西川太一郎

にしかわたいいちろう



当選回数回

西川太一郎の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第142回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○西川(太)委員 野党としては最後の質問でございますが、三十分の時間しかございません。今不況の中で苦しい思いをしておられる方々の声を代表して、総理並びに関係大臣の皆様方に率直にお尋ねを申し上げます。誠意ある御答弁を賜るように、冒頭お願いを申し上げます。  私は、貸し渋りという緊...全文を見る
○西川(太)委員 ただいまの総理の御答弁の中から二つ、私はお尋ねをしなければいけないものがあったと思うのでございます。  一つは、生命保険の融資を今までは補助的に考えていた企業が、生保の資金を当てにし出した。それは中小企業ではなくて、むしろ大手の電力会社等々が開発銀行の金をなぜ...全文を見る
○西川(太)委員 信用保証協会のスキームについても、これはぜひ聞いていただきたいのですが、元来、信用保証協会という制度を設立したときには、保証人という日本独特の、判こをもらうことが難しい人、または担保のない小規模企業者、しかし、十分審査をしてそれにたえられたものには、最高一%の保...全文を見る
○西川(太)委員 ぜひ強力にやっていただきたいと思います。  もう時間もありませんから、実は、景気追加対策で山崎自由民主党政調会長が、外資系の証券会社の方々だけが集まっている席で、銀行の優先株や劣後債を今のスキーム以上に新たな資金をもって買い増しをしましょう、これは絶対よそに漏...全文を見る
○西川(太)委員 それは読売新聞に出たんですよ。そうしたら、翌日の朝日新聞が、「景気追加策情報に市場踊る」、先物中心に株の買い進みがあって、「日本の証券関係者の間では「政策動向を利用した外資系の「インサイダー取引」に当たるのではないか」」こういうことが書かれている。  だからこ...全文を見る
○西川(太)委員 あなた、ばかにしないでくれよ。そんなことは知っているから聞いているんじゃないか。ちゃんと百五十八条にそうあるけれども、このことはそれに当たるのか当たらないのかと聞いているんじゃないか。無礼な答弁ですよ、今のは。ばかにしないでくれよ、あなた。そういうふうに書いてあ...全文を見る
○西川(太)委員 これは私の質疑を、法律家として委員長、今お尋ねしたことに対する答弁、幾ら予算委員会だってあれはちょっとすれ違いがひど過ぎるんじゃないですか。  やはりこれはきちっとしかるべき措置を、公党の政策を策定する人が言っていないなら言っていないと、はっきり党として、総理...全文を見る
○西川(太)委員 私はがっかりしました。なぜかといえば、政治家は、いやしくも政権党の政調会長という要職にある方が発言をすることがどれだけ大きな影響を与えるかということは、御自身がやはりそういうことはきちっとされるべきだし、言っていないならば新聞社に対してきちっとやってほしいという...全文を見る
01月30日第142回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。  私どもは、二十七日の日に、党の証券疑惑問題解明チームの十一人の衆参両院議員で日興証券に担当役員をお訪ねしまして、本日午前中に参考人としてお出まし願った、またはその付添人として来られた方々にお会いをいたしました。  その中で...全文を見る
○西川(太)委員 ただいまのお話は、伺っておりますと、先ほどとは少しニュアンスが違って、大変苦しい御答弁ではないかと私は思います。  時間が十六分しかございませんから次に移りますけれども、新井さんは、一億二千万円のファンドでパフォーマンスを期待してやられた、一億円は借金をされた...全文を見る
○西川(太)委員 それは文脈からいって、相場だからもうかるか損するかわかりませんよ、こういうふうに言われるのは、これは常識的に言って、もうけさせてくださいよと、一億の金を借りてきて突っ込むのですから、信用だったら三倍、えらいことですよ、三億も穴があいてしまうのだからもうけさせてく...全文を見る
○西川(太)委員 私は、返済を聞いているのじゃなくて、利息はどうなっていますかということを伺っているのでございます。
○西川(太)委員 税金はどうなりましたか。
○西川(太)委員 いや、私がお尋ねしたかったのは、運用益の処理の仕方。先ほどプールをされているというお話がありましたけれども、では、それをもとに戻して、その一億円の借入金の利息は、これを明快にドキュメントで出せますか。つまり、貸し手との間の信頼関係だということになった場合、仮にで...全文を見る
○西川(太)委員 私どもが日興証券に伺ったときに、自己勘定からのつけかえの容疑で、実は日興証券の方々が司直の手に、捜査を受けているということを明快に会社側はおっしゃいました。  そして午前中、浜平元常務の参考人の陳述の中で、新井議員にかかわる問題で、自分は参考人ではなく被疑者と...全文を見る
○西川(太)委員 新井さんの秘書さんで、第一秘書さん、お名前は何という方ですか。田辺治さんという方は新井さんの秘書ですか。
○西川(太)委員 この方は今何をしておられますか。  それから、もう一問ついでに。  先ほど富田議員からお話がございましたけれども、日興証券の総務部の参与で池田さんという方、この人は今調べられている人でございますけれども、通称運び屋というのだそうですね。お得意さんに利益を持っ...全文を見る
○西川(太)委員 田辺さんは、新井さんの株取引の事務とか連絡役とか、秘書時代からそういうことに深くかかわってこられた方ですか。
○西川(太)委員 いずれにしても、私どもが得ている情報または調査では、非常にこうした方々が新井さんと深くかかわりがあるというふうに聞いておりますが、新井さんがそのことはないとおっしゃる。  それで、自由民主党の大物政治家と言われる方の秘書さんとかそういう方々もいろいろと取りざた...全文を見る
○西川(太)委員 これで発言を終わりますが、午前中、午後と伺いまして、極めて不十分な答弁であり、いろいろと問題があります。私ども自由党としては、証人喚問を要求していく方向で努力をしてまいりたいということを申し上げまして、私の参考人に対する質疑を終わります。  どうもありがとうご...全文を見る
02月19日第142回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
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○西川(太)委員 私は、衆議院議員新井将敬君の逮捕の許諾を求める件について、自由党の態度を申し上げます。  私ども自由党は、新井将敬議員の逮捕許諾請求について、許諾を与えることに賛成いたします。  議員の不逮捕特権を記している憲法五十条の趣旨は、犯罪容疑の議員を保護するための...全文を見る
03月03日第142回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○西川(太)委員 自由党の西川でございます。  早速お尋ねをさせていただきますが、大蔵省金融検査部と銀行局旧検査部のOBと現役の検査官で組織をされます霞桜会、これについて、OB会員は四百七名、そのうち都市銀行に三名、地方銀行に六十三名、証券会社に九名、保険会社に十八名、ノンバン...全文を見る
○西川(太)委員 特に、この天下り先のうち、金融検査部が検査の対象としておられる金融機関、すなわちあさひ銀行に一名、北拓銀に二名、そのほかの地方銀行に六十三名が天下りしていると報道されておりますが、これも事実でございましょうか。
○西川(太)委員 私は、きょうの質問に関しては全項目きちっとお届けしてございますが、ただいまの御答弁は、何か初めて聞かれるような印象でございますけれども、遺憾に思います。  親睦団体である霞桜会、これについてとやかく言うものではありませんが、OBが天下りしている金融機関には金融...全文を見る
○西川(太)委員 私が申し上げたいのは、国家公務員法で退職後二年間はそうした関係のところに直接天下ってはいけないという規定はありますが、実態としては、関係子会社に籍を移して、そして密接な資本系列、人的系列のある本社をそういう面で助けているという事実が何件かあるというふうに思います...全文を見る
○西川(太)委員 要するに、そういう二年間の天下りは直接はしてはいけない、しかし関連の子会社に行く。ここを許しておいては、ただいまのようなことも発生する可能性があるのじゃないか、大臣、こういうふうにお思いになりませんか。
○西川(太)委員 天下った方々の中には、再三申し上げているとおり、金融機関のつくった研究機関ですとか関連会社に一たん就職して、その後本体の金融機関に移った元検査官が、平成元年から去年まで少なくとも九人おられたという事実があります。迂回する形で再就職された九人のうちの五人は検査官室...全文を見る
○西川(太)委員 次に、金融システム対策についてお伺いをいたします。  総理は、蒸し返して恐縮でございますけれども、住専以来、いわゆる信用組合の破綻以外は公的資金を使わない、こういうふうにおっしゃってきて、または、不良債権の処理は順調に進んでいる、大銀行はつぶさない、こういうふ...全文を見る
○西川(太)委員 総理がそういう頂点に立ってお考えになっていらっしゃるのに、先ほど来同じ質問で恐縮ですが、党の方の幹部の皆様方が、次から次と補正予算の必要性をにおわせるような御発言が続けてある。  これについては、同じ質問を何度も受けられてもう辟易されていると思いますが、私にも...全文を見る
○西川(太)委員 総理、それは私は総理に比べればうんと経験も浅い者でありますが、今の御答弁を伺っておりますと、党の総裁として、責任政党の代表として内閣総理大臣に選任されておられ、国の経済運営をしっかりとまとめておられる総理が、党の政調会長や幹部の皆さんがおっしゃることが御自分の考...全文を見る
○西川(太)委員 しかし、総理の御答弁を伺っておりましても、私はよくわかりません。  それはなぜかというと、細かい問題なら、それぞれ自由濶達な自由民主党さんだそうでございますから、あちらでこちらでおっしゃって一向に構わないと思いますが、このたびのところは極めて大きな問題です。国...全文を見る
○西川(太)委員 今の御答弁は大変苦しい御答弁だと私は思います。これはまたいろいろと別の機会に伺わせていただきます。  次に、大蔵大臣に、また通産大臣にお尋ねをいたしますが、先ほどの貸し渋り、これについてまず通産大臣に伺います。  貸し渋りを是正できる、それがキャピタルインジ...全文を見る
○西川(太)委員 ある意味では唯一の政府の貸し渋り監視機関でありますから、三十何件だから大丈夫だとかという御判断はもちろん持っておられないと思いますが、ぜひひとつよろしくお願いをしたいと思います。  そこで、この問題もう少しお尋ねをするわけでございますけれども、日本総合研究所が...全文を見る
○西川(太)委員 角度を変えて、きょうは参考人として預金保険機構の理事長にお出ましをいただいておりますので、お尋ねをしたいと思いますが、たまたま、ただいまの大蔵大臣の御答弁の中にもございましたけれども、計画を出してもらってそれで判断をする。その際には、当然規矩というか基準というか...全文を見る
