西村眞悟

にしむらしんご



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西村眞悟の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第151回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○西村委員 西村ですが、本日、五十五分間よろしくお願いいたします。  総論的な観点から御質問させていただくべく質問を事前に提出させていただいておりますが、現在も進行中の、米原子力潜水艦との我が国高校生が乗船する船の事故に関して、一言防衛庁長官と官房長官に御質問させていただきます...全文を見る
○西村委員 私はそうは思っていないのです。そして国民も、マスコミの関心も、総理大臣が途中でゴルフをやめるのかやめないのか、多分十八ホールまでいけばごうごうたる非難が沸き起こったであろう、こういうことなんですね。  デフコンディションとよく言われますね。このコンディションならば、...全文を見る
○西村委員 だから聞きますけれども、アメリカ大統領に対して我が国民の救助を緊急に要請する、あの数時間以内に、それはできたのかできないのか。総理大臣が、ゴルフ場からできたのかできないのか。
○西村委員 今、向こうの防衛庁長官を、失礼ながら指さして御質問させていただきましたから、防衛庁長官と官房長官にお答えをいただいて、官房長官、これで御退席いただいて……。
○西村委員 防衛庁長官、私は、アメリカ大統領に対して緊急に国民の救助を要請するのは、我が国は総理大臣でなければならない。ゴルフ場から森総理大臣がそれをできる体制があったのか否かということをお聞きしておるのです。  今官房長官は、頑張っていきますと言われ、頑張っていつするのかはお...全文を見る
○西村委員 それで防衛庁長官、本件事故の一報を受けたときに、いかなる認識が長官の脳裏に浮かんだのかということをお聞きしたい。  ただ、先ほどから言っていますように、官邸に入るのがおくれたとかそんな問題意識は私は持っていない。官邸に入ろうが入るまいが、この一報を受けたときに何を判...全文を見る
○西村委員 大変なことになるというのは、我が国国民もみんな認めておる。ただ防衛庁長官としては、それにとどまらず、情報操作というものがあるのですよ。潜水艦というものは、プロペラが海面上に出て回っておるのです。だから、事故の現場から離れねばならない、吸い込んで、浮かんでいる人を吸収し...全文を見る
○西村委員 深くはこの問題からそれていきますので余り言いませんが、人事における、組織におけるトップの気持ちというのは非常に重要なものなんですよ。それは、荒廃した中学校に校長が赴任して、その校長の人柄で数日のうちに雰囲気が一変するということは私の友人からよく聞いておりますし、大臣も...全文を見る
○西村委員 この問題についてはもっと議論を深めたいんですが、私としては三権分立の原点から立論したつもりでございます。質問する野党の議員も与党の議員もともにそれを金で売るということは、過去あったことは十分承知しております。三権分立の原点から、議員の質問権というものは与党と野党で同等...全文を見る
○西村委員 なぜその仲たがいした人からの忠告を軽視したのかという原因も、語るに落ちて、ここに書いてある。労働省幹部へのお歳暮なんですよ。だから、構造は、なすべきことをなさなかったんです。それに尽きると私は思います。  本日は、総論的な質問ということで、ここでKSDのことは終えさ...全文を見る
○西村委員 ありがとうございます。
02月27日第151回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○西村委員 西村です。  今、野田さんが、立法、司法、行政、すべてにわたって元気がないということをおっしゃって、最高裁の問題にかなり時間をとられておりました。それで啓発されて言うわけではありませんが、私は、近年における最高裁の最大の不祥事は、玉ぐし訴訟のときに、判決文を事前に漏...全文を見る
○西村委員 この周辺、警察が認知した以外に、また私の友人はJR労組の幹部でしたのですけれども、かなり尾行される、そして転居をして、明くる日になれば、だれにも言わない転居なのに郵便ポストにはもうアジビラが入っておるということを私も聞いたことがございます。こういうふうな今の実態の御説...全文を見る
○西村委員 外務省を初めというふうに、外務省の名を出されました。我が国外務省は、日本の外務省か、どうもほかの国の日本支部やないかと思われるぐらいのていたらくだ。辛光洙という男が、拉致実行犯が韓国におる、済州島にもおる。ジャーナリストが見つけ出してきた。テレビで放映もされたというこ...全文を見る
○西村委員 そうでんな。そのとおりやけれども、今の治安状態があかんと時間をとってこれだけ説明しているわけですからね。  例えば、今、機密費の問題がありますね。今の政府の答弁では、機密費減額の論理に対抗できないのです。機密費は必要だ。なぜ必要だ。情報収集に必要だ。警察、日本の治安...全文を見る
○西村委員 切り返しがうまいですな。  しかし、私は、政府の機密費に対する論理では、減額の要求は正しいのだというふうに言っているわけですね。なぜなら、今まで差額で使っておったわけですから。飲食費ですよ。百万のワインを飲もうが奥さんをブティックに回らせようが、すべて松尾というやつ...全文を見る
○西村委員 これを放置すれば本当にモラルの崩壊ですよ、繰り返しませんが。  それから、時間がちょっとありますので、二つだけお聞きします。  数年前、私は、全国百数十の開港場からの我が国への入国者がどういうものであるか、直ちに中央に一元的に集計できるシステムができておるのかとい...全文を見る
○西村委員 ありがとうございます。質問をやめます。
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○西村分科員 正反対の立場からの質問で、政府も大変ですね。  教科書からいきます。衛藤副大臣が来られています。時間を割いていただいて、ありがとうございます。  歴史教科書の問題について、中国政府から、特定の教科書の検定不合格、そして出版停止を求められてきております。中国政府の...全文を見る
○西村分科員 教育が国際法上、自国の自由に処理し得る領域にあるということでございます。  そして冒頭に読み上げた中国の政府の声明は、まさに国際法上自国が、我が国が自由に処理し得る領域に関しての政府の公式の声明であるということは、自国が国際法上自由に処理し得る領域というのは、言葉...全文を見る
○西村分科員 矛盾されております。  教育は、我が国が、国際法上自由に処理するとされている事項の中にある、このことを副大臣は先ほど同意され、そのとおりだ、これ以外に答えはない、したがってそのとおりと言われた。そして、中国政府の声明は、歴史教科書を出版停止しろ、でたらめだと。まさ...全文を見る
○西村分科員 最後に確認させていただきます。  外務省は、この我が国国民の歴史教科書に関し、教育という領域に関し、いやしくも主権の侵害及び内政干渉という事態を断じて容認することはできない、これは確認させていただいてよろしゅうございますか。
○西村分科員 お時間をいただいてありがとうございます。  さて次に、文部大臣に。  中国の教科書は日本のことをめちゃくちゃ教えておる。こんな残酷なことをしたんだ、そしてそれを血をかぶりながら打ち負かした中国共産党政権はまさに輝ける政権なんだということを六歳の子供から教え続けて...全文を見る
○西村分科員 なぜ東京都民が毎日利用する公共輸送機関の中のゆゆしき状態が外に漏れないかというのは、JR東日本と文芸春秋の訴訟合戦がありました。そのとき、JR東日本は、各駅のキヨスクに週刊文春を置くことを拒否したわけですね。十一万部が売れるこの売店を使わせなかった。それによって、言...全文を見る
