中山千夏

なかやまちなつ



当選回数回

中山千夏の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月27日第94回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○中山千夏君 きょうはどうも御苦労さまです。  最初に、星野さんにお尋ねしたいんですけれども、先ほど竹内さんのお話を伺いまして、外国では別にこんなふうに法で規制をしなくても総会屋というものは存在しないということだったんですけれども、いろいろな事情が日本の中で、個人株主の権利意識...全文を見る
○中山千夏君 この改正案で、法律としては総会屋を一掃できるはずだということなんですけれども、経営者の方たちとしてはいい法律ができた、これを後ろ盾にしてひとつ一掃してやろうという雰囲気なのか、あるいは、もう少し、何というんですか、こんな法律ぐらいじゃどうにもならないよという雰囲気で...全文を見る
○中山千夏君 そこで、経営者の側の努力といいますか、そういうことがすごく重要になってくると思うんですけれども、総会屋というのは、ずっとこの審議の問いろいろ警察からもお話を伺っていまして、暴力団と密接なかかわりがあって、そして、暴力団の方にたくさんお金が驚くほど流れている。暴力団を...全文を見る
○中山千夏君 いや、そこまでおっしゃるとは思わなかった。非常な自信ですね。  でも、やっぱり、警察官になる人も警察に就職するときには、なぜ就職できるかというと、こいつは悪いことをするかもしれないと思ったら雇わないわけで、やっぱりそう信じて警察官に採用されるのだと思うんですけれど...全文を見る
○中山千夏君 大変に会計士の皆さんがモラリストだということはわかったんですけれども、具体的な研究だとか、それから、モラリストでいらっしゃるでしょうけれども、そういうものをより一層高めるために、具体的にどういうことをしていらっしゃいますか。
○中山千夏君 これはおわかりになれば教えていただきたいんですけれども、先ほど四元さんから基本問題のときに触れられた職域の問題と関係があるんですけれど、税理士と会計士、この両方の資格を持っていらっしゃる方は、おたくはさっき八千人というふうにおっしゃいましたが、その中でどのくらいいら...全文を見る
○中山千夏君 最後になっちゃったんですけれども、竹内さんにちょっとお伺いしたいのです。  四元さんからさっき提出されました基本問題の中の職域の問題なんですけれども、今度の法改正に関してということでなくても結構ですので、この問題についてどう考えていらっしゃるか、ちょっと御意見をお...全文を見る
○中山千夏君 ありがとうございました。終わります。
05月28日第94回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○中山千夏君 衆院からこの参院までずいぶん審議が続けられまして、その中でほとんどいろいろな方向から問題が洗い出されて、新たにつけ加えることというのはないわけなんですけれども、私なりに確認しておきたい点、それからもう少し詳しく知りたい点などがありますので、お伺いします。  この法...全文を見る
○中山千夏君 その企業側の努力という点で、前の調査のときに自主防衛組織ですか、というものが非常に効果を上げているということをお伺いしたんですけれど、この組織のできた経緯ですとか、それからまた組織のあり方ですとか、どの程度の大きさの企業がそこに加わっているのか、あるいは今後どんなふ...全文を見る
○中山千夏君 参加している組織や企業の大きさといいますか、どの程度の規模の会社が多いでしょうか。
○中山千夏君 それから、総会屋という人々の数をこの間お伺いしたんですけれども、昭和五十五年の末で五千八百人、うち暴力団員が千百人ということなんですね。それから、五十三年の推定利益というやつが総会屋一人当たり年収が一千万で、合わせると五百八十億になるというような数字だったと思うんで...全文を見る
○中山千夏君 そうやって暴力団に非常にお金が流れていくというあたりは、よく言われますしわかるのですけれども、暴力団に入ったお金がどこへ流れていくかというようなことがちょっとわれわれではわかりにくいんですけれども、その辺はどういうふうにつかんでいらっしゃいますか。
○中山千夏君 いままでいわゆる総会屋という人人の手口ですね、それから取り締まり状況から、何か具体的な事例などございましたら、少し教えていただきたいんですが。
