徳永エリ

とくながえり

選挙区(北海道)選出
立憲民主・社民
当選回数2回

徳永エリの2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月14日第188回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○徳永エリ君 皆さん、お疲れさまでございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  今年初めての、閉会中ではありますけれども、農林水産委員会でございます。今年は農協法の改正あるいは農業に関する様々な規制改革、そして企業の参入の促進といいますか、それから小規模、家族経営農家...全文を見る
○徳永エリ君 それでは実際には下がるということになりますよね。確認します。
○徳永エリ君 今、北海道の酪農家がどれだけ厳しい状況にあるかということは大臣もよく御存じだと思います。実質手取りが上がらなければ生産意欲にはつながりません。ですから、ここはしっかりと二十六年度と同じようにこういった供給緊急対策、しっかり上積みをしていただきたいと思いますが、大臣、...全文を見る
○徳永エリ君 北海道は、いろんな意味でハンディキャップを背負いながら酪農家の方々が一生懸命頑張っているんですね。ですから、こういう厳しい状況の中ではやはりその手取り所得が上がるということが非常に重要ですので、しっかりと北海道の状況を考えながら、府県と同じようにではなく、逆に北海道...全文を見る
○徳永エリ君 今大臣から調整中という御答弁がありましたので、しっかりと調整をしていただきまして、二十六年度と同じように単年度で結構でございますから、加工原料乳供給緊急対策事業分、上乗せしていただきたいということを重ねてお願い申し上げたいと思います。  さて、今日、まずは私が大変...全文を見る
○徳永エリ君 高病原性の鳥インフルエンザは、韓国で発生すると日本でも発生するという状況になっています。私の地元北海道は、平成二十五年度は韓国から十四万人の方々が観光で訪れております。今も毎日のように直行便が入っているわけですね。  お手元にお配りした資料の二枚目を御覧いただきた...全文を見る
○徳永エリ君 千歳空港に確認しましたところ、国内線に関してはポスターも貼ってあって、消毒マットも置いてあると。ところが、直行便がどんどん入ってきている国際線の方で全く対応ができていないんですね。  これ、農水省なり道から指示がありましたかと聞きましたら、平成二十二年に宮崎県で口...全文を見る
○徳永エリ君 是非ともよろしくお願いいたします。  続いて、一昨年から流行しているPEDについて伺います。  北海道から沖縄まで全国的にPEDが発生し、いまだにその原因や感染経路が明らかになっていません。養豚農家では、PEDに感染すると数百万円もの被害が出るケースがあるのにも...全文を見る
○徳永エリ君 原因も感染経路も分かっていないわけですから、ワクチン接種を徹底していただいて、被害が大きくならないように対応していただきたいというふうに思います。  それから、資料の三枚目を御覧いただきたいと思いますが、先ほどもお話がありましたけれども、口蹄疫の発生も報告されてい...全文を見る
○徳永エリ君 先ほどもお話しいたしましたけれども、北海道には年間十四万人もの方々が韓国から訪れております。今非常に酪農、畜産農家の皆さんが厳しい状況にある中で、万が一にも口蹄疫が入ってきて発生などということになりましたら、これはもう大変なことになりますので、非常にこれ緊急事態だと...全文を見る
○徳永エリ君 十一月の外交防衛委員会との合同審査でも、影響試算や国内への影響について求める声が出ました。これ、多分、交渉するときにはある程度の試算をして、それで、この程度までだったら譲れるとか、これは駄目だとかということをやってきたと思うんですね。  ですから、どういう影響が出...全文を見る
○徳永エリ君 しっかりとよろしくお願いしたいと思います。  さて、北海道において酪農家の離農戸数が、二十年で半減して、今も年間約二百戸の酪農家が様々な理由で離農していることはよく御存じだと思います。  ただ、これ、牛舎が古くなって更新期を迎えたと。更新しようかな、しかし億単位...全文を見る
○徳永エリ君 決して小規模、家族経営農家が後回しにならないように、しっかりと経営が続けられるようにお支えいただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、乳用牛の飼養頭数が頭打ちになっているというお話がありますけれども、この頭数を増やしていくことを考えな...全文を見る
○徳永エリ君 是非ともしっかりと導入できるようにお支えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  時間がなくなりましたので、最後になります。  最近、ちょっと牛が弱くなってきているという声を聞きます。それで、酪農家の方々が、コストが上がっているので餌代を抑えていると...全文を見る
○徳永エリ君 更新率が上がっていくように、しっかりとお取組、よろしくお願いしたいと思います。  まだ幾つか質問がありますけれども、時間になりましたので終わらせていただきたいと思います。経営意欲が高まるように、いろんな面でしっかりとお取組、よろしくお願い申し上げます。  ありが...全文を見る
○徳永エリ君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党及び日本共産党の各派共同提案による畜産物価格等に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     畜産物価格等に関する決議(案)   我が国の畜産・酪農は、高齢化や離農の増加による生産基盤の弱...全文を見る
02月10日第189回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○徳永エリ君 皆様、お疲れさまでございます。民主党・新緑風会の北海道の徳永エリでございます。  冒頭、通告はいたしておりませんけれども、今日大きく報道されております農協改革について西川大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  JA全中が政府の農協改革案を受け入れた、自民...全文を見る
○徳永エリ君 昨年の規制改革会議の答申の中にはこの監査権限の廃止という文言はなかったと思うんですね。それがなぜ急に出てきたのかということも納得できませんし、それから、農家所得を増やす、農村のにぎわいを取り戻すことになぜ監査権限や指導権限を廃止しなければいけないのか。それが所得向上...全文を見る
○徳永エリ君 この農協改革とそれから企業参入とあとTPP、これもセットで考えなきゃいけないと思うんですね。  企業は、今、規模を拡大して、生産コストを削減して、競争力を強化しようとしていますよね。でも、小規模家族経営農家が競争力を強化できるかどうかということですよ。民間企業の競...全文を見る
○徳永エリ君 業を強くすることも大事ですけれども、やっぱり頑張ってきた農家を強くしていく、しっかり守っていく、そのこともやっていただきたいと思います。  これ、TPPや企業参入によってどんどん小規模家族経営農家が淘汰されていったら、それこそ農協の組合員数も減っていきますよ。出資...全文を見る
○徳永エリ君 デッドラインが迫っている中で閣僚会合がいつ開かれるかということは非常にこれ重要なポイントでありますので、そこをしっかりとこれから注意して見ていきたいというふうに思っております。  それから、これまでも何度か御質問させていただきましたけれども、通商交渉の権限が米国で...全文を見る
○徳永エリ君 いずれにしましても、今まで米国議会でも大変に大きな反対があって、なかなかこのTPA法案、提出、審議という形にはならなかったんですが、少し動き出しそうだということでありますので、ここもしっかり注意して見ていかなければいけないというふうに思っております。  これまで、...全文を見る
○徳永エリ君 TPPは秘密協議でありますから交渉の中身は明かせないのはよく分かっておりますが、今まで新聞の記事について委員会で御質問させていただいた際には、澁谷審議官の方から、新聞報道は全て誤報であると、政府が発表したもの以外は全て誤報なんだというふうにおっしゃいました。  し...全文を見る
○徳永エリ君 確定ではないけれども誤報でもないと、このくらいの感じでしょうか。数字が飛び交っているということでありますので。
○徳永エリ君 日本のメディアは、どこの国よりもたくさん毎回この交渉会合の場には行っているわけでありまして、そこで他国の交渉官とも相当人間関係をつくってリーク情報を取ったりもしているようでありますので、誤報ではないと、こういう数字も出ているんだということを大変に懸念しております。 ...全文を見る
○徳永エリ君 しっかりと、譲歩し過ぎないように交渉していただきたいというふうに申し上げたいと思います。  それから、もう一つ心配なのは米なんですけれども、日豪EPAで米を守ることができました。TPPにおいても、今国内でも米が余っていますから、恐らく米だけは守れるんだろうというよ...全文を見る
○徳永エリ君 考えておりませんと今御答弁をいただきましたけれども、これ、米農家の皆さん、すごく心配しているんですね。大臣が考えておりませんとはっきり御答弁いただいたということを北海道の稲作農家の皆さんにお伝えして大丈夫でしょうか、もう一度確認いたします。
○徳永エリ君 主食用米だけではなくて、今、主食用米の先が見えなくなってきておりますので、飼料米の生産にも取り組み始めています。ですから、この飼料米という部分でも輸入することで重なることがないように、その点にも御留意いただきたいと申し上げたいと思いますが、いかがでしょうか。
○徳永エリ君 主食用の米という話でございましたけれども、とにかく農家の皆さんに極力その影響がないようにしっかりと交渉していただきたいというふうにお願いをしたいと思います。  皆さんのお手元には、衆参の農林水産委員会の決議をお配りをいたしました。八項目の決議であります。  以前...全文を見る
○徳永エリ君 西川大臣も、TPP対策委員長のときに交渉会合に行かれて、この決議文を各国の交渉官にお配りしたという話も聞いておりますので、しっかりとこの決議を守っていただきたいということを申し上げたいと思います。  一項目めには、重要五品目に関しては除外又は再協議の対象とすること...全文を見る
○徳永エリ君 TPPで農林水産業を発展させることができるのか、守っていけるのかということが大変に大きな問題でありまして、TPPに参加することによって自給率も下がっていきますし、それからもう経営が立ち行かなくなるということを心配している農家もたくさんあります。もう既に、北海道ではT...全文を見る
○徳永エリ君 今の御答弁だと、競争力強化が前提であると。競争力が付かなければTPPで農業はメリットを取れないというふうに私は聞こえましたが、そのためにも、今の農協改革やそれから企業の参入あるいはTPP、これ本当に重要な問題だと思います。  今政府がやろうとしていること、官邸主導...全文を見る
○徳永エリ君 今御答弁を聞いておりまして、ますます不安になってまいりました。  まだまだ農協改革あるいはTPP、それからこの企業参入の方向性についても詰めていかなければならないことがたくさんあると思いますので、これからまた農林水産委員会、委員会の中でしっかりと議論させていただき...全文を見る
03月26日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○徳永エリ君 皆様お疲れさまでございます。民主党の徳永エリでございます。  私からも、林大臣、お帰りなさい。  ゴールデンウイークが終わった後には、私の地元北海道や、それから地域に大きな影響のある法案が提出されて、本格的な審議が始まります。是非とも林大臣には、優しいお気持ちで...全文を見る
○徳永エリ君 もうすっかりお元気になられて、全面的に公務に復帰なさったということでよろしいんでしょうか。
○徳永エリ君 一月八日の日に中川政務官の御地元、帯広市内のホテルで新年交礼会が開かれましたね。その際に、中川政務官は、応援いただいた十勝の有権者に恥ずかしくない仕事をするとおっしゃいました。また、国会は農林水産行政にとって大きな山場を迎えている、しっかり丁寧をモットーに取り組むと...全文を見る
○徳永エリ君 先ほど政務官から、前回の委員会のときには機会が与えられなかったというお話がありましたけれども、これすごく重要な問題だと思うんですね。  最近、前農林水産大臣の政治と金の問題、あるいはスキャンダル、それから失言、今回のことについても、やっぱり衆議院であったことが参議...全文を見る
○徳永エリ君 中川政務官はもう退席なさって結構でございます。
○徳永エリ君 それでは質問に入らせていただきたいと思います。  沖縄県の翁長知事は、今週の月曜日、名護市辺野古沿岸部で沖縄県防衛局が進める全作業の停止を指示いたしました。県が岩礁破砕を許可した区域外で沖縄防衛局がアンカーとして投入したコンクリートブロックが申請外の行為に当たり、...全文を見る
○徳永エリ君 私も実は二月の十五、十六と辺野古に行ってまいりました。船に乗ってオイルフェンスのすぐ近くまで行って、海底に沈んでいるトンブロックを目視してまいりました。十五トンとか四十五トンとか数字が書いてありまして、聞くところによると八十か所ぐらいに設置してあるということでありま...全文を見る
