西村眞悟

にしむらしんご



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西村眞悟の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。  十分間ですので、本当に大まかなことを御質問させていただきます。  先生方三人からは、財政、金融について御専門的な立場からお話をいただきました。また、行天先生からは、国家戦略にも触れられたお話をいただきました。  まず第一にお聞...全文を見る
○西村(眞)委員 一分ほど残っておりますので、行天先生、アジアに対する関係に触れられましたので一点だけ。  今、我が国は毎年ODA援助をやっておりますが、この援助、私から見れば、非常に戦略性に欠けると思っています。詳しいことは時間がないので申し上げませんが、どうでしょうか、この...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございました。
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○西村主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めさせていただくことになりました西村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  本分科会は、総理府所管中科学技術庁、文部省及び自治省所管について審査を行うことになっております。  なお...全文を見る
○西村主査 この際、お諮りいたします。  ただいま有馬科学技術庁長官から申し出がありました総理府所管科学技術庁関係予算の概要につきましては、その詳細は説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○西村主査 以上をもちまして総理府所管科学技術庁につきましての説明は終わりました。     —————————————
○西村主査 この際、分科員に申し上げたいと存じます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力いただきますようお願い申し上げます。  また、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、御答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入りたいと存...全文を見る
○西村主査 これにて阪上善秀君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして総理府所管科学技術庁についての質疑は終了いたしました。     —————————————
○西村主査 次に、平成十一年度一般会計予算、平成十一年度特別会計予算及び平成十一年度政府関係機関予算中文部省所管について、政府から説明を聴取いたします。有馬文部大臣。
○西村主査 この際、お諮りいたします。  ただいま有馬文部大臣から申し出がありました文部省所管関係予算の概要につきましては、その詳細は説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○西村主査 以上をもちまして文部省所管につきましての説明は終わりました。     —————————————
○西村主査 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。保坂展人君。
○西村主査 これにて保坂展人君の質疑は終了いたしました。  次に、金子満広君。
○西村主査 時間は終了していますが、近藤文化庁次長。
○西村主査 これにて金子満広君の質疑は終了いたしました。  次に、三沢淳君。
○西村主査 これにて辻元清美君の質疑は終了いたしました。御苦労さまです。  次に、吉田治君。
○西村主査 これにて吉田治君の質疑は終了いたしました。  次に、藤村修君。
○西村主査 これにて藤村修君の質疑は終了いたしました。御苦労さまでございます。  次に、藤木洋子君。
○西村主査 これにて藤木洋子君の質疑は終了いたしました。  また、文部大臣におかれては、長時間お疲れさまでございました。御苦労さまでございます。     —————————————
○西村主査 次に、平成十一年度一般会計予算、平成十一年度特別会計予算及び平成十一年度政府関係機関予算中自治省所管について、政府から説明を聴取いたします。野田自治大臣。
○西村主査 この際、お諮りいたします。  ただいま野田自治大臣から申し出がありました自治省所管関係予算の概要につきましては、その詳細は説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○西村主査 以上をもちまして自治省所管につきましての説明は終わりました。     —————————————
○西村主査 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田中甲君。