○西川(太)委員 今、理事長の御答弁の中に、罰則規定はないと。これが、住専のとき以来言われているRTC型の、アメリカのいわゆる整理信託公社と違って、RFC型、復興金融公社型である、こういうところであります。  ところで、理事長、佐々波委員長さん初め委員の方々が判断をされるわけで...全文を見る
○西川(太)委員 優良な、全く自己資本を必要としないようなところに、ぜひこれを使えと、こういう話があったとか。または、出しても通らないところは、それはムーディーズの格付もさらに落ちるだろうし、いわゆる比較優位論からいえば日本の金融は今非常に低いところにあるということを考えると、全...全文を見る
○西川(太)委員 現在そういうふうにお答えでございますけれども、私の質問は、先に行って、その自己責任の原則というのを国民が求めた場合には、もっと厳しく対応する用意があるというような答弁をいただきたかったのでございますけれども、現時点ではそれは無理ですか。
○西川(太)委員 次に、先ほども触れましたし、ただいまの問題にも関連がありますが、自見大臣に伺いたいと思いますけれども、山崎政調会長の御発案になるアイデア、前の予算委員会でも同じことをお尋ねいたしました。あのときは外資系の証券会社の方々だけの席でおっしゃったわけでございまして、こ...全文を見る
○西川(太)委員 その翌日、株が一万七千円に上がった。山崎さんは、三月末に株価が一万八千円にとどまらなかった場合には、三役はここにいないだろうというような発言をされたことも我々野党は承知をしております。  だから、そういう、法律を改正して国民がこの金融不安の中で信頼をしている郵...全文を見る
○西川(太)委員 あと十分しか時間がないので、これはまた別の機会に伺います。  次にお尋ねをしたいことは、ただいま総理が党としての、総裁というお立場とはおっしゃらなかったけれども、党としての発言と、それから内閣としての発言、内閣については総理大臣が責任をお持ちになる、こういうこ...全文を見る
○西川(太)委員 久間大臣、ただいまいろいろとおっしゃいましたけれども、それはテレビの部分的な問題だよ、こういうふうにおっしゃいました。  しかし、それだったら、その放送局を後でお教えしますから……(久間国務大臣「いえ、見ました。私は見ています」と呼ぶ)じゃ、厳重に抗議しないの...全文を見る
○西川(太)委員 私は、いずれにしても、もう時間です、だからこれ以上の発言はルールでいけないことになりますからこれで終わりますが、しかし、ただいまの御発言は、白を黒と言いくるめ、黒を白と言いくるめ、それは少なくとも閣僚としては……(発言する者あり)こっちの方で同じようなことをおっ...全文を見る
○西川(太)委員 私は、ただいまの答弁を納得いきませんが、これで時間でありますから終わります。  どうもありがとうございました。
03月11日第142回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○西川(太)委員 私は、主として通産大臣、通産省にお伺いしますので、尾身大臣、もしよろしければ御用をしていただいて結構でございます。  まず、通産大臣にお尋ねをさせていただきますが、もう既に多くの方々から、本日もございましたし、ここ数カ月、いろいろな機会に、私も含めて大勢の方が...全文を見る
○西川(太)委員 貸し渋りには二種類ありまして、先ほどの太田さんの議論とはちょっと違う話でありますが、いわゆる民間金融機関と企業の問題、政府系金融機関と企業の問題。今政府系金融機関は、民間金融機関の貸し渋りに効果あらしめる対策として二十五兆円を用意された。信用保証協会は、実績とし...全文を見る
○西川(太)委員 このごろは、信用収縮、取り立ててくる人が銀行の中で出世するのだそうですよ。銀行というのは、貸して利ざやでもうける、または、産業を育てるために時には危険も冒す。それが、頭取が六兆円回収せよ、二兆円回収せよ、田舎の銀行に行くと、三千億ぐらい収縮させろと。これは、例の...全文を見る
○西川(太)委員 今発売をされております。ある経済雑誌の中に、日本の大学で教えておられる外国人の経済学者が、貸し渋りは終わった、こういう論文、エッセーを載せております。これを読みますと、なるほど、客観的データに基づいて、我が国の金融機関が貸し渋りを行わなければならない事由はなくな...全文を見る
○西川(太)委員 十五の分野で規制を撤廃もしくは緩和をしていく、このスピードアップをしなければ間に合わないのですよ、こういうふうに申し上げたわけでございますが、それに対して、そうだ、こういうお気持ちを伺いまして、ぜひひとつ頑張っていただきたい、こう思うわけであります。  最後の...全文を見る
○西川(太)委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。
03月11日第142回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○西川(太)委員 十五分の時間しかございませんので、ぶっきらぼうなお尋ねになって、失礼がありましたらお許しをいただきたいと思います。  きょうは、お忙しい中、御苦労さまでございました。先ほど来からもう大勢の皆さんから御質問があり、私が用意しました質問も同じようなことをお尋ねして...全文を見る
○西川(太)委員 先ほど、質問はこれで終わりますと申し上げましたけれども、あと三分あるので、せっかくの時間ですから、お許しいただきたいと思います。  高木先生にお伺いいたしますが、貸し渋りでございますけれども、これは民間金融機関としてはもうやむを得ない、こういうお話でございまし...全文を見る
○西川(太)委員 どうもありがとうございました。
03月18日第142回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。  証人にいろいろと、短い時間でございますが、お尋ねをいたしますので、端的に御答弁をいただきたいと思います。  まず、先ほど来からお話が出ておりますが、大和証券の同前社長や、また土井さん、そういう方々が平成三年の十一月から平成...全文を見る
○西川(太)委員 お話をしに来られたというんでなくて、先ほど来から、いろいろと一般論としてお話をされていると。さきの参議院の参考人の際の御答弁でも、一般論としてそういう処理の仕方があるということを飛ばしに関しておっしゃってはいますけれども、具体的に指示をしたと、そういうことをやり...全文を見る
○西川(太)委員 私が調査をして、得ております心証では、ただいまの証人の御答弁は、場合によっては偽証になるんじゃないでしょうか。  と申しますのは、私の得た情報では、大和証券側の相当の立場の人が、検察当局に既にいろいろと協力をして、証言をしておられる。その中で、松野証人は飛ばし...全文を見る
○西川(太)委員 私の得ている情報では、証人が大和証券側に対して、海外に持っていったらどうかという助言があった、しかし、その助言を受けた数名の役員は、これは違法になるので処理方法については適法に処理をしようということで断った、こういうふうに聞いておりますけれども、こういう事実はあ...全文を見る
○西川(太)委員 土井さんという役員はお会いになったことありませんか、この問題で。
○西川(太)委員 お会いになっていると思いますけれども、記憶がないということでおっしゃっているわけでありますが、次にお尋ねをしたいのは、証人は、大和証券に飛ばしについて直接行政指導というような形で事を進めたということはないと再三おっしゃっている。大和証券側のアイデアだ、こういうふ...全文を見る
○西川(太)委員 きょうは証人は議院証言法で宣誓をして、ここでおっしゃることが事実に反していれば、それが偽証になるということは十分承知の上でおっしゃっていると思います。  私は、先ほど来から、さきの質問者の事実関係も踏まえてお尋ねをしたわけでありますけれども、証人の側から大和証...全文を見る
○西川(太)委員 私は、今の御発言は微妙にずれてきているんじゃないかと思います。先ほど来、飛ばしについては大和証券側のアイデアだと、自分はそれについて示唆した覚えはないと、こういうふうにおっしゃったんじゃないですか。それが、今、強くは言わなかったけれども、強くは言わないけれども弱...全文を見る
○西川(太)委員 言ったことは確かなわけですね。お認めになった。それは非常に重要なことですよ。つまり、大和証券に対してそうしたことは示唆していないと、あなたは国会の参議院の委員会でおっしゃっているわけですから、海外に持っていけばいいということはおっしゃったということが、きょうの私...全文を見る
○西川(太)委員 あなたが示唆された飛ばしというのは、先ほど海江田議員初め皆さんから指摘があったように、通常の飛ばしではないんですよ。これはもう大変な、損失補てんにつながる重大な疑義のあることを行政指導したというふうに受けとめられるんです。  そこで、日本の証券市場の健全化と海...全文を見る
○西川(太)委員 終わります。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○西川(太)分科員 きょうは、省エネ法の改正案が近々商工委員会で、また本会議で議論をされるわけでありますけれども、それに先立ちまして、もう既に提出をされておりますので、これに関連して大臣並びに通産省の皆さんに御見解を承りたい、こう思いまして質問に立たせていただきました。  貸し...全文を見る
○西川(太)分科員 実は、個人的なことを言って恐縮ですが、私、電気製品が大好きで、特に聴覚、視覚の楽しみはほとんどの機器をそろえて持っております。問題は、例えばテレビなんかもビデオ内蔵型とかいろいろなものがあるわけです。それから、最近はデジタルのDVDというものも出てきて、これな...全文を見る
○西川(太)分科員 先ほど田中議員も触れておられましたが、家電のいわゆるエネルギー消費の御三家は、クーラー、冷蔵庫、テレビでございます。特に、クーラー、冷蔵庫には冷媒としていわゆるフロンの問題がつきまとうわけであります。CFCをやめてHCFCにかえたが、これは地球の温暖化効果はC...全文を見る
○西川(太)分科員 くどくて恐縮でございますけれども、省エネ法の改正をめぐっては、このトップランナー方式が非常に重大な議論のポイントになる、こういうふうに思うわけであります。  先ほどの御答弁でもう少し突っ込んでお尋ねしたいというふうに思いましたのは、つまり各メーカーが大手同士...全文を見る
○西川(太)分科員 本当にそこのところが大事なんですね。視野を狭くして業界の擁護だけしていたのではいけないし、人類全体の、世界的に売れる商品でなければいけないわけです、特に日本の場合には貿易立国ですから。そういう意味では、この問題はまことに画期的な、非常に重要なテーマだというふう...全文を見る
○西川(太)分科員 大臣にお尋ねをいたすわけでございますが、ただいま政府委員と私の間で質疑応答をさせていただきました。聞いていただいたと存じますけれども、今回、COP3での合意を踏まえて、八%、七%、日本は六%、こういう非常に厳しい達成目標を課せられたわけでありますけれども、これ...全文を見る
○西川(太)分科員 どうぞ頑張っていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。
