西川知雄

にしかわともお



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西川知雄の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第145回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○西川(知)委員 西川知雄でございます。  きょうは、私の質問要旨の一番目に書いてありますように、いわゆる裁量行政、それから法律用語の解釈、まずここから始めてみたいと思います。  これは何を申し上げたいかといいますと、基本的に、いろいろな法律の内容というものが、法律用語の規定...全文を見る
○西川(知)委員 経過はよくわかりました。そしてまた、金融庁と金融再生委員会との関係、これも経過的な措置として、これは法整備をしないといけない、整合性を保たないといけない、これはよくわかっております。  しかし、私の質問の趣旨は、財務省の設置法から、金融の破綻処理制度と金融危機...全文を見る
○西川(知)委員 総理に確認しておきたいのですが、今の野中官房長官の御意見でよろしゅうございますね。
○西川(知)委員 そこで、ちょっとまた法律用語の問題に戻りますが、周辺事態ということについて、ちょっと言葉の問題をやりたいと思います。  実は、周辺事態、周辺事態と言っておられますが、その定義はどこにあるかといいますと、まず、いわゆる指針、ここの中に一つ書いてございます。それは...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、日本語でも実はこう書いてあるんです。この法律は「我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」ですから、我が国周辺の地域というのがまず第一条件で、第二条件が平和及び安全に重要な影響を与えるということですが、それでよろしいですね。
○西川(知)委員 それは高村外務大臣だけの考え方じゃないでしょうか。  というのは、私が何を申し上げたいか。じゃ、もう少し具体的に言いましょう。  先ほど、今度の法律では国以外の者による協力というのがございました。その中で、九条の第一項は「関係行政機関の長は、法令及び基本計画...全文を見る
○西川(知)委員 まず、裁判所に、私が例えば病院の代理人として、いや、基本計画を定められて、どうもうちの病院が使われそうだ、そういうことは困る、大体これは、自分の意見では、日本の周辺地域において起きた事態ではない、だから、そういうことは、こんな病院を使ってもらっては困るといってま...全文を見る
○西川(知)委員 私は何を申し上げたかったかというと、これは、周辺地域とそれから重大な事態ということ、これをまず内閣が判断をする、そして、今は閣議決定となっていますが、例えばそれが国会の事前承認なり事後承認にかかることになった、またはそれが裁判の対象になったというときに、その周辺...全文を見る
○西川(知)委員 それで、ここの極東の範囲にこういうふうに書いてあるんですが、「大体において、」今申しましたように「フィリピン以北」、そして「並びに」というのがありまして、「日本及びその周辺の地域であって、」こうなるんです。  そこで、私はこれをよく読んでみて、よく意味が、全然...全文を見る
○西川(知)委員 まず、こんな重要な話を外務大臣が答えられない。そして、今政府委員が言ったのも、何を言っているのかわからない。こんなんじゃ、私、もう本当に国民は、一体、周辺地域とか周辺事態をどういうふうにして本当に政府は思っているんだろう、国会ではどういうふうにして議論されている...全文を見る
○西川(知)委員 外務大臣からやってください、それは当然。政府委員じゃなくて外務大臣から。いや、これはだって、極東って、これは一番重要な話をしているわけですから。
○西川(知)委員 前提ばかりじゃ困りますよ。これは困りますよ。やはり外務大臣と総理が答えてもらわないと。
○西川(知)委員 これは非常に微妙な話もあると思うんですが、私は何が申し上げたいかということだけはっきりしたいんです。  これはやはり、物事は玉虫色にすると、非常に、そのときはみんながそうかと思って安心するというか、和解したとか合意したというふうになるわけですが、いざというとき...全文を見る
○西川(知)委員 総理の御意見はいかがですか。
○西川(知)委員 そこで、野田自治大臣にもお尋ねしたいのですが、野田自治大臣は、九八年の八月十八日の予算委員会でこの債権放棄のことについて若干述べられております。これは権利調整委員会との関係で述べられておるのですが、この調整委員会での、これは成案になりませんでしたが、その関係で、...全文を見る
○西川(知)委員 私、この金融再生法案の作成にかかわらせていただきまして、柳沢大臣がいろいろと一生懸命やっていらっしゃって、そして情報開示の見地からも、法律で決まっているよりももっと厳しい引き当てのガイドラインをつくったりされているということで、私は、そういう意味では信頼をしてお...全文を見る
○西川(知)委員 信頼しておりますが、情報開示をしていただいて、そして、もしそういう信頼を裏切るようなことがございましたら厳しく指摘をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  ところで、日債銀の問題について、日銀総裁にお伺いをいたしたいと思います。  先ほど、この問...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、これは日銀考査でも、大蔵検査でも、監督庁の検査でも、本当に時間を要するわけですね。そして、今度の大手の十七行の検査結果、これは自己査定と大分違っている、特に長銀と日債銀は大分違っているということが明らかになっているところ、今度は考査じゃなくて自分が...全文を見る
○西川(知)委員 それはそうかもしれませんが、承認をするということは、相手の財務内容をちゃんと審査をして、慎重にして、そして、八百億という巨大な、巨額なお金ですから、しかもそれは日銀のお金ですから、それを出資するというときに、わずか二、三日、その審査だけで出資をするということは、...全文を見る
○西川(知)委員 普通、銀行の考査をされるときは何日間かかるんですか。
○西川(知)委員 総理、今の話を聞かれて、二、三日の、実質二日ですか、二日の審査だけで、そしてこれは、相手の銀行を考査する、検査するだけじゃなくて、自分のお金、国民のお金を八百億円入れる、そして果たして大丈夫なのかなというときに、普通、相手を考査するときでも二、三週間かかるのに、...全文を見る