○徳永エリ君 これ、裁決といいますか、結果を出す期限というのは決まっているんでしょうか。
○徳永エリ君 菅官房長官がおっしゃるような、翁長知事の指示は違法性が重大かつ明白で無効だと、これ断定するのは大変に大きな問題だと思うんですね。本当に丁寧に、期限がないということですから、しっかりと資料やそれから写真等々を精査していただきたいということを改めてお願いをしたいと思いま...全文を見る
○徳永エリ君 是非ともよろしくお願い申し上げたいと思います。  さて、続いてTPPについてお伺いしたいと思います。  二十二日に札幌で、TPPから命と暮らしを守ろう、北海道緊急大集会が行われました。このところ、JAが中心になってTPP反対をずっとしてきたので、その制裁として農...全文を見る
○徳永エリ君 北海道は、環境もそれから気候も、大変にいいという部分もありますけれども、厳しいというところもありまして、そういう中で特に一次産業の方々が一生懸命頑張ってきた。  ほかの産業もそうですけれども、例えばエネルギー改革においても、石炭から石油に転換していったり、それから...全文を見る
○徳永エリ君 そして、安倍総理の訪米が決まりました。四月二十六日から五月三日まで、日米の首脳会談は四月二十八日ということで聞いておりますが、これまで甘利大臣は、まずは日米首脳会談を行う際には、最大案件以外は解決のめどがしっかりと立っていることが必要だとおっしゃっております。という...全文を見る
○徳永エリ君 今、澁谷審議官からTPAについてもお話がありました。甘利大臣は、TPAが全く見通しが立たない中で日米を決着させるというのは非常にハードルが高いとおっしゃっておられましたけれども、このTPA法案に関して、総理訪米までに何か進展があるというような、そんな情報はあるんでし...全文を見る
○徳永エリ君 TPA法案のその見通しがまだ付かない中で、ある意味リスクを負ってでも日米で決着させるという可能性はあるんでしょうか。
○徳永エリ君 オバマ大統領にTPAの成立を急ぐように働きかけるというお話もございましたけれども、日本の政府として、例えば、米国議会の例えば共和党の議員とか、それから強く反対している民主党の与党議員とか、そういったところにこの成立に向けて働きかけるというような努力はしておられるんで...全文を見る
○徳永エリ君 公式な場というのは私も分かりますけれども、いろんな形でTPAがないままにもしまとめるというようなことになれば、米国議会から再交渉を求められるというようなリスクもありますので、しっかりとそこは政府としても仕事をしていただきたいということをお願いさせていただきたいと思い...全文を見る
○徳永エリ君 整合性とか国会決議が守れたと評価されるようにという、ここをなかなか私たちは理解しづらいところがありまして、どういうことをおっしゃっておられるのかということをもうちょっと突っ込んで御答弁いただけないでしょうか。
○徳永エリ君 日豪EPAの決議も、とてもその決議が守られたとは思っていませんけれども、批准をしてしまったわけですよね。批准をしてしまったらあの決議は守られたということに結果なるんでしょうか。
○徳永エリ君 判断したという感覚が余り日豪EPAの決議に関してもないので、TPPの決議に関してはそういうことがないように、もっとしっかりと議論をしていきたいというふうに思っております。  それから、これ二〇一一年か、ニュージーランドの外交貿易省の公式サイトで発表されたTPPの秘...全文を見る
○徳永エリ君 審議官から、できる限りの情報提供に努めたいというお言葉をいただきました。やっぱり秘密主義ではあってもいろいろ工夫をして、本当に内容によっては命に関わるような分野もあるようでありますので、情報提供の努力を引き続きお願い申し上げたいと思います。  それでは、澁谷審議官...全文を見る
○徳永エリ君 次に、調査捕鯨についてお伺いしたいと思います。  林大臣の御地元山口県は、古くから水産県として栄えてきました。江戸時代、長州藩は漁業を積極的に奨励し、特に藩の有力な財源として捕鯨に力を入れてまいりました。現在も下関市が調査捕鯨の基地となっています。  大臣は所信...全文を見る
○徳永エリ君 幾つかの課題があると思っております。  まずは、調査体制の整備。政府の方針を受けて、日本鯨類研究所の科学者を中心として、南極海での新しい調査計画案、NEWREP―Aを策定しました。調査期間は十二年間です。捕鯨調査は、クロミンククジラだけで三百三十三頭、科学委員会で...全文を見る
○徳永エリ君 大変に厳しい現状をお話しさせていただきましたので、皆さんもよく御存じだと思いますけれども、しっかり現状を受け止めながら更なる検討を進めていただきたいというふうに思います。  それから、今もお話にありましたが、シーシェパードの妨害対策について伺います。  実効性の...全文を見る
○徳永エリ君 この鯨を食べるというのは我が国の伝統的な食習慣や食文化であるわけですけれども、若い世代の人はまだ鯨を一度も食べたことがないという方がいるんですね。そこで、この商業捕鯨再開に向けては、やはりその国内的な理解というのをしっかりと深めていかなければいけないというふうに思っ...全文を見る
○徳永エリ君 国外へのアピール、そして国内でのアピールや、それからこの食文化をしっかり守っていく取組、是非とも商業捕鯨再開に向けてしっかりと対応していただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  時間がなくなりましたので、先ほど自民党の委員の先生からもお話がありました...全文を見る
○徳永エリ君 主食米の需要が減っているから飼料用米を作れという話もありますけれども、やはり今、本当においしいお米を作っているわけですから、やっぱりおいしいお米をしっかり食べていただくということが、消費者にとってもうれしいことですし、農家の皆さんは特に有り難い、うれしいことだと思い...全文を見る
03月31日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○徳永エリ君 私は、ただいま可決されました山村振興法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     山村振興法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(...全文を見る
04月14日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○徳永エリ君 皆さん、大変お疲れさまでございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  今日は、まず、食料・農業・農村基本計画にも大きな影響があると思われるTPPに関連して御質問させていただきたいと思います。  いつも澁谷審議官に御答弁をお願いしているんですけれども、大...全文を見る
○徳永エリ君 TPPを慎重に考える国民会議というずっとTPPの情報収集してきた会がありまして、かつては自民党の先生方もそこに参加しておられたんですけれども、このメンバーでワシントンに参りまして、米国の国会議員何人かに直接会わせていただいて、そこでもテキストを見ているという話は聞い...全文を見る
○徳永エリ君 衆参の農林水産委員会の決議にもありますけれども、七項目ですよね、やっぱり情報公開をしっかりして国民的議論をしなければならないわけですよ。いろいろ工夫して情報提供しているとは言いますけれども、今の状況ではとても国民的議論には至らないわけであります。  この守秘義務契...全文を見る
○徳永エリ君 少なくとも、実際にテキストを見た国会議員がいるということは間違いないわけですし、それから、USTRのホームページに書いていることがそのとおりだというお話がありましたけれども、日本よりははるかに情報公開に向けて対応が進んでいるということは間違いありませんから、やはり少...全文を見る
○徳永エリ君 再度確認しますが、TPA法案が成立しなければ二国間協議は決着しないということでよろしいですね。
○徳永エリ君 済みません、今御答弁になっていないんですけれども、TPAが成立しなければ二国間協議は決着しないということでよろしいんですね。
○徳永エリ君 西村副大臣からもお話ありましたけれども、今後大詰めに来ているTPPですが、参加十二か国の閣僚会合の前には、まずは米国議会においてTPA法案が成立していること、次に日米合意が成立していなければならないというのがほかの参加国の考え方ではないかというふうに私も思います。 ...全文を見る
○徳永エリ君 もう結構でございます。
○徳永エリ君 さて、新たな食料・農業・農村基本計画が閣議決定されました。今後十年間の農業政策の方向性が示されることになりますけれども、二十二年の食料・農業・農村計画の中身を見てみますと、随分印象が変わったなという感じがいたします。  特に、兼業農家や小規模経営を含む意欲ある全て...全文を見る
○徳永エリ君 関わってくるというお話がありましたけれども、中心にはなっていないということで、私たちは、やっぱり小規模家族経営農家をしっかり守っていくことが重要だというのはこれまでも委員会でも何度も言ってきました。やっぱり、農業者の方々がどういう農業をやりたいのか、あるいはどんな農...全文を見る
○徳永エリ君 認定農業者のその認定基準に満たないような農家というのもあると思うんですね。こういう農家が今後受ける支援というのが減っていくその可能性について伺いたいと思います。
○徳永エリ君 ということは、認定農業者になってもらわなければならないというか、なる方に促していくということですね。
○徳永エリ君 続いて、農地の中間管理機構について伺います。  農地の中間管理機構を活用した農地の集積、集約化を促進していく必要があるとしていますが、事業が始まって一年になりますが、改めて、事業の目的それから目標それから執行状況などについてお伺いしたいと思います。
○徳永エリ君 農地の出し手に対して支払われる機構集積協力金、二十六年度の予算額が二百五十三億円、補正でも二百億積んでいます。しかし、昨年十二月末で執行額は僅か十六・三億円。  大臣は以前、二十六年度は十五万ヘクタールの借入れをしたいとおっしゃっていました。しかし、今お話がありま...全文を見る
○徳永エリ君 是非ともそのようにお願いしたいと思います。十二月末の時点では必ずしも目標どおりうまくいっているわけではありませんので、慎重に対応していただきたいというふうに思います。  それから、ちょっと問題だと思う点がありますので御指摘させていただきたいと思います。  この事...全文を見る
○徳永エリ君 様々問題があるようですから、三月末のデータが出て、それをよく分析、検証なさってきちんとした報告を是非ともしていただきたいというふうに思います。  機構は、原則として全市町村に業務委託を行う、地域における機構の窓口としての機能を担ってもらうとしていますけれども、二〇...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。  続いて、農の雇用についてお伺いをしたいと思います。  平成二十五年に、農の雇用事業を活用して農業法人に雇用された、研修を実施した青年就農者は五千四百四十四人ということであります。このうち平成二十五年度に新たに研修を開始した青年就農者は三...全文を見る
○徳永エリ君 生産労働人口が非常に減っている中で、いろんな業種で人手不足が起きているわけでありまして、今の若い人の話を聞いていると、一旦入ってみたけれども、自分に向かないと思うとあっという間に辞めてしまうわけですね。ですから、これいかに定着させていくかということがすごく重要になっ...全文を見る
○徳永エリ君 今御説明いただきました。もう時間が来ましたのでこれ以上御質問できないんですけれども、また改めて委員会の中で御質問させていただきたいと思いますが、食料自給率、やはりできるだけ高いところを目指していった方がいいのではないかと思います。  グローバル化の流れの中でどんど...全文を見る
04月16日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○徳永エリ君 私は、ただいま可決されました競馬法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     競馬法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
04月22日第189回国会 参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会 第6号
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○徳永エリ君 お疲れさまでございます。  民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  私は、東日本大震災の発災後、すぐに仲間とともに被災県に入らせていただきました。物資を輸送したりとか、それから建物の中で泥出しをさせていただいたりとか、炊き出しをさせていただいたりとか、いろん...全文を見る