○中山千夏君 法務省にちょっとお伺いしますけれども、いまの四つの大体大きな手口というのがあったんですけれども、今度の商法改正でもって、この四つは全部何とか取り締まれるものなんでしょうか。
○中山千夏君 事件になりまして、総会屋の活動が、そして検挙をするなり警察がかかわる場合に、企業の側から警察に知らせが来るというようなことは多いんでしょうか、それとも何か総会屋を恐れて余り積極的に知らせないという、むしろ企業の側ではないようなところから知らせが来て、警察がお動きにな...全文を見る
○中山千夏君 そうすると、いまの件に関してはどちらが多いとは言いがたいということですか。
○中山千夏君 それからこの間も、もうそろそろ総会屋が職業を変えよう、この法改正ができるとやりにくくなるからというような動きが出ているというお話だったんですけれども、その改正後、締め出された総会屋の人たちというのは、大体どこへ流れていくというふうに見ていらっしゃいますか。
○中山千夏君 どうもありがとうございました。結構です。  それから、ずっとこの審議を伺っていましてすごく不思議な感じがしたのは、質問がいろいろ出る、そちらの方の御意見などを伺っていますと、手ぬるい、余り大した進歩ではないではないか、もっとこうやらなきゃだめだ、ああやらなきゃだめ...全文を見る
○中山千夏君 四十九年の参院の附帯決議、それから衆院の附帯決議、両方とも第一項なんですけれども、「企業の社会的責任を全うすることができるよう、」という文章が参院の方にありまして、それから「会社の社会的責任」云々というのが、これは衆院の方にありますね。この企業の社会的責任というのは...全文を見る
○中山千夏君 そうすると、企業の社会的責任は決して無視したわけではなくて、基本にその理念を持ちながら、特に文章にしていくとその内容の規定などで個々にむずかしい問題が出てくるから、趣旨説明の中には入れなかったということでいいんですね。
○中山千夏君 一応、基本的に社会的責任という理念を持ちながらということですので、これはちょっと大臣にお伺いしたいんですけれども、大臣が考えていらっしゃる企業の社会的責任といいますと、どのようなことになるんでしょうか。
○中山千夏君 二百六十条ノ四ですか、取締役会の議事録の閲覧というやつですね。その趣旨は、先ほど近藤さんのお話のときにお伺いしたので結構なんですけれども、その次のところに、「閲覧又ハ謄写ニ因リ会社又ハ其ノ親会社若ハ子会社ニ著シキ損害ヲ生ズル虞アルトキハ」許可しないという条項があるん...全文を見る
○中山千夏君 ちょっとこの部分が気になりましたのは、先ほども話に出ましたけれども、一株株主の運動というのがありまして、アメリカなんかではかなり個人の方の権利意識もしっかりしていますので、なかなか効果を上げている。その効果という意味は、先ほども話になりました企業の社会的責任の自覚を...全文を見る
○中山千夏君 その企業の秘密というものをうんと守っていくということが、さっきの総会屋の活動をもっと悪質に、ゆすりたかりのたぐいを悪質にしていくというようなことがあるのじゃないかなと思うんですけれども、それはどうなんでしょうか。秘密がなるべくなくなっていった方が、ゆすったりたかった...全文を見る
○中山千夏君 きのう日税連の代表の方にいろいろ御意見を伺ったんですけれども、基本問題という言い方をたしかされていたと思うんですが、三点でしたか、挙げていらっしゃいました。あの基本問題については、全く今後検討する必要もない内容であるというふうにお思いなのか、もしくは今回の法改正では...全文を見る
○中山千夏君 きのうの話では少し法務省に関係のあるようなお話もあったように思ったんですけれども、きょうの御意見では、そうではないわけですか。
○中山千夏君 これで最後です。  お答えをずっと聞いている中で、ときどきそれは今回の法改正では盛り込めないけれども今後検討していく、あるいはこれで終わりということではないのだからまた直していく、状況を見て直していくことがあると言われた点があったと思うんですけれども、それはこの法...全文を見る
○中山千夏君 ありがとうございました。終わります。
06月02日第94回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○中山千夏君 最初に、先ほど午前中に寺田さんがちょっと聞いていらした男女差別に関係した問題なんですけれども、奥さんが日本人で、そしてその日本人の妻が外国人の夫を伴って帰ってくる。そのときに奥さんの方に資力がある、あるいは十分な収入があるということがわかれば、夫の方に永住許可は取れ...全文を見る