○西川(知)委員 質問時間が来ましたので、これで終わりますが、きょう私が申し上げたかったことは、要するに、重要なことを法律で決めるときは、やはりみんなが後から見て、その言葉を見て、その意味がはっきりとわかるというようなやり方をこれからもしていただかないと、それこそ総理が言っている...全文を見る
02月10日第145回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○西川(知)委員 公述人の方、きょうはどうもありがとうございます。  三名の方、予算案に賛成の方も反対の方もいらっしゃったわけですが、共通しておっしゃっていたことは、金融の再生というものが非常に重要である、ここは共通していたんではないかというふうに思います。  そこで、個々の...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっと行天先生にお尋ねしたいのですが、今、国際金融のことを御説明いただきました。日本の円が国際化すること、これは大変重要なことでございますが、日本のマーケット自体がもっと国際化するということは、私は特に金融面で重要じゃないかというふうに思っております。  と...全文を見る
○西川(知)委員 最後に深尾先生にお尋ねしたいのですが、ことしの予算というものは余り効率的なものじゃないという部分もたくさんあるという御指摘でございまして、我々もそう思いまして、予算に関する組み替えの要求というものをやろうということでございます。  その内容はいろいろとございま...全文を見る
○西川(知)委員 どうもありがとうございました。
02月16日第145回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○西川(知)委員 西川知雄でございます。  今、委員長のお許しを得て、日債銀の問題について資料をお配りいたしていると思います。いろいろと日債銀問題については議論がされてまいりましたが、ちょっと、事実についての誤解とか、いろいろなところでいろいろなことが言われておりますので、私は...全文を見る
○西川(知)委員 自動的に二分類とか正常先とかいうことになっていないというのは、そのとおりでございますが、私が指摘したいのは、ほぼ自動的に、そういう支援をするというところは第三分類ではなくて、悪くて第二分類であるというふうに、過去の実態としてそういうことが行われてきたということは...全文を見る
○西川(知)委員 では、正確な引用はわかりましたが、そこでおっしゃっていることは、引き当てをしなくてもいいということは言っていない、しかしながら、引き当てをどういうふうにするかは、各金融機関そして監査法人の意見に任せましょう、そういうような実務であったということをおっしゃっている...全文を見る
○西川(知)委員 それは基本的な、知らない人が考えて、どういうふうに客観的に思うかということを質問しているわけで、伏屋さんが答えたって何の意味もないんですから、それは取り消してください。
○西川(知)委員 局長も全然わかっていらっしゃらない。  大蔵大臣、いかがですか。
○西川(知)委員 総理ちょっと、おわかりにならなかったら、私ちょっと違うこと聞きますから。  ということは、何が重要かといいますと、だれが悪いとか、そんなことを私は言っているんじゃないわけですよ。要するに、大蔵省は今までは、大蔵大臣がおっしゃったように、引き当てについては大蔵省...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっと時間がないので、皆さんにちゃんと御理解をしていただくためには時間が必要なのでございますが、私が申し上げているのは、五味検査部長が言われた事実の違いじゃなくて、要するに、公認会計士協会の実務指針というのも実は公認会計士協会と大蔵省とで一緒に集まってつくった...全文を見る
○西川(知)委員 最後に、終わりますが、そういう私が申し上げたことが非常に論点で重要なことであるということで、四つの書類と、そして東郷前日債銀の頭取の参考人の招致を求めます。  要求書類は、平成九年九月十一日の示達書で、三分類の取り扱いについての記述、すなわち、通常の三分類では...全文を見る
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○西川(知)分科員 西川知雄でございます。  きょうは、三つの問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず第一は、京浜臨海部、これの地域にかかわる工業等制限制度がございますが、その見直しまたは廃止の問題について、これが第一点でございます。第二点は、現在、石油の販売において、...全文を見る
○西川(知)分科員 ということは、三月までには審議会で結論が出る。そして、多分、京浜臨海部については、もともと工業系の土地利用、これを目的としてつくられたのであるから、個々具体的にはなかなか今の段階では言えないけれども、基本的な方向としては、その地域については制限区域ではない。簡...全文を見る
○西川(知)分科員 政府の方からとしては、最終的な結論がまだ審議会では出ていない段階で、一番ポジティブな、積極的なことを言っていただいて、これは非常に、私としても、その方向でいくんじゃないかという確信をしているわけでございますが、最終的にどうだというのは三月にならないと政府の方と...全文を見る
○西川(知)分科員 二つの省からの積極的な御意見、どうもありがとうございました。  それでは次に、先ほど二番目の課題として申し上げました、石油の元売の差別的な仕切り価格ということについてお尋ねをしたいと思います。  私の問題意識の発端は、我々の地元でも、ガソリンスタンド、小さ...全文を見る
○西川(知)分科員 この問題はまた別の委員会でも続行させていただきたいと思いますが、最後に、卸売市場をめぐる問題についてちょっとお尋ねしたいと思います。  これは去年もお尋ねいたしました。横浜の神奈川区には中央卸売市場というのがあるのですが、最近、その中の店が閉まったり、そして...全文を見る
○西川(知)分科員 ぜひ実態をよく踏まえた上で、前向きな検討、そして活性化をお願いいたしたいと思います。  どうもありがとうございました。
02月25日第145回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○西川(知)委員 西川知雄でございます。  皆さんには、きょうの日付で、予算委員会提出資料として、「日債銀問題についての主要論点」ということと、「支援先関連会社概要」と、三つ目には「日債銀問題と金融行政の非連続性について」という紙をお配りさせていただいておりますので、これを参考...全文を見る