○西村分科員 仕方ないですな、そういう答弁で。  法務大臣、革マルというのは非常に盗聴技術にたけておりまして、運輸行政に携わった方はもう骨身にしみておられる、JR東日本の会社も骨身にしみておるのだと思いますが、やはり先ほどの、私の前に質問された方とは全然観点が違いますが、前にも...全文を見る
03月16日第151回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○西村委員 警察力の問題、この警察の力が低下すれば治安が悪化するという連鎖の中にありますから、警察がしっかりしてくれておる組織の体制にあるのかということに重大な関心を払わざるを得ません。  したがって、警察の懲戒事例の増加傾向、犯罪検挙率の低下傾向、この二つは、警察が本当に本来...全文を見る
○西村委員 今までの強盗の件数でも明らかなように、かなり増加しておる中で検挙率が低下しておる。懲戒事例については、奈良の問題とか、昨日ストーカーのような行為をしてということもテレビで放映されておりました。増加傾向にあるわけでございます。  なぜこの二つの警察の力を示すバロメータ...全文を見る
○西村委員 今の現状において、警察が苦悩しておられるのはよくわかります。その中で、やはり警察官が生きがいを感じて職務に専念できる、ある意味ではオープンかつ明るい、力強い体制にしていただくために、抜本的な、重点的な予算の投入ということも必要なら、大いに、めげずにその要求を出していた...全文を見る
○西村委員 今、完璧な御答弁をいただきました。その御答弁に沿う現実の捜査が個々に行われることを希望して、本日は、警察頑張れというふうな言葉を残して、質問を終えさせていただきます。
03月21日第151回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○西村委員 重複があるかと思いますが、まず最初に、古川判事の証拠隠滅の有無に関して、最高裁の調査とその結論を御報告いただきたいと存じます。
○西村委員 関連いたしまして、マスコミの報道では、捜査段階において妻園子がパソコンのハードディスクの消去を行ったという具体的な報道がなされ、これが証拠隠滅疑惑に直結しているわけでございますが、この事実については捜査により認定されておりますか。
○西村委員 次に、関連いたしまして、本件捜査の段階におけるいろいろな具体的な状況が報道され、それは今、最高裁からその事実はないという答弁をいただいております。  さて、この捜査においては、先ほど申しましたように、パソコンのデータが消去された、それでまた、フライデーという週刊誌に...全文を見る
○西村委員 いまだその件については警察は内部で捜査をされていないからわからないという段階であろうと存じます。  さて、本件においては、今申し述べました数々の報道、そしてそれは、警察も裁判所も虚偽である旨確定されておるわけでございますが、それはあたかもあったかのごとく報道されるこ...全文を見る
○西村委員 さて、今、証拠隠滅、これがもう疑惑の核心なんでございますから、法務省にお聞きしますが、法務省においても、当該古川判事の民間人からの証拠隠滅の告発等があったわけですが、この件に関して法務省はいかに認定し、また告発に関してはいかに処理しておるのか、御報告いただきたいと存じ...全文を見る
○西村委員 裁判官に対して誤った事実を前提として告発がなされた、しかし、誤った事実が真実であるかのように報道されている結果、その告発した人を一概に非難することはできない。こういう事態が、先ほど申し上げましたように、捜査段階の資料をもとに報道されたということはゆゆしき事態である。た...全文を見る
○西村委員 私の考えは少々違います。  我々はなぜ当事者構造の裁判制度を持っておるのか。刑事裁判官は何に神経を集中されるのか。無辜を罰しないかです。無辜を罰してはならない、この大原則が刑事裁判を貫いております。さて、刑事裁判を担当する古川判事として、妻は泣いて強く否認したんだ、...全文を見る
○西村委員 理解はしております。理解はしておりますが、その映像が一番裁判所の権威を傷つけたんだというふうに私が認識していることについて、重大な問題意識を持ってこれから対処していただきたいと存じます。  さて、私は知り合いの裁判官に配偶者がいるかどうか聞いて、おると言えば、もう離...全文を見る
○西村委員 法務省にちょっと本件に関してお伺いしますが、私の問題意識は、マスコミの報道が信頼を確保するか確保しないかの一番重要な分かれ道になった。本件では誤った事実に基づいて報道がだだ漏れになった、警察捜査段階にも責任があろうかと思いますけれども、それで古川判事がマスコミから顔を...全文を見る
○西村委員 自主規制というのはなかなか困難だと思いますね。ただ、昨晩見ておりましたら、アメリカでグリーンスパンさんが歩いてくるときには、アメリカ、イギリスはみんなそうですが、カメラは一社も群がっていない、ぶら下がりもいない。こういうのは自主規制なんですかね、文化の違いなんですかね...全文を見る
○西村委員 本件は、極めて異例な事態ではありますが、司法の信頼がかかった重大な事件でありました。先ほど申し上げたように、警察からと思われる情報が異様に出た。これは捜査でも何でもない、マスコミにサービスするために、押収したものをマスコミに開示したというふうに思わざるを得ない。  ...全文を見る
03月27日第151回国会 衆議院 本会議 第17号
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○西村眞悟君 私は、自由党を代表して、森総理大臣の米国及びロシア訪問に関する報告に対して質問をいたします。(拍手)  首脳外交は、お互いに国益を背負った礼服を着た戦闘とも言われるものでございます。しかるに、その直前に、国家主権の象徴たる政府専用機の機内で、やめる時期を聞かれて目...全文を見る
04月06日第151回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○西村委員 簡潔に御質問いたしますので、お願いいたします。  二十三条に、職務関係者による配慮等の義務が記載されておりますが、この趣旨を御説明いただくとともに、次の二十四条に、国、地方公共団体の教育啓発の項がございますが、具体的に、いかに教育啓発をされるのか、立法者のイメージは...全文を見る
○西村委員 ありがとうございました。これで質問を終わります。
05月23日第151回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○西村委員 自由党の西村でございます。  総論的な部分については大臣に、条文に基づく質問については法務当局に御答弁いただきたいと存じます。  司法サービス、法的サービスが国際化し、グローバルである、それを提供する者はグローバルな場で活動しなきゃならない、これは現世界経済を見れ...全文を見る
○西村委員 今の数字を聞きますと、このような国際的に世界第二位の規模を持って活動する我が国において、弁護士の世界、法的サービスを自由業として提供する者の世界がまるで黒船が来る以前の江戸時代のような閉塞状態にあるということがわかるわけでございます。  アメリカのローファームは、企...全文を見る
○西村委員 この法律で国際的な活動にたえ得る弁護士業務の受け皿ができるわけでございますが、大臣が先ほどおっしゃったような司法制度審議会の最終意見も踏まえながら、国際性、専門性がある弁護士育成の強化について同時にお努めいただきたいと存じます。御要望申しておきます。  それでは、以...全文を見る
○西村委員 この立法の趣旨が先ほど大臣答弁にあったような趣旨でございますから、日本の弁護士が意欲的ならば、この法律が成立した直後に法人設立の動きが開始されるということが大いに期待されるのでしょうが、法務当局は、今の時点で、この法律成立とともに日本にどれぐらいのローファームが設立し...全文を見る