04月02日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。下村議員、吉田議員と同じように私も東京都議会議員出身でございます。昭和五十二年から四期十六年間、三人の中では一番長く都会議員をやっておりました。  きょう、上杉自治大臣は、そういうことを意識しておられないと思いますが、東京都の続...全文を見る
○西川(太)委員 そもそも都と特別区という制度は、地方自治法の制定以来大都市の一体性の確保と、一方で特別区の自主性、自立性の強化といういわば二律背反的なテーマをめぐって数次の改革が行われてきたわけであります。こういう中で、二十七年の地方自治法の改正によって、都の内部団体であるとい...全文を見る
○西川(太)委員 今、大臣の最後の御答弁の部分は大変ありがたいことだというふうに率直に受けとめます。ぜひひとつ、そういうお気持ちで自治省も援護していただきたい、こう思います。  実は、今お話がありましたが、調整三税、私の出身区は人口も小さいし、財政力も強くありません。それで、調...全文を見る
○西川(太)委員 鈴木局長に続いて伺いますが、同じ条文の中で、今度は東京都について、特別区を包括する広域の地方公共団体という位置づけをされたわけでありますけれども、これは、従前の都の性格と変わるものなのでしょうか。どういう理解をしておりますでしょうか。
○西川(太)委員 ただいま二つの質問に対する局長の御答弁を伺いますと、今回の改正によって特別区の自主性、自立性が強化される、これは大変意義深い重要なことである。しかし一方で、一つの大都市としての一体的に発展してきた経緯というものが二十三区にあるわけでございますが、これが都区制度を...全文を見る
○西川(太)委員 先ほど吉田委員の質問にもありましたが、いわゆる財政自主権の強化といいますかそういうものが必要で、都区財政調整制度を残す、こういう二橋局長のお答えでございました。私はこの点について、ただいま鈴木局長からもそういう趣旨の御答弁がありましたから、お尋ねを特にするわけで...全文を見る
○西川(太)委員 いろいろお伺いしてまいりましたけれども、今回提出されました法案は、先ほど自治大臣、ベストとおっしゃったか最善とおっしゃったか、これでいいというふうには思っておられない、まだまだスタートだから、もっともっとこれを育てていかなきゃいけない、こういう趣旨の御発言があっ...全文を見る
○西川(太)委員 ありがとうございました。
04月10日第142回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。この法律案につきまして極めてオーソドックスなお尋ねを申し上げたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  初めに総論的なお尋ねをさせていただきますが、商品について公正かつ透明な価格を形成し、さらに、市場経済のもとで日々変...全文を見る
○西川(太)委員 日本はアメリカの二十五、六分の一ですが、稚内から指宿までは二千キロで、これはコペンハーゲンからナポリまでの距離ですから、ヨーロッパに比べたら遜色ないのですけれども、ただ、無資源国家で、米と野菜と石灰石しかとれない。石油は秋田の沖でちょっととれても、これはライター...全文を見る
○西川(太)委員 今の御答弁で、利便性を高め、また経済の活性化を促進させるために欠かせない改正である、私も全く同感でございます。さらに、規制緩和を推進されることによって市場の活性化を生み出す、こういうこともおっしゃるとおりだろうというふうに存じます。  商品取引につきましては、...全文を見る
○西川(太)委員 私、野党ですから意地悪なことを言いますけれども、何でそんないいことをもっと早くやらなかったのか、これは一言言っておきます。  そこで、今の御答弁で、結構ずくめというか、大変日本は外国に頼って、たくさんの、百八十幾つの国から、例えばアフリカのジンバブエなんていう...全文を見る
○西川(太)委員 次に、商品取引員については、代価とサービスの多様な関係を各会社が生み出せるように固定手数料という規制を改めていくこと、すなわち手数料の自由化、これが必要だ、今回、こういうことでありますね。  日本の商品先物市場も非常に頑張っておられるようでありますが、手数料が...全文を見る
○西川(太)委員 手数料の自由化ばかりを主張したのではこれは片手落ちでありまして、取引員の経営基盤の強化ということも当然考慮を払わなければいけない、健全な市場は両方でできるわけですから。そういう意味では、商品取引員の方々が十分に戦える道具を、武器を与えなければ、料金だけ自由化して...全文を見る
○西川(太)委員 実は、かく言う私も、学生時代に乾繭相場というのをやったのですよ。自分の経験からいくと、毎日短波放送を聞いて、けい線を引いて、今大学の教授になっている人と三人でやったのですが、もうけたのです。御多分に漏れず損をするのじゃなくて、私はもうけた。すぐやめましたけれども...全文を見る
○西川(太)委員 あと二問質問を用意してございますので、一番最後の質問は大臣に伺うわけですが、その前に一問だけ政府委員に伺いますので、簡単に御答弁をいただきたいのです。  規制を緩和してフリーにする、しかし同時に市場はフェアでなければいけない。このたびいわゆる市場取引監視委員会...全文を見る
○西川(太)委員 今、小学校高学年、中学校低学年の社会科の教科書で、ある国との商品の輸出入の実態を国名を伏せて子供に見せると、ある国からは機械やハイテク関係の商品がたくさん輸出されて、ある国からは大豆や小麦や農産品が来る、これはどことどこの取引だと思うと言うと、大概の子供が逆を言...全文を見る
○西川(太)委員 どうもありがとうございました。
04月28日第142回国会 衆議院 商工委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○西川(太)委員 私は自由党の西川太一郎でございます。限られた時間でございますので、早速質問に入らせていただきたいと存じます。  このたびこの法律案をセットで用意をされて、従前、大店と小売店というカードだけで処理をしようとしていた、それに新たな町づくりという、またはもっと大きな...全文を見る
○西川(太)委員 そうなりますと、この二十三区内の市街地というのは、建物が連檐していてかなり広い地域になるわけでありますけれども、こういう広大なエリアをどういうふうに区域を設定していくのか、これはちょっと具体的なことですから、商務流通審議官、お願いします。
○西川(太)委員 時間の関係で次に移りたいと思います。  最近、私の中心的な出身地、荒川区というところですけれども、荒川区方式というのがつい数日前も民主党の渡辺委員の質問の中で出されました。それはそれでいいのですけれども、ずっと見ておりますと、廃業した工場とかそんなに需要のない...全文を見る
○西川(太)委員 非常に大事な点だというふうに思います。  そこで、次に、農水省の方お見えになっていると思いますが、中心市街地の商店街がシャッター通り化してしまっている理由には、八百屋さんとか魚屋さん、肉屋さん、お米屋さん、そういう小売店、特に食品のお店が廃業に追い込まれている...全文を見る
○西川(太)委員 こういう人たち、非常に大事な機能を果たしているわけですから、ぜひ応援をしっかりやってあげていただきたいというふうにお願いをいたしておきたいと思います。  実は、先ほど申しましたとおり、商工委員会で欧米を視察した際に、遠藤建設委員長も御一緒でございましたけれども...全文を見る
○西川(太)委員 ぜひお願いをしたいと思います。  ライトレールトランジットというシステムは、欧米で非常に普及している。これはまねするわけじゃありませんけれども、もっと簡単にそういうものが導入できるような規制の緩和は必要だと思いますし、またシャトルバスも、電気自動車を将来普及で...全文を見る
○西川(太)委員 そうすると、あなたのところはこういう点が欠けていますよ、または、こういう点をもっと育てて伸ばしたらいいんじゃないかというような地域の利用者の声、なかんずく都心部というのは少子・高齢化で高齢者が多いし、それから女性の声というか、そういうものをきちっとフォーマルに、...全文を見る
○西川(太)委員 時間がありません。もういよいよまとめの質問に入っていきたいと思います。  今度、この法律案が成立をして基本計画を策定する際に、いわゆる地元市区町村の住民や民間事業者の意見を幅広く徴していかなければいけない、このことがこの法律に魂を入れていく、こういうことになる...全文を見る
○西川(太)委員 ありがとうございました。  建設大臣にというか建設省にもう一問だけ伺って、さらにもう一問通産大臣に伺って質問を終わりたいと思います。  私も長く、十六年間地方議員を、東京都議をしておりました。都市計画審議会の委員をかなり長くやっておりました。今度都計法が改正...全文を見る
○西川(太)委員 通産大臣、現行大店法が廃止をされる、そして大店立地法、改正都市計画法という体系となった場合、一体中小小売業者はどんな悪い影響を受けるのだろうかという、悪い方ばかりをみんな心配をして、先ほどどなたかの質問にありましたが、松崎さんでしたか、流通新聞にそれがいち早く出...全文を見る
○西川(太)委員 どうもありがとうございました。
05月06日第142回国会 衆議院 商工委員会 第11号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。  きょうは、長時間、また御遠路御苦労さまでございます。心から御礼を申し上げます。  早速お尋ねをしていきたいと思いますが、経済活動の究極の目的は消費であるというアダム・スミスの言葉を引き合いに出すまでもなく、近時、我が国経済...全文を見る
○西川(太)委員 ありがとうございました。  小林さんは、全国の商店街の二割、三割はまだ元気だ、そういうところと共生というか、共存共栄を図っていくという戦略だ、こういうこともお話しになっているというふうに、間接的に私伺っておりますけれども、ぜひひとつ、そういうお立場で日本の商業...全文を見る
○西川(太)委員 次に、三村先生に伺いたいと存じますけれども、今回の政策転換とも言えるこの法の主眼というのは、言ってみれば地域の創意工夫を引き出して町づくりをやろう、こういうことでございます。  私、さきの対政府審議でも質問したのですが、主婦として、女性として、町づくりについて...全文を見る
○西川(太)委員 ありがとうございます。女性がこうした町づくりにいろいろな立場で参画をしていただくように、私どもこの法律で望んでいるところでございます。  次に、もう大体七分ぐらいしか時間がないので御協力をいただきたいと思いますが、宮岡市長さんにお尋ねをし、最後に石原教授にお尋...全文を見る
○西川(太)委員 最後に、石原先生にお尋ねを申し上げますが、ただいままでのいろいろな各参考人の御意見、また、私ども審議をしてきた過程の中で、今まで大店VS商店街という感じで、言ってみれば平面的な感じでございましたけれども、これからは町づくり、しかも中心市街地を活性化させ、郊外に対...全文を見る
○西川(太)委員 どうもありがとうございました。
