中山義活

なかやまよしかつ



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中山義活の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第147回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○中山(義)委員 皆様、おはようございます。民主党の中山義活でございます。  このたび、アラ石の問題が大変新聞をにぎわしておりますが、どうも新聞記事というものが、もう結論が出ているような記事が出ているわけですが、私ども、ちょっと、まだ交渉中でありまして、何でこういう結論じみた話...全文を見る
○中山(義)委員 どうも政府の方は、もう向こうへ、現地に行く前から、これは断るんだというような意思を新聞に表明して、それが記事として向こうへ伝わった、こんな話を聞くんですが、この事実はどうですか。
○中山(義)委員 大臣はよく、私は下町の大臣だから、そういう理不尽な要求はだめといって断った、このように公言してはばからないわけですが、この交渉というのは、イエスとかノーの問題じゃなくて、どうやってうまく妥協案、または日本の将来のためにうまく結びつけるかということが大事だと思うん...全文を見る
○中山(義)委員 はっきり言えば、そうはいっても、イエスかノーか、私はノーと言ってきたというような御発言が、では誤解を与えた、こういうことになるわけでございます。  ある意味では、鉄道のプレゼントをしろと言われたといいますが、今ちょっと融資の話がありましたけれども、大体、サウジ...全文を見る
○中山(義)委員 鉄道が二千億円というような話をしていましたが、これはどういう根拠に基づいて鉄道が二千億円なのか。だれがそれを調査したんですか。日本の国が、政府が行って調査したという、そういう予算書や何かに載っていますか。鉄道に本当に二千億円かかるのかどうか。  それから、その...全文を見る
○中山(義)委員 ですから、それは調査をしたのですか。(深谷国務大臣「もちろんです」と呼ぶ)いや、ちょっと待って。さっきの会社名、これはどういう会社ですか。
○中山(義)委員 いや、私から言います。その会社は、元国鉄のOBのつくっている会社でしょう。――私は今あなたを指名した覚えはないのですよ。今、大臣が発言したということで我慢しましょう。  でも、その会社が本当に調査をして、その金額が正しいかということは、ちょっと私、わからないの...全文を見る
○中山(義)委員 いろいろ費用がかかるという意味合いのことについてはわかります。しかし、石油政策というものが、今まで国策であったのか、それとも私企業にゆだねていたのかということを論ずるとすると、いわゆるアラビア太郎さん、山下太郎さんは、資源のなさが戦争にまで結びついたと、過去のい...全文を見る
○中山(義)委員 まあ、日本はまさかサウジアラビアに兵器を売ることはできませんよ。アメリカと例えばサウジの軍事提携であるとかいろいろなことを、よその国も兵器を売れる国がある。だけれども日本はあくまでも平和外交をしていく、絶対そういうことはしない、これは国是ですよ。だけれども、何ら...全文を見る
○中山(義)委員 天下りはうんといるわけですね。いることだけはちょっと確認を今この場でしたいのですが、アラ石も。
○中山(義)委員 後ではっきり、もうちょっとちゃんと見せてもらいたいと思うのですが、それは今、大臣が出すと言いましたから受け取りたいと思うのですが、今の話だけだって、ある意味では、第三セクターといいますか、そんな感じすらしますよ。地方自治体とか国のやっている普通の第三セクターとい...全文を見る
○中山(義)委員 石油のことについて、長官、今お話がありましたけれども、もっとやはり安全保障的な感覚で、例えば、では石油というのは、だれかがおなかが減ったらコンビニですぐ物を買う、便利だ、何でもある、家に冷蔵庫なんか必要ない、何でもコンビニに行けば買えるんだ、いわゆる商品ですね。...全文を見る
○中山(義)委員 堺屋長官、たまたま中国も産油国から輸入国になりましたね。  それで、二、三年前からアジアの景気がおかしくなった、ヘッジファンドのことか何かわかりませんけれども、通貨危機があった。アジアが今静かにしているわけですよ。人口もどんどんふえつつありますし、人口がふえれ...全文を見る
○中山(義)委員 長官、私言っているのはアラビア石油のことだけではないんですよ。サウジアラビアと日本の関係を強化するためにしっかり考えておかないと大変な問題が起きてくるぞ。中東にやはり八七%も石油依存をしている日本の国ですから、特にサウジアラビアを一番主体的に考える必要があると思...全文を見る
○中山(義)委員 報道によると、そういうふうに書いてないんだよな。やはり皆さん報道の方は心配して、朝日新聞の船橋さんなんというのはもう、石油政策が完全に失敗したとか書いてある。それが正しいとかマスコミの意見がどうだというのじゃないのだけれども、やはりそういう危惧があるということは...全文を見る
○中山(義)委員 そうすると、このアラ石の問題というのは、今の答弁によると、やることをやったけれども結局だめだったと。やることはやった、全部言うべきことは言ったと。  しかしながら、僕は、来た新聞の端々からすると、例えばこの人が言ったことは鉄道だけだと言っている、またこの人はと...全文を見る
○中山(義)委員 私らは単純に考えて、鉄道というものが既にあれば、あれは日本の企業がやった鉄道だからということで一生その国に存在感があって、日本との関係を保てるという単純な考え方もあるし、もう一つは、やはりアラ石という会社がそこにあれば、何百人の駐在員がいるわけです、あそこに。そ...全文を見る
○中山(義)委員 ちょっとここで、自主開発を今後やるときに、これは国策としてやるのかやらないのか。例えば、アラ石が今までやってきたわけですが、石油公団などという会社がありますが、ちっとも新しいものは開発されていないようだし、今後、今のままで自主開発はもうやらない、あくまでも石油は...全文を見る
○中山(義)委員 今のは、自主開発をするということは、国策として今後もやっていくという意味合いにとらえていいわけですね。  石油公団という会社の体質なんですが、これもかなり天下りが多くて、いろいろ融資したりなんかしているわけですが、何とか石油とかそういうところに、社長がまたそこ...全文を見る
○中山(義)委員 今ちょっと話をした、大体よく意気込みはわかりましたけれども、実態としては今、累積債務一兆三千億円ぐらいあるというのは間違いない事実ですか。  それと、石油公団とアラ石の関係はどうなっていますか。
○中山(義)委員 もうちょっと具体的に。今、金額の部分ももうちょっと。
○中山(義)委員 やはり大変な債務というか、負担を国民がしているわけですね。だから、やはり私は、石油政策において、一つは、新しい開発をちゃんと本当にしっかりやってもらいたい、それも効果の、実の上がるものをやってもらいたい。もう一つは、サウジアラビアに対しても、やはり中東依存が強い...全文を見る
○中山(義)委員 とにかく、いろいろ相手の国をよく知って、相手の国の一番喜ぶ方法でお互いにどんどん交流を深めていくということが大事だし、文化とかそういうものも当然大事だと思うんですね。ですから、相手がどういう国なのか、今何を望んでいるのか、これは、一つは鉄道ということではっきり表...全文を見る