○中山千夏君 そうすると、入国の際に男の人が、つまり夫が外国人であると非常に入りにくいというような話があるということを、さっき寺田さんおっしゃっていたんですね。私もそういう話をよく聞くんですよね。どうして男女差別がないにもかかわらずそういうふうなうわさが世の中に流れたり、そういう...全文を見る
○中山千夏君 その場合、男の人が日本人であったにせよ、奥さんが日本人であったにせよ、その方が入るときに、どちらか、妻なり夫なりが生計を立てていけるかどうかということが重要になると思うんですけれども、この程度の収入があればいいとか、それからこの程度の職業であればまあ大丈夫だろうとか...全文を見る
○中山千夏君 何かそういう大変おっしゃるとおりむずかしいんだろうと思いますけれども、そして、やっぱり調査に当たる方も、きっと基準があれば楽だなというふうにお考えになるだろうと思いますけれども、ずっとお話を伺っていて、非常に男女差別をなくしてやっていくというお話が力強く聞けたので期...全文を見る
○中山千夏君 そうすると、たとえば大麻なんかについては、ずいぶん外国では法の規制状況なんかが違うということを聞くんですね。それから、覚せい剤なんかについては、外国の法規制なんていうのは大体一様なんでしょうか。それとも、全然規制していないというようなところがあるんでしょうか。
○中山千夏君 それじゃ、この条項についてはごく何といいますか、特殊でもないですけれど、ある日本が持っている特有な状況に対応したものだというふうに考えてよいでしょうか。
○中山千夏君 それから、その同じ五条の七番目なんですけれど、これは特にこの条文の内容的な変更というのはないようなんですが、この第七号の趣旨も、やはり麻薬などと同じように、こういう仕事をしている人たちが入ってこない方が日本国にとって望ましいということであろうと思いますし、それからこ...全文を見る
○中山千夏君 この五条の七によって上陸拒否した事例と、それから二十四条のヌですか、これで退去強制した事例というのがもしいまわかりますれば、大体のことでもいいんですけれども、わかりますか。
○中山千夏君 買春観光という、これは日本人の方が出ていくわけですけれども、問題とあわせてとても深刻で、それで、しかも入管の皆さんのところに非常にウエートがかかって、しかも取り締まりがむずかしいという大変な部分だと思いますけれども、御努力をいただきたいと思います。  終わります。...全文を見る
06月04日第94回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○中山千夏君 先ほど一九七五年以降にインドシナから流れ出た人々の数が百五十万人ということを伺ったんですけれども、そのうちの大体どのくらいの人たちが日本に来たかということを、ちょっと知りたいんですけれども。
○中山千夏君 いま現在は千三百七十九名でしたか、二十九名でしたか。
○中山千夏君 そうすると、事前にいただいた資料のボートピープルの統計というのがありますね、この厚い本の。その中に定住許可者が五十五という数字が出ているんですけれど、これは人数だと思うんですが、これはいまおっしゃった一千四百三十一名ですか、その中にこの五十五名の方たちは含まれている...全文を見る
○中山千夏君 ちょっとわからなくなっちゃったんですけれども、この統計の資料の方に五十五とあるんですけれど、この資料はないですか、お手元に。これとの関係を、この資料全般についてでも結構ですけれども、ちょっと説明していただけますか。
○中山千夏君 そうすると、それはボートピープルに限らずということですか、その許可数は。それとも、ボートピープルに限って七十二名ということになるんでしょうか。
○中山千夏君 先ほど近藤さんがお聞きになっちゃったので、私も伺いたいと思っていたのですけれど、今後難民の申請を希望する人々はどのくらいいるかというようなことを、多分新しい法律を実施に移されようという用意の中ではつかんでいらっしゃるのだろうと思っていたんですけれども、先ほどのお話で...全文を見る
○中山千夏君 そうすると、たとえばボートピープルの中から何人かの方が難民申請をなすって、その後その定住許可をとられて日本に住みたいという希望を持たれることもあるわけで、その場合に、そういう外国の方たちに日本になじんで住んでもらうという施設として二つ施設があるというお話を伺ったんで...全文を見る
○中山千夏君 難民と認定はまだもちろんされないわけですけれども、そしてボートピープルとして来た人たちが、わりと日本に定住することは望まなくて、大体外国へ行きたいというふうにおっしゃるのは、どうなんですか、受け入れ体制が悪いからそういうふうにほかの国へ行った方がいいというふうに考え...全文を見る
