並木正芳

なみきまさよし



当選回数回

並木正芳の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第140回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○並木委員 埼玉八区選出、新進党の並木でございます。環境委員会で初めての質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  大臣は、所信表明で語り尽くせないというお話でございましたので、ぜひ思いのたけを語っていただければと思うわけでございます。  先ほど武山委員...全文を見る
○並木委員 その辺についてはぜひ京都会議、省益を超えて頑張っていただきたいと思います。  次に、私ごとで恐縮でありますけれども、大臣も私も出身地を同じくしております。すなわち都の西北に位置する所沢市でございますが、この地域は武蔵野の雑木林に覆われた田園地帯でありました。それが、...全文を見る
○並木委員 先ほどお話ししましたように、大変高額なお金も要るわけでございます。こうした大変不景気な時代でもありますけれども、ぜひいろいろな知恵を出して頑張っていただければと思います。  さて今、雑木林の保存の話があったわけですけれども、ショッキングなことに、先ほど大野委員の方か...全文を見る
○並木委員 前向きな御答弁をいただいたわけです。  先日、新進党の大野由利子委員また松崎公昭委員などで所沢市を訪れ、行政担当者や地元市民のお話をお聞きし、またくぬぎ山の産業廃棄物焼却施設の幾つかを視察いたしました。  周辺の雑木林は、冬枯れとはちょっと異なった、恐らく塩素を含...全文を見る
○並木委員 今のお話のとおり、地元からも大変強い要望をお受け取りになられたということでございますので、大臣の視察はなかなか難しいという話でしたけれども、幸い近くでもありますので、ぜひ早急に視察をしていただきたいとお願いいたしておきます。  ところで、先ほどもモニタリングの充実と...全文を見る
○並木委員 私は、行政がでたらめなことをやっているということではありません。しかし、今既にお話ししたように、かなり極端に食い違うという印象が報道されていくということでは、環境アセスメントの問題もそうなんですけれども、今問題になっているのは、先にまず事業ありきだ、それに合わせたよう...全文を見る
○並木委員 あと五分ほどしか時間がないということですけれども、今のお話の中で、やはりダイオキシン対策についてはおくれているというのが率直なところじゃないかと思います。今まで、世界的に毒性がわからないとか、ダイオキシンの調査は県とかの自治体がやることだ、こういうような姿勢で来たとい...全文を見る
○並木委員 ダイオキシンの問題は、この質問だけで終わる問題ではございませんので、引き続きよろしくお願いします。  質問を終わります。どうもありがとうございました。
02月25日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○並木委員 埼玉県第八区選出、新進党の並木正芳でございます。  委員長のお許しをいただきましたので、質問させていただきます。不覚にも少し風邪を引いておりますので、お聞き苦しい点があるかと存じますけれども、よろしくお願いいたします。  初めに、租税特別措置法改正案について質問さ...全文を見る
○並木委員 説明についてはそれなりにわかったのですけれども、この四月以降、住宅取得の需要については落ち込まざるを得ないのじゃないか。それに対していち早くいかにして立ち直らせるかという点においては、やはりもう一回り大きい控除率で控除していくことが必要じゃないかというふうに考えるわけ...全文を見る
○並木委員 御理解ということですけれども、いずれにしても、景気浮揚の大きな要因に住宅土地というのはなっていくと思います。そういう点で、ぜひ十分なる配慮をお願いしたいと考えるわけです。  私ども、既にバブルはもう遠い昔というか終わったという認識の中、土地神話という意味においてのバ...全文を見る
○並木委員 説明が足りないというようなお話もあったのですけれども、その辺で論点が若干異なってくる点もあろうかと思いますけれども、とにかく土地あるいは住宅、こういうものに対する課税というのは非常に大きく景気にかかわってくると思います。  そういった点で、もうバブルは既に終わって、...全文を見る
○並木委員 その点については、ぜひよろしくお願いいたします。  時間もありますので、次に大臣にお聞きしたいと思いますが、少し質問が長くなるかもしれませんけれども、よろしくお願いします。  大臣は、上杉鷹山という方については御存じかと思います。江戸後期、米沢藩主として破産寸前の...全文を見る
○並木委員 特別減税を継続するとすぐにお答えがいただけるとは思わないわけなんですけれども、かなり現実には、大蔵省も経済企画庁も景気は徐々に回復しているというような、そのようなことを言われてはいるんですけれども、どうも一般の方の感覚からすると、暗い話題といいますか、景気はいつよくな...全文を見る
○並木委員 質問の時間が来たようですけれども、大臣の答弁というのは、いろいろな新聞で、非常に難解である、質問者まで混乱してしまうなどという話もあったのですけれども、きょうは大変明快なお答えを一応いただいたと思います。  時間があればもっとお聞きしたいことがたくさんあるのですけれ...全文を見る
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○並木分科員 埼玉八区選出、新進党の並木正芳でございます。  小泉大臣、先日の本会議におかれましては、郵政三事業に対しまして大変信念にあふれた御答弁をなされました。感心させられたわけでございます。きょうは郵政三事業の方ではなくて、所管の問題についてお聞きしたいと思いますので、ど...全文を見る
○並木分科員 このダイオキシンの汚染問題は、今全国いろいろな場所で起きているわけでございますが、ここからわずか三十キロ以内のところ、私の選挙区を中心とする所沢、狭山市あるいは川越市、入間郡の三芳町、大井町、関越自動車道ですと練馬からわずか十分ぐらいで所沢インターというところに到着...全文を見る
