西博義

にしひろよし



当選回数回

西博義の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第142回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○西委員 大臣、大変に御苦労さまでございます。あと二時間でございますので、頑張っていただきたいと思います。自由党の西博義でございます。  先ほどから、ナイフ等を用いた中高生による事件に関して、既にさまざまな議論が出ております。文部大臣は、先ほどの所信の中でも、「学校と家庭、社会...全文を見る
○西委員 先ほどの所信を拝聴しておりましたが、大臣はその中で、四つの重点項目を挙げられました。その内容は、一つ一つ異論はないのでございます。全く同感なんですけれども、実は、この四項目のうち三項目にわたって、詳細は中教審だとか審議会というようなことが結論のようなお話を承りました。当...全文を見る
○西委員 先ほどの所信の中にもございましたが、中高一貫教育制度が今回法案として審議されるわけですが、細かいことはまたそのときに御質問申し上げたいと思います。  一点だけ確認をさせていただきたいと思います。  最近、教育改革の一環として、この文教委員会でも種々の法案が審議をされ...全文を見る
○西委員 今若者にとって一番の人生の岐路というのは、やはり中学校から高校に入るときだと言われているのですね。先ほどから議論がありますように、九七%が進学をするのですが、ここでどの高校に行くかということによって大きく自分の人生が決まってしまうということが事実上行われる段階なのだと言...全文を見る
○西委員 ありがとうございました。私も、趣旨は、調査書が悪いというのではなくて、根本は、調査書にまつわる教師と生徒との間の不信感の問題だと思っております。  そういう意味では、一発勝負が悪いという議論はもともとあった話ですから十分理解をしているのですが、その不信感をやはり払拭す...全文を見る
○西委員 先ほどもちょっと議論があったのですが、通達の件でございます。  今までどちらかというと、文部行政の中では通達を中心にコントロールしていくと言ったら語弊があるのですが、たくさんの通達が各教育委員会また地方自治体に対して発せられていると思うのですが、どちらかというと、その...全文を見る
○西委員 意外に少ないのですが、その他膨大な資料は常に地方と中央の間では往復をしている、こういう認識でよろしいのだろうと思います。  先ほどから、もっと規制緩和の事実を地方に知らせろ、私もそういう意味でのサービスは全く賛成でございまして、教育委員会を中心とした地方がもっと意識を...全文を見る
○西委員 文部省の調査にこういうのがあるのです。「幼児・児童・生徒の学校外活動実態調査報告」、こういう調査があるのですが、平成六年の調査では、休みとなった土曜日の活動内容がどういうことになっているか、生徒の調査です。  中高生ともに、部活動それから近所での遊びや運動、散歩、こう...全文を見る
○西委員 先ほどの生徒の動向、また希望も問題なんですが、実は、毎週毎週二日間休みになるということで、私たちがある程度希望している土曜日の実態がこうであると同時に、また日曜日も同様、いや、それ以上にやはり自由な時間を過ごしていくということになるのではないかという危惧を抱いております...全文を見る
○西委員 現実は、月二回学校週五日制が実施されているわけですが、現状の調査がございます。これは文部省が平成九年の九月に行っているわけですが、これでは、現行の指導要領というのは完全に六日制のもとでの指導要領ですが、このもとでの隔週週五日制を行ったところが、授業時数は確保できたが、学...全文を見る
○西委員 ついでに、教育課程のことについて、高等学校のことなんですが、義務教育を終えて後のことでもありますし、私は指導要領をかなり簡素化してもいいのではないかというふうに思っております。完全になくすということは無理でしょうから、そういう必要はないのですが、相当程度、廃止というのは...全文を見る
○西委員 最後に、ゆとりのある教育ということだけではなくて、今さまざまな問題が噴出している中学校の問題に対処するために、私は、特に中学校において早急に三十人学級の実現を図っていくべきだ、こう思うのです。  カリキュラムと同時に、やはり手厚い先生の配置をしていく。もちろん、チーム...全文を見る
○西委員 どうもありがとうございました。