○西川(知)委員 今東郷前頭取の方から御説明がありましたように、第三分類が七千億円というふうにはまず言っていない、これが一つ明らかになりました。  そこで、次の質問をさせていただきたいんですが、九年の九月十一日、示達書、これは大蔵検査の結果がそこに載っているわけでございますが、...全文を見る
○西川(知)委員 そこで確認なんですが、これは、日債銀がそういうふうに主張しているというふうに注記で書かれていたのか、または客観的な事実として、これは日債銀が判断したまたは主張しているというふうに書かずに、客観的な事実としてそういうことが併記されていたのか。どちらかお答え願いたい...全文を見る
○西川(知)委員 これは検査の示達書が、要するに明確に、だれの意見でそうだったのかと、日債銀が勝手にそういうふうに言っているというふうには言わずに、当局も恐らくそうではなかったのかということが併記されているというふうに日債銀は解釈されたのじゃないかというふうに私は今の答弁を理解し...全文を見る
○西川(知)委員 ということはどういうことかと申しますと、多分、私の今の答弁を理解するところによれば、第三分類は七千億から一兆一千二百十二億にふえます、こういう指摘は示達にはあった。そして、その中身は、当然のことながら、関連会社分、いわゆる支援先、これについて四千億がふえていたか...全文を見る
○西川(知)委員 そこで私、ちょっともう一つ解明したいことがございます。  これは、この四千億という支援先、いわゆる関連会社に対して、大蔵省の検査部は、四千億、これは三分類に追加をすべきであるというふうに考えた、しかしながら、引き当ては要求をしていなかったということが一体どうい...全文を見る
○西川(知)委員 今とても重要なことをおっしゃったわけです。ということはどういうことかというと、この四千億、こういう支援先の、ある人によるとペーパーカンパニー、ある人によると飛ばしのための一つの手法であるというようなこういう手法が、これは有効であるからやりなさいというふうに、まあ...全文を見る
○西川(知)委員 これは私は、正直、今のお話を聞いて大変驚きましたが、一つだけその点について確認をいたしたいんです。  私がお配りしたペーパー、委員の方もお持ちだと思うんですけれども、参考人の方もお持ちだと思うんですが、東郷前頭取、この二番目にあります「支援先関連会社概要」、こ...全文を見る
○西川(知)委員 そこで次に、先ほど第二の問題と申し上げました、平成十年の三月五日、日債銀が六百億円の公的資金導入を申請され、三月の十日、佐々波委員会がこれを承認したという件についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、このときに日債銀が資料をお出しになっております。その資料...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、山口銀行局長と松下前総裁にお尋ねする前に、もう一度東郷前頭取にお尋ねしたいのですが、そのときの償却、引き当て、この基準は、以前から主張されていたように、自分たちが支援をして、そして合理的な再建計画がある、そういうところについては、これは償却、引き当てはし...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、公認会計士の意見を聞いて、そして、そういう支援先で合理的な再建計画があるところ、これについては償却、引き当てをしなくてもいいという方向で、その自己査定を出されたんだというふうに思います。  そこで、松下参考人にお尋ねしたいんですが、当然のことなが...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、まとめて言いますと、日銀の考査というのも、七年の二月にやられてから、フォローアップということで三カ月置きにやられているわけです。ですから、一番最新の情報というものは当然のことながら御存じなわけです。  また、大蔵省の示達で、この支援先には、二分類...全文を見る
○西川(知)委員 日銀は、私の聞いたところでは、六百億円の巨額に上る公的資金を導入するのに、その審査をわずか二日程度でやったということで、これは私にとって非常に驚きなんですが、山口参考人に同じことをお尋ねしたいと思います。  このときは、支援先の関連会社に対しては、要注意先とい...全文を見る
○西川(知)委員 時間が来ましたので終わりますが、今の、二分類と三分類のこの日債銀の査定の仕方が非常に甘かった、しかしながら公的資金の導入を認めたというのは、わずかな甘さであればそれは構わないかもしれませんが、四千億も査定に違うというときに、甘いとかそういうようなのは、私は問題で...全文を見る
03月31日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号
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○西川(知)委員 西川でございます。  きょうは、今まで余り議論の対象にならなかったことを二つ、そして問題点を整理するために一つお尋ねをしたいと思います。  今までに余り論議の対象とならなかったことと申しますのは、基本計画の案を策定するその前提要件としての周辺事態、この認定に...全文を見る
○西川(知)委員 全然話にならないので、法制局長官、正当な理由がない、こういう場合に拒否したといったときには法律違反になりますか。  野呂田長官は、正当な理由があれば拒否できるということを書いてあるとこの九条一項についてはおっしゃっていたわけですね。そうすると、正当な理由がない...全文を見る
○西川(知)委員 ということは、正当な理由がなくて拒否した場合、この場合は強制はできないが違法となる、こういうことですか。
○西川(知)委員 法制局長官、法の番人としての解釈ですから、ちゃんと答えてください。  それは違法となるんですね。
○西川(知)委員 そんな自信のないのは困るんです。法律を今つくっているわけです。  それで、財革法のときにも何か法的効果のないような法律をつくられまして、では法律を破った場合にどういう効果が生まれるのかというときに、法的効果はない、しかしながら政治的責任、これは発生するというの...全文を見る
○西川(知)委員 それは、仮定のというか、いろいろな場合を想定して考えるというのが長官の役目でして、私の言っているのは、違反をしないということは長官としてはわかっていても、そういうことを言う人がそれを理由として拒否した場合、そしてそれを使えなかった場合にいろいろな損害が拡大してい...全文を見る
○西川(知)委員 長官の御意見、ちょっと私よく理解できないのですが。  それで、ちょっと法制局長官にお尋ねをしたいのですが、正当な理由がなくて長がこれを拒否した、その場合に、もう一回確認ですが、その違反の法的効果というものは何なのか、はっきりとお答えをお願いしたいのです。どうい...全文を見る
