並木正芳

なみきまさよし



当選回数回

並木正芳の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○並木委員 改革クラブの並木正芳でございます。  統一会派としては平和・改革ということでやらせていただいておるわけですけれども、よろしくお願いしたいと思います。  減税法案の方はきようで審議が終了する予定であるということですので、そちらを中心に、三十九分というお時間をいただい...全文を見る
○並木委員 大蔵省としてもその深刻さを常々感じてきたというようなことかと思いますけれども、結果、橋本総理の決断があったわけであります。  大蔵省として財革路線を進み始めたというときに、まさにこの二兆円減税が突然に降ってわいたということも考えられるわけなんですけれども、この辺の整...全文を見る
○並木委員 そのような形で二兆円減税が行われるという運びになっていくわけなんですけれども、橋本総理も、これで決め手だとはおっしゃっていない。これ以上追加策を打たないで済むようになればいいなというような、あいまいとも言える表現で本会議でもお答えをされていたわけです。  そういう中...全文を見る
○並木委員 額賀官房副長官は前大蔵委員長でもありますので、そのお人柄は知っておりますが、私が質問しているところは、必ずしも言った言わない、これまた国会というものを重視するか軽視するかということでは、それはそれでゆゆしき問題であるわけですけれども、しかしアメリカがさらなる追加策を求...全文を見る
○並木委員 大臣にもう一度お聞きします。証券市場の動きを見てですが、二兆円減税では一時株価も上がったわけですけれども、またすぐに落ちていってしまった。さらに、今のいわゆる株価、これはある意味では、一万五千円を割る、そういうところがらすれば良好な水準に戻りつつある、維持しつつあると...全文を見る
○並木委員 率直に言って、今、二兆円はたんす預金になってしまう、こういう報道等も盛んにされているわけであります。我々は、ここまで消費マインドが冷え込んでしまったそういう実態を踏まえると、思い切って、法人税も含めてでございますけれども、六兆円規模の減税をしてはどうかというような提案...全文を見る
○並木委員 今のように、アメリカ云々とかいうお話も比較しますと、まあ痛い部分もあるわけなんですが、私ども改革クラブは、消費税をもとの三%に、これは四だとか二だとかいうと大混乱もありますので、もとの三%というのは、これは既にそういったコンピューターの経理的なプログラミングもあるもの...全文を見る
○並木委員 この議論はさらに続けさせていただければと思いますけれども、時間もありませんので、一応要求というようなことでさせていただければと思います。  厚生省の方からもせっかくきょうおいでいただいたんですけれども、実は、この減税で恩恵といいますか、を受けない、そういう方たちがい...全文を見る
○並木委員 大蔵の論議としてはちょっと影の部分になるわけなのですけれども、そうした弱者の方といいますか、そういう方にもぜひ格段の御配慮を願えればということを申し述べておきたいと思います。  時間があと五分ということでございますけれども、最後に、金融関連の不祥事についてのお話を少...全文を見る
○並木委員 山口局長の名前を出しましたけれども、その辺誤解なきようになのですが、たまたま割り勘というようなことで、そういった場で処理されているというようなお話もあったということなので、特別に山口局長の問題がどうこうというわけではありません。そういうことは言い添えておきたいと思いま...全文を見る
○並木委員 ありがとうございました。
01月23日第142回国会 衆議院 本会議 第5号
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○並木正芳君 改革クラブの並木正芳です。統一会派平和・改革を代表し、ただいま趣旨説明のありました所得税特別減税法案外二法案につき、橋本総理に質問いたします。  私たち改革クラブは、結党に当たり、「信頼と希望の政治」の旗を掲げました。  たび重なる政界の不祥事が、官界、経済界の...全文を見る
02月04日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○並木委員 平和・改革の並木正芳と申します。お三方には、きょうは御苦労さまでございます。  今デフレ色が強い景気後退と、そして巨額の不良債権、さらには深刻な金融システム不安、アジアにおいては通貨・金融危機、そこヘビッグバンが始まるということで、大変日本経済は深刻な危機に冒されて...全文を見る
○並木委員 大手銀行は十九行あるわけですけれども、例えばその半数の銀行に今回公的資金を十兆円投入するとすると、自己資本比率、先ほど八%を切るとという、BIS規制のその辺の問題をお話しされたわけですけれども、十兆円まで投入すれば、欧米の優良行並みの一三%前後に上がるとも言われており...全文を見る
○並木委員 大手銀行から投入するというのは大蔵省の方針とも言えるわけで、皆様方がどこまであずかり知っているかということもあるわけですけれども、その傾向は、その考え方はまさにグッドバンクとバッドバンクとを選別していく、今後のビッグバンというものを控えての金融の分離ということにつなが...全文を見る
○並木委員 選別化につながっていく、これもやむを得ない部分もあるのかなと思うわけなのですけれども。  加藤参考人にお聞きしますけれども、そうした中では、第二地銀の場合は、ある面では大変弱い立場に立たされるのかなということもあるわけですけれども、この第二地銀の立場からして、いわゆ...全文を見る
