西山登紀子

にしやまときこ



当選回数回

西山登紀子の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第136回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○西山登紀子君 まず、私は質疑に入る前に、衆議院の予算委員会が大変不正常な状況のもとで本委員会の不正常な開会が行われたということにつきまして、抗議の意を表明したいと思います。  次に、質問に入りたいと思います。  昨年の十月六日に和解勧告が出されたわけですけれども、それからは...全文を見る
○西山登紀子君 国会で虚偽の答弁をなさるということでは本当に国会の責務を果たすことができないわけですから、そういううその答弁を今後一切なさらないように厳重に私は申し入れをしたいと思います。  次に、大臣にお伺いしたいわけですけれども、ミドリ十字の回収虚偽報告、この問題です。 ...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと歯切れの悪いお答えだというふうに思うんですけれども、ミドリ十字が加熱製剤が承認された後も非加熱製剤は危険だということがわかっておりながら売り続けた、それも非常に大きな犯罪行為です。それと同時に、やはりうその報告をして、その後も売っていた、厚生省に虚偽の報告...全文を見る
○西山登紀子君 私はそれがおかしいと言っているんですよね。  だから、大臣、どうですか、そのときやっぱり回収命令を出すべきじゃなかったですか。そして、当時の局長や大臣の責任をどうお考えになっているか、大臣のお答えを求めたいと思います。
○西山登紀子君 アメリカにおくれること二年四カ月、そういう事態でもまだそういうふうなことを何か弁解がましくおっしゃっているんですけれども、私はこの問題については今の御答弁では十分ではないと思っております。今後とも、その点について集中審議などでさらに詳しくお聞きしたいと思います。 ...全文を見る
○西山登紀子君 これは、今私が読み上げましたとおり、多少どころか、まるっきり違うわけですね。決して同じではありません。社内向けば非常に危険だ、非常に死亡率も高い、危ないと。ところが、こちらの社外向けの七月の作成された分は安全だ、発症の可能性は皆無だと、こんなふうに百八十度違うこと...全文を見る
○西山登紀子君 今、大臣がお認めいただきましたように、明らかに差があります。百八十度内容は違います。  ところが、その二つの文書について、皆さんに恐縮ですけれどもお配りいたしました当時の参議院社会労働委員会での我が党の沓脱タケ子議員の質問の議事録でございますが、答弁者の北郷業務...全文を見る
○西山登紀子君 当時、事実関係を調査するどころか、これを文書を見ながら言っているんですね、この局長は。よく調べたと。ただ、一つございますが、五月にもう一つ文書が出ておりまして、よく見たと、内容は余り変わらないというふうに言っているわけで、私はこれは国会に対するやはり虚偽の答弁と。...全文を見る
03月15日第136回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第3号
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○西山登紀子君 質疑に入る前に一言ですが、衆議院の予算委員会がストップされているという不正常な状態のもとで本委員会も非常に不正常な開会が強行されたということにつきまして、日本共産党としては反対の意思を持っているということを表明させていただきまして、質疑に入らせていただきます。 ...全文を見る
○西山登紀子君 大臣、京都は本当に今破壊されておりましてあえいでおりますので、余り悠長なことは言っていられないわけです。ぜひもっと京都の実態をよく深くつかんでいただきまして、中小企業の町京都でもございますので、対策をよくお考えいただきたいと思います。  次に、自治省に来ていただ...全文を見る
○西山登紀子君 非常に国民的な大問題になっているときに、わからない、把握していないということでは私は済まされない問題だと思うわけです。これは把握し、公表していただかなければならないと思います。  京都で私が入手をいたしましたその結果を少し御披露したいと思います。  九四年度の...全文を見る
○西山登紀子君 今、住専の問題は国会で議論がされているわけです。そして、総理も大蔵大臣もあらゆる刑事責任や民事責任を含めて明らかにする必要があると、このようにも言っていらっしゃるわけですから、私は地方自治体の裁量に任すのではなくて、自治省みずからが調査をしてきちっと公表すべきだと...全文を見る
○西山登紀子君 自治省としては地方自治体にその調査の必要があるということをきちっと申されて、そして把握をするという努力をなさいますか。
○西山登紀子君 やりとりが平行するんですけれども、自治体にそれが必要だということを自治省の方から言われて、そして把握に努められるかどうか、それをもう一度お聞かせください。
○西山登紀子君 吹田市ですか、市議会でも公表がされておりますし、いろいろな自治体があると思うんですけれども、ぜひそれは自治省として公表する必要があると、こういうことでぜひ御調査をお願いしたいと思います。  それで、最後に、大臣ですけれども、今お聞きになりましたように、住専がずさ...全文を見る
03月26日第136回国会 参議院 厚生委員会 第4号
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○西山登紀子君 まず、らい予防法の廃止について御質問をいたします。  らい予防法の廃止は当然のことでありまして、遅きに失したと言わなければなりません。政府の対応のおくれによって患者、家族に言い知れぬ多大な苦難を与えてきたことは言をまちません。今、患者さんの平均年齢は七十歳、高齢...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひ誠意を持って当たっていただきたいと思います。  次に、「らい」の名称の廃止についてですが、辞典などについては改版するときに「ハンセン病」という正式疾病名にするということなど、表現と内容について正確な表現を用いるよう教育関係あるいはマスコミ関係方面にも要請する...全文を見る
○西山登紀子君 次に、いわゆる浮島丸事件ということについて質問をいたします。  まず最初ですが、この浮島丸事件というのはどういうふうな事件であったかといいますと、悪夢のような戦争が終わって直後の八月二十二日、戦争中徴用の名のもとに日本に強制的に連れてこられた、そして強制労働をさ...全文を見る
○西山登紀子君 平成四年、一九九二年八月二十五日に犠牲者の遺族の方が京都地方裁判所に公式陳謝等請求の訴訟を起こされているわけです。この訴状の中にはこのように書かれています。  原告らは金銭が目的で本訴訟を提起したのではなく、被告日本国が犠牲者と遺族の前で浮島丸事件の真相を究明し...全文を見る
○西山登紀子君 その遺骨のことなんですけれども、私も調べているうちに大変びっくりいたしました。  この東京の目黒区にあります祐天寺というお寺に遺骨が保管をされている、こういうことがわかりましたので私も先日お参りに行ってきたわけでございます。これは、お参りに行きましたが、お寺の方...全文を見る
○西山登紀子君 もう一つよくわからないんですけれども、この裁判ですが、遺族の方が遺骨の返還を求めていらっしゃるわけですね。それで、九つの遺骨をそれぞれ引き渡してほしいというふうにこの訴状は述べて追加の訴訟を起こしているわけです。  私は、二百八十八というふうに、二百八十五ではな...全文を見る
○西山登紀子君 二百八十ですか。
○西山登紀子君 五柱減っちゃった。  数が、こういう裁判の訴状には二百八十五というふうに出ているし、厚生省は二百八十だというふうにおっしゃるし、非常にまだ数がはっきりしないというふうなことも私にとっては非常に不明朗といいますか残念な気がいたしますけれども、戦後五十年たってなおこ...全文を見る
○西山登紀子君 遺骨の交渉がうまくいかないのは相手が悪い、こういうふうにも聞こえるわけですけれども、私はそうではなくて、やはりこれは別に裁判に訴えられなくてもこちら側からきちっと誠意を持って謝罪もすれば補償もちゃんと話し合う、そういう態度で臨むべきではないかと思います。  そう...全文を見る
○西山登紀子君 よろしくお願いいたします。  終わります。
03月26日第136回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第4号