○並木分科員 先ほどダイオキシンの対応はおくれているというようなお話は申し上げましたけれども、厚生省でもごみ処理に係るダイオキシン削減対策検討会、こういうものを設置していただきました。昨年の六月にはその中間報告がございまして、当面のダイオキシンの耐容一日摂取量、TDIと呼ぶそうで...全文を見る
○並木分科員 対応を考えていただけるということなので、これは、こういう危険な物質については慎重な上にも慎重であっていいのではないか、私もそのように思います。  そこで、さらにこの十ピコグラムという基準から、緊急対策として、御案内のとおり、ごみ処理施設からのダイオキシン排出実態等...全文を見る
○並木分科員 幾つか対応策を出していただいたのですけれども、確かに、新設炉だと〇・一ナノグラムという基準を設けているということは、既設炉では八十ナノグラムと八百倍違うわけです。八百倍基準が違うということは、いかに現在がその基準をクリアできない既設炉が多いかということで、それだけま...全文を見る
○並木分科員 今、ようやくにしてそうした対応を始めていただいた、その点は評価するわけですけれども、今一般ごみがほとんどであります。これは最も排出される量が多いからということでは 当然考えられるわけですけれども、先ほどお見せしたパネル等にございましたのはいわゆる産業廃棄物の焼却炉...全文を見る
○並木分科員 持ち時間が少ないようですけれども、今いろいろ御説明させていただいたように、密集して焼却炉があるということで、大変そういった点で合わさっての複合的な汚染になっていくということでありまして、そういった点では、これは大変難しい問題だとは思いますけれども、総量的な規制もかけ...全文を見る
○並木分科員 時間がないようですけれども、既に、今、炉の問題等いろいろお聞きしたわけですけれども、まず大変、日本人の母乳には世界一ダイオキシンが含まれている、脂肪の中にですね。そういうデータもありますし、最近所沢、三芳、大井、この辺の密集地域で乳児死亡率が埼玉県の平均より非常に高...全文を見る
○並木分科員 どうもありがとうございました。
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○並木分科員 委員長のお許しをいただきましたので質問させていただきます。  新進党の並木正芳でございます。お疲れのこととは存じますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。  史上最強の毒物と言われるダイオキシン類対策についてでございますが、これにつきましては、さきの環境委員...全文を見る
○並木分科員 とにかく、今ごらんに入れましたように一刻の猶予もならない事態で、本当に国民が助けてくれというふうに叫んでいるわけでございますので、先ほど田中局長の方も、持続的発展可能な開発というような、これはよく言われる言葉ですけれども、そんなことをおっしゃっている間に、持続的発展...全文を見る
○並木分科員 ぜひ産廃の焼却炉の排出規制にダイオキシンも規制項目に加えていただきまして、そのダイオキシン類の排出基準を早急に設定していただきたいと思います。  それと、こういった集中的に炉があってわかりやすいということでこの地域では問題になっているわけですけれども、ばい煙を発生...全文を見る
○並木分科員 ぜひその方向でお願いしたいと思います。  具体的対策のもう一つとして、こうした産廃の業者さんというのは中小零細が大変多いというようなことで、一つは、こうしたものを共同処理するような、そうした大型炉に変えていかせるという方向性もあるかと思います。あるいはばい煙を処理...全文を見る
○並木分科員 ダイオキシンの問題につきましては、ここで質問して終わるわけではありません。現実に問題は続いているわけでございます。ぜひ早急な対処をお願いしますとともに、私も今後注意深く継続的にこの問題に取り組んでいきたいとも思っております。ありがとうございます。  次に、ナホトカ...全文を見る
○並木分科員 ボランティアの方の健康と安全、これは、言うまでもなく今後のそうしたボランティアの方に対してのケアとしても大変必要なことだと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  今お話に出ましたけれども、凍結防止の薬品がまじっているというようなことなので、今後もま...全文を見る
○並木分科員 ぜひ、こうした手法があるわけですから、積極的に取り組んで、そして一日も早く環境修復をなし遂げていただきたいと思います。  そういうことなんですけれども、今お話ししたようなこのダイオキシン類の問題、これについても、きのうも厚生省の方にもお聞きしました。廃棄物の方の処...全文を見る
○並木分科員 そうした問題も今後ともまたお聞きさせていただきますけれども、ありがとうございました。  終わります。
04月15日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○並木委員 新進党の並木正芳でございます。既に多くの方が質問をされました。折あしく、兼務している委員会が同時進行しておりますので、あるいは質問が重なることがあろうかと思いますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。  日本版ビッグバン、つまり金融システム改革についてということ...全文を見る
○並木委員 そこで、多くの方から指摘あるところですけれども、外為法の改正について二つのとらえ方があろうかと思います。  一つは、まさにこの審議会の答申にあるとおり、日本版ビッグバンのフロントランナーである。大臣も再三おっしゃっているわけでありますけれども、そういうとらえ方によれ...全文を見る
○並木委員 大臣は去る三月に、証券取引法などの抜本的改正と市場活性化特別法の制定そして関連法制の整備の三つの立法措置を一体として行うんだ、このようなことをおっしゃっておるわけなのですけれども、それはどの辺の時点を視野に入れていらっしゃるのか、大臣にお聞きしたいと思います。
○並木委員 先ほど北脇委員の方からも出た、一つの技術革新といいますか電子マネーとかの問題なのですけれども、先ほど銀行局長は、民間の開発を見ながらというような形で、興味を持って見詰めていくというような大方御答弁だったかと思うのですが、今、電子の問題、ワインバーガーさんが日米電子戦争...全文を見る
