西川知雄

にしかわともお



当選回数回

西川知雄の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第140回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○西川(知)委員 西川知雄でございます。ちょっと時間が短いのでございますけれども、要領よく三つの点についてお尋ねしたいと思います。  三つの点と申しますのは、整備新幹線について、第二点は全国交通網整備とその財源について、三つ目は公共投資基本計画について、今までそれぞれ質問された...全文を見る
○西川(知)委員 次に、新規着工区間の件について、これは総理にお尋ねしたいのですけれども、実は総理は、この整備新幹線の新規着工区間について、これは平成三十年までにおおむね一兆二千億ということで、平成九年度にさらに百億円が確保されたわけですけれども、総理は、今後この件について、収支...全文を見る
○西川(知)委員 いろいろと議論はあるのですけれども、時間がございませんのでまたの機会にいたしまして、一つだけ申し上げたいところがございます。  それは、JRの合意、また同意というのが必須の要件になっておりますけれども、JRは御存じのように民営企業です。したがって、JRの役員、...全文を見る
○西川(知)委員 今の御発言で、既着工分の二兆二千億と未着工分のおおむね一兆二千、これをできる限り超えない形で、運輸大臣、それから総理が政治的生命をかけて頑張っていただく、こういうふうに理解をいたしました。  ところで、整備新幹線自体が非常に問題となっているのは、基本的には、私...全文を見る
○西川(知)委員 今の御答弁は、非常に前向きな答弁だというふうに私は理解をしております。  ところで、大蔵大臣御存じのように、特定財源につきましては、現在、外国を見ますと、イギリスには特定財源制度、こういうのはございません。一方、フランスにおきましては、道路、鉄道、水路、この整...全文を見る
○西川(知)委員 大蔵大臣は、特定財源の現状について、これは否定をされずに、どちらかというとこれからどんどん討議をしていこう、こういうことでございますので、ぜひ一般財源化と特別会計、この辺についても御考慮をいただきたいというふうに思います。  ところで、御存じのように、昭和四十...全文を見る
○西川(知)委員 総理はこの問題を割合小さな問題かというふうに御認識かもしれませんが、これは大変重要な問題でございますので、今後とも、政府の中でもぜひ御検討をいただきたい、こういうふうに思います。  次は多分総理がお答えいただくというふうに思いますが、この件もかんがみまして、公...全文を見る
○西川(知)委員 予算委員会では、こういうような具体的な議論をもっともっと長く私はやりたいのですが、与えられた持ち時間が少ないので、最後にもう一点だけ御質問をさせていただきたいと思います。  公共投資の地域格差、これについてお尋ねしたいと思います。  平成七年度の地方交付税、...全文を見る
○西川(知)委員 あと最後になりますけれども、公共投資の基本計画を今後見直されるということは私は大変好ましいと思います。しかしながら、初め、当初の計画、この見直しの過程で社会資本整備研究会、その委員会がございましたが、その委員には現計画が重点を置く生活者重視、文化重視の公共投資の...全文を見る
02月19日第140回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
議事録を見る
○西川(知)委員 新進党の西川でございます。  きょうの四万の参考人からの意見聴取ということで、その質疑も各会派を代表して皆さんがやられるということを私聞き及んでいたのですけれども、先ほどの午前中の発言を聞きますと、自民党さんも新進党も民主党も、ほかの共産、社民、太陽はもう今お...全文を見る
02月24日第140回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○西川(知)委員 西川知雄でございます。  私は、二月十二日のこの予算委員会の総括質問で、道路特定財源について大蔵大臣に御所見を賜ったところでございます。  その際に、私、一般財源化の問題とか総合交通特別会計、これも視野に入れてもう一回道路特定財源について考え直してはどうかと...全文を見る
○西川(知)委員 この間から建設大臣がこの件について御答弁をなされておりませんので、建設大臣にぜひお尋ねをいたしたいと思いますが、実は新聞等々、報道によりますと、またこの予算委員会でも何度も何度も議論をいたしました公共投資基本計画、これが現在見直しの作業中または見直しにがかろうと...全文を見る
○西川(知)委員 私、今、建設大臣の御発言を聞いて非常に驚きました。と申しますのは、橋本総理も、この席で何度も何度も公共投資基本計画、このことについていろいろな委員が質問をいたしましたときに、その回答として、財政改革というものは基本的に必要である、したがって公共工事等についても聖...全文を見る
○西川(知)委員 今の古賀運輸大臣の非常に前向きな力強い御発言、私、期待をしております。  実は、つけ加えますが、昭和四十六年に総合交通体系について、臨時総合交通問題閣僚協議会というのがございまして、いわゆる四六方針というのが出ました。そのときに総合交通特別会計、これについての...全文を見る
○西川(知)委員 今の環境庁長官の御意見は、先ほどの建設大臣の御答弁に非常に御配慮をされた発言であるのじゃないかというふうに推測しておりますが、橋本総理大臣は、聖域を設けない、そういうのが財政改革であるというふうに述べられましたが、私は、歳出面での聖域を設けない構造改革とともに、...全文を見る
○西川(知)委員 特定財源だけで道路が整備されてはいない、そういうことは重々承知しております。  ところが、私が御質問をした趣旨というのは、昭和四十六年、このときから自動車重量税の四分の三は、そのうちの八〇%がもうあたかも法律で決められたような特定財源ということで道路整備に使わ...全文を見る
○西川(知)委員 建設省の道路局監修の「道路行政」それから「道路ポケットブック」というところにも、自動車重量税の国分の四分の三の八割、これは道路特定財源というふうに記述がされております。  自動車重量譲与税法というのが昭和四十六年法律第九十号でございます。その第七条におきまして...全文を見る
○西川(知)委員 今御答弁になったことは、もうすべて調べてありますので、全部わかっております。  私が申し上げたいのは、法律で決められているということであれば、これは国会審議をずっと通って、国民の意見を代表する、またその結果であるということで、私は、それがいい法律であれ悪い法律...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると、建設省で緊急性を御判断されるということでございますが、第五条の二項は「四分の一に相当する額を限度とする。」というふうに書いてございますが、私の調べた範囲では、自動的にほぼ四分の一がこの交付金として充てられているというふうに思います。  ということは...全文を見る
○西川(知)委員 特定財源、これは道路の整備の財源として必要である、こういう建設大臣の強い主張でございますが、皆さん御存じのように、民間の道路プロジェクトというので、PFIとかBOT、すなわち民間がインフラ設備の建設、所有、運営をしていくという制度が、イギリスでもアメリカでもどん...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
議事録を見る
○西川(知)分科員 西川知雄でございます。  亀井大臣とは、予算委員会の初日からずっと仲よく顔を合わせてきたところでございますけれども、きょうは分科会ということでございますが、実はこの間、建設省のある役人の方が来られて、分科会であるからきょうは地元のことを話されるのでしようとい...全文を見る
○西川(知)分科員 亀井大臣のおっしゃることは、私も半分ぐらい理解はできるのです。というのは、閣内でそういう意見が違うとか十分な議論をする、これは非常に望ましいことで、またそうしなければならないというふうに私も思います。  ただ、国会の本会議場というところは、国会議員に聞かれて...全文を見る
○西川(知)分科員 なるべく国民にわかりやすい内閣の、また政府の方針というものをやはり統一的に出していただきたいというふうに私は要望をいたしたいと思います。  そこで、一つ、私個人的に亀井大臣にその意味でもう一回見解をただしておきたいということがございます。私、しつこくて申しわ...全文を見る
○西川(知)分科員 結構です、それで。  議論は、当然のことながら、これから十二分にされていくということだと今御見解を賜りました。  ところで、建設省の事務方の方から、例えば、私道路だけを言っているわけではございませんが、道路整備五カ年計画とかいろいろな五カ年計画がございます...全文を見る
○西川(知)分科員 ありがとうございます。  最後に、亀井大臣もおっしゃっているように、やはり効率的にお金を使わないといけないということで、私、道路の特定財源についてこの間御質問したわけですけれども、例えば地元のことも言いますと、やはりあかずの踏切というのは鶴見でもたくさんござ...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
議事録を見る
○西川(知)分科員 西川知雄でございます。  通産大臣とはいろいろと予算委員会で一カ月以上おつき合いしているわけですけれども、残念なことというか、通産関係の質問というのは大体泉井問題ということで、本来予算委員会で内閣から提出されたことしの予算案をどうやって審議していくか、そうい...全文を見る
○西川(知)分科員 通産省は、環境問題については、今後、環境大国としても、日本が世界に誇れる国となるためにも、非常に重要なことでありますので、今の大臣のおっしゃった線に沿ってぜひ頑張っていっていただきたいというふうに思いますが、果たしてこの環境産業が、今大臣がおっしゃったように、...全文を見る