○徳永エリ君 とはいえ、何か恐らくこの規制強化をした理由があると思うんですね。そういったエビデンスが提示されないということでありますけれども、この規制強化された理由、偽装表示というような話もちょっと聞いておりますけれども、その点に関してもう少し詳しくお話しいただけませんでしょうか...全文を見る
○徳永エリ君 今後、台湾政府ときちんとコミュニケーションを図りながら、しっかりと協議をして、できるだけ食品製造メーカーあるいは生産者に影響が出ないようにきちんと対応していただきたいというふうに思います。特に水産物は、先ほども私がお話しいたしましたけれども、これ岩手県も対象になって...全文を見る
○徳永エリ君 前例というお話でございましたけれども、この費用の負担については東電としっかりと政府はやり取りをしているんでしょうか。
○徳永エリ君 このコストに関しても、やはり製造メーカーとか生産地の負担がないように今後ともしっかりと対応していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それから、この台湾の輸入規制の強化について菅官房長官は、今般、規制を強化するということは極めて遺憾だというふうに思い...全文を見る
○徳永エリ君 しっかりお願いしたいと思います。  一方で、昨日も、福島第一原発のサイト内の汚染された雨水が海に流れ込んでいたことが分かりました。このような情報が不安や不信を招いていることは間違いないと思います。  復興庁でも昨年の六月に風評被害対策強化指針をまとめて、食品等の...全文を見る
○徳永エリ君 やっぱり一番大事なのは信頼関係だと思うんですね。幾ら科学的なエビデンスを示されても、昨日のようなことが起きますと、信じようと思っていた気持ちが壊れてしまいますので、やはり慎重に対応しながら、この信頼関係の構築に慎重に努めていただきたいということを改めてお願いをさせて...全文を見る
○徳永エリ君 今、大臣から帰還の加速化というお話がございました。  復興庁がお示しいただいている数字では、今、福島県内外から避難しておられる方が十一・九万人、十一万九千人ということでございますけれども、私、恐らくこの十一万九千人の中には、避難先で新しい生活を始めている方、もう戻...全文を見る
○徳永エリ君 この際、避難している方々の生活実態というのを、北海道から沖縄まで避難しておられますからしっかりと調査をして、もう帰還をしないと決めた方々、その確実な数というのをきちんと出していった方がいいんじゃないかなというふうに思うんですね。  それで、今回のこの改正で、一団地...全文を見る
○徳永エリ君 戻りたいと考えているその一三・三%は、戻る人というわけではないと思いますので、できれば私はやっぱり確実な数字をきちんと調査して出していった方がいいんじゃないかなと思います。  私、子ども・被災者支援法の発議者でもあるんですけれども、いつも子ども・被災者支援法の中で...全文を見る
○徳永エリ君 今御説明いただきましたけれども、例えば北海道でも、避難してきている方が、北海道の地方の町や村で就農している方もおられるんですね。そういうところに行って、例えば、ふるさとの情報が届いていますかと言うと、ほとんど届いていないという実態があるわけですね。  ですから、繰...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございました。     ─────────────
04月23日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○徳永エリ君 民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  午前中の衆議院に続きまして、皆さん、どうもお疲れさまでございます。  今日もTPPについてお伺いしたいと思いますけれども、まず、今朝の朝日新聞に、与党の会合で、TPPの二十一分野二十九章のうち十章が決着したという、そう...全文を見る
○徳永エリ君 十章ということでありますけれども、難航している分野もあると聞いておりますので、まだまだ合意までの道のりは厳しいなという印象は受けております。  さて、閣僚協議が終わりましたけれども、一昨日の記者会見で甘利大臣は、米に限らず、自動車や自動車部品についても距離は縮まっ...全文を見る
○徳永エリ君 これまでの報道によりますと、日本の交渉担当官が米国産米の特別輸入枠をめぐって、米国に主食用米十万トン規模を提示したと。その後、撤回したら、米国から更に厳しい内容の要求を突き付けられたということで、これが事実かどうか大変心配しておりました。  不安に思っていたところ...全文を見る
○徳永エリ君 これも報道ですけれども、日本は五万トン程度を限度に輸入枠を検討しているということであります。今もお話がありましたけれども、自民党のTPP対策委員会等合同会議で甘利大臣が、米の重要性をフロマン代表に必死に訴えたことについてお話しされたことは新聞で拝見いたしました。しか...全文を見る
○徳永エリ君 大臣、西川前大臣ですら農家のことを配慮しながらあのような御答弁をしていただいたわけで、もう少し大臣からも、今心配に思っている農家の方々に対して思いを向けた御答弁をいただきたいと思うんですが、もう一度お願い申し上げます。
○徳永エリ君 慎重にお願いを申し上げたいと思います。  野村筆頭も大変心配しておられると思うんですが、牛肉に関して、関税を協定発効から十五年目以降に九%になるように段階的に引き下げていくと。セーフガードの発動基準も、今までよりも米国に有利に。豚肉も、安い価格帯が対象の一キロ四百...全文を見る
○徳永エリ君 誤報ですか。本当に誤報ですね。大丈夫ですか。
○徳永エリ君 確定はしていないけれども、こういう数字をベースに検討しているということなんだと思います。  大変に心配している中で、最近米の話ばっかり出てくるものですから、現場では牛肉、豚肉についてはもう決着が付いているんじゃないだろうかという声が上がっておりますが、この点に関し...全文を見る
○徳永エリ君 ここで農林水産省に伺いますけれども、畜産クラスター事業、畜産収益強化対策、全国から非常に多くの申請が上がっていると聞いています。現時点での申請状況についてお伺いいたします。
○徳永エリ君 そうなんです、大臣、申請が非常に多いんです。  北海道でも、このTPPの話が出てから現場は暗いムードだったわけですけれども、この事業は大変に好評でありまして、酪農、畜産農家が前向きに意欲を持って取り組もうとしているところなんです。それなのに報道されているような内容...全文を見る
○徳永エリ君 よろしくお願いいたします。  さて、TPA法案についてずっと触れてきましたけれども、先ほどもお話ありましたが、米国議会で上院で可決されたということであります。しかし、米国内ではNAFTAや米韓FTAで職を失った教訓から労働組合がTPPに強硬に反対して、民主党の議員...全文を見る
○徳永エリ君 今御説明申し上げた中身についてはいかがでしょうか。
○徳永エリ君 大統領に貿易促進権限がなければ、また、まとまったとしても修正をさせられるとか再交渉させられるという可能性があるので、ここは慎重に対応しなければいけないと思います。あくまでも全権委任ではない、制約が付いているということであります。  先日、この委員会で、内閣府の西村...全文を見る
○徳永エリ君 そこが民主党の会合でも政府に聞いてもなかなかはっきりしなかったので、はっきりしました。ありがとうございます。  それから、政府は、米国やマレーシアでの情報公開の動きを受けて、新たな資料を作成し、手続が済み次第ホームページで公開する予定だというふうにお聞きいたしまし...全文を見る
○徳永エリ君 よろしくお願いいたします。  明日、民主党は衆議院に情報の提供の促進に関する法律案というのを提出いたします。是非とも御審議をいただきまして、更なる情報提供に向けて進めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  TPPに関してはこ...全文を見る
○徳永エリ君 それでは、ちょっと米について伺いたいと思います。  北海道では今年も間もなく田植の季節を迎えます。稲作農家の皆さんは、水田農政の転換、米価の下落、農業、農村への企業参入、それからTPPが一体どうなるのか、不安のことばかりがずっと続いているわけであります。そこで、幾...全文を見る
○徳永エリ君 また、二十七年、今年の六月末の民間在庫量はどのくらいになりますか。
○徳永エリ君 今年の作柄がどうなるかはちょっと分かりませんけれども、やはり去年に続いて余剰感というのは否めないと思います。  お手元に資料を配付させていただきました。これ、農水省からいただきました相対取引価格の推移でありますけれども、これを見てみますと、二十四年産米とこの二十六...全文を見る
○徳永エリ君 米価が上がる見込みはあるのかということもお伺いしたいと思います。
○徳永エリ君 稲作農家の皆さんが安心するためには、やっぱり需要を増やしていくということと、そういう中で米価も少しずつ上がっていくということが意欲につながっていくんだと思うんですね。消費も毎年八万トン減っている中で、二十四年産は米価が高くて、中食、外食が米の使用量を減らしたというこ...全文を見る
○徳永エリ君 そこを何とか農水省努力をしてくださいよ。よろしくお願いいたします。本当ですよ。任せきりじゃなくて、何とか使ってもらえるように努力をしてください。  これ、農水省からもらったパンフレットなんですけれども、販路拡大セミナーのパンフレットです。ここに、中食、外食企業向け...全文を見る
○徳永エリ君 繰り返しになりますけれども、なるべく使用量を増やしていただくことと、それと安心して再生産ができる価格、企業も農家の皆さんもウイン・ウインという形の価格で取引ができるように、是非ともそこは農水省も御尽力をいただきたいというふうに申し上げたいと思います。  また、今年...全文を見る
○徳永エリ君 いずれ生産調整も廃止されるわけですから、是非そのところは慎重にお願いしたいと思います。  さらには、MA米、無税の輸入枠七十七万トン。平成十二年から米国産米の輸入量はきれいに、資料をお手元に配りましたけれども、毎年三十六万トンなんですね。適正な入札の結果、毎年三十...全文を見る
○徳永エリ君 そして、TPPの無関税の特別枠での主食用米の追加輸入が決まった場合です。政府は五万トンで交渉しているとされていますけれども、仮に、仮にですよ、五万トン、米国産の主食用米が入ってきた場合の影響について、農林水産省としては現時点でどのように考えておられますか。
○徳永エリ君 やっぱり交渉というのは、国内への影響を考えながら、ここまでだったら大丈夫だろう、もうちょっと行けるかなと、そういう交渉を多分しているんだと思うんですよね。だから、農水省としては、仮にですけど、五万トンだったらどうか、影響があるのか、それともバランスは取れるのか、その...全文を見る
○徳永エリ君 それから、与党の会合の中で甘利大臣が国内対策に言及したということであります。これ、米の直接払い交付金も三十年産から廃止されることが決まっておりまして、農家に対して大きな影響が出るということは否めないわけですけれども、国内対策、今後どんな国内対策が考えられるのか、これ...全文を見る
○徳永エリ君 今までも林大臣からはそういう御答弁をいただいておりました。国内対策どうするんですかと聞くと、交渉中ですからと、交渉に影響が出るという御答弁でしたけれども、今日の新聞に、甘利大臣が与党の会合の中で国内対策の必要性に言及しているということでありますから、これオープンにな...全文を見る
○徳永エリ君 今はなかなか言いづらいということなんでしょうけれども、甘利大臣もしっかりと言及なさっておりますので、万が一、今出ているような数字で追加輸入ということになったときには絶対に大きな影響が出ると思いますので、ここはしっかりと、生産者の皆さんが再生産できるような、営農を継続...全文を見る
○徳永エリ君 米が余っている、消費が毎年八万トンずつ減っていっている、だから、飼料用米、需要があるんだから作りなさいと言うのは政府の都合だと思っているんですね。北海道は米の不適地と言われて、国からかつて全国の生産調整の三分の一に当たる四九%の減反を押し付けられた時期もありました。...全文を見る
○徳永エリ君 終わります。ありがとうございました。
05月19日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○徳永エリ君 皆様、お疲れさまでございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  大型連休後初めて参議院の農林水産委員会が開かれるということで、他の委員会が開かれている中でなかなか農林水産委員会だけ開かれずに、大変ストレスがたまっておりました。やっと西村副大臣にも直接、T...全文を見る
○徳永エリ君 しっかり守っていく、国会で評価されるようにというお話を今までも何度かいただいておりますけれども、TPPの交渉も最終局面を迎えて、この国会決議の中でもやはり一番重要なのはこの七項目めだと思うんですね。「交渉により収集した情報については、国会に速やかに報告するとともに、...全文を見る
○徳永エリ君 五月四日のワシントンDCでの記者会見は大使館での公式な記者会見でした。この記者会見で、日本でも、戻ってから相談をするが、来週以降、テキストへのアクセスを国会議員に認める方向で少し調整をしたい、もちろん日本の場合は守秘義務がないので、どういうルールでどういうやり方をす...全文を見る
