並木正芳
なみきまさよし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月09日 | 第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号 議事録を見る | ○並木委員 公明党・改革クラブの改革クラブの並木正芳です。 連日の答弁で宮澤大臣も大変お疲れのことかと思います。大臣ぐらい日本経済もタフならいいなというふうに思いつつ、順次質問をさせていただきたいと思います。 大臣は、今回の予算編成について、最初からハマの大魔神を登板させ...全文を見る |
○並木委員 当然でございますけれども、いろいろな方から言われているように、こうした大量の公債発行というのは財政上は極めて不健全であると言えます。それを押しとどめるためには、まずは今後の景気回復、それによるところであるわけですけれども、小渕総理は、今年度の経済成長率がプラス〇・五%...全文を見る | ||
○並木委員 今般、二月三日、四日に全国財務局長会議ということが行われたわけですけれども、この中でも、個人消費あるいは民間設備投資などが軒並み低調だ、その上雇用情勢も一段と厳しい、こういう報告が相次いだと言われているわけです。 この局長会議における経済動向や見通しについておおむ...全文を見る | ||
○並木委員 今の点なんですけれども、貸し渋りとか、あるいは貸しはがしというんでしょうか、資金回収とか、そういうことについてこれからむしろ本格化するんだという見方もあったりするわけです。銀行の関係者に我々も聞きますと、貸したくても貸せないものに貸せば不良債権になりかねないというよう...全文を見る | ||
○並木委員 まだなかなかその見通しができないような、言い方を変えれば、大変不安定な厳しい状況ということだったようです。 景気対策ということで、自由党がかねてから主張されていた、消費税を一たん引き下げてその後漸増していく、こういう方式についてなんですけれども、自民党、自由党の連...全文を見る | ||
○並木委員 今のお答えでも、消費税を下げるということは非常に困難だというようなことかもしれませんけれども、景気が非常に閉塞感の中にある、そういう意味でのカンフル剤ということでは、やはりショッキングなことがなされなければならない。 そういう意味で、直間比率是正とか将来の安定的な...全文を見る | ||
○並木委員 我々は、一つの案ですけれども、そういったかなり思い切った政策を打っていく必要があるんじゃないかということで、一応申し上げておきます。 ところで、いろいろ議論があったところですけれども、アメリカのルービン財務長官が、日本の財政出動は限界に達している、そういう見方から...全文を見る | ||
○並木委員 言ったことがないということで、そういった意味では、それをきっかけにしてこの議論が始まったというのは、ある意味ではちょっと違うんじゃないかということかもしれませんけれども、現実の公債の大量発行を見ても、そういうものが現実化しつつあるんじゃないかというような意見が多く見ら...全文を見る | ||
○並木委員 堺屋長官の言でも、すぐにはというような前置きがあって、現状では日銀の買いオペレーションの拡大がということですけれども、これはもう当然ながら新発国債の引き受けにつながるということが十分あり得てくるのじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 それと、今大臣がお...全文を見る | ||
○並木委員 きょうは日銀の方、いらっしゃっていないですね。では結構です。ちょっと通告のあれが違ったのかと思いますけれども。 日銀の方でも十二日に政策委員会が開かれると。その前に、これはいいか悪いかわかりませんけれども、総裁初め日銀は現在引き受けしないというようなことをおっしゃ...全文を見る | ||
○並木委員 メリット、デメリットというのはあろうかと思います。メリットがなければ無利子国債を引き受ける人もいないというようなことかとも思いますけれども、また、今の不公平感というのもわかったわけですけれども、あちら立てればこちら立たずというのが財政の苦しい事情、よくそれもまたわかり...全文を見る | ||
○並木委員 これから国際会議等もいろいろ開かれると思いますけれども、日本の財政赤字問題というのは、これ以上長期金利の上昇とかあるいは国債の信用低下、こういうものを引き起こすならば、大変国際的にも、これは大臣も望むところではないと思いますけれども、日本がやり玉に上がってくるんじゃな...全文を見る | ||
○並木委員 まさにその不況脱出の説明が、あるいは先ほどから論議のとおり、そうした景気回復になれば当然赤字の返せるめどというのもつけられるというような展望も出てくるわけですから、当然だと思いますけれども、その辺を国際会議でこれからどのように大臣が発言されていくか、見させていただきた...全文を見る | ||
○並木委員 今のお話にも出ましたけれども、まさに大きないわゆる困難から立ち直れない金融、そういう中での大きな措置が今なされようというふうにされているわけです。 金融早期健全化法に基づくいわゆる大手銀行への公的資金導入ということですけれども、金融再生委員会はこのたび第一段階の審...全文を見る | ||
○並木委員 この辺については重々承知されてやられているんでしょうけれども、いわゆる長銀、日債銀などの昨年の三月では破綻、それによって、実際上債務超過がその時点であったんだというような話、あるいは自分の子会社に移してあった、だから債務超過ではないんだとか、そういう議論もあるわけです...全文を見る | ||
