成瀬守重

なるせもりしげ



当選回数回

成瀬守重の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第120回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号
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○成瀬守重君 中山外務大臣また愛知環境庁長官におかれましては、我が国の外交・安全保障問題あるいは環境保全の問題につきまして多大な御尽力を賜っておりますことを最初に心から感謝申し上げて、質問をさせていただきたいと思います。  我が国と我が民族の安全保障を確保するためには、外交努力...全文を見る
○成瀬守重君 昨年秋に決定し、国際的にも高く評価された地球温暖化防止行動計画について、実施可能な方策から着実に実施に移すために、政府として具体的にどのように取り組むか、この点についてお伺いいたしたいと思います。
○成瀬守重君 続きまして、中山外務大臣にお伺いしたいと思います。  我が国は、地球温暖化防止行動計画を策定するとともに、昨年の七月九日より三日間にわたって開かれましたヒューストン・サミットにおいて、海部総理が地球再生計画としてこの趣旨を盛り込んだ内容、経済宣言を提唱し、各国の協...全文を見る
○成瀬守重君 続いてお伺いいたします。  地球温暖化防止を初め地球環境の保全を図るためには、途上国の環境保全対策への支援が極めて重要だと考えますが、この問題にどのように取り組んでいくのか、お伺いしたいと思います。
○成瀬守重君 続いて、湾岸原油の流出関係について環境庁長官にお伺いしたいと思います。  湾岸原油流出による環境汚染対策について、愛知大臣は二月一日パリで開かれましたOECDの環境大臣会議に出席されて米国と協議を行ったと承知いたしておりますが、この後この問題に関して環境庁として具...全文を見る
○成瀬守重君 続いて、外務大臣にお伺いしたいと思います。  今般の湾岸の石油流出、海洋汚染、これはまさに環境破壊戦争と言ってもいいような状態にあり、海の生態系の破壊が憂慮されておりまして、湾岸のエビや貝、魚の繁殖地に大きな被害をもたらしていると思いますが、我が国はこういった事態...全文を見る
○成瀬守重君 続いて、外務大臣にお伺いいたします。  ペルシャ湾の原油汚染防止のためにオイルフェンスが有効であるということを伺っておりますけれども、現在流出の原油の幅は十六キロにわたり、長さは五十六キロ以上にわたっていると伺っておりますが、こういった広い地域にわたって全体を囲む...全文を見る
○成瀬守重君 湾岸の流出原油に対する問題のみならず、二十一世紀に向けて我が国は地球環境の保全にリーダーシップを発揮し、さらには世界の国々に対してのさまざまな貢献をしていかなければならないわけですが、今後内外にわたる重要課題である地球環境問題にどう対処していくのか、この問題につきま...全文を見る
○成瀬守重君 ありがとうございました。  続いて、湾岸危機について外務大臣にお伺いしたいと思いますが、今回のようなイラクのクウェート侵略を放置すれば、今後国際社会にも類似の事件が頻発することとなるであろう。そういった意味において、国連決議に基づいた今般の加盟国による武力行使は国...全文を見る
○成瀬守重君 この湾岸問題についてでございますけれども、アメリカ国民がブッシュ大統領を初めとする米国政府に対して極めて強い支持を与えているようでございますが、それについてブッシュ大統領がテレビあるいはマスコミを通じての呼びかけというものをよく行っておられるようです。アメリカではか...全文を見る
○成瀬守重君 そういった意味におきまして、産経新聞が二月十五日付で報道しておりますが、これは最初の通告にはございませんけれども、御意見をお伺いしたいわけです。  アメリカにおいて、「真珠湾攻撃の日」を指定する決議案というものを共和党のハスタート下院議員が呼びかけて、五十人以上の...全文を見る
○成瀬守重君 御所見を承りまして、本当にそういう意味での日米親善友好の重要性というものを改めて感じたわけでございます。  同時にまた、アメリカにおいて共和党のハンター下院議員が日本の中東貢献不足をやり玉に上げ、この地域からの石油輸出比率に応じて日本に対し米国への財政支援を要求で...全文を見る
