西田譲

にしだゆずる



当選回数回

西田譲の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第186回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○西田委員 日本維新の会の西田譲です。  昨年に引き続きまして、当法務委員会にて、本当に安倍内閣の卓越した閣僚のお一人でいらっしゃいます谷垣大臣と議論できることを大変光栄に感じているところでございます。どうぞ今通常国会もまたよろしくお願いを申し上げます。  それでは、通告に従...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  前段は、今回の予算も増額されておりますが、国際協力としての法支援のお話に触れていただきました。法の支配の考え方をやはり広く、近隣諸国を初め広げていくことの重要性というのは、私も同意見でございます。  そして次に、国内における法の支配につい...全文を見る
○西田委員 御答弁ありがとうございます。  やはり司法というものは、万が一、仮に私たちの立法府が法の支配から外れるようなことがあったときに、最後に抑止をしていただく機能こそ司法だと思いますし、だからこそ、司法への絶大なる信頼といったものがなければなりません。  繰り返しになり...全文を見る
○西田委員 御答弁ありがとうございます。  先ほど言いました情報国防でございますけれども、インテリジェンスに対するカウンターインテリジェンス、そして、これからの課題でございますけれども、情報国防の際には、ディスインフォメーションに対するカウンターディスインフォメーション、こうい...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願い申し上げます。  さて、ちょっと時間がなくなってまいりましたので、所信の中で触れていただいている難民のお話をさせていただきたいと思います。  所信の中で、難民が増加をしているというふうにあるわけでございます。近年の難民認定申...全文を見る
○西田委員 質問を終わります。ありがとうございました。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○西田分科員 日本維新の会の西田譲でございます。  谷垣大臣におかれましては、法務委員会で常日ごろから、大変真摯に、かつ丁寧にいつも御答弁をいただいているところでございまして、きょうは予算委員会ということでございますけれども、同様によろしくお願い申し上げるところでございます。 ...全文を見る
○西田分科員 御答弁ありがとうございます。  まさしくこの厳しい状況の中で、めり張りをつけた予算策定を法務省としてなされたということでございます。  おっしゃったとおり、九十五兆の一般会計に対して、法務省予算は七千二百九十九億、一%にも満たない予算でございます。本当に、法秩序...全文を見る
○西田分科員 ありがとうございます。  恐らく、もう最大限のお取り組みをされていらっしゃる、そして、法務省の職員の方々におかれましても、そういう御認識を共有されていらっしゃるということだと思います。  間接経費の削減は何も省庁に限った話じゃございませんでして、民間の業界でも試...全文を見る
○西田分科員 ありがとうございます。  それでは、この政策的なめり張りといったところについて、法務省所管のテーマについて何点かお聞きしてまいりたいと思います。  まず一点目に、出入国管理でございます。  法務委員会で、大臣所信の中でもありましたけれども、日本経済の発展に資す...全文を見る
○西田分科員 ありがとうございます。  時間がなくなってきておりますので次に行きたいと思いますが、ぜひ、この出入国管理、大臣所信でおっしゃったことが言葉だけにならないような、厳格な出入国管理体制を望むものでございます。  人権擁護予算についてお伺いをさせていただきたいと思いま...全文を見る
○西田分科員 ありがとうございます。  人権というものについては、昨年の法務委員会でも一度大臣とお話をさせていただいた記憶がございます。あのときは、ハンナ・アーレントを引き合いに出したかなと私は思うわけでございまして、大臣からも映画のお話をいただいたことを記憶しているわけでござ...全文を見る
○西田分科員 大臣、御答弁ありがとうございます。  おっしゃったように、本来であれば個人の力で解決しなければいけない問題、あるいは、これまで家族や地域社会が処理してきた問題、これを国家に依存するというのは、これはやはり、私、隷属への道につながっていく、警戒が必要だというふうに思...全文を見る
03月19日第186回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○西田委員 日本維新の会の西田譲です。どうぞよろしくお願いいたします。  通告をさせていただきました法務省の人権擁護行政について、きょうは質問をさせていただきたいと思います。  人権につきましては、以前も当委員会では、たしかジェノサイド条約についての議論をしたとき、あるいは先...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  最後にする質問の御答弁をいただいたような感じがいたしまして、まさに大臣おっしゃったように、既にある法律によって我々国民の自由が担保される、もしくは権利が保護される環境が整っていることと、まだ生成途中のものがあって、逆に、生成途中のものという...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  済みません、局長、もう少し突っ込んでお聞きしたいんですけれども、なぜ法務省設置法にこの人権擁護の観点が入ったのか、把握をしていらっしゃれば教えていただきたいと思います。
○西田委員 済みません、やはり昔のことですから、なぜかというのはなかなかわからないところがあるのかもしれません。  さて、では実際、どのような問題を人権課題として法務省が取り上げていらっしゃるのかということを見てみますと、この人権擁護のパンフレットに、「主な人権課題」ということ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  実際に、では、人権擁護行政の啓発ということでのパンフレットでしょうから、啓発ということで今のそれぞれの課題、項目を見ていきますと、「女性」ということで書いてあるのは、基本的に男女共同参画基本法の宣伝でございます。「子ども」という内容で書いて...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  まさしく法務省の人権擁護行政のポイントは、大臣がおっしゃったそこだと思うんですね。ただ、実態がどうしても、それは違うだろうという、私が紹介しましたけれども、他省庁所管の案件の宣伝、あるいは、本来であれば司法という場にあって解決されるべきとこ...全文を見る
○西田委員 委員の方でもしごらんになっていない方がいらっしゃったら、見ていただきたいと思います。三組の男女が出てくるDVDでございまして、女性が嫉妬して男性の携帯のメモリーを消してしまったりとか、男性の好みがミニスカートで、最初はそれに合わせていたけれどもだんだんそれが重荷になっ...全文を見る
03月25日第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○西田委員 おはようございます。維新の会の西田譲です。  どうぞよろしくお願いいたします。  さて、本日は、少年法についての質疑でございますけれども、この少年法、私も法律の専門家ではございませんので初めて勉強をしてみたわけでございますけれども、現行少年法、昭和二十三年、一九四...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  まず、この不定期刑の長期十年、短期五年の引き上げのところでございますけれども、実際の裁判でも支障を来している、あるいは無期の緩和刑との間がないというお話がございましたけれども、そもそも、そういう技術的な話であるのであれば、当初から想定されて...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  少年法で出てくる一つ一つの言葉というのが、私なんかは時々非常にわかりづらくなるわけでございます。特に、長期であったりとか短期という言葉が時々、あれっということになるわけでございますけれども、そもそも、長期と短期の性格の違い、不定期刑を言い渡...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  今のお話、御答弁ですと、長期というのは、責任刑と言えばいいんでしょうか、責任刑の上限としてまずお決めになって、それが長期として責任刑の上限として決まって、そして、少年であるから、改善更生であったり政策的見地から短期というものを定める、それで...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  大分わかりやすくなってきたわけでございますけれども、一方で、今回、改正案の五十二条の二項の方でございますけれども、これまでは不定期刑とあと定期刑もあったわけでございますけれども、今回から全て不定期刑になるわけでございますね。そして、不定期刑...全文を見る
○西田委員 これまでは、長期も短期も、刑は刑であるから処断刑の中でやらなきゃいけなかった。しかし、今回から、処断刑に対する解釈が変わったということでよろしいんでしょうか。処断刑の範囲内でやらなきゃいけなかったけれども、処断刑を飛び出してもいいというような改正になるわけですけれども...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  あわせて、この条文、その二分の一下回っていい、もしくは長期の二分の一ということを書いてあるわけでございますけれども、条件つきになっているわけでございますね。少年の改善更生の可能性及びその他の事情がある場合ということで条件がついているわけでご...全文を見る
○西田委員 そうしますと、条件の中の改善更生の可能性というものとはちょっとニュアンスが違って、刑を宣告する際の技術的な観点というものがその他の事情という理解でよろしいんでしょうか。
○西田委員 ありがとうございます。  本当に細かい議論が続いて恐縮でございますけれども、もう一点、今度は不定期刑ではなくて無期の緩和刑の方でございます。  今回、上限が二十年に上げられるわけでございますけれども、一方で、下限は十年のままでございます。そうなってしまいますと、無...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。厳罰化をする趣旨ではないということではなかろうかと理解をするわけでございます。  一方で、無期の緩和刑で十一年、十二年が言い渡されているということでございますけれども、そうなってしまいますと、不定期刑の長期の上限の方が長くなってしまうといったと...全文を見る
○西田委員 ありがとうございました。  これまで、今回の刑の上限の引き上げについて、多少細かいお話、御説明をいただいてきたわけでございますけれども、やはり総じて、これは本当に、何かパズルのような、複雑なパズルを理論上そごを来さないように組み立てて組み立てて、そして何とか理論的に...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  私も、初めて少年法を勉強したんですけれども、ただ一方で、この少年法の一部を改正する法律案関係新聞記事を衆議院の事務局でまとめていただいたのを見ると、大抵、厳罰化、厳罰化、厳罰化と書いてありますので、ぜひメディアの方にもしっかりと勉強をしてい...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  恐らく、調査官の方が今千六百人ほどいらっしゃるのでございますか、その方で一年間の事案を処理していかなければなりませんし、恐らく少年審判に対応するだけではないわけでございますし、そういった意味では、弁護士付添人の方々が実際に事件に関係した方々...全文を見る
