中山太郎

なかやまたろう



当選回数回

中山太郎の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第94回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの対米請求権の関係につきましては、人身関係の事案、漁業関係の事案、すでに一応処置を講じてまいっております。残る土地関係の事案を中心といたしまして、地元の要請によりまして、五十六年度予算でこの全体枠は総額百二十億円を総枠としてはめて、沖縄返還協定...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 細部にわたりましては、政府委員から答弁をさしていただきます。
○国務大臣(中山太郎君) ただいま先生御指摘の趣旨を十分尊重いたしまして、財政当局にも一日も早く、再来年度の要求につきましても、額の増大を図って、早い解決のために努力をしてまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 原則といたしまして、公務員の採用、あるいは人事管理の面においては、男女の不平等があってはならないというふうに考えております。
○国務大臣(中山太郎君) いろんな地域におきまして、実態の調査をいたし、また御指摘が各委員会でなされたような場合におきましては、現地の調査等も命じておりますし、今後ともそういうふうな実態の把握を努めながら、この考えておる基本の原則を維持してまいりたいと、このように考えております。...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 国連婦人十年の後半五カ年計画の中で、いま先生御指摘の男女不平等の問題につきましては、地方公務員におきましても、その差別の撤廃のために、全力を挙げて努力をいたしてまいりたいと、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 今年は後半五カ年の第一年に当たるわけでございます。関係各省庁と十分協議をいたしまして、努力をいたしてまいるということでございます。
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘のように、沖縄における混血児の問題は、私も沖縄へ数回参りまして、現地でもその話をいたし、質問をいたしておるところでございますが、この問題はいままでの純血民族という考え方から、戦後の基地における日米の間の結婚から発した一つの大きな問題として、沖縄...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま先生のお話の点は把握をいたしておりません。外務省当局が所管でございますので、そちらにお尋ねを願いたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘のように、最近、新聞あるいは雑誌等において、東南アジア各国における日本のこの種のツアー、これが両国の良識ある人たちの友好の気持ちを阻害しているということにつきましては、政府といたしましても大変重大な関心を持っていることでございますが、この問題は...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) この問題は先般の閣議におきましても、現在の日本の社会が持つ重大な社会問題として政府自身が取り組むべき姿勢ということで方針を立てております。御案内のように、戦後三回ピークがございまして、昭和二十六年、昭和三十九年、現在と三つ来ておりまして、それぞれその時期...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 喜屋武先生のお尋ねの新しい沖縄の目玉として、私は長官に就任以来、沖縄の地理的あるいは気象的に亜熱帯地域にあるというこの沖縄が、今後どうしたらさらに発展をし、若い県民の人たちが希望を持つだろうかと、こういうことでASEAN各国及び太平洋の南の方の島国あるい...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) このセンターの運営構想というものは、まだ鈴木総理の最終的な意思の発表というものが現在行われていない段階で、開発庁長官として申し上げることは少し御遠慮申し上げたいというのが私の前提のことでございますので、御理解をいただき、一応今日まで沖縄の県当局及び、問題...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) そのように御理解をいただいて結構でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 五十六年度予算をごらんいただいてもわかるように、沖縄の県の方から五十六年度予算についての御要望のあった点は、全部満杯でいわゆる復活さしてつけております。私どもといたしましては、沖縄の抱えている悩みと、経済的に見ましても、本土と比べて七〇%の所得しかないと...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 沖縄のいわゆる対米請求権の問題、私も沖縄を何遍か訪れて、戦争末期における沖縄の方々の御苦労、あるいはまた戦後の占領期間における沖縄の方々のつらい生活というものを目の当たりに聞き、またあるいは見まして、やはり政府としてはできるだけのことを沖縄のためにやらな...全文を見る
02月04日第94回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○中山国務大臣 お答えいたします。  ただいま経済企画庁の局長が御答弁申し上げたように、第一の設問はそのとおりでございます。第二の設問は、いま局長申しましたとおり、御連絡ございませんでしたので計算をいたしておりません。
○中山国務大臣 お答えいたします。  いま、経済企画庁長官お話しのとおり、仮定でございます。
○中山国務大臣 お答えいたします。  御案内のように、隣国であるソ連とわれわれ日本とは友好関係、平和条約の締結というものをわれわれ国家としては求めていかなければならない。しかし、その前提としていわゆる北方領土の領有権問題、この領土の領有権につきましては、いま先生も御指摘のように...全文を見る
02月09日第94回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○中山国務大臣 お答えをいたします。  先生御指摘のとおり、出生率が二を割るという状態は、これから迎える高齢化社会におきましてはきわめて重大な国家としての問題でございます。問題は、高齢化社会を迎えるこれからの二十年間、その中でわが国の成長率がどうなるか。つまり、いままでは、石油...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  御案内のように、国連の言う特別委員会、国内委員会は特別委員会として六十人の委員で設置が行われており、さらにその下に五つの部会がございまして、企画部会で今後の長期計画についてただいま御検討をいただいているところでございます。
○中山国務大臣 お答えをいたします。  この長期計画を実施するために組織をつくれという御意見でございますが、御案内のように国際障害者年推進本部は一年限りのものでございます。ただし、心身障害者対策基本法の二十七条によりまして、中央心身障害者対策協議会というものが設置を規定されてお...全文を見る
02月10日第94回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第2号
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○中山国務大臣 今国会における交通安全対策に関する審議が開始されるに当たり、交通安全対策に関し一言所信を申し述べます。  今日、わが国における自動車の保有台数は、三千八百万台、運転免許保有者数も四千三百万人を超え、なお、年間それぞれ二百万の規模で増加しているのでありまして、まさ...全文を見る
02月12日第94回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  この青少年の非行問題は、実は昨年鈴木内閣発足当時、暴走族の問題が非常に大きな問題になりまして、早速八月を暴走族の取り締まり月間と、こういうことで教育団体、各市町村、警察等にも連絡をいたしまして、それのリーダー格の方々に連絡をして...全文を見る
02月13日第94回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(中山太郎君) お答えいたしまます。  副本部長といたしましては、自分が身体障害者だったらと、あるいはまた自分の子供に身体障害者が生まれていたらと、そういう気持ちで取り組んでおります。
02月14日第94回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○中山国務大臣 お答えをいたします。  国後、択捉が千島と呼ばれるようになったということの具体的な史実については、十分認識をいたしておりません。ただ、先般も答弁がございましたように、国後、択捉はわが国の古来の領土であるというふうに国際的に認められたのは一八五五年の二月七日、この...全文を見る
○中山国務大臣 お答えをいたします。  いま農林水産大臣が答弁申し上げましたような経過をたどっておりますけれども、いま先生御指摘のように、すでに多数の方がお亡くなりになっている。そしていまの融資対象も、その御家族が世帯主の仕事をやっておられる場合には融資の対象になるという扱いを...全文を見る
○中山国務大臣 お答えをいたします。  総理府は青少年対策室を持っておりまして、関係各省庁と昨年来数回にわたって協議をいたしております。問題はきわめて根が深い。社会全体に関係がございます。十二月十六日と一月十九日にも、警察、検察、文部、厚生、労働、総理府と、各省が局長会議を開き...全文を見る
02月16日第94回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○中山国務大臣 お答えをいたします。  総理府といたしましては同和対策室を中心に、この法律が延長されまして以来、その後の対策事業の進め方等、引き続き検討しております。  細部にわたりましては政府委員から答弁をさせます。
02月17日第94回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○中山国務大臣 お答えいたします。  昨年も公務員の給与のベースアップにつきましては、人事院勧告を尊重してまいりましたし、今後もそのようにいたしたいと考えております。
02月20日第94回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○中山国務大臣 お答えをいたします。  総理府といたしましては、青少年対策本部として最近の青少年非行、特に家庭内暴力、校内暴力の発生の増加に重大な関心を実は持っておる次第でございます。  戦後の青少年非行のピークというものが第三の波をかぶっている。第一は、昭和二十六年ぐらいの...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘の点はきわめて重大な問題だと考えております。  青少年の問題全般につきまして、政府としましては、関係各省庁連絡会議を十二月の十九日、一月十六日に開きまして、改めて一月二十日に青少年問題審議会にこの問題について諮問をいたしました。早急な御討議をいただいて...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  去る十七日に企画推進会議から内閣総理大臣あてに意見書が出されておりますが、政府といたしましては、この後半期の行動計画として批准の終了まで国内法の整備に努力してまいる所存でございます。
○中山国務大臣 先生の御発言のとおりでございます。
02月21日第94回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○中山国務大臣 お答えをいたし一ます。  先生も御案内のように、今年国際障害者年を迎えるに当たりまして、昨年三月二十五日に政府は閣議におきまして推進本部の設置をいたし、総理大臣を本部長、総理府総務長官並びに厚生大臣を副本部長ということにいたし、そうして各省次官をいわゆる幹事とい...全文を見る
○中山国務大臣 重ねてのお尋ねでございます。身体障害者の方、心身障害者の方々、このような方々のいわゆる完全参加、平等という問題は、平素実務を担当しておる事務の責任者である厚生大臣がすべての役所の代表的な立場ということの責任者として御参加をいただくという考え方でございますが、実際の...全文を見る
○中山国務大臣 お答えをいたします。  いま御指摘のように、十七日に総理大臣に対して意見書が出されております。国連婦人十年後半期の主要な目的の中にこういうものを盛り込めというふうな御意見でございますが、何を盛り込むか、ただいまいろいろと検討しているところでございます。  先生...全文を見る
02月23日第94回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○中山国務大臣 お答えをいたします。  いまお尋ねの件は、先般鈴木総理が当委員会で答弁されましたとおり、本年の八月、つまり来年度、五十七年度概算要求の時期と心得ております。
○中山国務大臣 この国会で法案について政府の方針を決めよということでございますが、ただいま各省におきましても、先生御案内のように、残存事業量の問題とかいろいろ私どもとしては努力をしている最中でございまして、その総理の御趣旨を体して私どもとしては鋭意努力をしてまいりたい、このように...全文を見る
02月24日第94回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○中山国務大臣 沖繩及び北方問題について所信の一端を申し述べさせていただきます。  初めに、沖繩の振興開発について申し上げます。  沖繩が祖国に復帰して間もなく十年という歴史的節目を迎えようといたしておりますが、この間政府は、沖繩振興開発計画に基づき、社会資本の整備を初め、各...全文を見る
02月24日第94回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○中山国務大臣 お答えいたします。  いま各省大臣お話しのように、それぞれの年金のシステムにつきましては歴史もございますし、構成のシステム自身もそれぞれ特徴がございます。そういうことで、厚生大臣の御答弁のように、一挙に一元化するということは事実上非常にむずかしい。しかし、総理府...全文を見る
○中山国務大臣 お答えをいたします。  基本年金構想そのものについてはいま政府委員が御答弁を申しましたが、先生御指摘のように、高齢化社会における年金問題につきましてはきわめて大きな問題点が存在していると私は思います。  まず、年金の原資に当たる資金と一般の消費者物価の上昇率、...全文を見る
02月25日第94回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○中山国務大臣 お答えをいたします。  先生お尋ねの勤労者世帯における消費支出、非消費支出等につきまして申し上げますと、総理府統計局の家計調査の結果によりますと、昭和五十四年平均の全国勤労者世帯の消費支出、これは生活費全般でございますが、五十年を一〇〇といたしまして一三四・〇、...全文を見る
02月25日第94回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(中山太郎君) 沖繩及び北方問題について所信の一端を申し述べたいと存じます。  初めに、沖繩の振興開発について申し上げます。  沖繩が祖国に復帰して間もなく十年という歴史的節目を迎えようといたしておりますが、この間政府は、沖繩振興開発計画に基づき、社会資本の整備を初...全文を見る
02月25日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第2号
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○国務大臣(中山太郎君) 今国会における交通安全対策に関する審議が開始されるに当たり、交通安全対策に関し一言所信を申し述べます。  今日、わが国における自動車の保有台数は三千八百万台、運転免許保有者数も四千三百万人を超え、なお、年間それぞれ二百万の規模で増加しているのでありまし...全文を見る
02月26日第94回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○中山国務大臣 お答えをいたします。  先生御指摘の国際障害者年にちなんだ日本の障害者、特にいま精神衛生面の障害者も含めて大変立ちおくれている、御指摘のとおりだと思います。  政府が、国際障害者年に当たりまして、中央心身障害者対策協議会、こういうところから意見を受けて推進本部...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  いま申し上げた各部会での御意見を年末までに受けまして、それでこれからの長期計画、方向、システム等も御意見をちょうだいしながら決定をしてまいりたい、このように考えております。あくまでもこれからの基本のベースといたしましては法律に準拠した中央心...全文を見る
○中山国務大臣 事務局は残務整理を来年三月三十一日までやりますけれども、あとの事務は、中央心身障害者対策協議会というものが事務局を持っておりますから、そこで作業をいたしていく、こういうことでございます。
○中山国務大臣 そのように御理解いただいて結構でございます。
○中山国務大臣 推進本部は今年で解散をいたします。
○中山国務大臣 御意見は、きわめて貴重な御意見でございますので、雇用就業部会の方にも先生の御意見を伝えまして、どのようなことに対処するか、これから検討させてまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 先生御案内のように、精神薄弱者、障害者の医療の面は、従来はいわゆる施設に収容する方式をとっておりましたけれども、最近は治療という意味で社会復帰のために社会訓練をいたしております。そういうことで、できるだけ就労機会を与えるように、いわゆる治療方法がそのようになってお...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘の点はきわめて重要な点でございますので、厚生大臣同様、関係各省庁に十分連絡をして努力してまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 お答えいたします。  昨年、条約批准の前に、関係各省庁でいわゆる後期の行動計画についての重点事項の調整をいたしておりますが、御案内のように、去る十七日に総理大臣に対して意見具申もございました。これからの重点項目、この条約批准のための国内法の整備等を中心に各省と連...全文を見る
○中山国務大臣 総理府の婦人対策室を中心に連日この問題の改革のために努力いたしております。
○中山国務大臣 先生にお答えいたします。  第一のお尋ねの婦人の問題でございますが、この問題は十七日に総理大臣に対する意見具申がございまして、それを踏まえて、外務大臣からもお話がございましたように、条約の批准に向けていろいろな不平等の法律上の修正、そういうものを総理府の婦人対策...全文を見る
02月27日第94回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○中山国務大臣 昭和五十六年度における内閣及び総理府所管の歳出予算要求額について、その概要を御説明いたします。  内閣所管の昭和五十六年度における歳出予算要求額は、百一億八千八百八十七万七千円でありまして、これを前年度歳出予算額百億六千百十六万八千円に比較いたしますと、一億二千...全文を見る
02月28日第94回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○中山国務大臣 お答えいたします。  先生御指摘のいわゆる監督権限、こういうものは、御案内のように民法三十四条、六十七条の規定によりまして、各省庁が主務官庁となって設立の許可及び監督指導を行う、こういうことでございまして、総理府は各省庁の公益法人を含めた全体に関することの指揮権...全文を見る
○中山国務大臣 お答えをいたします。  御趣旨はよく理解できますので、今後そのように検討させていただきたいと考えております。
○中山国務大臣 総理府といたしましては、行政管理庁あるいは内閣官房ともこれからの扱いについて早急に相談をさしていただきたい、こういうことでございます。
○中山国務大臣 公益法人に関しましては、公益法人監督事務連絡協議会、二十二省庁に関係するものでございますが、これは総理府にございます。今後とも充実してまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 鈴木内閣といたしましても、行政機構の改革、整備ということが大きな政治の課題となっております。御指摘の点はきわめて重要な問題でございますので、御趣旨を尊重して努力をしてまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 感想というようなものは、個人的なものでございますので、この席で申し上げるのは遠慮させていただきたいと思いますが、問題が議員立法でできた法律でございます。議会の御意思を尊重して、今後政府も検討をさせていただきたいと思います。
○中山国務大臣 この同和対策の中での啓発活動というものは、総理府を中心に関係各省庁と連絡しながら努力をいたし、さらに今年度の五十六年度にも予算をお願いして、御審議をいただいているところでございますけれども、いま先生御指摘のように、いろんな場所で差別に対する厳しい問題が出ております...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  いま法務省の方から御答弁がございましたが、所管の法務省で人権の擁護という基本的な原点に立って前向きに検討していただきたい、総理府としてもそのように考えております。
○中山国務大臣 お答えをいたします。  政府は、来年度予算要求の段階で予算に要求できるものはすべて要求する、こういう編成方針でやってまいりました。ただし、一部どうしても概算要求の時点でのせ得られないもの、用地の買収で売り手と買い手の間に話がつかない、こういうふうな地域につきまし...全文を見る
○中山国務大臣 拝見いたしました。
○中山国務大臣 ええ。
○中山国務大臣 まことに残念なことだと考えております。
○中山国務大臣 啓発活動予算を計上して、政府としては、ありとあらゆる機会に、同和対策室を中心に各省と連絡をしてやっております。なかなか政府のやる啓蒙開発活動というものの効果が出ないということも、一面、先生の御指摘のような事実が証明しているところだろうと思います。  私も先生の御...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  啓蒙開発活動の具体的な方法については、いろいろと専門家の意見も入れてやっております。  今後とも努力を続けてまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 所管の法務省においてこの問題についてはお答えをさせていただきます。(「法務省はおらぬぞ」と呼ぶ者あり)
○中山国務大臣 国会の附帯決議の精神を十分踏まえまして、総理府の同和対策の責任者を中心に、各県からヒヤリングを行い、残存事業量あるいはまた、いろいろな差別の問題等も実態の調査をやっておる最中でございます。  先般鈴木総理が予算委員会で答弁を申し上げましたように、五十七年度概算要...全文を見る
○中山国務大臣 先生の御指摘の御趣旨は十分理解をしておるつもりでございまして、私どもといたしましては差別のない明るい社会づくりのために今後とも一層努力をしてまいる覚悟でございます。
○中山国務大臣 きわめて技術的な問題でございますので、政府委員から答弁させていただきます。
○中山国務大臣 御指摘のように、青少年問題は戦後第三のピークを迎えたわけであります。最初は昭和二十六年の戦後第一回目の青少年の非行の累増、これは戦後の混乱の中に発生してきた理由を持っております。第二のピークは、昭和三十九年の高度成長下における経済的なアンバランスの中で青少年非行が...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘の点は大変重要な点だと考えております、総理府の青少年の意識調査における結果を見ましても、政府に何を望むかという中には、戸外における健康のためのレクリエーションセンターとかいろいろなものをぜひもっとつくってもらいたい、こういう要望が出ております。  そこ...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のとおりでございまして、電車内あるいは町で人が事故に遭っておっても知らぬ顔をするという現代の社会風潮に対しては、ぜひひとつこれを是正するということが鈴木内閣の大きな方針でもございまして、今回この紅綬褒章を遺族に授与することに決断をした次第でございますが、すで...全文を見る
○中山国務大臣 これからの社会、高齢化社会を迎えてまいります。高齢化社会というものは、すべて政府の手による、すなわち税金によってのみすべてがカバーされるということでは、社会の構成が非常に困難になってくるということを私どもは考えました。そこで、ボランティア活動をいかに助成するか。ボ...全文を見る
○中山国務大臣 先生の御指摘は、私は現代の社会にとってきわめて意味のあることだろうと考えております。この褒章制度ができてから従来いろいろと褒章をそれぞれの方々に政府は贈ってまいりました。ただいま贈ることを遠慮していると先生御指摘でございますが、それは恐らく緑綬褒章のことをおっしゃ...全文を見る
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。  いま先生御指摘の墓標におけるいわゆる差別用語の点については私も話は聞いております。数目前に、いわゆる戦前の長い歴史の日本の宗教の中で、東西両本願寺がこの方々に対していろいろな協力をされてこられた、こういう歴史的背景を踏まえて、東西両本願...全文を見る
○中山国務大臣 決してそういうことではございません。私も就任して約半年間にいろいろと話を聞き、実情を調べておるようなことでございまして、私どもとしては、差別のない社会ということで、あらゆる関係方面に連絡をいたしております。ただ、墓石等につきましては、御案内のように、その家その家の...全文を見る
○中山国務大臣 私も実は、いま先生の御指摘のお話を聞いてびっくりしたのであります。私も医学の専門家として、そのようなことは医学上あり得ない、これはもう間違いのない事実でございます。現実に外国人によって、そのようないわゆる誤った著述がなされているということについては、日本政府として...全文を見る
○中山国務大臣 具体的な計数のお尋ねでございますので、政府委員から答弁させます。
○中山国務大臣 いま室長がお答えいたしましたが、言論、出版の自由という憲法の一つの基本的原則と、こういうふうないわゆる差別の原因となる地名総鑑、こういうものについて政府が直接出版を規制するというようなこととの絡みで、実は同和対策室は大変苦労しておるというように私は報告を聞いており...全文を見る
○中山国務大臣 先生が長い間、部落解放運動に御尽瘁をいただいてきた歴史を私はよく存じております。また松本治一郎先生以下、日本の部落解放闘争の多くの方々の御努力というものが、今日のいわゆる同和対策になって行政の中でもその地位を占めてきたと私はよく認識しております。  また、いまお...全文を見る
○中山国務大臣 いま先生の御指摘の点は、ただいま政府関係各省庁でこの法律のいわゆる期限切れに対して、残存事業量の問題とかいろいろな問題を鋭意検討しておる最中でございます。  私どもは、鈴木総理が先般の予算委員会でお答えを申し上げましたとおり、五十七年度概算要求をまとめる時点にお...全文を見る
○中山国務大臣 御趣旨を体して努力をしたいと考えております。
○中山国務大臣 お答えをいたします。  先生の御指摘の点は、私も全く同感でございます。
○中山国務大臣 いままでのいろいろな歴史的経過がございますので、政府委員から答弁をさせます。
○中山国務大臣 外務大臣が本会議でいろいろと、在外法人の企業進出について、大使館を通じて全面的に生命財産の保障をやるという意見を申し述べたと御指摘でございましたが、大東亜戦と申しますか、あの当時と現在との、いわゆる日本の置かれている国際環境というものは、私は相当違いがあるというよ...全文を見る
○中山国務大臣 貴重な御意見として承らせておいていただきたいと思います。
○中山国務大臣 御案内のように、一七〇〇年代のいわゆる北方地域というのは、ロシア、日本の両国、いわゆる国境という意識がほとんどございませんでしたが、この領土問題が初めて登場してきたのは一八五四年ごろであったろうと思います。  御案内のようにその年に、一八五四年ごろにはすでにアメ...全文を見る
○中山国務大臣 政府は領土としてこれを認め、すでに昭和四十年代の初頭におきまして、自治省は地方交付税の対象の計算面積に入れております。
○中山国務大臣 まことに残念ながら、一九四五年の終戦時にソビエト軍がこのクリール諸島を占拠する、カムチャツカへおりてくる、そして択捉から南は占領せずに一時Uターンをしたということが、当時、水津という参謀から報告書が出ております。しかし、米軍が占領する地域としてあらかじめ米ソ間での...全文を見る
○中山国務大臣 わが国古来の領土でございますけれども、私どもはソビエトによって占拠されていると認識しております、
○中山国務大臣 詳しい外交上のことに関しますので、政府委員から答弁をさせます。(「外務省は来てない」と呼ぶ者あり)
○中山国務大臣 まず第一点のお尋ねでございますが、来年度三月三十一日をもって延長された法律案の目が来るわけでございますが、それにつきましては、かねて鈴木総理が予算委員会で表明しておりますとおり、五十七年度概算要求の時点において政府として方針を決定したい、こういうことで、内閣として...全文を見る
03月03日第94回国会 衆議院 決算委員会 第1号
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○中山国務大臣 昭和五十三年度における総理府所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府主管の歳入につきまして、歳入予算額は七百六十四億七千二百三十五万円余でありますが、収納済み歳入額は六百九十一億五千四十万円余でありまして、歳入予算額と比較...全文を見る
○中山国務大臣 先生お話しのように、同和問題、この同和問題が国会あるいは社会で問題になること自体が大きな問題であると私は考えているわけです。われわれの目指している社会というものは、いわゆる差別のない社会、だれでも平等に職業の選択の自由が与えられる社会、そういうことが基本でなければ...全文を見る
○中山国務大臣 政府は、本法律が国会で成立をして以来、国及び地方公共団体、関係各省庁、それぞれ連絡をとりながら、法律の目的達成のために鋭意努力をしてまいったことは御案内のとおりであります。同和対策事業に対する国庫からの支出につきましても、すでに一兆円の国費が出ております。こういう...全文を見る
○中山国務大臣 先生お話しのとおりでございますが、私が申し上げた意味は、いわゆる法律に準拠して国がそれだけの国民の税金を投下した、こういう事実を申し上げたことでございまして、政府は挙げて努力をし続けているという現状を御認識いただきたいという意味でございます。
○中山国務大臣 御指摘のように、雇用の面においてもあるいは地域社会の市民生活の中でも、御指摘のような点があるわけでございますが、これはお金をかけたからすぐになくなる、法律があるからなくなるという問題では決してない、このように私は考えております。やはり国民全体がいわゆる差別のない社...全文を見る
○中山国務大臣 今日も努力をしておりますし、今後とも努力をいたします。
○中山国務大臣 先生お話しのように同和対策事業を推進する法律ができたというふうに理解をいたしております。
○中山国務大臣 重ねて申し上げますが、ただいまも努力をいたしておりますし、今後とも努力をいたします。
○中山国務大臣 先生から政府委員がちょうだいいたしました資料によって十分精査をしてまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 就労の面におきましては先ほど申し上げましたが、教育の面においても私は同じような考え方でこれから行政を指揮してまいりたい、このように考えておりますが、一つ、先生と私と考え方が違うところがある。それははっきり申し上げておくと、同和事業というものは、あくまでも社会全体が...全文を見る
○中山国務大臣 重ねて申し上げますが、雇用の面においても、教育の面においても、差別のない社会を実現するために努力をしてまいる覚悟でございます。
○中山国務大臣 御指摘のとおりだろうと思います。
○中山国務大臣 先生とは政党こそ違え同じ大阪で出ておる人間で、公私ども大変親しくしていただいていることは私も感謝をしているところでございますけれども、個人的な立場ということでここで発言申し上げる立場に私はいない、あくまでも政府の責任者でございます。  私どもといたしましては、た...全文を見る
○中山国務大臣 先生もすでに御承知のとおり、この問題は各党にそれぞれ担当の先生方が御就任をいただいておりまして、社会党の担当の先生と、あるいは各党の先生とも十分御相談をいただいている過程でございまして、政府といたしましては各党の先生方の御意見を十分拝聴しながらこの問題の処理に当た...全文を見る
○中山国務大臣 私どもは国会における附帯決議の精神を十分尊重し、かつ、各党の担当の先生方の御高見を拝聴しながら、誠心誠意処理をしてまいりたいと考えております。
03月07日第94回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○中山国務大臣 お答えいたします。  先生のお尋ねの点は、先般、予算委員会で総理が答弁されましたとおりでございます。