05月07日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。  私は、まず、行政改革として国民の皆さんが求めておられるのは、単なる省庁の再編成よりも、まず行政目的の明確化と政府全体のスリム化、すなわち徹底した規制緩和や地方分権が求められているのではないかという立場から質問をさせていただき...全文を見る
○西川(太)委員 地方支分部局については後ほどお尋ねをいたします。  次に、運輸大臣、建設大臣にお尋ねをするわけでありますが、ただいまの総務庁長官の御答弁、国土交通省の行政理念として総合的な交通行政があるといっても、現実にそれが実現できるかどうかというのは具体的な行政の内容によ...全文を見る
○西川(太)委員 総合的な交通行政を目指されるという姿勢は、ただいま両大臣の御答弁で理解ができるわけでございます。  しかしながら、あえて申し上げれば、今度できるこの国土交通省なる組織を見る限り、どうも公共事業の一元化といいますか、インフラ整備のハード面に比重が偏っている気がい...全文を見る
○西川(太)委員 今、総務庁長官から、行革会議の議論の経緯を踏まえてと、こういうお話があったわけでありますが、私が承知している限り、このたびは国土計画を担う国土庁と公共事業の実施省庁を統合する国土整備省なるものをまずつくろうという構想があり、それでは少し巨大化に過ぎるのではないか...全文を見る
○西川(太)委員 総務庁長官に、次は構造改善事業について伺いたいと思います。  今度の基本法では、公共事業に関しては、農林水産省の構造改善事業は現行のまま農水省において行う、こういうふうになっております。公共事業の予算の二割を占めるこの事業は、農水大臣がいらっしゃるところで恐縮...全文を見る
○西川(太)委員 時間の関係で少し先へ進ませていただきますが、次は、亀井長官もお見えでありますから、国土庁の取り扱いについてお尋ねをしたいと思います。  今回の基本法案で、現行の建設省、運輸省、国土庁及び北海道開発庁を母体とするという、いかようにもとれる分厚い表現になっているわ...全文を見る
○西川(太)委員 イギリスの例などを見ると、一九七〇年代から省庁の再編が進められながら、試行錯誤を繰り返して、一度合併したものを離してみたり、機能的にも随分問題がある、そういうようにどこの国でもなかなかこの行革というのは大変であることはよくわかります。しかし、国土庁が生まれた経緯...全文を見る
○西川(太)委員 ぜひ強力に両案については進めていただきたいと思います。  あと七分ぐらいしか時間がありませんので、二問お尋ねをしていきたいと思います。  まず、環境庁にお尋ねをいたすわけでありますけれども、今度この法案が通れば省に昇格される、国際的にも環境問題が大変重要性を...全文を見る
○西川(太)委員 ぜひひとつお願いをいたしたいと思います。  もう時間がありません。最後のお尋ねでありますが、実は、こうした諸課題を実行するについても、強力にしてかつ機動性の高い組織を持たなければなりません。これは、単に国土交通省のみならず、我が国政府全体がスリム化していくこと...全文を見る
○西川(太)委員 どうもありがとうございました。
05月12日第142回国会 衆議院 本会議 第37号
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○西川太一郎君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました特別委員会の設置について、反対の立場から討論を行います。  平成十年度を迎えても、我が国経済はいまだ深刻な危機を脱し得ず、株価、為替の低迷が続いております。総理御自身が我々の主張を一顧だにせず、自信満々に行...全文を見る
05月12日第142回国会 衆議院 予算委員会 第33号
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○西川(太)委員 三木さん、あなたは今日まで、何の容疑で何回逮捕されましたか。
○西川(太)委員 四大証券の一角を構成する山一証券のトップ、またはその周辺におられたお立場で、三回も逮捕されるということは、あなたはそれが証券業界の体質だ、もしくは山一の体質だ、それとも何かほかに原因があるとお思いですか。
○西川(太)委員 総会屋に利益を供与したり、不当な飛ばしを行ったりすることが、誠心誠意努力した結果なんですか。
○西川(太)委員 とんでもないことですが、きょう、あなたは何のためにこの本院の証人喚問に呼ばれたと認識しておられますか、何を解明するために。
○西川(太)委員 それを解明することは、どういう意味があると思いますか。  あなたは答えられない。その程度の認識でここに臨まれることは、国民の代表の国会議員として、私はまことに遺憾に思います。  あなたがきょうここで解明すべきことは、飛ばしや簿外取引によって我が国の金融システ...全文を見る
○西川(太)委員 それで、どうお思いなんですか、あるならば。
○西川(太)委員 実は、野沢正平社長は、最後に号泣をされて、社員は悪くない、私ども経営陣が悪い、そして、山一がこうなった四つの原因ということを言っておられましたけれども、私は、そこになかったけれども極めて大きな原因は、損害が出た、国内外で出た、松野元証券局長に相談に行った東急百貨...全文を見る
○西川(太)委員 記憶にないはずはないんですね。なぜかといえば、そうした隠ぺい工作がずっと続いて、その陰で、全社的にこれを解決しようという提案は退けられて、MOF担関係の、いわゆる企画室関係の人たちだけでこの問題を処理しようということばかりやっていたから、山一ファイナンスの時点で...全文を見る
○西川(太)委員 あなた、いやしくも四大証券の一角を構築する山一の取締役社長までお務めになった人が、今の国権の最高機関である国会での証言としては極めてお粗末な言辞ですよ。裏目に出たというのはどういうことですか。罪の意識はなかったんですか、あなたは。どうですか、それは。  委員長...全文を見る
○西川(太)委員 もうわずかな時間でございますが、実はあなたは、三回逮捕された一番最初は、いわゆる昭和リース事件だったんですね。このときに、あなたの上司であった、自主廃業直前には相談役に引いておられた方から、あなたが逮捕された時点で連絡があった。あのことだけは、君、しゃべるなよ、...全文を見る
○西川(太)委員 これを思い出すと、あなたはもう一度大きな罪に問われますよ。  それからもう一つは、きのうまで書店に並べられていたアエラ、その中に、九一年に退任したEという、この人、頭文字をEです。Eさんというワラント担当部長が関連した五十億円の疑惑事件。この報告書、どこを見て...全文を見る
○西川(太)委員 五十億円のお金がなくなった、このことを、記憶にないんですか。
○西川(太)委員 これは、じゃ、あなたは、この報道に対してどういうふうに対処しますか。そういう調査をあなたがやめさせたとはっきり、あなたの名前入りで、ルビまで振ってあって、書いてありますよ。
○西川(太)委員 記憶がないのであって、これは、ぜひその記憶を呼び戻していただきたい。そういう事実がなかったということではないことを、私は留意しておきたいというふうに思います。  あなたは、松野さんとお会いになって、そして、先ほど来、同僚先輩議員から、いわゆる示唆を受けたと、報...全文を見る
○西川(太)委員 はっきり答えてください。あなたのことじゃない、松野さんのことだ。
○西川(太)委員 おおむねそうだと今お答えになった。  そこで、これで最後ですが、実は、報告書によれば、その後、この件に関して大蔵省から何の検査も調査もなかった、こういうふうに書かれております。ということは、大蔵省は、もし指示をしていないなら検査をしてしかるべきだからでありまし...全文を見る
05月13日第142回国会 衆議院 商工委員会 第14号
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○西川(太)委員 今回の省エネ法改正案は、エネルギー消費が近年非常に伸びておりまして、九五年の数字で見ますと、年間三億八千八百万キロリットル、石油換算で消費をされている。これは何も手を打たないでまいりますと、二〇一〇年には一八%さらに消費が伸びる。こういう中で、COP3も開かれ、...全文を見る
○西川(太)委員 実は、先ほど質問に立たれた島津議員も、私も、かつて自由民主党の、労働大臣をお務めになった石田博英先生の秘書でございまして、ちょうど私どもが秘書をしておりましたころは石油ショックのころで、ローマ・クラブの悲観的な論調が大変支配をして、そういう中で、私どもの先生は省...全文を見る
○西川(太)委員 そうすると、トップランナー方式を導入した場合には、今のお話は導入の方法ですけれども、これはどの程度厳しくなるのですか。
○西川(太)委員 その八から三〇という数字が重いものか軽いものか、これはなかなかちょっと判断が今私ども素人にはできかねますが、先日も篠原さんにこの問題をお伺いしたのですけれども、目標値がトップランナー方式で定まりますと、今のお話のとおり、達成するのは非常に難しいという、大変だとい...全文を見る
○西川(太)委員 これは非常に難しいのですよね。質問をつくる際に、いろいろと若い方々に教えていただきましたよ、正直言って、こっちは素人だからわからないから。例えば、ある会社のこの製品は、例えばクーラーでいえば、八畳用はAという会社のこの製品が効率がよいからそれをトップランナーにす...全文を見る
○西川(太)委員 今のことで、だれが聞いてもわからないのは、出荷量は、今おっしゃったように、性能のいいものをたくさん出していれば、若干性能の落ちるものを少量出荷しても確かに薄まりますね。だけれども、その出荷量全体の枠というのは、もちろん上限があるのでしょう。そこら辺がちょっとよく...全文を見る
○西川(太)委員 わかりました。  そこで、次に伺いたいのは、今度の改正案では、勧告に加えて公表、命令措置というのを導入していますね。これは余り業界に歓迎されていないのだけれども、ちょっと厳し過ぎる、こういう意見がありますけれども、当局はどういう考えでこれを導入したのか。
○西川(太)委員 国内のメーカーでもこれを適用されることは大変だということ、今申し上げたと思います。輸入のもの、これも当然対象になるわけですね。昔は、「よいから使おう国産品」と通産省は言っていたけれども、このごろは、「輸入でつなぐ世界の輪」とかいうのでしょう。これは、外国から入っ...全文を見る
○西川(太)委員 私はその点については異論があります。  例えば自動車、これは、北の方の国、寒い地方でつくった自動車はやはりそういう点の装備が、営業妨害になってはいけないから、どういう車だとか具体的なことは言いませんが、例えばヒーターなどは物すごくきき過ぎるのです。反面、冷房は...全文を見る
○西川(太)委員 これはなかなか難しいな、素人ですから。しかし、WTOの事務局を通じて各国にそういう通告をしておられる、こういうことでありますから、まあひとつ、その辺はうまくいくように祈っております。  ところで、実は、我々も夜中にひょっと目を覚ますと、部屋のテレビが、小さく、...全文を見る
○西川(太)委員 大げさに言えばライフスタイルの変更といいますか、そういうことをみんなでやって、今までと同じように、楽もするわ、いい思いもするわ、エネルギーは減らそう、そういうわけにはいかないわけですから、エネルギーを減らす分だけ不便も我慢しなければいけない、しかし、本質的でない...全文を見る
