西博義

にしひろよし



当選回数回

西博義の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○西委員 文部大臣、お疲れでございます。よろしくお願い申し上げます。公明党の西博義でございます。  私、久しぶりに、一般質疑といいますか、全般的なことについて質問する機会を与えられましたので、文部大臣に御見解をお伺いしたいと思いまして質問させていただきます。  今回質問をさせ...全文を見る
○西委員 全く私の考えとも合致しているという意味ではありがたい御答弁だと思います。  さらに、ホワイトヘッドはこういうふうに言っているんです。致命的なつながりのなさを特徴とする現代のカリキュラム、これは現代のカリキュラムがどうであるかということは別として、八十年前のイギリスのカ...全文を見る
○西委員 先月の二十五日ですが、教科書検定調査審議会が、小中学校で使う教科書の記述を基礎的、基本的な内容に厳選する、こういうことを決めたということを新聞でも拝見しました。  私は、この教科書のあり方について、先ほどからの議論も若干あるのですが、スリム化ということを言っているので...全文を見る
○西委員 私、今までこういう内容、つまり、教育とはとかいうことを何回か御質問申し上げましたが、なかなか答えがあってないような問答でございまして、そういう意味では、明確な目的、子供を教えるということの目的、それから目標、改革の姿というのは、なかなかはっきりとは出てまいりません。これ...全文を見る
○西委員 時間がもうほとんどなくなると思いますが、最後に、同じくホワイトヘッドの言うことなんですが、そのまま読ませていただきます。  学校こそ教育の基本単位だというとき、私は、学校より大きな単位も、小さな単位もないのだという意見を正確に伝えようとしているのです。どの学校も、その...全文を見る
○西委員 どうもありがとうございました。
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○西分科員 公明党の西博義でございます。よろしくお願いいたします。  本日は、これは数年前から大変重要な政策課題となっております理科教育の振興、これはもう文部大臣、もっとも今までも大臣になる以前からお取り組みされた内容だと思うのですが、それともう一つは、パソコンのできる教員の養...全文を見る
○西分科員 先ほど申し上げましたように、かなりのスピードでこれを仕上げていかないと実際には効果はないのではないかということが前の委員会の議論でもございました。この整備事業、今の段階で文部省としてはどのように評価をされているのかお聞きをしたいと思います。
○西分科員 この問題については以前にも質問をしたことがあるのですけれども、その際に文部省が言っていたことは、五カ年で各都道府県に最低一カ所はつくりたい、こういう前向きなお話でございました。最低それくらいのペースでやらないと、この理科教育の課題を短期間に克服することはできないのでは...全文を見る
○西分科員 ということは、毎年ほかの費目で使って、また新たに予算計上、毎年度やるということでございますね。はい、わかりました。  当初から私の疑問は、このペースでは難しい、なかなか実効が上がらないのではないかということで、当初は、バスに機材を積み込んで各学校を回って、そしてあま...全文を見る
○西分科員 確かに、大臣がおっしゃられますように、今のこのセンターの事業だけではなくて、既存の多くの施設があります。それと学校教育との関連を総合的にもう一度見直してみる、既存のものも含めて。これは大変重要なことだと私も思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、理科...全文を見る
○西分科員 では、次に、情報関係にちょっと話題を移したいと思います。  まず初めに、教育情報化推進指導者養成研修という項目がありまして、各都道府県、それから教育会館、教育センター等で研修をされているようです。毎年二千人というふうに伺っておりますが、この研修の評価。  それから...全文を見る
○西分科員 目標も明確に定めておられるわけですので、精力的な取り組みをお願いしたいと思います。  さて、平成七年度から教育用ソフトウェアライブラリの整備という事業がありました。数年にわたって予算がついたのですが、この本来の目的は、学校関係者に対し学習活動に必要、最適な教育用ソフ...全文を見る