○中山千夏君 先ほどそのセンターで職業的な訓練を受けた方やなんかが、ほとんど中小企業に勤められるということを伺ったんですけれども、ちょっと考えますと、中小企業も大変でしょうし、そういう受け入れば大きな企業が行った方がいいように思うんですけれども、それはどうして中小企業が中心になっ...全文を見る
○中山千夏君 いままでお話をいろいろ伺っていまして、方向としては、とても人道的にいい方向に向かっている改正だと思うんですけれど、実施をしていく上で、とてもいろいろ個別にむずかしい問題が出てきそうだと思うのですね、まあ法律というのは何でもそういうものなんでしょうけれども。  それ...全文を見る
○中山千夏君 ありがとうございました。終わります。
10月21日第95回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○中山千夏君 まず、料金のことについてお尋ねしたいんですけれども、先ごろ新聞で、渡辺大蔵大臣が、遠距離を下げて近距離を上げれば、国民にも、財政にもプラスになるというふうに言っていたということを読みまして、ちょっとどきっとしたんですけれども、まだやると決定したわけではないっていうこ...全文を見る
○中山千夏君 いまのお話はよくわかったんですけれども、先ほどの大蔵大臣のお言葉をかりますと、財政にプラスというのは確かにそうだろうなとは思うんですけれども、国民にプラスというのはちょっと納得できないんですね、たとえば近距離を上げると言った場合に。というのは、公社はかなり多額の黒字...全文を見る
○中山千夏君 その開発した機器の方についてちょっと伺いたいんですけれども、特にやっぱりそういう機器だから、普通の機器よりは安くなっているとか、そういうことはあるんですか。
○中山千夏君 その一方で、ちょっとこういうことをやる必要があるのかなというようなものもあるような気がするんです。  先日、電話局へ用事があって行きましたら、自動車電話のパンフレットというのが置いてありまして、私もよく自動車に乗っていて、公衆電話を探して苦労したりするものですから...全文を見る
○中山千夏君 ちょっとお金が余り多額になると私よくわからないんですけれども、ざっと感触で、先ほど障害者向けの電話の開発、それから障害者向けのサービスというお話を伺った感じと、それからこの自動車電話に賞していらっしゃるお金なり、それから御努力というようなものを並べてみましたときに、...全文を見る
○中山千夏君 時間が迫ってきましたので、先ほど山中さんの方からもお話がありましたけれども、経理の不正不当事件というのがいま大変な関心の的になっているようですけれども、業務執行点検委員会というのをおつくりになって、そこで五十五年の七月に「改善のための提言」というのをお出しになりまし...全文を見る
○中山千夏君 総裁もそのようにお考えでいらっしゃいますか。
○中山千夏君 総裁は、「間違いだらけの電話料金」という五十五年の五月に出された本はお読みになりましたでしょうか。
○中山千夏君 それはとてもいいことだと思います。  それで、その著者の関戸松雄さんという方はいまはどうしていらっしゃるんでしょうか。
○中山千夏君 実は新聞にもそれは出てまして、出てたことを聞くというのはいやな感じなんですけれども、一応聞いたわけですけれども、新聞なんかではやっぱりその配置転換は左遷ではないかというようなことも言われてるんですね。それをまた申し上げますと、新聞にも書いてありますけれども、いや決し...全文を見る
○中山千夏君 御努力を期待しております。  どうもありがとうございました。
11月10日第95回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○中山千夏君 供託法の一部を改正する法律案についてお伺いする前に、どうしてもその前に法務大臣にお伺いを少ししたいと思います。  最初に申し上げておきたいんですけれども、意見が異なるからといってすぐに罷免を要求するというようなやり方は私もよくないんじゃないかというふうに常々考えて...全文を見る
○中山千夏君 そのときに検察のやり方は批判したくない、それから事件介入の意思はない、そういう断りをまず強調しておっしゃったわけですよね。そうすると、それはこの件についてのみの法相の態度なのか、それとも普遍的に、こういうことを具体的な例について尋ねられた場合に、こういう姿勢を持って...全文を見る