○西村委員 次に、監督の問題に行きますけれども、弁護士といいますか、現在は、法曹というものに対する不祥事が相次ぎましたので、国民的には、非常にだらしないという思いがなされていると思うのです。  この中で、弁護士自治ということで、今まで懲戒は弁護士会内部で行っております。これは実...全文を見る
○西村委員 次に、主たる事務所の所在地、従たる事務所の所在地、管轄弁護士会が違う場合、懲戒の処分が一致すればそれはいいわけですが、各ばらばらにやって、私もよう知らないということで一致しない場合、懲戒すべし、また懲戒すべしでないと分かれたり、懲戒の種類が分かれたりする場合はどうした...全文を見る
○西村委員 次に、弁護士法人が除名処分とか解散命令を受けた場合、弁護士法人は不祥事を起こして清算段階に入っていくわけでございますが、清算中の弁護士法人は弁護士業務を行うことができるのか否か。行うことができるとすれば、悪質だから解散を命ぜられた弁護士法人が業務を継続することになりま...全文を見る
○西村委員 次に、社員の資格についてお聞きしますが、弁護士の活動領域の拡大というのは司法制度改革審議会でも取り上げられていることでございます。  現在の弁護士法三十条二項は、常勤勤務を要する公務員を兼務する場合には、その間弁護士の職務は行ってはならないと規定されているわけでござ...全文を見る
○西村委員 次に、一人法人については先ほどやられていたように思いますので、競業関係についてお尋ねしますが、条文は「弁護士法人の社員は、他の弁護士法人の社員となつてはならない。」と規定されておりますけれども、どういうわけでこのような規制を加えたのですか。
○西村委員 次に、監査法人や税理士法人とは異なって、弁護士法人の場合は、社員が個人として事件を受任することもできるようでございますけれども、全面的に禁止しなかった理由はいかがなものですか。
○西村委員 指定制度については先ほど触れられていたようですから、取り扱えない事件について二問ほどお尋ねいたします。  利益相反等の関係で弁護士法人が取り扱うことができない事件、三十条の十七ですけれども、これについて基本的考えをお伺いいたします。
○西村委員 取り扱えない事件の反対でございますが、弁護士法人の中で特殊な関係を有する社員が半数に達しなければ法人が取り扱ってもよいとしておるわけですね。事件について特殊な関係、本来は取り扱えない弁護士が社員の半数未満であれば法人としては取り扱っていいのだ、これは基準として甘過ぎる...全文を見る
○西村委員 これで質問を終えます。ありがとうございました。
05月25日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○西村委員 西村です。扇大臣、泉副大臣、ごぶさたしております。  これからJRに関して御質問いたしますが、冒頭に、JRという設備は、明治以来、我が国家が我々に残してくれた大きな資産でございます。今や文化財ともいうべきあの東京駅がつくられたときの乗降客は一日何人かといえば、八十人...全文を見る
○西村委員 今、フラクションという言葉が出ましたが、この実態について具体的に御説明いただけませんでしょうか。
○西村委員 革マル派は、組織内に各産別労働者を指導するための各種労働委員会を設けまして、今御答弁なさったような任務を担当している。その中で、JRを担当する委員会があって、通称トラジャと呼ばれる、それがJR内の労働者を指導しておる、トラジャの下部組織にマングローブと言われる組織が存...全文を見る
○西村委員 今、警備局長から、私は、予算委員会であれ法務委員会であれ、御答弁をいただいておったわけですが、JR東労組に対して革マル派が浸透しているという御答弁はいただき、今、具体的に、トラジャという組織があり、下部組織にマングローブと言われる組織があるということも裏づけられている...全文を見る
○西村委員 影響力を行使できる立場に革マル派が浸透しているという御答弁は、具体的にその者の人物等々の特定まで捜査で裏づけられておりますでしょうか。
○西村委員 今の御答弁、ありがとうございました。  配付されておる警察庁作成の「革マル派」という表紙を見ていただきたいわけですが、これは多分、豊玉アジトからの押収品だと思います。一万四千本の合いかぎが出てきた。それから、各種印鑑が大量に出てくる。一万四千ぐらいの合いかぎを用意す...全文を見る
○西村委員 もちろん、経営上の問題では警察も公安も申し上げる立場にない、これは当たり前のことでございます。私の質問は、それを超えて、治安上の問題であるのか否かということをお聞きしておるわけです。  数年前に、新幹線の犬くぎが抜かれた、そして新幹線のレールにチェーンが巻かれた、こ...全文を見る
○西村委員 私が言うまでもなく、重大な関心を持って、背景事情も含めた徹底的な解明をなしていただけるものと確信しておりますので、今後とも警察、公安当局におかれては、どうかよろしくお願い申し上げます。  さて、次に御質問いたしますのは、私が、警察庁が発行のパンフレット等をもって、こ...全文を見る
○西村委員 力強い御答弁をありがとうございます。いや、実に力強いです。陸海空の安全を守るということは大臣の責務であるという御発言でした。  私の選挙区にはまかれておりません。ただ、前の選挙のときに、私の選挙区の全戸に、核武装議員追放、西村追放、強姦議員西村追放のビラがまかれまし...全文を見る
○西村委員 ありがとうございます。  大臣が今、公安調査庁の文書は今まで見ていなかったんだとおっしゃった。今見られた以上、やはりこれは本当に見て見ぬふりをして過ぎていく問題ではございません。もちろん労使関係は本当に健全に軌道に乗らねばなりません。国鉄崩壊の一因も労使関係にござい...全文を見る
○西村委員 十分な御答弁をいただいてきたと思います。この問題についての対処を怠れば、我々は国民に不作為の罪を犯したことになる、このように思うわけでございます。  久方ぶりに扇大臣の歯切れのいいお話を聞けて心がすっとしました。ありがとうございました。泉副大臣も頑張ってください。 ...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○西村委員 民法の三十四条を基本法とする現状の法人体系においては、このたび提出されました中間法人法が成立される必要性は強く認めております。したがって、この法案に賛成しておるわけでございますが、これからちょっと立法論について大臣の御所見を伺いたいと思っております。  問題は、この...全文を見る
○西村委員 仮に活動内容を要件とするならば、今、各種の社会福祉法人、医療法人、また公益性大ならば許認可によってする、公益性がそれより少なければNPO法の認証だ、そしてそれ以外は中間法人で準則だというふうな、まちまちの基準があること自体がおかしいんですね。もし活動内容がその要件なら...全文を見る
○西村委員 法律実務専門家としての御意見は、本当にそのとおりでございます。  この質問の前提は、民法三十四条、非営利の法人に関する基本原則の改正を視野に入れた立法論としての議論でございます。この前提から出発させていただいておりますので、御了承いただいた上で議論を進めたいと思いま...全文を見る
○西村委員 KSD問題を例に挙げて云々するわけではないですけれども、やはり今御答弁なさった体制においてもこのような問題が起こって、公益法人全体の見直しを今しなければならないのかという問題意識があるということでございますね。  大臣御答弁の反対側からまた御確認させていただきますが...全文を見る
○西村委員 そう言われれば、どうなのですかな、身もふたもない。しかし、本当に面倒な官に対する許可をいただく手続を、極めて我々がこうべを垂れねばならない公益活動を自主的にされている団体がしなければならないのか、我々はそこまで官僚統制の社会をこれから続けるのかということでございますね...全文を見る