○西分科員 私は、この問題について、平成七年、平成八年の二度にわたって文教委員会で提言を申し上げました。この事業の代替案として、オンラインによるソフトウエアを提供するということでございます。わざわざ教育会館とかそれから教育センターに行って、そしてソフトを手にとってそこでいろいろ調...全文を見る
○西分科員 時間が参りましたが、きょうは、理科教育とコンピューターの教育の問題のここ数年間の政策課題に対する文部省の施策とその数年後の実態について少し比較をさせていただきました。  やはり、政治というのはある程度の時間がたてばどういう状況になっているかということを常に見ながら修...全文を見る
03月04日第145回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○西委員 公明党の西博義でございます。大臣、大変お忙しいところを御苦労さまでございます。  午前中、危機管理に関する質疑がございまして、その方向としては、特に災害の復興ということなどを中心に詳細な質疑がございました。私は、どちらかというと、その手前の初動段階のことについて大臣と...全文を見る
○西委員 私も、やはりだれが担当ということをあらかじめ決めておいた方が、責任の所在もはっきりするし、その方がいいんじゃないかというふうに思っております。  次に、一月の二十六日、「中央省庁等改革に係る大綱」という書類が発表されました。その別表として「府省の官房及び局の名称及び主...全文を見る
○西委員 非常に明快なお答えをいただきましたけれども、内閣府に置く組織としての防災関係のセクションと、それから依然として非常災害対策本部が持っている省庁の、いわば国土交通省の防災の災害対策のセクションと、二つどうやらできてくるのかな、今大臣のお話を聞いてそう思うわけですが、そのま...全文を見る
○西委員 阪神大震災、それからタンカー事故で問われた最大の問題点は、初動段階の国の即応態勢をいかにするか、こういうことだったように思います。特にタンカー事故の場合は、そもそもは民間の事故ということでございましたので、国の緊急時計画で、非常災害対策本部の権限はおろか、位置づけも一時...全文を見る
○西委員 時間が参りました。以上で終わりますが、非常に丁寧かつ正確にお答えいただきました。しっかりと防災の初動体制ができ上がりますように、御活躍をお祈りしております。  以上で終わります。
03月19日第145回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  本日は、日本学術振興会法一部改正案に関連して、まず初めに大臣に、科学技術並びにその研究に関しての全般的なことについて御質問を申し上げたいと思います。  今世紀に入りまして急速な発展を遂げた科学技術は、来世紀にはさらに自然、社会、または...全文を見る
○西委員 大臣の、バランスのとれた学問、自然科学だけではなく人文科学、社会科学というのは、大変重要な御指摘だと思います。  続きまして、文部省は、科研費の補助事業、それから傘下の振興会が行っている未来開拓学術研究推進事業、これを研究への補助事業として今行っております。目的は、あ...全文を見る
○西委員 今までの科研費等の研究的な側面は確かにそうだと思うんですが、私は、さらに申し上げたいのは、文部省そのものが課題としている問題を、例えば先ほど申しましたいじめだとか不登校だとか、これは自然科学の問題ではなくて、いつ、どこで、だれがやっても同じ答えが出るという性格のものでは...全文を見る
○西委員 たびたびこのことで申し上げるのは失礼なんですけれども、そういうルーチン的なことではなくて、もう少し戦略的に、やはりもっと対象を広く日本の英知に呼びかけて課題を解決するということであれば、さらに国民の皆さんは、文部省は、本当に取り組んで何とかしたいと心から積極的に考えてい...全文を見る
○西委員 このことについては、また追って議論をさせていただきたいと思います。  続きまして、現在、我が国は、科学技術の研究成果を蓄積し活用しようとする大きな流れができてまいりました。平成八年度から本格的に始まりました競争的研究資金制度、それから、技術移転機関をつくるために大学等...全文を見る
○西委員 ありがとうございました。  特許のルールというのが各省庁によって若干異なっているように思われます。私は、今科学技術庁からお話がありましたように、最高五〇、五〇というお話がたしかあったと思うのですが、これをやはり今後の流れとして国の共通のルールにすべきではないか、そう思...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  時間が迫ってまいりましたが、次に、具体的に特殊法人日本学術振興会のことについてお伺いをしたいと思います。  この振興会は、研究者養成事業、それから学術の国際交流事業、それから学術情報事業などをもともと主な事業内容にしておりましたが、平成八年...全文を見る
