西岡瑠璃子

にしおかるりこ



当選回数回

西岡瑠璃子の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月24日第118回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○西岡瑠璃子君 文部大臣の所信表明をお受けいたしまして、私は具体的には二点にわたって質問をさせていただきたいと存じますけれども、まず最初に、きょう韓国の盧泰愚大統領が間もなく国賓として来日されます。  戦後四十五年、日韓国交正常化から既に二十五年の歳月が流れております。日本と朝...全文を見る
○西岡瑠璃子君 文部大臣が言われましたように、海部首相も先日の予算委員会の答弁におきまして、太平洋戦争は侵略戦争であったという認識を持っている、こうはっきりと率直に認める答弁をされまして、このことは先日大きく報道されたところでございます。  私も先ほど申し上げましたように、過去...全文を見る
○西岡瑠璃子君 我が国のみならず朝鮮半島の側でも、我が国との友好的で安定的な外交関係を望んでいるわけでございます。しかし、かつての不幸な植民地時代の体験世代に劣らず、現在の学生やまた青年層にも今日なお鋭い対日批判が受け継がれていると聞いております。  日本が犯した過ちを次の世代...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私は、両国の青少年が正しい歴史観を持ち、一層の友好関係を深めていくために、教科書記述について両国の学者、専門家が話し合う場を設定することも大変重要ではないかと考えますが、御所見をお聞かせください。
○西岡瑠璃子君 それでは、一定の評価をしていただいて、そのようにぜひ御努力をいただきたいと思います。  次に移らせていただきます。  文部大臣の所信表明の冒頭に、「新しい二十一世紀の時代に対応した教育・学術・文化・スポーツの在り方を見据えつつ、次代の我が国社会を担うにふさわし...全文を見る
○西岡瑠璃子君 文部大臣のお説のとおりだと思いますけれども、九〇年代の日本社会を展望するキーワードはまさに国際化であると言われておりますし、国際化は世界の中の日本というキャッチフレーズで八〇年代後半からずっと強調されてまいりました。文部省におかれましても、昭和五十八年の八月に「二...全文を見る
○西岡瑠璃子君 先ほど文部大臣がかつて商社マンとしてフランスに駐在されたと言われました。その御経験の中で、日本からの海外留学生の実情を当時見聞されたことはございませんでしょうか。
○西岡瑠璃子君 大臣の御経験ですけれども、シャンソンではありませんけれども、「パリの屋根の下」というのもございますが、その屋根裏に住んで質素な生活を送る、シャワーもない、私はそれでも生きてはいけると思うんですね。けれども、今これから私が御紹介していきたい例は、そういうことよりもも...全文を見る
○西岡瑠璃子君 今、そのPEACEは文部省の関連団体ではないというふうに言われたわけですけれども、そうしますと、今JATAの旅行業者団体、六団体ほどありますね、それは全部文部省が助成金を交付しているということになりますか。
○西岡瑠璃子君 私もある一部のパンフレットを拝見しましたら、確かに海部首相の顔写真が載ってコメントも載っておりました。きょうはそれはちょっと持っておりませんけれども、それはこの六団体の中にはございませんでした。  そこで、私は今、どんな事情があれ、傷ついて帰国をした高校生、一年...全文を見る
○西岡瑠璃子君 ぜひそのようにお願いします。  それで、今言われましたように確かに商業主義による業者の不法行為に対しては、それは文部省は直接関係ないかもわかりませんけれども、私はやっぱりこれは国としてただいたずらに手をこまねいて拱手傍観すべきものではないと考えるわけでございます...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私は、例えば高校生の留学の場合は、原則として文部省と受け入れ国の教育機関との直轄方式をとるとかいうふうなことなどもお考えになってみてはいかがかと思いますし、また民間の留学業者に対する指導、監督の強化というのは、これは関連団体以外に対してもぜひ適切にしていただきたい...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私は、その民間業者任せではいけないというお言葉を信じたいと思います。  言ってみれば、留学生、留学をしていく青少年たちは、私は小さな民間の親善大使だというふうに言っても言い過ぎではないと思いますので、この役割を私は評価をしなければならないと思います。しかし、私が...全文を見る