○徳永エリ君 日本でも、戻ってから相談をするが、来週以降、テキストへのアクセスを国会議員に認める方向で少し調整したい、もちろん日本の場合は守秘義務がないので、どういうルールでどういうやり方をするのか少し詰めないといけないが、検討したいとおっしゃっているわけですね。  これ、西村...全文を見る
○徳永エリ君 帰ってからその情報を収集してきた部分を聞いて、そこからまた何か対応をということだったのかもしれませんけれども、事前に米国に行って米国議会の議員に会って、私たちが委員会で言っていたような、米国議会の議員が議会内にテキストにアクセスするシークレットルームなるところがあっ...全文を見る
○徳永エリ君 交渉していく中で、交渉に影響しますから、なかなか交渉の中身を明かせない、情報を漏らせないということはやっぱり様々な協定の中であると思うんですけれども、TPPの場合にはその交渉に参加するときに首席交渉官がサインアップしている、非常にこれは重たいと思うんですね。なぜTP...全文を見る
○徳永エリ君 情報開示ではなくて、テキストにアクセスできることを検討するのかしないのかということを伺っています。テキストにアクセスできるようになるように政府として何か検討する、そういうおつもりはあるんでしょうか、それともないんでしょうか。
○徳永エリ君 アメリカと日本の制度が違うということは、四日の会見の前に西村副大臣は御存じでしたよね。  西村副大臣は、法令整備に関して、四日の会見では、法令整備をやっている時間はないんだと、国会側と一定のルールについて整理をしなければならない、一定の要件の下で何らかの形でアクセ...全文を見る
○徳永エリ君 恐らく四日の時点で、西村副大臣はできると思ったんですよ。だからおっしゃったんだと私は思いますよ。やはり政府は、米国議員と同じように日本の国会議員もテキストにアクセスできるようにするべきだと思います。知っている情報量が違うというのは非常に不平等だと思いますし、制度が違...全文を見る
○徳永エリ君 やっぱり国会議員に対する信頼というのも大事だと思いますし、更なる情報公開を検討するとおっしゃるのであれば、ありとあらゆる方法を検討していただいて、少しでも情報を出せるようにしていただきたいということを繰り返しお願いをさせていただきたいと思います。  そして、TPA...全文を見る
○徳永エリ君 今もお話ありましたけれども、もう一度確認をさせていただきたいと思います。  西村副大臣は、四日の記者会見で、米国議会、政府関係者との面談の中で、TPPの妥結にはTPA法案の成立が不可欠だとおっしゃっているわけで、TPA法案が成立しないとTPP交渉は妥結しないという...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございました。  西村副大臣、澁谷審議官への御質問はこれで終わらせていただきますけれども、今日は久しぶりの委員会に西村副大臣にお越しいただいてお姿を見たときに、随分お痩せになったなという印象を受けまして、相当御苦労なさっているんだなと思います。私たちは、...全文を見る
○徳永エリ君 それでは続きまして、太平洋クロマグロについてお伺いしたいと思います。  北太平洋におけるクロマグロ類資源の科学的評価を目的として設立された国際科学機関、北太平洋まぐろ類国際科学委員会、ISCの管理勧告を受けて、生息数が激減している太平洋クロマグロの資源管理を強化す...全文を見る
○徳永エリ君 そこで、具体的にお伺いしたいと思いますが、日本としては三十キロ未満の小型魚の漁獲量五〇%削減に向けてどのようにして資源管理の取組を行うのか、御説明いただきたいと思います。
○徳永エリ君 お手元にお配りした資料を見ていただきたいと思うんですけれども、二〇〇一年から二〇一〇年までの太平洋マグロの年齢別漁獲尾数割合を見てみると、漁獲尾数の大半は小型魚、体長三十センチ以下、体重も一キロに満たないゼロ歳魚と、体長六十六センチ、体重五・七キロほどの一歳魚だけで...全文を見る
○徳永エリ君 という御説明は、心配はないということですか。──はい、分かりました。  資源管理の取組の中で漁業者にどのようにしてこの漁獲量の上限を守らせることができるのかということなんですけれども、水産庁としてはこの漁獲量の上限を守らせるためにどのような管理をして対応していくの...全文を見る
○徳永エリ君 更に幾つかお伺いしたいんですけれども、もし上限を超過しても操業した場合はどうなるんでしょうか。罰則等はあるんでしょうか。
○徳永エリ君 それから、先ほどの御説明で全国を六ブロックに分けるということでしたけれども、そのブロック外から入って操業するいわゆる県外船の扱いというのはどうなるんでしょうか。
○徳永エリ君 それから、太平洋クロマグロの小型魚の漁獲量削減に伴って資源管理に取り組んだ漁業者がそのことによって収入が減少した場合には、何か支援策というのは検討しておられるんでしょうか。
○徳永エリ君 私の地元の北海道はこれからクロマグロ漁が始まるということであります。今年からこの厳しい資源管理が始まりまして、三年ごとに評価していって、もしかしたら規制が緩むかもしれないし、もっと厳しくなるかもしれないという状況にありまして、現場の状況を水産庁としてはしっかり把握を...全文を見る
○徳永エリ君 それでは続きまして、今度は、先週朝、宿舎でワイドショーを見ておりましたら取り上げられていた話題なんですけれども、これどういうことなんだろうなと思ってちょっと調べてみて、これはきちんとやはり対応を政府にしていただかなければいけないなと思ったので今日御質問させていただこ...全文を見る
○徳永エリ君 JAZAがWAZAに残留することになると、その倫理規定に基づいて、今年の九月以降、和歌山県太地町のイルカ追い込み漁で捕獲したイルカを展示することができなくなります。太地町のイルカ追い込み漁は、漁獲の約二割が展示やショーなどの生体用で、そのうちの二、三割がJAZAの水...全文を見る
○徳永エリ君 今もお話がありましたけれども、そもそもこの問題の背景には太地町のイルカ追い込み漁への批判があって、古来から行われている伝統的な漁法であるという理解が不足しているということがあります。WAZAに対して反捕鯨、反イルカ漁団体から、追い込み漁で捕獲されたイルカ飼育を放置す...全文を見る
○徳永エリ君 国内でも理解がだんだん薄くなってきているという感がありますので、しっかりと対応していただきたいということを改めてお願いしたいと思います。  続いて、外交上の対応について外務省にお伺いいたします。
○徳永エリ君 具体的に、いつ、どこで、誰に対して、どういう方法で今おっしゃられたような取組をしているのかということをきちんと確認できるような何か方法を考えていただきたい。ペーパーでも何でも結構ですので、出していただきたいというふうに思います。  林大臣は、まさにこの捕鯨それから...全文を見る
○徳永エリ君 終わります。ありがとうございました。
05月21日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○徳永エリ君 皆さん、大変お疲れさまでございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。一昨日に続きまして、本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  今日は、農林水産省設置法の一部を改正する法律案に対する御質問をさせていただきますが、その前に、先週北海道に帰...全文を見る
○徳永エリ君 一気にお答えいただいたら質問ができなくなりますので。済みません。  年間四百件ぐらいというところで、平成二十五年の、皆さんのお手元に資料を配りましたけれども、農作業死亡事故の内訳で御説明いただきまして、三百五十件ということで、横ばいというお話でございますけれども、...全文を見る
○徳永エリ君 もちろん高齢化しているという要因もあると思いますけれども、数的には変わっていないわけですし、それからお手元にお配りいたしました農作業死亡事故の発生状況を見ても、六十五歳未満の方々もやっぱり一定の数、死亡事故で亡くなっておられますので、この辺もしっかりと分析していただ...全文を見る
○徳永エリ君 様々取組を行うようでございますけれども、しっかりと成果を出していただきたいと思いますが、この資料の中で、農作業安全のための取組についてというところの五番目の効果的な安全対策実施のためのリスクアセスメントの実施、これ平成二十七年概算決定となっておりますけれども、ここに...全文を見る
○徳永エリ君 今までよりも更に踏み込んだ対策ということですね。  そして、先ほどの御説明にもありましたけれども、発生状況の中で内訳がありましたけれども、毎年、今頃になると熱中症という話が聞こえてきます。先日も農作業の間に亡くなられた方のことがニュースになっておりましたけれども、...全文を見る
○徳永エリ君 是非ともしっかり取り組んでいただきたいと思います。  先月の日本農業新聞の記事によりますと、農業法人協会で昨年の十一月から今年の二月まで、協会に加入する農業法人の経営者一千七百八十一会員に農作業事故や事故防止対策についてアンケートをした結果、事故の有無では四九%が...全文を見る
○徳永エリ君 是非とも実情を調べていただいて、法人企業が増えているわけですから、事故や、特に死亡事故なんかがないようにしっかりと対応していただきたいということをお願いしたいと思います。  それで、このアンケートなんですけれども、東京農業大学の先生が行ったアンケートなんですね。 ...全文を見る
○徳永エリ君 これから担い手を増やしていこう、あるいは農業従事者を増やしていこうという中で、事故がきっかけで、せっかく農業に参入していったのに農業をやめざるを得ないということも起きてきますので、この問題はしっかり重く受け止めていただきたいというふうに思います。  それから、もう...全文を見る
○徳永エリ君 今日は厚生労働省にもお越しいただいておりますので、この点に関してはいかがでしょうか。
○徳永エリ君 厚生労働省からも大臣からも御答弁しっかりいただきましたので、是非ともこの機会に確認をしていただくということをお願い申し上げたいと思います。  それでは次に、農林水産省設置法の一部を改正する法律案について御質問をさせていただきたいと思います。  農林水産省設置法の...全文を見る
○徳永エリ君 対応について力強い御答弁をいただきましたので、そのとおりになるように御努力をいただきたいと思います。  農水省の地方組織は、平成十三年の食糧事務所の設置以降、数年置きに統合再編を繰り返してきました。地域センターの設置から約四年しか経過していないのに廃止。短期間での...全文を見る
○徳永エリ君 じゃ、今後も再編あるいは定員の削減ということはあるというふうに受け止めなければならない御答弁なんでしょうか。
○徳永エリ君 再編は最後にしてほしいというのは、これ現場の声でございますので、しっかりと受け止めていただきたいということを心からお願いを申し上げたいと思います。  これまで農林水産省の定員削減によって、地方組織の定員が大幅に削減されてきました。新規採用も極端に少ない中で、現行の...全文を見る
○徳永エリ君 よく分かりませんね。  行革の流れの中で、定員の削減、予算の削減というのが評価につながる方もおられるのかもしれませんけれども、やっぱり現場にとってはこれはすごく大変なことなんですよね。猫の目農政と言われるようにころころ農政が変わる中で、都度、現場は混乱するわけであ...全文を見る
○徳永エリ君 今の御答弁の中にもありますけれども、地方組織にこそ一定の人員は必要だと思います。例えば北海道と他の府県では、農業の規模も形態も、抱えている課題も違います。地域での農林水産行政を円滑に推進するためには、本省はそれぞれの現場の状況が私は実感として分かっているんだろうかと...全文を見る
○徳永エリ君 今、参事官というお話が出ましたけれども、コンサルタントとしての地方農政局長直属の地方参事官を県庁所在地等に配置するということであります。  現行の体制でも、地域センターは、農林水産行政に関し現場の農業者の方々などには実質的にコンサルタントとしての役割を果たしてきた...全文を見る
○徳永エリ君 現行の体制では、厳しいといいながらも地域センターに一県当たり平均百十人程度の人員が配置されているわけですけれども、新たな体制整備後には一県当たり平均百人程度に減員されることになります。  そのうち、地域センターが担ってきた現行業務、統計調査、食品Gメンなどの食品表...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。  知識の豊かさとかそれから専門的な能力ということもあると思いますけれども、あとは人間関係をいかに上手につくれるかということも重要でありまして、農林水産省の皆さんは、農家にどんどん入っていってお財布の中まで知らなければいけないわけでございます...全文を見る
○徳永エリ君 安心しました。是非とも組織の内部で専門的知識を持った人材を確保して育成し、そして継承していくと、そして、海外からも高く評価されているという農林統計、これをしっかりと守っていっていただきたいというふうに思います。  それから、消費安全に関する業務について伺いますけれ...全文を見る
