長安豊
ながやすたかし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月01日 | 第159回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号 議事録を見る | ○長安分科員 民主党の長安でございます。 今回、十一月に初当選をさせていただきまして、初めての質問となります。国土交通行政に対して質問させていただきまして知見を深めていきたいと思っておりますので、ぜひ御指導いただければと思っております。 さて、大臣にまずお伺いしたいと思い...全文を見る |
○長安分科員 私、きょう朝から地元におりまして、関空の二期工事の埋め立ての現場を見学してまいりました。それできょうのこの質問に駆けつけさせていただいたわけですけれども、関空で二期工事の見学をして、もう約八割ぐらい埋め立てが終わっている。 そこから、今回の質問をさせていただくに...全文を見る | ||
○長安分科員 関西圏内には関空と伊丹という複数の空港があるわけですけれども、これは本来、相互に役割分担して、相乗効果が出る、シナジー効果が出るような体制をとるのがいいと私は思っておりますけれども、現実、今お話がございましたように、関空の現状はかなり厳しい。この原因はどうしてか。ど...全文を見る | ||
○長安分科員 関空と伊丹の今乗り入れている便数の比較はどうなりますでしょうか。 | ||
○長安分科員 先ほど、関空の営業損益ベースでは黒字だけれども、経常ベースでは赤字になっているというお話がございました。 ここで、関空、伊丹の業績比較をちょっとお伺いしたい、営業利益ベースでどうなっておりますでしょうか。 | ||
○長安分科員 今、伊丹については会社じゃないので、営業損益その他の数字は把握されていないというお話がございました、これは恐らく空港整備特会を使ってやられているということで。 ただ、これは道路公団の問題でもお話がございましたけれども、例えば各路線別の採算を見るというようなことも...全文を見る | ||
○長安分科員 もちろん、騒音対策が七十二億かかっているというのは十分わかります。そうじゃなくて、空港としてどれだけのコストがかかって、どれだけを生み出しているのかということをつかまなければ私はいけないと思っております。今のお話ですと、単に空港整備特会でどんぶり勘定しているんだとい...全文を見る | ||
○長安分科員 関空の財務状況のお話を先ほどさせていただきましたけれども、今後三十年にわたって毎年九十億円の補給金を投入するということがございます。 そもそも、この補給金、どのような哲学また空港戦略に基づいて関空に投入をされるというお考えなんでしょうか。 | ||
○長安分科員 今、完全民営化に向けて三十年間投入されるというお話ですけれども、これは本来、やはり事業費負担が大き過ぎる、私はそう思っております。 それで、今、関空は何をしているか。借金の返済ばかりをしている、そういう状況だと私は考えておりますけれども、そもそも、この事業費を関...全文を見る | ||
○長安分科員 それでは、九十億を三十年間投入される、まずこれの根拠をお伺いしたいのと、また、今後、例えば関空の財務状況等が変わってきた場合に、その金額を変えるのか、ずっと九十億円のままでいくのか、その辺、ちょっと御説明いただけますでしょうか。 | ||
○長安分科員 この補給金の投入ですけれども、この投入自体によって、関空会社の経営改善意欲というものが阻害されるんじゃないかという気が私はしております。 これはどういうことかといいますと、つまり、民間の経営者というのは、数字が、業績がよくなってやりがいを感じる。幾らこの九十億ぐ...全文を見る | ||
○長安分科員 私が当選する前に、一国民としてテレビを見て、道路公団の民営化の話があったときに、路線ずつの採算を出せという話があったときと全く同じ意見なんですね。おかしいですよね。普通の家計簿と同じだと思うんです。一つの空港が幾ら収入があって、幾ら支払いしている。それを出すことがそ...全文を見る | ||
○長安分科員 では、これは私の方でちょっと調査させていただこうと思います。 では、話がかわります。 私の地元では、第二阪和国道が今延伸工事をされております。来年の夏にも箱ノ浦まで延伸工事が完了するというお話をお伺いしておりますけれども、その後、淡輪まで今計画されている。こ...全文を見る | ||
○長安分科員 この第二阪和国道は、我々地元民にとっては一番大きな道路で、この地区は渋滞も多くて、また、災害時に和歌山方面へ抜ける道も雨でとまってしまうことも多くございますので、ぜひ、この延伸を急いでいただきたいと私は思っておる次第でございます。 最後になりましたけれども、きょ...全文を見る | ||