○中山千夏君 それはこの件のみについてですか。それともほかに、そういう質問がほかの事件について同じような状況でなされたときも、大臣はそういうふうに、そういう姿勢でマスコミに対されるんですか。
○中山千夏君 そうすると、この件に限らず、ほかに進行中の件でこういう質問を受けたときには同じような態度で臨まれるということになるんでしょうね。そこらあたりがちょっとはっきりしないんですけれども、どうですか。
○中山千夏君 余り時間がないのであせるんですけれども、もう一度だけ趣旨がわからないとおっしゃるので御説明しますけれども、榎本前夫人を証人に呼んだ件でなくても、これは仮定ですけれども、似たような進行中の裁判について法相としての意見を求められるということが別の場合にあるかもしれないわ...全文を見る
○中山千夏君 法相としての感想を求められて、具体的なある進行中の裁判について批判をしたくない、事件介入意思はないというふうに前置きをなすって、そして一般論をもって答えとなすったわけですね、そのインタビューの。その一般論というのは、先ほどから何度もおっしゃっているように、不正を追及...全文を見る
○中山千夏君 そうすると、検察がやっていることについて進行中の裁判について意見を求められた場合には、批判とか事件に介入するような言動は避けてそうして一般論をお述べになる。その一般論というのは、もう基本はこれしかないと思うというふうに先ほど法相がおっしゃったんですけれども、先ほどか...全文を見る
○中山千夏君 わかりました。  それからもう一つ、先ほど来のお話を聞いていて私によく理解できない部分がありまして、ちょっと矛盾しているんじゃないかなと思えるところがありましたので伺いたいんですけれども、検察が人道に外れていると思えば立場上検察に注意しなければならないということを...全文を見る
○中山千夏君 その注意すべき状態であるかないかということですね、その判断はやはり大変重要なことだろうと思いますし、お立場上、そのことは事件の動きなり、それから検察のやり方なりを一生懸命見ていらしてそして判断を下していらっしゃるわけでしょうね。
○中山千夏君 わりと人ごとみたいな感じなんですけれども、たとえば国会の中でのほかの人の意見だけじゃなくて、法相御自身が事態の成り行きを見ていらして御自分がこうじゃないかとお思いになったこと、それから議会の中でのいろいろな意見、そういうものをもちろん両方とも考えてなさるのでしょう。...全文を見る
○中山千夏君 それをちょっと伺いたかったのは、検察庁の動きに対する判断をおっしゃるときに、ごく手短に片づけてしまえば、この件に関して、ロッキード事件の裁判に関して検察庁としては最善を尽くしているというふうに思うとおっしゃるんですけれども、前後よく聞いていますと、検察庁としては検察...全文を見る
○中山千夏君 どうしてもそれなりにというような言葉が入りましたり、それから法相御自身の検察庁に対する評価というのは、もちろん法相御自身がいろいろな角度から検察庁の活動をごらんになって総合的に。判断なさるものだと思うんですね。で、総合的に判断した結果としては、なかなか最善を尽くして...全文を見る
○中山千夏君 ちょっと前後の勘違いがあられるのじゃないかなというふうに思うんです。これは後で議事録を見ていただけばわかると思いますけれども、先ほどのやりとりだと、寺田さんが一般論として妻を証人に立てるというのはどうかというふうに聞かれたんです。そうしたら法相が、他の証人を探す道が...全文を見る
○中山千夏君 後でまた、委員の中にも法律家がたくさんいらっしゃるので、私も少し勉強させていただきたいと思いますけれども、私の理解では、妻が法廷に立つことが余り歓迎されないのは、たとえば夫に罪がある場合に、夫の罪を覆い隠すような証言をしてしまうから好ましくないんだというふうにされて...全文を見る
○中山千夏君 そうすると、あれだけ前置きをして、そうして一般論を述べたにもかかわらずこういう騒ぎになったということは、法相からごらんにたると、逆に非常に不思議というか、不満というか、おかしな世の中だなという感じもちょっと……。
○中山千夏君 そうすると、先ほどもちょっと触れておられましたけれども、ああいう発言をしたことで国会の中ですぐに罷免というような声が上がるのは、ちょっとこう、国会がそうじゃない国会じゃなければおかしいのじゃないかというふうにお感じになっていらっしゃるんでしょうね。
