西島英利

にしじまひでとし



当選回数回

西島英利の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○西島英利君 本日は三名の参考人の方々に……
○西島英利君 はい。  三名の参考人の方々にお話しいただきまして、ありがとうございました。  この自殺の問題について、私自身が平成十一年に、精神保健法が改正のときに衆議院で、委員会で参考人として呼ばれたときにこの問題を強く指摘したところでございますが、ようやくこの問題に取り組...全文を見る
○西島英利君 次、中村参考人に質問させていただきますけれども、お三人の話の中でこの整理をしますと、うつ病対策が自殺の防止にかなり大きな効果を来すのではないかというふうに私自身考えたわけでございますが、例えば職場の中でのうつ病という、まあ精神障害というものに対する偏見があって、なか...全文を見る
○西島英利君 はい。  本橋参考人に御質問させていただきますけれども、高齢者の問題で一番大きいストレスというのは喪失体験だと思うんですね。先ほど生きがいという言葉を使われましたけれども、生きがいというのが何なのかよくお分かりにならない方がたくさんいらっしゃると私自身は思っている...全文を見る
○西島英利君 高橋参考人に教えていただきたいんですけれども、最近、インターネットを通じての集団自殺、それから小中学校での子供の自殺等々がよく大きく報道されるわけでございますけれども、よく、人格的欲求という中で、集団の中で尊敬され認められたいという、そういう気持ちを人間は持っている...全文を見る
○西島英利君 ありがとうございました。
03月02日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号
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○西島英利君 自民党の西島でございます。  岸本参考人にお教えいただきたいんですけれども、私も医者でございますから、先ほどの質問とちょっとダブるかもしれませんが、ちょっと視点を変えて御質問さしていただきたいと思うんですが。  日本の医療というのは世界最高水準と言われておりまし...全文を見る
○西島英利君 ありがとうございました。
03月15日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○西島英利君 それでは、心神喪失者等医療観察法に関しまして御質問をまずさせていただきたいというふうに思います。  その前に、ちょっと精神科病院の歴史について少しお話をさせていただきたいと思うんですけれども、まず明治中期までは、精神保健福祉に関する法律というのは全くなくて、この時...全文を見る
○西島英利君 今の御説明にもありましたように、地域住民の方々のかなりこの理解を得るのが難しいと。それは、やはり精神障害者、特に重大な事件を起こされた方々に対する強い偏見が私はあるんであろうというふうに思います。こういうことを放置したままでいきますと、なかなか建設は難しいだろうとい...全文を見る
○西島英利君 次に、障害者自立支援法につきまして御質問さしていただきます。  今回、障害者の方々の様々なサービスがこの支援法の中でされるようになるわけでございますが、そのときに、障害者諸団体から強い要望は、自己負担の軽減措置について、応能負担の基礎となる所得は世帯の所得ではなく...全文を見る
○西島英利君 特に、今まで精神保健福祉法三十二条にございました公費負担医療、これが今回この障害者自立支援法の中へ移ってまいりまして、その中で、今まで自己負担五%だったのが一〇%になるということになりました。数字的に見ますとたったの五%と思われるかもしれませんが、本人にとってみたら...全文を見る
○西島英利君 先ほど精神障害者の方々の特質と、つまりほかとはちょっと違うというようなお話もさせていただきました。是非このことも理解していただいて、是非大臣、前向きに御検討をいただければというふうに思いますが、一言何かございましたらよろしくお願いします。
○西島英利君 是非前向きな御検討をお願い申し上げたいと思います。  次は、社会保障制度の在り方についてお話をさせていただきます。  私は、社会保障というのは平時の国家安全保障というふうに考えられるだろうというふうに思っております。特に医療の部分につきましては、揺りかごから墓場...全文を見る
○西島英利君 どうぞよろしくお願いをいたします。  それでは、介護保険制度の見直しにつきまして少しだけお話をさせていただきたいと思います。  今回、介護保険制度の見直しの法案が出てきているわけでございますが、しかし、過去三年間の実績での検証の中では、ケアマネジャーのケアプラン...全文を見る
○西島英利君 今日は別にいろいろとお願いをして来てもらっておりましたけれども、時間が、大変申し訳ございません、なくなりましたので、次回にまた質問をさしていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
04月11日第162回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○西島英利君 私は、厚生労働省に質問をさしていただきたいと思います。  先日の新聞でも書かれておりましたけれども、規制改革・民間開放推進会議が電子カルテの義務化を行うんだというようなことがございました。今回、この医療の分野においてIT化が一番後れているということが盛んに報道等で...全文を見る
○西島英利君 私は、国会議員になる前は日本医師会で常任理事をしておりまして情報の担当をしておりました。  そして、やはりこの医療現場のIT化を進めなければならないということで、平成十三年の十一月の二十日に日医のIT化宣言というのをさしていただきました。医療現場のIT化を進めるた...全文を見る
○西島英利君 先ほどからセキュリティーという言葉が出てきておりますけれども、医療情報、つまり国民の健康情報というのは絶対に漏らしてはならない情報なわけでございます。そういう意味でセキュリティーが非常に重要視されるというところでございますし、またこの情報が、誤った情報が相手方へ行け...全文を見る
○西島英利君 つまり、今のお話にもございましたように、様々な課題がこれからまだなんですね。すべて解決していない中で、電子カルテの義務化、それからレセプトのオンラインの請求等々を推進をしていくということに私は問題があるのではないかなというふうに思っております。  もう一つお伺いし...全文を見る