○西川(知)分科員 今の御答弁、そのようにぜひやっていただきたいわけでございますが、エコタウンの事業等について、私、横浜市の選出でございますけれども、そこが対象になるのであれば、私ども非常に興味のあるところでございまして、この分科会で環境問題について質問を集中的にしたのは私だけだ...全文を見る
○西川(知)分科員 私、通産大臣にぜひお願いいたしたいことがありまして、来年度の予算では、もうきようで終わりでございますから、なかなか難しいかもしれませんけれども、その次も恐らく閣内の重要な地位にとどまられると思いますので、お願いをしたいことがございます。  先ほどいろいろな市...全文を見る
○西川(知)分科員 終わります。
03月05日第140回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。きょうは、皆さん本当に御苦労さまでございました。  私は、一点に絞ってお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど、今度の制度改革は政党中心それから政策本位の制度である、こういうことで新しい選挙制度ができた、そして、この間の選挙で論...全文を見る
○西川(知)委員 それでは菱山参考人の方から。先ほどちょっと触れられましたので。
○西川(知)委員 どうもありがとうございました。  あと七、八分で我々の方は終わらなければいけないと思いますので、政治家の言ったこととやつていることが違うという一般論じゃなくて、今度の、例えば今私が申し上げました消費税に絞っていただいて、ちょっと長崎参考人の方から御意見を伺いた...全文を見る
○西川(知)委員 済みません、いろいろな御議論はわかるのですけれども、私さっき申しましたように、国民が判断するというのは二年半に一回しが判断できないので、これは現実的じゃないと思うのです。それともう一つ、私はさっき経歴詐称のことを言いましたけれども、中退を卒業と言っただけで当選無...全文を見る
○西川(知)委員 あとお二方にもお聞きしたいのですけれども、ちょっと時間がないので後の議論に任せたいと思うのですけれども、政党で判断するということが現在のところできないというのが実態なわけですね。  要するに、選挙では好きなことを言っているけれども、造反すると言った人も造反して...全文を見る
03月24日第140回国会 衆議院 税制問題等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○西川(知)委員 西川知雄でございます。  きょうの税特は、大蔵大臣がきようであれば五時間ぐらい時間がとれるということでございまして、先ほどからの質問は主税局とかそういうところに集中しておりましたので、私は、ぜひ午後のひととき、大蔵大臣と質疑、答弁、これを政治家としてやりたい、...全文を見る
○西川(知)委員 今の御答弁にありますように、国民的なコンセンサスというものができないと五%からそれ以上に上げることはない、こういう御意見であったというふうに思います。私は、それは非常に正しいことでございますが、国民的コンセンサスというのは一体何なのかということをやはりよく考えて...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、ちょっと消費税の話ではございませんが、今の熱意あふるる大蔵大臣にぜひ一つ聞いていただきたいこと、そして改善していただきたいことが、ビッグバンについてございます。  私、国際金融の仕事を弁護士として二十年間やっておりました。したがいまして、いろいろな新し...全文を見る
○西川(知)委員 質問を終わりますが、最後に、私は前の予算委員会でも、道路財源について、特定財源を一般財源化してはどうかとか、そして今の質問でも、国税庁に対して、もっとはっきりとすぐ返事をするような体制にしてはどうか、そういうような、一般的に言えば、非常にある意味では過激な発言を...全文を見る
04月15日第140回国会 衆議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○西川(知)委員 西川知雄でございます。  私は、きょうは、法律と条例という一点に絞りまして質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず最初に長官にお答え願いたいのですけれども、私、弁護士も、法律の専門家として二十年ばかりやってきて、多少、普通の人よりは法文を見ても...全文を見る
○西川(知)委員 長官も御答弁なさって、法の趣旨とかそういうことで、抽象的にはわかるけれども、実際はよくおわかりにならないと思うのです。それが正直なところだと思います。  そこで、長官にはその具体的な内容をお尋ねしてもなんなんで、ちょっと具体的に例を挙げて、政府の方から御答弁を...全文を見る
○西川(知)委員 ですから、そういうふうに政府の方でもわからないことを、法律の趣旨、この規定に違反しないものに限るとか、そういうことを言っていては、はっきり国民がわからないのも当たり前だと私は思うのです。  次に、事例を挙げますから、それについてお答えください。今度は少し易しい...全文を見る
○西川(知)委員 反するものではないという御見解ですけれども、これに類似する規定が第二十条に法案で定められております。「関係都道府県知事は、」その意見書の「送付を受けたときは、政令で定める期間内に、事業者に対し、準備書について環境の保全の見地からの意見を書面により述べるものとする...全文を見る
○西川(知)委員 答えはイエスかノー、それで結構でございますので、そういうふうに答えていただきたいと思うのです。  私の質問をもう一回言いますので、答えてください。  政令で定める期間内に、例えばここの神奈川県の例で、その手続が終わらなかった場合、そういう場合には、その手続は...全文を見る
○西川(知)委員 次に、東京都の例を挙げますと、東京都で見解書が作成されます。その後、見解書に対する説明会というのを行うということになっております。これは法律にはないのですが、この条例は法律違反ですか、法律違反ではないですか。
○西川(知)委員 岐阜県の例ですけれども、岐阜県は国の対象事業については条例で外しているのですけれども、そういう同じような例がこれからあったというふうに仮定しますと、これは見解書の作成をいたしまして、見解書の公告縦覧をいたしまして、住民の再意見書、これを聴取して、そして事業者で住...全文を見る
○西川(知)委員 できたてほやほやの兵庫県の例についてお尋ねをいたします。  兵庫県はスコーピングの概念を採用いたしまして、第一次見解書の作成というものを事業者がやるということになっております。これは法律違反でしょうか、法律違反ではないのでしょうか。
○西川(知)委員 ちょっと、法案の規定に反するのではないかということについて、もう一度確認のためにお尋ねします。  これは反するのではないかではなくて、反するのですね。その辺を明確にお答え願いたいと思います。
○西川(知)委員 次に、私の見解では、多分環境庁の、政府の見解としては反しないのではないかという事例を、私なりに挙げさせていただきますので、私の見解が間違いかどうか、チェックをお願いいたしたいと思います。  例えば、いろいろな県、岐阜県もそうですし、東京都もそうですし、たしか神...全文を見る
○西川(知)委員 基本的な考え方というのは、事業者に法律よりも手続の事務等々を多く課す、これはだめである、そういう条例はだめである、しかし、知事等が自分たちの意見の形成をするに当たっていろいろな意見を聞く、そういうような新しい手続を条例で決める、これはいいというふうに私は今理解を...全文を見る
○西川(知)委員 ということがやっとわかったわけです。ということは、この法律は非常に、長官、私の今の説明で大分事例がおわかりいただけたと思うのですけれども、この法律の規定に反しないものに限るなんというのは、日本国憲法に反しなければよろしいというのと同じように、とても普通の人では理...全文を見る
○西川(知)委員 最後に申し上げておきたいことがございます。  今の長官等の御答弁で、地方の事情を必要かつ十分に勘案されてこの法案をつくられたということなのですが、という意味はどういうことかと申しますと、もし、実態がそうでなかった、十分に各地域の事情をそんたくして、必要かつ十分...全文を見る
04月18日第140回国会 衆議院 環境委員会 第5号
議事録を見る
○西川(知)委員 西川知雄でございます。  長官、この間の火曜日には法律と条例ということに絞って環境庁それから長官の御意見をお伺いいたしましたが、お嫌でしょうけれども第二ラウンドというところで、やはり第六十条と第六十一条、この二つを中心にしてこれから討論をしていきたい、こういう...全文を見る
○西川(知)委員 長官、今御回答をされていて、本当はなかなかこれはわかりにくいことだというふうに思われていると思うのですね。そこで、一つまたわかりにくい六十一条を具体的にお尋ねしたい、こう思うのです。  その前に、条例というのは六十条で書いていますから、この六十一条が主に適用に...全文を見る
○西川(知)委員 それで、今の御意見では、都道府県のいろいろな制度も勘案して、都道府県の知事とかその担当部局の意見もよく聞いた上で、そして満足のいくような法律案がつくられた、こういうふうに発言されたと私は理解しておりますけれども、ところがそれは違うのです。なぜ違うかは今から申し上...全文を見る
○西川(知)委員 ポイントはちょっと違うのです ね。政令指定都市の位置づけというものが必ずしも都道府県と同じでないということで、都道府県に集中をしよう、こういう御説明であったと思うのですが、私の質問した趣旨は、こういう、さっき要綱から始まりましたけれども、この法律は、今までいろ...全文を見る
○西川(知)委員 その総括はもう少し後ですることにしまして、まず簡単に、最後の発言だけ、これは間違いだということだけ皆さんに述べておきたいと思うんです。  法律をつくるというのは国会で成立するんです。ですから、我々が、政府がちゃんと自分の意見では調査をしたと言ったとしても、客観...全文を見る
○西川(知)委員 今、基本的に反するというふうにおっしゃいましたが、それじゃ例外は何でしょうか?
