西村眞悟

にしむらしんご



当選回数回

西村眞悟の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第142回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○西村(眞)委員 総理、お休みもなく、御苦労さまでございます。  これから、二つの主題で質問させていただきたいと思います。  まず第一の主題は、総理の歴史観ということでございます。そしてもう一つの主題は、民主主義国家において、総理は、議会にまた国民に何を説明しなければならない...全文を見る
○西村(眞)委員 私の質問は、例えばオランダ、ニュージーランド、オーストラリア等にも、求められれば同じような文章をお送りになりますかということでございます。
○西村(眞)委員 これからイギリスに絞ってまいります。  私としては、五十年目の村山談話を引き継いで、五十三年目にも今お話しになったような経緯でおわびの文章を入れられる。五十四年目どうなんだ、五十六年目また英国首相と会えばどうなんだ。時間的にも、また地域的にも歯どめがなくなる。...全文を見る
○西村(眞)委員 最後の処刑は七名、昭和二十五年四月七日です。合計千六十一名です。朝鮮戦争勃発の二カ月前まで処刑がなされておりました。これは裁判記録にある方々です。では、裁判記録に何も残らなかった人のことは御存じなんだろうか。  ここでリンドバーグの日記を読みます。大西洋横断で...全文を見る
○西村(眞)委員 朝鮮半島を植民地支配いたしました。また、攻め入った中国大陸、しかし、イギリスとの戦いは違うのではないかな、私はこのように思えてならないのです。村山前首相の談話が、そのまますべての我が国との交戦国に通用するのはどうか、これは私は疑問に思うところです。しかし、総理は...全文を見る
○西村(眞)委員 総理の意図はよくわかっております。しかし、読売の朝刊、また、私が取り寄せましたインディペンデンスでは、日本がサンに謝るというセンセーショナルな表題でこれが流れておるわけです。これをインディペンデンス、イギリスはどのように言っておるか、御承知のとおりと思いますが、...全文を見る
○西村(眞)委員 これ以上申し上げませんけれども、みずから内閣総理大臣として書かれた文章が相手に乗せられて、どこに載るかわからないというようなことをなさってはならなかったのだろう。まして私は、これは異常だと思うのは、電話で話して、書いてくれと言って、遠い何万キロも離れたところでや...全文を見る
○西村(眞)委員 私は、そういうことではなくて、この女性がスパイであるという報道がなされて、これに対して弁明はすべきであろうと。  そしてもう一つ、総理が重大なことを前回言われたのは、調べてわかるか、調べてスパイとわかるならスパイと言えないだろう、そんなの調べられるかというこの...全文を見る
○西村(眞)委員 こういうことです。こういうことなんです、我が国の現状は。  結局、その女性のことじゃなくて、この女性という人物を道具にして何を中国が情報として握っておるのかと。公安の問題であり、安全保障の根幹を揺るがしかねない問題と言っていいという中西教授の発言を私は支持する...全文を見る
○西村(眞)委員 では、アメリカに行かれたことは確かなんですから、何月何日に行ってだれに会ったという具体的なことを、ちょっと事実関係だけ御説明いただけますか。
○西村(眞)委員 もちろん公務として行かれたのですね。物見遊山ではなくて公務として行かれたのですね。
○西村(眞)委員 先ほど朝日新聞に抗議されたというふうにお答えがありましたが、朝日新聞はその抗議を認める、また訂正記事を出す、そういうところまで詰めておられますか。
○西村(眞)委員 認められるというより、これは事実の認定の問題でございますね。  したがって、お聞きしますが、副長官のおっしゃったことの事実の認定をするには、ここで水かけ論をしておってもわかりませんから、スパーリング大統領補佐官に聞けば一番わかるのですか。六人の方のどなたに聞け...全文を見る
○西村(眞)委員 時間が終わりました。お答えは不十分でございましたけれども、これで質問はやめさせていただきます。
02月27日第142回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○西村(眞)委員 西村眞悟です。  質問者の雰囲気ががらっと変わって、気分転換になるかならぬかわかりませんが、私の質問の冒頭は、日本・ミャンマー議員連盟の小沢辰男会長もこちらにおられますが、一昨日の我が国政府のミャンマー・ヤンゴン空港工事再開の決定をお聞きいたしまして、敬意を表...全文を見る
○西村(眞)委員 ぜひそれを実現して、実施していただきたい、そのように思います。我が国、一つの国家としての信義が、ある意味ではかかっているのかなと思います。長くは申し上げません、大臣よく御承知のとおりでございます。  さて、私の今回の質問は、小渕外務大臣が十二月三日カナダで締結...全文を見る
○西村(眞)委員 アメリカのことを言われましたが、アメリカも我が国も、CCWをそのまま推し進めて、将来は地雷をなくそうと。アメリカは誠実でございまして、代替手段を開発しております。どういう代替手段かといえば、ごきぶりホイホイの親玉みたいなもので、ゴムみたいなものが、踏んだら固まっ...全文を見る
○西村(眞)委員 死傷率を出さないということは無責任じゃないですか。持久するには物資の兵たんを整えればいい。しかし、現実に前線に立っている兵士が、アメリカのように三五%死傷率が上がるんだ、防御がなく、突然目の前にあらわれるわけですから。そういうことを、死傷率を計算せずにこの流れに...全文を見る
○西村(眞)委員 答えられなかったら答えられないと言ってくださいよ。  というのは、原発等の重要施設、また局地警備でも、鉄条網だけだったら持ちこたえる時間が少なくなる。だから、持ちこたえられる時間が少なくなるというのは、突破されるということですから、原発を爆破されるということで...全文を見る
○西村(眞)委員 今は我が国のことだけ申しましたけれども、我が国は予算にも地雷を計上しておる。したがって、我が国の地雷は、専守防衛を旨とする国民の財産と国土を守るための地雷である、この認識が前提としてある。これはまあ異論のないところでございますから、御質問をしません。兵器、また人...全文を見る
○西村(眞)委員 アメリカは自国の軍隊の指揮権を他国には断じて譲らぬ国ですから、アメリカは使うと思いますよ。しかし、我が国は全面禁止条約に署名したんだから使えないということになるでしょう。どうしてアメリカとの共同対処が可能なのですか。この条約には国内措置を定めた九条があって、アメ...全文を見る