03月09日第94回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  昭和五十六年度の予算で、概算要求の段階で各府県の同和地区事業の中で予算要求ができるものはすべて要求をいたしました。ただ、用地の取得等の問題について話し合いができないものについては一部積み残しがあることは事実でございます。しかし、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま御指摘のとおりでございまして、院の附帯決議の趣旨を尊重して十分努力してまいりたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 存じております。
○国務大臣(中山太郎君) わが国の領土の防衛に関しては所管の防衛庁長官が責任を持っております。
03月13日第94回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  いま厚生大臣が答弁を申し上げたように、政府は推進本部を持っております。そういたしまして、国連の言う国内委員会というものは、特別委員会というものが六十人の委員でできております。この中には心身障害者の代表者の方も入っていただいて、さ...全文を見る
03月14日第94回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  二月十七日に、婦人問題企画推進会議から総理大臣あてに出されたその意見書の中に、お話しのような点が含まれておりますが、その趣旨は、その需要に応じて適当な処置をとるという前向きな姿勢を示しているものと理解をいたしております。
03月16日第94回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  先生も御指摘のとおり、いま総理から御発言ございましたが、国際障害者年、国連の掲げる五つのテーマ、そういうものを国内的に実施するために特別委員会を中心に五つの部会を置いておりますけれども、その連絡調整というものを、総理府で担当室を...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  政府は昨年の三月二十五日の閣議で、ことしの国際障害者年の十分その目的を果たすために推進本部というものを設置する、この推進本部というものは一年限りにしてそれを廃止する、残務処理は三月末までに行う、この一年間のいわゆる各省の連絡調整...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生も御案内のように、心身障害者対策基本法というものがございます。これの第二十七条第一項に、中央心身障害者対策協議会というものを設置することが法的に義務づけられております。この協議会の目的というものは、総合的かつ長期的な心身障害者のための政策を実施するた...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  心身障害者の方々、特に疾病によって起こる心身障害者の増加率が年率五〇%を超えております。こういうことから含めて、心身障害者対策というものは単年度で終わるべきではない。これから迎える高齢化の社会のためにも、政府といたしましては、心...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  先生御指摘のとおり、中央心身障害者対策協議会というのは総理府にございます。そして、実務はどこでやっているかと言えば、厚生省の社会局更生課が担当の部局でございます。また労働問題は労働省でやるというふうなことで、私ども政府といたしま...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  在外財産の問題につきましては、第三次在外財産問題審議会の答申がかつて出てまして、在外財産の喪失については国に法律的な補償義務はないが、政策的な配慮に基づく特別措置として引揚者に特別交付金を支給することによって在外財産問題に終止符...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) そういうことでございます。
○国務大臣(中山太郎君) よく存じております。
○国務大臣(中山太郎君) この問題につきましては、衆参両院のいろんな関係ある議員の方々から御意見を賜っておることも事実でございます。しかし、政府といたしましては、ただいま申し上げましたとおり、第三次の審議会の答申を受けて閣議決定をいたし、それによって戦後処理が終わるという確認を国...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 国勢調査の結果の公表につきましては、昨年末に一応の速報を出さしていただきましたが、本年度の年度末に精密なデータを公表いたしたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 細かい数字にわたる問題でございますので、政府委員から答弁をいたさせます。
03月17日第94回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○中山国務大臣 先生御案内のように、特別措置法は来年の三月二十一日をもって時限立法が切れるわけでございます。そういう中で、政府といたしましては、五十七年度以降の同和対策事業に対する考え方は、先般の予算委員会の総括質問でも鈴木総理大臣が答弁をいたしましたように、五十七年度の概算要求...全文を見る
○中山国務大臣 同和対策協議会の開催をいたしたいと考えておりますが、実はその構成メンバーである団体の方々の間での意見調整が十分まだ完了いたしておりません。そういうことでこの協議会の開催が大変おくれておりますが、政府としては一日も早く協議会が開かれることを希望いたしておる次第でござ...全文を見る
○中山国務大臣 政府としては、いろいろと御意見を承って方針を決めてまいりたい、そのように考えております。
○中山国務大臣 先生御指摘の点はまことに遺憾なことでございます。ただし、行政機構の中でそれぞれの公務員が仕事をします中では、いわゆる法律とかその省の規定でどうにもならない、しかし実際上は必要だというような問題もございまして、今後公務員の綱紀粛正という点につきましては、実情に応じた...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘の点も多々あろうかと実は考えております。
○中山国務大臣 いま政府委員がお答え申し上げましたとおり、私どもといたしましても、先生の御意思を体して、できるだけ的確な調査をいたしたい、このように考えております。
○中山国務大臣 受けております。
○中山国務大臣 存じております。
○中山国務大臣 こういう現実を私どもも報告を受け、いろいろな委員会で先生方の御発言を承るにつけまして、政府としてはまことに残念であるという一言に尽きるわけでございます。政府といたしましては、こういうふうないわゆる差別の問題、こういう問題を一日も早くわれわれの社会からなくするために...全文を見る
○中山国務大臣 私は、率直に申し上げて、法律だけでこの問題が解決できる問題ではない、もちろん法律の効果というものも必要でございますけれども、国民全体のいわゆる意識というものが、すべて差別のない社会というものの理想を目指してお互いに努力していくということが基本的に必要であろうと認識...全文を見る
○中山国務大臣 同和地域の視察という公的な立場での視察は、就任以来日程上の都合でまだいたしておりませんけれども、大阪の出身でございます。また、近畿地区にもたくさんの同様な問題の地点がございまして、そういうところは平素絶えず訪問する機会がございますので、よく実態を認識いたしておりま...全文を見る
○中山国務大臣 日程の調整をいたしまして視察をさしていただきたいと考えております。
○中山国務大臣 稻村長官の御発言は、速記録を熟読さしていただいておりますので、よく私も承知をいたしております。その長官の発言の御趣旨というものについては、私なりに理解をいたしておりますが、鈴木内閣といたしましては、この附帯決議の三つの点を踏まえ、総理がすでに予算委員会で御答弁申し...全文を見る
○中山国務大臣 私の答弁が先生の質問に対して十分意を尽くしていなかったということかもわかりませんが、すべてのこの附帯決議の御趣旨というものは内閣もよく理解をしておるわけでございますから、その点を踏まえて、先ほど申し上げましたように、総理の発言どおり五十七年度概算要求の時点で私ども...全文を見る
○中山国務大臣 重ねて申し上げますが、あらゆる問題を含めて五十七年度概算要求の時点で政府の意思を決定いたしたい、このように考えております。
○中山国務大臣 先生の御認識は、先生が正しいと思っていらっしゃることですから、私はそのように理解しております。
○中山国務大臣 先生御指摘の実態の把握を目下やっている最中でございます。実態を完全に把握をいたしまして私どもとしては方針を決定いたしたい、このように考えております。
○中山国務大臣 十分御納得のいただく答弁にならないと思いますが、ただいま各県、市町村を通じて関係の担当者も実態の把握、ヒヤリング等を鋭意やっておる最中でございます。もうしばらく時間をおかしいただいて方針を決定いたしたい、かように考えております。
○中山国務大臣 地方議会の議決あるいは意見書あるいは国会の先生方の署名、そういうものが現在相当進んでおるというふうな認識は私どもも持っております。また各党でも、それぞれ担当の委員の先生方も出ていただいて御相談をいただいておるところでございますから、政府といたしましても、各党の先生...全文を見る
○中山国務大臣 先生の御要望の御趣旨は総理に私からお伝えをさせていただきます。  ただ、鈴木総理が東北の出身であるから認識がなかろうというふうな御批判でございましたが、総理は長年自由民主党の総務会長を務めておりまして、この関係法律の成立時にも党の幹部として決定に参画をした責任者...全文を見る
○中山国務大臣 青少年対策本部といたしましては、昨年八月、暴走族の発生が非常に大都会で顕著な姿を見せましたので、これの取り締まり強化月間を設定いたしまして、関係省庁と連絡の上、各地方公共団体にも協力を求めまして、暴走族の取り締まり強化に当たりました。その結果、御案内のように暴走族...全文を見る
○中山国務大臣 青少年問題というのは、今日の社会あるいは政治全体にとっての大きな責任であるということが、鈴木内閣発足後の閣議で閣僚から意見が出まして、内閣としてもこの問題を政治課題として取り上げておるようなことでございます。  御案内のように、家庭教育、学校教育、社会教育と各般...全文を見る
○中山国務大臣 細かい数字でございますので、政府委員から答弁させます。
○中山国務大臣 御案内のように、各省にはそれぞれすでに予算がついております。私どもの方では調整機能と、あるいは青年の船といったようないわゆる独自でやるものと、それから各省の連絡会議に使う経費、あるいはまた健全青少年の育成月間というようなものを十一月に昨年もいたしましたが、そのよう...全文を見る
○中山国務大臣 御案内のように今年度、五十六年度、財政事情はきわめて厳しいということは先生もよく御承知のとおりでございまして、各省とも激しく大蔵の主計と交渉する中で、私どもとしては一定のシーリングの枠以上に何とかして確保する、こういう一つの方針のもとに折衝をやり、予算編成をやって...全文を見る
○中山国務大臣 正直なことを申し上げまして、総理府という役所は大体調整機能ということが基本的な考え方で行政が行われておることは御案内のとおりであります。北方対策室も実は七人の人間しか働いていない、こういう中で実は領土問題というものが解決できるかということで、ずいぶん苦労をさして、...全文を見る
03月17日第94回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  審議会等への婦人の方々の登用状態、これはまだはっきり申し上げて全般的に高い数字を示してはおりません。  具体的に申し上げますと、国の審議会における婦人委員の割合は、昭和五十年の二・四%から五十四年の四・一%と上昇をいたしており...全文を見る
○国務大国(中山太郎君) お答えをいたします。  二月十七日に内閣総理大臣あてに婦人問題企画推進会議から意見が出されておりますが、この国連婦人十年の後半期における活動の中で、農村婦人の政策参加というものを積極的に進めるべきだというふうな御意見が出ておりまして、本部といたしまして...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま先生御指摘の農村における婦人の政策決定参加とかいろんな面で、やはりこれからの国連婦人十年後半期の重点課題として、政府としては、従来社会に根強く残っているこの男女の職務担当分野に対する概念の打破、それから新しい社会参加のための啓蒙運動のために力を入れて...全文を見る
03月18日第94回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号
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○中山国務大臣 お答えをいたします。  昭和四十五年の半減を目標にした第二次計画が、この最終年に当たって、いわゆる目標達成に少し届かなかったという点は、まことに遺憾なことと存じております。  なお、お尋ねの、どうしてここに至らなかったかという最近の大きな原因といいますものは、...全文を見る
○中山国務大臣 先生も御指摘のとおり、車の保有台数が三千八百万台、免許保有者が四千三百万人と毎年二百万人ずつふえていくというこの姿は、まさに車社会に日本全体が入り込んだ。その中で、ことしはちょうど国際障害者年にも当たりますので、交通事故による身体障害者手帳の交付者は一体何人いるか...全文を見る
○中山国務大臣 行政管理庁の考え方、行政機構を簡素化するという考え方が大きく基本に引いてございますが、先生御指摘の点は、新しい社会に入っていく日本の問題点でございます。私どもといたしましては、関係各省庁とこのシンポジウムを通じていろいろと意見を調整させていただいて、どのような形を...全文を見る
○中山国務大臣 海空の安全対策というものはもちろん重要でございます。総理府が預かっております交通安全対策室の所掌事務というものの中には一つの取り決めがございまして、一々申し上げて大変失礼でございますけれども、「各行政機関の交通の安全に関する事務の連絡に関すること。」「他の行政機関...全文を見る
○中山国務大臣 今回始まります第三次交通安全基本計画は、昭和六十年までに年間の死者を八千人に抑えるということを最大の目標といたしまして、交通安全のための長期的な予測というものを踏まえて、これからの新しい車社会のための総合的な交通政策の樹立に向かいたいと考えております。
○中山国務大臣 大都市における交通対策というものが一番最初に始まったのは、交通信号灯の設置をやるということが各県の公安委員会を中心に行われたことで、それから横断歩道を高架に上げる、こういうふうなことをずいぶん都市政策としてやってきたわけでございます。それで、昭和四十五年の一万六千...全文を見る
○中山国務大臣 お尋ねの第二次に関しましては、当初の目的の死者の数には達しませんでしたけれども、それに近い数字までいった。それからもう一つは、五十四年度の進捗率は七七%ぐらい、五十五年度は一〇〇%をわずか超えた、いわゆる目的達成しておるというような形になっております。しかし、現実...全文を見る
○中山国務大臣 先生の御指摘のとおりでございまして、いま学校では、社会科の先生とか体育の先生が片手間に教えている。教え方も、黄色になったらとまりなさいとか、用心しなさい、赤になったら渡りなさんなというような程度のことでございまして、いわゆる無謀運転、ドライバーの規制というものに対...全文を見る
○中山国務大臣 いまお話を承って、お話のように全国の交通安全の母の会というのは大きなボランティア組織でございますから、政府もその活動目的に合致するような補助を行っておる重要な団体でございます。御指摘の点で不審な点が幾つかございます。そういう点につきましては厳重に調査をし、かつ不正...全文を見る
○中山国務大臣 いま先生のお話、死者八千人に抑えろということでございますが、私どもとしては、八千人から一人でも少ない方がいいというのが政府の大きな念願でございます。御案内のように、戦後の死者が交通事故だけで四十万人になっております。原子力発電所が危険だと言われておりますけれども、...全文を見る
03月18日第94回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  私も関西の出身でございまして、同和問題につきましては十分承知をいたしておるつもりでございます。
○国務大臣(中山太郎君) 最近いろいろな場所におきましての差別的な言辞が吐かれているとか、いろいろな問題がございまして、この法律が求めている理想である差別のない社会という社会の実現にまだ道が遠いというふうな気持ちを持っております。
○国務大臣(中山太郎君) この法律ができまして、さらに三年前に時限立法とはいえ延長されたわけでございますが、今日までに国費が約一兆円以上環境整備のために出されております。なお、この間附帯決議が御案内のようについておりまして、それぞれの項目についても政府は附帯決議の精神を尊重して努...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 認識をいたしております。
○国務大臣(中山太郎君) 政府といたしましては、附帯決議の第一に書いてあります、各地方における実態の把握に努めよということでございまして、ただいま担当官をして各県あるいは各市の同和地区の実情の聴取に努めております。先ほどの予算委員会でも総理が御答弁されましたように、五十七年度以降...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お尋ねの点はきわめて社会の深層に大きな原因がひそんでいる。総理府といたしましては、青少年対策本部を中心に法務省、警察庁、あるいは文部省、厚生省、労働省と集まっていただきまして、昨年十二月十九日、それから今年一月十六日、われわれの社会のこの青少年非行の問題...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま私も参考人のお話を伺いながら、データも拝見して、非常に大きな問題がやはり深層にひそんでいる。しかも、親たちの知らない世界で子供たちが別な生き方をしているということに実は青少年対策本部を預かっている総理府としては重大な関心を実は持ったわけでございますが...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 総理府は青少年対策にも相当な補助金を使っております。私どもとしては、いま自民党席からもお話がございましたように、やはり子供の一一〇番というか、そういうふうな感じで、どこの町でも子供たちが電話をかけられるようなシステムというものを考えてみたい。また、それを...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 数年前に尖閣列島の調査をいたしました。その後はいたしておりません。
○国務大臣(中山太郎君) 存じております。
○国務大臣(中山太郎君) 同様でございまして、われわれの領土であるという認識の上に立っております。
03月19日第94回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  差別撤廃条約批准を昨年七月に政府がいたしまして、これからの五カ年のいわゆる期限が切られたわけでございます。この条約の批准に向けて関係各省が差別撤廃のための国内法の整備というものにつきましては鋭意努力をいたしているところでございま...全文を見る
03月20日第94回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第5号
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○中山国務大臣 本法律案による交通安全施策は人命にかかわる問題であり、本委員会においては、この間の事情をしんしゃくされ、本日、本法律案を可決されたところであります。  政府といたしましては、本法の施行に当たり、その御趣旨を体し、また、ただいまの附帯決議の御趣旨を尊重いたしまして...全文を見る
03月23日第94回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(中山太郎君) 先生から先週末に贈られた差別に関する書籍は十分読ましていただきました。私はまことに残念なことだというふうに考えております。政府はあくまでも差別のない社会というものの実現のために今後とも努力をしていくべきだと、このように認識をしております。
○国務大臣(中山太郎君) いまの団地の掲示板とか道路標識に差別用語が書かれるということは、まことに残念なことでございます。どういう人がそういうことをやっておるのか、こういう問題につきましても、私どもはそういう話を聞くたびに法務省の方に連絡をして調査をお願いしているところでございま...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答えを申し上げます。  いま各大臣からもお話がございましたが、すでに予算委員会の総括におきまして、衆参両院において鈴木内閣総理大臣が、この問題の取り扱いにつきましては、昭和五十七年度以降の問題については五十七年度の概算要求の時期に政府の方針を決定をい...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 青少年の問題につきましては、なかなか社会のつながりというものがもう表裏一体の形になって出ているのであろうと私は考えております。まず第一に出てきた経過が、ごらんいただいてもわかるように、昭和二十六年、終戦の混乱でいわゆる疲弊の中に青少年非行が起こってきた。...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答えいたします。  一貫制教育の問題については、ただいま文部大臣が御答弁申し上げたとおりでございますが、やはり中学から高校へ進学するときの子供たちの実態をしっかりと把握しておかなければならない。  そういったことで、一体壁にどれぐらい行っているかと...全文を見る
03月24日第94回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○中山国務大臣 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の経済情勢にかんがみ、恩給年額を増額するとともに、戦没者等の遺族、傷病者及び老齢者の処遇の改善を図るほか、長期在職の老齢旧軍人等...全文を見る
○中山国務大臣 技術的な問題でございますので、政府委員から答弁をさしていただきます。
○中山国務大臣 お答え申し上げます。  他の傷病恩給等の関連もございますので、十分相談をいたしまして、前向きに検討させていただきたいと考えております。
○中山国務大臣 公務員の給与担当大臣として、公務員の方々の生活の安定ということは絶えず私の念頭にあることでございますが、一方綱紀の粛正ということも、また国民側からのきわめて強い要望であることも認識しておるところでございます。  御案内のように、現在の日本の経済事情がきわめて厳し...全文を見る
○中山国務大臣 お尋ねの昭和五十六年度における恩給改善につきましては、第一に、経済事情の変動に伴い、年金、恩給の実質価値を維持すること、これを基本の原則といたしておりますし、公務員給与の改善を基礎として恩給年額を増額いたしたい。  第二は、戦没者の遺族に支給する公務扶助料や傷病...全文を見る
○中山国務大臣 先生の御指摘並びに昨年の委員会における御発言等を承っておりますが、この実施時期の一本化ということ、また何と申しますか、事務処理の上からもその方が実際は好ましいということは、私どももよく理解をいたしております。私どもとしましては、できるだけそういう方向に持っていける...全文を見る
○中山国務大臣 先生御案内のように、公務員の恩給制度というものは、国家、国民のために忠実に公務に服した公務員の勤務年限及び退職時の給与、こういうものを基準にして計算をするという原則が立てられておる。これはいままでの制度の一つの哲学だろうと思うのです。一方生活保護というものの考え方...全文を見る
○中山国務大臣 沖繩開発の問題で、第一次振興開発計画が今年度で終わるということでございますが、私は就任以来沖繩の問題についていろいろとあらゆる角度から検討してまいりました。一番の問題は、第一にエネルギーと水をどうするかという問題が最大の問題であります。いま中城湾とかいろいろなとこ...全文を見る
○中山国務大臣 第二次振計の中身をどうするかということの具体的な作業並びに国会で御審議をいただく法案の詰めの問題、こういう問題につきましては、私は、やはり沖繩の現地の意思というものあるいは希望というものを十分承る機会が必要であろうと実は考えております。  先般も沖繩へ参りました...全文を見る
○中山国務大臣 水とエネルギーの問題につきましては、私も微力ながらいろいろな立場から検討いたしております。もし県民の合意が得られるならば、原子力発電所を建設することもやぶさかではないと実は考えて、関係者と技術的な問題あるいは料金問題で検討もいたしましたが、原子力発電所を設置するこ...全文を見る
○中山国務大臣 先生の御趣旨と全く同様でございます。
○中山国務大臣 先生の御趣旨というものはまことに当を得たものだろうと思います。私どもといたしましては、途中で打ち切るということがないように、これからも努力をいたしたいと考えております。
○中山国務大臣 御案内のように、国家公務員の給与等を基準にしていろんな恩給、扶助料等の毎年の予算要求をいたしているわけでございますから、そういう意味から考えまして、これから検討する対象にいたしたいと考えております。
○中山国務大臣 いろいろと戦争によって被害を受けて、外地で抑留あるいは被害を受けられたりいろいろな御苦労をされた方、あるいは内地においても御苦労いただいた方もたくさんいらっしゃいますが、政府といたしましては、すでに昭和四十二年と思いますが、閣議において、いわゆる抑留者等に対する対...全文を見る
03月24日第94回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(中山太郎君) 先般も委員会でお答え申しましたが、在外財産問題につきましては、第三次在外財産問題審議会というものがその当時設置されまして、在外財産の喪失について国に法律的な補償義務はないが、政策的な配慮に基づく特別措置として引き揚げ者に特別給付金を支給することによって、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 憲法上の解釈につきましては、法制局長官からお答えをさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) いろいろと御意見があることは私もよく存じておりますし、また国会等におきましても御発言あるいは国会に対する請願、陳情等があることもよく存じておりますけれども、政府といたしましては、最高裁判所の判決もございましたので、政府の従来の方針というものを堅持していか...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) まあ、政府の方針がその当時そのような審議会の答申に基づいて、国会で特別給付金の支給等に関してもすでに議決をいただいておりますし、その後引き続きいろいろ御意見が出ております。ただ、内地等においてアメリカの空軍の爆撃によって亡くなられた方も、あるいは負傷され...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの沖縄振興開発計画第一次が終わろうとしておるわけでございますが、もちろん沖縄の第二次振興開発計画を設置することは必要であると沖縄開発庁としては考えております。  問題点は、沖縄のこれからの開発に何をするべきかということの柱の中には、当然この鈴...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 今回、外務省が中心になって開催いたしますASEAN各国の方々をお招きする会議は、あくまでもASEANの御意見を聞くという会議でございます。むしろわれわれは聞き手に回りたいと、このようなことでございますが、これからの運営等につきましては地元の御意見、県当局...全文を見る
03月25日第94回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘のように、沖繩が過去の戦争の最激戦地であった、そういう中で軍人よりも県民の方がたくさん戦火を浴びて亡くなられた、こういう悲しい事実に基づき、さらにこの当時あそこへ参りますと、自決された海軍司令官が「沖繩県民斯く戦へり」、後世格段の御配慮あらんこ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生の御指摘のとおり、第二次産業というものがうまく育っていない。この問題は現実的な問題として私どもは直視をしていかなければならないと考えております。第一次産業にいたしましても、いわゆるサトウキビとパイナップル栽培、こういうものに対しての補助というものがこ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 公共投資の中で、道路、空港、上下水道、公立学校等の公共施設の整備というものは、第一次振計で順調な進展をしていることは御案内のとおりであります。問題点は、屎尿処理の問題あるいは小中高の学校のプールの設定の問題、そういうところは本土と比べると非常におくれてお...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私ども北方領土返還運動というものがかねがね民間で運動として相当長期にわたって続けられておりましたが、八月に北海道で、北方領土の日をつくれという東北北海道県民会議、それから十月二十五日に東京で行われた北方領土関係団体の全国国民集会、そこで具体的に労働団体か...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 沖繩開発庁といたしましては、第二次振興開発計画が必要であるという方針をすでに決めておりまして、ただ、いろいろ諸般の作業を進めてこれが完了する時点におきまして内閣としての意思を決定していただくように作業をせなければならないと、そのように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の首里城正殿の復元を含め、私はやはり沖繩の本土並みの整備、それからさらに沖繩の近代化というものが進んでいけば古い沖繩文化というものが忘れられていくというふうに実は心配をしておる一人でございまして、ぜひ第二次振計の中には沖繩の歴史博物館というよう...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 非常に申し上げにくいことをお尋ねになったと思います。率直に申し上げますと、一次振計がいま終わろうとするときに、私も昨年と今年二度現地を見さしていただいて率直な自分の感情、考え方というものを申し上げると、やはり補助金の対象が各分野にわたっているということは...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) まず最初に、北方領土の日を記念いたしまして総理府が民間団体、地方公共団体ともに北方領土の日設定記念の返還運動推進全国集会を開催いたしました際は、各党の党首、代表の方の御参加をいただき、両院議長を初め総理も御出席をいただいて、初めて戦後領土問題に対して国論...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) この北方領土の問題は、従来の取り組み方が比較的、何と申しますか、最大限の力を入れておられたというふうには私は理解しておらないのであります。政府の取り組み方にも充実性が乏しかった点もある、そういう点は謙虚に反省をして、やはり国家として主権に関する問題でござ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) きわめて重要なことだと考えておりまして、国内の地図製造業者に対しては、過日その旨を連絡させていただきました。国際的ないわゆる地球儀のメーカー等については、私の総理府の扱いではございませんので、所管の外務省から答弁をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) ただいまの先生の御指摘はきわめて重要なことだと存じますので、早速処置をさしていただきたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 北方領土の返還とこの根室地域振興問題これは不可分の問題でございます。御案内のように、今日まで旧漁業権者に対する融資というものは昭和三十七年からずっと続いておりまして、昨年までは八億の融資枠でございましたが、今年は十億に融資枠をふやすということを基本線にと...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生の御趣旨は十分理解をさせていただいておるつもりでございます。自治省はこの古来の四島が地方交付税の対象面積として計算をし、それは北海道にいわゆる交付をする、こういうふうな形を昭和四十二年にとっておるわけでございます。この点もこれからどういうふうな形で政...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 沖繩開発庁といたしましては、第二次振興開発計画はこの設定が必要であるというふうに方針をすでに固めております。ただ一日も早く沖繩開発庁としても所要の手続をとりまして、政府としての方針の決定に持ってまいりたいと、このように鋭意努力中でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 水道の関係はきわめて具体的な問題でございますので政府委員の方からまず答弁させていただきます。
○国務大臣(中山太郎君) 沖繩開発庁の長官としての立場でこれは発言するわけでございます。ただいま御案内のように、沖繩県議会でこの問題が論議されている最中でございまして、地元の住民代表の方々の議論がどのようなことになって結論が出るか、私どもとしては慎重にその結果を見てまいりたいし、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 復帰十年の間に政府並びに地元の方々の努力によって、道路、港湾、空港等の整備というものは一応順調に進んでおるというふうに理解をいたしております。ただ、私どもとしてまだ十分いっていないということを認識しておりますのは、小中高各学校におけるプールの設備が十分行...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 大変貴重な御意見として十分勉強さしていただきたいと思います。