○並木委員 その辺では、いわゆる八%のBIS基準というのは必要ないという中で、自己資本充実が四%程度のものでもいいのかなという、私見ですけれども。そういう点からすると、まさに今度は貸し渋りという分子分母論があるわけなのですけれども、その辺において、地銀がこの制度を活用して貸し渋り...全文を見る
○並木委員 貸し渋り対策にどの程度効果があるのかなという期待は、非常に抽象的になるのかもしれませんけれども、万全だと言うとまた言い過ぎかもしれませんけれども、そういった点で、お任せくださいということがこういうスキームだけで考えられるのか、もう一度加藤参考人にお聞きしたいと思います...全文を見る
○並木委員 お話が出たのであれですけれども、不動産の再評価というのは、いわゆる都合のいい面での含み益部分だけで、含み損とかいうのを計上しないというような、しかも限定的な期間の対策ということになると、むしろ不明朗なものも出てくると思うのですけれども、その辺についてはどうお考えですか...全文を見る
○並木委員 もう一度岸参考人にお聞きしますけれども、審査機関、七人の審査委員というか、それも基準が非常にあいまいだ、しかも、今の時点では非常に情報開示も、不良債権、この間七十六兆円とか一部分公表されましたけれども、まだまだ情報開示がおくれている、あるいは会計基準等も不透明さを残し...全文を見る
○並木委員 質問がいろいろ飛んで申しわけないのですが、加藤参考人にもう一度お聞きしますが、第二地銀協の内部では、既に優先株等、これを申請していく、買い入れを、引き受けを申請していく、そういうものが是としてもう議論としては決まっている、そして、そういう希望する銀行が既にあるんでしょ...全文を見る
○並木委員 最後に、翁参考人にお聞きしますけれども、翁さんはいつも、公的資金を投入する場合は、破綻金融機関の処理と存続させる金融機関の自己資本充実の二つの方策を明確に峻別して検討すべきだ、そして、RTC型、いわゆる整理信託公社型の処理が望ましいとさまざまな機会におっしゃられている...全文を見る
○並木委員 お三方にはありがとうございました。
03月11日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○並木委員 改革クラブの並木正芳でございます。  平和・改革として質問をさせていただきますけれども、大臣と論を交わすのは自由民主党の埼玉県連以来でございます。御活躍の様子でお喜びを申し上げます。お疲れのことかと思いますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。  金融機関ある...全文を見る
○並木委員 決意のほどを伺ったわけですけれども、これまでひどいとは予期できなかった、しかし一方で、もちろんまじめに努力されている職員も多い、権力の上にあぐらをかいて、ついついそれに麻痺してしまった職員もいる現実もある、こういうことでありますけれども、大変裏腹なわけですけれども、つ...全文を見る
○並木委員 既にキャリア逮捕あるいは日銀への監督責任、こういうもので、先ほど若松議員から辞任に値するというような言もあったわけですけれども、ぜひ、現在国民からいわゆる疑われている、そのような部分も明らかにして、なおかつその上での出処進退を決めていただきたい、そのように要望をしてお...全文を見る
○並木委員 早く成立させてほしいというのは大臣として当然かもしれませんけれども、質問においても、相次ぐ不祥事ばかり、法案の審議にさえろくに入れない、そういう状態であるわけです。それで、ただただ法案さえ通れば何とかなるというのは、国民にとっても、今橋本不況とも言われて、多分、橋本不...全文を見る
○並木委員 もう一つ、二兆円減税等に関して政府税調の加藤会長は、景気が腰折れすることはあるだろう、そうすれば特別減税というボーナスみたいなものを出せばいいんだ、そのようなことを幾つかの場で述べられているわけですけれども、こうした、その場その場でいわば対症療法的に経済政策を打ってい...全文を見る
○並木委員 私が申し上げたのは、現象があらわれたら対症療法を講じればというのでは、特別減税というのは本来そういう思想かもしれませんけれども、これでは現在の経済は活性化できない。六兆円減税なり思い切った先行的な活性化策を打つべきであるというふうに考えるわけですけれども、そうしますと...全文を見る
○並木委員 公共事業全体を率だけで減らす、そういうことを言っているわけではありません。もっと精査していくべきだ。今私が申し上げたように、割高なコストというものもあるわけですから、今まで申し上げたのは、まさに縦割りとか、あるいは対象別、地域別の果たして今本当の意味での国民的ニーズが...全文を見る
○並木委員 金融・証券税制あるいは土地税制等、たくさんの問題があるわけでございますけれども、時間もなくなってきたわけです。ほかの議員さんからもさらに質問があろうかと思います。  最後に、有価証券取引税ですけれども、これについてもいろいろ議論があります。ヨーロッパではまだ残ってい...全文を見る
○並木委員 ありがとうございました。
03月12日第142回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○並木委員 改革クラブの並木正芳でございます。  昨年のCOP3後の質問以来三カ月ぶりに質問させていただきますけれども、改革クラブといたしましても、前田委員を中心に新党平和とともに環境問題に積極的に取り組んでいるところでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  環境...全文を見る
○並木委員 最近ではマスコミ等にも盛んに取り上げられて、いろいろな事例が紹介され、その有害性はほぼ確証となりつつある。環境庁レベルではまだ調査に入ったばかりということですけれども、いわば有害性はもう確実ではないかというふうに私は感じているわけであります。  大臣も御存じのことと...全文を見る