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○西山登紀子君 京都中小企業家同友会というところがことしの二月に京都府と懇談をされまして、「中小企業家の要望と意見」というものを出しておられます。私も拝見させていただきまして、大変興味深く思いました。  その中で、「こんにちの経済状況は依然として厳しい事態のもとにあり、いまだに...全文を見る
○西山登紀子君 次に、手続の簡素化の問題なんですけれども、なかなか中小企業の皆さんはこういう文書作成自体に時間がとられるということが大変御苦労なようでございます。制度の本旨を生かすためにも、申請の文書などの簡素化をぜひというふうな御意見もいただきましたけれども、ごもっともだと思う...全文を見る
○西山登紀子君 次に、認定されても融資を受けられるか、あるいは補助金が十分とれるかというような疑問も持っていらっしゃる方もいらっしゃいました。枠が少なくなっちゃう、そういうことはありませんか。
○西山登紀子君 次に、設備投資減税の適用期間というのは創設五年未満になっているんですけれども、こういうことをやっていらっしゃる方からしますと、研究開発には十分時間をかけないと実りがなかなか出ない、弾力的な運用をしてほしいという要望もあるわけですが、これにもこたえるべきだと思います...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いをしたいわけですけれども、本法案はベンチャー企業の育成と意欲的な創業を支援しようというものでありまして、我が党も賛成できるものです。しかし、中小企業の発展の基本になるものは、大企業はリストラを進めて生産拠点を海外に移して国内産業を空洞化する、そ...全文を見る
04月04日第136回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○西山登紀子君 私は、和解成立後、亡くなられた原告の方のお家をお訪ねいたしまして、遺族の方にお会いをいたしました。この遺族の方は、和解は中間報告だ、真相究明ができて初めて本当の報告がちゃんとできるんだ、こういうことをおっしゃったわけです。私もそのとおりだというふうに思います。そし...全文を見る
○西山登紀子君 資料が出されているわけですから、きちっと見れば私はゆがめられた結論が出ているということははっきりしていると思います。  患者団体は八三年の夏ごろから加熱製剤への転換を求めていたわけです。小委員会の下した結論は、六カ月たっても現状維持、つまり非加熱製剤を使うという...全文を見る
○西山登紀子君 さらにこのテープの起こしを見ていただきたいと思います。  真ん中のところなんですけれども、安部氏はこういうふうに言っています。「どうしてもコンセントレート」、これは非加熱濃縮製剤のことですけれども、「でなければならない、というところが問題なんです。」、この「問題...全文を見る
○西山登紀子君 この安部氏の家庭療法委員会というのは八三年十月十八日ですから、既に所見で述べているように、非加熱製剤が非常に危険だということは科学者の間での常識的な見解であったわけですが、そういう時期においてなおこの安部氏はこういうふうに、コンセントレートでなければならないんだと...全文を見る
○西山登紀子君 厚生省が今お認めになったわけですけれども、安部氏は厚生省がなぜ日赤対策でいっぱいなのかというその内容も知っていたはずであります。つまり、厚生省は当時、非常に危ないと、だから外国の血液を使うのではなくて国内血で何とかならないかということで日赤と交渉をしていたのではな...全文を見る
○西山登紀子君 大臣も同様のお考えということであります。  安部氏は、今、殺人罪で告訴をされているわけでありますが、この安部氏を班長に任命した厚生省の責任も非常に重大であると思います。非常にゆがめられた小委員会の報告と合わせた行政対応を行って、さらに回収命令などの有効な手を打た...全文を見る
○西山登紀子君 きょう、ようやく参議院の集中審議が行われたわけですけれども、やはり真相はまだまだやみの中です。  委員長にお願いしたいわけですけれども、私は、当時の郡司元生物製剤課長、安部英元エイズ研究班の班長、それから松下廉蔵、当時ミドリ十字の社長、それから持永和見氏、元業務...全文を見る
○西山登紀子君 最後ですが、大臣にお伺いしたいと思います。  やはり、身内でかばい合って資料を覆い隠す、こういうことでは到底真相の究明はほど遠い、このように私も思います。  そこで、大臣の直属に新たに調査委員会を設けられるようですけれども、その際には、民間の有識者はもちろん、...全文を見る
04月11日第136回国会 参議院 厚生委員会 第8号
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○西山登紀子君 今回の第八次計画を見ますと、リサイクル型社会への転換推進計画、ネーミングもリサイクル・ゴーゴー計画というふうにつくられているわけですけれども、私はぜひこういうリサイクル・ゴーゴー計画が進むように、そしてまた定着されるように希望するものです。  それを具体的に見て...全文を見る
○西山登紀子君 ところが、京都市、私も住んでいるわけですけれども、そこで非常に大きなごみ焼却場をめぐる問題が起こっているわけです。  昨年の十二月五日、厚生省の環境整備課にも地元の皆さん、この地元の皆さんというのは京都市の市原野の自治連合会の皆さんなんですけれども、陳情なさいま...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひよろしくお願いをいたします。  最後に一問、大臣にお伺いいたしますけれども、いわゆる小型PETボトルの問題です。  飲料メーカー六百社でつくる全国清涼飲料工業会が四月一日からこの小型PETボトルの自粛を解除するというふうに決めたわけでございますが、これはぽ...全文を見る
○西山登紀子君 この基金の制度については、平成元年十二月十四日、参議院の当時は社会労働委員会で審議をされているわけですけれども、そこの質疑の中で、加入者の目標につきまして当時の年金局長、水田年金局長はこのように答弁をしているわけです。国民年金の付加年金の加入者は二百万人いる、その...全文を見る
○西山登紀子君 当時の議論でも、この制度の導入に関しまして、国民年金の現状では加入できない人が多いのではないかというような懸念も示されていたわけでございます。一部の人が恩恵を受ける、結局は金持ち優遇の制度にならないのかというような疑問が、我が党以外にも何人かの議員が指摘をしていた...全文を見る
○西山登紀子君 次に、私は国民年金基金連合会へのいわゆる天下りの問題を取り上げたいと思います。  今、住専の問題でも大蔵省と銀行の天下りの問題が大きな国民の関心事になっております。また、薬害エイズの問題でも厚生省と製薬会社、この天下りの問題が大きな問題になっているわけですが、残...全文を見る
○西山登紀子君 現在の理事長、水田さんはこの制度を導入したときの年金局長であったわけでございます。  次に、それではこの国民年金基金連合会への国庫補助はどれぐらい出されているかという問題なんですけれども、七年度当初で十四億円出されているわけです。八年度は十五億円出される。これは...全文を見る
○西山登紀子君 どんなに言われても私は不自然だと思います。  この国庫補助というのは人件費と事務費に使われているわけですけれども、もらった資料を見てみますと、この理事長の月収ですね、月収幾らか。これは、おやめになったときは平成二年六月なんですけれども、月収は九十五万八千円であり...全文を見る
○西山登紀子君 さらに退職金、まだお勤めになっているんですけれども、退職金を少し計算をしてみたわけですけれども、ことしの五月でお勤めになって丸五年になるわけですね。ですから、退職金の規程というのがあるのでその規程に沿って退職金をこちらの方で試算をしてみたわけですけれども、平成七年...全文を見る
○西山登紀子君 並外れて優遇されているとは思わないかと、民間の労働者なんかと比べて。その点を聞いているんです。
○西山登紀子君 大変驚いた御答弁だと思うんです。わずか五年間働いてこれだけの退職金をもらっちゃう、普通の労働者の方にすれば人生二度やったぐらいの退職金をもらっちゃうということになるわけで、私はこれは並外れた優遇だというふうに思うわけです。  それで、最後に大臣にお伺いしたいと思...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、民間活動に係る規制の改善及び行政事務の合理化のための厚生省関係法律の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  私は、反対理由を述べる前に、内容において関連性のない十一の法律を一括して改正するという政府の態度は乱暴な法案提出...全文を見る