○並木委員 ビッグバンの先として進めていく上で、市場の改革というのは、徹底した自己責任原則、そういうものが問われていくと思うのですけれども、その観点で、少し話題になっております日本債券信用銀行ですか、それについての問題をお聞きしたいと思うのですけれども、日債銀とバンカースの提携が...全文を見る
○並木委員 その再建策の中で、ほかの銀行の増資を求めていく、こういうやり方なんですけれども、やはりまだいわゆる言われるところの護送船団方式、横並び体質といいますかそういうところを抜け切れないのじゃないか。ひいては、じりじりと船団全体が沈んでいく、つまり危ない銀行を救済するために健...全文を見る
○並木委員 日債銀への対応もそうなんですけれども、もともと日本の銀行の数とか設備とか人員、給与、これはみんな過剰じゃないかというような指摘があります。現在必死にリストラ化をしているということですけれども、現在政府の方でも大手二十行はつぶさない、こういう枠組みで、ツー・ビッグ・ツー...全文を見る
○並木委員 至極ごもっともなお答えだとは思うのですけれども、そうすると、二十行という枠組みの中でもこぼれていくものが出てくる。その辺についてはこれからの競争社会ではやむを得ない、そういう発想もおありなのかどうか。
○並木委員 ちょっと外為の方で具体的にお聞きしたいのですけれども、結局、自由になるということで為銀もなくなるというようなことで、商社など外国と取引が多い企業、それは直接自分で為替業務をやっていくということになっていくと思うわけですけれども、その辺で、銀行を通さない取引というのがど...全文を見る
○並木委員 そうした一種の企業へのメリットは、銀行にはあるいはデメリットなのかと思います。さっきのさくら銀行の方からはさほどでもないというようなお話もありましたけれども、あるいは個人にとっても、もちろん海外のいろいろなところに投資できるというメリットが生まれるわけですけれども、榊...全文を見る
○並木委員 銀行局長の方にあれなのですけれども、国際金融局長は一応そういうことだと、大した大きな影響はないだろうというようなことなのですけれども、今、それでなくても不良債権等の処理で大変問題を抱えているのが銀行であります。そこに、手数料はなくなるわ、いろいろな大口投資家がみんな海...全文を見る
○並木委員 ありがとうございます。  次に、この外為法の改正に伴って生じるであろう一連の犯罪といいますか問題、その対策についてお聞きしたいと思うのです。これも既にいろいろな方からお話が出ているところであります。  まず、これは必ずしもすぐ犯罪ではなくて、見方なんですけれども、...全文を見る
○並木委員 それで、その辺の問題で、金融機関に百万円以上の海外送金について税務当局に報告を義務づけるということで、海外送金資料情報制度法案というのですか、仮称と思うのですけれども、これを今秋の臨時国会に提出するという意向もあるようでございます。果たしてこのチェックシステムで海外預...全文を見る
○並木委員 これはもう既に先ほど出た話ですけれども、いわゆる金融詐欺といいますか悪徳商法、こういうものが、新しい商品とか海外の外貨建て商品だとかあるいは先物のとかそういう組み合わせの中でいろいろ複雑なものが出てくると思います。当然金融機関等は専門的なリスクマネジメントをやっていく...全文を見る
○並木委員 あと、マネーロンダリングの対策とかいろいろあるわけなんですけれども、日本は金融犯罪に対してかなり甘いんじゃないかというような考え方もあるわけです。  今、大和銀行の巨額損失事件の主役の井口俊英がつづった「告白」という本が静かなブームを呼んで、売れているそうでございま...全文を見る
○並木委員 そのとおりなんですけれども、要するに金融犯罪に対して甘いんじゃないか。こういった自由化されていく中ではより責任原則というのは重んじられる、そういう意味からの、これは法務省管轄の部分もあるわけですけれども、大臣として、金融を預かる立場でその辺の罰則強化についてどう考える...全文を見る
○並木委員 ありがとうございました。  これまた再三言われる話なんですけれども、ビッグバンを成功させるためには、まず、大前提として金融機関の不良債権を早期に処理しなきゃいけない、こういうことですけれども、ここでもまた徹底した情報開示が求められるわけです。  それで、実はこの不...全文を見る
○並木委員 もちろん債権ですからいろいろ移動していくと思うんですけれども、その辺、アメリカの証券取引委員会の基準だと、いわゆる東京三菱銀行はニューヨーク株式市場に上場しておりまして、そこに出している公表額と日本の公表額とは丁六倍ぐらい違う、これは延滞債権というのですか、それがアメ...全文を見る
○並木委員 それは御指摘しておきます。  それで、実はその不良債権に関して日銀の総裁が、大手の銀行は二、三年で不良債権を回収するだろうというような楽観的とも言える見方をしておられるので、この辺、今の不良債権が本当は幾らなのかという議論にも重なるわけですけれども、その辺の根拠がど...全文を見る
○並木委員 大変楽観的というかいい見方をお聞きしましたので、安心していいのかなと思うんですけれども、若干まだ安心とまではいきません。  実は、もう時間がありませんけれども、郵政省の方もお呼びして、いわゆる金融市場、民間ではいろんな意味でこれだけ自由化が進んでくる、郵政省だけ聖域...全文を見る
04月18日第140回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○並木委員 新進党の並木正芳でございます。  兼務している委員会が同時に進行しておりますので、あるいは前の方の質問と重なるところがあるかもしれませんけれども、よろしくお願いいたします。  さて、今や環境問題は、自動車による大気汚染あるいは生活排水による水質汚濁、廃棄物の増大と...全文を見る
○並木委員 多くの方にお答えになったような内容だと思うのですけれども。  ということは、地方が国より厳しい基準を設ける、対象事業で分けているということですから、基準自体は、そういう基準を設けても差し支えないんじゃないかというようなニュアンスもあろうかと思うのです。  いい意味...全文を見る
○並木委員 全国平均的なというようなことです。そういうことならば、今申し上げたようにナショナルミニマムとして、むしろ、法に反しない限りと一応うたってある部分の、それ以上上乗せするようなことも認めている節もあるわけなんですけれども、この辺微妙かと思うんですけれども、その辺をむしろ明...全文を見る