○長安分科員 私、国土交通委員でございますので、空港の問題というのはライフワークとしてこれからも取り組んでまいりたいと思います。 本日はどうもありがとうございました。 | ||
03月02日 | 第159回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号 議事録を見る | ○長安分科員 民主党の長安豊でございます。 まずは、この予算委員会の場におきまして御質問させていただく機会をお与えいただきましたこと、まず中川経済産業大臣初め関係者の皆様にお礼申し上げたいと思います。 私、昨年の十一月に初当選させていただきまして、地元の大阪、泉州を代表し...全文を見る |
○長安分科員 私、中川大臣にきょうプレゼントしようと思いましてICタグの方をお持ちしたんですけれども、ぜひプレゼントさせていただきます。 | ||
○長安分科員 これはICタグの、右側がICタグの裸のものでございます。その左が、これは大阪のシーリング印刷という会社がございまして、この会社は、食品であったり、また繊維の分野において印刷を行っている会社なんですけれども、紙と紙の間にそのICタグを挟み込んでシールにして、これを張り...全文を見る | ||
○長安分科員 昨年の十二月の四日ですか、経済産業省の方でUHF帯を使った実証実験を行うというマスコミ報道がされましたけれども、その進捗状況についてはいかがでしょうか。 | ||
○長安分科員 ただいまの実験の進捗状況、お伺いしたわけですけれども、この実験というのは、民間企業にとってみれば、やはり一日も早くその結果が知りたいという状況だと思います。実際、民間企業でもう既に独自で実験をされているところもございます。 私が申し上げたいのは、恐らく、実験され...全文を見る | ||
○長安分科員 私は民間企業におりましたので、協力といいますと、例えば人的の交流であったり情報の共有化、また共同のプロジェクトの実施等というのが本来の意味での協力だと思いますけれども、そういったものは行われておりますでしょうか。 | ||
○長安分科員 先ほどお話ございましたけれども、ICタグについては、プライバシーの問題というのが、プライバシーを保護するというのが大きな課題となっております。この点について、どのような対策を講じられているのか。また、必要な法整備、また具体的なスケジュール等、ちょっと御説明いただきた...全文を見る | ||
○長安分科員 ありがとうございます。 ICタグの導入に際しましては、業態によってはかなりの設備投資と、設備投資というか設備投資にお金がかかるという今現状にあるのかなと思っております。そういった意味でも、経済産業省さんでは、タグを三円から五円の値段に、廉価なものをつくるというこ...全文を見る | ||
○長安分科員 きょうは、ちょっと時間にも限りがございますのでICタグはこれぐらいにさせていただきますけれども、引き続き、このICタグをいかに早く普及させるかということに皆さんの御協力をいただきたいと思っておる次第でございます。 続きまして、今政府系金融機関のお話もございました...全文を見る | ||
○長安分科員 ここで、日本という国を見渡したときに、欧米諸国に比べると、起業、会社を起こすということが極めて最近は少なくなっている、廃業の方が起業よりも多いという現状になっているわけであります。 また、日本は、一度会社をつぶしてしまう、事業に失敗してしまうと、経営者の再起が難...全文を見る | ||
○長安分科員 私としては、経営者の例えばやる気であるとか企業の将来性、技術力、そういったものを見て、保証があるないにかかわらず、もうちょっと柔軟に中小企業に対して融資をするということを金融機関が行っていかなければならないと思っております。 そういった意味でも、経済産業省所管の...全文を見る | ||
○長安分科員 時間が参りましたのでこれで終わりにさせていただきますけれども、日本が経済的に世界のリーダーとなるためには、先ほど申し上げましたICタグのような分野に重点的に施策を打っていく、また、中小企業が頑張れるような環境をつくっていく、これが大切なんだということを申し上げまして...全文を見る | ||
03月16日 | 第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号 議事録を見る | ○長安委員 先日の予算の分科会以来の質問でございます。前回も国土交通部門に関して質問をさせていただきまして、今回も御質問をさせていただきます。 そもそも、今回、羽田空港の滑走路の整備ということで、拡張ということで、関連で質問をさせていただきますけれども、日本にとって空港という...全文を見る |
○長安委員 ありがとうございます。 また、今後の羽田空港の需要予測について少しお伺いしたいのですけれども、よろしいでしょうか。 | ||