○西村(眞)委員 やはり、CCW、アメリカ、ロシア、中国とともに、地道に軍縮条約というものの基本を踏んで歩んでいた、あの歩みが正しかった。  このいわゆるオタワ・プロセスというものは、ICBL、民間キャンペーンはいいんです、民間キャンペーンは。悲惨なんですから。自動車の事故も悲...全文を見る
○西村(眞)委員 お話、よくわかりました。  対戦車地雷について触れられましたけれども、対戦車地雷は対人地雷がないと全く無益無能ですから。つまり、人間が踏んでも爆発しませんから、対人地雷がないと対戦車地雷は容易に撤去できる、したがって無力なんです。  それで、やはりこれは、私...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございました。これで質問を終わります。
03月12日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○西村(眞)委員 自由党の西村です。三十五分質問をさせていただきます。  大臣、所信表明を拝読いたしまして、この中で一つだけ気になったことは、北朝鮮に拉致された日本人の救出という問題について、北朝鮮問題に触れられておらないわけですね。  ただ、イラクのことについては触れられて...全文を見る
○西村(眞)委員 ぜひよろしくお願いいたします。  北朝鮮は行方不明者の捜索には協力するというようなことを言っておりますけれども、実は、それを聞いて一番危惧しましたのは、結局日本が捜している行方不明者は我が国にはおりませんよ、いろいろリストを上げましたけれども結局おりませんよ、...全文を見る
○西村(眞)委員 この際ですから申し上げます。  なぜ華僑に対する反発が日本に転化してくるのかといえば、今象徴的なことを一つ申しますと、インドネシア、ジャカルタで華僑の家というのは一目でわかるのです。なぜかといえば、金持ちの家であることではなくて、パラボラアンテナがあって、象の...全文を見る
○西村(眞)委員 よくわかりました。  防衛庁長官、安全保障委員会では有事を想定した議論が必要だと思うのですよ。有事を想定しなければ議論できないですから。したがって、仮定の問題には答えられませんとか、有事ばかり言っておるのではなくて平時のことを言いなさいとかいう議論は成り立たぬ...全文を見る
○西村(眞)委員 答弁を控えさせていただくとおっしゃっているから聞いてもむだだと思うのですけれども、アメリカは出す。国民の軍隊であり、出ていく人はアメリカ人の子供なんですから。我が国もそうなんです。防衛庁長官、我が国を守るための部隊であり、父母が我が国におり、またその子供たちが行...全文を見る
○西村(眞)委員 いろいろおっしゃるのはわかります。私も時代の子で、この時代の中で大臣とともに生きているわけですから。  しかし、日米ガイドラインの意味は、我が国はそういうふうないろいろな配慮があって何とかということをもう言いませんよ、実効性を確保しますよというふうな約束なんで...全文を見る
03月12日第142回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○西村(眞)委員 自由党の西村です。よろしくお願いいたします。  三人の先生方のお話を聞いておりまして、ああ日本の社会の病状がほぼ明らかになってきたな、このように思いました。現在という時代のよさは、何がいいのか、チャンスなのかといえば、右肩上がりのときには見えなかった病気が見え...全文を見る
○西村(眞)委員 予想したとおり御意見をいただきましたけれども、私は、この背景に漠然とした不安が確かにある。短期的な対策については、この場で議論していて、時差はありますけれども、ほぼ出そろってくると思う。しかし、漠然とした不安に対して政治が取り組むのでなければ、この国が明るくなら...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございます。時間が参りました。  メガワティさんとスー・チーさんの評価が大分違うのは、一にかかってスー・チーさんがべっぴんだからです。それだけの話です。  終わります。
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○西村(眞)分科員 御質問を聞いておりましたけれども、政府もいろいろな立場からの質問があって大変だなと思って聞いておりました。まず、私は、宮内庁の方に、天皇陛下の海外御訪問に関して主に質問をさせていただきたいと思います。  その前提に申し上げますが、例えば橋本内閣総理大臣は国会...全文を見る
○西村(眞)分科員 宮内庁と外務省で、最終決定は閣議。これについては、最終決定が閣議だというところで、もちろん、我々の政治体制は与党が閣議のメンバーを送り込むわけですから、政治的機関によって最終判断がなされておる。私は、非政治的機関、例えば皇室会議的なものが政治から超越している天...全文を見る
○西村(眞)分科員 くれぐれもそのようによろしくお願いいたします。  教訓としては、出先に任せてしまえば日程は過密になるということですね。必ず宮内庁において主導権を握りながら、我々の国家と国民統合の象徴のことで、断じて御体力のことについては配慮して日程を組んでいただきたい、この...全文を見る
○西村(眞)分科員 それで、長官、防衛庁というのは英語で言うたら何と言うのですか。
○西村(眞)分科員 行政改革を、イギリスでもやって、我が国でもやって、きょうさんエージェンシーができていくわけですな。この中において、我が防衛庁もエージェンシーだ。これは何をやっておるんだということに海外から見たらなる。実態もそうであれば大変なことだ。しかし、論語子路編にいわくで...全文を見る
○西村(眞)分科員 実は、先ほど紹介した論語子路編の、まず名を正すべきかという孔子の言葉は、そのように政治的配慮で何も軸が立てられない、実態的に動かすことができない、何かがんじがらめになって具体的に動けなくなった国家の政を孔子がもし頼まれれば、先生、何から先になさいますかという問...全文を見る
○西村(眞)分科員 地雷はなく専守防衛というのは交戦力が落ちることは確かですから、何でこんな条約を締結したんだ、気が狂っているのと違うかなとまで思うのですよ。  我々の国会に対してさいは投げられているわけですから、これは人道的な残存地雷の除去という問題と国防の問題を混同した条約...全文を見る