○並木委員 繰り返しになってしまうかもしれませんので。  それで、実は、規模で分けていくという発想なんですけれども、これについて、必ずしもすべての環境問題がアセスという手続法だけでどうこうということではないわけなんですけれども、こういう見方もあるんじゃないかということをちょっと...全文を見る
○並木委員 それはわかっているわけなんですけれども、私は、そういうところの部分をむしろ地方自治体に押しつけていくというか、任せていってしまう、それで地方自治体が対応できるたぐいではなくなっていくんじゃないかということを考えますと、やはり国として対応策を考える。  当然、これは施...全文を見る
○並木委員 次に、この産廃等の問題でもそうなんですけれども、施設が集中的に集まってしまうことによって総量的な問題が生じている、こういう場合があるわけです。  例えば道路などの事業においても、さまざまな道路が交差する、こういうふうな場合が当然あるわけですけれども、このアセスでは事...全文を見る
○並木委員 環境アセスメントを称して、社会正義を地域社会で具体的に実現するための大切なルールである、こういう表現をする方がいるんですけれども、そういう一つの観点に立ちまして、地方分権的な発想から地方自治体が積極的に関与して住民とともに良好な環境を保全、創造していく、こういうことが...全文を見る
○並木委員 次のあれは大臣にお答えいただければと思うんですけれども、今、地方の問題をお話ししたんですけれども、この環境アセスが事業者アセスだということで、特に国ということでの各省庁の問題が出てくると思うのです。  国が行ってきたさまざまな事業、例えば北海道開発局がやりました千歳...全文を見る
○並木委員 大変前向きな取り組み方をお聞きしたわけです。  大臣に今お答えいただいたところで、実は、COP3ですけれども、十二月一日から京都で行な れる、このいわゆる気候変動に関する国際連合煙組条約第三回締約国会議というのですか、非常に長くなりますけれども、これについてお聞き...全文を見る
○並木委員 いろいろ御努力いただいているようですけれども、もう一つ、COP3というもののフォロー的なものとして、地球環境基金、これにファンドレージング、要するに、お金を稼ぐというか、それをやるというような話で、ロゴマークを使うだとか切手を発行するだとか、これは郵政省の管轄にもなる...全文を見る
○並木委員 では、もうちょっと具体的にお聞きします。今の問題は、結構です。  よく言われるのですけれども、二〇〇〇年までに二酸化炭素等の温室効果ガスの排出量を一九九〇年レベルまで戻す、こういうことが言われております。それについて政策や措置をしているのでしょうけれども、実効性が必...全文を見る
○並木委員 もう一つ、COP3の中で、これは北欧四カ国の方から出されたみたいですけれども、いわゆる排出権を取引しよう、そういう構想が出ているということで、先進諸国の場合は積極的にそうしてもらうと都合がいいというような意見もあるようです。  一方、日本も通産的な考えでいくと、ある...全文を見る
○並木委員 時間がないのですけれども、COP3、せっかく質問しましたので、国民に対するアピールという点で最後に一点だけお聞きしますけれども、CO2だとかNOxだとかフロンだとか、なかなかわかりにくいという面もあるかと思うのです。  その辺、具体的にどういうふうに説明していくかと...全文を見る
○並木委員 ありがとうございました。
05月14日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
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○並木委員 おはようございます。並木正芳でございます。大臣にも御苦労さまでございます。日銀法の質疑も半ばを越えようとしているわけでございますけれども、皆様には御苦労さまでございます。  それでは、質問させていただきます。  日銀法改正は、金融、経済のグローバルスタンダード化の...全文を見る
○並木委員 金融制度調査会日銀法改正小委員会においてのことでありますけれども、一部新聞に報道された議事録、これは公開されてはおりませんけれども、報道されたところであります。  これによりますと、委員側の姿勢からは、金融政策はもちろん、業務、予算も含めて日銀の自己責任に基づく自主...全文を見る
○並木委員 明快な法解釈というのを示されなかったわけでありますけれども、結局、戦後改正のそのままの二つの矛盾をある意味では包含しながら、今回も改正しなければならないということになってしまいかねないと思います。そういうことでは、二十一世紀に向けてのいわゆる金融ビッグバンに対して、常...全文を見る
○並木委員 先ほど申し上げたように、日銀は一私法人というわけでございますけれども、行政権を付与されているという点では準ずると考えるところでこうした問題が出てくるわけです。  六十六条の三項、いわゆる国会に対しての連帯責任ということなんですけれども、それについても、国会、いわゆる...全文を見る
○並木委員 一応ここまでとして、ほかの委員さんのまた議論にお譲りしようかと思います。  それで結局、今議論があったわけですけれども、これらの審議に関して、結論的に日銀は予算、人事面などで政府に縛られるということになって、これは事務局主導の形骸化した審議じゃないかという批判も一部...全文を見る
○並木委員 大蔵大臣にお聞きしたいのですけれども、大臣は、これらの一連の経緯において、大蔵省は完敗したというようなコメントをされているようでありますけれども、今私がお話ししてきたところだと、内容が随分違うのじゃないか、むしろ事務局の思ったところに落ちついたというような見解もとれる...全文を見る
○並木委員 わかったということにさせていただきたいと思います。  ところで、今申し上げたように、私は日銀の独立性を最大限尊重すべきであると考えますがゆえに、日銀の自己改革努力についても触れさせていただきたいと思います。  これまでの大蔵省と日銀との関係において、大蔵は日銀の風...全文を見る
○並木委員 私も、責任云々というよりも前向きのお考えをお聞きすればそれでいいわけですけれども、今の大臣のお話ですと、現実にバブルが発生し、崩壊し、今、後遺症に悩んでいるわけですけれども、大蔵の圧力で日銀の政策をゆがめたことは決してないのじゃないかというような、そういう非常にすみ分...全文を見る
