中村時広

なかむらときひろ



当選回数回

中村時広の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○中村(時)委員 新進党の中村時広でございます。  質問に先立ちまして、先般の阪神大震災でお亡くなりになられた多くの犠牲者の方々に心からのお悔やみと、そして被災者の方、今なお避難所等々の生活で御苦労されている方に対しましてお見舞いを申し上げる次第でございます。後ほどこれに関連し...全文を見る
○中村(時)委員 今の御答弁の中で、国と共済団体の責任分担方式の見直し等につきましてもお触れになられておりましたので、この点についてちょっとだけ指摘をさせていただきたいのですが、本制度、その掛金保有率、国の掛金の保有率が極めて低い。しかし、先ほど申し上げましたとおり、一定規模以上...全文を見る
○中村(時)委員 この酸性雨というものもこれからますます大きな問題となっていくことが予想されておりますので、ぜひともあらゆる機会を通じて積極的に取り組んでいただきたいと思います。  次に、本資金の拠出につきましては、昨年の十一月の末が拠出期限になっておりますけれども、主要各国は...全文を見る
○中村(時)委員 よくわかりました。  以上でこの二法案についての質問を終わらせていただきまして、その他の問題についてお伺いさせていただきたいと思います。  阪神大震災関連、それに伴う財源問題でありますけれども、この救済、復興、これにつきましては、何よりも優先して、最重点課題...全文を見る
○中村(時)委員 数字は出せないということでありますけれども、先ほど大臣も一つの例に出されておりましたマスコミで使われている九兆円という数字です。こんなものを例えば仮に例に出しますと、九兆円とするならば政府の負担は恐らく五、六兆円だろう。これを単年度で消化するわけでありません。多...全文を見る
○中村(時)委員 この公共事業十カ年計画になぜ触れたかというと、それだけ厳しい状況であるということをあえてさらに一層浮き彫りにするために触れさせていただいた次第です。  それで、話をもとに戻させていただきますが、復興に対する決意、それから莫大な予算措置、容易ならざる財政事情、こ...全文を見る
○中村(時)委員 終わります。
02月21日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○中村(時)委員 新進党の中村時広でございます。  本日は、本委員会に提案されております租税特別措置法を中心にいたしまして、若干その他の問題も踏まえて御質問をさせていただきたいと思いますので、関係各位の御答弁をよろしくお願いをいたします。  まず初めに、この租税特別措置そのも...全文を見る
○中村(時)委員 今回の改正によりまして、これは数で言いますと、租税特別措置関連は改正前で二百二、改正後で百九十八、内訳は、新しく追加されたのが四、廃止されたのが八、こういう数字になっているわけであります。うち、企業関係も、改正前八十二、改正後七十九と減少というふうな結果になって...全文を見る
○中村(時)委員 今、かなり締まってきている、しかしながらなお項目数は依然として多いのではないかというお話でありましたけれども、自己満足してしまいますとそこからは進歩はありませんので、ぜひとも常に反省すべき点は反省し、さらに一層の努力をされることを望むわけであります。  そこで...全文を見る
○中村(時)委員 きっちりとしたルールが確立されているようであります。  そこで中身なんですが、一つちょっとわからないことがあるのでお伺いしたいのですが、この中に、認定特定事業者になりますと、最近の試験研究費の増加額について一〇%の税額控除を受けられる、こういう規定がございます...全文を見る
○中村(時)委員 選択可能ということで納得をいたしました。  次に、これも同じような視点の質問ですが、もう一つ新たに商工委員会で並行して審議されております中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法、俗称中小ベンチャー法であります。  この場合も事業者認定という経過をたど...全文を見る
○中村(時)委員 次に、事業用資産の買いかえ特例、これをまとめてお伺いをしたいと思います。  これは、長期所有土地などから既成市街地など以外の地域にある建物、機械などへの買いかえについて、圧縮率を一定割合に設定して認めるということであります。この制度というのは、御案内のとおり、...全文を見る
○中村(時)委員 この制度はいろいろ問題があったから廃止されたというお話でありました。ただし、昨年、景気対策の観点から復活したという御答弁もございました。これを変更するということは、景気判断についての変動があったからというふうにも受けとめられるわけであります、  そこでお伺いす...全文を見る