03月25日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第4号
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○国務大臣(中山太郎君) 先生もいまお話しの自転車の関係の法律に基づいて地方自治体として国立市でその法律の精神を実施に移すための努力義務が具体的に条例化されたものと、そのように存じております。
○国務大臣(中山太郎君) 最近の青少年非行の多発地点というのを実は全国の統計資料で調べてみますと、不思議と都市における子供たちの屋外のいわゆる遊び場というものの一番少ない場所と青少年非行の一番多い発生地点とは一致しております。そういうことから、実は私どもは総理府で青少年の意識調査...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの第三次の交通安全基本計画は来る三月三十一日に内閣総理大臣を会長とする中央交通安全対策会議で決定をいたすことに予定をされております。
○国務大臣(中山太郎君) 昭和六十年までの第三次交通安全計画の目標は、やはり具体的には交通事故による死亡者八千人以下ということをめどに作成をしてまいる方針でおります。ただ、御案内のように、第二次の場合は第一次にいま先生御指摘のように一万六千七百六十五名の死者の半減ということでござ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生の御指摘のとおりだと思います。それで、暴走族の取り締まりの問題は昨年の八月以来関係省庁と連絡をいたしまして、いままでは非常に御指摘のように生ぬるい点が実はございました。こういうことに対して厳しい態度で取り締まりをやり、暴走族の集団に対しても解散命令を...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘のとおり、やはりこの交通事故の死亡あるいは傷害者、実は戦後の交通事故の死亡者が四十万人に達しようといたしております。まあ変なたとえでございますけれども、現在の自衛隊が一回全滅して、もう一回同数が全減してもまだ戦後の交通事故の死亡者に及ばない。それほ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) せっかく御審議いただき、成立さしていただいたこの法案の施行は、法が成立してから六カ月以内ということになっております。総理府といたしましては、先生のお尋ねの点は、この五月二十日前後にいたしたいと、このように考えております。
03月26日第94回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○中山国務大臣 大変むずかしいお話でございますが、いろいろ資料等も調べてまいりますと、恩給という言葉が退職後の公務員に支給される年金等を指す用語として初めて用いられたのは、明治九年の陸軍恩給令でございまして、その当時においては、恩恵に対する給付というようなニュアンスを持っていたも...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘のような、なるほど戦前の法律制度においては、上から賜るものというふうな歴史的な経過があったかもわかりません。そのとおりだと思いますが、戦後におきまして、平和憲法のもとでは国民が主権者でございますから、主権者が主権者のために奉仕をした公務員に対して支払うべ...全文を見る
○中山国務大臣 先生の戦犯に対する恩給の支給が間違っているのじゃないかという御指摘でございますが、私どもの国家が戦争によって受けた被害、あるいはまた戦争遂行のために全体のために戦った人たちというものは、大将から兵に至るまで気持ちは一緒だったろうと私は思います。だから、外地において...全文を見る
○中山国務大臣 シベリア抑留の方々の御苦労のことは、先生御自身が体験なさった体験者としていまお話をしていただいているわけでございまして、私ども痛いほど御苦労のことはよく理解をいたしております。  私ごとにわたりますけれども、私の母は当時衆議院の海外同胞引揚に関する特別委員長とし...全文を見る
○中山国務大臣 きわめてデリケートな問題が含まれていると私はまず感じております。少なくとも、外交関係が断絶している台湾と日本の間の民間のいわゆる権利、財産権の請求につきましては、外交的にはいま外務省の説明員がお答えを申したとおりであろうかと思います。いま改めて私に御指名がございま...全文を見る
○中山国務大臣 先生の御主張は、先生なりの理論というものがそこに存在していることは、私も御主張として承らせていただきますが、私どもが終戦時において無条件降伏をした際に、かつての中華民国を支配した当時の主権者である蒋介石総統が、日本にはいわゆる請求をしないということと、あだに報いる...全文を見る
○中山国務大臣 先生のお尋ねに十分お答えができなかったということで補足をさせていただきます。  旧日本軍人あるいは日本軍属であった台湾人、朝鮮人民共和国の人あるいは韓国の人、これらの人に対しては、日本は今日まで苦難の道を通りながら、経済的に復興したから、また日本は誠実な国だから...全文を見る
○中山国務大臣 先生も御案内のように自由民主党政府でございます。自由民主党の中で御議論があり、またわれわれ政府部内でも議論があり、さらにいろいろな論議があって、その結果どうするかということがこれからの作業の過程としては出てくる。しかし、きょうの先生の御意見は、私が閣議で申し上げる...全文を見る
○中山国務大臣 政府は、昭和四十二年でございますか、戦後の処理の問題に関して、この法的取り扱いあるいは政治的な決断というものをつけまして、国会ですでにそれに関する法案等も国民の代表である国会の先生方に御審議をいただき、そうしていわゆる法案としても処理をし、成立をさしていただいた、...全文を見る
○中山国務大臣 用語の意味でございますので、政府委員から答弁をさせます。
○中山国務大臣 政府といたしましては、まことに残念とは思いますけれども、ただいま審議室長が答弁をいたしましたとおりの考え方でございます。
○中山国務大臣 第二次世界大戦におきましていろいろと戦争被害を受けられた方がいらっしゃいます。私どもは外地で戦死あるいは戦傷、戦病あるいは抑留をされた方々あるいは財産を敵国に略奪された方々、請求権を失われた方々、こういう方々に対する政府の措置にそれらの方々が御不満を持っていらっし...全文を見る
○中山国務大臣 厚生省の所管の事項でございます。厚生省では戦後問題点をずっと引き続き調査をしておりますし、現在もいろいろないわゆる戦跡等につきましても調査を続けておると私は伺っております。詳しいことは厚生省政府委員に答弁をお願いさせていただきたいと思います。
○中山国務大臣 私ども日本政府がただいま望んでおりますことは、やはり重要な隣国であるソビエト連邦との平和条約の一日も早い締結でございます。このために、北方領土の返還という問題を踏まえて、私どもとしては、一九七三年の田中・ブレジネフ会談の時点に戻って、ソビエトは誠意を持って日本政府...全文を見る
03月26日第94回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(中山太郎君) 昭和五十六年度総理府本府の歳出予算要求額について、その概要を御説明いたします。  昭和五十六年度総理府本府の歳出予算要求額は一兆六千九百九十一億二千百八十五万八千円でありまして、これを前年度歳出予算額一兆五千六百九億四千四百三十五万二千円に比較いたしま...全文を見る
03月26日第94回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの総理府の中央心身障害者対策協議会、こういうものが法的根拠に基づいて設置されており、その一般庶務、事務というものが厚生省の社会局更生課で行われておると、これが従来の経緯でございますけれども、国際障害者年に当たって、ただいま国内委員会ともいうべき...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ただいままでのいわゆる身体障害者対策というものは、いま申し上げたように、法律的根拠に基づきましていわゆる総理府に中央心身障害者対策協議会というものが設置される、そして事務方を厚生省にお願いをするということで、予算は各省でそれぞれ要求をされておるというのが...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  これからの長期行動計画、これは先生御案内のように、国連が一九八一年の終わりまでにこれからの長期行動計画をつくって、それを一九九一年までの間にフォローアップしろということでございますから、私どもとしては何が欠けているという問題につ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ただいま厚生大臣がお答え申し上げましたと同様に、私も先生の御指摘の点は十分認識をしておるつもりでございます。
○国務大臣(中山太郎君) いまお尋ねの所得保障の問題は、雇用就業部会、ここで、労働省職安局、厚生省社会局、この両部局がそれぞれ主な関係者として雇用促進の対策あるいは授産事業の振興と、こういうふうなことをメーンテーマにしながら、そういうものも含めて御相談をいただいております。
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の保護雇用の問題につきましては、きわめて身障者にとっては重大な問題であろうと私どもは考えております。御案内のように、ただいま特別委員会の各部会におきましていろいろと長期の行動計画について御審議をいただき、この年末には企画部会から全体的な意見とし...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御案内のとおり、ただいま国連の言う国内の特別委員会各部会でその問題も含めて、障害者の方々も御参加をいただいて御討議をいただいておる最中でございます。いろんな御意見が出てまいろうと思いますが、そういう御意見を踏まえて、政府といたしましては国際障害者年の...全文を見る
03月27日第94回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○中山国務大臣 先日、内閣委員会でも申し上げましたように、沖繩の第一次振計の経過から見てこれから第二次振計を立てるということは、すでに私が沖繩開発庁長官として明言をいたしておるところでございますが、その中の最大の問題は第一次エネルギー、電力の問題であります。この民営移管につきまし...全文を見る
○中山国務大臣 先生のただいまいろいろとお話いただきましたLPGの問題あるいは電力問題、石油の販売コストの問題、これは沖繩開発庁といたしましても、沖繩県民の生活安定の上から考えまして見逃すことのできないきわめて重大な問題だと実は先ほどからお説を拝聴しておりました。この流通過程につ...全文を見る
○中山国務大臣 沖繩の農業について先生が格段の御配慮をいただいていることに、厚くお礼を申し上げたいと思います。  私も沖繩開発庁長官に就任しまして、沖繩の産業全体に占める第一次産業の中で、特に農林水産業がどうなっているのか、これがやはり沖繩の大きな問題、しかも、パインとそれから...全文を見る
○中山国務大臣 先生かねがね地元沖繩のために御心配をいただいていることに改めて敬意を表しておきたいと思いますが、第一次振興開発計画が終わろうとする現時点で、第一次振計を見直すという作業を実は沖繩開発庁としてはいたしております。人口問題が一応、返還当初七十万であったものが百万を越す...全文を見る
○中山国務大臣 私が委員会で申し上げていることは、すでに事務的に検討を命じ、実現の可能性のあるものに限って発言しておることでございますから、どうぞ御信頼をいただいて間違いないと思っております。
○中山国務大臣 先生御指摘の点は、私も非常によく似た考え方を実は持っております。ハワイとアメリカとの関係、それから沖繩と日本本土との関係、そういうことを対比してまいりますと、果たしてハワイに第二次産業というものがそんなに育っているのかというと、ハワイにおける第二次産業というのは非...全文を見る
○中山国務大臣 沖繩に流動研究所をつくるという構想は実は、私が就任して以来一貫して主張してきて、それの調査費をすでに今年度の予算でお願いをしているところでございます。これは琉球大学、国際センター、それから流動研究所と一つのリンケージになっているわけです。  構想としては、ASE...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど来の先生のいろいろな御指摘の点につきましては、沖繩開発庁といたしましても、現地の諸機関にも十分意見を聴取しまして、できるだけ円満な解決を図りたいと考えております。
○中山国務大臣 先生御指摘の沖繩の失業問題というのは、根が深い、簡単に事務当局が計数をもとにああすればどうなるというような問題ではない。これは産業を振興して雇用の需給バランスというものをしっかりというか、沖繩の学校卒業生あるいは産業の雇用求人数というもののバランスをとるように沖繩...全文を見る
○中山国務大臣 先ほども申し上げましたように、沖繩の地理的特性というものを考えて、琉球大学の医学部長、病院長にはそれぞれ、本土から熱帯医学の権威者がすでに就任をしておることは御存じのとおりでございます。  そこで、この沖繩とASEANのいわゆる陸上の医学、これは風土病、マラリア...全文を見る
○中山国務大臣 先般、私は沖繩を訪問いたしまして、琉球大学の教授の方々との懇談の席でも申し上げたのですが、やはり本土の大学とは違った意味を持たすべきではないか。たとえば法学部の教授なんかのおっしゃるのには、国際センターと法学部とは関係ない、実はこういうふうな意見もあったわけです。...全文を見る
○中山国務大臣 第二次振興開発計画の策定は必要である、このように沖繩開発庁としては考えておりますが、政府としての意思を統一するためにただいま作業を進めておるところであるというふうに御理解をいただきたいと思います。  また、細かい内部の税制の問題とかそういう問題に関しましては、地...全文を見る
○中山国務大臣 国税、関税等につきましては、沖繩県からの御要望もございまして、延長する方針を考えております。なお、他の分野につきましては、ただいまいろいろと検討しておるという段階でございます。
○中山国務大臣 主食に関することでございますから、私といたしましても重大な関心を持っておりますが、その問題につきましては、農林水産省あるいは県との十分な話し合いをさらに詰めさせていただきたいと考えております。
○中山国務大臣 詳しいデータは資源エネルギー庁で計算をしておるわけでございますから、沖繩開発庁としては具体的な数字を申し上げる立場にないと思います。  しかし、最初の投資金額というものがどうなるのかというものと、投資とそれから電力を得るコストとの関係では、やはり一番安いものが原...全文を見る
○中山国務大臣 外交上の問題もございますし、法律上の請求の問題にも属することでございますので、専門的な政府委員の答弁にまちたいと考えております。
○中山国務大臣 私も、中のケースの具体的なことをいま先生から御指摘をいただいたところでございます。亡くなられた御当人及び御家族については、まことにお気の毒なことだと存じておりますが、その見舞い金というものがどのようなものであるのか、ただいま総務局長が御答弁申し上げましたが、個々の...全文を見る
○中山国務大臣 人命に関することでございますので、研究をさせていただきたいと思います。
03月31日第94回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○中山国務大臣 いま局長が答弁いたしましたとおり、今後とも十分努力をしてまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 先生お尋ねの点は、制度保障の問題等につきましても前向きに検討してまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 いろいろと恩給及び公務扶助料等の引き上げについて御心配をいただいていることに厚く御礼を申し上げておきますとともに、今後とも恩給及び公務扶助料等の引き上げにつきましては、概算要求の時点も含めて、総理府といたしましても、最大の重点項目として努力をしてまいることでござい...全文を見る
○中山国務大臣 アメリカのレーガン大統領の狙撃事件に関連いたしましては、先生お尋ねの内閣調査室は総理府所管でございませんで、内閣官房の所管でございます。そういう意味で私から御答弁申し上げることはどうかというふうに考えております。ただし、けさの閣議におきまして、伊東外務大臣からレー...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘の点は、総理府といたしましても公務扶助料等の受給者、恩給の受給者等への配慮から四月実施というものはきわめて好ましいことである、できればそういたしたいと考えておりますけれども、御案内のように、国債の発行の残高が非常に大きいとか、あるいは貿易の収支の問題とか...全文を見る
○中山国務大臣 私どもとしては先生と同様でございまして、前向きの姿勢を絶えず維持しておるわけでございます。
○中山国務大臣 この件に関しましては国土庁の所管でございますので、国土庁からお答えをさしていただきます。
○中山国務大臣 今後研究してまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 先生お尋ねのわが国の恩給制度というものは、いまお示しのように、明治の初頭においてつくられたものでございますが、もちろんその目的は、永年公務に勤続した者あるいは国家のために戦死あるいは戦傷病になった者に対する国の補償として支給するというのが基本的な精神であったと思い...全文を見る
○中山国務大臣 ただいま御指摘の点は、今後研究させていただきたいと思います。
○中山国務大臣 先生御指摘の扶助料の問題につきましては、一身を国家にささげられた方あるいはけがをされた方あるいはまた身内を亡くされた遺族の方々もだんだん年をとってこられるわけでございます。こういう方々が迎えられる老後に不安のないように、政府としては、最低保障額の引き上げについては...全文を見る
○中山国務大臣 国家、社会のために生涯をささげていただく方あるいはまた国家のために命を失われた方、傷つかれた方々、その御家族に対して政府といたしましては、きょう先生からいろいろな点で御指摘がございました。改善できるものから改善をしますとともに、その内容の充実のために、総務長官とい...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘の点は、総理府といたしましても一本化のために今後とも全力を挙げてまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 いま局長がお答え申し上げましたとおり、附帯決議もございます。私どもといたしましては、できるだけ御趣旨を尊重して努力をしてまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 先年のお話は、いわゆる恩給受給者の一カ月の受給額というものが生活保護費の受給額とハンディキャップがあるところがある、それはおかしいのじゃないか、恩給は当然恩給としてそれだけの最低保障という意味があるのだから、それを支給する、もちろんそれは生活保護費と別建ての考え方...全文を見る
○中山国務大臣 いずれにいたしましても、受給の金額そのものは納税者の税金から出るわけでございます。そういう意味で、私どもとしては、制度の改善をする方が受給者の便宜でありあるいはまた行政上の便宜であるというふうなことであれば、その問題については積極的に処理をしてまいらなければならな...全文を見る
○中山国務大臣 公務扶助料あるいは恩給等に関する問題は、総理府の全予算の中に占める比率がきわめて高いということから御理解いただけると思いますが、総理府は概算要求の際に当たりましても、財政当局とは一番先にこの公務扶助料及び恩給等についてきわめて突っ込んだ話し合いをやり、いかなる財政...全文を見る
○中山国務大臣 恩給局長自信の作品でございます。要求がある方々に十分行き渡るような努力をこれからも続けさせていただきたいと思います。
○中山国務大臣 前小渕長官の意を受けまして、総理府といたしましては、昨年秋以来、軍歴研究会という名のもとに有識者に御参加をいただいて御意見を承っている過程でございます。
○中山国務大臣 先生御指摘の点は、私もこの内閣委員会での藤尾委員長時代の決定というものもよく理解をいたしておるところでございます。総理府といたしましても、附帯決議をいただきました御趣旨を十分体して、その対策のために努力をしてまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 ただいま御決議になりました事項に関しましては、誠意を持って検討してまいりたいと考えております。     —————————————
03月31日第94回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第3号
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○国務大臣(中山太郎君) いまお示しのその書物につきましては、先般ちょうだいをいたしまして拝見をいたしました。最初の三分の一程度は、今日までの同和のいわゆる解放運動の歴史、それから現状の問題点、こういう問題が記載されてございますし、第二章ともいうべき次の三分の一の分野については、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) この差別問題というものは、日本の社会における長い歴史の中で相当長期にわたった、まことに残念なことでございますけれども、われわれの過去の社会に存在をし続けてきたと、それに対して松本治一郎先生を中心にされたいろいろないわゆる解放運動というものが行われてき、今...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) どういり人がどういう時期にこういうことをやるのか、それはなかなか、警察あるいは地方自治体においても差別撤廃問題で努力をしておる最中ですけれども、その人目を盗んでやるわけでございますから、政府の責任だとおしかりを受けることも私どもとしては十分受けとめますけ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 政府の国際障害者年に当たるその新聞の記事等につきましては、国連加盟国として今年は障害者の問題についての国民の理解を得るために政府としては認められた予算の範囲内でやらしていただいておるということでございますが、同和に関する問題での啓蒙運動関係予算は、昭和五...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) その件につきましては、私はしかとした数字は存じておりませんが、今年の一月の初頭に総理大臣談話とともに、その「希望」というサリドマイドの方の字を全国主要紙に掲載するということでありまして、その金額は一億を切っておると思います。一億を相当切った金額だと記憶し...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私が申し上げた発言は、先生の御指摘のような意味ばかりではなしに、やはりいままでのいわゆる解放されていない、差別をされた方々のために、国会も政府も差別のない社会を求めてさらに施策を遂行するために予算も国会でお認めをいただいてやっているわけでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 同和関係予算と啓蒙活動費のバランスの問題でございますが、私は、いままでも政府としてはできるだけの、いま同和対策室長が申しましたような形で予算獲得のためにも努力をしてまいったと思います。全体予算として昭和五十三年の同和関係予算が一千八百四十三億、五十三年で...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私は、長官に就任をして、責任者といたしまして、いま申し上げましたように差別のない社会のための啓蒙費を前年度対比で三四・九%確保するように財政当局に折衝いたした責任者でございますから、この前年度対比を御理解いただければ私の真意が御理解いただけるものと考えて...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 五十四年が一億八千七百万円、前年度対比三五%の伸びでございまして、五十五年が二億三千百万円、前年度対比二三%アップでございます。五十六年が三億一千二百万円、三四・九%……
○国務大臣(中山太郎君) ただいま政府委員が答弁申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(中山太郎君) 先生のお言葉から私どもが受ける理解というものは、北陸あるいは東北にはそういう地域はないのかということでございますが、それは存在しておると私は思います。ただし、どこまで啓蒙活動に国民の税金を使ったらそれで完全な効果が出るかということについては、残念ながら私...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私の地元の大阪のことを御指摘でございますが、御案内のように、大阪府知事も市長も、野党の各リーダーともいろいろ話をし、地方行政を進めていく上では同和対策事業の推進ということをすでに確認してやっておるわけでございまして、相当な財源を持った大都会でございますか...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま先生からこの大分の西日本新聞をちょうだいして拝見をしているところでございますが、この数字を拝見しておりますと、やはり他と比べて格差があるということを証明しているものだと、このように考えておりますし、私ども政府といたしましても、こういうふうな格差の是正...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の同対協につきましては、政府といたしましても一日も早い開催を希望しておるところでございますし、また期待もいたしております。ただ、今日まで開かれなかったという問題につきましては、関係団体の間での意見の合意がまとまらなかったということで、政府として...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 政府といたしましては、最も好ましい状態はいわゆる関係団体全部が合意されて参加をしていただくことが基本的に最も理想的な姿であろうと考えております。政府といたしましては、できるだけそのような日が一日も早く来ることを期待もいたしておりますし、われわれとしてはそ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 総理が予算委員会及び他の委員会でもたびたび発言をいたしておられ寺すように、私どもとしてはこの七月をめどに五十七年度以降の方針というものを快走いたす、こういうことが内閣の方針でございます。そういうものも踏まえましてただいま同和対策室長を中心に鋭意努力をして...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 国会の内閣委員会でいろいろ小委員会がつくられることについて、政府としては、国権の最高機関の議会でございますから、あえて干渉がましいことを申し上げる立場にないと思います。私どもといたしましては、各党でいわゆる御承認をいただいている同和関係の問題の担当の委員...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ちょっと一言補足さしていただきますと、七月と申しましたが、概算要求の時期でございますから、八月というふうに御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 先日も他の委員会でお答えを申しましたが、視察をする意思を持っております。ただ、御案内のように、現在は予算委員会の開催中でございますし、各委員会一斉に衆参両院で開かれておりまして行動に制限がございますので、政治日程を見ながら日を決定いたしたい、このように考...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 一応日程等の検討をただいましている段階でございます。私といたしましては、概算要求の時期までに自分の行動ができる可能な日に視察をさしていただきたいというふうに考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 私がここで長官として申し上げる前に、私といたしましては同対協あるいは国会の各党の委員の先生方の御意見を十分拝聴して最善の処置をとってまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 私どもといたしましては差別のない社会というものを理想にいたしておりますし、そういう社会実現のために、また、あらゆる国民の人権が尊重されるような社会をつくるために問題点の解決のために全力を挙げてまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) そのとおりでございます。
○国務大臣(中山太郎君) いま配付されましたこの新聞記事を拝見いたしまして、もしこれが事実ならきわめて非常識な発言であると私は考えております。また、今後、こういう議会で、あるいはまた他の地域でもこういう発言が一切行われないように私どもとしてはお互いに戒めていかなければならない、こ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま新聞で拝見したところでございますので、私がいまの時点でどうこうするという立場にございません。それだけのまだ時間的の余裕も、いまちょうだいしたところでございますので申し上げる立場にないと思いますが、きわめて非常識な発言と、私は、これが真実ならそのように...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ただいまの先生の御指摘の点は、建設大臣もすでに建設委員会で、まことに遺憾な言葉を使っているということで、遺憾の意を表明されておりますし、私もそういうふうに感じております。
○国務大臣(中山太郎君) 私ども、総理の予算委員会の答弁でも御案内のように、五十七年度以降の同和対策事業あるいは同和対策に対する政治の取り組み方、政府の方針というものは、五十七年度概算要求の時点で政府の意思を決定いたしたいという鈴木総理の予算委員会の発言を私どもは忠実に実行してま...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先ほどから重ねて申し上げておりますように、私といたしましては差別のない社会、人権が尊重される社会というものの建設に当たっていかなければならない、こういう決意でございまして、なおこの問題の扱いについては、やはり民主主義の社会でございますから、せっかく各党に...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私個人の立場で物を言うことができませんので、ひとつ御理解をいただきたいと思いますが、総理の御意見もすでに出ておることでございますし、内閣においても十分相談をいたし、国会の御意見も各党の御意見もよく承った上で私どもとしてはわれわれの理想に向かって努力をいた...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私どもの掲げている理想に向かってと申し上げたわけです。
○国務大臣(中山太郎君) いま政府委員がお答え申し上げましたように、昨年現地の方と沖縄開発庁とも十分相談をいたしましたが、地元側の要望としては、ぜひひとつ五十六年度予算で始まる年度として百二十億という予算要求をしてもらいたい、それは現地において発足します推進協議会で一括処理をさし...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 人身事案と漁業関係の問題はすでにもう解決が終わったということでございまして、残るのが先生御指摘の土地関係事案でございます。この解決方法もいろいろ私は事務的な方法としてはあったろうと思います。個々に政府が直接に交渉に応ずるか、あるいは県が望むシステムでやっ...全文を見る
04月01日第94回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(中山太郎君) いま参考人から切々とした人生の歩んでこられたお話を承りまして、脳性小児麻痺の子供たちが生きていく中でどのような苦しみがあるのか、また、育ててこられたお父さんお母さん方の御苦労というものと、現在の生活の実態というものを聞かされまして、私どもは、やはりこの「...全文を見る
04月02日第94回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(中山太郎君) 先般予算委員会で鈴木総理もお答えなさったとおり、申し上げたとおりに、五十七年度以降の同和対策については、五十七年度の概算要求の時点というふうに総理の御方針がございますが、私といたしましても、十分各党の御意見を伺った上で、できるだけ速やかに結論を出したいと...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) できるだけ速やかに誠意を持って努力をいたしたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 鈴木総理の考えどおりやってまいる所存でございます。どうかひとつ行政改革の最大の問題として考えております公務員二法の早期成立についても、全面的な御協力をぜひお願いを申し上げたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 政府としては長期計画を策定する考えでございます。
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の中央心身障害者対策協議会の機能を充実してまいらなければならないと、このように考えておりますが、それに関しまして特別委員会の御意見等も十分拝聴しながら、関係各省庁と十分検討して、前向きに対処してまいります。