○西岡瑠璃子君 その調査の結果はいつ出るのでしょうか。
○西岡瑠璃子君 私が先ほどから運輸省のガイドラインのことを伺っておりますと、もう確かに優等生的な答弁で、まさにそのとおりであればいろんな問題は起こらないと思うわけですけれども、現実に本当に想像を絶することが次々と起こっているわけでございますから、今後これからの留学生たちにとって本...全文を見る
○西岡瑠璃子君 最後に、私は先ほどいろいろな被害の例を申し上げました。この被害者の会の代表の関西の西村さんが去る四月にアメリカのユタ州を中心に現地視察を行ってきております。その際に出合ったユタ州下院議員のクレイグ・ムーディさんという共和党の方のお手紙によりますと、私はその英文の手...全文を見る
○西岡瑠璃子君 今の文部大臣の誠実なお言葉を、私は被害者の会の西村さんにかわって非常に感謝の気持ちで受けとめさせていただきます。  どうか一度しかない青春を取り返しのつかない地獄のふちに追いやることのないように、今日の国際化時代、国境を越えた心のかけ橋としての健全な留学生交流と...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私の地元高知市におきまして調査を行ったまとめの資料がございますけれども、これは喫煙とシンナー吸引に関するものでございまして、まだ飲酒に関して、アルコールに関してはデータが出ておりません。伺うと、全国的にもそういった調査のデータがないというふうに承りましたけれども、...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私は、きょう時間の都合で飲酒、アルコールの問題に絞って質問をさせていただくしかないと思うんですけれども、今から三十二年前の日本で、全国に先駆けて断酒会を発足させ、全日本断酒連盟の誕生に力を尽くし、現在も国立久里浜病院と連携をとりながらアルコール依存症の治療に情熱を...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私は、新しい学習指導要領の中で、今度保健体育の中で飲酒について取り扱うと伺いましたので、大変そのことについては期待を持っております。  ちょっと時間がなくなりましたのでいろいろと飛ばしてまいりますけれども、非行経歴を多く重ねている少年ほど飲酒経験者が多いというの...全文を見る
○西岡瑠璃子君 ありがとうございました。  今回はこれで終わらせていただきます。
06月21日第118回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○西岡瑠璃子君 私は、昨年十二月に当時の石橋文部大臣に対しまして生涯学習振興法案につきまして目的と背景をお尋ねいたしました。  きょうは午前中、そして先ほどまで各委員の皆様方が総論の部分についてお尋ねをされましたので、私はただいまから具体的に生涯学習の基盤となるべき体制整備に関...全文を見る
○西岡瑠璃子君 大学の施設設備等物的な条件、そして教員など人的条件、いずれを見ましても、大学は生涯学習施設としては最高のものを持っていると思われますので、その教育機能や施設を社会に完全に還元、開放して地域のニーズにこたえていかなければならないと考えるわけでございます。  そこで...全文を見る
○西岡瑠璃子君 社会人が入学しやすいように選抜方法においても、研究計画書の提出、面接、小論文などの工夫がなされていると聞いております。  合格者のうち、社会人とそうでない方の比率はどの程度になっていますでしょうか。さらに、合格者の年齢構成、男女比率についてもお聞きをしたいと思い...全文を見る
○西岡瑠璃子君 筑波大学で夜間の修士課程を設けて二年目に入ったわけでありますけれども、大学側、学生側それぞれにおきまして、いろいろな問題点あるいは解決すべき課題などが浮き彫りになってきているのではないかと考えられます。大学院への社会人の積極的な受け入れの立場から、どのような指摘が...全文を見る
○西岡瑠璃子君 大学側、教員側、学生側にアンケート調査などを行ってみてはいかがでしょうか。実態調査を行ったことがありますでしょうか。