○中村(時)委員 経済企画庁発言と同様のお話であります。当然でありましょう。  しかし、本当にそうなんでしょうか。例えば株式市場というものを眺めたときに、バブルのピーク時にはダウ平均が四万に手の届かんとするレベルまで上昇しました。たしか、当時の株式市場の時価総額は六百兆円という...全文を見る
○中村(時)委員 要は、既にこの一年間で実施をした企業と、それから、これから一年の間に実施するかもしれない企業との間に幾ばくかの差をつけるべきだという観点で六〇%の引き下げということを決められた。理屈の上ではなるほどなと思うのですが、景気対策という観点からすればもう一年ぐらいよか...全文を見る
○中村(時)委員 お答えの中で、利用状況から見て十分もう浸透したし適用件数も少ないから廃止というような論議がなされていたようでありますが、要は、今回の取り消し措置というのは当然のことでありまして、問題はやはり廃止に至る今の議論の経過であろうと思うのですね。  この地震防災対策用...全文を見る
○中村(時)委員 常識的な判断であるということですが、一応認識の甘さというのは反省せざるを得ないところもあるという内容と受けとめさせていただきたいと思います。  それでは続きまして、公共投資十カ年計画についてお伺いをしたいと思います。  この公共投資十カ年計画、これは、振り返...全文を見る
○中村(時)委員 四百三十兆円の計画の改訂版という、そういう言葉が出てまいりました。となれば、今のこの六百三十兆円の公共投資基本計画は、ある意味では外圧にこたえることが出発点であったとも言えるわけであります。すなわち、自主的ではなくて日米構造協議の米国要請から始まったのかな、そん...全文を見る
○中村(時)委員 役所さんの答弁はそこまででしょうから、重要閣僚として大蔵大臣、この公共投資十カ年計画、六百三十兆円というのは対米公約なのか、コミットしている金額というふうに受けとめて計画を決定されたのか、大臣として御答弁いただきたいと思います。
○中村(時)委員 対米公約、米国とは関係なく国内向けにつくられたというお話でございます。  とするならば、この六百三十兆円という数字は、国内の状況を踏まえての計画でありますから、義務ではない、いわば努力目標なんだと、十年間かけて六百三十兆円、もし事業として消化できなくても、それ...全文を見る
○中村(時)委員 質問に対応したお答えはいただけないみたいなんですが、おおむねという言葉でありますから、これは努力目標だというふうに受けとめてよろしいわけですね。もし仮に十年たって財政的な事情等々で六百三十兆円できなかったとしても、それはやむを得ない場合もあるというふうな、一応達...全文を見る
○中村(時)委員 これ以上の御答弁はいただけないと思いますので、次に移りますが、歳出の金額の計画よりも、大事なことは中身であります。先ほどからお話の中でいろいろな事業の一端を並べられておりますが、この計画書を見ますと、およそ思いつく事業のすべてが極めて総花的に並べられているな、そ...全文を見る
○中村(時)委員 文言は入っていないということでありますから、情勢が変わったわけでありますから、修正することは別に恥ずかしいことでも何でもないわけで、ぜひ御検討いただきたいということを要望させていただきたいと思います。  さて、中身よりさらに大事なことが財源問題であります。これ...全文を見る
○中村(時)委員 巨額の出費、財源の裏づけの見通しは立っていない、後世代に負担を残さない、何かこの三つというのはどうも並び立つような話ではないような気がするのですね。後世代に負担を残さないとするなれば、じゃ、現世代、現在の人たちで賄うのか、そうすれば増税なのか、そんなふうな感じも...全文を見る
○中村(時)委員 終わります。
04月13日第132回国会 衆議院 本会議 第20号
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○中村時広君 新進党の中村時広でございます。  私は、新進党を代表いたしまして、ただいま政府が提案されました我が国保険制度の抜本的改革を内容とする保険業法案につきまして質問をさせていただきたいと思いますので、総理大臣並びに大蔵大臣の明快なる御答弁をお願い申し上げます。  質問...全文を見る
05月09日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○中村(時)委員 新進党の中村時広でございます。  私も、北側委員に続きまして、今回提案されております保険業法案、また若干その他の問題も時間があれば触れさせていただきたいと思いますので、関係各位の御答弁、よろしくお願いを申し上げます。  まず初めに、極めて基本的なことからお伺...全文を見る