04月17日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第1号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子です。  安部参考人にお渡ししていただいたと思いますけれども、私、ミドリ十字の社内文書を二つきょうお見せをいたしたいと思います。  先ほども先生がお認めになりましたように、先生はミドリ十字からたくさんの寄附金をもらっていらっしゃるわけです...全文を見る
○西山登紀子君 参考人もお認めになったように、この七月の全く安全だというのは確かに断定過ぎると参考人もおっしゃるわけですね。  そこで、お聞きいたしますけれども、安部参考人自身が非加熱製剤の危険性をいつ認識されたのか。私は、その危険性を認識して、そして医の倫理に従うならば、その...全文を見る
○西山登紀子君 質問にだけお答えください。いつ認識されたか。
○西山登紀子君 時間がありませんので、最後にお伺いいたします。  安部参考人は、御自分のエイズの症例を公表しない、私はこれはエイズの症例隠したというふうにも思います。また、危険な非加熱製剤の使用をむしろ奨励をしていく、幾つかのこれは事実がございます。それから加熱製剤の承認を意識...全文を見る
○西山登紀子君 御自分の責任についてお答えいただきたいのです。
○西山登紀子君 先ほど私が指摘をいたしました三つの点です。
○西山登紀子君 小委員長、いいですか。
○西山登紀子君 松田参考人が医学界といういわゆる縦の系列が非常に強い、そういう場にありながら現在唯一の贖罪として真相を語る、この真摯な態度、非常に私は敬意を表したいと思います。  どうかそういう立場をこれからも持ち続けて真相を語り続けていただきたいと思います。  まず、なその...全文を見る
○西山登紀子君 この週刊誌には、この三名が当時業務局長の持永氏を訪ねた、持永氏もお会いしたということを述べているという報道がされているわけですけれども、次に移りたいと思います。  そこで、先ほど来お話に出ております、がらっと雰囲気が変わったというエイズ研究班のその当時のことです...全文を見る
○西山登紀子君 スピラ博士が来日された八三年八月のことですけれども、松田参考人はそのとき同席をしておられたということなんですけれども、この会合というのはどなたがセットをされて、そして先生と一緒に同席されていた方はどなただったのか、教えてください。
○西山登紀子君 その席上で松田参考人はスピラ博士とステロイド剤の使用についてやりとりをされたと聞いているんですけれども、そのやりとりの中で御自分のいわゆる症例についての認識がどのように変わったでしょうか。
○西山登紀子君 先生が認識を深められたわけですので、御一緒に同席されていらっしゃった皆さんもそのことは聞いていらっしゃったわけですよね。その点はどうでしょうか。
○西山登紀子君 スピラ博士のその診断がエイズの研究班で報告されたのは第四回の研究班ですか。
○西山登紀子君 安部氏が報告したのは第四回ということだったわけですけれども、その中で、四回目に報告されたときもそれはやはりエイズではないということにしようというふうに、先ほども御質問ありましたけれども、そういう結論になってしまったわけですか。
○西山登紀子君 その際には、ステロイド剤の使用、最初にエイズの症例ではないというときの大きな理由がスピラ博士によって一応否定をされているわけですが、それでもなおエイズの症例ではないというふうに結論づけるんだという結果になったわけですね。
○西山登紀子君 非常に残念だというふうに私は思います。その時点で、本当にその時点でなお公表がされていれば、大きな被害の拡大というのは防げたというふうに思うわけです。  もう一度先生に最後にお伺いしたいと思いますけれども、この被害の拡大についての先生の御反省点、最初にもありました...全文を見る
04月26日第136回国会 参議院 厚生委員会 第11号
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○西山登紀子君 この法案につきまして、ある病院の院長さんにお伺いいたしましたところ、もとの法律が国立病院の安売り法というふうに言うならば、この改正案というのは国立病院のいわば投げ売り法だと、こんなふうな指摘をされたわけです。  もちろん、医療施設の安売りだとか投げ売りなどは本来...全文を見る
○西山登紀子君 少し聞き方を変えたいと思うんですけれども、この再編合理化方針に反対を表明した自治体の数は延べ三千以上にも上るわけですね。  厚生省が発表した統廃合の対象施設に該当する自治体でこの統廃合に積極的に賛成を表明した、この方針に賛成だという表明をした市町村はありましたか...全文を見る
○西山登紀子君 お答えになっていないと思うんですね。方針に賛成を表明した市町村はあったかという質問なんです。もう時間がありませんので私の方から申し上げますけれども、一つもないわけですよ。秋田の本荘市、ただ一つ当初は賛成していたわけですけれども、しかし今は強く反対しています。  ...全文を見る
○西山登紀子君 次に、譲渡対象の問題について質問をいたします。  政令で譲渡対象を拡大するというふうにしているわけですけれども、国立病院部が出している懇談会の報告というものを見ましたところ、その譲渡対象の中に財団法人等の公益法人や、それから医学部を持たない学校法人などもこの譲渡...全文を見る
○西山登紀子君 次に、譲渡要件の緩和についてお聞きしたいと思います。  私は、先ほど来投げ売りとかいろいろ比喩を用いているわけですけれども、働いている人が現にいるわけですよね。そして、その人たちは国家公務員として、国民の公僕として誇りを持って仕事もしていれば生身の人間でもあり家...全文を見る
○西山登紀子君 最後にお伺いしたいと思うんですけれども、厚生省のこうした姿勢、つまり国立病院への住民の期待、それに真っ向から受けて立とうとしない、こういう姿勢というのは現存する国立病院に対してもそういう姿勢があらわれているわけです。  国立京都病院の例を申し上げたいと思うんです...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  八四年に閣議決定された行革大綱で国立病院・療養所の整理合理化が決定され、厚生省は、八六年度から九五年度の十年間を目途に、国立病院・療養所の...全文を見る
04月30日第136回国会 参議院 厚生委員会 第12号
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○西山登紀子君 今回の社会保障研究所の解散についてさまざまな危惧が出されているわけですけれども、その中でも大きいものはやはり研究の内容、質に関する危惧だと思います。  特殊法人から国立の機関になることによって、国の政策にとって都合のいいような研究や政策の論証ですね、これを優先す...全文を見る
○西山登紀子君 社会保障制度審議会に諮問をされたのも閣議決定がされて後のことでございます。ですから、私はやはり関係者の意見が非常に軽視された、そういう経過があったというふうに思うわけです。  ですから、社会保障制度審議会のことし一月の答申にも、「社会保障研究所を解散することに一...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、緊急の問題として薬害エイズの問題について伺いたいわけですけれども、長野県の国立松本病院でエイズウイルスに感染をして二人の息子さんを亡くされたその御両親からお手紙が来ているわけです。お父さんのお手紙です。病院長殿ということで出されているわけですけれども、私は...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、社会保障研究所の解散に関する法律案に反対する討論を行います。  この改正案は、社会保障研究所を解散し、他の国立研究機関と統合しようとするものですが、研究所の定数二十三名の実質的な削減を含んでいます。定数の確保なくして研究体制の充実は困...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 厚生委員会 第13号
