西博義

にしひろよし



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西博義の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第177回国会 衆議院 本会議 第4号
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○西博義君 公明党の西博義でございます。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十三年度地方財政計画、地方交付税法等の一部を改正する法律案、地方税法等の一部を改正する法律案、公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に関...全文を見る
02月18日第177回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  四人の先生方、貴重な御意見をちょうだいいたしまして、心から感謝を申し上げます。  まず初めに、四人の先生方それぞれに同じ質問にお答えいただきたいと思うんですが、菅総理は、六月にTPPに関して参加をするかどうかの決断をする、こういうふう...全文を見る
○西委員 最後の萩原先生については、ちょっと私の前提を外れた、さらに上を行く御答弁でございましたけれども、承らせていただきました。  それで今、期せずして多くの先生方が国民の声を聞く、国民の大勢が大事だと。私は、もうちょっと個別的なことを判断の材料にされるかと思ったのですが、大...全文を見る
○西委員 続いて、久保田参考人にお願いをいたします。  この早期参加を求めるという声明の中にもあるんですが、まず、政府としてTPPを推進するということになりました、よって、その推進をしっかり支えていきたい、応援をしていきたいという趣旨だと思うんですが、実はいろいろな枠組みがある...全文を見る
○西委員 若干よく似た質問ですが、堀口参考人にお願いをしたいと思います。  きょうお話しいただいた中で、一番目に、政策選択としては唐突なTPP、こういうふうにお話がありました。  今、久保田参考人からお話をいただいたわけですが、必ずしも、それはそれでよろしいかとは思うんですが...全文を見る
○西委員 時間が迫ってまいりました。最後に、萩原先生にお願いをしたいと思います。  私は、きょうお話を伺って、どちらかというと、今までは、要するに、物の流れと農業と、これを比較考量してどうなのかという議論がややもするとずっと短絡的に続いてきたような気がします。たくさんの分野があ...全文を見る
○西委員 ありがとうございました。
02月23日第177回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  私は、きょうは主に環太平洋戦略的経済連携協定、いわゆるTPPの問題について御質問を申し上げたいと思います。  質問に入る前に、昨日、ニュージーランド南部で発生した地震、富山外国語専門学校の学生さん初め、現地の多数の方々が被災をされまし...全文を見る
○西委員 私どもも、きょう党の中に対策本部を立ち上げまして、全面的な協力をさせていただきたいと思っております。  では、早速始めさせていただきます。  まず、TPPの交渉に参加するかどうか、総理は何度も六月に結論を出す、こういうふうにおっしゃられてまいりました。もし交渉に参加...全文を見る
○西委員 これだけこの予算委員会でもたびたび議論になりました本当に重要な案件について、それぞれの省庁の関係も大いにあります。閣議決定を行わずに交渉の参加を決めるということについては、私は非常に、今までの二国間のFTAとか、そういうこととはまた違った大きな意味があると思いますので、...全文を見る
○西委員 ぜひとも政府の中の意思統一をきちっとやっていただきたい、少なくともそこが出発点であると私は思っております。  ところで、自見郵政担当大臣にお聞きしますが、自見大臣はTPPの参加に御賛成でしょうか。
○西委員 長々と郵政初め関係のないことを御答弁いただきましたが、一言、賛成か反対か言っていただければよかったわけでございます。  実は、一月二十六日、報道によると、亀井代表はTPPに関して反対であるということを明確に海江田経産大臣に伝えた、こういう記事がございます。先ほどからも...全文を見る
○西委員 代表の個人的な見解ということかもしれませんが、代表の発言は重いと私は思います。  そんなわけで、政府内でも、また民主党内でも、このことについてはさまざまな意見があるように聞いております。きちっとした対応を示されたいと思います。  次に、内容をかえます。  いわゆる...全文を見る
○西委員 実は、このTPP協定、百六十ページの文章があるんですが、全文がまだ日本語に訳されていないということなんです。各省に、内閣官房、外務省、経済産業省に確認いたしましたが、そこまででき上がっておりません。一方で、TPPそのものは、二十四の作業部会に分かれていまして、やはり詳細...全文を見る
○西委員 それはぜひともお願いをしたいと思います。  同時にやはり、いろいろな研究者もいるわけです。詳細の、細かい、本当は実はどうなっているんだというところまで、私は、政府としてきちっとした対応、訳を出すべきだ、こう思いますが、委員長、いかがでしょうか。
○西委員 ありがとうございます。  次に移らせていただきます。  総理は、TPPのことに関しては、これは菅政権の二本柱の一つだ、こういうふうに位置づけられております。そういう意味では、TPPへ参加するということは大きな政策の選択であるというふうに思いますが、残念ながら十分な議...全文を見る
○西委員 これから六月に向けてさまざまな議論がなされると思いますので、今のままの議論では私はお互いの理解はなかなか得られにくいと思っておりますので、ぜひともこなれたそういう資料を出していただきたい、このことをお願い申し上げます。  次に、農水省です。  米でございます。九〇%...全文を見る
○西委員 次に、その他の項目について、例えば金融サービスなんかの問題があります。  既に、二〇〇七年にアメリカは、外国貿易障壁評価報告書というものを出しておりまして、日本はそのコメントを出しておりますが、これは何を意味しているかというと、要するに、郵政の貯金、保険その他の金融サ...全文を見る
○西委員 わかりました。  私とは見解が違いますが、必ずこういうことがさらなる摩擦を生む、私はこういうふうに確信をしております。  もう一つ、別の観点からいきたいと思います。  一昨年の衆議院の総選挙において、民主党は、マニフェスト、インデックス二〇〇九を出しました。その中...全文を見る
○西委員 このことにつきましても、そういう表現をしておりますけれども、一方では、TPPは関税の完全撤廃という原則に、まあ必ずしも一〇〇%そういうことではないということは私も存じておりますが、これも一%以内です、今までの実績からすると。そういう非常に厳しいハードルの中でそういう言葉...全文を見る
○西委員 今の総理の答弁は、私がまさしく危惧したとおり、二十四の作業部会に分かれているさまざまな重要な視点、一言で言うたらそうだと農業でお答えいただいたんだろうと思うんですが、このさまざまな視点を十分比較考量して、そして最適解を見出すという非常に難しい交渉になってくると思います。...全文を見る
03月08日第177回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  公害防止事業に係る国の財政特措法一部改正案について質問をさせていただきます。  初めに環境省の方にお尋ねしたいと思います。  公害防止計画のことについてお伺いをさせていただきます。  公害防止計画は、昭和四十五年以来、これまで五十...全文を見る
○西委員 同じく環境省にお伺いしたいと思います。  地域主権改革の一環で、この公害防止計画の策定に関する環境大臣の指示を廃止して、今後は、公害防止計画を策定するかどうかについては都道府県知事の自主的な判断による、こういうふうにされております。このことに関しては今国会で法改正を行...全文を見る
