西山登紀子
にしやまときこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月23日 | 第147回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 きょうは、本当に、少子化ということに正面からテーマを絞った形での参考人の皆さんの陳述、大変勉強させていただきました。 私もずっとこの問題を追いかけてきているんですけれども、厚生委員をやっておりましたときに、この少子化の...全文を見る |
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。 | ||
03月14日 | 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 きょうは、私は政府のエネルギー政策についてお聞きをしたいと思うわけです。 大臣は、所信表明で、原発立地の円滑な推進を図っていくというふうに述べられております。午前中からもずっと他の委員の方も質問されているんですが、去る...全文を見る |
○西山登紀子君 マスコミが記者会見でいろいろ御質問をなさって、そして大臣は、やはり芦浜の事件、白紙撤回をされたというような状況もお話しになったと思うんですが、そういうことをお話しになって、そして一斉にマスコミが下方修正あり、十六から二十基を見直すんじゃないか。東海村の村上村長は、...全文を見る | ||
○西山登紀子君 やはり大臣でございますから、何も言えないというわけではありませんし、また言わなきゃいけない立場に私はあると思うんです。 国民の世論はでは何を求めているかということなんですが、ジェー・シー・オーのあの痛ましい事故が起こった東海村、この東海村が昨年の十二月からこと...全文を見る | ||
○西山登紀子君 この東海村、事故が起こったその東海村でこういうふうに大きく変化しているというこの事実、やっぱり重く受けとめていただきたいし、いやアンケートというのはいろんなとり方でいろんな結果が出るんだよというようなそういう見方ではなくて、今私が御紹介しました毎日新聞などでは、も...全文を見る | ||
○西山登紀子君 そういう設備投資の推移を見ましても年々減っているということ、それから大口の電力需要というものもエネルギー経済研究所の報告ではやはり一九九七年度比でずっと落ち込んできているということで、二〇〇〇年度予測においても九七年度レベルを回復されないというふうに報告がされてい...全文を見る | ||
○西山登紀子君 要対策重要電源という、この地点というものは、電力会社の供給計画にのっている地点だということですか。それから、先ほど二項めの御説明があったそれ以外の地点というのは、電力会社の供給計画に明確にはのっていない地点と、こういう理解でよろしいですか。 | ||
○西山登紀子君 その交付対象の全国の補助金の交付実績、例えば九八年度は年間幾らの補助金が使われていますか。 | ||
○西山登紀子君 それ以外の地点の合計、それから全体の合計。 | ||
○西山登紀子君 全国で四十カ所、そして年間およそ八億円補助金として原発の立地推進のために使われている、こういうことだと思います。 それでは、十年間の、平成元年から平成十年、その増減はどのようになっていますか。 | ||
○西山登紀子君 十年間で最初から補助金の増額、最近は横ばいとおっしゃったんですけれども、最初の平成元年から比べて平成十年は何倍になっていますか。 | ||
○西山登紀子君 結局そういう数字なんですけれども、何倍になっているかということで計算されていますか。こちらで計算いたしますと約四・三倍ということなんですが、それでいいですか。 | ||
○西山登紀子君 つまり、全国的な原発の立地を推進するためのPA費と言われている補助金のこの十年間の動態というのは、四十カ所、六十二億円が総額として使われておりまして、平成元年からこの十年間を見てみますと四・三倍にふえているということでございます。年間約八億円が使われているというの...全文を見る | ||
○西山登紀子君 通産省は、これちゃんと認めて、最初から相談に乗っていたんでしょう。 | ||
○西山登紀子君 私も現地に行って参加者の方からいろんな資料をいただきましたけれども、これ大臣、ぜひ知っていただきたいんです。通産省、近畿通産局ですね、ずっと最初から、去年の三月からずっと相談に乗っているんです、このタイの海外視察について。で、許可を与えているんです。 ですから...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ここ五年間、何回ぐらいありますか。 | ||
○西山登紀子君 その中に原子力発電所のない国はございますか。 | ||
○西山登紀子君 原発のない国には行かれておりません。 また、行かれている場合にも、国全体でとられる海外視察に各参加市町村が一名ないし二名の代表を出すと。自治体職員だとかあるいは商工会の役員さんだとか、地域を代表する方にそれに参加をしていただいて、十名か二十名の団体で視察に行く...全文を見る | ||
○西山登紀子君 それが目的に沿ったものなんでしょうか。山岳でトレッキングをやって、そして電気のないところで体験をすると。つまり、そういう何か電力事情という名前をつければ、どんな国に対しても、どこにでも行ける、格安ツアーだと。中身は物見遊山、観光ですよ。そういうことに公金が非常にた...全文を見る | ||