○西川(知)委員 そうすると、事案によっては、この周知計画書、これが要求をされても事業者はこれに従わないといけない、こういうことが出てくる、こういう理解でよろしいですね。
○西川(知)委員 ですから、何回でも言いますけれども、個々の事案に即して判断をしないといけないということは、そんなことは、その場その場になってみなきやわからない、こういうことを言っているのと全く同じなんですね。それじゃ法律を、ここで法案を審議している意味なんか一つもないんですよ。...全文を見る
○西川(知)委員 いや、私の質問は説明会等終了の届け出で、説明会開催の届け出を事業者から市長に出す、これはいいはずなのですよ。
○西川(知)委員 では、それは反するのですか反しないのですか。しかも、それは基本的にですか、絶対ですか、例外はあるのですか、その辺をお答えください。
○西川(知)委員 そんなことは、私がこの間、またきょう総括したというかまとめた話であって、具体的にそれは何かということが私にはよくわからない。そして、多分ここにいらっしゃる方が、わかっていらっしゃる方があったら言ってください、非常にわかりにくいしわからないと思うのです。だから私は...全文を見る
○西川(知)委員 それから、評価書を作成しまして、評価書を事業者が市長に提出をいたします。そしてそれを閲覧して、住民が意見書を作成して、意見書の写しを事業者に渡します。その後、第十七条で、意見書に対する事業者の見解というのを市長に出さないといけないということになっておりますが、こ...全文を見る
○西川(知)委員 もう一度お尋ねしますが、私は、基本的なことと、そして原則と例外というのがあれば、何が原則で何が例外かも含めてお答え願いたいというふうに先ほどから申し上げている次第です。私は、これがだめだとかこれはいいとかそんなことをまだ言っているわけではないのです。事実は何なの...全文を見る
○西川(知)委員 それでは、もっと具体的に見ていきたいと思うのです。  今、事業者に負担をかけるということは、これはとんでもない、さらに義務を課すということは、そういう条項があれば、これは法律違反だ、こういうふうにおっしゃっているわけです。  では、事業者というのは一体だれな...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると、その公共事業に限った場合を考えますと、その電力会社とかそういうところを例外にする、そうするとその事業者には負担はかからない、こういうふうに考えてよろしいですか。
○西川(知)委員 環境庁長官、今の話だと、事業者に負担をかける、そういうような手続というのは、これはちょっとまずいのじゃないか。その背景にあるのは、例えばそれは電力会社とか、そういう一般の事業者であれば、そういう人たちが今までやらなくてもよかったことをやらないといけない、これは大...全文を見る
○西川(知)委員 今、二つ重要なことを言われた のですね。まずはバランス論、それからいたずらな負担というふうにおっしゃったのです。  そこで、事業者、事業者にですよ、説明会が終わったよというふうな届け出を単に出させる、しかもそれが、事業者が例えば地方公共団体であった、そして知...全文を見る
○西川(知)委員 長官の御意見も同じでしょうか。
○西川(知)委員 そうすると、いたずらな負担の反対は、私は余りよくわからないのですけれども、いたずらじゃない負担というのがあるとすれば、それは何なのでしょうか。
○西川(知)委員 私は、さっぱりよくわからないのですが、同じ都道府県の中で、この知事というのは、本当に知事さんが実務をやるわけじゃないのですから、その担当部局があって、そこでやられると思うのですね。そして事業をするところがあります、それも例えば都道府県でやります、同じフロアにあり...全文を見る
○西川(知)委員 私は今混乱しているのですよ。というのはどういうことかというと、もう一回例を挙げてやりましょう、その方が簡単ですからもう一回言いますよ。  さっき言ったように、事業者が例えば神奈川県だ、知事も神奈川県だ、こうしましょう。そのときに、いいですか、さっきのような例が...全文を見る
○西川(知)委員 それでは違う角度からちょっと聞いてみましょう。  今まで要綱があるところで国の要綱と違う内容を定めた場合に、これをどういうふうに地方の方で処理しようかというとき、調整規定があるのがほとんどなのですけれども、例えば、長野県とか滋賀県、岡山県、広島県、横浜市、これ...全文を見る
○西川(知)委員 私は、このバランス感覚を今聞いているわけですよ。これは私、お役人の方に聞いても答えは決まっておるわけで、ここは環境庁長官を中心にした、アセス法という非常に重要な法律を審議する場所ですから、環境庁長官が今言った私の質問に答えていただかなければ、これは記録に残ること...全文を見る
○西川(知)委員 長官、なかなか言いづらいとは思うのですけれども、やはりこれは長官が政治家として、そして大臣として堂々と我々に御答弁願う、これが今全議員も望んでいるところなのですね。長官がそういうふうに言って政府に確認して、政府も長官のおっしゃるとおりですと言うのならわかるのです...全文を見る
○西川(知)委員 いずれにいたしましても、長官、これは必要かつ十分な調査をした上で、地方の声を吸い上げて、そして画一的な全国統一的なアセスの法案をつくる、こういうふうに今こちらの方ではお聞きしているのですけれども、私が申します意見は私だけの意見ではないのです。典型的な例は、さっき...全文を見る
○西川(知)委員 要するに、一歩も譲らない、ほかの国民の意見をこの法案の中に入れようとしない、そういうような考え方じゃないかというふう思わざるを得ない。これは私はゆゆしきことではないかというふうにまず思います。  それから、法律と条例の関係で火曜日でしたか議論をさせていただきま...全文を見る
○西川(知)委員 まだ一分ぐらいあるそうなので。網羅的に出して、出すのが難しければ、例えば全部出すのは無理であれば十でも二十でもわかるところだけでも出すというのが当たり前であると私は思います。それができないようでは、今後、将来いろいろな法律問題でこの問題が争われてくるのじゃないか...全文を見る
○西川(知)委員 もう質問時間が切れましたので、最後に申し上げたいと思うのですが、私は、それは非常に無責任な発言である。これは、国民はみんな今の局長のようにこの法律を知らないのですよ。知らない人に、こういう場合はこうなるということをちゃんと知らせてあげる、これが本当に国会の役目で...全文を見る
04月18日第140回国会 衆議院 建設委員会 第9号
議事録を見る
○西川(知)委員 おはようございます。西川知雄でございます。  きょうは、今の五カ年計画、それから緊急措置法の改正、これについて私からまず質問をさせていただきたいと思います。  そこで、一つだけ、質問に入る前に、昭和三十五年、こういう発言が大臣の先輩である村上大臣からあったこ...全文を見る
○西川(知)委員 一応御説明は承りましたが、こういうことは具体的に話さないとなかなかわかりませんので、具体的に若干御質問をいたしたいと思います。  建設省の方から「第九次治水事業五箇年計画の策定に向けて」というのが出ておりまして、その中でいろいろな「基本目標」というのが掲げられ...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、今のは数字の問題だから、河川局長がお答えになるというのもちょっとおかしな話で、さっき、国民の税金をどれだけ五年間で二十四兆使うかということで、これは極めて大きな問題なので、本来は大臣からお答え願うべきような性質の問題だと私は思っておりますが、次は河川局長...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、大臣、本会議でなくてもいいですけれども、例えばこの委員会に二十四兆の基礎となる資料は出せないというふうに理解してよろしゅうございますでしょうか。
○西川(知)委員 また、昭和三十五年の参議院建設委員会の議事録を、ちょっとしつこいようですが、持ってきましたので、ちょっと政府答弁、大蔵省の答弁でございますが、主計官がこういうふうなことを言っておられます。  五カ年計画ということは、その事業の内容等につきましても、相当詳細に決...全文を見る
○西川(知)委員 よくわかりましたので、それでは折衷案といたしまして、ここの「五箇年計画の策定に向けて」というところでいろいろとこういう数字が出ております。これがどういう数字で、どういう根拠で出されたのか。それは非常に重要な数字でございますので、ぜひお出しいただきたいと思いますが...全文を見る
○西川(知)委員 私、ちょっと途中で失礼するんですけれども、私が申し上げたいことは、その個別の、今ここでとうとうと説明していただいたら五時間ぐらいかかるんで、それは不要なんです。  私の質問は、今六百キロの御説明をされ始めました。多分それは、六百キロは何で六百キロになったかとい...全文を見る
○西川(知)委員 私の質問は違った質問であるということは、大臣、おわかりだと思うんです。私は、今ここで国民の代表として、国民が納めたお金、税金をどういうところにどういうふうに具体的に使うのが重要か。しかも、治水五カ年計画というのは、先ほど申し上げましたように、実際は、その五カ年計...全文を見る
○西川(知)委員 聡明な亀井建設大臣が私の、最初に何で私が村上国務大臣の発言を引用したかということをおわかりいただけると思って質問をしたわけでございます。  すなわち、今は、形式的に言えば、法律を今度変えて閣議決定をするということを認めてくださいということなんですけれども、それ...全文を見る
○西川(知)委員 それは河川局長、違うんですよ。こういうことが私は事実じゃないかと思うんです。  先ほど亀井大臣がおっしゃったように、十一兆六千とか、それから六兆、治水事業とか災害関連事業、その費用というものは、財政のこともあってそれだけ満額とれない、これは当然のことであ る...全文を見る