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○西村(眞)委員 第三分科会における審査の経過について御報告申し上げます。  質疑応答の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項の主なものについて申し上げます。  まず、科学技術庁関係では、科学技術振興策のあり方、原子力施設の警備体制及びテロ対策などであります...全文を見る
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○西村主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  平成十一年度一般会計予算、平成十一年度特別会計予算及び平成十一年度政府関係機関予算中文部省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大畠章宏君。
○西村主査 これにて大畠章宏君の質疑は終了いたしました。  次に、中島武敏君。
○西村主査 残念ですが、時間が。
○西村主査 これにて藤田幸久君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして文部省所管についての質疑は終了し、これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。  分科員各位の御協力により、スムーズに議事が進められ、終了いたしましたことに深謝申し上げます。  これにて散会いた...全文を見る
02月19日第145回国会 衆議院 本会議 第8号
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○西村眞悟君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となっております平成十一年度予算三案に対しまして、賛成の討論を行います。(拍手)  以下、賛成する理由を申し上げます。  まず第一に、我が党の基本政策の一つ、消費税の福祉目的化が予算総則に盛り込まれたことであります。  実効...全文を見る
03月26日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号
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○西村(眞)委員 まず第一に、三月二十三日から二十四日にかけての総理大臣と防衛庁長官の地位が、戦後初めての地位に立っておられた。つまり、国防組織の最高指揮官と最高部隊統括者であった。平素の総理府の長とその内局の長の関係ではなかったということでございます。また、その地位に基づいて戦...全文を見る
○西村(眞)委員 総理大臣が有事法制の整備は非常に重要であるという見解を示されたことで、私は、我々のこれからの責務は、その見解を受けて法制度に取り組むことであろうと理解いたしました。  さて、周辺事態、この法律ですが、これは津波に例えれば、海の向こうで発生した津波が日本本土の海...全文を見る
○西村(眞)委員 我が国自身の問題であるという認識は共有いたしました。言葉が準有事ということでお聞きしましたけれども、事態の把握において一致しております。  そうしましたら、ここでどうしても突っ込まねばならないことがございます。つまり、我が国自身の事態に対して我が国防組織を動か...全文を見る
○西村(眞)委員 総理大臣には二つの地位がございます。内閣の首長、総理府の長、これはルーチンの行政の世界。もう一つの地位は、最高指揮官の世界。そして、部隊を動かすに当たって完全な裁量権を持ったゆえに最高指揮官なのであります。したがって、私は、最高指揮官としての権限とアメリカ大統領...全文を見る
○西村(眞)委員 私の要点は、自衛隊も部隊である、そして国際法が適用される領域で任務を果たす、そして相手方も国際法が適用されておる、しからば、国際法規に武器使用の要点はあるわけですから、確立されておるわけですから、それに基づいて自衛隊も任務を遂行する、これが、我々が、総理大臣が決...全文を見る
04月07日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第6号
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○西村(眞)委員 自由党の西村です。よろしくお願いいたします。  十五分でございますので、要点を絞って御質問させていただきます。  冒頭、岡本参考人は、我が国会に、日本を守るためにはすべてやるという議論がないんだ、だから国民の関心が意外に薄いというふうにおっしゃいました。私、...全文を見る
○西村(眞)委員 今のことを角度を変えてお聞きしたいと思います。  我々の国会での法案審議で一番欠けておるのは、国際化といいながら、我々は、国際法がいかにこの領域に関与するのかについての議論が一番欠けております。  自衛隊も、出動いたしましたら、国際法で覊束される、適用される...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございました。  時間が来ましたので、これで終了いたします。どうもありがとうございました。
04月13日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号