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○西山登紀子君 今年度の厚生省の予算の目玉というのは、新ゴールドプラン、それから障害者プラン、エンゼルプラン、この三つのプランが目玉というふうに言われているわけですけれども、私はここで大事なことは、これらの計画が国民の実態と要求に対して実際どのようにこたえているのか、どのように実...全文を見る
○西山登紀子君 実は九四年三月のこの当委員会でも児童家庭局長からそのような御答弁をいただいているわけです。もう二年もたっているわけです。急いでいただきたいというふうに思うわけですね。  さらに、これは都市部だけではなくて農村部でも非常に要求となっているわけで、季節的なものだけで...全文を見る
○西山登紀子君 都市部だけではないわけでございまして、農村部の子供のこともぜひお考えをいただきたいというふうに思います。  それでは次に、数値目標は出たんだけれども、それでは予算はそれに見合って十分確保されているのかということが問題だと思います。実は、この学童保育に対します補助...全文を見る
○西山登紀子君 今、計画以上に申請があったと言うけれども、経過をお聞きいたしますと、複数配置をする基準を変えたというわけですよね、四十人を三十五人にする。このことはいいことです。そのために、予定をしていたのが七百七カ所、ところが申請があったのが千三百カ所出てきた、だから補助金をカ...全文を見る
○西山登紀子君 平成八年度は何カ所予定をされていますか。
○西山登紀子君 私も担当の方からお伺いいたしまして、最初は見込み違いがあった、見込み違いといってもそれは私は行政上のミスというふうに言わなければならないほどの見込み違い、こんなふうに思っていたんです。しかし、実際によく伺ってみますとそうじゃないんですね。  平成六年度は予定して...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いしたいわけですけれども、今のような厚生省の姿勢では病院内保育所というのは本当に運営が困難になります。そして、新設の意欲もそがれていく。絶対にやってはいけないことだと思います。むしろ、もっと積極策を出してたくさんの箇所づけをしておいて、そしてどん...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第5号
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○西山登紀子君 先ほど大臣から平成八年度の中小企業対策関係予算などが説明をされたわけですけれども、一言申し上げたいと思います。  一般会計で予算が出されていますが、千八百五十五億円ですけれども、これはもう本当に少な過ぎる、貧弱過ぎるというふうに私は思うわけですよね。しかも、四年...全文を見る
○西山登紀子君 それで、このアンケートでも出ているわけですけれども、創業支援について最も充実させてほしいという項目は「開業資金の融資」、これが八八・二%ということで、複数回答ではあるんですけれども、一番高いわけです。開業資金の融資、これをもっと借りやすくしてほしいというのが要望で...全文を見る
○西山登紀子君 そこで、大蔵省、来ていただいていると思うんですけれども、今もお話に出ました。もちろん、地方自治体任せではいけないわけで、国としてものれん分け制度の改善というのが考えられないかというふうに思うわけです。進んでいると言われる愛知なんかの場合でも、融資対象についての留意...全文を見る
05月16日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第2号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  ここにトラベノール社が出しました八三年六月二日の自主回収報告というのがあるわけです。もちろん参考人は御存じだと思います。参考人の名前あてになっていますよね。「郡司篤晃殿」ということで報告書。その報告書の中には、回収措置理由...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、個人的に判断しない、だれかに相談した、そのだれかというのはどなたですか。
○西山登紀子君 非常に重要なサインについて、課の中では出したけれども、上には相談しない、そして公表もしないしエイズ研究班にも報告をしないということを繰り返し言っていらっしゃるわけですけれども、そのあなたが正当化しようとしている理由というのは、意味がない、意味がないと判断したという...全文を見る
○西山登紀子君 やはり私は弁解だというふうに思います。といいますのは、その回収報告についてトラベノール社の小栗氏が裁判ではこういうふうに言っているんですね。  当時、供血者が罹患した病気と血液製剤との因果関係について何の証拠がなくても予防措置として回収するというのが基本方針だと...全文を見る
○西山登紀子君 実は、五十八年、厚生省の血液事業研究報告というところに国立予防衛生研究所の安田純一さんが報告を載せているわけであります。ですから、私は参考人がそのことを御存じないというのは大変不自然な思いがいたしますけれども、リスボンというところでそういう第二十二回会議が開かれた...全文を見る
○西山登紀子君 私は、参考人が行政官といたしまして、この薬害エイズの初動の非常に大切な時期にみずからが薬事法を、意味がないという言葉で御説明なさっているわけですけれども、薬事法を犯したというふうに思います。五十九条、生物製剤課の職責も果たしていない。  真実を語る義務があると思...全文を見る
○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。よろしくお願いいたします。  参考人は、郡司氏がエイズ研究班で加熱製剤の緊急輸入発言、これを否定しているということについて先ほど非常に心外だというふうにお答えになったわけですけれども、なぜ心外だというふうに思われるのか、お話し...全文を見る
○西山登紀子君 それでは次に、先生は疫学の御専門家でいらっしゃいますので、トラベノールの自主回収、先ほども私は郡司参考人に質問をしたわけですけれども、八三年の六月二日にトラベノール社が自主回収をしています。汚染されている血液製剤は危険だということで回収をしているわけです。  こ...全文を見る
○西山登紀子君 郡司元課長は、なぜエイズ研究班に報告しなかったのかという理由について、意味がないと判断をしたので研究班に報告していなかったし公表もしませんでしたというふうに調査報告に答えています。「リスクの判断はこのような事実によって行われるものではなく科学的な事実によるべきだと...全文を見る
○西山登紀子君 その郡司氏の説明、理由づけというのは大変不自然だというふうにお考えでしょうか。
○西山登紀子君 もしこの事実が研究班に報告されていたら、エイズ研究班での結論というのは変わっていたとお考えでしょうか。
○西山登紀子君 郡司氏は、意思決定機関ではなかった研究班に結論をゆだねてしまった、それが問題であったというふうに衆議院の参考人招致でも言っているわけですけれども、研究班が結論を出すまでもなく、こういう自主回収の情報を得た厚生省としてはやはり緊急に一時輸入停止をするというふうな措置...全文を見る
○西山登紀子君 最後にですけれども、先生は、八四年の三月、血液製剤小委員会が結論を非常におくれて出してくるわけですけれども、その出してきた結論に非常に驚かれたと、思いがけない結論だったということをあるマスコミのインタビューで答えていらっしゃるわけですけれども、なぜ驚かれたのか、ど...全文を見る
05月30日第136回国会 参議院 厚生委員会 第15号
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○西山登紀子君 この改正は、JR共済等旧公共企業体共済を厚生年金に統合するということです。一九九七年、平成九年に統合するものであるわけですけれども、この統合というのは、その中身は何かということです。  この統合は、同時に、破産状態にある統合前のJR共済とJT共済の年金給付につい...全文を見る
○西山登紀子君 一定のルールのもとにというふうにおっしゃるわけですけれども、破産をしたJR・JT共済への他の保険からの財政支援というこの仕組み、その枠組み自体は平成二年、一九九〇年から実施をされてきました年金の制度間調整事業の継続であるというふうに思うわけですけれども、そういうこ...全文を見る