○並木委員 また、今のお話にも少し出たわけなんですけれども、いわゆる金融立て直しということになると、銀行等に対してリストラということを迫っているわけです。我々も当然、バブル期に膨張し過ぎたものを再編していくというかスリム化していく、これは必要というふうにも考えているわけではありま...全文を見る | ||
○並木委員 そういう再編の中で新たな雇用が生まれていくということになればいいと思いますけれども。 現在、別の観点で、これは金融界だけのリストラということじゃないですけれども、全体的なリストラによって恐らく失業率が今後一〇%を超えるんだ、こういうような金融機関試算だというような...全文を見る | ||
○並木委員 そうした予算措置にひとつ私は大変賛意を表するところですけれども、ぜひしっかりと動向を見ながらやっていただきたいと思います。 ところで、今後経済が成長軌道に戻ってくるんではないか、〇・五%の十一年度の期待を込めておっしゃられておるわけですけれども、戻ったとしても、こ...全文を見る | ||
○並木委員 その数値というのはそのとおりかなと思いますけれども、要は、私としては、今般三十一兆五百億円ぐらいですか、これは一応枠ですけれども、恐らくそれがほとんどそうなるのかなというふうに思うわけですけれども、こうした過去最大の国債発行で、十一年度末の国、地方を合わせた長期債務残...全文を見る | ||
○並木委員 私は、ほかの機会にも述べましたけれども、いわゆる今言ったような省庁枠予算という組み立てでなく、大蔵による重点的配分型予算、そういうようなことを進めていくべきではないか。もちろん、それには政治主導というものがなければならないわけですけれども。 そういう見地から数点伺...全文を見る | ||
○並木委員 それについては、我々もこれからいろいろな提言を出していきたいと思います。 次に、これも重要な問題となっています高齢化対策の介護の問題ということですけれども、それでなくても大変厳しいと言われている地方財政、これをさらに圧迫するのではないかというふうに言われているわけ...全文を見る | ||
○並木委員 もう一つ、私自身は非常にこれは大きなあれだと思っているのですが、過密過疎対策、これは両方とも必要なんですけれども、これまでどちらかというと過疎対策に重点が置かれてきたという感が否めないわけです。 例えば、私は首都圏におるから特にそういう思いを強くするのかもしれませ...全文を見る | ||
○並木委員 それぞれ各官庁からのお仕事は全部必要だというような発想もあるんでしょうけれども、やはりここはめり張りをつけた予算というのは、これからもさらに一層そういう感覚でやっていく必要があるんじゃないかと思います。 環境問題などでも、環境ホルモンだ、ダイオキシンだ、今大変な問...全文を見る | ||
○並木委員 ユーロというのは統合圏ができたわけですけれども、日本が置かれている東南アジアから東アジア、こういうところにかけては大変政治社会体制が複雑だというふうに言えると思います。 特に、この経済協調という中で、中国との関係というのがかぎになってくると思うわけなんですけれども...全文を見る | ||
○並木委員 時間でございますので終わりにさせていただきます。金融監督庁からも日債銀関係とかでおいでいただいているんですけれども、これからいろいろ議論がその辺でもあろうかと思いますけれども、私はこれで終わりにさせていただきます。どうもありがとうございました。 | ||
02月17日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号 議事録を見る | ○並木分科員 公明党と会派を組んでおります改革クラブの並木でございます。どうぞよろしくお願いします。 主として、ダイオキシン対策についてお伺いしたいと思います。 青酸カリの一万倍、サリンと比べても二倍以上の毒性がある、こう言われております史上最強の毒物、環境ホルモンでもあ...全文を見る |
○並木分科員 こうした微細な物質なのでデータがひとり歩きするということもありますので、ぜひ安全基準というのを、それなりに客観的な、世界的基準にも見合ったものを早急に出していただきたいというふうに思うわけです。 また、この基準の設定に当たっては、御存じのとおり、これまでダイオキ...全文を見る | ||
○並木分科員 WHOが出したそういう数字については、今どのようにお考えでしょうか。 | ||
○並木分科員 では、それはその辺の結果を待ちたいと思います。 今ダイオキシンという話をしてきたわけですけれども、ごみ焼却によってはまた、ダイオキシンはもちろんですけれども、それだけでなくてベンゼンだとか四塩化炭素、トリクロロエチレンとかいろいろな有害物質が排出されるおそれがあ...全文を見る | ||
○並木分科員 その調査と、さらに、規制に関してアメリカが一つの例として挙げられますけれども、いわゆる発がんリスクという観点、許容できる生涯の発がんリスクをもとにして、百万人に何人とかこういう基準で規制を行っているわけですけれども、日本ではそうした環境基準は今のところ検討されている...全文を見る | ||
○並木分科員 ところで、先ほどのお話に戻らせていただくのですが、例のくぬぎ山というところに施設が集中して被害が南側の所沢市などの地域に及んでいる。この報道の問題に関して中川農林大臣は、あす質問させていただきますけれども、原因者負担だというふうなお話もあったようなんですけれども、こ...全文を見る | ||
○並木分科員 国として全体的に個別規制からということは、それはそれでわかるところもあるんですけれども、先ほどの話というのは、地域的に施設が集中して、特に所沢周辺というのは東京からごみを一番出しやすいところだということで問題が起きているわけです。 その辺、地域に限定されるという...全文を見る | ||
○並木分科員 そうすると、そういう地域の中で、まさに私の出身地の市で独自の条例をつくったという点では画期的だったわけですけれども、現状では、そういう中での総量的規制とかは、ある意味では地域的にやっていっていただきたい、そういうことで一応よろしいのでしょうか。 | ||