○西島英利君 つまり、国民の健康情報というのは実は大きなビジネスチャンスになるわけでございます。例えば、生命保険会社しかりでございますし、介護保険等々で、介護保険がスタートをする前にいろんな医療機関に実は手紙が来たんですね。事務長さんあてでございました。その内容を読みますと、患者...全文を見る
○西島英利君 個人情報保護法が成立をしましたときに、参議院の方で附帯決議が付きました。つまり、遺伝子治療等に関しては速やかに法制化も検討すべきという附帯決議でございました。そして、結果的にでき上がってきたのがガイドラインで対応するということでございました。アメリカにはHIPAA法...全文を見る
○西島英利君 もう一つは、レセプトのオンライン請求等々について規制改革・民間開放推進会議と厚労省の議論を議事録で見てみますと、例えばそのオンライン化で診療報酬の請求をしないところ、これは受け取らなくてもいいのではないか等々のかなり厳しい内容の議論がなされているように見受けるわけで...全文を見る
○西島英利君 私は、このMEDISの理事それから委員もやっておりました。その中で感じたのは、経済産業省は、機器を開発し、どういう形で販売していくのか、つまりたくさん売れるのかというところでございますし、厚生労働省の方は、やっぱり国民の健康情報をどう守るのか、そういう視点でございま...全文を見る
○西島英利君 遅れていることが問題ではなくて、やはり慎重に取り組んでいかなければならない、その結果がやっぱり遅々として進まない部分にもなっているのかなというふうに思いますので、是非慎重な御対応をお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、社会保険庁の問題に移らせていただきた...全文を見る
○西島英利君 もう一つの問題が、社会保険健康事業財団の問題でございます。  ここには生活習慣病予防健診事業委託費として五十億五千百万の補助金が出されております。そして、その中でこの管理費に当たるところを見てみますと、平成十五年の決算で見ますと、十二億八千四百万円の管理費が使われ...全文を見る
○西島英利君 これはまさしく生活習慣病の予防健診事業でございまして、その後の、まずはその相談、指導も含めてそのような保健師さんたちを抱えておられるというふうに私は説明を受けたわけでございますが、じゃ、その方々がそういう指導業務をやって、どれだけの成果が出てきたのか、その辺りの検証...全文を見る
○西島英利君 確かに、健康増進法の中でも予防というのは非常に強く主張されているところでございますけれども、しかし、こういう形で予算が付いて、実際に事業展開をして、決算のときに本当にその効果があったのかどうかという検証をするのは、これは当然だと思うんですね。  健康増進法はどちら...全文を見る
○西島英利君 もう一つ、今の御回答でお教えいただきたいんですが、今、健診率を上げるという、そういう答弁をなさいましたけれども、この予防健診の委託費は、これは予算化されていまして、予算は決められておりますですよね。そうしますと、望めばこの健診が受けられるということではないですよね。...全文を見る
○西島英利君 今、広くいろんな診療所等でもやれるようにしたところだというふうにおっしゃっていますけれども、予算との関係はこれどうなんですか。  つまり、じゃうちでもやりますよといって、やったのを請求すれば、必ずそれはやれることになるんですか。
○西島英利君 大臣、是非、今の議論の中で、特にこれからの社会保障費をどう抑制していくかという議論が今中心に行われているわけでございますが、その中で医療費抑制策の一つの手段として予防ということが言われております。まさしくその予防のためには健診は非常に重要な部分であろうというように私...全文を見る
○西島英利君 是非、縦割りではなく、やはり全体的に見てこの予防というものを考えていかないと実は上がらないのではないかなというふうに思いますので、是非その点をお願いを申し上げたいと思います。  もう一点だけ質問さしていただきたいんですが、実は出産育児一時金の問題でございます。 ...全文を見る
○西島英利君 アメニティーの部分については、これは今特定療養費制度で恐らくやれるはずですよね。ですから、今おっしゃった答弁は必ずしも私は正解ではないというふうに考えているんですね。それはそれとして、自己負担で十分に取られても構わないと思います。例えば出産祝いとしてステーキのワゴン...全文を見る
○西島英利君 今回は決算委員会でございまして、決算の中から何が見えるかということで、いろいろちょっと勉強をさしていただきました。やはり決算でどれだけの成果があったのかということをきちんと検証した上で次の予算化をするということは非常に重要なことだろうというふうに思いますので、是非こ...全文を見る
04月12日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○西島英利君 自由民主党の西島でございます。  独立行政法人の整理機構の件につきまして質問をさせていただきます。  まず、今回の御説明の中で、参考資料を見てみますと、独立行政法人の資金等の借入れ、これは金融機関等から行うということになっております。また、福祉施設整理業務に関し...全文を見る
○西島英利君 ところが、二年たった後、平成九年の十月の二十一日でございますけれども、年金審議会への提出資料として、基本方針、新規の施設整備はしない、既存についても統廃合、譲渡を含め見直す、修繕費は施設の負担とする等々の実は資料が出てきたわけでございますね。さらには、平成十年の十二...全文を見る
○西島英利君 そして、今正に検討しておりますこの整理機構の法案でございますけれども、これも五年で整理をするという法律なんですね。つまり、過去五年間でできなかったことを、確かに整理機構をつくりますけれども、本当にできるのですかという、その決意のほどを私は是非お教えいただきたいと思っ...全文を見る
○西島英利君 是非よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。  そして、幾つかの点について御質問をさせていただきたいと思います。  まず、社会保険病院の件でございます。  今回の整理機構にはこの社会保険庁病院が今のところすべてが入っているというわけではございませんで、...全文を見る
○西島英利君 そこで、次に、病院事業収入による施設整備という項目のところで、病院の土地・建物が国有財産であるので担保として使えないと。よって、もし建て替え等々が起きた場合には民間融資は非常に困難であると。そこで別途資金調達の方策を検討するというふうに書き込まれているわけであります...全文を見る
