西山登紀子

にしやまときこ



当選回数回

西山登紀子の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第132回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○西山登紀子君 私は、当日の朝ですが、京都の自宅で地震に遭遇をいたしました。震度は五でございました。しかし、現地に行ってみますと、震度が七ということは私の想像を絶する状況でございまして、またマスコミに報道される状況から想像する以上の被害の大きさとその深刻さを痛感いたしました。した...全文を見る
○西山登紀子君 受け入れる側の方の御意見だと、中途半端な数をもらうと分配に困るというわけですね。この人だけにマットをというふうにはなかなかできないということなので、早急に全員に行き渡るようにその速度を速めていただきたいと思います。
○西山登紀子君 いい御答弁ならいいですよ。
○西山登紀子君 よろしくお願いいたします。  次に、これは特に女性の方から伺った要望ですけれども、洗濯を始めているというか、やる必要があるわけですけれども、洗濯機それから乾燥機がなくて困っていると、干すところがないわけですよ。ですから、遠くのコインランドリーまでリュックに背負っ...全文を見る
○西山登紀子君 きょういただいた資料の十九ページを見てみますと、神戸市内ではクリーニング業などの多くが全壊、半壊というふうな被害を受けておりまして、クリーニング屋さんへ持っていくといっても持っていけない、お仕事をしていないというような状況なので、これはどうしても長期になると使い捨...全文を見る
○西山登紀子君 なかなか被災者の皆さんは要望を出すのが難しいと思うんですね。いろいろああいう困難な状況もあります。特に女性の方がそういう要望を出してもなかなか届かないということもあると思うんです。ですから、私が要望を伺って今申し上げているわけですから、そういうことをぜひ実現してい...全文を見る
○西山登紀子君 次に、大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、この避難所の生活、大変な実態です。それはもう大臣も御存じのとおりだと思います。私も行ってみましたが、長田区の区役所の一階、二階、三階、こういう廊下に毛布団が敷かれ、その間をごめんなさいと言いながら私も通らせてもらったわ...全文を見る
03月10日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山でございます。  まず最初に、長官に御質問をしたいわけですが、私も京都ですので、二月の初めに京大の防災研究所に行ってまいりまして、いろいろと多方面の勉強をさせていただきました。  大変びっくりいたしましたのは、防災研究所にパネルルームのようなも...全文を見る
○西山登紀子君 科学技術庁長官は地震予知推進本部の本部長という立場でもございますので、積極的な立場を堅持していただきたいというふうに思っております。  地震の予知・観測体制の強化という点では二点あると思うんです。一つは、兵庫県の南部地震の余震に対する備えの問題、それから二つ目は...全文を見る
○西山登紀子君 いろいろ観測点をふやすとか深井戸を置くだとかいう場合に、いわゆる縦割り行政の弊害が出ないように、振り返ってみると後ろの方に何か観測地点が置かれていたとかいうことがないように、それぞれの大学なら大学、それから気象庁、科学技術庁も含めてきちっとやっぱり連絡調整をうまく...全文を見る
○西山登紀子君 今度のような非常に大きな被害が起こった後でありますので、深刻に受けとめていただいて、ぜひ改善を早急に図っていただきたいと思います。  次に、活断層、先ほどもお話に出ましたけれども、今度の地震で非常に活断層という言葉が一般的、日常的にも茶の間の話題に上るというほど...全文を見る
○西山登紀子君 次に、先ほど長官のお話にもありました新しい視点、そういうことにも関連するかと思いますが、この地震の予知と観測ということについて新しい技術開発の成果を取り入れてはどうかということで、具体的に三つばかり提案をしたいと思います。  一つは、もう既に使われているわけです...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、その点もよろしくお願いをいたします。  次に、長官にお伺いしたいわけですけれども、地震予知推進本部の役割ということなんです。  私も少し勉強をさせていただいたんですけれども、これは実に複雑で、体制というのはばらばらで実効性に乏しいんじゃないかと、こう...全文を見る
○西山登紀子君 私も本当にこの組織図なるものを幾ら教えていただいてもよくわからないというか、非常に複雑だし、また機能的じゃないというふうに痛感をしておりますので、何も長官の決意だけで事態が私は改善するとは思いません。そして、情報を一元化しただけで実用化が進むかというと、そうでもな...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、最後に文部省にお伺いいたします。  私、京大防災研を見学させていただいたときに、京大防災研の先生の中に、予知できなくて大変申しわけないと私たちに頭を下げられた先生がいらっしゃいました。その真摯な研究者としての態度には胸を打たれましたけれども、しかし、ひ...全文を見る