○並木分科員 これもやや自治体行政になる部分もあるわけなんですけれども、いわゆる未規制の小型焼却炉、これも相当量のダイオキシンが排出されるのではないかと言われているわけです。 規制対象施設の規模要件を下げて、ダイオキシン類の排出と関連の深いばいじんを規制物質として排出基準を設...全文を見る | ||
○並木分科員 ぜひ積極的にお願いしたいと思います。 次に、土壌のダイオキシンということなんですけれども、去年まとめた環境庁の中間報告だと、土壌中のダイオキシン類に関する検討会という中で、市街地の暫定基準値を土壌一グラム当たり千ピコグラムとして、濃度がこれ以上のときは土壌の除去...全文を見る | ||
○並木分科員 子供に対して、体重一キロ当たりとかいうような基準もあるわけですから、特にこれからの時代を担っていただく人たちですから、当然その辺の配慮を積極的にお願いしたいと思います。 実は、冒頭述べましたとおり、去年十二月からの排出規制強化で、廃棄物を処理し焼却する一部の業者...全文を見る | ||
○並木分科員 まだ数点お聞きしたいこともありますけれども、時間が参りましたので、ありがとうございました。 | ||
02月18日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号 議事録を見る | ○並木分科員 改革クラブの並木正芳ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 きのうも質問させていただいたのですけれども、ダイオキシン対策についてお伺いしたいと思います。 ダイオキシンについては、既に大臣も御認識のことかと思いますけれども、史上最強の毒物と言われ、青酸カリの...全文を見る |
○並木分科員 このダイオキシンについて、今大臣の発言にもあったわけですけれども、私の出身でございます所沢産の野菜が高濃度のダイオキシンに汚染されていると、テレビ朝日の、これは後ほど誤った報道であるというようなことがはっきりしたわけですけれども、こういうような報道がありました。中に...全文を見る | ||
○並木分科員 そういう葉物とかいうものは聞いておりますし、根菜類だとか葉菜類だとか、こういう表現は聞くのですけれども、葉っぱ物でしたというようなことで、現在それ以上明らかにはしていないわけですけれども、この辺ちょっと何となく、逆に疑惑を大きくするようなものかなという気もしておりま...全文を見る | ||
○並木分科員 わかりました。そうすると、それをアナウンスしていくことによってそれなりに、やれとは言いにくいでしょうから、農家の当事者が判断していく、そういうことでよろしいということですね。 それで、こういった問題に触発されてということでは本来はないのでしょうけれども、九九年度...全文を見る | ||
○並木分科員 三省庁協議していく中で必要ということで、非常にその点ではまだ方針がはっきりしないようなところもあるのですけれども、とりあえず調査についていただいたということです。ただ、こういう目に見えないような、一兆分の一グラムの云々というような世界の話ですから、大変怖がるというか...全文を見る | ||
○並木分科員 大臣の前向きな御発言ですけれども、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 報道の問題なんですけれども、先ほどお話しのとおり、この報道をきっかけにいろいろ大問題になっているわけですけれども、その際に大臣が、農家が補償というようなことを口にされた方もいる、それについて...全文を見る | ||
○並木分科員 わかりました。そういう意味での原因者ということですね。 先ほど私が述べたいろいろな施設の複合的あるいは総量的汚染だということはもちろん御存じで、そういうことになると、どの施設を訴えるとか全部訴えるという壮大な、日本じゅうで問題が起き上がるようなことになるわけです...全文を見る | ||
○並木分科員 先ほどのデータも二月十日現在ということですので、まだ、今後被害がどうおさまっていくか、また実質的には野菜価格も変動する、そういう中での被害確定というのも難しい面もあろうかと思いますけれども、非常に大ざっぱに言えば、暴落したり野菜を受け取ってくれなかったり、被害が出て...全文を見る | ||
○並木分科員 現段階はそれなりには承知しておりますけれども、ぜひ今後とも積極的な研究調査をお願いしたいと思います。 時間が余りなくなったのですけれども、今回は野菜ということでしたけれども、畜産等への影響、あるいは魚介物への影響、こういうものが考えられます。龍ヶ崎市周辺でもいろ...全文を見る | ||
○並木分科員 ありがとうございました。時間でございますので。 | ||
04月16日 | 第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号 議事録を見る | ○並木委員 改革クラブの並木でございます。公明党・改革クラブとして質問させていただきます。 このたび、国民金融公庫と環衛公庫を統合するということですけれども、その方向性自体については特に異論はあるものではありません。 しかしながら、これまでの環衛公庫の役割でございますけれ...全文を見る |
○並木委員 まだ十分に理解はできなかったわけなんですけれども。 この両公庫の人事なんですけれども、特に幹部人事。これまで環衛公庫は、理事長は常に厚生省、そして理事、監事は周期的に厚生省あるいは大蔵省、警察庁等々、決まった年数というように近い状態でそれぞれ後任が決定されていく。...全文を見る | ||
