成瀬守重
なるせもりしげ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月01日 | 第126回国会 参議院 予算委員会 第13号 議事録を見る | ○成瀬守重君 自由民主党の成瀬守重です。 日本債券信用銀行の松岡頭取には、本委員会に御出席いただき、まことにありがとうございます。 相次ぐ政治スキャンダルの中で、ついこの前まで党内最大の実力者であると思っておりました金丸氏が、不正なやみ献金によって私的な蓄財を行っていたこ...全文を見る |
○成瀬守重君 ただいまの質問との関連で伺いますが、衆議院の予算委員会の小針証人に対する臨床尋問で、同氏は、金丸先生ばかりではなくほかの先生方も含めて、余っているお金があったら日債銀の割債を買えよと勧めたと証言しておりますが、御行と小針氏とはこれまでどういう関係であったのか、また、...全文を見る | ||
○成瀬守重君 次に、ワリシンの具体的な取引について伺います。 平成元年九月ごろ日債銀本店の担当者が金丸事務所に出向いて現金で六億五千万円を受け取り金丸氏からワリシンの購入に応じたと報道されておりますが、これは事実かどうか。本来なら金融機関と顧客との具体的な取引について伺うべき...全文を見る | ||
○成瀬守重君 政治家にとって一番大事なことは、個人の生活と政治活動としての公的な部門とを厳しく峻別することが政治道義の上から最も問われるところでありますが、参考人は、今回の金丸氏からの購入資金の状況から見て、この種の金が政治資金の届け出報告書に記載されていたものであるかあるいはや...全文を見る | ||
○成瀬守重君 大蔵省では、平成二年六月二十八日、各金融団体代表者あてに「麻薬等の薬物の不正取引に伴うマネー・ローンダリングの防止について」という通達を出しております。この詳細については省略いたしますが、要は、行政としていわゆるマネーロンダリングの対策の見地から各金融機関に対し、一...全文を見る | ||
○成瀬守重君 次に、東京佐川の再建に関連した問題について伺います。 平成三年六月十三日、渡邉元社長らが東京佐川の再建問題を話し合うために小針氏宅に集まった席で、同席した竹下元首相は、おやじ、これは金丸氏のことでありますが、日債銀にも協力させると言っていたという供述が公判で明ら...全文を見る | ||
○成瀬守重君 次に、午後の尋問とも関係しますのでお伺いしますが、金丸氏の脱税事件、所得隠しに岡三証券の元役員等が関与していた疑いが出ておりますが、金丸氏の依頼を受けた岡三証券の社員が多額のワリシンを直接日債銀から購入して便宜を図っていた、あるいは証券局長通達で三千万円以上の債券購...全文を見る | ||
○成瀬守重君 長期信用銀行は、長期金融の専門機関として我が国の経済産業発展に極めて大きな役割を果たしてきたと思いますし、今後とも我が国の産業構造の変化に対応し、また国際金融の分野への積極的な展開をも含めてその役割は極めて大きいと承知いたしております。ところが、その主要な資金調達手...全文を見る | ||
○成瀬守重君 次に、福島交通グループに対する融資の現状等について伺います。 昭和五十年代後半に累積赤字を抱える福島交通に対する融資が子会社の福島交通不動産を含めて数百億に上ったとも言われ、国会でも問題になりましたが、その返済はどのようになりましたか。債務者及び残額等、債務の現...全文を見る | ||
○成瀬守重君 本年三月期から六カ月以上の延滞債権額がディスクローズされることになっており、その集計作業が進められていると思いますが、その額はおよそ幾らぐらいになるか、差し支えなければ明らかにしていただきたいと思います。 | ||
○成瀬守重君 じゃ、以上をもちまして終わります。 | ||
05月31日 | 第126回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第6号 議事録を見る | ○成瀬守重君 私は、我が国がこれから本格的高齢社会を迎えるに当たって対応が迫られている幾つかの問題について意見を申し述べたいと思います。 これから二十一世紀にかけて、我が国は世界でも例を見ない速さで人口の高齢化が進んでいきます。平成二年現在六十五歳以上の人が全人口に占める割合...全文を見る |
11月04日 | 第128回国会 参議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○成瀬守重君 日本とネパールとの航空協定についてお伺いいたします。 昨年の七月に、タイの国際航空機がカトマンズの北方のヒマラヤ山中に墜落して乗員・乗客百十三名全員が死亡した事件がございました。国際協力事業団ネパール事務所の方も御家族と一緒に七名の方がお亡くなりになったというこ...全文を見る |