○西山登紀子君 大臣、それはやはり住民の理解を得られるものではありません。電力の必要性を身をもって体験するためにわざわざタイの山岳民族のところに出かけていって、五泊六日のツアーを組む。その費用に四百万円使う。一人二十万円かかるところを三万円で結構ですという参加料で募集をする。こう...全文を見る | ||
03月16日 | 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第4号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 アルコール事業法案の質疑の機会を得まして、私も勉強させていただきました。六十年という長い歴史を持つこのアルコール専売制度は、大変重要な役割を担ってきたというふうに思います。私も初めて、普通売りさばき人というような名前の役割...全文を見る |
○西山登紀子君 確かに大臣がおっしゃいましたように、このアルコールの専売制度というのは六十年という歴史があり、また日本社会の中で大きな役割を果たしてきた、その評価をされているわけでございます。 昨年一月の産業構造審議会アルコール部会の答申の中にも、このアルコール専売制度につい...全文を見る | ||
○西山登紀子君 結果的にそういう方向を見詰めながらということなんですけれども、やはり幅広くこういうふうに国民生活に使われている基礎的な物質であります工業用アルコールというのが低廉でしかも安定的に供給されるということは、専売制度のもとであっても民営化されたもとであってもこれはやっぱ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 もう少し根拠を。そうすると、今専売制度のもとで非常に安い、いわゆる営利を目的としないという国の目的で国の価格が決められている、それよりも安くなるんだというこの根拠、もう少し御説明いただけませんか。何かよくわからないんです。 | ||
○西山登紀子君 私たちも別に、企業が利益を取ってはいけないと、そういう立場ではありませんので、今の低廉でしかも適切な価格を国家が決めてやってきたわけですけれども、それがよりスリムになることによって自由競争のもとで少し安くなるというようなことなんですよね。 しかし、全く安くなる...全文を見る | ||
○西山登紀子君 要するに、政府のおとりになる激変緩和措置というのは、五年後には完全に民営化いたしますよ、だからそのつもりで準備をしておきなさいねというような周知徹底の期間を五年間置くというだけのことじゃないでしょうか。 それで、私は先日、現在の専売制度の中で中心的な役割を果た...全文を見る | ||
○西山登紀子君 NEDOが負担をするということで、五年間は今までどおりだということであるわけです。しかし、それは五年間に限ってで、あと五年間がたちますと、これはNEDOの製造工場も含めて完全に民営化されてしまう、市場原理に任されてしまう、こういうことになるわけでございます。ですか...全文を見る | ||
○西山登紀子君 今の御答弁だと、五年間、こうなりますよ、こうなりますよと言っておいて、そしてこのユーザーの方たちに知恵を出して考えておいてくださいよというだけのことじゃないでしょうか。それ以外に何も考えていませんか。 | ||
○西山登紀子君 結局今の御答弁だと、従来から用意されている中小企業施策のメニューの中で自分たちで考えてちゃんと準備をしなさいよという、そういうことにしかならないんじゃないかと思うんです。 六千近い中小需要者の方がいらっしゃるということなんですけれども、こういう制度変更に伴う事...全文を見る | ||
○西山登紀子君 その面で特別な具体的な手だて、そういう方々から御提案がありましたら、ぜひ積極的に対応方をお願いしたいと思うわけです。 次に、私たちが一番この法案で心配いたしましたのは、自由化になった場合に、今まで全国一律低廉で安定供給されていた原料がその安定供給に支障を来すよ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 わかりました。それも入るということをぜひ確認をさせていただきたいと思うわけです。 そして、勧告をしたその勧告措置が有効に働くかどうか、この点はどうですか。 | ||
○西山登紀子君 わかりました。 この法案で安定供給に重要な支障を来すというふうな事態は避けられるというふうに理解をさせていただきます。 次に、体制の問題でお聞きしたいんですけれども、四十条のところで検査体制の問題が出ておりますが、この民営化によって品質の確保あるいは数量確...全文を見る | ||
○西山登紀子君 時間が参りましたので、大臣に最後に働いている方々の問題をお聞きしたいと思います。 現在、通産省とNEDOでアルコール事業関係の方々が働いていらっしゃるわけですけれども、その定員はどうなっていくのかということでございます。さらに、身分の問題、完全民営化に伴って公...全文を見る | ||
○西山登紀子君 一九七九年にアルコール専売事業制度問題懇談会報告書というのが出されているんですけれども、そのときにこういうふうになっております。当時、国営工場のある地元地方公共団体、労働組合、多くの人々の意見を聴取した結果ということで、この職員の問題、非常に公務員の身分の変更が生...全文を見る | ||