○西村委員 現在の制度を前提にした中間法人法の必要性は十分認めております。  これが新しい第一歩ではないのですな、中間やから。中間やから、内容は何でもええから、同窓会でも何でも法人になりたい、なってくれ、今までそんな制度はなかった、こういうことですやんか。今度は、これで漏れたや...全文を見る
○西村委員 だれかさんがよく使う言葉を最後に申し上げます。ウイ マスト チェンジ ツー リメーン ザ セーム。  終わります。     —————————————
05月29日第151回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○西村委員 自由党の西村です。よろしくお願いします。  我々の今の議論は、民法三十四条、公益法人は一般的禁止である、個別的禁止解除による許可ということはおかしいんではないかという前提から始まっております。特に山野目先生は、これが、人間がいかに社会的活動を友、同志とやっていくかと...全文を見る
○西村委員 個人の尊厳ということを基礎に置いて言うならば、営利法人も非営利法人も、社員が同意すれば何をやってもいいんです。その何をやってもいい対象が、営利法人なら分け前を自分の懐に入れる。しかし、入れない、橋を立てよう、いろいろな公益活動をしようというふうに使うための営利法人も、...全文を見る
○西村委員 ありがとうございました。終わります。
06月08日第151回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○西村委員 当法務委員会が連続して基本法に関する審議をしておるわけでございます。前のときは中間法人法、これは民法三十四条の公益法人の設立原則に関することでございました。このたびはまた商法という基本法の改正でございまして、これも定款の絶対的記載事項を変更さすというような内容を含んで...全文を見る
○西村委員 このたび、緊急経済対策ということで、商法の改正ですね。商法二百十条の自己株式の取得というのはやはり緊急経済対策なんだろうとぴんとくるんですが、そのほかの、額面無額面株式制度を廃止する、設立に際して発行する株式の価額の規定を定款の絶対的記載事項から削除する、商法百六十八...全文を見る
○西村委員 百六十八条の三だけにお答えになりましたけれども、百六十八条の三は、昭和五十六年ぐらいに改正されて、その立法趣旨は、つい二十年前、本当に価額の小さな株式が大量転々流通するのを防ごうじゃないかという趣旨じゃなかったかなと思うんですね。この立法趣旨は現在何の障害になっておる...全文を見る
○西村委員 緊急経済対策の緊急性とどういう関係があるんですか。また、先ほど聞きました額面無額面の廃止、発行価額の定款絶対的記載事項からの削除等は緊急経済対策とはどういう関係がございますか。
○西村委員 私、別に反対しておるんじゃないんです。基本的な法律に対する改正ですから、立法趣旨はやはり記録に残すべきだ、こう思うんですね。  額面株式は、誤解を生ずるとおっしゃいますけれども、既に百年の歴史がありまして、株式というのは割合的単位であるということぐらいはみんな知って...全文を見る
○西村委員 他の有価証券は自由だというお答えなんですが、私は、自己株式も、株券が有価証券である限り、本来自由な領域にあるのではないか、こういうふうに御質問しているんですね。  私が指導を受けた先生の昭和十年の助手論文を読んだとき、私はついに二百十条の合理的な規制の意味を発見でき...全文を見る
○西村委員 ありがとうございます。政策判断と私も思います。そのお答えをいただきました。  さて、その次に、その政策判断で、自己株式取得に関するいろいろなプロセス、手続、規制と言ってもいいものがまだ改正案でも設けられておりますけれども、株価を操作して不当な利益を上げる等々は証券取...全文を見る
○西村委員 私は、会社の資本充実ということがどうもよくわからぬですね。取締役が先物取引で商品を買いあさって欠損を生じる、これも資本充実に反するんだというふうになるのかどうか。先ほど御答弁は明確に、理論上、自己株式といえども有価証券であると。したがって、有価証券を購入するというのは...全文を見る
○西村委員 今出てきた取締役の責任についてちょっと御質問しますが、自己株式を取得して営業年度の終わりに欠損が生じたときは、買い受けた取締役はその欠損額を上限として賠償責任を負うわけですね。この欠損は自己株式を取得したから生じたのであるという因果関係は、この取締役の責任については必...全文を見る
○西村委員 取締役の責任についてですが、私がお聞きしたのは、商法二百六十六条でしたかで、放漫な経営をして欠損を生じた、損害を生じた取締役は善管注意義務違反で責任を負いますよね。この責任は、注意義務違反と損害発生に因果関係があることが前提ですね。この自己株式取得に関しては、その因果...全文を見る
○西村委員 ちょっとわからなくなってきたんですよ。  取締役の責任というのは善管注意義務ですわな。それで、私がお聞きしたのは、欠損が生じたときに、他の原因で欠損が生じたのである、しかし、たまたま自己株式を取得しておった、したがって、因果関係もへったくれもなしにその要件だけで取締...全文を見る
○西村委員 ということは、挙証責任を転換しているということだけですか。二百六十六条の特例として、損害と行為の間の因果関係の立証責任を取締役に負わせたんだというふうに解釈した方がいいんですか。
○西村委員 しかし、取締役にはある意味じゃ過酷な責任ですね、因果関係のあるところ敗訴ありですから。  それで、私がこの質問の前提に掲げておりました、本来自由な領域にあるんだ、ただ、不都合が起こる危険性は最小限回避の担保をしなければならないという原則からすれば、このような過酷な責...全文を見る
○西村委員 最後にしますけれども、私は、自己株式の取得は出資の払い戻しだという発想がわからぬのですよ。自己株式を取得したんです。会社が購入したんです。購入代金じゃないんですか、有価証券で、財産科目になるんですから。自動車を会社が買う、それの株主になった、自動車相当額の代金を払う、...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○西村委員 自由党の西村です。  私は、この商法二百十条の基本的なものに関する改正の審議が緊急経済対策というレッテルのもとでされるのは少々不満でありますけれども、本来、自己株式取得は自由な領域にあると考えております。したがって、ここは法案審議ですから、熊野参考人が自己株式取得は...全文を見る
○西村委員 どうもそういうことでも納得できない。有価証券というものの本質はそういうものではないのですね。先生の立論では株式市場は成り立ちませんよというふうに申し上げたいのですね。決して本質ではない。なぜなら、株式というのは有価証券で、有価証券であるからこそ証券市場があって、そして...全文を見る
○西村委員 上村参考人に、後学のためにもう少し詳しくお聞きしたいのですが、自己株について、アメリカと欧州は対応が違うと先ほどおっしゃっておられました。対応の違いについて、そのよって来るところと、現実的にどういうふうに機能が相違しているのだということについて、ちょっとお教えいただけ...全文を見る
○西村委員 限られた時間ですから、せっかく実業界から来ておられますので、この法案が成立して、短期的、長期的に実業界にいかなる景気浮揚効果があらわれるのか、どの程度見込まれるのか、そういうふうな試算がございましたら、お教えいただけましたらありがたいと存じます。
○西村委員 熊野参考人に対する御無礼をおわびしながら、質問を終えます。
○西村委員 今の御質問の趣旨、極めてずさんだなという部分については、私もそのような感じを持っております。  ただ、私は、自由党は、自己株式の取得は本来自由の領域にある、したがって、その上に立っているものが少々継ぎはぎだらけでも、自由な領域に戻すことならばそれはいいんだと。  ...全文を見る