○西村(眞)分科員 いみじくも長官の言われたことは、我が国の百年ぐらいの伝統的な考え方です。  というのは、仮に戦艦大和をすべて公開して、あのときは弩級戦艦で、大艦巨砲主義の時代で、アメリカもそうで、我が国が航空母艦でやるまで彼らは気づかなかったわけですから、あれを本当にすべて...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○西村(眞)分科員 早速でございます。二つの柱で質問させていただきます。  第一は、知的所有権が、現在の社会生活上、先進工業国では非常に保護すべきものとして把握されてきていることは御承知のとおりでございますが、私はここで、知的所有権の保護の風潮そして保護の必要性の中で、そこに国...全文を見る
○西村(眞)分科員 そのようなことだと私も思います。  いわゆる原告という立場からするならば、補助金が出ることによって機械が購入をされる、これは、動機づけとして補助金があるわけですから、これが続きますならば国に対して不法行為責任を問い得るケースだ、このように思うのですが、これは...全文を見る
○西村(眞)分科員 ありがとうございます。  次は、第二の問題点に参ります。  組織犯罪対策としての主に通信傍受についてお聞きするわけですが、これはこの分科会で私は一番お聞きしなければならないし、また、ある意味では、国家の、社会、市民生活防衛上の最重要の課題が実は本国会にある...全文を見る
○西村(眞)分科員 私も、組織犯罪の被害は戦争による被害に匹敵すると考えておりますので、この法案を出していただいたことに敬意を表しておるのです。  これはちょっとしばらく個別的なことをお聞きしますが、従来、検証令状という形で通信傍受はされた判例が数例あるわけですが、これができま...全文を見る
○西村(眞)分科員 よくわかりました。  次の質問ですが、現在の情報を収集して実態を把握しようとするこの組織は、犯罪自体がビジネスなわけであります。したがって、私がこの冒頭申し上げましたように、犯罪をするプライバシーはないのでございます。なぜ通信という電波、ワイヤを通じた会話だ...全文を見る
○西村(眞)分科員 社会を壊そうとする組織との戦争状態であるということで考えますならば、この法案についても、令状の期間が短い、また、犯罪の限定は諸外国にその例はない、諸外国は、戦争状態だと把握してその実態解明と撲滅に取り組むという法制を日本よりも問題意識として持っておるというふう...全文を見る
04月22日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○西村(眞)委員 西村でございます。  これから二十分、行政改革における国防というものに絞って、総理に質問させていただきます。  まず、このたびの全面的な行政改革の動きの中で、国防というのを総理がいかに位置づけておられるのか。私は、国防は国家存立にかかわる機能との位置づけであ...全文を見る
○西村(眞)委員 総理と私の認識はその点で一致しております。  すなわち、国防というのは、物理的なイメージが強いのですが、結局、社稷を守る、この共同体を子孫に伝えるための社稷を守るということだろうと思います。  さて、それを担当する機能、国家の組織、これをいかに位置づけるべき...全文を見る
○西村(眞)委員 国家行政組織法上、省は庁よりランクが上で、庁は省よりランクが下だ、これは明らかにお認めにならねばなりません。  その上で、高度の政治判断をされたのは内閣総理大臣であるという前提で今お答えになったと思いますが、その内容を今お伺いしました。そこでは名を正すというこ...全文を見る
○西村(眞)委員 担当の防衛庁長官自身が、省にする方向でお願いしておるという答弁をされておるわけです。しかし、総理は、先ほど述べられた事情の中で、与党間の調整がつかないということを申されました。そして、その決断をされた。総理の私の質問に対する冒頭のお答え、国防というものは、社稷を...全文を見る
○西村(眞)委員 総理は、みずから、二十一世紀における国家機能のあり方、そしてそれを踏まえた中央省庁の再編のあり方、変革と創造をなし遂げるのだという志で、全体としての我が国の行政を再編するという方向に臨んだ中での国防の位置づけを私は聞いております。単独で防衛庁を国防省にという動き...全文を見る
04月30日第142回国会 衆議院 本会議 第34号
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○西村眞悟君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりましたいわゆるPKO法改正案の審議に関して、総理大臣に対し、その不可欠の前提問題から質問いたします。  今議題になっておりますのは、他国への国際貢献でございます。しかし、我が国の今直面する最重要の課題は、他国への国際貢献の...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○西村(眞)委員 午前中から御答弁をお聞きしておりましたら、やはりこの改正案は実施の経験から不備な点を改めるという観点から出しておられる。これは現場の隊員の諸君に特に武器使用に関しては非常に不安が多かった。そして、その点を改めながら改正案をつくったのだ。一番の点は武器使用の要件で...全文を見る
○西村(眞)委員 私のお聞きしたことと同じ御答弁をお返しいただいたと承っておりますけれども、統制を与えるのは上官の命令であるということですね。  ということならば、翻って、論理的な面でこれは詰まっていない法律なのだろう、いわゆる改正点を詰めた案ではないなと私は思いまして、私なり...全文を見る
○西村(眞)委員 頭が整理されていないので、順番にお聞きしていかなければ私の質問が成り立たぬのです。だから、条文に明示されていることからまず聞いてまいっていますので。  正当防衛に当たれば違法性は阻却されるとわざわざ明示されておりますね、この四項で。だから、その正当防衛に、たと...全文を見る
○西村(眞)委員 やはりいまだ隊員は大変なんですよ。それは、明確にその部分はお答えいただかなければ大変ですよ。また、大変なまま放置することになりますね。  今、裁判管轄のことで、日本の裁判所が判断する。例えば千キロ向こうのところで発砲の命令を下した上官を日本の検察官が起訴して、...全文を見る
○西村(眞)委員 それで、だったら反対から聞きますよ。  改正案の五項は、武器使用は生命身体を守るためだけに限定するならば、それによって、生命身体を守るために発砲することによって事態の混乱を招くことになることを未然に防止する、そういうことを配慮しなければならないと書いてあるから...全文を見る