○西委員 時間が来ましたので終わります。  学術振興会は今後ますます重要な役割を果たすと思いますので、その充実方をよろしくお願い申し上げます。  終わります。
04月16日第145回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  きょうは、四人の先生方、お忙しい中、当委員会においでいただきまして、貴重な御意見をちょうだいいたしまして、ありがとうございました。  今回のこの法案の中で、一つの大きな特徴は、運営諮問会議という形で外部に開かれた大学を目指すということ...全文を見る
○西委員 次に、中嶋先生にお伺いしたいと思います。  私も全くそうだと思います。外に向かってもっと開かれないと、大学の中だけの当然の議論が社会とは非常に隔絶しているということ、私自身も小さな工業高専で二十年教えてきたのですが、その世界と、ここに来まして議論が随分違うなと。システ...全文を見る
○西委員 全く同感でございます。むしろ積極的にやられる方が国民との距離が、また信頼感が強くなるのではないかというふうに思っております。  それから、先生にもう一つ、お話しいただいたことに即しての御質問なんですが、意思決定に大変時間がかかる、これは経験してきたことで、もう全くその...全文を見る
○西委員 次に、梶田参考人にお伺いをしたいと思います。  梶田先生は、大阪大学、京都大学の時代に、成績評価ということに大変長い間真剣に取り組まれていたようにお伺いをしました。これは非常に難しい問題ですけれども、大変重要なことを含んでいると私は思います。  例えば、今回、三年以...全文を見る
○西委員 次に、立川先生にお尋ねをしたいと思います。  先生は、愛媛大学のころから随分環境問題に取り組んでおられて、すばらしい業績を上げておられるなと、私も化学でしたので、個人的に遠くから存じ上げておりました、個人的なことですが。  今、学長として頑張って改革に取り組まれてお...全文を見る
○西委員 中嶋先生にお伺いをしたいのですが、今この議論の中で、開かれた大学、先生はさらに、国際的な立場の大学ということを大変強調しておられましたけれども、私は、そういう個性化の時代にあって、これから大学をどういう方向に持っていくか。もう少し具体的に言いますと、経営というような、ち...全文を見る
○西委員 同じ質問を、梶田先生もし御意見がございましたら、今の運営、経営という面での、教官の考えと同時に、行政のサイドとしてどういうふうにこれから先、体系化していけばいいのかということについて御所見を賜りたいと思います。
○西委員 大変有益なお話をお伺いしまして、ありがとうございました。  終わります。
04月22日第145回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○西委員 公明党の西博義でございます。よろしくお願い申し上げます。  学校教育法等の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。初めに、情報公開のことにつきまして御質問いたします。  昨年の三月十八日のこの文教委員会において、私は、行政改革の一環としての国立大学の独...全文を見る
○西委員 そのことがまた開かれた大学の第一歩になる、このように考えております。  次に、女性教員の採用、昇進の問題についてお伺いをしたいと思います。  大臣も、学長時代人事にもタッチされていたし、また東京大学の状況についてもよく御存じだと思うのですが、大学運営の不透明さの問題...全文を見る
○西委員 ぜひとも積極的な取り組みをお願いしたいと思います。  次に、評議会、教授会の間の連携のことについて、先日来随分いろいろな議論がございました。参考人の先生方からもいろいろ御示唆をちょうだいいたしました。  大学が、今これから大きく変革をしていく際に、一つの大きな有機的...全文を見る
○西委員 大臣の御答弁、まさしく常識的でそのとおりだというふうに思っております。  やはり、硬直化した大学運営ではなくて、もっと全学で学長を守り立てていくといういい意味でのシステムをつくっていっていただきたいなというふうに思います。  それから、ついでなんですが、評議会のこと...全文を見る