03月18日第142回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○西委員 自由党の西博義でございます。私は、国立学校設置法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、特に高等教育の改革等について、大臣並びに関係の皆さんに御質問申し上げたいと存じます。  今国会、中央省庁等改革基本法案が提出されております。その中で、国立大学の改革が盛り込まれて...全文を見る
○西委員 独立法人化がいわゆる定型化をイメージしているのか、もっと自律性を高めるための独立法人化かという議論が根底のところであるんだろうと思うんですが、そのことを視野に入れまして、場合によっては、これはすべてを一律に独立法人化するということではなくて、例えば、地域における大学の配...全文を見る
○西委員 大変積極的な大学改革に関する大臣の御所見をちょうだいいたしました。  先ほどちょっと議論になりましたけれども、次に、大学院のことについて若干御質問を申し上げたいと思います。  大臣は、先ほど申し上げました昨年十月の大学審においても、このようにおっしゃっておられます。...全文を見る
○西委員 このことに関しまして、文部省の統計資料の学校基本調査、統計がずっと並んでいる資料がございますが、これを過去五年間ほどずっと眺めてみました。この中で、大学院を卒業した後にどういう進路をたどっているかということを追跡したわけですが、大きく分けて三つのポイントが挙げられると思...全文を見る
○西委員 時間が残り少なくなってまいりましたが、最後に、大学の総枠のもう一つの視点として、社会人の皆さんの枠と外国人の留学生のことについて御質問をしたいと思います。  大学改革において、特に大学院の改革という面においては、留学生と社会人の受け入れというのは大変重要な施策だという...全文を見る
○西委員 終わります。
05月07日第142回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○西委員 自由党の西博義でございます。  きょうは、早朝より六人の先生方、本当に熱心な意見発表並びに質疑に対する御答弁をちょうだいいたしておりまして、心から感謝申し上げたいと存じます。  私は、今回のサッカーくじの議論に入る前に、今の教育を取り巻く状況についてちょっと私の考え...全文を見る
○西委員 次に、岡部参考人にお聞きをしたいと思います。  日ごろからPTAの活動については大変御尽力をいただいていることに感謝したいと思います。  そんな中で、私、今申し上げましたように、実情はなかなか社会として子供たちを受け入れられない状況、むしろそういうスポーツの方面だと...全文を見る
○西委員 思いは当然同じことだと思いますが、私、この法案をお聞きしたときに、実はそういう意味でやはり新しい社会の形態をつくっていく必要が絶対にあるだろう、これから特に。そこを特に強調、自分自身としては、そういう方向にぜひとも活用していただきたいと思って賛成の立場で今おるわけですけ...全文を見る
○西委員 時間も差し迫ってまいりましたので、金子参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほどから、子供の育成を通して大変立派な人材を発掘されている、また育成されているということをお伺いをしました。大変すばらしい御活躍をされていると思います。スポーツを通して人材が育成されるという...全文を見る
○西委員 時間が来たので、終了させていただきます。ありがとうございました。
05月08日第142回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○西委員 私は、自由党及び自由民主党を代表して、スポーツ振興投票の実施等に関する法律案外二法律案に対し、賛成の立場から討論をいたします。  まず、我が国のスポーツ振興政策及びそのための財源確保策について、長年にわたり慎重かつ真摯な検討を重ね、本法律案を提案された発議者初め衆参両...全文を見る
05月20日第142回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○西委員 学校教育法等の一部改正案について、大臣に御質問申し上げたいと存じます。  この質問に先立って、まず教育改革、それから中高一貫教育制度に対する私の基本的な考え方を大臣に申し述べたいと思います。  先ほども池坊委員と、中学校から高校の進学に関する事柄で大変興味深い議論が...全文を見る