○西川(知)委員 それは法的効果として非難を免れないのか、政治的な責任として非難をされるのか、それを一点お答え願いたい。  それから、長としては、どうして拒否するんだという理由を自分の方から言わないといけないんでしょうか。その二点、長官、お答えください。
○西川(知)委員 もう一問ありまして、長としては、何で拒否するんだという理由を言わないといけないんでしょうか。
○西川(知)委員 長の義務についてはこの辺にしますが、この議事録は多分全国の地方公共団体の長が読まれるわけです。そして、法制局長官が、この法的効果はよくわからない、答弁に困ったということでありますと、これは大変な影響を与えるというふうに思うのですが、次の問題に行きますので……。 ...全文を見る
○西川(知)委員 私、そんなことを申し上げていませんで、それは当然のことですが、法律を見て、それを拒否した場合どういうふうなことになるのかというのを当然やはり知っておかないと、これはだめなことでございます。  そこで、次に参りますが、周辺事態というのは、英語でもシチュエーション...全文を見る
○西川(知)委員 この委員会で、周辺事態というのはどんなことが予想されるのかとか、典型例も四つぐらい挙げられました。そこで、そういうふうな同様な議論が、アメリカの国会、コングレスの方でもなされておったんでしょうか、外務大臣。
○西川(知)委員 これは外務大臣でしたか、周辺事態の認定について、実態上両国の判断がそごをする事態は全く想定されない、こんなことをおっしゃっていたわけでございます。これは、今の状態ではそういうふうにお思いになりたい、または今の内閣ではそごを来すことは想定されないのかもしれませんが...全文を見る
○西川(知)委員 もう一回質問をしますと、今の周辺事態の定義、今の話は、それはそういうふうに両方に英語でも日本語でも書いてある、そんなことはわかっているんです。  そうじゃなくて、私のお尋ねしたいのは、それが一体具体的にどういうことかということについて、主な事例とかについて両方...全文を見る
○西川(知)委員 それは、外務大臣がさっき言われたこととちょっと違うんじゃないですか。周辺事態というのは一体どういうことかということについて、その議論というのをされてこういうガイドラインの形になっているというのは、それは当たり前なんですが、具体的にどういうことが想定されるからこう...全文を見る
○西川(知)委員 余り時間がないので、よく結論はわからなかったのです。  要するに、具体的にどんなことが主に想定されるのかどうかということが、やはり協議で最終的に、いざというときに合意に達するためには、そういうお互いの、どういうコンセプトを持っているのかということをあらかじめち...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっと、質問するのを外務大臣よりも法制局長官にした方がよかったのかもしれませんが、法制局長官、明確に違反する場合、これは今のお答えでいいと思うのですが、明確には違反しないけれども、違反の程度が相当程度の合理的な疑いを持って存在するというような場合にはいかがです...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると、長官は非常に抽象的におっしゃるので、具体的にいきます。  具体的に、例えばアメリカ軍の行為がありました。そこで、国連で非難決議が採択をされた、またはアメリカと何カ国かを除いては全部それを非難決議をした。そういう場合にも、この周辺事態の認定というもの...全文を見る
○西川(知)委員 想定されないというのは、そういうときには基本計画をつくって後方支援等の活動をしないというふうに理解してよろしいですね。
○西川(知)委員 ほかの問題をやってもいいのですが、ちょっと時間がないので、これをもう少しやります。  要するに、ちょっとよくわからないのですが、ではそういう事態ではなくて、米軍の行動自体が、国連憲章とか国際法に違反しているか否か、これは全く判定が不可能であるというような場合、...全文を見る
○西川(知)委員 質問時間が来ましたので終わりますが、ちょっと誤解をされるとあれなので申し上げておきます。私は、米国がそういう国際法に違反したり国連憲章に違反するというようなことを言っているわけじゃなくて、前提としているわけじゃなくて、万が一そういうことになった場合にどうなるかと...全文を見る
03月31日第145回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○西川(知)委員 西川でございます。  きょうは、少し具体的に、三つのことをお尋ねしたいと思います。  一つは、これは私、去年も法務委員会に出席させていただきまして、十年の五月六日に、いろいろな、例えば総合的な法律経済関係の事務所、これが果たして法律上可能かどうか等、五つか六...全文を見る
○西川(知)委員 今の御答弁は、事実上、例えばそういう通知が訴追委員会でできるようになって、そういう通知があったときは、実際的にはそれを端緒として、果たしてちゃんとした行為が裁判官の方でなされていたかどうかを調査していくつもりである、こういうふうに理解をいたしましたが、それでよろ...全文を見る
○西川(知)委員 そこで法務大臣、訴追委員会で弾劾の訴追をしようというのは三分の二以上の多数がないといけないわけです。例えば、訴追まではいかないけれども、三分の二以上の委員なり全員が、この裁判官はもうひどい、罷免をするほどではないけれども、やはりそういう事例が訴追委員会で上がって...全文を見る
○西川(知)委員 慎重に検討することは当たり前の話で、ですから、慎重に検討していただきたいんですが、いかがですか。
○西川(知)委員 また後で、去年の質問でどういうふうにことし回答が出ているか、ちょっとチェックしますけれども、見守るだけではだめで、そういうふうな行為が国会の訴追委員会のところで、全員が、これはもう正しくない、こういう行動は慎まなければならないというふうに、みんなの意見がそうであ...全文を見る
○西川(知)委員 憲法上の問題もあってなかなか難しいことは、それは私も法律家ですから十二分にわかっておりますが、今言ったような点、きょうのところはここまでにしておきますけれども、十二分に肝に銘じて、いろいろな対策というものを考えていただきたいというふうに思います。  次に、一番...全文を見る
○西川(知)委員 それは、これからの日本の経済、それからいろいろな外国からの企業が来た場合にも非常に喜ばれる便利な制度であるということで、政府の見解としてそれができるということが国民の前に伝わったということは極めて大切なことであったと思います。  そこで、もう一つお尋ねをいたし...全文を見る