○並木委員 時間的な配分もありますので、一応お聞きしておきます。  次に、政策委員会についてちょっとお聞きしたいわけなんですけれども、政策委員会は、今回大幅に権限が高められるということなんですけれども、現行法においても最高意思決定機関であるわけであります。その政策委員会がスリー...全文を見る
○並木委員 それでは、これは銀行局長でしょうか、聞きたいのですけれども、この人選というのは各業界代表を選ぶというようなことなのですけれども、どのように行われてきたのでしょうか。その政策委員の出身と経歴について、簡単に教えていただければと思うわけです。  いわゆる総裁に関しては、...全文を見る
○並木委員 今お話しされたように、今後、省庁間のバランス人事というようなことにならないと思いますけれども、その辺については配慮をしていっていただきたい。もちろん全面的に省庁OB等を否定しているわけではないわけですけれども、その辺を御配慮いただきたいということを申し上げておきます。...全文を見る
○並木委員 わかりました。  政策委員会の活性化という点で先ほどからもお話が出ているわけですけれども、現在、役員集会ということで、政策委員会を上回る機能、権限を持っているというようなことなんです。今後、この改正法でも理事等は残していくわけなんですけれども、それはどのような形とな...全文を見る
○並木委員 わかりました。  ところで、提案させていただきたいと思うのですけれども、全く今の政府の考えと違うところかもしれませんけれども、政策委員会を日銀の組織から取り出してしまいまして、外部に、例えばこれは金融委員会というような名称で、政府内での独立性を有する独立行政委員会と...全文を見る
○並木委員 次の時代をにらんだ金融体制というかそういうものがどうあるべきかということになってくるわけですけれども、市場ルールにのっとっていくというこの金融ビッグバンの大原則からしても、スリム化していく、しかし政府の政策云々には配慮しながらその市場ルールにでき得る限り任せていく、こ...全文を見る
○並木委員 今の問題について、今後また続く委員さんの御議論にもまちたいと思いますけれども、最後に一点だけ、第一条関係に信用秩序の維持ということを残したわけなんですけれども、この辺の観点で、不良債権処理において今まで、日債銀なんかでもそうですけれども、いわゆる特融というのを発動して...全文を見る
○並木委員 時間がございませんので、これまでとさせていただきます。ありがとうございました。
05月30日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第31号
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○並木委員 新進党の並木正芳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  最初に、大臣にお聞きさせていただきます。  一九六一年、ユーリ・ガガーリンが宇宙に飛び立って以来、今日まで三百五十四人、延べにしまして五百二十四人、それぞれが深い感動と思いを込めて、地球に対する、私...全文を見る
○並木委員 今大臣の言葉にも語っていただいたわけですけれども、我々は、この地球環境を保全し、次の時代へとしっかりと手渡していかなければならないということは、言をまたないことだと思います。  しかしながら、今の日本は、かつて白砂青松の地と言われたわけでもありますけれども、今や汚染...全文を見る
○並木委員 有害廃棄物ほど処理の料金が高くて、そして不法処理した場合、今もいろいろな例をお話しいただいたわけですけれども、もうけが大きくなるということだと思うのですけれども、こうしたことに暴力団が、今回の法律でもその一文が入ってきたわけですけれども、具体的に暴力団が介入するケース...全文を見る
○並木委員 残念なことに、そのような暴力団まがい、あるいは暴力団そのもの、こうした悪質な業者が後を絶たないというふうなことですけれども、これはなぜなんでしょうか。こうした事犯が続いているのに、行政が、先ほど許可証を偽造したというお話もありましたので、偽造されてしまっては何ともとい...全文を見る
○並木委員 罰則が軽いということも言われてきたわけですから、今回、そういった意味で罰則が重くなった、その効果にも期待したいところでもあります。また、許可云々をめぐって、今後厳しい措置の中で、少しでもこうした事犯が減るようにぜひお願いしたいと思うわけです。  排出事業者についての...全文を見る
○並木委員 警察庁の方にせっかくおいでいただいているので、最後に、香川県の豊島の事件でありますけれども、これは一挙に不法投棄が、ある朝、山盛りになっていた、そういうようなことではなく、兵庫県警が摘発する平成二年十一月まで約十年間にわたって五十万トンに及ぶ産廃で埋め尽くされたわけで...全文を見る
○並木委員 ありがとうございます。  次に、また大臣にお聞きしたいわけですけれども、豊島の原状回復には、コンクリート壁で覆うなどの不完全な解決策でも経費は約六十億円、有害物質の除去など環境に配慮した処理処分をすれば二百億円にもなると言われております。悪質な処理業者の責任は言うま...全文を見る
○並木委員  そのような話でありますけれども、今回の法改正でよ、基金は遡及して使われないわけであります。今の豊島の問題を初め、最初にいろいろな名前も挙げましたけれども、あまたある、処理業者に負担能力のない不法投棄問題の解決策について、今後どのような方針で――あちらこちらにそういう...全文を見る
○並木委員 方針を基本的に決めるというのはなかなかケース・バイ・ケースで難しいのかと思いますけれども、とにかく、豊島の問題でも六十億から二百億、この二百億が必要と見た方がいいかと思いますけれども、そういうことを考えますと、今後大変、資金的な問題でも厚生省中心になって頭を悩まさなき...全文を見る
○並木委員 ぜひ期待するところですけれども、この辺、どの程度把握しているかあれですが、この改正によりまして、自治体が運営する一般廃棄物焼却場を初めとして廃プラスチック類の焼却施設が今日本で約二千カ所、あるいは廃油、汚泥の焼却施設がそれぞれ約五百二十カ所ぐらいあるということですが、...全文を見る