○西岡瑠璃子君 今後前向きに御検討いただくというふうに受けとめさせていただくわけでございますけれども、筑波大学大学院のパイオニアとしての役割に注目をいたしますとともに、その労に報いるためにも調査を行うべきではないかと私は考えます。調査結果が今後の大学院における社会人の受け入れの拡...全文を見る
○西岡瑠璃子君 四月二十八日の日本経済新聞によりますと、筑波大学の大学院でも社会人の受け入れによって経費が相当かさんでいるようでございます。すなわち、多様な学生に適切に対応するため、数学や電算関係の講座で準備コースを設置するなど、入学前や夏休みの期間を利用いたしまして基礎学力のレ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 不明ということでございますけれども、私は、これはやはり正確に調査をすべきものだと思っております。大学院が社会人を受け入れるとこのように経費がかかるというわけでございますから、積算校費等で十分な配慮が必要だと思われます。今後の拡充策といったものをもう少し具体的に伺わ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 筑波大学の大学院のように、専ら夜間において教育を行う私立大学の修士課程を把握なさっていらっしゃいますか。
○西岡瑠璃子君 専ら夜間において教育を行う大学院の場合、教員の負担過重、そして労働過重が心配されるわけですけれども、勤務体制、教員の組織、配置などがどういうふうになっているか、示していただきたいと思います。国立、私立、いずれの場合もお願いしたいと思います。
○西岡瑠璃子君 夜間の大学院生のための教務事務、そして図書館利用、厚生関係などの体制はどうなっているのか、お聞きしたいと思います。これも国立と私立大の場合を示していただきたいと思います。
○西岡瑠璃子君 それでは、私学の場合はどのような助成が現在行われているのか、国立大学の社会人積極的受け入れの施策に関連して、今後の拡充方法をお伺いしたいと思います。
○西岡瑠璃子君 その額は社会人一人当たり約五万円ぐらいに相当するんでしょうか。
○西岡瑠璃子君 先ほど大学院設置基準十四条に基づいた昼夜開講等の大学院の数を国公私立別にお伺いしたと思うんですけれども、大学院設置基準第十四条に基づいて教育方法の特例を行っている大学の教育態様もさまざまあると思われるわけですが、昼夜開講、土曜日開講など、どのように分類できるでしょ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 現在社会人で大学院に入学している人は、研究心が旺盛で、そして努力家であり、また近くに大学院があるとか、多くの条件をクリアできている人に限られているのだと思われるわけですけれども、午前中会田委員からも質問がございましたように、今後一層の拡充を図っていくためには、有給...全文を見る
○西岡瑠璃子君 それでは東京大学ですけれども、同大学の先端科学技術研究センターに新設する工学系研究科先端科学技術大専攻の構想を持っておりまして、そこでは修士課程修了後に最短一年で博士号が取れるという社会人向けの短期修了理工系大学院を考えていると報道されております。  その構想の...全文を見る
○西岡瑠璃子君 それじゃ次に、大学学部の社会人入学について少しお尋ねしていきたいと思います。  社会人特別選抜を実施している大学数、学部数、受験者、入学者の数を、国公私立別にその推移もあわせてお示しいただきたいと思います。
○西岡瑠璃子君 お聞きをいたしておりますと、このような数で生涯学習を標榜するには余りにも少な過ぎる数字だと思うわけですけれども、文部大臣としてはどのように評価をされていらっしゃるんでしょうか。
○西岡瑠璃子君 私立大学では平成元年度において、先ほど言われたように六十六大学百三学部が社会人特別選抜を実施しておりますし、千八百人近くも入学しているということであります。国立と比べてこの数字をどのように評価されますか。
○西岡瑠璃子君 ちょっと時間が足りませんので、少し飛ばしてまいります。  先ほど冒頭のところで、昼夜開講制のことについて少しお聞きいたしました。現在、短期大学部の改組という形で設置しているわけですけれども、今後もその方向で行くのでしょうか。また、新たに昼夜開講制の学部設置のお考...全文を見る
