西山登紀子

にしやまときこ



当選回数回

西山登紀子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは、私はまず野焼きの問題について質問をいたします。  昨年の十二月一日から廃棄物処理法が改正をされまして、規制が強化をされました。従来は禁止をされておりました野焼きにつきましても新たな規制がかかることになったわけで...全文を見る
○西山登紀子君 従来、野焼きは禁止ということでございましたけれども、焼却設備があれば燃やしてもいいということであったわけですが、ドラム缶で燃やしたり、石積みで燃やしたり、それもいいとされていたわけですね。それに対して、十二月一日からは焼却方法、それから維持管理基準も厳しくなったと...全文を見る
○西山登紀子君 そういたしますと、京都市が指導してつくらせたという、野焼きはいけないけれども炉をつくって燃やしたらいいという指導をいたしましたこういう炉は四・八トンなんですが、燃やし方についてはすべての炉については新しくなった規制がかかる、こういう理解でいいんでしょうか。
○西山登紀子君 規制がされるということであります。    〔委員長退席、理事尾辻秀久君着席〕  昨年の十二月一日からこの規制が実際適用されているはずなんですけれども、私のところに二月の末ですが、現地で声を聞いてほしいということがありまして、つまり十二月、一月、二月末、三カ月た...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひ指導を強めていただきたいと思うわけです。  実際に行ってみて、私たちはここには一日として住んでいられないという実感を持ったんですね。しかし、そこに住んでいらっしゃる方は出ていくことはできないということなんです。本当にこういうことが許されていいのかという非常に...全文を見る
○西山登紀子君 やはり地方自治体の決断というのが非常に、だれの生活権を優先するのかということが私は問われているんじゃないかなというふうに思うわけです。  そこで、少し前に進めたいと思うわけですけれども、新しい規制の燃焼施設の維持管理基準の中には、「排ガスによる生活環境保全上の支...全文を見る
○西山登紀子君 規制を強化した場合に本当にそれが実効性を持つというためには、やっぱりそこに住んでいる人の意見が一番なんですね。川にヤマメがいるかどうかとかそういうことも大事ですけれども、やっぱりそこに住んでいる人がどういうふうに支障を来したというふうに思うかどうかということが大事...全文を見る
○西山登紀子君 もともと都市計画法というものは、都市における無秩序な市街化を防止して良好な都市環境を確保するということを目的にしているわけです。ですから、やはりこういう処理施設については慎重に開発審査会の議を経たもので個別に厳密に検討してからでなかったらだめだと、こういうふうにな...全文を見る
○西山登紀子君 余り苦しいあれをなさらない方がいいと思うんですね。私も所得制限を調べてみましたけれども、変わっておりません。所得制限がないところというのは三分の二なんですよ、あるところは三分の一、ほとんどこれは変わっておりません。  ですから、対象年齢につきましては施策が拡充し...全文を見る
○西山登紀子君 大臣にお伺いしたいわけですけれども、私は何も厚生省が何もやっていないとか、そういうことを言っているわけじゃなくて、この乳幼児医療の無料化制度の一番のメリットというのは、経済的な理由で受診が抑制されたり、早期発見や早期治療ができない子供ができないようにするということ...全文を見る
03月19日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第4号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私も当委員会に所属して六年目を迎えるんですけれども、毎回この戦傷病者戦没者遺族等援護法のときには戦争の問題に触れて、まだまだ戦後処理は終わっていないという実感をいつもしている一人でございます。身元引受人の問題だとか、それか...全文を見る
○西山登紀子君 その弾力条項があるんですよ、事情があれば三年以上延長していいと。弾力条項があるわけですけれども、その弾力条項を使ったケース、それは統計的に把握されていますか。
○西山登紀子君 この弾力条項というものは今かなりあるとおっしゃったけれども、実は統計的には把握されていないんですよね、昨日お聞きしたところでございますが。  それで問題は、私の調べでは、この派遣期間を延長できるという弾力条項が十分活用されていないという問題が実はあるわけです。先...全文を見る
○西山登紀子君 今改善をお約束いただいたわけで、私もこれは安心ができるなと思ったんですけれども、この自立指導員さんというのは、いわば帰ってきた人にとって親がわりであり命綱だと思うんです。言葉は全くわかりません。そういう方にしてみたら本当に大事なことなんで、余りにも周知徹底というの...全文を見る
03月30日第142回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  まず、総理にお伺いをいたします。  財政構造改革法の改正の声が政府の与党の中からも上がっているわけですが、財革法は医療、福祉を毎年大幅カットするもので国民に大きな不安を与えております。私は、この不安を取り除き、深刻な不況...全文を見る
○西山登紀子君 私は政府の与党というふうに申し上げたわけでございます。  それで、財革法はもう既に枠が外れて破綻をしておりますから、きっぱりと廃止すべきだということを申し上げて、次の質問に移ります。  財革法のもとでどういう深刻な状況が進んでいるのかということですが、昨年成立...全文を見る
○西山登紀子君 入所者の一割を対象とするということですけれども、一割の根拠は何か。そしてまた、実践ということですけれども、実践とは単に計画を立てるだけではなくて実際に退所をさせる、そういうことを内容とするものですか。
○西山登紀子君 実践というのは実際退所させることかということについてのお答えがなかったように思いますけれども。
○西山登紀子君 つまり、実践というのは実際に退所をさせるという内容であるわけですね。先ほど御説明にありました一割というのが私はもう一つ理解ができない。
○西山登紀子君 おおむね一割を実際に退所させるという大変強引なモデル事業だというように私は思います。  現在の特養の入所基準というのは、「六十五歳以上の者であつて、身体上又は精神上著しい障害があるために常時の介護を必要とし、かつ、居宅においてこれを受けることが困難なもの」、こう...全文を見る
○西山登紀子君 問題は、こうしたモデル事業が本当にお年寄りの願いに沿ったものか、本当に無理がないのかということが一番の肝心なことではないかと思います。  ここに厚生省からいただきました統計の資料があるんですけれども、平成五年の特養の退所者数、約三万七千人という数が出ております。...全文を見る
○西山登紀子君 私は、このモデル事業の推進状況について独自の調査を行いました。アンケート調査も各施設に送って、お答えもいただきました。施設長からは、介護保険導入の日程が先行した、しゃにむにそれに間に合わせるような事業は大変懸念があるというようなお答えもあったわけでございます。ある...全文を見る
○西山登紀子君 介護認定のシステムもまだ確立されておりませんし、そしてまた在宅サービスも非常に不十分でございます。そういうもとでこういうモデル事業を実施するということは非常に無理があるということを申し上げているわけです。  この事業を実施した都道府県、政令市の実施率はどうなって...全文を見る
○西山登紀子君 結局六割なんですけれども、この事業をやっている自治体について私もいろいろなところを調べてみましたけれども、やっていないところは非常に困り果ててやっていないわけですが、やっているところも実は無理やりやらされているというようなお声が非常に多うございました。  ところ...全文を見る