○西田委員 もう時間がなくなってしまいましたので、何問か質問は省略をしたいと思いますが、この後質問したかったことは、検察官関与が施行されて約十数年たつわけでございますけれども、何か関与することによる欠陥があるのであればそれをお伺いしたいと思っておりましたし、今回拡大するに当たって...全文を見る
○西田委員 時間が参りました。大臣、御答弁をありがとうございました。  そういった意味では、裁判所の指揮権の中で、国選付添人あるいは検察官関与の幅が拡大されるといったことは、これまで長きにわたって少年審判で御努力されてきた家庭裁判所の実績の上にあるものだというふうに私は評価をす...全文を見る
○西田委員 維新の会の西田譲と申します。  どうぞよろしくお願いいたします。  まず、本日は、貴重なお時間の中で法務委員会に御出席いただき、御意見を頂戴することができました。また、委員の質問に対しても大変丁寧に御答弁をいただいておりますことを、私からも感謝と御礼を申し上げる次...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  先ほど坪井参考人の意見の中で、実際の少年審判の現場で、裁判官が説教臭くなったとか、少年の声を余り聞かなくなっているというようなことをおっしゃいました。現場がそういう状況になっているのは、これは大変だというふうに印象を持ったわけでございますけ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございました。貴重な御意見を頂戴しているというふうに思います。  次の質問でございますけれども、本当に連続して申しわけないですが、坪井参考人と村井参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほどの御意見の中で、国際関係について触れられたところがありました。私...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  続きまして、武参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  御意見の中でも、付添人である弁護士の方々が殊さら少年の立場、少年の立場と言う中にあって、時として本当に正義にかなっているのかと疑問を持たれるようなことがおありだというようなこ...全文を見る
○西田委員 ちょっとこれは法解釈的なことでございますので、小木曽参考人と村井参考人の御意見を頂戴したいと思うんです。  少年法は、当然これは少年の健全な育成、そして更生改善という大きな大義があるわけでございますけれども、一方で、先ほど村井参考人がおっしゃったとおり、我が国は死刑...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  次の質問に移りたいと思います。  実は、きょう午前中、谷垣大臣とも質問のやりとりをさせていただいて、小木曽参考人から意見を述べていただいたのと同じような趣旨で、例えば、今回のこの改正は、無期の緩和に関しては下限を上げていないわけでございま...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。我々もそれはしっかりと留意をしていきたいというふうに思います。  最後の質問でございます。武参考人にお伺いをいたします。  今回の改正の内容とは直接の関連はないのでございますけれども、被害者の方々に対しても、いわゆる国費での弁護士の援助という...全文を見る
○西田委員 ありがとうございました。  大変丁寧に質問に答えていただきましたことを御礼申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月02日第186回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○西田委員 維新の会の西田譲です。  本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。  さて、本日は外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法一部改正法律案ということでございまして、これも初めて読みながら勉強させていただいたわけでございますけれども、これは、もともと制定され...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。よくわかりました。  次に行きたいと思うんですけれども、外国法事務弁護士と登録をすると、日本国内で法律事務、つまり弁護士活動が一部できるようになるわけでございますけれども、この法律がそもそもできる前もそうだったんだと思うんですけれども、いわゆる...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  今の御説明ですと、まず二点あります。  一点は、日弁連に登録されているのは日本の弁護士事務所であったりするところで働いていらっしゃる方ということでございました。そうでない方も多分いらっしゃるのではなかろうかと思うんですけれども。  きょ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございました。  恐らく、入国管理局で把握をされていないということであれば、何人いるかというのは、もうわからないということでございましょう。  それで、先ほどの小川部長の答弁にもありました、日弁連として把握できるのは、恐らく監督権が及ぶ範囲でしか把握でき...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  多分、入国、在留許可が妥当かどうかにもかかわってくると思うんですけれども、当然、先ほどの人文知識・国際業務で在留されている方が法律事務に関することをやると、これは在留資格に違反する資格外活動になるわけでございますよね。ですから、恐らく何かし...全文を見る
○西田委員 これはむしろ弁護士法の七十二条のところ、これは非弁に対する刑罰法規であろうかと思いますけれども、ここでの定義なんだろうと思います。  今おっしゃったように、訴訟関係にあるとか、まさに裁判業務もそうですし、この七十二条の趣旨というのは、こういう裁判業務を初め、法律相談...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  これはもう一度、弁護士法そのものについてですので、また機会を改めて、私ももう少し理解を深めて質問していきたいと思います。  今回の特別措置法に戻りたいと思います。  まず、この三条でございますけれども、ここで職務が定められているわけでご...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  次に、第十条に行きたいと思います。  第十条というのは承認の基準ということなんでございますけれども、ここも職務以上に非常に高いと思われるハードルがあるわけでございます。まず、三年以上資格取得国における実務経験が必要というように第十条にある...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  恐らく相互主義的なところもあろうかなというふうに思いますので、理解をするところでございますけれども、能力や資質というものはクライアントが判断するものでございますから、資格があれば、余り細かい規定は私は必要ないんじゃなかろうかというふうに感じ...全文を見る
○西田委員 御説明を聞いておりますと、やはりいろいろなところで恣意的なんだなということを感じるわけですね。  実務経験といいますけれども、日本で外国弁護士ができることは、まさに御答弁にありましたとおり、法律事務じゃないわけですよね。ですから、外国法事務弁護士としての経験でもない...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  依頼者保護と、あとは法律事務を事務員に任せちゃだめだという御趣旨でお答えになりましたけれども、依頼者が、自分にとってこの弁護士でいいのかどうかというのは、それは依頼者が決めることであって、自分の利益に反するような弁護士であれば、それはすぐ取...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  今の御答弁をお聞きしましても、あえてここで、「聴かなければならない。」という強い文言にする必要はないんじゃなかろうかと。今の御答弁の内容ですと、聞くことができるで十分可能なのではなかろうかと思います。誰がこの条文案をつくったのかわかりません...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  とすると、日弁連の意見はあったものの、その承認をされたとき、大臣がみずからの御意思でもって、判断でもってしっかりとこの法律のとおり判断権を行使されたということでございましょう。  条文は、「聴かなければならない。」と書いてありますけれども...全文を見る
○西田委員 これまで何点か細かく条文についてお伺いをしてきました。冒頭に申し上げたとおり、読めば読むほど、国際化、多様化、複雑化に寄与するような法律というよりも、外国法弁護士の活動を縛るような印象をやはりどうしても持たざるを得ませんし、掲げる理念は、国際法務サービスをもっと国内に...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  昭和六十年代でございますよね。私はまだこの世界におりませんでしたが、大臣のわかりやすい説明で容易に想像できるわけでございます。  その中でできたことということで、やはり私は、細かいところではあるかもしれませんけれども、こう直した方が、今の...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  この第四十九条の三は、この後、七項にわたって詳細に、いろいろな届け出をしなさい、やれ報告をしなさい、こうやってまさに煩雑な事務を課しているわけでございますけれども、今、日弁連の監督指揮の実効性を担保するためにこういったことをやっているとおっ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  ここは恐らく、例えば弁護士法人であれ、外国法共同事業についてであれ、これは内部のことに物すごく深くかかわってくるので、やはり何が正当、何が不当というものの判断というのは非常に難しいんじゃなかろうかなというふうに思います。  例えば、世界的...全文を見る
○西田委員 この不当関与の禁止ということは六十一年の成立当初から入っていたわけでございますけれども、もう二十年弱たつわけでございますね。その間、運用されてきたわけでしょうけれども、具体的にこの不当な関与と指摘をされるようなことがこれまであったのか、もし把握をしていらっしゃれば教え...全文を見る