○西委員 環境大臣との同意の協議については、財政上の特別措置の対象となり得る公害防止事業に限定するとともに、同意を求めるかどうかについては都道府県知事の自主判断である、こういうふうにお伺いをしております。つまり、これは、特別措置を受けたい場合には環境大臣と必ず協議をするように、逆...全文を見る
○西委員 続いて、大臣の方にお伺いしたいと思います。  公害防止計画の策定というのは、先ほどから議論がありましたように、都道府県知事の自主判断に任せられることになります。いわば、地方自治体には逆に計画を策定しないという選択肢も、今回、裁量によってそういう決定もみずからすることが...全文を見る
○西委員 わかりました。一歩前進といえば、そういう意味では、自主性を尊重するという部分では前進かもしれませんが、次の課題だというふうに思います。  そこで、私、懸念されるのは、今回十年延長をいたします。今聞いておりますと、ほぼこの事業、かなり終息していくといいますか、課題が解決...全文を見る
○西委員 そのとおりだと思います。  そういう意味では、順序を間違えないで、課題がある限りはやはり優先的にこういう財特法という形で存続していくというのが正しい考え方だと思います。  次に、現在の公害防止計画では、地域の主要課題以外にたくさんの対策が記載されております。大気汚染...全文を見る
○西委員 今答弁がありましたように、だんだんと公害の問題も、今現に議論している財特法の中でも、それぞれの分野において解消しつつある、そういう内容がありますので、それぞれの地域の特性を生かして重点化するということは、私は合理的な選択だと思います。だからといって、必要なことを省くとい...全文を見る
○西委員 公害防止計画については、環境大臣による策定指示というのが廃止されるということになります。  さきの意見具申では、閉鎖性水域における水質汚濁といった複数都道府県にまたがる公害の場合など、その改善に向けて、環境省が引き続きリーダーシップを発揮することが必要な場合、これは考...全文を見る
○西委員 予定された質問が終わりましたので、これで終わりますが、長い公害の歴史の中で、この公害財特法を適用して、日本の公害の問題の解消にこの法律が大きな役割を果たしているということからすると、今後、自主的な判断というふうに言いますけれども、国と地方とがやはり連携をして、必要な部分...全文を見る
03月22日第177回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  本日、地方交付税法等の一部改正案の質疑に入る前に、一言申し上げたいと存じます。  東北地方太平洋沖大震災でお亡くなりになられた方々、また御遺族に心からお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われました方々に心からのお見舞いを申し上げた...全文を見る
○西委員 その次に、相談窓口の設置等についてでございます。  被災した自治体が国に対して相談する際に、窓口を一本化するなど自治体の負担をできるだけ軽減すべきである、こういうふうに思っております。本来ならば内閣府が対応するのが今の方向性だと思いますが、なかなか十分にすべてをカバー...全文を見る
○西委員 私、この週末に帰りまして、和歌山県の最南端、串本町というところへ行ってまいりましたけれども、やはり住民の意識はどこでも、何とか支援をしたいという意識が大変強くて、例えば町長さんが、皆さん、お米を少しでも集めてお送りしますと言ったら、自宅のお米はもちろんのことですが、即座...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  短期の支援策、中期の支援策、それから長期の支援策、そういうものが数々必要であろうと思います。時間がございませんのでこれだけにしたいと思いますが、どうか総務省としても、政府はもちろんのことですが、全力を挙げて被災者の皆さんの御支援のために御努力...全文を見る
○西委員 わかりました。このことについては、お伺いをしておきたいと思います。  では次に、特別交付税に関する省令についてお伺いをいたします。  町役場や市の庁舎などは、自治体が持っている固有の財産ということでございます。したがいまして、その施設の整備の費用は逆に言えば国の補助...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  私は、火災を対象に入れているということは、やはり大規模な災害ということは頭の中にあって、残念ながら、津波でこういう状態になるということまでは想定していなかったんじゃないかというふうに思います。火災がよくて津波がだめという理由はそれ以外余り考え...全文を見る
○西委員 将来、金利が上昇したときには、先ほど説明がありましたように、これは非常に重い負担になってまいります。その際には、借入金の資金計画においては、金利リスクのマネジメントが大変大事になってくる。借入期間が短いほど金利はもちろん安くなり、長期になれば金利が上がってまいります。し...全文を見る
○西委員 十分な検討をお願いします。  以上で終わります。ありがとうございました。
03月29日第177回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  初めに、東日本大震災におきましてお亡くなりになりました皆さん方に心よりお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆さんには心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  特に、最近は、原子力発電所による災害も深刻さを増し、また新たな避難、...全文を見る
○西委員 だからといって、さらに深掘りをするということではなくて、やはり思いとして、皆さん方がそういうふうに理解をしていただいた方がすとんと落ちやすいんじゃないかという意味で私は申し上げたつもりでございます。  次に、税制臨時特例法案についてでございます。  政府は、東日本大...全文を見る
○西委員 まだ具体的な方針が示されていないという印象を受けましたけれども、阪神・淡路と大きく違うのは、やはり津波の被害が大きかった。そういう意味では、漁船だとか農機具というものの被害は阪神・淡路の場合には比較的少なかったと思いますが、そういう特徴をいかに税制の面で今度新しく追加を...全文を見る
○西委員 終了時間になりましたけれども、私の申し上げたいのも、大臣は一年というふうにおっしゃいましたけれども、やはり地方分権の時代にじっくりとそれぞれの自治体で議論する余裕を持たないといけないし、また、余り長いとまたこんな特別の事情がそれぞれの自治体に、災害だとかさまざまな問題が...全文を見る
03月30日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  二十分の時間をちょうだいいたしました。早速質問に入らせていただきたいと思いますが、その前に、このたびの東日本大震災においてお亡くなりになりました大勢の皆さんに対して心からお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆さん方に心よりお見舞いを...全文を見る
○西委員 早急に間伐が必要な森林の間伐を行わない場合に、行政の裁定によって、かわって施業代行者が間伐を行う、こういうことになります。  間伐材を売った収入より費用が上回った場合、この費用をどうするのか。先ほど、そういうことがないようにというお話がありましたけれども、条件が悪いと...全文を見る
○西委員 常に黒字が出ればいいんですけれども、木材価格等の変動もありますし、また大変急峻な山地なんかの搬出は非常に労力がかかるとかいう悪条件もあります。その場合にきちっと対応できるように、やはり計画段階からきちっと、黒字といいますか運営ができるようにぜひとも頑張っていただきたいと...全文を見る
○西委員 今大臣から答弁いただきましたように、やはり客観的な説明責任を果たせるような形で、ぜひとも首長さんから指定をしていただきたい、このように思います。  次に、十条の九、つまり、伐採及び伐採後の造林計画の変更命令、この規定に関して、今までどれぐらいの件数が適用されたのかとい...全文を見る
