中山正暉

なかやままさあき



当選回数回

中山正暉の1976年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第77回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○中山(正)委員 時間がございませんので、ロッキード問題に関しまして、外務大臣の御認識を含めて若干の御質問を申し上げたいと思います。  実は、ワシントンに七十数名の日本大使館員がいるということを私は聞いておりますが、かつての米中の接近、日本の頭越えと言われたときもそうでございま...全文を見る
○中山(正)委員 それで内閣でどんな対策といいますか、どういうふうなことを御相談をあそばしておられましたでしょうか。
○中山(正)委員 実は一番これから問題になりますことは、来週の月曜日にはニューズウイークが四十三名とかにわたる高官の名前を発表するというようなうわさもあります。しかし向こうの発言を聞いてみますと、コーチャンも、自分の知り得る限りでは政府関係者に渡ったようだというような、必ず渡って...全文を見る
○中山(正)委員 私は最近のアメリカの変化というものを非常に感じるわけでございます。といいますのは、昨年赤旗の記者が初めて招待をアメリカにされておりますし、それからその次の大きな変化は、十八年ぶりに江田さんを団長とする社会党議員団がアメリカに招待をされた。それから引き続いてこうい...全文を見る
○中山(正)委員 外務大臣が中山にも考えがあるのだろうということをおっしゃっていただきましたので、私、実は、自分の考え方をどんなふうに持っているかと申しますと、私は大きな意味で、これはデタントの裏づけではないだろうかというふうに思っております。なぜかといいますと、最初共産圏で起こ...全文を見る
03月05日第77回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○中山(正)委員 先国会からの引き続きの案件でございます核拡散防止条約に関する件で科学技術庁長官にお伺いを申し上げたいと思いますのは、まず日本の原子力開発の象徴的な存在であります原子力船「むつ」の問題でございます。大変これが日本の船でありながら日本の港に簡単に帰ってこれない、日本...全文を見る
○中山(正)委員 御報告のとおり、これからの核エネルギーの象徴でありますこの原子力船「むつ」の成り行きは、これからの日本の発展に大変大きな影響がある、特に平和利用とそれから軍事面での核の違いというものを、かつて被爆国であります日本の国民にとりまして、この佐世保でうまく成功するかど...全文を見る
○中山(正)委員 「むつ」に関しましては、成田空港のぶざまな姿を目の前にするわけでございまして、あと二年たつともうあれがポンコツになるという話でございます。三千億円という国民の血税をかけてこの飛行機時代に空港をつくったものが、ある種の政治目的を持った運動によって阻止をされておると...全文を見る
○中山(正)委員 時間がありませんので簡潔にあとはお尋ねを申し上げたいと思いますが、インドは、フランスという核拡散防止条約を批准していない国とうまくやっているということでございます。私は、濃縮ウランの自給体制というものが確立されておかないと、この条約を批准したりしますと、濃縮ウラ...全文を見る
○中山(正)委員 ありがとうございました。
04月23日第77回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○中山(正)委員 十分間でございますので、総理大臣に簡潔にお伺いをしたいと思いますが、総理大臣もひとつ簡潔にお答えを願いたいと思います。  先国会からの懸案でありますこの核防条約、いよいよこの委員会を、きょうになりますかいつになりますかわかりませんが、きょう、あすで上がりますと...全文を見る
○中山(正)委員 いまも大変民主主義議会を辱めるような、何と言いますか、暴漢と申しますか、ここへ乱入をしてきたという事態もありまして、この問題には両方の国民が大きな関心を持っておると思います。その意味で、世界の平和に貢献をするというお話でございますが、お隣の日本の二十六倍ある中華...全文を見る