○中山千夏君 先ほど谷合判事補の件について、やはり寺田さんが御質問なさったときに、私は全くそのとおりだと思うお答えを事務総長がしていらしたんです。それは、谷合判事補が職務を曲げたとは思わないけれども、何人からも公正に見られるという、らしさが裁判官には必要だ、そのことが欠けただけで...全文を見る
○中山千夏君 その意見に反対ですか、賛成ですか。
○中山千夏君 その意見の内容について、反対か賛成がということを言いたくないんですか。——いまちょっとここででもいいですから考えて、この内容について、なるほどもっともだとか、ちょっとおかしいなとか、ちょっと考えて言っていただきたいんです。
○中山千夏君 しかし、胸を痛めてそういうふうにおっしゃったときに、本当に事務総長のおっしゃるとおりだと言えば、事務総長は別にそれ以上胸が痛まれることはないわけですね。そうすると、そのとおりじゃないというお答えをしようとなさっていたのかなという気がしますけれども、どうでしょう。
○中山千夏君 この席で一つちょっとびっくりしたことは、公然と田中被告と大臣がお親しいというような発言が委員の方からありまして、そのことについて何ら否定もなされないでどんどん審議が進んでいるということについて、多分普通の人ならちょっとびっくりするのじゃないかなと思うんですが、本当に...全文を見る
○中山千夏君 ということは、政界の中で言うと、お親しいということになるんでしょうね。それは言っていただかなくても大体察するということも少しはしなきゃいけないのかとも思いますし、巷間ではお親しいというふうにみんなが言っておりますし、それからこちらでも公然と伺ったので、なるほどそうか...全文を見る
○中山千夏君 どうもありがとうございました。  以上です。
11月26日第95回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○中山千夏君 外国人登録法の一部改正案について、少し御質問したいと思います。  まず、外国人と結婚をして日本にいる日本女性というのは、何人ぐらいの数になりますでしょうか。
○中山千夏君 アジアの方と結婚している方もそのグループの中におられたんですけれども、外国人と結婚されている婦人の方たちから、外国人登録証に関して訴えがありました。それは、その方たちの子供が十四歳以上になるといつも外国人登録証を持って歩かなければならない。その外国人登録証に母親の名...全文を見る
○中山千夏君 二十項目も記入事項がある、それから小型化が求められているということもこの間ちょっとお話をお伺いしたんですけれども、この登録証明書というのを見ますと、何か少しどこか譲れば、たとえば「記載事項書換欄」というんですか、こういうところが少し狭くなれば、一つ名前ぐらい入るのじ...全文を見る
○中山千夏君 それから、その際に指紋をとる、十四歳になると子供の指紋をとる、そのことが、これは余り論理的なというよりも感情的な問題なんですけれども、子供にとっては非常にショック。であるということをお母さんたちがおっしゃっているんですね。その指紋というのは、日本人の場合ですと、何か...全文を見る
○中山千夏君 外国人登録証に母親の名前を書いてほしいというお話を伺って、いろいろお母さんたちの立場になって事情を伺ったり考えたりしているときに、戸籍の問題というのも一緒に持ってこられたんですけれども、やっぱり日本人の母の戸籍の方に子供の名前が記載されていない、そのことが何となく気...全文を見る
○中山千夏君 なるほど、お話を伺っていますと、国の方の事務の合理化、簡素化もむずかしいですけれども、国にかかわる個人個人の事務の簡素化、合理化というものもなかなか素人が考えるようには簡単にはいきそうもないなということがわかりました。けれども、何とか、先ほども後々考えていきたいとい...全文を見る
12月16日第95回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○中山千夏君 最初に、新しく大臣になられました大臣のお考えを少し、二、三お伺いしたいと思います。  いま、校内暴力ですとか、それから落ちこぼれ、一般的な学力の低下というような教育の荒廃というものに悩む声が、教育界の内にも外にも大変聞かれるように私は感じているんですけれども、大臣...全文を見る
○中山千夏君 いまの教育制度の中で、非常にここはいいと高く評価されている点がございましたらちょっと言っていただきたいと思います。
○中山千夏君 私も小さいころ学校で動物を飼っておりましたり、それから、少しホームルームなどで共同に仕事をしたり、それからクラブ活動があったりしたんですけれど、私自身の感覚で言いますと、だんだんそれがなくなってきて、勉強ばっかりさせられた、だんだん大きくなるにしたがって。それから、...全文を見る