○西川(知)委員 簡潔に。  それでは、この具体的な資料はきょうはお出しいただくことができないということでございますが、大臣、せっかくことしの九月まで、またここに来て質問をすれば出してやるというようなニュアンスを私今聞きましたので、ぜひその線でよろしくお願いを申し上げます。 ...全文を見る
04月22日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
議事録を見る
○西川(知)委員 西川知雄でございます。  私は、実はずっと国際関係の、特に金融関係の弁護士を二十年ばかりやっておりまして、今度の外為法の改正等についても、前の仕事の面を通じて、やっとだんだんはっきりしてきたな、実はこういうふうに思っているわけです。  今まで各委員の先生が非...全文を見る
○西川(知)委員 それでもう一つは、例えば、今は日本は市場が活発じゃないので、余っているお金は日本には投資されないんですね。そうするとどういうことが起こるかというと、アメリカならアメリカでいろいろなファンドをつくるんですね。それとかパートナーシップをつくるんですよ。それで、そのパ...全文を見る
○西川(知)委員 いや、私はわかっていながら聞いておるんですけれども、それでどうなるかというと、そういうことをやると許可が必要だ。この許可は、実はおりないんですね。許可とか事前届け出というと、事前届け出をしたら、届け出てそれでおりるとか思いますけれども、おりない部分がたくさんある...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっと、もう少し明確にしておいていただきたいのですけれども、その法律の目的を達成する限りというのは、それは当然の話ですけれども、具体的にこの五十五条の八で包含されるというか、そこの中に含まれる取引というのはどんなことを考えられているのか、そこだけちょっとお答え...全文を見る
○西川(知)委員 ですから、多分イラクとかそういう国に対していろいろな有事があったときに、日本の会社等がいろいろな実際に取引をして外貨を向こうに流しておる、そういうようなときに一応報告を求めることであるというふうに私は理解しておりますが、今うなずいておられますけれども、そうである...全文を見る
○西川(知)委員 それから、やはりちょっと気になることが幾つかございますので、その点を簡単に質問をさせていただきたいのです。  今までも銀行はいろいろな顧客の情報を持つことができるということで、その顧客の情報に対する守秘義務と、例えば国税庁が税務調査をする、そのときの調査権との...全文を見る
○西川(知)委員 余りこれ、たくさん話しませんが、私の質問の趣旨は全然違いまして、当然のことながら、銀行にはそういうことをされるというのは当たり前の話なのですが、銀行等に集まった顧客の情報について秘密を守ってもらわないとこれはだめだというのが私の質問の趣旨で、御答弁は全く違うポイ...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっと微妙な問題なのでお答えにくいということで、余り明確な答えではなかったのですけれども、基本的には、外為法の目的と税法の目的は全く別ですから、ここでの得られた情報を税の目的に使われるということはこの法律の改正の趣旨ではないというふうに私は理解をしておりますし...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると局長、こういうことですか。今はイコールフッティングにするような対策というのは具体的には考えておられない、こういうふうに理解してよろしいですね。
○西川(知)委員 おっしゃることもわからないではないのです。それが本当にプロ同士であれば私はそのとおりだと思うのですが、実は本当はプロと半分アマチュアぐらいの人が戦っているというのが事実であるということはおわかりのことと思います。  それと一つだけ指摘しておきたいことは、今、上...全文を見る
○西川(知)委員 要するに、あいまいであるということがまだまだこの問題の中心であると思うのですね、今の御答弁を聞いても。実質主義というのは、部長御存じのように、そんな概念は法律上にはないのですよね。実質所得者課税、例えば名義人がいて、その人が本当の所得者じゃないので、本当の、裏の...全文を見る
○西川(知)委員 私の質問を終わります。ありがとうございました。     —————————————
05月21日第140回国会 衆議院 税制問題等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○西川(知)委員 簡明に質問いたします。  中里参考人に質問をいたしたいと思いますが、執行の強化ということをおっしゃいまして、国際標準的に合わすべきだというような趣旨のことをおっしゃいましたが、私は、現状ではそれは違うのじゃないかというふうに実は考えております。  というのは...全文を見る
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○西川(知)分科員 西川知雄でございます。  文部大臣、私は、この通常国会できょうが十二回目の質問ということでございますが、今までは予算とか五カ年計画とか、そういうことを中心に御質問をしてきましたが、それとの比較と言うとなんですけれども、一つやはり生涯の学習ということが、これは...全文を見る
○西川(知)分科員 ぜひそういう方向で文部省もやはり頑張っていただかないと、九年度の予算で約百億円ぐらいを要求されていますが、不要な公共工事にたくさんお金を使うぐらいであれば、そういう地域の学習センターをつくって、そしてノウハウもその中に入れて、国民が、お金だけじゃない、いろんな...全文を見る
○西川(知)分科員 時間が余りございませんので、最後にまとめということでございますが、今、学校教育は知徳体というふうにおっしゃいました。そのとおりではあるのですが、やはり徳とか体を教える人がそういうものを持っていないとそんなことは実現できないということでございますので、文部省とし...全文を見る
○西川(知)分科員 終わります。
05月28日第140回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号
議事録を見る
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。  きょうは特に慶應大学の曽根先生に対して二つ御質問をいたしたいというふうに思います。田中先生、右崎先生も、その点についてもし御意見がございましたら述べていただきたいと思います。  ポイントの第一は、今、政党本位、政策本位の国を...全文を見る
○西川(知)委員 ありがとうございました。田中先生と右崎先生には、ちょっと質疑時間が終了いたしましたので、自由討論のところでまた御見解があれば述べていただきたいと思います。
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。先ほど田中先生と右崎先生には失礼をいたしましたが、ひとつ先ほどの問題点に関連して御質問をいたしたいと思います。  先ほど私は、選挙公約と当選後の国会における議員の活動に党議拘束がついている、その場合のそごについてどういうような調整...全文を見る
○西川(知)委員 非常に理解はできるのですが、田中先生が、次の選挙で洗礼があるのではないかというふうにおっしゃいましたけれども、平均して二・五年に一回でございますので、二、三カ月前のことはもうみんな忘れて、日常活動に忙しくしておりますので、それでは別に制裁にもならないし、今言った...全文を見る
06月05日第140回国会 衆議院 予算委員会 第25号
議事録を見る
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。  きょうは近藤頭取にここに来ていただいておりますが、それは個人の資格ということではなくて、第一勧業銀行の頭取として来ていただいておりますので、また調査委員会も弁護士の人たちを入れて何十人かで構成されておる、それからまた参議院の予...全文を見る
○西川(知)委員 預金の範囲内で、五億円は預金の範囲内ですが、預金を担保にとっていたわけではないということを確認をしておきたいと思います。  次に、第一勧銀が小池嘉矩氏と取引を開始した経緯等々について御質問をしたいと思います。  この開始は昭和六十年三月二十六日です。そして一...全文を見る
○西川(知)委員 これは、私は調査していますので、正しいはずでございます。先ほどから申し上げましたように、この調査が始まってからもう三カ月ぐらいたちます。そして、これが非常に第一勧銀の将来を左右するような重要な事件でございます。これについて数字を知らないというようなことは、私はと...全文を見る
○西川(知)委員 それでは、そういうようなもたれ合いのところから四大証券の株の取得、これについて経緯が移っていきますので、その点について私から質問をさせていただきたいと思います。  皆さん御存じのように、第一勧銀の六本木支店、これは、平成元年の二月八日に、四大証券株、これを三十...全文を見る
○西川(知)委員 私は、株の評価、そして担保の価値を評価するときに、木島さんの意見を第一勧銀が聞かれるのじゃなくて、もっと優秀なスタッフをたくさんお抱えなんですから、融資担当の役員とも十二分に協議をして、そして、果たしてそういう株担だけでいいのかどうか、そういうことをもっと考えら...全文を見る
○西川(知)委員 これは重要ですのでもう少しお尋ねしますが、私が申し上げたのは、第一勧業銀行からライベックスに対する融資に対して、このホテル三條苑の建物が担保になっていたわけです。しかし、その価値は無価値であったということです。それは正しいのですか、正しくないのか、お答えを願いま...全文を見る