○中山(義)委員 簡単に答えてもらいたいのですが、堺屋長官、石油は要するに商品なんだ、日本の政策の中で、石油をあくまでも商品として考える、だからコンビニで物を買うようなのと一緒だというように考えるのか、やはりこれからも石油は備蓄を含めて省エネ、何か省エネだって昨今は忘れたような感...全文を見る
○中山(義)委員 最後に通産大臣に、災害は忘れたころにやってくる。地震にうんとお金をかけるのは、いや、地震なんか起こらないよと言う人もいるかもしれないけれども、起こるという前提でお金をかけたり、また国策としていろいろやってきているわけですよ。そういう面でも、エネルギーというものが...全文を見る
○中山(義)委員 どうも長い間ありがとうございました。  とにかく、石油という問題、今度のアラ石の問題を契機に、やはりもう一度しっかり石油公団やそれからアラ石の問題を総括して、新しい時代に入っていただきたい、このように思う次第です。  以上で質問を終わります。
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○中山(義)分科員 それでは、よろしくお願いします。  三十分という本当に短い時間なので、効率よくやりたいと思うのですが、明日は二月の二十九日、四百年に一回のうるう年が来るわけです。これは、今まで、エネルギーの問題で重要な問題だと思いまして、何回かうちの委員からも質問があったよ...全文を見る
○中山(義)分科員 万全を期するのはわかりますけれども、いろいろ手だてがあったと思うのですが、二〇〇〇年問題とは別に、四百年に一度のこの問題というのは、問題が出て当たり前だ、初めからないというよりも、あって当たり前だというようなことがありますので、二〇〇〇年問題で終わった、どこの...全文を見る
○中山(義)分科員 早速、エネルギーの問題なんですが、通産大臣にもいろいろ質問させていただきました。その中で、やはり安保という問題が一つ出てきたと思うのですね。  このエネルギーの問題については、石油は、私企業がやっているというだけでなく、エネルギー安保という問題がある。それか...全文を見る
○中山(義)分科員 私、こっちもお得意さんだからという考え、それは確かに一つあると思うのです。でも、あちら側が日本をどう見ているか。きのう、いろいろなことがありまして、きょうの新聞でも、資源外交にパイプを欠く、こういうふうに書かれているのですね。  つまり、向こうの本当にトップ...全文を見る
○中山(義)分科員 何回も何回も総理大臣が行ったとか、または通産大臣が行ったというのが、つまり、アラ石の権益を延長してもらう、そういうために行ったんだとすると、これはアラ石と政府はやはり一体であった、こう見るわけですよ。外交上は、やはりアラ石というのは国策で、政府が投資しているん...全文を見る
○中山(義)分科員 今そのようなお話がありましたが、大臣が帰ってきてから、向こうの新聞でも、日本が二千億円の鉄道を拒否したことは遺憾であると結構感情的に非難をしているんですね。私ども新聞で読んでおりますが、これはきょうの日経にもそういうことが書いてありますが、やはりあれは日本の国...全文を見る
○中山(義)分科員 私は、日本の国の場合は武器を売れない、当然これは国是でそういうことはできないでしょう。だけれども、外国の場合は、国を守るという防衛の部分に相当関与しているわけですね。例えばアメリカだったら、軍事協定を結んでいろいろな兵器を売っている、中には鉄砲の撃ち方まで教え...全文を見る
○中山(義)分科員 私は、そういう今のお話のことを聞くと、何でこれは外務省がもっとかんで、日本とサウジアラビアの関係というのは、本来外交であれば外務省がやる。この大きな問題が、一企業の問題じゃなくて非常に大きな問題としてとらえた場合、日本の石油の将来とかエネルギーの将来とかいろい...全文を見る
○中山(義)分科員 大変大きな問題だということを言っているんです。
○中山(義)分科員 では、このいわゆる窓口の通産省の考え方をちょっと、先ほどの外交というだけじゃなくて、エネルギーを使う分において損か得か考えてもらいたいんです。今まで石油公団というのは、私、石油公団に、ある人に間接的に電話してもらったんですが、既にもう一兆八千億近く使っている。...全文を見る
○中山(義)分科員 私は、損か得かもっと考えてくださいと言っているんです。今、私は、そうしろなんて言ったことは一言もありません。  では、いいですか。石油公団と比べていただきたい、石油公団と。石油公団、どのくらい使いました。私が調べた限りでは、一兆八千億円近く使っているんです、...全文を見る
○中山(義)分科員 私、いつか新聞で読みましたけれども、この石油公団というのは、資料では、天下りのいわゆる偉い方、理事以上の方ですね、これは三人だから。ところが、ここから融資や投資なんかいろいろしているわけですね。そこの石油備蓄会社の社長だとかなんとか、随分通産省の方も行っている...全文を見る
○中山(義)分科員 私、今言った効率の問題としてはですよ。だから、今あるものを最大限活用した方が有効だろうと。これから恐らく何兆円はかからないにしても、既に一兆八千億円近くかかっていることは事実なんです。これはもう電話して聞いたんですから、金が出ているんですから。だから、その採算...全文を見る
○中山(義)分科員 最後、要望でございますが、とにかくエネルギーの問題というのは、原子力にこれから移行するにしても何しても、原子力そのものにも国民は不安があるわけですよ。だから、このエネルギーの問題は、そういう面で、国民的な合意が必要だということを言っているんですね。原子力発電で...全文を見る
○中山(義)分科員 長官、まことに申しわけないんですけれども、またちょっと石油の問題でいろいろお聞きしたいんです。  石油公団が今、いろいろあちこちで新しい埋蔵量のあるところを探そうとやっているんですね。これの損益分岐点とかいろいろなものが石油の値段なんですよ。最終的に、掘り当...全文を見る
○中山(義)分科員 実は、ナフサも輸入量が年々増しているんですね。これを見ていますと、一九九〇年の初めから比べたって相当ふえている。これは、石油化学の分野からいっても、この辺の流れも大変心配なんですが、私がちょっと新聞等で読んだ限りにおいては、もうそろそろ商品の小売価格を上げなき...全文を見る
○中山(義)分科員 石油が大変大きな市場だということなんですが、メジャーが再編を進めて、より大きなものになろうというところだとか、やはりグローバルな中で、自由経済の中で、より大きい方がいいだろう、ベストだろうと思っているのだと思うので、僕は必ずしもベストではないと思っているのです...全文を見る
○中山(義)分科員 独占禁止法みたいな、日本の法律と同じような反トラスト法というのがありますよね。こういうようなものでそういうものが抑えられていて、今後の再編の中で、日本の石油会社といいますか、非常に小さなものがほとんどなんですね、石油公団から融資してもらったりなんかしている会社...全文を見る
○中山(義)分科員 いわゆる国策で自主開発をやっていかないといけないということで、ジャパン石油とかいろいろやっていましたね。ところが、ああいうのを見ていますと、極めて効率が悪いのです。日本の自主開発をやっている会社にも融資をしたり出資をしたり、いろいろやっているのですが、これも効...全文を見る