○徳永エリ君 時間になりましたので、最後に。  改正法の施行は本年十月一日とされています。この時期は、皆さん御存じのように、米の収穫時期最盛期で、地方の出先機関は業務が多忙な時期と重なります。また、実質四か月しかないということもありまして、組織再編に当たって業務を円滑に移行でき...全文を見る
○徳永エリ君 終わります。ありがとうございました。
○徳永エリ君 私は、ただいま可決されました農林水産省設置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び維新の党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     農林水産省設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(...全文を見る
06月01日第189回国会 参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会 第8号
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○徳永エリ君 民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  集中復興期間五年間、四年たったわけでございますけれども、現時点で被災地の復興が進んでいるのか、それとも遅れているのか、あるいは様々課題がある中で今後どうなっていくのかとよく聞かれることがあるんですが、はっきり言って答える...全文を見る
○徳永エリ君 確認をさせていただきたいと思います。  五月十七日の朝日新聞に、自主避難、住宅提供終了へ、福島県が避難先の住宅の無償提供、みなし仮設住宅を平成二十九年三月まで延長した上で、平成二十八年度末で終える方針を固めて関係市町村と調整に入ったという記事が載りました。  こ...全文を見る
○徳永エリ君 終える、終了の方向で調整に入ったということが決まったわけではないんですね。
○徳永エリ君 ひとまず安心をいたしました。  この点に関して大変心配している方々から、私、北海道が地元なんですけれども、北海道の自主避難者の方々から私のところに切実な思いが寄せられましたので、この機会ですのでちょっと聞いていただきたいと思います。  毎日新聞の記事を読みました...全文を見る
○徳永エリ君 是非ともよろしくお願い申し上げたいと思います。  それから、来年度以降のみなし仮設住宅の対応についてなんですけれども、国と福島県というだけではなくて、避難者を受け入れている各自治体の皆さんともきちんと話をしてもらいたいと思うんです。北海道は比較的いろんな面で手厚い...全文を見る
○徳永エリ君 北海道の担当者に聞きましたら、まだ福島県から話が何もないということです。去年の決定の時期を考えますと、そろそろ決定しなきゃいけないのかなという頃だと思いますが、まだ何も話をしていないというのはちょっと遅過ぎるんじゃないかと思います。早急にしっかりと自主避難者の受入先...全文を見る
○徳永エリ君 避難者の皆さんに聞くと、やはりその施策に避難者の声が反映されていない、声が届いていないという方が圧倒的に多いんですね。やっていらっしゃるとしても、皆さんがそう思っておられるということは、まだまだ不十分なんだと思います。皆さんが自分の声が届いているんだということを感じ...全文を見る
○徳永エリ君 竹下大臣にも是非ともお伺いしたいと思いますが、この実態調査に対して復興庁として更に取組を進めていただけるのかどうか。これも自主避難者の方々の大変強い要望でありまして、今もお話がありましたけれども、いろいろ聞いていて分かっているのであれば、その分かっていることをきちん...全文を見る
○徳永エリ君 今の御発言、微妙で、私もちょっと理解に苦しむんですけど。  分からないものであれば分かるようにきちんとしていかなきゃいけないと思うんですね。津波、震災で避難しているだけではなくて、原発の事故によって避難している人がどのくらいいるのかと。今一緒になっているのであれば...全文を見る
○徳永エリ君 終わります。ありがとうございました。
07月03日第189回国会 参議院 本会議 第30号
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○徳永エリ君 民主党・新緑風会の徳永エリです。  私は、会派を代表いたしまして、ただいま議題となりました農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案について、林農林水産大臣に御質問させていただきます。  私の地元北海道のおいしいお米、ゆめぴりか、ななつぼしはテレビコマーシャルで...全文を見る
07月07日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○徳永エリ君 民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  今日は水産について御質問させていただきます。  先ほど古賀委員からも御質問がありましたけれども、ロシア連邦の二百海里水域における流し網漁業を禁止する内容の法案がロシアで成立してしまいました。その結果、来年の一月一日から...全文を見る
○徳永エリ君 岸田外務大臣も談話を発表されておられます。  この法案提出の背景にはロシアの国内事情もいろいろあったと聞いていますけれども、日本政府のウクライナへの経済制裁に対する報復だという話も聞こえてきています。  外務省としては、この法案の成立を受けて、外交上の問題をどの...全文を見る
○徳永エリ君 さらに、安倍総理、プーチン大統領と電話会談をしました。法案成立を回避するように協力を求めたということですが、二十四日の夕刻に電話したときには、その約四時間後には上院でこの法案が可決されてしまいました。さらに、議会での法案成立後、プーチン大統領が署名をするかどうか、期...全文を見る
○徳永エリ君 いずれにしても、この法案に関して外交的な働きかけはうまくいかなかったということが現実でありますので、このことをしっかりと重く受け止めていただきたいと思います。  今もお話ありましたけれども、今のところ、ロシア側は日ロサケ・マス協定は引き続き有効であるとしているよう...全文を見る
○徳永エリ君 しっかりとお取組をよろしくお願い申し上げたいと思います。  先ほど古賀委員からもお話がありましたけれども、北海道の道東地域、根室、釧路、厚岸、この地域経済に大きな影響が出ると申し上げましたが、根室市の試算では、漁獲物の加工、流通を含め、道東地域の経済損失額は約二百...全文を見る
○徳永エリ君 現場の声をしっかり聞いていただいて、現場の声に沿った対応をお願いしたいということを重ねてお願いさせていただきたいと思います。  続いて、太平洋クロマグロについて御質問させていただきます。  六月十九日の壱岐新聞に壱岐市マグロ資源を考える会が意見広告を出しました。...全文を見る
○徳永エリ君 世銀のレポートについてお話がありましたけれども、メディアもこういったレポートを取り上げるわけですよ。今長官からお話を聞いて、ああ、そういうことかというふうに思いますが、やっぱりもっとちゃんと水産庁も、このリポートに問題があるならばきちんと指摘をするべきだと思いますよ...全文を見る
○徳永エリ君 今長官から巻き網についての言及もありました。水産庁は産卵場での規制をしない方針を示していますけれども、大中の巻き網業界は、巻き網の産卵魚群の漁獲自主規制を行っているということであります。これまで、二〇一一年から六―八月の産卵親魚の漁獲量を二千トンに、そして今年は八月...全文を見る
○徳永エリ君 二〇一五年の六月五日から、学習院大学の阪口教授という方が、太平洋クロマグロの資源回復に向けてというインタビュー記事をみなと新聞に六回掲載しているわけであります。  この阪口教授によりますと、ISCは日本海の巻き網が減少が続く親魚資源量や加入量に悪影響を及ぼしていな...全文を見る
○徳永エリ君 ちょっともっと突っ込んでやりたいんですけれども、時間がなくなってまいりましたので。  今、水産庁は、未成魚の削減ありきということで、未成魚の五〇%削減以外は十年以内に歴史的中間値四・三万トンまで回復しないと言い切っているということでありますけれども、先ほどの阪口教...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。もうかったら返すという形になるわけですが、そのためには資源回復もしなければいけない、漁獲量も増やしていかなきゃいけないわけですから、これは水産庁もほかの省庁も含めて、地域創生という部分も含めて、全力でみんなで取り組むという体制をつくるという意味...全文を見る
07月14日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○徳永エリ君 皆様、お疲れさまでございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  今、柳澤大先輩のお話を聞いておりまして、大変に感銘をいたしました。本当にそのとおりだなと思いますし、一気に形を変えてしまうのではなくて、今何をしなければいけないのか、優先順位、やること、もっ...全文を見る
○徳永エリ君 こだわるようで申し訳ないんですが、先ほどのIターンの話ですけれども、確かに農村から都会に出ていった人が戻ってきたというわけではないかもしれませんけれども、今情報社会ですから、いろんな情報が都会の人たちにも届くわけですね。都会にいて、心疲れて、いる場所もなくなった若者...全文を見る
○徳永エリ君 やはり同じような御答弁で、どうしても納得がいかないんですが。  具体的な中身に行きますけれども、全中の監査を外出しして法人化して、貯金等合計額が二百億円未満の単協は公認会計士監査か農協監査のどちらか選択制にするということでありますけれども、これはなぜ選択制にするの...全文を見る
○徳永エリ君 それから、現在、農協監査は組合員からの賦課金で賄われているので、監査コストが幾らなのかよく分からないということであります。公認会計士監査に切り替えたら単協の負担は大きくなるのではないかと、そういった不安な声も現場から上がっています。負担は増えるのか、それともそう変わ...全文を見る
○徳永エリ君 言うはやすしですけれども、そういうことが実際にできるのかと。負担が大きくなると分かったときに非常に現場は混乱するというか、困ると思いますので、きちんと検証していただいて、実現可能な対応をしていただきたいというふうに思います。  昨年の十一月六日、農協は、規制改革会...全文を見る
○徳永エリ君 JAが自らの手で必ずやり遂げる強い決意を持って自己改革案を出したわけでありまして、正直言って、今聞いていて余計なお世話だなという感じがいたしましたし、さっき柳澤委員からもお話がありましたけれども、民間組織に対して政府や規制改革会議が上から物を言うような形でこのとおり...全文を見る
○徳永エリ君 説明していただければいただくほどよく分からなくなるんですけれども。  要は、奥原局長がいつも描きながら話しておられる農業者というのは、農民なのか、それとも企業が参入していって、いわゆる大きな規模の企業農業を思い浮かべて言っているのか、そこだけを明らかにしていただき...全文を見る
○徳永エリ君 小規模家族経営農家を思い浮かべて農業者と言っておられるわけではないということは何となくニュアンス的に伝わってまいりました。  農協の理事の過半を認定農業者や農産物販売、経営のプロにする。配付資料のアンケートにもありますけれども、北海道では、今のところ認定農業者率は...全文を見る
○徳永エリ君 アンケートをちょっと御覧いただきたいと思うんですけれども、単協の組合長さんからのいただいたお答えでは、基準に認定農業者を入れるのは合目的ではない、プロの基準が明確ではない。あるいは、北海道では当然のスタンスと思うけれども、経営のプロの解釈が非常に難しい。それから、理...全文を見る
○徳永エリ君 農協法の位置付けから外れても公的医療機関は変わらないということだと思います。  社会医療法人に認定されるためには認定要件をクリアしなければならないわけですけれども、その要件についても御説明いただきたいと思います。
○徳永エリ君 持分がないことということなんですけれども、これは、厚生病院は組合員から出資を受けて運営されているわけで、これ、一回解散をして出資金を組合員に返さなければいけないということになるんでしょうか、それとも何か違った形になっていくんでしょうか。
○徳永エリ君 配付した資料の五ページを御覧いただきたいんですけれども、実績のところですけれども、非常に厚生連の病院の運営は厳しい状態にありまして、毎年、自治体の一般会計から病院会計に繰り入れているんですね。  与党の取りまとめでは、「あくまで民間組織であるので、公的医療機関とし...全文を見る
○徳永エリ君 現実にはなかなか難しい部分もあると思うんですね。それで、地方自治体は財政的にも相当厳しいですし、それから農協法から外れると、税制優遇とかそういったところも一部外れるわけでありまして、負担も更に大きくなると思います。  それから、一番問題なのは医師確保の問題なんです...全文を見る
○徳永エリ君 時間になりましたけれども、大臣にもこの点について一言。生活インフラの重要さ、特に病院は命の問題でありますので、本当に経営ができなくなるということになったら大変だと思うんですね。この点について、資料も御覧になってどうお感じになったのか、最後に伺って、終わりたいと思いま...全文を見る