04月06日第94回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(中山太郎君) 沖縄振興開発の埋め立て工事等に関しましては、先生からのお尋ねでございますが、もちろん沖縄の産業振興のためにやることでございますから、沖縄の業者の方、あるいは資材を優先的に使うということは、私は当然のことであろう、また、そのように指導をしてまいりたい、この...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 喜屋武委員の御指摘の点は、かねて委員会でも御答弁申し上げておりますように、第一次振興開発計画が終わりを告げるこの時点で、私どもとしては第二次振計の柱を、いま御指摘のような点にしぼって立てておるわけでございます。私ども沖縄開発庁といたしましては、本土並みに...全文を見る
04月08日第94回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○中山国務大臣 交通安全基本計画について御説明いたします。  この第三次の交通安全基本計画は、交通安全対策基本法第二十二条の規定に基づき、去る三月三十一日中央交通安全対策会議において決定されました。  この基本計画は、陸上、海上及び航空交通の安全を確保するため、国及び地方公共...全文を見る
04月15日第94回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(中山太郎君) ただいま御決議のありました婦人問題及び婦人に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約の早期批准に向けての国内法制等諸条件の整備につきましては、御決議の趣旨に沿って、国内行動計画、後半期における重点課題として鋭意取り組んでまいる所存でございます。
04月16日第94回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(中山太郎君) 国家公務員法の一部を改正する法律案及び国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、国家公務員法の一部を改正する法律案について申し上げます。  国家公務員については、大学教員、検察...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答えを申し上げます。  民間企業の定年制は年齢が延長してきており、六十歳定年が五割に近づいている状況ではないか。労働省令では、民間企業における五十五歳以上の雇用について六%以上を目指している。このような高齢者雇用促進の機運のあるときに、公務員に六十歳...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  退職手当引き下げの根拠となっている人事院の民間退職金調査の内容、また五十二年度の調査は、時期的に古いのではないかというお尋ねでございました。これについてお答えを申し上げます。  いま鈴木総理からも御答弁申し上げましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 田島議員の御質問にお答えを申し上げます。  いま御指摘の公務員の給与制度等を中心とした公務員の全体的な人事管理制度、こういうものに対しての抜本的な見直しをやることが必要ではないかというお尋ねでございましたが、人事院も、昨年の公務員給与引き上げの勧告に際...全文を見る
04月16日第94回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(中山太郎君) ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の経済情勢にかんがみ、恩給年額を増額するとともに、戦没者等の遺族、傷病者及び老齢者の処遇の改善を図るほか、長期在職の老...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私は公務員のすべてを管理する責任者として、日本の公務員というものは実にまじめに国民のために奉仕をしていただいておるという考え方は微動だもいたしておりません。中には事故を起こす職員もございますけれども、それはきわめて限られたごく少数の人たちでありまして、大...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 財界がどのようなことを申しましても、総務長官としてはその意見は聞きますけれども、その意見に惑わされることはございません。総務長官としては、公務員の給与に関しましては、民間準拠という人事院の勧告、こういうものが出ますれば諸般の状況を十分検討の上で従来どおり...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま御指摘のありました点は、山中総務長官の発言と同様でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の点は、先生のお考えというものがやはり生活保障というふうな面での一つの示唆に富んだものであろうと考えております。いずれにいたしましても、これから迎える高齢化社会の中で、恩給受給者というものがいままでの概念でいわゆる生活保障と、どんな手段を講じて...全文を見る
04月17日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第6号
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○国務大臣(中山太郎君) 交通安全基本計画について御説明いたします。  この第三次の交通安全基本計画は、交通安全対策基本法第二十二条の規定に基づき、去る三月三十一日中央交通安全政策会議において決定されました。  この基本計画は、陸上、海上及び航空交通の安全を確保するため、国及...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘の点は、大きな問題だろうと思うのです。それで、第三次の交通安全計画を立てるに際して、関係各省とも事務的にいろいろと調整をして方針を立ててきたと思うのでございますけれども、私としては、一人でも死傷者が少なくなることが政治の目的でございますから、もしそ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 実態の把握を十分いたしまして、問題点につきましては関係省庁と十分に連絡をさしていただきたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) いま自治大臣から御答弁がございましたが、    〔理事坂倉藤吾君退席、委員長着席〕 交通安全対策本部といたしましても、御指摘の点を十分尊重して今後関係省庁と連絡をしてまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) この間御答弁を申し上げました中に、青少年非行の問題と子供の遊び場所の関係というものがあって、これから調査をするというふうに申し上げたという御理解をいただいたわけですが、実は調査は完了しているわけでございます。  それで、まず順を立てて申しますと、総理府...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) この問題は非常に問題の根が深いと思います。はっきり申し上げると、三千八百万台の車、四千三百万人の免許取得者、毎年二百万人、二百万台ずつふえていくこの車社会というものの到来に対して、一体これから教育をどうするかという問題が根底にあると思います。  そうい...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘のとおりでございまして、そのように私どもも努力をしてまいりますので、ひとつ御支援を願いたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 各省庁との連絡関係につきましては、事務担当者から御答弁をさせていただきます。
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘の点、一応計画でございますからいろいろと文章の構成上先生の御指摘のような点が、十分とれだけの数をどうするかというようなところまで詰め切っていない点もあろうかと思いますが、一つの前向きな考え方として私はこの計画の中で盛り込んだというふうに理解をいたし...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) まあ若人たちがスピード感で快感を味わう、これは私はやはり若者の世代の一つの喜びだろうと思うのですけれども、それが暴走を起こさせるということは社会の上で私は好ましいことではない。だからそこには交通規則であり交通道徳というものが確立されていなければ一つの大き...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘のとおりやはり学校、それから家庭における教育というものが大変大切であることはいま国家公安委員長からも御答弁申し上げたとおりでございます。最近の死亡事故の増加のケースの大半は、やはり若い世代が酒を飲んで一台の車にたくさん乗る。そうしてガードレール...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私ども先進工業国に入ったためにこのような車社会になってきたのであろうということで、世界の先進工業国のいわゆる交通事故の発生件数の調査を昨年八月以降いたしております。国連統計によりますと、大体アメリカで五万人死亡しております。それからヨーロッパ九カ国で大体...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の点は、運輸省並びに建設省等で、やはり立体的な総合的な考え方の調整をしていかなければならないと、私は実はそう思っているわけです。御案内のように、たとえば工業技術院がやりました交通システムの開発の大型プロジェクトというのが実は過去にあったわけです...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) この文章には簡単なことしか書いておりませんが、私も救急医療の実態についてはよく存じております。問題はこの救急医療の指定病院を断る医療機関も実は相当あるわけです。支払い保証のない人に治療するのはどこの個人開業医としてもなかなかむずかしいという実際の問題もあ...全文を見る
04月21日第94回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(中山太郎君) ただいま恩給局長がお答えを申し上げましたとおり、この用語自身を、今回の国際障害者年に当たりまして不快用語を法律の案文の中で改正していくという作業をただいまいたしておりますが、御案内のように、非常に範囲の広い問題でございますので、私どもとしては先生御指摘の...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま内閣審議室長が御答弁を申し上げましたが、私の見解はどうかというお尋ねでございます。  いまの先生の御指摘、私もソ連地域抑留者の方方で軍人以外の方々の筆舌に尽くしがたい御苦労ということについては、本当に心から同情もし、何とか慰労をしたいという気持ちで...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘の点も、先生の御意見等も十分拝聴いたしました。私どもとしましては、シベリア抑留者からの、一部の方から政府に対しての賠償の問題について提訴が行われております。私どもとしては、この裁判の判決の結果について重大な関心を持っておるということを申し上げておき...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 交通遺児の問題につきましては、総理府の交通安全対策室といたしましても重大な関心を持っております。  昨年の終わりであったと思いますが、交通傷害によって御主人を亡くされた家族の方々の越年の悩みあるいは上級学校進学の点についての遺児たちの困惑、これは政府に...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生が大変御熱心に恩給問題について御検討をいただき、われわれに対しても御鞭撻をいただいておることは厚くお礼を申し上げたいと思います。  恩給局長が答弁をいたしておりますが、総理府といたしましては、目症問題につきましても今後前向きに研究をさしていただきた...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の不快用語につきましては、一応国際障害者年に当たりまして国内の委員会に当たる特別委員会でいわゆるこの問題の用語の御検討をいただいておりまして、さしあたり、ただいま国会でも御論議をいただいておるような三点の不快用語については早急に処理をする。なお...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 国家、社会の変革に応じて、絶えず行政改革は戦後今日まで続けられてきた。各国会におきまして、政府がその時代に対応するための行政制度の改革案を法律案として国会に御審議をいただいてまいったわけでございますから、私は、行政改革は絶えず行っていくべきものであり、ま...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 大変、行政改革の定義づけということでございますから、先生お尋ねの点につきましては、政府としても慎重な取り組みをしておるわけでございますが、政府といたしまして考えておりますことは、やはりただ単に財政の逼迫がすべて行政改革のいわゆる基本であるという考え方は私...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の宮比格差の点につきましては、政府といたしましても今後十分に検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 公務員給与、五十六年度のベースアップの問題につきまして経団連、あるいはいま党の方でいろいろと御意見が出ておると、これに対して総務長官としてはどう考えるかというお尋ねだったと思います。  総務長官といたしましては、公平な人事院制度、人事院というものが公務...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 公務員の方々の生活安定というものは、いわゆる行政機構を堅持していく上での基本であろうかと私は考えております。そういう意味で、いわゆる物価の上昇による生活費の高騰に対して人事院の勧告が出ると、こういうことになれば、私は従来どおりそれを尊重するように政府の中...全文を見る
04月23日第94回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○中山国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員法の一部を改正する法律案及び国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  初めに国家公務員法の一部を改正する法律案について申し上げます。  国家公...全文を見る
○中山国務大臣 定年制度を公務員制度の中に導入するということに対して、高齢化社会がやってくるというふうな一つの時代の流れ、それに第二の人生を公務員に考えさせることが困難な職種であるという御意見、それに対して私はどのような考え方でこの法律案を提案したか、こういうお尋ねだったと思いま...全文を見る
○中山国務大臣 御案内のように、人事院では、公務員の給与等についても、民間の働いている方方の実態を絶えず調査をしております。民間に準拠するということが基本的な考え方であろうと考えております。
○中山国務大臣 いま人事局長が御答弁を申し上げましたが、この労働基本権の問題については、政府の内部においては、担当の人事局等においては内輪での論議というものは絶えず私は行われているものと考えておりますが、正式に議題としての論議というものは、ただいま局長の答弁したようなことであろう...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘のとおり、財政問題だけで公務員制度に定年制を導入するという考え方ではございません。御案内のように、高齢化社会を迎える。公務員は雇用の状態の中で過去の高度成長期に山というものが幾つかございました。それがずっと高齢化社会になってくるという中で、その山が将来公...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘の、定年制を含めた老後の第二の人生の問題は、公務員の諸君にとってもきわめて大きな問題であるということは全くそのとおりだと思います。日本が初めて迎える高齢化社会の中で、公務員諸君の第二の人生をどうするかということについては、総理府といたしましても、今後十分...全文を見る
○中山国務大臣 お答えを申し上げる前に、公明党から定年制の導入についてはいわゆる御支持を賜るような姿勢をお示しいただいたことに、総理府としてはまず心から厚く御礼を申し上げておきたいと思います。  政府といたしましては、高齢化社会がやってくる、しかもこれが日本の歴史の中で初めての...全文を見る
○中山国務大臣 お答えをいたします。  メリット・デメリット両方言えということでございますが、正直なことを申し上げて、デメリットのあるような法律案は御審議を願わないというのが総理府の考え方でございます。
○中山国務大臣 メリットの面につきましては、公務員の方々が国民への奉仕をする、日常生活において一つの活力を持って国民のために奉仕をしていただくというためには、安定した公務員生活、公務員の方々の生活を安定させるためには、人事院勧告による公務員給与というものを、年々人事院勧告を尊重し...全文を見る
04月23日第94回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(中山太郎君) 今年度の公務員給与に関する人事院勧告がいまだ調査段階で出ていない、勧告が行われていないという段階で、私からこの勧告についてとやかく申し上げる立場にないと私は実は考えております。ただし、先生御指摘のように、恩給のあるいは公務扶助料とか、いろんな問題がこの公...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘のとおり、共済年金制度というものが実に多岐にわたっておると、また一方恩給制度というのが総理府所管である、実にばらばらじゃないかという御指摘で、これを将来まとめるようなことを考えるべきではなかろうかという御指摘だろうと思うんですが、私も先生のお考...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま先生のお尋ねで、その対象にならない人たちに対する感謝の気持ちを国家としてあらわせという御意見でございますが、政府といたしましては、御承知のようにこの旧日赤の従軍の看護婦さんの方々をまずいわゆる対象者としてやると、その後やはり旧陸海軍の従軍看護婦に対し...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま申し上げましたように、この今年初めて実施いたします現在の対象者の実態のさらに調査の充実を図っていくということが、今年度の政府としての最大の方針になっております。だから、この概算要求に直ちにというわけにはまいらないと考えますが、将来いわゆる公務員給与に...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生お示しのそのもらっていないという証明書、私まだ拝見しておりませんけれども、先生公開の席でお話しですから正しいものであろうと、私はそのように考えることを前提にして、この問題等の取り扱いにつきましては、総理府としても一回研究をさしてください。研究をさして...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私の申し上げたのは、そんなに何年も研究するという意味じゃありません。できるだけ早く研究して結論を出して、そういう人たちの落ちこぼれがないように前向きに考えてまいりたい、こういうことでございます。
○国務大臣(中山太郎君) 先ほどから恩給局長が御答弁を申し上げておりますが、去年私が総務長官に就任いたしました際も、ちょうど概算要求の時点でございまして、やはりこの数値の概算要求における大蔵当局との折衝で、恩給局長を中心にわれわれも非常な激しい話し合いを続けたわけであります。いま...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 大臣がすべてをわかっておるわけではございませんで、大臣は大きな政策だけを決定する立場におるんだろうと実は考えております。  先生御指摘のように、恩給の仕組みというものは非常にむずかしい仕組みになっております。それも戦前、戦後、軍人恩給、それから共済制度...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いま恩給局長が御答弁を申し上げましたように、公務員の給与引き上げに関する人事院勧告、そういうふうなことを受けた公務員の給与のベースアップ分と連関させて恩給というものの見直しというものをやってくるというのは、このパターンでございます。先生御指摘のとおり、法...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生も十分御承知のように、財政事情が非常に逼迫をしておるという日本の経済実態、しかも一方では、好むと好まざるとにかかわらず従来の成長過程における利益の再分配によって、いわゆる働く方々の所得水準も相当上がってきたと、これはもう現実に国際的に評価をされている...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の、急速にやってくる高齢化社会における年金制度あるいは恩給制度等につきましては、政府といたしましては全力を挙げて急いでその整合性を求めながら政策を充実してまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 政府といたしましては、ただいま御決議になりました事項につきまして、御趣旨を体し十分検討してまいりたいと存じます。
04月24日第94回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○中山国務大臣 日米安保条約に関連する防衛問題に関することでございますので、外務省の安全保障課長が御答弁申し上げましたいわゆる基本的な問題は私は否定できない。ただしいま先生御指摘のように、沖繩の離島の足、また、第二次振計の中では観光というものがこれからの沖繩の振興開発としては大き...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘の沖繩電力の民営移行の問題は私が開発庁長官に就任以来最大の関心事でございます。  すでに閣議決定はしてございますけれども、問題は、第一次振計の目標が達成されなかった点というのは一体何だったかと言えば、やはり沖繩の県民所得が本土と比べて七〇%であるという...全文を見る
○中山国務大臣 御趣旨を体して、農林大臣と早急に相談をいたします。
○中山国務大臣 十分配慮してまいりたいと思います。
04月28日第94回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○中山国務大臣 先生お尋ねの高齢化社会の到来という問題とこの定年制の問題はどういうふうな絡みがあるのか、あるいはまたほかにどういうふうな背景とか理由があるのかというお尋ねだと思います。  御案内のように、日本もいままで体験したことのないような高齢化社会というものが欧米諸国に比較...全文を見る
○中山国務大臣 先生のお考えを私どもも十分拝聴いたしておりますが、政府といたしましては、昭和六十年に六十歳定年というものを実施するという一つの時間的な幅を相当持たせて、この法律案の御審議をお願いしておる。勧奨制度自身はうまくいっておりますけれども、各省庁において勧奨が全部同じ年で...全文を見る
○中山国務大臣 先生のむずかしい御質問でございますけれども、私の乏しい知識で申しますと、定年制を六十年にしくということと現状とを比べてみますと、現状では五十六歳でやめている人もたくさんいらっしゃるわけです。あるいは五十五歳でやめる方もいらっしゃるし、勧奨を受けてやめられる方もある...全文を見る
○中山国務大臣 自由民主党の中に人事院制度の見直しあるいは勧告に関する意見というものがあることを新聞に載せているという御意見でございます。自由民主党はいろいろな意見の方がいらっしゃる大政党でございますし、民主主義を原則にしておる政党でございますから、個人の考え方というものは党内で...全文を見る
○中山国務大臣 総理府総務長官としては仮定のことにお答えするわけにはまいらないと思います。私はそのような態度をとらしていただきたい。ただし、人事院の総裁の意見というものはきわめて重いものであるというふうな理解を絶えず持っております。
○中山国務大臣 内閣の考え方が一〇〇%ということであれば、人事院総裁の意見はそれを裏づける一〇〇%であったと思います。
○中山国務大臣 私は先生のおっしゃるとおりだと思うのです。お考えは私と全く一緒だと思います。ただ、老いも若きも公務員がみんな同じような能力を持ち得るかどうかということはやはり慎重に考える必要があろうと思います。それは公務員の生活を保障するものは政府でありますけれども、財源を保障す...全文を見る
○中山国務大臣 先ほども申し上げましたように、この日本の産業構造自身が変わってきておることは先生も御承知のとおりでございます。一次産業が激減をしてきている。そして三次産業が非常な勢いで五〇%を超していくのが昭和六十年の日本の姿でございますから、三次産業の中に占める政府サービスはど...全文を見る
○中山国務大臣 ただいま人事院総裁がお答え申し上げたとおりでございます。
○中山国務大臣 先生お尋ねの点について、まず第一は、昭和六十年この定年法が施行された場合について、その時点で社会の変化等について公務員の定年についても再検討する含みがあるかどうか——ございます。明確にお答えを申し上げておきたいと思います。  第二点は、現業を持っている官庁で、団...全文を見る
○中山国務大臣 六十歳定年になるまでの五十二、三歳のエリート官僚の勧奨制度ということのお尋ねでございますけれども、この人たちが六十歳までおりたいという希望がある場合を除いて、御本人が新しい第二の人生をみずから求めたいという場合には、勧奨というよりも、むしろ御自身の人生設計という観...全文を見る
○中山国務大臣 六十年に六十歳ということで法案の御審議をお願いしておりますが、昭和六十年になりまして、私どもとしては、社会全般の高齢化の状態というのはどんなものであるか、また人事院というような制度が厳然として存在しておるわけでございますから、人事院等においても社会一般の定年の状況...全文を見る
○中山国務大臣 これから社会全体が高齢化するわけでございますが、どのような社会になりましても、やはり公務員というものの全生活というもの、それはあくまでも国民の税金によって賄われるということは変わりないものだと理解しております。そのようなことで、国民から見て、この日本の公務員制度と...全文を見る
○中山国務大臣 先生のお尋ねは、勧奨制度、定年制度がダブルチェックのようなかっこうになっているじゃないかというお話だと承っておりますけれども、六十年までの一つの過程として、従来の勧奨制度が存続をしていくというような考え方ではなかろうか。藤井人事院総裁の昨年からの御答弁をいろいろと...全文を見る
○中山国務大臣 昭和六十年の時点になりますと、日本の高齢化社会というものが相当その姿を現実的に社会の構造の中であらわしてくる、社会的な体質の変化も起こってくるだろう、また民間の流れも出てくるだろう、そういう中で政府としては、人事院の御意見も十分尊重して、それから先の日本の公務員制...全文を見る
○中山国務大臣 アメリカの場合は、日本の場合と雇用の慣習というものが大きく違うと私は思うのです。日本の場合は、一定の場所に長く勤めるというふうなことが一つの終身雇用制の形として長い歴史を持っている。アメリカの場合には、一定の年齢に達しますと、年金がつくということになれば、自分は新...全文を見る
○中山国務大臣 後退をしているというような感じを持った御質問だと思います。  私は、勧奨制度というものでやってきたものを、しかも大体五十五、六歳で肩たたきをやるという姿から六十歳という一つの大幅な時間的な延ばしをやったということは、公務員の方々にとっても一つの人生の再設計という...全文を見る
○中山国務大臣 先生のお考えというものにも一つの考え方の筋道というものがおありになることは私もよくわかっております。政府といたしましても、いままで勧奨制度でやってきたものを定年制をしくということについて、やはりそれなりの理由があっていわゆる法案の御審議を願っておるということだと御...全文を見る
○中山国務大臣 政府は経済七カ年計画及び雇用計画等におきまして、民間側に対して、昭和六十年にはひとつ定年を六十歳というふうな形で社会の形を整えてもらいたいということを方向として訴えているわけでございまして、民間にだけそういうことを申し上げるということは、われわれの政府としても満足...全文を見る
05月07日第94回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○中山国務大臣 先生お尋ねの本会議における私の人事院総裁の書簡に対する発言、その点についてのお尋ねでございますが、人事院総裁からの書簡というものは、公務員の身分とかあるいは給与等に対して絶えず政府に意見を申し出ている機関でございますし、その代表者でございますから、公式な護衛という...全文を見る
○中山国務大臣 私のお答え申し上げました点は、具体的に申し上げると、一昨年の八月の人事院総裁の書簡に盛られた人事院の公式見解に基づいてこの法律案が取りまとめられた、この書簡は一年半にわたる検討の結果出されたものであり、政府としては、実質的には勧告ないし意見の申し出と同様のものと受...全文を見る
○中山国務大臣 いま山地人事局長が御答弁を申し上げましたが、局長と私どもの省内での考え方というものは、十分相談をして御答弁を申し上げていると御理解をいただきたいと思います。  もう一点、加藤紘一君が本会議場であるいは衆議院の議運でいろいろとお話を申し上げておるという件につきまし...全文を見る
○中山国務大臣 いま公共企業体に働く人たちの給与等あるいは分限に関する問題について、先生昭和二十年代後半からずいぶん御苦労いただいた。先生のいままでのいろいろな御経験に基づいた御発言に対しては、大臣といたしましても深い敬意を表させていただきたいと思います。  また、人事院総裁か...全文を見る
○中山国務大臣 いま先生の御指摘の点は、この審議の間に一応調整をさせていただきたい、このように考えております。なお、この機会に……
○中山国務大臣 先生の御指摘の団体交渉権の担保の問題につきましては、現業で働く方々にとっては非常に重要な問題でございます。私も同様な認識を持っておりますので、関係省庁と連絡をいたしながら、なお委員の先生方の御意見も聞きながらこの問題の検討を進めてまいりたい、このように考えておりま...全文を見る
○中山国務大臣 公務員の方も一般国民も初めて急速な高齢化社会を迎えるわけでございます。その中でいろいろな予測もたくさんございますし、また働いておられる方々が次の職場を求めるという問題でも、いろいろな不安を持っていらっしゃる、これは一般の国民も一緒だと思います。その点につきましては...全文を見る
○中山国務大臣 人事院勧告に対する私の基本的な考え方というお尋ねでございます。人事院制度そのものが労働基本権の制約の代償機能を果たすという中立の機関である、こういうことで、政府はこのところ、十年ばかりでございますが、勧告があればこれを完全実施するということがすでに定着をしておりま...全文を見る
○中山国務大臣 総務長官が書簡を発信するということを今後改めたらどうか、こういうことでございます。当時の事情等、書簡を発信するにはいろいろそれなりの理由があったと思いますが、私は前例としないというふうな考え方を持っており、これからは人事院総裁もひとつ中立機関としてどんどんと公務員...全文を見る
○中山国務大臣 いまのお尋ねに対しましては、総理府並びに、まあ政府といたしまして、やはり民間がどうかということで絶えず国民の実態というものを把握していなければならない、そういう中で、民間企業では九七%が定年制を導入している、世論調査におきましても、いわゆる公務員制度の中に定年を導...全文を見る
○中山国務大臣 ヨーロッパ諸国の高齢化というものは相当な歴史を持っておる。日本の場合はおくれて出ましたけれども、非常なスピードで行く。こういう中で、私どもとしては、やはりこの老人たちというか高齢者の人たちが働く場所を欲しい、これは一つの大きな社会の欲求であろうと思います。ただ、ヨ...全文を見る
○中山国務大臣 ただいま人事院総裁が答弁いたしましたのと一緒でございます。
○中山国務大臣 いま人事院総裁の御答弁申し上げたとおりでございます。
○中山国務大臣 労働三権を与えてもらいたいという要望に対しましては、かねがね政府はそういう要望があることは存じておりますけれども、現在の姿というものがきわめてうまくいっているということで、国際的にも日本の制度というものは高い評価を受けて、今日外国からも研究の対象にされている、こう...全文を見る
○中山国務大臣 これからの公務員の給与あるいは年金の問題、あるいは年功序列型の再検討の問題等は、人事院におきましても、ただいま鋭意研究をいたしておりまして、私どもといたしましても、この人事院の研究の結果が出てくることを待って、政府としては対応してまいりたい、このように考えておりま...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘のように、新経済社会七カ年計画あるいは政府の雇用政策によって、民間に対しては昭和六十年に六十歳の定年が定着するように、労働の体系、体制としての協力を民間に呼びかけておる。こういう中で政府も、今回御審議をお願いしているような、公務員制度に定年法を導入して、...全文を見る
○中山国務大臣 現在の時点でどういうふうな計画の変更をするかとか、そういうことはただいまのところ考えておりませんけれども、こういうふうな社会の新しい経験でございますし、政府といたしましても、絶えず国民の生活実態というものを調査しながら、この公務員の方々の定年問題も考え続けていかな...全文を見る
