西博義

にしひろよし



当選回数回

西博義の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第180回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○西委員 おはようございます。公明党の西博義でございます。  今回、民主、自民、公明三党で提出されました、今審議をしております法案によって、人事院勧告の実施、つまり俸給表それから経過措置の廃止でございますが、さらに、先ほど議論もありました自衛官等への特段の配慮等が盛り込まれて、...全文を見る
○西委員 結果的には、人事院勧告も実施した上で、所要の七・八%という額を確保するということでおさまったわけですが、やはりこの間に、人事院勧告が提出された段階で、政府の方でもう一度考え直す、そういう形がなければいけなかったのではないか、このように申し上げておきたいと思います。  ...全文を見る
○西委員 今回の混乱の一つの原因はそこにあったと思うんですが、現行制度が継続する場合という前提を置いた場合には、当然、来年度の措置については、七・八%という臨時特例を踏まえて、さらに人事院勧告についてもきちっと措置をしていく、こういう基本的な考えであるというふうに私どもは理解をし...全文を見る
○西委員 今の答弁は、二年間の特例措置施行、つまり、七・八%削減している間にこのような災害補償の関係の問題が起こった場合には、七・八%を差っ引いた額がその後の年金の基礎になるということだと思います。  その後、二年を経過した後については人事院の方で適当な措置ということであります...全文を見る
○西委員 人事院の措置ということで、総務省側から明確なお話がなかったように思いますが、その措置については人事院の方で考える、きちっと回復の措置がとられるというふうに理解をしたいと思います。  続いて、今回の人事院勧告の柱は、一つは俸給表の改定ですが、もう一つは経過措置についての...全文を見る
○西委員 当初の三党の議論では、平成二十六年四月一日で一挙に断行する、こういう意見が与党の側から出ておりましたけれども、少しでも早く、特に若年層の昇給の回復というものは一年でも早く実施するということの方が、やはり職に対しての士気も上がるし、大切なことであるということを主張させてい...全文を見る
○西委員 今答弁でありました、地方自治体も、今回の国の削減と同様、大変大きな削減をしているところもあります。八%以上のところも、この私の表では九自治体が削減をしている。しかし、そのときには、きちっとした勧告をベースにして、その上で削減をしているという意味では、今回の政府の措置とい...全文を見る
○西委員 今、大臣の御答弁がありました。今回のこの臨時特例法案、いわゆる閣法として出された法案はそれの先取りという意識もあっての決断であったろうと思いますが、まさしくこの決断そのものがきちっとしたルールにのっとっていない。一部の組合であるし、その率というものが、本当にどういう形で...全文を見る
02月28日第180回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○衆議院議員(西博義君) お答え申し上げます。  様々な三党による協議の経過については、実務者の一人として木庭委員もよく御存じのとおりだと思います。  地方公務員の給与というのは本来、地方公共団体の判断によって決定される、その上で今回のこの百年に一度と言われる東日本大震災に対...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  きょうは七十分という長時間をいただきました。若干細かい点もあり、また重複する部分もあるわけでございますが、それはそれなりに、各党各委員重要だと思われているという意味で、少し重複する部分もお世話になりますが、よろしく御答弁をお願いいたしま...全文を見る
○西委員 今、四つの項目について御説明をいただきました。  まず、別枠加算として一兆五百億円、それから特別会計の剰余金は五千二百億、さらに、公庫債権金利変動準備金、これを活用して三千五百億、最後に乖離是正分の加算で五百億円、こういうふうな四つの数字を足し合わせると一兆九千七百億...全文を見る
○西委員 ちょっと先のところまでお答えいただきましたけれども、まず、地方財政計画と決算額の間に差が出る、これは当然、出ることは事実でございます。これを乖離というんですね、その差。この乖離が大きいと、これを是正するための措置を講じる、こういうことになります。  平成二十三年の十二...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  そういうふうにして、誰が見ても、これはどういう理由でこうなっているということがわかるようにしていただきたい。なお、昨年は合算ですが、一昨年は少し剰余金が別に出ておりまして、三千七百億円というふうに法文でも明記されているということもありまして、...全文を見る
○西委員 この二つを一本化しているわけですが、昨年度とことしの算定方法の違いについて着目をいたしますと、基準財政需要額の費目としては地域経済・雇用対策費というのを設けておりますが、この算定方法を見ると、製造品の出荷額というのが今回新しく入っているわけですね。昨年度ありました地域再...全文を見る
○西委員 私は、地域経済、特に一次産業における非常に厳しい情勢、高齢化、さらには過疎化、こういうものに対する配慮というのは、依然としてというよりも、ますます厳しくなってきているように思います。一方で、超円高、さらには株価の問題もあり、さまざまな製造業を中心とした厳しさもわからない...全文を見る
○西委員 今回、このような形で計上されたんですが、この配分の根拠もなかなか難しいのではないかと思っております。海外競争力を持たせるという趣旨からして、多分、製造業なんかが主体になるんだと思うんですが、何をもとにするかというのは非常に悩ましい部分もあるかと思います。きちっとした対応...全文を見る
○西委員 次に、先ほどちょっとお話し申し上げました海外競争力の強化支援に使用することについてお尋ねしたいと思います。これは、できれば大臣にお願いを申し上げます。  それで、残り半分の千七百五十億円、これについては、先ほども申し上げましたように、地域経済基盤強化・雇用等対策費とい...全文を見る
○西委員 今、海外競争力強化と。海外に輸出するということは限定的に書かれてはいないのかもしれませんけれども、そういう要素は必ずしも入っているわけではないというふうに理解してよろしいんでしょうか。ちょっと確認のために、もう一度お願いします。
○西委員 わかりました。幅広い分野における、製造という大きな分野の中で間接的には円高の効果を受けている、そういう理解で今回は対応するということだと思います。  次に、公庫債権金利変動準備金三千五百億円、これは先ほども議論がありました。これは国庫に納付されることになります。これも...全文を見る