○中村(時)委員 もう一つ、ちょっと基本的なことをお伺いしておきたいのですが、先ほど巨大リスクという言葉を使わせていただきましたけれども、生命保険の場合は、相手が個人でありますから巨大リスクの発生というのはそんなに考えなくてもいいのだろうなというふうに思うわけでありますけれども、...全文を見る
○中村(時)委員 例えば極めて大きな巨大リスクを抱える案件に対して、数社にまたがった共同引き受けというような問題というのはどうなのでしょうか。
○中村(時)委員 よくわかりました。それでは各論に入らせていただきたいと思います。  まず初めに、日本損害保険協会それから生命保険協会と、外国保険会社の関係についてお伺いをしたいと思います。  これはそれぞれ若干いきさつが違うようであります。生命保険協会の場合は、昭和四十八年...全文を見る
○中村(時)委員 アメリカからの要望もあった。加盟の環境も整えた。にもかかわらず何で一社なんです。そのあたりをお伺いしたいのです。
○中村(時)委員 僕はちょっとよくわからないのですが、国際化、自由化というものがテーマになっている今回の改正の中で、こうした協会、今は二本立てになっていますよね、一社は入ったけれども。将来的にはどうなのでしょうか。これは一緒にやっていただいた方がいいのか、それともそれは別に大した...全文を見る
○中村(時)委員 それでは、ちょっと話がずれちゃうのですが、ついでにほかのも調べてみたら、日本証券業協会というのは昭和四十七年から外国会社の加入を認めている。ただ、何と全国銀行協会連合会は今でも、この時点でも外国会社の加盟を認めていないという状況になっているのです。ちょっと保険の...全文を見る
○中村(時)委員 よくわかりました。  それでは、続きまして一社専属制の一部緩和の問題についてお尋ねしたいと思います。  先般、参考人に質疑が行われましたけれども、予想どおり、この一社専属制の緩和については生保業界、損保業界、若干意見を異にしているなという印象を持たせていただ...全文を見る
○中村(時)委員 過去のいきさつからそういうすみ分けが業界内にできていたという結果になっていたと思うのです。ところが、今度子会社方式による生損保の相互参入が認められてまいりますと、今度は損保の側に立った場合は、これはずっと代理店で営業をやってきておりますから、この代理店を自由に使...全文を見る
○中村(時)委員 混乱のないようにぜひ見きわめていただきたいと思います。  次に同じょうに、相互参入をいたしますと、損保業界からすれば生保業界は新しい市場であり、生保業界からすれば損保業界は新しい市場であるわけでありますけれども、新しい市場に乗り込むと、通常、企業はいろいろなつ...全文を見る
○中村(時)委員 それでは次に、保険ブローカー制度の保証金供託制度についてお伺いいたします。  この問題は一回質問もさせていただいているのですが、意図する御答弁をいただけなかったので、ここでもう一度取り上げさせていただきたいと思います。  ブローカー制度、我が国にとっては初め...全文を見る
○中村(時)委員 御理解いただいているのであれば十分でありますので、この点は契約者の保護の観点から本当に極めて重要だと思います。ぜひとも引き続き御検討いただきまして、契約者保護の観点に欠けることのないような整備を行っていただきたいということを強く要望をさせていただきたいと思います...全文を見る
○中村(時)委員 次に、契約者保護基金制度についてお伺いをいたしたいと思います。  これは、委員会で参考人の方々からの意見聴取でいろいろと出ておりましたが、まず、先ほど若干質問が出ておりましたけれども、この基金は任意団体でありますから、入るも自由、出るも自由であります。入ってい...全文を見る
○中村(時)委員 それから、この点について一番大きな問題は、事前に資金を積み立てておくべきなのか事後に拠出すれば事足りるのかという点にあろうかと思いますが、この前の参考人の方々の御意見をお聞きしますと、例えば櫻井さんは「どちらかといえば事後拠出を基本に検討していくのではないかな、...全文を見る
○中村(時)委員 そこで、再度重ねてお願いなんですが、事前拠出、事後拠出、外国の例を見れば事後拠出の例が多い、事前積み立てというのは少ないようなお話でありましたけれども、それは事前積み立てがゼロということはないと思うんです。  ですから、ゼロでない以上は、出しやすい環境をつくっ...全文を見る