○西島英利君 これは平成十四年の十二月に出された報告書であります。しかも、別途資金調達の方策を検討するというふうになっているわけでございまして、いつ建て替えそれから増設のその必要性が出てくるかも分からないわけでございまして、病院というのは非常に不安な中で今過ごしている状況ではなか...全文を見る
○西島英利君 これ、後ほどまた御質問をいたしますけれども、全社連への一括委託方式というのは平成十七年で終わることになっているんですね。つまり、平成十八年からはこれはほかの経営方式に変えるということがここに書き込まれているわけであります。ということは、今年度、どういう経営方式に変え...全文を見る
○西島英利君 つまり、その経営の方針を変えるということなんですが、これ、一括の委託方式をやめると言っていらっしゃるわけでございますけれども、平成十八年からも続く可能性もあるということでございますか。
○西島英利君 もう一度申し上げますが、経営方式の在り方というところに、今後は民法法人等公益性の高い法人での経営委託を検討すると、つまり平成十八年からそうするということが書き込まれているわけですね。ということは、もう既に一年がないわけでございますから、やはり基本的な方針というのは早...全文を見る
○西島英利君 今言われたその高知の問題でもそうでございますけれども、これは実は行政が担保をするんですね。ところが今回、社会保険庁病院がこういう形で民間経営委託という形になって独立採算でやれという話でございますから、ではそのときに、もし経営が破綻した場合の担保はどうするのかというと...全文を見る
○西島英利君 今、今後の課題というお話でございましたけれども、平成十八年から一括委託方式をやめる、平成十七年でやめるということでございますから、これ早急に検討し結論を出さないと、今年度中に実は契約をしていかなきゃいけない話でもございますので、是非その点を、慎重にでも結構でございま...全文を見る
○西島英利君 つまり、きちんとした計画の下でやれば黒字の経営ができるんだということは実はこれで示されているわけでございます。  そういう観点からいきますと、平成十六年の三月十日に出ました与党年金制度改革協議会、これの「年金福祉施設の整理合理化の進め方」の中で厚生年金病院について...全文を見る
○西島英利君 今回は、これは社会保険庁病院だけの問題じゃなくて、厚生年金の病院、この厚生年金病院はまさしく出資して売却をするのを基本方針とするというふうになっていますので、是非社会保険庁病院もそういう観点の中で早く基本方針を出していただければというふうに思います。  そこで、今...全文を見る
○西島英利君 先ほどおっしゃいました年金資金等への損失の最小化という観点からも、是非この点は慎重に取扱いをお願いを申し上げたいと思います。  それでは、ちょっと質問を変えまして、政管健保について御質問をさしていただきます。  今、保険料率を都道府県別に決めるという案が浮上して...全文を見る
○西島英利君 私の知識が間違っていなければ、国保に関しましては、その人が住んでいる住所地の保険者に国保払っているわけでございますから、請求もそこに行くわけですね。ところが、政管健保は、たしか事業主がその事業所の存在場所の社会保険事務所へ支払っているのではないかというふうに思うんで...全文を見る
○西島英利君 つまり、国保はその人が住んでいるところ、政管健保はその人が勤務している場所、ここにやっぱり大きな違いがあるわけでございますね。これを一つくくりの中で医療費がこれだけ差があるというふうにはっきり決め付けていいものかどうかということも、今後慎重にやっぱり検討しなければい...全文を見る
04月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○西島英利君 今日の質問は、一つ一つの病院を問題視するものではございません。先日行われました参考人の意見陳述で、今回のこの立法に至った問題意識というものをほとんどお持ちでないのではないかと、つまり体質が全く変わっていないのではないかというふうに感じましたので、ここの細かいところの...全文を見る
○西島英利君 平成九年の十月の二十一日に、年金審議会提出資料、つまり厚生年金保険及び福祉施設の在り方を見直して、以下の基本方針に基づき整備運営を行うと。つまり、年金事情が悪化しておりますし、経済状況の変化もあったわけでございまして、その中で、施設整備費を大幅に圧縮し、平成十一年度...全文を見る
○西島英利君 総額で二百八十九億円でございます。  普通、病院で一床当たりの建築コストというのは約千五百万円、一床当たり六十から七十平方メートルというふうなことで、これは公開をされているデータでございます。国土交通省建築統計年報平成十六年度版にもそういうことが書かれております。...全文を見る
○西島英利君 先ほどもお話をいたしましたように、施設整備費を大幅に圧縮してということが書かれているわけですね。ですから、その辺での御検討もなさったんでしょうか。
○西島英利君 今、公益的なというお言葉が出ましたけれども、しかし本当にこの九州厚生年金病院、周辺の医療事情を見ますと、かなり高度な医療をしている病院がたくさんあるわけですね。すぐ近くには産業医科大学もあるわけでございます。本当に地域医療事情がそれを求めていたのかということは、一つ...全文を見る
○西島英利君 これだけのお金を実は投入をしているわけです。このことにつきましては後ほどまた御質問をさしていただきたいというふうに思います。  ところで、先日の参考人意見陳述を聞いておりますと、吉矢星ヶ丘厚生年金の病院長、それから吉原厚生団の理事長のお話の中で、努力をして黒字にな...全文を見る
○西島英利君 減価償却費用というのは、将来的に建物を建て替える等のために実は認められている費用だというふうに思っておりますが、今おっしゃいましたその算定の費用、これで十分にこれを積算していくことによって新しい建物を建て替えることができるというふうにお考えでしょうか。  つまり、...全文を見る
○西島英利君 先ほど中島委員の質問にもございましたように、一切これからこの年金の費用は使わないということをおっしゃっているわけでございます。ですから、建て替えの時期が来たときに問題が起きないかというのが先ほどの質問の趣旨だったというふうに考えております。  そこで、皆さん方のお...全文を見る
○西島英利君 つまり、まさしくこの地域医療の中で指導的な、リーダー的な役割を果たすということになりますと、やはりそのために地域医療支援病院を、この指定を受けなければ、はっきり申し上げて意味がないと思うんですね。今出てまいりました北九州、小倉記念病院、これは今年の四月一日に実は指定...全文を見る