○中山(義)分科員 例えば、日本と中国で共同でやっているような開発事業みたいなものでもなかなか当たらないわけですよ。それで、私どもは見ていると、これはメジャーに融資や投資してちゃんとやった方がこれだけのお金がうまく有効に生きるんじゃないかと。  今回、サウジアラビアと日本の問題...全文を見る
○中山(義)分科員 今度小池さんに聞きたいんですが、今の話の中で、やはり最終的には相当厳しいものを突きつけられたわけです。これ自身が、サウジアラビアと日本の友好関係というのは、人間関係、信頼関係というのがなかったような気がするんですね。  もともと、融資といったって、向こうは国...全文を見る
○中山(義)分科員 私もさっき通産大臣に、外務省がなぜもっとしっかり絡んでいかないのかという話もしたんです。  やはり、この問題というのは、私どもからすると、今までも石油公団があれだけ金を使ってもちっともヒットしないというところで、ここにあるものをもっと活用した方がいいんじゃな...全文を見る
○中山(義)分科員 最後にちょっと。  いろいろ新聞なりなんなり読んでいますと、向こうの人をじゅうたん商人、いわゆるじゅうたんを売る人で、百円のものを千円ぐらいに吹っかけていて、値切っていって、最後に、帰ると言うと、ちょっと待って、これは十円にするからとか、そんなふうに見ている...全文を見る
03月21日第147回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○中山(義)委員 今回の法案とは直接関係がないんですが、三月十日に通産省が出した政府エネルギー政策の見直しについて、ちょっと御質問したいんですが、私どももアラビア石油の問題のときにいろいろ質問をしました。  これは、私企業であるアラビア石油が交渉しているのか、または国が交渉して...全文を見る
○中山(義)委員 私、この間質問していても、随分エネルギーに対する戦略とかそういうものに欠けているような気がいたしました。  特に、最近、原発に関してはこれを見直すという話になってきておる。しかも、この後にいろいろまた法案として出てくるんでしょうし、また放射性物質を最終的にどこ...全文を見る
○中山(義)委員 この問題が主じゃないんで余り長く質問しませんけれども、やはり、石油の開発よりも、では天然ガスにかえるとか、いろいろな政策の見直しは大切だと思うんですね。その中で特に、最近はまたアジアの景気が回復してきた、ここで中東にかかわる、やはり中国なんかも産油国から輸入国に...全文を見る
○中山(義)委員 アラビア石油の問題は、全体のエネルギー政策があって、鉄道を敷いてやるよりもここは放棄した方がいいという結論に達したというならわかるのですね。ただ行き当たりばったりにああいう形で廃棄するようなことになってくると私は大変心配だということを言っているわけです。  も...全文を見る
○中山(義)委員 最後ですが、要するにこの問題、案外、国民がよくわからないうちに何かずっと論議されていってしまったような気がするのですね。やはりエネルギーという問題、大変大きな問題でございますし、今後とも日本のエネルギーがどうなるのか、しっかりした政策を出していただいて。  要...全文を見る
○中山(義)委員 今お話ししたのは、勝ち組、負け組、なぜ負け組になったかというような判断はよくいろいろな方に聞くんです。つまり、中小企業というのは、今、一軒の店が相談をされて、その経営状況がどういうふうにやれば改善されるかとか、こういう問題以上の問題というのがあるわけですね。 ...全文を見る
○中山(義)委員 しかし、外圧等いろいろあって、いろいろな状況ができてくるということがあると思うんですね。一つ、例えば今、自民党の方でもお酒屋さんの問題で随分やっていましたね。規制を緩めては困るというような話をしていたじゃないですか、自民党の政調会かどこかわかりませんが。そういう...全文を見る
○中山(義)委員 そうしますと、相談の中には、靴が安く中国から入ってきちゃう、これでどうしようもないんだという相談が当然いくと思うんですよ。業界としては、現実にそういう相談をしたいと言っているんです。もうどうしようもなく中国から入ってきちゃう。これに対してどうするんだと言われても...全文を見る
○中山(義)委員 ですから、今言ったような理論でいくと、やはり、どうしても最終的には負け組が出てくるんですよね。外国との競争に勝てない業種であるとか、または、今言ったような、同じような値段のものでやっていたらば、人件費が安いところが当然強いとか。  そうやって今、うちの方の靴業...全文を見る
○中山(義)委員 いや、私は、どっちが一生懸命やったとかやらないとかそういう問題を言っているんじゃなくて、客観情勢として、現実に靴屋さんなんかでもかなり追い込まれてきたということなんです。  ですから、例えば、あと十兆円を足した例の安定化資金の問題についてもいろいろあるわけです...全文を見る
○中山(義)委員 今言った外的な要因であるとか社会の流れであるとか、今やっている商売をどう変えていかなきゃいけないかとか、いろいろな要素が、やはり自分たちの内から出てくるものだけじゃなくて環境から出てくるものが随分あるわけですね。そういうものを、今までだって区市町村でもいろいろ相...全文を見る
○中山(義)委員 実はこういう図になっているのです。これは閣法の、こういう図をつくりましたよね、そちらで。  この図を見たときに、うちの商工部会長なんかは、これはけしからぬ、こういうふうにしてくれと。要するに、図面は中小企業を上にしてこちらを下にすべきだ。やはりあくまでも上から...全文を見る
○中山(義)委員 もう一つ、いわゆる相談とかなんとかじゃなくて、京都のやっているような目利き委員会、こういうような種類のものの方が本質は正しいと思うのですよ。通産大臣、どう思いますか。  相談というよりも、いわゆる京都の目利き委員会みたいなものの方が本来は正しいのじゃないかと思...全文を見る
○中山(義)委員 そう言うと思ったのですが、実は、その目ききをする人たちがみんな役人だ。先ほども質問していたじゃないですか。  だから、本当にそうならば、目のきく人をちゃんと相談を受ける側に置いてもらわなければ困る。先ほど言ったように、ほとんど役人だったじゃないですか。前の質問...全文を見る
○中山(義)委員 ちょっと具体的にお聞きしたいのですが、そういう方というのは、例えば町の工場の社長さんとか、または本当に中小企業のことがわかっているだれかであるとか、いろいろあると思うのです。今までどおりとにかく役所がやるという考え方であるとか、また心配なのは、企業診断士の試験を...全文を見る
○中山(義)委員 時間もありませんので、大体、通産省の考えていることは、要するに上から下へ行くような感じがどうしてもするのですね。国の許認可数なんかでも通産省が一番多いのですよ。常に通産省が上にいて、下が何かやっていくというような図式でやっているような気がする。こういうような相談...全文を見る
○中山(義)委員 一応、私の時間が来ました。  ちょっとお後がよろしいようなのでかわりますが、市町村のそういう窓口を一回幾つか抽出してくださいよ、どんなことをやっているか。よく調べていただいて、それで、やはり経営相談というのはこういうものだ、企業というのはこういうふうに相談され...全文を見る