○並木委員 ぜひ、ダイオキシンの問題は大変関心がございますので、その辺の早急な措置をお願いしたいと思います。  もう一つ、四月に公表されましたけれども、緊急対策が必要とされる、いわゆる排出基準値の八十ナノグラムですか、これを超えている全国の既存のごみ焼却場、これが七十二施設あっ...全文を見る
○並木委員 次に、これは大気の問題だから環境庁ということで、おいでいただいているようでございますけれども、実は厚木の米軍住宅地でございますが、その隣接焼却施設から、その排煙にダイオキシンなどの有害物質が検出された、そういう問題が巷間ニュース等になったわけです。これについてはその後...全文を見る
○並木委員 ぜひよろしくお願いします。  ダイオキシンについては、先ほどもお話ししたように、対応がおくれてきたということですね。その危険性については、日々違った角度からいろいろなものが明らかになっていっているような状態であります。今でも問題提起とか研究がなされているわけでありま...全文を見る
○並木委員 本当に母乳というのは大変大切なあれで、免疫等もお母さんから引き継ぐ、そういう点でそれの有用性というのは申すまでもないことなんですけれども、そういう考え方から、優劣をあれすると母乳をとめるほどじゃないというふうにはなりがちなんですけれども、今お話ししたような事例で非常に...全文を見る
○並木委員 期待したいと思います。  ダイオキシン発生源の、先ほど有機塩素系の化合物というお話があったのですけれども、いわゆるPETボトルとかプラスチック素材、こういうものは、これまで回収ルートが確立されていないということで、焼却埋め立てルート、こういうところで処理されている。...全文を見る
○並木委員 あらゆる面からダイオキシンの、ダイオキシンというのは代表されているわけですけれども、さまざまな、ダイオキシン類でも百三十五ぐらい種類があったり、その周辺の有害物質は数限りなくあるわけなんですけれども、ぜひこういった有害物質対策に積極的に取り組んでいただければと思います...全文を見る
○並木委員 もう一つ、施設の信頼性あるいは安全性の向上ということについてですけれども、処分場等三類型の中でなされて、それぞれにいろいろな問題があるというような中で、今回の法案でもその整備に向けてという一定の進歩が見られるわけなんですけれども、実は、大変有名な話であります、この処分...全文を見る
○並木委員 そういう点でのいろいろな対応における行政への信頼というのが今後きちっと醸成されていかなきゃならないわけですが、前回、一九九一年の法改正の際、いわゆる不法投棄対策等の受け皿として廃棄物処理センターという第三セクター計画が示されたわけでございます。しかし、今の行政への信頼...全文を見る
○並木委員 時間がないようですから、最後に、せっかく大蔵省の方にも来ていただいていますので、すぐにイエスかノーかという問題ではないと思いますけれども、環境対策の財源確保ということでの一案でございます。  今回、マニフェスト制度ということでの不法投棄防止を考えているわけですけれど...全文を見る
○並木委員 ありがとうございました。
11月06日第141回国会 衆議院 本会議 第9号
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○並木正芳君 新進党の並木正芳です。  新進党を代表して、ただいま議題となりました持株会社の設立等の禁止の解除に伴う金融関係法律の整備に関する法律案、銀行持株会社の創設のための銀行等に係る合併手続の特例等に関する法律案及び罰則の整備のための金融関係法律の一部を改正する法律案につ...全文を見る
11月25日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○並木委員 新進党の並木でございます。  実は、二十一日の大蔵委員会で質問させていただくことになっておりました。それが本日になったわけですけれども、この四日間にまさに金融危機はさらに一歩進んだというか、御案内のとおり重大な事件があったわけでございます。このように、日々国民を取り...全文を見る
○並木委員 大臣は今ペーパーをお読みになっているわけなんですけれども、まさに淡々とビッグバンを語られているようですけれども、先ほど申し上げたような世界的な大競争時代にあって金融システム改革を余儀なくされている、この日本経済が置かれている現状認識あるいは景気の現況、これについてかな...全文を見る
○並木委員 足踏み状態になったという中で、多少、きのうの大臣の話では一歩踏み込んだような考え方も示されたようでありますけれども、こういった景気の不透明感は今現在も一層高まっているわけであります。  さきに、北海道拓殖銀行が破綻したわけです。都銀初の経営破綻ということですけれども...全文を見る
○並木委員 拓銀は既に国際的な活動をやめたところだから国際的に影響は少ない、したがって大蔵省が海外に向かってこうしたものをつぶさないというような約束はもう既に意味がない、そういうようなお話かとも思えるのです。そういう形で次々に大手の二十行、それを海外業務をやめさせて、それで大丈夫...全文を見る
○並木委員 そこで、これは銀行とは違いますけれども、山一証券が破綻した。これについての国際的な影響というのも大きいと思うわけですけれども、私の最初の二十一日の質問では山一証券危機説、富士銀行支援云々でこれができない、そういうようなことで、どうなんだというような質問だったのですけれ...全文を見る
○並木委員 そうしてほしいというのはよくわかるのですけれども、認識として、幾つかの信用組合が破綻していって、今度は直近では三洋証券だ、やれ拓銀だ、そしてついには四大証券と言われる山一だ、こういうような形になってきた。さらにはというのが当然今大きな不安になっているわけですけれども、...全文を見る
○並木委員 そういうふうなことで、自信ありげというようなことも感じられますけれども、山一証券ですけれども、これが今簿外債務、こういうことでいろいろ報道されております。今大臣が今後の対処というのを言われたわけですけれども、こうした簿外債務、これについても十一月十七日、もう直前ですけ...全文を見る
○並木委員 日銀に至っては本年の六月、七月にも考査をしている、あるいはちょっと前になりますけれども七年の十一月に大蔵も検査に入った、こういうことなのですけれども、その前のそれぞれの検査、考査で前兆といいますか、その段階では全く何も発見できなかったということなのでしょうか。