○中村(時)委員 内容が、これは契約者保護、この問題も契約者保護の制度でありますから、ぜひともその点は勘案いただきまして、前向きに検討をしていただきますように御要望をさせていただきます。  もう一つ、今回この基金制度は公益法人の形態をとっておりますが、将来的にもこのままいくので...全文を見る
○中村(時)委員 保険業法関係はこれで終わらせていただきまして、残りも若干ですけれども、円高問題について触れさせていただきたいと思います。大蔵大臣、よろしいです。  午前中も円高問題について幾つか質問が出ておりました。その中で、円高の正体というのは一体何なんだということを最初に...全文を見る
○中村(時)委員 時間ももうありませんので、最後に一点だけ。もう一つ円高対策として、短期的な問題ですけれども、できることでもありますし、ぜひ力を入れていただきたいのが円高差益の還元の問題であります。  これは、今年度の政府見通しによる輸出金額は四千百六十億ドル、輸入は二千七百六...全文を見る
○中村(時)委員 終わります。ありがとうございました。
05月18日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○中村(時)委員 新進党の中村時広でございます。  まず初めに、ただいま御提案がありました平成七年度における公債の発行の特例に関する法律案に関しましてお伺いをいたしたいと思います。  本予算の審議におきましても、大蔵大臣は、財政は危機的状況であるとか、あるいは尋常ならざる事態...全文を見る
○中村(時)委員 最善とは考えていないといきなり言われると拍子抜けしてしまうんですが、それだったらさらなる最善の方策というのはあるのかなとも思うわけですけれども、まあそれはいいでしょう。  今の御答弁の中に、組み替えは考えていない、こういうお話がございました。二月十五日の本委員...全文を見る
○中村(時)委員 何か余りされていないのかなという感じでもあるんですけれども、もう一つ同じ日にこういう表現もされております。あのときは、先ほど四つばかり示させていただいたように、いろいろな特例措置、あらん限りの知恵を絞り尽くしてやりくり算段をされたということでありましたが、そうい...全文を見る
○中村(時)委員 まあ、ふまじめだ、まじめだというお話は御回答いただけないと思っておりましたけれども、いずれにいたしましてもその他の検討というのができなかったことは明らかであるわけでありまして、ただ、例えば歳出の予算の切り詰め等の問題については、既得権であるとか過去の予算のいきさ...全文を見る
○中村(時)委員 財政の立て直しのために具体的な案を示す、検討する、この言葉は前にもお聞きしておりますけれども、先般の本会議におきましても村山総理は、巨額の公債償還に係る国民全体としての負担のあり方について検討が必要という表現をされておりました。  しかし、それをさかのぼること...全文を見る
○中村(時)委員 背景はよくわかりますけれども、ちょっと残念なのは、これがあるからこれができない、これは二兎を追う者は一兎をも得ず、そういう発想からくるお話でありまして、そういうお答えというのは私はちょっと残念だなという気がいたします。  この事態、過渡期でありますから、重要な...全文を見る
○中村(時)委員 関係ないとするならばお伺いしたいのですけれども、国内的にはそれで済むかもしれませんが、事は対外的な問題で、ましてや通商代表部代表あるいは副大統領クラスの方に与党第一党の総務会長が発言をされた重みというものはあると思います。これは大蔵大臣軽視と言っても過言ではない...全文を見る
○中村(時)委員 そんなに軽視すべき問題ではないと私は強く指摘をさせていただきたいと思います。およそ責任ある立場の方でありますから、その発言に対して大蔵大臣として何らかの申し入れを行うのは当然だということを指摘させていただいて、この件に関しては終わらせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○中村(時)委員 税収減が見込まれているから、当然それに伴う数字というのは出せると私は思うのでちょっと納得できないのですが、時間がありませんのでこの点についてはまだ個別にお伺いさせていただきたいと思います。  次に、若干の残りの時間、オウム関連でお伺いしたいと思います。  日...全文を見る
○中村(時)委員 個別案件だから言えないということでありますが、今回は個別案件で片づけていいものかどうか大変疑問に感じております。  あの大規模な化学工場の存在であるとか、あるいは大量の薬品購入であるとか、そういう客観情報から判断しても、およそ宗教団体としての目的を著しく逸脱し...全文を見る
○中村(時)委員 納得できませんけれども、時間が参りましたので終わらせていただきます。ありがとうございました。