○西山登紀子君 ニーズの把握はいろいろな方法があって地方自治体はいろいろ努力をしていらっしゃるわけですから、このモデル事業をやらなければ、施設整備の一つの前提として留意願いたいというようなペナルティーをかけるというのは、まさに特養の整備をおくらせるものだというふうに私は思います。...全文を見る
○西山登紀子君 本人の意思です。
04月07日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第5号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  午前中の田浦議員と大臣の財政構造改革法についてのやりとりがございましたけれども、大変私も興味深く聞かせていただきました。もともと財政構造改革法に私たちは反対の立場をとりましたけれども、そして今廃止の立場から本年度の予算につ...全文を見る
○西山登紀子君 これは、この間の国民の皆さんの非常な協力とそれから善意、医療の進歩とボランティア、行政の関係者の皆さんの御努力によるところが非常に大きいと思うわけです。  ところで、登録患者の数は六千百六十七人であるのに対しまして、二次検索の適合患者数は四千七百五十二人でござい...全文を見る
○西山登紀子君 ドナーの登録をふやしていくことが大事だということはお認めになったわけですけれども、現実にまだまだ二三%と比率が低いということは現実の問題としてあります。  それで、厚生省が骨髄移植調査研究事業で、平成八年度にHLA型適合に関する研究というのをやっていらっしゃるん...全文を見る
○西山登紀子君 当面は二十万人、将来三十万ということで、当面というと何年先かとか年度、その目標をちゃんと言ってください。
○西山登紀子君 目標が二十万でも、例えば極端に言えばそれを一年でやるのか十年でやるのかによっては予算の規模も全然違うと思うんです。ですから、これはぜひ、二十万を目標にしてできるだけ早期と言われたのは大変結構なんですけれども、やはり年度目標をきちっと立てて、やっぱり命の問題ですから...全文を見る
○西山登紀子君 大臣、はぐらかさないでほしいと思うんですね。やっぱり骨髄移植というのは、もともと厚生省が本来もっとお金を出して主体的にやらなきゃいけない問題ですよ。それをわずか国庫補助金二七%しか渡していません。非常に難しい事業ですから、これは。そんな簡単な事業じゃないんですよ。...全文を見る
○西山登紀子君 ありがとうございました。ぜひ御検討をよろしくお願いいたします。  それでは、次のテーマなんですけれども、少し時間が短くなりましたので質問を先に進めます。  やはりこの財政構造改革法のもとで、社会保障の大幅カットの中に、実は児童扶養手当のカットというのが入ってい...全文を見る
○西山登紀子君 児童扶養手当といいますのは、児童の福祉の増進、それから児童の心身の健やかな成長に寄与するというところで設けられているわけですよね、母子家庭の。ところが、今回の措置で一部支給の所得制限が四百七万八千円が三百万円に引き下げられるということによって、七万世帯からその手当...全文を見る
○西山登紀子君 私も、母は一人で三人の子供を育ててくれましたけれども、高等学校のときから奨学金をもらっておりました。私が母子家庭で育ててもらっているときには児童扶養手当というのはありませんでしたから。何もなかったんです。だから高校から奨学金をもらい、大学も奨学金をもらって教育をつ...全文を見る
○西山登紀子君 今、把握しているということを言われたわけですけれども、やっぱりわかってやったんですね。そういうふうに地方自治体が連動して下に下げるということがわかってこういうことをおやりになったというのは、私は余計許せないというふうに思います。  むしろ、厚生省がいいことをやっ...全文を見る
○西山登紀子君 大臣、最後に。  離婚手当じゃないかという批判があると言うんですけれども、やはり経済的な理由で女性が自立をしていく、子育でも自分で引き取ってでも生きていこうということでございまして、そういう誹謗というか中傷というか、そういう言葉は私はいただけないというふうに思い...全文を見る
04月14日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  時代の要請にこたえた感染症対策の見直しというのは、もとより私たちも異論はありません。しかし、その内容と方法が問題です。  昨年の十二月八日、公衆衛生審議会伝染病予防部会の基本問題検討小委員会が、「新しい時代の感染症対策に...全文を見る
○西山登紀子君 今回の法改正に当たって、エイズ予防法も同時に廃止をするということであります。これはもちろん当然でありますし、また遅きに失したというふうに私たちは考えておりますが、今回、エイズも第四感染症に分類されてインフルエンザと同じような分類の中に入っております。  ところで...全文を見る
○西山登紀子君 エイズ予防法は適切であった、正しかったと、こういうお立場でしょうか。もう一度確認をしたいと思います。
○西山登紀子君 私はこの点、非常に重要だと思います。  先日、本会議でも総理がこのエイズ予防法の制定過程について謝罪をという議員の質問に対しまして、「当時としてはやむを得なかった」、こんなふうに答弁をされているので、私は非常にこれは看過できない問題だというふうに思っておりました...全文を見る
○西山登紀子君 局長、私が引用した部分、一番大事なところを抜かしてお読みになっているんですよ。私が引用したところ、一番大事なところです。  つまり、エイズというのはどういう病気かということを書いているんです。感染力は極めて弱いと、各自が適切な注意を払うことにより感染から身を守る...全文を見る
○西山登紀子君 そういう認識であったということです。  さらに、その当時国会で、この参議院の社会労働委員会で、昭和六十三年、ですから八八年十一月二十二日に質疑が行われているんです。我が党の沓脱タケ子議員の質問に対する政府の答弁でございますけれども、エイズの概念について聞いている...全文を見る
○西山登紀子君 当時の厚生省の認識を二つの文章、議事録で確認をしていただいたんですけれども、その認識というのは今度第四感染症に分類をしたその認識です。国民に必要な情報を提供、公開していくことによって発生、拡大は十分防止できる感染症だと、この当時の認識と変わらないんじゃないですか。
○西山登紀子君 国民の認識を聞いているわけじゃないんです。厚生省の認識は、今度この第四感染症にエイズを分類した認識と、その当時の認識と同じなんですかと聞いているんです。変わったんですか。
○西山登紀子君 ちょっとそれはいただけないと思います。防止をするためにそのエイズの感染経路も非常にはっきりしているし、そして非常に弱いし、通常の生活では感染しないという認識については当時も今も同じ認識を持っている。当時、今と同じような認識を既に厚生省は持っていた。大臣も持っていた...全文を見る
○西山登紀子君 答弁がちょっとよくわからない。ということは、公表するということですか。
○西山登紀子君 よくわからないんですが……
○西山登紀子君 じゃ、きょうは宿題にしておきます。
04月16日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第8号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  一昨日の質問で、私はエイズ予防法の制定過程の問題について質問をいたしました。この法律の提案理由説明の中には、伝染病予防法の廃止については理由が触れられているわけでございます。制定後百年もたって時代の要請に応じられなくなった...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと明確じゃないと思うんですけれども、総理は、まずは食い違いがあるんじゃないかという点、適切だという点とやむを得なかったというこの違いが私はあると思います。そうじゃなくて、いや適切だったというふうに今大臣は言われるのか、今でも大臣はそう言われるのか、そこをはっ...全文を見る
○西山登紀子君 国会が決めたというのですが、今の大臣の認識を聞いているんです。その当時適切だったんだと。大臣、今も先日の局長の答弁と同じく正しかった、エイズ予防法の制定は適切だったというふうに今大臣は思っていらっしゃるのかどうか。今です。