○西委員 大学の組織のあり方について、これもちょっと私参考人質疑のときにも申し上げたのですが、今教官組織の整備をしておりますが、行政の組織も引き続いて整備をすべきだ、こういうふうに思っております。  日本では、職員や事務職というと、どちらかというと外国でいうクラーク、セクレタリ...全文を見る
○西委員 そろそろ時間が参りますので、最後に三年生の卒業の件について御質問申し上げます。  これはもう大臣御経験のことだと思うのですが、先ほどから議論がありましたように、大学の単位を修めた上で、さらにそれが優秀な成績で百二十四単位修得したという条件が入るわけですが、実は、理科系...全文を見る
○西委員 ありがとうございました。  終わります。
05月14日第145回国会 衆議院 商工委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  初めに、民主党の皆さん、大変御苦労なされて対案を提出されました。先ほど来、そのことに関して聞きながら、大変な御苦労に対して敬意を申し上げたいと思います。残念ながら、時間の都合もありまして、きょうは私は内閣提出の法案についてのみ両省庁から...全文を見る
○西委員 そういう意味では、製造業の主な所管大臣でいらっしゃる通産大臣も、先ほどの環境保全上の支障の未然防止ということに対して事業者の自主的な管理の改善を通して協力をするという、この二つの両省庁の関係が車の両輪のごとく相まって新しい今回の法律の万全性が期されていくのではないかとい...全文を見る
○西委員 続きまして、第一種指定化学物質と第二種指定化学物質の相違点についてお伺いしたいと思います。  この法案によりますと、第一種指定化学物質はPRTRとMSDS、この両方が対象となる。それから、第二種につきましてはMSDSのみが今回適用される。この違いがあるようです。このM...全文を見る
○西委員 今の答弁からしますと、第一種が大体二百ないし三百、それから第二種、一種がダブりますからその差し引きで百から二百程度というふうに大まかには考えていいのではないかと思いますが、何か御意見がありましたら。
○西委員 ありがとうございました。では、次に進ませていただきます。  先ほどの質問にも申し上げましたように、この法律は、環境の保全上の支障を未然に防止する、こういう側面から、事業者の負担はもちろん考慮する必要はございますけれども、可能性のある化学物質をできるだけ多く選定するとい...全文を見る
○西委員 再三申し上げるのですけれども、未然防止なんですね、未然防止。もちろん、毒性のないものまでリストアップする必要は何らございません。  しかし、疑わしいものも未然に事前にやはりリストアップをして、その動向、増加の傾向、ましてや排出、移動の傾向というものを調べていってこそ今...全文を見る
○西委員 大体の輪郭がわかったように思います。  次の項目に移らせていただきます。  新しい化学物質の出現や、化学物質の影響に関する研究の進展にあわせて、対象物質の見直し、これは随時行うということは当然のことだと思います。  この法律案では、施行後十年を経過して検討する。先...全文を見る
○西委員 時間がだんだんとたってきましたが、次の内容に進ませていただきます。  次に、先ほどからも議論があります届け出先の問題でございます。  私は、事業者の立場に立って考えてみたときに、届け出の窓口は都道府県の方が便利だ、これはもう午前中からいろいろな議論もあったようですが...全文を見る
○西委員 中央ですべて計画どおりにいけば、私はそれ以上のことはないと思います。しかし、そんなたやすいことは実際には起こらないだろう、提出も大変これは率が悪くなるだろう。もちろん、その分は都道府県が努力せよということでしょうけれども、やはり、でき上がったものをこれですよと見せられて...全文を見る
○西委員 時間がもうございませんので、最後に一言だけお願いしたいと思います。  先ほどから、従業員の規模約二十人というのが大体見えてきたように思いますが、それはそれでもちろん、私もパイロット事業のグラフを見せていただきますと従業員が少なくなったからといって取扱量が減るわけでは決...全文を見る
○西委員 どうもありがとうございました。
05月28日第145回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  私は、まず初めに災害対策一般に関して若干の御質問をさせていただき、次にコンピュータの西暦二〇〇〇年問題について質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、建設省にお願いしたいのですが、本年の一月に、建設省など五省庁が、高齢者や...全文を見る