○並木委員 つまり、これまでのそういう事態を見ても果たして本当に監督指導していけるのか、しかも、その辺のものをきちっとせずして、この金融ビッグバン、ある意味での自由化、そういうところに対応できるのか、非常に危うげな分かれ道に立っているのじゃないかというふうに思うわけです。この辺に...全文を見る
○並木委員 今証券局長のお話あったわけなのですけれども、こういう状況で、現実にここまで至ってしまった。ふたをあけてみたらわかったのでしょうがないですよ、聞いたのは十一月十七日ですから、そういうような、仕方がないのだ、信頼関係の中で相手が裏切ったのだからというような話も出たのですけ...全文を見る
○並木委員 ということになると、山一側が事実を隠匿していた、そういうことがはっきりしているわけです。我々新進党も、この法的責任については、やはり経営責任を厳しく問うべきである、そういう考え方であるわけなんですけれども、飛ばしとかあるいは簿外債務、この辺の問題になると明らかに証券取...全文を見る
○並木委員 これは、法的なきちっとした処分というのがある意味での不安というのを払拭していく、あるいはけじめをつけて国民の理解を得ながらこうしたその後の処理に当たっていくということが必要不可欠だと思いますので、現状では今のお答えのようなところまでかと思いますけれども、ぜひきちっとや...全文を見る
○並木委員 ある基準でとかいうお話もあったのですけれども、といいますと、今、山一がいろんな事実を隠匿していたという話も出たわけなんですけれども、例えばそういう拓銀の不良債権が二倍になるんじゃないかとか、これは基準の違いで、そういう事実を隠匿しているというか銀行が不利な事実だから隠...全文を見る
○並木委員 そのように個別対応で、不良債権処理については、出てきたら対応、出てきたら対応と繰り返してきているわけですけれども、これでは世界の金融市場、そこからまさに不信を招く。日本の金融ビッグバンなんというのが世界市場に向けて公開され、そういう形で世界から評価を受けるという事態に...全文を見る
○並木委員 個別の現状処理についてはお聞きしましたけれども、さきに拓銀が、まさに都市銀行がつぶれるというときにもかかわらず、株価が上昇したわけですね。それはいわゆる不良債権の処理に公的資金が導入される、こういうふうに市場が先読みしたんじゃないかというようなことが言われました。しか...全文を見る
○並木委員 不良債権の処理をしていく上で、我々の考え方の中に、やはりデフレギャップという中での景気の沈滞化、こういうものがあるから、それを本来の、日本のほとんどの経済専門家の潜在成長率というのは三%を超えるというふうな意見もあります、これにまず戻すことが必要なのじゃないか、それも...全文を見る
○並木委員 時間がなかなかないので、同僚の谷口委員また北脇委員も質問されますので、そちらにお譲りしようかと思うのですけれども、最後に、簡潔に二点お聞きしたいと思うのです。  一つは、金融ビッグバン、こういう時代にあって、郵貯の問題なのですけれども、こういう巨大な二百三十兆も抱え...全文を見る
○並木委員 では次、北脇委員にお譲りしたいと思います。
12月03日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○並木委員 おはようございます。新進党の並木正芳です。  預金保険法一部改正案、そして破綻処理等の問題につきまして、主として大臣を中心に御質問させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、この法案についてでございますが、法案の中で、二つ以上の破綻金融...全文を見る
○並木委員 そのようなお答えかなとは思うのですけれども、実際、破綻金融機関がその責任を過去においてとったと、この辺なかなか明確に言い切れないところが今あるわけなんです。そうした中で、債務だけを預金保険機構の方へ移してしまって、そしてそれがまた合併して生き残っていく。健全な預金者が...全文を見る
○並木委員 ところで、今局長の言葉の中に、この法案が成立しないとというようなこともあったわけなんですけれども、既にこの法案は成立以前から改正しなければならない点が多々あるというような、ある面ではおかしなというか、どたばた的なところでつくられたとも、悪口を言えば、そういうような法案...全文を見る
○並木委員 閣議で既に決まったから多数を頼みにそのままいくんだと。最終的に議決は当然多数決というルールもあるわけですけれども、やはり十分に審議されていく、このプロセスを大事にするというのが民主主義の原則だと思います。  そういう意味で、国会軽視の合併構想と言えなくもないと思うの...全文を見る
○並木委員 ふたをあけてみたらということがいろいろな破綻の処理の問題等でもあるわけですけれども、既に先行して進められていた、国会軽視ということがくれぐれもないように、一言申し上げておきたいと思います。  次に、この中で、特定合併のあっせんを大蔵大臣が行っていくというような案がご...全文を見る
○並木委員 我々も国民の代表でございますけれども、どうも我々の目に見えないような形の処理がされかねないのではないか、そういう懸念をするような、やってみなければわからないみたいな話がまことしやかに語られるわけですけれども、この辺についても私どもは問題があるのではないかと。今後そうい...全文を見る
○並木委員 財源と仕組みとの問題ですけれども、もう一度お聞きします。  仕組みあるいは事業を支えるには、当然財源、お金がなければできない、あるいは支えられないというようなことがある。そうでなければ、その仕組み自体が安心して多くの人に受け入れられないというふうに考えるわけです。私...全文を見る
○並木委員 一・三兆円でやれるだろうという見通したということをお聞きしましたので、大臣の見通しはそうである。大臣、お人がよろしいので、省内の方の御意見をそのようにそのままお考えなのかもしれませんけれども、大臣の見通しというのはわかりましたので、今後その推移をきちっと我々も見させて...全文を見る
○並木委員 先ほども出ましたけれども、保険料率の検討です。これは金融機関の自己責任ということで当然現行法あるいは省令の中にもあるのですけれども、これは既に検討に入っている。先ほどお話ししたように、総理が指示したというようなことですから当然そうかと思いますけれども、そういう解釈でよ...全文を見る