○西岡瑠璃子君 ここで、大学の公開講座のことについてお聞きしたいと思います。  私の地元の国立高知大学におきましても公開講座は大変好評を博しておりますけれども、開設のたびに赤字が出て大学が補てんをしなければならないような制度では、一層の拡充を望むべくもございません。各大学が公開...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私は、全額国庫負担を実現するべきだと考えます。そして、私立大学の場合も、公開講座の所要経費の二分の一以下の補助でしかありません。公開講座を行えば行うほど私学の持ち出しが多くなるのでは、公開講座の抜本的拡充は望めないと思います。私学の苦しい財政状況ともあわせ考えると...全文を見る
○西岡瑠璃子君 今伺いますと、国立スポーツ科学センターの事業内容というのが、文部省監督下の日本体育協会、日体協あるいは競技団体を統括している日本オリンピック委員会、JOCの事業である選手強化に近いわけですね。明らかに日本体育・学校健康センターの目的とは相違するではありませんか。 ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 時間がありませんので、私申し上げるんですけれども、今伺いますと、頂点に立つ一握りのスポーツマンを対象にした科学センターになぜならなければならないのですか。もっと広く国民のための研究研修センターとして、もっと言わせていただくと実践的な国民の生涯スポーツをより一層振興...全文を見る
○西岡瑠璃子君 最後に。  そのスポーツ科学センターは、私はナショナルトレーニングセンターと言えるのかどうかと思うわけですね。そういう大規模な非常に大きい意味の構想のナショナルトレーニングセンターとしてのスポーツ科学センターを、今まで長い間利用してきた住民を追い出してまでつくる...全文を見る
○西岡瑠璃子君 文部大臣、お考えをお聞かせください。
○西岡瑠璃子君 これで終わります。よろしくお願いいたします。
10月31日第119回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○西岡瑠璃子君 私は、今度初めて決算委員会へ配属をされまして、まずびっくりしたことは、六十二年度の決算を審議する、これはちょっとびっくりいたしました。私は、お台所の声を国政にと言って参りましたので、毎日家計簿をつけている主婦の声をいつも吸い上げて、そして政治に反映をしていく、そう...全文を見る
○西岡瑠璃子君 円滑な処理というふうに簡単に片づけられてはちょっと困るわけでございますけれども、産業廃棄物行政につきましては、もうつとにその不備が指摘をされてきております。既にいわゆるフェニックス法案審議の際にも、全体の廃棄物処理の展望への疑問とともに、産業廃棄物の処理についてそ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 今やっと重い腰を上げてくださるということで、私も後ほどそのことについて触れて、期待をしてまいりたいと思いますけれども、私はきょうは具体的に、私の地元の高知県土佐郡土佐山村というところで起こりました産業廃棄物 処理施設の建設問題について、これに絡めてこの問題を御指...全文を見る
○西岡瑠璃子君 大体、業者は届け出制になっているんですよね、許可制じゃないんです。そこのところも非常に規制を緩くしているというふうに思うわけです。  ごみというのは、人間が生きていく上においてどうしても出てくるものでございますから、ごみを捨てるところはそれは考えなければならない...全文を見る
○西岡瑠璃子君 今御紹介いたしました高知県の土佐山村、それ以外にも御承知のように国立公園があります足摺岬に近い宿毛市にも六カ所、そして高知県では全部で九カ所も産廃の処分場の建設計画があるということで、今県議会でも問題にしているところでございますけれども、この県外の産業廃棄物の流入...全文を見る
○西岡瑠璃子君 この決算委員会におきましても、昭和六十一年度の決算の審査の過程で、産業廃棄物不法投棄とかこの処理の問題につきましては、行政指導ぐらいではもうおさまる問題ではないということで法改正が必要であるという指摘が行われているわけでございますから、関係部局におかれても十分な御...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私は、今の厚生大臣のお言葉を本当にありがたく、そのとおりにしていただきたいというふうに受けとめました。  ただ、今回の法改正に当たり、一番私は今までの法制度の欠陥であったところは何かということは、まず、住民の意思が尊重されていない。反映する場所がなかった。ですか...全文を見る