○西山登紀子君 私は、かなり異なっているというふうには思わないわけですね。地ならしとして暫定的に行っていた他の保険から財政支援するこの仕組みを先ほどいみじくもおっしゃいました恒久的な枠組みにするということだと思います。つまり、他の保険から財政支援をするという大きな枠組み、仕組みと...全文を見る
○西山登紀子君 つまり、平成二年度から八年度、暫定的に行われてきたとおっしゃいますけれども、その財政支援、それは労働者一人当たりの負担を計算いたしますと、七年間で約九千円の負担、支援をしてきたと、こういうことではないかと思うわけです。  それでは、今回の法改正で労働者の負担とい...全文を見る
○西山登紀子君 今もお認めになったように、今度の法改正で負担がふえる。  じゃ、どのくらいふえるのかということです。  従来行ってきた支援額というのは平成二年度から八年度の間に六千七百十一億円ということなんですけれども、じゃこれからどれぐらいふえるか。  九年度から十五年度...全文を見る
○西山登紀子君 ですから、従来の財政支援と比べても五四%負担がふえると。  それでは、労働者一人当たりを計算すればどうなるかということです。これは支援する側の労働者ですね、労働者一人当たり、例えば厚生年金でありますと年間千九百円余りになります。私学年金の場合は七千二百円余りの財...全文を見る
○西山登紀子君 大臣がお約束をしていただいたというふうに確認をしたいと思うんですけれども、問題はなぜ従前の財政支援、平成二年度から八年度の財政支援に比べてこれから労働者と中小企業も含めた事業主の負担が多くなるかということなんです。なぜ多くなるんですか。
○西山登紀子君 当てにできないとかいろいろ言っていらっしゃいますけれども、私はやはり負担がふえていくというのは、国の財政支援がない上にいわゆる持参金が少ない、だから相対的に厚生年金などほかの支援をしていただく年金制度からの支援額が膨らんでいくというふうに思うわけです。つまり、持参...全文を見る
○西山登紀子君 今、当てにならなくなったと言われたその額ですけれども、実はこれは非常に重要な意味を持つ額でございます。  実は平成元年の国会で被用者年金制度間の費用負担の調整に関する特別措置法が制度化された。  そのときに国会で修正をしたわけですね。その主な修正点というのは、...全文を見る
○西山登紀子君 この修正というのは不十分ではありましたけれども、旧国鉄はもっと事業主責任を果たすべきだ、鉄道共済の破産に事業主としての当然ではありますけれども責任を負い、負担の増を負うべきだという世論を反映した修正であったというふうに思います。  ですから、その当時、この修正案...全文を見る
○西山登紀子君 どうも説明になっていないと私は思います。  この改正案によるその事業負担の総額は、清算事業団の負担は八千億、JR各社は二千億、しかもこれは二十年の年賦ということになりますと、これを二十年で割りますと、清算事業団の負担というのは年間四百億、JR各社は年間百億円、こ...全文を見る
○西山登紀子君 それは非常に都合のいい御答弁ではないかというふうに思うわけですね。私はこういう非常に責任もあいまいにした甘い仕組み、そういうことについて反対です。国の負担はゼロだし、事業主の負担は大幅に減らすし、その分他の全く何の責任もない保険者、労働者に負担をむしろふやして転嫁...全文を見る
06月03日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子です。  どうぞよろしくお願いをいたします。  光石参考人にお伺いしたいわけですけれども、薬害の再発防止のためには、やはり薬害エイズの真相の解明というのが私は不可欠の大前提だというふうに考えております。当小委員会の目的にも、この薬害エイズ...全文を見る
○西山登紀子君 光石参考人にまたお聞きしたいわけですけれども、情報の公開それから第三者機関、これはいずれも必要なものではないかというふうに私も思うわけですけれども、薬害エイズがなぜ起こったのかというその原因を、例えばシステムの不備だとか法律の不備に帰する場合には、私はその本質を見...全文を見る
○西山登紀子君 実はこういう薬害を防止していく上で、私はやはり今度の薬害エイズというのは、政・官・財・学の構造的な癒着、そのことが大きな根本的な原因だというふうに思っているわけです。そういう癒着にメスを入れて、今後そういう癒着を断ち切っていく、そのためには根本的に何が必要かという...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、最後の質問です。  厚生科学会議が二回開かれたということなんですけれども、私は再発防止を最も切実に願っていらっしゃるのは被害者の皆さんだと思いますし、また本当に必要で有効な対策を提起できるのも被害者の皆さんだというふうに思っているわけですが、この厚生科...全文を見る
○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子です。  どうぞよろしくお願いをいたします。  最初に、三人の先生方にお伺いしたいと思うんですけれども、木村先生が「患者/感染者の皆さんの意見が優先すると言うのが私の基本的スタンス」であるとお書きになっているわけですけれども、三人の先生方...全文を見る
○西山登紀子君 それで、被害者の皆さんが望んでいらっしゃるエイズ治療・研究開発センター、先ほども出ておりましたけれども、エイズ治療・研究開発センターが本当に被害者の皆さんが願っていらっしゃる機能を持ち、体制を持ち、効果を持つのかということが一番懸念されるわけなんです。  岡先生...全文を見る
○西山登紀子君 ありがとうございます。  それで、実際問題として国立国際医療センターに設置しようというふうなお話が具体的には進んでいるわけですけれども、そういう場合に、とりわけこれだけは絶対に注意をしておかなければいけないというふうな点で御意見がありましたら、岡参考人の方からお...全文を見る
○西山登紀子君 最後にですけれども、先ほど拠点病院では一般の診療の中では大変難しいと岡参考人の方からお話がありまして、私も心配をしていた点なんですけれども、私は地元が京都なんですが、患者さんはどこへ行っているかといいますと、血友病の担当医のところに被害者が行っていらっしゃるんです...全文を見る
06月04日第136回国会 参議院 厚生委員会 第16号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子です。  どうぞよろしくお願いをいたします。貝塚先生と公文先生に御質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  私は、年金、全くの素人なんですけれども、素人の私が考えましても、今度のこの統合法案にはどうしても納得がいかない、...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、時間が余りありませんので、公文参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、先ほど参考人は、この赤字の問題とそれから年金の一元化という問題は切り離すべきだというふうにおっしゃいました。私もそうだというふうに思うわけです。  鉄道共済の経過を見ておりますと、...全文を見る
○西山登紀子君 公文参考人は労働運動にも深くかかわってこられたということでございますので、次にお伺いしたいと思うんですけれども、公的年金制度というのは国民の老後生活を支える柱でありますし、かなり定着を見てきたというふうに思うわけです。  政府に対する要望についての各種アンケート...全文を見る
○西山登紀子君 前回の委員会の質疑のときに、私は、今度の法案というのは、今まで行われていた制度間調整の枠組みをそのまま継続する、しかしその中身は、事業者負担あるいはJR各社の負担、これは大きく減らされるにもかかわらず支援する側の労働者の負担は非常にふえると、こういう問題について指...全文を見る
○西山登紀子君 やはり厚生年金と比べて非常に高い、五千円から六千円近く差があるということだとお認めになったわけです。  それでは、JTの場合はどうかということです。  これも日本たばこ産業株式会社に働いている女性の給料表を借りてまいりました。女性で、勤続年数三十三年働いて、五...全文を見る
○西山登紀子君 それは事情の説明でありまして、決して私はそのことに道理があるというふうには思いません。なぜ引き下げなかったのか。一元化懇談会でも格差を是正するのが望ましいということを言っていらっしゃるんですね。ところが、その格差の是正とは、JRの高い保険料をそのままに据え置かせて...全文を見る