○西委員 既に計画ができているから必要ないということですが、計画ができているにもかかわらず実施されていないという部分がまさしく今問題になっているわけで、そのままの適用はしてもいいんですが、きちっと実施できるように、これからまた行政上体制を整えて、適用をきっちりしていくということを...全文を見る
○西委員 まず三十ヘクタールありきということで、なかなかそれがまとまらないから面的集積ができないということよりも、少し狭くてもきちっとしたまとまりができるということを優先していただければというふうな趣旨でございます。よろしくお願いいたします。  次に、衆法をお出しいただいた皆さ...全文を見る
○西委員 できるだけ充実したものになればというふうに思います。  今回、森林の所有者に届け出義務がかかるということになりますが、これをどのように周知徹底していくかということが私はかぎになるんではないかと思います。先ほどからも議論がありましたように、なかなか山林の売買、相続等がス...全文を見る
○西委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月30日第177回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○衆議院議員(西博義君) ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案の衆議院における修正部分につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  この修正は、今回の地震による被災地域の地方公共団体の被災状況が甚大であることを踏まえ、地方交付...全文を見る
04月12日第177回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  このたびの東日本大震災に対して、大勢の皆さんがお亡くなりになり、また大勢の皆さんが被災をされました。お悔やみ申し上げますとともに、心よりお見舞いを申し上げたいと存じます。  大変お忙しい中、野田釜石市長さん初め大勢の皆さん、このように...全文を見る
○西委員 先ほどからずっと議論がありますように、使途が限られた予算ということがここにも大きな課題として残っていると思います。先ほどの被災者の受け入れ都道府県に対する手当てとも絡んで、大変重要な御指摘だというふうに思います。  それから、先ほど少し特区という話がございました。私は...全文を見る
○西委員 ありがとうございました。  続きまして、時間の関係で短くて申しわけないんですが、野田参考人、釜石市長さんにお伺いをいたします。  大変な被害で、今後復興に向けて長い道のりがあるんだろうと思いますが、一時避難を終えて復興の段階でも、雇用といいますか仕事がどうなっていく...全文を見る
○西委員 もう一問お願いいたします。もう余り時間もなくなってきたんですが。  先ほど一つ、ああ、こういうことかなと思ったのは高速道路の問題でございます。  私、実は紀伊半島、和歌山県の出身でして、今までの在来の国道は、大体海抜三メーター、四メーター、五メーターのところをずっと...全文を見る
○西委員 次に、平野参考人にお願いをいたします。  大変先々を見据えたシミュレーションをされていたということに対して、本当に感動を覚えました。今回もまた、特に原子力災害についてはある程度長期の避難というものも想定されますし、きのうはまた、計画的避難区域ということで新たな避難の地...全文を見る
○西委員 時間ですので、終わります。井ノ口参考人には時間がなくて大変恐縮でございます。  以上で終わります。
04月19日第177回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  まず、先日、総務委員会が開会されまして参考人質疑をやらせていただきました。それぞれ、知事さん、市長さんそれから学識経験者、大変有意義な質疑が行われたというふうに思っております。  その質疑の中で、私は残念ながら質問し損ねたんですが、新...全文を見る
○西委員 と申しますのは、今後のデータ利用の枠組みがきちっと定まっていないと、他のシステムとの互換性がなかなかうまくいきにくいのではないかということを心配しているわけです。データを共有して相互に取り込んだりという作業の手間など、統一したシステムだと簡単にできると思うんですが、そう...全文を見る
○西委員 今回の避難がさまざまな形で行われていますが、遠距離で避難されている方、また、相当長期にわたりそうな避難の形態も考えられます。そういう意味で、連絡をいただくのはいいんですが、さまざまな手続上、そのたびに避難元のところに行って手続をするということの苦労ができるだけ軽減される...全文を見る
○西委員 と申しますのは、県は比較的国とは近いんですが、やはり市町村のレベルになりますと、国の意向とか、国と直接話をするということについては非常に落差といいますか、そういう思いがあるというのを、さまざまな要望事項なんかを聞いていますと、こちらの思いと全く違うレベルのことがたまたま...全文を見る
○西委員 結局そういうことなんですが、政党にしたって、賛否を決めますけれども、全員が素直に賛成というわけではありません。しかし、一つ一つのプロセスの中で、一つの政党なり一つのグループ、一つの会議の中でできるだけの合意を得て、その上で、それぞれ立場の違うそういう人たちが国と協議をす...全文を見る
○西委員 次に、地域主権改革の基本方針やプランを決める地域主権戦略会議には、地方の長や議会の議長の連合組織の代表が今のところ参加しておりません。政府は、地域主権戦略会議と国と地方の協議の場の関係があいまいになるから、構成員を同じにしないというふうに説明をしてこられました。  し...全文を見る
○西委員 私どもも、やはりこれからの時代、二元代表制を本当の意味で真剣に築き上げていく努力をもう一度していくことが地方の自治にとって大事なことだというふうに思っておりまして、公明党としても、このために各議会で活発な意見を展開していきたい、このように思っているところでございます。そ...全文を見る
○西委員 積極的な、いわゆる分権体制の流れをつくろうとされているということに私は賛意を表したいと思います。さらにしっかり頑張っていただきたいと思います。  政府は、基礎自治体の権限や財源を充実強化する方向性を今打ち出しております。一方で、広域自治体については、そのあるべき姿がま...全文を見る
○西委員 続いて、地方分権改革推進委員会は、第三次勧告で「義務付け・枠付けの見直し」という考え方を提言いたしております。法令による義務づけ・枠づけを見直して、条例で自主的に定める余地を認めて、条例制定権の拡大を図ろうという考え方でございます。地方分権改革推進委員会で勧告されて、現...全文を見る
○西委員 本来は、その流れが確立すれば一番いいと思います。ただ、さまざまなお考えがあって、先ほどの重野先生の御議論もあって、なかなか一筋縄ではいかないのかなという印象も、先ほどの議論を聞きながらお伺いをいたしました。  現在、政府から、総合特区ですね、総合特別区域法案が提出され...全文を見る
○西委員 私も、大幅に規制を外して自由にやらせる、予算が多いとか少ないとかいう以上にそのことを重視した考え方であろうというふうに思っておりまして、さまざまな先進的な事例をまた日本にも適用できる可能性をつくっていただければと思います。  時間がだんだんと迫ってきました。あと二問で...全文を見る
○西委員 ちょっと今思いついたんですが、今の大臣の答弁で、国と県との間は何回もやりとりをして、そこの間に間違いはなかったと私は思うんですが、県と浦安市選管との間に見解のそごというのは、国から見て、なかったと考えてよろしいんでしょうか。  といいますのは、市の意見を聞いた上で県が...全文を見る
○西委員 よくわかりました。  今後、地方分権、地域主権、地域を大切にしていくということは大変大事なことなんですが、こういうことが頻繁に起こってまいりますと信頼が崩れるということを私は大変危惧しております。国の決めたこと、もしくは県の決めたことがそのとおり実践されないということ...全文を見る