○西川(知)委員 いつ日弁連からそういう回答を受けられました。
○西川(知)委員 実態はそれほど、弁護士会が言っているほどきれいな形になっていないというふうに私は思いますので、引き続き、随時この点について実態をきちんと把握していただきたいと思いますが、いかがですか。
○西川(知)委員 そこで、また後で時間があったらやりますが、ちょっと三番目の話をしたいと思います。  これは今、不動産債権、土地債権の流動化、こういうことが大切で、そのためにSPC法等もできました。しかし、弁護士の営業許可の面等からすると、実は一つ問題点がございます。  今い...全文を見る
○西川(知)委員 時間が来ましたので終わりますが、こういうような現場を知っている国会議員もまだたくさんいらっしゃるかもしれませんので、答申が出てから、それからもう一回審議をするというのは当然のことですが、その時々にこういう委員会でもいろいろな意見を聞いていただきたいということを要...全文を見る
05月27日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○西川(知)委員 西川知雄でございます。  総理にわざわざお越しいただいたので、まず総理に、財金の分離のことについて確認の意味で若干御質問をしたいと思います。  御存じのように、自民党と当時の平和・改革クラブと民主党、その三会派で、昨年の十月に財金の分離について覚書が交わされ...全文を見る
○西川(知)委員 これからその内容を質問しようと思っていたわけでございますが、ちょっと大蔵大臣の方から、法案上は、主たる官庁、責任を持つのは金融庁であるということが書いてあるという御確認をいただきました。  もう一つでございますけれども、先ほども申しました内閣府設置法で四十二条...全文を見る
○西川(知)委員 ぜひそうしていただきたいんですが、もう一つだけ、これは、質問通告をした後に、ある、イギリス政府の方から届いた文書がございまして、通告していないのでございますが、簡単なことでございますので、それに関してちょっとお尋ねしたいんです。  実は、イギリスの方でも、例の...全文を見る
○西川(知)委員 総理に対する概括的な質問は以上でございますので、どうぞ御退席いただいて結構でございます。  それでは、ちょっと具体的に続けさせていただきます。  今、宮澤大蔵大臣の方から、主たる業務というものは金融庁がやることになっている、そして財務省の方は、財務省設置法の...全文を見る
○西川(知)委員 もう一つ、確認の意味で今のところを御説明願いたいんです。  健全な財政の確保ということは私も理解しているつもりでございます。また、外為の安定の確保というのもわかる気がしますし、通貨に対する信頼というのも理解ができます。  一つよくわからないのは、国庫の適正な...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、法制局長官に来ていただいておりますので、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。  金融破綻処理、それからまた金融危機管理に関する企画立案について、一つは金融庁が持っている。もう一つは、今大蔵大臣から御説明された点も含めて、ある特定の任務を遂行する...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっとこれは、余り細かいというか、机上の理論を展開しているようでございますので、この辺でやめます。  最後に、この点について大蔵大臣にお尋ねをしたいのです。  金融庁、今は金融監督庁でいろいろな、金融機関の検査とか監督、そういう事務が実際上行われている。そ...全文を見る
○西川(知)委員 法律上は主と従というようになっている、そういうお答えでございました。実務上も実際上も、プラクティスとしてそういうふうになるのじゃないかということで私は認識しているのですが、その認識は大蔵大臣も御一緒でございますか。
○西川(知)委員 財政と金融の分離については今、総理それから大蔵大臣、法制局長官に明快に御答弁を願いまして、四月十四日に我々が提案させていただいたことが法文上もそのとおり書かれている、そしてその趣旨もそうである、こういうことで理解をさせていただきました。それでよろしゅうございます...全文を見る
○西川(知)委員 今の大蔵大臣の御見解というのは、私、極めて正しいと思っておりまして、ただ、実際に税務をやられる税務署の職員の方も、ある程度の基準というものがちゃんとしていないと、実際やりにくいわけですね。  例えば、細かい話ですけれども、所得税の申告のときに、当然のことながら...全文を見る
○西川(知)委員 大蔵大臣がそういうふうにおっしゃっていただいて、国税庁の方としても、実際上、ある程度のもう少し明白なガイドラインとか、そういう明確性を国民なりまた署員に伝える、そういうようなことをすべきである、こういうふうに大蔵大臣の御意見を私は解釈したんですけれども。  そ...全文を見る
○西川(知)委員 あと、国税庁の問題、いろいろと具体的なところで難しいところもあることは重々承知しておりますが、今経済も悪い、そして税がどうやって使われているのか、またどうやって公平に徴収されているか、これは国民はやはりすごく注目していると思います。  こういうことは決してない...全文を見る
○西川(知)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
06月11日第145回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○西川(知)委員 西川知雄でございます。  ことしの六月一日に参議院で委員会がございまして、そのときにJASRACのことについて松あきらが質問をさせていただいたのですけれども、そのときの課題の一つとして、JASRACがいろいろな使用料の徴収とか分配をやっているわけですが、それに...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、近藤さんに確認なんですけれども、今、いろいろなシステムで、例えばジャンル別で幾らの使用料がどういうふうに分配されているかというのは、今のところはできないのですけれども、システムを技術的に変更して、これはお金がかかる話ですから、幾らぐらい新しい予算が要るか...全文を見る
○西川(知)委員 それで、さっき申しましたように、ジャンル別にどういうふうな使用料が徴収されているとか分配されている、そういうことをシステムを変えてやることは技術的には可能なんですね。