○西川(太)委員 この問題の最後に通産大臣にお尋ねをいたしますが、二十一世紀に向けて、地球環境問題の調和を図りながら持続的な経済発展を実現するために、エネルギー政策はいかに取り組むべきか、こういう点は非常に大事だと思うのです。  我が国は、もう既に御案内のとおり、世界百八十を超...全文を見る
○西川(太)委員 先ほど島津委員初め皆さんが、間違いなくこれからの大きな課題、テーマである環境問題に対して、私ども、考え方の相違やいろいろなもの、食い違い、若干あるかもしれませんけれども、乗り越えてやっていかなければいけない、そんなふうに思います。  もう残りの時間は二十分を切...全文を見る
○西川(太)委員 広報が下手だと言ったのは与党の議員であることを申し上げておきます。  そこで、家電メーカーは非常に今不況ですね、雇用調整なんかもあって。そういう中で、私たちとしては負担をなるべく軽くしてあげたいなと思うのですが、いかがでしょうか。
○西川(太)委員 これは通告していない質問なんですけれども、そういう厳しい中で、この法案の趣旨に協力するメーカーに対しては何かボーナスみたいな制度はあるのでしょうか。
○西川(太)委員 まさにそうなんですよね。消費者の側がそれを評価する、そういう意識が国民の間に醸成されていけば、メーカーもやりがいがあるのですよ。  今余りみんなが言うので珍しくないけれども、それだけよいことだろうと思うのは、地球に優しいという言葉です。商品の頭に必ず、地球に優...全文を見る
○西川(太)委員 違う問題をお尋ねしますが、私は東京の下町が選挙区ですけれども、昔から電気屋さんというのはなかなかしゃれた商売で、随分あったのですね。ところが、秋葉原の量販店にほとんど凌駕されて、数えるほどしかなくなってしまった。家族で細々とやっているというのが実態だというふうに...全文を見る
○西川(太)委員 これはなかなか大変だと思いますが、しかし、そういうきめの細かいサービスがかえって小回りがきいていいとかありますよね、大きいところだと時間を指定されたりするけれども、小さいところならそういうこともないとか。業者の方々にひとついろいろな工夫をしてもらいたいというふう...全文を見る
○西川(太)委員 もう最後になってくると思うのですが、実は我々の選挙区は大変古紙の問屋さんの多いところなんです、委員長はよく御存じですが。そこで、そういう長年の事業から来るノウハウの蓄積というのはばかにならないのですね。この方々は何とかこのリサイクル社会に貢献したいという気持ちが...全文を見る
○西川(太)委員 どうもありがとうございました。
05月15日第142回国会 衆議院 商工委員会 第15号
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○西川(太)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、世界に...全文を見る
05月20日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第6号
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○西川(太)委員 私は、まず特別減税、貸し渋り、そしてODAの三つのテーマをお尋ねさせていただきたいと思います。  外務大臣にお願いをしましたが、どうしても御都合がつかないということで、政府委員の方に後ほどお尋ねをいたしたいと思います。  まず、大蔵大臣にお伺いをしたいと思う...全文を見る
○西川(太)委員 今、大臣が減税を景気対策としてやった、こういうふうにおっしゃいましたけれども、それでは公共事業と減税とどこが違うのですかと聞きたくなってしまうのです。  つまり、税金というのは、やはり理念が裏打ちされていなければ税制とは言えないのじゃないでしょうか。つまり、我...全文を見る
○西川(太)委員 でも、大臣、取られなかったものが、特別減税は終わったから今度はあなたから取りますよということになれば、これは増税というふうに国民は受けとめますよ。これは意見として申し上げておきます。  それから、参議院の選挙が終わったら恒久減税を検討する、こういうふうにおっし...全文を見る
○西川(太)委員 御配慮大変ありがとうございます。御礼を申し上げます。御協力をいただきました皆様にも御礼申し上げます。ありがとうございました。  そこで、大臣、ただいま御答弁いただきましたこの仕組みは大体わかるのですが、私のお尋ねの仕方が悪かったのですけれども、つまり、九八年度...全文を見る
○西川(太)委員 ウォールストリート・ジャーナル紙がかつてツーリトル・ツーレートと言ったのは、まさにこのことです。二兆円ずつ赤字国債を財源にして六年間やってしまったわけです。だから、政策不況をどうにかしよう、どうにかしょうとしながら、とうとう六年間、結局はこの二兆円は焼け石に水だ...全文を見る
○西川(太)委員 それは、大臣はどんととおっしゃるけれども、もらう方はどんととは思わない。ふわっと届いたぐらいのことになるのではないかと思います。(発言する者あり)でも、焼け石に水ということわざがあることも申し上げておきます。  次に、貸し渋り対策についてお尋ねをします。  ...全文を見る
○西川(太)委員 これは意見としてこの問題の最後に申し上げておきたいと思いますけれども、報道によれば、日銀が五月十四日に発表した金融機関の四月の資金吸収動向、貸し出し動向、これによりますと、四月が減少率が最大であって、貸し渋りがまだ残っている。需要も縮小しているけれども、そういう...全文を見る
○西川(太)委員 局長、まだODAについては聞いていないのです。  天安門事件のときに中国に対する援助はどういう姿勢だったかということを聞いているのですが、今の局長の御答弁を私流に受けとめれば、治安が定まらない、要するに、投資をしたりいろいろするにふさわしい環境でない、こういう...全文を見る
○西川(太)委員 中華人民共和国に、カナダのノーマン・ベチューン医師の中国に対する業績をたたえるベチューン医科大学というのが長春に建設をされることになり、そこに病院の機材を我が国が供与する、これは現金で無償援助をされたわけですが、これの合意が一九八九年の十月になされているのですね...全文を見る
○西川(太)委員 十三カ所のポイントがあったそうです、日本が中国に求められていた援助が。そして、プライオリティーとしては、このベチューン医科大学は十三番目だったそうです。それが、ある日突然、三番目に繰り上がった。これが、橋本龍太郎さんが関係していたという事実がいろいろと述べられて...全文を見る
○西川(太)委員 プライオリティーが上がったということについてはどうですか。
○西川(太)委員 JICAからきょうは総務部長さん、小町さんにお見えをいただいています。総務部長がすべてを承知しているとは私は思いませんが、きょう伺いたいことは、JICAは中国側といろいろと会議を開いておりまして、そこに中国側の問題の人物が高い立場で再三出席している。そして、その...全文を見る
○西川(太)委員 今、私のお尋ねに対して、しかるべき手続を経て決定する、こういうことでしたけれども、じゃ、そのしかるべき手続というのは、このケースの場合にはどこからどういう流れで来たんですか。
○西川(太)委員 いやしくも国民の金が出ていくわけですね。緊急経済対策を講じなければならないほど、足かけ七年間、我が国は厳しい不況の中で、国民は、これを視野が狭いとか広いとかという議論をしたり、国民の、これは全部じゃない、極めて一部かもしれませんが、不要なODAに回す金があったら...全文を見る
○西川(太)委員 もう残り時間、わずかですから、これはこの問題の冒頭に申し上げたとおり、きょうは予告編ですから、本編はさらにいろんなところでやらせていただきます。  実は、今申し上げたことは全部公表されている事実です。したがって、憶測であったりいいかげんなことで申し上げているん...全文を見る
05月22日第142回国会 衆議院 商工委員会 第16号
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○西川(太)委員 今回の国会は、この商工委員会は大変重要な法案がメジロ押しに提出をされ、極めて充実した審議が行われたというふうに思いますが、その中でも、きょうのこの法案は非常に重大だというふうに私は思っております。  と申しますのは、およそ法律案には、これを提出する考え方、体系...全文を見る
○西川(太)委員 この質問のために調査というか、ちょっと勉強してみたのですが、日本とアメリカを個人の金融資産で比較しますと、九五年末の資料しかありませんけれども、日本はよく千二百兆円の預金がある、こう言いますが、千百八十二兆円ありまして、いわゆる直接金融分に当たるものは一一・九%...全文を見る
○西川(太)委員 中澤さんのおっしゃることはわからないじゃないのですが、次の質問にもかかわ るのですが、さっき数字を申さなかったのですけれども、アメリカでは、いわゆる企業の公募株式発行による資金調達ですけれども、九五年の末に全体が約十三兆二千七百億円ほどある。一方、その中で、新...全文を見る
○西川(太)委員 ベンチャー企業を育てるベンチャーキャピタリストというのは、規制ががんじがらめにある中ではなかなか育たない。もちろん適正な業務を行って、責任があるわけでありますからきちっとやってもらわなければいけないし、先ほど私もお尋ねしようと思いましたが、太田委員からもう既にお...全文を見る
○西川(太)委員 ベンチャー育成をするためには、ステージに応じた総合的な施策が必要でございまして、これは通産省は非常に努力をしてこられたと思います。  この国会でも、大学と産業界の技術の交流であるとか、それから特許技術の情報の流通の促進とかストックオプション制度、これは大蔵等の...全文を見る
○西川(太)委員 日本の間接金融は、銀行同士の株の持ち合いが強かったりして、それがかえって直接金融市場、特に株式市場の健全な発展を阻害したりしているということがあります。今のように規制をどんどん緩和をしていく中からこういう知恵も出てくるし、すばらしい成果が上がるわけでございますか...全文を見る
06月03日第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第11号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。  きょうは、ODA関係のことにつきまして、外務省にお尋ねをさせていただきたいと思います。  実は、私ども自由党と民主党が共同で、中国・長春にございますベチューン医科大学附属病院のODA問題について、橋本内閣総理大臣がこれのい...全文を見る
○西川(太)委員 今の答弁は、だれが聞いても納得できない答弁であります。  と申しますのは、大島さん、今のその、ベチューン医科大学に対して伊藤忠商事が請け負ったということ、そしてそれが二十六億円だったということは、私どもがあなたたちに要求したときに出されたのは、たった二枚のこの...全文を見る
○西川(太)委員 私は二週間にわたって個別に折衝してきたのですね、局長御存じのとおり。と申しますのは、私はこの間、緊急経済特別委員会で局長に同じ質問をしている。同じというか、このODAに関してもっと包括的な質問をしている。そこから敷衍させる形で、こういう要求を二週間にわたってして...全文を見る