○西委員 時間が来ましたので終わりますが、何らかの形で、こういうことについて、どこが悪いというようなことがはっきりできないのかなというのが私の思いでございまして、なあなあで、次々とこういうことになってしまうということは、地方の自主性を一方で言いながら、逆の意味で地方の横暴といいま...全文を見る
04月21日第177回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○西委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案及び国と地方の協議の場に関する法律案に対する附...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○西委員 地方税法の一部を改正する法律案について御質問申し上げたいと思います。  まず初めに、これから地方を復興していくについて、生活を再建するためには、まず企業が事業を再開して、そして生き生きとその地方で活躍していただける、このために支援をしていくということが一刻も早くしなけ...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。十分検討していただきたいと思います。  続きまして、国税の特例では、被災事業用資産の損失で欠損金が生じた場合には、所得税、法人税については今回、二年さかのぼって繰り戻し還付を可能にということになっているわけでございます。  一方、地方税の特例で...全文を見る
○西委員 ところで、先ほどの議論の延長ですが、国税の繰り戻し還付というのは、ある意味では、復興に対してのキャッシュフローの対策の一助にもなるという側面もあります。そんなことで、ちょっと議論はそれるんですが、別のキャッシュフロー対策について質問をさせていただきたいと思います。これは...全文を見る
○西委員 今お聞きした範囲では、震災で資産を大幅に失ったということを条件にしても融資を相当数受けられる無担保無保証ということを考えられているということで、積極的な対応をお願いしたいというふうに思います。  続いて、今回の法案では、原子力発電所災害に関する固定資産税の減免措置はま...全文を見る
○西委員 確かに、大臣おっしゃるように、まだ現在、いつまで避難するかとか、お仕事がいつ再開できるかとか、さまざまな要件があって、今はっきりと決めることができないということはよくわかります。今後ある程度見通しが立った時点において、そういう課税に対するきめ細かな対応を、ぜひとも住民の...全文を見る
○西委員 確かに、一月一日という基準をもとにということであれば、復旧の度合い等、さまざまな要件がかかってくるかもしれません。きめ細かな対応をお願いしたいというふうに思います。  続きまして、被災代替住宅用地や代替家屋、住宅用地は三年度分、それから代替家屋は四年度分二分の一、その...全文を見る
○西委員 今、最後の御答弁で、実情を見ながら、復旧復興の状況を見ながら、さらに考えることもあり得る、こんな御答弁だと思います。まだまだ始まったばかりですので、これからいわばスタートするということですので、今回はこういう形でスタートするとして、状況に応じた柔軟な、住民サイドに立った...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  私、他の委員会の質問もございまして、特に自民党の谷先生には順番を変更していただきまして、感謝申し上げたいと思います。  では、早速質問に入らせていただきます。  初めに、今回の特別交付税の配分について、大臣にお伺いをさせていただきま...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  各地の事情がそれぞれございますので、今回は一律にはいかないということだと思います。そういうふうに理解させていただきました。  次に、今回の補正予算の自治体の負担についてお伺いしたいと思います。  今回、四兆円の補正予算ということでございま...全文を見る
○西委員 自治体の負担分約七千三百億円のうち、適債対象、起債の対象になるのが六千七百億円というふうに聞いております。  よく担当の皆さんにお伺いいたしますと、この地方債は実は四種類あるというふうに理解をいたしました。一つは災害対策債、これは元利償還金の九五%を公債費の方式で基準...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。詳細をお伺いいたしました。  いわゆる三と四、若干地元負担が残る部分についての額がかなり大きいわけですね。そのことについても次の質問で若干触れたいと思います。  今お聞きいたしましたように、一、二で千七百億、つまり自治体負担のない部分ですね、三...全文を見る
○西委員 ぜひともそのようにお願いをいたします。今回の東日本大震災、既に前提は阪神・淡路よりもその財政力の部分には考慮された上でのお話だと思いますが、最後に残った部分もやはり細かく目を届けていただきたいという趣旨でございます。  次に、今挙げました補正予算案などに対応する財政措...全文を見る
○西委員 先ほどお話がありましたが、それぞれ地方の首長経験者の皆さんなればこその意識かと思いますが、さらに透明性の高い議論のあり方についてぜひとも御検討をお願いしたいというふうに思います。  それから、原子力発電の事故に関しまして、今回はまだ進行中ですが、現在、政府において東京...全文を見る
○西委員 お答えをいただきましたが、さまざまな直接間接の影響があるのではないかと思います。一例として固定資産税というものを取り上げましたけれども、さまざまなところで減収、その原因がどこにあるのか、これが直接なのか間接なのか、若干難しい部分もあると思いますが、しっかり研究をしていた...全文を見る
○西委員 今回の議論は、第一次補正に関連する地方交付税の議論でございました。これからますます本格的な復興に向けての議論が進んでいくと思いますが、さまざまな点でしっかりと対応していただきますようにお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月30日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律案を中心に質問させていただきたいと思います。  私は、和歌山県の広川町の出身でございます。この広川町というところは、戦前戦後約十年間小学校の教科書に掲載されていました「稲むらの火...全文を見る
○西委員 一歩踏み込まれた方針をお出しいただいたことに感謝を申し上げます。直接の事業ではありませんからなかなか難しい面もあると思いますけれども、やはり被災者の皆さんの活力を呼び戻すためにも、ぜひともお願いをしたいと思います。  次に、同じ教科書の後ろの方の六十八ページから少し、...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。全体の復興計画の中できちっと対応していただきたいと思います。  次に、除塩についてです。  土地改良法には、農用地と土地改良施設の災害復旧という規定がありますが、除塩、つまり塩を除くということですね、現行農用地の災害復旧では対処できないというふ...全文を見る
○西委員 次に、津波により流出、冠水した農地の面積が二万三千六百ヘクタールというふうに推定されるというふうに伺っております。国が行う特定災害復旧事業は、津波の被害を受けたすべての農用地等を対象にしているのかどうか。  また、今回の補正予算では、事業費として六百八十九億円を計上し...全文を見る
○西委員 次に、放射性物質による土壌汚染についてお伺いをしておきたいと思います。  まず、その前に、国が行う特定災害復旧事業等の負担金についてでございます。  これはなかなか、どれだけの負担金が要るのかというのは難しくて、一戸当たりの事業費が二万円までの場合は五〇%、そこから...全文を見る
○西委員 ありがとうございました。