○西村(眞)委員 だったら、その場合の違法性阻却事由は何ですか。刑法三十五条でしょう。刑法三十五条なのですよ。だから、三十五条は条文として明示されていないけれども、三十五条は背後で機能させなければ、その事態において、現地の隊員、また命令を下す上官が安んじて事態を収拾できないのです...全文を見る
○西村(眞)委員 またそこで堂々めぐりしてきた。  だから、そのときに、刑法三十五条の正当業務行為で、急迫不正の侵害はないけれども、今の御答弁なら、空に向けて撃たなければいかぬ。相手がこんなふうにして歩いてくるわけですよ、十人ほどが銃を構えて、腰だめして。急迫不正の侵害はないの...全文を見る
○西村(眞)委員 私の問題意識もそうなのですよ。ただ、その当該ゲリラと居合わせた隊員が生き残るためには、武器を乱射して、走って逃げたらいいわけですね。しかし、それをやれば、先ほどの例では、ゲリラ全体を動かすからやってはだめだ、投降せよと言うたですよ。ゲリラに投降すれば生命がどうな...全文を見る
○西村(眞)委員 今回の改正は半歩前進だと評価しております。しかし、これから検討すべきことはたくさんあるということも申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月08日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○西村(眞)委員 この委員会の冒頭でたびたび、長官、本を読まれましたかということがありまして、中国訪問の報告を前提としたこの質疑で私も二冊本を持ってきておりまして、長官にぜひお読みいただきたいな、このように思っております。  一冊目は、「日本人と中国人、どっちが「馬鹿」か」とい...全文を見る
○西村(眞)委員 安保条約についての中国の見解の歴史をたどりますと、かの国が建国された直後から二十年ほどは、安保反対、アメリカ軍基地反対、日本人民解放・救出ということでした。北京に行って、アメリカ帝国主義は日中両国国民共通の敵という声明が社会党委員長から発せられて、それが両国でも...全文を見る
○西村(眞)委員 それで結構だと思います。  台湾の法的地位については、我が国はサンフランシスコ条約で主権、統治権を放棄しておりますから、台湾の法的地位は今未確定でございまして、これを中国との話し合いによって台湾の方が決めるのか、それとも台湾国民自身の意思によって台湾の運命を決...全文を見る
○西村(眞)委員 海洋戦略のことについて触れられませんでしたけれども、南沙、西沙というのは瞬く間に制圧して、中国の癖は自分が武力で制圧してから平和的解決を呼びかけるということです。  ガイドラインの基礎にある認識はどういう認識であるか、長官も向こうの演説で少しだけ触れられていま...全文を見る
○西村(眞)委員 もう一つの最大の不安定要因はどの国だと思われますか。我が日本でございます。我が日本は、明確にみずからの行動を対外的に説明し得ていない。国内的にも説明し得ていない。  浜田議員も赤松議員も触れられました「宣戦布告」という本の主題がそうなのです。つまり、我が国は、...全文を見る
○西村(眞)委員 先ほどもちょっと話題に上ったので簡単に触れるだけですけれども、国民の安全を守るのは防衛庁の責務ですね。しかし、北朝鮮に拉致された日本人がおる。これは国防上の、国の安全保障上の問題でございますな。それで、我が国と北朝鮮には国交はない。しかし、中国と北朝鮮にはある。...全文を見る
○西村(眞)委員 時間を残して質問をやめたいと思いますが、最後に二点だけ。  中国というのは、遅浩田さんのあの講演を見てもそうですけれども、やはり言いたいことを言ってくるわけですね。そして、完全に自己正当化の垣根はちゃんと構築する。たとえ南沙、西沙に中国が武力で行っても、それに...全文を見る
05月14日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○西村(眞)委員 今の倉田委員の質問とも関連するのですが、私、前回、正当業務行為、刑法三十五条という視点から武器使用のことを把握しようとして質問いたしました。どだいこれは休日に休暇をとってうろうろしている人間の武器使用の要件を定めておるのではない、平和維持業務という業務の途上にお...全文を見る
○西村(眞)委員 これで私は満足しました。  それでは、出しておられる法案について不備があるから変えなければいかぬとか、出しておられる大臣にお聞きしても御答弁できにくい。また、前に東祥三委員の質問で、本体業務の解除はなぜしないのかという問題でもお答えにくい。したがって、この問題...全文を見る
○西村(眞)委員 法的な解釈を聞いておるんです。国連憲章違反かどうか、すなわち、国際問題になるかということです。  それで、この問題は、連休に中国に行かれたときにも、くぎを刺されるような言い方で長官は聞かれたと思います。この問題をあやふやにすれば、中国に行った目的の対中信頼醸成...全文を見る
○西村(眞)委員 私はそんなこと聞いてないんですよ。あの場所が日本のシーレーンにとって本当に重要な場所であるかどうか聞いておるわけです。場所なんですよ。  それで、あの重要な場所に関する問題、平和か争乱かの問題が、米中両国によって日本をパッシングまたはナッシングとして話し合われ...全文を見る
○西村(眞)委員 先ほど紹介したように、アメリカは台湾関係法を持っております。その前提の基本認識が同じであるから同盟国なんですね。そうですね。だから、同盟国というのは基本的価値を同じくするんですよ。基本的利害も同じくするんですよ。だから、同盟関係は維持されているわけです。  江...全文を見る
05月27日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
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○西村(眞)委員 天皇陛下御訪英の折ですから、まず外務大臣に質問させていただきます。  既に御承知のとおり、あの彼らを許せるかという見出しのもとに犯罪者と天皇陛下の写真を並べて掲載されたインディペンデントという新聞に対して、外務省は抗議をされたということでございます。  世界...全文を見る
○西村(眞)委員 御答弁の御趣旨はよくわかりました。  したがって、本件は、天皇陛下に関して礼儀をわきまえないことである、抗議するか否かの基準を超えた、我が国に対する非常な非礼があったというふうな認識だと思います。その認識で抗議されたわけですね。  次にお聞きしますが、在英日...全文を見る