○西委員 先ほどちょっと聞いておりましたら、現在、三兆円の準備金が存在するというふうに言われておりました。これだけの額が適切であるというふうに評価されているのか、それとも、今回使うわけですけれども、今後これを最終的にどのように処理されようとしているのかについて、大臣に確認をしてお...全文を見る
○西委員 ということは、もともとの経緯からして、全体の流れとしては、国からだんだんと地方のものに移動していくという原則のもとに、要するに、この準備金は国に戻す分を徐々に減らしていく、今後とも少しずつ減らしていくというふうに理解していいんでしょうか。そういうわけではないんですか。あ...全文を見る
○西委員 次に、臨時財政対策債の配分方式についてお伺いをしたいと思います。附則第六条の三の関係のことです。  今までは、人口基礎方式で配分をしておりました。平成二十二年度に、不交付団体に配分しないようにという方向性でもって、財源不足額基礎方式というのが一部導入されております。そ...全文を見る
○西委員 この方式は、私は非常に有効な切りかえであったというふうに見ております。必要なところに必要な額が行くようになっていくということからして、いい方式だというふうに思っているんですが、不交付団体への配分について、ちょっと確認をしておきたいと思います。  平成二十三年度の二兆円...全文を見る
○西委員 最後の答弁、まさしくそのとおりだと思います。年月を経れば、そういう実態の不交付、結果的には交付されないということが起こるんですが、私の見方では、その間もったいないなと。もったいないという言い方はちょっとおかしいかもしれませんけれども、不交付団体に配分して、それを使われな...全文を見る
○西委員 これは、先ほども議論がありました。私も全くそうだと思うんですが、あらかじめ想定されていた課題なんですね。年度別の変動が大きい、それぞれの補助金ごとに、大きく使うところ、平常のところ、少ないところ、そういうことがあるために、このでこぼこをどうするかということは大きな課題で...全文を見る
○西委員 やはり、大臣がおっしゃるように、一つ一つの補助金は変動をもちろんしているんです。しかし、それはそれなりに、その分野に関しては透明化されているわけですね。一括交付金というふうに丸められちゃうと、どこがどうなっているのかということがわからないままに、何かいつもフラットになっ...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。前向きな御答弁だと思います。これからますます地方の自主性が問われる時代になります。そのことに対応した地方の税源というものを確保するために、さらに頑張っていただきたいと思います。  続いて、特定被災地方公共団体の基準財政需要額、収入額の算定方法につ...全文を見る
○西委員 非常に重要なことだと思いますが、これはまたなかなか難しい推定といいますか、政令に落とすことについても非常に、現状がわからないというところから出発しますので、慎重に、十分地方の実情を聞いていただいて、困らないように対応していただきたいと思います。  次いで、震災の関係で...全文を見る
○西委員 こういうことは、いずれにしてもめどを立てておかないと、事務的にもなかなか処理しにくいということも多分あるんだと思うんですね、一つは。  それと同時に、例えば各県、宮城とか岩手とか福島とか、それは時期は同一にする、必要なときに必要な交付をするということではなくて、何月と...全文を見る
○西委員 被災された各県に限定された今回の特別交付税ですので、そこは柔軟にぜひとも対応していただければというふうに思います。  次ですが、わがまち特例、これももう既に議論がありました。  私は、二件しか選ばれなかったというのは非常に残念に思っております。多分、水面下ではさまざ...全文を見る
○西委員 方向性はわかりました。今後はさらに頑張るということですが、いかに抵抗が強いかということなんでしょうね。しっかり頑張って、来年は来年でまたたくさんの可能性を見出していただきたいと思います。  これの拡充について、これは一つの意見なんですが、政府の平成二十四年度の税制改正...全文を見る
○西委員 先ほども話をしましたけれども、やはり地方は、自由度が増すと同時に、それぞれの自治体、特に首長さんの責任というものも当然重くなってくるわけです。そういう中で、その地方地方に特徴的な税収のあり方、また予算執行のあり方、これをやはり強めていくということがこれからの時代に必要な...全文を見る
○西委員 そういうお答えだろうと思います。まだ変動がおさまるかどうかちょっとわかりませんし、総合的な判断が要るんだろうと思います。今後、精力的にまた努力していただきたいと思います。  最後に、今度は市街化区域の農地です。農地負担の調整の進捗状況について、どのようになっているのか...全文を見る
○西委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月08日第180回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  早速質問に入りたいと思います。  まず初めに、先日来議論をしておりました、平成二十三年度の特別交付税のことについてお伺いしたいと思います。  今年度は、東日本大震災のほかにも、私の地元もそうですが、台風十二号、それから冬場に入りまし...全文を見る
○西委員 今回の地方交付税法の一部改正で、復興特別交付税の決定時期については、その時期、それから額について特例を設けました。また、平成二十四年度分として交付されるべき震災復興特別交付税の一部を二十五年度に交付するという特例も設けました。こんな形で、この交付税に設けられた交付時期の...全文を見る
○西委員 総理、先ほどからの議論をお聞きになって、御感想を一言お願いできればと思います。
○西委員 私もまさしくそういう考えで申し上げたつもりでございます。今後ともそのつもりでよろしくお願いを申し上げます。  時間が少なくなってまいりました。新規採用の削減問題、それからリストラの問題についてというふうに思っていたんですが、まず初めに一つだけお聞きして、最後にもう一つ...全文を見る
○西委員 時間が来ました。最後に一問だけお願いしたいと思います。国家公務員の給与削減についてでございます。  これは、二月末、ようやく成立をいたしました、決着しましたが、その後、前原政調会長、安住財務大臣等から、二年以降も引き続き下げるというような発言が相次いでいるわけです。こ...全文を見る
○西委員 終わります。ありがとうございました。
04月11日第180回国会 衆議院 郵政改革に関する特別委員会 第4号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  初めに、長年にわたる懸案でありました郵政改革に関する議論が提案者を初め関係者の皆さんの御尽力で自民、民主、公明三党の合意に至ったこと、深く敬意を表したいと存じます。  時間が限られておりますので、質問に入ります。  今回の郵政民営化...全文を見る