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○西村(眞)委員 再度、国際法という観点から御質問をさせていただきます。  と申しますのは、我が自衛隊は、国内では何と言われようと、海外ではレギュラー・アームド・フォーシズであることは確かでございまして、例えば練習艦隊が、我が自衛艦が海賊船を現認すれば、海洋法百条及び百七条によ...全文を見る
○西村(眞)委員 集団的自衛権のことに関しては、私は国際法上はそうだということを申し上げて、国内法上のいろいろ政府答弁は承知した上で御質問させていただいております。  ここから、前回御質問したのは、部隊の武器使用について、正当防衛、緊急避難等個人的な要件を国内法で課しておるのは...全文を見る
○西村(眞)委員 大臣の御答弁をいただきました。しかし、その前提に、我が国国内法の効力として、憲法、次に国際法、その下位に法律があるということは御確認していただいた上で今の御答弁をいただいているわけですね。  したがって、今我が国の国内法のことを申し上げておりますが、国際法上合...全文を見る
○西村(眞)委員 これを放置しておけばゆゆしき問題が生ずると私は思っております。  これは、古くは東郷大佐が高陞号を撃沈する、それは国際法上非常に有効であって、我が国を救っておるわけですね。しかし、我が国の政府はびっくり仰天した。伝統的にそうなんです。例えば海賊船一つとっても、...全文を見る
○西村(眞)委員 私も、先ほどから申し上げておるのはその反対側なんですね。国際法で合法であるけれども国内法で違法だという立場に、我が自衛隊を置くのかということですね。それで、やはりそういう立場に置いておいてはいけないだろうという思いから、隊法八十八条のあの規定の仕方、国際法規、慣...全文を見る
○西村(眞)委員 先ほど自治大臣の答弁でも、協力要請を受けたことによってリコールの対象になることもあるし、受けなかったことによってリコールの対象になることもあるという御答弁。それは、協力要請を受けるか受けないかで自治体の長がリコールの対象になるという立場に置いてはならぬのだという...全文を見る
○西村(眞)委員 時間が余りましたけれども、今のお言葉で、やめさせていただきます。  ありがとうございました。
04月15日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○西村(眞)委員 自由党の西村眞悟でございます。  まず、諫山公述人に、本件法案は憲法違反である、我々は憲法違反の法律をつくろうとしているという旨、法律家らしく断定されたので、その背後の結論部分二つぐらいお聞きしたいと思います。  まず、公述人は日米安保条約を合憲とお考えなの...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございました。それだけお聞きしたら十分でございます。  次に、石川公述人にお聞きいたします。  沖縄戦の体験を踏まえて、殺されても殺してはならないんですという旨おっしゃいました。個人の御信念としては私は立派だと思います。聖書にも同趣旨のことが書かれ...全文を見る
○西村(眞)委員 私のお聞きしているのは、国家の体制として我が国は、一億二千万国民が、殺されても殺してはいけないという体制をつくるべきなのか否かということについてお聞きしておるんです。
○西村(眞)委員 我々は戦争か平和かという次元で議論しているのではございません。平和がいいに決まっておるわけです。我々はセキュリティーの次元で議論しておるのでございます。その意味で、平和な日本から日本人が拉致されたことを許すことはできないし、またミサイルで脅迫されることも許すこと...全文を見る
○西村(眞)委員 次に、富永公述人にお伺いいたします。  先ほど来のお話の中で、日米安保は片務的ではあるがという留保を三度つけられて語られました。そしてまた、アメリカ艦艇と併走する我が自衛艦が、アメリカ艦艇が攻撃されておっても、そのアメリカ艦艇を守るためにみずから行動をとること...全文を見る
○西村(眞)委員 先ほど来、周辺事態の概念に関して、絞れば絞るほど国民は安心するという御意見が、たしか市川公述人からあったようにも思いますし、また諫山公述人からは、周辺事態が何を指すかわからない、構成要件がわからないんだということを言われました。  私の意見は、絞れば絞るほど国...全文を見る
○西村(眞)委員 知恵を絞るという意味での絞るということでございますね。  私は、具体的な例示をすることについては想定がある。それこそオペレーションの世界ですから、何ら否定はしていないんですが、法律にそれを限定列挙のように書くということについては、危機対処法の本質上、私は反対し...全文を見る
○西村(眞)委員 これで終わります。
04月21日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号