○並木委員 どうも、その指導、育成、そういう傘下にいろいろな団体がある、それに援助をしていく、そういうことはそれなりにはわかるのですけれども、考え方によると、一種子会社のような形で人事が行われていく、こういう慣行があるやに見受けられて、それ自体が組織の硬直化とかを招きかねない、こ...全文を見る | ||
○並木委員 そのお言葉のとおりでやっていただければということなんですけれども、要するに、統合しても、今度は違った枠組みをつくるというような中で人事管理等が行われていくというのは、私は好ましくないという考えを述べておきたいと思います。 ところで、今、理事、役員の話が出ましたけれ...全文を見る | ||
○並木委員 なかなか現状の肯定的なお話しか聞けないわけですけれども、行政改革の意図するところは、業務の減量化、重点化に努め、将来にわたる財政負担を含め、財政依存の抑制に努める、こういう趣旨だということです。現状では、この統合がこうした方向性にない、職員数の減とか組織の合理的な明確...全文を見る | ||
○並木委員 まさに大蔵省の、あるいは大臣もいろいろな場でおっしゃっている財政の健全化、その精神を厳しい中でも貫いていく、そういう意味では当然そうした方向性をぜひ進めていただきたい、そういうふうに思うわけです。 ところで、先ほどからお話し申し上げましたとおり、実務というのはこれ...全文を見る | ||
○並木委員 どうもまだこれから人事的な問題とかあるいは合理化とかが進められていくような気もしますけれども、そういったところも今後見守っていきたい。支店の合理化とかどこまでできるのか、あるいは本店、当然二つが一つになるのですけれども、その辺も、先ほどからまだ明確な方向性が見られない...全文を見る | ||
○並木委員 今のような御説明をいただいて、それなりに現在抱えておる問題もわかったわけなのですけれども、こういう情報の開示、その役割を国民に説明していくというようなことは大切かと思います。 ところで、開銀とか北東公庫、輸銀については、平成九年の三月期から、全銀協の基準によってリ...全文を見る | ||
○並木委員 その実態は、大変数が多くて細かいというのは失礼なのかもしれませんけれども、そういった点での情報開示というのが安易に考えられがちとも思うので、その辺、その方向性、しっかりとお願いしたいと思います。 ところで、また財務についてなのですけれども、効率的な資金繰りを可能と...全文を見る | ||
○並木委員 わかりました。 いよいよ金融ビッグバンが実施されていく、そういう中で今後は間接金融よりも直接金融の度合いが大きくなる、こういうふうに言われております。 ただ、国民生活金融公庫が扱う顧客というのは、直接的に資金調達する、そういうような点では、事業者といっても小規...全文を見る | ||
○並木委員 では、この法案としての直接的な質問の最後ですけれども、もしよろしければ大臣にお答えいただければと思います。 民間が非常に貸しにくい、こういうような相手、そういうふうなことも言えるわけですけれども、そういう状況の中で政府機関がこれを肩がわりしていく、それほど国に財政...全文を見る | ||
○並木委員 その考えも、一つ有意義なことだと思います。ただし、今後ますます財政事情の中で検討すべき課題は多いと思いますから、それは逐次、今後いろいろな指摘をさせていただきたいと思います。 ところで、時間の関係もありますので、景気対策について、せっかくの機会ですので、数点お聞き...全文を見る | ||
○並木委員 楽観じゃないということなんですけれども、〇・五%成長確保、これをしようと思えば、年度後半に向けて新たな景気刺激策、これを行わなきゃならない。そうするとまた赤字国債の発行だということになると、これ自体が先行きの大きな不安要因として景気の足を引っ張ってしまう。そういうこと...全文を見る | ||
○並木委員 時間でございますので、ぜひその辺、重点化した減税措置を考えていただければと思います。 ほかに答弁を用意していただいた向きもあろうかと思いますけれども、大変申しわけございませんけれども、時間でございますので、これで終わらせていただきます。ありがとうございます。 | ||
05月14日 | 第145回国会 衆議院 商工委員会環境委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○並木委員 改革クラブの並木正芳ですが、公明党・改革クラブとして質問させていただきます。お疲れのことかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。 また、民主党の佐藤先生には、今回、時間もありまして、内閣提出のもののみに限らせていただきますけれども、いろいろ御苦労いただきました...全文を見る |
○並木委員 両大臣のお言葉にありました、そうあるべきと心から期待するところでございますけれども、若干違うんじゃないかなという、私の私見というか受けとめ方かもしれませんけれども。 というのは、今、環境庁が中心となるべきだというふうに考えていますと申し上げたのですけれども、まさに...全文を見る | ||
○並木委員 多少繰り返しになるかもしれませんけれども、中環審とか化学品審議会、こういう中間報告を見ますと、やはりかなりニュアンスが違う。化学品審議会の方は、科学的根拠に基づき有害性があると判断される、こういうふうに言い切っているわけです。 結局、環境問題についてこのような従来...全文を見る | ||
○並木委員 言葉としては当然だと思います。当然、そのいろいろな調査研究を進めていただきたい。しかし、余りにも多い物質をすべて完全にこうやっていくのは難しいことだろう、それも御案内のとおりだと思います。 ところで、そうした中で、今、自然生態系にこうした物質、いわゆる環境ホルモン...全文を見る | ||