○西山登紀子君 私が行きましたときには、京大防災研の事務官の方、京大防災研から予算要求を出しているというふうにお聞きをしましたけれども、少し事実が違っているようですが、防災研からそういう予算要求が出てくればきちっと対応していただきたいと思います。また、横揺れだけで縦揺れができない...全文を見る
03月14日第132回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○西山登紀子君 阪神大震災から二カ月近くがたちまして、亡くなられた方は五千五百人、今なお避難所での不自由な生活を送っていらっしゃる方は十万人に近いわけです。私はこうした被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げますとともに、この間の行政担当者の皆さんの不眠不休の活動にもまた敬意を表...全文を見る
○西山登紀子君 対応できないというようなことはないと言われるんですけれども、私は今回、この災害救助法の体系それから内容を少し勉強してみました。しかし、今回の大震災の教訓から見ますと、やはり見直して改善をする内容が多々あるというふうに私は思いました。日本は地震王国ですから、日本列島...全文を見る
○西山登紀子君 大変まれだというような御発言がありましたけれども、そういう考え方が今回のような震災に当たっての対応の立ちおくれを私は招いたというふうに思うわけですね。  それで、救護班の編成にいたしましても、五日後の一月二十二日に救護班はわずか十七カ所、千カ所近い避難所のうち救...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、延長する場合に七日にとどめるべきであるというようなことはやっぱり直さなくちゃいけませんよね。  次に、炊き出しの問題でも私は指摘をしたい点がたくさんあります。国会でもしばしば問題になりましたけれども、一日八百五十円の炊き出しの水準の問題です。これは、事...全文を見る
○西山登紀子君 八百五十円というのは、普賢岳の場合には一日千三百円に協議で改善をされている問題ですよ。既にそのときに一日八百五十円というのを改善しておけば、今回のように千二百円になるまでに何カ月もかかる、その間にお年寄りが亡くなるというようなことはなかったと思うんですね。ですから...全文を見る
○西山登紀子君 認められたように、風水害とかそういうようなときの基準だとおっしゃっているんです。だから、今回のような大規模な震災にはこれは間に合わないということを認められたと思いますし、何十年に一回とか何百年に一回というように何回も言われますけれども、そういう認識が困ると言ってい...全文を見る
○西山登紀子君 災害救助法というのは一般基準と特別基準というのが通知で決まっているわけですけれども、避難所の設置も七日、炊き出しも七日、飲料水も七日、被服なんかは十日、医療は十四日、こういうふうに原則として一般基準がきちっと決まっているんです。そうすると、その原則というのが市町村...全文を見る
○西山登紀子君 それはぜひよろしくお願いをいたします。  そして、いつも予想もしなかったと、そういうことでは、日本列島全体が地震でいつああいうふうな状態になるかもしれないということを想定した上での災害救助のあり方、これが今国民の要望だと思うので、これからはその点も踏まえてお願い...全文を見る
○西山登紀子君 地震の災害というのはこちらが思ったとおりに起こらないわけで、いつ起こるかわからないわけですから、またこういうような事態が繰り返されるということも懸念されるわけで、私はその点はぜひ検討が必要だろうと思います。  最後に、大臣にお伺いしたいわけですけれども、災害救助...全文を見る
03月15日第132回国会 参議院 本会議 第11号
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○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、九五年度地方財政計画、地方交付税法改正案並びに地方税法改正案に関連して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  阪神・淡路大震災から既に二カ月がたとうとしています。私は、精神的にも肉体的にも極限状態の中で、生活の再建と復興に必死で頑張...全文を見る
03月16日第132回国会 参議院 厚生委員会 第4号
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○西山登紀子君 いつの時代にも戦争の最大の犠牲者は子供たちです。そこで私は、援護法の準軍属として対象になっている満蒙開拓青少年義勇軍に関してきょうは質問をいたします。  満蒙開拓青少年義勇軍とは、一九三七年の七月七日、日中全面戦争の勃発の直後に、関東軍が満州国維持のために提案を...全文を見る
○西山登紀子君 くわを持った少年兵ということだと思いますが、問題はこんないたいけな子供たちをどうやって集めたかということなわけです。  大臣はもちろん長野出身で御存じだと思うんですけれども、長野県は全国で一番たくさんこの義勇軍を送った県でございます。私も、どうやってこんな子供た...全文を見る