03月22日第147回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○中山(義)委員 グローバルスタンダードと言われて久しいわけですが、世界の国々に伍して日本が経済発展を遂げるためには、いろいろな、技術であるとか、または日本の将来はどういうふうに行くのだろうとか、まずそういう日本の国の形であるとか教育のあり方とか、こういうことはすごく大切だと思う...全文を見る
○中山(義)委員 今のお話のように、特許をとること、知的財産権が非常にこれからの、会社の先行きがそれで決められてしまうような要素もあるわけですね。そういう面では今回の、産学そして官、これはあくまでもそういう研究を、人に先駆けた研究を大学にやらせよう、こういうような意味合いがすごく...全文を見る
○中山(義)委員 今、先端技術だとか新しい特許であるとか、これについての認識というのが日本の国民そのものに欠けているようなところがあると思うんですね。  いわゆる特許を侵害した賠償金なんかも、日本の平均だと四千六百万ぐらいですが、アメリカだと百億を超えているというような、やはり...全文を見る
○中山(義)委員 ちょっと文部政務次官にお聞きしたいんですが、今のお話のとおりだと思うんですね。しかし、今、日本の子供たちも、HIIが落っこったりMVが落っこったり、ロケット技術も、日本はどうも最近は上げれば落ちちゃうじゃないか。まさかこれは、運が悪かったと片づけるわけにいかない...全文を見る
○中山(義)委員 おっしゃるとおりと言われても、今の学校の制度の中で、やはり科学というものはどういうところにあるのか、または特許というものがどういうところにあるのか。今大臣がいろいろなテキストをお見せになって、こういう教育をしているんだということでございますけれども、今とにかく日...全文を見る
○中山(義)委員 政務次官、今のお話はよくわかりました。ただ、世の中が、今までは人のものをまねして、それを効率よくつくったり、大量生産したときに効率よくつくって安い商品にするとか、これでよかったわけですね。だけれども、人の物まねはコストがかかるんだよということが最近わかってきたと...全文を見る
○中山(義)委員 先ほどより大学院生の話も大分出ていたんですが、一つこういうことはあると思うんですね。教授は企業からいろいろ、兼業をして向こうで報酬をもらう。しかしながら、教授が一生懸命助手みたいに大学院生を使っていろいろな研究をさせる。そのときに、兼業をしているわけですから、報...全文を見る
○中山(義)委員 今のお話のとおりだと思うんですね。やはり奨学金や何かを充実していかなきゃいけない。つまり、今助手なんというのは、限定されて何人と決まっちゃっていると、大学院生をいいように使うしかない。そういうことではやはりいけないんで、やはりそれなりの奨学金であるとか報酬を与え...全文を見る
○中山(義)委員 国立大学でやる場合でも、一つ私どもでお願いがあるのですが、なるべく都心の方でやってもらいたい。どうも大学というと、田舎という言い方は悪い言い方ですが、どうしても職場からうんと離れてしまう。やはり産業の活性化のあるところで実際そういう教育を受けていくというのはすご...全文を見る
○中山(義)委員 今そういうお話ですが、世の中の、グローバルスタンダードとさっきから何回も私言っているのですが、世界の流れを見て、日本も同じようにしないと、はっきり言って競争できないですよ。だから、世界に伍して日本が、特にアメリカより上へ行こうと思ったら、アメリカのやっている制度...全文を見る
○中山(義)委員 TLOが機能する方法というのは、本当に実業をよく知っている人たち、こういう人たちが研究者としっかりとしたスクラムを組まなければいけないと思うのですね。  先ほどちょっと質問がありましたけれども、産業界の方も実業、いわゆる実業というと文科系ですよね。TLOの中の...全文を見る
○中山(義)委員 だから、この質問は、TLOが学内でいろいろ制約がある、大学へ入っていくと制約があると。先ほど、学内の中でも無償で、安く敷地を貸すとか、いろいろなことを言っていましたね。だけれども、TLOというのが機能を果たすためにしっかり活動してくれないと技術移転が進みませんよ...全文を見る
○中山(義)委員 これからも、TLOの関係、充実をしてやっていただきたいと思うのですが、これは要望ですけれども、さっきから出ている、科学技術というと、どちらかというと理工系。しかしながら、やはり物を売るという視点というのは、もちろん営業であるとかサービス業であるとか、そういう分野...全文を見る
○中山(義)委員 あと時間がないので、ちょっと中小企業の関係に移りたいのですが、中小企業の皆さんが、知的財産権、いわゆる特許、もしくは意匠登録とか、そういうものを取った。それは、お金を借りるときに、例えば保証協会や何かの関係で、これは担保になり得ますかね。
○中山(義)委員 やはり中小企業の場合、特許を取る費用、または維持する費用、大変多くの負担なんですね。そういう面では、中小企業対策としての今のライセンスの問題、これはどういうふうにお考えでしょうか。
○中山(義)委員 よくわかりました。  もう一つ、中小企業と大学との関係で、中小企業が研究委託をするとか、中小企業はお金も何もありませんから、教授に来てもらうにしても何にしても、なかなか出せるものも出せない、こういうようなことで、いわゆる研究開発費、こういう形のものは、中小企業...全文を見る
○中山(義)委員 これは今中小企業の問題を言ったので、付随しているのでわかったらちょっとお願いをしたいのですが、訴訟がやはりふえていますね。日本も大分訴訟国家になってきまして、要するにライセンスに対するトラブルというのは随分あると思うんです。中小企業は、これにひっかかってしまいま...全文を見る
○中山(義)委員 時間がないので、最後に要望をして終わりたいと思いますが、教育がこの次の目玉だとか、いや憲法論議がこの次の目玉だとか、いろいろ二つの問題点、よく最近新聞に出てくるんですが、やはり教育という問題を度外視して日本の将来は語れないと思うんです。  やはり、学を志す者が...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 商工委員会 第11号
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○中山(義)委員 ただいまは森総理大臣よりずっと大きい方が迫力ある質問をしたので、私みたいに気の弱くてやせた者が質問するときはちょっと頼りないと思いますが、せいぜい力強く質問をさせていただきたいと思っております。  今回八十年ぶりの改正ということでありますが、大体、こういう産業...全文を見る
○中山(義)委員 とにかく、今まで見ていますと、産業再生法案が出て、それからその前にTLOだとかなんだとかと、いろいろなものがばらばらに出てきているわけですね。総合的にプロパテント、いわゆるパテントをどうやって活用していくか。そしてまた、これを活用してアメリカは経済を立て直してき...全文を見る
○中山(義)委員 今の通産大臣の発言ですが、堺屋長官はどうですか。
○中山(義)委員 ゼロ金利の問題とか、日本もそれによってまたさらにゼロ金利でしばらくいろとか、いろいろな圧力も逆に加わってきた、こういうふうに見ているんですが、とにかく、経済という問題は毎日のように動いているだけに、有珠山が急に爆発するのと同じで、やはり何かが起こったら大変だとい...全文を見る