○並木委員 今後とも継続的に我々も問題に取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いしたいと思います。  次に、かの猛毒ダイオキシン、これも環境ホルモンの一種とも言われているわけでありますけれども、このダイオキシン対策については、昨年の十二月より規制がされて、所信表明にも...全文を見る
○並木委員 そこで、御存じのことと思いますけれども、きょうは、私の隣の選挙区であります大野議員さんもいらっしゃいますけれども、埼玉県の所沢周辺では、ダイオキシン対策をとらない焼却施設が五十近くもある。特にくぬぎ山というところでは、十五以上の施設が密集しておる。これらの施設の焼却能...全文を見る
○並木委員 私としては、先行的にそういう周辺住民の不安を払拭するためにぜひ積極的にやってほしいというところですけれども、五年でやってみて、だめだったらまたというようなことではいささか不満ではありますけれども、ぜひ積極的にお願いしたいと思います。  また、御存じのとおり、大気中に...全文を見る
○並木委員 ぜひこれも積極的にお願いしたいと思います。  関連して、きょうは厚生省の仁井産業廃棄物対策室長においでいただいているようですので、質問を順次ということですけれども、時間が余りございませんので、まとめて三点お伺いしておきます。  昨年の廃棄物処理法改正によりまして、...全文を見る
○並木委員 これもぜひ今後とも、また私もいろいろ検討させていただいて御提案させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  最後に、時間もございませんので、大臣に一点お値いしますけれども、省庁再編ということについてです。  これについては、国民は、省庁のリ...全文を見る
○並木委員 どうもありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○並木委員 改革クラブの並木正芳でございます。  環境ホルモン、すなわち内分泌攪乱化学物質問題と、環境ホルモンでもございます、地上最強の猛毒物質であると言われておりますダイオキシンについて、お伺いしたいと思います。平和、改革とも、この問題については大変関心を持って取り組んでいる...全文を見る
○並木委員 こうした問題は、もともと日本の、大量に発生するごみを焼却していく、こういうようなやり方そのものが大きな問題になるわけでございますけれども、こうしたダイオキシン類の発生源となるであろう廃棄物につきまして、最近、研究もかなり進んできているわけです。もちろん、製造段階でそう...全文を見る
○並木委員 大変前向きなお答えをいただいて、小泉大臣のもとでの対策を期待するところです。  廃棄物の中で、産業廃棄物の問題というのは掌握がきちっとなされていない。推計値等によって、年間およそ七百万トンぐらいはあるのではないかとか、そういうようなことも言われております。こういうも...全文を見る
○並木委員 今、お忙しい中、環境庁長官もおいでいただいたわけですけれども、ありがとうございます。  今、環境ホルモンとダイオキシン等の問題を質問させていただいております。先日は、環境委員会の方でも御質問させていただいたわけですが、その際にも申し上げたわけですけれども、この問題の...全文を見る
○並木委員 そうした会議にも御参加いただいているということなんですけれども、次の質問は、小泉大臣そして大木大臣、お二人にお聞きしたいのです。  大体、こうした新分野の問題といいますか、そういうことになりますと、お役所の対応というのはいつも、慎重であることも必要ですけれども、慎重...全文を見る
○並木委員 お二人とも前向きな御見解をいただいて、ぜひ御期待しております。  ところで、ダイオキシンの方の具体的な問題でございますけれども、先ほど小泉大臣にもお聞きしたわけですが、埼玉の所沢周辺では、産業廃棄物焼却施設が大変密集している、こういうようなことで問題が起きているわけ...全文を見る
○並木委員 はい。質疑時間が、お答えがいろいろありまして、経過しましたけれども、最後に一点だけお聞きしたいと思います。
○並木委員 そうですか。わかりました。  時間ということでございますから、今後ともこの環境ホルモン、ダイオキシン両問題については、継続して注視して、また質問も続けさせていただきます。  どうもありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○並木分科員 改革クラブの並木正芳でございます。  大臣には、先ほど環境ホルモンあるいはダイオキシン等の問題について、大変前向きなお答えをいただきまして、ありがとうございました。お答えになる方はお一人で長丁場ということでお疲れのことかと思いますけれども、どうぞよろしくお願い申し...全文を見る
○並木分科員 もう一方の、私が率直に感じている矛盾なのですけれども、国では国立病院には三千億円程度補助を行っています。また大学病院にも文部省から多大な補助があり、自治体病院では大体が赤字だ、そういうような状態であるわけです。つまり、保険でまじめにやれば赤字になってしまう、極論する...全文を見る
○並木分科員 具体的にどうこうというところまでの時間はちょっとないと思います。その方向性というところでは大臣も認識されているということなので、率直に先ほど申し上げたように、まじめにやれば成り立たないというのでは困るわけですから、ぜひその辺、基本的な改革をお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○並木分科員 基本構造についてはであるべきなんでしょうけれども、現場の中でその辺のあいまいさというか、もちろんそれは食事の問題だとかオペだとか、いろいろなものがあるからということでのことかもしれませんけれども、当然我々も社会保障関係費への消費税負担はかけないというのは基本路線にし...全文を見る