○西委員 大変前向きな熱心な御答弁、ありがとうございました。  さて、現在、重点的に改革を求められている教育の分野では、特に中等教育ということになるのではないか。その一環として、今回の中高一貫教育のことも提案されているのではないかというふうに理解をしております。  そういう意...全文を見る
○西委員 大臣、職員ラウンジと非常に近い計画があるように今お伺いしたのですけれども、あくまでも何か職員に固定されているような、職員室の延長線上のような感じがするのですけれども、もう少し自由度を持った発想というか、生徒も自由に出入りできるというような環境ができないものか、ちょっとお...全文を見る
○西委員 そういうところから少しずつ先生と生徒の間のギャップが埋まってくるのだろうなと私も思います。前向きにまた施策の方お願いを申し上げたいと思います。  続いて、先ほど申し上げました三十人学級、前回もちょっと申し上げたのですが時間切れになりまして、改めてもう少し議論を展開させ...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  統計数字ですので多少の変動はあろうかと思いますが、大ざっぱにはそんな程度の数字になろうかと私どもも考えております。  そこで、今度は学級の規模と教育の効果についてということ、これは議論がさまざまあるのですが、私自身二十年教えておりまして、大...全文を見る
○西委員 次に、三十人学級の実現の最大の支障というのは先生方の配置の問題だろうと思うのです。定員が実にたくさんふえるということだろうと思うのですが、これについても、実はこの学校基本調査によりますと、公立中学校のクラスの数がございまして、先生方の数がございます。正の担任ということだ...全文を見る
○西委員 次に、第七次の定数改善計画、今若干大臣の方から御答弁いただきましたが、私の方で、ぜひともこういう考えも取り入れていただきたいという部分がございます。ちょっと申し上げてみたいと思います。  学校制度が戦後五十年、硬直化、また疲労してきたということが言われておりますが、疲...全文を見る
○西委員 さて、また中高一貫教育制度について話題を戻したいと思いますが、特に私は、地方が抱える問題を中心に大臣に御質問を申し上げたいと思います。  大臣の地元の選挙区にも若干この地方的なところがあると思いますので感覚はおわかりいただけると思うのですが、まず地方は、今の状況でも高...全文を見る
○西委員 よくわかりました。  もう時間がなくなってしまいましたので、もう一つの資料をごらんいただきたいと思います。  大体田舎ではこういうことになっておると思うのですが、高校が二つないし三つ、その下に中学校、これは三つありますが、こういうタイプ。私は、これは和歌山最南端の新...全文を見る
○西委員 時間が来ましたので、最後に一つだけ大臣に御質問申し上げたいと思います。  今ごらんいただきましたように、中高一貫校、特に人口の少ない、また地理的な制約がある地方においては、設置をする場合に、種々やはり考えていかなければならないことがあるというふうに思います。こうしてみ...全文を見る
○西委員 ありがとうございました。  中等教育の改革のために、大臣、思い切った決断をお願いして、質問を終わりたいと思います。
○西委員 自由党の西博義でございます。  本日は、四人の先生方、大変お忙しいところ、また遠くからおいでいただいた先生もいらっしゃいますが、ありがとうございました。順次、初めにお一人ずつお伺いをしてまいりたいと思います。  初めに、木村先生の方からお願いいたします。  中教審...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  もう一つの観点は、選択の幅を広げるというふうにおっしゃいました。これは、小学校六年から中学校に進学するに当たっての二通りの考え方、従来の中学校に行くか中高一貫校に行くかという意味でのことだと思いますが、二つのことをこれに関して申し上げたいと思...全文を見る
○西委員 もう一つは、これも議論になったかと思いますが、五ケ瀬の場合は今県下で唯一の学校として発足しております。当然、遠距離のところから来ておりますので、全寮制という形をとっております。  私は、実は工業高専に二十年間勤めておりまして、いわゆる全寮制の学校でございましたけれども...全文を見る