○西川(知)委員 それは多分間違いでございますので、証人喚問等のところで十分にお尋ねをしたいというふうに思います。  ところで、次に移りたいと思うのですが、このようないろいろな融資がございましたが、今のゴルフ場のことについて若干お尋ねをしたいと思います。  このゴルフ場に関し...全文を見る
○西川(知)委員 さて、小池嘉矩さんに関しては平成三年の八月二十日から、そして小甚ビルに関しては平成四年の五月から利息の延滞に陥っているわけです。  したがいまして、例えば小甚ビルに関しましては平成四年の五月に利息の遅滞に陥っているわけですから、しかも、その小甚ビルの社長さん自...全文を見る
○西川(知)委員 それは間違いでございまして、なぜかと申しますと、平成六年の大蔵検査逃れに絡んでそれがうそである、間違いであるということが判明をしております。  すなわち、先ほど申しましたように、嘉矩氏は平成三年の八月二十日からお金を払っていない、利息を払えていない。それにもか...全文を見る
○西川(知)委員 それは私はさっぱりとわかりません。  なぜかというと、おたくのDKBの決裁権限の内規書、これによりますと、管理債権、すなわち不良債権については、五千万円以上のものについては常務会の承認を得ないといけないというふうになっております。これは、常務会の承認は得ました...全文を見る
○西川(知)委員 利息は解消したとしても、この十五・九億というお金は、実は、小池嘉矩さんから小甚ビルに転貸をされて、小甚ビルが負っていた十五・九億のお金が第一勧業銀行に返されている、こういうふうにずっと三角形でくるっと回っているということだけなんです。  ということは、十五・九...全文を見る
○西川(知)委員 それは、私から言うと全くうそです。というのは、大体、小甚ビルがゴルフ場に投資をしようということで始まった融資なわけです。ところが、今お金がどっちの方に行っているかというと、小甚ビルじゃなくて、嘉矩の方に行っているわけです。小甚ビルは、ほとんど見るべき資産もない、...全文を見る
○西川(知)委員 いずれにいたしましても、三十分間の質問時間で真相を全部究明するというのは不可能ですので、こういう機会は、もっと正式の場でぴしっと設けていただきたいというふうに私は思います。  いずれにいたしましても、こういうような、ここに絡んだ小甚ビル、そして嘉矩、そしてライ...全文を見る
○西川(知)委員 質問時間が参りましたが、私は、このたった二時間の国会での参考人の質疑ということでは不十分であるというふうに考えます。事実の究明も十二分にはできません。私は、あと、次の国会が始まるまで二、三カ月ありますが、次のときまでには十分な調査ができると思いますので、またその...全文を見る
○西川(知)委員 委員長にもそれを要求いたしまして、私の質問を終わります。
10月21日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。  まず最初に、この委員会で今まで議論されていた、また、聞いたことのほとんどの部分は、経済、財政、景気の問題でございました。午前中、我が党の鈴木淑夫議員が皆さんの前で、この改革案というのは経済学的にも、これは全然成立し得ないものだ...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっと御答弁がよくわからないのですけれども。  簡単な質問でございますが、この法律がなければ財政構造改革を強力に進められないのでしょうか。この点について、そうかそうでないかをお答え願いたいのです。
○西川(知)委員 私を信用していただければ、衆議院本会議速記録が原稿としてございます。そこの六ページに、もう一度言いますが、こういうふうに御答弁をされています。「こうした方策などを皆が守ること、皆が拘束されるということを法律によって明確にすることにより、財政構造改革を強力に進めて...全文を見る
○西川(知)委員 それじゃ、ちょっとまた違う観点から御質問をいたします。  これは、我が党の中井議員が、やはり十月十七日に本会議で総理に対して我が党を代表して質問をされたときの総理の答弁でございます。関係する場所は、国鉄長期債務及び国有林野事業の経営改善について、これに対しての...全文を見る
○西川(知)委員 そうしますと、閣議決定で決められたこと、またはこれから決めようというふうに決定をしたこと、これは法律の中に定める必要はない、こういうふうに考えてよろしいのでしょうか、総理。
○西川(知)委員 それでは、ちょっとそれに関連してお尋ねをいたしたいと思います。  平成九年の六月三日に政府・与党財政構造改革会議が財政構造改革の推進方策というものを策定をされました。そして、それに沿って同日閣議決定がなされまして、財政構造改革の推進についてという命題の閣議決定...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、今まで法律に定められていなかったこと、こういう問題については国会では今までそういう意思を表明していなかったわけですから、これについて、法律事項でない限り閣議決定があればいい、こういうふうに理解してよろしいですね。
○西川(知)委員 では、ちょっと違う観点から総理に御質問をいたしたいと思います。  総理、この法案の第四条の第一号でございますが、これは財政赤字の対国内総生産比の規定が書いてありますが、第五条によってその実額が公表されるというのは、平成十七年の二月ごろに公表がされるということな...全文を見る
○西川(知)委員 総理、では、ちょっと違う観点からいろいろと御質問します。  先ほどの、小杉議員の質問に対してこういうふうに総理はお答えになっております。こうした方策などをみんなが守ること、みんなが拘束されていることを法律によって明確にすると言っておられますが、みんなというのは...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると、この法律というのは国家と国民との間の約束事、これを書いていることと理解してよろしいのですか。というのは、今総理がそういうふうに御答弁をされたので、そうであるかどうかを確認させていただいたわけです。
○西川(知)委員 先ほどから申し上げておりますように、今やっているのは経済の方針、政府の方針を、それだけを話しているわけではなくて、それを法律としてこの場で審議をしているわけです。ここを間違わないでください。  そこで、一つ質問をいたします。  第三条に、「国は、」財政構造改...全文を見る
○西川(知)委員 総理、その見解でよろしゅうございますか。
○西川(知)委員 第三条をよく読んでいただきますと、「国は、前条の趣旨にのっとり、財政構造改革を推進する責務を有する。」そういうふうに規定をしております。そのほかのところでは、「政府は、」とかいうことがほとんど予算提出について書かれております。「国は、」ということはどういうことか...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると、予算のことについていろいろな規定がございます。先ほど来の総理の御答弁ですと、予算の審議権とそれから法律の審議、これは分けて考えるので、国会での予算の修正権については、これは全然影響がない、こういうふうに御答弁をされていたと思いますが、その議論と今の議...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっとその問題には後で移りますが――いやいや、ちょっとその前の話をまだ続いてやりますので。  この第三条が、国は推進する責務を有するということが、今の内閣法制局長官の話では、これは単なる訓示規定である、いわゆる訓示規定である、法的な責任というものはない、政治...全文を見る
○西川(知)委員 法律というのは、法律違反があると法的ないろいろな拘束力、法的な効果が生まれるから法律というのです。政治責任が生まれるのであれば、これは単に閣議決定だけでもいいはずです。法律にする必要なんて全然ないわけです。総理、いかがですか。
○西川(知)委員 法制局長官、よろしいですか。林修三、吉国一郎、角田礼次郎という方を御存じだと思うのですけれども、いずれにしろ、内閣の法制局の長官等を御経験なさった方が「例解 立法技術」という本を書いておられます。その中でこんな話をされております。  すなわち、法律的な強要性、...全文を見る
○西川(知)委員 少し簡単な例から、それじゃちょっと例を挙げて御質問をしたいと思います。  例えば公共工事、これは十年度から前年比七%減、こういうことでございます。今の御答弁ですと、その七%を上限として、中身は、当然のことながらどことどこに重点施策を置こうか、こういうことは政府...全文を見る
○西川(知)委員 結論は、内閣法制局長官のおっしゃったことは、実質的には、この法律が通ることによって、国会の予算の修正権の修正の範囲が極めて限定をされるということを今おっしゃったわけです。すなわち、この予算がある、予算の提案権、提出権、編成権、これは拘束をされると今おっしゃいまし...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると、あれですか。さっき、国は財政構造改革を推進する責務を有するというふうに三条では書いてありまして、これには立法府も行政府も入るというふうにおっしゃいました。その前提として、政府の予算提出権、編成権というものがある程度拘束をされる。そして、その予算を一般...全文を見る
○西川(知)委員 いや、おかしいんじゃないですかということを総理に質問をしたわけです。
○西川(知)委員 いや、政治的責任でも負わないといけないのかということを私は尋ねたわけです。