○西山登紀子君 今、大臣がおっしゃったように、改正すべき点があったんですよね。だから、当時正しかったんだという居直ったような答弁というのはおかしいんじゃないですか。だから、局長が先日言った答弁は訂正をなさるのか、そこの点なんですが、正しかったんだというふうに、適切だったんだという...全文を見る
○西山登紀子君 局長、今御答弁でよくわからないんですが、この黒いところは、何ですか、個人の……。
○西山登紀子君 ちょっとよくわからない答弁なんですが、局長は中身は見ていないんだけれども中身にはメモがあるので出せないと、こんなふうに聞こえちゃうんですけれども、中身を見ていらっしゃるんじゃないんですか。
○西山登紀子君 私は、この黒塗りのページの項目も先日申し上げました、この黒塗りのところ。これは個人のメモとかそういうものじゃないですよ。エイズ対策の法制化についての案、取り扱い注意と書いてある。取り扱い注意とまでわざわざ書いてあるんですから、やはりこれは重要なものが書かれてあった...全文を見る
○西山登紀子君 それは厚生省の勝手な基準でありまして、国民が知りたいと思う情報を、勝手にこれは出せない出しますなんというのはおかしいと思うんです。  だから、委員長にお願いしたいのは、こういうことだと、国会は国政調査権というのがあるわけですから、十分にその点は理事会で協議をして...全文を見る
○西山登紀子君 当時、エイズ予防法というのは公衆衛生審議会にも諮られていなかったわけですし、また日弁連とか関係する学会からも批判的な発言をされていたというのは事実でございます。当初、血友病の患者さんを含むことになっていたわけですけれども、患者団体の強い反対があって結局は除くという...全文を見る
○西山登紀子君 今の大臣のお答えは、局長の答弁よりも総理の答弁よりも少しはやはりリアルに実態を見ていらっしゃる御答弁であったというふうに私は受けとめたいと思います。  最後の質問ですけれども、今申し上げましたように、このエイズ予防法による患者さんに対する差別というのはそれはすさ...全文を見る
04月21日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第9号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは、参考人の皆さんには大変お忙しいところありがとうございます。時間の関係で皆さんに御質問できないかと思いますが、どうぞお許しをいただきたいと思います。  鈴木参考人にまずお伺いをしたいわけですけれども、先ほどの宮崎...全文を見る
○西山登紀子君 鈴木参考人に引き続きお伺いしたいと思うんです。過去の反省の上に今回の新感染症の法案が提出されるべきだということでありますけれども、伝染病予防法は百年も前の法律だと、らい予防法につきましては、当委員会でも九六年に廃止をするときに厚生大臣が謝罪をするということがありま...全文を見る
○西山登紀子君 私も先生と同意見でございます。  厚生省も確かに閲覧していると、調査をしている、時間がかかると言っているんですが、そのときに、この前の厚生大臣の御答弁では、実は開示をする基準があるんだと。つまり、個人のプライバシーにかかわる問題だとかあるいは党にかかわる問題だと...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。  それでは、清水参考人の方にお伺いしたいと思うんです。  先生は御専門でいらっしゃいますが、先ほどもこの法案に非常に難解な部分が多いと。先生に難解な部分が多いと言われるとちょっと私たちもこれでいいのかななんて思って大変心配になる...全文を見る
○西山登紀子君 それで、先生、この指定感染症の定義の中に感染力についての定義はないんですけれども、例えば重篤な感染力を持っていてというふうなことが盛り込まれなかった理由というのは何かお気づきでしょうか。
○西山登紀子君 それでは、先ほど鈴木参考人が述べられましたが、この指定感染症に例えばエイズの感染者が指定されるというような危険性というのは実際に考えられるのか、想定されるのか、その点は先生どういうふうにお考えですか。
○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。参考人の皆さん本当にありがとうございます。  まず、高瀬参考人にお伺いしたいわけです。今度の新しい法案は、もちろん百年前の伝染病予防法は言うに及ばずですけれども、過去の感染症対策についての重大な反省の上に改正がされなければなら...全文を見る
○西山登紀子君 そして、皆さん方の長年の大変な御努力があって、平成八年三月二十六日に参議院厚生委員会で四項目の附帯決議をつけたわけですけれども、この決議がその後どのように実行されているか、どのように受けとめていらっしゃるでしょうか。
○西山登紀子君 時間がなくなったんですが、竹田先生にお伺いしたいんですけれども、この法律の感染症、一類、二類、三類、指定、新感染症というのは大変概念というか定義があいまいです。先ほど午前中も、この先生は三類、いやこの先生は四類だと言って専門家の間でボールの投げ合いがあったりしまし...全文を見る
○西山登紀子君 いや、第四感染症の中から指定感染症になる可能性が全くないもの。
○西山登紀子君 では、除くことはできない、すべて対象になる可能性はあるということですか。
04月28日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第10号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  この法律が国民の理解と協力を得て時代の要請にこたえることができるその大前提は、やはり今までの感染症対策についての反省、らい予防法及びエイズ予防法などの反省の上に立って行われるべきだと考えます。それが大前提になければならない...全文を見る
○西山登紀子君 私が具体的に申し上げましたよね。八七年一月二十八日の「エイズ対策の法制化について」というこの墨塗りの部分の公開。それから「後天性免疫不全症候群についての法的措置の概要(素案)」、八七年一月三十一日。「エイズ対策の法制化について(案)」、八七年一月二十七日。「エイズ...全文を見る
○西山登紀子君 これほど重要な法案を、しかも過去の経緯について重要な反省が国民的に求められているときに、やはり私はこういう国会の審議の中で担当の大臣がごらんになっていないというのは少しおかしいんじゃないかなと思います。局長は行って調べていると言うんですけれども、もう二週間たってい...全文を見る
○西山登紀子君 直接の答弁に立っていらっしゃる方が見ていないということは、私は話にならないと思うんですね。係員だけ行かせてそして何か調べさせるということでは、私はやっぱり誠意を疑います、その点については。やはり過去の経緯について反省をきちっとなさらないと、国民はこの法案についても...全文を見る
○西山登紀子君 小委員会の最終報告では分類が差別や偏見につながらないようにするためには国民の理解と協力が必要だということから、理解と協力を得るためにはその概念なり内容がはっきり伝わらないと理解のしようがないわけですから、第四感染症については必要な情報を一般国民や医療関係者に提供、...全文を見る
○西山登紀子君 法文の「国民の健康に影響を与えるおそれがある」ということだけでは、私はどうしてこのグループが第四感染症というふうに分類されるのかというのが全然わからない。ですから、そういう点ではやはり国民の理解と協力を得ていくという点でも法文上にきちっと明記をしてよくわかるように...全文を見る
○西山登紀子君 最終報告の中には指定感染症という言葉はありませんよね。
○西山登紀子君 先日の参考人質疑の中で清水参考人、御専門の先生に指定感染症の範囲についてお伺いをいたしました。後天性免疫不全症候群は指定がされるのかという質問に対しまして、重篤性、感染性という点から入る可能性は大変少ないというふうにお答えになったわけです。ところが、午後の竹田参考...全文を見る
○西山登紀子君 今、局長は、エイズは対象にはならないということですか。それじゃ法文から除かなきゃいけませんね。