○西委員 続きまして、銀行法及び保険業法には、金融持ち株会社に関する法規制があります。金融持ち株会社は、金融機関の経営管理以外の業務を行えないということになっております。したがいまして、郵便事業の経営管理を行う日本郵政株式会社に対しては、金融持ち株会社に関する法規制の特例が設けら...全文を見る
○西委員 次に、完全売却についてお伺いしたいと思います。  金融二社の完全売却については、さまざまな意見や議論があります。民間とのイコールフッティングを確保するために完全売却は必要であるという意見もある一方で、完全売却をしてしまうと郵便局で金融サービスを確実に提供できる担保がな...全文を見る
○西委員 続きまして、イコールフッティングの確保についてお伺いをしたいと思います。  日本郵政株式会社の金融二社の株式を半分以上売却すれば、金融二社の新規事業規制の見直しについて認可制から届け出制になります。これは先ほどからさまざま議論があるところです。また、政府は、内外の金融...全文を見る
○西委員 さっきおっしゃられました、客観性、透明性という部分で、できるだけそういうことが達成できるようにお願いをしたいと思います。  続きまして、金融二社の株式を完全売却すると、日本郵政は金融二社への支配力を失うため、安定して金融事業を提供できなくなる可能性があるとして、政府が...全文を見る
○西委員 大変積極的なお考えでございます。田舎の、特に過疎地等の郵便局のあり方について、一つの方向性を聞いていただけたというふうに思っております。  時間が少なくなりました。最後に、簡易郵便局法についてお伺いをしたいと思います。  郵便窓口業務の委託等に関する法律の改正につい...全文を見る
○西委員 特定郵便局、簡易郵便局、いわばユニバーサルサービスの最前線だと思います。そんな意味で、立法者には、今の考えをもとにして、また政府におかれましても、その考えをもとにして適切な措置をお願い申し上げたいと思います。  以上で終わります。
04月18日第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  昨年の九月、台風十二号が和歌山県など我々の地元に襲来をして、大変な被害をもたらしました。農水省ももちろん大変な努力をしていただき、復旧復興に向けて今一生懸命に、地元としては頑張っているところでございます。さまざまな措置について、農水省の...全文を見る
○西委員 災害はいつ起こるかわからない。一月から十二月ということはわかるんですが、年末に締め切るということで、今回九月の初めですから、大きい被害でしたけれども、時間は若干あったんですが、このことについては非常に窮屈な部分があるというふうに思います。  続いて、これも知事の「仕事...全文を見る
○西委員 同じく「仕事百景」からです。  西牟婁、東牟婁地域は、振興局職員だけでは対応が出来ないということで、有田 これは和歌山の真ん中あたりですね、  有田以北の振興局及び本庁の農業工学職員を応援に行かせることとし、これまで延べ約百名近い職員を入れ替わり派遣しています。 ...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。現実、そういう側面があるんだと思うんです。  そして、私も先ほど申し上げましたように、早急にということで簡略化しますと、それぞれの権利者、その土地を持っている方だとか、家が浸水した、壊れた、さまざまな人たちの思いが通らないケースがありまして、やは...全文を見る
○西委員 先ほど申し上げましたが、十二月二十二日、年末に決定をいただきまして、十二月の二十八日から施行するということで、そのときには平成二十三年八月二十九日以降に発生した災害に係る災害復旧事業について適用する、いわばこの台風十二号に合わせて遡及をしていただいたというふうになってお...全文を見る
○西委員 そうしますと、この遡及適用については今後はもう、要するに締め切ったと。さまざまな御努力をいただいたんですが、今はこれでおしまいということでしょうか。年度がもう明けちゃいましたので、このことについての確認もしておきたいと思います。
○西委員 そうしますと、最終的には、県単独事業という範囲や個人が全部自分の負担でやるというケースは、ごく小さなところは除いて、ないというふうに理解していいわけですね。ごく小さなところは除いて。
○西委員 わかりました。  次いで、復旧事業の事業費の単価については、農林水産大臣は、傾斜度別一アール当たりの事業費というふうにして毎年定めておられます。この単価は、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律施行令に規定される、これまた長いんですが、農地にかわる...全文を見る
○西委員 これから少し厚生労働省の方にお伺いをしたいと思います。  簡易水道の災害復旧ですが、台風十二号では簡易水道施設も大きな被害を受けました。国の簡易水道の災害復旧については二分の一補助ということになっておりますが、ある町では簡易水道に関する復旧工事費だけで五、六億円という...全文を見る
○西委員 災害復旧において、水道というのは大変貴重なライフラインです。一つの自治体で五億、六億という被害はなかなか復旧に大変な苦労が伴うという意味で、今回の措置は大変ありがたいことだというふうに思っております。  しかし、水道に関しては、激甚災害の対象とは残念ながらなっておりま...全文を見る
○西委員 総合的というお話でしたが、もちろん水道代はいただいているんですが、営利を目的としてやっているわけではなくて、ほとんど自治体の実情というのはぎりぎりのところでやっているわけでございまして、むしろ赤字で苦労しているという実態のところが多いかと思います。そんな意味で、ぜひとも...全文を見る
○西委員 先ほどもお話ありましたように、本当に、毎日毎日切実な思いで漁に取り組んでいる。漁をしても、出荷の自粛をしなければいけない、または制限のかかっている魚しか、しかと言ってはいけませんけれども、多くとれてしまう。そんな中で、先が見えない、日々の暮らしが本当に立たないという状況...全文を見る
○西委員 いつも後回しにされるということをおっしゃっていましたので、ぜひとも、そんなことのないようにお取り組みをいただきたいと思います。  終わります。
05月24日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  総理、おはようございます。  総理、今、社会を見ますと、実態とかけ離れて、しかもそれが大きな影響を与えている、こういう問題が私は二つあると思うんです。  まず一つ目は、円の為替レートですね。  現在の水準、これは日本の実体経済とは...全文を見る
○西委員 なかなか今のはすんなりとは受け入れられない話でございますが、これはまた内閣府ということになっていますので内閣府に聞きますけれども、内閣府は経済財政の中長期の試算を行っているというふうに言われております。  経済成長によって、それでは、消費税増税分を除いた自然増収、これ...全文を見る
○西委員 デフレ下においてそんなことが実現可能かどうか、大いに疑問です。時間の都合で、それ以上のことは議論をするつもりはありません。  続いて、大震災、原発事故対応のことについてお伺いしたいと思います。  これについても問題があります。第二回目の復興交付金配分、あしただという...全文を見る