○西川(太)委員 それはおかしいですよ。プロジェクト型の無償資金を協力する場合には、エクスチェンジ・オブ・ザ・ノートというのですね、交換公文、これからスタートして、もちろんその前に事前調査があったりいろいろするのだけれども、そういうことをJICAが全部やっているのです。そして、た...全文を見る
○西川(太)委員 それはそれとしてなんというのはとんでもない答弁で、公務員は憲法を遵守して働かなければいけないのは常識じゃないですか。  私は、もう質問の時間もありませんから、委員長にお計らいをいただきたいのですが、理事会で御協議の上、以下の資料をぜひ提出していただきたいという...全文を見る
○西川(太)委員 ありがとうございます。  それでは、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
08月31日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第5号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。  本格的な難しいことは、後ほどの西田猛議員が専門家の立場でお尋ねをいたします。  まず伺いたいのは、先ほど来お話を拝聴しておりますと、たびたび、表現は、日本リースさんとランディックさん、エヌイーディーさん同じでしたが、長銀の...全文を見る
○西川(太)委員 きょう、残念ながらテレビの中継はないのですけれども、もしテレビの中継があって、非常にあなた方に対する関心が高い今日、国民がこれを見ていて、失礼ながら、社会的責任をおっしゃる資格がありますか。私はそこのところから言いたい。  それは、いろいろ御苦労もあったろうと...全文を見る
○西川(太)委員 あなたの後ろに補佐役でついてきている人がそういうことを言ったことは間違いないんです。  それで、今からでも遅くないから、これからの審議にも資するために、再検討して出せるものは出してください。いかがですか。
○西川(太)委員 事ほどさように、情報開示がおくれている。これは、審査をする上では、野党側としては非常に重大な問題だと言わざるを得ません。  そこで、次に伺いたいのは、支払い能力があるかどうかということの一つの例として、金融債の償還の問題が当然議論されなきゃいけない。  御行...全文を見る
○西川(太)委員 じゃ、今までどうしたんですか。これからは証券化したりいろいろするということ。しかしそれだって、例えば今度の資本注入される金の流用だといって疑われてくるし、今までどうしていたのかということが一つ。  それから、はっきり言って私どもが得ている情報では、よその銀行も...全文を見る
○西川(太)委員 もう時間がわずかしかないので、少しこっちからも言いたいことを言いますが、結局、発行の金融債が不足して、そして償還額が三倍以上になっている、二・五倍ぐらいになっている。こういう事態の中で果たしていわゆる健全な経営が確保できるのか。私は、そこのところはまさに、先ほど...全文を見る
○西川(太)委員 一つ聞き漏らしたので、お許しをいただいて、委員長、もう一つだけお尋ねをさせていただきますが、政治献金の問題なんですけれども、平成七年、時間がないので簡単に言いますが、四千二百九十一万円、平成八年千八百四十八万円、平成九年は自己開示していただかなきやまだわからない...全文を見る
○西川(太)委員 何のためにしたのかお答えいただいていないし、しかし私の同僚が専門的質問をいたしますから、私はこれで質問を終わりますが、ただ、今のたった二十分間のやりとりを振り返ってみても、都合の悪いことは一切開示しない、都合のいいことは法律に依存して逃げる、こういう姿勢で、国民...全文を見る
09月02日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第7号
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○西川(太)委員 自由党の西川でございます。  私は、主として貸し渋り問題を中心に閣法との関係等々につきまして、大蔵大臣初め通産大臣、経企庁長官、また中小企業信用保険公庫総裁、そして佐々波先生に質問をさせていただきたいと思っております。  まず、まことに恐縮でございますが、三...全文を見る
○西川(太)委員 今、堺屋長官と通産大臣の与謝野先生の御見解で、いわゆる日銀の発行券の量が五十数兆円あるのに、実際に流通している額は六兆ほどですね。滞っていることは、そういうデータもあります。私も承知しております。  そうすると、それがいわゆるたんす貯金になっている。金庫が売れ...全文を見る
○西川(太)委員 そこで、公的資金を資本注入すれば貸し渋りはなくなるという趣旨の御発言が、前の橋本総理から、または御関係の閣僚の方々からたびたびありました。  端的に伺いますけれども、この資本注入というのは、銀行の資本装備率を是正したりまたは引当金に充当させたりして、健全化のた...全文を見る
○西川(太)委員 委員長、その期待どおりになりましたか。
○西川(太)委員 大蔵大臣に伺いますが、御所管ではないのは承知の上で伺いますけれども、今の佐々波委員長の御答弁、これでいいのでしょうか。  つまり、今、まず公的資金というのは、物知りの人に聞くと、タックスペイヤーマネーというふうに英語で言うといいますけれども、これは英語にお強い...全文を見る
○西川(太)委員 そういう細かな事例、しかし非常に深刻な事例は、これはもう枚挙にいとまがないほど承知をしておりますけれども、これを一々ここで御紹介をするいとまもありませんので、そんな状況であるということをまず申し上げておきます。  今、大蔵大臣は、意図とは別に効果があらわれない...全文を見る
○西川(太)委員 そうすると、景気対策と信じていた国民に対してこれは期待を裏切った、こういうことになりませんか。
○西川(太)委員 実は、意地悪な見方をすれば、単なる決算対策だったのじゃないかと。要するに、あの時点で三月に資本注入をすることによって、決算対策だったと。あの当時、株価の口先介入的なことが頻繁に行われたりいろいろした時期ですから、私はそんなふうに考えるわけであります。  ところ...全文を見る
○西川(太)委員 うちの幹事長は前の晩に原稿を書いて突然質問するわけじゃないんですね。これはもうずっと用意をして、実はきょうは総裁がお見えになっておりますけれども、総裁の下の方に直接我々は党に来ていただいて議論をして、首をかしげたりしているのですよ、向こうは。そういう感覚だった時...全文を見る
○西川(太)委員 だって、具体的にあなたたちは資本注入が貸し渋り対策になると言ってきたじゃないですか。では、もう一回そこをやるか。  そこで伺いますけれども、総裁、これは今のままで、つまり法律を変えて組織のいろいろなことを動かして対応できるのですか。わかりますか、私の聞いている...全文を見る
○西川(太)委員 これはどなたがお答えいただいても、通産大臣でも結構ですけれども、そうすると、まだ大綱の段階で法律の条文になっていませんけれども、基本的な考え方としては、例えば時限を切って一〇〇%保険公庫が面倒を見よう、その所要額は十兆円用意しよう、こういう自由党案と、金額が二倍...全文を見る
○西川(太)委員 そこが非常に大事でございまして、実は今およそ三十兆ぐらい保険公庫絡みの保証残高があるんですね、保証協会。事故は二千八百億なんです。これは〇・八%なんですよ。非常に小さいのです。だから、政府案も我が三党案も、これはモラルハザードの問題は共通するのですよ。国の方でそ...全文を見る
○西川(太)委員 今通産大臣の御答弁を伺っていると、やはり私ども三党案よりはスピードが若干劣る。今必死で、この法案が、貸し渋り対策が成立をすれば随分楽になるなと期待している人からすれば、今の御答弁は、中堅企業以上にとっては、開銀のそういう問題は速やかにできない、こういうことを今お...全文を見る
○西川(太)委員 そういう方向で一生懸命我々の案を十分に検討していただいて、ぜひひとつ丸のみをしていただくぐらいの覚悟でやっていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  あと時間が九分ぐらいしかございません。せっかくの機会でございますから、堺屋長官に、これは通告して...全文を見る
○西川(太)委員 もうそろそろ時間でございますから、私の方のまとめを申し上げて、最後に大蔵大臣の御見解を伺って終わりたいと存じます。  今、この約一時間強ですか、やってまいりました質問は、政府が鳴り物入りで、銀行救済のためにいわゆる安定化基金または危機管理勘定、そういうことで用...全文を見る
○西川(太)委員 以上で私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
09月08日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第11号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。  短い時間でございますが、大蔵大臣を中心にお尋ねをさせていただきたいと思います。  きょう雑誌を読んでおりましたら、宮澤大蔵大臣は、高橋是清ではなくて、私の選挙区の生まれ育ちであります勝海舟だと。批評は人の自由、他人の自由、...全文を見る
○西川(太)委員 そこで、また阪和の例を引きます。  ただいま大臣から経過をつまびらかにしていただいたとおりでございますが、当時のMOFは、今は金監庁でしょうか、そうじゃないですかね。当時の大蔵省は、預金保険で蔵員の退蔵金を積み増しして事をおさめたという報道も頻繁にありましたけ...全文を見る
○西川(太)委員 今長官の答弁を伺っていますと、何か裁量的な行政の手法が結局払拭できていない。つまり、今度のこの法案で私は実質的に総理大臣が破綻認定など行えないんじゃないか。なぜかといえば、わずか十五カ月前に倒産をした銀行ですら十五カ月かかって、退職金の上積みをして、そして預金保...全文を見る
○西川(太)委員 私は、内閣総理大臣が破綻に対して決定、認定などできないんじゃないかということを、それができるんだということをわからせていただける答弁を期待したのでありますけれども、ただいまの御答弁では私は満足しません。またいずれかの機会に、このことについてお尋ねしたいと思います...全文を見る
○西川(太)委員 なぜまずいのですか。
○西川(太)委員 結局、我々が強い不満を覚えるのは、この不況の中で苦しい思いをしている国民の感覚からすれば、何でわかりもしない、幾ら損失があって幾ら必要としているのか、それすら国民に何にも開示しないで、それで守秘義務がある、公務員だからどうだ、そういう姿勢に対しては、もう時間がな...全文を見る
09月10日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第13号
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○西川(太)委員 引き続いて、自由党の西川でございますが、質問をさせていただきたいと思います。  長銀の検査結果が出てこないといいますか、まだ終わっていないという御答弁がしばしばあって、本当は八月の下旬に終わっているのじゃないかという考え方、観測もあります。なぜ公表しないのか、...全文を見る