○徳永エリ君 終わります。ありがとうございます。
08月04日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○徳永エリ君 皆さん、お疲れさまでございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  郡司先輩が今日は八十分間農協法の御質問をするということでございますが、その前に、時間がありませんが、TPPについて質問を二十分間させていただきたいと思います。  私は、先週この委員会が終...全文を見る
○徳永エリ君 ある国、一部の国、某国、いろいろと言われておりますけれども、ニュージーランドのことだと思うんですね。ニュージーランドが乳製品で過大な要求をして、結果、妥協点が見出せなかったということで、報道ぶりでもニュージーランドを悪者にしているような報道がありますけれども、ニュー...全文を見る
○徳永エリ君 相変わらず抽象的なので、他国と比べて明確ではないという印象を受けます。  TPPに日本が参加するときに、アメリカに前払をしたあのときから、印象としてはずっと日本は譲り続けているという印象があります。  衆参の農林水産委員会の決議のお話がありましたけれども、先ほど...全文を見る
○徳永エリ君 澁谷審議官は、今まで報道にこういった数字が出ますと、何度も私は誤報ですという話を聞いてきました。今私がお話ししたこの数字に関しても、誤報だとはっきり明言できますか。
○徳永エリ君 三十一日に、甘利大臣の単独記者会見の後に、業界団体向けの報告会の場で、自民党のTPP対策委員会の森山委員長、それから戦略調査会の西川会長はTPPに大筋合意した場合の国内対策の検討と予算編成について言及されました。交渉内容が具体的に分からない中で、どうしてその国内対策...全文を見る
○徳永エリ君 ということは、大筋合意していれば、ある程度数字的なものも出せたということですよね。いかがですか。
○徳永エリ君 そして、甘利大臣は三十一日の単独記者会見の中で、次の会合が持たれれば決着できる自信があるとおっしゃっています。しかし、私は、対立している国との間の溝はそう簡単には埋まらないと思っています。  十二か国の閣僚の記者会見を拝見いたしまして、フロマン氏と甘利さんの関係が...全文を見る
○徳永エリ君 時間がなくなってまいりましたので、これを今日はどうしても確認をしたかったんですけれども、TPPが大筋合意できなかった場合、仮に漂流した場合ですね、今まで二国間のバイ、二国間の日米の並行協議を続けてまいりました。日米の並行協議は、日本がTPPに参加したときから始まって...全文を見る
○徳永エリ君 もう一度確認しますが、漂流というか空白期間というか、妥結しないということになると思いますけれども、その場合に、もう日米の二国間はまとまっているから、じゃこれは実行しますよ、TPPとは別ですよということにはなりませんね。
○徳永エリ君 重ねてお伺いいたしますけれども、農産物の関税に関しても、バイの合意事項だけ効力を持つということはないということでよろしいですか。
○徳永エリ君 これをすごくみんな心配しているんですね。万が一にもTPPが大筋合意できなかったとしても、もう日米の間で随分いろんなことを決めてしまって、もう日米はまとまっているんだから、TPPが大筋合意しなくても、日米の間で決まったことはこれはもうやってしまおうということになるので...全文を見る
○徳永エリ君 時間になりましたけれども、本来、貿易の自由化というのは、WTOを通して多国間で無差別平等の原則に基づいて進められるべきものなんですが、TPP、どう見ても、ある国の一部の企業の利益の拡大のために対立を続けているという印象を受けます。決して無差別平等という原則に沿ってい...全文を見る
08月18日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○徳永エリ君 民主党の徳永エリでございます。  今日は、四人の公述人の皆さん、大変にお忙しいところお運びいただきまして、貴重なお話を聞かせていただきましたことに、まずは心から感謝を申し上げたいと思います。  私は、今日初めて富山県に入らせていただきました。米どころ富山というこ...全文を見る
○徳永エリ君 続いて穴田公述人にお伺いいたしますけれども、農協さんで自己改革案をまとめられたと。しかしこれ、ほとんど取り合ってもらえなかったという状況だったというふうに聞いております。私も、先日の委員会で、農協が自己改革案をまとめたんだから、自己改革をしっかりしてもらえばいいじゃ...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。  宇川公述人にお伺いいたします。同じ質問ですけれども、この一連の農政改革をどのように受け止めておられるのかということと、それと、先ほど、宇川農産は法人になるメリットを感じないので個人事業でやっているとおっしゃっておりましたけれども、そのメリ...全文を見る
○徳永エリ君 続きまして、鍋嶋公述人にお伺いいたします。  事前にいただいた資料の中に、時代にそぐわない部分は見直すべきだと農業委員会のことについておっしゃっている新聞記事を拝見させていただきました。この農業委員の時代にそぐわない部分というのは、具体的にどういうところを指摘して...全文を見る
○徳永エリ君 農業委員の数が半減するということであります。推進委員の数はどのくらいになるか分からないけれども、きっと余りバランスが取れないんじゃないかと思うんですね。大体一人百ヘクタールぐらいを担当させるということですから、農業委員は減るけれども推進委員はたくさんいるというような...全文を見る
○徳永エリ君 それから、続いて鍋嶋公述人にお伺いいたしますけれども、農業並びに農民に関する事項に関する意見公表等を条文からなくしました。そして、関係行政機関等に対する農業委員会及び農業委員会ネットワーク機構の意見提出を条文に新設しています。そして、この意見の対象内容を農地利用最適...全文を見る
○徳永エリ君 ただ、法律に位置付けられた建議という部分と意見というのでは随分重みが違うというように思うんですけれども、この辺りはいかがでしょうか。
○徳永エリ君 じゃ、もう時間もそろそろ迫ってまいりましたので、最後の質問になると思います。  先ほどから准組合員の利用制限の話も出てきておりますけれども、やはり何よりも地域のインフラを守っていくということが非常に重要だと思っています。  それで、例えば一般社団法人にする、株式...全文を見る
○徳永エリ君 この委員会の中で、委員の皆さんそれぞれにいつも発言をなさるんですが、やっぱり農業協同組合は、農家のための農業協同組合という側面と、それから地域のための農業協同組合なんだと、非常に重要なことだと思います。地域全体で農業、農村を支えていくということにとっては、やっぱり総...全文を見る
08月20日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○徳永エリ君 皆様、大変お疲れさまでございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  改正法案の質問に入る前に、なかなか機会がございませんので、二つだけ別の質問をさせていただきたいと思います。  まずは、七月十七日に根室沖でロシアの警備艇によって漁獲量超過の嫌疑で拿捕さ...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。  政府からロシア当局に働きかけをしているということですけれども、そのロシア側の反応というのはいかがなんでしょうか。
○徳永エリ君 船内から電話でのやり取りはできるというふうに聞いておりまして、医薬品とか食料を届けた際も、船長、乗組員の皆さんからの要望に沿ってということでありますけれども、七月の二十四日に、外務省の職員と鈴木宗男元衆議院議員それから鈴木貴子衆議院議員が邦晃丸に乗り込みまして、船長...全文を見る
○徳永エリ君 それにしましても、持病を持っていらっしゃる方もいるということでございますので、全員そこにいる必要はないわけでありますから、帰していただけるのであれば何名かでも帰していただけるように、是非とも働きかけを続けていただきたいということをお願いしたいと思います。  それか...全文を見る
○徳永エリ君 乗組員の帰国に関しても、是非とも総理大臣からも働きかけをしていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  林大臣にもお伺いしたいと思いますけれども、今回の件を受けて農林水産省としてはどのように対応しておられるんでしょうか。
○徳永エリ君 是非とも、林大臣からも、外務大臣あるいは総理大臣からも、一日も早い帰国に向けて働きかけをしていただくようにお願いをしていただきたいということを申し上げたいと思います。  そして、まさに十勝の広尾漁協というのは中川政務官の御地元でございます、選挙区でございますので、...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。  漁協だけじゃなくて、女性として、奥さんとかお母様とかあるいは子供とか、心もしっかりとお支えいただきたいと、一緒に頑張りますので、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。  城内副大臣、ありがとうございました。
○徳永エリ君 それでは、澁谷審議官にお越しいただきましたので、TPPについてお伺いをしたいと思います。  TPPハワイ交渉会合が大筋合意できず、甘利大臣は、もう一回閣僚会合が開かれれば合意できるとおっしゃっていたわけでありますが、八月中はもう無理ですよね。そして、今日の日本農業...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。  甘利大臣から漂流する危険性があるという言葉が出るというのは、今まで余りなかったんじゃないかなというふうに思います。相当やっぱり危機感を持っておられるのかなという印象を受けました。  ちょっと心配なのは、十四日のインサイドUSトレードの記...全文を見る
○徳永エリ君 なかなか閣僚会議を開くことも難しいと思いますし、大筋合意は簡単にはできないのではないかというふうに思っておりますけれども、まだまだ緊張していなければいけないなという思いであります。  いずれにしても、先ほど林大臣からも、衆参の農林水産委員会の国会決議は守ったと評価...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。澁谷審議官、結構です。
○徳永エリ君 それでは、改正法案について御質問させていただきます。  衆議院でもそうでしたが、参議院でも先日行われました富山での地方公聴会、そして一昨日の参考人質疑、公述人や参考人の方から今回の法改正に関して懸念あるいは非常に否定的な意見が大半を占めているという状況であります。...全文を見る
○徳永エリ君 検討過程でいろんな方の話を聞いた、長い時間を掛けてヒアリングをしたということでありますけれども、だったら、参考人でいらっしゃった方々からもっと前向きな御発言があると思うんですけれども、やっぱり不安、懸念、払拭されていないということでありますし、私たちも、こうして審議...全文を見る
○徳永エリ君 今までいただいていた御答弁と何も変わらないということですね。全然不安は払拭されないんですね。  ほとんど北海道の町村は高齢化が進んでいて過疎化、限界集落でありますから、本当にしっかり守っていかないと、もうその地域には住めないということになっていって、地域そのもの、...全文を見る
○徳永エリ君 先ほど申し上げましたように、日米の財界の狙い、結果ありきでもしこの法案が審議されているんだとすれば、調査を行った結果によっては准組合員の利用規制が導入されるという可能性も否定はできないわけですよね。  あるいは、局長も何度かおっしゃっていましたけれども、准組合員で...全文を見る
○徳永エリ君 恐らくそうなんじゃないかと私たちは思っていますので、これからもそうならないようにしっかり見ていかなければいけないなと思っていますが。  富山県で行われた地方公聴会では、富山県農業協同組合中央会の穴田会長から、准組合員の利用がなければ、農協法の第十条、事業、この第一...全文を見る
○徳永エリ君 局長、よく聞いてください。この八条を書き換えて第七条第二項を新設したことに関しても単協の組合長さんからいろいろ御意見があります。  自己改革は、食と農を基軸として地域に根差した協同組合として、農業者や地域住民と一体となって持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会...全文を見る
○徳永エリ君 今までもそういう努力はみんなしてきているんですよ。だから、何でみんなちゃんとそのことを分かっているのにわざわざ書き換えなきゃいけないのかということを、非常に、何かあるんじゃないか、裏にというふうにみんな思っているわけですね。分かっていることをわざわざ書き換えて更に局...全文を見る
○徳永エリ君 農業で幾ら利益を上げても、やっぱり農協が担ってきた事業が消滅してしまって、地域で人が暮らせなくなってしまえば、これは先ほど申し上げましたように地域がもたないということでありますから、農村の振興、地域の振興ということを考えたときに、経済的側面だけではなかなかこれ説明が...全文を見る