○並木委員 もう少し時間がかかるような、そういうニュアンスでございますけれども、環境ホルモンという通称のものについては、日本において約七十種類ぐらいあると言われております。対象となる化学物質の数が大変多いわけですね。それと、これ以下だったら被害はないだろうという、ちょっとそういう...全文を見る | ||
○並木委員 より積極的な対応を望んで、期待しておきます。 ところで、届け出の問題ですけれども、国に届けるという形でございますけれども、地元の中小企業等が扱うものも多いと思います。そうしたところからして、地域の事情により精通している、なおかつ地域住民の健康と環境を守る責務がある...全文を見る | ||
○並木委員 営業秘密云々の判断とかは国で一元的にやりたい、そういう意味でも届け出は国にというようなお話もあるわけですけれども、むしろ、企業を保護育成するべき事業所管省庁が行っていくということでは公正性が確保されるのかという懸念もあるわけです。 アメリカでも、一九九五年のデータ...全文を見る | ||
○並木委員 ありがとうございました。 | ||
06月04日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号 議事録を見る | ○並木委員 公明党・改革クラブの並木正芳でございます。 大変審議が長時間にわたっておりまして、各大臣ともお疲れのことかと思いますけれども、どうぞよろしくお願い申し上げます。 御承知のとおり、今回の改正の柱として、行政の簡素効率化、スリム化ということがあるわけであります。当...全文を見る |
○並木委員 決意のほどはお伺いしたわけですけれども。 社会経済的に言うなら、ソ連が崩壊して冷戦構造が終わった、その結果として、いわゆる市場経済の時代といいますか、マーケットが物事を決めていく時代が到来した。そうした中で、日本も、これまでの官主導と言われたいわゆるキャッチアップ...全文を見る | ||
○並木委員 太田大臣は、その辺、人事面においても、官僚の天下りもあえて規制しない、結果主義として問われるものをということで、ある意味では、方向性としてはこれからの方向性に合っているのかと思います。 ただ、独立行政法人の中には、研究機関等々、あるいは博物館とか、これは客観的評価...全文を見る | ||
○並木委員 その辺の仕組みとしてはわかりますので、今後、経緯を見守っていきたいと思います。 ところで、スリム化をしていくには、財政事情というものもあってスリム化せざるを得ない、一方では、スリム化する中では、やはり財政事情をよくして、雇用とかも確保していかなければこれまたスリム...全文を見る | ||
○並木委員 最近のいろいろな経済調査機関の経済見通しでも、非常に成長率を軒並みマイナスとしているわけです。また世銀も、ことしの日本の見通しはマイナス〇・九%。さきの日米首脳会談でも、さらに一層の景気対策等の継続をしていただかないと、日本の先行き、景気回復の先行きというのは厳しいん...全文を見る | ||
○並木委員 〇・五%成長を目指していくということなんですけれども、そういうことになると、年度後半に向けてさらに景気刺激策を行わなければならないというのが大方の経済通の意見かと思います。 しかし、こうなればまた赤字国債だ、そういう赤字国債がまた先行きの景気の足を引っ張る。そして...全文を見る | ||
○並木委員 時間が余りありませんので、まだあれなんですけれども、非常に厳しい経済情勢がわかったということです。 そういうことからして、このいわゆる行政コストというものの削減、これはまさに待ったなしだということだと思います。ですから、これは大変、省庁再編も地方分権も時間のかかる...全文を見る | ||
○並木委員 大臣お二人にちょっと失礼な言い方かもしれませんでしたけれども、いわゆる役所の長としてでなく、まさにこの改革がなそうとしている政治主導、そういう中でのお話をお聞きしたいということで、役所という中での悠長さというものでないものをお聞きするために今質問させていただいたわけで...全文を見る | ||
○並木委員 時間があと二十五分ほどでございますので、次に移らせていただきます。 今回、省庁再編によって、財政と金融が分離される、かねての約束というか、そういうとおり、そういうふうになっていくということですけれども、我々公明党・改革クラブは、金融危機管理と破綻処理の企画立案機能...全文を見る | ||
○並木委員 この問題、ちょっと時間がかかるかと思いますので、一応今のメリットをお聞きしましたので、この辺にさせていただきます。 さらに、今の大蔵、今後財務省ですけれども、関係していくと思われる改正点でございますけれども、総理を議長とする経済財政諮問会議が設置されて、予算編成の...全文を見る | ||
○並木委員 その民間の委員についても、いろいろなお仕事と兼務ということになるんでしょうか。 | ||
○並木委員 ところで、具体的に予算が編成されるプロセスなんですけれども、これは、諮問会議が基本方針を示す、実際には財務省が予算を作成するとありますので、財務省が省庁間の折衝を行って、そして予算をつくっていく。この辺の、基本方針と具体的な予算編成のプロセスと、その辺がどうも不明確じ...全文を見る | ||
○並木委員 一方、財務省の所掌事務には決算の作成もあるということですけれども、各省庁とこの総務省の行政評価委員会の評価が、決算から新たにつくる予算へとどのように取り入れられていくのかなと。具体的なプロセスですね、財務省が決算という数字をまとめていく、それをまた諮問会議が、この評価...全文を見る | ||
○並木委員 これは、決算が新たな予算に反映する、そういうシステムですね。今どうもその辺が、決算を行っているのは、もう既に予算がすべて終わってしまってからというふうなことになるわけなんですけれども、その辺についてのスピードというのを何らか変えていくような考え方というのは含まれてくる...全文を見る | ||