○西村委員 早く質問を終わろうと思っていましたけれども、そういう答弁があったら、ちょっと長引くかもわからぬ、時間いっぱい。  資本というものは、紙に書かれた貸借対照表上の金額であって、現実に会社が何ぼあるかとは関係ないんですね。そういう前提からいうならば、自己株式を取得すること...全文を見る
○西村委員 法務委員会ですが、緊急経済対策というレッテルのもとでこの法案を審議されておりますので、この問題で、ちょっと今先生の重要な御答弁がありました。やはり需要サイドだと。需要サイドということは、緊急経済対策はサプライサイドにするのではなくて、需要サイドにしなければならない。 ...全文を見る
○西村委員 いい御答弁をいただいた。それで、先生がおっしゃっておるような方向には今なかなか行っていない。八方ふさがりなんですね。それで、政策ニヒリズムに陥って、構造が悪いのだ、構造改革なければ経済改革なし、不良債権処理なければ景気回復なしという方向に行っているわけですね。  し...全文を見る
06月19日第151回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○西村委員 今、情報公開と文書提出命令の関係については佐々木委員が詳しくされましたので、御質問の通告をさせていただいているところからは外して、今、大臣が答弁された部分から入っていきたいと思います。  今、大臣は、民事訴訟において刑事記録は広範に利用されている、したがって、佐々木...全文を見る
○西村委員 したがって、いかなる証拠を法廷に顕現さすかということは、単に法廷の問題のみならず、日本の刑事司法全体の一つの重要な問題である。  そこで、私が思いますのは、刑事であれ民事であれ同じ司法であります。刑事裁判記録というのは、言うまでもなく刑事裁判における作成された記録で...全文を見る
○西村委員 先ほど大臣は、刑事であれ民事であれ、生命線は実体的真実だとおっしゃった。その実体的真実を端的にあらわすものが刑事における証拠収集または刑事記録である。これは、国家が刑罰権発動のために万全を期すわけですから、極めて精緻な証拠が集まっておる。  さて、民事においても、先...全文を見る
○西村委員 これは、内容は違わぬのです。真実は一つなんですね。この真実に私人としての切実な利害がかかっておるときに、例えば、この裁判に負ければ、事実は負けるはずがないけれども、負ければ一家離散、生活手段もすべてなくなるという国民の切実な利害関係に、実体的真実を探求して、法を適用し...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○西村委員 佐藤先生、御足労いただきましてありがとうございます。  実は、御無礼なことなんですが、昨日質問通告をいたしまして、私は、憲法学者であられる先生に憲法のこともと申し上げましたら、当局から、それは審議会会長としての意見は出てこず個人の意見をお述べになるということでありま...全文を見る
○西村委員 ああそうですか。どういうことやろな。僕のことやから、質問とりに来た人は、みんなせえへんようになったと思い込んだんでしょうね。  質問の通告が伝わっていなかったということの前提で、ここでまた佐藤先生に聞きたいんですけれども、権利はあるけれども行使できない権利などこの世...全文を見る
○西村委員 ありがとうございます。  先ほど大臣から、この問題についても考えていかねばならない問題だなと思いますという御答弁をいただきましたけれども、実に我が法文化は妙な文化でして、大宝律令を改正したという記録は我が国には全くないんですね。それで、関東御成敗式目などをつくった北...全文を見る
○西村委員 本当にこの問題は、この答申にあります国民の法感情、公正感の問題という抽象的なものではなくて、捜査機関が直面する、また国民の重大な関心を集める具体的な事件において真実をいかに探求するかという観点から、今お答えになったような無視できない問題として検討に値する、こういうふう...全文を見る
○西村委員 今、ドラッグ犯罪等の現状を見れば、本当におとり捜査というのはもう少し充実させていいんじゃないかなと思いますね。  犯罪の犯意が既にある人間に対するおとり捜査というのは、今、合法化されているのですか。
○西村委員 しかし、そうであれば、いささか不都合な、男性べっ視のようなことが起こるわけですね。満員の地下鉄にミニスカートをはいた婦人警官が入って痴漢を逮捕してくるというのは、つまり、男性はみんな犯意を持っておるんだという前提で許されているんだという捜査方法になりますから。  ド...全文を見る
○西村委員 ぜひそのようにお願いいたします。ただし、裁判官がいたずらに萎縮し、社会との接触を忌避する、回避しがちになるという状況はゆゆしきことですので、その点について、伸び伸びと裁判に臨めるような環境もおつくりいただきたいと思います。  残余の質問は後日に回しまして、質問を終わ...全文を見る
06月22日第151回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○西村委員 おはようございます。  今のお話の保安処分については、我々も、昭和五十六年に法務省が発表されたことをも踏まえて検討してみたいと思いますので、後日また質問の機会があろうかと思います。  本件、刑法の一部を改正する法律案でございますが、速やかなる成立と、そして法適用に...全文を見る
○西村委員 高速道路の運賃支払いシステムに関して、車に取りつけたものとゲートのものが反応して、通過するだけで料金が自動的に引き落とされるというシステムが考えられておるようですが、このシステムを何か操作しまして、十回通っても一回しか通らないようなことになるとか、そういうことで、これ...全文を見る
○西村委員 本件改正案は、具体的に損害が発生してきたという現状を踏まえて出されております。しかしながら、私も余りハイテクの分野、中学生が政府中枢の情報を抜くとかいうことが伝えられるに及んで、全く未知の世界だ、今の技術になれた者の予測し得ない犯罪が起こり得る領域だな、このように思い...全文を見る
○西村委員 御答弁ありがとうございました。質問を終えます。
10月19日第153回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○西村委員 二十分間御質問しますが、実は、今我が国の国民の一番の関心事は治安であろうかと思いますね。午前中は、夫婦別姓がどうかと、世論調査のことお詳しいのはよくわかりました。反対は理解を示していないというお考えもよくわかりましたけれども、法務大臣マターとしては今治安であろう。だか...全文を見る
○西村委員 私がお聞きしたのは、有本恵子さんという方がおりまして、ヨーロッパで拉致されたと赤軍派の妻たちが帰ってきてしゃべり始めたという事態に対して、把握されているならば、決して七件十名ではおさまらぬだろう。人権擁護の観点から、これは重大な問題である。  もう一つ、これが北朝鮮...全文を見る
○西村委員 夫婦別姓について踏み込んだ発言をされる以上、それ以上にこれは人権侵害だ、それ以上に人権侵害なことを、耳で聞いているからということよりも、法務大臣なら法務大臣でやはりそれは把握されるべきでしょう。週刊新潮に出ているんですから。  それで、これも出入国管理の問題です。日...全文を見る
○西村委員 こういうことをやる組織はテロ組織だ、起こった事態は今回のニューヨークと規模はともかくテロなんだというふうに、そして、犯罪だという御認識では平時であろうという認識だろうと思いますが、実は、来るべき有事というのはこういうことの中で国家、社会機能が麻痺することだと思いますの...全文を見る
○西村委員 表現の自由に対する一つの圧迫というふうな事態を全体に見ればそこに放火もあるということですな。放火というのは重要な犯罪なんですね。そういう中で、単に、正論を吐く人間が少ない、向こうは数多い、それで圧迫を受けたというんではなくて、これは明らかに暴力を背景に持った人権侵害だ...全文を見る