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○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。  冒頭、佐々公述人が、我が国の国防議論は抽象的、神学的なものから具体的になったと評価されておりますが、したがって御報告しなければなりません。それは国民の意識だけであって、この国会はまだ抽象的、神学的でございます。  その意味で、こ...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございます。  具体的にこの法案についても、佐々先生、私どもは、隊法八十八条の国際の法規及び慣例に基づいて武力を行使する、必要であれば、これをそのまま入れればよろしいと申し上げておるわけですが、御意見を伺いたいと思います。
○西村(眞)委員 私も、もうぼつぼつバーチャルリアリティーの条文の説明を真に受けるのではなくて、国防の議論は、この法律をつくれば人がいたずらに死ぬ可能性があるという観点から、切れば血潮の出るような具体論をしなければならないと思っております。  武器の使用、武力行使と二つの言葉が...全文を見る
○西村(眞)委員 危機対処の法律の議論は難しいなと今思ったんです。それは、危機対処法というのは、小さな危機に対処するにはそれより以上の対処体制で対処しなければできない。したがって、最大の危機に対処する体制を整えねばならない。これがなければ危機対処法ではない。したがって、いろいろな...全文を見る
04月26日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第12号
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○西村(眞)委員 周辺事態の定義につきまして新たなる文言が入ったことによって、周辺事態という概念の外延が広がったり縮まったりするのではなくて、その内包の意味がより鮮明になった。  九十時間の審議の中で、ともすれば、日本と全く関係のない紛争にアメリカから引きずり込まれるような法案...全文を見る
○西村(眞)委員 冒頭言われましたことについて、我々は九十時間質疑を繰り返して、率直な質疑がありますから、当然意見の相違も生まれてくる。ただ、共通の思いとしては、民主党も含めて、この周辺事態法の成案を得るという志を持っておった。したがって、我々の質疑というものは、その共通の目的に...全文を見る
○西村(眞)委員 委員会で正式にお答えするのは考え方でございます。それを前提にして申し上げますと、我々の九十時間の率直な審議というものは、この成案を得るために、お互いに意見の相違点を相違点としてそれを確認し、この成案のための実り多き時間だった、私はそのように思っておるわけです。今...全文を見る
○西村(眞)委員 周辺事態の対応措置は自衛権と無関係な措置ではない、これは確かでしょう。だから、新しく入ったあの文言において、先ほどからお答えしている、何が明らかになったか。ほっておけば、我が国の権利としての自衛権を行使しなければならない。反対に……(発言する者あり)いやいや、こ...全文を見る
○西村(眞)委員 修正協議が調った現在、私自身が個人的に答弁すると委員長がお許しいただけるのならば、幾らでもつき合います。
05月10日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号
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○衆議院議員(西村眞悟君) 国会の承認を強く要求した党の側から申し上げます。  今、先生が例示を挙げられた問題が端的に承認という問題の本質を示しておると思います。つまり、国会が事後に人道上の問題を起こすような不承認の決定をするのか否かという国会の責任の問題になってくるわけです。...全文を見る
○衆議院議員(西村眞悟君) 自由党の修正案文を入れたことによって、周辺事態の概念が縮んだり広がったりするわけではないということでございます。  ただ、明確になったのは、これは衆議院の九十時間の審議の中で、まるで我が国と関係のない事態に対して我が国が関与するという質問が多々ありま...全文を見る
○衆議院議員(西村眞悟君) 私の先ほどお答え申し上げたことがそのまま十分伝わっていないかなというふうな感じがして今お聞きしておりましたけれども、私どもは例示としてあれを入れておるわけでございまして、例えば民主党の提案は例示ではないわけでございますから、我が国防衛出動の発動の一歩手...全文を見る
○衆議院議員(西村眞悟君) 申し上げますと、例えば周辺事態という概念は、危機における概念であることは確かなんです。  したがって、わかりやすい説明の仕方を、私はこう思うんですが、刑法三十六条の、急迫不正の侵害があるときにやむことを得ざるに出た行為、こういう緊急時の表現の仕方があ...全文を見る
05月12日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(西村眞悟君) 修正を強く要求しておった自由党の立場から申し上げますと、先生、今例を挙げることによって限定されたことになるのではないかという疑念を表明されましたので一言申し上げますが、およそ概念というものの中にある一つを例に挙げたからといって、その概念自身が限定される...全文を見る