○中山(正)委員 その御答弁に対して私は大変不満でございます。これは、条約というものはパイの皮みたいなものであるとレーニンが言っておりまして、それは中身を食うために、破るためにあるんだという話がございますし、特に毛沢東語録の中にも銃口から政権が生まれる、豚に羽が生えて飛ぶまではこ...全文を見る
○中山(正)委員 日米安保条約はアメリカの核の抑止力を信じての条約でございますが、これと非核三原則、持ち込まずという原則は矛盾をしませんか。
○中山(正)委員 それでは日本に危険が迫ったときにアメリカは安保条約を、たとえばPLOを自由民主党が招待するという大変なことが自民党で行われておるわけでございますが、そういう事態の中でもアメリカは安保条約で必ず日本のために核を撃つようなことがあると、やはり信じておられるわけですね...全文を見る
○中山(正)委員 キューバをソ連が捨てない限りはアメリカは台湾を捨てないであろうという話を聞いております。それからソ連の第二撃はアルジェリアから撃たれるであろう、アメリカの第二撃はグアムあたりの南洋諸島から撃たれるのではないかという、表のデタントとは逆に、もうよその国のことは考え...全文を見る
04月27日第77回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○中山(正)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、核兵器の不拡散に関する条約に対し賛成の討論を行うものでございます。  日本が生みました脳生理学の権威であります時實利彦という先生が、私お目にかかりましたときに、憲法の前文に、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼をして、日本の...全文を見る
05月07日第77回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○中山(正)委員 ただいま委員長から前国会からの継続案件として御提案のありましたいわゆる日韓大陸棚協定について自由民主党委員として御質問を申し上げたい、かように考えるわけでございますが、懸案の問題でございまして、特に昭和四十九年の一月三十日、本協定が署名をされておりますが、二年余...全文を見る
○中山(正)委員 日本は九九・七%に上る石油を海外から輸入をしているわけでございます。前国会ではむしろ核防条約が審議をされて、日韓大陸棚協定はわずかの時間、自民党の一議員が質問をしたのみにとどまっておるわけでございますが、核防条約についてはずいぶん外務省熱心におやりになったわけで...全文を見る
○中山(正)委員 最近新聞で拝見するところによりますと、わが国の西山韓国大使が韓国政府側に呼ばれてこの協定に対する催促をされたという話でございますが、そういうことがございましたでしょうか。その内容についてお伺いをいたしたいと思います。
○中山(正)委員 この大陸だなは、いまも政務次官のお話にありましたように、海洋法会議の進行とともに、いろいろな関連近隣諸国の問題がございます。海洋法会議は三月十四日からニューヨークで開かれておりますが、この問題と関連をして、いま韓国が独自で開発をするというお話をむしろ日本政府は自...全文を見る
○中山(正)委員 先ほど外務省としては、この大陸棚協定の批准に非常に熱意を持ち、情熱を持って今日までやってきたという話がありまして、私もそのとおりだと政府側の意欲というものを評価いたしますが、むしろ、政府与党の方にいろいろな議論があったと思います。国際慣習にどうも反しているのじゃ...全文を見る
○中山(正)委員 同じような問題が北朝鮮との間にもあると思います。北朝鮮はカラカスの海洋法会議での一般演説の中で、朝鮮はいま二つに分かれている、南半分は米帝国主義に支配され、日本帝国主義勢力に侵食されている、海洋の独占をねらう日本帝国主義が南半分との間で結んだ漁業協定や大陸棚協定...全文を見る
○中山(正)委員 日本の国内の動きには大変不思議なものがいろいろとあるわけでございます。たとえば先般も自民党の北朝鮮訪問団、田村元議員を団長とする訪問団が参りました。それ以外にも韓国内での反政府活動、金大中事件というのが起こっております。私は以前に内閣委員会のときでありましたが、...全文を見る