○西委員 ぜひとも、早急に積極的な対応をお願い申し上げたいと思います。  今御説明がありましたけれども、私としては、現行では治水事業それから急傾斜の崩壊対策事業、これはそれぞれ第九次とか第四次とかいう計画的な事業が行われておりますが、それとは別枠でこの事業のための予算を確保して...全文を見る
○西委員 きのうも実は地元の町長さんがおいでになって、ある体の不自由な方のお話になって、どこそこにこういう方がいらっしゃる、こういう具体的な話を、やはり地元の方はよく存じていただいております。  そんな意味で、意識さえあれば、私は、こういうことが起こったから、まずあそこにという...全文を見る
○西委員 多様な可能性をぜひとも考えていただくということで提案を申し上げました。  次に、二〇〇〇年問題に移りたいと思います。  この問題につきましては、先ほどもクリティカルデートという話がありましたが、起こる可能性のある日はほぼ幾つか挙がっているのですけれども、その被害の程...全文を見る
○西委員 これがいわば国の防災の根幹ですので、万々一の遺漏のないようにお願いをしたいと思います。  次に、原子力発電所のことについて、先ほどもちょっと議論がありましたが、お尋ねしたいと思います。  この問題につきましては、昨年の十二月に財団法人原子力発電技術機構内に原子力発電...全文を見る
○西委員 今回の二〇〇〇年問題に関して、原子力安全委員会は、先ほどちょっとお話がありましたように、通産省から報告されて、それを受けたということをお聞きしました。それに対して、対処を徹底しなさい、こういうことのようですが、原子力安全委員会は、原子力に関する安全確保体制の充実強化とい...全文を見る
○西委員 原子力安全委員会があくまでも受け身で、出てきた結果を承認するというだけでは、私は、本来の安全委員会ができたときの趣旨ではないと思います。この二〇〇〇年問題が、省庁挙げて国として取り組んでいる限りは、やはり安全委員会としての方針、また安全委員会としての何らかの積極的な行動...全文を見る
○西委員 力強いお言葉でした。自治体自身も、大臣が今、国が責任を持つと言うことによって初めて、責任ある対応ができるのではないかと思います。  ぜひとも、最後まで頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。
06月08日第145回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○西委員 鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の一部改正案に関連して質問をさせていただきます。  生物の保護パラダイムはこれまでの種の保存から生物多様性へと大きく変換いたしました。平成七年十月、日本においても、生物多様性国家戦略を策定し、生物との共生を目指し、さまざまな施策に取り組んでお...全文を見る
○西委員 この移入種問題については、まず入り口における規制が最も大事だ、このように思うわけです。一たん入ってしまえば、あとは野生化させないように努力するか、優先的に駆除する、そんな対処の方法しかないわけですから、その段階になれば対処するには大変困難だ、このように思います。  外...全文を見る
○西委員 どうか積極的な働きをお願いしたいと思います。  続きまして、環境保全それから生物の保護に携わるスタッフのことについて、御質問を申し上げます。  環境をいかに守るかということは、これは大変重要な課題であります。しかし、この環境保全や生物の保護に携わるスタッフは、環境団...全文を見る
○西委員 さらに充実した環境行政を目指して、積極的な行政指導、また環境に対する保護を推進していただけるようにお願いをしたいと思います。  今度は、鳥獣保護についての具体的な内容に入っていきますが、今回の法律の改正のポイント、これは環境庁が三つ挙げております。まず一番目に個体数の...全文を見る
○西委員 国際自然保護連合のレッドリストというのがあるわけですが、ここに、ツキノワグマ、ニホンザルが危急種というふうに分類をされております。鳥獣保護法では、クマは狩猟鳥獣、こうなっておりますが、保護鳥獣にまずすべきだと私は思います。その見解をお伺いしたい。また、狩猟鳥獣から保護鳥...全文を見る