○衆議院議員(西村眞悟君) 周辺事態の定義についてもう一度尋ねていただいたんですが、どうお答えしたらいいのか。  我が国の平和と安全に重要な影響を与える事態であると、原案はこうでございました。それで、我々の修正協議の中で放置すれば我が国に武力攻撃がある事態等という例示を加えたわ...全文を見る
○衆議院議員(西村眞悟君) 例示としての文章を自衛権という側面から見ますならば、このまま放置すれば我が国は自衛権の発動をせざるを得ない事態に至ると。したがって、先ほど大野先生も言われた、黄色信号から赤信号に行くんだということを言いますならば、放置すれば赤信号で、我々は自衛権を発動...全文を見る
○衆議院議員(西村眞悟君) この周辺事態の定義で、我々、また政府も一貫して地理的概念ではないと言っておるのは、我々のこの一世紀の歴史の中における知恵がこの答弁に詰まっているんだと私は思います。  つまり、どういうことかといいますと、アチソン国務長官が明確にラインを引いてアメリカ...全文を見る
○衆議院議員(西村眞悟君) この法案ができるまでの日米安保共同宣言からガイドラインまでを読みますと、従来の戦争というものを超えた、アナザー・ザン・ウオーというか、戦争であるようで戦争でない、しかし戦争でないようで戦争であるという事態をも想定しております。  つまり、ゲリラコマン...全文を見る
○衆議院議員(西村眞悟君) 先ほど三会派の定義が違うとおっしゃられた。定義は同じなんです。  それから、憲法解釈が違うところが一緒になるのはとおっしゃったけれども、方向は同じなんです。我々は集団的自衛権のところまで踏み出しているわけです。その方向は同じです。しかし、連立の合意は...全文を見る
○衆議院議員(西村眞悟君) 原案のままでしたら、国連決議、安保理決議が出て、我々日本の担当海域が決まった途端に、我々の担当海域さえ通過すれば安全に速やかに経済封鎖破りができるという体制にならざるを得ない。十万件にわたる船舶検査の成功は何で成功しておるのかといえば、言うことを聞かな...全文を見る
05月13日第145回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○西村(眞)委員 長官、連日、本当に実にお疲れさまでございます。  この法案については、何の異議もございませんので、この機会を利用させていただいて、余り皆さんがお触れにならなかったことの三点を、問題の提起をさせていただいて、質問というより要望をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○西村(眞)委員 ぜひよろしくお願いいたします。ささいなことのようですけれども、我々は、部隊あっての国防論議なんですから、これを各国の軍人から見て我が自衛官が正式の場で作業服を着ておるのではないかというような疑問から免れさす体制をつくらねばならないと思いますので、ささいなことのよ...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございました。  国家の原型は都市国家とするならば、市民が兵士であり兵士が市民であるという、この前提が都市国家、国家の要件。兵士でない者は市民でない、ということは奴隷であるというのが、ローマであれギリシャであれ、大勢でございます。  また、黒沢明監...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございます。これで質問をやめます。
○西村(眞)委員 自由党は、長官の警備行動の命令を強く支持するものでございます。しかしながら、朝から事態の御報告を受けまして、腹に据えかねることが沸々と抑えることができない、このように思う根拠を今から申し上げて、将来の法改正に資するために質問させていただく。  まず、この船の確...全文を見る
○西村(眞)委員 私は、初めての警備行動の下命であるからこそ、その命令は完遂されねばならなかった、このように認識しております。  初め、十ノット。後、脱兎のごとく三十五ノットから四十ノット近く。これは何を意味しているか。我が国の意思を威力偵察しておるんだ。そして、我が国は撃てな...全文を見る
○西村(眞)委員 能力がないのなら、自衛隊の方に言ったらよろしいわ。初めから自衛隊が出る体制をつくったらよろしい。  それから、外務省の方にお願いします。  これはもう既にロシアとか韓国とかいろいろ説明されたようですけれども、私としては、恥ずかしいから説明してくれるなと言いた...全文を見る
○西村(眞)委員 これで終わります。
06月03日第145回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○西村(眞)委員 おはようございます。  まず冒頭、尖閣諸島周辺海域に、この四月から、新たな事態として、中国海軍の艦艇が姿を見せ始めた、いわば我が国の庭に他国の軍艦が入ってきているという状態でございます。ここが我が国の庭であるということは、我が国が示さねばなりません。  中国...全文を見る
○西村(眞)委員 漢書の言葉に「断ずるに当たって断ぜざればかえってその乱を受く」という言葉がございます。ささいなことでもその都度その都度決断しなければ将来必ず大きな乱を招くという言葉でございまして、尖閣周辺のこの十年の経緯を見ますれば、かのエスカレートはまさにこの「断ずるに当たっ...全文を見る
