長安豊
ながやすたかし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月22日 | 第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号 議事録を見る | ○長安委員 民主党の長安豊でございます。 道路整備費の財源等の特例に関する法律の一部を改正する法律案の質疑をさせていただきます。 本日は、福田総理も御出席いただいておりますので、私も、一政治家として、さらには国民の代表として実りある議論をさせていただきたいなと思っておりま...全文を見る |
○長安委員 今の話は、八・九兆円分の事業量、今後つくる、建設するであろう事業量が含まれているということではないですか。大臣、もう一度御答弁お願いします。 | ||
○長安委員 道路局長をきょう参考人で呼んでいますよね。ちょっと整理していただけますか。 今のは、つくったとか、これからつくる、事業量五十九兆円というのは、これからつくる話を今しているんですよね。それが何で、その中に入っていると言いながら、つくったという話になるんですか。それを...全文を見る | ||
○長安委員 急なお尋ねと強調していただきましたけれども、きょう、委員会が始まる朝から、国土交通省さんにはこの話はしておるんです。委員会中でも結構なので御回答いただければということを申し上げておりましたけれども、いまだ何も回答が来ないんですよ。せっかく総理が来られるから、こういうこ...全文を見る | ||
○長安委員 きょうは、これはここまででとめますけれども、大臣、こういった現状だということはぜひ御認識いただきたいと思います。 これからの日本のこの国のあり方を考えるときに、必ず議論の前提となるのが、少子高齢化あるいは人口減少社会といった社会情勢の変化であります。この法律は、今...全文を見る | ||
○長安委員 交通体系全体を考えるときに、なぜか道路だけの事業量というものが十年間、今回積算されたと言ってもいいんだと思います。本来であれば、すべての交通体系全体の事業量というものを把握して、その中で道路はどうなんだ、あるいは空港はどうなんだという議論がなされていくのが本来の筋では...全文を見る | ||
○長安委員 特定財源の一般財源化というのは、強いリーダーシップがないと私は実現できないものだと思っております。 今の道路特定財源というものを見てみると、道路整備にしか使わないという硬直的な部分と、一方で、道路以外の整備にも理屈づけをしてつくる、例えば、この間も本会議で意見が出...全文を見る | ||
○長安委員 総理に申し上げたいのは、この一般財源化を図るという前提は、小泉内閣のときでしたよ。小泉総理があのときおっしゃったのは、道路特定財源を一般財源化する。一部をするという趣旨じゃないですよ。このときの閣議決定の文言を言っているんじゃないです。要は、多分、国土交通省の職員の皆...全文を見る | ||
○長安委員 私は、納税者の意思を無視して一般財源化という議論をしているのではなくて、この中期計画というものでまず納税者の理解を得ないといけないということが私は重要だと思っております。 ちょっと中身の議論をさせていただきます。 中期計画の中の十四ページ、この中に中期計画の事...全文を見る | ||
○長安委員 要は、この本が、六十五兆でつくったものが五十九兆になって、五十九兆のその数字というのはどこにもないということですね。今精査しているというお話ですよね。 よく言われます。民主党の財源はあいまいじゃないか、無駄な工事を省いて予算を捻出するんだというのはあいまいじゃない...全文を見る | ||
○長安委員 今、出ていないというお話がありましたけれども、それでしたら、大臣、いつ出していただけるんですか。 | ||
○長安委員 ぜひ国土交通委員会にも出していただきたいと思います。 私が申し上げたかったのは、ただ単に、中期計画がいいかげんだから、この中期計画を問うという意味ではなくて、今後の日本の将来を決める十年間の予算配分の問題ですから、それをテーマに解散をする、総選挙をして国民の民意を...全文を見る | ||
03月13日 | 第169回国会 衆議院 本会議 第9号 議事録を見る | ○長安豊君 長安豊でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、道路整備費の財源等の特例に関する法律の一部を改正する法律案に反対の立場で討論を行います。(拍手) 本法案は、道路をこれまでどおりにつくり続けるために、国民からの血税を、道路特定財源という、道路族と道路...全文を見る |
04月09日 | 第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号 議事録を見る | ○長安委員 長安豊でございます。 まずは、この国土交通省設置法等の一部を改正する法律案につきまして御質疑させていただきたいと思います。 本法律案は、大まかに申し上げますと、事故調から運輸安全委員会への衣がえと観光庁の新たな設置、この二点が大きなポイントだと思います。その中...全文を見る |
○長安委員 先週、私の地元にございます大学、大阪観光大学という観光に特化した大学の入学式がございました。私もそこで祝辞を述べさせていただきまして、観光というものに対する考えを述べさせていただきました。さらには、今国会では観光庁の設置が議論されるということもお話し申し上げたわけであ...全文を見る | ||