○西岡瑠璃子君 大変力強い厚生大臣のお言葉をお聞きしたわけですけれども、私はやっぱり先ほどもちょっとお話ございましたように、だんだんと広域化してまいりますし、この産廃のことに関しましては今厚生省の産廃の対策室が担当されていらっしゃるわけですけれども、この小規模な機関ではもうこの膨...全文を見る
○西岡瑠璃子君 そのお言葉を私は真摯に受けとめさせていただきます。  それから、私はきょうずっと発言をさせていただいたわけですけれども、私は地元の高知の例を幾つか取り上げて申しましたのは、地元に処理場が建設されると困るというような手前勝手なことで発言したのではないわけです。今よ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私は重ねて申し上げたいのですけれども、ベトナム戦争の枯れ葉剤ですね。枯れ葉剤のあの被害というのは、ベトちゃんドクちゃんのお話も御存じと思いますけれども、もうこれは人類がつくった最大最強の毒物ということで、私はもう核廃棄物に準じた対応が今急がれるのではないかというふ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 ぜひそこのところは徹底的に調査をして、基準に違いが余りにも大きいというのはどうかと思いますので、御研究をしていただきたいと思うわけです。  その前に、そのダイオキシンの測定をほとんどなさっていらっしゃらないというのが現状だというふうに伺っておりますけれども、これ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 戦後処理に関してはすべて終わったのではないというふうに受けとめさせていただいてよろしいわけですね。
○西岡瑠璃子君 その問題については、それではどこの主管省庁でその戦後処理と称するものについて今取り組んでおられますか。
○西岡瑠璃子君 私は、もう時間がなくて本当にいらいらしているわけですけれども、もうずばり単刀直入に申しますと、高知県の室戸岬沖で、間もなく、もう終戦を目の前にして、アメリカの潜水艦に魚雷でもって撃沈された日本の定期客船ですね。客船とはいうものの、その使命は軍からの命令によって運航...全文を見る
○西岡瑠璃子君 約束してください。
○西岡瑠璃子君 終わります。
11月15日第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○西岡瑠璃子君 私は、国有林野事業の再建と活性化について、主としてそのことについてお尋ねをいたします。  その前に、まず、高知県でこの十一月に百周年を迎える県立農業高校というところがございます。そこの生徒さんが先日私にこのような手紙を送ってまいりました。全文を御紹介するには時間...全文を見る
○西岡瑠璃子君 つまり、目標が達成できなかったということでございましょうが、その理由は何でしょうかお尋ねいたします。
○西岡瑠璃子君 私は、地球の森林喪失に対する我が国の責任をお伺いして、そして国内資源充実のための施策をこれからどういうふうにすればいいかということでお尋ねをしていくわけでございますけれども、まず林政審の中間報告についてお伺いします。  地球環境の保全と森林資源の造成、充実が世界...全文を見る
○西岡瑠璃子君 今長官は、森林の機能の発揮と申しましょうか自然保護と調和した森林機能の発掘のためには育成天然林の施業や複層林の施業などを施さなければならない、そういった小まめな森林の手入れをしなくてはならないというふうなお考えをお聞かせいただいたわけでございますけれども、総務庁の...全文を見る
○西岡瑠璃子君 きのうの毎日新聞の夕刊を拝見いたしますと、もとの国鉄総裁の高木文雄さんが痛烈な言葉を言われております。森林、山が年々荒廃をしていく。原因はいろいろあると思うけれども、農政と林政の基本が全くなっていないところに最大の原因がある。森林はもはや見放されている。最大の問題...全文を見る
○西岡瑠璃子君 その利回りというのは、内部収益率、つまり伐木収入に一致する造林費の利回り率ということになるだろうと思いますけれども、これがもうずっと五十年、五十五年、六十年、六十三年、年々低下をしているわけですね。本当に今林業は利回りが低いということが明らかになったわけでございま...全文を見る
○西岡瑠璃子君 毎年毎年補助金を出してももう追っつかない状況になっているというわけでございますから、ぜひ資金の長期計画を出していただきたい、そう思います。  ところで、間伐の問題ですけれども、せっかく育った木が間伐で切られましても利用されないということですね。約半分が森林の中に...全文を見る