○西山登紀子君 当時、どのような子供たちが義勇軍になっていったか、連れられていったかということで、昭和十六年度に岐阜県が送出をしました郷土中隊の四百四十四名について、財団法人満洲移住協会が調べた「義勇軍身上調査統計」というのが公刊をされています。当時は極秘のものでございました、 ...全文を見る
○西山登紀子君 駆り出すときには鳴り物入りで駆り出しておいて、そして数もわからない、その消息もまだはっきりつかんでいないと。本当に政府の怠慢といいますか、もちろんその名簿を当時どこでやったのかあれですけれども、私は、厚生省が準軍属としてこの援護法の対象にしている人たちが一体何人い...全文を見る
○西山登紀子君 私たちも、侵略戦争と認めて国家責任を明らかにする国会決議、ぜひ必要だというふうに考えております。そういうふうな立場に立ってこそ私はこの援護法が生きてくる、国が弔慰の意をあらわすというこの援護法の精神が生きてくるというふうにも思うわけですね。  そこでお伺いいたし...全文を見る
○西山登紀子君 戦後五十年を前にして、京都でも重い口を開いて当時のことを語る平和の語部となって運動をされている方も出てきています。  そこで、京都府議会で我が党の佐藤議員がこういう質問をいたしました。京都の戦後処理を進める会が調査したところ、宮津市の三名を含め三十六人の未帰還者...全文を見る
○西山登紀子君 義勇隊の送出名簿は国のどこに保管されているのか。
○西山登紀子君 戦後は終わっていないというお話も出ました。実際、遺族の方々にとっては終わっていないわけです。だから、義勇隊の名簿はどこに保管されているのか、誠意を持って調べて、私に御報告をいただきたいと思います。  最後になりますけれども、未帰還者の遺族でこんなお話を聞きました...全文を見る
03月17日第132回国会 参議院 厚生委員会 第5号
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○西山登紀子君 どうもありがとうございます。  それでは次に、小児科それから産婦人科の縮小の問題をお聞きしたいと思うんですけれども、最近、都心部の病院を中心に小児科、産婦人科が廃止されたり縮小したりする動きが広がっているという報道があるわけですけれども、このような傾向があるかど...全文を見る
○西山登紀子君 なぜ減少するか、しているのかということですけれども、もちろん対象となっている子供が少なくなってきているということも一つの原因であろうかとは思いますけれども、しかし、だから小児科が少なくていいということにはなりません。私は、やはり小児科の診療報酬、この問題がまだまだ...全文を見る
○西山登紀子君 家族介護とおっしゃいますけれども、四六時中べったりベッドのそばについているわけにはいきません。エアコンの操作、カーテンのあけ閉め、ベッドを少し上げてほしい下げてほしい、チャンネルをかえてほしいというような事細かなことを一々一々家族を呼ぶわけにもいかないということも...全文を見る
03月20日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
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○西山登紀子君 まず、大臣が遅刻をされた問題ですけれども、私はお答えは要りません。  私も理事会で事が事だけに了解をいたしましたけれども、やはり委員会の開会が一時というふうに決まっていて、予算委員会から委嘱をされた大事な委員会だということで、理事会に事後報告といいますか、事後承...全文を見る
○西山登紀子君 大臣、私が質問をする先に御答弁をいただいたようですけれども、私も大変不思議に思っているんです。日本全体での原発の放射能漏えいトラブル十六回、そのうち十五回が全部関電なんです。これはおかしいじゃないかと思います。  そういうことをもう根本的におかしいと思うんですが...全文を見る
○西山登紀子君 時間が余りないんですけれども、昨年七月にやったときには有意な差はなかったと。半年後にこの事故が起こっているんです。だから、定期検査の内容だとかあるいはターミナルを短くするだとか、抜本的な改善策をとらなければだめじゃないのかとお聞きしているんです。そのお答えがなかっ...全文を見る
○西山登紀子君 お答えが得られないわけですね。そのときに異常がなかったとしても半年後に異常になっちゃったと。それならば、その半年前にちゃんと異常が発見できるようにもっと精密な検査が必要じゃないかと、普通私は常識的に考えてもそうじゃないかと思うんですけれども。私、今のお答えで十分納...全文を見る
○西山登紀子君 この時系列をずっと見せていただきますと、午前三時十分に高感度モニターが警報を発して、そして実際サンプリングを開始したのが四時五分。五十五分もかかっているわけです。どうして五十五分もかかるんですか。警報が鳴ったらすぐ警戒態勢に入ってすぐ調べるということを開始してもよ...全文を見る
○西山登紀子君 もう一度お伺いしますが、三時十分に高感度モニターが警報を発した。そして五十五分後にサンプリング分析が開始された。この間、五十五分間の中でそのサンプリングを行う人材がその場所にいなかったということはありませんか。