○西川(知)委員 大蔵大臣には質問していませんので……
○西川(知)委員 全然答えになっていないので、またこれは、国会の予算の修正権と、また審議権と、そして政府の提案権、これとの関係で極めて重要で、我々が責務を負うというふうに、「国は、」の中に立法府も入っているわけです。そういう御答弁もあったと思います。そこで、その責任の内容があいま...全文を見る
○西川(知)委員 では、ちょっとお尋ねしますけれども、これは小泉厚生大臣、ちょっとお聞きください。  医療保険制度改革、年金制度改革、これに関する事項はここの法律で定められているんです。ところが、福祉サービス、これは推進方策の一の(五)に書いていますが、これは規定していないんで...全文を見る
○西川(知)委員 私は今非常に驚いているのですが、日本がこういう財政の危機にあって、これからの日本の将来をどうしようかということをこの場で論議しようということで、午前中から経済論争のところで、もう危機的状況だ、危機的状況だということを総理がおっしゃいました。そして、それを強力に進...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、集中改革期間中にいろいろ経済社会の情勢が変化して、その結果、この法律に規定された施策とか措置が今度は逆に財政構造改革の趣旨に反する、この三条、四条を守れなくなるということになると法律改正をする、こういうふうに今おっしゃったわけです。  ということ...全文を見る
○西川(知)委員 質疑の持ち時間がもう終わりましたのでこれで終わりますが、最後に、法律に違反したら、何か抽象的な政治責任だけが生まれて法律的な責任は一切生まれない、こんな法律というのが一体法律なのかということは、私は極めて疑問に思います。  そういうことで、私の質問を終わりたい...全文を見る
10月28日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。  まず、「世界株式動揺続く」ということで、この点について御意見をお聞きしたいと思います。  きょうの一時二十分現在で日経二二五は、多分御存じであると思いますが、一万六千三百十三円、七百二十四円の安値でございます。これは、気配株...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっと経企庁長官にお尋ねしたいと思います。  内閣総理大臣は、十月二十一日の私の質問にお答えになりまして、全く現時点において予想し得ない事態が起きた、例えば湾岸戦争ということをおっしゃいましたが、それは具体例で、現時点において予想し得ないこういういろいろな状...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、確認をいたしますと、今の株価の暴落というものは、この法律が例えば成立をしたとしても、将来にこういう事態が起きた場合には別に法律を変える必要がない、こういうことは全く現時点において予想できない事態ではない、こういうふうに考えてよろしいのかどうか、確認...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっとこの間の質問の続きというか、問題点を明らかにしたいところがございますので、質問をさせていただきます。  私が十月二十一日に質問をした議事録を、何回も何回も、十回以上読み直させていただきました。大蔵省の涌井政府委員それから法制局長官に、私が、この法律、特...全文を見る
○西川(知)委員 私は政治責任のことを聞いたわけで、法律的な責任がないということは法制局長官もおっしゃっていますから、論点が違うのです。  そこで、もう一問。きのうの我が党の北脇議員の質問で、三%の内訳という質問がありました。これで、回答として、どなたが回答されたか私忘れたので...全文を見る
○西川(知)委員 私の質問をもう一度繰り返しますから、よく聞いてください。  私が申し上げたのは、この第四条で、財政赤字の対GDP比を三%以下にしなければならない、もしこれを破った場合はどうなりますかというときに、政府の答弁は、政府の責めに帰するものであれば政治責任をとります、...全文を見る
○西川(知)委員 大蔵大臣、やはり十月二十三日の穂積委員に対するお答えで、本法案にかける政治的責任ということについて大蔵大臣が発言をされているのです。これは、政治責任すべてをかけてやり抜く、こういうふうにおっしゃったのです。  そこで、一つお尋ねしますが、もし三%が達成できなか...全文を見る
○西川(知)委員 もとに戻ります。政治責任の話はもう一度聞きますけれども。  先ほどの国、地方、国は目標を達成したけれども地方は目標を達成しなかった、こういう場合には、国として、政府として責任があるのかどうか。これについて、内閣法制局長官、お答えください。
○西川(知)委員 私は、今の御説明、これは当然、法律は三%としか書いておりませんので、それを国分一・九、地方分一・一というふうに分けてないということは重々に承知しておりますが、私の論点というのは、内閣法制局長官そして大蔵省が、政府の責めに帰する理由によって三%を達成できなかった場...全文を見る
○西川(知)委員 次にちょっと移りますけれども、先ほどの事情変更という、内閣総理大臣の、湾岸戦争を例にされた件について少し詳しくお尋ねをいたしたいと思います。  私は、この法律ができたと仮定した場合は、政府は、いろいろな景気対策とか、財政上の問題をどうするのかとか、これからの日...全文を見る
○西川(知)委員 質問にお答えになっていないので答えていただきたいのですけれども、今おっしゃったような経済構造改革ができない、例えば三年目にできないということが判明した場合には、これはどういうふうに法律を変えられるのですか、また変えられないのですか。  十月二十一日に、自民党の...全文を見る
○西川(知)委員 それでは、一・七五%以下であった、例えば一・三%であった、これは現時点において予想し得ない事態でしょうか。どうでしょうか、経企庁長官。
○西川(知)委員 したいのはわかるのですけれども、もしそれができないことが明確にわかった、例えば一%です、そういうことがもう明確にわかった場合には、この法律を変えるのですか、変えないのですかということを私はお尋ねしているわけです。
○西川(知)委員 これは失敗した場合にどうするか、どういう責任を負うかということが、法律というのは一番重要なことなんです。法律というのは、この法律に違反した場合にどういう効果が出るか。例えば法律的な責任または政治的な責任、そういう責任を回避するためにみんな法律を守ろうとするわけで...全文を見る
○西川(知)委員 いや、不規則発言はやはり注意していただきたいと思います。  とにかく、そういう責任も発生しないということであれば、これは私が前々から言っておりますように、全然法的な意味、法律としての、それは名前は法律かもしれませんけれども、内容は全然法律じゃないのじゃないか、...全文を見る
○西川(知)委員 いや、そこがおかしいわけです。  私も、やじに答えるわけじゃないですけれども、法律家を二十年間やっていましたので法律には多少詳しいと思いますが、私が聞きたいのは、絶対やり遂げる、そういうことは結構です。しかし、やり遂げられなかったらどうするのか、どういうふうに...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、まあこれを何回やっても答えは同じだと思いますので、もうこの件については質問しませんが、私の理解するところでは、経済構造改革をやる、そしてこの目標値を達成する、したがって、将来、経済構造改革がうまくいかないとか規制緩和が万が一つまくいかないようなこと...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、この法律が非常にあいまいであって、何を言っているのかさっぱりわからないということを皆さんの前で明らかにされたと私は言わざるを得ないと思います。  そこで、次に、内閣法制局長官にちょっとこの間の答弁で確認をいたしたいところがございます。  私は、...全文を見る
○西川(知)委員 今の回答を正確にわかった方がいらっしゃるなら私は非常に驚きなんですけれども、簡単な質問でございますのでお答え願いたいのは、七%減というものを五%減というふうに可決をしたというときに、その修正された予算というものはこの法律に違反するかしないか、そんな理屈をざあっと...全文を見る
○西川(知)委員 では、今の七%と五%の例ですが、この五%に修正するというのは修正権の範囲内なんですかということをお答え願いたいのですけれども、法制局長官。
○西川(知)委員 ということは、だれがそれを回答を、答えを出すのか、私にはさっぱりわからないわけでございます。したがって、この法律と予算との関係というものも非常に不明確であって、何を言っているのかさっぱりわからない。わかっているような顔をしている人もいると思いますけれども、私は全...全文を見る
○西川(知)委員 総理の十月二十一日の発言によりますと、総理は、法律によって上限を、量的縮減目標を設定することにより、それぞれの内容にまで立ち入った検討をしなければならなくなるという意味で、法律がある方がよいと思っております、こういう発言をされております。  したがいまして、確...全文を見る
○西川(知)委員 余り時間がないので具体例は少しにしますけれども、例えば第九条とか、また第十条、これは医療保険制度とか年金制度改革でございますが、これについては、この法律に規定している事項について検討を加え、その結果について必要な措置を講ずるものとするというように、これは法律で規...全文を見る
○西川(知)委員 その事実はそうかもしれませんが、それを法律事項として法律に定めないといけないというふうに大蔵大臣は言われたわけです。そんなことは、今のここの国会で発言されて、そのことで十分じゃないですか。どう違うのですか。お答えください。
