長安豊

ながやすたかし



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長安豊の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○長安委員 民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案に反対、平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案に反対、民主党・無所属クラブ提出の平成十八年度における公債の発行の特例に関する法律案に対する修正...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○長安委員 長安豊でございます。  本日、運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案の審議に入らせていただくわけでございますけれども、この中で、踏切道改良促進法の部分につきまして重点的に質疑をさせていただきたいと思う次第でございます。  私、国会議員になる前...全文を見る
○長安委員 今回、この法律が改正されようとしているわけでございますけれども、前回の、現在の法律というのは平成十三年から十七年までの五カ年間でございますけれども、この五カ年のうちの踏切に対する取り組み状況はいかがでございましょうか。
○長安委員 ありがとうございました。今、この五年間の進捗状況のお話があったわけでございます。  一方で、昭和三十六年から平成十六年までの踏切道数、これは一種から四種まで分けたデータもいただいております。四種というのはつまり遮断機も警報機も全くない踏切でございまして、実は、私、踏...全文を見る
○長安委員 今の御説明をお伺いしますと、要は、平成十三年から十七年に指定したもので、十六年、十七年に指定したものに関しては、時間的にもまだ余りたっていないから、鋭意協議中だけれども、できていないものがあるからという御説明だと了解いたします。  それで、現在、よくマスコミ等でも報...全文を見る
○長安委員 本法は五年ごとに改正されているわけでございます。前回、平成十三年度に改正されたわけでございますけれども、そのときの附帯決議、全国に存在する約一千カ所の交通遮断量の著しく多いいわゆるボトルネック踏切を、今後十年間で半減することを目標にすると書かれております。この当時、約...全文を見る
○長安委員 今お話ございました、千カ所のボトルネック踏切を十年間で半減するというのがこの附帯決議でございました。この中で、この五年間の取り組みという意味では、三百二十カ所、ボトルネック踏切の解消をされたということでございます。一方で、先ほどのお話ですけれども、現在まだ千百カ所もボ...全文を見る
○長安委員 今まで、踏切に対してはさまざまな対策がとってこられた。しかしながら、このボトルネックに関しては、半減という目標、いついつまでにと言うのはなかなか難しい、期限を切るのは難しいというのも、今の御説明でも十分わかるわけでございます。  大臣、ここでぜひお伺いしたい。  ...全文を見る
○長安委員 今大臣から御決意をいただいたわけでございます。  政策評価という意味では、確かに今までボトルネック踏切に対して国としても取り組んでこられたけれども、実際は、ボトルネック踏切の日本国内における数というのは減っていない。少量ではございますけれども増加しているという現状を...全文を見る
○長安委員 今お話はございませんでした、この踏切自身は、手動の踏切だったものを自動化したということも入っておるわけでございますよね。  この踏切の事故を考えたときに、確かにこの踏切の保安係員の方が、ある意味、操作を誤ったといいますか、安全規程に従わずに踏切を上げてしまったという...全文を見る
○長安委員 今お話しいただきまして、マニュアルどおりに行われることが重要だというお話がございましたけれども、人間というのは誤りをするものでございます。つまり、ヒューマンエラーというのはなかなか防げないわけでございます。安全規程で二重、三重の安全策が講じられても、当然、ヒューマンエ...全文を見る
○長安委員 今、鉄道局長から御答弁いただきました、再発防止が一番重要だというお話がございました。ただ、私が申し上げたいのは、再発防止が一番重要なんじゃなくて、未然に事故を防ぐことが一番重要なわけでございます。  今のお話でいきますと、要は、国交省さんの考えとしては、この法律では...全文を見る
○長安委員 ちょっと議論がかみ合っていないような気がいたします。要は、私が申し上げたいのは、立体交差事業を五年でやれと指定したら、五年でできるわけないじゃないですかと今お話しですけれども、当然そうです。だからこそ、指定をしてから五年と言いましたけれども、当然、守れないものもあるの...全文を見る