○中山(正)委員 政務次官の御熱意のほどをここで私も大変大きく期待を申し上げるわけでございますが、私は歴史的に見て——歴史は鏡だと言われております。昔から正式の日本の歴史上の政府が増鏡、吾妻鏡という鏡ということばをつけているのは、ときどき出して映してみろということだそうでございま...全文を見る
○中山(正)委員 どうぞひとつ政府部内におかれて大いに御努力を願い、できますなればその間に解散という問題があるかもしれませんが、私はこれはひとつ引き続き早期にこの条約が批准できるような御配慮を政府の皆さん方にお願いをする次第でございます。  それから先ほど北朝鮮の問題も言いまし...全文を見る
○中山(正)委員 できるわけないと思います。正常な関係がいま断絶をしておるわけでありますからこれはできないことだと思いますが、事実上の関係はいろいろと配慮するということでございますから、将来ひとつこの問題も御留意を願っておきたいと思います。  そこで、いまの日本の石油事情、通産...全文を見る
○中山(正)委員 それじゃこの日韓大陸棚協定の結果これがもし開発されたといたしましたら、いつごろ日本にエネルギーを供給することになって、そして大体一バレルどのくらいになるのですか。北海油田なんぞを見ましても、これは有力な油田があるということでございますが、採算が合わないという話が...全文を見る
○中山(正)委員 この石油資本の問題というのは大変いろいろな問題があるわけでございます。私は、四度にわたる中東戦争、その最後の部分なんというのは実に不思議なことが起こったと思うのです。アメリカで七三年の十一月二十八日に、アメリカのロッキー山脈、ユタ、ミネソタ、ワイオミング三州にわ...全文を見る
○中山(正)委員 私、実はその当時、ちょうどアメリカのスポーケンで万国博覧会がありましたものですから、大阪で万国博にアメリカ人にたくさん来てもらいましたので、お礼の意味も兼ねてアメリカのスポーケンにも行かなければいけないと思って行って知ったことは、三ドルなら開発ができないが五ドル...全文を見る
○中山(正)委員 いわゆるシオニズム、シオニストの本拠と言われているのがイスラエル、それから南ア連邦、オーストラリア。オーストラリアに向かってはインドシナ半島の戦争という形でマレー半島を通ってオーストラリアに行こうという勢力もありますし、ポルトガルのクーデターというのは、南ア連邦...全文を見る
○中山(正)委員 私が韓国で聞いた話ですが、地下五十三メートルのところ、二メートル四方のトンネルを一時間に二個師団、三万人が完全軍装で早足で通り抜けられる。それはどんなかっこうでやるかというと、韓国軍の服装をして、韓国軍の裏側へ出て、いざというときには韓国軍が分断をしたと見せるた...全文を見る
07月13日第77回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○中山(正)委員 時間が五時四十四分までと書いてございますが、時間が短うございますので手っ取り早くお伺いをいたしたいと思います。  同僚議員が聞かれましたいわゆる米中問題、これは読売新聞なんかによりますと朝鮮半島の現状の変更の懸念の問題も書いてございますが、いま実は私、水野先生...全文を見る
○中山(正)委員 私は、日本のような裸の大国と申しますか、これがいいかげんな道をとることは、レーニンが中立というのはかきねの上で座布団を敷いて座るようなものだ、いずれはどっちかに落ちるのだ、こう言っております。ですから、外務大臣おっしゃるように平和共存というならば、いまの自由主義...全文を見る
○中山(正)委員 それでは外務大臣、天皇は元首だと思っていてよろしゅうございますか。
○中山(正)委員 キッシンジャーの演説がまことに適切なことを言っているなという感じがする。日本人でありながら、外務大臣のおっしゃっている意味がなかなか——私などは、特にそういう各国の民族性というものをもっと考えて行動しないと日本人は大変な誤りを犯すのではないかという気持ちがします...全文を見る
○中山(正)委員 これは外務省からいただいたのでございます。世界ユダヤ人大会が二月十七日から十九日まで。日本の新聞ではジャパン・タイムズだけが載せております。どういうわけか、チャーチの一挙手一投足を報道した新聞、マスコミはない。  チャーチ上院議員が世界ユダヤ人大会に出席をして...全文を見る