○西村委員 徹底的な捜査、それは、昔の帝国陸軍の参謀が、徹底的に戦え、鉄砲も三八式歩兵銃のままだ、そうして、作戦が思ったようにできないのは現場に勇気と敢闘精神がないからだと言ったようにちょっと聞こえますな。  これほどの問題が起こっているわけです。捜査はもう必死にやられたと思う...全文を見る
○西村委員 今後、一般質疑ではまた奇想天外な提案もさせていただきますので、どうかよろしくお願いします。  質問を終わります。
10月24日第153回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○西村委員 自由党の西村でございます。  まず第一に、国家制度としての三権分立の原則から見る司法の任務の観点から、事務総長と久保井会長にお尋ねいたします。  言うまでもなく、三権分立における司法というものは、立法、行政とは利害関係なき第三者として離れた地位にありながら、根本規...全文を見る
○西村委員 ありがとうございました。今お二人は立法について答えられました。私は、行政が全面的に関与することがいかがかと申し上げたわけですね。  本来ならば、この法案の流れから見れば、私の今の質問はちょっと異端だろうと思いますね。なぜなら、この法案は、国民に対するサービス機関とし...全文を見る
○西村委員 私、この審議で実体的真実の発見という司法の最重要の言葉を聞いたのは、先ほどの事務総長の御発言のみでございましたから、この点は強調しておきたいのですけれども、やはり任用の見直しという先ほどの事務総長の御意見で国民の信頼を確保しながら、より職業的使命感にあふれた裁判官によ...全文を見る
○西村委員 答えにくい質問を突然させていただきまして済みません。以後、私も会員の一人である弁護士会会長として、よろしく司法制度改革に御努力いただきますように。  また、これは質問じゃないんですが、事務総長にぜひお願いします。  安易に裁判員制度という流れを受け入れるのではなく...全文を見る
10月26日第153回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○西村委員 質問通知事項の二、三、四に限って簡潔に御質問いたしますので、お答えいただきますように。  まず、司法の目的であり、かつ機能する前提としては、真実の発見という使命がございます。この真実が発見されずに、その上に人権擁護また国民の信頼等のスローガンがいかに掲げられても、そ...全文を見る
○西村委員 それは、この法案にうたう社会の変化がいかに激しかろうとも変わらない司法の原点だと思いますし、今大臣のお答えもその線であったと認識させていただいて、次に進みます。  したがって、司法制度のこのたびの改革のスタートは、真実の発見という使命に資するものでなければならない、...全文を見る
○西村委員 さて、近代資本主義を成り立たせている一つのソフト、重要なソフトは、職業的倫理、職業的使命感でございます。各人が各人の職業において倫理を持ち、また、その職業の中で使命感を持ってそれに取り組むというのが資本主義社会が動く原点であって、これがなければ動かない。  さて、裁...全文を見る
○西村委員 近代になってから、大臣が今言われたような変化は、まさにとどまることなく起こっているわけですね。その中で司法が機能してきた、これからも機能していくというのは、先ほども私が申し上げましたように、人間の使命感、人間の倫理観によって支えられる、いかにコンピューターが発達しよう...全文を見る
○西村委員 したがって、ここでいかに改革の案がいろいろ出されようとも、人間の、職業的裁判官の使命感と倫理によって真実を発見するという使命の根幹が守られているという、このことを骨抜きにしてはならない。  さてここで、裁判員制度というもの、国民の中からどなたかを選んで裁判の中に入っ...全文を見る
○西村委員 そこで、循環論に戻っていくわけですけれども、国民の信頼を高めるとおっしゃいました。しかし、国民の信頼は真実発見があって初めてなし得るものだ、これが抜ければ国民の信頼も何もない、空虚なものだ。  明確には述べられませんでしたけれども、身近な人が裁判所に入れば国民の信頼...全文を見る
○西村委員 本法案は、行政の長である内閣総理大臣が本部長になるというふうな前提であります。これについても議論のあるところでございますし、私も問題意識は持っておりますけれども、行政が司法のあり方を一〇〇%決めるという前提は、やはり三権分立上よろしくないですね。法曹の資格を持った者、...全文を見る
○西村委員 今お読みになったことは承知しておりますけれども、ぼつぼつ政治が決断すべき状況でもある、こう思いますね。  国民感情、これはよく我々が物事を今決めねばならないときに使いながら実は決めないときに出てくる言葉なんです。本当に重大なんですね。日本人が何人国内で拉致されている...全文を見る
11月02日第153回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○西村委員 局長から実務的、また理論的な御答弁をいただくことを前提にして御質問しますので、大臣、副大臣、私の質問で拘束される必要はないというふうに御承知おきください。  さて、このたびの商法の法改正は、我々学生時代商法を学んだ者から見ると、基本法であって、基本法の改正だと思いま...全文を見る
○西村委員 制限の態様等々、よくわかりました。  その中で、全く議決権を与えない、この株式の必要性はどういうところに現実的にあるんでしょうか。
○西村委員 株式の本質論からいえば、いろいろ学説があるのでございましょうが、株式会社の所有と経営の分離というふうな分類からいうと、株式は所有権の領域にあると。議決権が全くない無議決権株式というのはこの株式の本質に反するものではないのか、反するのかという点についての確認をさせていた...全文を見る
○西村委員 自由の領域にあることでございますから、株式というものを取得しようとする者が選択すれば、それで本質に反することはないというふうな御説明だったと思います。  したがって、ここで本当に必要になってくるのは、この無議決権普通株式の内容が十分わかり、そして、取得しようとする者...全文を見る
○西村委員 そのようないろいろな種類株式制度を認めていくわけですが、定款で種類株主総会の決議を要する事項を定めることができるとされておりますが、この趣旨はどういうことかとお伺いするとともに、この種類株式制度を設けることによって企業の新規資金調達の便宜が図れることになるのかどうかと...全文を見る
○西村委員 実務の知恵からこのような制度が商法に吸収されていったということで、それが実務の要請にこたえるものであるという御答弁ですが、次に、この改正のもう一つの柱のストックオプション制度についてお聞きしていきます。  現行ストックオプション制度はどれぐらい利用されておるものでし...全文を見る
○西村委員 さて、そのストックオプション制度の今回の改正でどのような改正を行おうとしているのか、いま一度御説明いただきます。
○西村委員 ストックオプションを、個別的な規定というよりも新株予約権の有利発行という中で位置づけておられる。この理由をいま一度説明していただけますでしょうか。
○西村委員 ストックオプションに関する多くの規制が撤廃されていった中で、最後の質問ですが、他の株主の利益を害するおそれはないのかどうかという点についての法案の配慮をちょっと御説明ください。
○西村委員 ありがとうございました。  会社計算書類の電子化については当然のことと考えておりますので、質問はいたしません。  質問を終わります。ありがとうございました。
11月07日第153回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○西村委員 自由党の西村でございます。  被害者の会の会長をされております井手参考人が述べられたことの中に、全体としての今回の刑法改正の中で、刑の免除規定というものがあるゆえをもって交通事故を許容することになる、そしてまた、アフガンの難民のように被害者が見捨てられることになると...全文を見る