○西委員 今総理がおっしゃられました、復興についてはさまざまな議論があって、復興特区までつくって、そして地元の自由な、できるだけの自由な裁量のもとに復興を促進し、できるだけの希望を聞いていこう、こういうことで出発しておりますので、ぜひ総理には、先ほど御答弁いただきました方針を復興...全文を見る
○西委員 できるだけ早い復興が望まれるわけですが、私はここで一つ気になるのは、やはり、今回、このようにして八%、一〇%と消費税を引き上げていくわけですけれども、二十六年の四月以降から具体的に消費税がかかってくるわけです。それは多分、全国どこでも、地方によって特別の措置というのがあ...全文を見る
○西委員 安住大臣は被災地の御出身の方でもあります。その辺は十分に対応を考えていただきますようにお願いをしておきたいと思います。  さあ、いよいよ本題に入ります。財政再建についてお伺いをいたします。  野田総理は、社会保障と税の一体改革は待ったなし、こういう切迫した言い方を、...全文を見る
○西委員 もう結構です。
○西委員 御説明いただきましたけれども、いずれもまだ、本当に政府は真剣になってこの問題に取り組んでいる、こういう迫力は残念ながら感じられないというのが私の感想でございます。  次に、所得税の改正について財務大臣にお願いします。  税制の公平性を考える上で最も大事なこと、これは...全文を見る
○西委員 このことについては、やはり、アメリカでも高額所得者自身がそういう運動をしているという面も見られますし、十分な議論が必要だ、こう考えています。  所得税の改革に関しては、世代間の公平性という観点から、所得税への過度な負担をかけるべきではない、これは私もそう思っております...全文を見る
○西委員 今、消費税の増税議論があるからこそ、さまざまな税、資産課税も含めてですが、このことの全体のバランスを考えないとだめだということを私は申し上げたいわけで、そういう前提でやはり総合的に議論するということが必要だと思います。  いよいよ、消費税についてお伺いします。  今...全文を見る
○西委員 このように、必要な情報も十分国民に提示していない中で国民の理解を得る、こういうふうなことは私は難しい、こう思いますが、お考えをお聞きしたいと思います。
○西委員 低所得者の対策についてお伺いします。  消費税増税の影響をまともに受ける低所得者への対策ということで、まず、簡易な給付措置とはどんな給付なのか。法案では、これは、給付の開始時期、対象範囲、基準となる所得の考え方等は検討の上で給付する、こんなことになっております。  ...全文を見る
○西委員 こういうあやふやなことでとりあえず認めてくれと言われるのは、これは承服しがたい。国民の皆さんにとっては、ますますそういう状態ではわからない。どれだけ還付されるのか、どういう人が還付されるのかということについて全くわからない。このことについては余りにも大ざっぱ過ぎる、こう...全文を見る
○西委員 もう時間がなくなってまいりました。  今の話にしろ、政府はどうしたい、具体的にどういうふうにしたいという、今はまだ簡易な給付措置で、本来の給付というところにならないんですが、それを与野党の協議に任せるとか検討するとか、こういうことでは、私は、政府としての役割を果たして...全文を見る
06月05日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  きょうは、長時間にわたって貴重なお話を拝聴させていただいて、心より感謝を申し上げます。しばらくの間、質問をさせていただきたいと思います。  私は順番にお伺いしていきたいと思うんですが、まず、白河市長の鈴木和夫さんにお伺いをしたいと思い...全文を見る
○西委員 大変説得力のあるお話だとお受けいたしました。  時間が余りないので、次々と隣に行かせていただきたいと思います。  今泉さんにお聞きをしたいと思います。  年金を中心にお話をいただきました。それで、消費税についても先ほど御意見がございました。先ほど私の話の中で、低所...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  続きまして、古渡さんにお伺いをしたいと思います。  先ほどからデータを拝見させていただいて、古渡さん、全国の五年先を行っている気がすると。つまり、やはり働き方も随分違って、共働きもふえてきてということなんだろうかなというふうに私は推測したん...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  もうあと五分と言われてしまいましたので少し順番を飛ばさせていただきますが、現場の立場で先ほどからお話をいただいている、皆さん現場なんですが、中小企業の現場の皆さんということで、轡田さんと、それから、実務をおやりになっている金田さんにお伺いした...全文を見る
○西委員 最後に、南相馬の市立総合病院の院長さん、金澤先生にお聞きをしたいと思います。  先ほどから、この南相馬市周辺の原子力事故における影響も踏まえた、大変重要なお話をいただいたと思います。一人でも多くの人が一刻も早く帰ってきて、安心した生活を、安定的に暮らしていける条件とい...全文を見る
06月07日第180回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  初めに、質問に入る前に、昨日、三笠宮寛仁親王殿下が御逝去されました。殿下は、障害者の福祉を初めとした社会福祉、さらにはスポーツの振興等、大変御活躍で、国民の皆さんにも大変親しまれた殿下でございました。心より御冥福を申し上げたいと思います...全文を見る
○西委員 ほぼ全ての自治体において合併特例債が使われている、こういうことだというふうに理解をいたしました。  次に、その活用状況なんですが、公債費比率等の制約があって合併特例債を発行できないという自治体、これはあるのでしょうか。そのことについてお伺いを、今は一つだけですから、そ...全文を見る
○西委員 次に、活用状況について、平成二十年の十月に全国町村会の道州制と町村に関する研究会が「「平成の合併」をめぐる実態と評価」という報告書を発行しております。その中に、「どこも合併特例債を使う余裕がない。特例債の枠は持っていても、公債費比率等の制約があって使うことができない。」...全文を見る
○西委員 今お答えになられましたように、制約も一つは現実にはあると思いますが、余裕があっても、まだそこまで使っていない、もしくは使うつもりがないというところもあるかもしれませんが、さまざまな現状であるということがわかりました。  続いて、合併後の地域振興のために、合併特例債を使...全文を見る
○西委員 この基金、活用すれば、大変さまざまな面で地域振興のために役に立つというふうに私は理解をしておりますが、この基金に関する大臣の評価をお伺いしたいと思います。