○西山登紀子君 労働者には高い自助努力をそのまま継続させる、そして事業主とかあるいはJRの負担というのは大幅に減らすと、こういう改正の内容ですから、私は賛成することができないわけです。  次に、少しテーマを変えまして、学生の国民年金の強制加入問題に移らせていただきたいと思います...全文を見る
○西山登紀子君 新規の場合の実情を言われたわけですけれども、私が持っている社会保険庁の資料では、二十歳以上の学生の加入率、おおよそですけれども、国民年金に入っている率は約七割ですね。そして、入っていらっしゃらない方は約三割。入っている人の中で免除されているのが約三割というような数...全文を見る
○西山登紀子君 時間がなくなりましたので、最後に大臣にお伺いをしたいと思うわけです。  今、実態を手元に持っていらっしゃらないとおっしゃったけれども、社会保険庁はちゃんと数字が出ているんですよね。よく研究をしていただきたいというふうに思います。  約三割の方が入っていないとい...全文を見る
06月06日第136回国会 参議院 厚生委員会 第17号
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○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  本改正案の大きな柱は、年金制度一元化の一環として、破産状態にあるJR・JT各共済の年金給付について厚生年金や他の共済組合から財政支援を義務化するというものであります。し...全文を見る
○西山登紀子君 今回の改正につきましては、医薬品の副作用被害者団体の方々からもいろんな意見が出ているわけです。医薬品機構の発足の原点である救済業務がおろそかになりはしないか、こういう声も出ております。また、医薬品機構の現在の正木理事長は、八三年の八月から八四年の八月の間、厚生省の...全文を見る
○西山登紀子君 九二年の十月以降の被害の把握につきましても、マスコミは五十八件、厚生省は二十三件。差があります。現在、機構に申請されているのも十二件、救済は十件ということであります。  埋もれた被害が数多くまだまだあると思うんですけれども、今後とも実態調査を継続して把握していた...全文を見る
○西山登紀子君 この被害の多発の原因というのは、陣痛促進剤というのは非常にデリケートな薬で、個人差が大きいということがあるのではないかと思うわけです。  そこで、分娩監視装置を継続して使用することだとか点滴には自動点滴装置を義務づけるなど、添付文書をさらに改善する、そして医療機...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いしたいわけですけれども、日本の妊産婦の死亡率は七・七、国際比較ではカナダやスウェーデンに比べて二倍以上高いわけです。改善が求められているわけです。  そこで、陣痛促進剤の使用について、妊婦に対しても十分な説明がされていないということも問題だと...全文を見る
06月10日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第4号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子です。  最初に確認をさせていただきたいと思うんですけれども、先ほど参考人は、八四年の十一月二十九日の調査検討委員会には出席をされたとお認めになりました。私も資料を持っているんですけれども、大変判読のしにくいメモを判読した資料があります。確...全文を見る
○西山登紀子君 私は、参考人がやはり真実を語っていない、そういうふうに思います。証人喚問というような場所に出てきていただいて真実を語っていただきたいというふうに重ねて指摘をしておきたいと思います。  さらに、参考人が責任者となっている調査検討委員会がこの血友病患者の帝京大症例を...全文を見る
○西山登紀子君 参考人は、やはり衆議院でつじつまが合わなくなりまして、「第一号でも第二号でも少しも変わりませんし、今から皆さんが変えていただいて何らこの問題は差し支えありません。」、帝京大症例はエイズとして日本の第一例と常に考えていたというふうなことまでおっしゃっているわけです。...全文を見る
○西山登紀子君 私はそのお答えには本当に納得ができません。その巻頭の文章の中には、「エイズと医学」、「エイズと政治」、「エイズと経済・産業」、「エイズと社会、倫理」、「世界のエイズの将来」、こういうふうな大きなタイトルがあるわけです。ところが、その中に日本の血友病の薬害という文字...全文を見る
○西山登紀子君 今、新しい問題というふうにおっしゃいましたけれども、そうではなくて、私は当時最も緊急対策としてやらなければならなかった当然の措置だというふうに思います。そのことをやらなかった厚生省なり、また参考人なりの責任というのは非常に重大であるということを指摘させていただきた...全文を見る
○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子です。  どうぞよろしくお願いいたします。  厚生省の元生物製剤課長の郡司氏が衆議院の参考人招致で、最初のエイズ研究班の目的につきまして、自分はクリオの製剤につきましては緊急のテーマとして検討していただきたいと思っていたと。アメリカの例も...全文を見る
○西山登紀子君 その激論の話なんですけれども、八三年の八月十九日、第三回研究班の会議で、クリオに戻すべきだと主張する大河内参考人と、治療の後退は我慢ならないとする安部班長との間で激論があったというふうに風間氏は言っているわけですけれども、本当にそういうことはなかったんでしょうか。
○西山登紀子君 八三年十月十八日の録音テープで公表されております安部氏が主宰する家庭療注委員会、東京ステーションホテル、そのテープの起こしを持っているわけですが、私も厚生委員会で質問をしたんですけれども、安部氏はこういうことを言っているんですね。これは先生のことを指してですが、「...全文を見る
○西山登紀子君 参考人の側には敵と呼ばれる思い当たる節が、多分クリオを主張したからだろうというふうに思うということなんですけれども、その後の部分で安部氏はこういうふうに言っています。「どうしてもコンセントレートでなければならない、というところが問題なんです。そこで私は、それをいっ...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、八四年の十一月二十二日、京都大学のウイルス研究所で輸血後感染症研究班というのが開かれています。それには参考人が御出席なさっているんですけれども、その場所で栗村報告が出され、そしてギャロ報告がなされているかどうか、そのことについて思い出すことがありましたら。
○西山登紀子君 松田さん。
○西山登紀子君 その日は栗村さんの報告だけがされたというふうに。
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。
06月13日第136回国会 参議院 厚生委員会 第19号
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○西山登紀子君 まず最初に、大臣にお伺いしたいわけですけれども、本改正案に対しましてスモンの会やそれからHIV訴訟原告団、それから弁護団から意見が出されているわけです。改正案は一歩前進だと思うけれども、薬害の発生を抜本的に防止をしていく、そういう抜本的な制度改正を行うという姿勢が...全文を見る
○西山登紀子君 私は、きょうは医薬品の審査検定に関して国立予防衛生研究所の問題について質問をしたいと思いますが、以下予研と呼ばせていただきます。  薬害エイズの問題について、この予研の責任も非常に重大だと思うわけです。予研はアメリカのCDC、国立防疫センターの週報はもちろんのこ...全文を見る
○西山登紀子君 荒賀局長は、衆議院の答弁の中で、アメリカのCDCに相当するというふうにおっしゃったわけですけれども、規模におきましても機能においても私は少し違うんじゃないかと思います。しかし、CDCの疾病週報、MMWRという週報は即座にこの予研は収集をしていたはずであります。八二...全文を見る
○西山登紀子君 それは経過の説明だと思うんですね。八四年三月二十九日のエイズ研究班に出された血液製剤小委員会の最終報告は、濃縮製剤の地位は動かしがたいと、全く逆の結論を報告しているではありませんか。私はなぜそれが生かされなかったかという問題を指摘したいと思うわけです。  つまり...全文を見る