05月17日第177回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  先日、委員長を中心に、災害の派遣で岩手県下を回らせていただきました。その派遣の中で、被災地のそれぞれの取り組み、それから寄せられた御要望等を中心に、大臣初め関係の皆さんに御質問申し上げたいと思います。  初めに、義援金の支給状況につい...全文を見る
○西委員 連休明け、少しずつ伸びてはいるようですが、予定額からするとまだまだ届いていないということになります。  こういう話は、岩手のそれぞれの沿岸被災地に行きましても、十分な手続ができていないというところをたくさん拝見いたしました。支援するために私どもも懸命にやってまいりまし...全文を見る
○西委員 今、気仙沼初め三カ所でしょうか、長期避難世帯ということで指定が行われているというふうに伺いましたけれども、これも、通達がある割には十分それが活用されていない。私たちが拝見したところだけでも、町全体が本当に壊滅的なところというのはたくさんありました。通達が千通というような...全文を見る
○西委員 私は、市対市ではなくて市対県という、やはりこちらが大きくないと、バッファーが大きくないと到底対応できない。もちろん、大きな規模のところには大きな都道府県を割り当てるということが原則だと思います。それで、小さな規模のところはやはり小さな規模のところをうまく割り当てていただ...全文を見る
○西委員 時間が迫ってまいりました。  ちょっと一つ飛ばさせていただきますが、後方支援拠点の整備についてお伺いをしたいと思います。  私ども、遠野市を訪れました。遠野市側からは、災害発生時の後方支援拠点整備の取り組みということについてお伺いいたしました。  遠野市は、大槌町...全文を見る
○西委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
05月24日第177回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  あらかじめ御提示申し上げました通告と若干順序が変わることになりましたので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  初めに、電波法の一部改正案の内容についてお伺いをしたいと思います。  今回の改正で、特定基地局の開設計画の認定の有...全文を見る
○西委員 わかりました。  次に、先ほどちょっと申し上げました別表第六の、移動無線局の区分を変更されたことについてお伺いをしたいと思います。  今回その区分が変更されて、現行の〇・〇一ワット以下と〇・〇一ワット超、こういうふうに二つに区分されていたんですが、今回は、〇・〇五ワ...全文を見る
○西委員 わかりました。ということは、将来は飛行機から携帯電話が使えることも想定している、技術革新によってそういうふうになる可能性を想定して、こういうふうにしたと理解してよろしいですね。はい、ありがとうございます。  次は、電波利用料を使った事業に関する情報公開についてお伺いを...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  続きまして、スマートメーターについてお伺いをします。  二〇一五年/二〇二〇年に向けた周波数確保の基本方針というのがございます。その中で、RFID、これは電波による個体識別という意味だそうですが、このことについて、「電力・ガス分野におけるス...全文を見る
○西委員 できるだけ早く、実現に向けてスタートを切っていただきたい、このように思います。  続きまして、監督規制等に関する報告についてお伺いをいたします。  適正な競争関係を確保するために、支配的事業者は、子会社への監督規制、機能分離に関して講じた措置及びその実施状況を毎年、...全文を見る
○西委員 今御報告いただきましたが、持ち株の比率によって今回こういうふうな形で仕分けられるわけですが、今報告がありましたように、全体で九十社というたくさんの会社を抱えているということもあり、この監督規制についてはしっかりと徹底をしていっていただきたい。やはりこのことが前提で今回の...全文を見る
○西委員 ほかにも幾つか準備をしていただきましたが、時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。
05月31日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  初めに、大臣に御質問申し上げます。  平成二十一年、一昨年十月に平成二十二年度組織・定員要求というものがまとめられております。これらの内容を踏まえて、農林水産省設置法一部改正案及び地域センターの承認案件が出されましたが、第百七十四国会...全文を見る
○西委員 この経緯を若干聞かせていただきましたけれども、やはりそこに研究というものとそれから行政というものとの間の難しさがあると思います。  もちろん、農水省の中に設置された農林水産技術会議ですから、その農林水産省の目的といいますかターゲットというものは、当然これはあってしかる...全文を見る
○西委員 農業の技術革新のための一つの大きな政策だと思いますので、財政面でも御支援をよろしくお願い申し上げたいと思います。  先ほど御紹介のあった二〇〇Xの内容にも、読みましたけれども、例えば、今、気候が温暖化になってきて、高温に強いお米だとか、飼料米の新しい品種だとか、我々が...全文を見る
○西委員 よくわかりました。  前段の話については大変積極的な評価をいただきましたし、これからの新しい農業のあり方、もちろん、先ほど申し上げました技術会議だけがすべてではありません。たくさんの機関が総力を挙げてやっていくことは当然のことですけれども、やはり新しい技術革新というも...全文を見る
○西委員 今回のさまざまな事象に対する反省からこの新しい行政監察の制度を取り入れるわけですが、やはりこの評価の透明性といいますか、何よりも国民の皆さんから見てきちっとした対応をしているということを確認できることが大事だと思います。事象だけが上がってきて、その結果がどうなったのかと...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  出先機関改革との関係について、これは内閣府の方に御質問申し上げたいと思います。  平成二十二年六月の地域主権戦略大綱では、国の出先機関は原則廃止というふうにされております。同年十二月、出先機関改革のアクション・プランが閣議決定されまして、そ...全文を見る
○西委員 ただし、それが結果的には、地方に出先機関がおりたときには、当然、組織はどういう形態が一番好ましいかということはそれなりにまた考えていかざるを得ないわけですから、そういう意味では、タイミング的に、私は、そもそも今のこの時期における出先機関の改革というのは中途半端じゃないか...全文を見る
○西委員 一たんはそういうことになるんだろうと思うんですが、実は、今のままで運営した方が地方移管したときよりもよかったという結論が出たときには複雑なことになるなというのが私の思いでございまして、地方の方も新しい体制でそのまま引き継いだ方がベストだ、もちろんこれから先のことなんです...全文を見る
○西委員 一日も早く復興して、そしてこの訓令が取り消されるように農林水産省の皆さんの御努力を期待して、質問を終わります。  以上です。
06月09日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第11号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  私は、公明党を代表して、津波対策推進法案の可決に当たり、一言申し上げます。  東日本大震災においてお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。  このたびの法案成立に御尽...全文を見る
06月16日第177回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  二十分間という限られた時間ですので、早速始めさせていただきます。  初めに、社会保障と税の一体改革についてお伺いをしたいと思います。  政府が進める社会保障と税の一体改革について、片山総務大臣が「「社会保障改革案」に対する意見」とい...全文を見る