○西委員 全くそうだと思います。  合併によるさまざまな、旧市町村体制から、大きな、広域になるに当たって、文化、習慣等も違うこともあり、また、地元意識もやはり強いものがあります。そういうものを乗り越えていくためには、さまざまな工夫をしなければいけない。やはり、一刻も早く新しい行...全文を見る
○西委員 私は和歌山なんですが、今回の東北の大震災を踏まえて、東南海、南海、東海、いわゆる三連動地震に対応するためにさまざまな取り組みをしていかなければいけない。もちろん和歌山だけのことではありませんけれども、その一環として、やはり老朽化した公共施設、もちろんこれは建物だけではな...全文を見る
○西委員 一定の考え方はわかるんですが、除却することによって、例えばその施設が合併によって一本化される。それを中途半端に残すことによって、そこに職員も依然として配置する。総合的な計画の中で、まさしくこの公共施設のマネジメント、今後、財政的な観点も含めて、また耐震とかさまざまな面、...全文を見る
○西委員 時間が参りました。  今のソフト分の融通というのは、大変必要なというか、積極的に取り組むところについては再度配分していこうという意味では期待をしております。きっちりとそれぞれの希望のところに配分されるようによろしくお願いを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。...全文を見る
06月13日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第2号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  きょうは、五人の先生方、公述人の皆さん、本当にお忙しいところ、貴重な御提言をいただきまして、心より感謝を申し上げます。  早速お伺いをしていきたいと思います。初めに、高橋先生にお伺いをしたいと思います。  先ほどから、今回のこの一体...全文を見る
○西委員 この議論、今やっておりますけれども、今高橋公述人がおっしゃられたように、この議論だけで消費税五%アップということになりますと、介護と医療、この二つがまた議論になると、またさらに消費税が上がるのではないかという誤解を生む可能性も十分あるし、また、事実、出てくる法案によって...全文を見る
○西委員 高橋公述人に話を戻したいと思います。  今、政府提出は給付つき税額控除ということが基本になっておりますが、先ほどからのお話のように、複数税率という考え方も、これは大きな話題として一方では上っております。  この二つ、それぞれの長所、短所、あると思うんですが、公述人は...全文を見る
○西委員 続いて、森信参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほどからお伺いをしました給付つき税額控除のさまざまな各国における例、私は非常に共感をしております。実は、あしたもこのことについて質問しようと思っているんですが。  日本の、特に低所得者の皆さんに対する保障、それを補...全文を見る
○西委員 ありがとうございました。  続いて、田淵参考人にお願いをします。  先ほど全国商工会連合会会長の石澤さんから、なかなか転嫁をするのが難しい、実際、現場では、この税率がどんどん変わっていく、八%、一〇%と変わっていく、しかも軽減税率なんかが入るとさらに難しい、こういう...全文を見る
○西委員 時間が少なくなってまいりました。  最後になってしまいましたが、お一人残りますが、実は石澤参考人にお伺いをしたいと思うんです。  こういう時代になって、さまざま、中小の商店街の商工会の皆さん、大変だと思います。おっしゃったように、パソコンで、エクセルでどうと言われて...全文を見る
○西委員 公述人のリーダーシップを期待して、終わりにいたします。  ありがとうございました。
06月14日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第19号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  昨日の新聞には、生活保護受給者数が二百六万人、過去最多という記事が出ました。先日来のさまざまな議論、また、公述人の皆さんとの議論の中でも、やはり無年金、低年金の皆さん、それから低所得者の皆さん、こういう人たちに対してどういう手当てができ...全文を見る
○西委員 払うべきは払うようにということですが、五千八百億という、これだけの徴収が果たしてできるのかなという危惧を抱いております。  次に、年金の受給資格の期間短縮の問題について。  現行の年金制度も、国民皆年金という観点から見ると、全く、今の現状は、問題なしとは言えません。...全文を見る
○西委員 受給できない人をふやすよりも、少しでも受給できる人をふやしていくというのが私は年金の趣旨だと思いますので、私の提案についても十分受け取っていただければというふうに思います。  次に、自営業者の保険料の納付についてお伺いします。  国民年金保険料の納付は、毎月納めるか...全文を見る
○西委員 次に、後納についてです。  このことについては、納付意欲を阻害するとか、また、高所得者、資産家だけがたくさん納めるために得になるとか、それから、年金収支のバランスが崩れる、利用者が多くない、さまざまな予想が言われております。前納に対しては、これは割引が、一年まとめて納...全文を見る
○西委員 できるだけ多くの人がまず年金の中で老後の生活の所得を確保するという観点を、私は、最重要の問題として受けとめるべきだと。  こういう場合は入れない、こういうのはだめだということよりも、そこに一つの課題があって、そして、今言った給付つき税額控除も、私はまた後ほど申し上げま...全文を見る
○西委員 まさに協議中のことです。高額所得者の件についても、私見ですので、私の考えですので、必ずしも党とはまた、別かもしれません。  今度は、生活保護と年金のあり方についてお伺いしたいと思います。  当委員会における議論を聞いていまして、大変懸念していることが一つあります。芸...全文を見る
○西委員 まさしく、我が党が社会保障全体の枠組みの中で今回の議論をすべきだと申し上げたのは、一つは、そういうさまざまな要件の中で抜本的にやはり考え直していかなければいけない面がある、こういうことを申し上げているわけでございます。  続いて、給付つきの税額控除について。  今回...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  ややもすると、消費税の対策、逆進性対策に用いるというふうに思われている側面がありますので、もう少し膨らませて、先ほど申し上げましたように、年金からも、そして消費税のバックからも、そして最後に生活保護、こういうやはり多層のセーフティーネットが要...全文を見る