○長安委員 今後、旺盛な航空需要があるというお話でございます。実際、今、羽田空港は、日本国内の旅客の約六一%ぐらいを占めているという数字も発表されております。 それで、今回、羽田空港が拡張されますと、先ほどもお話がございましたけれども、約三万回分の発着枠が出て、それを国際定期...全文を見る | ||
○長安委員 今お話がございました、ある意味、今回羽田の枠ができる、また、成田の方はもう枠がないほどいっぱいだというお話がございました。しかしながら、今回、たまたま羽田を拡張すると三万回の発着枠が出るからというのでは、余りにも行政サイドがなし崩し的に進んでいくんじゃないかという私は...全文を見る | ||
○長安委員 今、騒音のそれぞれの取り組みについてもお話がございました。 確かに、千葉県側の反対というのは、浦安地域の、あるいは木更津地域の騒音の問題というのが原因だと思います。 しかしながら、これはあくまでも表面上の問題だと私は思っております。その裏の背景には、恐らく、成...全文を見る | ||
○長安委員 今御説明ございましたように、確かに、成田に各国の航空会社が乗り入れしたいという要望があるかと思います。しかしながら、実際、では、日本全体で国際線が乗り入れられる空港というのを見た場合には、さまざま空港ございます、まさに先ほどお話があった関空もそうです。そういった意味で...全文を見る | ||
○長安委員 今おっしゃられましたように、成田空港も、確かに国内空港とのネットワークが必要だ。これはやはり、私、冒頭申し上げましたように、空港は国にとっての戦略なんだ、戦略上、どの空港がいいとかどの空港がだめということではなくて、全体として日本の空港として盛り上げていく、これが日本...全文を見る | ||
○長安委員 羽田—石垣間を基本の距離にというお話が今ございました。つまり、今これを羽田を中心にコンパスでくるっと丸をかいてみますと、北京や上海なんかが入ってくるわけですね。 現在、御存じのように、関西国際空港、このようなビラをこの間村山社長が羽田で配られたのは御存じだと思いま...全文を見る | ||
○長安委員 今お話がございました着陸料の割引のお話でございます。これは、あくまでも関空さんが案を練られて、この四月から実施されるということですね。 私が申し上げていますのは、冒頭に申し上げました、空港というのは国にとっては戦略上重要な項目なんだ、したがって、そういう意味では国...全文を見る | ||
○長安委員 この便を飛ばしたら幾ら幾ら渡しますよというのは確かに無理な話でございまして、その辺は知恵を絞れば何とかできるのじゃないのかなと私は思っております。 今乗り継ぎの話だけをしましたけれども、御存じのように、この関西国際空港は民間の空港になっている。民間会社であるがゆえ...全文を見る | ||
○長安委員 私の冒頭からのお話でもございました、こういったことの原因はやはり、例えば関空の着陸料が高い、また利用者にとったら橋の通行料が高いというような問題が大きい問題だと私は思っております。 午前中の会議で大臣がおっしゃられました、アクアラインとの比較というものもされており...全文を見る | ||
○長安委員 今勉強していかれるというお話がございましたけれども、これはぜひ試算を一度出していただきたいと思っております。 大臣も、実際、道路公団民営化の問題でかかわられて、空港もそういった細かな財務状況がわかるような資料が必要だというのは、恐らく大臣のことですから御認識されて...全文を見る | ||
○長安委員 ぜひ、よろしくお願いいたします。 それと、先ほど石川局長の方からお話もございましたし、前回の予算委員会の分科会の方で、関空への補給金のお話がございました。年間九十億円を三十年間投入するという今計画でございます。これは有利子負債を三十年間で完済するためのお金で、この...全文を見る | ||
○長安委員 それであれば、ぜひ、この九十億というのは債務償還終了まで確実に補給するんだということを御検討いただきたいと思います。 そもそも、毎年九十億を民間会社方式でやっている関空に投入しなければならないということ自体、こういう状況に陥っていること自体が私はまことに残念でござ...全文を見る | ||
○長安委員 ぜひ、さまざまな工法を御検討いただいて、せっかくこれだけ大きな公共工事がなされるわけですから、有益なものにしていただきたいなと思っておる次第でございます。 ちょっと時間が余りましたので、発着枠についてお伺いしたいんですけれども、二〇〇五年の二月に、五年期限の発着枠...全文を見る | ||
03月31日 | 第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号 議事録を見る | ○長安委員 民主党の長安豊でございます。 本日は、油濁損害賠償保障法の一部を改正する法律案に関して質問させていただきます。 私、大学を卒業しましてすぐに商社に入りまして、商社ではタンカーの輸出の商内をしておりました。当時、私が入ってすぐにアメリカの法律を渡されて、これを訳...全文を見る |