○徳永エリ君 先ほど皆さんが笑われた意味は何だったんだろうと私は思うんですけれども、私はやっぱり、今の流れから、まさかということが次々と起こっていますから、やっぱりTPP、国際社会の流れも含めて、そういうことが起きないように慎重に対応しなければいけないんじゃないかというふうに思い...全文を見る
○徳永エリ君 女性や若い人たちの話はちょっと後ほどさせていただきますけれども、私はやっぱり推薦を優先するべきなのではないかなというふうに考えます。なかなかその基準を作るのが難しいというお話でありましたから、だったら、推薦と募集を並列にするのではなくて、透明性を持って民主的に地域が...全文を見る
○徳永エリ君 低いって気になりますけど、ないというふうには明言していただけないんでしょうか。
○徳永エリ君 改正案の第十七条第五項で、農地利用最適化推進委員の活動に当たっては、農地の中間管理機構との連携に努めなければならないとしています。今後十年間で担い手への農地利用集積を現在の五割から八割に引き上げるためには、農業委員会と推進委員が一緒に農地の中間管理機構との連携を図る...全文を見る
○徳永エリ君 もう少しこの点に関して聞きたいことがあるんですけど、ちょっと時間がないのでどんどん行きたいと思います。  農業委員の定数基準については政令で定めるとされていますけれども、農地利用最適化推進委員を委嘱しなければならない農業委員の定数基準と、それから推進委員を委嘱しな...全文を見る
○徳永エリ君 確認ですけれども、北海道の場合は農地集積が進んでいるので、改正法第十七条の第一項第二号の農地利用の効率化、高度化が相当程度の農業委員会というのが非常に多いと思います。その場合、農業委員の定数ですけれども、現場からは、定数が減っては業務推進に支障を来すことになるので、...全文を見る
○徳永エリ君 そして、先ほどの話ですけれども、法改正をめぐって女性の農業委員の方々が大変心配しているというふうに聞いています。公選制の廃止や農業委員を半減することによって女性の登用促進にブレーキが掛かるのではないかと。  これまで農業団体や市町村議会の推薦からなる選任委員があっ...全文を見る
○徳永エリ君 先ほど女性や若い人を積極的に登用するためにも募集というのが必要なんじゃないかと局長からお話がありましたけれども、選挙制と同じで、やっぱり募集であっても女性はなかなか手が挙げづらいんだと思うんですよね、積極的には。実態はそうだと思いますよ。  なので、枠をつくって何...全文を見る
○徳永エリ君 しっかりと現場の声を施策に反映させていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  時間がなくなりましたので、二問併せて御質問させていただきたいと思います。  農業生産法人の構成員要件についてお伺いしますが、現行法では、農業生産法人の構成員となる農外の...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございました。  今日、いろいろお話を聞いてきましたけれども、やっぱりこの法改正によって今後どうなるんだろうという様々な不安はなかなか払拭されません。そして、五年間調査するとか五年後見直すとかということが随所に見られまして、じゃ五年たったら一体どうなって...全文を見る
08月27日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○徳永エリ君 皆さん、おはようございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  今日は、二十分時間をいただきましたので、総理に御質問をさせていただきたいと思います。  私は、農林水産委員になって初めて憂鬱な朝を迎えました。こんな憂鬱なことはありません。多くの問題を残した...全文を見る
○徳永エリ君 衆議院、参議院の農林水産委員会、二十四時間ずつ審議をいたしました。それから地方公聴会、参考人質疑、多くの公述人の方々、参考人の方からも御意見を賜りましたけれども、ほとんどの方が反対あるいは慎重な立場なんです。  先ほど申し上げましたように、農協の皆さんも総理がおっ...全文を見る
○徳永エリ君 確かに、総理、改革は必要だと皆さんおっしゃっているんです。でも、例えば農協の場合は、自己改革案をちゃんと提示しているわけですから、農協が農家の皆さんの声をしっかりと受け止めながら、あるいは次世代を担う若い農業者の方の声を受け止めながら自己改革をしていくべきだと。例え...全文を見る
○徳永エリ君 どうしてこの法案に対して反対なのか、慎重なのかという理由でありますけれども、やはりこの法案の作成のプロセスに対する不信感なんだと思うんですね。  この委員会の審議の中でもいろんな委員から意見がありましたけれども、今回の改正法案は、米国商工会議所、総理の諮問機関であ...全文を見る
○徳永エリ君 先ほどの農地の問題ですけれども、三月三日の第十二回国家戦略特別区域諮問会議で竹中平蔵議員が、農業生産法人の出資要件緩和というのは岩盤規制の一丁目一番地でやはりどうしても欠かせないと思います、農業生産法人の要件の話、これは農業そのものではありますけれども、それ以上に改...全文を見る
○徳永エリ君 戦前と同じとは言いませんけれども、農業、農村に企業が入ってきて農地を買収して、そして農業経営を行う、そして農業に従事する人は給料で雇われる一労働者という形になれば、現代版の小作農と言っても私は過言ではないというふうに思っております。  とにかく、その不安が払拭され...全文を見る
○徳永エリ君 今の御答弁を聞いていて、農村や農村コミュニティーがこの法改正によって崩壊するということを総理は全く心配しておられないんだということがよく分かりました。  最後に申し上げますけれども、この法改正は、成立後に政省令で決めることが余りにも多過ぎるんですね。五年後の見直し...全文を見る
○徳永エリ君 私は、ただいま可決されました農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び維新の党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を思いを込めて朗読いたします。     農業協同組合法等の一部を改正する等の法律...全文を見る
08月28日第189回国会 参議院 本会議 第37号
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○徳永エリ君 民主党・新緑風会の徳永エリです。  私は、会派を代表いたしまして、農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案に反対の立場から討論させていただきます。  安倍総理は、四月二十九日に行われた米国連邦議会上下両院合同会議において行った演説の中で、この二十年、日本の農業...全文を見る
09月08日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
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○徳永エリ君 おはようございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  今日は、農地の中間管理機構について御質問をさせていただきたいと思います。  二十六年度末の農地中間管理機構による農地集積の実績について、まずは伺いたいと思います。
○徳永エリ君 貸付、転貸、売買についても御説明いただきましたけれども、以前よりは少し前に進んだのかなというような印象を受けましたが、とはいえ、今もお話ございましたけれども、二十六年度末までの機構によって新たに担い手に集積された耕地面積は七千三百四十九ヘクタールで、機構とそれ以外か...全文を見る
○徳永エリ君 平成二十七年五月、農林水産省から出されました農地中間管理機構を軌道に乗せるための方策についてという資料をいただきました。これ、ページを開いてみますと、まず一ページ目、初年度の実績から見た問題点、一番最初に、農地中間管理機構が、旧農地保有合理化法人の時代から大きく変わ...全文を見る
○徳永エリ君 ただ、開発業者というのは、大規模な宅地の造成とかリゾート開発、それから再開発事業とか、それからビル建設やマンションの分譲など、事業の主体になるのは団体や企業なわけですよね。農地の集積とはその目的、それこそ理念が全く違うというふうに思うんですよ。大変に私はやっぱり違和...全文を見る
○徳永エリ君 農地中間管理機構がディベロッパーとしての自覚を持って、推進委員が地上げ屋のような人が入ってきたら、これ、とても私たちが考えているものとは違うものになってしまいますので、そこはあくまでも人・農地プランを重視するという観点からしっかりと取り組んでいただきたいということを...全文を見る
○徳永エリ君 新たに担い手に貸し付けられる耕作地を増やしていくために、いわゆる機構集積協力金にインセンティブを付けていくと、こういう理解でよろしいでしょうか。
○徳永エリ君 そこで、ちょっと申し上げておきたいんですが、九月一日の日農新聞に北海道の置戸町のことが記事になっていました。小麦やバレイショ、てん菜や豆など畑作物を経営主体とする五百ヘクタールを超える超大型の法人が発足することが決まったという記事であります。  実際にはまだ、これ...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。  国から道に対して、それぞれ調整をしてくださいというような話がぽんと下りますと、道の方がきめ細やかに見てくれるかというと、なかなかこれ難しいと思いますので、是非国の方から個別にきちんときめ細やかに対応するようにということも添えて指示をしてい...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。しっかりと今おっしゃったようにやっていただきたいというふうに思います。  家族経営農家の方は、長いこと自分で個人でやってきて、地域の話合いがあってみんなでまとまってやろうといってもなかなか、あいつとはやりたくないとか俺は一人がいいとか、あるい...全文を見る
○徳永エリ君 二十八年度の概算要求では、農業労働力最適活用支援総合対策事業ですか、新規で五億円要求しているわけですよね。事業名も変わって予算の概算要求額が大きく増額となったわけですが、その理由についても御説明いただきたいと思います。
○徳永エリ君 先ほどの御説明にもありましたけれども、援農隊マッチング支援事業、全国推進体制というのを見てみますと、全国推進事業の事務局が株式会社パソナ農援隊ということでありまして、多少偏見はあるかもしれませんが、またパソナかという感じがありまして、公募というお話がありましたが、二...全文を見る
○徳永エリ君 得点が高いというのは、どういうところの得点なんでしょうか。
○徳永エリ君 一つ申し上げておきたいんですけれども、現場からいろいろと御意見が聞こえてきているんですが、人材派遣のところからいわゆる派遣で農家の手伝いに来る方々の質というところが非常に問われておりまして、来てくれたはいいけれども何もできない、何もしない、やる気もない、ただただ人を...全文を見る
○徳永エリ君 よろしくお願いしたいと思います。  二十七年度は八千万円の予算が付いていて、その二割がパソナに行っているということでございます。二十八年は五億円とかなり概算要求では予算額が増えているわけでありますから、有効に活用していただきたいということをお願い申し上げたいと思い...全文を見る
○徳永エリ君 国土交通省としても大変にトラックドライバー不足というのは深刻な問題だと受け止めておられて、今も御説明にありましたように、様々な取組を行っているということはよく分かりました。しかし、現実にはなかなかトラックドライバー不足の解消には至っていないわけでありまして、果たして...全文を見る
○徳永エリ君 お手元に資料を配らせていただきましたけれども、鉄道による北海道発着貨物輸送の状況という資料でありますけれども、北海道はかなりの量を鉄道貨物に依存しているというところがあるんですが、しかし、皆さん御案内のように、このところJR北海道、いろいろ事件とか事故とか様々な問題...全文を見る
○徳永エリ君 物流体系を抜本的に見直さなければいけないという状況の中で、この一億円という予算が多いのか少ないのかよく分かりませんけれども、二十八年度の概算要求では、物流に関する支援、新しい野菜産地づくり総合対策事業二十八億円の内数で物流に関する支援をするということですが、これ、今...全文を見る
○徳永エリ君 今日は問題提起という形で、これからしっかりこの委員会でも物流の問題に関しても議論していきたいと思いますけれども、トラック運転手不足やCO2削減などの環境の問題から、鉄道貨物輸送や船舶輸送などに切り替えるために解決しなければいけない問題が山積しているということは、ごく...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございます。
09月10日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