○西委員 これからお話し申し上げるのは、紀伊山地野生鳥獣保護友の会代表の東山省三さんにお聞きした話なんですけれども、平成八年四月二十九日、ゴールデンウイークの最中に、和歌山県と奈良県の県境付近の観光道路に、残飯の入ったビニール袋をくわえて一歳余りの子グマがあらわれました。休日のた...全文を見る
○西委員 先ほど紹介しました子グマは、人や車の近くに行けばえさにありつけるというふうにして野生を失ってしまったのですが、これは、本来なら子グマと一緒に行動すべきその母親が生後わずか十カ月でくくりわなにかかって殺されてしまったというのがまた悲惨な現実でございました。そのために一人で...全文を見る
○西委員 個体数管理の方法について一言御質問申し上げたいと思います。  千葉県では、平成三年に、一シーズン狩猟を解禁したことがあるそうです。そのときには、違反が多くて有害駆除に戻したということが報道されております。その後、シカが生息する市町村に管理ユニットを設置して、各ユニット...全文を見る
○西委員 時間がもう余りございません。最後、一問だけ。  今回の改正が、保護管理の方法について、現行制度とどのような関係になるかということをまず確認をしていきたいと思います。  動物の数を減少させる方法としては、狩猟と有害駆除、この二つがあるわけですね。狩猟には、一日当たりの...全文を見る
○西委員 終わります。ありがとうございました。
07月22日第145回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  持ち時間二十分でございますので、できるだけ早目に御質問を申し上げたいと思います。  梅雨前線の影響による大雨は、広島県を初め全国各地で土砂崩れや浸水など大きな被害をもたらしました。我が党も、被災に遭った広島県佐伯区を視察、調査をし、国...全文を見る
○西委員 視察されて早速の御指示、決断、大変にすばらしいことだと思います。ますます頑張っていただきたいと思います。  副大臣制ももうすぐ施行されるということで、大臣、発言の機会がもっとあればもっと御自身でお答えいただけるのに、官僚の皆さんが積極的に答えられるのはもったいないなと...全文を見る
○西委員 その次、土砂災害の対策について、さきの委員会で、建設省は、土砂災害危険地域にある災害弱者関連施設を、平成十一年度から五カ年計画で地すべりなどの対策を優先的に行っていく、こういう方針を打ち出していただいておりました。具体的には予算額二千億で千六百カ所という数字が出ておりま...全文を見る
○西委員 時間がもうなくなりましたので、もう少し予定した内容もあるのですが、飛ばさせていただきます。  今回の広島市の豪雨災害は、先ほどから話がありましたように、昼間のわずかな時間の、特に三時から五時までの二時間ぐらいの集中的な、記録的な豪雨によるということは間違いないことだと...全文を見る
○西委員 終わります。ありがとうございました。
07月23日第145回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  本日は、ダイオキシン類対策特別措置法に関連しまして、大臣並びに関係の省庁の皆さんに御質問申し上げます。  先日、ダイオキシン類対策特別措置法が成立して、いよいよ本格的にダイオキシン問題に取り組む枠組みがつくられました。この法律の施行に...全文を見る
○西委員 と申しますのは、法律ができて皆期待も高いんですけれども、きのうもちょっと環境庁の方に来ていただいて内情をお聞きすると、一つの装置、一億と言われていますが、その装置を購入して人をつけて、一年間に測定できるサンプルの数は四百が大体標準だというふうに言われております。といたし...全文を見る
○西委員 例えば総量規制という新しい手法がこの法律には入っているのですけれども、総量規制をかけるということだけとってみましても、やはり少なくとも一つの測定機器が要るのではないか。それだけの測定の体制をつくらなければ、総量規制といっても、結局実態もわからないままに経過していくのでは...全文を見る
○西委員 充実したダイオキシンの対策をお願いしたいと思います。  現在ダイオキシン対策は、ことしの三月末に策定されましたダイオキシン対策推進基本指針に基づいて着々と実行されているというふうに伺っております。私はこの基本指針に示されている方向性というのは大変立派なことだと思います...全文を見る