○西山登紀子君 ですから、指定感染症というのは一類、二類、三類は除くと。一類、二類、三類は除く感染症ですよね。つまり。指定感染症め対象は第四類感染症とその他の感染症と、そういうことになりますね。それで、第四類感染症の中には後天性免疫不全症候群が入っているわけです。指定感染症の対象...全文を見る
○西山登紀子君 私はそういうことを聞いているのでなくて、四類の中にエイズは入っている、四類は指定感染症の対象だ、ならばエイズも指定感染症の対象なのですかとお聞きしたら、局長は、入りませんと。入りませんと言うんだったら法文から除く方法を考えておいてくれないと国民は混乱しますよ。
○西山登紀子君 局長の答弁は私の次の質問のお答えじゃないかと思うんですけれども。ちょっと整理をしていただけますか、大臣。
○西山登紀子君 今のエイズは指定感染症の対象にはとてもならないということですね。今のエイズはとても指定感染症にならないというふうにお答えになっているわけですが、しかしこの文案でいくと一、二、三感染症を除く感染症は指定感染症の対象になるとなっているわけですから。
○西山登紀子君 局長はそういうふうにおっしゃっているわけですが、この文章から見ると、第四感染症にはエイズも入っている、第四感染症は指定感染症の対象だ、第四感染症だけじゃなくて第四感染症とその他の感染症も指定感染症の対象になり得るということになりますと、やはり過去のエイズ予防法など...全文を見る
○西山登紀子君 時間があれですのでちょっと質問を飛ばしますが、総務庁の勧告が出ているわけです。これは、感染症対策などについて、昨年の八月から十一月の間に十四都道府県、六指定都市などで行った感染症対策の調査に基づいた勧告が出されているわけです。  その勧告を少し御紹介したいと思う...全文を見る
○西山登紀子君 では、最後に大臣にお伺いしたいと思うんです。  今度の良質かつ適切な医療というようなこととか感染症の予防を先行的に行っていくという意味でも、やはり予算措置で実効性が伴うというふうに思うわけです。例えば、平成十年度のエイズの関連予算を見ましても総額として四十二億円...全文を見る
04月30日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第11号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  最後の質問の機会になるわけですが、まず最初に、新感染症につきましても、また指定感染症というものにつきましても、やはり新しい病原体あるいは新しい病態の変化というようなことは、これは大変高度に専門的な知識、それから研究というも...全文を見る
○西山登紀子君 次に、新感染症の問題なんですけれども、これは当委員会でいろいろ質疑はされましたけれども、やはり非常に私は問題が多いというふうに考えております。  それで、この間、厚生大臣と密接な関係を保ちながら技術的な指導を受けて最終的に新感染症と判断をして対処するのは知事であ...全文を見る
○西山登紀子君 そこまで言われるなら、私は、むしろ国が責任を持って判断をするというふうになさった方が責任の所在は非常にはっきりすると思うんです。  O157の教訓ということで、平成九年の五月三十日、厚生省保健医療局が公衆衛生審議会伝染病予防部会の報告をまとめている。それを見ます...全文を見る
○西山登紀子君 私は、この新感染症というのは未知のもの、そういう高度な判断を都道府県の知事にゆだねるということは、これは非常に問題があると思います。  それで、例えば国立感染症研究所でP3とかP4とかいろいろありましたけれども、それはもう大変な設備であるわけです。ですから、こう...全文を見る
○西山登紀子君 日弁連の四月七日のこの法律に対する意見書の案というのがありますが、その中でも、やはり健康診断、入院の勧告に関しては十分な説明と同意というのが報告書では当然の前提とされているんだけれども、今度の法律にはそういう点が欠落をしていて形骸化する危険性があるというような指摘...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表いたしまして、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案に対し、修正案を提出いたします。  その内容はお手元に配付されております案文のとおりですが、簡単に提案理由と修正要旨を御説明いたします。  まず、修正案の提案理由です。 ...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表し、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案並びに自民党提出の同修正案について、反対の討論を行います。  新しい時代に対応して、感染症の蔓延から国民の命と健魔を守ることは緊急の国民的課題です。その際、従来の感染症対策の反省の上...全文を見る
05月07日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第12号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  九八年度の予算では財革法によって社会保障関係予算の縮減が義務づけられていたわけでありまして、社会保障関係費は四千五百億円の削減、そのうち医療の予算の削減分は三千二百六十億円であります。この医療予算の削減の内訳の中に今回の法...全文を見る
○西山登紀子君 今、大臣の御答弁でこの法案は財革法との関係でリンクして出されたものではないというふうにお答えになるんでしょうか。
○西山登紀子君 これは財革法を論議するときに、法律でこの予算の編成をもともと決めるのは間違っているというような議論も、むしろ与党の議員の中からも出てきたようなことなんですが、財革法というのは、大臣がおっしゃるように法律に関係なくというのではなくて、法律でこれだけにしなさいというこ...全文を見る
○西山登紀子君 財源論についてはまたやりたいと思いますけれども、私は九九年度だけ外すということは、大臣が言っていらっしゃる意味においても国民の理解を得られないということを申し上げたいと思うんです。  それと、今、大臣が削減をしてきたと言うんですけれども、どんな削減がされて、その...全文を見る
○西山登紀子君 だから、その出してすぐというのも、結局子供たちの身長を抑えて、ここまでしか出さないよというふうにしたというのも結局は財革法が要求するところですよね。  財革法でどうしても削減しなきゃいけないということで、そしていろいろ理屈をつけて、本当につじつま合わせで削れると...全文を見る
○西山登紀子君 親の会の皆さんも百七十センチ、そういう要望を出していらっしゃるんじゃなくて、今私が申し上げましたように、男子は百六十二・〇、女子は百五十・四ということで、今、日本は平均身長は男性は百七十、女性は百六十と非常に高くなっているわけですが、そのもとで親御さんの御要望も出...全文を見る
○西山登紀子君 その数字をどのように評価していらっしゃるか、厚生省。
○西山登紀子君 局長の答弁だと抑制がきいている、当初の予想よりも抑制がきき過ぎている、きいているというふうに言ったんですか。
○西山登紀子君 こういうことでしょうか。八千八百億円を見込んだけれども、今一兆三千億円、見込みとしては削減、減っている、見込みが減っているということは、厚生省の予測よりもおよそ一・五倍の削減になっているということでしょうか。
○西山登紀子君 その十年度の予測ベースということが、非常に落ち込みがきき過ぎたと。落ち込んでいるということで予測をすると一兆三千億円になったということでしょうか。ちょっとわかりにくい。
○西山登紀子君 従来に比べて抑制がきいているということをお認めになったということなんですね。  済みませんが、時間が来たので、あとの質問は後日に譲りたいと思います。