○中山国務大臣 重ねてのお尋ねでございますが、私どもやはり、この公務員の人事を長期的に管理するという考え方、また年功序列型で終身雇用できておりますから、特にこれから急激に高齢者がふえてくる公務員の層を見ておると、六十年六十歳ということを見直す、さらにそれを六十歳以降に持ち込むとい...全文を見る
○中山国務大臣 やはり戦後の健康保険制度とか医療の発達のために日本人の寿命が急速に延びた、その結果急激な高齢者層の増大によって、政治的にも経済的にも社会的にも大きな問題が出てくることは、御指摘のとおりだろうと思います。  ただ、これからの高齢者のために定年を六十五歳にしろという...全文を見る
○中山国務大臣 総理府の国勢調査で十五歳以上六十五歳未満の生産年齢人口は、人口統計において、国際的に十五歳から六十五歳未満を生産年齢人口とするのが通例となっておりまして、わが国の調査もそれに準拠した国際基準に合ったものである、このように御理解をいただきたいと思います。
○中山国務大臣 いま先生からお話のあった人事院総裁初め皆さん元気でいらっしゃいます。平均して健康な方、青年にもまさる知力と体力を持った人がこうして働いているわけですが、国民全体の中で、私はやはり御指摘の点というのはわれわれとしても大いに参考にしていかなければならない。こういうこと...全文を見る
○中山国務大臣 人事院総裁がお答えを申し上げたとおり、私どもも同様の考え方を持っております。
○中山国務大臣 先般来人事院総裁も申し上げておりますとおり、この高齢化社会に対する公務員の定年問題あるいはまたそれの変更に関する問題は、あくまでもこれからの社会情勢の変化をとらえてやっていかなければならない。そういうことで、人事院はこの問題については重大な関心を持って必要に応じて...全文を見る
○中山国務大臣 この国会を通じて高齢化社会、いわゆる高齢者問題、雇用の問題、年金の問題、いろいろと予算委員会あるいは本委員会で御質疑がございました。政府といたしましても、高齢化社会全体に対する政策について基本的な問題を含めて積極的に現在研究中でございます。いずれ各党の御意見も十分...全文を見る
○中山国務大臣 せっかく各党で御審議していただいている法律案でございます。ただいま撤回をせよというような御意見もございましたが、ただいま撤回いたす意思は毛頭ございませんので、ひとつよろしくお願いを申し上げます。
○中山国務大臣 この国会に法案の御審議をお願い申し上げたというのは、昨年の臨時国会で政府といたしましては、この二法の御審議をお願いをいたしましたが、前国会では審議未了、継続審議ということになり、引き続きこの国会で御審議をいただいているという経過でございます。
○中山国務大臣 いま先生お尋ねの、行政の効率化と言っているのは定年制を導入することだけでうまくいくものじゃないよというお話でございます。私もそのように実は思います。  御案内のように、戦前からの一つの行政の流れ、例を言えば伊藤博文がつくった行政機構というものは、戦後も脈々と生き...全文を見る
○中山国務大臣 定年制を導入したらどの程度の人員の削減ができるか、あるいはそれに要する給与の削減ができるかというお尋ねでございますが、それは先生もお話しのように、具体的な計数をいま直ちにお示しするわけにはまいらないと思います。  私は先日も日本学術会議の政府への意見書を読んでお...全文を見る
○中山国務大臣 私は、高齢化社会への考え方の基本というものをはっきりさしておかなければならないと思うのです。それは人間がいつまでも働く、生きている限り働くのだという考え方も一つあります。しかしもう一つは、適当な時期に引退をして、第一線を退いて年金生活で豊かに暮らす、こういうふうな...全文を見る
○中山国務大臣 定年そのものが、やはり一定の年齢になれば職を離れるということを規定するわけでございますから、公務員の身分に関することで分限事項である。そういうことになれば、法定で、国会での御審議にまたなければならない、このように理解をいたしております。
○中山国務大臣 現在までは、私正直申し上げて勧奨制度というものは非常にうまくいってきたと思います。しかし、これから先にやってくる高齢化社会に対しては、やはり定年制の導入というものが必要であるという人事院総裁の意見というものは非常な価値のあるものだ、そのように私は判断をいたしており...全文を見る
○中山国務大臣 六十年になって定年制が導入されるということになれば、現実に勧奨制度というものはなくなるというふうに判断をいたしております。
○中山国務大臣 制度そのものよりも公務員の諸君自身に権利が発生するわけでございますから、権利が最優先すると私は判断をいたしております。
○中山国務大臣 公務員の諸君に権利が発生するということと同時に、政府にもやはり勧奨する権限があるというふうなのが人事院総裁の発言の真意だろうと私は思っております。
○中山国務大臣 権利が発生するわけでございますから、これは最優先でございます。私は一番明確な答弁だと思っております。
○中山国務大臣 本日の大出委員の御質問にもお答え申し上げましたとおり、この問題は重要な問題でございますので、関係各省庁と十分連絡をしますとともに、各党の御意見を聞いて、この御審議が終了するまでにこの問題の結論を出すように検討させていただきたいと考えております。
05月12日第94回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○中山国務大臣 いま先生からどういう経過で総務長官がこういうふうな書信を人事院総裁に送るという経過をたどったのかというお尋ねでございますが、政府は、昭和五十二年に国家公務員に定年制を導入するという閣議決定を行っております。その閣議決定を行いました後で、やはり定年制というものは公務...全文を見る
○中山国務大臣 先ほどの御質問の重ねてのお尋ねでございまして、内閣総理大臣あるいは官房長官からの書簡が当を得たものではないかというふうな御指摘でございますが、総理府総務長官といたしましては、国家公務員法第十八条の二「内閣総理大臣は、法律の定めるところに従い、職員の能率、厚生、服務...全文を見る
○中山国務大臣 今後は今回の書簡ということを前例に出さない、このように考えております。
○中山国務大臣 六十年に六十歳定年を導入するという今回の法律を成立させていただくということになれば、六十年以降一般の職員につきましては、これは権利が発生をする。だから勧奨を受けても、いや私はこのままいたいということを言えば権利が最優先で適用をされるということは、もう御理解いただい...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘の点はきわめて重要な点でございますので、御趣旨を十分尊重してまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 いわゆる六十年六十歳の時点で年金を受けられない方々のためにその措置をせよという御意見でございますが、先般御答弁申し上げましたように、この法律が可決をされるまでに私どもといたしましては検討をさせていただくということをお答え申し上げております。  私どもといたしまし...全文を見る
○中山国務大臣 いま委員長から御発言がありましたように、理事会でいろいろ御検討いただくということでございますので、政府といたしましても理事会の御審議の経過を十分拝見をさせていただきたい、このように考えます。
○中山国務大臣 そのような方針でまいるつもりであります。
○中山国務大臣 ただいま人事局長がお答え申し上げておりましたとおりでございます。
○中山国務大臣 高齢化社会を迎えるということがわれわれの国家の基本にはあるわけです。それも早急に速いスピードでやってくる。そういう中で一方では寿命が延びる、勤労年限も延びていくということで、六十年六十歳ということに一応の法律案としてはできているわけでございますが、私どもがこれから...全文を見る
○中山国務大臣 ただいま人事局長がお答え申し上げたとおりでございます。
○中山国務大臣 私は、いろんな御意見があろうと思いますけれども、公務員の方々の一生の生活の問題、生涯の給与の問題とか、いろいろな問題を含めまして、正しいことは正しいという見解に立って守るべきものは守る、正すべきものは正してもらう、これははっきりしておかないと、社会全体の秩序は維持...全文を見る
○中山国務大臣 財政事情が許す限り全力を挙げて人事院勧告を尊重してまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 ミッテラン氏の当選ということあるいはジスカール大統領の落選ということ、私もしばらくフランスに行っておりませんので、最近のフランスの国民感情というものを十分把握しておらない立場で論評することは大変失礼であろうか、こういうことで、論評は差し控えさせていただきたいと思い...全文を見る
○中山国務大臣 先生お尋ねの、今回御審議をお願いいたしました退職手当法の一部改正に関する法案の趣旨でございますが、総理府は、五年を一つの契機として、五年ごとに民間の退職手当の調査を人事院にお願いをいたしておりまして、それに基づいていわゆる公務員の退職時の手当と民間企業における手当...全文を見る
○中山国務大臣 公務員の給与等を預っている総務長官といたしましては、まことにつらいという一言に尽きるわけでございます。これは次官以下各職場に働く公務員の諸君の退職の手当を八・三%カットするわけでございますから、大変つらい立場にある。だれも喜ばない。この法律をもし通していただけるな...全文を見る
○中山国務大臣 退職手当の性格というものは、国家公務員の諸君が長期間勤続して退職する場合の勤続報償というふうに考えております。
○中山国務大臣 私はいま直ちにこれを人事院に移しかえをするというわけには、ここでは御答弁申し上げかねますが、行政機構全般について、ただいま第二臨調等でもいろいろ御検討をいただくわけでありまして、二年間の経過の中にはいろいろな問題が出てくるだろう、そういうふうな経過を見ながら、将来...全文を見る
○中山国務大臣 公社、公団におきましても下げておるわけでございます。
○中山国務大臣 先生御指摘の問題点、フランスの大統領選挙の結果等も踏まえた御意見でございます。貴重な御意見だと思います。われわれも正直なことを申し上げて非常にむずかしい転換点に立っている。一年間の原油外貨支払いが大体五百億ドルでありますから、GNPが二百五十兆として大体十五兆円く...全文を見る
○中山国務大臣 先生御承知のとおり、政府は、昭和四十六年に民間の企業の社員の方々が退職される場合の退職手当、そういうものが一体どうなっているかということを調査をし、人事院に御苦労いただいて、その調査結果と公務員の諸君の退職手当との比較をいたしましたところ、公務員の方が二割方低い、...全文を見る
○中山国務大臣 昭和四十六年の時点と現時点とでは、その背景というものが社会的にやや違うのではなかろうかと思いますが、先生のいまの御意見は御意見として十分承っておきたいと思います。
05月14日第94回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○中山国務大臣 先生御案内のように、退職手当関係には三公社も含まれているわけでございまして、そういう意味から人事院の調査を基本にするということの原則があろうかと思っております。私どもとしましては、退職手当の調査というのは、中立の人事管理機構である人事院の調査は絶対に信用すべき性格...全文を見る
○中山国務大臣 政府は、先生も御案内のように、経済関係の閣僚会議を毎月持っております。そこで政府の閣僚同士が話し合って一番心配をいたしておる問題は、大企業がどうという問題じゃなしに中小企業の問題でございます。大企業は石油ショックにかかわらずに自分で経営合理化、労使の相談の中で、利...全文を見る
○中山国務大臣 先生のせっかくのお話でございますが、私個人としては気持ちが別にあるといたしましても、政府としては現在御審議をお願いしている法律案というものについては取り下げる意思はただいまのところ持ち合わせておりません。公務員の諸君にはまことにお気の毒だと思います。私も、願うなら...全文を見る
○中山国務大臣 私は、昨年の総務長官就任以来、この公務員の給与引き上げに関する人事院勧告というものはすでに十年定着をしておる、これを完全実施することによっていわゆる労働の基本権の代償機能というものが果たせるという考え方を実は貫いてまいっております。昨年も大変財政事情が厳しゅうござ...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘の点は、たとえば共済年金あるいは退職手当、公務員給与という問題は今日までの歴史がございまして、それぞれの役所が所管しておるということでございますが、これからの新しい公務員制度のあり方の中で、今後慎重な検討を要する問題であろうと考えております。
○中山国務大臣 人事院でこれを総合的に全部取り扱うということも一つの考え方だと思います。いろいろと各方面の御意見を十分承りながら、どの制度が一番総合管理するのに適しているかについては、各党の御意見もまた改めて聞く機会もあろうと思いますし、私どもとしては、慎重に検討させていただきた...全文を見る
○中山国務大臣 ただいまのところ、政府自身が御審議いただいている法律案の修正をいたすという考え方はございません。ただ、委員会等でいろいろと御意見が出て、先般の委員長への御提言でも、理事会でいろいろと話をしたいという方もございました。私ども政府といたしましては、この理事会のお話し合...全文を見る
○中山国務大臣 俗に言われる高級公務員の渡りというものについては、私はこれは早急に改良せなければならない、こういうやり方はいけないというふうに考えております。
○中山国務大臣 重ねてのお尋ねでございますが、先刻お答え申し上げましたとおり、各党が先般の委員会の質疑の中で、委員長のもとに理事会において意見を交換したいという御発言を承っております。総務長官といたしましては、このような御意見が今後どのような形をとっていくか、慎重に見守らしていた...全文を見る
○中山国務大臣 率直に申し上げて、今回の法案が成立した場合に、一定の時期に退職される公務員の方々が、退職手当が百分の百十になるということで手取りが少なくなることについて御不満をお持ちになることは現実だと私は思います。しかし、一方日本の国には、公務員以外にも多数の国民が主権者として...全文を見る
○中山国務大臣 公務員というのは、公務員法で規定されているように、国民への奉仕者である、私はそのように考えております。
○中山国務大臣 お答えを申し上げますが、私も何遍か労働組合の団体の方々とお目にかかりました。また、局長は局長、副長官は副長官、あるいは現場を担当する人たちが、それぞれの立場で会っております。こういうことで、回数から言いまして一万回会ったかとか五千回会ったかと言われれば、それほどの...全文を見る
○中山国務大臣 総理府といたしましては、人事院が調査の一つのサンプルを使う場合の仕組みについては、民間準拠というようなことでいままでやってこられておる。私は、それに絶対信頼を置かなければ、公務員給与の決定もできないし、この退職手当の問題も扱えない。基本は人事院が中立的機関として、...全文を見る
○中山国務大臣 お答えをさせていただく前に、私の考え方をもうちょっと申し上げておきたいと思います。  私は、やはり国民が物の判断の中心者である。そういうことから考えて、公務員の生活が苦しいという場合には、やはり公務員の募集に対する応募者が減る時代がございました。また民間の方が悪...全文を見る
○中山国務大臣 私の所管外の事項でございますので、この席での発言は御遠慮させていただきたいと思います。
○中山国務大臣 まだその結論が出ておりませんし、私自身が所管でもございませんので、その結果を見てまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 退職手当法の政府の提案に対して、ただいま先生御指摘のように、各党でいろいろと御意見が出されたりしておることもよく存じております。私は総務長官として、この各党のそれぞれの御意見がどのような推移をたどるか、重大な関心を持ってただいま動きを見詰めさせていただいておるとい...全文を見る
○中山国務大臣 ただいま先生の御指摘の点は、先般御審議をいただき、通過成立させていただいた臨調の問題で、財界主導型じゃないかという御意見でございますが、私ども決してそのように受け取っておりません。たとえば労働組合の代表的方々も委員として名を連ねており、私どもとしては、国民の各界、...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘の昭和六十年までに再検討をするというねらいは何か。戦後の日本の行政機構というものが、日本の復興とともにずっと膨張してきた。その中で、法律があるがために切れないものも相当ございます。そういうことで、そういうものをどうしたらいいのか。また公務員制度の中で、こ...全文を見る
○中山国務大臣 まじめに国民のために奉仕をされる公務員の方々の家庭生活が、一つの法律によって激変をするということは決して好ましいことではないと考えております。家庭の生活があって初めて公務員の方々は国民にまじめな奉仕ができるわけでございますから、政府といたしましては、十分その点も含...全文を見る
○中山国務大臣 いま先生からの御指摘の点は、こういうふうな法律案を国会で審議をお願いする以上は、国会において直ちに対比ができるような、国際的に誇れるようなデータをそろえて出すべきだ、こういうふうな総理府に対するおしかりあるいは御指摘でございました。この御指摘は十分貴重な御意見とし...全文を見る
○中山国務大臣 先生の御指摘は、私はまことにごもっともだと思います。幸い総理府には統計局がございますので、統計情報の調整に努力をいたし、先生御指摘のような関係各省庁あるいはまた民間の公的機関の調査等も、次期からのこういうふうないわゆる法案の審議に当たりましては、十分御検討いただく...全文を見る
○中山国務大臣 民間企業におけるいわゆる企業年金と退職金との関係、また公務員における共済年金と退職金の関係、またこれからの企業形態の中では、民間サイドにおいてもいろいろと変革があるいは行われるかもわからない。こういう中で、私どもといたしましては、公務員制度審議会とか、いろいろ関係...全文を見る
○中山国務大臣 きょうは先生から大変貴重な御意見を賜りました。総理府の立場といたしましても、きょうの御意見を職員一同十分踏まえて、これからの公務員の老後の生活をいかに確保するか、そういう面に当たって、いま人事院総裁が申しました点も含めて十分検討し、安心して公務に尽瘁していただける...全文を見る
05月21日第94回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○中山国務大臣 労使間で話し合うべきだという御意見でございます。この法案は、五現業だけに限らず、司法、立法、行政、五現業と、あらゆる分野の公務員の諸君に適用されるものでございまして、政府といたしましては、国会で御審議をいただき、その法が成立した後は、法律によって運用してまいりたい...全文を見る
○中山国務大臣 この法案を御審議いただく前に、それぞれ、私の立場でも労働の団体の方々ともお目にかかってお話をいたしましたし、あるいは局長、あるいはその以下の事務のレベルでも何回かにわたって御意見を交換させていただいたようなことでございまして、決して政府が一方的に法案を提出すること...全文を見る
○中山国務大臣 特殊法人の役員の退職手当の問題につきましては、かねて適切な処置をすべきであるという考え方が引き継がれておりますが、昨年十三月末に行われました閣議におきましても、この問題については今後検討を重ねていって適切な処置をするという方向に向いておりますので、私どもとしては、...全文を見る
○中山国務大臣 特殊法人の役員の退職手当につきましては、やはり民間の企業の役職の退職手当というものの調査をして、それに基づいてそういうふうな算定方式というものができておる。ただし昭和三十三年までは勤続月数掛ける最終の給与額掛ける〇・七であったものが〇・三六に引き下げられておりまし...全文を見る
○中山国務大臣 ただいまお尋ねになりましたこの法案を撤回しろという御所望でございますけれども、政府といたしましては、撤回をする意思は持ち合わせておりません。  なお、この法律案が成立後、やはり法の運用ということで労働組合の方々とは当事者間で十分話し合いをして、法律が十分な成果を...全文を見る
○中山国務大臣 先生お尋ねのこの二法が成立後関係団体との十分な話し合いをやるかということでございますが、もとより円満にかつ公正な人事管理は労使間のきわめて重要な課題でございますから、法案成立後も、私どもといたしましては中央地方を問わず各職員団体との話し合いを行ってまいりたい、この...全文を見る
○中山国務大臣 公務員制度自身、これは主権者である国民全体に対する奉仕者という地位は、きわめて普通の一般の働かれる人たちとは違った地位というものを確保されているわけであります。そのためにいわゆる協約締結権というものが大幅に制約をされておりますけれども、それの代償機能としては、中立...全文を見る
○中山国務大臣 先日第一回の会合を開きましたが、近く第二回の会合を開いてまいります。御案内のように財政事情がきわめて厳しい中でのことでございますので、私どもとしては、この関係閣僚会議のこれからの検討というものに対して参画をしてまいる、このようなことでございます。
○中山国務大臣 ただいま議題となっております修正案に対する内閣の意見を申し上げます。  本件修正案のうち、昭和四十八年法律第三十号に係る修正部分、すなわち退職手当の削減規定の施行日とその経過措置に関する修正につきましては、官民における退職手当水準の均衡を図ることの緊急性、現下の...全文を見る
○中山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を踏まえつつ制度の運用に努めてまいる所存でございます。     —————————————
05月25日第94回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(中山太郎君) 国家公務員法の一部を改正する法律案及び国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、国家公務員法の一部を改正する法律案について申し上げます。  国家公務員については、大学教員、検察...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 本岡議員にお答え申し上げます。  まず第一のお尋ねでございますが、この定年制度にかわるものとして現在の公務員の退職管理は退職勧奨制度で順調に行われている、どう評価するかということでございますが、現在までのところでは勧奨制度で私は大変うまく機能してまいっ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 矢田部議員にお答えを申し上げます。  公務員二法は行革の試金石と言われているが、行革と公務員二法はそれぞれ性格が違うじゃないか、こういう御指摘でございます。この点はいま総理からもお答えがございました。  私どもといたしましては、公務員二法の行政改革に...全文を見る
05月26日第94回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○国務大臣(中山太郎君) ただいま議題となりました国務公務員法の一部を改正する法律案及び国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  初めに、国家公務員法の一部を改正する法律案について申し上げます。...全文を見る
05月28日第94回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○国務大臣(中山太郎君) いま行政管理庁長官からお話がございましたが、現実的にどのような形をとられるかという具体的な御発言もございませんので、私としてはそのようなことが行われた時点で判断をさしていただきたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 臨時行政調査会では先生御指摘のような点も御検討が行われるというふうに風聞をしておりますけれども、この法律案が成立をするかどうか、この国会ではまだはっきりとお約束をいただいていないわけでございますから、臨時行政調査会としては当然公務員制度全体についても意見...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私はもし、この法律は御指摘のように五十七年一月一日というふうに衆議院で修正をされた、また定年六十歳六十年ということでございますけれども、この法律案をこの国会で成立さしていただきますと、臨時行政調査会の方も、ああ、あのむずかしい法案もやっと野党の御協力のも...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お言葉でございますが、情実は入らないと思います。ただ、実態的に人事院がどのように判断するか、それはあくまで人事院が公正な判断の上で制度の運用を図っていただきたいと、このように希望をいたしております。
○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの、各省庁で組合があるところとないところ、組合があるところが非常にスムーズに人事管理が行われているという点は、私は事実として認めたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 私は現実的には、この法律が成立をいたしますと、勧奨をするということがたとえ行われたとしましても、公務員には権利が法律によって発生するわけでありますから、事実上一般の公務員の方々の勤務年限というのは長くなっていくということは一時的にあろうと、このように考え...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私が一時的にと申しましたのは、いま先生も御指摘のように、ただいまでは五十八歳あるいは五十七歳、五十六歳というふうに各省庁でそれぞれ勧奨の年齢が違っております。しかし、それがいまそういうふうに年齢が段差があって勧奨によって職場を去られるという方々も、この法...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘のとおりでありまして、公務員の諸君は六十歳まではいわゆる職場を離れることがないと。もし自分がそこに続けて勤務したいという御希望がある方は、六十歳まではその地位というものを確保することができると。私どもは、だからある意味で安定した公務員の人生というも...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 政府の考え方としては、いま申し上げたように高齢化社会がやってくると、高齢化社会の波は公務員の社会にも遠慮なく押し寄せてくると。そうすると、現在では勧奨制度が非常にうまくいっていると、そしていま御指摘のように組合のあるところは特にうまくいっていると。しかし...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 勧奨で五十八歳、五十七歳でやめていただいているということでございまして、非常にうまくいっている。それで法律ができても別に特段の問題が起こらないと、私はそのように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 法律ができれば、当然一般の公務員の方には勧奨制度というものはなくなるだろうと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 私は認識を変えるということは必要ないと、私はやっぱり民間準拠ということが民主主義の社会ではきわめて必要なことだと、特に公務員の諸君の給与あるいは賞与というようなものは、退職手当も含めて国民が出す税金によって賄われるわけでございますし、公務員の給与の引き上...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 現業のあるところは、いま組合と主務大臣の間でいろいろ話し合いが行われておる。この法律においても、やはり特例定年とか再延長の場合でも、主務大臣がそれぞれの組合といろいろ相談をして決めていくということの一項を立てておりますから、決して全然組合の考え方というも...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 分限に関することでございますから、あくまでも人事院の意見というものを私どもとしては求めた。で、いま野田先生御指摘のようなことが法律が成立したら一切それができなくなる、それは先ほど申し上げたようなこれからのやってくる変化に備えるために公務員制度の中に定年制...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 今回定年制の施行に伴います定年による退職者の場合におきましても、従来と同様の扱いとなり、たとえば二十五年以上勤続の場合には国家公務員等退職手当法第五条の適用を受けるものと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 高齢化社会についての考え方を答えろということでございますが、高齢化社会と一般に言われていますが、すでにヨーロッパ先進国ではもう高齢化社会がやってきておる。しかし、それが来るまでには、五十年なり百年という長い時間をかけてかれらの社会には高齢化社会が到達しま...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) やはり老人、老人と言うと失礼になりますかもわかりませんが、高齢者の方々の雇用の機会というものを、もし希望があればできるだけそういうことが可能なように政策的にやっていく、政府も従来中高年雇用対策を促進するための法制度も、補助制度もつくっておりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の、高齢化社会における生き方の問題であろうと思います。  総理府においても老人問題懇談会というのが昭和四十七年に発足をいたしまして、自来何回か懇談会を開催をいたし、いろいろ各方面の識者の意見を求めておりますが、やはりこの定年制度の問題というも...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘の点はきわめて重要な点でございますので、総理府におきましても検討を準備いたすつもりでございます。
○国務大臣(中山太郎君) 総理府には余りそういうケースはございません。十分熟知をいたしておりません。ただ、上級公務員の場合は数が少ない、そのために嫁入り先も少ない、なかなかこの問題は、本人もさることながら、やめていく人に対する役所の立場もなかなかむずかしいものがあるんじゃなかろう...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 国務大臣として、この天下り、渡りの問題というものは、やはり国民の厳しい批判を受けているということを率直に認めたいと思います。  なお、この件につきましてはかねがね問題になっておりまして、退職金算定の基準が、退職時の給与掛ける勤続月数掛けるいわゆるアルフ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お尋ねの高齢化のスピードでございますけれども、私どもの方の調査で持っております数値から見ますと、大体六十五歳以上の人口が全人口の一二%に達するというのが一九九三年、あと十二年というふうに見ております。そういうことから考えますと、昭和六十年六十歳という時点...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) この六十年六十歳の定年制を施行するということにつきましては、法案の国会への提出が昨年でございますから、ちょうど五年以前に、この六十年六十歳という新しい制度の導入を国民の代表であられる国会で御審議をいただくということになっております。そういうことから考えま...全文を見る
05月29日第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第12号
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○中山国務大臣 田名部先生、日本学術会議の問題につきまして大変御心配をいただいていることを、私からも深く感謝を申し上げておきたいと思います。  たまたま総理府の所管の団体といいますか学術会議でございますが、学者の方々の集まりであるということで、私どもはかねて深い敬意を表しておっ...全文を見る
06月02日第94回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○国務大臣(中山太郎君) 定年制法案を国会で御審議をいただくまでの経過につきましては、昭和五十二年に国家公務員に定年制を導入するものとするという閣議決定が行われております。この閣議決定で定年制を導入するということに方向が決まったわけでございますが、公務員の方々の身分に関する問題で...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生お示しのように、学説としては存在することを私どもも存じておりますけれども、その学説が即政府の正しい見解であるというふうに申し上げる立場にはないと、そのように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) そのようなことと理解をいたしております。