○成瀬守重君 ネパール政府が設置した事故調査委員会がネパール首相に提出した報告の概要によりますと、操縦士の判断ミスがあった、操縦士と管制塔との連絡がうまくつかなかった、操縦士と副操縦士との間の調整が適正に行われなかったという報告がなされております。 今後、日本とネパールとの間...全文を見る | ||
○成瀬守重君 ネパールとの航空協定に関してはそれまでで、今度はロシアとの問題についてお伺いしたいと思います。 細川首相は、先月の十八日に韓国の東亜日報の洪編集局長と会って、十一月の六、七日に内定している韓国訪問に関連して、金泳三大統領と外交、経済問題やロシアの放射性廃棄物の海...全文を見る | ||
○成瀬守重君 ある軍事評論家が、一九九〇年と九三年の防衛白書によるとロシアの原子力潜水艦は七十五隻から五十隻に減っている、ロシアの原子力潜水艦は大体原子炉を二基積んでいるからこれだけで五十基近い原子炉がリタイアしたことになる、既に八〇年ごろから原潜のリタイアが始まっているので現在...全文を見る | ||
○成瀬守重君 とにかく満杯の状態でロシアの廃棄船があるわけですが、これはこのままでおったら再三抗議を行い調査を申し入れてもまたやられるんじゃないかと。そういったことに対して、東北、北海道の知事もこれを即時中止するような要請を行っていますし、日本海沿岸の二十六市の市長もこういったも...全文を見る | ||
○成瀬守重君 今、外務大臣からも御発言がございましたように、放射性廃液を海洋投棄させないためにも廃液の地上における処分の施設をこれからつくっていくという問題が取り上げられているんですが、確かに外務大臣がおっしゃられたように、この核廃棄物、原子力潜水艦の解体から出る廃液、原子力潜水...全文を見る | ||
○成瀬守重君 それから、今度六日から細川総理が韓国に行かれますけれども、慶州にいらっしゃるので半ば非公式の訪問のような形で行かれるということを伺っておりますけれども、やはり我々としても今後アジアの国々の協力と理解を得る意味においても十分この問題を話し合われ、またこういった問題につ...全文を見る | ||
○成瀬守重君 以上です。 | ||
12月14日 | 第128回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○成瀬守重君 最近、年配の人にお目にかかったときに、よく何か自分たちの生き方や信仰なんかについて非常に不安を感じるということを言われる人をよく聞くんですが、そういった意味において、確かに社会が大きく変わりつつある。そういった中において、改めて信仰の自由ということについて総理に伺い...全文を見る |
○成瀬守重君 憲法二十条の第一項では、「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」と規定しておりますが、今の規定の中にあります宗教団体の政治上の権力の行使とはどのようなことだとお考えになられるか、総理...全文を見る | ||
○成瀬守重君 権力を行使するといいましても、別段特別な組織や権力が自分から動き出して権力を行使するわけじゃなくて、やはり権力を持った人間が権力を行使するんです。ですから、その人のあり方によってはいろんな危惧の念を抱く場合が出てくるわけですが、憲法二十条の三項は、国及びその機関が宗...全文を見る | ||
○成瀬守重君 石田総務庁長官、神崎郵政大臣、あるいは坂口労働大臣はそのような方だと私は理解しております。 | ||
○成瀬守重君 では、総理は、そういった熱心な信仰を持たれることは信教の自由ではあるけれども、そういった方々が権力的なお立場に立って国政に参画されていることに対して、信教の自由に、いろいろ政教分離とかそういった問題に対して何ら危惧の念をお持ちにならない、こういうことでございますか。 | ||
○成瀬守重君 では、別の問題にひとつ入らさせていただきます。 三ケ月法務大臣にお伺いさせていただきたいと思います。 三ケ月法務大臣は我が国有数の民事訴訟法の権威でいらっしゃるわけですが、かって三ケ月大臣は創価学会に関連する訴訟で創価学会の要請を受けて鑑定意見書を提出された...全文を見る | ||
○成瀬守重君 大変失礼なことをお伺いしますが、創価学会から報酬は受けられたでしょうか。 | ||
○成瀬守重君 三ケ月大臣は憲法を遵守して厳正公平に我が国の法務行政を遂行され我が国の司法の権威を高からしめていらっしゃる方と信じておりますが、また一面においては李下に冠を正さずという言葉もございますので、今後とも公正な法務行政の遂行をお願いいたします。 話はちょっと変わります...全文を見る | ||
○成瀬守重君 ありがとうございました。 次に、石田幸四郎総務庁長官にお伺いいたしま す。 先ほど細川総理に私は憲法二十条についてお伺いいたしましたが、石田長官はこれについてはどのようにお考えになっていらっしゃいますでしょうか。 | ||
○成瀬守重君 石田長官は公明党委員長でいらっしゃいますが、政治改革関連法案の中で戸別訪問の禁止を解くというような改定が行われる、これについてどのようにお考えになっていらっしゃるでしょうか。 | ||