05月12日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第13号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回、我が国として初めてこういった社会保障協定を結ぶということ、二重加入それから掛け捨てがなくなるということ、これは私たちも歓迎でございます。  そこで、少し重複いたしますけれども、こういう交渉が実るまでに何度かいろんな...全文を見る
○西山登紀子君 日本側の体制については楽観できる、そういうことは言えますか。
○西山登紀子君 私も、主に京都の大学の関係者の方からこういうことについての関連する御要望をお聞きいたしました。確かに、日独の労働者の交流の中で多くは短期派遣ということなんですけれども、そのほかの各国とのいろいろな交流の中でもやはり一年とか二年とか、留学なんかでもそういう年数が多い...全文を見る
○西山登紀子君 その場合の特別な事情というのは、具体的にはお話ができるでしょうか、特別の事情、配慮される事情。
○西山登紀子君 それでは、次の質問に移らせていただきます。  今後、世界の国々とこういうふうな協定を結んでいく必要性はもちろん出てくるわけですけれども、その際に交流人口というものを考慮されるのかどうかなんですが、実は交流の非常に少ない国もぜひ私は対象に挙げていただきたいなと思う...全文を見る
○西山登紀子君 除外はしないということですから、少しは希望を持って、ぜひこういう協定を結ばれるように、私もスイス議連のメンバーとして努力をしていきたいと思っております。  次に、やはり大学の先生方のお声を聞きますと、企業だけではなくて、この間の大学の教官の交流というのが非常に多...全文を見る
○西山登紀子君 確かに、いろいろな交流をやっている相手というのはやっぱりアメリカが一審多いんですよね。それから、今イギリスというお名前が出たんですけれども、大体見通しとしてはあと何年ぐらいで結べるか、その点はどうでしょうか。
05月19日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第14号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは参考人の皆さんに貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  参議院の段階で今国保法の審議を私たちが始めておりますが、一度委員会の審議をいたしまして、それから新潟の地方公聴会で先般地域の皆さんの御意見を聞...全文を見る
○西山登紀子君 退職者医療制度にはもともと国庫負担がありませんよね。そういう中にぼんと一千億円かぶせるということで国庫の負担が減っていくと、三百六十億、それからそのほかで二百億、合わせて五百六十億が今回の法案で国庫負担が減るというような仕組み、ある意味でいえば非常にうまく考えたと...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、国保の関係で喜多参考人と野中参考人にもお伺いしたいと思うんですけれども、確かに構造的な問題で国保の中にしわ寄せが非常に強く起こっているということ、これは非常に問題であろうかと思います。  それで、国保の未納者数ということで私も昨年介護保険のときに質問い...全文を見る
○西山登紀子君 あと一分なんですけれども、今少子化の時代におきまして、市町村の段階で乳幼児医療の無料化ということで大変努力をされていらっしゃる、私も大変その点は野中町長さんに敬意を表したいと思うんですけれども、そういう点で何か御努力あるいは国に対する御要望がありましたら。
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。
○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは午後からの参考人の皆さん、本当に貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。  私は不正請求の問題につきまして、まとめて御質問をいたしたいと思います。  まず、河野先生にお伺いをしたいわけですけれども、先...全文を見る
○西山登紀子君 私もいろいろな開業医の医療機関を訪問いたしますと、やはり奥様がやっていらっしゃったりとか、いろいろ電卓をはじいていらっしゃるとか、そういう現場にも出くわすんですけれども、非常に膨大なものを横に置いてやっていらっしゃる。それは、ミスというんでしょうか、ミスがない方が...全文を見る
○西山登紀子君 その周知徹底が不十分だということは、年々きつくなっているんでしょうか、それとも少しずつは改善が図られてきているんでしょうか。そういうことはどうでしょうか、傾向として。
○西山登紀子君 それでは次に、レセプトについていろいろな審査がされるわけですけれども、その審査のあり方について非常な意見があると。医学とか医療の実態を無視して非常に機械的な審査が行われている場合もあるというようなことが先ほどございましたけれども、具体的な事例があれはその事例、そし...全文を見る
○西山登紀子君 もちろん、不必要な医療を受けてそして不必要にお金を払う、これはもうやはり患者としても国民としても納得いかない点だと思います。しかし、必要な医療、本当によい医療をしてほしいというのもまた私たちの要求でもございます。  そういう点で、レセプトチェックというのがむしろ...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、薬剤の二重払いということにつきまして、河野先生と鮫島先生と末次先生にお伺いをしたいと思うんです。  昨年の医療保険、私たちから言わせれば改悪で、厚生委員会でも私も薬代の二重払いということ、二重取りといいますか、そういうことについて質問をしたことがありま...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。
05月21日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第15号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  先ほど財革法の改正案が衆議院の特別委員会で採決が強行されたわけですが、我が党はもともとこの財革法に反対でございましたし、廃止が基本的な立場ではございますけれども、野党三党の共同提案に賛成をいたしました。二年間の停止措置が実...全文を見る
○西山登紀子君 無理のない負担だというふうに、今なおそういう判断をしているということなんですね。これは、やはり国民の今、健康を守る責任は憲法二十五条、国にあるわけですけれども、現場の医療機関の皆さんはもっと真剣に悩んでいますよ。  これは、きょうも全国保険医団体連合会の先生方が...全文を見る
○西山登紀子君 大臣とはやはり平行線のような気がするんですね。だから、やはり一般論で言っちゃうんじゃなくて、去年の九月一日以降、二兆円、合わせて九兆円の負担をおっかぶせたということから、景気だって二十三年来の消費不況が起こっているし、その中の医療費の削減、受診の抑制というわけです...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、次に質問いたしますが、京都の民医連中央病院が不当減点復活訴訟を起こしまして、昨年、それが全面的に勝訴いたしました。  これは、私は専門的なことはわかりませんけれども、急性リンパ性白血病を再発して入院された四十歳の男性の方のとにかく命を救おうということで...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、最後に大臣にお伺いいたしますけれども、先日の参考人の陳述の中で、保団連の河野参考人からお伺いして私もびっくりしたんですけれども、この診療報酬改定後の周知の徹底が非常に不十分だというわけですね。それで、講習会もきちっとやってくれと言っているんだけれども、や...全文を見る