○長安委員 今、速効的な対策だというお話がございましたけれども、一番適切なというお話がございました。本来、踏切というのは立体化されて、除却、つまり踏切がなくなるのが一番安全なわけでございます。そういう意味では、立体交差というものは時間がかかるから、中長期的には立体交差だけれども、...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  今回、この法案では、踏切の改良に従わない場合、勧告をするとか、あるいは、改良の報告徴収制度というものを追加するということが書かれておりますけれども、その理由をお伺いしたいと思います。  また、鉄道事業者あるいは道路管理者がこの勧告に従わ...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  最後に、今回の踏切道の改正案で関心が持たれているといいますか、今後指定されていくというような踏切というのは、やはり、遮断時間が長い、あるいは交通量が多い、また人の通行が多い、こういった踏切が中心になると思います。  一方で、私の地元のよ...全文を見る
○長安委員 今、ちょっと大臣から歩道の狭い踏切というお話がございました。これはただ、国土交通省さんの考えとしては、進入路よりも歩道が狭くなっている踏切というのがお考えだと思います。ただ、地方の場合はそうじゃなくて、進入路も狭いし中も狭い、そういうのがやはり危ない踏切だと私は同様に...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○長安委員 民主党の長安豊でございます。  今回のこの宅地造成等規制法等の一部を改正する法律案について、引き続き質疑をさせていただきたいと思います。  今回、この宅地造成法、宅造法と言われるものが改正されるわけですけれども、現在までに、地震に対する、宅地に対する知見というか、...全文を見る
○長安委員 今、阪神・淡路大震災から中越地震、こういった地震のデータが蓄積されたというお話ございました。  ただ、私も大阪に住んでおりますし、実際、家族がといいますか、実家が阪神・淡路大震災で一部被災もいたしました。あの阪神・淡路大震災というのを振り返ると、今までの歴史上もかな...全文を見る
○長安委員 今大臣おっしゃったことが本音だと思います。私も、実際マスコミの報道等を見ておりまして、あれだけ家がつぶれたわけで、耐震性の問題というのが重要だと認識いたしました。  さはさりながら、これは、政治家としてはそれでいいと思います。しかしながら、国土交通省という役所を見た...全文を見る
○長安委員 今、十年間で半減という、決意といいますか、目標もいただいたわけでございます。  ただ、先般の踏切道改良促進法のときに、半減という目標、実はやっているけれども、だんだんふえてきているという実態があるというお話ございました。今、二〇〇六年ですから、二〇一六年に半減したか...全文を見る
○長安委員 私も、今回この法案を審議させていただくに当たり、いろいろ調べさせていただきました。  この平成十八年度の予算、今お話ございましたように、ハザードマップには一億、また事業には二億というお話でございます。一方で、国土交通省さんが予算要望されていたのは合計で十一億円。我々...全文を見る
○長安委員 今の説明を聞きますと、要は航空写真を重ねて変わっているところで造成地を見ていく、この後安定計算もしていくというお話でございますけれども、これが各都道府県が果たして、話を聞けば簡単なんですけれども、実際ハザードマップというものをつくっていくときに、国から人的な、あるいは...全文を見る
○長安委員 ぜひ、地方公共団体、政令市に対しまして詳細な情報、また、これは丁寧に御説明をしていただいて、やっていただきたいと思う次第でございます。  それで、造成宅地防災区域指定というのが危険な宅地にはされるわけでございます。指定された後なかなか工事が進まなければ、これは住民の...全文を見る
○長安委員 今流れをお話しいただいたわけでございますが、要は、マップをつくって、指定して、工事をしていく、簡単に言うとこれをちょっと詳しくお話しされたわけですけれども、耐震偽装のときとある意味同じの状況になってはいけない、つまり、ある日突然、おたくの宅地は危険ですよ、こんなことを...全文を見る
○長安委員 後段でそのお話、もう少しさせていただきたいと思うんですけれども、一方で、危険な造成宅地、これを全国でハザードマップに落とし、指定していくわけですけれども、では、工事、防災措置をどのような順番でやっていくのか、これは重要だと思います。  今想定されているだけでも、例え...全文を見る