○西委員 先ほど申し上げましたように、さまざまな議論がありますから、うちの党の意見というわけではなくて、一つの方向性というふうに申し上げておきたいと思います。  その次に、簡易な給付措置についてでございます。  この間の質問の折に、安住大臣からも、また岡田副総理からも御答弁を...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  最後の質問になります。  今まで、無年金、低年金、低所得者対策など、社会的弱者に関する質問をしてまいりました。  最後に、ちょっと角度が変わるんですが、難病対策について質問をさせていただきます。ちょっと今までの議論にはなかったことですが。...全文を見る
○西委員 今こそ抜本的な対策をお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月19日第180回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○西委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     消防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の事項について十分...全文を見る
06月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第20号
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○西委員 おはようございます。  ただいま議題となりました両修正案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、子ども・子育て支援法案に対する修正案の趣旨について申し上げます。  修正の趣旨は、第一に...全文を見る
○西議員 お答え申し上げます。  自民党、公明党と民主党との協議を経て決まることですから、その順序というのはこれからの手続によるというふうに思います。今後の三党の協議の結果として、どうなるかということは最終的に決まるというふうに考えております。
○西議員 お答え申し上げます。  そういう意味では、現行制度を中心とした改革というものを基本としております。
○西議員 私は存じ上げておりません。
○西議員 お答え申し上げます。  私どもは、税と社会保障の一体改革というものは、社会保障全般ということを課題にすべきであるという大前提で議論を進めてまいりました。しかし、現実には、この議論というのは、年金と子育て、これが中心ですね。そういう意味では、やはり早急に、その他の、特に...全文を見る
○西委員 お答えいたします。  我が党は、もともと加算年金という考え方を持っておりました。今回、必ずしも年金制度の中ではありませんけれども、納付月数に応じてその加算をしていくという考え方、これは、まだまだ私どもの考えている額とか理想には至りませんけれども、一つの方法であるという...全文を見る
○西議員 お答え申し上げます。  今回の社会保障制度改革推進法案、これにおいては、新しい今後の公的年金制度について、これは国民会議で十分議論をしていただく、同時に、高齢者医療制度についても国民会議で議論をしていただく、こういうことになっております。  なお、その前に、三党の確...全文を見る
○西議員 お答えいたします。  大体、長妻さんのお考えに近いんですけれども、確認書にありますように、公的年金制度それから高齢者の医療制度については、あらかじめその内容について三党の合意に向けて協議する、こういうことが文書として決まっております。  しかし、現実は、それぞれの政...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○西議員 今回の三党合意、最終的には、あらかじめ三党間で合意するという結論を得ました。つまり、民主党は民主党のお考えがありますし、自民党は自民党のお考えがございます。私どもも公明党の考えがあります。その三党の考え方を持ち寄って、この国民会議に付託する前に私ども三党で協議した上で、...全文を見る
○西議員 マニフェストというのは、それぞれの政党の主張でございます。今回、例えば後期高齢者医療制度の撤廃という法律を今国会中にお出しになるというふうに政府はおっしゃっておりましたけれども、このことも含めて三党合意にかかる、こういうことが正確な表現であろうと思います。マニフェストに...全文を見る
○西議員 お答え申し上げます。  現在の年金制度、これは自公政権時代、つまり、平成十六年に成立したものであります。この考え方は、保険料の上限をまず固定する、基礎年金の国庫負担の割合を二分の一、それから、マクロ経済スライドなどを行うことによって制度の持続可能性を高める、こういう仕...全文を見る
○西議員 お答え申し上げます。  委員御指摘のように、今回の特例給付の解消につきましては、国民年金法の改正案ということで、当特別委員会の審議の対象にはなっていないということでございます。  しかし、この特例水準については、基本的には、デフレ脱却、それから景気を回復する、これが...全文を見る
○西議員 党としての最終の結論はこれからでございます。
06月26日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第22号
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○西議員 古屋議員にお答えいたします。  その前に、三党協議、社会保障分野、年金、子育て、さまざまな分野において、公明党のスタッフの一人として御協力いただきましたことに御礼を申し上げたいと思います。  さて、今回の年金の分野で大きく議論になった一つに、今御指摘の低所得者に対す...全文を見る
○西議員 お答えを申し上げます。  その前に一点、正確には定率加算に加えてもう一点ございますので、追加をさせていただきます。  と申しますのは、過去の保険料の免除期間に応じた加算というのがそれに加わるということでございます。保険料免除期間がある低所得高齢者に対しては、これはも...全文を見る
○西委員 私は、公明党を代表して、総合こども園法案を除く社会保障と税の一体改革関連六法案に対する民主、自民、公明提出の修正案及び修正部分を除く原案、民主、自民、公明提出の社会保障制度改革推進法案及びいわゆる認定こども園法の一部改正案について、いずれも賛成の立場から討論を行います。...全文を見る
07月11日第180回国会 参議院 本会議 第19号
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○衆議院議員(西博義君) 田村智子議員にお答え申し上げます。  公明党に対しまして二つの質問がございました。初めに、小泉政権の社会保障政策への評価ということで御質問がありました。  小泉政権では、消費税増税を行わず財政健全化に取り組むという方針の下、社会保障分野でもその抑制が...全文を見る
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○衆議院議員(西博義君) お答え申し上げます。  委員御指摘のように、今回の年金機能強化法案では、現に生じている無年金者の皆さん、この皆さんを救済すると同時に、納付した保険料をできるだけ給付に結び付ける、お返しをできるというような観点から、受給資格の短縮、いわゆる二十五年から十...全文を見る