○長安委員 ありがとうございました。 追加基金を創設することによって、これは今お話がございましたように、全参加国が参加するわけではない、より多くの補償を受けたい国だけが追加基金に参加して恩恵を受けるということになるわけですけれども、日本は現在の基金においては最大の拠出国となっ...全文を見る | ||
○長安委員 こういう負担がどんどんどんどん高くなるというのは防がなければならないと私は思っております。追加基金をつくることによって日本がかえって損をするということではもとのもくあみになってしまうのかなと思っております。国連のように負担ばかり大きくなるようなことにはならないように、...全文を見る | ||
○長安委員 油による汚染というのは環境をかなり破壊してしまう、これは防がなければならないと私は思っております。汚染はさせぬということが大切なのかなと思っておる次第でございます。 今お話がございましたこの基金制度、恐らく今後も世界で起きるであろう油濁事故に対応するものだ。しかし...全文を見る | ||
○長安委員 ありがとうございます。 では、その場合、基金で油濁事故の被害者を救済するということですけれども、この制度があること自体が一般的にどこまで知られているのかということが問題だと思います。 特に重要なのは、地方等で事故が起こった場合に、中小の零細の事業者さんが被害者...全文を見る | ||
○長安委員 せっかく法改正をするわけですから、ぜひ国民の皆様に周知徹底をお願いしたいと思っておる次第でございます。 続きまして、放置座礁船についてお話をさせていただきたいと思います。 放置座礁船の問題というのは、先ほど他の委員の方からもお話がございましたけれども、日本各地...全文を見る | ||
○長安委員 今お話がございましたように、新しい制度の実施に際して、外国の船舶がしっかりと保険を義務づけるようにしむけなければならないと私は思っております。そのためには、この制度の趣旨や内容を事前に十分に周知することが必要であると私は思っております。外国の当局、海運企業であったり、...全文を見る | ||
○長安委員 この法律自体、タンカーに関していいますと、もう条約で世界的な枠組みがある、一方で、これは日本の法律でやるということになっております。そういう意味では、国際法上、国際慣習上問題があるようなものでは、他国や他国企業の理解が得られないと私は思いますけれども、今回のこういった...全文を見る | ||
○長安委員 今、米国、カナダ、オーストラリアというお話もございました。しかしながら、あくまでもこういった法令を定めている国は限られているというのが現状だと思います。まだまだ一般的になっていないと言えると思います。我が国独自の制度を設けても、その対象は日本の港に入出港する船だけであ...全文を見る | ||
○長安委員 最後に大臣にお伺いしたいと思います。 放置座礁船の問題というのは、その被害をこうむっている地域にしてみれば、これは非常に深刻な問題であります。保険の義務づけ等の対策を確実に実施して、このような問題の発生を確実に防止することが早急に求められている、そういう状況にある...全文を見る | ||
○長安委員 ありがとうございます。放置座礁船の問題、これは真剣に日本も取り組んでいかなければならないと思っております。 また、先ほど来お話がございました油濁の問題もそうです。昨今、ロシアのサハリン沖でも石油開発がなされております。これはサハリン1、サハリン2とございます。これ...全文を見る | ||
04月21日 | 第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号 議事録を見る | ○長安委員 民主党の長安豊でございます。 お昼休み明けで、皆さん一番この季節は眠いお時間かと思いますけれども、皆様居眠りがないように、活発な質疑をさせていただけたらと思っておる次第でございます。 さて、先日来、道路公団民営化法案につきましてさまざまな質疑が行われております...全文を見る |
○長安委員 ありがとうございました。 今回の道路公団の民営化法案につきましては、民営化、債務の返済というポイントばかりに目が行ってしまって、実際、肝心の道路をこれからどのようにつくっていくのか、また、どう変えていくのかということの議論が余りなされていないと思います。 今回...全文を見る | ||
○長安委員 高速道路というものは、借金の返済を行うためのお金を生み出す道具ではない。国民生活あるいは経済を豊かにするための大切なインフラなんだ。その観点を我々は忘れてはならないと思います。そのつくり方、使い方を、民営化や借金返済という狭い観点でだけとらえてはいけない、私はそう考え...全文を見る | ||