○国務大臣(中山太郎君) いろいろ先生から御指摘があり、また厚生省からも具体的に数字を挙げて答弁ございました。私はやはり民間、国民に対して良質のサービスを行うということが公務員制度の基本的な哲学でなければならないと、そういうことになれば、三十代、四十代の人と六十歳を超えた者と能力...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ライフサイクルと定年制度の問題について、六十歳になるといわゆる熟年と申しますか、そういう問題との関係はどうなるのかという私の見解をお尋ねでございますが、私は、六十歳で定年をしくということになって安定した第二の人生の設計ができるんではなかろうか。私は五十七...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ILOからの勧告が出ておることは私もよく存じておりますけれども、日本のいわゆる職務のあり方というものが終身雇用型で、まあ何といいますか人事管理というものが生涯同じ場所で行われるという一つのわが国の特異な体系が従来歴史的に確立されてきた。ヨーロッパ社会にお...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) この法律案の国会提出までには、それぞれのお立場において組合の方々ともお目にかかってまいりましたし、今後またこの法律案が成立させていただいた後、それぞれの現業等におきましても、いわゆる団体の方々とも十分御相談をしながら運営の円満を期してまいりたいと、このよ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 急速にやってくる高齢化社会におきましてわれわれはどう対応していくのかと。高齢者の雇用の問題は、労働省も——労働省来られていますか。労働省も来られていますが、労働省においてはすでに法律をもって中高年の雇用促進法がございまして、これについては労働省から御答弁...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 政府は公務員の方々のことも考えますと同時に、主権者であり納税者である国民のことも絶えず忘れるわけにはまいらないのでございまして、主権者の方から見て、民間から見て、国民のサイドから見て、自分たちが求める行政サービスが一番いい効率を上げておるか、こういうとこ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生のおっしゃっている御指摘の点が、いわゆる公務員と民間と、私は政府の考え方が先生の考え方と少し違うんじゃなかろうか。政府の場合は、いわゆる良質のサービスを国民のために提供するのが公務員である。そうして、その公務員の人たちが年をとってくると能率が下がって...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私は、生きがいというのは、公務にずっと携わるだけが生きがいじゃないと思うんです。人間の生きがいというのは、それぞれの年代に応じて考え方が変わってくる。だから、働きたい。しかし民間におりても働けるわけでありますし、また働かないでおれは一生暮らしたいと思うの...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 独裁的なことが最も能率的だとは私は思いません。独裁的な社会において最も能率が上がっていない例もたくさんいろいろな国家では今日見られるところでございまして、われわれの国家が最も能率的であろうと、私はそのように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 政府は絶えず円満な人事管理ということを基本に考えておりますので、従来もいろいろと職員団体との交渉をやってまいりましたが、この法律が成立後もそのようなことは続けてまいりたいと、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 定年制を導入する意義そのものについて総括して意見を述べろということでございますが、私は、まず社会全体が大変な勢いで変わりつつある、それは先生の先ほど御指摘のとおりでございまして、わが国は例を見ない急速なスピードで高齢化社会に向かってばく進しておる。そのよ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お説のとおりでございまして、昭和六十年定年制度ができました以降は、この勧奨制度、集団的な勧奨制度というものはなくなる。つまり、そこに公務員の諸君には権利が法律のもとに発生するわけでありますから、それ以降において一部の管理職については勧奨制度が残るというふ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(中山太郎君) ないというふうに御理解をいただいて結構でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 各省においてこの勧奨が現在行われている大体平均値というのは五十八歳、九歳というところがきわめて多い、また民間におきましても六十歳定年というものが比較的多い数値を示しておりますので、今回の法律案で六十歳定年というものの制度に踏み切ったわけでございます。
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の点は私はきわめて大事なポイントであろうと考えております。つまり、民間において昭和六十年にどのような雇用形態が整備されていくか、この国家公務員あるいは地方公務員の場合でも六十歳六十年というようなかっこうになっていく中で変化が起こることに備えまし...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 暫定的と申し上げることが政府としては適当かどうかは私は申し上げかねると自分で考えておりますが、新しくやってくる高齢化社会に対して公務員制度を預かる総理府といたしましては、高齢化社会対策の第一段階であると、このように認識をいたしております。
○国務大臣(中山太郎君) 全く同感でございます。
○国務大臣(中山太郎君) これから先のいわゆるリタイア、退職後の職場の調整という問題につきましては、これはやはり職業の自由とかいろんな問題で政府が直接介入することは私は穏当ではないと思っておりますけれども、この先のいわゆる再雇用の問題がどのような現象をあらわすであろうかと。私は公...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私は、この新しい雇用のための訓練、これは非常に必要なことだろうと実は考えております。先般の委員会における御質疑もそういう点がございました。私は退職準備プログラムというものがそれぞれの官庁において立てられ、持たれるべきではなかろうかというふうに実は考えてお...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) この法案が国会で御同意をいただいて成立した場合には、いわゆる昭和六十年六十歳定年というものが既定の事実となってこれから迫ってくるわけでございますので、政府といたしましては、そのいわゆる昭和六十年に向けて、ただいままで御指摘のありましたような点も踏まえ、職...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の点につきましては、十分御趣旨を尊重して、これからの来るべき新しい公務員の人事管理制度の円満な、かつ円滑な運営のために努力をしてまいることをお約束申し上げたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 先ほど人事局長がお答え申し上げましたように、定年年齢に関する特殊法人の実態について御報告を申し上げておりますけれども、現状では比較的うまく作用していると見ております。ただし、政府といたしましては、政府の一つの大きな公務員に対する考え方というものが法律によ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 本来、労働大臣の所管事項でございますから、お答え申し上げるのは御遠慮すべきでございますが、国務大臣としての考え方を申し上げれば、民間企業というものはあくまで利益を追求する一つの集合体である。しかもそれが同族であれあるいは非同族であれ、いわゆる投資が行われ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ちょっともう一回、大変恐縮ですが確認さしてください。
○国務大臣(中山太郎君) 団体協約の締結権のない公務員の方々のために人事院制度というものが現存しておりますし、この意見というものを政府は絶えず尊重してまいると、また団体協約締結権のある組織においては、職域団体との十分な意見の交換をしながらこの公務員制度全般にわたる円滑なかつ円満な...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) きわめて現在の日本にとっては重要な課題でございますので、防衛問題については防衛庁と、あるいはまた行政改革については行政管理庁と十分連絡をとりながら、御趣旨の点を実行すべく作業を進めさしていただきたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 実現をするべくお約束を申し上げます。
06月04日第94回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○国務大臣(中山太郎君) せっかくのお尋ねでございますけれども、私はいわゆる五十七年度から実施をするという計画を承っておりません。
○国務大臣(中山太郎君) 何にもございません。
○国務大臣(中山太郎君) 私は、かねて申し上げておりますように、この人事院制度、人事院の勧告によって政府がそれを尊重し、完全実施をしていくということは、公務員の諸君のいわゆる国民へのいいサービスをしてもらうところの基本の原則であると、そのように考えておりますし、またそう信じており...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 重ねてお答えを申し上げますが、第二臨調でどのような論議が行われているか、先ほども申し上げたように私は承っておりません。そのために、それが間違いであるとか正しいとかということは、現在の私の立場で申し上げることは控えさしていただきたいと思います。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 総理府の所管ということでもございません。  ただ、どこの省庁にもこれがはまらないということになれば、どこの省庁にも属さないという事項については総理府が扱うということは過去の事例にございます。
○国務大臣(中山太郎君) ただいまのところ、そのような決定をいたしておりません。
○国務大臣(中山太郎君) 先生の御指摘の点は私はそのとおりだと思いますが、もう一つ、一点つけ加えさせていただくならば、政府としては、勧奨制度よりも定年制を導入することによって、長期的に政府のいわゆる人事管理というものが円滑にいくように、今回そういう中に一つの柱としてそういう考え方...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 労働科学研究所のデータ等お持ちいただいていろいろと御指摘がございましたが、私は正直に申し上げて、やはり人間というのは十年刻みに発育をして、十年刻みに体調が下がっていく。そうして平均余命で言えば、大体男が七十二歳八カ月か十カ月ぐらいで人生を終わるというのが...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生のお話は、それなりの一つのりっぱな御意見として私は拝聴させていただいております。ただ、十三万円の年金で退職を法律によって強制された場合に、夫婦二人で生きていけるかという点でございますね。これは私は非常に大きな問題であろうと思うんです。先般も先生のお尋...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ただいま人事院総裁がお答え申し上げたとおり、同感でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 勧告が出ておることは存じております。この勧告の内容等も私どもとしては拝見をしておりますけれども、この今回の定年制とは矛盾するものではないと、そのように理解をいたしております。
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の、この「機会及び待遇の均等」の中には、「国家の方針並びにこの問題に関する法令及び慣行の枠内」ということが明記をされておりまして、それぞれの国家にはそれぞれの長い歴史、民族の生活態様等が存在をいたしておりまして、また、この雇用関係というものもそ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先進国では平均の定年が大体六十五歳だということでございますけれども、私どものこの日本の六十歳定年というのが後進国的ではなかろうかというふうな御意味も含んだ御発言でございましたが、アメリカで連邦公務員の定年制が廃止された背景には、定年まで勤める職員はきわめ...全文を見る
06月06日第94回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○国務大臣(中山太郎君) これまでもたびたび御答弁申し上げましたように、政府といたしましては、定年制度導入の趣旨にかんがみまして、人事管理の必要上幹部職員についての個別的な退職勧奨をする場合を除きまして、組織的、集団的退職勧奨はなくなっていくものと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 公共企業体等労働関係法、地方公営企業労働関係法によって保障される団体交渉権、労働協約締結権は最大限に尊重しなければならないと考えております。  五現業の職員の定年制度につきましては、人事院総裁の書簡の趣旨を尊重いたしまして、いわゆる非現業職員と扱いを一...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 公正にして円満円滑な人事運営は人事行政の基本であると考えておりますので、そのために関係職員団体の意見を十分尊重してまいる所存でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 定年制度が施行される際、通算退職年金も含めての年金の受給資格のない職員が生じるという問題につきましては、民間における任意継続組合員等の特例措置を参酌して、共済法上特例措置を設けることにより対処することが適当であると考えており、今後とも関係省庁間で協議を行...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 今回の定年制の施行に伴います定年による退職者の場合におきましても、従来と同様の扱いとなり、二十五年以上勤続の場合には国家公務員等退職手当法第五条の適用を受けるものと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を踏まえつつ、制度の運用に万全を期してまいる所存でございます。
07月08日第94回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(中山太郎君) お尋ねの特殊法人、認可法人と並んで、公益法人の実態を把握しておるかというお尋ねでございますが、詳細な数につきましては政府委員から答弁をさしていただきます。  私どもといたしましては、この問題につきましても、第二次臨時行政調査会の答申が出てくるのを見守っ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの点でございます。御指摘の点につきましては、総理府としても十分今後配慮いたしてまいる所存でございますが、本来それぞれの監督官庁が許認可権並びに監督指導をやるということが一つの原則でございますので、総理府といたしましては所管の官庁にも十分御注意の...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の沖縄の水の問題は、やはり沖縄県民にとっては最大の重要な問題だと私は考えております。私も就任以来水の解決ということに全力を払っております。  御案内のように、すでに給水制限も行われておるという現状の中で、水源涵養のためのいわゆる林野、森林の指...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 本土復帰してからちょうど九年目を迎えて、第一次振興開発計画を終わるわけでありますけれども、復帰当初、十年後を見通した一つの目標が掲げられておりましたが、人口に関しては当初の目標であった百三万人を、すでに百万人をオーバーしたということで、人口はそれで一つの...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 沖縄の補助率につきましては、格段の御配慮をいただいてまいりましたが、県民の方々にいま最大の関心を持っていただいておるのは、臨調でどういうふうな意見が出てくるだろうかということであろうと思います。私どもとしましては、臨調の専門部会の先生方にも沖縄のいわゆる...全文を見る
07月28日第94回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(中山太郎君) 総理の北方領土視察問題につきましては、新聞紙上いろいろ報道されておりますが、まだ公式に決定をいたしておりません。
○国務大臣(中山太郎君) かねて北海道及び東北の北方預出返還運動の国民大会からも、総理の北方領土視察を要望する決議を受けておりますので、総理としては適当な機会に北方領土を視察したいという希望を述べられておりましたが、ただいま新聞で報道されているような日程が一つの時期であるとも考え...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生も御案内のように、北海道、東北の方々の御決議というものが、要望事項というものが三つございまして、一つは北方領土の日の制定、もう一つは総理の現地視察、もう一つは地域振興に力を入れてもらいたい、この三つが北海道・東北国民大会の決議であったと記憶をいたして...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の暴力団による北方領土をいわゆる利用した資金集めというものについては、総理府といたしましても大変重大な関心を持っておるわけでございます。従来、領土の返還運動というものは民族の純粋な願望をかけたものでございまして、暴力団との関係というものは一切わ...全文を見る
08月18日第94回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○中山国務大臣 先生ただいま御指摘のように、昭和四十七年以来公務員給与に関する人事院勧告というものが十年間完全実施という形で来たわけであります。その間日本の経済が非常に高度成長を遂げておった時代、また後半になって石油ショック等もございましたけれども、給与を決定する際国会が最高の意...全文を見る
○中山国務大臣 勧告に関する給与関係閣僚会議がこれから引き続き開催をされると思いますけれども、いつごろその結論が出るかということは、現時点では申し上げるわけにはまいらないのでございます。臨時国会の召集も新聞紙上言われておりますけれども、まだ国会召集が国会の御意思として決まっており...全文を見る
○中山国務大臣 そのように御答弁を申し上げたことは、私もよく記憶をいたしております。今日変わってないかというお尋ねでございますが、私はそういうような御答弁を申し上げた基本的な考え方というものは変わっていない。というのは、安定した労使関係を維持するために、やはりこの公務員の方々の基...全文を見る
○中山国務大臣 人事院の勧告というものが労働基本権の制約の代償機能をいたしておる、これは先生御指摘のとおりであります。従来、この完全実施をやるということで十年間やってきたわけであります。問題は財政事情がどうかということが一番の根幹にあるのではないか。やはり財政事情がよかった時代と...全文を見る
○中山国務大臣 私は、人事院勧告というものがどのような形で実施されるかということについて、私の立場で誠意を持って努力をいたしたい、これは変わっておりません。
○中山国務大臣 今後この勧告の扱いについてわれわれが給与関係閣僚会議で論議する場合には、このいわゆる論告文というものが十分一つの参考資料として論議の中に織り込まれるというふうに理解をいたしております。
○中山国務大臣 事実は事実として私は申すつもりでおります。
○中山国務大臣 ILOに政府の送った書簡、これは現実のものでありますから、その問題も十分踏まえてわれわれは論議してまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 歯切れは決して悪くございませんで、事実を先生には申し上げたいと思います。  私どもとしては、人事院勧告の持っている意味、またいままでの十年来の慣熟した慣習、その中でいまお話しのように安定した労使の関係、こういうものが日本の社会の安定度に非常に大きな寄与をしてきた...全文を見る
○中山国務大臣 当日の私の発言をここでもう一回申し上げますと、ここ十年来人事院勧告を尊重する慣行が慣熟してきた結果、良好な労使関係が続いてきたところであり、私としてはこの良好な労使関係を維持してまいりたいと考えるが、他方、公務員給与の適切な抑制についても触れている臨時行政調査会の...全文を見る
○中山国務大臣 臨時行政調査会にお尋ねを願いたい、このように考えております。
○中山国務大臣 ただいま給与関係閣僚会議を開催をいたしまして、そこでさらにこれから会議を重ねてまいる、こういうところでございますが、その会議の中身においてそのようなことはどのようなことか、これから論議を重ねていかなければならないと考えております。
○中山国務大臣 お尋ねは戦没者追悼の日の問題ですか。(鈴切委員「そうです」と呼ぶ)戦没者追悼の日は、ただいままで、戦後三十六年たった時点におきましても、政府が武道館で例年八月十五日に全国戦没者追悼の日の行事を行ってきたところでございます。しかし、戦後相当時間が経過をいたしまして、...全文を見る
○中山国務大臣 事はやはり労働政策の基本に関する問題でございますので、所管の労働大臣に改めてひとつ御質問をお願いいたしたいと考えます。
○中山国務大臣 勧告の実施責任ということは、ちょっと私、理解しにくいところでございますけれども、勧告を受けた政府が給与法の改正ということで法律案を国会で御審議をいただくように提案をするというのは内閣にあると思います。それをお決めいただくのが国会である、このように理解をいたしており...全文を見る
○中山国務大臣 先生の御指摘のとおりでありまして、給与担当の閣僚といたしましては、公務員のいわゆる国民への奉仕をしてもらうための適切な給与というものを確保することが必要な立場にあるわけでございますが、一方、内閣の閣僚という国務大臣としては、適切な抑制をするべきだという臨調の答申、...全文を見る
○中山国務大臣 ちょっと先生のお尋ねの真意がわかりかねるわけでございますが、私は、先ほど人事院総裁が御答弁申し上げておりますように、人事院制度というものが現存している限りは、人事院はたてまえとしてこの勧告をする、こういうことで、それを受けた政府というものがこの勧告を受けて給与関係...全文を見る
○中山国務大臣 何遍も申し上げますように、私は人事院制度が存在をする、そういう一つの制度が現存する中で勧告が出る、その勧告を受けて、この勧告をどのように実施するかということに総務長官としては努力をする、これはやはり原則だと思います。  ただ、そのような原則にありましても、ただし...全文を見る
○中山国務大臣 私は閣僚の圧力をはねのけるということじゃなしに、給与関係閣僚会議の閣僚の方々と十分御相談をして、国民の納得のいくような結論が出るように誠意を持って努力をいたしたい、これをお約束申し上げたいと思います。
○中山国務大臣 私は給与担当大臣として、就任以来、公務員の生活安定ということ、また公務を忠実に尽くしてもらうということを中心に、昨年の人事院勧告におきましても、完全実施という一つのパターンを——過去十年間、慣熟した労使の関係でございますから、安定した労使の信頼関係というものを維持...全文を見る
○中山国務大臣 八月七日の総務長官談話につきましては、給与担当大臣としての私の心構えを実は申し上げておるのであります。給与関係閣僚会議においては、関係各閣僚がお集まりになっていろいろ意見が出ております。そういう中で担当大臣とし、また片や内閣の一員として、やはり公務員の給与の問題に...全文を見る
○中山国務大臣 私は給与担当閣僚としてどのように考えるかというお尋ねでございますけれども、私が席を連ねている鈴木内閣の政治姿勢というものは、これからの困難な新しい時代を迎えるに当たっての現在の行政機構、その肥満体というものを改革することによって国民の負担を軽くして国民への十分な奉...全文を見る
○中山国務大臣 中曽根長官のお考えは中曽根長官のお考え。私は、給与担当大臣としてかねて申し上げているとおり、この慣熟した労使の関係というものをできる限り維持してまいるように誠意を持って努力いたしたい。このように考えております。
○中山国務大臣 私も、自分のいとことか中学の同級生たちが戦死をいたしまして、靖国神社に祭られておる、こういうことで、閣僚になる前からあの近所を通るたびにあすこへお参りをする、そうして霊を慰めるということが私の一つのパターンになっておりまして、閣僚中といえども同じパターンでやってお...全文を見る
○中山国務大臣 給与関係閣僚会議におきましては、誠意を持って努力をいたしたいと考えております。
○中山国務大臣 値切るというようなことを私が申し上げる立場にはないと思います。
○中山国務大臣 私個人の自己認識と申しますよりも、鈴木内閣の閣僚といたしましては、内閣の政治生命をかけた行政改革という課題がございます。それに対して政府は全力を挙げて行動いたしておりますし、また、国会のいわゆる決定によって、第二次臨時行政調査会の設置が行われ、その答申を政府が尊重...全文を見る
○中山国務大臣 先生は仮定の問題としていろいろお話しでございますが、給与関係閣僚会議におきましては、私どもとして誠意を持って努力をしたいと考えております。
○中山国務大臣 まだ給与関係閣僚会議がこれからさらに論議を重ねる段階で、先生のお尋ねの点については御答弁申し上げることは控えさせていただきたいと思います。
08月20日第94回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(中山太郎君) 私は、給与担当大臣といたしましては、昭和四十五年以来この人事院勧告の完全実施ということによって労使関係が非常に安定した状況に今日まで推移してきた、そういう状況というものはきわめて好ましいいわゆる影響を社会全般に与えている、こういうことで、この好ましい労使...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の最高裁の判決、十分私も承知をいたしております。また、衆議院でもお尋ねがございましたが、ILOの問題等も認識をいたしております。私は、就任以来この人事院の勧告と持つ意味、そういうものを十分踏まえて、昨年も大変財政難の時代でございましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生も御案内のように、昭和四十五年以来この人事院勧告の完全実施という慣習が慣熟して労使の関係が非常に安定した状態を維持しておると、それが社会一般に非常にいい結果を与えていると私は考えておりまして、今後ともこのようないわゆる労使間の信頼関係というものを維持...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) そういうふうな考えを持っております。
○国務大臣(中山太郎君) 何遍申し上げても実は心変わりはいたしておりませんで、先ほど御答弁申し上げたのが私の心の状態でございます。  先般の勧告に対する総務長官談話のことを先生お尋ねのことかと思いますが、談話につきましては総務長官としての心構えというものを申し上げておるわけでご...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 人事院勧告制度が労働基本権の制約の代償措置の一つとして現存しておるということは、私も給与担当大臣としてその存在の意義を十分認識いたしております。
○国務大臣(中山太郎君) 先生のおっしゃることは一つの私は筋道の立ったお話だと思います。ただ、財政とは関係ないと、こういう御指摘でございますけれども、現実問題としては、昨年の例を見ましても財政難ということで話がなかなかつかない、この財源をどうするかということが政府の一番大きな悩み...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) そういうふうに国家の財政規模全体と公務員給与の伸び率が違うということでございます。問題は、この財政の困窮というものをどうするかというところから、政府としては一番の大きな問題で、財政再建ということと行革ということを内閣としては一つの大きな政治生命をかけた仕...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 十分、私の立場といたしまして、給与関係閣僚会議で慎重に誠意を持って努力してまいりたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 給与担当大臣としての立場を先生からいまお尋ねございました。そういうものが基本としてこの十年間あるわけでございますから、私はその労使のいわゆる安定した信頼感というものを維持してまいりたい、維持しなければならない、それがやっぱり日本のために非常に有益であると...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 最高裁の判決はそれを率直に認めなければならないと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 間違いございません。
○国務大臣(中山太郎君) 私も同様でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 先生二点お尋ねでございますが、一点の生涯給与の問題につきましては、ただいま人事院総裁が御答弁申し上げたような考え方と全く同一でございまして、いま私の方から改めて見解を述べる必要は遠慮さしていただきたいと思っております。  もう一点、民間準拠による生産性...全文を見る
10月01日第95回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(中山太郎君) 小谷議員にお答えを申し上げたいと思います。  まず第一の人事院勧告に関する問題でございますが、この問題につきましては総理からすでに御答弁がございました。  政府は、昨年度も人事院勧告の完全実施をめぐりまして、大変財源の乏しい中で、いかにして健全な労使...全文を見る
10月02日第95回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(中山太郎君) 昨日、小谷議員の御質問に対してお答え申し上げましたが、きょう改めて大木議員からお尋ねがございました。  すでに総理から全体的なお答えがございますので重複を避けますけれども、給与担当の閣僚といたしましては、昭和四十五年以来の安定した日本の労使の関係という...全文を見る
10月05日第95回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(中山太郎君) 国家公務員、それから地方公務員、公社職員等、合わせますと約四百五十万近いものではなかろうかと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 古賀委員にお答えを申し上げます。  日本学術会議は、御案内のように、連合軍の占領下であった昭和二十三年に法律によって設置をされた学術団体、その法文に示すところでは、いま先生御指摘のように、日本の科学者を内外に代表する機関というふうに法律に明記されている...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 前島議員にお答え申し上げます。  わが国の障害者福祉行政というものは、確かにいままでの流れの中で谷間にあったということは率直に認めなければならないと思います。しかし、先生が身体障害者になられて、国会に議席を得られてから、やはり障害者問題というものは大変...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答えを申し上げます。  先国会におきまして前島議員からいわゆる心身障害者のための総合的な行政の窓口というものをつくるべきだ、そういうことでこの国際障害者年の担当室を恒常的に残せという御意見がございました。  私は、六月十二日、村山厚生大臣と協議をい...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) お答え申し上げます。  総理府の老人対策室では、鉄道の運賃割引という具体的な問題はこれは運輸省の所管でございますので、運輸大臣から御検討いただくというお話でございますので運輸省の御検討にまちたい。総理府といたしましては、全般的な高齢化社会のための老人政...全文を見る
10月14日第95回国会 衆議院 行財政改革に関する特別委員会 第6号
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○中山国務大臣 私が申し上げたことは間違いございません。
○中山国務大臣 お答えいたします。  ちょうど学術会議の調査課長を同行いたしておりました。学術会議の調査課長であるという紹介を私がいたしましたら、学術会議とは一体何か、こういうことでございましたので、私は認識があるのかないのかということで、認識がないという確信を持ったわけであり...全文を見る
○中山国務大臣 私と伏見会長との会談は過去二回ございました。それで私は、学術会議というものは、日本の科学者の内外に代表する機関、しかも独立性の非常に強い機関でございますから、学術会議の改革問題については、まず日本学術会議のお考えというものを十分お伺いすることが当然の理であると考え...全文を見る
○中山国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。  先ほど先生のお尋ねで一点、それはロンドン王立協会で相手が知らなかったのじゃないか、こういう御意見でございますが、ハックスレー会長以下アカデミーのほとんどの幹部が出ておられまして、そういう席での会談でございますから、決していいか...全文を見る
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。  給与関係閣僚会議の日程がまだ固まっておらないというふうに私は考えております。この座長格と申しますか、官房長官の方から、日程が決まれば関係閣僚には連絡がございますが、私の方にはまだ連絡がございません。そのような状態だと御理解をいただきたい...全文を見る
10月15日第95回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(中山太郎君) ただいま官房長官からお答えを申し上げましたのと全く一緒でございます。