○西川(知)委員 しかしながら、私がこの間指摘しましたように、福祉と福祉サービスということも国民にとって極めて重要なことじゃないかと私は思うのです。しかし、それがどうして今度は入っていないのですか。お答えください。
○西川(知)委員 全然わからないのですが、福祉サービスということがこんなに重要であり、福祉ということが重要であれば、それをみんなが討論してその内容を十分に吟味するために、この法律の中に書くのが当たり前じゃないですか。余計に、福祉のことについてはこの法律の中に書くのが当たり前じゃな...全文を見る
○西川(知)委員 質疑時間が終了しましたのでこれで終わりますが、最後にもう一度、この法律に違反したら何か全然よくわからないような政治的な責任だけが、それもどんな政治的責任かわからない、こういうような法律、そして、どういう場合にこの法律を変えるのかということもわからないような法律は...全文を見る
○西川(知)委員 私の質疑を終わります。
10月30日第141回国会 衆議院 本会議 第7号
議事録を見る
○西川知雄君 新進党の西川知雄でございます。  私は、新進党を代表して、ただいま議題となりました内国税の適正な課税の確保を図るための国外送金等に係る調書の提出等に関する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案につき、総理大臣及び大蔵大臣に対し質問いたします。  さて、い...全文を見る
11月07日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
議事録を見る
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。  きょうは、租特法の本人確認制度等に係る法律案、それを中心に少し具体的にお尋ねをしてまいりたいと思いますが、私としてはなるべく大蔵大臣にお答えを願いたいのですが、ちょっとプロ的な要素も入っておりますので、そのときはやむを得ません...全文を見る
○西川(知)委員 次に、これも最近の一つの事件でございますが、国税庁の職員と元国税庁の職員であって税理士をしているある人が共謀をして、いわゆる脱税指南をして、その脱税指南をしたことによって報酬を、賄賂を受けていた、こういうことが報道されております。司法の手に渡っているところでござ...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、本人確認制度のことについて、法案の具体的な内容等について御質問をいたしたいと思います。  実は、この法案というものは、大筋は法律の中で決められておりますが、細部の実務の運用については政令、省令に委任をされております。基本的には、一般的に法律と政省令の関...全文を見る
○西川(知)委員 最後にもう一問大きな問題については大蔵大臣に直接お尋ねしますが、それはちょっと後に回します。  さて法案の内容でございますが、法案の内容で、本人を確認する義務がカストディアン、金融機関でございますが、そこに課せられております。  そこで、例えばアメリカでは、...全文を見る
○西川(知)委員 それを理解いたしますところによると、本人の確認の状況というものが各国によって違うのは、これは当然である。したがって、その国において合理的だと思われる方法で非居住者か居住者であるかという本人確認をすれば、基本的には原則として十分である、そういうふうに私は理解をいた...全文を見る
○西川(知)委員 ところで、本制度の確認方法といたしまして、法律は二つの制度を書いているわけです。一つは、非居住者または外国法人が非課税の適用申告書というものを直接提出する制度と、あとは先ほどから私が例を引いて申し上げておりますカストディアンが入った場合、この二つの措置というもの...全文を見る
○西川(知)委員 ところで、具体的な本人確認義務の作業については、第一回目の作業については、外債の発行後四十日目以降というふうに政令で規定をするということになっております。そして二回目以降については、例えば前投資家が非居住者であった場合には、その利払い日ごとにもう一度そういう本人...全文を見る
○西川(知)委員 今のを整理いたしますと、上部のカストディアンと下部のカストディアンとの間で契約を結んでおく。その契約の中で上部のカストディアンは下部のカストディアンに対して、もしあなたのこの債券を売った先が居住者であればぜひ報告をしてほしい、報告をしなければならない、しかし売っ...全文を見る
○西川(知)委員 それで、少しまたややこしくなりますけれども、これは、これからのビッグバンというものが実はこういうところをきちっとしていかないといけないという一つの例でございますので、非常にややこしくなってある意味では申しわけないんですけれども、お答えを願えればと思います。  ...全文を見る
○西川(知)委員 局長、二番目のことについてお答えを願えれば幸いなんですが、今の一番目の回答は大体合っていると思うんです。それは、外証のXというところに外証のYなり日本の証券会社のAというものが口座を持っている場合のことについてお答えになったと思うんですが、そうじゃなくて、全く独...全文を見る
○西川(知)委員 ですから、今言われたことは多分こういうことかと思うのですけれども、新しい外商Yが、例えば口座を外商Xに持っていない場合で、外商Xが百持っていて、そのうち二十を外商Xが本人確認をした後に譲り受けたという場合には、改めて外商のYというものがセデルなりユーロクリアに報...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、一つだけ問題点を指摘しておきたいと思います。  これは、こういうふうに今の質疑を通じても、非常にややこしい制度であるというよりも、ややこしい複雑なマーケットの中での制度であるということはおわかりになったと思いますが、その中でも依然悪意の第三者、悪意の投...全文を見る
○西川(知)委員 その件はまた政令を策定されるときにお話をしたいと思うのですが、一つ確認ですが、利子受領者情報の通知という項目がございます。これは第六条の第七項に書いているわけで すけれども、この通知というのは、私の理解しているところでは、書面でする必要は必ずしもない。例えばイ...全文を見る
○西川(知)委員 それから、いつも税法を読むとなかなか難しくて、十回ぐらい読んで初めて意味がおぼろげにわかるというのが通常だと思うのですけれども、この法律の中で、支払いの取扱者とそれから保管支払い取扱者と利子の支払いをする者という定義があります。そこで、これがそれぞれどれに当たる...全文を見る
○西川(知)委員 そのとおりだと思うのですが、一つだけ確認をしたいのは、利子の支払いをする者というのは、発行体プラスその支払い代理人であるという意味で答弁されたと思うのですが、そのとおりでしょうか。
○西川(知)委員 具体的な質問はこの程度で終わりますが、基本的に政令、省令事項で、ビッグバンと申しましても、こういう簡単な制度だな、本人を確認すればいいんじゃないかという制度であるというふうに思われている方もいらっしゃると思うのですが、これはビッグバンの世界の流れの中で、外国の金...全文を見る
○西川(知)委員 今の大臣と局長の御答弁からいたしますと、こういう問題についてはやはり国際間の協調ということが必要で、こういう問題についての討論に、また意見交換に積極的に参加していくべきである、こういう御回答であったと思います。  これは、これからの日本の金融マーケット、これを...全文を見る
○西川(知)委員 私の質問を終わります。
11月26日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
議事録を見る
○西川(知)委員 西川知雄でございます。  きょうは、七点ばかりお尋ねしたいのですが、まず大蔵大臣にお伺いをいたします。  日産生命、拓銀、三洋、山一証券、これだけでも非常にすごい状況が起きたわけですが、さらに徳陽シティ銀行の破綻、また安田信託の格付が引き下げになった、またな...全文を見る
○西川(知)委員 私、大臣がその当時、こういう事態を予想されていたかどうかということをお尋ねしたわけで、お答えは、基本的に、具体的にはこんなふうになるとは予想していなかったという御答弁であるというふうに思います。  そこで、こういうふうな予想し得ない経済状態または金融不安が今起...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると、大臣の御答弁というのは、今のこういう金融破綻の状況というのは、今までの財政構造改革法に規定しているいろいろな事項を変更するほどの異常事態ではない、こういうふうにお考えであるというふうに理解してよろしゅうございますね。
○西川(知)委員 これは、大臣の答弁もう何度聞いても多分抽象的な御答弁になると思うので求めませんが、非常にこういう異常事態が今金融で起きている、これが経済に与える影響も多々である。こういうような場合には、法律は成立したかもしれないけれども、もう一回見直そう、そして現状に合った財政...全文を見る
○西川(知)委員 今のは全然説明になっていないわけです。監督当局としては、こういう検査を忌避したということは非常に問題である、したがって、そういう人たちが将来こういうことを行わない、またほかの銀行に対しても同じような抑止力が働く、そういうことで、懲役というのはなかったのを今度は一...全文を見る
○西川(知)委員 それは、司法当局はそうしたことは明らかでございますが、それを尊重できない、そのとおりにはいかないということからこういう検察審査会の制度があるわけです。ですから、個々の具体例でよく考えてみて、第一勧銀があんなことをやった、検査機能を今後強化しないといけないというこ...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると、検察当局がどう考えているかは別として、行政当局としては、こういうことで不起訴になったこと、この場合において抑止力が働いた、こういうふうにお考えなんですね。