○西山登紀子君 非常に重大だと思うんですね。  美浜の原発事故の教訓から、早く見つけようということで高感度の警報器をつけた。その警報が鳴った。さあサンプリングあるいは分析を開始しようと思ったらその場にそういう人材がいない。こういうことでは、やはり不安になるのは私は当たり前だと思...全文を見る
○西山登紀子君 私はその御答弁、納得できません。二重三重に安全な体制をとってこそやはり責任ある企業だというふうに思います。  時間がないので次に移りますけれども、今回の事故はそういう問題だけじゃなくて、外部から電源を入れる際にスイッチが切られていたというような重要なヒューマンエ...全文を見る
03月24日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第5号
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○西山登紀子君 放射線の平和利用に当たりましては、人の健康を確保し、また環境の保全に配慮したものでなければならないことは言うまでもありません。したがって私は、放射線障害を防止するためには無用な放射線被曝はできるだけ避ける、避けられない被曝はできるだけ少なくするという放射線防護の原...全文を見る
○西山登紀子君 このICRPの九〇年の勧告というのは、一九七七年以降十三年ぶりに出された勧告なわけです。この勧告は相当の決意を持って勧告されたというふうに私は思うんですけれども、例えばこういうふうに書いてあります。最近数年間における進展から今や全く新しい一組の勧告を出すことが必要...全文を見る
○西山登紀子君 九二年の日本産業衛生学会で大変注目される研究成果が発表されています。「民間航空機乗務員の放射線被曝」というテーマで滋賀医科大学の予防医学の渡部教授らが発表されているわけです。この研究の目的というのはこういうふうに述べられています。「高々度を飛行する航空機乗務員は、...全文を見る
○西山登紀子君 今ヨーロッパの例を出されたわけですけれども、日本の国内で空で働いていらっしゃる人々の被曝の実態についての十分なデータが今はまだないわけです。先ほども御紹介しましたように、民間の方々が労働組合などと協力をしてやっているデータはある。大変貴重なデータだと思います。 ...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いをしたいわけですけれども、日本の航空機の乗務員、パイロット、機関士などを含めて五千人を超える、これにスチュワーデスを加えますと一万人を超えるというふうに言われてもいます。さらに、旅行会社の添乗員の方もいらっしゃるということでいえば、この航空機乗...全文を見る
03月28日第132回国会 参議院 厚生委員会 第7号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山でございます。  まず最初に、大臣にお伺いをいたします。  国民健康保険というのは国民の三四%が加入をしておりますし、今回の改正には大きな関心が寄せられているわけです。そして、国保加入者の多くは、保険料が高過ぎるから何とかしてほしい、こういう切...全文を見る
○西山登紀子君 国がいろいろ手だてをしてきたと言われたわけですけれども、私はこれは国保の安定とは全く逆のことをしてきた、そのように思うわけです。国保の運営を困難にしてきた最大の要因というのは、国庫負担を減らしてきたそのことだと思います。  その国庫負担を減らしてきたという歴史を...全文を見る
○西山登紀子君 大臣もわかっていらっしゃるごとく、国保は安定するというふうには断定できないわけです。暫定暫定というふうなことをおっしゃっているわけですが、関係者も大変心配をしているわけです。  国保制度改善強化全国大会、昨年の十二月一日に宣言が採択されているわけですけれども、こ...全文を見る
○西山登紀子君 私が引用いたしましたのは、平成四年度の国民健康保険事業年報という資料でございます。いろんな言いわけをなさっているわけですけれども、私は率直に認められた方がいいと思うんですね。  一九八八年の社会労働委員会、同じく国保改正案が審議されたときに、我が党の沓脱タケ子議...全文を見る
○西山登紀子君 今おっしゃったように国庫負担を一三%に減らしていなければ、一六・四%のままでいっていれば赤字は出なかったわけですね。  私、社会保険庁に計算をしていただいたわけですけれども、国庫負担が一六・四%のままであればどれぐらい国庫補助がふえるのかと計算をしていただいたわ...全文を見る
○西山登紀子君 私は労働者の責任に転嫁するというようなことは本当に許せないというふうに思います。国庫負担を削減してきた、国保においても政管健保においても国庫負担を削減してきたというところに地方自治体や国民や患者の負担がふえたその最大の原因があるということを申し上げたいと思うわけで...全文を見る
○西山登紀子君 関係者が納得されたとおっしゃるんですけれども、納得していないから三年後に見直すというようなことになっているんではないかと思うんですね。やはり私は、国民といいますか各組合の健保ですね、そういう人たちの負担感というのはもうそれは絶大なものがあるというふうに思います。 ...全文を見る