○並木委員 では次に、環境省のことについてちょっと、環境大臣、真鍋大臣においでいただいていますのでお聞きしたいのですけれども、環境省へと既に昇格、移行したような表現であったかもしれませんけれども、そういうふうになっていくわけなんです。ところが、廃棄物、鳥獣愛護などの分野が加わるけ...全文を見る | ||
○並木委員 これは簡単にお答えいただければよろしいのですけれども、最近、環境犯罪というのが増加しております。不法投棄とかいう現象的なものから、化学物質等になるとかなり高度な知識を要するような、データの改ざんとか、これから公表していくようなものも多くなる過程で、そういうようなデータ...全文を見る | ||
○並木委員 最後に、自治大臣に地方分権についてお聞きいたしますけれども、地方分権については、規制緩和もそうですけれども、よいことばかりではない。つまり競争ということが、地域間競争等々生まれてくると格差の問題というのも生じてくると思います。 自立というのが不可欠であるわけですけ...全文を見る | ||
○並木委員 時間もございますので、最後に一点だけ。もう大口委員もおいでになっていますので。 今回の改正点であります地方事務官制度の国と地方との峻別、こういうものについては、過去からの経過措置について現行の都道府県との間ですみ分けたものだということで、それ自体が地方分権に大きく...全文を見る | ||
○並木委員 どうもありがとうございました。 | ||
06月07日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○並木委員 公明党・改革クラブの並木と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 公述人の先生方には、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。 西崎公述人を中心にお聞きしたいと思いますけれども、内田公述人あるいは西崎公述人、ともに賛成ということですが、...全文を見る |
○並木委員 次に、行政評価についてなんですけれども、政策評価あるいは業績評価、こういうものを客観的にどう評価していくかというのは、性格も異なりますし、システム自体は、各省庁、総務省に第三者機関もできて、こういうものには期待するところもあるのですけれども、やはり我々は、より明確に、...全文を見る | ||
○並木委員 時間もありますけれども、公務員削減の問題ということなんです。 当初の一〇%が自自合意という中で二五%、これは独立行政法人への移行の公務員も含めるということなんですけれども、そういうようなものも含まれて二五%ということが打ち出されたんですけれども、手順について、不明...全文を見る | ||
○並木委員 時間ですので。どうもありがとうございました。 | ||
06月09日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号 議事録を見る | ○並木委員 改革クラブの並木正芳でございます。 公明党・改革クラブを代表して、初めに、ただいま議題となりました内閣提出の中央省庁等改革関連法律案について、賛成の立場から討論を行います。 本委員会においては、中央省庁等改革関連法律案の審議を、参考人質疑及び公聴会を含めて本日...全文を見る |
07月06日 | 第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号 議事録を見る | ○並木委員 公明党・改革クラブの並木でございます。お疲れのことと存じますけれども、よろしくお願いいたします。 このたびの報告がなされたわけですけれども、長銀、日債銀あるいは第二地銀の国民、幸福、そして報告後にも、この六月、東京相和銀行と相次いで破綻したわけです。 そこで、...全文を見る |
○並木委員 特に地銀についてお伺いしたいわけです。 今長官も、いわゆる個別の銀行に対しては発言できないということですけれども、自己査定と監督庁検査の差が一%未満の銀行というのが三十三行ある。その反面、二%以上ある銀行が十九行もある。さらに、貸倒引当金の計上などでは、九八年三月...全文を見る | ||
○並木委員 今お話しですけれども、九九年九月期以降、今後ですけれども、金融検査マニュアルを徹底することで、査定がこれまでのように官民誤差が大きい、そういうことはないというふうにお考えでしょうか。 | ||
○並木委員 より正確なというのは当然でしょうけれども、ぜひその辺の姿勢で徹底させる方向でやっていただきたいと思います。 ところで、国民銀行の破綻に関して話題となりました税効果会計を活用した資本増強策、こういうことなんですけれども、課税所得を過大に見積もることで税金の戻りを算定...全文を見る | ||
○並木委員 今回まで破綻状況が報告された各銀行において、情実融資だとか自己保身のための融資継続、その上で今のような税効果会計もある意味では過大というか悪用するような形で粉飾まがいの査定等が行われたということがうかがえるわけなんですけれども、六月に破綻したという東京相和銀行ですけれ...全文を見る | ||
○並木委員 適切という抽象的なんですけれども、なかなか行き届かないところありというところかもしれませんけれども、これは、当然経営陣については責任が厳しく問われるべきだということなんです。 しかし、九七年の商法改正前の公訴時効というのが、背任も特別背任も五年になっている。しかも...全文を見る | ||
○並木委員 官の立場としても公訴時効というのは重いと思います。ですから、感情的にはやはり国民と同じような考えかと思いますけれども、もちろん義務規定にもありますので、ぜひ今後こういったことを厳しく問いただしていただきたいというふうに思います。 また、経営陣の責任とともに、行政の...全文を見る | ||