○長安委員 観光立国、観光産業ということで国を立国させていこうじゃないかという多分意思のあらわれなのではないかなと思います。そういう意味で観光産業ということを考えたときに、通常、民間企業であれば、物を販売するあるいはサービスを提供するというときには、当然まず考えるのは市場調査、マ...全文を見る | ||
○長安委員 ありがとうございます。 今御答弁いただいたような分析を踏まえて、先ほど大臣がおっしゃられた、平成十九年六月に閣議決定された、観光立国推進基本計画を立案されたんだと思います。日本の強み、弱みというものを分析する、つまり環境分析の結果と、今申し上げた、基本計画の五つの...全文を見る | ||
○長安委員 先ほど、日本の観光資源の強みというものも御説明いただいたわけであります。これから当然、各国が観光競争というものをしていく中で、あえて日本を選んでもらう、そのためには、日本はほかの国と違うんだという差別化をしていくことが重要になっていくわけであります。 そういう観点...全文を見る | ||
○長安委員 観光をメーンで習う学校というのが、今御説明あったようにふえていっているわけです。一方で、定員割れしている学校もあるというのが現実であります。学校がふえている、供給サイドはふえているけれども、需要サイドがふえていない、これはなぜかということです。 観光学というものを...全文を見る | ||
○長安委員 今御説明あったように、各国の通貨の水準、さらにはGDPの水準なども考慮しているよというお話がございましたけれども、このビジット・ジャパン・キャンペーンの当初からの重点地域というものを見てみると、現状、多く来られている国は重点地域に入れてというような安易な発想というもの...全文を見る | ||
○長安委員 ぜひ、今回この観光庁設置を契機に、お役所仕事から顧客志向のマーケティングができる組織になるようお願い申し上げまして、私の質疑を終わらせていただきます。 ありがとうございました。 | ||
05月23日 | 第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号 議事録を見る | ○長安委員 長安豊でございます。 本日は、先ごろ再可決されました、道路特措法及び道路特定財源の一般財源化の問題についてお伺いしたいと思います。 まず、道路に関する集中ということで私もお伺いしておりましたので、恐らく福田総理も御出席されるんだろうと思っておりました。何となら...全文を見る |
○長安委員 恐らく今大臣は、今まで言ってきたことと違うことを判断されたわけだから、しっかりと今後説明していかなきゃいけないなというところは多分のみ込まれたんだと思います。大臣の率直な御感想ですから、これ以上は申し上げませんけれども。 私は、この会見をテレビで拝見させていただき...全文を見る | ||
○長安委員 今、後段の部分です。道路特措法をきちっと改正していかなければならないというお話で、今後の、来年度以降の部分については改正をしていかなければならないというお話ですけれども、具体的に、今後いつ、どのような形ですべきだとお考えか、再度お伺いいたします。 | ||
○長安委員 今の大臣の御答弁ですと、恐らく年末の税制改正を踏まえて来年の通常国会に出てくるぐらいのタイミングで出されてくるのかなというのを感じるわけであります。 一方で、先ほどの道路特措法について申し上げますと、前提が崩れたわけですよね。ここで道路特定財源を一般財源化するとい...全文を見る | ||
○長安委員 いや、一般財源化をしたらユーザーの納得を得られないから一般財源化ができないという御説明をされてきたわけですよね。それは暫定税率だけの話ではなくて、道路特定財源すべての話を今まで大臣も総理もされてきたんだと私は認識しております。今の答弁は恐らく矛盾があると思いますので、...全文を見る | ||
○長安委員 恐らく大臣のお考えは、道路特定財源が外れたら一般財源だから、道路にすべて使うわけじゃない、目的税じゃないんだから、ユーザーに対してそういう説明は必要ないんじゃないかということだと思います。 しかしながら、ぜひ考えてみてください。去年の年金のあの五千万件のときもそう...全文を見る | ||
○長安委員 大臣、この需要推計については、今回のこの国土交通委員会また予算委員会での議論を見てみますと、道路中期計画に使っている需要推計が古いものだという議論がありました。 本来であれば、あの計画自身が果たしてどうなのかということがメーンで議論されなければならないのに、その基...全文を見る | ||
06月04日 | 第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号 議事録を見る | ○長安委員 長安豊でございます。 空港整備法及び航空法の一部を改正する法律案につきまして質疑をさせていただきます。この間、多くの委員の皆さんから御質問がございましたので、極力重複を避ける形で質問させていただきたいと思います。 今回、この法案には含まれなかったわけであります...全文を見る |
○長安委員 昨今よく言われます投資の自由化というものがある、一方で安全保障上の問題があるというのも、これは私も理屈としては十分理解しております。 しかしながら、各国の空港の状況も踏まえながらという御答弁が今ございましたけれども、本来、国会に法案を出そうというときには、それは踏...全文を見る | ||