○西山登紀子君 私の質問に率直にお答えをいただいていないように私は思います。本当に大変なことになるということを健保組合の皆さんや労働組合の皆さんがお感じになるのは私は当然だというふうに思います。  十二月八日に、健康保険組合の皆さんが要求大会を開いていらっしゃるわけですが、そこ...全文を見る
○西山登紀子君 入っていないんですよ。むしろ減らすんですね。国保で四百三十三億、老健法の関係で二百八億円減らすということだと思います。  拠出金のあり方を三年以内に見直すことになっているわけですけれども、私は最後に大臣にお伺いをしたいと思います。  新介護システム、いわゆる介...全文を見る
○西山登紀子君 老後の医療と介護保障のあり方というのは、国民に新たなそしてこれ以上の負担を強いる方向ではなくて、国を中心とする公費負担を根本に据えた制度として検討すべきではないか、単に組み込む程度ではだめです、国の公費負担を根本に据えた制度として検討すべきではないかというふうに思...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、国民健康保険法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  今回の改正は、三年以内の見直しを前提として、現行制度の延長が大部分となっていますが、いずれも医療保険の国庫負担を削減して国民負担と地方負担をふやすという従来のや...全文を見る
04月14日第132回国会 参議院 本会議 第16号
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○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、食品衛生法等の改正案について総理並びに関係大臣に質問いたします。  国民の命と安全を守ることは、国として最優先の課題でなければなりません。ところが、本改正案の背景を考えるとき極めて危惧される問題があります。  多くの国民の声を無視し...全文を見る
04月25日第132回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○西山登紀子君 食品衛生法の改正が二十三年ぶりに行われるわけですけれども、なぜ今改正されるのか、私は大臣の提案理由説明をもう一度よく読んでみました。大臣はこう述べておられます。「食品の安全性に関する問題の複雑多様化、輸入食品の著しい増加、国民の栄養摂取状況の変化など、我が国の食品...全文を見る
○西山登紀子君 いろいろおっしゃるわけですけれども、輸入食品の増加というのは、カロリーベースで見ますと一九七五年に既に自給率が五。四%しか我が国はありません。昭和四十年のときには七三%あったものが急速に減っている。七五年のときに既にそういう状況に入っていたわけです。  ですから...全文を見る
○西山登紀子君 二十三年前の法改正のときには、食品添加物に対しては非常に厳しい方向が国会でも打ち出されております。直前にカネミ油症事件などもありまして、国民の中にはPCBだとか農業による汚染や健康への関心が非常に高まっていた。それによって、国会での七二年の附帯決議、特に、衆議院の...全文を見る
○西山登紀子君 私も、八一年当時に厚生省が検討しておられた食品添加物行政五カ年計画、こういうものを調べてみました。指定外の添加物、つまり天然添加物につきましても、安全性のデータを集め、専門学者による委員会による評価をやり、使用禁止しなければいけない添加物やリスト外の添加物など非常...全文を見る
○西山登紀子君 いろいろおっしゃいますけれども、結局は、安全審査なしで今まで何の規制もなく使われてきた天然添加物に、一気に安全であるというお墨つきを与えるものにほかなりません。  次に、コーデックス基準についてお伺いをいたします。  日本で食品添加物として認められていない化学...全文を見る
○西山登紀子君 七十九品目の安全性を審査できるだけの十分なデータが日本は今持ち合わせていらっしゃいません。そこで非常に心配なわけですが、そもそもコーデックス基準というものはどんな基準かということです。  コーデックス委員会というのは何を目的につくられた委員会かといいますと、WH...全文を見る
○西山登紀子君 国の代表ではない、専門家なんだという御意見ですけれども、やはり構成を見ましても農産物を輸出している国の主導によるものであります。輸入している国というのはほんのわずかです。そして、コーデックス委員会の基準というものは非関税障壁の除去を通じて国際貿易を促進するという目...全文を見る
○西山登紀子君 そういうふうに言われますけれども、私は安心することはできないし納得ができない。また後ほど展開いたします。  次に、残留農薬基準の問題についてお伺いをいたします。  現在、ポストハーベストの農業使用というのは基本的に認められておりません。ところが、コーデックス食...全文を見る
○西山登紀子君 従来はそういうような形でおやりになってきたということでしょうけれども、やはり事態は違っているわけですね。WTO協定に加盟をし、SPS協定も加盟をし、こういう状況のもとでは、そういうことがそれでは守られるのかという点で私は大変な懸念を持っております。政府は、よく科学...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、食品衛生法等の改正に反対の討論を行います。  周知のように、WTO協定によって、主食である米を含め農産産物の輸入自由化が促進されます。しかもWTO協定によって、コーデックス食品規格にすべての加盟国が従うよう求められているわけです。 ...全文を見る