○西委員 大変力強いお話がありまして、ある意味で安心いたしました。  当然のことだと思います。地方自治体のインフラとおっしゃいましたが、本当に骨格をなす、きめ細かなそれぞれの地方の決定をこの社会保障と税の一体改革の中にどう組み込むかということは、非常に大事な観点だと私は思います...全文を見る
○西委員 次に、先ほどちょっと議論が既にありましたが、国民健康保険税への影響についてお聞きをしたいと思います。  先ほどの御答弁の一部にもありました国民健康保険税の算定は、所得割、資産割、被保険者均等割、それから世帯平等割、こういうものの組み合わせで行われております。所得割の算...全文を見る
○西委員 さまざま議論もあると思いますが、基本的な考え方が、やはり実態と乖離している部分があるのではないかというふうに思います。そういう意味で、さらなる検討が必要ではないかというふうに思っております。  次に、控除廃止の影響に係るプロジェクトチームの検討についてお伺いしたいと思...全文を見る
○西委員 ぜひ、その努力をお願いしたいと思います。  時間が迫ってまいりました。  もう随分前になりますが、二〇〇九年六月十日の衆議院文部科学委員会で、寄附についてのお話をさせていただきました。アメリカには、寄附の仕組みをつくる努力をしているとして、プランドギビング、計画的寄...全文を見る
○西委員 新たなそういう制度ができるということで、大変期待をしております。  時間が参りました。財務省に最後一問だけ残っていたんですが、生命保険の保険金、それから土地建物売却益、今後さまざまな寄附の対象が考えられますが、ぜひとも、この寄附税制の拡大に向けて財務省も積極的に取り組...全文を見る
○西委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律案に対する...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  平成十九年度、二十年度のNHK決算について質問をさせていただきます。  初めに、予算総則の適用状況の中にNHK予算の流用についてという項目がございますが、このことについて質問させていただきます。  NHK予算総則では、執行上やむを得...全文を見る
○西委員 その点については理解をいたしました。  拝見いたしますと、結構多額な額の移動になっておりますので、できるだけ実情と合わせるような予算編成をお願いしたい、そういうふうに申し上げておきます。  次に、NHK事業の適切さについて、例を挙げて質問したいと思います。  平成...全文を見る
○西委員 このパラリンピックにも大勢の選手が参加をして、しかも大変好成績で、日本のファンの関心も大変大きかっただけに、今後ともさらなる努力をお願いしたいと思います。  次に、経営への信頼性向上の取り組みについて質問をいたします。  平成二十一年四月、視聴者視点によるNHK評価...全文を見る
○西委員 経営の第一線で活躍されてこられた委員長のさまざまな経営手法をNHKに適用していくということについては、私も全く賛成でございます。さまざまな考え方をまた委員会の方で十分御議論いただいて、NHKの経営の向上のために御努力いただきますようにお願いいたします。  NHKの財務...全文を見る
○西委員 ぜひとも、視聴者の皆さん、国民のために説明責任を果たしていただくようにお願いしたいと思います。  もう時間が少なくなってきましたが、次に、NHKが所有する不動産に関して質問をさせていただきます。  会計検査院の平成十三年度決算検査報告では、NHKの非現用不動産の管理...全文を見る
○西委員 最後に、あらかじめお知らせしておりました受信料収入の還元についての質問でございます。  これも先ほどからさまざまな議論がありまして、経営委員長並びに会長からこれまた何回かお答えがございました。私は、今までのいきさつを考えると、やはり一〇%還元というのは、明らかに視聴者...全文を見る
○西委員 ありがとうございました。終わります。
08月02日第177回国会 衆議院 総務委員会 第25号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  与えられた時間は二十分ということで、早速質問に入らせていただきます。  まず初めに、事務処理の特例法案の、適用の対象範囲ついてのお伺いです。  今回の政府提出法案では原子力災害に限定しておりまして、さらに、政府が警戒区域等を設定した...全文を見る
○西委員 避難元の自治体がかなり無理をされているという事情がございます。これが一つです。もう一つは、仮設住宅ができるということが一つのめどだと思いますが、仕事がなくしてただ戻るということは大変難しい問題でもありますし、さまざまな事情が避難民の皆さんにおありだと私は思います。そうい...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  いかなる場合であっても、どこに避難するような事態になっても、私たちは、どこでも安心して生活できるという前提をこの際つくっていただくのが国の大きな役割だと思いますので、丁寧な対処をお願いしたいと思います。  次に、国の負担のあり方についてです...全文を見る
○西委員 私も、その点については同じ考えでございます。  みなし仮設住宅への対応についてお伺いをいたします。  岩手、宮城、福島などの被災者は、全国の都道府県に分散して、今、広範囲に避難をされておられます。自治体が民間アパートを借り上げて被災者に提供するみなし仮設住宅は、全国...全文を見る
○西委員 細かな配慮をしていただいて、ありがとうございます。今後とも、被災者の立場に立って努力をいただきたいと思います。  税制については先ほど話もありましたので、一つ飛ばさせていただきます。  次に、災害対策基本法の見直しについて。これは内閣府の方にお願いをするということに...全文を見る
○西委員 さまざまな法案がありますから、一般論として成り立つものと、そうではないものとがきっとあるだろうと思います。今回は東日本というふうについていますが、一般論として、それを外しても成り立つ法体系というものが必ずあるはずです。同じようなことをまたやるということではなくて、すぐに...全文を見る
○西委員 さまざま御質問申し上げましたが、今回のように本当に大規模で自治体機能が失われる、しかもそれが広域にわたる、こういう災害がたびたび起こってほしくはない、もちろんそういうことは想定されないわけですが、いざというときにこそ、いかに早く被災者に対して私たちが行動を起こすかという...全文を見る
○西委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その提出の趣旨及び内容について御説明申し上げます。  この修正案は、国は、この法律に定めるもののほか、東日本大震災の影響によりその属する市町村の区域外に避難することを余儀なくされている住民に対し、そ...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  与えられた時間は二十分ということで、早速質問に入らせていただきます。  原発事故の直後に、これまで葉物野菜、水道水で放射性物質が検出され、そして、出荷制限、飲用の自粛、さまざまな措置が行われてまいりました。しばらくたって、その後、静岡...全文を見る
○西委員 今、大臣から答弁がございました。しかし、稲わらというのは牛を育てる上で大事な飼料、重要な飼料でございます。このことについて言及していなかった、「など」という表現の中に含まれるというふうに思っていたというのはちょっと後づけのような気がして、やはりきちっと言葉でもって指摘を...全文を見る
○西委員 今の大臣のお言葉を本当に信用いたしまして、一からまた、きちっとした対応をできるように、通達ができるように取り組んでいただきたい、こう思います。  次に、農林水産省では、今春、東北地方や関東各県で作付を制限すべきかどうかを判断するために、水田の土壌調査を行っております。...全文を見る