○国務大臣(中山太郎君) お尋ねのILOに対する政府の見解表明のことはよく存じております。仲裁裁定に関しましては国会の議決にお願いをしていることでございまして、政府としては国会の御判断を得たしていただきたいと考えております。  また、人事院勧告の完全実施、あるいは実施しない場合...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 誠意を持って努力をいたしておるところでございます。
○国務大臣(中山太郎君) この人事院制度ができまして、完全実施が実現するようになりました昭和四十五年に至るまでの経過におきましては、完全実施ができなかった歴史がございます。この歴史の中で一番大きな問題は、国の財政収入というものが最大の原因であった。しかし労使双方の努力、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) そのようなことはございません。
○国務大臣(中山太郎君) かねて国会等で御答弁しておりますように、給与関係の担当大臣として、この十年間のいわゆる労使の安定した関係というものが日本の社会の発展には非常に大きな貢献をしておる、これはもう世界でもそれを認めているところでございます。私は、この労使関係というもの、安定し...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘のとおりでございまして、総理府といたしましても、昭和六十年をめどに各般の見直しを進めるよう努力をいたしてまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) いま先生お尋ねの、これからどういう経過をたどっていくのかという見通しについての御質問でございますが、人事院勧告が八月の七日に出まして、それを受けて早速第一回の給与関係閣僚会議を開いたわけでございます。その第一回の関係閣僚会議では結論が出ませず、続いて九月...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いまお答え申し上げましたように、私は、現段階で給与担当閣僚として私がなし得る最善のことは、この第三回の給与関係閣僚会議を開き、第二回関係閣僚会議以降の国の税収の状況並びに今後の見通し等を論議して、そうして誠意を持ってこの勧告問題に対して事に当たるというこ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 基本的な考え方は、私は日本のこれからの生きる方法、一億一千六百万人の国民が飢えずに、豊かに、平和に暮らしていくという方策を何に求めるかと言えば、鈴木内閣がすでに施政方針演説で申し上げておりますように、科学技術を振興していくということが基本の大きな柱になる...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私は、一番大きな問題は、日本の優秀な科学者が十分選ばれていないというところに最大の問題があろうかと思います。  その理由は、やはり全国区と地方区の二種類の選挙によって二百十名の会員が選ばれる。この選挙の結果を見ますと、最も新しい選挙の結果では――この学...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生も御案内のように、日本学術会議自身が、改革の必要がある、こういうことで第八期から今十二期まで改革委員会をみずから設置されて御論議を十数年やっておられるわけでございますが、結論が出ないところに問題があるんではないでしょうか、私はそのように考えております...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 委員長、ちょっといまの見解……。  先生、学問の自由の問題にお触れいただきました。先般の閣議におきましても、日本国は憲法におきまして第二十三条に「学問の自由は、これを保障する。」と明記をしておりますし、鈴木内閣は現憲法を遵守するということを数次にわたっ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 五現の方々の給与に関しましては、ただいま国会で御判断をいただくようにお願いをしておりまして、私ども政府といたしましては、国会の御判断がいかなるものになるかというふうにただいま慎重に拝見をさしていただいているところでございます。  公務員の給与の改定につ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私ども、実はこの退職手当の法案の一部改正につきましては、この臨時国会まで継続審議になるということを考えておらなかったことでございまして、この問題はすでに過ぎ去った通常国会で御審議をいただいて可決をいただくと、こういうふうに実は大きな期待を持って国会の御審...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生のいま御提示になった考え方も一つのりっぱな考え方であろうと思います。政府は政府としての考え方も持っておりますが、十分今後先生の御意見も研究さしていただきたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘の点は技術的な重要な問題でございますので、人事局長から答弁をいたさせます。
○国務大臣(中山太郎君) 確かに先生の御質問に対して、さきの内閣委員会で、先生のおっしゃる御趣旨を体して実施をいたしたい、このようにお約束をし、お答え申し上げたことは十分記憶いたしております、その中でも申し上げておりますように、防衛問題等につきましては、防衛庁あるいは外務省とかい...全文を見る
10月16日第95回国会 衆議院 行財政改革に関する特別委員会 第7号
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○中山国務大臣 お答えを申し上げます。  人事院勧告の実施の問題につきましては、先生も御案内のように、八月二十五日の閣議決定、また財政の税収の問題で昨年も非常に厳しい状態でございましたが、昨年は人事院勧告が出ましてからちょうど四回給与関係閣僚会議を開きまして、十月二十八日に大蔵...全文を見る
10月19日第95回国会 衆議院 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○中山国務大臣 お答え申し上げます。  沖繩振興開発特別措置法は、五十六年度末をもって一応その法律の期限が終了いたします。  今回のいわゆる財政再建三年をめどといたしました行革関係の法律案の中にはなじみませんので、この法案とは分離をして考えておりますが、御承知のように、沖繩の...全文を見る
10月20日第95回国会 衆議院 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号
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○中山国務大臣 同和対策特別措置法が明年三月三十一日で一応法律効果を失う、こういうことで、昭和五十七年度以降の同和対策をどう行うかということにつきましては、政府としましても、同和対策協議会を開いていただいて、その御意見を聴取してまいるということで、去る八月でございましたか、中間答...全文を見る
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。  人事院勧告に対する総務長官の考え方、決意というものに対するお尋ねでございますが、給与担当の大臣といたしましては、この八月二十五日の行財政改革に関する当面の方針という閣議決定、あるいはまた財政事情、あるいはまたこの十年間の安定した労使関係...全文を見る
○中山国務大臣 お尋ねの日本学術会議からの政府に対する勧告は、科学技術会議、これは日本学術会議の会長も議員をしているわけでございますが、そこで諮られ、そうして処置をされておる、このようなことでございます。
○中山国務大臣 日本学術会議に関する関係法案の内容については熟知をいたしております。
10月20日第95回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(中山太郎君) 先日、委員長より、人事院勧告の取り扱いにつきまして早期に決定するよう申し入れがございましたが、委員長のお申し入れの趣旨を踏まえて、政府といたしましては誠意を持って対処してまいりたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 各党の国対に対して、党間で行われたメモというふうに、私いまメモを拝見して、ただいま先生のお読みいただいた文書を伺いながら、まだ正式に私に対して人事院勧告の実施に関する速やかな結論を急ぐようにという御連絡ございませんけれども、先ほど委員会開会に当たりまして...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) このメモの御趣旨が党から政府にございましたならば、給与関係閣僚会議を開きまして、誠意を持ってこの問題の処理に当たるように努力を続けさせていただきたいと、そのように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 人事院勧告の完全実施に対する政府の給与法の一部改正に関する法律案の国会提案ということがなければ退職手当法案というものは審議できないじゃないかという御議論、私は先生のお考えというものが一つの考え方として提示されているというふうに理解をいたします。  政府...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) いろいろな制度にそれぞれの歴史がある、こういうことは先ほどからの御議論の中でよく私も認識をいたしております。かつて人事院制度をつくるときに、八年近い論議の末人事院という制度ができ上がってきて、今日こうして公務員のいわゆる労働基本権の制約の代償機能として、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 大変先生から重要な点について御指摘をいただきましたので、総理府としても今後十分その点については留意をしてまいりたいと考えております。  一日も早く出せと、こういうことでございますが、私どもも一日も早く出せるようにただいま努力をしている最中でございますの...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) きょうは給与関係閣僚会議の座長である宮沢官房長官も先ほど御答弁申し上げておりますが、これはもう幾ら重ねてお尋ねいただきましても答えは一つでございまして、われわれといたしましては、一日も早く第三回の給与関係閣僚会議を開いて、その後の国の歳入状況、税収状況が...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私がここで確認をするということの立場にはまいらないと思いますが、衆議院の委員会におきましての率を切るのかどうかという渡辺大蔵大臣に対する御質問の中で、大蔵大臣が、率を切るということはいたさない、こういう答弁をいたしております。私も現場におりまして聞いてお...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) きわめて重要な問題でございますし、渡辺大蔵大臣の答弁をいま参照させていただいたようなことでございますが、給与担当大臣としては、給与関係閣僚会議でこの問題が詰まった時点で明快なお答えをさしていただきたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) すべて国権の最高機関である国会に御審議をお任せしておりますので、国会の御決定に従いたいと考えております。
10月21日第95回国会 衆議院 行財政改革に関する特別委員会 第8号
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○中山国務大臣 同和対策協議会の審議の過程で問題となりました点を申し上げます。  第一の点は、地方公共団体の財政に相当重い負担となっていること。第二の点は、施策の中に、いまの時点で見ると、その内容や運営が果たして妥当であったかどうか問題視されるものがあること。第三の点は、地方公...全文を見る
○中山国務大臣 全日本同和会の会長と承っております。
○中山国務大臣 先生も御指摘のございました窓口一本化の問題、この問題は同和対策協議会におきましてもいろいろ論議が出ておりまして、今後この問題については、やはり窓口一本化というものについて大いに努力をしなければならない、こういうふうな中間的な意見がただいまは出ておりますが、やがて全...全文を見る
○中山国務大臣 政府として総合的に指揮をせよというような御要望でございますが、この北九州市というのはちゃんとした地方自治の自治体でございまして、自治体の問題は、市議会もございますし住民もおられることでございます。政府としては、かねて同和行政推進については基本的な方針を各自治体に示...全文を見る
○中山国務大臣 同和対策協議会の中間答申、そういうものも十分踏まえまして、政府としては、八月二十八日関係閣僚が協議をいたし、今後一定期間同和対策事業というものはまだやる必要があるけれども、有効かつ適正にそれが行われるように今後努力をするということで各関係大臣がその趣旨を了承し、総...全文を見る
○中山国務大臣 人事院勧告の扱いにつきましては、先生もすでに御承知のように、政府は、八月七日勧告を受けまして、直ちに第一回の給与関係閣僚会議を開き、去る九月十八日に第二回の給与関係閣僚会議を開きましたが、問題は、ことしの歳入状態が悪い、こういうことから、いわゆる財源の問題でただい...全文を見る
10月22日第95回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(中山太郎君) いま人事院総裁からるるお述べになりましたが、総務長官としては、長年公務に従事した者に対する報償制度であるという一貫した態度をとっております。
○国務大臣(中山太郎君) いろいろ御議論が出まして、私も先ほどからずっと伺っておりましたけれども、いま人事局長がお答え申し上げましたような姿勢を総理府としては当分堅持をしてまいる。ただし六十年をめどに公務員制度、給与、いろんな問題を全般的に再検討するという人事院の意思がございます...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 御案内のように、人事院制度は公務員の労働基本権制約の代償機能、こういうことが基本的な理念として人事院が設立されておる、このように認識をいたしております。そういうことで、昭和四十四年ぐらまでは人事院の勧告というものは完全実施することができなかった。その背景...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 三公五現に関しましては、すでに仲裁裁定の問題についてすべて国会にお任せをいたしておりますので、国会の御意思がどのようになろうか、私どもはただただそれを見つめておる状況でございます。
○国務大垣(中山太郎君) この退職手当法案は、七月に答申のございました第二臨調の中間答申の中にも、この退職手当法改正案につきましては、行財政改革の推進を図る観点からその早期成立を図るという一項目が入っておりまして、今回の行革全般の中には一つの柱として位置づけられていると、このよう...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 政府が当初法律の改正案を国会に提案をさしていただいて御審議をいただき、さきの通常国会で原案のまま成立さしていただきましたとするならば、年度間において今年度約五百億の財源の節約ができる、こういうふうな見通しみ持っておったわけでございます。ただ、衆議院の御審...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 現在の見通しては、五十七年度は三百八十億円、五十八年度が七百六十億円の減、五十九年度以降は一千億円単年当たり減になろうと見通しております。
○国務大臣(中山太郎君) 所管外でございますが、国務大臣としての考え方を率直に申し上げれば、渡り鳥と言われる高級官僚の一部の人たちが退職金を高額に、まあ普通の公務員をやめるときに受け取られる退職金なら、これはもう当然のことだ。ただし、次の場所に移っていくと、そこは月数で計算をする...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 大変微妙な御質問でございます。民間準拠するのは報償だからしなくてもいいじゃないかというような御趣旨だと思います。(「多くたっていいんだよ」と呼ぶ者あり)いや、だから多くたって少なくたっていいという御意見もございましょうけれども、皆さんが納得していただいて...全文を見る
10月23日第95回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○中山国務大臣 おおよそそのとおりでございます。
○中山国務大臣 少し内容と報道とは私は違うと思います。それは藤尾労働大臣の御発言で、いろいろと議論が出ておる、しかし、いろいろな、たとえば臨調における調査も当然のことであろうと思うけれども、総理府自身に研究会か懇談会をつくったらどうか、つくるべきであるというふうな御発言がございま...全文を見る
○中山国務大臣 先生も御案内のように、学術会議は過去十数年、数年という言葉はどうか知りませんが、八期からですから、一期三年としていま十二期ですから四期、恐らく十年以上学術会議の中に改革委員会をつくって改革をすべきであるという論議がやられてきたのですが、結論が出ないのです。いつも選...全文を見る
○中山国務大臣 昨年私が総務長官に就任をいたしました直後でございましたが、ちょうど概算要求の時期でございまして、学術会議の事務局長から、また伏見学術会議会長から、学術会議の予算をもっとふやしてくれ、こういうふうな御要望が公式に参りまして、その中に国際交流のための金をふやしてほしい...全文を見る
○中山国務大臣 交流は確かに行われておりますけれども、五〇%近い人が学術会議の研究委員の臨時委員ということで国際会議に出ていきまして、そうして、そこで学術会議から来たということを発言されているかどうか知りませんけれども、帰ってこられると、臨時委員ですから、おやめになって学術会議と...全文を見る
○中山国務大臣 ちょっと一音だけ事実を申し上げておきます。  日本学士院との会議が開かれておりまして、学術会議ではございません、いま先生の御指摘のは。(嶋崎委員「共催なんですか」と呼ぶ)学術会議が表敬訪問を受けただけでございます。  私は、ロンドンの王立協会のハックスレー会長...全文を見る
○中山国務大臣 確かめました。当初七と私が申し上げたのは、事務局の報告ミスでございまして、それはその中に日本における国際会議が開かれておった、だから、国際旅費を出していない、ただし、三つの団体の中では十年近く会費をかげながらだれも代表を派遣していないという事実は確かにございます。
○中山国務大臣 存じております。
○中山国務大臣 私も、昔学者の端くれでございましたし、先生も大学で教えていらした。りっぱな湯川博士のような方は、当然、往復旅費つきで招聘されて皆行っているわけですね。それから各学会の権威のある学者は、大体外国の国際学会の大会には旅費つきで招聘されています。これはもう先生御案内のと...全文を見る
○中山国務大臣 先生御指摘の旅費の点につきましては、これは伏見会長の私に対する公文書でございますけれども、五十六年七月九日付の公文書で「長官が代表派遣を本会議の会員に限定すべきであるという御趣旨が理解できないわけではありません。個々の専門科学の国際研究集会への論文発表、討論のため...全文を見る
○中山国務大臣 総理府が直接にこれを所管しておるということではございません。内閣総理大臣に直轄した機構でございますし、この日本学術会議のいわゆる勧告等は、所管の科学技術会議において論議されて、それぞれの関係省庁で処置をされておられる、こういうふうに理解をしております。
○中山国務大臣 学術会議というものが昭和二十四年に設立されて、当初から勧告なり意見をいろいろ出してこられた、りっぱな御意見もあったことを私は認めております。しかし三十年たちまして、その当初の設立目的、意義というものが今日なお脈々として生き続けているかというと、学術会議の内部におい...全文を見る
○中山国務大臣 私も、まだ新聞報道だけしかわかりませんが、昨日来の学術会議の内部の御意見でも、従来の勧告のやり方はおかしいじゃないかという御意見も出ているやに聞いております。私も、どういう御意見が出てくるか、それも十分勉強をさせていただいてこれからの検討課題にさせていただきたいと...全文を見る
○中山国務大臣 これは先生も御案内のように、法律によって、日本学術会議会長は、日本の科学関係の政策を決める科学技術会議の議員でございますから、そこで総理大臣を座長としたこの最高の機関の議員として、学術会議の勧告なり要望というものを堂々と表明されることが最も大切なことであろうと考え...全文を見る
10月27日第95回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(中山太郎君) 閣議は内閣の最高の意思決定機関であるというふうに存じております。
○国務大臣(中山太郎君) 閣議で決定される事項はいろいろと各省に関するものがございます。私ども、他省のことは私の権限外のことでございますので、ここで閣僚として申し上げるわけにはまいりませんが、私が所管をしております総理府あるいは沖縄開発庁につきましては、たとえば一例でございますが...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 国家公務員等の退職手当につきましては、さきに人事院の昭和四十六年における民間退職金調査に基づいて官民比較を行った結果、公務員の退職手当が民間の退職金より二割程度下回っていたので改善することとし、昭和四十八年に退職手当法を改正いたしましたが、今回も人事院の...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 総理府といたしましては、従来どおり勤続報償説、その説をとっております。
○国務大臣(中山太郎君) 先生から大変貴重な御意見を賜りまして、私どもも先生の御意見を十分踏まえて、人事院が申しております昭和六十年をめどに公務員の給与あるいは退職手当等すべて含めた物の考え方というものの再検討いたすようなときに、必ずそのような御意見を十分尊重さしていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) かねて申し上げている私の決意と毫も変わっておりません。私は、給与関係閣僚会議を第三回を速やかに開いて、その後の国の歳入状態を財務当局から聞き、この安定した労使関係を維持するために誠意を持って努力をいたしたいと思っております。
○国務大臣(中山太郎君) まだ会期も十七日までございますので、十分時間があろうかと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 先生も御案内のように、昨年の八月の末、北海道・東北県民会議がございまして、地元の振興に力を入れること、それから北方領土の日をつくること、総理の現地視察を早急に実現することという強い御要望がございました。この中で北方領土の日は、すでに御案内のように一月六日...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 政府が直接に行いました世論調査ではございませずに新聞社がやられた世論調査でございますので、私どもとしてはその世論調査に対して、政府としては判断というものは一応待ちますけれども、それをコメントする立場にないと考えております。  なお、私どもがこの北海道の...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 政府は決して反ソ運動をやっておるわけではございません。政府といたしましては、かつての鳩山訪ソの際、あるいは田中訪ソの際の両国首脳の話し合いの中での事実を踏まえて、最近、北方領土問題解決済みというソ連政府に対して、日本政府としては一九七三年の日ソ外交交渉の...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 民主主義の中で、国権の最高機関である当参議院の運営につきましては、委員長初め各派の理事の方々の御決定により議事進行されているわけでございますので、その点について政府としてとやかく申し上げる立場じゃないと考えております。  ただ、審議が十分尽くされること...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 総務長官といたしましては、八月二十五日の行財政改革に関する当面の方針を尊重するという閣議決定、またこの逼迫した国の財政状態、しかし一方においては慣熟した十ヵ年にわたる労使の安定した環境、こういうものを維持していかなければならない。こういうふうないろんな諸...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ただいま各方面と連絡中でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 臨調の答申を正しいと思っておるかどうかというお尋ねでございます。第二次臨時行政調査会は、国権の最高機関である国会——衆参両院におきまして議決をもって設置が決められた機関でございまして、その法文には、臨調の答申は内閣は尊重しなければならないと、こういうふう...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生から、昨年の消費者物価指数上昇率七・八%、人事院勧告は五・二三%、これではとてもやっていけないということでございますが、勧告につきましては、これは人事院の中立機関という立場でのことでございまして、総理府としてはその計数についてとやかく批判する立場には...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 政府は臨調がけしからぬというふうには言えない立場にございます。それは、先ほど申し上げましたように、国民の代表される国会で臨時行政調査会の設置法というものが成立をし、その中に政府はこの臨調の答申を尊重しなければならないというふうに法文で明記されております以...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 決して人事院の勧告をなおざりにいたしているとは存じておりません。昭和四十五年以来、ずっとこの完全実施をやってまいったわけでございまして、それで労使関係が安定をして日本の社会の発展に大変な寄与が行われたと、これはもう明白な事実でございます。私どもとしてはで...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) やはり、すべて国の財政というものを無視して、これを全部人事院の勧告どおり直ちに政府で決断をするというふうにはまいりません。昭和四十五年の完全実施に至る経過を見ましても、その間完全実施のできなかった一つの歴史は、すべて国の財政事情が非常な困難な状態にあった...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 三公五現の仲裁につきましては、政府はすべて国会の御判断にお任せをしておるというのが現状でございます。これは、もう政府の手をいま離れた形での御審議の経過を、私どもとしてはどういう結果が出るか、それを政府が忠実に実行するという責任を持たされている。一方、人事...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) どういうふうな結論がこの両者の間に結果として出てまいるか、私としてはまだ予測をいたす段階に達しておりません。仲裁の率にいたしましても人事院勧告の率とは少し違いもございますし、そこらはやはり非常に似通ってはおりますけれども、その歴史から見ておのずから違いと...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 均衡を保つと申しますか、いろいろとその算定基準のやり方等につきましても、人事院は人事院でおやりでございますが、大体例年の経過を見ますと均衡していると私は判断をいたしております。
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘の点は、きょう御指摘いただくまでもなく、給与担当大臣としては、予算編成方針閣議におきましてこの一%の点についてこれをどう扱うという確認をしておることは翌日の新聞にも報道されているところでございます。政府といたしましては、その後の経済の状態あるいはま...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 重ねてのお尋ねでございますから重ねて申し上げますが、消費者物価の上昇傾向、それから今年度の予算編成方針における人件費の伸び率一%というもののアンバランスというものはどう考えるべきであるかと、これについては配慮をどういうふうにされるかということは、私はすで...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 昨年、五十五年度の予算編成の際は二%の予算編成をしたわけでございます。その当時二%の予算を組んでおりましたが、人事院勧告は四・六一%出たわけでございます。人事院勧告が出ました後、直ちに昨年は給与関係閣僚会議を開きましたが、やはり税収状態というものが非常に...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) わが国は自由主義経済の国家でございまして、計画経済をやらないということが基本的な国の経済組織でございます。ただいまの自由民主党政府の経済運営でございまして、私どもといたしましては、あくまでもこの経済活動を活発にやっておられる民間のいわゆる景気による給与の...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 改めて政府の姿勢に対してお尋ねでございますが、昭和四十五年以来の一貫したわが自由民主党政府の誠意のあるこの歴史的事実をひとつよく御認識をいただきたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 最高裁の判決と同様でございます。
○国務大臣(中山太郎君) ただいま人事局長がお答え申し上げましたとおり、政府といたしましてはこの法律案を撤回さしていただく予定はございません。
10月28日第95回国会 衆議院 行財政改革に関する特別委員会 第10号
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○中山国務大臣 公務員給与の引き上げの問題につきましては、去る八月七日に人事院勧告が出まして、当日、第一回給与関係閣僚会議を開きまして、その日は財政事情等の問題も含めなかなか結論の出る状態でございませんで、九月の十八日に第二回の給与関係閣僚会議を開いたわけでございます。筒口は大蔵...全文を見る
○中山国務大臣 期末手当の問題等につきましては、まだ給与関係閣僚会議の議も経ておらず、私どもといたしましては、とにかく第三回給与関係閣僚会議を開きまして、誠意を持って安定した今日の労使関係を今後とも維持するように努力をいたすということ以外に、現在のところ私として申し上げることはな...全文を見る
○中山国務大臣 法案の提出時期につきましては、今日の段階で日限を申し上げる状況にないということでございます。
○中山国務大臣 年金問題につきましては、公務員の方々の老後の生活に大きな柱になるということで、政府といたしましても重大な関心を持っております。  なお、厚生年金は物価スライド制を道守入しておりますけれども、共済年金、恩給等は公務員の給与の引き上げ率を基準にして積算する、こういう...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  来年度の恩給につきましては、今年度の概算要求方針を立てるときに、五十六年度のベースアップ分の平年度化の分と一般の経費というものを計上して、大蔵省に概算要求をいたしております。この公務員給与の引き上げ率が決定をされる、こういう決定を見ました後...全文を見る
○中山国務大臣 その点に関しましては、給与関係閣僚会議の最終決定が出ました時点において、政府としても取り扱いの方針を決定させていただきたい、このように考えております。
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。  先般の九月十八日の第二回の給与関係閣僚会議におきまして、この給与法の一部改正法案の国会提出等も含めたいわゆる公務員給与の引き上げの問題について種々協議をいたしましたが、御案内のように今年の一・四半期の歳入状態はきわめて悪いということで、...全文を見る
○中山国務大臣 重ねてのお尋ねでございますが、給与関係閣僚会議で十分誠意を持って協議をさせていただきたい、これでひとつ御理解をいただきたいと考えております。
○中山国務大臣 先生のお尋ねの、いわゆる期末手当に関係するのかどうかということでございますが、けさもお答え申し上げましたように、政府としては、そのようなことを給与関係閣僚会議でまだ一度も相談をいたしたことはございません。
○中山国務大臣 まだそれをどういうふうに処理するとか、そういうことが議題になったこともございませんので、その点は何もまだ相談がされていない、とにかくいまは大蔵当局からの歳入状況がどうかということをめぐることでの会議でございまして、それがどうなる、財政がどうだということに基づいた、...全文を見る
10月29日第95回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○国務大臣(中山太郎君) 昨日の朝刊の記事に関してお尋ねでございますが、実は私もその記事を見ましてびっくりをいたしました。こういうことをどこでだれがしゃべったのか、私には全く知らないことでございまして、担当の大臣としては本当に驚愕をしたというのが実情でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 私は人事院総裁の見解と全く一緒でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 先生のお話で、給与担当の大臣として私が日経連に何か物を申せということでございますけれども、政府は法律の定めによって第三者中立機関として人事院の設置をいたしております。政府は、人事院の勧告によってすべて公務員の給与等あるいは退職手当等につきましてもその意見...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 私も、人事院の考え方と日経連の考え方、あるいは計算、数値の違いというものについては、いまいろいろ先生がデータをお示してございますけれども、公的な政府の立場として、やはりこの人事院の勧告とか人事院の調査というものに絶対に信頼を置かなければ政府としては成り立...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 委員長、ちょっと一言。  先生の御主張もよく私拝聴さしていただいております。ただ、給与関係の担当大臣として、例年給与関係閣僚会議で、やはり人事院勧告が出されて、その勧告を政府が受けてどうするかということの協議の場には、日経連のいわゆるデータなどというも...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) せっかくのおしかりでございますが、ひとつ法案を撤回するということはどうも私の方でいたしかねるということでございます。