○西委員 大臣の積極的なリーダーシップをお願い申し上げたいと思います。  次に、一般廃棄物処理施設の整備のことについて御質問申し上げます。  この整備のことに関しましては、ここ一、二年大変な御努力をいただいております。最近の環境庁のダイオキシン排出抑制対策検討会の発表によりま...全文を見る
○西委員 今度は、事業所に設置されている未規制の小型焼却炉、先ほどもちょっと議論がありましたが、一問だけ質問させていただきます。  現在のところ、一時間当たり二百キログラム以下の小型の焼却施設には構造指針の基準がない、それからダイオキシンの排出ガス濃度を測定する義務もありません...全文を見る
○西委員 小さいものをどうするか、どの辺まで規制をかけるかということがあるんですけれども、同時に、やはり全くなくなるということは現実無理でしょうから、高性能の小型焼却炉の研究とか開発等もぜひともあわせてお願いをしておきたいと思います。  次に、焼却施設の構造基準、運転方法など維...全文を見る
○西委員 最後に、総量規制について御質問を申し上げます。  総量規制を実施するところは、基本的に、国または都道府県が決める大気の環境基準を上回る場合、さらにはそれに近い汚染状況のところだと思うんですが、都道府県知事は、排出総量の削減計画を策定して、そして総量規制の基準を決める、...全文を見る
○西委員 終わります。ありがとうございました。
10月19日第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第14号
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○西委員 引き続き御質問申し上げます。公明党・改革クラブの西博義でございます。  長官、御就任おめでとうございます。早速東海村のこの事故で、大変な精力的な御活躍だと思いますが、しっかり頑張っていただきたいということをお願い申し上げます。  私は、今回の事故で、先ほど長官からも...全文を見る
○西委員 年間の処理能力が三トンということでございますが、「もんじゅ」が今御存じのように停止をしております。「常陽」だけの状態でございますが、今おっしゃられたように、「常陽」の高速増殖炉用にということでしょうけれども、稼働している期間が大変短いということからすると、日本の再転換工...全文を見る
○西委員 私が申し上げたいのは、年間の稼働とかそういうことから考えますと、一般の軽水炉用の生産は順調にいっているんですけれども、ここはついでといいますか、採算を度外視して「常陽」のためにつくってあげよう、こういうことが実態なのではないか。これだけの経営収支を見ると全く採算に合わな...全文を見る
○西委員 それで安心をいたしました。最低限そういう事態になっているということは、うまくいっているんだろうと思います。  では、話を変えます。九七年六月三十日に改訂して十月二十七日に発行されたジェー・シー・オーの作業手順書、いわゆる裏マニュアルというふうに言われていると思うんです...全文を見る
○西委員 廃棄するということはいいんですけれども、本当に焼却してしまうということは後々のためにも大変問題があると思うんですが、ぜひ、もう一度、この事件の全容を解明するためにも、もし可能性があるんだったらお探しをいただきたいというふうなことを要望しておきます。  改訂された操作マ...全文を見る
○西委員 そんな意味で、このジェー・シー・オーの作業手順書そのものが裏ですから、そういう事態も当たり前といえば当たり前なんですけれども、確かに窮屈なことをやっているという印象を受けてしようがありません。  これが本当に認められたのか。これはちょっと急ですけれども、これそのものは...全文を見る
○西委員 この件では最後になるんですが、先ほど、一般の原子力発電所用の再転換が主な作業だということですけれども、こういうふうな形で、硝酸ウラニルの水溶液の形、液状で出荷するというような手順は非常にまれなケースではないかというふうに思うんですが、これは特殊な作業工程になるんでしょう...全文を見る
○西委員 その段階で、この製造様式の変更プラス追加の、本当に小さな部分なんですが、追加をされているように思うんですが、その後の部分が会社にとっても大変難しいというか、今まで予定していなかったものですから、複雑になったのではないかという印象を私は受けました。  いずれにいたしまし...全文を見る
○西委員 ジェー・シー・オーに対する質問はこれで終わらせていただきます。  次に、科学技術庁への質問です。  私どもの党、公明党も翌日に早速派遣団を組織しまして東海村に行きました。村長さんにも会い、その当時の本当に緊迫した状況をお伺いしたわけですけれども、その後も、先週、公明...全文を見る
