中山正暉

なかやままさあき



当選回数回

中山正暉の1971年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第65回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○中山(正)委員 私は、自由民主党委員を代表いたしまして、ただいま提案になっております地方税法の一部を改正する法律案につきまして、いささか質問を試みてみたい、かように思う次第でございますが、時間の関係もございますし、そしてまた自民党の代表ということでございますので、ごく簡潔に一般...全文を見る
○中山(正)委員 そういう民主主義の基本をなす非常に重要な問題でございますので、閣内でもひとつ自治大臣から強力に御発言を願いたいと思うのでございます。  しかし、日本のこの地方制度の中におきまして不交付団体が府県でもわずか四府県ぐらいしかなくなっております。あとはみんな交付団体...全文を見る
○中山(正)委員 大都市の税源確保のために、政府も、最近、自動車取得税の創設、それから道路目的財源の充実、それから市町村民税の法人税割の増強などの処置は講じられたわけでございます。  これだけでは不十分でございまして、たとえば、自分のことになってまことに恐縮なんですが、大阪市会...全文を見る
○中山(正)委員 これはとっぴな話になるかもわかりませんし、この問題から少しずれると思うのですが、大阪のことに限って申しましても、府と市が非常にうまくいっていない。この間の読売新聞に麗々しく大阪府市の対立の問題が記事になっておりました。知事さんのほうは、内野と外野だとおっしゃる。...全文を見る
○中山(正)委員 この間も実は人口急増市町村対策のときに、百九十六の対象市の中で一市だけがはずされる、それが大阪市であったということでありますが、その原因は、大阪市は人口が減っておるということが原因なんです。あの七百五十万いる大阪府下の中で中心都市となる大阪市が人口が減っておると...全文を見る
○中山(正)委員 それから次に、今回の住民税についての減税は、課税最低限の引き上げ幅も、夫婦と子供三人の給与所得者においては約十二万円となっておるようでございますが、その減収額も初年度で七百四十二億にのぼっておるということでございます。市町村財政に与える影響がかなり大きいと予想さ...全文を見る
○中山(正)委員 時間の関係で急がなければならないわけでございますが、昭和四十五年度の所得税の改正では、税率の緩和がはかられております。そのような所得税の改正に関連をしまして、住民税についても税率の緩和をはかる考えがあるかどうか。住民税の税率のあり方についてどのような考え方をお持...全文を見る
○中山(正)委員 住民税については標準税率制度がとられているわけでございますが、市町村によっては超過課税を行なっております。税負担にかなりの差異があるわけでございますが、このために固定化した超過課税を解消するように指導していらっしゃることは承知しております。しかし、この際標準税率...全文を見る
○中山(正)委員 次に、個人の事業税についてでございますが、今回の地方税制の改正によりまして、事業主控除を四万円引き上げ、三十六万円とすることになったわけでございます。前回の改正に引き続きまして、大幅な負担軽減がはかられているのでありますが、所得税の控除欠格者に対しては事業税は課...全文を見る
○中山(正)委員 零細業者の救済のために、今後ともひとつ御努力を願うことに大いに御期待を申し上げたいと思うわけでございます。  法人の事業税についてですが、税制調査会の長期答申におきまして、その課税標準に事業の規模そして活動量をあらわす基準として付加価値要素を導入することが適当...全文を見る
○中山(正)委員 わかりました。  次に、市街化区域内の農地に対する固定資産税についてですが、周辺の宅地との間の税負担の不均衡が非常に著しい。  また、私の近くの例になるわけでございますが、新大阪駅というのは、たんぼのまん中にこつ然として計画を決定されて、そのためにいま坪二百...全文を見る
○中山(正)委員 市街化区域内の農地の固定資産税につきましては、周辺宅地との間に著しい負担の不均衡があるようなことでは困りますので、課税の適正化をはかっていくべきである。当然の処置であると思うのですが、この場合に、現に農地であり、かつまた将来とも農業を継続していきたい、どうしても...全文を見る
○中山(正)委員 市街化区域内の農地について、状況が類似する宅地の価格に比準ずる価格によって評価するということになっておるわけですが、これは具体的にはどのような方法によって評価をするものでございましょうか。
○中山(正)委員 ひとつ混乱のないような指導をお願いしたと思いますが、市街北区域内の農地に宅地並みに課税するとしたら、一体どのような税負担の増加となるのか、具体的にひとつ御参考までに承っておきたいと思います。
○中山(正)委員 都市計画税の課税区域についてですが、都市計画税は原則として市街化区域において課税することとされておりますが、都市計画事業の財源の充実をはかるために、都市計画税の税率を引き上げるべきではないかという意見があります。これに対してはどういうことをお考えでございましょう...全文を見る
○中山(正)委員 ひとつ調整の役割りが果たせますように、よろしく御指導のほどをお願いをいたしたいと思います。  次に、料理飲食等消費税についてですが、昭和四十四年の地方税制の改正で税率一本化、そしてまた免税点の引き上げによって大幅な減税が行なわれたところでありますが、今回さらに...全文を見る
○中山(正)委員 次に、電気ガス税の問題でございますが、これが生活必需品課税であるという見地及び消費者に対する物価対策の上から考えまして、税率の引き下げを考えるべきではないかという意見があるわけでございます。これについてはいかがお考えでございましょうか。
○中山(正)委員 時間の関係もございますので、最後に伺いたいのですが、木材引取税の廃止の要望が強いということを聞いております。これを廃止なさるお考えがあるかどうか。  そしてまた近年温泉地において火災が非常に頻発しておりまして、多くの死傷者を出しているという状況があります。これ...全文を見る