○西川(知)委員 検察の考えでいることと告発者なり告訴者が考えていることが違う場合にこういう制度があるわけです。そして、検査・監督の機能を強化しないといけないこの時期において、また、今やろうと思えば審査の申し立てばまだできるわけです。これをやらなくて、不起訴であるから、そして全体...全文を見る
○西川(知)委員 大蔵検査というのは法律上はいつでもできるということで、何らかの問題が発見されたらその都度やることが可能であるということになっております。そして特定の犯則事件に関するものについて、監視委員会の権限を強化するために、監視委員会も大蔵大臣の委任を受けてやるということに...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると、こういう事件、こういう案件というのは、将来も、今の体制のままでは続々と同じような問題というのが発生し得るというふうに解釈してよろしゅうございますね。
○西川(知)委員 ないようにするのは、それは当然のことですが、今こういうことがあるかもしれないのですね。もう既に山一証券でこういうことをやっている。もう既にいろいろな飛ばしというものを例えばやっているかもしれない。そういうときに、これをこれから行政当局として判断していく、そういう...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっとよく聞き取れなかったので、今の検査体制のもとで飛ばしが見つからないことはないという御答弁じゃなかったかと思いますが、そうすると、今回見つからなかったのは、どうして見つからなかったのですか。
○西川(知)委員 そうすると、こういうことでございましょうか。もし法律を改正して、検査・監督の手法が法律上もっと強化されるということになれば、飛ばしなり簿外負債の存在というものがより早く簡単に判明し得るということになるんでしょうか。これは法律上の規制があるからなかなか見つかりにく...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、大蔵の情報公開ということが今国民的な関心事でございます。これは大蔵検査があって、今どういう状況が各証券会社また各銀行の中で起きているのかということについて、また、こういう破綻が大きな問題となっていますから、例えば皆さんがそういう大蔵検査なり日銀の考査で、...全文を見る
○西川(知)委員 みずからがそういうふうにディスクローズをする、すべての情報を公開するというほど皆さんが正直であれば、それは当然そのとおりであると思いますが、今度の山一証券で見られるように、必ずしもそうじゃないというところが問題であって、それを発見したら、国民の前に、こういうこと...全文を見る
○西川(知)委員 本件の対応についてはそのとおりであると思いますが、私が申し上げているのはもう少し一般的なことで、例えば五十五条の大蔵検査をした、また日銀が考査をされて、いろいろな指導また助言をされる、また所見を述べられる。そういうことについて、この金融機関というのは一体どういう...全文を見る
○西川(知)委員 私、公的資金を入れるとかいろいろな議論がこれからなされるのじゃないか、またその問題点等について大いに議論がされるのじゃないかと思いますが、しかしながら、その前提は情報公開であるということは、これは大蔵大臣初め皆さんが基本的に認識をされていることであるというふうに...全文を見る
○西川(知)委員 この問題は極めて重要な問題で、破綻が各銀行、証券、保険に起きた場合にどういうふうなストラクチャーがとられるのかということの整合性等について極めて重要な問題でございますので、またの機会にやらせていただきたいと思いますが、時間がございますので、最後に一言だけ申し述べ...全文を見る
12月09日第141回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。今、石川先生の方から全般的なお話がございましたが、私は今度はもう少し数字を挙げて、具体的なお答えをはっきりといただきたい、こういうふうに思います。  そこで、ちょっと参考のために、ことし三月現在の公表の不良債権、これは九千三百二十...全文を見る
○西川(知)委員 ところで、貸出残高に対する不良債権の比率というものは、普通のほかの銀行は、二%のところもございますし五%台のところもあるということですが、平均して大体三から五%の不良債権率だ、こういうふうに私は理解をしております。  今の、現在試算の一兆一千四百九十七億円の公...全文を見る
○西川(知)委員 今、十月十三日を基準日としまして大蔵検査が入っております。当然のことながら、その結果を待たないと最終的なことはわからないと思いますが、私の申し上げた数字で大体合っているかどうか、大幅に違うのかどうか。その御認識をまずお聞きしたいと思います。
○西川(知)委員 前頭取、この問題は極めて重要な問題でございますので、頭取の方もそういう計算を既にされて御認識をされているはずでございますから、ぜひ御自分でお答え願いたい。まあ数字もこのぐらいのことは頭に入っていないといけないと思いますので、まず御自分でお答え願いたいというふうに...全文を見る
○西川(知)委員 それでは、どうして他行に比べてこんなに不良債権が多いのか、この辺についてのお答えをお願いします。
○西川(知)委員 バブルのときにいろんな貸し金がたくさんあって、担保もそのときは高い価値を持っていた。しかし、この担保価値が減って、また業績も悪くなったということはほかの銀行でも基本的にあるはずなんですが、拓銀の場合は、私今申し上げましたように、不良債権率が普通の銀行であれば二%...全文を見る
○西川(知)委員 私は、その担保価値はゼロであるというふうに解釈しておるのですが、極めてゼロに近い担保価値であるというふうに理解してよろしゅうございますか。
○西川(知)委員 それで、現在、拓銀が貸し出している二十社、これの取引残高は九年の九月末現在で一兆一千三十三億円ぐらいであるというふうに私は把握しておりますが、まず、それでよろしいかどうか、お答えください。
○西川(知)委員 その一兆一千三十三億円中、担保がついているものがほとんどであると思いますが、現在の担保価値というものは幾らぐらいであると把握されておりますか。
○西川(知)委員 それは約一二%、すなわち、取引残高一兆一千三十三億円のうちの一二%ぐらいしか担保価値はないということでございます。  この中では、公表不良債権、すなわち破綻債権とか延滞債権とか金利減免債権、そういうもの以外のものもここの中に入っているわけです。今申し上げました...全文を見る
○西川(知)委員 その場合に、そういう公表された不良債権以外の不良債権が幾らあったというふうに北海道銀行には公表されましたでしょうか。
○西川(知)委員 私はそういうことを聞いているわけじゃなくて、北海道銀行との交渉のときに、今、公表不良債権以外の実態的な、実態を持つ不良債権というものを、その情報を交換されたとおっしゃるから、交換されたときのその情報というものは、拓銀の不良債権というのは大体幾らですと言われたはず...全文を見る
○西川(知)委員 済みません、四千とか六千というのは、例えば九千三百二十九億円という公表不良債権にプラスして四千とか六千とかおっしゃったのですか。ちょっと四千と六千という数字がよくわからないので、お答え願いたいのですが。
○西川(知)委員 要損失額というのは何ですか、御説明願いたいと思うのですが。
○西川(知)委員 私がお尋ねしたことはそういうことではなくて、公表不良債権から引当金を引いたその金額というのが要処理額であって、それが四千億とか六千億、これは計算すればわかるのです。  そうじゃなくて、公表されている不良債権というのは、例えば破綻先で、破綻先はこれは簡単なんです...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、私が質問してもお答えになれないと思いますから、質問をもう一回だけ要約して言いますけれども、公表不良債権というのは、ディスクロージャーのベースがあって、基準があって、全各銀行が破綻先債権とか金利減免債権とか、そういうことを基準にのって公表しないといけ...全文を見る
○西川(知)委員 私が聞いたところでは、どうも青天井の決済であったようでございますが、その後、平成三年ごろから見直しが出たということで、決済権限というものがいろいろと規制されてきたというふうに私は理解をしております。  そこで、いずれにしろその当時、平成四年より河谷参考人は常務...全文を見る
○西川(知)委員 反省の弁が見られないと私は思うのですね。法的な責任を聞いているんじゃないんですよ。法的な責任は、それは法律どおりにやったかやらないかでわかるんですよ。  だけれども、私は、経営者として、例えば中小企業に対するおたくの総貸し出しに占める割合、これは中小企業の人が...全文を見る
○西川(知)委員 今おっしゃったのは、他人には社会的な責任というものは押しつけられない。これはそういうことかもしれませんが、今答弁されているのは御自身で、今までずっと頭取をされてきた。そして平成元年の四月、そのころからバブル経済が始まって、不良債権はどんどんふえてきた。その当事者...全文を見る
○西川(知)委員 時間が来ましたのでこれで終わりますが、御自身がずっと経営のトップにおられた、そして今こんな事態になった。そのときに、御自身の、どういうふうな責任をとるかというその方向性も、今こんな時期になって皆さんの前に明確にできないということは、私はとても残念なことであるとい...全文を見る