○並木委員 先ほどから処理の問題等いろいろお聞きしているわけですけれども、こういうものはすべてビッグバンへ突入するその前段階ということかと思います。まさにビッグバン、期待でもあると同時に、こうした処理についてきちっとやっていかなければならないということだと思いますけれども、それに...全文を見る
○並木委員 ところで、二十五日の質疑でも一部触れて時間がなくなってしまったのですけれども、あるいは余りこういうことはお聞きしたくないことでもあるのですけれども、残念ながらというか、お聞きしなければならない。  それは、第一勧銀の大蔵検査の最中に、検査官、複数の検査官が銀行側から...全文を見る
○並木委員 ところで、大臣、多分御存じなのでしょうけれども、銀行や証券会社にMOF担と呼ばれている、企画部とかに属する大蔵省担当、重役等も含めてらしいですけれども、こういうものがおられるそうなんですけれども、大臣は御存じでしょうか。
○並木委員 国会論議でも出ているところですけれども、このMOF担の決裁できる予算というのが、都市銀行では、重役クラスなんでしょうけれども、一人で年間一億円、あるいは証券会社では一億五千万円にも上る、そういうことさえ今言われております。  週刊誌等を題材にとってというのも恐縮なん...全文を見る
○並木委員 大臣の願いというか意思はお聞きしましたけれども、このMOF担の仕事の一つに、先ほどから私が質問しております、検査部が抜き打ち検査に入る、それを前段階で知ることだというのがあるというやに聞いております。結局そういうところで、福岡に出張するとか仙台に出張するという情報とい...全文を見る
○並木委員 期待しております。  ところで、ちょっと銀行の処理とは違うのですけれども、既にいろいろ佐々木委員の質問とかにもありますけれども、日産生命の破綻に関しての処理、これに重ねて、この今回の法案におけるいろいろな処理が出てくると思うのですけれども、その辺をもう一度検証してみ...全文を見る
○並木委員 適切に対処するじゃなくて、既に一九八八年起きていることなわけですね、これから起きたらどうしましょうということでなくて。そういう事態を掌握していながら、ただ口頭指導だけでとどめたんじゃないかというふうに私はお話ししているわけです。  顧客を紹介したんだとか系列のところ...全文を見る
○並木委員 今の書類が報告事項になるわけはないわけですよ。そんな法に明確に違反することを、しかもそのマニュアルが書いてあるというような、それを報告して、はいそれを承認しましたなんということはできるわけがないわけですから、およそその辺ではおかしな答弁ということになろうかと思いますけ...全文を見る
○並木委員 これはちょっとうがった見方かもしれませんけれども、当時の平沢銀行局長、これは、大蔵事務次官になられて現在横浜銀行頭取、そしてまた、今お話ししたように日産生命の保険を多くの銀行が売りまくったわけですけれども、その地銀の集まりである全国地方銀行協会の会長、こういう人なんで...全文を見る
○並木委員 そういう、癒着がないということはもう当たり前の話ですけれども、今後戒めて行政に当たっていただきたいと思うわけです。  もう一つ、日産生命のことに関して重要な点なのですけれども、この事業を断念した後に、九三年度にはもう既に九百六十一億円の債務超過があったと公表されたわ...全文を見る
○並木委員 時間がそろそろあれなようですけれども、こちらの方は、米本社長は既に九三年に報告している。先ほどからの山一は報告がなかったということなのですけれども、報告していたというふうに会見で語っております。そういった点では、今言ったように大蔵省の裁量の中でこれは一過性の赤字だから...全文を見る
○並木委員 ありがとうございました。
12月12日第141回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○並木委員 長官には長期間お疲れさまでございました。新進党の並木正芳でございますが、順次質問させていただきます。ひとつ簡明なお答えをいただければと思います。  十二月十一日、きのうまでになったわけですけれども、完全徹夜となりました全体委員会などにおいて鋭意御努力をいただきまして...全文を見る
○並木委員 ところで、精力的に完全徹夜もされて委員会を進められたエストラーダ議長の名前というのは非常に周知されるところとなったわけなんですけれども、議長大木という名前がもっと大きく報道などで躍るというところがなかったというのは、日本にとってはせっかくの京都会議で残念だなと思うわけ...全文を見る
○並木委員 もう一点、インプレッションについてお聞きしたいんです。  私が訪れました十二月八日、橋本総理が本会議場で演説されましたけれども、そのわずかな演説 と、あとアメリカのゴア副大統領がおいでになっていましたのでその方と会見して総理は京都を去られた、ごくわずかな時間だった...全文を見る
○並木委員 率直に、国会そのものにとっても環境問題に対する取り組みということでは反省点かな、あるいは今そういう現実にあるのかなという気もするのです。長官もその辺ではいろいろ弁明はあられるのでしょうけれども、何せ国際会議でございますので、今後さらに御留意をいただければとも思うわけで...全文を見る
○並木委員 そのいきさつの概要はわかったわけですけれども、一部報道に、先ほど河野委員からもありましたけれども、アメリカ議会の議員団長ですか、その方が、上院で絶対にこれは葬り去る、こういうようなことも発言しているとあります。日本としては、COP3の議長国として、これは国会も含めての...全文を見る
○並木委員 それでは、通産省の方に来ていただいていると思いますのでそちらにお聞きしますけれども、せっかくですから、時間もありませんのでまとめてちょっとお聞きをさせていただきます。  今の六%という数字なんですけれども、通産省としてはどういうふうに考えるのか。必ずしも環境庁と同じ...全文を見る
○並木委員 ともかくも地球環境政策のスタートラインから、半歩という意見もあるのですけれども、一歩踏み出されたわけであると思います。  また、御案内のとおり、行革会議等でも、環境庁を環境省にというような、こうした論議もされているところでありまして、私としても、今後こういう地球益に...全文を見る
○並木委員 ありがとうございました。