○中山(正)委員 以上、広く浅く、与党でございますので、その意味も加味しまして、一般的な質問をいたしたわけでございますが、いずれにいたしましても、地方税法の適正な運用をおはかり願いまして、地方自治の強化とそしてまた住民のしあわせのために今後ともひとつ御努力を願うよう、質問を終わる...全文を見る
03月04日第65回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○中山(正)委員 本日は、御多忙の中を当委員会のために四先生お出ましをいただきましたことを、まずもって委員の一人として厚く感謝を申し上げたいと思います。  まず梅原先生にお伺いを申し上げたいと思いますのですが、終戦直後の政策の間違いが一つあったと私は思う。それは、農地解放という...全文を見る
○中山(正)委員 私も都市近郊の農業というものを否定するものではございません。逆に都市近郊で都市生活者の台所に新鮮な野菜を供給していらっしゃる方々に対して、私はむしろ感謝の念を持っておりますし、物価が高い、物価値上げを抑制するということでございますが、逆に言いまして、冬にスイカが...全文を見る
○中山(正)委員 委員長から時間のことでの御注意もございましたので、時間的に節約をいたしたいと思います。  せっかくの機会でございますので、木下先生に、ひとついまの問題から、都市の出身者としてお伺いをいたしておきたいと思うのですが、御承知のように、大都市は非常に財源不足に悩んで...全文を見る
○中山(正)委員 大都市出身議員でございますし、当地方行政委員会にも大都市出身の議員が非常に少なうございますので、多勢に無勢でございまして、まことに質問時間も短縮をされております次第で、要を得た質問になりませんでしたが、非常に貴重な御意見をお聞かせいただきましたことを厚く感謝いた...全文を見る
03月09日第65回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号
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○中山(正)委員 私は、自由民主党を代表して、政府提案の地方税法の一部を改正する法律案に賛成の討論を行なおうとするものであります。  今回の政府原案における主要な改正事項は、まず、住民税の減税であります。政府原案におきましては、昨年度に引き続き住民税の課税最低限の引き上げ等によ...全文を見る
○中山(正)委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表いたしまして、地方税法の一部を改正する法律案に対しまして、附帯決議を付したいと思います。  案文の朗読により趣旨説明にかえさせていただきます。     地方税法の一部を改正する法律案に対する附...全文を見る
05月07日第65回国会 衆議院 地方行政委員会 第24号
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○中山(正)委員 それでは地方自治法の一部を改正する法律案、政府提案として今国会に提出をされておりますこの法案に関しまして、自由民主党を代表して質問を試みてみたい、かように思う次第でございます。  時あたかも戦後七回目の地方選挙が終わりましたわけでございまして、その際、自由民主...全文を見る
○中山(正)委員 地方自治の本旨から、住民の盛り上がるものがないと改革がなかなかむずかしいということだろうと思いますが、現在、地方自治体としてあります三千二百八十団体のうち三千二百二十団体がもう交付団体に成り下がっておるということを見てみますと、これはもう何といっても、地方制度全...全文を見る
○中山(正)委員 大臣のお考え、私、聞きましたわけでございますが、この地方制度調査会の構成員のメンバーを見てみましても、まことに失礼な話でございますが、国会関係からでも都市区域の非常に密度の高いところからの代表として出ていらっしゃる方というのはまことに少ない、少ないというよりも一...全文を見る
○中山(正)委員 ありがとうございました。  われわれの自由主義というのは、反対もかかえて少数の意見を尊重してやっていくということでございますが、反対の存在を許さないという思想との対決でございますので、われわれが、いまのこの場所における共産党の議員のように一体存在ができるかどう...全文を見る
○中山(正)委員 それではついでに伺っておきたいのですが、連合自体が将来発展をしていきますと、どのくらい強力なものになって、たとえば課税権というものは持つようになるのでございましょうか。ただ形の上での連合というだけで課税権を持っていくというようなものは、外国にはそういう例があるよ...全文を見る
○中山(正)委員 いまでも私どものところのような指定都市のある府県では、指定都市と県との間が二重構造といいますか、府のほうが中二階。はっきり言いますと、大都市の市民は税金を取られるための府県民であっても、仕事をしてもらうための、正確に言えば府民ではないわけでございます。たとえば、...全文を見る
○中山(正)委員 連合制度からも大都市が除外される、それからまた市町村の合併特例法なんかでも大都市を除外しておりますし、それから合併をするのに知事の判断が必要であるということになりますと、なかなかその利害がからみましてうまくいきません。大阪の例をとりますと、大体三百万の市民のとこ...全文を見る
○中山(正)委員 最後に、大体私の思うようなことをおっしゃっていただいたのでございますが、そういういろいろな問題があるから、たとえば行政の最も失敗の例というものは東京都だと私は思います。このおびただしい広い区域、それにそれぞれ特別区を設けて、それが一般の市町村よりもたいして力のな...全文を見る
○中山(正)委員 それでは最後に公害問題を、ちょっと質問のようなお願いのようなことを申し上げて、質問を終わりたいと思うわけでございます。  公害なんかでもそうです。伊丹から飛行機に乗りますと、尼崎の煙が、ずっと真綿を引いたように大阪の上をたなびいております。それなんか見ましても...全文を見る
○中山(正)委員 どうぞひとつその点よろしくお願いをし、またその前向きでということを、ぜひ指定都市に権限を持たせてやっていただくようにお願いをし、そうしてまた、これから革新知事になりましたものですから、選挙のお約束では、自分が出たらトンボを飛ばす、チョウチョウを飛ばすということで...全文を見る