○並木分科員 このパーセンテージは、実際受けたいものも受けられないということなのか、合理的な意味での減少なのか、非常につかみ方が難しいかと思いますけれども、今言ったような心配もありますので、この辺は慎重に見守っていただきたい、そういう思いもあるわけでございます。  今まだ議論が...全文を見る
○並木分科員 今とらえている現状の問題点というのは共通のことだと思いますし、その辺はわかりました。我々も、ある部分では差額診療というか、それも認めていいんじゃないかというふうにも考えているわけです。  次の質問に関連するんですけれども、そういうことを認めていくという方向性で薬の...全文を見る
○並木分科員 そういう方向性はわかったんですけれども、改正の中で、それではその辺の漢方製剤と今までの西洋医学の中での薬の併用、こういうのも認めていく、これは非常に医療の中身にかかわってくるわけですけれども、その辺はどうなんでしょうか。
○並木分科員 わかりました。その辺の心配はいろいろもう局長の方はわかっていらっしゃると思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  時間もありませんので次に行きたいと思いますけれども、いわゆる地域医療支援病院について、今度、病床数、これはあくまで原則ということでありますけれ...全文を見る
○並木分科員 これについてはさらにいろいろ注視していきたいと思います。  質疑時間がないようですけれども、医療保険云々については、大臣とも今後いろいろ議論をしていきたいと思います。  現状で四兆円も医療費に補助がなされているわけですけれども、患者の経済状態に関係なく使われてい...全文を見る
○並木分科員 ありがとうございました。
04月07日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
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○並木委員 速水総裁、また藤原、山口両副総裁には、御就任おめでとうございます。改革クラブの並木正芳と申します。平和・改革の委員として御質問をさせていただきたいと思います。お疲れのことかと思いますが、よろしくお願いいたします。  中央銀行としての政治からの独立性と政策の透明性、こ...全文を見る
○並木委員 もちろん、法律に関するところの大変微妙な問題もあろうかと思いますので、慎重性も要するかと思います。  ただ、今の段階でどこまでお話しできるかとは思いますけれども、いわゆる吉沢容疑者にまつわるものというか、そこに同席してしまったとか、そういういわばもうばれてしまったと...全文を見る
○並木委員 余りこういうことばかり聞いていたくはないのですけれども、接待の中であと数点だけお聞きします。  日銀職員の中で、いわゆる飲み食いはあるけれども大蔵省とはけたが違うんだとか、あるいは会食をしても自分で払えばいいだろうと。先ほども情報交換そのものは必要なんだというような...全文を見る
○並木委員 あと、この点に関して二点だけお聞きしますけれども、一つ気がかりなことが、よく指摘されるのですけれども、日銀支店長が三十三人おられるということですけれども、この宿舎家賃でございます。  これは当然、支店長宿舎でいろいろなパーティーをやられたりとかするような公的な機能も...全文を見る
○並木委員 余り時間がございませんので、もう一つ、天下り問題についてお聞きしようかと思っておりました。  短資会社とか外為ブローカーとか、こういうところにもたくさん日銀から天下っている。さきの報道等でも、特殊法人労連ですか、これでは三百十八人も金融機関の方に日銀から行っている、...全文を見る
○並木委員 独立性、透明性ということについて、高いところの論議ではありませんけれども、先ほど中川委員も、議事要旨公表がちょっとわかりにくいというようなこともありました。午前中からの銀行の方のいろいろなお話では、日銀との交流もある、民間の方に開かれているということですけれども、やは...全文を見る
○並木委員 いわゆる官僚的用語というのはできるだけ避けるべきだというふうに思います。今の段階で、余りはっきりとした方策がない中で言葉だけが先走るというのではいけないというような配慮もあるのかもしれませんけれども、その辺、きちっとしたわかりやすい言葉を使っていただきたいということだ...全文を見る
○並木委員 最後に一点だけお聞きいたしますけれども、総裁は、かねての円高のときにも、資源輸入国の通貨が強くなる利点ということで盛んに述べておられます。  しかし、今の状況というのは、景気の低迷が長引いて円安が辛うじて景気を下支えしている、こういう状況とも言えるわけです。さらに、...全文を見る
○並木委員 では、今後の日銀の活性化を期待しまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月17日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第22号
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○並木委員 それでは、多くの質問の方がいらっしゃるというので、簡潔にお聞きしたいと思います。平和・改革の並木正芳と申します。  岸全銀協会長と加藤証券業協会会長代行に一点ずつお聞きしたいと思います。  まず、岸参考人にですが、グローバルコンペティション時代の到来の中で、金融シ...全文を見る