○中山(義)委員 私は、前回の技術力の問題のときにも言ったのですが、とにかく、教育という中に、やはり知的財産権というのはどういうものであるかしっかり把握をしてもらいたいと思うんですね。憲法と教育というのは僕は対峙したものだと思うんですね。また、同等なものだと思うんです、教育法とい...全文を見る
○中山(義)委員 私は、弁理士法のこの改正の中に、やはりある意味では、特許というものの考え方のやはり集大成があると思うのですね、この中に。私は、自民党さんの議員さんはほとんど出席していないけれども、やはりもうちょっと、この特許という問題は、これからの日本の一番生きていく……(発言...全文を見る
○中山(義)委員 今、三十億の賠償金を認めたという話がありましたけれども、これなんかも、ある意味ではびっくりしているわけですよ。しかし、外国との交渉だとかアメリカへ行ったら、びっくりする話ではないのですね。つまり、それだけ、トップランナーじゃなくてセカンドランナーで、人の考えたも...全文を見る
○中山(義)委員 僕は、弁理士さんの数をふやすというのは、特許庁へ行っていろいろ申請するとかなんとか、これは一つの独占業務としてありますが、私たちが大事にしたいのは、やはり、特許というものがどういうものであるのか、または特許によってどういうものが生まれてくるのか、または、それで訴...全文を見る
○中山(義)委員 なぜこういう質問をしたかといいますと、申請をする仕事や何かは数をふやせば確かにそれで有効に生きるんですが、これから起きてくることというのはやはり紛争だと思うんですよね。その紛争に対して、弁護士さんの数は限られていますし、今度は弁理士さんもそれに一緒にやっていける...全文を見る
○中山(義)委員 そうすると、さっきの吉田委員と同じになっちゃうんですが、いろいろな業務拡大をしていきますと、結果的に見ると、やはり弁理士さんの質の問題が問われてくると思うんですね。研さんですね、そしてやはり講習会やいろいろやる。  特に私が危惧しているのは、どっちかというと弁...全文を見る
○中山(義)委員 裁判に関しましても弁理士さんが今度出席できるわけですが、そうすると、ちょっと考えてみると、何か弁護士さんと弁理士さんで、言い方は悪いんですけれども、足して一人前みたいな形で考えていられるのか。弁理士さんと弁護士さんの独占業務がありますね、裁判等の。この弁護士さん...全文を見る
○中山(義)委員 これはあれですか、今言った弁護士さんの独占業務に対して弁理士さんが入ってきた、そういうことですか。そこに入っているということですか。
○中山(義)委員 さっき言ったパテントアトーニーとパテントエージェントと分けますと、弁護士さんと弁理士さんと一緒になるとパテントアトーニーのような活動ができる、こういう判断をしていいんですか。
○中山(義)委員 私が言っているのは、弁護士さんと弁理士さんが一緒に裁判に出るとパテントアトーニーみたいな力が発揮できるわけですね、現実は。というと、外国では一人でやっているのに、二人でやっていることになりますね。それか、今の見解としては、パテントエージェントと弁護士さんと一緒に...全文を見る
○中山(義)委員 私たちはなぜこういうことを言うかというと、やはり弁理士さんに本当に権限を強化してもらって、パテント、プロパテント、これは本当に、何というんですか、力強くアメリカ経済に打ちかっていくぐらいの迫力のある今回の改正であってほしい、それにはやはり今回ので弁理士さんを活用...全文を見る
○中山(義)委員 私は今回、さっき言ったように、八十年ぶりで遅きに失したと言っているのは、ここでやったのですから、やはり弁理士さんには十分活動してもらわなければならない。特に、申請する業務だとかそういうものよりも、むしろ弁護士さんと同じぐらいの力を持って、しっかり日本のプロパテン...全文を見る
○中山(義)委員 私はよく、士業の垣根は取り払って、なるべくお互いに融通し合えるところは融通していった方がいいのじゃないかと。特に、弁理士さんの数が少ないからふやそうというわけでしょう。だけれども、ふやすよりも、今ある行政書士さんにある部分の仕事をやってもらって、本来弁理士さんの...全文を見る
○中山(義)委員 ですから、弁理士さんだけの領域を拡大していけば、当然、人数が足りないなら量もふやさなければならない、それから研さんもやってくれ、講習会もどんどんやってくれ、それは弁理士会でやってくれ、いろいろな要求をしているけれども、やはり業務を拡大するとともに、弁理士さんの本...全文を見る
○中山(義)委員 やはり弁理士さんの理想とするところはパテントアトーニーというところだと思うのですね。そういう面では、しっかりとしたパテントに対する考えと知識と認識と、それから力がなければいけないわけですね。そのためには、今までやった仕事の中でほかにも任せられるものは任せて、もっ...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 商工委員会 第13号
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○中山(義)委員 長官、来たばかりで申しわけないんですが、大量生産、大量廃棄、そして自由主義経済の中で今まで産業が頑張ってきて、何とか利益を上げよう、そういうような形の中で、今回この基本法ができて、さらにいろいろな意味で企業に縛りをかけて循環型社会をつくっていこうという基本的な考...全文を見る
○中山(義)委員 なぜこういう質問をするかといいますと、きょうの産経新聞なんか読んでも、来年に向けていろいろやらなきゃいけない、よく考えていくと、これはコストに転嫁すると大変な金額になってしまうとか、もう業者自身がいろいろ悩み出しているんですね。ですから、私たちはどっちの立場につ...全文を見る
○中山(義)委員 ほかに委員会もあるそうで長官お忙しいですから、最後に。  本当に日本の新しい社会というのは、例えば、自分の健康を保つときに、肉だとかまたはトロだとかおいしいものよりもむしろお豆腐の方がいいとか大豆系のものがいいとか、お魚でもトロよりもイワシの方がいいとかなって...全文を見る
○中山(義)委員 今の論理はよくわかりましたけれども、それでは、例えば、環境は大事だ、環境破壊しちゃいけない、循環型社会をつくれと新聞社が一番言っているんです。だったら自分のところは全部再生紙でやっているかといったら、そうじゃないんですね。やはり五〇%ぐらいしか使えない。もうちょ...全文を見る
○中山(義)委員 では、こういう質問をします。  東京都は、今、大体四百五十万トンぐらいのごみが出ていると言われているのですね。これを、今までは大体が焼いて捨てる手法をずっととっていた。だから、最終処分場がもう満杯になってきて、また新しくつくったということで、あと二十年ぐらいだ...全文を見る
○中山(義)委員 本当に、通商産業省としては、地方自治体ではできないこと、つまり輸出であるとか、こういうことまで言及していかなければいけないと思うのですね。  つまり、日本の古紙、例えば段ボールなんかは余り質がよくなくて、段ボールそのものは外国に輸出できないのですね。競争をして...全文を見る