05月11日第132回国会 参議院 厚生委員会 第11号
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○西山登紀子君 まず最初に、大臣にお伺いをいたします。  本改正の二法案については、関係する患者や家族の皆さん、医師の間でも後退ではないかという指摘がございます。つまり、現行法では医療費は公費を優先する方式であったものが、改正案では医療保険を優先するものとなるわけです。その結果...全文を見る
○西山登紀子君 患者の方々から歓迎をされている点ですから、大臣の方から絶対やらないというお答えをぜひいただきたいと思ったんですけれども、ぜひ今後こういう点は努力をしていただかなければならないと思います。  次に、精神障害者の措置入院の場合ですが、公費負担医療になっているわけです...全文を見る
○西山登紀子君 入退院を繰り返している精神障害者の医療費の負担は非常に高いというようなアンケート結果もありますので、ぜひ御検討をしていただきたいと重ねて要望しておきたいと思います。  次に、全国精神障害者家族会連合会、いわゆる全家連が行われた調査がございます。九一年から九二年に...全文を見る
○西山登紀子君 精神障害者対策の基本というのは、強制入院とか隔離ではなくて通院治療と社会復帰を進めること、このことが非常に重要だと思うわけです。さきに全会一致で成立を見ました障害者基本法の中で、基本的理念の第三条の二項にはこういうふうに述べられています。「すべて障害者は、社会を構...全文を見る
○西山登紀子君 今回の改正で福祉ホームそれから福祉工場、これが社会復帰施設として法文化をされました。この点は評価ができるわけですけれども、その今ある数、福祉ホームは七十カ所それから福祉工場は今年度一カ所しかないわけですね。ですから、法文化されたということを契機といたしまして今後ど...全文を見る
○西山登紀子君 法文化されて非常によかったという障害者やそういう団体の皆さんの期待もあるわけですから、なかなか前途遼遠だなと、今の答弁を聞いておりますとそういうふうにしか思えないわけですけれども、そういうことがあってはならないと思います。  質問を続けたいと思うんですけれども、...全文を見る
○西山登紀子君 精神障害者の方の就労意欲を生かす、そういうことは非常に特別の施策が必要だと思うわけです。就労意欲がありましても、現在の就労状況を見ますと必ずしもよくはありません。  先ほど御答弁にもありましたけれども、通院患者リハビリテーション事業、こういうのが行われているわけ...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  精神保健法について、最後に大臣にお伺いしたいわけですけれども、社会復帰施設の推進につきまして私も前回の改正のときに質問をしたわけですけれども、少しはふえてきてはおりますけれども、問題なのは、一つは自治体ごとにばらつきがあ...全文を見る
○西山登紀子君 それでは次に、らい予防法の見直しについてお聞きしたいと思います。  ハンセン病患者は、全国十三療養所で五千八百七十九人が生活、療養されております。平均年齢は七十歳を超えているわけです。ことしの四月二十二日、らい学会が見解を発表されています。御存じだと思いますけれ...全文を見る
○西山登紀子君 最近、私の手元に「隔絶四十年」というらい患者の方が書かれた本がある友人から届けられました。その方はごく最近にようやく本名を名乗った、こういうことでございまして、その本の中に私が本当に御紹介したい部分がございます。  長島愛生園との間に邑久長島大橋というのが一九八...全文を見る
○西山登紀子君 中間報告が示した二〇三〇年代の根絶、二〇〇〇年を節目とする目標の達成についてどう努力されるか、お伺いをいたします。
06月07日第132回国会 参議院 商工委員会,厚生委員会,農林水産委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号
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○西山登紀子君 厚生委員をしております西山でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  まず最初に、通産大臣にお伺いをいたします。  本法は、俗にリサイクル法というふうに呼ばれておりますように、まさに法律の題名どおり再商品化を促進するというものでございます。対象は容器包...全文を見る
○西山登紀子君 ごみの発生抑制と減量化、リサイクルという点では、やはり企業の責任は大きいというふうに思うわけです。  ごみ問題への国民の関心が高まってまいりました一九九〇年、平成二年十二月に生活環境審議会が答申を出しております。その答申は「今後の廃棄物対策の在り方について」とい...全文を見る
○西山登紀子君 先ほども御紹介をいたしましたように、企業ごみが二一・八%、これはほぼどこの自治体でも同じような率ではないかと思うんですけれども、私はこういう答申の指摘している点は非常に重要だということを重ねて申し上げたいと思います。  次の質問に移ります。  本法案のリサイク...全文を見る