○西村(眞)委員 今、自衛官と事務官それぞれ職務も任用形態も違うとおっしゃられたのですが、再就職手続に関して、自衛官と事務官の違い、特に自衛官の特殊性を具体的にどのように考え、また反映させておられるか、お伺いしたいと存じます。
○西村(眞)委員 先般、この法案を作成、起案されるに当たり、防衛庁は米英仏等の諸外国の軍人の再就職規制を調査されたと。また、私もその調査内容を拝読いたしましたが、この今出されている法案は、調査された諸外国の再就職手続よりも、かなり内容は異なっておるし、対象が広くなっております。 ...全文を見る
○西村(眞)委員 国防にとって隊員の士気は非常に重要な人的な土台であると私は思っておるんですが、このたび再就職規制が強化される。自分たちが特殊な、例えば部隊での勤務を経て再就職しなければならない、そのときに、規制が強化されるのでは再就職ができなくなるのではないか、自分として名誉あ...全文を見る
○西村(眞)委員 この再就職規制の運用において、長官は、いわれなき疑惑を持たれないようにするんだとたびたび御答弁されております。これを積極的に申し上げるならば、再就職する自衛官が、国防の任務に半生を尽くした者として堂々と再就職していける、このように運用するというふうな御答弁の趣旨...全文を見る
○西村(眞)委員 その自衛官が在任中、任務について習得した技術、知識、これらはもちろん軍事に関するものでございます。武器という言葉はアームズといいまして、人間の手の延長でございます。この武器を自分の手の延長のように、自分の腕のように使いこなす経験を持ったのは、我が国では自衛官及び...全文を見る
○西村(眞)委員 質問も御通告をしておりませんので、時間がありますので、一点だけ申し上げます。御答弁は必要なく、その席でうなずかれるだけで結構でございます。  今までこの再就職のことについて、私は、自衛隊員の士気を阻喪してはならない、また、再就職に際しては、堂々と再就職していけ...全文を見る
07月01日第145回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○西村(眞)委員 西村眞悟でございます。  一昨日の本会議で政府の御答弁をお伺いしておりまして、ほぼ御答弁は尽くされておると私は感じております、すべてに答えられたと。  ただ、この委員会での機会をいただきまして、政府の御答弁を前提にして、私なりに疑問に思っていることをたださせ...全文を見る
○西村(眞)委員 今御答弁をされた。政府は、例えば今の御答弁では、私の質問の通告を先取りされて御答弁されているんですが、創設的だと言われた。この法律によって日の丸が国旗となる、君が代が国歌となる、それがふさわしいと言われたということは、ケルン・サミットで翻っていたあの旗は、今法律...全文を見る
○西村(眞)委員 慣習に基づいて、今も法律がないわけですから、我が国は国旗も国歌も持っておるんです。これは共通認識だと思って質問しておるんですが、先取りされて言うものですから、質問の順序が異なっておる。  ただ、私がなぜこのように聞くのかといえば、既に存在するものを確認する規定...全文を見る
○西村(眞)委員 論理明快な長官としては極めてちょっと、私は納得できない。  というのは、私が男であるというこの事実は、西村眞悟を男とするという規範が私が生きている限り無限に続いていくのですか。日々それが創設されながら続いていくのですか。違うのですよ。私は、事実、実態、立法事実...全文を見る
○西村(眞)委員 それでは一点だけ。  私は、法は法なきを期すと思っております。したがって、将来、我が国の伝統に基づいて、この法律は廃止だとした場合に、我が国に国旗も国歌もその瞬間でなくなるのですか。それとも、この法律が廃止されても、伝統がある限り、今の伝統が続いている限り、我...全文を見る
○西村(眞)委員 私は論理を聞いております。私は、今まで法によって国旗と国歌が定まったのではない以上、また、将来、現在のように法律がないけれども国旗と国歌が存在する事態を想定してもいい。その想定される事態の論理を聞いておるわけですね。だから私は、この法律は確認的、訓示的法律であっ...全文を見る
○西村(眞)委員 お答えになっていない。  法案を国会に提出する、特に、伝統と歴史に基づくものを確認する法案においては、もう少し慎重でなければならない。内閣告示において、今朗読しました昭和六十一年中曽根内閣総理大臣の告示、これに明確に書いてあるんです。  君が代の歌詞は和歌で...全文を見る
○西村(眞)委員 これは到底理解できない。  申し合わせで、昭和五十六年の申し合わせ、後法は前法を否定するという原則に基づいて、昭和六十一年七月一日の中曽根内閣総理大臣の告示を私は引用して申し上げておるのに、全く答えになっていない。私は、政府と問題意識を共有しているがゆえに、こ...全文を見る
○西村(眞)委員 次に、君が代は大和言葉なんですね。それで、これもまた、先ほどお配りいただいたこの資料、国旗は日章旗だと書いてある。私は、日章旗という言葉がいつあらわれたかわかりませんが、日の丸という言葉、この大和言葉が、君が代も大和言葉なら日の丸も大和言葉だという意味で、私ども...全文を見る