○西田委員 この二十年弱の間、一度もなかった。なかったというのは逆にどう評価をすればいいんでしょうか。  そもそも、先ほど私が言ったように、プロフェッショナルな法律の専門家の領域でございますから、お互いがお互いの領分の中で、それぞれの専門性に基づいて、お互い尊重してチームを組ん...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  そうすると、済みません、私の勉強不足で、十年弱の運用ということでございます。この十年弱の中で、やはり、法律での届け出義務を課している、そういったことによって、この法律がきちんと機能したことによって、なかったという評価であるということでござい...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  黒船来るで制定された法律で、当然合理性を持って制定された法律だと思います。ただ、二十年、そしていろいろな改正からももう十年運用してきている中で、やはり今後、細かいところでの改正の必要性、その問題意識はこの委員会の質疑でぜひ表明をさせていただ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  きちんと実効性については有効であると評価をしていらっしゃるということでございました。  この問題は、何も外国法事務弁護士に限らない話になってくるんですけれども、やはり弁護士の世界というのはなるほど特殊なんだなということが、今回この特別措置...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  今、法的正義、配分的正義、実質的正義とおっしゃいました。私、正義というのは個人のルールであろうかというふうに思います。社会のルールでは決してない。配分的正義というものが仮にあるとすれば、私はそれは全体主義へつながる道だというふうに思うわけで...全文を見る
04月08日第186回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○西田委員 日本維新の会の西田譲です。  よろしくお願いいたします。  きょうは、二つのテーマで一般質問を行わせていただきたいと思います。一つは外国人労働者の問題、そしてもう一つはADR法についてという二点で質問させていただきたいというふうに思います。  まず、外国人労働者...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  今大臣がおっしゃったとおり、私もいろいろな、ああ、これはいい事例だなと思うような事例もたくさん伺ったことがございます。例えば、受け入れた研修生が本国にまた戻ります。戻ったときに、日本での研修期間における活動によってさまざまな関係もできて、受...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  今、大幅な改正でまた準備をされていらっしゃる、そしてその中で技術移転ができるようなあり方も検討されていらっしゃるということで、これはまたお示しいただいた際に検討していかなければならないと思います。  現在検討されていらっしゃるということの...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  ちょっと視点を変えたいと思います。  これまで、ほとんどこの割合というのは、中国人の研修生、実習生が多いのではなかろうかと思います。いただいた資料だと約七割でございましたか、研修生、実習生のうち、ほぼ七割が中国人だということでございますけ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  恐らく、表面的ではありますが分析をすれば、送り出し国である中国側からの理由、もしくは、受け入れ国である日本側からの需要、そういったものの結果ということになろうかと思いますけれども、数字だけを見ると、これは、技術移転による国際貢献といいますけ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  大臣、これは通告はしていなかったんですけれども、今のこの数字、中国の割合が多い問題であったり、また、もう新聞報道等では出ておりますけれども、これから、実習制度に至っては再研修を認めることで、三年プラス二年ということで五年に拡大がなされる方向...全文を見る
○西田委員 御答弁いただきまして、ありがとうございます。  そうであれば、いらっしゃる実習生の方々には、日本をよりよく理解していただく教育のプログラムも必要なのではなかろうかというふうにも感想として思うわけでございます。  さて、時間も限られていますので、次のADR法について...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  本当に、このADR法が施行されて、関係者の方々が、この法律ができたことによって、利用者の方々、利用していただける方々にどういったサービスが提供できるんだろうか、そういった観点でさまざまな御検討、御苦労があったことと拝察をいたします。  し...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  告知が足りないからなかなか使っていただけないという、一つの理由の側面の御説明があったかと思います。  この平成十六年の立法当時なんですけれども、そもそも当時、ADR法をつくって、認証ADRを設けて、法的効果を与えてという必要性があったのか...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  先ほど大臣の評価の中で、今認証が百二十八という数字の御提示がたしかあったかと思います。ADRを利用する側からの利用が余り多くないという点もそうなんですけれども、この認証機関の数も百二十八。  私は、リストをいただいて見たんですけれども、ど...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  ばらつきもある、そしてさらに言えば、認証機関ごとの取扱実績にもまたばらつきがある、本当にばらつきだらけでございます。七年が経過して、取扱件数も民事調停に比べればはるかに桁数も違うという状況、そして、認証機関もばらつきがあり、それぞれの取扱実...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。御説明いただいたのが半分ぐらいは理解できるのでございますけれども。  私は、このADR法というのは、つくって、むしろ何か国民に押しつけているんじゃなかろうかというような印象をそれでも持たざるを得ないんですね。実際、そこまで伸びておりません。さら...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  ここは意見が多少違うのは当然でございますけれども、このADR法、そして、法務省が認証ADRという制度を設けたわけですね。これは、余りに、拡大すればいいというだけじゃなくて、行政権が裁判を吸収して、自由社会では絶対死守しなきゃいけない司法を縮...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○西田委員 日本維新の会の西田譲です。  どうぞよろしくお願いいたします。  この会社法はボリュームが、本当に大変な量がございまして、資料を見れば一目瞭然でございますけれども、それだけ、この会社法によって日本の企業価値をいかにして高めていくか、コーポレートガバナンスの強化、そ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  パブリックコメントに最高裁から意見が寄せられているというふうに見受けられたものでしたから、一方でこれはすごいことだなと思いながら見ておったんですけれども、今のお話ですと、恐らく判事の皆さん方の個人の意見を取りまとめて、参考までにということで...全文を見る
○西田委員 確かに、この中間取りまとめで意見を出されてから二年間でいろいろ御議論をされてこられてのことだと思いますけれども、ただ、当時の意見を見れば、まるっきり反対、正反対のところもあるわけですね。この二年間で議論がされて、確かに、今納得がいかれる形になったというふうにおっしゃい...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  価値観の対立が法務省所管では多いというお話、やはり基本法を扱っていらっしゃる法務省ですから、結果としてそうなることなんだろうというふうにも思います。  この会社法もそうですけれども、やはり企業の自主性、経営者は当然、自分の会社の利益をいか...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。株主が判断をし、そしてその評価は取締役の責任ということでございますね。  次の観点でございます。  委員会設置会社ですけれども、一時期、設置会社の数は伸びているんですけれども、ここ最近ではまた減ってきているわけでございます。この背景についてど...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  もう一点、細かい点でございますけれども、多重代表訴訟の制度の創設とあわせて、親会社の取締役あるいは取締役会に対して子会社の監督責任が付与されるわけですけれども、これに対しては、子会社の自主性であったりを阻害するのではなかろうかという反対意見...全文を見る
○西田委員 御答弁ありがとうございます。  会社法本体についての質問は以上にさせていただいて、次に、整備法について質問させていただきたいというふうに思います。  今回の整備法、会社法改正に沿って九十五本の整備法改正が出されて、これが結果として分厚い冊子の要因になっているわけで...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  民事局長、もう一点。  九十五本あるわけでございますし、この水俣病特別措置法も関連するということで、手続としては、法務省側から例えば環境省に対して、所管する法律で関連するのがあるんですけれどもという、環境省に限らずほかの省庁もそうですけれ...全文を見る
○西田委員 きょうは環境省からもお越しいただいております。今の民事局長の御答弁でございました、環境省の御判断としてお入れにならなかったその理由について、お聞かせいただきたいと思います。
○西田委員 この水俣病特別措置法は、平成二十一年、当時、自民、公明、民主、物すごい協議をされて、我が党も園田先生、自民党は御地元の金子先生、公明党からも江田先生等が中心になられて、水俣病の問題の最終解決を図る、地域の紛争をこれ以上長引かせない、あるいは、これからも熊本水俣の環境を...全文を見る
○西田委員 時間が来ました。ですけれども、これははっきりさせなければなりません。  今回、この会社法というもので先ほど言いました新たな権利行使の根拠が付与されるわけでございます。水俣病特別措置法で確定した仕組みに対して、いわば横やりに近い形で会社法が入ってくるわけでございます。...全文を見る
04月23日第186回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○西田委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、日本維新の会を代表し、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成二十一年に制定された水俣病被害者の救済及び水俣病問題の解決に関する特別措置法、いわゆる水俣病特措法においては、原因企業たる親会社が事業を行う子...全文を見る