○並木委員 当時としてはというお言葉があるわけですけれども、金融が目まぐるしく変わるというか、それはそれなりにわかる面もあるんですけれども、わずか数カ月というような期間の中でこうも著しく変わるというのは、どうも見落としたのか、片目か両目をつぶっているのか、あるいは検査が終わりまし...全文を見る | ||
○並木委員 こういうような破綻した銀行はもちろんですけれども、地域金融機関というのは非常に、破綻経過等を見ていても、ワンマン経営とか同族経営、自分で自分の会社にお金を貸しているような、あるいはたらい回ししているような、そういう事実が見受けられるわけであります。 そういう機関に...全文を見る | ||
○並木委員 別の観点からお聞きしますけれども、こういう優勝劣敗といいますか、そういう中での指導あるいは再編、こういうものも含めてでしょうか、そうとっていいのかどうか、柳沢大臣、先日、健全行をふやす、こういう方針から、公的資金を申請した銀行が注入額を計算するための目安として自己資本...全文を見る | ||
○並木委員 いきなり八%を義務だというふうにはしないと思いますけれども、そういうことかもしれません。 大臣は、かねてから、これは大手の場合ですけれども、国際間の金融競争を重視して、アメリカの銀行の半分とかあるいは三分の一と言われる日本の総資産利益率、これを飛躍的に高める必要が...全文を見る | ||
○並木委員 その辺の立場上の御発言もわかるのですけれども、報道によりますと、大臣が再編を強力に進める、その時期はいわゆる時限立法が切れる二年以内だ、こういう見解だというふうにあったわけなのです。二年で実行していくということでは、今、それぞれの銀行の自主的な努力、そういうのに依存す...全文を見る | ||
○並木委員 当然その考え方の中に、収益力が日本の銀行は非常に低い、それを高めるため、国際間競争に勝つためということがあるわけなのです。公的資金の導入に当たっては、各銀行とも業務増益というのをそれぞれ出してきておりますけれども、その見通しについてお伺いします。 いわゆる単独行で...全文を見る | ||
○並木委員 今、国際間競争に対処する非常に積極的な意味の提携、再編なんですけれども、ネガティブな方の提携というか再編もあるいはこれから起きていくわけです。それについて、みどり銀行などの例でも、だめ銀行同士というのは結局だめというふうになる、直接言っては失礼かもしれませんけれども、...全文を見る | ||
○並木委員 いよいよペイオフに近づいて、そういった意味でのいろいろな再編、提携が進むわけです。一方、きょうの報道、朝日だとか読売などにも出ていましたけれども、このペイオフ制度解禁を前提としてなんでしょうけれども、それを何となくある意味ではなし崩しというふうな、一部、金融再生法を、...全文を見る | ||
○並木委員 それでは、次の西川議員もおいでになっていますので、自治省の方に、例の、運動場、保養施設等をリストラで処分する場合に、公園とかの土地、地方自治体とかにお譲りするしかないというような現実で、問題が起きている、これをお聞きしたかったのですけれども、せっかくおいでいただいたの...全文を見る | ||
07月14日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会 第20号 議事録を見る | ○並木委員 改革クラブの並木正芳でございます。 公明党・改革クラブとして関連質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 御承知のとおり、労働省発表の五月の有効求人倍率というのは〇・四六倍、統計以来最低となりました。また、OECDの雇用情勢予測ということで、...全文を見る |
○並木委員 一例として挙げさせていただきますと、大手銀行、公的資金を受けながら立て直しが始まっているわけですけれども、この平均職員給与というのは公表されているのです。詳細については十分とは言えないわけですけれども、たまたまインターネットで中央信託銀行が公表している数字から類推しま...全文を見る | ||
○並木委員 一例として銀行の例を挙げさせていただいたわけですけれども、もちろん、ほかの企業にも共通したことだと思います。 日本人というのは働き過ぎだとまだまだ言われています。過労死だという話も尽きないわけです。労働省の調査によれば、完全週休二日制を導入している企業の割合は三三...全文を見る | ||
○並木委員 最後に、時間もございますので、やはりこれは甘利大臣になるかと思いますけれども、障害者雇用の問題です。 一般企業で働く障害者というのが、深刻な不況の影響でリストラの対象にされている。昨年度は、前年度の一・四倍の二千九百五十人が解雇された。こういうふうに、社会のひずみ...全文を見る | ||
○並木委員 どうもありがとうございました。 | ||
07月23日 | 第145回国会 衆議院 環境委員会 第10号 議事録を見る | ○並木委員 改革クラブの並木正芳です。公明党・改革クラブ、西委員が今質問したところですけれども、関連も踏まえて質問させていただきたいと思います。何分時間が限られておりますので、簡潔に御答弁いただければと思います。 このたび、議員立法によりまして、ダイオキシン類対策特別措置法が...全文を見る |
○並木委員 次に、焼却施設の整備の問題で、二〇〇二年十二月時点での新基準、これに対して施設整備を行っていかなきゃならないわけなんですけれども、現状でも一部問題がある施設が一割程度あるということです。この改善策ももちろんなんですけれども、二〇〇二年十二月の新基準ということになると、...全文を見る | ||