○成瀬守重君 ありがとうございました。  以上で終わらせていただきます。
04月12日第120回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○成瀬守重君 ただいま提出されております森林法と国有林野事業改善特別措置法の改正案は、いずれも我が国の森林・林業の発展にとって大変重要な意義を持つものであると考えるわけでありますが、法律案についてお伺いする前に、やはりこれも重要な問題であります地球の緑、森林の保全の問題についてお...全文を見る
○成瀬守重君 次に、森林法の改正案についてお尋ねいたしたいと思います。  我が国は国民の英知とたゆまぬ努力によってかつて経験したことのないほど高度な経済社会を築き上げ、その繁栄の中からゆとりと潤いという新たな価値観に根差した豊かなライフサイクルを確立すべく歩み始めたところであり...全文を見る
○成瀬守重君 今お話で、流域を単位に林政の展開を図っていくということでありますが、そもそも森林の働きは水源涵養ということでも明らかなとおり流域ごとに発揮されるものであり、これを推進していくために森林づくりも流域ごとに推進されることが最も自然であり合理的でありますが、同時に林業その...全文を見る
○成瀬守重君 これまで民有林と国有林はそれぞれ別々に事業の展開がなされてきたわけですが、これについては過疎化が進む山村社会を浮揚させていく上で森林・林業は極めて重要な地位を占めているにもかかわらず、両者別々の扱いであるばかりに結果として互いの力をそぐことになってきたのではないかと...全文を見る
○成瀬守重君 森林計画に基づいて森林づくりが計画的に推進されるためには、各方面の林業関係者の方々の意思を結集して効率的に林業生産活動が展開できるような雰囲気づくりが何よりも重要であると思いますが、こういった点につきまして、全国レベル、地域レベル、市町村レベルの各森林計画を通じて森...全文を見る
○成瀬守重君 次に、国有林野事業改善特別措置法の改正案についてお尋ねしたいと思います。  国有林野事業は、これまで国土の保全、水資源の涵養、自然保護等の公益的な機能の発揮や木材の安定的な供給、地域振興など国民生活においてもまた国民経済面でも大変重要な役割を果たしてきていると考え...全文を見る
○成瀬守重君 次に、国有林野事業の財務状況を見ますと、ここ十数年来毎年赤字を計上し、累積債務も二兆二千億円を超えるなど極めて深刻な事態に至っております。国有林野事業が森林に対する国民の期待、要請にこたえ、その使命を十全に果たしていくためにはまず経営の健全性を確立することが不可欠で...全文を見る
○成瀬守重君 これまでの大変な改善御努力にもかかわらず、累積債務は平成二年度二兆二千億と伺っておりますが、その償還金、利息の支払いが毎年二千億円にも上って総支出の四割近くを占めるなど、累積債務が国有林野事業の財政を強く圧迫するという状況に立ち至っております。このような状況のもとで...全文を見る
○成瀬守重君 農水省初め林政当局の皆さん方が今まで以上に御健闘くださって、国民の負託におこたえいただくようお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
09月05日第121回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○成瀬守重君 ソ連につきましては、連邦と共和国との関係が極めて流動的になっております。新連邦条約によれば、外交について連邦は国際法の主体と規定され、各共和国は完全な権利を有する国際社会の構成員であると規定されておりますが、連邦の国境線の変更について、連邦と共和国の共同管轄として関...全文を見る
○成瀬守重君 瀕死のソ連経済は市場経済への移行が進むにつれてさらなるインフレの高進や失業者の増大を生むだろうと予想され、さらには東ヨーロッパは対ソ貿易の解体と難民の流出におびえていると思われます。  十月から寒くなってきて食糧事情や医薬品の不足が懸念されますが、どのようにこれに...全文を見る