05月12日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号
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○並木委員 平和・改革の並木でございます。お疲れのことと思いますが、よろしくお願いいたします。  ただいま、横路議員のお話にも拓銀のいろいろな問題があったわけですけれども、かくのごとく金融界は混乱をしている、あるいは非常な不安を抱えているわけであります。そうした中でビッグバンが...全文を見る
○並木委員 一般論的なことをお話しいただいたのですけれども、やはり明確な反省というのがなければ、まさに今、日本の、特に大蔵省が問われているのは信頼ということであり、その信頼というのはやはりきちっとした責任に基づいてなければならないわけです。その辺についてあいまいなために大蔵省も自...全文を見る
○並木委員 気持ちがいいと言われてもあれなのですが、もちろん契約的な約束をするところではないわけですけれども、日本が何を果たすのかといヶのは非常に注目されてきたということですね。  ただむしろ、日本に余り自信をなくさせてはいけないからというようなところでの思いやりが逆にあったの...全文を見る
○並木委員 時間があと少しですので、あと二点だけお聞きします。  景気対策ということで非常にこの景気が、これも言われるところでございますけれども、九兆円の国民負担増というか、消費税をある意味ではたった二%上げたその二%の重みというか、これが五兆円ぐらいと言われています。減税その...全文を見る
○並木委員 今のあれはまさに役所的なところだし、大蔵の範疇からすればそういうことなのかもしれませんけれども、やはり政治的な発想からすればまた別の観点が、特に今の福祉ということをこの日本の国民性の中でいかに将来的に安心させてあげられる施策として、税そのものという、しかも最もわかりや...全文を見る
○並木委員 時間でございますので、ありがとうございました。
05月13日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
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○並木委員 平和・改革の並木でございます。本日もまたお疲れのことかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  ただいまもいろいろ厳しい質問があったわけですけれども、金融システム改革の中、金融行政そのものも当然改革されていかなければならない、不祥事がいろいろ続いておりますけ...全文を見る
○並木委員 これまではそうした合併構想の中には常に、もちろん水面下の話もあるわけですけれども、大蔵の関与というのが取りざたされたわけです。今後は、こうした中では提携構想等盛んに行われていくと思いますけれども、大蔵としては今後、そうした合併、提携等にどういうかかわりを持っていくのか...全文を見る
○並木委員 なかなかその辺は、いずれにしても不良なというか、どこら辺が不良かというのはあれですけれども、そういう金融機関が市場から撤退していく、どこに関しても全く金融システムに影響がないということは考えられないと思います。ですから、そのあたりの判断というのがなお明確とは言えないわ...全文を見る
○並木委員 金融ビッグバンというのはどういうものかというのがいろいろな方の質問の中でだんだん明らかになってくるかと思いますけれども、ちょっと心配事というか、その辺でお聞きさせていただきます。  ゼロ%台の低金利が続いております。そして、不良債権だとかスキャンダルとか、再三言われ...全文を見る
○並木委員 また、例えば日本の銀行のアメリカの支店、子会社といいますか、そこに外貨建てでなくても円預金をする、それでも日本より高い金利であり、またアメリカでは利子の源泉分離課税がないということですから、また二百万以下はチェックもされないということで、円預金でも海外にした方が有利だ...全文を見る
○並木委員 適正な課税もわかるのですけれども、例えば、アメリカでは利子の源泉分離課税がない、こういうメリットで、金が、小さい金といえば小さいお金かもしれませんけれども、あちらへ行きやすい。そういう意味では、日本でもこういった、グローバルといってもアメリカ化というような一方の見方も...全文を見る
○並木委員 税制デメリットとか低金利とか金融不信とか、そういう中でビッグバンが進行していけば当然、汗水流してというか、日本の場合は過労死なんというのが労災になるとか最近いろいろ論議されるぐらい、大変今まで削ってためたそうした資産が海外に持ち出されていく。これがビッグバンといえばそ...全文を見る
○並木委員 もちろんそういう中で、投資の自由とか、しない自由もあるわけであります。しかし、日本の個人資産家というのが、自己責任意識というか能力、これが十分に育っているとはなかなか、今までの環境が環境ですから言えないのじゃないかなというふうに思うわけです。そして、こうしたお金の多く...全文を見る
○並木委員 それは同時に、やはり少し加速がつき過ぎているというところで懸念があるということで、日本の政府にとってもその辺の危惧というのはあるということでよろしいのでしょうか。
○並木委員 それでは次に移りますが、さまざまな新しい金融商品が生まれてくると思います。そういう中で、当然、詐欺まがいの商法というのもまかり通りかねない心配も、過渡期というか、そういうところではあるかと思います。  不公正取引を取り締まる陣容というのは、金融監督庁というものができ...全文を見る