○西島英利君 つまり、来年のこの地域医療計画の見直しのところ、まさしく機能連携をいかにしていくのかというのが重要なポイントだろうというふうに思いますし、やはり一つの病院が自己完結型でやっていく時代ではないというふうに私自身は思うわけでございます。そのためには、地域の医療圏、生活圏...全文を見る
○西島英利君 実は私も、地元の医師会それから地元の市議会から、この九州厚生年金病院を存続させるようにという要望も非常に強く受けているところでございます。しかし、今回のこの立法の精神というのを考えたときに、やはり、地方の公共団体等としっかりと協議の上、経営できる状況の中で、やはり地...全文を見る
○西島英利君 終わります。
04月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○西島英利君 自由民主党の西島でございます。  今、中医協の在り方に関する議論が様々行われておるところでございます。本日は、中医協の見直し、在り方について少し確認の御質問をさせていただきたいと思います。まさしく中医協の在り方に関する有識者会議が行われておりますので、この内容につ...全文を見る
○西島英利君 私、あの報告書を読ませていただきますと、かなり個人的な問題が大きいのではないかというふうに思いますが、再度御答弁をお願いしたいと思います。
○西島英利君 それでは、確認でございますけれども、この中医協というのは何によって定義をされているのか、そして役割は何なのか、簡単にお答えいただきたい。
○西島英利君 それでは、この中医協の在り方に関する議論の中で、その医療政策を決めるのは一体どこなのかということがよく言われます。医療政策を決めるのはどこなんでしょうか。大臣、よろしければ。
○西島英利君 今おっしゃいましたように、この医療政策というのは様々な審議会等で議論をされているところでございます。  そして、その議論されてきた内容を政策誘導、経済誘導的に、そしてその決定をしていくというのが中医協ではないかというふうに思います。つまり、それを点数化することによ...全文を見る
○西島英利君 つまり、私が言いたいのは、中医協が独立に議論をして、そして中医協で決めていくのではなくて、様々な審議会等で行われた議論の結果がこの中医協の方へ反映されているのではないかということを私は申し上げたわけでございますが、もう一度御答弁をお願いします。
○西島英利君 それではもう一つ。  新しい技術とか新しい薬等が保険として収載されてくるわけでございますけれども、これを決定していく経過、これが、例えば一般国民には中医協の総会等でそれがいきなり決められるというふうに誤解を持っておられる方々もいらっしゃるわけでございますけれども、...全文を見る
○西島英利君 それでは、そういう議論が行われる場というのは、これは公開されているんでしょうか、非公開なんでしょうか。
○西島英利君 そして、それは大まかに決める点数なんでしょうか、それともきちんとしたルールの中で決められる点数なんでしょうか、ある程度の、コストも含めたという意味でございますが。
○西島英利君 つまり、これは確認でございますけれども、中医協の委員だけで決めているのではないということをもう一度確認させていただきたいと思いますが。
○西島英利君 もう一つの問題でございますが、その診療報酬の改定率、二年ごとに改定が行われるわけでございますけれども、プラス改定のときもありマイナス改定のときもあったわけでございますが、平成十六年は、これはプラス・マイナス・ゼロという改定率でございました。具体的にはどこで決めたんで...全文を見る
○西島英利君 実は、社会保障の在り方に関する懇談会の第八回の議事録がございます。この中で、西室委員がこういうふうにおっしゃっております。まず、中医協の在り方について、医療給付費の総額に至るまでを、医療の積み上げによるミクロからの議論でやっていく中医協という組織が検討することについ...全文を見る
○西島英利君 ということは、これは確認でございますけれども、点数改定決定は政府の予算編成上の改定率が決定して行うということでございまして、これは政府が決めるということと考えてようございますですね、改定率につきましては。
○西島英利君 つまり、ここにも一つの認識の違いが、過ちというのが私はあっているように感じているわけでございます。  続きまして、この中でもう一つ、これは先日行われました中医協の在り方の有識者会議での宮内規制改革・民間開放推進会議の議長さん、それから同じように先ほどの西室委員もお...全文を見る
○西島英利君 つまり、これは医療政策の結果としてこういう点数設定がなされたわけでございますね。経済誘導的になされたわけでございますが、結果的に患者さんの受診行動が全然それに従ってこなかったという意味での問題点があったのかなというふうに思いますけれども、いずれもこれは診療所に厚くと...全文を見る
○西島英利君 次に、やはり今回の見直しの中で大きな問題になっております委員構成の問題でございます。  やはり先ほどの西室委員の発言をちょっと引用させていただきますと、この構成人員の中で医療関係者の数が多いという問題があるが、その中でも特に医師会の代表が多く、病院側の代表が少ない...全文を見る
○西島英利君 この日医の会員数で見ますと、病院の開設者又は管理者、これ院長でございますけれども、を兼ねる法人の代表者の数、これが四千九十五名でございます。そして、勤務する者、勤務する者ですから病院ですね、病院に勤務する者で管理者、つまり院長である者が、数が五千三百八十五でございま...全文を見る
○西島英利君 さらに、この委員構成の中で言われていますのが、診療側、支払側の委員が、これは宮内議長がおっしゃっていることでございますけれども、診療側、支払側の委員が個人の資格として又は限られた団体としてばらばらに意見を述べれば、個人の資格としてこの委員になるべきであるということを...全文を見る
○西島英利君 そういう意味で、公益委員の方々は調整機能というのを発揮されているんだろうというふうに思いますけれども、しかし、公益委員は衆参両議院の同意を得てなるということになっているんですね。そうしますと、この公益委員の権限って私は非常に大きいというふうに考えるんですけれども、そ...全文を見る
○西島英利君 そのときに、もう一つの問題は、透明性の確保ということが言われている中で、密室で取引をしているのではないかということが盛んに報道からも、それから国会の議論の中でも言われてきたところでございますが、密室での取引と。過去、今までどのようなことを俗に言う密室ということでやっ...全文を見る