○中山(義)委員 今のお話のとおり、輸出に努力されている、これをどんどん広げていただきたいというふうに要望いたします。  同時に、日経のコラムで載せているのですが、最近出てきている本の中で、武田邦彦さんという方が、むしろリサイクルをすることの方が、環境を圧迫したり、逆にコストが...全文を見る
○中山(義)委員 今質問したのは、単純に言えば、リサイクルするよりも、とにかく何でもかんでも燃やしちゃえ、それは熱エネルギーに変えられるじゃないか。例えばそれを、近くにヘルスセンターをつくって、そこにお湯を供給していくとか、地域暖房に使っていくとか、いろいろな活用の仕方があります...全文を見る
○中山(義)委員 なぜこういうふうに言ったかというと、燃やしちゃった後、灰がありますね。これを今、灰を捨てていた。しかし、今度その灰をエコセメントみたいな形で使っているものもありますね。だから、燃やすということ、その結果も実はリサイクルできるということがわかってきた。エコセメント...全文を見る
○中山(義)委員 大体わかりましたけれども、要するに廃棄物処理法の改正法、これと再生資源利用促進法の改正案との関係が私どもよくわからないのです。これも今言ったような何か縦割りで、後の、こっちの再生資源利用は通産省なんですが、建設省と通産省とかかわっていて、これはどういうふうに今後...全文を見る
○中山(義)委員 よくわかりました。  そういう面では、相当行政の方で所管をしていて、かなり環境面についても厳しく、いろいろ様子を見ながら、当然罰則のある厳しいものだというふうに私どもは思いますが、特に私は公共事業に関して、これはやはり役所が関連しているわけですから、建設省の方...全文を見る
○中山(義)委員 今回の趣旨は、最終の目標は環境を守るということだと思うんですね。そういう面では、環境を破壊するような公共工事というのはいけないのが当たり前で、それと同時に、公共事業をやりながらも、地域の環境を圧迫するような、または被害のあるようなものは絶対に監視をしていくという...全文を見る
○中山(義)委員 私は、事業者といっても、事業側に携わっている人、サラリーマン、皆さんが、結果的には自分は住民となれば消費者であり、また被害を受ける立場だと思うのですね。杉並病なんかありましたときに、いろいろな問題になった。そのときには、企業者の立場の人が消費者の人から、あなただ...全文を見る
○中山(義)委員 今言ったこと、よく理解ができます。ただ、性善説にのっとっていくとそうなんですけれども、それではやはり本当に企業がしっかりやってくれるか、または消費者がしっかりやるか、こういうときに、一つはやはりインセンティブというか、そういうものも必要だと思うのですね。  デ...全文を見る
○中山(義)委員 つまり、インセンティブというのは結局は、デポジット制度も同じなんですが、これは消費者の立場ですが、やはり出口論なんですね。最終的には、これはおかしな話ですけれども、国民の皆さんがそうだとは思わないのですが、やはりお金になる、経営が成り立つ、商売になる。だから、こ...全文を見る
○中山(義)委員 力強い限りでございますが、そういう考え方に立って、やはりみんなが協力していく、これは民間も官も産業もないというお話だと思うんですね。  ただ、私、今度の法律の中で、どうしてもやはり、廃棄物の処理などでもいろいろ厳しくやるものですから、厳しくやると、やればやるほ...全文を見る
○中山(義)委員 本当に循環型社会ができれば、本当は廃棄物そのものをそういうところへ投棄しなくても、それがリユースの形でもう一度使われる、さらに、何かそれを細かく砕いてまたさらにコンクリートとして使っていくというようなことも可能なわけですが、その間、かなりいろいろな法律が施行され...全文を見る
○中山(義)委員 質問を終わります。     —————————————
04月26日第147回国会 衆議院 商工委員会 第14号
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○中山(義)委員 参考人の皆さんには、大変お忙しいところを貴重な御意見をいただきまして、ありがとうざいます。民主党の中山義活でございます。  この新しい循環型社会というのは、今までの大量生産、大量消費、大量廃棄、このツケをこれからどうするかというような大変せっぱ詰まった問題にな...全文を見る
○中山(義)委員 今度は、消費者の立場で松田参考人にお聞きします。  今、私たちが生活をして、昔の世の中に戻って考えてみると、物を大切にした、それから一汁何菜とか本当につつましく食事をしてきた、それからふだん着るものでも大事にしてきた、こういう社会だったわけですね。それが、いわ...全文を見る
○中山(義)委員 今の、要するに理想の社会、松田参考人の考えているすばらしい社会は、ある意味では、経済という面から見ると難しい社会でもあると思うのですね。  私が言いたいのは、本当に、ゼロ成長でもマイナス成長でもこういう循環型社会をやっていくのだというある種の覚悟がないと、なか...全文を見る
○中山(義)委員 確かに、NOVAじゃありませんけれども、英語をどんどん勉強していくとか、または健康になるためのそういう教室へ行くとか、違ったサービス産業がふえてまいりまして、いろいろな意味でそうやって産業を転換していく、いわゆる物づくりだけじゃなくて、知恵の社会ですから、そうい...全文を見る
○中山(義)委員 今お話しのとおり、新聞をもっと古紙を使うように我々も委員会でやってきて、新聞社が並んでいると、あなたたち、日ごろ環境だ何だかんだ、再利用しようとか言ったって、自分がやってないじゃないかと、僕は新聞社に指さして東京都で随分やりましたよ。そのくらいやはり出口というの...全文を見る
○中山(義)委員 永田参考人にお聞きしますが、ごみというものをいろいろ分別したりなんかする作業があります。これは消費者がやるのですが、さらに、もうちょっと逆の発想をする方もいるわけですね。全部集めてしまえ、全部燃してしまえ、その燃やしたエネルギーを活用するのもリサイクルじゃないか...全文を見る
○中山(義)委員 最後にちょっとお礼だけ申し上げたいのです。本当にありがとうございました。  私たち民主党も、ある種の覚悟を持って循環型社会を目指してやっていきたい、このように思っておりますので、それだけ申し上げまして、終わります。ありがとうございました。
08月04日第149回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○中山(義)委員 民主党の中山義活でございます。  先ほど来、国家戦略というような言葉が何回か出てきていると思うんですね。先行きを一つの大きなビジョンで示せ、こんな話が出ています。  私、ずっと一月ぐらいから、いわゆるサウジアラビアのアラ石のことで随分質問させてもらいました。...全文を見る
○中山(義)委員 今の御答弁なんですが、先ほど戦略的というお話を私したと思うんですけれども、アメリカを見ますと、石炭の埋蔵量、これは将来にわたって何百年もつ。しかも、世界第二番目の産油国であるにもかかわらず、五六%ぐらいを輸入しているというんですね。しかも、それもいろいろな地域に...全文を見る
○中山(義)委員 よくわかりました。  ただ、経済戦略として石油のコストを考えてみると、天然ガスとかいろいろ言いますが、現在のところ、やはり石油というものがコスト的にも一番見合うということですから、私はアラ石の問題のときに、これは国家戦略なのか、それとも私企業の問題としてだけと...全文を見る