○西田委員 日本維新の会の西田譲です。  どうぞよろしくお願いいたします。  まずは、先ほど提案理由の説明をさせていただきました修正案に関連しての質問をさせていただければと思います。  先週の質問の際にも、環境省から参考人にお越しいただきまして、質問をさせていただいたところ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  なぜ環境省が出さなかったのか、そういった議論はおいて、きょう修正案を出させていただいたわけですので、修正案を提出した先ほどの意図、認識を共有していただけるか、私は今の答弁はちょっと何か遠回りな答弁だったような気がしなくもないわけでございます...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  いま一度申し上げます。水俣病特措法の原則というのは三つでございます。認定患者に対する確実な補償、救済を受けるべき人々のあたう限りの救済、関係事業者の費用負担についての責任と地域経済への貢献。この水俣病特措法の原則、そして、それによって定めら...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  私は、今の大臣の答弁は逆にすっと落ちてくるのでございます。  やはり会社の経営を外から常識的に眺めておりますと、取締役会の規定にもあるとおり、まず業務執行に対して計画し、そして決定があって、実際に業務執行して、その後は、その執行した結果の...全文を見る
○西田委員 時間を超過したことをおわび申し上げます。  ただ、この点につきましては、また二年後の見直しの際にぜひ俎上にのせていただければというふうに意見を述べさせていただきまして、質問を終わります。
05月08日第186回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○衆議院議員(西田譲君) おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。  会社法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の衆議院における修正部分につきまして、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  平成二十一年に制定された水俣病被害者の救済...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○衆議院議員(西田譲君) 御質問ありがとうございます。お答えさせていただきます。  先生御指摘のとおり、この水俣病特措法においては、救済を受けるべき人々のあたう限りの救済というものを原則としているわけでございますし、当然この原則にのっとって、今のこの水俣病特措法のスキームの下で...全文を見る
○衆議院議員(西田譲君) もう、まさに先生御指摘の点の問題があろうということは私も仄聞をしているところでございます。  しかし、今回の会社法で我が党が出した修正案というものにつきまして申し上げるとしますならば、あくまで現行の水俣病特措法のスキームを前提とした修正案でございます。...全文を見る
○衆議院議員(西田譲君) やはり今回、先ほど私申し述べさせていただきましたとおり、まず水俣病特措法の原則となっている被害者のあたう限りの救済、そしてこの水俣病特措法が制定された当時の先輩の先生方の御議論の中で、やはり水俣病問題の最終解決をもういよいよ図らなければいけないし、これ以...全文を見る
05月15日第186回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○衆議院議員(西田譲君) 糸数議員にお答え申し上げます。  今、冒頭御質問の中でお触れになりましたとおり、先日の参考人質疑等で、参議院で、その地元の被害者の方々の御意見をお聞きになられて、そして、そういった方々のお訴えにまさしく気持ちを寄せていらっしゃる先生の御質問また政治姿勢...全文を見る
05月16日第186回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○西田委員 日本維新の会の西田譲です。  どうぞよろしくお願いいたします。  昨年の秋口のお休みを利用してなんですけれども、初めてミャンマーを訪問いたしました。友人の紹介で国会議員の方お一人ともお会いしまして、国会議員は、皆さん一期生なんですね、同じ一期生ということでいろいろ...全文を見る
○西田委員 副大臣、政務官、本当にお疲れさまでございました。  やはりこの法整備支援というのは、私はミャンマーでお話を聞いたんですけれども、実は、旧宗主国イギリスに厄介にはなりたくないんだということはおっしゃっておりまして、特にやはり日本の協力を切望していらっしゃいました。 ...全文を見る
○西田委員 今御答弁にもありましたとおり、弁護士の業務として、当然、時として行政やあるいは国家権力と対峙しなきゃいけないという場面もある。そういった中で、弁護士自治をしっかりと確立していかなきゃいけない。これは恐らく、戦前は司法大臣の監督下に置かれていたことの反省も込めてのことな...全文を見る
○西田委員 今、弁護士法の第一条を改めて御説明いただいて、社会正義という言葉が出てきましたが、これはまた後で取り上げたいというふうに思います。  引き続き妥当な理由があるということでございます。  一方で、私、日ごろから何となく感じておったわけでございますけれども、日弁連さん...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  今ヨーロッパのギルドを例示してお話がありましたけれども、まさしく弁護士法の第一条で掲げられている社会正義という言葉、私は外弁法のときも大臣に聞きました。そういった社会正義というものを掲げているギルドというものが果たして何なのかということにつ...全文を見る
○西田委員 大臣、やはりそろそろ、第一条の社会正義を撤廃して、その四文字を法の支配の四文字に変えた方がいいのではなかろうかなというふうに思う次第でございます。  確かに、恐らく、日弁連という組織体でございましょうから、一応の民主的手続をとってのそういった発信や主張ではあろうかと...全文を見る
○西田委員 最初の方の質問で、この立法、弁護士法、議員立法、そして、立法当時、やはり国家権力に対峙するということの中で自治を認める。しかし一方で、法曹養成に対する議論はさまざまされておりますが、どうであれ、弁護士人口はこれからもふえてまいります。そして、弁護士の活動領域も拡大して...全文を見る
○西田委員 ありがとうございました。  前向きな答弁を最後にいただいたというふうに思うわけでございます。ぜひこの分野についても皆さんとともに議論を深めていきたい、このように思いますので、よろしくお願い申し上げます。
05月21日第186回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○西田委員 引き続き、維新の会、西田譲でございます。  どうぞよろしくお願いいたします。  私の選挙区にも少年院が一院ございまして、八街少年院でございます。ピーナツで有名な八街市、先週ちょうどスイカの品評会が行われて、早くも夏かなということでございますけれども、八街少年院に昨...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  決して増加しているわけでもないし、凶悪化といった状況であるわけでもないわけでございます。実際、少年院の入院者数を見てみましても、年々減少してきているわけでございます。  一方で、少年院を視察しましてもそうですし、少年院の問題を考えるときに...全文を見る
○西田委員 御答弁ありがとうございました。  七・二日の休暇ということで、本当に大変な状況に職員の方々が置かれている、決して収容人員が減ったから楽になっているということではないということでございまして、重々理解をするところでございます。  さて、先ほど私、八街少年院の再入院の...全文を見る
○西田委員 済みません、ちょっと通告していなかったんですけれども、今御答弁で二年の数字を挙げられた理由は何かあるんでしょうか。これは、犯罪白書等によると、トータルで見るともっとあるわけでございますよね。
○西田委員 ありがとうございます。五年もしくはもっと長い年数で見ると、当然ふえていくわけでございましょう。  今おっしゃったとおり、少年院への再入院率が、おおむね一〇%から、トータルで見ると一六とか一五とかでございますよね。刑事施設、つまり、少年院ではなく、恐らく年齢の関係でし...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  恐らく、処遇の個別化といいますか、全体を統一的にということも当然管理の面であろうかと思いますけれども、処遇に関しては個別化を推進していくということであろうかと思うわけでございます。  そうなってくると、私、まず入り口であります鑑別というも...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  まさにこの法律が求めるだけのスキルの醸成に努めていただきたいというふうに思うんです。  入り口での鑑別の重要性といったことについてお話ししましたが、同時に、私は、入り口だけじゃなくて、継続的に鑑別所が果たすべき役割があろうかというふうに考...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  法律上の条文では出てきませんでしたけれども、再鑑別の必要性、そしてこれをもう少し活発に行っていくということの意義は今御答弁いただいた中で私も理解をするところでございます。  さて、次でございますけれども、不服申し立てについて何点か質問が交...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  百九十九件の申し立てがあって、採択はわずか三件ということでございました。  いわゆる刑務所に関してですけれども、これは平成十八年の法改正でございますか、この法改正の評価といったものを考えたときに、よく聞くのが、これによって入所者の中での人...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。力強い御答弁でございました。  時間がなくなってまいりました。大臣にお伺いをしたいと思います。  その前に、その力強い答弁、今回、全面改正で、ある意味、例えば職員の方の権限にしたって、入院者の方の権利義務の関係であったり、そういったものはこれ...全文を見る
○西田委員 我が党は、毎年といいますか、去年とことしと予算修正案を出して、大体カットが多いんですけれども、ここはプラスをことしも主張しておるところでございます。矯正予算は、七千二百九十九億のうち、本省分とか施設整備を入れて二千三百億ぐらいでございますか。これから予算策定に入られる...全文を見る
○西田委員 以上で質問を終わります。
05月23日第186回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○西田委員 日本維新の会の西田と申します。  どうぞよろしくお願いします。  参考人の皆さん、本当にきょうは、貴重なお時間、こちらへお越しいただき、貴重な御意見をいただいております。ありがとうございます。  今最後、郡委員が時間がないということで新島参考人への御質問を割愛さ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  済みません、もう一度、その委託事業だというところについてお聞かせいただければと思うんですけれども、これはアンケートを委託されているということなんでございましょうか。