○長安委員 今までの議論を聞いておりまして、この拒否権というものの議論ですが、今局長からお話がございましたように、拒否権が発動は可能だというのが現実味を持って御説明いただきました。 逆に今のは少し意地悪な質問だったわけで、私の考えは、実は拒否権が発動されないのではないかという...全文を見る | ||
○長安委員 今お話がございましたように、会社と機構の方が、将来のことを見きわめながら、恐らく需要予測をもとに料金収入を試算してやっていくんだと思いますけれども、この需要予測でやっていくということ自体が、今まで需要は外れるということが大半であった、なかなか精度の高い需要予測というの...全文を見る | ||
○長安委員 今後の建設のプライオリティーに関しましては三つの要素があるんだ、費用対便益、採算性、外部効果、この三つでというお話がございました。 しかしながら、一方で、先ほどお話がございました建設の拒否権ですね、民営化会社が拒否をした場合に、社会資本整備審議会の方が行司役として...全文を見る | ||
○長安委員 ありがとうございました。 これまでの委員会での答弁では、基本的には、肝心なところは会社と機構がこれから話し合って決めます、あるいは独自で決めることだというようなお話もございました。これ、実際に民営化したら、その会社自体がどのような経営がなされるのかということが、全...全文を見る | ||
○長安委員 この民営化会社のトップの人事については、基本的に、国土交通省からの天下りではなくて、民間の改革意欲に富んだ方を軸に検討されていくということでいいという了解でよろしいでしょうか。 | ||
○長安委員 ぜひ民間からそういった経営者を起用していただきたいと私は思っておる次第でございます。 先々週ですか、返済計画についての債務返済の表が提出されました。これはあくまでもイメージですよという局長の強調もございました。確かに私はイメージであるべきだと思っております。あの四...全文を見る | ||
○長安委員 今の御説明ですと、定期的に見直す段階でリース料自体もいじることもあるというお話だと思うんです。 では逆に、民営化会社の方が関連事業で商売をしていく、これで主に利益を求めていくわけですけれども、ここでもざっくざっくとお金がもうかり出した、これも債務の返済に使いたい、...全文を見る | ||
○長安委員 ちょっと私の認識とは違うんですけれども、会社が上場していくに当たって、当然、将来のリスクというのをいかに低減していくかということは大切なわけですね。 昨日の参考人質疑等でもあったように、この民営化会社が抱えているのは、リース料が当然あって、これが果たしてこのままの...全文を見る | ||
○長安委員 今お話がございましたように、繰り上げの債務の償還をするためには、これは逆に言いますと、機構の中でそれぞれの民営化会社の債務がこれだけですよという線引きがきっちりされていないとそういった議論ができないと思うんですね。そういった、債務の線引きといいますか会計上の分別管理と...全文を見る | ||
○長安委員 今のお話ですと、債務は分別管理されるから、明確に情報公開もされて各会社の債務の償還が行われていく。ということは、逆に言いますと、一社だけがずば抜けて早く上場もしちゃう、あるいは債務を自分の会社の分の償還をしちゃうということもあり得るという了解でよろしいですね。 | ||
○長安委員 ちょっと理解ができなかったので、もうちょっと踏み込んでお伺いさせていただきたいんですけれども、債務が、例えば四十兆を六つに割るのであれば、単純計算しますと六兆ずつぐらいになるわけですね、それを返していく。一社は当然経営努力もする、一社が約六兆円と今申し上げました、簡単...全文を見る | ||
○長安委員 ここで押し問答をしてもしようがないと思いますけれども、今のお話を聞いていますと、会社は分けたが、いつまでもプール制が残っていくのかなというようなニュアンスもちょっと酌み取れないわけでもございませんので、この辺は、今回の法案の議論、今後の議論、また、先ほど大臣からもお話...全文を見る | ||
○長安委員 検証の方法と責任の所在というところはいかがですか。 | ||
○長安委員 この新会社の健全な経営と成長を確保するためには、関連事業がとりわけ重要になってくるわけです。関連事業をするに当たって、今まで手をつけたような事業をどんどんどんどん始めていくわけですね。これは日本のバブルのときに、多くの企業が、多角化という名のもとにいろいろな、本業では...全文を見る | ||
○長安委員 ありがとうございます。 民営化会社、いかに社員一人一人が頑張っていくか、これによって業績がどんどん変わっていくと私は思っております。 私の地元には、以前も大臣と質疑をさせていただきました関西国際空港がございます。この関西国際空港も、この九月でやっと建設後十年が...全文を見る | ||