○西委員 日本はウラン資源が非常に少ないわけですが、エネルギー問題の一環として、このウラン資源の有効利用を図って、かつ将来のエネルギーの安定供給を目指す、こういう観点から、使用済み核燃料を再処理して、そして回収されたプルトニウムを利用していく、いわゆる核燃料サイクルを原子力政策の...全文を見る
○西委員 最後の質問になりました。時間がございませんので一つだけ質問をさせていただきます。  今回の事故で、東海村の村長さんが屋内退避を住民に呼びかけました。その際に、防災無線で呼びかけてくださったのですが、耳が不自由な方がいらっしゃって、事故の翌日までこの屋内の退避を知らなか...全文を見る
○西委員 どうもありがとうございました。
11月10日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○西委員長代理 松沢成文君。
○西委員長代理 菅原喜重郎君。
11月17日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○西委員長代理 次回は、来る十九日金曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時五分散会
11月19日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○西委員長代理 では、平野君、続行してください。
11月24日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○西委員長代理 山中あき子君。     〔西委員長代理退席、委員長着席〕
○西委員 公明党の西博義でございます。  総理大臣に御質問を申し上げます。  私は、現在審議されている原子力災害対策特別措置法案は、これまでの国の災害対策としては一歩進んだものである、こう評価をしております。災害対策の基本的な枠組みを定めております災害対策基本法は、災害への対...全文を見る
○西委員 時間がもうあと三分ということで焦っておりますが、少し順番を外しまして、最後に、将来の電気エネルギーのことに関連して質問をいたしたいと思います。  今、燃料電池が大変脚光を浴びております。この燃料電池の技術開発は大変時間がかかって、当初は実用化が二〇二〇年、またそれ以降...全文を見る
○西委員 時間が参りました。終わります。  ありがとうございました。
11月24日第146回国会 衆議院 科学技術委員会公聴会 第1号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  きょうは、四人の先生方に大変貴重な御意見、御提言をいただきまして、ありがとうございます。順番にお伺いをしてまいりたいと思いますが、初めに、能澤先生にお伺いをいたしたいと思います。  先ほどのお話の中で、スリーマイル島の事故以来、種々い...全文を見る
○西委員 特に、今回、オフサイトセンターという形で、いわば防災の拠点という形でしょうか、災害の対策の拠点にもなる、こういう形とか、避難訓練について具体的に定める、こういうことが決まっております。  先生も先ほど、防災訓練、避難訓練そのものが非常に悩ましい問題であるというふうにち...全文を見る
○西委員 続いて、村上公述人の方にお願いしたいと思います。  私も、事故翌日とそれからしばらくたって二度訪問させていただきましたが、村長さんの苦悩とまた決断というのは本当に大変なものだなということを感じてまいりました。今回このような形で法律としてでき上がっていく予定ですけれども...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  もう一つは、今回現実に事故の対策で遭遇された、村長さんが種々の決断をされる際の問題点が御自身からも表明されました。それに対応して、今回オフサイトセンターという形で、国、それから自治体、県も含めてでございますが、それから事業者一体となってこれに...全文を見る
○西委員 続きまして、森公述人にお願いをいたします。  先ほどのお話で非常に興味深かったのですが、私も実は、この試験棟というのは、実験室レベルがそのまま実用段階になったのかな、連続的な製造をしているわけではなくて、季節的にちょっと、片手間にと言っては非常に失礼ですけれども、そん...全文を見る
○西委員 時間が参りましたので、以上で終了させていただきます。ありがとうございました。