○中山(正)委員 そういうことですね。これは渡航文書でございます。あの年、四十八年の八月八日にいなくなりましたが、一月の五日に日本に入ってきまして、二月の二十七日に韓国のパスポートが切れております。それは不思議なことに、これはずばり言ってしまいますが、ライシャワー元大使と宇都宮徳...全文を見る
○中山(正)委員 松生丸がやられたら、北朝鮮には関係がありませんので何も言えませんというのが日本政府でございますが、おかしなことに、私の大阪に韓国人、これは日本に六十万人おりますが、そのうちの二十万人は大阪に住んでおります。御承知のとおり、文世光も大阪から出ました。大阪のお巡りさ...全文を見る
○中山(正)委員 私がもし外務大臣をしていましたら、私は政治的亡命だと見ますから、日本は難民の救済に関する条約を批准しておりません。ですから、政治的立場を持った方がそういう。パスポートで日本にいようとしたらお引き揚げを願うのが当然じゃないでしょうか。よく外国の船で密航してきてソビ...全文を見る
07月28日第77回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○中山(正)委員 私も十五分の時間でございますので、時間がございませんから端的にお伺いをいたしたいと思うのですが、水野先生のお話の中にもありました、この間サンフアンで七カ国会議をなさった後、アメリカの大統領とお会いになったわけでございますが、最近話題になっております極東情勢の変化...全文を見る
○中山(正)委員 後の大統領との話では……。
○中山(正)委員 実は「落日燃ゆ」というような、かつて政治家としてただ一人絞首刑になった人の伝記小説を今日読みましても、外交というものの裏側の話が三十年たってわかるわけでございます。実は今回のロッキード事件を見ておりましても、核防条約で日本とかドイツとかに戦争をさせないような表向...全文を見る
○中山(正)委員 これもまた三十年くらいたたないと本当の話は出てこないのではないかという懸念をいま持つわけでございまして、私も政党政治研究会で、総理大臣におなりになる前の三木先生と中国問題で大分議論をしたことがございます。やはり非理法権天と申しますか、非は理に勝てず、理は法に勝て...全文を見る
○中山(正)委員 実はそれが日本のこれからの運命を左右するような大変な混乱に入っていくのではないか。総理大臣はそういうふうにおっしゃいますが、いま党の内外を見ましても、向かいにおられる江田先生が十八年ぶりにアメリカにいらっしゃる。アメリカにいらっしゃると、今度は帰ってきて江公民体...全文を見る
○中山(正)委員 それならあえて申しますが、私は実は三木総理大臣から、覚えていらっしゃるかどうか、かつてキッシンジャーとフォードが来たとき私がホテルオークラの玄関に立っておりましたら、三木総理大臣出てこられまして私の手をつかまえながら、中山君の金玉を抜かなければいけないなとおっし...全文を見る
○中山(正)委員 これからの世界の平和を願うためには、いま、もうすでに解決済みであるということをおっしゃいましたが、中華人民共和国と台湾の関係に混乱が起こるとき、特に、そしてもっと南へ下りますと、タイとマレーシアがこの間も総理大臣同士が話し合っておりますが、いま混乱を起こしており...全文を見る
10月07日第78回国会 衆議院 社会労働委員会 第1号
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○中山政府委員 早川大臣のもとで厚生政務次官を拝命いたしました中山正暉であります。  経済、社会情勢その他四囲の情勢が大変激しく変動いたしますとき、国家として信頼をされるに足るかどうかは厚生行政の帰趨いかんにかかっておる、かように存じておりますので、早川大臣のもとで、委員の諸先...全文を見る
10月19日第78回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
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○政府委員(中山正暉君) 委員長から御指名をいただきました九月二十日に厚生政務次官を拝命いたしました中山正暉でございます。  前回の委員会でごあいさつを申し上げるよう御指名をいただいておりましたが、あいにくとまことに個人的な理由でございますが、私の母が逝去いたしまして、そのため...全文を見る