○長安委員 ちょっと時間のかげんで削った質問も答えていただきまして、ありがとうございます。  最終的に住民の合意というものが得られないというのは当然想定されるわけでございます。先ほどもありましたけれども、その場合に、どのような措置を考えられるのか、まずそれをお伺いしたいと思いま...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  当然、今後この法改正によって、先ほどもお話ありましたように、都道府県あるいは政令市が大きな負担といいますか、責任を負ってくるわけです。ハザードマップを作成せないかぬ、今お話あった住民の合意形成もつくらないかぬ、また、災害の防止事業も行わな...全文を見る
○長安委員 ぜひ、地方公共団体とそういったコミュニケーションの場を大切にしていただいて、周知また積極的な推進を図っていただきたいと思います。  次に、大臣にちょっとお伺いしたいんですけれども、こういったハザードマップを作成したり、あるいは防災区域の指定等をしていくと、少なからず...全文を見る
○長安委員 もう時間がなくなったわけでございますけれども、最後に一つだけ、私がこの法律で懸念を持っていることがございます。先ほど来お話ありました、ハザードマップに載せる、あるいは防災区域指定する場合に住民に対して事前に説明をしないといけない。これは当然です。ただ、そこでぜひ考えて...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○長安委員 長安豊でございます。  今回、この都市計画法等の一部を改正する法律案を審議させていただくわけでございます。  今も小宮山委員の方からお話ございました、いかにまちづくりをしていくのか、これはこれから重要な課題になるのかなと思うわけでありますけれども、この都市を秩序あ...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  今お話あったとおりで、大臣は御地元が堺市でございまして、私の地元、泉佐野市を初めとする七行政区、あの地域というのは本当に、まさに郊外型の店舗が多く出てきております。そういう中にあって、果たしてこれは健全な姿なのか健全でないのか。今、大臣の...全文を見る
○長安委員 もう大臣のまさにおっしゃるとおりでございます。  一方で、これからのことを考えたときの、この郊外大規模店ということと、現状、私のような、ある意味若干地方都市に住んでおりますと、大臣が今おっしゃられた公共交通機関、例えばバスであったり、この間富山市では路面電車なんてい...全文を見る
○長安委員 ちょっと観点を変えてお話しさせていただきます。  先週ですか、この委員会で前橋に視察に行かせていただきました。それで、これは、私の地元の商店街もそうなんですけれども、やはり、商店街というものを考えたときに、どういった客層をとらえるかということが考えられなければならな...全文を見る
○長安委員 これはもう、ぜひよろしくお願いいたします。  私は、商店街の頑張りが足りないと申し上げているわけではございません。今までいろいろ御苦労をされている。ただ、なかなかうまくいっていない、厳しい現状にあるわけです。何かきっかけがあって一つのハードルを乗り越えてしまえば、今...全文を見る
○長安委員 今お話ございましたように、果たして郊外型のものが既存のストックがない、つまり、中心市街地には既存のストックがあったりインフラが整っているから有効活用したらいいんだというお話ございましたけれども、一方で、私の考える今の中心市街地というのは、中心市街地の成り立ちから考えま...全文を見る
○長安委員 今お話、私がしましたのは、コンセプトといいますか大枠の考えでございまして、では、技術的にどんなお金の経済的な負担をしてもらうのかというのは、これは例えば固定資産税をいじるのか、私、財務金融委員もしておりますので、そっちで話をせないかぬのかもしれませんけれども、課税自主...全文を見る
○長安委員 ありがとうございます。  今詳しく御説明いただきましたのでわかりましたけれども、昨今は、ニュータウンのオールドタウン化というのがよく報道でされます。多くの専門家も指摘しております。これは、本来はもう十年以上前から、高齢化というのがやってくる、少子高齢化がやってくると...全文を見る
○長安委員 もうあと一分半ぐらいですので、最後に一問だけ。  先ほど、この土地、旧来のストックというものを信託で分譲しようということを考えられているということがお話にございました。この信託をするに当たって、当然、信託会社等に土地を信託されるわけです。この信託会社が、土地分譲のイ...全文を見る
○長安委員 時間が参りましたので、これで質疑を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
04月11日第164回国会 衆議院 本会議 第21号