○西島英利君 つまり、いろんな問題がありましたけれども、今回の事件を契機にして中医協の在り方というのも中医協内部で見直されて、特にこの透明性の確保という点では、公益委員が、密室といいますか、そういう中で行われたことについてはきちんと報告するということで透明性を担保するということに...全文を見る
○西島英利君 もう一つ、今回の事件を起こした方でございますね。お名前は申し上げませんけれども、かなり長期にわたって委員をなさっていたということでございますが、この方以外に、特に診療側で長期にわたって委員をしていたという事例はございますでしょうか。
○西島英利君 委員の任期についても、中医協の内部で改革案として出されたのが、六年を上限とするという案が出されたわけでございますが、宮内さんは任期四年とすると、二期四年とするということをおっしゃっているわけでございます。  しかし、私自身がこの改定作業にかかわった経験から申し上げ...全文を見る
○西島英利君 中医協というのは、長い歴史の中で、そしてそれぞれの役割を果たしてきたわけでございます。しかし、時代の流れの中でやはり疲労を起こしてきたこともこれはそのとおりであろうというふうに考えております。  しかし、こういう事件が起きたときに改革をするというのは、過去の歴史を...全文を見る
○西島英利君 これは、まあこういうことまで言わなくていいんでしょうが、日本医師会の前会長は実はがんの専門病院の理事長、院長をされていた方でございますし、やはり病院のことをしっかりと考えての診療報酬改定でなければいけないということを、常日ごろ私自身も聞いておりました。私自身も病院で...全文を見る
○西島英利君 終わります。  ありがとうございました。
05月13日第162回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○西島英利君 自民党の西島でございます。  今回、直近の災害としましてはJR西日本の列車脱線事故がございましたし、先日視察に伺いました福岡県の西方沖地震の問題、この二点について今日は質問をさせていただきたいと思います。  まず、平成十七年四月の二十五日午前九時十八分ごろ、JR...全文を見る
○西島英利君 先ほど言いました五つの支援対象者というところで、少しだけ考えてみますと、遺族に関しましては、これは相当長期的な精神保健上の問題が生じるということで長期のケアが必要だろうというふうに思いますが、遺族に関しましては、はっきりとその場所も特定をされますのでそれなりの対応が...全文を見る
○西島英利君 この輸送災害というのは、今回は大きな鉄道の事故でございましたけれども、バスの事故等々もあるわけでございます。しかし、残念ながら、日本はこの輸送災害に対してのメンタルヘルスケアが非常に遅れているところがございます。そういう意味で、今回の事故をやはりうまく考えまして、事...全文を見る
○西島英利君 それからもう一つだけ、先ほど申し上げましたこの事故の被災者に対しての労災の適用、特にPTSD、これは長期にわたるわけでございますけれども、この労災の適用が可能なのかどうか、お教えいただければと思います。
○西島英利君 是非速やかな対応をお願いを申し上げたいというふうに思います。  それでは次に、福岡県の西方沖地震の問題にさしていただきたいと思います。  詳しいことは先ほどの報告の中で出ました。私も視察へ参りましたが、このときに地元住民の方々からもお話があったわけでございますけ...全文を見る
○西島英利君 是非速やかに対応をお願い申し上げたいと思います。  もう一つの問題は、やはり地元の住民の方々の強い希望でございますが、やはりこれからも玄界島で住み続けたいという御希望がございました。しかし、この玄界島の独特の形状、この中では今までのように建物を新しく建て替える等々...全文を見る
○西島英利君 是非よろしくお願い申し上げます。  もう一つの問題でございますが、今回の震災によりまして博多港の港湾施設は様々な被害が出ております。特に穀物につきましては、九州の取扱量八百万トンのうちの二五%、二百万トンを取り扱うなど、九州の食の玄関口となっております。また、小麦...全文を見る
○西島英利君 是非よろしくお願いいたします。  次に、この博多港というのは九州における国際貿易の拠点でもございますし、東アジアへの交流拠点、離島航路等の連絡拠点という状況でございます。さらに、地域の防災拠点としての役割も非常に大きいものがあると思いますが、しかし今回、この港湾施...全文を見る
○西島英利君 是非計画を前倒ししていただき、早く完成されることをお願いを申し上げたいと思います。  もう一つの御質問をさせていただきます。これは今回の西方沖地震の子供の心のケアについてでございます。子供が心的外傷を起こしてまいりますと、将来的には非常に大きな影響を与えます。例え...全文を見る
○西島英利君 是非、災害に学ぶと、そして学んだらばそれを形にするということを是非行政としてもやっていただければというふうに思います。  終わります。
05月17日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○西島英利君 自由民主党の西島でございます。  五年後の見直しということで今回介護保険法の改正案が出てきたわけでございますが、新しい考え方としての新予防給付等々がこの中に織り込まれているわけでございます。全体的には、私はいい方向で行くのではないかというふうに思いますけれども、し...全文を見る
○西島英利君 こういう推計値というのは必ずしも正しいということではないと思うんですね。今もおっしゃいましたように様々な要因によって推計がなされているわけでございますが、これは厚生省、昔は厚生省でございますが、今厚生労働省でございますけれども、二〇二五年の医療費予測というのを平成六...全文を見る
○西島英利君 ところが、こういう考え方の中で突然筋力向上のための予防給付という考え方が出てきまして、その中に筋力トレーニングマシンを使った筋力向上という考え方も実は出てきたわけでございます。  ところで、新予防給付の対象者ということでございますけれども、これは要支援と要介護一を...全文を見る
○西島英利君 となりますと、従来とどこが違うのかというふうな考え方も実はわいてくるわけでございます。  まさしく選択は本人にというのが介護保険の最初の考え方でございます。となりますと、今までは要支援から要介護一から五までという区分があったのでございますけれども、これが要支援の一...全文を見る