○西岡瑠璃子君 間伐材を利用促進する方法の一つといいましょうか、そしてもう一つ環境保護運動の一環としても、熱帯雨林を守るために割りばしを使わない運動というものが広がっておりますけれども、私はこれは果たしてそれだけの間伐の促進につながるかどうかというのは、ちょっとデータ的に見ますと...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私、先日高知県の安芸郡馬路村へ参りましたら、多分その間伐材でつくっているんじゃないかと思うんですけれども、とてもすてきな創作こけしが並んでいまして、これはもう初めてなんですね。本当にびっくりいたしました。  いずれにいたしましても、間伐の促進は森林資源の充実だけ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 先ほど長官は林業を魅力あるものにしたいと言われました。まさにそのとおりだと思いますけれども、なぜ林業労働力が確保できないのか。林業に対するイメージというのがいわゆる俗に言われる三K、きつい、汚い、危険。その上に最近では五Kになって、給料が安い、勤務時間が長いという...全文を見る
○西岡瑠璃子君 先ほど長官は水源涵養機能があると言われましたけれども、その機能が今や山村の過疎化とか林業不況などによりまして森林の管理水準が低下をしている中で危ぶまれている、そういう状況にあるというふうに伺っております。  そこで、国におきましても重要水源地域として明確な位置づ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 中間報告でも勧告でも、国有林保護のための別途財源措置の必要性が指摘をされております。何よりも私は、先ほどから申し上げておりますように、一般会計からの繰り入れが必要だと思うわけですけれども、中間報告では国民の参加、つまり費用負担、それによる緑資源の維持、造成というこ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 だんだん時間がなくなってまいりまして、水産業のことについてお尋ねしたいと思っていたのですが、最後の方を少し飛ばしまして、六十二年度の国有林野事業特別会計では債務の償還がいかほどになりますか元利別に御説明いただきたいと思います。
○西岡瑠璃子君 平均利率は幾らになりますか。
○西岡瑠璃子君 国有林野事業の特別会計の財政圧迫が金利負担にあるということがよくわかると思うわけですけれども、こんな利率では、先ほど御説明をるる受けました林業の利回りからいいましても、財政確立は本当に困難だと思うわけでございますが、昭和五十三年以来の改善計画によって要員と組織は計...全文を見る
○西岡瑠璃子君 四月の新行革審答申、そして七月の総務庁の行政監察報告、八月の林政審議会中間報告がいずれも累積債務対策に触れているのは、私はそうした問題があるからではないかと思いますし、また辛うじて残っております国有林労働者をさらに削減する検討が進んでいるということはどうしてもこれ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 ありがとうございました。  本当に私は、きょう幾つか用意しておりましたのですけれども時間がなくなりまして、二つ目の水産業振興費の予算額に対する決算の状況について御説明を伺いたかったのですけれども、時間を厳守しなければなりませんのでやむを得ません。六十二年の決算を...全文を見る
11月28日第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○西岡瑠璃子君 西岡です。国土庁、建設省、運輸省、環境庁、よろしくお願いいたします。  経済大国と言われ、働きバチのように働き続けてまいりました日本の国民にとりましても、今日生活様式の多様化が進む中で、何とかして余暇活動ができる時代の到来をと願わない者はないと思っております。そ...全文を見る
○西岡瑠璃子君 そのとおりでございましょう。人、物、金、情報、さらには政府や民間企業の政策決定過程の東京一極集中に対して、地方にも高度な都市機能を備えた極を形成しようという長期的で全国的な四全総であるというわけですけれども、大規模リゾート整備について、全国で何カ所程度が適当とめど...全文を見る
○西岡瑠璃子君 リゾート地域の整備は、向こう十五年間の国土基盤投資規模一千兆円の中の戦略プロジェクトとされておりますけれども、この事業の占める割合ほどの程度と想定されておりますか。