○中山(義)委員 大体わかりました。  ただ、国民の方から見ていると、過去に総理大臣が向こうへ行ったり、それから通産大臣が行っている。片や、これは株式会社だからと言っている。国民の目から見ていると何だか、通産大臣がやっているんだから、国が石油の政策について国策としてやっているの...全文を見る
○中山(義)委員 一九八〇年代のヤング・レポートなんかも、国家が企業とどう連携していくかという問題を取り上げられたのですね。  要するに、いわゆる資本主義社会が、企業は企業で、企業競争の中で、自由競争の中でやっていくんだ、そうはいっても、どこか今の世の中みたいに緩み切ってしまっ...全文を見る
○中山(義)委員 雪印の問題なども、我々の一般の中小企業の飲食店だったならば、あんな中毒を出したら、もう店はそれで信用がなくなってつぶれてしまいますよ。だけれども、やはり大企業ということで、いろいろな意味での救済の手が差し伸べられる。私は、そういう面では、中小企業というのは自分た...全文を見る
○中山(義)委員 私、企業のこのたびのいろいろな失敗を見ていますと、外国からもかなりいろいろな批判があるというふうに聞いているんですね。雪印の問題などでも外国、中国だとか、特に香港のアジア・ウィーク誌とかこういうところに、日本の食品は、安全というかそういうものが地に落ちたというよ...全文を見る
○中山(義)委員 今の品質管理の問題なんかは、やはり対象が消費者だと思うのですね。今までの企業経営というのは、どちらかといえば効率を重んじるということで、従業員と経営者、そしていわゆる市場を見ているということで株主に目が行っていた。しかし、これからやはり消費者という人たち、いわゆ...全文を見る
○中山(義)委員 我々民主党は、岡山県に光ファイバーをどんどん敷設することについては、ばらまき公共事業と思っておりません。本当に、こういうことは、必ず未来につながっていくことについてはどんどん公共事業をやるべきだ、私たちはそういうふうに思っております。二割、三割カットしたいのは、...全文を見る
○中山(義)委員 今お話ししたようなことは、私どもの民主党の出している「はばたけ 知的冒険者たち」、これによく書いてありますので、ぜひお読みをいただきたいというふうに思っております。  それから、今お話しのとおり、大変意欲のある御答弁をいただいたわけでございまして、今後とも、特...全文を見る
11月01日第150回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○中山(義)委員 続いて、民主党の中山義活です。  ただいま、大変生活に密着した、それぞれいろいろな皆さんが苦労している、困っている、こんなことを論議しているわけですが、同時に、生活でいえば、最近灯油がじわじわ値上がりしているというような話を聞いております。  実は私、前回の...全文を見る
○中山(義)委員 ちょっと前回の答弁と何かこうちぐはぐだと思うのですよ。私はこの間も指摘したんですが、アラビア石油のときは、国家がやったのか、それとも株式会社がずっとやってきた問題なのか。今回のこの問題は、ではどっちなんですか。国家が主導してやっているんですか、その辺だけはっきり...全文を見る
○中山(義)委員 ということは、アラビア石油のときとは違うとはっきり言っているのと同じだと思うのですね。  私はあのときに、アラビア石油に鉄道建設二千億円出しても、この油田を確保した方がよっぽど安定につながるんじゃないか、こういう指摘をしたのですが、逆質問みたいに前通産大臣には...全文を見る
○中山(義)委員 イランとこういう交渉が前提にあって、サウジアラビアとのあのことがあったのでは、これは国と国との大変な問題になると思うんですね。  私は、だから、もし戦略性があるならば、いやいやサウジアラビアがだめでもイランがあるよ、こういう形で考えてやったのならむしろ戦略性は...全文を見る
○中山(義)委員 堺屋長官、いいですか。
○中山(義)委員 きょうはハタミ大統領が来る記念日みたいなものですね。この日にこんなことを言うのはおかしいのですが、やはり国家と国家の、大変大きなエネルギーの国家的な問題であるし、世界的な大きな影響がある問題だと思うんですよ。  そこで、やはり民間企業がやるとはいっても、国家と...全文を見る
○中山(義)委員 これでおしまいにいたしますけれども、どっちかと言えば、あのサウジアラビアのときには、国家がやっているのか、それとも民間企業がやっているのか、わかりにくい。最後まで、国民の目から見ると、どっちが主体にやったのだろう、そういう感じだったのですね。  今回も、その辺...全文を見る
○中山(義)委員 今大臣の言った最後のことはすごく大切なんですよ。私たちは、今回で怒っているのは、善意で今の中小企業の困っている方たちに少しでもお金を借りてあげたい、それは地元で政治をする者からすれば当たり前の心境なんですよ。ここにいる先生方だって、地元のために一生懸命働こう、や...全文を見る
○中山(義)委員 大変力強い決意を聞きましたので、安心いたしました。  とにかく、中小企業を食い物にする、そういう人たちに対しては、徹底的に我々は取り締まったり、戦うべきだと思うんですね。KSDだってそうですよ。結局は中小企業を食い物にしているんです。実際、その共済、いろいろ使...全文を見る
○中山(義)委員 消費者契約法の中では消費者とうたっておりますが、保護されるべき人たちがどういう人たちなのか。商売で少し金もうけしようという人がそういうのにひっかかるというのは、詐欺事件でよくあることなんですが、そのひっかかる側が、本当に自分がまじめに何かをやろうとしてひっかかっ...全文を見る
○中山(義)委員 今簡単に言いましたけれども、さっきから言っているように、今のこの厳しい経済状況の中で、奥さんが、少しでも家計を助けよう、こういうことでむしろ積極的に自分から内職を探している場合、または先ほど言いましたように、家で仕事をしようというぐらいの気持ちで、小さなオフィス...全文を見る
○中山(義)委員 なぜこういう質問をしたかといいますと、どうも業者の方は、パソコンを使ったりインターネットを使ってこれは時代の先端を行く仕事なんですよといううたい文句で引っかかっちゃう場合が随分あるそうなんです。やはり相手側はいろいろな言葉を使いますが、逆に消費者の方は、または一...全文を見る
○中山(義)委員 きょう論議しているのはむしろ取り締まる法律なんですが、その前に、やはり消費者が本当に利口になってもらわないと、どんどん被害というのは起きていくと思うんですね。しかも、新しい時代に向かって、当然我々の頭の中には、インターネットであるとかパソコンであるとか、そういう...全文を見る
○中山(義)委員 今の、こういう方法があるよということなんですけれども、やはり基本的な問題として、我々もインターネットをつけてやっと自分で消せるようになったような段階でございまして、いろいろ、子供が後ろについていると、何やっているんだ、おやじ、また変なところをとしょっちゅう言われ...全文を見る
○中山(義)委員 以上で質問を終わります。
○中山(義)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     訪問販売等に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸...全文を見る