○西村(眞)委員 五月三日に大使館に届けられているという事実がこれで明らかになりました。  ところで、大臣は、今抗議するか否かの基準を超えた重大な問題であるというふうに述べられました。では、なぜこのことに気づかなかったのだろうか。そしてまた、気づかなかったことに対して、在英日本...全文を見る
○西村(眞)委員 五月三日に大使館に届けられた、そして活字だけではない、このような写真入りであることを見てないはずがない。見れども見えずという言葉があります。大臣が言われたように、これは我が国に対する最大の非礼であるし、言論は自由ですけれども、その言論に対して抗議するか、いかなる...全文を見る
○西村(眞)委員 留学生云々の話はともかく、とっておっても、私が日本で指摘するまで在外公館も含めてわからなかったという事態ですから、御考慮をいただくという御答弁をいただきましたので、それ以上申し上げません。  ただ、今大臣が、この記事の内容について、そういうふうに目くじらを立て...全文を見る
○西村(眞)委員 このインディペンデントの記事で連想されるのは、ことしの一月に橋本総理のサンという新聞に対する謝罪文の掲載を私は連想をいたしました。  在英日本国大使館は、サンという新聞をとっておるので、サンという新聞がどういう新聞なのかわかっておられる。ブレア首相は勝手なんで...全文を見る
○西村(眞)委員 それはよくわかっておるのですけれども、ジャパン・セイズ・ソーリー・ツー・ザ・サンという見出しで掲載されておる。それも一党に偏った新聞である。これは外交上妥当なのか否かということを聞いておる。橋本総理の個人的な動機がどうやこうやということを聞いておるのではありませ...全文を見る
○西村(眞)委員 今、大臣が掲載される新聞の品格を考慮しと言われた。日本国の大使館は、このサンという新聞を購読しておるから、この新聞がどういう性格の新聞であるかは知っておるわけです。この新聞は品格が高いのですか、サンは。
○西村(眞)委員 今後、癖はとまりませんから、勧められれば書かれるかもわからぬ。そのときに、日本国の総理大臣としての文章なのですから、完璧に、見出しも含めて我が方の決定がそのまま載るようにしていただかなければ困ります。  それから、今、外務大臣が日本国民の気持ちを橋本総理が伝え...全文を見る
○西村(眞)委員 今大臣は返答が返ってきていないと申されましたが、返答は返ってきています。拉致問題など存在しないという返答が返ってきておる。これは向こうの放送等々を聞いておればわかるのです。それ以外の反応はないのです。  さて、総理大臣が異例の呼びかけをされた、それに対してそう...全文を見る
○西村(眞)委員 北風と太陽のイソップの話はわかりますけれども、そんな生易しい相手ではないと私は思います。金正日がみずからの政権が倒れるという恐怖感を与えることによって初めて問題は解決する、このように思うわけでございます。  さて、インドネシアの情勢についてお伺いします。  ...全文を見る
○西村(眞)委員 安全の確保という問題がありますが、あの現地の状況では安全は確保されませんわ。二十日に百万人デモがあって、軍隊と学生がどんとぶつかったら、安全の確保なんかされませんよ。だから、シンガポールまで巡視船を持っていっても、今の法律では行けなかったのですね。  どういう...全文を見る
○西村(眞)委員 いや、私が申し上げておるのは、民間機が飛べなくなった時点というのは安全の確保はできませんよ、今回のジャカルタの事例ではできませんよということを申し上げておるのですね。  抽象的に、民間機が飛べなくなって、安全の確保ができてC130が行けるという事態が観念的にあ...全文を見る
06月05日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第12号
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○西村(眞)委員 これから三十五分間、外務大臣に、非常時じゃなくて平時における広義の安全保障、また社会防衛という観点から御質問させていただきます。質問というよりも要望が多くなると思いますけれども。  一つは入国管理という観点から、もう一つは情報に対する対処、心理戦に対する対処、...全文を見る
○西村(眞)委員 それでは、今申し上げた不法な入国に関しての質問はまた後日行うといたしまして、合法的な入国、我が国には大体百二十の空と海の港がある、海空港があるわけですが、そこから、今、出入国カードというものを書いて提出して、外国人が入国している。これを、例えば関空であれ成田であ...全文を見る
○西村(眞)委員 出入国に係る官庁は、ビザ発行の外務省であり、警察は犯罪者リストを持っております。また、法務省は今お答えいただいた入管でございます。また、税関という機関がこれに関与している。このような関与しているところがいわゆるデータをばらばらに持っておるわけですね。  それで...全文を見る
○西村(眞)委員 くれぐれもよろしくお願いいたします。  それから、これは御報告をさせていただきます。  神戸で六月一日にゴールデン・ペン・オブ・フリーダム、この賞状の授与式が行われまして、我が皇太子殿下御夫妻も御出席された上での授賞式でございました。この受賞者のベトナム人ド...全文を見る
○西村(眞)委員 お伺いしておきます。  それからもう一つ、今回も写真を使った映像効果を持った一つの意図ある記事に対処することでございましたが、これから御質問申し上げるのは、中国政府とチャイニーズアメリカンとが連携をしたアメリカ国民に対する反日キャンペーンのことについて御質問申...全文を見る
○西村(眞)委員 この対処についてはいろいろあると思います。中国北京政府のように、封切りもしていない映画に対して異議を述べるということまでする必要はない。ただ、事実を指摘できる能力は外交官は持たねばならない、このように思うんですね。  中国側だけの資料を言いますと、このアイリス...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございます。これで終わります。
06月12日第142回国会 衆議院 予算委員会 第35号