○西村委員 お嬢さんの例は資料三で拝見いたしましたけれども、この多くがやはり今回本体として提出されているこの法案で網にかかっていくという法案なんですね、我々が今審議しているのは。  さて、それで川端参考人にお聞きいたしますが、これは過失犯なのか故意犯なのかという観点ですね。 ...全文を見る
○西村委員 開かれた構成要件から構成要件の圧縮をして明確化してきたというふうに川端先生また高井先生もおっしゃったと思うんですけれども、相変わらず開かれているんじゃないかと思うんですね。だから、これは実務的にどういうふうなもので認定していくのかというのが残るんですね。  例えば、...全文を見る
○西村委員 終わります。
○西村委員 本件犯罪の構成要件に焦点を当てて、法務当局の御答弁をいただきたいと存じます。以下、よろしくお願いいたします。  本件の危険な運転行為を、一項、二項、それぞれ前段、後段に分けて類型を定めておられますが、これはどのような考え方に基づいてこういう類型を構成要件に定められた...全文を見る
○西村委員 従来の業務上過失致死傷罪のいわゆる開かれた構成要件からすれば、その開かれた部分を非常に類型化して具体化している立法でございますけれども、これは、結果的加重犯という類型の中で考えますと、今、走行自体が困難、走行はコントロールしているが、妨害目的で、かつ交通の危険を生じさ...全文を見る
○西村委員 構成要件の類型に即してこれからお聞きします。  この構成要件の中に、今御説明いただいたように、速度が要件になっているものがございます。文言としては、「進行を制御することが困難な高速度」また「重大な交通の危険を生じさせる速度」というものが認識の対象として、前提行為とし...全文を見る
○西村委員 それと、一項後段では、今御説明いただいた速度とともに、速度要件を課せずして、「進行を制御する技能を有しない」という概念が出てまいります。  車両というものは、運転者の技能と運転する車両の性能によって、進行を制御する速度であるかどうか、また進行を制御する技能を有しない...全文を見る
○西村委員 今の御説明では、自動車学校を出て、ハンドルがどこで、右に切れば右に曲がる、ブレーキはどこで、押せばとまる、こういうことは一応知っているという運転者に関しては、そもそも「その進行を制御する技能を有しない」という構成要件には一般的に当たらないということなんでしょうか。
○西村委員 本当に、これは過失犯でございますから、自分が惹起した結果について認識しておったわけでも何でもなくて、運転者自身が起こった結果に驚愕するというふうな類型なんですね。  では、本当に運転未熟といいますか、初めて車を動かしてみるという親が、うっかりしてバックと前進と入れ間...全文を見る
○西村委員 これは該当しないと。  だったら、免許を取っているか取っていないかということよりも、運転者本人がアクセルはどこか、ブレーキはどこかわからない、こういうふうな事例に限定されると立法者は考えているというふうに記録に残してよろしいのでしょうか。
○西村委員 車というのはやはり人力が果たし得ない能力を有して走行するわけですよね。この車両自体の能力に応じて技能がある。この能力の車両ならこの技量でコントロール可能だが、この技能ではさらに進んだ能力のF1みたいな車両の進行を制御する技能はないだろうと。  車両に即して、例えば、...全文を見る
○西村委員 ということは、カローラしか乗っていない人がダンプを運転して事故を起こしてしまったということについても、一項後段の「進行を制御する技能を有しないで」云々という構成要件には当たらないということでございますね。
○西村委員 単に、アクセルが、またブレーキがどこだということを知っている知識だけで、突然、今まで乗ったことのない十トンダンプを動かしてしまったとか、そういうことは注意しなさいよ、当たりますよというふうにお聞きして、次の質問に移ります。  先ほど、進行を制御することが困難な速度と...全文を見る
○西村委員 道路の構造に限って申しますと、自分が運転する車の性能は自分が知っているという前提で、今まで高速道路のような大きな車線の道路を走って、初めての道に入っていく。実は、突然カーブがあって、そのカーブの状況また民家の状況、通行人の状況から見て制御することが困難な速度と認定され...全文を見る
○西村委員 速度の認定は、この刑法の構成要件該当の成否を分けていくわけですね。したがって、具体的な速度に焦点を当てた構成要件をつくられたことで、従来よりは非常に認定がしやすく、また構成要件該当性も判断しやすいとは存じますが、依然として立証については非常な困難が伴うという感じがいた...全文を見る
○西村委員 この車は、単なる軽自動車を含めて、十トンのダンプ等々も適用されるわけですね。のろのろ運転であっても、信号を無視して十トンダンプが入ってきて、他方、歩行者は信頼の原則に基づいて幼稚園児が集団登下校をしている。十トンダンプが人体に生で当たればどういう状態になるか。のろのろ...全文を見る
○西村委員 ということは、二項に戻りますが、二項の「重大な交通の危険を生じさせる速度」とは、速度メーターの二十キロを超えればそうなるんだというふうな問題ではなくて、当該無視した信号を設置している十字路の状況等によって判断されるんだということですね。
○西村委員 わかりました。  この法律がつくられまして交通事故が果たして減少するのか、交通事故減少にどのような効果があるのかということについての御認識をお聞きするんですけれども、この法律だけで交通事故減少がもたらされるとは、必ずしも保証の限りではない。むしろこの法律は、午前中の...全文を見る
○西村委員 大臣の御答弁のように、我々も、単に新たにつくった犯罪構成要件の網にひっかかる者を従来より重く処罰するということのみが目的ではなくて、まさに一般予防効果を目的にして、全体としての交通事故の悲劇をなくそうとするものでありますね。  さて、一般的予防効果をやはり最大限発揮...全文を見る
○西村委員 御答弁ありがとうございました。  これで質問を終えさせていただきます。
11月16日第153回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○西村委員 先ほどのお話を聞いておりましたら、いろいろなこともしゃべりたいように思いますけれども、限られた時間ですからきょうは法案に関してのみ御質問させていただきます。  さて、この裁判官の育児休業の法案なんですけれども、ではその裁判官とは何ぞやということになりますと、これは結...全文を見る
○西村委員 裁判官が、事件を請け負って司法の権威を一身に背負うという意味で、厳しい。しかし、請負であるから裁判官の自由な裁量は大いにあるんだという前提で、裁判官には宅調日という、自宅において調査する日と書くんでしょうか、在宅起案日というんでしょうか、そういう日が与えられておって、...全文を見る
○西村委員 裁判官の職務の特殊性、また裁判所の勤務の状況、今述べられた前提で、裁判官の三年の育児休業の延長が必要だというふうな結論に達せられているのだと思っておりまして、私も法案に賛同しておるわけでございます。  さて、裁判官の人口の中での女性裁判官の割合、それは増加傾向にある...全文を見る
○西村委員 さて、ここでまた冒頭の質問、問題意識に戻ってくるわけですけれども、裁判官というのは、やはり裁判官でしか生きられないんだ、ほかでは全く無能なんだ、こういうのではあかんと思うのですね。裁判官として有能な人が他の仕事についても有能である、また、他の仕事について有能な人は裁判...全文を見る
○西村委員 これで質問を終わります。ありがとうございました。
11月21日第153回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○西村委員 自由党の西村です。  本法案に関しては、一歩前進であり、我が党は賛成しております。この時間をいただいて、出入国管理の問題、いかにあるべきかの問題意識の前提としての国内の治安の問題、これに中心を当てて、現状から始まって、政府の認識をお伺いしたい、このように思います。 ...全文を見る