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○長安豊君 民主党の長安豊でございます。  ただいま議題となりました政府提出の住生活基本法案について質問いたします。(拍手)  先週のことでありますが、小泉総理の在任期間が、佐藤栄作元総理、吉田茂元総理に次いで戦後歴代三位になったとのニュースがありました。小泉総理着任の時期は...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○長安委員 民主党の長安豊でございます。  先般、先週の火曜日でございますが、本会議におきまして、住生活基本法案、本法案の代表質問に立たせていただきました。その代表質問におきまして大臣からも御答弁賜りましたので、より明確にしたい論点につきまして御質問させていただきたいと思います...全文を見る
○長安委員 まさに今大臣おっしゃったとおりでございます。  私もよく申し上げます。少子高齢化が問題だという発言などがよく専門家の方からされますけれども、少子化は問題だ、高齢化は問題じゃない。多くの子供が生まれてくれば、高齢化を乗り越えられる。社会保障の問題についても、多くの子供...全文を見る
○長安委員 今局長の御答弁をお伺いしますと、なるほどなるほどと納得できるわけでございます。私も、実際この質疑をするに当たりまして、現在どのようなサポートがなされているのかというのも調べさせていただいたわけでございます。家賃の保証というようなお話も今局長からございました。  ただ...全文を見る
○長安委員 まさに、今局長おっしゃられた地域住宅交付金、こういうものを活用して、住宅がうまくライフスタイルに合うように、流通という言葉が正しいかどうかわかりませんけれども、当てはめていくということが今後求められていると思います。  きょうは多くの方が傍聴に来られておりますけれど...全文を見る
○長安委員 今指標のお話ございましたけれども、確かに、適度な数じゃないと、何百と指標があってもコントロールがきかなくなるわけでございますので。  一方で、この指標のウエートづけ、今お話ございましたように、じゃ何をもってウエートづけしていくのか、これは重要であります。例えば耐震化...全文を見る
○長安委員 ありがとうございます。  続きまして、この成果指標の設定というのは、法律に義務づけられている政策評価の有効性を確保するための有効ツールになると私は考えます。一方で、目標管理型の政策評価というのは、国の仕組みとして有効に機能させるにはなかなか難しい話でございます。おま...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  質疑を終わります。
05月09日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○長安委員 長安豊でございます。  証券取引法等の一部を改正する法律案につきまして御質問させていただきます。広範な法律でございますので、財務報告に係る内部統制について重点的に御質問をさせていただきたいと思っております。  ただいまルールと制裁というお話がございましたけれども、...全文を見る
○長安委員 ありがとうございます。  今回、この法改正というのは、今お話ございました内部統制がうまく働いていなかったというような不祥事があったことも一つ起因しているということだと思います。また一方で、米国の企業改革法ですか、米国SOX法の影響もある程度受けたのではないかなと思い...全文を見る
○長安委員 今回法律案が出されているわけでございますから、ちょっと今の、アメリカでの施行状況を検討してというのは遅いのかな、逆に、もう検討した結果こういう案を出しているんですよというお答えをいただかないと、今後負担を強いられるような企業にとってみると、どうなるのかなという不安にさ...全文を見る
○長安委員 おっしゃるとおり、監査を厳しくする、新たな制度を導入することによって当該企業の財務の健全性、内部統制を監視できるようになるわけでありますけれども、本来、そういった内部統制というものは、企業が独自でみずからの責任のもとにやり、また、これはある意味企業の戦略の一つの柱では...全文を見る
○長安委員 ぜひこれは具体的に、本当にわかりやすい指針をつくっていただくということをしていかないと、本当に企業経営者の方からしますと、どこまでを内部統制と呼ぶのか、これは不安になるわけであります。報告書、確認書を出すわけですけれども、一歩間違えば、これが経営者にとってみると無限の...全文を見る
○長安委員 これは、本当に監査法人等の監査証明等も考えたときには、これから走り出すわけです、どこまでをやるのかというのは今の段階では具体的に見えていないというのも事実だと思いますけれども、企業の負担が余りにも重くなり過ぎないような配慮というものをぜひ御検討いただきたいなと思うわけ...全文を見る