○西川(知)委員 今の御回答は、技術的には可能である、ただ、いろいろな人の気持ちの問題である、そういうお話だったと思うのです。  これはぜひ公開をしてほしいといういろいろな要望が、例えば全国商工団体連合会、そういうところからも来ております。こういうところに、さっきおっしゃったJ...全文を見る
○西川(知)委員 私は、質問して回答をいただくと、その回答がちゃんとなっているかというのをまた次の委員会で聞くことにしておりますので、またこういう機会に質問いたしますので、それまでに詰めておいていただければと思います。  ところで、これは質問通告していなかったのでまことに申しわ...全文を見る
○西川(知)委員 実は、著作権と直接関係ないのですが、大臣にぜひお尋ねをしたいと思っていることがありますので、ちょっとそれを聞きたいのです。  私も弁護士をやっていまして、こういう著作権のこともやっていましたけれども、今、これはいろいろなところで言われていると思うのですが、具体...全文を見る
○西川(知)委員 大臣のおっしゃることは、一般論として全くそのとおりだと思うのですが、そういうふうなことは望ましいのですが、それではこれは問題は全然解決しない。  きちっとした授業を受けて、でもすぐにはきちっとならないわけですから、そんなことを言っていれば、自分はちゃんとした就...全文を見る
○西川(知)委員 では、今の積極的な御発言で、そういう方向でぜひやっていただきたいと思います。  もう一つ、理科系の分野では割合、大学の先生と民間との交流とかが産学協同ということで言われているんですが、法学部の先生も、例えば大学の先生が司法研修所の教官になったり民間の法務部長に...全文を見る
○西川(知)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、先ほどのような、ちょっと正常じゃない状況が生まれる背景にはいろいろなことがあると思います。そのほかに、先生が自分の趣味でいろいろな趣味的な授業をするとか、そういうこともありますし、また、学生からの評価というものが余り取り入れ...全文を見る
07月06日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○西川(知)委員 西川でございます。  きょうは、主に、ロスシェアリングということとペイオフ、それから株式交換制度、地銀等に対する資本増強について、この四つぐらいできればやりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  ロスシェアリングの問題でございます。今関係の銀...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、二次ロス処理のスキーム、これが整備をされないと、破綻金融機関、これの受け皿になろうという銀行がなかなか登場するのが難しい、ひいては迅速な不良債権の処理が滞るおそれがある、こういう指摘があるわけでございます。  そこで、大蔵省の方でも若干の検討はされてい...全文を見る
○西川(知)委員 今おっしゃったことは、適資産か不適資産かというものが、債務者ベースか資産ベースかということで、今の場合は債務者ベースになっている。そういうことで、例えばその債務者が、それこそ新しい事業を起こして、また失敗してしまった、そのおかげでまた資産の価値が落ちた、そういう...全文を見る
○西川(知)委員 ロスシェアリングについてはこの辺で終えます。  ペイオフについて、ちょっと宮澤大蔵大臣に確認をさせていただきたいのですが、先ほどからの御答弁で、二〇〇一年の四月一日より実施すること、これは確認をする、ただ、諸種の技術的な問題、こういうことについて解決をする必要...全文を見る
○西川(知)委員 中間報告がきょうの四時ごろ、もう発表されるころであると思うのですけれども、それは、そういう大学の先生とか日経の会社の方とかいろいろそういう方々が入られて一応お出しになるのでしょうけれども、大体問題点というのはそう難しくなくて、要するにいかにしてスピーディーな支払...全文を見る
○西川(知)委員 それで、今、例えば平時からの関与ということをおっしゃいましたが、アメリカのFDICのように、いろいろと事前準備の段階から入っている、そうするとその資産の確定というものが比較的速やかにできる、こういうふうに思いますので、当然そういうふうな方向性でやっていかれるのじ...全文を見る
○西川(知)委員 では、ペイオフのことはこのくらいにいたしまして、株式交換制度のことについてちょっと、質問通告はしておりませんが、大蔵大臣の御所見をお伺いできればと思うのです。  株式交換制度は、一般の事業会社だけじゃなくて、銀行も、これからの金融の再編成ということでこれは大変...全文を見る
○西川(知)委員 私も宮澤大蔵大臣がおっしゃったことと同様に感じておりまして、ぜひこれを早く進めるべきであるというふうに強調したいと思います。  そこで次に、地銀に対する資本増強について柳沢大臣にちょっとお伺いしたいのです。  中小企業に対してのいろいろな対策、これは地銀の力...全文を見る
○西川(知)委員 もう一つ念頭に置いて検討していただきたいことは、先ほど、資本の注入に関しての申請の場合に、八%を目指してか目標かして申請をしてほしいということで、前の大手行に適用するためにつくったとおっしゃる評価項目の中にも、公的資金申請額が特に十分であるかどうか、これも加点の...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、評価項目の中で、不良債権の流動化が具体的に計画されているかどうかというのも入ってございます。実はアセット・バックト・セキュリティーということで、SPC等を使って流動化ということがやられているのですが、そのSPC法ができてもいろいろな不備な点がある。例えば...全文を見る
○西川(知)委員 終わります。どうもありがとうございました。
08月02日第145回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○西川(知)委員 公明党・改革クラブの西川知雄でございます。  きょうは日債銀と長銀等の金融問題であるということで、私も、理事の方からこの日のためにいろいろと質問の準備をしておくようにというふうに指示がありました。  この日債銀と長銀の問題というのはことしの二月十六日と二月二...全文を見る