○西山登紀子君 分別収集を促進していくためには、住民の協力と同時に関係職員の確保が非常に需要な課題となります。現実には清掃職員は減らされてきているわけでございますが、本法案の第五条第一項「国の責務」として、「国は、容器包装廃棄物の分別収集、分別基準適合物の再商品化等を促進するため...全文を見る
○西山登紀子君 よろしくお願いをいたします。  次に、いろいろ議論のありました本法案の第三十四条についてお伺いをいたします。  私はこの条文を読んでみまして非常にびっくりいたしました。結局のところ、この三十四条のようなことになりますと、本法の構図というのは、消費者が分別をする...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いしたいわけですけれども、この三十四条はどう考えても、結局のところ国民と分別収集を行う自治体だけが苦労をするということになるんじゃないか。大企業には容器包装廃棄物の発生の抑制の歯どめは求めておりませんし、再商品化に要する費用を商品に価格転嫁するこ...全文を見る
06月08日第132回国会 参議院 厚生委員会 第13号
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○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、理容師法及び美容師法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  今回の改正で、受験資格を中卒から高卒に引き上げることは、現状では受験者の約二割が中卒であること、高校中退者が十万人を超えていること、高校の義務教育化の見通しが全く立...全文を見る
10月23日第134回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第2号
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○西山登紀子君 法案に関連いたしまして、まず最初に運用上の問題についてお聞きをいたします。  今回の改正は、我が党もかねてより限度額を引き上げるということを要望してまいりましたので、一歩前進だというふうに評価をしているわけです。  ところで、提案理由は、「中小企業に対する事業...全文を見る
○西山登紀子君 よろしくお願いいたします。  次に、京都の西陣問題について少し伺いたいと思うんです。  ことしの三月に、第十四回目の西陣機業調査、こういうのが出されました。これは三年ごとに京都府、京都市、西陣織工業組合が共同して行う調査であります。  今回、とりわけこの調査...全文を見る
○西山登紀子君 この帯がベルトという品目とは大変おかしなわけでございますので、ぜひ早く改善をしていただきたいと思います。  最後に、時間が少なくなりましたけれども、大臣にお伺いしたいと思います。  十月六日に京都府議会で、「海外生産された帯・帯地の原産国表示義務化に関する意見...全文を見る
10月31日第134回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○西山登紀子君 まず、大臣にお伺いいたしますけれども、十月から精神障害者の手帳制度がようやく発足をいたしました。これは大変歓迎をされているわけです。ところが、身体障害者には鉄道とか航空運賃の割引などの経済的負担軽減の措置がとられているわけですけれども、精神障害者にはこの制度は適用...全文を見る
○西山登紀子君 十月二十六日でしたか、厚生省は各省庁に文書で申し入れをしておられると思うんですけれども、そのとおりですよね。
○西山登紀子君 積極的な御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  精神障害者の自立と社会参加の上からも大変重要なことだと考えますので、ひとつ大臣、閣議でも積極的に御発言いただきまして進めていただきたいとお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。
○西山登紀子君 次に、妊産婦と新生児の救急のための周産期医療体制の確立についてお伺いいたします。  我が国の母子保健は妊産婦の死亡率を除けば世界のトップクラス、こういうふうになっているわけです。これは大変結構なことなんですけれども、まだ改善の余地があります。厚生省からいただいた...全文を見る
○西山登紀子君 私が住んでいる京都はその点残念ながらおくれております。  京都府医師会の最近の報告では、母体の搬送または良好な管理下での迅速な新生児の搬送が適切に行われ、高度医療可能な施設で出産、新生児管理を行えれば、これらの指標、つまり死亡率は確実に減少すると結論づけているわ...全文を見る
○西山登紀子君 全国百カ所で五カ所となりますと、単純計算でいけば二十年かかるというようなことになるわけで、これは非常にもっと急いでいただく必要があるだろうと思います。  ところで、この医療分野というのは明らかに今不採算です。施設の投資もかなりかかりますし、報告書によれば、一味当...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひ積極的にお進めいただきたいと思います。  次に、エイズの問題についてお伺いしたいと思います。  十月六日に東京及び大阪の地裁の和解勧告が出されました。  私は、東京と大阪の原告、それから弁護団の方々とお会いをいたしまして、意見と要望を伺ってまいりました。...全文を見る