○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  大変長時間でお疲れだと思いますけれども、私が最後の質問者でございますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  今回の国民健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、衆議院、それから今参議院ということで国会でのホットな...全文を見る
○西山登紀子君 私たちも、国民の医療費の負担が今非常にふえてきているということについて、そのことが結局国民の健康や命や治療についてどのような影響を与えているかということを抜きにしては今回の法案も審議ができないという立場で、昨年の九月一日からの医療保険の私たちは改悪というふうに呼ん...全文を見る
○西山登紀子君 それでは松元医師会長さんに、先ほど自然増を減らすのはひずみが来るというふうにおっしゃって、キャップ制は廃止する方がいいというふうにお答えになったように思うんですけれども、これは今、九九年度だけああいうキャップ制をなくすというようなことを、政府の財革法の改正の方向は...全文を見る
○西山登紀子君 なしを続けるということですね。  最後になりますが。野村村長さんにお伺いしたいと思うんです。  大変過疎の村で頑張って健康を守る事業をやっていらっしゃるわけですけれども、今回国の側からこの財源をむしろ減らしていくという方向が出て、事務費を減らすという方向が出て...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。
05月28日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第17号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  先日の参考人質疑の中でも被用者保険に対する負担のつけ回し、これはもうやめてほしい、改革してほしいという御意見もございましたし、私たちの部屋にもそういう陳情の方々が最近とみにふえてまいりました。また、財革法の改正に政府みずか...全文を見る
○西山登紀子君 今もお認めになった率ですね、国庫負担の国民総医療費に対する割合というのはやっぱり減ってきているわけです。  そこで、先日の当委員会の参考人質疑の中で私が国保の収納率をお聞きしたときに、大阪の守口市長さんが、守口市では収納率は八七%で横ばいで努力しているんだけれど...全文を見る
○西山登紀子君 そういう傾向をお認めになったわけですけれども、私は今本当に改めてこういうふうに勉強してみて、国保の軽減世帯という世帯の、本当に人間としての生命活動を維持することも不可能になるぐらいの低所得者の人からも医療保険を取っているというこの事態を、抜本改革ももちろん必要とい...全文を見る
○西山登紀子君 当初の考え方だけでいけるのかということですけれども、こういう窮状にあるところに国庫負担をどんどん引き揚げてきたというこの十年間の経過を見ても、窮状にあることがわかっているし、もともと保険としてそういう状況にあるから高率の国庫負担を出さなければならないというふうにな...全文を見る
○西山登紀子君 先ほど局長の方から、国保の医療費の国庫負担は減ってないというようないろいろ説明があったんですけれども、四五%の国庫負担が今二八・五%の国保の国庫負担という形で下がっているということはこれは事実ですよね。それで、確かに交付税にされた場合にちゃんと回るようにしてほしい...全文を見る
○西山登紀子君 およそ六億円弱それは削減をされるということでございますね。  それで、最後に大臣にお伺いをしたいと思います。この国民健康保険というものは本来国が責任を持ってやるべきことで、市町村には団体事務ということでお願いをしている、こういう原則があるというふうに厚生省もこれ...全文を見る
06月04日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第18号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回の法案というのは、財政構造改革法の要請から、国庫負担をできるだけ削減をするということで、五百六十億の削減を盛り込んだということが本法案の主なる目的であり目玉であるというふうに思います。  私がこの間の議論で明らかにし...全文を見る
○西山登紀子君 その社会的入院がなぜ起こっているのかという、法律的にどうということじゃないんですが、社会的入院の定義のところで、社会的入院というのはなぜ起こっているのかということも含めて。
○西山登紀子君 この社会的入院というのは、受け皿がなくて、退院するその先がないということで入院されているという方であります。  それで、今回、診療報酬の改定で、十月から長期入院を是正するという目的で幾つか改定がされているわけですけれども、特に高齢者については、一般病棟に六カ月を...全文を見る
○西山登紀子君 私がお伺いしたのは、社会的入院がその改定によって解消するのかと、どうやって解消するのかということをお聞きしたんですね。受け皿はないんですよ、受け皿はそのまま。そして、診療報酬の改定をして二百五十点にするわけでしょう。一般病棟に六カ月以上入院をされる方になりますと、...全文を見る
○西山登紀子君 一般病棟で六カ月以上、そして七十歳以上の方については六カ月以上になったらいきなり二百五十点という低い点数しかつけないということは、七十歳以上の方に対する私は非常な差別と選別であると思いますね。これは病院の現場に殺伐とした差別を持ち込む。  そして、今でも起こって...全文を見る
○西山登紀子君 今説明をされますと、特別の病気の方はいていいんだということなんですが、二百五十点から外すということなんで。私は、それはまさに七十歳以上のお年寄りを差別し、さらにその中で病気によって差別をするということになると思いますよ。そういうことをやろうとしているということであ...全文を見る
○西山登紀子君 大臣、私、現状がいいなんて一度も言っていません。現状を放置していいなんて一度も言っていません。  現状を抜本的に解決していく方向は、特養ホームとか在宅の介護サービスあるいは訪問看護、あるいは住宅の改善ということも非常に日本の場合は必要なことだと思います。そういう...全文を見る
○西山登紀子君 その治療効果があるということでお認めになっていらっしゃるわけです。  ところが、今回の診療報酬の改定の中で、老人のデイケアの適正化ということで、デイケアの回数を制限していらっしゃる。寝たきりの状態にない痴呆性老人以外は週三回を限度とするというふうに制限をしていら...全文を見る
○西山登紀子君 むしろ初期あるいは中期の痴呆性老人の方が回数多く必要なんですよね。そういうことをむしろ制限するということについて、やっぱり現場の利用者やあるいは関係者の努力に水を差すものだということを指摘させていただきたいと思います。  時間がなくなったので、最後に私は腎臓の人...全文を見る
○西山登紀子君 大臣、私が言いましたのは、特別の透析患者の手術、合併症、尿毒症、緊急の場合、特別な場合、命に直結する場合には外すようにすべきじゃないかと。せっかくいいことをやって命を助けてくださっているわけでしょう、今、大臣もおっしゃっているように。ところが、本当にわずかの人、二...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、国民健康保険法等の一部を改正する法律案及び社会民主党提案の修正案について、反対討論を行います。  反対の第一の理由は、本法案が社会保障予算の削減を義務づける財政構造改革法の執行を前提として提出されていることです。  本法案では、退職...全文を見る
08月12日第143回国会 参議院 懲罰委員会 第1号
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○委員長(西山登紀子君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、当委員会の委員長に選任されました西山登紀子でございます。委員の皆様の御指導、御協力によりまして、本委員会の公正、円滑な運営を心がけてまいります...全文を見る