○西島英利君 先ほど申し上げましたように、介護認定審査会で改善の予測というのは非常に困難だというふうに思うんですね。現行の区分、要支援から要介護一から五までの区分の中で、ケアプランの段階で新予防給付のプログラムも必要に応じて組み込むべきだと、これは私は正当かなというふうに思ってい...全文を見る
○西島英利君 私も、この中間報告を読ませていただきました。  実はここに、問題は、プログラムを提供して、その中でこれだけの改善があったということがその主な結果であろうというふうに思うんですが、先ほど申し上げましたこの島根県の検証を、厚労省それから島根県と一緒にやった研究員が、同...全文を見る
○西島英利君 やはり、地方の自治体というのは、厚生省が一つの情報を発信しますと、その方に動いちゃうんですね。ですから、今まさしくこの筋力トレーニングマシンが物すごいスピードで売れていることも間違いないことでございますし、先日の某新聞によりますと、まさしくこの筋力トレーニングマシン...全文を見る
○西島英利君 つまり、要支援、要介護一の方々、七十五歳以上が実に八割前後なんですね。こういう方々に筋力トレーニングマシンを使ってやれば効果ありますよと言っても、とてもやる気にならないだろうと。今回の中間報告でも、この要は、対象者を探すのに大変苦労しておられるということがはっきりと...全文を見る
○西島英利君 もう一つの問題、この新予防給付の中で、栄養改善の指導それから口腔ケアというものも含まれております。  本来、この栄養改善の指示、指導、口腔ケア、これは居宅療養管理指導の中に入っている内容でございます。しかし、改めてこの新予防給付のメニューにされたというのは、この居...全文を見る
○西島英利君 やはり、従来あるものをどういう形で機能アップしていくのかという考え方もやっぱり見直しの一つであろうというふうに思うんですね。そういう意味で、居宅療養管理指導、例えば栄養士さんもこれを取れるようになってますし、歯医者さんもそうなってますし、いろんな職種の方々がこれ取れ...全文を見る
○西島英利君 このケア会議を開いたようにして、実際的にはその所属しているサービス事業者のサービスが重点的に投入されているというそういう結果は、これはデータとしてもきちんとあるわけでございますね。  そこで、私もこのケアマネジャーの方々からいろいろ聞く機会があるわけでございますけ...全文を見る
○西島英利君 是非、積極的に啓発活動を行っていただければというふうに思います。  次が、地域包括支援センターについて簡単にお聞かせいただきたいと思います。  地域包括センターは、今回のこの介護保険に関しては官から民へというのが一つの考え方であったように思うわけでございますが、...全文を見る
○西島英利君 やはり、もし在介センターに頼まれるのであれば、やっぱり質をきちんと担保する。そのためには、出てきている運営費の中で質の高いサービスができるように、そういう配慮を是非お願いを申し上げたいというふうに思います。  次は、居住費、食費の利用者負担の問題について簡単に触れ...全文を見る
○西島英利君 やはり私は、先ほど申し上げましたけれども、せっかくある機能をどういう形でアップしていくのかという考え方をしていきませんと、また新たに何か制度をつくってということであれば、その制度が定着するのに十年以上掛かるわけですね。是非そういう観点からの見直しもお願いを申し上げた...全文を見る
○西島英利君 あと一つ重要な問題は、やはり介護と医療の連携だと思うんですね。  もう時間がございませんので、最後に総合的に大臣のコメントをいただきたいというふうに思うんですが、まさしく特養、特老の中でお亡くなりになる方がかなりいらっしゃいます。また、ぎりぎりになって特養から病院...全文を見る
○西島英利君 ありがとうございました。  終わります。
05月18日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第8号
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○西島英利君 私はもう、一つだけ。  今のお話を聞いていて、まさしくそのとおりだというふうに思ったんですけれども、やはり小中学校の教育の現場で、競争というものを全く無視した形の中で教育が行われている。ところが、いったん社会に出ますとまさしく競争の世界であって、その競争に敗れた者...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○西島英利君 自由民主党の西島でございます。  質問に入ります前に、先ほど山内委員からもお話がございましたが、これからの医療費の増大につきまして、先日、財政審が建議を出しておられます。社会保障給付の伸び抑制、特に医療費の伸び率を抑制するための指針を作って管理をするという考え方を...全文を見る
○西島英利君 今、産業界という言葉が出ましたけれども、それに先駆けまして、経済産業省が平成十二年度の補正予算で、平成十三年度も含めまして、先進的IT活用による医療を中心としたネットワーク化推進事業を五十八億八千万円を使ってされておられます。これは日本において初めてのITによる地域...全文を見る
○西島英利君 今大臣がおっしゃいましたけれども、十一か所がやめてしまったと。それは運用のお金が掛かり過ぎるということと同時に、実は互換性の問題があるんですね。メーカーが違いますと全くこれが通用しないというような状況もございまして、これはもう最初から実は分かっていた問題でもございま...全文を見る
○西島英利君 ありがとうございました。
06月13日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○西島英利君 自由民主党の西島でございます。  本日は、それぞれの立場で非常に貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。  その中で、まず野中参考人にお伺いしたいんでございますが、実は私自身も介護保険がスタートする前からこの制度に深くかかわっておりまして、そ...全文を見る
○西島英利君 もう一点お伺いしたいんですけれども、先ほどからそれぞれの立場の参考人からも出てきたんですが、医療と介護の密な連携ということがよく出てくるんですけれども、ただ、介護報酬、医療保険の診療報酬上、その連携を阻むような、そういうやっぱり私は報酬制度になっているような気がする...全文を見る
○西島英利君 大川参考人にお伺いしたいんでございますが、先ほどからのお話の中で、生活機能低下のことをお話をしていただいたわけでございますけれども、今回の介護保険の見直しの中で新予防給付というのがどうして出てきたのかといいますと、やはりその不適切なケアプランの結果、要介護度が悪くな...全文を見る