○成瀬守重君 確かに石田長官の今おっしゃるように、選挙や政治活動に明るさが出るということはまことに結構なんですが、ところが、その明るさが活発になり過ぎて、戸別訪問の禁止が解除されると大挙して押しかけてこられたり、しかも熱意の余りに強引に説得されたり、夕飯どきの忙しいときに帰ってく...全文を見る | ||
○成瀬守重君 大変失礼なことを伺うようですが、過去において、現在もあるかもしれませんが、よく公明党の方や創価学会の方が大量に票の移動をされて、時によっては一軒の家に十世帯の人が寄留をするというようなことがあったと。一軒の家に十世帯の人が住めるわけはないので、これは一体何のために寄...全文を見る | ||
○成瀬守重君 今、石田委員長は大変常識円満、まことに温和な御意見をちょうだいしまして本当にありがたい、そのとおりいきましたらまことにありがたいと思っておりますけれども、現実にはなかなかいろんな面で末端に委員長のお気持ちが通りにくい点もあるんじゃないかということを感 じるわけです...全文を見る | ||
○成瀬守重君 確かに、今、神崎大臣のおっしゃったようなそういった山崎氏からのいろんな意見もあるわけですが、この特別研究班というものが作戦会議をやって、創価学会の折伏を初め日常活動のあり方が刑法に触れるかどうかとか、政教一致の批判をかわすにはどうしたらよいかとか、共産党対策はどうし...全文を見る | ||
○成瀬守重君 昭和四十五年四月十九日の創価学会の箱根研修所における池田大作名誉会長の行動記録のコピーというものがあるようでございますが、これは創価学会の第一庶務が作成したもので、いわゆる月刊ペン事件の反証として創価学会が東京地方裁判所に提出したものだと言われております。このコピー...全文を見る | ||
○成瀬守重君 この池田名誉会長の行動記録の四月十九日十九時三十分に、二階二号室で特別研究班、北条、森田、秋谷、竹入、矢野と打ち合わせ、特別研究班メンバー、原島、桐村さんとおっしゃるんですか、上田、野崎、山崎、神崎と記録されておりますが、そうすると、これは全くそのような事実はなかっ...全文を見る | ||
○成瀬守重君 欄外に書いてありますのは神崎大臣のお名前やらそのほかまだ二、三人いらっしゃるようでございますが、それはともかくとして、この当時、創価学会と政教分離の問題で非常に激しい紛争の後に、五月三日に東京の日大講堂でもって池田名誉会長が政教分離の宣言的な講演をなさって、その原稿...全文を見る | ||
○成瀬守重君 そうすると、行かれたときは一応検事として任地を離れる届けは出されて行かれたわけですか。 | ||
○成瀬守重君 神崎大臣は、こういった会合に時々欠席届を出されたかどうかして参画されたということはございませんか。 | ||
○成瀬守重君 そうしますと、いろいろなそういった特別研究班で作戦を練るとかあるいは原稿の推敲をするとか、またそういったものを立証すると称する創価学会から東京地方裁判所に提出された書類というものは、これは全く偽りの文書というわけでございますか。 | ||
○成瀬守重君 最近、山崎正友氏が当委員会においても証人喚問要求をされ、またいろんな面で神崎大臣また創価学会についていろいろ言っておられますが、先般当委員会で同僚下稲葉委員の質問に対して神崎大臣より、「山崎正友については、刑事事件で恐喝罪等で有罪判決を受けて実刑判決を受けて服役をい...全文を見る | ||
○成瀬守重君 ということになりますと、山崎正友氏の証言、あるいはいろんな週刊誌あるいは文書などで書いていらっしゃることも、刑事事件の実刑判決を受けた大なるがゆえにその証言とかあるいはその人の書いた文書が全面的に信憑性がないとか、あるいは刑事事件の実刑判決を受けたるがゆえにそれは信...全文を見る | ||
○成瀬守重君 大臣、もう一度お伺いいたしますが、裁判官の自由心証といいますと、その証言が裁判官の判断によって形成されるということなんでしょうか。それでよろしいですか。 | ||
○成瀬守重君 委員長、先般当委員会において下稲葉委員から池田大作名誉会長及び山崎正友氏を証人として招致することを当委員会にお願いいたしましたが、その後それはどのような形になっておりましょうか。 | ||
○成瀬守重君 先ほどから神崎大臣にいろいろお伺いさせていただきまして、この問題につきまして、山崎正友氏の言動に対する不信から、御自分はあくまでも当時、もう二十年以上昔のことではございますが、現職検事としてそのような会合に参画していろんな特別研究班としての仕事をしたことがないという...全文を見る | ||
○成瀬守重君 先ほど来私は、総理や三ケ月法務大臣、また公明党石田委員長、そういった皆さん方に政教分離についてそれぞれのお考えを伺ってまいりましたが、とにかくそういったものを明確にすることによって国民の抱く疑惑とかあるいは不信感というものを一日も早く除去して、そうして政治活動におい...全文を見る |