○委員長(西山登紀子君) これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は二名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西山登紀子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岩崎純三君及び吉田之久君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十九分散会
09月17日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。経済・産業委員会は初めてでございますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  まず、先日、通産大臣並びに経企庁長官の所信的なごあいさつがございましたけれども、そのごあいさつに関連をいたしまして質問をさせていただきます。  ...全文を見る
○西山登紀子君 今の消費不況というのはやはり国民の消費力が非常に減っているということが一番大きなわけですから、なぜその国民の消費力が、購買力が落ちたのかということを直視する、それに対する正しい認識がなければ私は対策も的を射ないと思うんです。  確かに経企庁長官は、短期的には昨年...全文を見る
○西山登紀子君 後世の史家というような言葉が出て、そんな悠長なことを言っていられないと。実体経済というのは、毎日やっぱりみんな暮らしているわけですから、生活しているわけですから、大臣がそんな悠長なことを言ってもらっては大変困るなという思いがいたします。  私は、いろんな御意見が...全文を見る
○西山登紀子君 堺屋長官は消費税を五%に上げたことは失政だというふうに今も思われているにしては、その五%は高くないんじゃないかという御意見はちょっと私はいただけないなと思います。  それで、外国の話をなさるんですけれども、外国とそう消費税が高いとか低いとかというのは単純にその一...全文を見る
○西山登紀子君 時間が来ましたので、最後に与謝野大臣にお伺いをして終わりたいと思いますけれども、この消費税の五%の影響というのはやはり中小企業家にも非常に影響が厳しく出ております。  私がお伺いしてきたところでは、四十三年間も順調に経営をしていた資本金一千万円の化粧品の卸をやっ...全文を見る
○西山登紀子君 最後に一言言わせてください。  消費税を三%に下げるというのは、共産党の主張というより、今私が言ったのは、中小企業家同友会がそういうアピールを出して政府に御要望していらっしゃるということについて大臣がどのようにこたえるのかということをお聞きしたわけです。  時...全文を見る
09月24日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第4号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは、中小企業の経営は引き続く不況の中で極めて深刻になっているわけですけれども、とりわけその中で女性の自営業者、あるいは女性の経営者の角度から質問させていただきたいと思います。  言うまでもなく、中小企業の事業所数と...全文を見る
○西山登紀子君 地域の商工業の総合的な発展を支えているというふうに与謝野大臣も高く評価をされたということでございます。  前回の質問のときにも申し上げたんですけれども、一九八〇年に中小企業庁が全国商工会連合会に委託をいたしまして、女性の就労と生活実態調査を実施したんですけれども...全文を見る
○西山登紀子君 もちろん、何にもしていないということでは答弁にならないわけですからいろいろ言われたわけですけれども、八〇年のその全国商工会連合会に委託をした実態調査というのは、こういう非常に分厚い調査報告書にまとめられていまして、婦人の就労から育児から介護から、その二十四時間の生...全文を見る
○西山登紀子君 引き続きよろしくお願いをしたいと思います。  次に、これは十日の朝日新聞なんですけれども、女性向けの起業講座が非常に満杯になって盛んだという記事が載っております。「不況なんかに負けないワ」ということで、リストラに遭って自立をしたい、あるいは定年後に事業をしたいと...全文を見る
○西山登紀子君 いろいろ言われました。私もいろいろと調べてみました。しかし、女性向けの、女性の経営者あるいは女性の起業家を本当に支援していく具体的な施策というのは残念ながら見当たりません。いろいろ探してみたら、来年度の通産省関係の財政投融資の概算要求の中にありました。女性・高齢者...全文を見る
○西山登紀子君 創設ということですから、私もこれはいいことだと思います。  先日、NHKのニュースを見ておりましたら、女性の経営者の方たちが貸し渋りの中でお互いに資金を出し合って助け合おうじゃないかということでレディースバンクをつくったというような報道があったので、やはり要求が...全文を見る
○西山登紀子君 そのようにぜひ大臣、お願いします。よろしいですね。大臣の御答弁。
○西山登紀子君 よろしくお願いをいたします。  女性が企業を起こす、女性が経営者になるというのはやはり日本の歴史はまだ浅いと思います。また、その人数にいたしましても正確に把握されていないようにお伺いをいたしましたけれども、これはこれからの将来の見通しを持った施策が要求されている...全文を見る
○西山登紀子君 米国がやっている二つ目の女性事業家の支援策というのは、女性向け事前承認ローンということで、SBAが保証をつけるということをやっているんです。これは、我が国の信用保険制度の中に女性事業家を対象にした特別枠を設けるというふうなものなんですけれども、こういうようなのは参...全文を見る
○西山登紀子君 確かに試験的に九四年からやられているんですけれども、女性がSBAの保証を受けたいという利用者の率は一四から二四%に増加していると、これは当然のことですけれども、そういうデータもあるようですから、ぜひ研究をしていただきたいと思います。  それから、三つ目の支援施策...全文を見る
○西山登紀子君 どうぞよろしくお願いいたします。  最後に、大臣。私たちは、かなり前のことですが、こうした業者婦人といいますか女性の経営者、従業者の対策を所管する窓口を設けるべきだということで要求をいたしまして、一定期間窓口が決められてきた経過もあるんですが、最近はなくなってい...全文を見る
09月29日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第5号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私の質問に入る前に、先ほどの貸し渋り対策についての政府広報の件で、大臣の御答弁はお伺いしたんですけれども、なおかつ私、一言意見を、むしろ抗議を申し上げたいと思うんですが、衆議院の審議がどうあれ、参議院ではきょうが初めての審...全文を見る
○西山登紀子君 今、確かに余りにも自己防衛に走っている、それは好ましくないとおっしゃったわけですけれども、数字をお挙げになっていないんです。貸し渋りに遭っている人たちがどの程度いらっしゃるかということについて、大臣、把握していらっしゃいますでしょうか。
○西山登紀子君 今数字を挙げられましたけれども、中小企業の場合はやはり貸し渋りは三割以上、非常に異常な事態じゃないでしょうか。  これは全国商工会連合会の調査を私いただいたんですけれども、全国で調査をやっていらっしゃいます。ことしの一月、三月、七月末というふうに管内の事業者から...全文を見る
○西山登紀子君 銀行の側に立ったような御答弁をなさるんじゃなくて、今困っている、実際貸し渋りに遭っている人たちというのは、本当にいつ倒産するか、いつみずからの命を絶たなきゃならないか、いつ従業員をリストラして首切りしなきゃいけないか、そういう背中合わせになって貸し渋りを受けている...全文を見る
○西山登紀子君 至極当たり前のことなんですが、今貸し渋りが非常に横行している中で、そういう理不尽な姿勢が及んでいるということを非常に聞くわけです。ですから、ぜひこの点は大臣もよろしく御指導をしていただきたいと思うわけです。  さらに、次の質問に移りますけれども、中小企業等貸し渋...全文を見る