○長安委員 昨今、そういう意味では、外国人投資家という意味では、注目されておりますのは各国の政府系ファンド、さらには国内でもさまざまなファンドが生まれてきております。ある意味、そういうファンドが空港あるいは空港関連施設の株式会社に今後投資をしてくるということは当然予想される。 ...全文を見る | ||
○長安委員 それでは、法律の中身について御質問させていただきます。 今回、空港基本方針、つまり空港の設置及び管理に関する基本方針を策定するということでございます。先ほど大臣の口からいみじくも道路のお話が出ましたけれども、道路に対しては、整備の中期計画、BバイCであったりという...全文を見る | ||
○長安委員 もちろん、大臣のおっしゃるとおりで、整備のために費用対便益をしっかり見ていくというのは当然でありますけれども、ただ、具体的に整備をするという以前の問題として、航空需要というものも、国全体としてこれぐらい航空需要が伸びていくというのはよく言われるわけでありますけれども、...全文を見る | ||
○長安委員 この委員会では、それこそ前北側大臣、さらには石原大臣のころから、各空港の財務状況をしっかり把握すべきだということを私は申し上げてまいりました。都度、取り組み始めたよというような御答弁をいただくわけでありますけれども、はや四年がたっているわけであります。先ほども申し上げ...全文を見る | ||
○長安委員 答弁の内容を聞いておりますと、一体でやるけれどもそれぞれの役割を伸ばしながらというようなお話でございます。本当にそうなれば、うまくいけばいいのかもしれませんけれども、逆に言うと、今の現状を見てみると、各空港がそれぞれ競争し合う、競争というと聞こえがいいのかもしれません...全文を見る | ||
○長安委員 この連絡橋の国への移管ということによって、一方で、地元の自治体であります泉佐野市は固定資産税がなくなってしまうということであります。そういう中にあって、過去減免を行っていたものを返してもらう、さらには空港島の固定資産税の税率を上げるというようなことも今大きく報道されて...全文を見る | ||
11月19日 | 第170回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号 議事録を見る | ○長安委員 長安豊でございます。 金子大臣におかれましては、初めての質疑でございますので、よろしくお願いいたします。 きょうは一般質疑ということでございます。その中で、さまざまなテーマについて御議論をさせていただきたいと思っておりますけれども、先般、総理が、十月三十日に記...全文を見る |
○長安委員 今回の生活対策では、住宅ローン減税については、冒頭申し上げましたけれども、最大控除可能額の引き上げということをおっしゃられているわけであります。 具体的にどういった制度設計を検討しているのかということをお伺いしたいのと、また、その場合の経済効果についてどのように試...全文を見る | ||
○長安委員 今、三兆円以上の経済効果があるというお話でございました。確かに、この住宅ローン減税が景気浮揚に一定の効果があるということは私も認めるわけでございますけれども、今、現状においては、そういった住宅ローン減税の枠組みというものが決まっていないわけです。十月の末に発表されたと...全文を見る | ||
○長安委員 もちろん、私は、住宅需要が喚起されていくということを否定しているわけではございません。 ただ、今おっしゃられたように、住宅の購入というのは何カ月も積み上げてというお話もございます。だからこそ、例えば十一月の初頭に契約しようとされていた方は、あんな記者会見を突然され...全文を見る | ||
○長安委員 年内に結論を得るということで、大分この研究会の中でも議論がなされてきたことだと思います。ぜひ大臣にも御認識いただきたいと思います。 この問題というのは、そもそも、国土交通省が外資規制を行うべきということを決定して、しようとしてという言い方の方がいいかもしれませんが...全文を見る | ||
○長安委員 今御答弁いただきました交通政策審議会の中の航空分科会の中で議論がされているというお話でございます。この中の議事録も私は拝見させていただきましたけれども、私の地元でございます関西国際空港の村山社長もここに出席されていろいろ御意見を述べておられます。その中に、やはり国全体...全文を見る | ||
○長安委員 今の御答弁は、需要を喚起して、需要が起こってくれば整備も進めていくよという御答弁だという了解でよろしいですね。 今、需要を喚起していくことは関空会社もまた地元も努力すべきだということだと思うんですけれども、しかしながら、先ほど申し上げました基本方針の中で、本来、国...全文を見る | ||
○長安委員 念頭に置きながらという御答弁でございますけれども、ここは具体的にその道筋を今後つけていかなければならないと私は思っておりますので、ぜひ大臣も問題意識をお持ちいただきたいなと思っております。 ことしの一月に、大阪府は知事がかわりました。橋下知事、もう皆さん御存じのと...全文を見る | ||
○長安委員 今大臣がおっしゃられたように、さまざまな意見があるというのは当然です。これは、空港が三つあって、周辺自治体は皆さん残したいと思っているんです。だからこそ、それがあるから何もできないですよ、今のままでいきますよでは、私は、さっき申し上げたように、日本の国際競争力が失われ...全文を見る |