○西委員 今後は、再び水素爆発などが起こらないときには、表面だけに濃くたまるということはないはずですけれども、初めの状態では、濃くたまったものが稲わらにくっついている。この濃い部分と、それから、全体として十五センチ深く、下はほとんど放射能はまだしみ込んでいませんから、そういう状態...全文を見る
○西委員 時間がなくなってまいりました。  文科省の方には、航空機によるモニタリングについてもっと範囲を広げて、例えば、今は宮城、栃木ということだけですが、もっと広く広域でモニタリングをすべしというふうに申し上げたかったんですが、このことについてごく簡単に、時間がございませんの...全文を見る
○西委員 このことによって、面的に幅広い地点におけるデータが集まっていくということでは期待をしております。よろしくお願いします。  最後に、ちょっと観点が変わるんですが、今回、原子力災害それから津波等で農地が随分荒れてきました。もう使えなくなっているところもございます。そんなこ...全文を見る
○西委員 時間が参りました。以上で終わります。  ありがとうございました。
08月11日第177回国会 衆議院 総務委員会 第27号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  十五分という限られた時間ですので、早速質問に入りたいと思います。  まず、今回、地域主権戦略大綱それから第二次一括法案などで見直されたのが五百四十二条項というふうに言われております。このうち、地方分権改革推進委員会の第三次勧告で示され...全文を見る
○西委員 次に、先ほどもちょっと出てまいりましたが、寄附の禁止に関連した相談窓口のことについてお伺いをしたいと思います。  地方公共団体が不適切と考える国等からの寄附に関する行為については、相談窓口を設けるということが明確になっております。この相談窓口はどこに設置して、どんな体...全文を見る
○西委員 私自身も実はそのように考えております。何らかの形でやはり公表といいますか、皆さんにわかってもらうということでないと窓口の役割は十分果たせないのではないか、こう思いまして、申し上げた次第です。  次に、今回の第二次一括法案の適用の時期についてちょっとお伺いしたいんです。...全文を見る
○西委員 被災地の自治体の事情を十分勘案した上で、この実施について柔軟な御配慮をいただきますようにお願いをいたします。  それから、今回の義務づけ・枠づけの見直しによって自治体の事務量はふえるんだろうと一般には考えておりますが、逆に国との調整に関する事務量は、自分たちが自主的に...全文を見る
○西委員 時間が近づいてまいりました。  最後に、今回とちょっと違うテーマですが、地デジのことについて一言大臣に御質問申し上げたいと思います。  今回の地デジへの移行、大変な関係者の努力によって、幸いにして比較的スムーズに移行できたというふうに私は思っております。いまだにまだ...全文を見る
○西委員 ぜひともよろしくお願い申し上げます。  以上で終わります。
09月09日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第16号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  初めに、緊急に、このようにして災害対策特別委員会を開催していただきました委員長初め理事の皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。  ふるさとが生んだ偉大な詩人佐藤春夫が、「空青し山青し海青し」、このように詠んだ紀伊山脈、紀伊半島、...全文を見る
○西委員 復旧復興に支障のないように、十分な措置をお願い申し上げたいと思います。  次に、仮設住宅、文化財等についてでございます。  今回の台風十二号による水害で、住宅が流されたり、それから床上浸水、これも背の高さ以上の大変な浸水が各地で起こっているわけですが、多くの家が住め...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。早急な対応をお願いしたいと思います。  次に、瓦れきの処理について。これも先ほど議論が若干ありました。  今回の川のはんらん、それから土砂崩れで大量の瓦れきが発生をしております。この処理費用については、現行の廃棄物処理法が適用されると国庫補助率...全文を見る
○西委員 市町村の規模それから被害の状況等さまざまな違いがあるかと思いますが、十分その辺のことを勘案した上で対処をお願いしたいと思います。  次は、災害に強い病院づくりということです。  これは二階先生もお触れになられた内容と若干かぶるのですが、今回、災害拠点病院である新宮市...全文を見る
○西委員 東日本の大震災、今回の台風、さまざまな経験を経て、災害拠点病院の役割のまた欠けている部分というのは、さまざま教訓を得たわけですから、充実した対応をお願い申し上げたいと思います。  次に、避難勧告等の発令基準についてお伺いします。  台風十二号に伴う大雨による土砂災害...全文を見る
○西委員 発令基準と同時に避難場所等も、やはりこれだけの、今まで想定しなかった、今回の台風も、雨量の面でも、これはかつてない、我々が考えている以上の降水量があったというふうに思うんですが、そういうことも含めて、新たに再度見直しをするという覚悟でそれぞれの自治体が取り組むことが大事...全文を見る
○西委員 先ほど申し上げました中小河川における橋の位置、また橋の設計の仕方、このことについても十分対応をお願いしたい、このように思っております。  今回の災害で、和歌山県、奈良県などで多くの集落が孤立いたしました。  例えば、和歌山市から、甚大な被害をこうむった新宮市、那智勝...全文を見る
○西委員 済みません、国土交通省も御準備いただいていると思いますので、よろしくお願いします。
○西委員 時間がほぼ近くなってまいりました。  私もまたこの災害の復興のために全力で頑張りますが、政府の関係者の皆さんの本当に復旧に対するお力添えをよろしくお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月11日第179回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  私は、公明党のTPPに関するプロジェクトチームの座長として、今回のこの時期における政府のTPPへの参加についてさまざまな議論を党内でしてまいりました。その中で、私どもの考え方をまず初めに述べさせていただきたいと思います。  まず、公明...全文を見る
○西委員 そうしますと、今おっしゃられたように、確かに横浜APECではそういう議論になりました。FTAAPに対するさまざまな道筋があるんですが、その中の一つ、ASEANプラス3、6、こういうものも含めて、すべてにコミットしていくという中での一つの方向としてのTPPというとらえ方な...全文を見る
○西委員 そもそもAPECというのは、一つは法的拘束力がないということ、それから自発的であるということ、さらに開かれた貿易・投資の自由化協力の枠組み、これが基本的な立場でございます。これは、APEC参加国それぞれの規模が異なる、これは今ちょっと私も参考で図をお出ししておりますが、...全文を見る
○西委員 今現在EUが直面している危機、これは皆さん御存じのように、今ギリシャ、イタリアなどさまざまな報道がなされておりますが、これは、経済規模や発展の度合いが異なるEU諸国が市場、さらには通貨までも統合する、こういうことの難しさを示しているのではないかと私は見ております。アジア...全文を見る
○西委員 私は、そこにこそ今我が国が判断すべきポイントがあるのではないか。TPPでいくのか、ASEANプラス3、6でいくのか、この選択を、どれもこれもいって、どこかがうまくいけばいいというようなそういう立場ではない、もっとやはり戦略的に考えるべきではないか、私はこういうことを申し...全文を見る
○西委員 今回、仮に日本が交渉に参加しなくても、今後、APEC諸国がすべてこの一つのルールづくりの中に入るとするならば、当然、カナダ、韓国を初めタイ、インドネシア、ASEAN諸国などとともに、我々も次の段階で入るという可能性がもしあるならば、さまざまな可能性は考えられるのではない...全文を見る