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○西村(眞)委員 お疲れのところでございましょうけれども、これから一時間、務めを果たさせていただきます。  まず、質問は二つございまして、関連する国については、北朝鮮と中国という関連した国に関する問題でございます。  まず、北朝鮮の日本人拉致の問題。これは、議連の中山先生もお...全文を見る
○西村(眞)委員 いいえ、結構でございます。法務大臣、失礼いたしました。今お聞きしたので。  きょうは、具体的にというよりも、本件に関しては一つ総理大臣にお願いしたいことがございます。  総理大臣は、同じこの日本にいて、東京にいて、関東地方にいて、拉致された子供たちの帰国を待...全文を見る
○西村(眞)委員 お会いする用意があるとおっしゃっていただいて、非常にありがたい。やはりじかに会っていただかなければ、最高責任者として全力を尽くすとまで言い切ったものの、本質がわからないのです。  ただ、今御答弁で残念なのは、備前小町さんとか花の女王のことはすぐ総理のところに行...全文を見る
○西村(眞)委員 八八年八月の総理の立場は大臣ではございませんでしたね。  この人物と総理が個人的交際があると言われておって、けんかしたとは聞いておりませんので、この方とは、それ以後現在に至るまで連絡はあるのでございますか。それとも、現在はないと言われるのならば、いつごろまで連...全文を見る
○西村(眞)委員 私も質問のスタイルをいろいろ考えました。しかし、この国会に、今この場におる議員諸兄氏にも御理解していただきたい。今、アメリカのファイナンシャル・タイムズもウォールストリート・ジャーナルもこの問題を報道しておる。我が国総理大臣の疑惑を晴らすのは、こういう質問の仕方...全文を見る
○西村(眞)委員 まだまだ続けます。  苦労をかけたので慰労したと言われましたけれども、これは、この通訳していただいた方にどういう苦労をかけたのでしょうか。同時に、総理大臣、通訳を受けた方には必ず総理は慰労しておられるのでしょうか、慰労の食事を。そうではないならば、この人物との...全文を見る
○西村(眞)委員 今、贈り物もしたと言われましたけれども、九七年十一月十三日の週刊新潮、また九八年、本年の六月十八日の週刊新潮では、その人物に、カトレアの花、ドレス、ネグリジェを贈った。それで、日比谷花壇から花を贈った、こうあるんですが、このようなことはあったんでしょうか。
○西村(眞)委員 私は、報道されたことをもって何を申し上げたいかと言えば、この報道は、あたかも我が国の総理大臣と中国の公務員が特殊な男女関係にあるような報道なんです。だからこれに、クリントン氏も明確に弁明しているように、いろいろな報道が積み重なっておって、総理は沈黙しておられる、...全文を見る
○西村(眞)委員 これは、ファイナンシャル・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、こういうことにも報道されております。ただ、総理が今、我が国、この日本の中で発言されているのは私もわかります。無視することは無視する。しかし、かの国では、やはり事実に反することを指摘されれば、明確...全文を見る
○西村(眞)委員 支援はわかりますが、我が国は、無原則に支援をできる国ではないわけですね。ODA四原則というのがあるじゃないですか。このODA四原則に該当する国というのは、核を持っている国なんです、ミサイルを開発している国なんです。すべて中国に該当するのです。そして、天安門事件以...全文を見る
○西村(眞)委員 私の見解はODA四原則に基づいております。そして、今お聞きしたのは、まさにODA四原則の第三号に該当するのが、我が国の近くでは中国であるということを申し上げ、これを否定するか否定しないかという御意見をいただこうと思っておりましたけれども。  日中友好は当たり前...全文を見る
○西村(眞)委員 どう御質問を申し上げようかと思って、私、今、まあ正直申し上げて、迷っております。ただ、委員長において、先ほど私の質問が無礼の言に当たるというふうな指摘をされたんですか、気をつけてと。
○西村(眞)委員 わかりました。ただ、事実だけお聞きすることは無礼の言には当たらないと思います。したがって、事実だけをお聞きします。(発言する者あり)そうですか。だから、お聞きします。私はそういう判断でお聞きします。  あの人物が日本で結婚されたときに、その結婚式に出席されまし...全文を見る
○西村(眞)委員 まあ、これも先ほどの繰り返しになるからやめますけれども、出席された、一緒に写真に写っているというその写真があるというふうに報道されているわけですよ。そして、総理としては、記者の質問に答えて、その人物はたしか日本人だったと思うというふうに答えられておりますけれども...全文を見る
○西村(眞)委員 いや、私は、総理は、ベチューン医科大学で、学長から最大限の祝辞を向こうのパンフレットに書かれておられる方です。そして、この医科大学に対する援助を行った日本の担当者が、今総理が名刺をいただいた方なんですね。だから、知らないというのは不自然だなと思ってお聞きしたんで...全文を見る
○西村(眞)委員 今、第三者的なチェックはなかったというふうな御答弁の流れでしたですね。  これは反対側、角度を変えてお聞きいたしますよ。  我々が海外に行って、日本の在外公館から便宜供与ということで通訳を依頼する、こういうことはよくあります。今、総理のお答えで、こう解釈した...全文を見る
○西村(眞)委員 いやいや、我が国在外公館のあれはあったでしょう、総理の地位でしたら。ただ、総理は、極めて有能な通訳をしていただいた方だと思っておると述べられて、総理のメーンの通訳はその方がやっておるとするならば、我が国国会議員に対して我が国大使館がする便宜供与というものを中国側...全文を見る
○西村(眞)委員 総理が雇った通訳じゃなくて、総理自身が認めておるように、中国の公務員であったことは確かですから、その中国の公務員が総理のメーンの通訳をするということは、中国政府から便宜供与を受けたのですかと私はお聞きしたんです。
○西村(眞)委員 わかりました。  これで終わります。
09月10日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○西村(眞)委員 西村です。  先ほどの、このミサイル発射が国際法に違反するか否かの議論については、かみ合っておりませんでしたので、角度を変えて御質問します。  まず、我が国上空に侵入して我が領土に落下するかもしれないミサイルを我が国が撃ち落とすことは、国際法上いかなる評価を...全文を見る