○並木委員 事後チェック型になるわけですから、当然そこの人材は必要になると思います。いわゆる省庁再編というと必ずリストラ、人を減らせということだけが強く言われるのですけれども、まさに必要なところには配置し、不必要な部分は大胆に削るということだと思います。その辺については今後の推移...全文を見る
○並木委員 はい、ありがとうございます。  いずれにしましても、今後一層の金融商品拡大、市場の拡大がなされていく中で、アカウンタビリティーとそして自己責任原則に基づいた市場原理を確立する、こういうことが必要になってくるわけですけれども、先ほどもディスクロージャーの問題とかいろい...全文を見る
○並木委員 では、次に移らせていただきます。  銀行等での投信販売のことでございますけれども、千二百兆円の個人金融資産の運用というのが、これはもう再三言われていることですけれども、非常に預金に偏っている。五六%が預金だということでございます。アメリカ等では八・九%、それに比べて...全文を見る
○並木委員 いずれにしても、リスク開示というのはかなり重要になりますけれども、しかし反面、そういうふうにリスク開示がされた場合に、日本人というのは非常に安全志向であるというところで、そうした商品を手控えてしまうのじゃないかな。そもそも、今よく言われる金融派生商品、デリバティブ、こ...全文を見る
○並木委員 余り時間がございませんけれども、セーフティーネットとしての預金保険機構とか投資家保護基金とか保険契約者保護機構への横並びの出資について、外国系金融機関から納得が得られない、こういうような声が出ているという報道がありますけれども、そうした中で、これはそのとおりなのかと思...全文を見る
○並木委員 それでは、時間でございますけれども、近代において我が日本が屈服されたのが、暴言かもしれませんけれども、すべてアメリカだったなというふうに思います。すなわち、幕末においては黒船により開国を迫られた、そして次には第二次大戦、いわゆる太平洋戦争での敗北、そして今回はいわば金...全文を見る
08月28日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第4号
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○並木委員 改革クラブの並木正芳でございます。平和・改革を代表して関連質問をさせていただきますが、質問の前に、きょうは現地に建設大臣も赴いているようでございますけれども、北関東、東北地区におきます豪雨におきまして被害を受けられた皆さんに、心からお見舞いを申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○並木委員 総理、金融ビッグバンは既に開始されていると言ってもいいと思います。ビッグバン時代においては、これはもう申すまでもないわけでございますけれども、預金者自身が自己責任において金融機関を選択する、そういう時代になるわけです。そういう時代には、情報開示、これが徹底されていかな...全文を見る
○並木委員 さて、今回の法案にございますいわゆるブリッジバンク方式の救済スキームでございますけれども、御案内のとおり、アメリカにおいては中小規模の銀行の破綻処理に用いたスキームであります。宮沢蔵相も、大手銀行破綻の処理策としてはいかがなものかと一度は発言されたわけでありまして、こ...全文を見る
○並木委員 まあ蔵相、日本では間接金融のウエートが先進諸国に比べて高過ぎる、こういう見解があるわけですけれども、これについてはどのように考えていらっしゃるでしょうか。
○並木委員 ビッグバン時代においては、多様な金融商品開発とともに、企業の直接資金調達のウエートも増す、このように考えられるわけです。だとすれば、日本の現在はオーバーバンキングの状態にあるのではないか、このように考えるわけです。  だとするならば、破綻し、リストラを行ってもなお赤...全文を見る
○並木委員 既にいろいろな方の議論もあるわけですけれども、私としては、むしろオーバーバンキング状態を一つのランディングさせて、次のビッグバンに備えた金融体制をつくるべきだ、そのように主張しておきます。  次に、これもさまざまな方から取り上げられておりますけれども、貸し渋りという...全文を見る
○並木委員 貸し渋りということについて金融監督庁にお尋ねしますけれども、民間金融機関の中小企業に対する貸し渋りに関する実態把握、いわゆる民間金融機関についてですけれども、この体制整備を金融監督庁において行えないかということであります。  中小企業庁の中小企業対策相談窓口、あるい...全文を見る
○並木委員 景気対策のための住宅減税あるいは都市政策等、お聞きしたいことはたくさんあったわけですけれども、時間も参りましたので、最後に一点だけ。  根抵当権法案についてですけれども、これについては、不動産を流動化し不良債権の処理等を促進することを目的とする法案、このように理解し...全文を見る
○並木委員 ありがとうございました。
09月04日第143回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○並木委員 平和・改革、改革クラブの並木正芳でございます。  真鍋大臣には、御就任おめでとうございます。  さて、質問させていただきます。  人間がつくり出したさまざまな化学物質、これは私たちに多くの恵みを与えてくれました。また、反面、種々の毒性による健康被害やあるいは生態...全文を見る
○並木委員 ありがとうございます。御期待申し上げております。  さて、先日ですけれども、皆さんの中でもごらんになった方がいらっしゃるかと思いますが、テレビで海底の深層海流を取り上げた番組がございました。地球がこの一万年間にわたりまして安定した気候を保っているというのでよく知られ...全文を見る