○西田委員 たび重なって申しわけございません。新島参考人の今の御説明をお聞きしておりまして、私、先ほど申したように、この制度の検証というのは、まさに、研修、実習を終わられた方々がどうされているかというふうに思うのでございますが、この考え方についてどのような御感想をお持ちなのか、教...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  ことし四月の当委員会の質問で、谷垣大臣に私が伺わせていただいた内容があるんですけれども、きょうも新島参考人の方から国の内訳についてのお話がありました。中国が大体八五%から今はもう六九%、約七〇パーでございますね。減っているとはいえ、引き続き...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  今、制度改正の議論が盛んですので、引き続き、そういった観点からも私は意見を言っていきたいなというふうに実は思っております。  済みません、実習生にある程度特化しての質問になってしまっておりますが、次に、きょうは、高橋参考人からも影の部分に...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  それでは、ちょっとここからは、一旦、実習生を離れたいと思いますけれども、安冨先生に質問をさせていただきたいと思います。  昨年のこの法務委員会の質問で、私、法務省として不適正な入国管理があったんじゃなかろうかという質問を実はいたしました。...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  高橋参考人にお聞きしたいと思います。  高度外国人ということがございました。高度人材獲得ということでございますけれども、先ほど来、例えば語学のお話があったりとかしておりますけれども、在留資格の面で、高度人材獲得、我が国は今出おくれていると...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  最後の質問でございます。安冨参考人と、そしてもう一度新島参考人にお聞きしたいと思っております。  きょう、実は、参考人の方で実際に受け入れ団体の方にも来ていただこうと思っておったんですけれども、皆さん出たがらなかったんですね。なぜかという...全文を見る
○西田委員 時間でございます。  終わらせていただきます。  鳥井参考人には質問できなかったことをおわび申し上げます。申しわけございません。
05月28日第186回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○西田委員 おはようございます。日本維新の会の西田譲です。  体調管理を怠ってしまいまして、喉を痛めております。お聞き苦しい点があろうかと思いますが、お許しをいただければと思います。  さて、きょうは、出入国管理法の改正案でございます。高度人材の問題を中心に質問させていただき...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  今ございましたが、二千人の想定があったけれども、現状、千百三十人ということでございました。PR等が不足した、あるいはそれぞれ志望される方々のいろいろな事情も想定よりもさまざまであったということで、この結果になったということなのでございましょ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  あくまで高度人材であって、高度人材の幅を広げて、わかりやすく言うと中度人材まで受け入れるようにしたという改正ではないということでございましょう。了解をするところでございます。  ただ一方で、現行の在留資格を見てみましても、今御説明された学...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。整理されました。  今回、一号、二号ということでございますけれども、読んでいきますと、条文で別表で定めるというふうにありまして、別表を見てみますと、二号の方ですけれども、二号の方では、ここで初めて、その在留が我が国の経済に資するものかな、という...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  でも、局長、今の御答弁ですと、二号は、我が国経済に資する、そして素行が善良であることが求められるとおっしゃいましたが、そういったことは一号でも当然のように求められると私は思うのでございますが、そういう理解でよろしいでしょうか。一号は、善良で...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  そこで、今回、高度専門職二号に移行すると、今度は無期限の在留資格ということになる、優遇措置が設けられるということでございますけれども、この無期限というものはちょっとひっかかりがあるわけでございます。  例えば、研究事項もしかり、投資系もし...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  六カ月ということでございますが、例えば、高度人材の経営の分野についてでございますけれども、ポイントの内訳を見てみますと、年収三千万以上だと五十ポイント、一千万以上だと十ポイントというように開きが出てきているわけですね。三千万以上取っている年...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  これはぜひ、抜け穴にならないようにしていただきたいなというふうに思います。この高度人材、特に経営・管理、代表取締役であって、三千万以上収入があって、勤続三年以上とかいうのを一度満たせば、もうポイントとして七十ポイントいくわけでございまして、...全文を見る
○西田委員 高度人材にとって魅力があると言いますけれども、先ほど言ったように、優遇措置がなくなるわけでございまして、本当に魅力があるんだろうかということを感じております。むしろ、二号のままいた方がいいんじゃなかろうか。  そもそも、この永住というものが一体何なんだろうかというこ...全文を見る
○西田委員 大臣、ありがとうございます。  おっしゃるとおり、やはりいろいろな、世界から来ていただいて、この日本で交わることで生まれてくるものというものの重要性、また、将来の可能性としてそういったものを想定しておくことは非常に大事だと思います。  在留資格で考えたときに、私は...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  以前、この寄港地上陸は、制度が悪用されたということでございました。やはり抜け穴がいろいろなところにあるのでございますね。厳格にやっていただかなきゃいかぬのですけれども、一方で、そういったことが大分おさまってきた、もしくは見つけることができる...全文を見る
○西田委員 よく、入管行政はいい意味でも悪い意味でも裁量行政という指摘を受けるところがあるわけでございまして、この寄港地上陸に関しても、担当官次第なんて言われていた時代があったやに聞きます。昨年、緩和の通知を出されたということでございますので、その後の運用状況等についてはぜひフォ...全文を見る
○西田委員 大変心強い答弁をいただきました。きょう、喉を痛めて声が出ない中でそういう前向きな答弁をいただいたのは本当にうれしく思うわけでございます。  さて、最後に大臣にお聞きしたいと思いますが、前回、少年院法、鑑別所法の質問をしました。来年度予算獲得に向けて大臣に頑張っていた...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  これで質問を終わります。
06月04日第186回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○西田委員 高橋委員の質問にお答え申し上げます。  御質問の趣旨というのは、この第三条で例示した文化芸術活動ということについて、芸術性がある場合に児童ポルノに当たるのか当たらないのかという判断ということでございましょう。  この第三条というのは、先ほど階提案者の方からも御説明...全文を見る
○西田委員 お答え申し上げます。  恐らく、高橋委員の御質問の趣旨というのは、当初、自民、公明、維新で出していたときには六条で書いていたじゃないかということを受けてのことだと思います。  趣旨の説明でもさせていただきましたが、今回の改正法案では章立てにしてあります。一章が総則...全文を見る
○西田委員 お答え申し上げます。  これは法令用語辞典からの引用で大変恐縮なんでございますけれども、法令におけるみだりにの意味というのは、一般に、社会通念上正当な理由があるとは認められない場合、つまり正当な理由がなくというのとおおむね同様の理由であると思われます。  したがっ...全文を見る
○西田委員 お答え申し上げます。  これも趣旨説明で触れさせていただいた点でございますけれども、今回は、これまでの現行法が、いわゆる提供目的の所持に対する処罰、それと、あとは、児童に姿態をとらせて製造する場合の処罰があったわけですけれども、盗撮もだめだということで、処罰範囲を拡...全文を見る
○西田委員 まさにこの「ひそかに」が盗撮を意味するものでございますが、「ひそかに」というものをどう解釈するかというのは、きちんと定義づけをしておかなければいけないというふうに思います。  この「ひそかに」は、描写の対象となる児童に知られることのないような態様でという意味で解され...全文を見る
○西田委員 お答え申し上げます。  ここに掲げました、第七条五項における「製造」に関しましては、この前段で「児童の姿態を写真、電磁的記録に係る記録媒体その他の物に描写することにより、」というふうに手段を限定しております。ですので、複写は当たりません。
06月06日第186回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○西田委員 日本維新の会の西田譲です。  どうぞよろしくお願いいたします。  きょうはまず、最近、新聞等報道でもよく出てくるようになった立憲主義という言葉について、大臣とお話をしたいと思っております。  立憲主義といいますけれども、実はもう大臣は、昨年五月の法務委員会だった...全文を見る
○西田委員 いつも懇切に御答弁をいただいております。ありがとうございます。  バランスのお話がございました。まさしく、そういった意味では、私は、最近の報道は余りにも立憲主義というものに対するバランスを欠いた報道がなされているというふうに思うわけでございます。  先ほどのように...全文を見る
○西田委員 ありがとうございました。  あくまでも、やはり暴動が起こらないと内乱罪ということではないということでございますから、暴動が起きずに今回のようにある地域が住民投票を仮に行いました、ある地域が暴動も何も起こらず住民投票を行って、そして、我が地域はこれから何とかという国と...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  国際社会を見れば、本当にさまざまな事情を抱えている国ばかりでございますが、あえて今回、このクリミアの問題を例示させていただいて質問させていただいているのは、やはりそういう敵性国家からの意図的な行為があって、このようなことがクリミアでは、ウク...全文を見る
○西田委員 先ほどおっしゃった、表現の自由や言論の自由とも非常に密接にかかわってくる非常に難しい問題ではありますが、情報国防では、やはりここはまだ不備がある分野でございます、ぜひとも検討していくべきであろうというふうに思います。よろしくお願いを申し上げます。  残りの時間を使い...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  まさしく今、日本がアメリカのようにこの問題が社会的対立になっていないといったこと、この環境というものはいいことだと私は実は思っております。アメリカのようにこれで社会的な対立が行われても、本当に憎悪が行き交う環境になって、これは決して望むべき...全文を見る