○長安委員 ありがとうございます。  今、内部統制に関する監査というお話をさせていただきましたけれども、いわば財務報告の作成のプロセスの適正性というものを今後評価するものになるわけです。そういう意味では、今までの公認会計士あるいは監査法人が行っていた財務諸表の監査というところか...全文を見る
○長安委員 中央青山監査法人の業務停止命令というのがきょうの朝刊にも出ておりました。先ほども御指摘ございました。監査法人がいかに適切に監査を行っていくかということが一番重要であります。やはり、不祥事を見てみると、監査法人までもが一緒になって不祥事を起こしている。これはやはり、罰則...全文を見る
○長安委員 まさに、間接金融から直接金融へ、これが貯蓄から投資であります。経済の活性化のためにやはりある程度の投資が必要なんだという専門家の御意見も当然あるわけであります。私も、昨日、金融庁の方とレクをしたときにお話をさせていただきました。  さはさりながら、貯蓄をされていても...全文を見る
○長安委員 まさにそのとおりだと思います。  昔のことわざに、お金は天下の回りものということわざがございます。つまり、やはりお金に執着するのではなくて、今大臣からも、お金はあくまでも物を交換する手段、道具なんだというお話がございました。そういう意味では、お金を稼ぐこと、金融に対...全文を見る
05月10日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○長安委員 おはようございます。民主党の長安豊でございます。  海上物流の基盤強化のための港湾法等の一部を改正する法律案の審議でございます。その中でも、外貿埠頭公社の部分、また水先法の部分について御質問させていただきたいと思うわけであります。  もう御存じのように、昨今、アジ...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  今、日本の港湾の問題点、やはりコストが高い、リードタイムが長い、この二点が大きな理由であろうというお話がございました。まさにそのとおりだと思います。日本が相対的に地位が高かったころというのは、これはなぜかというと、やはりアジア諸国より先駆...全文を見る
○長安委員 今、局長からお話ございました、競争力を高めるためにコストの削減、サービスの向上、そういったためには民営化しなければならないというお話、なるほど、納得できるわけであります。  であるにもかかわらず、今回の法律では、すべての埠頭公社を株式会社化するのではなくて、株式会社...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  株式会社化、やはりこれは私も進めるべきだと思います。ぜひ、これは地方公共団体がメーンプレーヤーになるというお話でございます。これはそのとおりだと思います。しっかりと、国としても地方公共団体に対して綿密に、密に連絡をとりながら、株式会社化で...全文を見る
○長安委員 今の抱えている負債というのは、当然、固定ですからリスクはないわけですけれども、これから新たな投資をしていこうというときには、当然、長期金利が高くなっている状況では借入金利は高くなるわけですから、そのときにやはり、いかに国も地方公共団体と協力しながら戦略的な投資をしてい...全文を見る
○長安委員 今回、この水先法の改定によって、従来は国が省令によってこの料金を設定というか決定していたわけですけれども、まず、その料金設定に当たっての算定根拠というのはいかになされていたのか、また逆に、今回この料金設定を上限認可料金に変えられるわけですけれども、これはどのように算定...全文を見る
○長安委員 この上限認可料金、今の御説明を聞きますと、ああ、なるほど、この地域の水先人の料金は上限幾ら幾らですよと一律に決まるのかと思うと、きのうもお話をお伺いしましたら、いや、違います、水先人ごとに上限の金額というのは違うんだという御説明をいただいたわけでございます。私は、ちょ...全文を見る
○長安委員 水先人会が、当然、今回法人化されて、その中に水先人というものが所属するという形で、水先人会が窓口となって契約をとっていくというか注文をとっていくという形になるのだと思います。そのときに、やはり水先人同士が上限価格の中で競争するということは必要なことだ、価格低減には欠か...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○長安委員 長安豊でございます。  本日、この建築基準法等の改正案についての審議で、政府案について準備をさせていただいたわけでございますけれども、ただいまの質疑を聞いておりまして、少し疑問がわいた部分がございますので、前段でちょっと御質問させていただきたいと思います。  今局...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  今回の耐震強度偽装の問題というのは、昨年の秋以降起こってきたわけでございます。国土交通委員会も、閉会中の審査を行い、参考人また証人喚問ということも行って現在に至るわけでございます。この間、多くの方からも、マスコミ等、また、我々の審議の状況...全文を見る