07月20日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(西博義君) お答え申し上げます。  三党合意の結果どうなるかということについては、それぞれの三党のお考えがありますから、そこは保証することはできないと私は思います。我々、既にそれぞれの党の間で合意をしたわけではありませんから、そこは確認は私の立場としてはできないと...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○衆議院議員(西博義君) お答え申し上げます。  谷合委員、今御主張のとおり、今回の社会保障と税の一体改革、この論点の一つの大きなテーマは、支え手をいかにするか、いかに幅広い皆さん方に支え手として頑張っていただくか、このことが私ども三党協議の場でも大きなテーマでございました。 ...全文を見る
○衆議院議員(西博義君) お答えを申し上げます。  非正規の方とか、今本当に多様な就労形態の中で、今回の厚生年金の適用拡大、大変重要な観点であったと思います。  私どもの修正協議では、適用基準の賃金月額七万八千円、これについて議論がございました。一つは、企業においては、消費税...全文を見る
07月30日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○衆議院議員(西博義君) お答え申し上げます。  今回のこの三党合意は、社会保障全体に対するこの一体改革の議論の中で私ども三党が議員立法として提案をした内容でございます。その議員立法を今後どうするかということについては、それは任命はこれは総理が任命されるということですから、最終...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○衆議院議員(西博義君) お答え申し上げます。  長沢委員からは、我が党が一体改革の修正協議に入った意義ということについて御質問をいただきました。  御存じのように、世界に類を見ない高齢化が進展するこの日本の国の中にあって、持続可能な社会保障制度、これを構築する、このための安...全文を見る
○衆議院議員(西博義君) お答え申し上げます。  先ほどからお話がありましたように、当初の政府から提案のありました低所得者に対する加算、言わば定額の給付ですね、この措置を年金の制度、年金の土俵の中で行うのかと、こういうことが一つ議論になりました。そういう中で、三党の協議の中で、...全文を見る
○衆議院議員(西博義君) 委員御指摘のように、公明党では年来、加算年金という制度を主張してまいりました。  今回、三党合意で合意に至った内容については、一つは、現行制度の下で発生している低年金者に対応するため、年金受給者を対象にする、こういうところの考え方、これが一つでございま...全文を見る
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○衆議院議員(西博義君) 秋野委員にお答え申し上げます。  秋野先生御指摘のように、協会けんぽ、これは主に中小企業の被用者が入られて、そして被用者保険の大きなセーフティーネットの一つでございます。そして、御指摘のように、その財政基盤の強化、これは喫緊の課題になっていると、こうい...全文を見る
○衆議院議員(西博義君) お答えいたします。  協会けんぽの国庫負担率、この問題につきましては、これは喫緊の課題になっております。御指摘のように、今年で決断をしなければならないという、こんな時期になっておりますので、このことについては政府において本年度中に検討が行われると、この...全文を見る
○衆議院議員(西博義君) お答えを申し上げます。  御指摘のように、国立病院機構、さらには労働者健康福祉機構につきましては、政府の独立行政法人の制度及び組織見直しの基本方針というところで、固有の根拠法に基づき設立される法人というようなことに一応決まっているというふうに伺っており...全文を見る
08月03日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○衆議院議員(西博義君) お答えいたします。  最低保障年金制度そのものの設計が必ずしも確立されたものではまだ私どもはないというふうに見ております。  最低保障年金ということだけでいいますと、先ほど長妻議員がおっしゃられたように、全額税で、しかも所得の低い人たちに給付をすると...全文を見る
○衆議院議員(西博義君) 衆議院の議論の最終局面で、今回のこの一体改革に対して我が党も三党の合意に参加をいたしました。その理由は、やはり今、持続可能な社会保障制度を構築するために安定的な財源が是非とも必要であると、こういう観点から、この重要課題について三党、党派を超えてやはり責任...全文を見る
08月07日第180回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  きょうは、本題に入る前に、二問、地デジのことについての確認をさせていただきたいと思います。被災地も含めて、地デジへの完全移行がなされました。しかし、若干残された課題もあると思いまして、その確認をお願いしたいと思っております。  一つは...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  私の申し上げた課題の一つの解決のめどが立ったということは、大変喜ばしいことでございます。関係者の皆さんに大変御努力いただきましたことに敬意を表したいと思います。  具体的にはこれから、今御答弁がありましたように、市町村の判断ということになり...全文を見る
○西委員 今年度中に七割ということで、特に各地の、今地域的な災害が多発しております。中央の情報だけでは十分間に合わないということもありますので、できるだけ早く、しかも、個人の負担についても十分配慮して進めていただきたいことをお願い申し上げます。  さて、ここから本題に入りたいと...全文を見る
○西委員 今回は、まさに現実に起こった問題の対処ということでは、そこは理解できるんですが、今後、やはり全体像というものを出しながら、その中の位置づけ、今この問題について議論しているんだということをぜひともやっていただきたいと思います。  次に、基本的な方向性についてです。  ...全文を見る
○西委員 実は、私ども公明党の提言でも、こういうふうに書かれております。自治体といっても、基礎自治体、広域自治体という種類、その規模などは多様です。議会の組織、運営の自由度を拡大し、多様なあり方が選択できるよう、各自治体の実情に合った実効ある地方議会基本条例の制定を推進する。こう...全文を見る
○西委員 全く大臣のおっしゃるとおりでございます。  ただ、今の流れ、今の方向性は私は大事な方向性だと思うんですが、それにしても現状が余りにも詳細にわたって規定し過ぎているということからすると、今後の改正というのは、本当にそれを一つ一つ手直ししていくだけで抜本的な地方自治の方向...全文を見る