○西川(知)委員 私は、具体的な案件についてこういう事態になって、当事者が当該検察官の方から協力を求められたら、それは従わないといけないんだなと。これは強制力はないのですけれども、そう思うのはやむを得ないと思うのです。  予算委員長、こういう集中審議をする時期とか、そういう逮捕...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、一つだけTHCグループのことについてお尋ねをしておきたいと思うのです。  これは、クラウン・リーシングと日本トータルファイナンスと日本信用ファイナンスというのがTHCグループ十八社に受け皿会社を持っていて、日債銀、NCBもTHCグループについて債権を持...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、ちょっと一般論として聞きますけれども、実はそれをどうも黙認していたらしいと。そこで、九段開発グループと同じような処理をしようということになった。そこで、NCBはTHCグループの事業計画を立てた。この計画が合理的な計画かどうかということは、これは今捜査当局...全文を見る
○西川(知)委員 前からそういうふうにされていたということですが、ことしの七月一日にも、私どもずっと、裁量に任せてはだめだ、ぴちっとしたものを出さないと検査を受ける方も困るということで、金融検査マニュアル等を出してくれということでこれを出されたわけでございますが、自己査定において...全文を見る
○西川(知)委員 それから、公認会計士協会より何か報告は受けられておりますか。
○西川(知)委員 それで、先ほどからお話ししておりますように、両方ともプロだと思うんですが、プロとしての公認会計士の意見と監督庁の意見、これが違った場合、それぞれの意見がどういうふうな理由でどうなったのかということで、その違った部分をそれぞれに意見をつけて公開しないと、これはちょ...全文を見る
○西川(知)委員 それを聞いているわけじゃなくて、この日債銀の事件を踏まえて、一般論として、公認会計士が監査法人としてこういう意見を出している、それは違うのだという意見が出ている、何で違うのだと。両方ともプロだ。両方とも、例えば法律に基づいて、また実務指針に基づいてやっていると言...全文を見る
○西川(知)委員 当局の検査内容について、検査当局が言ったことがもうファイナルであるというのであれば、それは一つの決め方ですけれども、そうじゃないとするのであれば、金融機関から、またはCPAから、当局の検査内容についての不平なり不満を公平に審判する、そういう制度をつくっていかない...全文を見る
○西川(知)委員 どうもありがとうございました。  そこで、先にこちらをちょっとやりたいのですが、銀行と郵便貯金の競争についてをやる前に、簡単に一つだけ。  皆さんのところに資料をお渡ししております。これは、いろいろなこれからの金融の再編成ということにかかわって、これからいろ...全文を見る
○西川(知)委員 流動性を増して国債の消化を促す、そういう案であると思いますので、ぜひ日銀の方としても協力していただきたいと思います。  また、大蔵大臣も、きょうこれをごらんになったばかりだと思いますけれども、いろいろな、一つの多様化で、先ほど言いましたメリットもたくさんあると...全文を見る
○西川(知)委員 どうもありがとうございました。  それで、ちょっとこれは金融再生委員会と郵政大臣にお尋ねして、総理にも御見解を伺いたいんですが、今、ペイオフの解禁に向けて、第二地銀とか信金とか信用組合、そういう金融機関に対しての預金が郵便貯金へ流出をしているということで大変心...全文を見る
○西川(知)委員 野田郵政大臣は、大臣として非常にリベラルな新しい時代の発言をされておったわけですが、ちょっと最後のところは何か旧態依然としているような感じがいたしまして、全国あまねく同じサービスをするのはいいわけですけれども、やはりこれからの国際化時代における金融ビッグバンとい...全文を見る
○西川(知)委員 私の質問も、現行法ではできないというのはわかっておりますので、制度的に、今言ったように、日本のファイナンスのシステムというものがいわゆるリコースベースであるからできないということでございますが、先ほど申しましたように、ノンリコースであればまずロスシェアリングがコ...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっとペイオフのことについて宮澤大蔵大臣にお尋ねしたいんですけれども、ペイオフ解禁後に心配されていることは、その後にセーフティーネットというものが十分かどうかということで、十分じゃないと言う人もいるし、また、新しい制度をつくらないといけないと言う人もいて、いろ...全文を見る
○西川(知)委員 そこで、先ほど申されましたPアンドAの件なんですけれども、一つの考え方として、司法上の倒産手続の外で破綻金融機関の営業の一部の譲渡を行います。その後、譲渡されなかった部分、悪い部分でしょうけれども、この部分を破産手続で清算する、そうするとスピードでぱっとできる。...全文を見る
○西川(知)委員 多分スピードということが一番重要で、そのためには、いい部分と悪い部分というとおかしいですけれども、いい部分はさっと、例えば付保つきで渡して、そして悪い部分はゆっくりと司法手続でやろう、こういう方法というのが現実的じゃないかと思いますので、大蔵省の方にそれは検討し...全文を見る
○西川(知)委員 ちょっと通産大臣に来ていただきましたのでお伺いしたいと思うんですけれども、産業活力の活性化ということでデット・エクイティー・スワップという、いわゆる不良債権なら不良債権を株にかえる、そういうシステムを考えられて、それに対する手当てというものが幾つかできているわけ...全文を見る
○西川(知)委員 お答えはわかりましたが、そうすると、余りデット・エクイティー・スワップというのは行われない。授権資本の、特に特別決議を変えないとこれはなかなか難しいと思いますので、現実にはなかなか難しいんじゃないかと思います。  そこでちょっと、柳沢大臣がいられなくなったので...全文を見る
○西川(知)委員 質問時間が終わりましたので終了しますが、いろいろな提案をさせていただいて、積極的に考えていただくということで、またそのフォローアップもよろしくお願いします。  これで終わります。
08月06日第145回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○西川(知)委員 公明党・改革クラブの西川知雄でございます。  私、当選以来八十回ぐらい、予算委員会とかいろいろなところで質問をさせていただいているのですが、金融とか財政とかそういうものが割合専門でしたので、高村外務大臣とは予算委員会のガイドラインのところで一、二度議論させてい...全文を見る
○西川(知)委員 それは法律の解釈で、私もよくわかっております。しかし現実には、今は十年のパスポートができて、パスポートというのはそんなに何回もかえなくていいとか、今言ったような、外国がサイン社会ということで実務上のいろいろな不便がある、そういう現状と今の法律、この二つがあるわけ...全文を見る