06月11日第186回国会 衆議院 法務委員会 第23号
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○西田委員 維新の会の西田譲です。  どうぞよろしくお願い申し上げます。  本法律案につきましては、私、法務委員会の理事を務めさせていただきまして一年半になるわけでございますが、昨年の通常国会に提出された当初から、なぜ審議しないのか、早く審議入りをすべきじゃないかということを...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  先ほど田嶋委員の質問でも、その他の利益には例えば情報であったり建物の図面等も入るというようなお話がございましたが、この図面ということでひっかかったのでございますけれども、先日でございますか、グーグルから、中部国際空港や新千歳空港の図面が流出...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  過失はならないということでございますね。確認をさせていただきました。  次でございますが、先ほどからオウムの地下鉄サリン事件の件が出ております。仮にでございます、仮に本法律があったとすれば、地下鉄サリン事件が起きましたが、オウム真理教の信...全文を見る
○西田委員 今の御答弁ですと、仮に、地下鉄サリン事件当時、この法律があったとすれば、オウム真理教が事件を起こすわけでございますが、その信者であったとしても、そういう地下鉄サリン事件を起こすと知らなかった信者は処罰の対象じゃないけれども、知っていて寄附をしていた信者は処罰の対象だ、...全文を見る
○西田委員 適用例がないといいますけれども、私、この法律、改めてこの第一条の定義、公衆等脅迫目的の犯罪というものを見てまいりますと、人を殺害し、もしくは凶器の使用云々かんぬん、誘拐し、人質にしと。あるいは、航空機、いわゆるハイジャック等があったり、船舶に対する行為があったり、もし...全文を見る
○西田委員 捜査もしないという状況には決してないように私は思うわけでございます。ぜひともこれは検討していただきたいというふうに思うわけです。  といいますのも、昨年一年でも、在日朝鮮人が国外に約二千人超、出国をしているわけでございますね。行き先は、当然、北朝鮮なんということは書...全文を見る
○西田委員 御答弁ありがとうございます。  どうしても、この法律のきょうの議論を聞いておりますと、もともとが条約の担保法からスタートしているわけでございまして、今回の改正も、国際機関から言われて、国際社会に体裁を繕う目的でつくっているような法律だったら、これは本末転倒であって、...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  今回の法改正で、テロに対する法的権限、法執行機関、捜査機関等の法的権限が拡大されるわけでございますけれども、幾ら法整備によって法的権限が拡大したといっても、執行する側にこれをきちんと行使しようという意思がなければ、全く意味がないわけでござい...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  アルジェリアの事件を例示されましたが、まさしくあのときの、我が国に対外諜報機関がないことが背景に一切情報が入ってこないという経験をやはりきちんと踏まえなきゃいけないと思います。  いまだにこの対外諜報機関を設置しようという動きはないわけで...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  こういったことがあるから、やはり私は、このテロに対する法律というのは、やはり頻繁な見直しをしていく、一方で、国民の自由が不当に侵害されてはならないといったことが非常に大切でございますし、この日本は、そういったことを行き過ぎないようにさせるた...全文を見る
06月17日第186回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○衆議院議員(西田譲君) お答え申し上げます。  CG等の創作物であったとしても、実在の児童の姿態を描写したと認められるものであれば、これはもう児童ポルノとして規制の対象になり得ると考えられます。  ただ、じゃどの程度の描写という話になってきますと、これはどうしても個別事案に...全文を見る
○衆議院議員(西田譲君) はい。たとえCG等の創作物であっても、実在の児童の姿態を描写したものであればなり得ると考えられます。
○衆議院議員(西田譲君) お尋ねの趣旨というのは、恐らく三号ポルノの定義の部分をどう読むのかといったところでございまして、これは改正前の法律から、衣服の全部若しくは一部を着けない児童の姿態にそれが当たるのか、あるいは一般人から見て性欲を興奮させ又は刺激すると言えるのかといったこと...全文を見る
○衆議院議員(西田譲君) これもやはり三号ポルノの定義のところでございますが、これに当たるか否かということにつきましては、一般人から見て性欲を興奮させ又は刺激すると言えるか否かの基準によってやっぱり判断されるものでございます。  今委員御指摘の一歳未満の乳児ということでございま...全文を見る
○衆議院議員(西田譲君) 本当に委員御指摘のごもっともな事例だと思うんでございますけれども、やはり、どうしてもこれは個別具体的な事由になってきますので、一概的にこの場で当たります、当たりませんということを判断するのは非常に困難でございますし、総合的にやはり判断しなければいけないと...全文を見る
○衆議院議員(西田譲君) 先生の問題意識は本当に大切なところだと思います。  あくまで実在の児童を描写したものであるかどうかということでやはり判断をしなければなりませんので、たとえCGであったとしても、仮にそうであるのであれば児童ポルノに当たる場合があり得るということでございま...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 法務委員会 第25号
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○衆議院議員(西田譲君) もう仁比議員の被害者の方々に本当に気持ちを寄せられるお話に、私はいつも敬意を持って拝聴させていただいているところでございます。  そして、せんだっての大石参考人のお話でございます。この水俣病の公式認定から五十八年になります。本当に長い間その被害に苦しむ...全文を見る
08月07日第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第9号
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○西田委員 次世代の党の西田譲です。どうぞよろしくお願いいたします。  きょうは、当委員会で初めて質問の機会を頂戴いたしました。ありがとうございます。  初めての質問ということもありますので、若干基本的なことを中心にお伺いしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしく...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  当然、科学的立場、そして公正中立ということも書かれているわけでございますけれども、原子力規制庁が所管する原子炉等規制法、これも第一条「目的」を見てみますと、「原子力基本法の精神にのつとり、」というふうに書いてございますね。  それでは、原...全文を見る
○西田委員 そうおっしゃいますけれども、原子炉等規制法第一条では、「原子力基本法の精神にのつとり、」というふうにあるわけでございますから、であるならば、たとえ三条委員会とはいえ、行政官庁として法治主義から逸脱することがあってはならないわけでございますね。そうすると、原子力基本法の...全文を見る
○西田委員 今最後におっしゃった、原子炉等規制法に違反するというのは、四十三条の三の十四に違反するということでよろしいでしょうか。
○西田委員 ありがとうございます。  それでは、ちょっとさかのぼるんですけれども、今の新基準は昨年の七月八日からスタートしたわけでございますけれども、その前も原発はとまっていたわけでございますよね。とまっていたといいますか、とめさせられていたと言えばいいのか、そこはわからないん...全文を見る
○西田委員 ですので、法的根拠ということで質問させていただきました。  政府の方針がとかいうお話がございましたけれども、ストレステストを設けて、それをクリアして、そして使用前検査ということがありましたけれども、もう一度御質問します。  新基準適用前に原発がとめられていた法的根...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  つまり、新基準適用前に動いていなかったのは、法的に言えば、何か行政命令とかがあったということではなくて、事業者が自主的に動かしていなかったということでよろしいでしょうか。確認でございます。
○西田委員 ありがとうございます。  大飯の原発がそうやって動くわけでございますけれども、それがおととしの七月から動き始めて、昨年の九月まででございますね。昨年の九月にまた定期検査に入って、そこでとまるわけですけれども、新基準が出たのが昨年の七月ということは、新基準が出た後も大...全文を見る
○西田委員 今御答弁いただいたのは、いわゆる田中委員長私案の話だと思います、私も資料をいただいておりますけれども。  バックフィットの運用をどうするか、物すごくこれも大事なお話でございます。再稼働もそうですし、バックフィットの規制をどう適用するかもとても大事なんですけれども、ど...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○西田委員 次世代の党の西田譲です。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  今回の大臣の所信的挨拶をお聞きしておりますと、これまで谷垣前大臣は、所信のたびに、法の支配の貫徹、そして法秩序の維持、こういったことを殊さら強調されていらっしゃいました。非常に、ある意味、私は頼もしい限...全文を見る
○西田委員 国民の方から見ての法の支配がどうあるべきかといったことであれば、それは恐らく、所信でまず最初に述べられた、法律は人を幸せにするものでなくてはならないという言葉なのかと今感想として思うわけでございますが、この大臣の最初の、法律は人を幸せにするものでなくてはならないという...全文を見る
○西田委員 もう一度申します。  正しい秩序とは、人の行動を、全ての人々が満足するように、つまり、全ての人々が幸福になるように規制する秩序であるというふうにケルゼンは言うわけでございます。まさしく、大臣がおっしゃった法律は人々を幸せにするものでなくてはならないといったことは、こ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  もう一つ、これは以前の、平成十六年十月二十六日の法務委員会の質疑で、大臣は、これと同じようなといったら違うのかもしれませんけれども、こういったことをおっしゃっているんですね。法律のあり方について、愛と正義、この裏づけがなくては法律ではないと...全文を見る