○西山登紀子君 今、四月とおっしゃいましたね。これは八四年度版に載っているわけですから、十一月から三月の間に実験を始めたんでしょう。
○西山登紀子君 おかしいんですね。これは八四年度版に載っているわけです。八四年度版ですから翌年の三月末日までの分が載っているんです。  既に実験の結果は出ていますよ。現在までのところ五〇%が抗体陽性であることが判明をしたと、関東の血友病患者のLAV抗体をはかったところ、現在まで...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと時間がありませんので急ぎますけれども、つまり私が思いますには、このギャロ報告を知って、国内で同じ安部氏の患者の血清を用いて予研でもそれの追試をしたと。そして、追試をしたところ、結果はギャロ報告と同じ結論になった。このときのウイルスというのはLAVというウイ...全文を見る
○西山登紀子君 こういう重大なことを薬事審議会に予研が報告をしていないということは非常に重大ではないかと思うんですね。国内の血友病患者の五割が、五〇%が陽性であった、ウイルスに感染をしている、こういう恐るべき実態を薬事審議会に予研から報告がされていない、今のところされていないとい...全文を見る
○西山登紀子君 時間がないのでいいです。
○西山登紀子君 大臣にお伺いしたいわけですけれども、予研がみずからの手で行っているこの重要な実験の結果、血友病の患者さんの半分がエイズウイルスに感染をしているというこのデータが薬事審議会にも厚生省にも緊急に提出されることなく何らの対策を立てることにもならなかったわけです。  ギ...全文を見る
○西山登紀子君 大臣もお認めになりましたように、私も本当にこれは重大な問題だというふうに思うんですね。予研が本当に重要な実験をしておきながら、この時点でこのことを公表もしなかったし、厚生省や薬事審議会にも報告していなかったとすれば、それは予研そのものにも責任があるでしょうし、もし...全文を見る
○西山登紀子君 国家検定といえば、例えばお医者さんの国家試験なんかでもそうですけれども、非常に重要な重みを持ったものだと思うんです。  しかし、これは調べてみて非常にずさんであるということに私は大変驚きました。例えば、同じ製剤でも第以因子はその検定からは除外をされています。初め...全文を見る
○西山登紀子君 それも経過の説明であって、なぜそういうふうにおくれたのかという御説明にはならないと思います。  予研は、みずからの研究として国内の血友病患者さんの五割がエイズウイルスに感染しているという検査結果を持っていながら、国家検定をとにかく続けたわけですよね。ストップさせ...全文を見る
○西山登紀子君 北村室長がということではなくて予研が、予研の所長はそのように厚生省に進言はしなかったんでしょうか。みずからの研究所で重要な実験結果が出ているんだから、今この国家検定のシールを発行するのはやめなければいけないよというふうな進言を厚生省にしなかったんでしょうか。
○西山登紀子君 それでは最後に、大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、私は今お話ししただけでもこの予研の国家検定のあり方、これはもう抜本的に検討し改善しなければいけないというふうに思うわけです。  アメリカのCDCというのは、エイズについて国民の安全だとか世界の安全を考えてい...全文を見る
06月17日第136回国会 参議院 厚生委員会 第20号
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○西山登紀子君 私は、先ほどの薬害エイズ小委員会で、加熱承認後も非加熱の製剤が広く使われていた、長く使われていた、そして第四ルートにもエイズウイルスの感染が広がっていったその原因について質問をしたわけですけれども、特に保険薬として非加熱製剤が一年以上にわたって公認され続けたことに...全文を見る
○西山登紀子君 危機意識が非常に甘かったというお話ですけれども、私は、そうではなくて、もっと真相の究明がされなければいけませんけれども、今申し上げましたように、メーカーとの癒着の問題、この点をしっかりとむしろ究明をしなきゃいけないというふうに思っているわけです。  五月二十八日...全文を見る
06月17日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第5号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子です。  最近、加熱承認後も非加熱が使用されていた事実、また第四ルートにも感染が広がっている事実が問題になっているわけですけれども、なぜこういうことが起こったのか。きょうは厚生省が加熱承認後も非加熱製剤を保険薬として公認をしていた問題につい...全文を見る
○西山登紀子君 大変なお答えだと思うんですね。現場はこの保険薬事典で仕事をしているわけです。それに厚生省は関知しない、こういうふうな御答弁は大変無責任だと思うんです。  それで、加熱承認は八五年の七月です。裁判で被告になった五社のうち四社の非加熱製剤が承認後も一年以上保険薬とし...全文を見る
○西山登紀子君 危険な非加熱製剤を保険薬の適用上何も決めなかった。だから私はなぜ取り消さなかったのかとお伺いしているわけです。  この収載の取り消しというのは、メーカーからの申請が一つ、もう一つは厚生省の命令で、職権でできる行為ではありませんか。私はMMRの問題でこの厚生委員会...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、トラベノールが八六年四月一日に返上申請を出したというその申請書を後で結構ですから私の方に届けてください。  それで、次に第Ⅸ因子製剤について質問したいわけですけれども、一枚目の六十一年四月版の左側、これが第Ⅸ因子製剤の収載されている部分なんですけれども...全文を見る
○西山登紀子君 収載の申請があったかどうか、保険適用の。
○西山登紀子君 先ほどの局長の答弁のところでも、生物製剤基準では加熱も非加熱も区別していないと、だから薬価上も区別していないとおっしゃったわけですけれども、それでは危険な非加熱製剤に対して何にも対策は立っていないということをむしろお認めになったというふうに私は思うわけですね。 ...全文を見る
○西山登紀子君 私は厚生省にお伺いしているわけですから、厚生省の中で責任のたらい回しのような御答弁はどうかと思います。  あと一分しかないのであれですけれども、第Ⅷ因子にしても第Ⅸ因子にいたしましても、加熱承認後速やかに保険適用の取り消しを行う、それに必要な措置を行うべきだった...全文を見る
08月02日第136回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第1号
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○西山登紀子君 病原性大腸菌O157感染症に対します国民の不安は非常に大きなものがあります。特に、乳幼児を持つ親御さんの心配というのは大変なものです。私は、その不安にはやはり根拠があるというふうに思います。  それは安全であるべき学校給食から、しかも世界最大級と言われるような六...全文を見る
○西山登紀子君 私は説明にはなっていないというふうに思いますけれども、次の質問に移らせていただきます。  政府はO157を指定伝染病に指定をするというふうに、限定適用という方針を固められたようですけれども、これはOの感染力、これは一次感染力が非常に強いということや、症状が非常に...全文を見る
○西山登紀子君 次に、Oの予防対策というのは、疾病とか病原菌の国際化に対応した対策が必要であるというのは今までも議論がされてきた点であります。  このOはアメリカで食肉、特にひき肉が感染源であるというようなことが指摘をされているわけです。肝心なことは、八二年のアメリカの集団食中...全文を見る
○西山登紀子君 従来の御答弁の繰り返しなんですけれども、私はそれでは納得するわけにはまいりません。非常に緊急な事態であります。  ですから、私は厚生大臣にお願いしたいわけですけれども、先ほども場合によってはとか結果を見てというふうなお話が大臣のお口からありましたけれども、しかし...全文を見る