04月27日 | 第159回国会 衆議院 本会議 第28号 議事録を見る | ○長安豊君 長安豊でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、高速道路株式会社法案、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構法案、日本道路公団等の民営化に伴う道路関係法律の整備等に関する法律案及び日本道路公団等民営化関係法施行法案の政府提出の道路関係四公団民営化法...全文を見る |
05月14日 | 第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号 議事録を見る | ○長安委員 民主党の長安豊でございます。 まずは、先般、四月の二十八日ですか、羽田空港の滑走路に不審者が侵入するという、不審車両が侵入したという事件がございました。 私、国土交通委員でございまして、たまたまそのとき飛行機の機内におりまして、空港の中を、誘導路を走っておる状...全文を見る |
○長安委員 今大臣からのコメントで、党本部が党本部の裁量で、寄附というか、振り込んできたものだからというお話がございました。 しかしながら、私も昨年の十一月に当選させていただきまして、党本部から当然寄附金というもの、あるいは交付金というものを受けておるわけです。私の感覚でいき...全文を見る | ||
○長安委員 ありがとうございます。 先ほども述べましたように、緑をめぐる状況が都市によってさまざまである以上、単に緑の量を維持したりまた拡大を目指すのではなくて、それぞれの都市の特性に対応して、どのような緑の将来像を目指して、そのためにどのような方策を講ずるかが特に重要である...全文を見る | ||
○長安委員 大都市は多く緑の基本計画というのを策定している。しかしながら、小さな地方自治体などは、なかなか策定までいっていない。こういった小さい地方自治体においても、いかに緑を守っていくかということは大切であります。そのためにも、国土交通省の方から各行政に働きかけていただきまして...全文を見る | ||
○長安委員 緑をめぐっては多様な課題がございますけれども、緑豊かな良好な生活環境を確保するためには、特に、貴重な緑を守るとともに、また健全な地域の発展のために、一定の土地を利用しつつ、今ある良好な緑を守って、またこれ以上減らさないような手だてを講じることをまず急ぐべきであります。...全文を見る | ||
○長安委員 住民の声を取り入れて実効性のある緑の基本計画を策定して、これに基づいて実際に良好な緑地を確保したとしても、単に規制をかけたというだけでは、その緑地を放置してしまったら、せっかくの緑も、住民にとって良好なもの、快適なものとはならないのは当然であります。特に、人口が減少傾...全文を見る | ||
○長安委員 次は、私たちの多くが活動する場である都市の中心部における緑について考えてみたいと思います。 大阪市におきまして、この過去五年の八月の平均気温は約二十九・三度と非常に高くなっています。また、これは東京よりも一・六度も高くて、また大阪市よりも南に位置する広島や福岡など...全文を見る | ||
○長安委員 市街地における緑の確保について御説明ございました。まちづくりにおいて、民間による緑の確保もこれはある程度有効ですけれども、それとともに、空いた土地を公園にすることを通じて緑をまた生み出して、都市に自然を取り戻そうとする積極的な姿勢が必要であります。 中でも、市街地...全文を見る | ||
○長安委員 公園というのは、やはり子供たちが育っていく過程で必要な勉強する場であると私は考えております。こういった公園を身近につくってほしいというような御意見、また我々への要望も多いところでございます。これはぜひ公園が容易につくれるような借地制度といいますか、これで進めるというこ...全文を見る | ||
○長安委員 公園というものは、先ほど申し上げましたように、子供たちをはぐくむ場であります。こういった管理が、ともすれば今までは役所が一方的に管理を行っていた。御近所の方々がペット等を散歩に連れていく、おしっこをする、ふんをするというような、砂場でやるというようなことがよくございま...全文を見る | ||
○長安委員 最後になりましたけれども、これからの地域づくりにおいては、市町村や地域住民が主役となって緑の保全や創出を積極的に進め、生活の潤いや自然との触れ合いを実現する緑のネットワークを有機的に広げていくことが重要だと考えております。また、これからの公共事業の執行に当たっては、む...全文を見る | ||
○長安委員 緑、また公園を守っていくということは大切なことであります。子供たちにとっても重要な場所、また我々大人にとっては緑というものは重要なものであります。そういった意味では、答弁のための答弁ではなくて、ぜひこの内容を実行していただく、それが重要だと考えております。 本日は...全文を見る |