○西川(太)委員 長官、うのみにしていないとか信じていないならば、その証拠を出してください。あなたたちは一向にそういうことを開示しないで、五里霧中の中で、国民の税金をここに投入しなければシステミックリスクが起こるとか、日本発の世界大恐慌が起こるとか、そういう話ばかりじゃないですか...全文を見る
○西川(太)委員 だれが検査して、監督庁長官たる者がそれを急げとか督促できないのですか。または、そのために、焦眉の急であるこの重要な問題について大蔵大臣と御協議なさったり、いろいろ所管の、私その辺はちょっとつまびらかでありませんが、そういう方々と相談をして、スタッフをふやすとか、...全文を見る
○西川(太)委員 私は、テクニカルなことはよくわかりません。しかし、国民の代表の一人として、素朴な理屈で言えば、実態がわかっていないのにそこに公的資金をつぎ込まなければいけないとか、実態がわかっていないのに住友信託銀行に合併を強要してみたり、こういうことが通るのですか。そんなのは...全文を見る
○西川(太)委員 要すれば、実態がわかっていないところを合併に持ち込むというのは、理由があるから合併を望むわけだし、そのために、実は長銀と住信では長い間、インフォーマルな形にあったにせよ、協議を続けてきたという事実があるわけですよね。だから、先ほどの政府委員の御答弁で、ラインシー...全文を見る
○西川(太)委員 だったら、さっき私の質問にそういうふうに率直に答えればいい。それは、ラインシートのチェックは終わったとおっしゃったじゃないですか。今、初歩的なとか初期的なとか、何かわけのわからないことを言って、そういう答弁じゃ困るんですよ。こっちは限られた時間の中でいろいろなこ...全文を見る
○西川(太)委員 大蔵大臣は、合併交渉のときに総理のところに同席しておられて、こういう話は御承知だと思って私伺ったのですけれども、つまり、私が宮澤大蔵大臣にお尋ねをしたがったのは、住信としては当然だろう、要するに健全債権だけを引き継ぎたい、こういうふうな御感想をお持ちになったんじ...全文を見る
○西川(太)委員 結局、収益性のある資産、または第二分類にあっても、それを時価で買えば利益は出るわけでありますから、そういうものを意図しているんじゃないかと想像いたすわけでございます。  我々は長銀への公的資金投入には明確に反対をしているわけでありますけれども、仮にこれをやろう...全文を見る
○西川(太)委員 では、具体的に伺いますけれども、実は北拓銀と北洋銀行の営業権の譲渡の交渉の過程の中で、結局第二分類はだめよという話になっているわけですね。そうでしょう。それは事実ですよ。北洋が断っているんだ、第二分類はだめだと。そうすると、結局預金保険機構で面倒を見るよりないん...全文を見る
○西川(太)委員 いや、結局住信は、健全債権しか引き受けないというのは、いわゆるPアンドAを望んでいるのであって、要するに俗な言葉で言えば、ばらばらにしていいところだけをとろう、そういうことなんですよ。  それともう一つは、金監庁がやっているでしょう。そしてさっきの話で、初歩的...全文を見る
○西川(太)委員 大蔵大臣、一度も御発言がないのでちょっとお願いしたいのですが、例えば今国際会計基準、IAS基準は連結ベースでやるのが常識ですし、それから時価評価で計算するのも、これは今いわゆるグローバルスタンダードというものになっているわけですね。日本だけはそうでない。こういう...全文を見る
○西川(太)委員 そこで、金融監督庁の調査というものがまだ時間がかかる、そして外国の監査法人に住信が依頼するのはそれなりの考えがあってやるんだろう、そういう趣旨の答弁があった、こう思うのですけれども、問題は、長銀に対して破綻認定ができないというところがやはり政府にとって一番重要な...全文を見る
○西川(太)委員 だから、ブリッジバンクに移行しなくても、現在の法律でやれることはいろいろあるんですよね。だから、そこを認めるか認めないかということがとても大事だと思うのです。  時間がありませんから、意見を言わせていただきますけれども、大体、破綻前処理なんという言葉は言語学的...全文を見る
○西川(太)委員 何かというと、金融監督庁としてはとか、政府としては関与する立場にないと。関与する立場にない者が何で国民の金をつぎ込めということをここで議論するのか、全く不思議でしょうがない。     〔委員長退席、山本(有)委員長代理着席〕  最後に、実はこの間参考人で大野...全文を見る
○西川(太)委員 私は、もう死後何カ月もたっていると思いますけれども、そこは法医学の権威じゃありませんからあれですが、やはり国民は、最後に申し上げれば、もっともっと徹底した情報開示、それが前提でこういう議論が成り立つのだということを思っていると思います。これをはっきり申し上げて、...全文を見る
09月18日第143回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○西川(太)委員 午前中、午後と質問の機会をいただきまして、早速でございますが、金融監督庁に四問、通産大臣に二、三問、そして要望を申し上げて、もう二度目の登板でございますから、できるだけ議事進行に気を配りながら頑張りたいと思います。したがって、金監庁の答弁も、今の中野さんに対する...全文を見る
○西川(太)委員 結局、金融政策をいつの間にか景気対策にすりかえたから、ちぐはぐになったのだと私は思っています。それを今度は与謝野大臣が明確に分けて、野党の案のいいところもとってこういうことを調停してくださったから整理ができた、私は個人的にそう思っています。それはまた後で大臣と議...全文を見る
○西川(太)委員 だから、そこが問題なのですね、仕組み上はなっていないと。確かにそうなのですよ。それならば、資本注入すれば自己資本比率が上がって、貸し出しの余力が出てきて、貸し渋りはなくなるというのは、仕組みではそうでしたよね。実態はそうはいかなかったということを、これは強く私は...全文を見る
○西川(太)委員 それならば、信用保証協会の特別会計に対する補助金というのはいつ出すのでしょうか。補正予算を編成する御予定はありませんか。
○西川(太)委員 重ねて、補正予算というか、そういうものと一致させなきゃ意味がないと私は思うのですけれども、そこのところの御答弁、もう一度。
○西川(太)委員 大臣、これは質問じゃありません、意見でございますので、私は午前の連合審査で大臣に、政府案には破綻金融機関の融資先対策というものがないということで大臣からも御答弁いただいておりますから、ここで重ねて同じことはお尋ねしません。  こういうところも含めてやはり運用の...全文を見る
○西川(太)委員 それでは質問を終わります。
○西川(太)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     中小企業信用保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措...全文を見る
09月18日第143回国会 衆議院 商工委員会金融安定化に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○西川(太)委員 きょうは各党の御理解で連合審査が持たれましたことを、院に所属する一人として大変喜んでおります。  そこで、対三党に、提出者にお尋ねをいたすわけでありますけれども、まず、九月二日に私は金融特の場で、本年三月、二十一行に対して二兆七千億の資本注入を行ったけれども、...全文を見る
○西川(太)委員 よくわかりました。  それで、先ほど大口先生がお尋ねになったこととダブりますが、破綻金融機関対策として、ブリッジバンクを使うよりも三党案の方が行政コストが少なくなる利点があるというふうに考えますし、また、政府案のように公的ブリッジバンクによる融資継続についての...全文を見る
○西川(太)委員 通産大臣にまとめて二点お伺いいたします。  一点は、金融特で私に直接御答弁いただきました、例の法案には明記されていない出資や補助金の額でございますけれども、あのとき二千億の八千億とおっしゃいました。今もその線だ、こういうことであれば、それが一つ。  それから...全文を見る
○西川(太)委員 通産大臣、できるだけ時宜を得て適切な、予算面でも必要ならば必要なだけ省としては要求をしていく、こういう姿勢と受けとめてよろしいでしょうか。
○西川(太)委員 これは要望しておきたいと思いますけれども、小規模企業者が無担保無保証の小口のお金を借りたりしますと追加で融資が難しくなるというような、せっかくいい仕組みをおつくりになっても制度の運用面でいろいろ問題があるというふうに実務家からは聞いております。したがいまして、こ...全文を見る
○西川(太)委員 時間も迫ってまいりましたので、金融監督庁に伺いたいのですが、その質問の前に今ひょっと思い出したのは、この間、参考人質疑で大野木頭取に、あなたのところは三月に一千七百六十六億円の資本注入を受けた、貸し渋りはそれで改善されたかと言ったら、大変正直な御答弁があって、背...全文を見る
○西川(太)委員 幸い午後の商工委員会で三十分の枠をいただいておりますので、続けてまたさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
09月24日第143回国会 衆議院 本会議 第13号
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○西川太一郎君 私は、自由党を代表して、ただいまの小渕総理大臣の報告に関して質問をいたします。  小渕総理は、外務大臣時代にはクリントン大統領との会談を行っていないことと伺っており、今回の日米首脳会談は、文字どおり、初顔合わせでありました。  日米両国は、世界第一位、第二位の...全文を見る
09月25日第143回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。  早速お尋ねをしたいのですが、まず冒頭に防衛庁と外務省にお伺いをするわけでございますが、このたびの条約を批准することによって、我が国の国防力はどのように変化をするのか。平和に対する貢献、また国防という二つの面で、この条約を批准...全文を見る
○西川(太)委員 当委員会は国内法の整備にかかわる審議をする場所であることは重々承知でございますが、国会議員の一員として、国を守るということは、これはもう至上命題、いずれの日にか世界連邦でもできて全面軍縮でも可能になるまでは、そういうことについてもなおざりにしていけないことは言う...全文を見る
○西川(太)委員 官姓名名乗って出ていけよ。だれだ、君は。――もういい。それほど真剣にやっている問題なんだよ。それは夜遅くまでやったからそうだろうと思うから、そこのところを今しんしゃくして許すけれどもね。みんな頑張っているんだから。  第一、私らが不満なのは、太田先生もおっしゃ...全文を見る
○西川(太)委員 私は、個人的には世界平和を願い、軍事力を増強するとかそういう方針には反対の立場です。それだけは申し上げておきます。しかし同時に、国を守るということにはいささかも手抜きがあってはいけないという気持ちです。それなかりせば、いたずらに力の真空状態をつくることによって、...全文を見る