○並木委員 ぜひその効果があらわれるように期待をするというか、私自身もそういうふうなことに努めていかなければならないと思います。ふえ続けているものを、いろいろな排出権取引とかそういう手法もあるわけですけれども、そういうもので対処していくということになると、本質的な問題からはそれて...全文を見る
○並木委員 また、今別の問題で、国鉄もそうですけれども、林野庁、これが累積債務を大変抱えていて、これを処理すべく法案が提出されているわけです。でありながら、国内産の木材市況というのはこれからもかなり厳しいものが予期されているかと思います。しかし、今のお話のように、環境問題と絡めて...全文を見る
○並木委員 COP4が間もなく十一月にブエノスアイレスで開催されるわけです。日本は、それまでの議長国として、京都議定書に提起された排出量取引、共同実施、クリーン開発メカニズム、吸収源の扱い方などの課題についてぜひ国際的なイニシアチブをとっていくべきであると考えます。  先ほどお...全文を見る
○並木委員 今もお話ししていましたけれども、五年間の猶予措置というのが設けられたわけですけれども、このため業者の中には、この間にどんどん燃やしてしまって廃業、そんなに大きなお金をかけて炉を改良したりすることもできないから、とにかくやれるだけやって廃業しちゃおう、こういう発言をする...全文を見る
○並木委員 ありがとうございました。
09月08日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第11号
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○並木委員 改革クラブの並木正芳でございます。平和・改革を代表して質問させていただきます。  初めに蔵相に御質問いたしますけれども、週末のお忙しい時間をアメリカまで行っていらっしゃったわけでございまして、御苦労さまでございました。  その日米蔵相会談についてでございますけれど...全文を見る
○並木委員 何か質問があれですけれども、対米追従的なところでとられかねないと、現にそういう報道もされているわけですけれども、それについて蔵相はどのようにお考えかということです。
○並木委員 そうすると、その議論というのがどう行われたかという真相については、蔵相は、近いようなルービン長官からの御意見に対してどのような議論で応じたのでしょうか。
○並木委員 ところで、この会談におけるアメリカのいら立ちというのが逆に作用したのか、あるいは公的な介入があったのか、あるいは利下げのアナウンスとかいろいろありますけれども、今、日本はトリプル高になっております。ところが、日本のファンダメンタルズというのは必ずしもよくない、これは経...全文を見る
○並木委員 一層強くその辺の検討をお願いしておきます。蔵相、ありがとうございました。  それでは、野党提出法案について、もういろいろ御論議ありましたので、一点お聞きしますけれども、昨日の若松委員の質問でも、野党案のすぐれたところというのは情報開示だというようなお話もあったわけで...全文を見る
○並木委員 よくわかりました。  ところで、そのような中で情報開示をしていくことの必要性が今語られたわけですけれども、さらには金融再生委員会、こういうものにしても大きな役割を持つわけです、三党案についてですね。そういうようなことに関連して、金融危機管理審査委員会についてお聞きし...全文を見る
○並木委員 時間がありませんので一言だけもう一度質問させていただきますけれども、公開を一日も早くしてほしい。記者会見でいろいろ公開したというようなこともおっしゃっていますけれども、議事録の公表等を行っていただきたい。  それで、基準なんですけれども、公的資金を一般の金融機関に投...全文を見る
○並木委員 時間でございますので、ありがとうございました。
12月03日第144回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○並木委員 おはようございます。新公明党の発足に伴いまして公明党・改革クラブとなりました、改革クラブの並木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  COP4では交渉が大分難航したともお聞きしております。問題点についてはそれぞれ皆認識されているのでしょうけれども、発展レベ...全文を見る
○並木委員 大変御苦労がうかがい知れたわけですけれども、アメリカに発言できる国と先ほど申し上げましたけれども、それはやはりアジアの一員としてのスタンスでいくべきである、私はそういう考え方であります。  途上国との協力関係では、日本もそうですけれども、これまでさまざまな公害問題を...全文を見る
○並木委員 一層の推進をお願いしておきます。  一方、資金援助、技術援助ももちろんでございますけれども、温室効果ガスを削減してもやはり生活向上とかあるいは経済発展ができるんだ、先進諸国は既にいろいろな公害対策をした上でのこれからの発展ということですから、かなり厳しい側面もあるわ...全文を見る
○並木委員 今お話にあった実践活動を教育の場でも導入された、今はまだ結果が出ないようですけれども、教科書の上だけでない体験的学習による環境教育、こういうものを進めていく必要があると思います。その試み等を今なされたということなんですけれども、この環境教育の実践的体験学習教育といいま...全文を見る
○並木委員 これは教育的問題かもしれませんけれども、ビジュアルに情報を得るということ、それは情報機器もすごく発達してきまして、そういう機械を使っての伝達ということでは教育も物すごい発展を遂げているわけですけれども、反面、いわゆる体験、実践、そういうものが劣るというか、そういうふう...全文を見る