○西田委員 実は、大臣、ちょっと意地の悪い質問をしてしまったなと思っておるんですけれども、このケルゼンは、ヒトラーの政策を推し進めた法哲学者でございます。ヒトラーがよりどころとした法哲学者であります。アイヒマンの映画がありましたけれども、法に従ってユダヤ人を虐殺するわけでございま...全文を見る
○西田委員 まさに人定法主義ということでいえば、今、柴山委員も御指摘でありましたカール・シュミットであり、そしてまたケルゼンが、民主主義体制の中で発生した全体主義を導いていったというふうに、これは物すごく反省しなければならないことだと思うんです。  まず第一点、大臣も今、国民の...全文を見る
○西田委員 きょうも午前中からの答弁で、やはり大臣は、犯罪被害者への取り組みについて、非常にこれまでも御熱心に取り組まれておられました。確かに、議事録を振り返ってみますと、非常にその分野に対する質問が多いなというふうに思ったわけでございますが、非常に被害者の気持ちに寄り添われるそ...全文を見る
○西田委員 平成十七年ということで失念していらっしゃる部分もあろうかと思いますが、全文を読み上げますと、「きれいごとよりお金の支給が大事ですから、厚生労働省にはぜひ大臣からもっとハッパをかけていただいて、」という発言でございます。ぜひ、これは大臣、もう一度振り返ってみてください。...全文を見る
○西田委員 であれば、大臣、この十七年の「怠慢です。法律違反を犯している」というのは誤りであったということでよろしいでしょうか。
○西田委員 ありがとうございます。  大臣、先ほども人権ということについて話が出ました。私もこれまで、この一年半、法務委員会で、谷垣大臣とは、人権とは何ぞやという議論を何度かしてまいりました。と申しますのも、法務省が行う人権擁護行政、予算も三十億以上つくわけでございますね。果た...全文を見る
○西田委員 どうでしょう、大臣、国民の権利と人権の違いとは何か、御説明できるでしょうか。
○西田委員 わかりました。  それでは、法務省の人権擁護行政をちょっとお話ししたいと思いますけれども、先ほど大臣がおっしゃったように、女性、もしくは子供、そして次に出てくるのが高齢者、そして障害者、外国人、北朝鮮に拉致をされた人々、ホームレス、犯罪被害者、出所者というように法務...全文を見る
○西田委員 例えば、犯罪被害者の人権ということについては、大臣は非常にアンテナが高うございます。これまでの質疑あるいは御答弁等を伺っても、それはうかがい知れるものでございます。  例えば、ここは個別の問題意識を私は御提案申し上げたいと思うんですけれども、新聞、テレビ等の報道では...全文を見る
○西田委員 ぜひ、犯罪被害者がすぐこうして実名、顔写真入りで報道されるのは不適切だとおっしゃっていただきたいんですが、そういうわけにはいかないのでございましょうか。
○西田委員 ここについては、ぜひ、問題意識は同じと思いますので、よろしくお願いいたします。  報道の自由という話がございました。この自由という言葉については、大臣、以前、これは法務委員会等の場ではないんですけれども、選択的夫婦別姓問題のメールマガジンで気になる発言をされていたの...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  これも、それではもう撤回ということでございますけれども……(松島国務大臣「撤回というか」と呼ぶ)ではございませんか。  大事なところですよ、大臣。やはり法務大臣でいらっしゃいますから、国民の自由といったものに対する考え方というのは非常に大...全文を見る
○西田委員 大臣、余りその場その場で御主張が変わってしまっては、これはやはりよくないです。こういうのは、大臣の主義主張とかそういったこと、例えば先ほど来から出ていますね、性犯罪に対する厳罰化。大臣の政治信条としてやってきたんだ、だから今回もやる。夫婦別姓制度についても、本当に大臣...全文を見る
○西田委員 御都合主義とはどういうことかわからないというふうにおっしゃいましたけれども、大抵、御都合主義というのは、やはり、政治信条、そういった政治哲学もしくは掲げる政策がころころ変わる方のことでございますし、大体、そういう方というのは、御自身の経験や置かれている環境のみに基づい...全文を見る
○西田委員 やはりどちらかというと御都合主義的だなと思って、世論がそうなればそうするということでございますね。  これは非常に大事な話でございまして、例えば、世論調査であったり、男女共同参画局がやっているいろいろな調査も、そして先ほどの質問でも、例えば、不便を感じる、昔の友達が...全文を見る
○西田委員 理解をしていただくことができなかったから、これはもうだめだったということで諦めたということでございます。そうすると、イコール、そのような考えは間違っていたというふうにお考えなんでしょうか。
○西田委員 法制審はもう答申を出しているはずでございますね。  であれば、大臣、これはまた時間をとって、夫婦別姓の議論はいたしましょう。と申しますのは、私は導入すべきではないというふうに考えております。また大臣のお気持ちが変わられて、導入に邁進されては困りますから、これはしっか...全文を見る
10月24日第187回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○西田委員 次世代の党の西田譲です。どうぞよろしくお願いをいたします。  さて、大臣の所信的挨拶からまずはお伺いをしていきたいと思います。  女性が輝く社会を推進する安倍政権の一員として、私は、法務行政に携わる女性の働く環境を整えるということで、まず冒頭の方で力強くおっしゃっ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  法務行政において何か男女の差別が行われるとか、そういったことではなく、環境をというお話でございました。  私も栃木の女子刑務所は伺わせていただきました。確かに、薬物犯の方が非常に多くて、自身の排せつ物を投げつけられたりとか、本当に、取っ組...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  とはいえ、一方、気になるのは、例えば、女性管理職、幹部の人数の数値目標をつくる、三割でございましたか。やはり、特に行政においては実力主義でなければならないと思うんですね。実力もないのに幹部にしてしまうといったことが数値目標によって誘発されて...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  やはり、女性が輝く社会、当然でございます。輝いていただかなきゃいけません。しかし、私は、それは一義的にはもう個人の努力であり、才能であり、そして運も大事ですけれども、そういったことが非常に大事。恐らく、世の多くの女性も、何か政府の施策によっ...全文を見る
○西田委員 あくまで世論は参考的に、社会の情勢を把握するためにということで御答弁いただきました。  これは、大臣だけではなくて、我々政治家にとって、国民の意見に広く耳を傾け、そしてその声に寄り添っていくという基本姿勢というのは大原則でございまして、非常に大切なことであるのはもう...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  法の支配の反対は人による恣意的な支配になるわけでございますが、人というのは、何も特定の個人でない場合もあるわけでございます。多数派による専制という言葉がありますけれども、多数の意見による恣意的な支配といったこともまた法の支配の対極にあるわけ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  冒頭、子供は一人で生まれてくるとおっしゃいました。しかし、ほかの動物と違って、人間は、一人では決して子供というのは成長できないんだろうと思っております。家族という温室があって、そこでその国独特の倫理や道徳といったものがたたき込まれていく中に...全文を見る
○西田委員 ちょっと明確ではなかったかなと思うんですけれども、私は、夫婦別姓、親子別姓になれば、家族のきずなは間違いなく弱体化するというふうに思うわけでございますね。恐らく大臣も同意をいただけるんじゃなかろうかというふうに思いますし、逆に言えば、もっとさらに発展すれば、そこから連...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  法の支配の貫徹、イコール、家族を尊重しないいかなる立法も許されない、ぜひこのロジックを大切にしていただきたいと思います。  そして、先ほど、通称使用のところをきょうもよく引用されていらっしゃいます。これまでのいろいろなアンケート結果で寄せ...全文を見る
○西田委員 人種がどうであれ、日本人であれ外国人であれ、やはり、当たり前の生きるための生存権、ベーシックなそういったものを守らなければなりません。そういったことに対する人道的な思いというのは気持ちを同じくするところでございます。  それでは、大臣、この外国人に対する人権問題とい...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  まさしく、国籍を持つ国民と国籍を持たない者との間に設けられる区別であったり差異であったり、例えば優先であったり、そういったものというのは決して外国人の人権問題ではないというふうに思うのでございますが、今の大臣の答弁というのはそういう理解でよ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  あれも人権、これも人権という人権バブルの状況になっているという問題意識を私は持っております。  外国人に対する問題を私は例示させていただきましたけれども、先ほど、人種差別撤廃条約についてきょう議論がなされましたけれども、四条で留保している...全文を見る
○西田委員 個人個人ということではこれまでもやっていらっしゃったと思います。私、前の法務委員会でも提案したのでございますが、国ごとに峻別していくというような検討、こういったことが必要ではなかろうかというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○西田委員 ありがとうございます。またこれからも議論を深めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
10月31日第187回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○西田委員 おはようございます。次世代の党の西田譲と申します。どうぞよろしくお願いします。  山下参考人、橋爪参考人、きょうは本当にありがとうございます。  まず、お伺いさせていただきたいと思います。  山下参考人の方から、先ほど、立法事実がないから改正というのは果たしてど...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  この十二年間、適用例がないということでございます。これは、さきの通常国会からずっと議論をしている内容でございますし、適用例がないどころか、捜査したことも実はないというような状況でございます。  これが果たしてどういった背景なのか。この法律...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  両参考人の意見も若干分かれているところで、我々としても、非常に難しい問題なんだなということを改めて認識するわけでございます。  一方で、この法律をどう適用していくのか、そしてまた、本来の趣旨であるテロをどうやって未然に防ぐかといったことを...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  むしろ、これからの、法律をいかに運用していくかといったことの課題については両参考人の御意見が一致をしたということで、非常に勉強になります。  そういった中で、山下参考人の、この日弁連会長声明で一番懸念されていらっしゃるのは、恣意的な運用、...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  これから、この立法をする以上、やはりきちんとした運用を求めていかなければならない中にあって、刑事司法手続等々のあり方については、引き続き、日弁連の皆様を筆頭に、貴重な御意見をぜひともお寄せいただきますようお願い申し上げまして、質問を終わらせ...全文を見る