○成瀬守重君 次は視点を変えまして、日本外交は今日、国益の確保と国力にふさわしい世界への貢献という両面から今まで以上に強力な外交活動が求められておりますが、その意味で在外公館は外交活動の拠点であり、在外公館の機能を強化して在外勤務環境などの外交実施体制を強化することは今日の我が国...全文を見る
○成瀬守重君 次に、この点もお願いしたいわけですが、在外公館の施設の整備拡充また在外職員の不健康地対策の強化という点につきましてもこれは非常に重要な問題ではないか。我が国の在外分館のうち三分の二がいわゆる不健康地にあり、そこに在勤する在外職員は全在外職員の約半数に上ると伺っており...全文を見る
○成瀬守重君 世界各地で戦争とか内乱、また治安の悪化が見られるので、特にペルーだとかコロンビアあるいはフィリピンなどで在外公館が時によっては非常に危機的な状況に見舞われるということも伺っておりますが、そういう意味での警備対策あるいは危機管理対策というものを今以上により一層留意いた...全文を見る
○成瀬守重君 今大臣の御決意を伺いましたけれども、一国際社会の平和と秩序の維持のためにPKO活動そのほかいろいろな問題でこれから我が国として当然貢献しなければなりません。一面においては国連無用論とかあるいは国連に対する一般の関心の低下がある点も否めない事実でありますが、より一層そ...全文を見る
○成瀬守重君 ありがとうございます。  以上で質問を終わります。
09月20日第121回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号
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○成瀬守重君 西岡参考人にお伺いいたしたいと思います。  今日では、地球環境保全の重要性については世界の指導者や政策決定者が深く認識し、全地球的な行動に向かって踏み出そうといたしております。そういった折から、今月の六日から九日にかけてニューヨークの国連本部でワールド・サステーナ...全文を見る
○成瀬守重君 今お話を伺いまして、そういった予測の問題、特に長期的な視野による予測というものが非常に重要だということはわかるわけですが、それを世界のコンセンサスというか、社会的な合意に持っていくというか、そういうような形でないと実効ある解決とか対策というのはできないと思うんですが...全文を見る
○成瀬守重君 この三十年間に、化学工業の発達によって地球環境問題が人々の、特に世界の人々の世界観というか、そういったものを大きく変えたと思いますが、日本においても社会の指導的な立場にある方々の環境問題に対する意識というものは大きく変わってきたわけです。先進工業国の人たちが、これか...全文を見る
○成瀬守重君 地球環境問題の特色として分散化された巨大システム科学といったような理念が必要だと言われておりますけれども、具体的にある程度どのような問題か、またどうすればそうしたものが確立されていくか、そういった点についての参考人の意見を伺いたいと思います。
○成瀬守重君 ありがとうございました。  続いて、竹内参考人にお伺いしたいと思います。  先ほどのお話にもございましたが、来年六月にブラジルで、全世界の首脳が一堂に会する地球サミット、環境と開発に関する国連会議が開催されます。これに対して、海部首相は国際的なリーダーシップをと...全文を見る
○成瀬守重君 ちょっと話は変わりますけれども、一九八八年の九月二十七日にニューヨークの国連総会で、ソ連のシェワルナゼ外相は、今日の地球規模の問題、とりわけ経済問題、環境問題への取り組みに関する緊急の決定を行うことができる国際的なメカニズムを国連の枠内において設立することが必要であ...全文を見る
○成瀬守重君 続いて、百瀬参考人に伺いたいと思います。  先ほどもお話ございましたが、バルト海の地域における資源・環境問題、こういったものが自立運動の重要な契機になり、ドライブをしたということを伺いましたけれども、エストニアの東北部では燐灰石の大規模な採掘計画が行われて水が干上...全文を見る
○成瀬守重君 バルト三国の場合、一つの共通のモデル的なものとしてフィンランドを想定しながら進んだということを伺っているんですが、それはどういったような点でしょうか。
○成瀬守重君 以上で終わります。