○西委員 いきなり自由度の高い今回のTPPに日本が飛び込んでいってリーダーシップをとる、こういう先ほどのお話でしたけれども、アジア太平洋地域の本来の日本のリーダーシップをとるという考え方からするならば、さまざまな残った国々の意見を聞き、そして将来、本当にAPECとしてきちっとした...全文を見る
○西委員 次に、経済政策とTPPの関係について若干お伺いをしたいと思います。  今、日本経済が直面している大きな課題というのは、これはもう御存じのように円高とデフレだと思います。TPPというのは円高とデフレにそれぞれどのような影響を及ぼすというふうに考えているのかということでご...全文を見る
○西委員 お互い仮定の話ですから、それは言いっ放しになると思うんですが、私は、必ずしもそういうふうには一概にはいかない、こう思っております。  次に、先日の本会議での総理の答弁の中に、TPPに参加するメリットとして何回か御答弁されているんですが、一つは、産業空洞化の防止、これを...全文を見る
○西委員 今のこの超円高の状況なんかを考えると、将来さまざまな状況が生まれると思いますけれども、そういう可能性も、当然、投資しやすい環境で外に出ていく圧力も高まる、こういうことは言えると思います。  日本の主要な輸出相手国十カ国、これを考えてみますと、今TPP交渉に参加している...全文を見る
○西委員 いずれにしても、これはアジアというよりもアメリカの関心事が非常に大きい、こう言わざるを得ません。  時間の関係で、あと十分ちょっとですので、農業のことについて二、三お伺いしたいと思います。  TPP交渉では、例外なき関税撤廃、これが基本ルールであるということは当然の...全文を見る
○西委員 今農水大臣が、限定されたものになるのではないか、こういうお話をされましたが、私は、入り口としては、完全撤廃から入るという覚悟がなければ、これは対米関係の中でも、そういう例外を持ち込んで入りたいというのはなかなか難しいのではないか、こう思っております。  もし政府が、先...全文を見る
○西委員 私は、アメリカ並びに諸外国がどういうふうに言っているのかということを聞いているんじゃなくて、参加するに当たり日本政府の覚悟はいかがかと聞いているんです。このことをぜひともお答えいただきたい。(発言する者あり)
○西委員 それ以上は言えないんだと思うんですが、こういう状況で交渉に参加するということが明らかになったというふうに理解をしておきたいと思います。  政府の説明や新聞報道では、原則、例外なき関税撤廃、こういうふうにしながらも、交渉では例外扱いをめぐって水面下では攻防戦が繰り返され...全文を見る
○西委員 そういう答えしかないと思っております。仮定のことには答えられないと思いますが、事実、このことについて十分な政府内での議論もまだ成熟していないのではないかと私は思っておりまして、危惧を抱いているところです。  次に、少し飛びますが、アメリカ議会の承認手続について、一言だ...全文を見る
○西委員 最近の新聞では、TPP議論に刺激されて、中国やアジア各国で停滞していたアジア地域の経済連携交渉が動き出す、そういう雰囲気も出てまいりました。そんな報道があります。  最終目標であるFTAAPの実現に向けたさまざまな戦略が、先ほどから議論をさせていただきましたように考え...全文を見る
○西委員 短いながらも力強いお言葉でしたので、期待をしておきたいと思います。  これこそやはり国会の大きな役割ではないか。私は今、TPPに関してというふうに限定して申し上げたつもりはありませんが、今後、いずれにしても大きな日本の将来を議論する場になっていくのではないか、このよう...全文を見る
11月24日第179回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  私は、人事院勧告、中でも特に経過措置についてお伺いをしてまいりたい。その後に、人勧全体のことにもかかわることですが、お伺いをしてまいりたいと思います。  先ほどからのお話で、人勧の一つの大きな肝は〇・二三%の減額、もう一つの柱は経過措...全文を見る
○西委員 経過措置がどのような形で行われたかということの詳しい調査は、その際には行っていないということでございました。  先ほどちょっと答弁の中で触れられましたけれども、賃金規定の変更をめぐって、さまざま争われた裁判例があるんですね。減額となる金額、それから減額の割合、これが普...全文を見る
○西委員 今、さまざまな理由、例えば昇給、昇格とかで解消されていく、年を追って解消されていくというお話がありました。  この経過措置の対象者をお伺いしますと、平成十八年度には二十万九千五百七十六人おられたところが、平成二十三年度には五万六千五百十三人、こういうふうになっておりま...全文を見る
○西委員 結果的には、これだけ年月が経過したにもかかわらず、結構高額の人がまだ残っているということが明らかになったと思います。  先日の参議院の予算委員会では、経過措置による給与支給が四百万円を超えているというケースが紹介されたと思います。経過措置による給与の累積額が一体どうな...全文を見る
○西委員 結果的には、経過措置という形で現給保障しているがゆえに結構多額の給与をもらっているといいますか、そういう形になっているということがわかったと思います。  今回、勧告は、経過措置を平成二十五年度に廃止する、こういうふうにしております。今回の人事院勧告を踏まえますと、この...全文を見る
○西委員 今、二千億余りという数字が出されました。二十三年度までということですが、二十五年度まで継続するとなると、さらに大きな数字になるということでございます。  このようにして、経過措置に期限を設けなかった、つまり、現状のままでいって、それを上回ったときに初めて新たな給与に移...全文を見る
○西委員 そういう事情で二年間で経過措置を廃止するということなんですが、この経過措置そのものが結構大きい。初年度は一万円までということですが、その次の年度で結構大きい人が出てくるということも含めますと、やはりもっと早くからこのことの解消について考える要素はあったのではないか。今ま...全文を見る
○西委員 この点については、大臣のお考えもお伺いしておきたいと思います。
○西委員 大臣のお考えはまことに妥当なお考えだというふうに私は思います。  続いて、大臣にお伺いしたいと思います。  昭和六十一年、随分古い時期の話を蒸し返して恐縮なんですが、八月十九日、衆議院内閣委員会の質問の中で、「人事院の勧告制度は国家公務員の労働基本権制約の代償の措置...全文を見る
○西委員 そういう考え方からいたしますと、私は、今回の議論の中で、もちろん震災対応という七・八%は理解をしておりますが、きちっとした人事院勧告という形、姿は残しておくべきだというふうに思っております。  さきの臨時国会の会期末に、私は理事会において、公務員給与削減法案、閣法の法...全文を見る
○西委員 これも先ほどの議論にありましたように、今回の七・八%削減そのものが今までの人事院勧告を大きく超えた事態ですので、私は、そのことをもって、大きな振れがある、一〇%を超える人がいる、これはまたさまざまな方策もあるわけですから、一概に承認はできない。人勧は人勧としてやるという...全文を見る
○西委員 以上で質問を終わらせていただきますが、人事院には、平成十八年以降の各年に、支給額別の対象人数など、経過措置の全体像、実態がわかる資料をぜひとも提出していただきたい。また、総務省には、人勧それから給与削減法案をダブル実施した場合にどうなるかという全体像がもう少しわかる資料...全文を見る
○西委員 以上で終わります。
11月29日第179回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○衆議院議員(西博義君) 御質問いただきまして、ありがとうございます。  まず初めに、個人住民税の均等割について。これは先ほど政府の方からもお話がありましたように、今回の復興に対して地方公共団体、地方団体が実施する防災のための施策に必要な財源ということで、より多くの方から薄く広...全文を見る