○西委員 続きまして、黒沢先生にお伺いを申し上げたいと思います。  先ほどの先生の御意見を種々お伺いいたしまして、私も賛成なところが大変多いのでございますけれども、今回の中高一貫の制度を当てはめるに当たって、私の気持ちとしては、すべてを中高一貫にするということは必ずしも必要はな...全文を見る
○西委員 その考えは私も決して否定するわけではないのですが、私は、もう一つの前提、申し忘れましたけれども、すべての方が高校に入学できるというその保障がもちろん一方では欲しい。連携の問題とか併設の問題とかそういうものを通じて、既存の中学校、高等学校も、やはり最低限、高校に行きたい人...全文を見る
○西委員 全く同意見でございます。障害者の問題も、午前中、私からもこの委員会で指摘させていただいたところでございますが。  続いて、五ケ瀬中学・高校からおいでいただきました岩切先生にお尋ねをしたいと思います。  先ほど申し上げましたように、私も、そういう寮を併設する学校で、五...全文を見る
○西委員 非常に難しいところだと思うのですが、これはちょっと原則を外して、木村先生にもちょっとこの関連で。  六年制なんですが、一つの学年の規模、この辺についての議論はございましたでしょうか。今、一学年でずっと六年まで上がっているのですが、私はもう少しあって、少しクラスが交換さ...全文を見る
○西委員 再び岩切先生にお願いしたいと思います。  先ほどからちょっと議論があったところですが、選抜方法の、特に第一次の選抜、第二次はくじだというふうにお伺いしましたが、そこで一番重視されている面というのは何でございましょうか。
○西委員 時間ももうあとわずかになってまいりましたので、糀谷先生に最後にお尋ね申し上げます。  先ほどから高校の全入に対する保障、生徒たちが安心して、進学に対して自信を持てるというか、冷や冷やすることなく勉強ができるようにという前提のお話がございました。全く私も賛成でございます...全文を見る
○西委員 ありがとうございました。
05月21日第142回国会 衆議院 本会議 第41号
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○西博義君 私は、自由党を代表しまして、ただいま趣旨説明のありました感染症の予防と患者の医療に関する法案等二法案について、橋本総理大臣、小泉厚生大臣に質問をいたします。  まず初めに、感染症対策における危機管理の観点から質問をしたいと思います。  我々は、阪神・淡路大震災、日...全文を見る
05月22日第142回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○西委員 再び文部大臣に御質問申し上げます。  まず初めに、大きな内容で、先ほど安住委員からも若干質疑がありましたけれども、総理大臣からも六大改革ということで、教育改革が大変重要な政府としての方針であるという中で、教育改革の推進方法についてまずお伺いを申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○西委員 続きまして、高校改革の推進状況についてちょっと申し上げたいと思います。  今、中高一貫教育を推進するに当たって、中学校部分につきましては義務教育ということもあり、余りバラエティーに富んだものには実態的にはなっていない。それに先立って高校の部分が随分文部省も努力されて改...全文を見る
○西委員 先日の文教委員会で、今回の中高一貫校を設置するに当たって地方が直面するさまざまな課題を大臣にお尋ねいたしました。  そこで、一つは、既存の公立中学校が一つしかない場合、自治体は中高一貫校を設置できない、今回の法律ではそういうふうになっておるわけでございます。二つ目には...全文を見る
○西委員 大変明快なお答えをちょうだいいたしました。  本当にこの中高一貫制度というのは使いようによってはいろいろな可能性がある、考えれば考えるほど、現場の教育委員会の皆さんがいろいろなことを可能性としてお考えになると思いますが、その一助となればと思って、いろいろなケースを今お...全文を見る
○西委員 具体的なことを細かくお教えいただきましてありがとうございます。  時間ももうほとんどございませんので、最後に、今までずっと皆さん方の中で大変気にされてきたことは、中高一貫を行うことによって受験が低年齢化する、こういうことでございます。  前回の大臣の答弁をお聞きして...全文を見る
○西委員 どうもありがとうございました。