○西村委員 犯罪外国人について述べていただきました。  犯罪の検挙率についてはどうですか。
○西村委員 つい最近の警察白書等々では、検挙率が低下傾向にあると出ておりましたが、検挙率は低下傾向にあるのですか。今のお話ではちょっとその部分がわかりにくかったのですが、いかがですか。
○西村委員 国内の警察の検挙率が落ちる傾向にありながら、外国人犯罪数が十年前の四・九倍、中国人がそのほぼ半分、こういう傾向であります。外国人犯罪者の増加、犯罪の増加というのは、出入国管理に直結した問題であります。こういう問題意識を持って出入国管理を、フーリガン対策がどうだこうだと...全文を見る
○西村委員 これが出入国管理の大前提でありますね。  この前提をお聞きして、次に、今の国内の治安の悪化です。このまま悪化し続けるならば、ある一定の範囲を超えれば、不安感が大きく穴を広げて、その深淵を国民が見ることになるであろう、こういうふうな方向に徐々に近づいておるんです。それ...全文を見る
○西村委員 細切れな答弁があるんです。私、まとめて聞いておるんでね。  先ほど、人に危害を加えた場合と。人に危害を加えるために銃を使うんでしょう。当たり前じゃないですか。加える場合に、おっしゃったことは、訴訟に対処するためと。だけど、その訴訟は、前のシージャック事件のように、撃...全文を見る
○西村委員 それなら、シージャックのときは個人に負担をかけて、彼のポケットマネーでやったということですね。これからはそれは改めるということですか。
○西村委員 ちょっと歯切れが悪い。というのは、国家が警察官にピストルを持たせているというのは、公務のため以外に何物でもあり得ない。それを使う使用基準を緩和するといったときに、互助組織とは何だ、互助組織とは。上層部が警察官に互助組織をつくらせて、そういう発想で現場に仕事をやらす、そ...全文を見る
○西村委員 今その方向でやりたいという答弁だけれども、けん銃を持たせて、使用基準を緩和して、治安維持に当たってくれという以上、それと同時にやりますという答えが出なければだめじゃないですか。  余り怒っていてもしようがないから、次に行きます。  次、ゆゆしき問題がありまして、テ...全文を見る
○西村委員 もちろん生兵法はけがのもとで、操作がわからぬものを持っても仕方がない。これはただの危険物です。  しかし、世界の趨勢から見るならば、コックピットを、また乗務員がテロリストを排除する実力を備えていない飛行機は世界で利用されなくなってくる。こういう事態の中で、我がパイロ...全文を見る
○西村委員 この問題は、警察官、自衛官でない者が武器を持つという体制をつくるのですから、行政機構の方と相談しても答えは出ないです。アメリカが上下両院で審議したように我々が審議すべき問題ですね。それで、別にのほほんとすれば済む問題ではなくて、日本の飛行機に世界の人が乗らなくなるとい...全文を見る
○西村委員 署名をすれば、その署名国としての国内的手続が待っている。さて、今、国際的な関心の中で、我が国は、このテロリスト及びテロ支援国に対する資金の流れをいかに防止する国内体制をつくらんとしているのか、それはいつまでにやるのか、どういうふうな概要でやるのかということについての御...全文を見る
○西村委員 その検討している足元で起こっていることについての認識をお伺いしますが、北朝鮮というのはテロ国家なんです。大韓航空機を爆破し、アウン・サン廟を爆破し、それから日本人を拉致し、これは国家テロであります。  さて、その北朝鮮というテロ国家、この認識は、私は事実を列挙したの...全文を見る
○西村委員 日本の法令に基づいて設立されたものであるということと当該信組が法令どおりやっていたということは全く別の問題で、法令どおりやっていたのかやっていなかったのかを捜査しなければ、署名した条約の趣旨に反する結果を日本政府みずからやっていることになる、こういうことを申し上げてお...全文を見る
○西村委員 別の話ではありません。資産凍結というのはテロ組織に対する最大の圧力なんです。  質問を終わります。
12月05日第153回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○西村委員 三十分、朝銀の問題を中心にして御質問いたします。  現在は、複雑な行政事務がある時代でございまして、その一つ一つをとれば、日常的に相当法条を適用して処理すべきという事例の集積に見えますけれども、それらを総合して全体としての流れを見た場合に、非常に反社会的な不都合な結...全文を見る
○西村委員 仮定の質問なんですが、北朝鮮は、内部は余りわからない国なんですけれども、人口の三百万が餓死をしておるらしいという報道もある、ある意味では資金のない国なんですね。この国が、先ほど大臣お答えになったように、ミサイルの開発はしておる、これは事実ですね、上飛ばしたんですから。...全文を見る
○西村委員 よって、法務大臣の使命としては、仮にあるのかないのかということを現実に確認するお立場にあると私は思うんですね。  それで、現実に、それが仮にそうであって、朝銀破綻に対して公的資金一兆円が投入されてしまった後では、後の祭りなんです。なぜ今仮にという質問しかできないかと...全文を見る
○西村委員 法務省ではなくて、日本国政府です。日本国政府が、つまり外務大臣がそれを発言したことがあるのかどうか。法務省、法務大臣はないと思いますよ。それはいかがですか。
○西村委員 これはぜひお調べになっていただきたいと思います。朝鮮半島の核疑惑の問題の中で、アメリカは日本からの資金について重大な関心を示してきた最中でございました。全く流れていないんだと日本国政府は言わなかったと私は思っております。  またこれについては異なる場所でも確認する機...全文を見る
○西村委員 それで、朝銀の幹部人事は朝鮮総連が握っておるんだというふうな御認識は、そこは具体的にはお持ちでしょうか。
○西村委員 先ほどの御答弁で大体、進みますけれども。  さて、テロ組織に対する資金供与防止条約というのに我々日本は署名したわけですね。批准等々の手続はまだでございますけれども、この条約に署名した、九月十一日の同時多発テロ以来ですよ。この前提に立てば、我々、今仮定の質問、前提での...全文を見る
○西村委員 先ほど、北朝鮮、金正日政権と朝鮮総連、朝銀との相互関係についての御答弁を得ました。そしてまた北朝鮮という国家についての一つの認識を御答弁いただいたんですが、再度、今の時点で確認しますと、北朝鮮は、九月十一日のテロ以来、自分が国際テロ組織と結びついているというイメージを...全文を見る
○西村委員 内閣の閣僚たる法務大臣が申し上げる地位にないというのは、だれが申し上げる地位にあるんですか。後学のためにお聞かせいただきたい。
○西村委員 評価についてはともかく、事実についてはほぼアメリカと一定、同じだということでございまして、だから、どういう評価をしているということについては、地位にないとおっしゃったわけでございます。  また、私も聞こうと思っておったのですが、日本の捜査当局は厳正な捜査をしておると...全文を見る
○西村委員 違ったら言っていただきたい。  この手の事例で十一時から十四時までということで段ボール箱二つという捜査は、事前に打ち合わせて捜査したのかと思えるほど簡単な捜査ですね。大体こういう金融機関の捜査というのは、朝九時前に現実に着手して、出てくるのは暗くなってからで、そして...全文を見る
○西村委員 そういうふうに反発をしていただけると思って言いましたけれども、先ほどから大臣と私の質疑を聞いておればわかりますように、これは北朝鮮というテロ国家に直結する資金のパイプの国際的関心がある部分に初めて入っているわけですから、ぜひ、横領された資金の使途について、徹底解明のた...全文を見る