○並木委員 こうしたアピールの中、今いろいろ具体的な行事等も披瀝されたわけですけれども、今地球で起きている現象についても知らせるというか、非常にわかりやすいわけですね。  先ほど小林委員さんからも異常気象とかの話も出ました。先日のニュースの中でも、農水省の北陸農業試験場ですか、...全文を見る
○並木委員 ありがとうございます。  最後に、ダイオキシン対策について何点かお聞きしたいのですけれども、このほどまとめられました環境庁の土壌中のダイオキシン類に関する検討会、この中間報告書では、市街地の暫定的な基準値を土壌一グラム当たり千ピコグラムとし、濃度がこれ以上のときは土...全文を見る
○並木委員 ダイオキシン対策については、そういうような意味で、これからますます重要になるということです。  この十二月からの規制強化でも、一部の廃棄物を処理し、焼却する業者が廃業したり転業するなどの効果がこれまでの御努力によりあらわれてきているわけです。また、今回の補正でもダイ...全文を見る
12月03日第144回国会 衆議院 財政構造改革に関する特別委員会 第4号
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○並木委員 新公明党の誕生により、公明党・改革クラブとなりました改革クラブの並木正芳です。お昼も近くなったわけですけれども、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  昨日から論議が行われておるわけですけれども、いささかしつこいようでございますけれども、実感として、思えばちょうど...全文を見る
○並木委員 先ほど、田端委員の写真等を示されてのホームレスの問題、大変そういうものも厳しくなっている、失業者も、数字的にもそうですけれども、実態として増加している、そういうような披瀝もありました。このままいくと、まず来年の三月の決算を越えられないんじゃないかという会社が続出してし...全文を見る
○並木委員 今回、あくまで精神を残して凍結ということなんですけれども、実際に、修正して二〇〇五年の財政健全化目標、こういうものは全く形骸化してしまうわけですね。そういった点では、きのうも、廃止に近い凍結だというような話が出ました。  しかし、一方、再施行ということなんですけれど...全文を見る
○並木委員 大臣の言はよくわかるわけなんですけれども、総理がある意味での明るさを国民にもたらすためのアナウンスかもしれませんけれども、やはり、今非常に政治が信頼を失っており、また、金融政策等、特に金融機関も含めて信用不況と言われる事態で、非常に信用がないという中では、そういった整...全文を見る
○並木委員 別に経済改革がおくれることを望むわけでなくて、一日も早く経済が回復し、そして、当然財政再建という目標は中長期的にはあるわけですから、我々もそういうものに向かえるようになればと思うわけです。  中長期的に財政再建するというふうな事態になってきたときに、一つは増税による...全文を見る
○並木委員 いわゆる消費税等においては、これは福祉、いわゆる高齢化時代に備える。そういう意味では、まあもともと導入がそういう動機もあったわけで、国民もある程度までは納得するものがあると思いますけれども、むしろ消費税に関しても、一般財源にして借金返しというようなところに使われかねな...全文を見る
○並木委員 さて、一、二、三と述べました二番目の景気回復という方法ですけれども、これにはとにかくさまざまな方法を駆使しなければならないと思います。  地域振興券も当初の額からは大分小さなものになってしまいまして、そういったことからしますと、これまで小出しでは効果がない、非常に国...全文を見る
○並木委員 きょうは日銀の副総裁もおいでいただいているわけですけれども、これまでの超低金利政策、これは借金に苦しむ企業とかあるいは銀行に大きな利益をもたらした、そういう効果はあったかもしれませんけれども、焼け石に水というか、実際に景気浮揚効果というのはほとんどなかった。  超低...全文を見る
○並木委員 それは理論的に、風が吹けば云々で詰めていった、そういう意味でのあれはわかるわけですけれども、やはりこの閉塞感の中で金利の問題というのはかなり、GDPの今や六割を消費が占めると言われております、この辺にインパクトを与えると思いますので、今後ともその辺を検討していただけれ...全文を見る
○並木委員 困った人への重点的な対策というようなことも申し上げましたけれども、もう一方では、国民的に非常にまだニーズが高い、そういうものに対して施策を講じるべきじゃないか。その一つに、私は、より快適な住宅に住みたい、そういう国民のいわば欲望というか、そういうものは高いと思います。...全文を見る
○並木委員 今、住宅、主に持ち家にかかわる税の問題をお聞きしたわけですけれども、日本の持ち家というのは、一時ウサギ小屋と言われた時代から、大分欧米水準に近いところまで来た。しかし一方、借家というのが、四十五平米以下のものが半数以上を占める、はっきり言って非常に劣悪な状態にあるわけ...全文を見る
○並木委員 では、時間もあれですので、幾つかありますけれども、最後。  細かいあれかもしれませんけれども、主婦の勤労意欲というのが非常に高まっていると思います。パート労働による収入というのも、もちろん家計を助ける、そういう意味もあるのですけれども、主婦のお小遣いになるとか、そう...全文を見る
○並木委員 政府委員の話を聞くと、これまで景気対策がおくれて、財政構造という建前論で執着していた、もちろん仕事としてはきちっと果たしていただいているのでしょうけれども、その辺のことが何かよくわかったような気がします。  ぜひ、景気対策最優先という路線に変わるわけなので、その辺を...全文を見る