○並木委員 具体的なこととして、千九百ぐらいの炉を広域化計画によって三百ぐらいに新設、改造で集約していくと。何か試算ではこれには一兆五千六百億円ぐらいかかるというようなお話もあります。この辺、確かかどうかということ。 さらに、巨大炉によって連続燃焼していく、これが効果的だと言...全文を見る | ||
○並木委員 次に、総量規制について若干お聞きしたいんですけれども、焼却施設の集中地域、私の地元の所沢市でもそういう問題があるわけですけれども、総量規制ができることが今回明記されることになって大変期待しているところなんですけれども、その手続で、政令で定める地域指定とか環境庁長官との...全文を見る | ||
○並木委員 ぜひその実効性が上がるように早急な御検討をお願いしたいと思います。 時間もあれなんで、最後に、このように法的な枠組みはできたわけですけれども、議員立法ということから省庁間の抵抗も若干あるというようなことなんですけれども、枠組みを実効性もたらしめるためには予算をきち...全文を見る | ||
○並木委員 ありがとうございました。 | ||
11月17日 | 第146回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号 議事録を見る | ○並木委員 公明党・改革クラブの並木でございます。 改めまして、越智大臣、大野、村井次官、大変、金融財政事情、いろいろ厳しい折でございますけれども、御就任おめでとうございます。また、御期待を申し上げております。 それでは、質問させていただきますが、まず初めに、海外送金の問...全文を見る |
○並木委員 業というのは、手数料を取ってとかいうところですけれども、そういうものを今後取らなくても、営業はこの経緯からして続けられると思うのです。 この事件によって、現実に送金が停止されて、仕送りで生計を立てている日系約三万人という家族がいると言われていますけれども、そうした...全文を見る | ||
○並木委員 そのとおりで、警察によって現在捜査中ということなんですが、その辺、既に私が述べましたように、かなり報道面での、俗に言う犯罪に絡むような地下銀行というのと、善良な人たちがそれなりに仕事をきちっとやって、困っている本国の人に送金をしているというところでの誤解というのは、は...全文を見る | ||
○並木委員 その辺については、もちろん市場の力関係で決まっていくという部分が大いにあるわけで、ある意味でそういう方向性の経済情勢でもあるわけなんですけれども、事前に障害になるようなことではなく、むしろ逆に言うと、事後チェックというのをより厳しくするべきであるというふうな意見もある...全文を見る | ||
○並木委員 議員間でもいろいろ提案がありますので、そういうものを踏まえて今後私も取り組んでいきたいというふうに思います。 例は悪いかもしれないですけれども、スポーツでもあるいは相撲などでも、一定の土俵づくりは必要なのだと思います。その土俵の中でやれば、むしろ余り厳しくすると貸...全文を見る | ||
○並木委員 時間もありませんので、先に進めさせていただきます。 この商工ローン問題に関して、「借りてはいけない」なんて本まで出ているのですけれども、借りざるを得ないというような状況でもあるし、中小、零細企業の景況感というのは大変厳しい見通しであるわけです。そういった点で、いわ...全文を見る | ||
○並木委員 検査マニュアルが一律適用されて厳しくなると、逆に弾力的運用ができなくなるのではないかというふうな懸念もあるのですけれども、そういうふうに進められているということなので、とりあえずそういった中で様子を見させていただいて、また質問させていただければと思います。 最後に...全文を見る | ||
○並木委員 時間でございますので、ありがとうございました。 | ||
12月07日 | 第146回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号 議事録を見る | ○並木委員 公明党・改革クラブの並木でございます。よろしくお願いいたします。 初めに、報告書に入る前に、基本的な問題をお聞きしたいと思いますけれども、日銀法改正から一年半以上が既に過ぎたわけですけれども、開かれた中央銀行としての日銀の権限強化とともに、その責任も重大になってき...全文を見る |
○並木委員 何分にも時間が少ないものですから、基本的な改革、今もお話あったところですけれども、さらなる改革を求めていきたいと思います。 報告書に入りますけれども、報告書にありますとおり、夏以降の円高局面におきまして、円売り介入を日本銀行が不胎化するべきではない、こういう声が高...全文を見る | ||
○並木委員 微妙なところなので発言も慎重だったようですけれども、金融当局と大蔵省とよく連携をとってというようなこともありました。その辺は日本では大変重要な問題ですので、その辺よろしくお願いしたいと思います。 次に、今渡辺委員の意見でも地価の問題が出たわけですけれども、日銀の役...全文を見る | ||
○並木委員 時間があと五分ほどしかないということですけれども、国債についてちょっとお聞きしたいのです。 御案内のとおり、政府は、景気浮揚のために赤字国債を発行して、その財源で諸対策を講じているというところで、その赤字の額ももう限界に達しつつある、このように言われているわけで、...全文を見る | ||
○並木委員 最後に、時間もありませんので、ゼロ金利政策が続いておるわけですけれども、それでも民間銀行の貸し出しがふえないということで、実体経済へのむしろ副作用の方がこれから問題になってくるというように考えるわけです。 その辺について、時間もありませんけれども、民間銀行の貸し出...全文を見る | ||
○並木委員 ありがとうございました。 政務次官には、特にお忙しい中をわざわざお越しいただいて、ありがとうございます。終わります。 |