○西川(太)委員 これで最後の質問といたしますが、通産大臣に伺いたいと思いますけれども、先ほど来私が申し上げました国防の観点、安全保障の観点、これはかなり多くの人がそのように思っている、私は決して特殊な議論ではないというふうに思っています。  平和を求めながら、現実の世界でいか...全文を見る
○西川(太)委員 もう時間もありませんが、質問は以上でございますけれども、最後に一言だけ我が党の立場を申し上げさせていただきたいと思います。  賛否については後ほど明らかにさせていただきますが、私どもは、議会のルールにのっとってこの問題の処理に協力をしてまいりましたことは御承知...全文を見る
10月13日第143回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○西川(太)委員 初めに、与謝野通産大臣にお尋ねをいたします。  実は、たまたま本日机上に配付をされております保険公庫月報にも、関連の記事が載っております。信用保証協会役員との懇談会開催というところでございます。  このたびの政府案並びに当委員会提出のバージョンアップによって...全文を見る
○西川(太)委員 要望にとどめますが、このたび時限立法で莫大な資金が入る予定でございますから、要するに、二年なら二年廷期をするとか、そういうことも含めてひとつ御検討願いたいということを要望させていただきます。通産大臣、どうぞお休みください。  それでは、続いて堺屋先生にお伺いい...全文を見る
○西川(太)委員 いや、これは私個人の問題ではなくて、やはり長官、国会というのはいろいろな出身者がいるわけでございますから。ここは、評論活動ですから、それから不特定多数の読者を想定して自由にお書きになったのですから、私はそれはそれでいいと思うけれども、そういうことは、やはり大臣に...全文を見る
○西川(太)委員 そこが長官の魅力なんですね。野党議員の質問に対して深くおわびをするなんということは、なかなか本職の政治家はそういうことを言わないのですけれども、やはりいいですね。私はそうあるべきだと思います。  そこで実は、数字の問題というのは、これはもう専門家の皆さんが一生...全文を見る
○西川(太)委員 政府・与党の皆様は凍結論が主流でございますけれども、凍結をするだけでは、やはりマーケットに対するアナウンスメント効果は弱いのじゃないか。これを技術的な、例えば今長官は、そのまま、経済運営がうまくいかなかった場合にはさらにその凍結の事態を継続するような御趣旨の御答...全文を見る
○西川(太)委員 長官は税の食い逃げは許さないということも書いておられるから、そういう哲学からしても当然今のような答弁になると思います。  しかし、短期決戦でというのは、長官が今御就任になったこの時点を起点としておっしゃることであって、実は我々国会でもう何年も経済の活性化、再生...全文を見る
○西川(太)委員 食い下がって恐縮でございますけれども、今の長官の御説明を伺っても、デフレスパイラルを認められるとどういうマイナスがあるのか、その辺は定かでありませんけれども、しかし、実体経済と接触面をかなり持っている我々議員の感覚的なものからいえば、少なくとも失業者はふえている...全文を見る
○西川(太)委員 そこで、このたびの下方修正でございますけれども、今後の金融情勢ですとか昨今の円高といった情勢を必ずしも反映して予測をされたのではないのではないか。日銀特融の増大などの要因から日本の国債の格付が下がるという予想もあるぐらいの中でございまして、我が国の金融状況や経済...全文を見る
○西川(太)委員 きょう、主として堺屋長官にお尋ねをしてまいりましたけれども、総括しますと、見通しの甘い経済予測に基づいて国民をミスリードした。表現は私の表現で、趣旨であります。そのことについてはまことに遺憾であった、こういう陳謝がありました。  そのことは、意地悪く言えば、否...全文を見る
○西川(太)委員 時間はまだあるので、質問はもうしませんが、最後の一言を言わせていただきます。  自民党の総裁選挙のときに、当時の小渕候補は、住宅ローンを免税するとおっしゃったのですね。ところが、総理になったら、それが減税に変わったのです。免税でも一兆円なんだそうですよ、今全部...全文を見る
12月02日第144回国会 衆議院 財政構造改革に関する特別委員会 第3号
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○西川(太)委員 私ども自由党は、財政構造改革法については、その成立に一貫して反対をしてきたことは御案内のとおりでございます。また、成立後は、廃止をするべきではないかということも、私自身も含め、いろいろな場所で申し上げてまいりました。  大幅減税を主張し、しかしながら、財政の健...全文を見る
○西川(太)委員 私が民の立場でと申し上げましたのは、やはりマーケットを重視してという意味で申し上げたわけでございまして、それは御理解いただけると存じます。  消費の減退がいわゆる需給ギャップ、堺屋長官は二十兆とおっしゃるけれども、三十兆と言う人も大勢いるわけでございますが、そ...全文を見る
○西川(太)委員 今の御答弁は、私にとっては大変判断をするのに適切な御答弁をいただいたと思っております。すなわち、五原則、ただいま大臣からお話がございましたとおり、何年までに何%というような数字が入っているわけでございますけれども、それも廃止といいますか、停止、凍結、こういうこと...全文を見る
○西川(太)委員 自由党は、財政の健全化については一律の歳出の削減をするのではなくて、いわゆる行政と財政は一体のものだというふうに考えて、構造自体を見直す必要があるというふうにかねがね主張してきたのでございますが、この見解につきまして、大蔵大臣はどのように評価といいますか、印象を...全文を見る
○西川(太)委員 私どもの考えをもう少し具体的に申し上げれば、従来型の手法で需要の追加だけをしても乗数効果は余り上がらないというのが最近の考えのようでございます。しかも、先ほど来のお話のように、宮下大臣の御答弁は、それは事実の面も、事実の面もと言うことは本当は失礼ですが、事実の点...全文を見る
○西川(太)委員 実は堺屋長官に、せっかくおいでですから、思い出していただきたいのですが、十月十三日の商工委員会でこのことをお尋ねしました。そのときに、堺屋長官は、凍結だ、廃止ではないと。それは、財政構造改革の旗をおろしたんじゃないということを国民の皆さんに承知してもらうためにも...全文を見る
○西川(太)委員 そうすると、本格的に景気が回復するときまで、こういうことだというふうに受けとめさせていただきます。  問題は、この停止法案というのは、別に法律で定める日まで、別の言い方をすれば、凍結を解除するまでに、財政構造改革のために、経済の情勢を見きわめつつ財政健全化のた...全文を見る
○西川(太)委員 以上で私の用意した質問は全部終わるのですが、時間があと十三分も余っていますので、そこで、せっかく文部大臣おいでですから、通告していないのですけれども、一つ要望を聞いてください。  実は、私は先月の下旬、ネパールに渡部副議長のお供で行ってまいりました。そのときに...全文を見る
12月04日第144回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。  大臣初め委員長、議員の皆様、大変御苦労さまでございます。私は二十分間でございますが、できるだけ議事進行に御協力を申し上げたいと思っております。答弁いかんによってはということでございますが。  まず第一に、今国会には新事業創...全文を見る
○西川(太)委員 技術的に支援をする、またはシーズを、大学などからそれを分け与えるとか、工業技術院の研究成果を分け与えるとか、供給源としてはいろいろな方法があるでしょう。しかしそれはできるだけ簡素にしてわかりやすく、国の姿勢を、新規事業を起こすことに対して民間の方々のやる気を引き...全文を見る
○西川(太)委員 そういうすぐれた事業を発見して育てていくというのが本来の銀行、金融機関の責務なんですね。何でもお上に頼るというのじゃ、これは自由主義、資本主義経済じゃなくなってくるんですが、今こういう時期に銀行にそれを期待しても無理だし、さりとて新規産業は起こさなきゃいけないし...全文を見る
12月07日第144回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○西川(太)委員 自由党の西川太一郎でございます。  日本は、もう、かつてという言葉を使うことすらしゃくにさわるのですけれども、経済大国ということで大変称賛をされ、不死鳥のように敗戦からよみがえった、世界が日本を奇跡ととらえて、そして高度成長、さらに経済大国、国際貢献、いろいろ...全文を見る
○西川(太)委員 堺屋長官に伺いますが、今のような総理の御認識、これは当然閣僚として等しくされていると思います。  私は、いわゆる勘発言というのは尊重したいと思っている一員でございます。と申しますのは、私と長官は、もう既に四十五分にわたってこの問題については質疑応答を繰り返しま...全文を見る
○西川(太)委員 そこで総理に伺うのですが、飛行機や車が巡航速度に達するとき一生懸命加速をしていくように、日本経済も安定成長にたどり着くまでアクセルを踏み続けなければならぬ。ましてや日本経済は二年連続のマイナス成長で、かなり激しい勢いでジャンプアップをしないといけないのじゃないか...全文を見る
○西川(太)委員 毎度この委員会でも、けさから議論になっておりますけれども、その意味において、私ども自由党は、消費税の時限的凍結というものを主張しているわけでございます。  本年、四兆円の特別減税を定額方式により行ったために、課税最低限が三百六十一万円から四百九十一万円へ上昇し...全文を見る
○西川(太)委員 非常に含みのある、幅のある御答弁であるというふうに理解をいたしますが、私は、あえて意見を言わせていただければ、この景況の中での所得減税は貯蓄に回りかねないというふうに私どもは思います。  やはり、所得の層に関係なくあまねく国民から、消費活動についてかけられてい...全文を見る
○西川(太)委員 ぜひお願いいたします。  人口構成で御高齢者の皆さんの比率がふえていくわけでございます。一生懸命我が国のために尽くして、そして老後を安んじて暮らせるという仕組みを政治が用意することに反対しようはずもない。若年者もいずれ高齢者になるわけでございますから、そういう...全文を見る
○西川(太)委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  もう最後でございまして、時間も一分しかございません。私は、財政投融資について、総理、大蔵大臣にお尋ねするつもりでございましたが、簡単に申しますと、財政投融資は二十一世紀においても効率のよいシステムとして存続をさせなきゃならな...全文を見る
○西川(太)委員 これで私の質問を終わらせていただきたいと思いますが、こんな機会はめったにないことでございますので、総理初め居並ぶ閣僚の皆様に御要望を申し上げたいと思いますが、どうか、日本がとても元気になるような、そういう政策をしていただきたいということ。それから、特に文部大臣に...全文を見る