○西山登紀子君 私は薬害エイズの問題でも大臣にいろいろと質問をしてまいりましたけれども、やはり必要なときにはその権限もしっかりと使っていただくということを再度お願いしておきたいというふうに思います。  それでは次に、時間がありませんのでちょっと質問を飛ばしまして、感染者のうち非...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣に三点お伺いいたします。  特に、対策につきましては予算も含めて万全の対策をお願いしたいわけですけれども、私の地元からも、例えば老人ホームや保育所などの福祉施設などから、先ほどもお話ありました保冷庫などの設置に対します財政的な措置を行ってほしいという...全文を見る
09月12日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。薬害エイズの問題について質問をさせていただきます。  まず、厚生大臣にお伺いをしたいわけですけれども、昨年の十月六日の和解の勧告以来既に一年がたとうとしています。それから三月二十九日の和解の成立以来半年がたとうとしているわけで...全文を見る
○西山登紀子君 行政の判断としては当時不十分であったというふうに大臣もお認めになっているわけですけれども、私はさらなる真相の究明に大臣の御努力を重ねて要望しておきたいと思います。  次に、刑事局長にお願いをしたいと思います。  八月二十九日に安部英氏が業務上の過失致死容疑で逮...全文を見る
○西山登紀子君 安部氏の事件を処理する上で非常に重要な問題は、安部氏が投与したHIVに汚染をされました非加熱製剤を厚生省が承認をしていたということです。この事件は、安部氏が一人で起こせたわけではないという問題です。  この間、国会では薬害エイズの真相究明に努力をしてまいりました...全文を見る
○西山登紀子君 次に移りたいと思いますが、松村前局長、当時の生物製剤課長に対して、回収命令を出さなかったことなどについて遺族が殺人罪で告訴をする準備がされているというふうに聞いております。またマスコミでは、松村元担当課長立件かというような報道もあるわけですけれども、私はやはりこの...全文を見る
○西山登紀子君 もちろん、告発というのは法と証拠に基づいて行われるわけですから、告訴も受理し厳重に捜査をしていただけるものというふうに受けとめさせていただきます。  それで、次の質問に移りたいと思うんですけれども、安部氏は業務上過失致死で捜査がされているわけでございます。その場...全文を見る
○西山登紀子君 郡司氏は、国会のいろいろな証言、陳述の中で安部氏と責任のなすり合いをずっとしているわけです。当然、安部氏の捜査の関連では郡司氏に対する厳重な捜査が行われるべきだというふうに思います。御要望をさせていただいて次の質問に移りたいと思います。  次に、行政の刑事責任な...全文を見る
○西山登紀子君 上司について免責をするというようなことがないように、ぜひお願いをしておきたいと思います。  次に、ミドリ十字の問題なんですけれども、これは大阪地検が業務上過失致死容疑で捜査をしているわけです。延べ六百人から事情聴取がされたとも聞いておりますので十分御承知のことだ...全文を見る
○西山登紀子君 厳正な捜査を望みたいと思います。  それで、最後に大臣にもう一度御質問をしたいわけですけれども、和解協議の問題点ですが、和解の確認事項の第九項に「速やかに、本件非加熱濃縮製剤の使用によるHIV感染の事実についての証拠調べを実施した上、順次和解の対象とする。」とい...全文を見る
○西山登紀子君 陳述書も、製剤使用状況の補足の立証だとか、それ以外にも医者の作成した投薬証明書の記載が不十分だからもっとこれを出せとかいろいろ条件をつけているようなので、少し厳しく調べてみてください。お願いいたします。
11月28日第138回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第1号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子です。  今回の高齢者福祉に関連して起こっている厚生省の汚職事件につきまして、国民の怒りは頂点に達しています。そしてまた、厚生行政への信頼は地に落ちている、こういうふうに申し上げても決して過言ではないというふうに考えます。国民の信頼回復には...全文を見る
○西山登紀子君 それが一般的なルールだと、私もそのように思います。  ところが、そうはなっていなかったという事実がございます。上尾市が当初予定をしておりましたのは公営で五十人の特別養護老人ホームの計画であったわけですけれども、それが県の働きで強引に変更された事実があります。その...全文を見る
○西山登紀子君 地元の議会がそうではなかったというふうに言っているわけですから、地元の議会でそういうことが明らかになっているわけですから、きちっとお調べいただきたいと思います。  そして、この茶谷氏らはそういうふうに計画を強引に変更させる、その行為を正当化するために実は大都市近...全文を見る
○西山登紀子君 きちっと調べて報告をしていただきたいと思います。  お伺いいたしますけれども、この二人の官僚がこういう、今も言いましたように、一地方の私的な検討会にただ個人で加わるはずはないと思います。通常、官房長の承認が要るのだろうと思いますけれども、いかがですか。
○西山登紀子君 届け出でなくて官房長の承認が要るかどうかをお聞きしているんです。
○西山登紀子君 厚生省のこういう官僚が個人の判断でこういうところに行って仕事をしているということになればそれもまた問題ですけれども、これは官房長の承認がなければ参加はできないことではないかと思います。しかも、この委員会は十一月十日、十二月二十二日、三月三十一日というふうにきちっと...全文を見る
○西山登紀子君 だれかということだけ言ってください、時間がないから。
○西山登紀子君 平成五年の十一月十日から平成六年の三月三十一日です。この間の厚生省の官房長、だれですか。
○西山登紀子君 当時二人の官僚を差し出したのは官房長であった岡光氏の意向が強く働いたということは十分に疑われると思います。名簿には小山氏と同時に岡光氏の夫人の名前も岡光弘子というふうに名前が入っているわけです。  つまり、私が申し上げたいのは、こういう検討委員会をつくり、そして...全文を見る
○西山登紀子君 最後にですけれども、大臣、お聞きになっておられて、どうでしょう、「あけぼの」の建設には厚生省の官僚の岡光氏、トップである岡光氏が組織を私物化して、行政を驚くべきことですけれども私物化して最初から最後まで、最後の乾杯に至るまで小山氏や茶谷氏と癒着をして私腹を肥やして...全文を見る
12月17日第139回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○西山登紀子君 先ほど御報告ありました「医療福祉研究会メンバー等に関する調査と処分について」、これをもって今回の厚生省の福祉汚職事件が一応のけじめがついたとか終わったというふうなことであれば、これは国民は到底納得をいたしません。  したがって、私は御要望したいわけですけれども、...全文を見る
○西山登紀子君 国立病院にも平成六年九月一日の課長通知で指導はされていますよね。
○西山登紀子君 そこで、今お認めになったわけですけれども、私はぜひ全国の国立病院、私が調へたのは近畿だけですし、近畿もすべてではありませんで、大変短い時間でわずか二十病院しか調査ができておりませんので、全国の国立病院をぜひ調査していただきたいと思うんですよ。そして、一覧表にして当...全文を見る
○西山登紀子君 お約束をしていただきました。ぜひ実現をしていただきたい、必ず実現をしていんだきたいと思います。新規参入が一つもないということについては、これはやはり公正取引委員会のいう業務独占、これが改善をされていないというふうに私は思います。  それでは次に、その病院寝具協会...全文を見る
○西山登紀子君 今、経営者と言いましたけれども、国立病院というのは厚生省の直轄の医療機関ですよね。ですから、その直轄の国立医療機関で業者が民間病院よりもうんと高い料金でお商売をしている、そのことを認めているということ自体が私は癒着だと言われても仕方がないと。この点、調査をしてくれ...全文を見る
○西山登紀子君 業者に聞けばすぐわかることですから、ぜひ調べていただきたいと思います。  最後に、大臣にお伺いしたいわけですけれども、日本病院寝具協会の機関誌なども政治献金は非常に効果があったというようなことも言っているとおり、政界と業界の癒着が私がきょう調査もしてお示しもしま...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひやっていただきたいと思います。