○西岡瑠璃子君 官民力を合わせてとおっしゃいました。全国の総合開発行政を所掌する国土庁は、公的な構想、民間計画も含めてリゾート構想、計画の状況をどのように把握されておられますか。
○西岡瑠璃子君 民間動向の把握は困難だということですか。難しいですか。民間動向は把握されていらっしゃいませんか。
○西岡瑠璃子君 リゾート法に基づくリゾート構想について、手続段階ごとの件数、そして面積をお尋ねしたいと思います。
○西岡瑠璃子君 日本の国土面積は三千七百七十七万ヘクタールでございますよね。それに対してリゾート構想の対象面積は大体一六%ぐらいだと言われるわけですけれども、各県には複数のリゾート構想があるというふうに聞いております。この数字は入ってないんですよね、その中には。この上にさらに相当...全文を見る
○西岡瑠璃子君 とにかく全国土の至るところリゾート構想だらけという感じを受けないではありません。これでは四全総計画の目指す国土の均衡ある整備、開発も何もあったものではないと思うんですね。全くめちゃくちゃではないかと思うんです。  ついでに言わせていただきますと、私、この夏にオー...全文を見る
○西岡瑠璃子君 もちろん、リゾート法制定の社会的背景の一つに、地域の再整備、活性化が挙げられております。先ほどちょっと数字のことでお尋ねをいたしましたけれども、承認済みのリゾート構想を拝見いたしますと、特定地域は平均十六万ヘクタール、五、六から十余数の市町村がその中に含まれている...全文を見る
○西岡瑠璃子君 民間活力にのみ頼っていてはいけないということを私は申しているわけですけれども、リゾート整備が真に地域の活性化をもたらすために地場産業を育成し、そして参加をさせる必要があるということを私は重ねて申し上げるわけです。  それから、先ほど種田委員の方からも御質問があり...全文を見る
○西岡瑠璃子君 それでは、次に自然環境の破壊について話を進めてまいりたいと思います。  リゾート開発を進める上で環境保全との調整も大変大きな課題でございます。良好な自然条件を有する地が、リゾート開発の要件とされていることは先ほども申し上げました。しかし、自然の保全、保護と開発行...全文を見る
○西岡瑠璃子君 自然環境の保全との調和を十分に図っていかれるように努力をされていると伺いました。  私きょう、ちょっと具体例を申し上げたいわけですけれども、私の地元でございます高知県香美郡夜須町の大手の浜というところがございます。この手結マリーナ計画を例に出しまして少し話を進め...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私はこの十一月二十五日に現地へ行ってまいりました。私ごとですけれども、ここは幼少のころに何度か泳ぎに行った場所でもございます。よく承知をしておりますけれども、既に新外港の建設工事が始まっておりました。県立自然公園指定地域でもございますこの地域には、海側も陸地側も、...全文を見る
○西岡瑠璃子君 調査をしていただきたいと思います。環境庁長官が長良川を御視察をなさったように、ぜひとも現地へお運びをいただきたいと思います。  開発を推進されようとしている方々は、このすばらしい天然自然のものを、こんなものはどこにでもあると言っているんです。本当に大変な言葉だと...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私は、リゾート開発に反対しているわけではありませんよ。それはよくわかっていただきたいと思いますね。  リゾート開発をしていくわけですけれども、その開発行為で直面するのが用地の問題だと思うわけです。用地の確保ですね。その際の既存の規制法の緩和規定がリゾート法に盛ら...全文を見る
○西岡瑠璃子君 ぜひそのお気持ちで行政を進めていっていただきたいと思うわけですけれども、今リゾート計画を抱える地域では、先ほどずっと私が申し上げてまいりましたように、環境の問題、地価の問題をめぐってさまざまの問題が起こり、多くの意見が交わされているわけでございますね。  そうし...全文を見る
○西岡瑠璃子君 私がこの決算委員会の場所をおかりいたしまして、地元の問題を出しながら自然環境の破壊について提起を行いたいということを県の方にちょっと耳に入れましたら、県勢発展のためにそれはどうかやめてほしいと言われました。県勢発展のために私は質問をするんですよね。どこにスタンスを...全文を見る