○長安委員 今大臣から御答弁ございましたように、指定確認検査機関がやはり顧客と癒着するというようなことがあったり、あるいは顧客の圧力に屈してしまう、こういうことになると、当然適正な職務の遂行ということができなくなるわけでございます。そういう意味では、そこをしっかりと監督する公の介...全文を見る
○長安委員 もちろん、都道府県に対してのこの通知というのは、あくまでもお願いレベルだと思います。これは、やはり地方自治、自治業務だということで、そこまで拘束するということはなかなか難しいと思います。  一方で、ブロック等での会議を行われていると思います。そういう中にあって、ここ...全文を見る
○長安委員 やはり、そういったガイドラインに基づいてチェックするということが必要だと思います。  一方で、先ほどの話に戻りますけれども、人員が不足していれば、そこにやはり手抜きが起こってしまうわけでございますから、そこはやはり、しっかりと特定行政庁また都道府県と綿密な連絡をとり...全文を見る
○長安委員 構造計算が、今までなかなか細かくチェックができていなかったという現状があるかと思います。  一方で、この制度を置いたときに、果たして判定機関が十分な人員でそれをできるかどうかというのは、今後進めてみなければ実はわからないところだと思うわけであります。構造専門の建築士...全文を見る
○長安委員 今お話がございましたように、この指定確認検査機関と指定構造計算適合性判定機関は重複することはある、ただ、同じ物件に対して同じ機関がやることはないというお話がございました。これはぜひ徹底していただかなければならない問題だと思います。  現在までの状況を考えると、民間の...全文を見る
○長安委員 こういった複雑な仕組みになると、今回の偽装の問題を思い起こしますと、今回の偽装の問題があったときに、果たしてどこに責任の所在があるのかというのが余り明確でなかったというか、お互い、うちは悪くない、うちは悪くないと押しつけ合いが起こったわけであります。いまだにそれがはっ...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  ちょっと質問通告しておりませんが、もう一つ質問させていただきたいと思っております。  今回の改正案を拝見しておりますと、何とか今回の偽装のような問題をなくすべく、確認検査機関への監督強化であったりというようなことが盛り込まれているわけで...全文を見る
○長安委員 まさにそのとおりだと思います。  今回、大臣のもとに第三者協議機関ですか、協議会ですかを立ち上げられて、その中で大臣が公的資金の投入というのも御決断された部分だと思いますけれども、こういうことをしてしまうと、当然、マスコミの中でも、果たして逆に、被害者を救済という名...全文を見る
○長安委員 今大臣から御答弁があったとおり、確かに広告というものはさまざまなものがございます。すべてに義務づけるということは、例えばテレビのCMは広告かという問題がございます。これは物件は特定されておりません。ただ、広告の中でも、新聞の折り込みの広告からいろいろあるという中で検討...全文を見る
06月07日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○長安委員 長安豊でございます。  海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして質疑させていただきます。  私、十五年前に学生を終え、社会人として出て一番最初に学んだこと、それは船舶の安全性についてでございました。私、その後、原油を運ぶタンカーの...全文を見る
○長安委員 この条約が締結されるまでには、やはりこのOPRC条約、これは、現在まで多くの原油の流出事故というものがあった、それに対する対応を、世界で各国が周辺国と協力できる体制をつくろうじゃないかという流れであった。一方で、今回、このHNS、つまり有害危険物質に対しても同様の協力...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  さまざまな事故が起こっている中で、もちろん、数、割合的には、有害液体物質にかかわる事故というのは当然従来の油の事故に対してはまだ少ないわけでございます。  一方で、こういった有害液体物質、今千六百万トンというお話がございましたけれども、...全文を見る
○長安委員 ありがとうございました。  海洋汚染が起きたときには、いかに早く行動を起こすかというのが一番のテーマであります。今お話ございました汚染者負担の原則という大原則がございます。こういう原則があると、逆に言うと、汚染者にしてみると、報告しようかしないでおこうかちゅうちょし...全文を見る