○西山登紀子君 その際に、そういういろんな要件というのは、その中で一つあればいいですか。
○西山登紀子君 それで、特別の保証制度ができるということですけれども、その場合の限度額だとか保証料率、それから返済期間、据え置きの期間、担保や保証人、それはどうなるのかということをお聞きしたいのと、保険料率を引き下げるということですけれども、どのくらいの数字にするのか教えてくださ...全文を見る
○西山登紀子君 今、数字が具体的にここにお示しされない理由は何でしょうか。
○西山登紀子君 保険料率も今数字おっしゃいませんでしたね。それはどうですか。
○西山登紀子君 案の段階でも言えませんか。
○西山登紀子君 無担保それから特別小口、それぞれ、案の段階で結構ですし、言っていただけませんか。
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。  それでは次に、先ほど同僚議員の方からもありましたけれども、二十五日の告示で保険限度額が倍額になるいわゆる不況業種、特定業種が百四十八業種になったということでしたけれども、この業種指定の基準はどうなっているんですか。
○西山登紀子君 最近いただいた資料によりますと、一〇%程度減少という規定が七%に減少していますね。その点もう少し詳しく説明してください。
○西山登紀子君 この特定業種、不況業種、中にはそういうふうに呼んでほしくないという業種の方もいらっしゃるようなんですけれども、平成九年十月一日には十八業種であったものがだんだんふえてきて、ことしの四月一日には五十六、七月一日には百七、そして十月一日、二十五日の官報で出されたのは百...全文を見る
○西山登紀子君 例えば私の地元の京都ですけれども、料飲業種の皆さんが指定をしてほしいなというような御要望もいろいろ持っているわけです。その場合、業界から要請をするということになると、全日本といいますか日本全体の業種団体が要求しないとなかなか難しいというようなことがあるようなんです...全文を見る
○西山登紀子君 非常にせっぱ詰まっているので、こういった点もぜひ研究をしていただきたいと思います。  次の質問に移ります。  この不況のもとで、他人の保証人になるというのは大変なことなんですけれども、本年二月の通達で普通保険とか無担保保険について第三者保証人の要件が緩和された...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひ周知徹底をお願いしたいと思います。  時間が参りましたので、大臣にお伺いして、質問を終わりたいと思います。  今、貸し渋りだけでなくて不況全体の影響を受けて中小業者の実態は大変深刻です。東京の足立区では警察の調査だけでもこの一年で、貸し渋り、資金のやりくり...全文を見る
○西山登紀子君 終わります。
10月15日第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第8号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  文芸春秋に、前通産大臣・堀内議員の告発というふうに私は思いましたけれども、ものが載りまして大変話題を呼んでいるわけですけれども、なぜこういう形で告発がされるのか、私は大変興味を持ったわけでございます。  先ほど与謝野大臣...全文を見る
○西山登紀子君 この七月二十七日の通産大臣堀内氏の報告書を読んでみますと、その冒頭に、   石油公団の経営内容については決算委員会で  もしばしば問題とされ、新聞紙上でも度々その  無責任経営を指摘されたが、調査したところ内  容は極めて憂慮すべき状況にあり、一刻の猶予 ...全文を見る
○西山登紀子君 ですから、決算行政監視委員長に出された堀内大臣のこの報告というのは、もちろん与謝野大臣も全面的にそれを引き継がれたし、ここに指摘されている問題点がより深く分析されるように検討委員会に指示も与えてきたということでございますね。
○西山登紀子君 余り一般論じゃなくて、堀内大臣が七月二十七日に委員長に出した基本点というのは、単に経理面をどうのこうの言うだけじゃなくて、例えば自主開発石油一本やりの方針を変更していくというようなことだとか、不良会社の清算を行おうとすれば非常に大きな損失を負担しなければならない、...全文を見る
○西山登紀子君 午前中の議論にもありましたように、内部のメンバーでやったということで、お手盛り報告だというような御批判もあるようですけれども、私も読ませていただきまして、結論が非常に甘い、十分分析がされていない。公認会計士というお話がありましたけれども、そういう部分的な外部の人の...全文を見る
○西山登紀子君 与謝野大臣はいわば全面的に今の石油公団のありようも含めて問題がないというふうな、むしろ効果的だと、国民にとって益がある、こういうふうにお答えになったように私は受けとめたんですけれども、しかし四千百六十六億円というのは非常に巨額でございます。平成十年度の中小企業対策...全文を見る
○西山登紀子君 いや、質問していないことに答えていただかなくていいです。
○西山登紀子君 今御説明いただいたわけですけれども、その説明をお聞きいたしましても、結局、成功払いで七割までは税金で出してあげて、失敗しても責任は問わないよというこの成功払いの今の探鉱投融資制度、それがあるために、世界的にもうかるような機運が出てまいりますとそこにどっと参入してく...全文を見る
○西山登紀子君 今例えばいろんなプロジェクトに数百社が参入しているというこの事実を私は勉強したわけですけれども、これはまるで何か甘いみつにアリが群がっていくという、そういう、これは印象ですけれども持ったわけです。まじめに石油を掘る、見つけるということをやるんじゃなくて、何か投機的...全文を見る
○西山登紀子君 申請してきた企業以外の石油業界との協力状況はどうなっていますか。ありませんか。
○西山登紀子君 次に、各委員も要望なされたわけですけれども、私もいろんな資料を要望したいと思います。  この報告書の中に、石油公団の将来の損益見通しというのを出しているんですけれども、そのバックデータを出してほしいと思うんです。そうでないと、なかなか不確定な要素が絡んで、そして...全文を見る
○西山登紀子君 そこで、委員長にお願いをしたいわけですけれども、前通産大臣が文芸春秋でああいう形で告発されるというのは、よほどの決意があり、よほどの理由があったというふうに私は思います。  中身を読ませてもいただきましたが、いろいろな点で、例えば、これはむしろ私たちがいつも指摘...全文を見る
12月07日第144回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  いろいろな皆さんの御意見を聞かせていただきまして、それで発言をさせていただくわけですけれども、私も九二年から参議院に参りましてずっと厚生委員をやっておりまして、この少子化の問題にずっとかかわってまいりました。  その点で...全文を見る
12月10日第144回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。私は、まず最初に、小規模企業共済法の改正問題について御質問いたします。  今回の法改正の中心的な問題は、制度の根幹であります共済金の引き下げでございます。その理由は、市場金利が歴史的に例を見ない低水準に低迷をしているということ...全文を見る
○西山登紀子君 平成七年に続いて今度またそういうふうに下げるということになりますと、やっぱり将来に不安を持たざるを得ないわけです。私は、国が国の退職金制度だというふうにこうしてちゃんとPRもしているわけですから、そこはやはり責任を持っていただきたいというふうに思います。  次に...全文を見る
○西山登紀子君 時間がないのでまとめて大臣にお答えいただきたいと思うんですが、今対応をとっていらっしゃると言うんですけれども、このアンバランスの原因あるいは立ちおくれの原因はたくさん、複数の原因があると思います。私たちも調べました。幾つかあると思います。  しかし、その中で最も...全文を見る
○西山登紀子君 時間がないので、こういう例があると。