○西村(眞)委員 私が、かみ合わないので質問した趣旨は、宇宙であれ我が国の低いところであれ、そこを飛んで我が国に落下する可能性のあるミサイルを、宇宙であれどこであれ、撃ち落とすことが国際法上どういうふうな評価を与えられるのかということでございまして、これはTMDの前提としての評価...全文を見る
○西村(眞)委員 次に質問するのは、敵基地攻撃と自衛権の範囲に関する一般統一見解が維持されているか否かだけを防衛庁長官に確認したいと思います。  これは、昭和三十一年二月二十九日、内閣委員会において、鳩山総理答弁、船田防衛庁長官代読という見解でございます。「誘導弾等による攻撃を...全文を見る
○西村(眞)委員 重複を避けて、TMDについてのいろいろな質問も出ておるのですが、私が思いますのは、このテポドン一号については、一九九七年、昨年十一月、米国防総省は、発射できる水準に達しつつあると発表しております。それで、このたび発射されました。また、射程四千五百キロから六千キロ...全文を見る
○西村(眞)委員 今回の事態でなぜ我々が騒いでおるのか。騒いでおるというか、問題を取り上げておるのか。我が国に落下したらどうなるんだ。我が国国民の命が失われるではないか。弾頭が着地した点はともかく、第二、第一のロケットが外されてそれが落下するときには制御不能である。こういうものが...全文を見る
○西村(眞)委員 私がお聞きしているのは、意図がどうであるこうであるというよりも、ミサイルの実験をして我が国上空を通過して我が国に落下する可能性があったということは事実なんですから。意図は金正日さんの頭の中にあるわけですから。あの重要な、昨日防衛庁に情報が集まっている時期に、霞が...全文を見る
09月18日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○西村(眞)委員 私は三十分質問をいたしますが、このまま経過するならば本会議開始に重なっていきますので、余裕を残してやめたいと思いますが、お答えは簡潔にいただきたいと存じます。  今、調達本部の問題がずっと一貫して議論されておりました。私はこの場で、もう一つの重大問題であるミサ...全文を見る
○西村(眞)委員 では、専守防衛と言われましたが、我が国の自衛官の諸君が本来の任務を遂行するのは我が国内でございますね、専守防衛ですから。ということは、我が国内で任務を遂行する。任務の遂行というのは、我が国内に敵がおるということでございますな。そのときに、政府みずからが、我が国内...全文を見る
○西村(眞)委員 政府が公式に自衛隊は軍隊ではないと言ったことが、相手方にいかなる口実を与えるか考えたことがないのですか、このことを言っておるんです。みずから軍隊ではないと言いながら、国際的には軍隊として扱ってもらえる、こういうふうなことを言っておったら、栄誉礼を受ける資格がある...全文を見る
○西村(眞)委員 マッハ九で飛んでくる物体を発射した人間がどういう意図で発射しているか即座にわかるはずがない。だから、防衛出動の下命の要件は、口では言っておりますけれども、現実にはミサイルには機能しないんでしょう。急迫不正の侵害なりこの三つの要件、敵さんが海に足をつけてのこのこ海...全文を見る
○西村(眞)委員 私はこの質問の冒頭で、長官が部下の栄誉礼を受けられたということの確認から始めました。栄誉礼というものの意味の確認もいたしました。あなたの命令で、今の危険があっても命令に従うという誓約をあなたは受けた。したがって、長官に私がお聞きしているのは、長官は部下にどういう...全文を見る
○西村(眞)委員 矛盾したことを御答弁されては困る。政府みずからが敵のミサイル基地をたたくことは自衛の範囲であると言っている。したがって、自衛の範囲の、自衛隊の、まさに長官がおられる組織の名誉ある任務を遂行するためにその装備が足りぬではないか、したがって、国民の命を守るその任務を...全文を見る
○西村(眞)委員 軍人から栄誉礼を受けた長官なら、はっきり言われたらどうですか。これだけ言っておきます。  さて、先ほど長官も、我が国も独自の情報を収集しておると申されましたので。ロシアは北朝鮮情報の宝庫でございまして、私は、数日前にロシアに行ってロシア国防省の文書等々を持ち帰...全文を見る
○西村(眞)委員 ノドンが発射されてから、ロシアが北朝鮮戦力報告命令を書きまして、戦力報告がエリツィン大統領のもとに多く届けられております。その中には、弾頭は仕上げの段階に入っている、広島タイプであるということがあるわけですね。それから、ノドンの発射目的、テポドンの発射目的もちゃ...全文を見る
○西村(眞)委員 今までのロシアの報告書では、ノドンの命中精度は百メートルから二百メートルの間だという報告がなされております。  いろいろ聞いていっても仕方がありませんが、ロシアは、テポドン発射の瞬間を空中からヘリで撮影しておる、そして撮影の映像はクレムリンの国防省にあるという...全文を見る
○西村(眞)委員 燃料は、映像を見る限り、煙は余り見られない、炎は見られるということは、あれは固形燃料の可能性が高い。アメリカは、第三段目が固体燃料だ、固形燃料だというふうに言っております。  これは、ロシアの情報では、湾岸戦争の教訓で、北朝鮮が固形燃料の技術をくれくれと盛んに...全文を見る
○西村(眞)委員 これ以上お聞きしませんが、これは私一議員でも見られた文書です。これだけ申し上げておきましょう。  それから、百九十五名のロシア人技術者が北朝鮮で核開発に携わってロシアに戻っておる、したがって、ロシアは北朝鮮核技術、ミサイル技術の情報収集の宝庫である、こういうこ...全文を見る
○西村(眞)委員 これで質問をやめますが、やはり直蔵な答えが欲しい。防衛庁長官、これはあなたが栄誉礼を受けて、部下に何を命令するかを私が聞いておるわけですから、今後またこの委員会でそのような方向での御答弁の御準備をお願いします。
10月06日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○西村(眞)委員 本件防衛庁職員の給与に関する法律について、一点だけ御質問いたします。  この法律は、一般職の職員の給与に準じて防衛庁自衛官の給与を考えるという体系になっておりますが、私は、この点についての長官の御所見を伺いたい。  つまり、三公社五現業のときに、思い出す発言...全文を見る
○西村(眞)委員 お伺いいたしまして、問題意識は共有していただいていると思うのですが、その方向で検討を開始されるということですから、まあ検討ですからいろいろあろうと思いますけれども、石田礼助総裁の発言は、今になっても自衛官の給与を考える場合に重きをなしていると、本来あるべき姿だと...全文を見る