○長安委員 今、耐用年数が二十年から二十五年の船のお話もございましたけれども、逆に言いますと、二十年から二十五年前に、今耐用年数を迎えようとしている船の現状はわかっていた。つまり、二十年後、二十五年後に耐用年数を迎えるから、その時期に本来買いかえなければならないと事前に考えておか...全文を見る
○長安委員 今般、この法改正によりまして、有害液体物質への対応というのが新たに追加されるわけでございます。そういう中で、当然、人材であったり資機材の充実ということが必要かと考えますが、今後どのように図られていくのか、お伺いしたいと思います。
○長安委員 この独立行政法人であります海上災害防止センターは、設立当初から、多くの企業から出捐金という形でお金を寄附で集めたわけでございます。そういう中にあって、現在は国からの運営交付金というのは全く得ないで運営されているということをお伺いしておりますけれども、逆に言いますと、ど...全文を見る
○長安委員 今お話ございました。収入については、さまざまな防除作業の委託であったり資機材の提供の手数料というお話でございましたかね。それから、訓練、研修。そういう中にあって、もう少し詳しくこの組織の収支を見てみると、実は、今最初に申し上げました出捐金であったり出資金というお金は、...全文を見る
○長安委員 どういうふうにするか。要は、中に営業というか出捐金を求める人を配置して、その人たちが回って、ぜひ出捐してくださいと回ればふえるわけでございます。ここは、ずっと黙ってこまねいていたらふえないですよという御指摘をさせていただきたかったわけでございます。  いずれにいたし...全文を見る
12月05日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○長安委員 長安豊でございます。  冬柴新大臣、私は二〇〇三年の初当選以来この国土交通委員会に所属させていただきまして、もう四年目となりました。この間、石原元大臣また北側前大臣とさまざまな議論をさせていただきました。その中で、きょう、三十五分という時間に限りがございますので、航...全文を見る
○長安委員 関空の二期工事につきましては、今、八月にオープン、供用開始というお話がございました。当初十月に予定されておりましたけれども、中国の華商大会ですか、それから世界陸上等との兼ね合いもあるということで、私も一日も早い供用開始を国土交通省に要望しておったところでございます。そ...全文を見る
○長安委員 今の御答弁、これは、当時の石川航空局長からお伺いしたお話と全くと言っていいぐらい変わっていないわけです。要は、三年間、この件に関して果たしてどれくらい取り組まれたのかというのは、少なくとも私には全く見えません。これは国民の皆さんも同様だと思います。  やっていかなけ...全文を見る
○長安委員 空港ごとの採算については、逆に言いますと、今研究されているというお話、先ほど政府参考人の方からもございました。大臣、ぜひ、いつごろまでには、きっちりとしたとまでは言いませんけれども、もちろん前提がある中でだけれども、こういった各空港の採算は出してみたい、御決意いただけ...全文を見る
○長安委員 今大臣おっしゃったとおり、償却後で黒字を出すというのは、これは空港にとっては、整備にお金がかかっているということを考えると、なかなか厳しいわけであります。  もう何度も繰り返しになりますので申し上げませんけれども、この空港ごとの採算を見るということは、これは空港整備...全文を見る
○長安委員 ということは、着陸料に関してはすぐ出していただけるという御了解でよろしいですね。ありがとうございます。  ちょっともう大臣、先に答弁されてしまいましたのではしょらせていただきますけれども、この二月に御存じのように神戸空港が開港したわけでございます。先ほど大臣お話あり...全文を見る
○長安委員 言葉は、利用者利便を追求してというお話でございますけれども、実際のところは、三空港が細々とそれぞれやっていくためにというような意味と私は理解してしまいます。実際、二月に開港した神戸空港もなかなかしんどい状況にある。  先ほど大臣からも関空は黒字にやっと単年度でなった...全文を見る
○長安委員 先ほど同僚委員の御質問にもございましたけれども、この間の日曜日、大臣は中国・北京に行かれて、羽田—上海ですか、上海の虹橋空港とのチャーター便の設置ということで意見が一致したという報道がなされておりましたけれども、やはりこれは、先ほどもお話ございましたように、アジアと日...全文を見る
○長安委員 空港の問題というのは国全体の国益の問題だと私は思っております。あえて固有名詞は出しませんけれども、有名港湾、港ですね、これは、ある時期から中国に物流の拠点が移ってしまい、今細々とやっているというような状況がございます。そうなったときにはもう手おくれなんです。やはり空港...全文を見る