○西山登紀子君 和解協議のテーマには責任と謝罪の問題も入ると、このように大臣がお考えであるというふうに受けとめました。  それで、大臣は、衆議院の答弁でもそうですけれども、本当に気持ちとしては何でもやりたいというふうに繰り返し原告の悲惨な状況に理解を示している御発言もございまし...全文を見る
○西山登紀子君 私は、厚生委員も長いことやっておられた大臣に本当にこういうことが常識で通用するかというふうにお聞きをしたんですけれども、大臣、どうですか。もう一度大臣にお伺いいたしますけれども、大臣はお答えできませんか。
○西山登紀子君 国民は納得しないと思いますね。  ところで、この和解勧告の直後の十月九日に、NHKの教育テレビが「エイズ薬害訴訟・行政責任はどう問われているか」というものを放映いたしました。大臣も厚生省も当然ごらんになっていることと思います。私が資料配付をお願いいたしました資料...全文を見る
○西山登紀子君 私は、今の御答弁では非常に不誠実な御答弁だというふうに思います。  この映像というのはNHKが全国に報道をした映像でございます。NHKがうその報道をしているというふうにおっしゃるのでしょうか。この映像がはっきりと示しておりますように、研究班の資料は配付されており...全文を見る
○西山登紀子君 今、委員の方もおわかりのとおり、本当に資料がないの一点張り、全国に放映されてもなおそういった事実について覆い隠そうとする、そういう態度について私は本当に許せないと思うんですね。被害者も国民も本当に痛切に願っていることは、二度とこのような悲劇が起こらない、そのための...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、次に被害者の医療の問題でお伺いしたいと思います。  まず、医療費の負担の軽減の問題です。  被害者の医療費というのは無料なんですけれども、原告の方にお伺いいたしますと、差額ベッド代が高くて被害者を苦しめているということがわかりました。  関西では、...全文を見る
○西山登紀子君 今のお話を伺っていますと、被害者の実態を本当にわかっていらっしゃるのかなと私は思います。今も申し上げたように、本来エイズというのは感染経路というのは非常に限定されたものでありますし、相部屋でいいんですよ。しかし、相部屋にできない今の社会的な偏見があるじゃないですか...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いいたしますが、恒久対策についてはもちろん和解のテーマです。それについて私は原告の方からお伺いいたしました。何が一番恒久対策として御心配がお伺いいたしますと、二次感染や三次感染の場合もいつ発病しても患者本人と同様に救済が受けられるようにしてほしい...全文を見る
○西山登紀子君 ありがとうございました。  その場合、いつ発生してもという御心配、この点もよろしくお願いいたします。  終わります。
12月08日第134回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第3号
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○西山登紀子君 まず最初に、業者婦人の問題について質問をいたします。  いわゆる業者婦人というのは、お役所の用語では小規模事業婦人経営者と、このように呼ぶそうでございますが、零細な自営業の婦人のことです。  大臣にお伺いしたいんですけれども、十月二十六日にたくさんの業者婦人の...全文を見る
○西山登紀子君 大臣から非常に高い御評価をいただいたわけですけれども、それでは業者婦人の対策はどうかということなんですが、八〇年三月に中小企業庁とそれから全国商工会連合会が業者婦人の就労と生活実態調査をまとめられました。その後、このような実態調査が行われたでしょうか。
○西山登紀子君 いいんです。その後やっているかどうかだけ。
○西山登紀子君 実態を十分把握することがやはりよりよい施策の前提にあると思うんですね。  民間団体でありますが全商連、全国商工団体連合会婦人部協議会、その婦人部の皆さんは三年に一度大学の先生に委託をいたしまして実態調査をやっておられます。九四年十一月に発表もされているわけです。...全文を見る
○西山登紀子君 この調査は、八〇年の調査から既に十五年がたっているわけでございます。十年一昔という言葉もあるように、やはり時代が非常に変わっている、そして業者婦人の実態も非常にさまざまな深刻な問題を抱えているという状況ですので、ぜひこれに匹敵するような実態調査を行うように検討をし...全文を見る
○西山登紀子君 それでは次に、大店法の問題についてお伺いをしたいと思います。  九〇年以降の大店法の規制緩和以降、大型店がふえまして売り場面積の五割を占めております。また一方、小規模店は大幅に減少している状況がございます。  私の地元は京都なんですけれども、九一年から九四年の...全文を見る