○西島英利君 久野参考人にお伺いしたいんでございますが、先ほどのあのすばらしいデータをお示しいただきましてありがとうございました。そのときにちょっと気になったのが、ウオーキングではなくという言葉が出てきたというふうに思うんですが、例えばウオーキングにもいろいろありまして、例えば階...全文を見る
○西島英利君 ありがとうございました。  終わります。
10月06日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○西島英利君 自由民主党の西島でございます。  今回議論されております障害者自立支援法につきましては、前回の解散前の国会で問題点、課題が議論されまして、そのかなりの部分が解決されてきたのではないかと私自身は思っているところでございますが、残念ながらよくそれが一般国民には理解され...全文を見る
○西島英利君 是非、理解をしていただくためのPR活動もよろしくお願い申し上げたいと思います。  七月の二十六日の厚生労働委員会で公明党の草川委員が質問されておりますけれども、育成医療につきましてでございます。  私も、草川委員のこの御質問をお聞きしまして、地元でいろんな御意見...全文を見る
○西島英利君 ありがとうございます。  もしそうであれば、所得区分というのは所得税額によって決めることになっているわけでございますけれども、現状を見ますと、自立支援医療費の申請先は市町村となっております。市町村では、国税である所得税額を証明してもらうということにはなかなか難しい...全文を見る
○西島英利君 是非速やかな結論をお願いを申し上げたいと思います。  今回、この通院医療費公費負担制度についてでございますけれども、所得の低い方以外についても何らかの対策が必要であるということでございまして、今回、重度かつ継続の範囲が限定されるという方向で検討をされているようでご...全文を見る
○西島英利君 こういう制度というのは、利用される方々がどう理解をするか、どう納得されるかというのが一番重要な部分でございます。ですから、何も検証されないままいきなりこの三疾患が出てきたというところに大きな問題があるだろうというふうに思いますので、是非そういう視点からの前向きの御検...全文を見る
○西島英利君 是非、患者さんの立場でお考えいただきたいというふうに思います。  さあそこで、今回、ケアマネジメントの方に移らせていただきたいんですけれども、相談支援事業者にケアマネジメントが委託可能になるというふうに説明を受けております。しかし、精神障害者の場合というのは、理解...全文を見る
○西島英利君 また、ケアマネジメントにつきましては、精神障害者の方々、なかなか見た目だけでは分からない部分があるわけですね。そこで、主治の医師に相談するか、若しくは医師の意見書に医療の視点から必要なサービスについてのコメントがあれば当然それを尊重するというような、そういう考え方も...全文を見る
○西島英利君 相談支援事業者、それから相談支援専門員のことにつきましては、一番重要なことは中立公平の担保ができるかどうかだというふうに考えております。介護保険はここのところに大きな問題がありまして、サービス事業者の囲い込み等々が行われて様々な問題が起きてきたことは、これは前回の介...全文を見る
○西島英利君 是非、介護保険と同じような、そういう経過をたどらないように是非お願いを申し上げたいと思います。  次は、障害程度区分の問題でございます。  先ほど中村委員からも御指摘があった件でございますけれども、障害程度区分判定の試行事業の実施結果速報が出てまいりまして、表、...全文を見る
○西島英利君 次に進ませていただきます。  今回のこの対象者の中に筋萎縮性側索硬化症、進行性筋ジストロフィー症等々の難病が含まれているわけでございます。この患者さんたちは、進行していきますと呼吸的には大変な状況になっていくわけでございまして、喀たん吸引の問題等が、これは常にそう...全文を見る
○西島英利君 実にこれは命の問題にかかわることでもございますので、是非そういう観点からの御検討をよろしくお願い申し上げたいと思います。  今日、午前中の朝日委員の質問に対しまして大臣が、まさしくこれからは精神障害者の方々は入院医療中心から地域ケア中心になるというお話をされており...全文を見る
○西島英利君 極めてこれが重要な部分でございますので、これが進まないことにはなかなか地域ケアも進まないというふうに思いますので、是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  ちょっと質問の順番を入れ替えさせていただきたいと思うんですが、老人性の認知症疾患センターの件でございます...全文を見る
○西島英利君 この問題は本当に省庁内で全力を挙げて取り組むべき問題、その認知症の問題はですね、と考えておりますので、是非そういう御検討をお願い申し上げたいと思います。  終わります。
10月11日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○西島英利君 本日は、それぞれの立場で貴重な御意見をいただきまして、お聞かせいただきましてありがとうございました。  幾つか質問をさせていただきたいと思うんですが、まず第一に、それぞれの立場で御意見いただきたいと思うんですけれども、それは自己負担金の問題でございます。これ、一番...全文を見る
○西島英利君 評価はしていただけるということですね。  じゃ、古田公述人お願いします。
○西島英利君 竹中公述人お願いします。
○西島英利君 中尾公述人にお伺いいたしますけれども、先ほど通院公費の問題のところで、疾患に限るわけではなくて状態像として対象にしたらどうかというお話でございましたが、何かもし具体的なそのことがございましたら教えていただけますか。
○西島英利君 状態像といいますのは、いろんな状態があると思うんですね。例えば、俗に、私、この言葉使いたくないんですけれども、問題行動と言われる状態像もありますし、それとも例えば生活にどれだけの障害があるのかという状態像もあると思うんですが、もう少し何かそういう具体的なものがござい...全文を見る
○西島英利君 ありがとうございます。  古田公述人にお伺いいたしますけれども、今、福祉サービスの量の上限、要するにこれをどこまで認めるのかという議論が昨日の実は国会でもあったわけでございますけれども、全国的に今回の調査を見ますと地域格差が物すごくひどいんですね。その中で大阪、滋...全文を見る