○中山千夏君 それじゃ、文部省の方にお伺いいたしますけれども、中学でいま大臣がおっしゃった方向で、昨年の四月から、いわゆる相互相乗り方式というんですか、そういう方式がとられています。これは中学の家庭科ですね。それから高校の方は、同じ家庭科で来年から男子も家庭科を選択できるシステム...全文を見る
○中山千夏君 実は、私はこの中学高校の家庭科の改定になったものについては、ちょっと男女平等の見地から見て非常に控え目過ぎるんじゃないかしらという不満を持っている女の一人なんです。中学の場合ですと、男女とも一領域ずつ相互に選択ができるということで、確かに以前よりは方法的には平等に見...全文を見る
○中山千夏君 大変いろいろ問題があって、簡潔にはお答えになりにくいこととは思いますけれども、時間がないものですからよろしくお願いします。  それでは、いまの御意見の中には異論もあるんですけれども、ちょっとおきまして、先ごろ日本の政府が署名に加わりました差別撤廃条約には、この家庭...全文を見る
○中山千夏君 外務省にお尋ねしたいんですけれども、いまの話に出ておりました家庭科と、それから条約とのかかわりについてどういうふうに考えていらっしゃるか、問題があるとすればどの点であるか、それを中学と高校についてちょっと具体的に教えていただきたいんですが。
○中山千夏君 それから、いまの第十条の(c)ですね、「教育のすべての段階及びあらゆる形態における男女の役割についての定型化された概念の撤廃。」というのがございますけれども、これにもちょっと触れるように私は感じるんですけれども、いかがでしょうか。
○中山千夏君 ちょっと教えていただきたいんですけれども、こういう条約は、条文に反するというふうに、ちょっと問題があるというふうに外務省が判断なさるような問題を抱えたまま批准になっちゃうというようなことがあるんでしょうか。
○中山千夏君 大臣、私はこの婦人の差別撤廃条約を早く、そして実情を伴った、内容を伴った形で批准してほしいというふうに願っている者の一人なんです。先ほども諸外国の事情その他を見ながら検討していくというふうに文部省の方でおっしゃってくだすったんですけれども、もちろんこの条約批准は、家...全文を見る
12月18日第95回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○中山千夏君 原子力、それから原子力発電に関する広報について伺います。  ほとんどわれわれが一般マスコミを通して目にする広報というのは、電気事業連合会のものなんですけれども、政府広報もよく目にします。通産省は広報としてどのような活動をどのくらいの予算で行っているか、お聞かせ願い...全文を見る
○中山千夏君 一般の方になりますと、通産省の広報よりも科学技術庁の広報の方が多いようなんですけれども、科学技術庁の方では広報をどのようにしていらっしゃるか。
○中山千夏君 通産大臣にちょっとお伺いしたいんですけれども、政府広報というものが国庫で賄われている以上、そこで流される情報というのは国民の利益に資するものであるべきだというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
○中山千夏君 国民の側から見て、非常に役に立つといいますか、利益になるという広報であらねばならないというふうに私は思うんですけれども、その点はいかがですか、いまお話しになったことに加味して。
○中山千夏君 原子力を担っている方々から、放射能という言葉からくるムードだけで、よく原子力を理解していないで反対する人がいると非常に困るということを聞くんですね。私もなるほどそのとおりだなと思います。やっぱり国民も素人なりに理解をした上で、その上で判断を下さなきゃいけないだろうと...全文を見る
○中山千夏君 努力していただけるということは非常にありがたいんですけれども、いまお話伺っていても、余りにも原子力について御存じであるために、どういうところがわからないのかというようなことがわかっていらっしゃらないのかなという気もするので、ちょっと詳しく説明したいと思うんです。 ...全文を見る
○中山千夏君 研究をお願いします。  ポイントは、やはり私が検討したところでは、余りにも合意を取りつけることを急ぎ過ぎているがためのわかりにくさというものが非常に目につきますので、その点を御留意いただければと思います。  それと、これはむしろ広報室に言うべきかもしれないんです...全文を見る