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○徳永エリ君 私は、ただいま可決されました独立行政法人に係る改革を推進するための農林水産省関係法律の整備に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び維新の党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     独立行政法人に係る...全文を見る
09月18日第189回国会 参議院 本会議 第43号
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○徳永エリ君 皆さん、おはようございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  私からも、まず、今日は全国各地の方々がインターネットを通してこの本会議の様子を御覧になっておりますので、津波の情報にくれぐれも御留意いただきたいということを申し上げたいと思います。  それか...全文を見る
○徳永エリ君(続) 私たちは、女性の声を聞けと鴻池委員長に申入れに行っただけなんです。  鴻池委員長は要望書をちゃんと読んでくださいました。しかし、女性の思いを受け止めてはいただけませんでした。与党の女性議員の皆さん、女性の声、聞いてほしかったですよね。  そのように不十分な...全文を見る
○徳永エリ君(続) 再考の府として衆議院の拙速を戒める役割があり、議長はその先頭に立たなければならないのです。  安倍政権に替わって、次々と参議院のルールや先例が壊されています。昨日の朝も、特別委員会の理事会が理事会室で開かれる用意ができていたのにもかかわらず、誰の指示なのか、...全文を見る
○徳永エリ君(続) そして、このところ国会周辺での警備が過剰であることが大変問題になっています。一昨日も国会周辺の安保反対集会に参加した市民十三人が逮捕されました。私も集会に参加するたびに目にする警察官や機動隊による警備は、何のために誰を守っているのか分かりません。国民の安全を守...全文を見る
○徳永エリ君(続) 一昨日の夜から昨日の未明にかけての衛視による警備が議長の指示によるもので、野党議員を排除することが目的であったのだとしたら、議長の政治的中立性を損なうものであり、断固抗議します。  安全保障関連法案の審議、採決の過程において、著しく中立性に欠ける議事運営を行...全文を見る
11月11日第189回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○徳永エリ君 おはようございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  今日はTPP協定についてお話を伺いたいと思いますが、私の地元北海道は、一次産業が基幹産業であります。農業、漁業、林業。TPPによる関税の撤廃、削減は、一次産業だけではなくて、関連産業、そして地域にも大...全文を見る
○徳永エリ君 やっぱりテレビを御覧になっている方は何を言っているか分からないと思いますよ。  イメージだけはいいことずくめのような感じですけれども、本当にいいことずくめなんでしょうか。デメリットやそれから懸念事項というのはないんでしょうか。総理、いかがですか。
○徳永エリ君 相変わらずまた農業の話しか出てこないんですけれども。  もしメリットだらけなんだとしたら、なぜTPP交渉は秘密交渉で保秘義務が掛かっているんでしょうか。二〇一三年の七月、マレーシアのコタキナバルから日本は交渉会合に参加したわけですけれども、今まで私も農林水産委員会...全文を見る
○徳永エリ君 なぜ保秘義務が掛かっているかということについてはお答えいただけないようですね。  メリット、メリットというお話をしておりますけれども、じゃ、誰にメリットがあるのか、どんなメリットがあるのかということでありますが、日本の今この国内の状況を見てみますと、少子高齢化、人...全文を見る
○徳永エリ君 日本のジェネリック薬品はというお話でしたけれども、今、日本で使われている薬品、アメリカの製薬会社の薬品も使われているわけですから、データの保護期間が延びるということは、アメリカの新薬のデータ保護期間が延びればジェネリック薬品が作れないということになりますから。(発言...全文を見る
○徳永エリ君 国会議員の皆さんはほとんど御存じだと思いますけれども、米国の政府、米国の企業あるいはウォール街、こういったところから年次改革要望書というのを長年にわたって日本に対して出されております。  これは、米国の企業が日本に参入するときに障壁になる法律や制度、これを変えてく...全文を見る
○徳永エリ君 いや、私はそう思いませんね。(発言する者あり)そうですか。  それともう一つ、こんなふうにも言っていました。TPPに日本が参加するメリットは自動車だろう、ただ、日本はもう既に自動車のカードを切ってしまった、唯一の日本のメリットである自動車のカードを切って、日本がT...全文を見る
○徳永エリ君 それから、十一月五日にTPP協定のテキスト、暫定案文が公表されたというお話はいたしましたけれども、TPPのこの暫定案文という言い方についてもどういうことなのかということなんですが、これが最終的な協定文になるのか、正式な協定文になるのかということがよく分かりません。も...全文を見る
○徳永エリ君 それでは、これが最終的な協定文だというふうに理解してよろしいということですか。
○徳永エリ君 それでは、その法制チェックをする中で問題が出てきた場合には修正ということも考えられるということですか。
○徳永エリ君 またそれは後日お伺いしたいと思います。  それで、TPPの今後のスケジュールなんですけれども、米国のオバマ大統領も五日に米国議会に協定文に署名する意向を通知したということであります。  これがTPPの今後の流れなんですけれども、今、法制チェック、リーガルスクラブ...全文を見る
○徳永エリ君 来年の通常国会では承認手続を行うということでよろしいんでしょうか。
○徳永エリ君 それから、ニュージーランドから公表された協定案の最後に、この協定は、英語、フランス語、スペイン語を正文とするとあるんですけれども、米国と一緒にTPP協定を主導した日本の言語が正文にならないというのはどういうことなんでしょうか。TPPが日本の多くの法律や制度に影響を与...全文を見る
○徳永エリ君 それから、利害関係の強い二国間で交わされた交換文書、サイドレターについてお伺いしたいと思います。  自動車の非関税措置に関する書簡の概要を読むと、自動車貿易に関する並行交渉の妥結を確認するとともに、日米両国についてTPP協定が発効するときまでに日本がとる自動車関連...全文を見る
○徳永エリ君 それからさらに、今回配付された交換文書の保険等の非関税措置に関する並行交渉で、保険、透明性、投資、知的財産権、規格・基準、政府調達、競争政策、それから急送便及び衛生植物検疫の分野に取り組むこととされたことに関して日米両政府の認識等について記す文書とされています。 ...全文を見る
○徳永エリ君 規制改革会議は企業のトップの方々が委員だというふうに申し上げましたけれども、これまでも、農林水産委員会でもそうなんですけれども、規制改革を考えるときには、企業の方たちだけではなくて、やはり農業者とか、それから労働者だとか、例えば教育関係者だとか医療関係者だとか、やは...全文を見る
○徳永エリ君 時間になりましたので終わりたいと思いますけれども、今この環太平洋パートナーシップ、TPP協定交渉参加に関する衆参の農林水産委員会の決議文をここに出させていただきました。この赤字のところなんですけれども、関税もそうですし、それから今申し上げましたSPSの残留農薬や食品...全文を見る
12月09日第189回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○徳永エリ君 皆さん、お久しぶりでございます。民主党・新緑風会の徳永エリでございます。  私からも一言お祝いを申し上げさせていただきたいと思います。  森山大臣、そして伊東副大臣、御就任おめでとうございます。また、佐藤政務官におかれましては、引き続きよろしくお願い申し上げたい...全文を見る
○徳永エリ君 正式な要請ではないということで、見直しはしないということでありますので、しっかりとそのようにしていただきたいと思います。ただ、大筋合意ということに大変に疑念を抱いておりまして、大筋合意と合意の違いは一体何なのかと。あくまでも大筋で合意しているだけで本格的な合意ではな...全文を見る
○徳永エリ君 今回のTPP交渉によって、麦のマークアップや、それから牛肉の関税収入も減るという中で、この関連政策大綱に関しては予算規模も財源も明らかにされていないと。関税収入がどのくらい減るんですかということを財務省にも問い合わせたんですが、まだそれは出せませんということでありま...全文を見る
○徳永エリ君 恐らく伊東副大臣はお感じになっておられると思いますけれども、北海道は、TPP交渉に参加したところから、もう現場の皆さんは先の見えない不安感を抱えておられて、特に酪農家の方々は年間二百戸も離農するという状況が続いておりました。  そういう中で、TPPが発効してからの...全文を見る
○徳永エリ君 誤解しないでいただきたいんですけれども、TPP対策としてというよりも、このTPPの関連政策大綱に書かれていることは業界団体からも長年にわたって要求されていた部分もありますから、現場の今の状況を踏まえて、現場の方々の意欲が失われることがないように、なるべく早く現場の課...全文を見る
○徳永エリ君 国会決議は守られたと評価されるんではないかというお話でしたけれども、私たちは、どこからどう見ても国会決議違反なのではないかというふうに感じております。  それで、国会で評価というふうにずっと政府はおっしゃっておりますけれども、日豪のEPAもそうですけれども、結果的...全文を見る
○徳永エリ君 よろしくお願いいたします。  それから、TPPが大筋合意して以降、農林水産省は各地でこのTPPに関して説明会を行っておられます。その説明会の席で、余り影響はないというようなお話をされていて、関税の撤廃、削減による影響は限定的だというふうにおっしゃっているということ...全文を見る
○徳永エリ君 今回の結果を受けて驚いたのは、重要五品目だけではなくて、野菜や果樹の交渉の結果、段階的関税撤廃、即時撤廃という品目が多数あるわけです。トマト、イチゴ、キュウリ、ネギ、キャベツ、ジャガイモ、大根、ホウレンソウ、レタス、ブロッコリー、アスパラガス、カボチャ、これは即時撤...全文を見る
○徳永エリ君 とはいえ、一般消費者だけではなくて、やはり中食、外食産業とか食品加工業のことを考えると、少しでも安い材料を使おうとすることになるわけですから、やはりその影響は決して軽微ではないというふうに思っております。  それから、これから政府から影響試算を出すということであり...全文を見る
○徳永エリ君 じゃ、制約はされないということでよろしいんですね。  だとしたら、やっぱり国産農産物の販売拡大のために地産地消、それから原料原産地の表示の取組の強化、あるいは大型スーパーで、消費者の方々もやっぱり徐々に意識変わってきていますから、高くても安心、安全なものを食べたい...全文を見る
○徳永エリ君 国内生産者をしっかりと守っていく、応援していくという意味でもお取組をよろしくお願い申し上げたいと思います。  次に行きます。  TPP関連政策大綱では、米について、国別枠の輸入の増加が国産の主食用米の需給及び価格に与える影響を遮断するため、消費者により鮮度の高い...全文を見る
○徳永エリ君 特別な事情があったときにということですね。  そして、今年の四月一日にUSTRが公表した外国貿易障壁報告書、いわゆる年次改革書を見てみますと、米輸入制度について、日本の極めて規制的で不透明な輸入米の輸入・流通制度が日本の消費者の輸入米への意味あるアクセスを制限して...全文を見る
○徳永エリ君 米価の問題とか為替の問題とか、あるいは中食、外食産業の動向とか、いろいろなことが影響してくると思いますので、その都度しっかり状況を見ながら御対応をお願い申し上げたいというふうに思っております。  それから、衛生植物検疫についても、BSE陽性の牛が確認されて以降、日...全文を見る
○徳永エリ君 安全性の確認とおっしゃっていますけれども、そこが私たちにとっては非常に不透明でありますし、だったらなぜ今まで慎重だったのかという部分もありますが、またこれは別の機会でしっかりお伺いをしていきたいと思っています。  それで、時間がなくなりましたので、この点についても...全文を見る
○徳永エリ君 飽食の時代がずっと続いてまいりましたので、そんなことが起きるとは想像はできないと思いますけれども、実際に、今大臣もおっしゃっておりましたように、危機的な状況になるかもしれないということをしっかり考えながら対応していただきたいというふうに思います。  輸出戦略、それ...全文を見る
○徳永エリ君 ありがとうございました。
○徳永エリ君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び維新の党の各派共同提案による畜産物価格等に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     畜産物価格等に関する決議(案)   我が国の畜産・酪農は、生産者の努力の積み重ねにより、飼養規模拡大と先進...全文を見る