○西村(眞)委員 こういう歴史と伝統に基づくものを確認していく法律の審議においては、やはり政治家同士の一つの話し合いという意味で、対立するんじゃなくて話し合いという意味での対話がこの場でなされて、そして、論理としてそれが正しいな、なるほどだなというふうに進んでいくのが審議としては...全文を見る
○西村(眞)委員 まあ将来の課題でございます。  さて、せっかく官房長官に御質問の機会を与えられたものですから、私は、全く今の主題とは違って、委員長、非常に失礼いたしますが、一点だけお聞きしたいと思います。  なぜなら、防衛庁は内閣のエージェントで、官房長官にお聞きして、その...全文を見る
○西村(眞)委員 本法案もあわせてよろしくお願いいたします。  質問を終わります。
08月03日第145回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○西村(眞)委員 尖閣諸島に安全保障委員会としていつ行くかという時期ですので、やはり尖閣諸島について質問させていただきます。質問というよりも、確認と提案をさせていただきたいと存じます。  まず、外務大臣が午前中の御答弁で、尖閣諸島は我が国の固有の領土であり、実効支配しているとお...全文を見る
○西村(眞)委員 さて、実効支配しておるところは、我が国の例えば伊豆七島もそうでございますけれども、あそこに上ってくる外国人があれば密入国者として逮捕しておるわけですね。実効支配しておるし、尖閣諸島を武力で奪取しようとする国はないとおっしゃいましたけれども、まさに中国は大規模なリ...全文を見る
○西村(眞)委員 今まで海保が対応して、先ほど申し上げたように、逮捕者、拿捕ゼロであるということは、防衛庁が「日本の防衛」でみずから情勢を分析して説明されているように、これは海上保安庁が漁業法違反であるとか密入国であるとかいう対象を取り締まる領域を既に越えて、防衛庁長官の領域に入...全文を見る
○西村(眞)委員 これから議院の国政調査権についてちょっと触れたいと思います。  行政と立法は、同じテリトリーを守るという崇高な任務のために、国民から負託された任務を果たさねばなりません。我々立法は、今長官御答弁されたような領域において、いかなる立法が必要なのかということを具体...全文を見る
○西村(眞)委員 最後に申し上げますけれども、中国は、領海法を制定して、尖閣は中国の領土だと言っておるわけですね。国防法を制定して、領土、領海、領空の安全防衛、海洋権益の擁護をするとやっておるわけですな。つまり、中国の国内法から見れば、尖閣は中国の領土であって、そして、その領土を...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございました。これでやめます。
11月10日第146回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○西村(眞)委員 自由党の西村です。  一点、今の出入国管理に関連するのですが、質問というよりもお願いして、予算を獲得していただきたいという観点からの発言でございます。  我が国に今百四十余の開港場がありまして、そこから外国から人が我が国に入ってくるわけですけれども、その日の...全文を見る
○西村(眞)委員 ぜひよろしくお願いを申し上げます。  予定がこの後おありだとお聞きしておりますので、大臣また次官の人権を考えずに人権擁護のための議論をしていても仕方がありませんので、私の質問は次に譲らせていただきます。  終わります。      ————◇—————
11月16日第146回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○西村(眞)委員 それぞれのお立場から貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。これから四問ほどお尋ねしたいと思いますので、お教えいただきますようにお願いいたします。  まず内野先生に、先生が立論の前提として、仮に目的の正当性が肯定されたとしてもということで...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございます。  次に、江川参考人にお伺いしますが、長年オウムのことを調べておられて、そのことでちょっと御質問があります。  つまり、オウムというのは、単組織で活動しておった団体ではなくて、例えばロシアからヘリコプターを持ってくるとか、ロシアからのい...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございます。  江川参考人には、オウムだけが問題ではないんだ、カルトというものがオウム以外にもあって、若き青年男女の人生をずたずたにするような、まあ大量殺人はしない、刑法犯に当たるようなことはしない、ただ若者の人生をずたずたにするようなカルトもあるん...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございます。  次に、最後の質問を千保市長と江川参考人にさせていただきます。  法はやはり法なきを期すのでありまして、私どもも、この法が、つくって万能であって、そして一件落着とは何ら思っておりません。この法の本質は、ある意味では情報収集の手段を我々...全文を見る
○西村(眞)委員 ありがとうございました。