○西村(眞)委員 当然、国家国民あっての自衛隊でございますから、それが信頼されていなければならない、その信頼されているのは、なぜ国民が四兆円も毎年投入することを承知しているかといえば、いざというときに万全の国防体制を持っておるということに尽きると思うのですね。  それに関連して...全文を見る
○西村(眞)委員 この問題は前回もお聞きしました。ただ、ここで要望しておきたいことは、攻撃的兵器を持っては専守防衛に反するとかいうふうなドグマからは解放されていただきたい。兵器というのは、武器というのは、みんな攻撃的なのです。  それで、今情報収集のことについて言われました。ア...全文を見る
○西村(眞)委員 軟着陸政策はミサイルという結果をもたらして、飛んできたということです。これはもう紛れもない事実でありますから、指摘させていただいて、共通の認識にさせていただきたい、このように思うのですね。  ミサイル開発と核弾頭の開発は不可分一体であるということも、これは軍事...全文を見る
○西村(眞)委員 まず第一点の確認させていただいたことに関して、これは安全保障委員会ですから防衛庁長官にお聞きするのですが、我が日本国内に移動しようとする日本国民を阻止または排除するものが外国の軍隊である場合、それは我が国の主権を侵す行為に当たって、したがってそれを回復するために...全文を見る
○西村(眞)委員 それならわかりやすく聞きます。竹島の問題を申し上げておるのです。  我が国の国民は、我が国内憲法において、竹島に行く自由を有している。しかし、今の時点で、その竹島に行く自由を阻止または排除するのは韓国の官憲である。また、この観点から見るならば、この韓国の行為は...全文を見る
○西村(眞)委員 いや、それはわかるのですけれども、私が申し上げているのは、そこに行く国民がおって、その国民に対して銃撃があった場合に、その国民に対する侵害は急迫不正の侵害である、その国民を守るのは自衛隊の任務であろう、このように思うのです。これは、直接侵略の事態なんですね。これ...全文を見る
○西村(眞)委員 あそこにいるのは韓国の官憲なんですね。もうそれは明らかなんです。韓国の官憲以外の何かわからぬものが我が国の領土にいるということを、我々の国家は認めたことがない。  したがって、防衛庁長官に、今回の金大中大統領閣下の訪日に際する問題をこれからお聞きするわけですが...全文を見る
○西村(眞)委員 さてそこで、村山総理談話。先ほどの法制局の意見については、法的拘束力という言葉で言われましたが、私はそれは間違っていると思う。内閣が交代する民主主義国家における意味を没却している。前の内閣が無能だから、国民はさらに新時代に対処する内閣を選ぶのじゃないですか。選挙...全文を見る
○西村(眞)委員 それは未来志向でも何でもないのです。韓国国民に国民感情があるのと同様に、我が日本国民にも国民感情がある。金泳三大統領は、竹島問題を従来の紛争処理に関する日韓交換公文の次元から上げたのですよ。みずから竹島駐留部隊に電話して、反日感情をあおって、竹島問題を金政権の国...全文を見る
○西村(眞)委員 先ほどの法制局の御答弁と今の局長の御答弁と、それから防衛庁長官の先ほどの御答弁を総合すると、植民地時代についての云々がやはり出てくるだろう、現時点における竹島の問題は出てこないだろう、こういうふうにほぼ予想されるのですが、質問は時間以内で終わりますけれども、終わ...全文を見る
10月13日第143回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○西村(眞)委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました平成十年度補正予算案に賛成する討論をいたします。  今日我が国を襲っている未曾有の金融危機は、自民党政府の責任であります。不良債権処理の見通し、政策の中身、そして実行手順すべてにおいて誤った結果が現下の深刻な金融...全文を見る
12月03日第144回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○西村(眞)委員 西村です。  質疑に先立ちまして、質問のお知らせをしておりませんので、私の意見を長官にお伝えしたい、このように思います。  まず、前内閣から行政改革の流れといいますか空気が非常に速くなっておりますが、この機会にこの流れを切断して、取り組み直す必要があると私は...全文を見る
○西村(眞)委員 ということは、必要最小限であらねばならないと認めた途端に、自衛権の行使は必要であるけれども行使できないという領域を認めざるを得ないのですね。それは最小限ではないから。  ではお聞きしますが、自衛権、国家が身を守るために必要である、しかし最小限ではない、したがっ...全文を見る
○西村(眞)委員 自衛権の行使が必要になる事態というのは、何も急迫不正の、突然後ろから殴りかかられるとか、そういう状態に限定はできないわけですな。つまり、世の中には、例えば刑法には正当防衛、緊急避難はあるけれども、正当防衛、緊急避難だけの条項があって、それですべての国民の権利が守...全文を見る
○西村(眞)委員 過剰防衛にはならぬのです。過剰防衛にはならぬ。必要最小限を超えてもすべて過剰防衛にならないのですね。しかし、防衛が必要であるという領域の中でさらに最小限という限定を付した。  そして、個人的な犯罪行為なら正当防衛においてもいろいろなことがありましょうけれども、...全文を見る
○西村(眞)委員 従来の政府見解なんですな。しかし、従来の政府見解を言っておったら国を守れませんよというのが私の質問の趣旨でございまして、それは実にそのとおりでございまして、海洋国家の我が国に対するアメリカの戦略爆撃報告書は、あの爆撃をする必要はなかったのだ、なぜなら、潜水艦攻撃...全文を見る
○西村(眞)委員 我が国憲法は国民に損害を受忍せよ、耐え忍べという憲法ではない。そして、繰り返しますが、これだけ最後にまた長官にお伝えして終えますけれども、集団的自衛権の行使こそ必要にして最小限の我が国を守る方法なんだ。  これで終わります。
12月08日第144回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○西村(眞)委員 私は、自由党を代表して、平成十年度補正予算に賛成する立場から討論をいたします。  この未曾有の経済危機は、日本経済の抱える構造問題が元凶であり、構造改革を断行しなければ本格的な景気回復はあり得ないのであります。この日本経済を民需主導の自律的安定成長軌道に復帰さ...全文を見る