11月08日第150回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○中山(義)委員 民主党の中山義活でございます。おはようございます。  通産大臣、例のイランの優先交渉権、大変うまくいったと聞いております。これからいよいよ灯油が上がろうかな、これは世界的なことだと思うんですが、石油の動きに世界が大変注目していると思うんですね。  アメリカが...全文を見る
○中山(義)委員 石油とともに、特に天然ガスは、クリーンなエネルギーとして大変これから大きな意味を持つと私は思っておりますし、COP3の目標が達成できないというような記事が新聞に躍っておりまして、何か日本が世界で責任を果たしていない、こんな感もするわけでございます。  そういう...全文を見る
○中山(義)委員 六百億円というのは、日本で言えば保証協会みたいなもので、保証するというような意味合いだと今大体わかりました。三十億ドルの方も、政府が出すのじゃなくて、商社や何かが出すのだということも大体わかってまいりました。もう一つ、民間が開発するのを一生懸命政府が支援をしてい...全文を見る
○中山(義)委員 またちょっと、今までの構造といいますか、半官半民の要するに石油公団が出てきているということで、業者、いわゆる民間企業と石油公団との癒着みたいなものがあったり、またはそれを通して通産省とのまた何か天下り先になっていったり、この三者が自由な競争を妨げるようなこともあ...全文を見る
○中山(義)委員 ですから、私たちも、基本法の中でサイバーテロからいろいろ失業対策までやっていただくのはいいんですが、やはりここで考えなきゃいけないのは、産業という面からいえば、民と民の取引、いわゆる民間の活力をこれによってどう生んでいくのか、ここが一番大切なところだと思うんです...全文を見る
○中山(義)委員 私は、やはり物を売るという一つの取引の形態にいろいろな形態があるということだと思うんですね。新しい世の中に向かって、このやり方については、今までなかなか物をゆっくり買いに行く時間がなかった人とか、夜遅くまで働いている人とか、いろいろな方がこの恩恵にあずかれるとい...全文を見る
○中山(義)委員 今までですと、問屋さんとか、流通の中でそういう人たちがニーズをしっかり聞いて、こういう商品をつくったらいいんじゃないかと。しかも、そこには間に在庫をするということがあるわけですね。やはり、消費者と生産者が直接結びつくということになりますと、注文を受けてからすぐつ...全文を見る
○中山(義)委員 時代の先行きを読んで、この三カ月間で五十本の一括法をこうやってまとめてやったということは、私はすばらしいことだというふうに思っております。  ですから、この法律も常に、我々が考えれば、立法府ですから、例えば半年で、これは変えなきゃいけないと思ったらやはり即座に...全文を見る
○中山(義)委員 医薬品のことですから、専門家の皆さんが考えているんだろうと思いますし、いろいろな意味で、やはりインターネットだとよく説明書を読むことができるわけですね。そういう面では、この分野についてもこれからやはり考えられることができるのかなと思っているので、すぐしてくれとい...全文を見る
○中山(義)委員 いろいろな規制があるために新しい分野が開けないということがあるのと同時に、やはり職業を選ぶ人がインターネットを使うということは、その人は新しい分野に動かせる可能性のある人だというふうに見ていただいて、それをまた紹介する人たちも余り規制にとらわれないで、それからま...全文を見る
○中山(義)委員 いろいろありがとうございました。  いろいろな可能性を秘めた今回の論議だというふうに思うんですね。世界の方はどんどん動いていて、OECDや何かはグローバルスタンダードな新しい社会というものを想定しているわけなんで、日本だけがそれに取り残されるわけにいかないわけ...全文を見る
11月21日第150回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○中山(義)委員 皆さんおはようございます。  昨日は一日政局で御苦労さまでした。大変緊張した場面もありましたが、松浪健四郎君のあのことからはほとんどが水かけ論になりまして、長い間時間が中断をいたしました。大変私どもも遺憾に思っておりますが、これも正常化したわけでございますから...全文を見る
○中山(義)委員 信用収縮という言葉がちょうど三年ぐらい前から出てまいりました。  これは、銀行と我々だけじゃなくて、問屋さんと小売屋さんの間でも、うっかり商品を貸したらあそこは売れないから支払いをしてくれないのじゃないか、または、メーカーさんと問屋さんの場合でも同じですね、そ...全文を見る
○中山(義)委員 今大臣の言ったのはよくわかります。最後に言ったお言葉は、要するに、緊急事態においてはこういうやり方も仕方なかった、こういうふうにおっしゃりたいんじゃないかと思うのですね。ですから、保証協会が保証をするというのは、日本の経済が緊急事態だ、しかも中小企業が貸し渋り対...全文を見る
○中山(義)委員 私たちは、前回の国会のときですか、参考人を呼んで、一番今大切なのは、保証協会で保証することよりも、本当に中小企業者向けの金融機関をしっかりつくっていく。特に信用組合、これは皆さんで出資をしてやっているわけですから、本当に地域のために金融機関をつくっていく、そうい...全文を見る
○中山(義)委員 干天に慈雨というお話がありましたけれども、これは確かにそうなんですけれども、それが限度を越しますと砂に水をまくような状況にもなりかねない。今までもずっといろいろ国が使ってきたけれども、なかなか景気対策が実らなかった、そういう部分があったと思うのですね。ですから、...全文を見る
○中山(義)委員 保証協会の保証というのは、さっき言ったように保険みたいなものですが、もう一つ、やはり保証協会がこんなにどんどん増殖を続けていくと、その職員の数や、こういう特別保証のときには相当な審査をしなければいけないから、今までそれだけの量も必要だったわけですね、人的な配慮も...全文を見る
○中山(義)委員 私の後に見識の深い北橋委員がおりますので、あとの質問は北橋委員にお譲りをいたしたいと思うんですが、最後に、やはり、民間企業または民間の活力、自由主義経済、自己責任、いろいろな言葉がこの金融の中で出てきました。これはすべてやはり大切にしなきゃいけない言葉なんですね...全文を見る
○中山(義)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     中小企業信用保険法及び中小企業総合事業団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、年末の資金需要期を...全文を見る
11月28日第150回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○中山(義)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     自然エネルギーの導入促進に関する件(案)   地球温暖化問題への対応及びエネルギーの安定的かつ適切な供給の確保等の観点から、...全文を見る