○国務大臣(中山太郎君) 先生の御指摘の時代は日本のいわば復興期でございまして、民間もまた公務員の方々も大変やっぱり苦しい戦後ということではなかったかと思います。せっかく労使双方の苦労で、苦労が実って四十五年から完全実施というような形になってまいった、その一つの戦後の過程であった...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 公務員の方々がそういう何といいますか、戦後の疲弊の時代に大変御苦労をいただいたということは私もよく認識をいたしております。
○国務大臣(中山太郎君) 生涯給与ということで先生はお話しでございますが、政府としては、年金は年金、あるいはまた給与は給与というふうに分けて考えていくことが適当であるという一つの方針で今日までやってまいったようなことでございます。民間から言わせれば、公務員は結構だというふうな声も...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 民間人が登用されずに公務員のいわゆる高級官僚が新設された外郭団体に出ていっておるということは、私はこれは否定できない事実であろうと思います。ただ、一概に行った者が皆悪いというふうに決めてかかることは私はどうかと思います。いろいろと長い官僚生活の中で身につ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘のとおりだろうと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 第二臨調等においても当然これは再評価されるべき対象であろうと思いますし、また国会においても常時御批判を受けて国民の信託にこたえるべき対象であろうと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 改革の必要があると考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 総務長官として一応連絡はいたしますが、国会の権威において、ひとつ理事会等で御相談いただいて委員長の手から資料請求していただくことが第一の筋道ではなかろうかというふうに考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(中山太郎君) 十分勉強さしていただきたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 公務員の諸君のいわゆる引退——引退といいますか退職後の生活の中で、退職手当金とそれから年金というものによる負担の率というものは非常に高いだろうと私は思うんです。そういう中で、現在いわゆる年金と退職金とそれの計算で大体まあ退職時の給料、そういうものとの生活...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 現在の時点でこれが是であるとか非であるとかということを申せば、法案を提出しておる担当者としてははなはだ立場に苦しむわけでございまして、現時点ではあくまでも是であるという確信に立って法案の御審議をお願いしておりますが、今後の問題としては十分検討していかなけ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 公務員は申すまでもなく厳正中立な立場を堅持して国民のために公務に奉仕するということが原則でございます。これを乱す者があれば厳重な処罰をする。また、成績の優秀な者については成績を中心にいろいろの点を配慮すべきである。それが国民が信頼して政府の公務というもの...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 率直に申し上げて、人事院の制度がつくられた歴史というものには、並み並みならぬ多くの方々の御苦労あるいはまた知恵の集積が人事院制度というものの設立に大変大きな効果があった、貢献されたというふうに私は認識をしております。そして、その当時の方々の御意見もよく伺...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先日の新聞の報道がいろいろと話題になっておりますけれども、新聞報道は一切政府は関知をいたしておりません。また、そのような事実が給与関係閣僚会議で論議されたことは一度もございません。これからの扱いにつきましては、先般も当委員会で御答弁申し上げましたが、国の...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 時期につきましては、できるだけ速やかに第三回の給与関係閣僚会議を開催いたしたいと考えておりまして、目下いろいろと連絡をしておる最中でございます。
○国務大臣(中山太郎君) そう簡単にお答えできない問題でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 全く先生の御指摘の点は、やはり国民がみんなこれに関心を持っているところだろうと思います。行政改革に聖域はない、こういうことでございますが、こういう問題についても当然改革の対象になるべきものと。やはりこれからの社会、そういう中で納税者が納得して税金の納めら...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) できるだけ早い機会に持ちたいと、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 先生も御案内のように、この国会で仲裁の問題がお話し合いができて、これを受けて政府としてはいつでも準備をせなければならない、こういうことが先般来続いておったわけでございまして、この問題も各党の御努力によって一応の結論が出たやに承っておりますので、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) きょうの段階でとにかくいつ、上旬、下旬とか、そういうことじゃなしに、できるだけ早く持たしていただきたいと、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 政府といたしましては人事院勧告をすでに八月七日に受けているわけでございますから、それを踏まえて、とにかく国家としてのやはり経営の一つでございます、これは。そういう中でいわゆる国の税収がどうかということは、昨年度も同様な経過をたどって、去年は先生方も御承知...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 財政が苦しいことはもうすでに先般御承知のとおりでございます。私もそのように答弁をいたしておりますが、たとえ苦しくても見通しが立つ段階ということがやはり給与関係閣僚会議にとってはきわめて重大なポイントになろうかと、そのように思っておりますのでひとつ御理解を...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 人事院勧告は労働基本権制約の代償措置という本来の使命を持っておるわけでございます。その勧告を受けた政府が現在あるわけでございますが、一方、国会の御議決によって設置されたいわゆる第二臨調というもの、答申を尊重しなければならないという条項が一文入った臨調から...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 昨年もちょうど八月に人事院勧告をいただきましたが、それが去年の十月二十八日に最終的な結論が出たわけでございます。当然、給与担当閣僚としましては、一日も早くこの結論を出したいというのが私の考え方でございます。
○国務大臣(中山太郎君) きょうは矢田部先生からまことに貴重な御意見を賜りました。総理府といたしましても十分今後この問題についても研究をさしていただきたいと思います。
10月30日第95回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(中山太郎君) 人事院自身に任せたらどうかという御意見を承ったわけでありますが、組織として見た場合に、人事院の長い経験あるいは考え方というものが絶えず前向きに動いていることは私は否定するものではございません。  しかし、制度そのものが根本的にどう改革するべきかとか、あ...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の点は、その御指摘のとおり、現行の退職手当法は戦前からの諸事情がございます。それに基づいて今日まで運用されてきておりますが、六十年度に際しての見直しの際に、いまの御議論あるいは問題点等を踏まえまして、このような事情も踏まえて各方面の御意見も聞き...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 現行退職手当法は、戦前からの諸事情等に基づきまして御指摘のような広範な適用対象になっておりますし、また国家公務員等の共済組合の制度と相まって今日まで安定した運用を続けてまいっておりますが、昭和六十年めどにこの制度の見直しが行われることになっておりますので...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 総理がお答えになる前に一言申し上げておきます。  歴代内閣がやってきたことを鈴木内閣でやらないのかと、こう御指摘でございますが、昨年度鈴木内閣が成立以来、やはり人事院勧告を受けました八月の以降、給与関係閣僚会議を四回にわたって開きまして、昨年の一昨日、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 退職手当の法案の一部改正は、先生も御案内のとおりに、五年ごとの人事院の調査に基づいてやっておりまして、前回は民間と比べて公務員の退職手当が二割安いと、こういうことで二割の引き上げをこの国会で承認していただいたわけでございますが、今回も五年目の人事院の調査...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ただいまの附帯決議につきましては、御趣旨を踏まえつつ今後十分検討してまいる所存でございます。
10月30日第95回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(中山太郎君) 人事院勧告制度についてお尋ねでございます。  人事院勧告制度そのもの、つまり民間給与との比較だけではなくて、退職金、共済年金を含む生涯賃金、また民間における生産性、企業努力、また国の財政事情等を考慮したものであるべきではないかというお尋ねでございますが...全文を見る
11月04日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(中山太郎君) お尋ねの、沖縄本土復帰十年を機にして政府主催の記念行事をやるかどうかというお尋ねでございます。  御案内のように、この沖縄の本土復帰に際しましては、沖縄県民もこぞって本土復帰を願望され、また各会派も国会での御決議もいただき、政府の必死の努力で、歴史の上...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) われわれ日本民族の歴史の中で、米軍占領下のこの数十年に及ぶ行政の記録といいますか、そういうものは米国の国立公文書館に保存をされておりまして、米国の国内法でいわゆる公開されたものは次第に入手されておりますけれども、大半の部分はまだ米国の公文書館に内蔵されて...全文を見る
11月06日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(中山太郎君) 五十七年度以降の同和対策事業をどうするかと。いまの問題も含めてでございますけれども、いろいろと同和対策協議会の中間答申等も踏まえまして、政府は、八月二十八日の関係閣僚の協議によって、今後一定期間同和対策事業をやる必要があるということは認めるけれども、なお...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘の人事院勧告に関しましては、八月七日に五・二三%の引き上げを勧告してこられたわけでございます。その日に給与関係閣僚会議を開き、国の財政事情等も関係閣僚で相談をいたしましたが、その当時財政収入というものがきわめて悪い。昨年も御案内のように、八月に...全文を見る
11月11日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(中山太郎君) 人事院からまず答弁をさしていただきます。
○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの点はきわめて重要な問題でございまして、納税者である国民の側から見て、どうも人事管理にルーズな点がある、信賞必罰でやはり成績優秀な者に限って特別昇給を認めるという原則に立って各省とも一つの基準を決めなければならないと、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 先生の御指摘の点はきわめて重要な点でございますので、十分御趣旨を踏まえてそのように努力をしてまいりたいと、このように考えております。
11月12日第95回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○中山国務大臣 ちょうど本土復帰十年の折り目を迎えるわけでございます。私も長官に就任させていただいてちょうど一年三カ月余り、沖繩県の方々からの御意見あるいは委員会の先生方の御発言等を頭に入れていろいろと白紙の状態でデータを全部チェックしてみたわけです。  この十年間は十年間なり...全文を見る
○中山国務大臣 ただいま運輸省から御答弁がございましたが、開発庁といたしましては、できるだけ安い料金で抑えていただくことを希望しております。
○中山国務大臣 先生御指摘の点は沖繩開発庁としてもきわめて重大な問題だと認識をしておりまして、運賃の改定に当たっての配慮をどうするかということについてはぜひひとつ関係省庁と協議をいたしたい、このように考えております。
○中山国務大臣 私もこの多数の離島を抱えた沖繩、本島を含めて本土との往来、それが船便を利用するよりも航空路線に頼らざるを得ないという現実を踏まえて、この問題を非常に重要視いたしております。また、先ほども申しましたように、本土と離島との直行便の開設等も大きな課題として、二次振計を作...全文を見る
○中山国務大臣 沖繩の持っている経済力というものは、先生御指摘のように非常に根が深い問題でございまして、実は来年の三月三十一日で切れます沖振法、この現在の沖振法と沖振法がなくなった場合の問題、特に二次産業の中で主力を占めておる建設業に与える影響、そういうものを含めて私は先般、当面...全文を見る
○中山国務大臣 重ねてのお尋ねでございますが、私はやはりどなたが閣僚になられても、この沖繩の持っている一つの地理的条件というもの、それは経済的な意味でもあるいはまた風土的な意味でも、これはだれも変わった判断をしないだろう、私と同じ判断をしていただくだろうと信じています。また私も、...全文を見る
○中山国務大臣 お尋ねの那覇国際空港の拡張あるいは整備の問題でございますが、ただいまのところ、三千メートルの滑走路の建設に力を入れておりますが、ターミナルの関係につきましては、来年度も引き続き調査費を要求しておりまして、みごとに国体が成功できますようにあらゆる努力をいたしてまいり...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろと先生から御指摘を賜りましたが、沖繩開発庁といたしましては、沖繩のこれからの発展のために観光立県が基本的な政策、柱である。もちろん、これからの開発については、その入り口である沖繩空港の充実ということにつきましては、われわれとしても全力を挙げて本土並びに外国...全文を見る
11月12日第95回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○中山国務大臣 先生のお話しの人事院制度創設以来の歴史、また完全実施に至るまでの関係各位の御努力、私はその点も十分認識をいたしておるつもりでございますし、また完全実施になりました際の国会における佐藤総理、山中総務長官、また受田新吉先生、大出俊先生の御発言の議事録等も詳細に拝読いた...全文を見る
○中山国務大臣 仲裁裁定との絡みという問題でございますけれども、仲裁裁定に関しましては、国会の御議決ということでございまして、あくまでも国会の御意思にまっておる。先般そういうことでいわゆる御意思がわかったわけでございまして、政府としても、国会の御意思を尊重してまいらなければならな...全文を見る
○中山国務大臣 私は、その歴史の重みというものは十分認識をいたしております。また先ほど申し上げたように、そういうふうな歴史の中でわれわれの社会が発展をしてきた。ただ、私どもがその昭和四十五年当時、佐藤総理の国会の答弁あるいは山中総務長官の国会答弁の時点で、恐らく日本の経済の将来の...全文を見る
○中山国務大臣 私は、現在の政府の対応の仕方というものは、誠実そのものであると考えております。
○中山国務大臣 いわゆる予算編成方針を決定する閣議において、先生の御指摘の点は確かにございました。私は給与関係の担当閣僚として一%の計上はおかしい、どういう理由かということを確認いたしましたが、政府は、例年この人事院勧告が出た際に、それに対応した財政措置をとるというふうな方針を従...全文を見る
○中山国務大臣 総務長官としては、安定した労使関係というものを維持することを最大の課題として、今後とも誠意を持って努力をしてまいる覚悟であります。
○中山国務大臣 法的な拘束力というものをつけるべきではないかという御意見でございますが、ただいま人事院におきましても、これからの公務員の制度あるいは給与のあり方等については、六十年までに全般的な見直し作業を始めておるところでございますので、その結果を待って政府としては慎重に対処を...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろと給与のいわゆる支給に関して人事院の制度あるいは人事院の勧告、そういうものがはなはだ貴重な存在になっているということは、私も十分認識をしております。これをどうするかこうするかということよりも、先ほど申し上げたように、この人事院制度というものがある以上は、人...全文を見る
○中山国務大臣 官房長官と同じ考え方でございます。
○中山国務大臣 公務員給与に関してのお尋ねでございますが、人事院勧告の制度そのものは、先生も御指摘のように、労働基本権の制約の代償措置、代償機能として日本の国にすでに相当長期間定着をした、その上に政府がこの勧告を尊重してきた歴史というものがございます。それが結局労使間の信頼関係の...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど申し上げました私の答弁の中で、少し誤解があったのかもわかりません。  私は、この八月二十五日の閣議決定の際に閣僚として閣議に列席をいたしておりまして、それはいわゆる「行財政改革に関する当面の基本方針」という命題に関する閣議決定でございました。その内容は、こ...全文を見る
○中山国務大臣 通常国会の冒頭に給与法の一部改正法案を国会で御審議願うというふうなことになるかどうかということについての確認のお尋ねでございますけれども、その点、きょうの時点で、いつ法案を出すかということのお答えはいたしかねる状態でございますが、明日、給与関係閣僚会議を開催するよ...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど官房長官が御答弁申し上げましたように、年末までには公務員の方々にも安心していただけるようなことにならなければなるまい、こういうお考えでございましたが、私もそのような気持ちは当然持っております。またそうあるべきであろうと考えております。
○中山国務大臣 重ねてのお尋ねでございます。素直に答えろということでございますが、やはり法案提出の時期に関しましては、一応会議で決定させていただきたいと考えておりますので、ひとつその点御理解をいただきたいと思います。
○中山国務大臣 法案の提出時期も含めまして、年末までに処理ができるように努力をいたしたいと考えております。
○中山国務大臣 明日の給与関係閣僚会議は第三回でございますが、それ以降の予定につきましては、ただいまのところ総務長官として、何日にどういう予定であるということは申し上げる立場ではございませんけれども、すでに鈴木内閣総理大臣が、十一月下旬をめどに方針を確定したい、こういう答弁を国会...全文を見る
○中山国務大臣 総理がどういうことを含めて御答弁になったということを、私が憶測して物を言える立場にございませんけれども、総理の考え方の中には、国の財政状態とかいろいろなものを含めて、一応のめどをつける時期の目安というものを責任者として御答弁されたものと私は推測をいたしております。
○中山国務大臣 いままでの二回にわたる給与関係閣僚会議では、一切そのような問題には触れられておりません。私は、あすの会議でどういう状況になるのかまだ想像もいたしておらないような状態でございますが、一応その後の経過というものを、まず給与担当大臣としては聴取をする立場にある。私は、そ...全文を見る
○中山国務大臣 あすの朝のことでございますから、いまから私がどういうふうな運営をされるのかということを申し上げる立場にございませんけれども、昨年、少なくても一カ月以内に必ず経過というものを報告することを私は要求をしてきたわけです。昨年は十月二十八日に第四回を開いて深夜に決めたわけ...全文を見る
○中山国務大臣 私は誠意を持ってただいま努力を続けているというふうに信じております。
○中山国務大臣 明日の給与関係閣僚会議においていろいろと論議を尽くしてみたいと考えております。
○中山国務大臣 ただいま政府部内においても検討しておりますけれども、とにかく明日の給与関係閣僚会議の論議の中で誠意を持って努力をしてみたいと考えております。
○中山国務大臣 当日の記録にも明確に載っておりますけれども、私は、一%の予算編成方針というものには問題点があるのではないか、消費者物価上昇の予測値とかいろいろなものを含めて、この一%という数字についてははなはだ疑問を持つ、こういうふうなことを発言いたしております。しかし政府は、こ...全文を見る
○中山国務大臣 ここ数年来の予算編成の状況をごらんいただいてもおわかりのように、別に今年特に意図的にこのようなことをしたことではございません。昨年は二%、今年はいわゆる緊縮財政で一%ということを予算上は計上したのだろうと思いますが、御指摘の点を十分踏まえて、公務員の諸君のためにも...全文を見る
○中山国務大臣 給与関係閣僚会議においては、私は誠意を持って努力をしてまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 この二つの制度の持っている意義というものは、いま人事院総裁がお答え申し上げたとおりであると思います。しかし、この人事院勧告に関しましては、給与財源や給与決定方式が違うということがございまして、人事院勧告の取り扱いについては、給与関係閣僚会議で検討していって、それを...全文を見る
○中山国務大臣 本法案につきましては、先国会来衆議院におきましても十分御審議をいただき、各党からも御意見をちょうだいし、さらに修正も一部行われて参議院送付になり、参議院で十分御審議をいただき、きょうここでまた御論議をいただいておるわけでございまして、私どもとしては審議は十分尽くさ...全文を見る
11月13日第95回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○中山国務大臣 先生御指摘の点は、私もこの問題の報告を受けまして大変心を痛めているところでございます。特に婦女子、若い十八歳未満の少女といいますか青年の女子、この人たちが基地内に入るということについては、いま外務省からも御答弁がございましたように、アメリカ大使館を通じてすでに調査...全文を見る
○中山国務大臣 沖繩に対する航空運賃の値上げ申請が出ております。これは非常に重大な影響を沖繩県の経済に与える可能性が大きい。それはデータで見ると、最近のデータで、観光客が百八十万八千三十六人入ってきているわけですね。これを四十七年の復帰当時と比べると四・一倍の伸びになっています。...全文を見る
○中山国務大臣 沖繩の県民にとって水の安定供給ということはきわめて重大なことでございます。私も就任以来、この水の問題というものについては重大な関心を持っておりますが、今後とも引き続き関係各省庁と十分連絡をとって、県民が安定した水の供給が受けられるように努力をしてまいりたい、このよ...全文を見る
○中山国務大臣 国保とか児童扶養手当等に関する県の負担増の問題を先生お尋ねでございます。この問題については、臨調答申の趣旨に沿いまして、本年末までに関係省庁間において検討することとされておりますが、沖繩開発庁といたしましては、沖繩県の財政事情が他県と比べて違うという点も十分強く主...全文を見る
○中山国務大臣 いま先生から、沖繩の公共事業に対する補助率のカットについて、カットされないように努力をしてもらいたいという御要望でございますけれども、この件につきましては、本年のいわゆる八月の概算要求の時点におきまして、総理大臣に対しましても関係閣僚に対しましても、沖繩県のいわゆ...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のいま中曽根長官が沖繩の西銘知事に言われたということは、私は大変意味のあることだろうと思います。私もすでに沖繩のこの期限の切れる後の問題についても、格段の配慮を関係閣僚、特に総理にもお願いをしておりまして、その点は今後とも引き続き努力をしてまいる、こういうつ...全文を見る
○中山国務大臣 本年の二月七日の北方領土の日につきましては、各党、各会派の皆様方の御協力を得、また地方公共団体の御参加、民間各種団体の参加も得て、短時日ではございましたが、戦後初めて領土返還に対する国論が一つの点に集約されたことは、各会派の御協力のたまものであると深い感謝の意をさ...全文を見る
○中山国務大臣 国際社会における北方領土問題の意識の高揚ということに関しましては、当委員会の小沢委員長の格段の御努力もございまして、世界の地図のメーカーに対してもいろいろと外務省としては、この問題について強く日本政府の意思を申し伝えております。  また、この記念すべき日に外国の...全文を見る
○中山国務大臣 北方領土に対する政府の関係各省庁の動きがなまぬるい、総理府がしっかりハッパをかけろという御指摘でございます。まことにありがたい御指摘でございますが、小沢委員長初め各会派の先生方の御熱意で当委員会で決議がされまして以来、昨年の暮れであったと思いますが、衆議院の本会議...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘の点は総務長官としても重大な関心を持っておりまして、昨年の十二月に私が文部省に参りまして、文部大臣と直接お話しを申し上げて、学校の教科書等においても、またいろいろな社会教育の資料等においても、北方領土問題の正誤、確認と、資料をさらに充実するように要望をすでに...全文を見る
○中山国務大臣 各府県で北方領土返還の県民大会をやってもらいたいということに関しましては、すでに一月に総務長官名で各府県に連絡をいたしております。ただ、当委員会で領土問題が御決議いただくという以前の段階で、昨年の当初まではいわゆる全国的な領土返還の県民の運動というものは私は顕著で...全文を見る
○中山国務大臣 国内で今年二月七日の北方領土の日に各党各派の御参加が得られたということ、また両院における決議が行われたということ、これで北方領土返還に対する日本の民族の考え方というものが、かねてソビエト政府が言っておりました領土返還運動は日本の一部の右翼の人たちがやっているんだと...全文を見る
11月19日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会、農林水産委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの、昭和五十六年度以降の同和対策特別措置法期限切れ後の扱いにつきましては、先般、同和対策協議会の中間答申を受けました。その中には、従来の同和対策事業の中には一部行き過ぎの問題あるいは窓口一本化の問題等でいろいろ問題があった、そういう問題について...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) ただいま関係各省庁の大臣から御答弁がございましたが、沖縄開発庁といたしましては、関係省庁と十分連絡の上、自然環境の保護と水資源確保のために今後とも努力をさせていただきたいと考えております。
11月20日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会、文教委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(中山太郎君) お尋ねの青少年非行の問題は、なかなか根の深い問題であろうと思います。総理府におきましても、昨年の八月に暴走族の問題がございました、また、それに引き続きまして親族殺し等の問題が起こりまして、どう対処するかということで、十二月と一月に関係各省庁の局長連絡会議...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの、同和対策事業の地方負担が大きいという点につきましては、ただいま同和対策協議会においていろいろと御論議をいただいているところでございまして、政府といたしましては八月二十八日に、五十六年度以降の同和対策事業というものは今後一定期間、効率かつ有効...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 給与担当の総務長官といたしましては、四十五年以来人事院勧告が完全実施されてきた、その結果、非常に労使関係が安定をした状態で今日の日本の社会の発展に多大な貢献をしていると私は思います。民間企業も公共企業も、あるいは政府の労使関係におきましても、信頼関係が崩...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生も、かねがね学術会議の関係者として大変御苦労いただいておることも、私よく敬意を払っておるところでございます。  私どもといたしましても、学術会議との十分な意思の疎通ということが必要である、政府が独立機関である日本学術会議に対してとやかく言う問題では...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 政府は、日本学術会議というものを独立機関として日本の研究科学者の内外に代表する機関だという位置づけをもちまして、日本学術会議の会長を、日本の科学政策の意思決定の最高機関である科学技術会議、これは法律に基づいておりますが、議長はもちろん御存じのように総理大...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生御案内のように、この日本の内外に対する代表機関ということに関しましては、海外においても評価がきわめて低いという事実がございますし、私もそれは日本の全科学者に会ったわけではございませんけれども、いろいろな第一線の人力にお目にかかって意見を聞いてみても、...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 自由民主党にプロジェクトチームができたということについて、これはやめてほしいということでございますが、これは言論の自由も保障され、あるいはこの憲法のもとで、私は自民党のみならず、広く各政党の中で論議をしていただき、国民が何を求めているか、国家のためにどう...全文を見る
11月26日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会、内閣委員会、地方行政委員会、大蔵委員会連合審査会 第3号
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○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの、守秘義務の範囲というものがどの程度に及ぶかということにつきましては、法制局長官から御答弁を願いたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) この問題は、すでに検察庁及び裁判所等でいろいろと証人を通じて、あるいは被告を通じてそれぞれ陳述が行われているところでございまして、総理府としてはもとよりこのような問題についても重大な関心を持ってその後調査をいたしております。
○国務大臣(中山太郎君) いま自治大臣並びに総理大臣からすでに御答弁がございましたが、総務長官といたしましては、綱紀の粛正はもとよりでございますけれども、大半の公務員はまじめに公務に従事していると私は信じております。ごく一部の不心得な者が問題になる、そういう問題については厳しく処...全文を見る
○国務大臣(中山太郎君) 先生も御案内のように、十年間安定した労使関係というものがこの日本の社会の発展のために大きな貢献を果たしてきたことは国内のみならず世界でも評価をされている。こういう中で人事院制度というものの持つ意味というものは、私は労働基本権の代償機関として十分その機能を...全文を見る
11月27日第95回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○中山国務大臣 ただいま了承されました同和小委員会の御意見を十分踏まえ、なお同和対策協議会の答申を見きわめつつ、政府といたしましては、同和対策事業推進のために鋭意努力をしてまいりたい、このように考えております。      ――――◇―――――