11月17日第146回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○西村(眞)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案に対する附帯決議(案)   この法律の施行に当たっては、政府は、次の事項について格段の配慮...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○西村(眞)委員 これから、本法案について質問させていただきます。  大正年間にできた和議法は、実務家には余り利用されませんでした。それは、実務家が、この現行和議法をもって再建型処理を図るという実効性を認めがたかったからだと思います。しかるに、本法案は、実務的に実効性のある再建...全文を見る
○西村(眞)委員 次に、債権者等の利害関係人にとって公平かつ透明な手続とするために、いかなる再生手続上の方策が設けられておりますか。
○西村(眞)委員 次に、現在の経済社会に適合した迅速かつ機能的な手続とするために、本再生手続上、いかなる方策が設けられておりますか。
○西村(眞)委員 次に、再建型倒産処理の最終目的である債務者の簡易迅速な再生のために、本再生手続ではどのような方策がございましょうか。
○西村(眞)委員 本再生手続は、大企業も利用することができるものでありましょうか。大企業は会社更生法の手続によっておりますけれども、本再生手続といずれを利用することになるのでしょうか。
○西村(眞)委員 本手続では、一度経営に失敗した者の再チャレンジを容易にするためにはいかなる方策が設けられておりますか。
○西村(眞)委員 今お答えいただいたことの反面、企業を一度倒産させた者がこの再生手続開始後も経営を継続するということにおいて、モラルハザードを招くのではないか、無責任に流れるのではないかという批判があることも事実でございますが、これについてはいかなる方策が設けられておりますか。
○西村(眞)委員 私が七問御質問させていただいてお答えになったことから、本法案が再生型、再建型の倒産処理の分野に実務上大きな前進をもたらすものと期待しております。  これで質問を終わります。ありがとうございました。
11月24日第146回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○西村(眞)委員 四時までで終えるように努力いたします。  前回、治安維持は国内だけの問題ではなくて国際化という前提を見て対応しなければならない、その意味で、出入国管理についての、だれが国内に入ったかの情報は速やかに一元的に集計できる体制が必要であるということを申しました。本日...全文を見る
○西村(眞)委員 ぜひそのようにお願い申し上げます。また、我々国会議員の方もそのような検討を勉強していきたいと思います。  さて、情報というのは管理することが必要でございます。今回、その管理に関して情報公開ということに焦点が当てられておりますけれども、情報というのは公開するのも...全文を見る
○西村(眞)委員 民主主義の国家では、御答弁されたとおりの両者の切り結ぶところに我々の国家体制を築かなければならない。ただ、民主主義国家であるがゆえに私は強調したいのは、我が国の政策決定のプロセスに対してスパイ活動が行われ、クレムリン秘密文書にあらわれたような影響を我が国民主主義...全文を見る
○西村(眞)委員 非常に重要なことでございまして、私ども、質問するだけではなくて、ともに問題意識を持ってまいりたいと存じます。  本日は、お答えいただいてありがとうございました。これで終わります。
12月03日第146回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○西村(眞)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     民事再生法案に対する附帯決議(案)   この法律の施行に伴い、関係者は、次の点につき格段の配慮をされたい。  一 再生債務者の経済的・社会...全文を見る
12月07日第146回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○西村(眞)議員 大まかに申し上げますと、本特定調停は民事調停の一環でございます。一類型でございます。ただ、経済的に破綻するおそれのある者が、その経済的再生を図るための債務の調整を求めて申し立てるものでございます。それゆえ、簡易、迅速、柔軟であるべきという特色を保ちつつ、多数の関...全文を見る
○西村(眞)議員 先生の御質問の御趣旨は、やはり調停であるから全債権者を呼び出すべきではないかということと、参加していない債権者が不測の損害を受けることがあるのではないかということの御質問だと思っておりますが、先ほどこの特定調停の特色を申し上げまして、迅速かつ柔軟という調停手続の...全文を見る
○西村(眞)議員 本法案では、御質問にありますように、調停委員会が定める調停条項の制度が採用されております。この趣旨と、調停の権限が強大になり過ぎはしないかという御質問でございましたけれども、現行の民事調停の中にも、商事調停事件、鉱害調停事件、地代借賃増減調停事件等については、当...全文を見る