○西島英利君 竹中公述人にお伺いいたします。  就労の問題でございますね。やはりどのような障害をお持ちの方でも、働くということは実は大きな生きがいにつながるだろうというふうに思うんです。ただ、国会の中での議論でも出てくるわけでございますが、働いたそれの工賃の問題、それと生活の問...全文を見る
○西島英利君 ありがとうございました。
10月20日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○西島英利君 経済財政諮問会議の民間議員の方々が、高齢化修正GDPを基本に医療費の伸びの目標を設定するといういわゆる伸び率管理制度の導入を提案をされているわけでございますが。  イギリスの事例をちょっとだけお話をさせていただきますと、イギリスには世界が注目する優れた医療制度があ...全文を見る
○西島英利君 経済財政諮問会議の提案によりますと、二〇二五年度医療費、もしこの制度を導入したとすると四十二兆円になると、対GDP比は五・八%抑制されるんだということを言っておられます。  イギリスがGDP比七・五%から九・四%に増やそうとしているのをこれは削減するということで、...全文を見る
○西島英利君 是非よろしくお願いをいたします。  そこで、財務制度等審議会の報告書によりますと、保険の免責制の導入を提案をしてきているところでございます。先日の骨太の方針二〇〇五のときにも、最初の素案では、軽度・低額医療費については免責的な言葉が出ておりました。  そもそも、...全文を見る
○西島英利君 前大臣といえどやっぱり発言というのは非常に重要でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  次は、人件費の考え方について御質問させていただきます。  十月四日の経済財政諮問会議で民間議員から、これは大臣も出席された諮問会議だったと思いますけれども、物価...全文を見る
○西島英利君 私が申し上げているのは……
○西島英利君 つまり、先ほどから申し上げています人事院勧告でこう変わっているからということの、これは全く当たらないだろうというふうに私は思いまして、この話をさせていただいているところでございます。  さらには、再生産費用をどう考えるのかということでございまして、やはり医療の継続...全文を見る
○西島英利君 もう時間が参りましたのでこれを終わらせていただきますけれども、このような診療報酬体系の中でいきますと、当時、日本医師会は、要するに価格の伸び率が〇・五%、一人当たり〇・五%に抑制できるんだという考え方をここで実は提案をしているところでございます。今、将来推計値が出て...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○西島英利君 自由民主党の西島でございます。  本日は、まず最初に、労働安全衛生法と違う質問だけ一つだけさせていただいて、本来の質問に移らせていただきたいと思います。  先日、医療構造改革構想の厚労省の試案が発表されまして、その中に生活習慣病の徹底的な予防を行うと、そのために...全文を見る
○西島英利君 これは非常に重要なことでもございますので、速やかな御検討を是非お願いを申し上げたいと思います。  それでは、労働安全衛生法の本来の質問に入らせていただきます。  今回の一つの目玉といたしまして、過重労働・メンタルヘルス対策の充実ということがうたわれているところで...全文を見る
○西島英利君 その中で、自殺をされたということの認定状況も実は増えてきているという現状があるんだろうというふうに思います。  お配りをいたしております資料を見ていただきたいと思うんですが、まず一ページ目、ストレスの強さという形で書かれておりまして、この強度Ⅱの中に拘束時間の長時...全文を見る
○西島英利君 今、産業医と称する方々、今の御報告のとおりたくさんの方がいらっしゃるわけでございますけれども、ところで、この労働安全衛生法の中で、産業医を置かなければいけないとか選任しなければいけないということが書かれているところでございますが、労働者数が五十人以上の人がいる事業場...全文を見る
○西島英利君 今回、この労働安全衛生法の改正をするに当たりまして、この産業医というのは非常に重要な役割を負わされているということは先ほど述べたところでございます。  しかし、その中でも二五%近い事業場が実は産業医を選任をしていないという状況が今報告としてございました。しかし、こ...全文を見る
○西島英利君 質問取りに来られたときにちょっとお聞きしたんですけれども、産業医が、どの方が産業医なのかというリストがなかなかないというふうなこともお聞きをいたしております。事業場が産業医を選任をしようとするときに、やはりそのリストの整備というのは私は必要ではないかなというふうに思...全文を見る
○西島英利君 ところで、今回はメンタルヘルスの充実ということでございますけれども、しかし、私も実は精神科医でございますが、このメンタルヘルスの面が実は産業医の先生方のお話をお聞きしますと得意ではないと、非常にこういうところに不安を持っておられる方々もたくさんいらっしゃるやに聞いて...全文を見る
○西島英利君 次に、メンタルヘルスに対する面接相談、指導のところでございますけれども、メンタルヘルスに関しましては、まだまだ非常に本人も、またその周囲も偏見が強いというふうに考えております。精神障害のレッテルが張られますとなかなか職場復帰も難しいというような、そういう状況もござい...全文を見る
○西島英利君 先ほどの資料でお示ししましたように、労働者の自殺者は九千人、これは非常に大きい数字なんですね。そういう意味では、事業場に対してもやはり国がどう考えるのかというのは非常に重要でございますので、そういう観点からの御指導を是非していただくようにお願いを申し上げたいというふ...全文を見る
○西島英利君 よろしくお願いいたします。  さらに、五十人以上の事業場では精神科医との連携をどうすればいいのか。多くの産業医は精神科医と連携が余りないというのが現状でもございます。産業医科大学が北九州市でこの連携のためのモデル事業を行っておりますが、是非その成果それから課題を積...全文を見る
○西島英利君 是非その周知徹底をお願いを申し上げたいというふうに思います。  また、今後の課題といたしまして、事業場外資源、先ほどから申しておりますように、事業場の外の医療機関を利用したりということでございますけれども、精神科医とかかかりつけ医に面接指導を受ける場合、事業主の負...全文を見る
○西島英利君 今回、法の改正を一つのきっかけにして、是非しっかりとした対策を、そしてそれぞれの事業場に対する指導をしっかりとしていただければというふうに思います。  終わります。