○西委員 事実、知事会の皆さん、それから元知事さん初め地方の現場を預かる皆さん方からの声というのもやはり重視していく、傾聴するに値する内容があると思うんです。国の視点だけではなくて、それこそさまざまな各界各層の御意見をぜひともお聞きした上で方向性を定めていただきたいと思います。 ...全文を見る
○西委員 いわゆるバランスといいますか、行政と議会との間の分離のレベルがさまざまあって、今のは純粋分離ですからいわば極端な一つの例ですが、そういう議論もあるということについてはやはり認識をしておくべきかなというふうに思って質問をいたしました。  次に、議会の自立性についてお伺い...全文を見る
○西委員 ありがとうございます。  次に、専決処分についてお伺いします。  このことについては、いとまがないときの判断は個別具体の例によって異なってきます。要件の明確化を規定するというのは、なかなか難しいことではないかと思っております。したがいまして、全国都道府県議長会の制度...全文を見る
○西委員 さまざまなケースがあるので、必ず両者の協議で合意をしなければいけないというのはなかなか難しいかもしれませんが、十分事前に協議をするということを前提にするということは、私は、今後の運営の仕方としては重要なことではないかなというふうに思っております。  それから、再議制度...全文を見る
○西委員 違法再議についてお伺いします。  違法再議に関して、これは都道府県の議長会の提言ですが、国や都道府県という上級官庁の裁決によって解決するという従前の国の監督制度を存置した制度となっており、地方分権時代における制度としてはふさわしくないということで、争訟制度、争訟という...全文を見る
○西委員 最終的に違法というふうに言っているんですが、違法と判断する前は、必ずしも違法かどうかの時点からさまざま議論が起こってくるんだと思いますので、いずれにしても、十分双方の意見を聞いて、そして方向性を出していただきたいというふうに思います。  一つ飛ばさせていただいて、政務...全文を見る
○西委員 それぞれの地方で条例によって決めるということになっております。今アウトラインといいますか、全てではありませんけれども、方向性は大体お述べいただきました。  もちろん、住民の皆さんの監視も十分行き届いているこんな時代ですから、それは議会においても真剣な議論が必要かと思い...全文を見る
○西委員 今大臣が御答弁いただいたとおりなんだと思います。今回の通年議会の改正においても、さまざま、今地方において地方議員が果たす役割、地方議会が果たす役割というのはどんどん大きくなってきております。それは、とりもなおさず、これからの日本の将来、やはり地方のことは地方で議論をして...全文を見る
○西委員 公明党の西博義でございます。  このたび、大都市地域における特別区の設置に関する法律案、審議に入ることになりました。長時間にわたって熱心な議論をして、しかも七会派に及ぶ賛同者を得て、このようにしていよいよ法案の審議に入られたということですが、提案者の皆様方の御苦労に、...全文を見る
○西委員 手続を定めるということで、余り東京都という形にとらわれずに、それぞれの自治体の自由度を高めるという趣旨を尊重されたというふうにお伺いしましたけれども、私もそれは一つの考え方だというふうに思います。  次に、特別区に関して、今回の法案と地方自治法、これを見比べますと、一...全文を見る
○西委員 特別区に関して、非常に丁寧なプロセスを経て、立ち上げるという、その意味がよく理解できたように思います。  次に、法案の第十一条なんですが、道府県及び特別区は、政府に対して意見を申し出て、必要があると認める場合、政府が法制上の措置等を講ずる、こういうふうにされております...全文を見る
○西委員 今御答弁をいただきました。私は、この法案第十一条の事務の分担等に関する意見の申し出に係る措置の規定、これは今後の地方分権、それから地域主権、こういうものを確立していく上において非常に重要な立法ですが、意味を持ってくるものだというふうに思っております。  地方の自治事務...全文を見る
○西委員 今申し上げたのは若干極端でしたけれども、さまざまな意見に対して国としてやはりきちっと応答するという透明性は私は必要だと思います。さまざまな意見を全て法制化して、それを実現していこうというのは、それは極端かもしれませんけれども、やはり意見は意見として誠実に対応するというと...全文を見る
○西委員 今回の法案は、やはり新しい大都市地域の行政のあり方について大変重要な位置を占めると思います。今後とも、先ほど大臣もおっしゃられたように、さまざまな形での提案があります。それをどのようにして地方の意向を生かしていくかということは引き続きまた大事な課題だと思いますので、その...全文を見る
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○衆議院議員(西博義君) お答え申し上げます。  野田先生おっしゃったことと基本的には同じでございます。今回の三党合意は、社会保障と税の一体改革、この社会保障四分野に関する合意、これを国民会議それから三党の中で進めていこうと、こういうことでありまして、政党全体の政策、これは様々...全文を見る
11月16日第181回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○西委員 公明党の西博義でございます。  私も、この最終の総務委員会、十分な議論ができないままのばたばた劇になってしまったことを大変残念に感じております。今後、まだまだ、さまざまな課題があると思いますので、このことについては政府また国会でも引き続き十分な議論を続けていただきたい...全文を見る
○西委員 経済情勢が大きく変化をし、もちろん、退職金も大きく下がっているということが現実であるわけですね。そのことについて、やはり一刻も早く追随をしていく、上がるも下がるも両方あるんですが、やはりそのことをしていく必要があるというふうな御指摘をさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○西委員 まさしく大臣御指摘のとおりだと思うんです。とりあえず今回はこういう形で決着しますが、今後の問題として、この点についてもさらに調査なり研究を進めて、本格的な官民較差の縮小ということにぜひとも取り組んでいただきたいと思います。  次に、退職手当と年金の比率についてでござい...全文を見る
○西委員 最後になりました。積立金の運用について一言だけ確認をしておきたいと思います。  この運用が失敗した場合どうなるのかということです。給付設計はキャッシュバランス方式を採用する、こういうことですので、給付額を下げるというふうになるのではないかと思っておりますが、このことの...全文を見る
○西委員 終わりますが、実は私、今回で引退ということになっておりまして、最後の日に最後の質問をさせていただくということに非常に感謝をいたします。  委員会諸氏の御活躍と、また政府関係者、また院の関係者の皆さんに感謝を申し上げながら、皆さんの御活躍をお祈りして、この話を終わります...全文を見る