○西田委員 次世代の党の西田譲です。どうぞよろしくお願いいたします。  さきの通常国会での谷垣元大臣との質疑の際に、この改正案につきまして、一つ、イスラエルのネタニヤフ首相のテロに対するお考えを谷垣元大臣にお贈りさせていただきました。同様に上川大臣にもお贈りさせていただきたいと...全文を見る
○西田委員 よろしくお願いを申し上げます。  刑事局長、お越しでございますので、お伺いをいたします。  通常国会での私の質問に対して、谷垣大臣も、テロ対策については効果的な法執行機関のあり方を考えていかなければならないといったことで御答弁をいただいております。大臣はそういった...全文を見る
○西田委員 余りまだやはり。当時、大臣は、検討してまいりたい、考えていかなきゃいけないとおっしゃいましたけれども、もういらっしゃらなくなってしまいまして、ぜひ、上川大臣、引き継いでいただきたいというふうに思うわけでございます。  あわせて、法執行については、テロという性格、側面...全文を見る
○西田委員 あわせて、先ほど参考人、これは意見の違う両参考人が意見が一致したわけでございますけれども、この法律をきちんと運用していくためには、やはり捜査手法、捜査手段についてある程度広げていく必要があろうと。潜入捜査といった例示もなされました。また、あわせて、人員の拡張、そういっ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  また、さきの通常国会での大臣答弁では、法務省として情報収集に積極的に努めてまいるといったことの中で、公安調査庁の能力そして機能を高めてまいりますと断言をされたわけでございます。今後どう機能が高まるのか、教えていただきたいというふうに思います...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  警察庁の方でも、さきのアルジェリアのテロを受けて、外事特殊事案対策官の新設であったりとか、国際テロリズム緊急展開班、そういったところの充実を図られているというふうにおっしゃっておりました。  連携をとおっしゃるんですけれども、大体、連携と...全文を見る
11月05日第187回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○西田委員 次世代の党の西田譲です。本日もどうぞよろしくお願いを申し上げます。  さて、きょうは、まず最初に、理事会の許可をいただきまして、一枚、資料といいますか写真をお配りさせていただいておりますが、実はこれは沖縄の辺野古の米軍基地の写真でございます。我が党の議員団が本年九月...全文を見る
○西田委員 ぜひ関心を持って見ていただきながら、やはり必要があれば、実際に付与された権限の中で、その権限を適正に行使するといったことも必要なんじゃなかろうかというふうに思うわけでございますね。  本来、昭和二十七年、公安調査庁が設置をされたその経緯を見れば、まさにこれを放置する...全文を見る
○西田委員 踏み込んだ前向きな御答弁、本当にありがとうございます。  今国会では、公安審査会委員の同意人事がたしか既に提案をされて、国会に出されているのではなかろうかと思います。二名の分でございますね。  私、昨年の通常国会でも質問させていただきましたが、この公安調査庁が持つ...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。昨年の答弁とほぼ一緒でございましたが、これは私、法務委員会に所属する限り、訴え続けていきたいと思っております。  我が国の防諜体制、カウンターインテリジェンスの機能を強化する意味では昨年の特定秘密保護法は大きな一歩前進でございますが、あわせて、...全文を見る
○西田委員 局長、ありがとうございます。  本当に、さまざまな違いが具体的に、しかも広範で、より深くあるわけでございますけれども、こういった、特例制度に当たると思うんですけれども、まず、どうして特別永住者という制度が与えられたのか、どうしてこういう措置がとられているのか、その背...全文を見る
○西田委員 これまでも、特に大きな見直しというのは、九一年、日韓の覚書を根拠としてなされているというふうに理解をしておるんですけれども、たしか当時、海部総理のときでございますね、海部総理、そして盧泰愚大統領との間で首脳会談がなされ、そして、当時、我が国は中山外務大臣であったかと思...全文を見る
○西田委員 ちょっと外れますけれども、私も、この日韓の九一年の覚書があって今日の特別永住という資格があると思っておったんですけれども、内訳を見てみますと、米国人、アメリカ人の方もしくはカナダ、そういった方々、もしくはその他の国といった方々が数百名程度、全体三十六万数千のうちの三十...全文を見る
○西田委員 急な通告にもかかわらず御答弁いただきまして、ありがとうございます。  この入管特例法でございますけれども、結局、やはり戦後処理といった背景といったものが当時あったことは十分理解をするわけでございますけれども、この九一年改正でも明記をされておりました、子々孫々にわたっ...全文を見る
○西田委員 この特別永住制度は、今、さまざまな議論がまた沸き起こってきているわけでございますけれども、私は、確かに制度疲労している部分もありますし、むしろそれ以上に大きな問題があるんじゃなかろうかというふうに思っております。  特に、子々孫々にわたってまでほぼ自動的に特別永住の...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  制度疲労といったこととあわせて、本当に、今後もそういった方々が常に自分の存在証明をしていかなきゃいけないような状況に置くことが果たしていいのかといった問題意識をぜひ御理解いただきたいというふうに思います。  あわせて、関連なんですけれども...全文を見る
11月07日第187回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○西田委員 次世代の党の西田譲です。本日もよろしくお願いを申し上げます。  さて、きょうは、裁判官の給与ということでございまして、これは憲法第七十九条あるいは八十条で、相当額を支給するというふうに明記されておりますし、また、検察官にあっては、準司法官的な立場ということも踏まえ、...全文を見る
○西田委員 人事評価ですから、これはやはり客観性と透明性が非常に大切な考え方だと思いますので、ぜひとも留意をしていただきたいと思うのと同時に、やはり、裁判官の方々にせよ検察官の方々にせよ、いわゆるエリート、優等生であるわけでございまして、優等生の特徴というのは、非常に上昇志向が強...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  それぞれの御答弁をお聞きしておりまして、本当に聖人君子のような、そういった方が果たしているのかというような印象を持つんですけれども、だからといって、これは決して諦めてはいけないことだと思うんですね。  我々政治家もそうなんですが、常に自問...全文を見る
11月12日第187回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○西田委員 次世代の党の西田譲です。どうぞよろしくお願いをいたします。  前回の質問で、特別永住制度についてお伺いをいたしました。その続きから本日は入らせていただきたいというふうに思っております。  先ほども、問題意識を共有していただいた、切り口は違うのでございますが問題意識...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  まさにこの元凶でございますね、一九九一年、日韓法的地位協定に基づく協議の結果に関する外務大臣の覚書というものがあるわけでございます。それがある以上、日本はそれを一方的に破棄するなんという野蛮な行為をする国ではないわけでございますから、法務省...全文を見る
○西田委員 これでは、出入国管理というよりも、入国管理局という名前を改めて、入国放任局になった方がいいわけでございますね。やはり、我が国の外国人の在留状況の把握といったものがなぜきちんとなされていないのか、当たり前の問題意識だと思うんです。  これは別に特別永住制度に限ったこと...全文を見る
○西田委員 これまではそうだったかもしれませんが、これからはぜひやっていただきたいというふうに思うのでございますけれども、いかがでしょうか。
○西田委員 やっていないというところから、今後は慎重に考えたいと、ちょこっと進んだわけでございます。  もう一歩ぐらい進んでいただきたいというふうに思うんですね。何も法治主義を逸脱して行政をせよということを言っているわけじゃないわけでございます。必要と考えられる範囲で情報を把握...全文を見る
○西田委員 わかりました。現行法の範囲内で慎重にこれから管理をしていただくことを求めたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  続いて、ジェノサイド条約について伺いたいというふうに思います。  これは、昨年十一月の臨時国会で、ちょうど一年ほど前になりますが、指摘をさせてい...全文を見る
○西田委員 一年前の稲田刑事局長の答弁は何だったのかという思いでございます。  もう一度確認しますけれども、岸外務大臣が、昭和三十二年、研究中と答弁されて、去年までの五十六年間、法務省は外務省からこの集団殺害に対する共同謀議についての刑法上の考え方について一度も協議の要請がなか...全文を見る
○西田委員 残念でございます。国会での質問、そして答弁、こういった議論を建設的にやっているつもりでございますが、結局、何だったのかという思いでございます。  谷垣大臣もこう答えていただいているんです。日本が国際社会の中で生きていく上でも極めて大事なこと、そして、この条約締結の必...全文を見る
○西田委員 ありがとうございます。  決して、このジェノサイド、もう遠い昔の過去のことということではございません。中国のダルフールの問題、これもジェノサイドの可能性ありと指摘をされているわけでございます。近年に至っても、ルワンダでのフツ族とツチ族、これこそジェノ、種族を根絶やし...全文を見る
○西田委員 いや、それはわかります。そういったものが総量的にどの程度あって、救済事件としては、法務省がかかわってそういうふうな救済活動をどの程度されたのか。そういったことについて教えていただきたいと思います。
○西田委員 ありがとうございます。  法務省として、女性の人権救済といった中で、まず、その種類として、やはりDVであったりストーカーといった例示がされました。四千件が実際に取りかかっていらっしゃるということでございます。  逆に、そういったことについて、何か立法府として、何か...全文を見る
○西田委員 何か立法措置が必要ということであれば、これは、これまでも議員立法がありましたし、もしくは政府提案ということでもありましょうが、ぜひとも共有をさせていただいて、女性が輝くといったことのために必要な立法措置を立法府としてやはりきちんとやっていかなきゃいけない、これは当然の...全文を見る