○西川(知)委員 いいです。  偽造の話はよくわかりますけれども、例えばICAOの報告でも、署名欄のことについては、いわゆる機械読み取り旅券ということでMRPというのがあるわけですけれども、そこのところに付言して、署名欄はその近くであればどこだってよろしい、そういうことが書いて...全文を見る
○西川(知)委員 御見解はよくわかりましたが、我々も、外国に行って非常に不愉快な思いをするのはビザの関係とか滞在許可の関係で、三日か四日ぐらい忘れて長くいると、これは法律違反だ、次には入れないぞとか、いろいろな不愉快な思いをするわけです。  普通の人がちゃんと外国に行ったり帰国...全文を見る
○西川(知)委員 それで、行革会議の最終報告のときにもこれが載っておりまして、外務大臣も御存じだと思いますけれども、「大使・公使への外部人材の積極的登用を推進する。」こういうふうに書いてあるわけですが、大臣の御意見では、外部人材というのはどういう人なのでしょうか。
○西川(知)委員 「外部人材の積極的登用を推進する。」という言葉が書いてあります。これはお読みになっていると思いますが、外部人材というのは、どういう人、どういうカテゴリーの方だというふうに大臣は御理解されていますか。
○西川(知)委員 もう少し後でもう一回聞きますけれども、アメリカの現状というものがわかれば、外務省の方からも教えていただきたいと思います。
○西川(知)委員 そこで、ちょっと時間があるので聞きますが、これは時間がなければ余り質問してほしくないという話だったのですが、大使というのはどういうふうな役割を果たしているのか、また、それの法的な位置づけとかそういうものはどういうふうになっているのでしょうか。
○西川(知)委員 ちょっと確認ですが、これは、我が国政府ですから、内閣、行政府の一部である、そういうふうに考えてよろしいのですか。
○西川(知)委員 そこで、アメリカの例を挙げられましたが、日本におられた、例えばマンスフィールドさんとかいろいろな大使の方は、元政治家、国会議員でありました。  日本の国会議員がすぐに現職のまま大使、公使等になるのは、これは法律上の問題とかいろいろとあって、非常に困難なことだと...全文を見る
○西川(知)委員 国会の方でも副大臣制が導入される。もっともっと国会議員がそういう実際の活動のもとに、政府のもとに入っていって、より議論を活発化させよう、そういうような動きが現在のところ定着しております。ある意味で、大使というのは外務大臣の副大臣みたいなもので、そういうところにい...全文を見る
○西川(知)委員 しかし、行革の報告書にも出ておりますし、これからはそういう時代でございますので、ぜひ積極的に考えていただきたいと思います。  そこで、ちょっと、質問通告をしていなかったのですが、前に外務省の方でもお答え願っているので引き続き検討結果を聞きたいと思っているんです...全文を見る
○西川(知)委員 それは全然進んでいないということで、それじゃだめです。向こうは軍人がいて、そして日本人との間に子供が生まれた。日本はそもそも軍隊が九条でないわけですから、そんなレシプロシティーなんというのはできるわけない。だから、そんなレシプロシティーなんというのを待っていたん...全文を見る
11月17日第146回国会 衆議院 労働委員会 第2号
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○西川(知)委員 西川知雄でございます。  本日は、雇用保険の問題、それから今話が出ました日産自動車の問題、解雇の基準の問題、緊急地域雇用特別交付金の使途の問題、高齢者対策の問題、若年者の就職支援の問題等についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、雇用保険の問題でござい...全文を見る
○西川(知)委員 そういう今御説明いただいたような財政状況でございますので、延長給付の適用要件の緩和等による九十日間の延長給付要求について、連合の方も、約九千億円の支出増となるというようなこと、また今申しました雇用保険財政の実情が明確になったことから、この要求を緊急雇用安定地域の...全文を見る
○西川(知)委員 そうすると、この一四・六%というのは、法律の規定違反ではなくて、法律の附則にその旨が書いてある、こういうふうに理解をいたしました。  次でございますが、日産自動車のことについてお尋ねをいたします。  私は、日産自動車の再建計画による工場閉鎖、この具体的な内容...全文を見る
○西川(知)委員 私が申し上げたかったことは、労働者の雇用の安定を図るという意味で公的資金を導入する、こういうことについては、それが日産であれ金融機関であれ、それに対して公的資金を導入するということは共通した趣旨ではないかと私は理解しておるわけです。  金融機関に対する公的資金...全文を見る
○西川(知)委員 私の理解しているところでは、今の計画では、例えば情報教育とか語学教育、生活指導の配置という、教育に関するそういう計画が約二一・三%。また、環境とかリサイクルが二七・八%。そして、行政関係の仕事が、コンピューター入力とかほかのことも含めて一六・五%というような数字...全文を見る
○西川(知)委員 今おっしゃったように、若年者の就職状況ということに対しては非常に厳しいものがあるので、ほっておいたり、強い政策を打ち出さないと、これは社会問題にもなると思います。我々としても、今政務次官がおっしゃったような補正予算に対して、社会問題にならないようにバックアップを...全文を見る
○西川(知)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、そのほか高齢者対策、これは現在労働省が行っている助成金で、継続雇用定着促進助成金とか特定求職者雇用開発助成金とかございます。また、そのほかにもいろいろな施策を充実していく必要がこれから高齢化時代を迎えてあると思いますので、時...全文を見る
12月06日第146回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○西川(知)委員 改革クラブの西川知雄でございます。  我々は、重要な施策の一つといたしまして、都市政策、これをずっと訴えてまいりました。今度の補正予算で、この我々が掲げてきた都市政策、それはどういうふうに予算に反映をしているか、これについてお尋ねをいたしたいと思います。  ...全文を見る
○西川(知)委員 はい。簡潔に申し上げます。  そこで、肉体的な弱者、これが非常に下りがきつい。こういうことで、この辺のところをどういうふうにするか、この辺についてお尋ねを申し上げたいと思います。  総括的な問題につきまして総理から、そして各論について関係大臣にお尋ねをいたし...全文を見る
○西川(知)委員 どうもありがとうございました。