまず述べていただけませんでしょうか...全文を見る
○中村哲治君 先ほど短期有期刑と言いましたが、短期自由刑の間違えでしたので訂正しておきます。  先ほどの法務大臣の答弁をまとめますと、短期自由刑の弊害というのはもう十分あると、それを認識した上で、施設内処遇を実施すべき者と判断した場合に限って一部執行猶予も適用されると、そのよう...全文を見る
○中村哲治君 その点が一番与党内の議論で問題とされていた点でございますので、今の法務大臣の答弁でかなりの部分がクリアになったのではないかと考えております。  それでは次に、いわゆる社会貢献活動についてでございます。  更生保護法五十一条第二項の六号に、社会的活動の条文が入りま...全文を見る
○中村哲治君 少し答弁漏れがあったと思うんですけれども、今五回程度、一回二時間から五時間行うと。それは特別遵守事項として、どんな執行猶予期間であっても、残り刑期がどれぐらいであっても、そういうふうな五回だと。そこをやるときに、一緒にやってくれる団体がなければ、ちゃんとやっていたか...全文を見る
○中村哲治君 刑の一部執行猶予の制度自体は三年後施行なんですね。この社会貢献活動自体は、先行して一年前倒しで二年以内に施行という形になっています。ということは、かなり前倒しの気持ちでやらないといけないんですけれども、それが本当にできるのかと。今の御答弁ではそれはやっていくという話...全文を見る
○中村哲治君 今保護司のなり手がいないと言われている現状があります。それは実費弁償の問題もあるでしょうけれども、保護司というものが何を仕事としているのかということが社会一般に知られていないということもあろうかと存じます。  そこで、保護司がやりがいのある仕事だと社会一般で知られ...全文を見る
○中村哲治君 谷政務官に改めてお聞きしたいのは、今御答弁になった内容で社会一般の人が保護司に対する理解をどのように深めていけるというふうにお考えでしょうか。  社会を明るくする運動、私、一般市民として生きている中で、そういうふうな運動にかかわった、そういうものがあるということを...全文を見る
○中村哲治君 私の印象では、保護司さんたちの直接のお話を伺っても、結局、法務省としては取り組んでいくと、力を更に増していきますというふうなことは言われるんだけれど、抽象的に言われるだけで具体的な取組としてなかなか見えないというようなことを保護司さんたちから言われるわけです。  ...全文を見る
○中村哲治君 今のような御説明だと、その五十五か所、当然国が用意をして、国が場所を探してきて保護司会に提供しているということでよろしいですね。
○中村哲治君 政務官、質問に答えていただきたいんですけれども、更生保護サポートセンターの場所を借りているのは誰ですか。
○中村哲治君 ここではっきりと問題だと申し上げたいのは、国が政策として更生保護サポートセンターを設けていくということにもかかわらず、その場所を用意するのは保護司会なんです。保護司会って法人格ありますか。本当は国が地方公共団体と交渉をして場所を用意して、保護司会に提供するのが筋なん...全文を見る
○中村哲治君 一か所当たりの助成額、補助額というのは年間十万円だと聞いています。自治体が貸してくれない場合にはアパートを借りて行うと。そうしたら年間十万円では到底やっていけませんよ。奈良市の場合でも、やはり五千円は市の方に払わないといけないと、これは電気代ですね。そういうふうな条...全文を見る
○中村哲治君 保護司に対する予算も足りないと同時に、やはりそこの保護司さんたちに対してサポートを行っていく保護観察官の人員もやはり不足しているのではないでしょうか。  平成二十四年概算要求では、保護観察の体制の整備は日本再生重点枠として要望しているというふうに聞いておるんですけ...全文を見る
○中村哲治君 大臣に是非閣内でもう少し議論をしていただきたいことがあります。  それは、私も法務省の政務官にいたときからおかしいと思っていたことなんですけれども、この治安を担当する法務省の予算、それがほかの省庁の予算と一緒にまず一割カットをして要求をすると、そして残りの一割につ...全文を見る
○中村哲治君 時間がないので、次にダルクについて伺います。  奈良ダルクに行ってまいりまして、そこでお話を聞かせていただくと、奈良出身者の人というのは極めて、むしろ少なくて、全国から集まってこられているというふうにお聞きしております。  そこで、質問の順番を少し変えまして、厚...全文を見る
○中村哲治君 時間が参りましたので、まだ聞きたいことはありますけれども、これで質問を終わります。ありがとうございました。
11月29日第179回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○中村哲治君 民主党の中村哲治です。  先生方、本当に今日はどうもありがとうございます。  まず、川端参考人に伺います。  先ほど松本参考人のお話にもありましたように、薬物依存症というのは病気であると。先ほど松本先生のお話にもありましたように、この依存症が発見された場合には...全文を見る
○中村哲治君 そのお話を伺って、やはり刑事司法の在り方全体を見直していくプロセスに今入っているのかなと感じております。今、刑事司法の在り方については特別部会が法制審の下に置かれておりますけれども、このように裁判手続にかかる前に治療をどのような形で組み合わせていくのかというようなこ...全文を見る
○中村哲治君 今の参考人のお話を伺いますと、やはり社会的リソースをいかに増やしていくのかということは先の課題だということが分かります。  それでは次に、小林参考人に伺います。  私も、奈良地区で更生保護サポートセンターに行ってまいりました。そこで保護司さんの皆様からいろいろ御...全文を見る
○中村哲治君 今、小林参考人がおっしゃったように、岡谷市の場合には、おかや総合福祉センター諏訪湖ハイツ三階の一室をお借りすることができたというお話がありました。  例えば奈良市の場合は、奈良県では唯一、奈良地区の更生保護サポートセンターがあるわけですけれども、子育て施設が移転し...全文を見る
○中村哲治君 全国四万八千人の保護司の方々がいらっしゃいます。全てボランティアでされております。その中でこのような環境をつくっていくことは、国会としてやっていかなくてはならないことだと改めて感じさせていただきました。本当に保護司さんの皆さんに、この場を借りて改めて全国の保護司さん...全文を見る
○中村哲治君 たくさん質問したいんですけれども、時間の都合もありますので次に移ります。  松本先生がNHKの番組に出られたときのコラムがあります。二〇一〇年六月二十五日付けのコラムであります。そこにこのように書かれております。「今回VTRで紹介された刑務所での「薬物依存離脱指導...全文を見る
○中村哲治君 コラムの中には、ダルクへの寄附などのお金の面は厳しい、こういう状況を変えていかなくてはなりません、ダルクをもっと支援していく必要があるしと書かれております。  今お話がありましたように、地域の連携を含めていくと、そのダルクと医療機関それから保護観察所、どのような連...全文を見る
○中村哲治君 ありがとうございました。
12月07日第179回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○中村哲治君 民主党の中村哲治です。  本日の発言の中で若干確認をしておかないといけない点がありますので、それをまずお話をさせていただきます。  西田昌司議員の方から、民主党は今は自衛隊を認めているという趣旨の発言がありました。民主党は結党以来、自衛隊を認めておりますので、そ...全文を見る