03月23日 | 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第6号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 私は、主として石炭、山の問題は、労働運動の関係では見詰めてまいりましたけれども、こういう経済・産業委員会で質問させていただくのは初めてでございます。 今度の法案は、石炭関連諸法案を期限どおり、二〇〇二年の三月末をもって...全文を見る |
○西山登紀子君 とりわけ福岡の筑豊の皆さんから強い不安の声が私たちの方にも寄せられているわけですけれども、例えば福岡の筑豊地域の六条地域、市町村三十二ございます。筑後というのはあと三つほどあるわけですが、筑豊地域三十二、その大部分は八次策、ポスト八次策以前の閉山地域であるわけです...全文を見る | ||
○西山登紀子君 通産省から提出してもらった資料を見てみますと、その指標になっている人口増減率、財政力指数、一人当たりの工業出荷額、生活保護率、こう指標がございます。そのいずれの指標を見ましても、今三十二の六条市町村ずっと見てみますと、例えば人口増減率、全国平均一・三四なんですけれ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ぜひお願いしたいと思うんです。 国の施策によって非常に政策的に町が大きく変えられる、住み方が変わっていくということでございますので、それは最後までやはり国が手厚い施策、責任を持った施策をしていくということが必要だろうというふうに思います。そういう問題を抱えてお...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ぜひ前向きの対策をお願いしたいと思います。 次に、産炭地域の就労雇用対策についてお伺いをしていきたいと思います。 最初に、筑豊地域の雇用情勢、どうなっているでしょうか。労働省にお伺いいたしますけれども、有効求人倍率だとか全国との比較、その点でどうですか。 | ||
○西山登紀子君 炭鉱の離職者関連の失業対策というものについて五つのメニューがあるというふうにお伺いをしておりますけれども、その中に開就というのがあります。この開就という対策が石炭政策の終了後どういう扱いになっていくのか、お聞かせいただきたいと思うんです。 現地の雇用情勢を見ま...全文を見る | ||
○西山登紀子君 もう一つ、特定地域開発就労事業という特開というのがありますね。これについて、どうですか。当分の間続けるということですけれども、どうですか、説明してください。 | ||
○西山登紀子君 地域の就労対策についても万全を期していただきたいと思います。 次に、政府の考えております炭鉱技術移転五カ年計画についてお伺いをしていきたいと思います。 この炭鉱技術移転五カ年計画、アジア各国に我が国の技術を移転していくということを考えていらっしゃるわけです...全文を見る | ||
○西山登紀子君 この炭鉱の事故なんですが、非常に海底の深いところを掘っているということで、非常に危険です。しかし、最近では非常に技術が進歩していて、そういう危ない事故というのは本当に防げるんだという、そこに日本の技術の非常に、海外からも研修に来たいというようなそういう要望があると...全文を見る | ||
○西山登紀子君 いや、私はそういうことを聞いているんではなくて、大臣に、炭鉱の保安、安全のためにはとにかく生命の安全というのを第一にしなきゃいけない、コストを切り下げるためにそのことを二の次にしちゃいけないと、これは当然のことですが、その点と、やはり働いている労働者が危険性につい...全文を見る | ||
○西山登紀子君 今、人数のことをおっしゃいましたけれども、私がいただきました資料では、従業員数のこの池島炭鉱の最大ピークは昭和五十九年八月末、二千五百五十一名いたんですね。それが、平成十一年十二月には千二百二十七人でございます。炭鉱全体の規模の関係もございますが、私が言ったのは、...全文を見る | ||
○西山登紀子君 思い余ってこういうふうに連絡をしてくるというのは、私は、そこの現場が、労働者が本当に危ないよという、しょっちゅう言えるという、こういう自由な信頼関係ということがやっぱり断ち切られている職場じゃないかと思うわけですね。その点を非常に心配するわけでございます。 そ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 炭鉱というのはそういう事故があって当たり前というふうなことでは許されないと思いますし、日本の進んだ技術があればこそそういうのは防げるんだということでこそ、この炭鉱技術移転五カ年計画というものも私は本当に生きてくるんだろうと思うんですね。その意味で言えば、池島の場合...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。 池島炭鉱の現状を見ますと、二月十四日に事故が起こってほぼ一カ月以上がたっているわけですけれども、操業再開にはなお相当な時間がかかると思います。その点で、やはり例えば賃金カットで自宅待機をされているとか、いろんな下請の方の...全文を見る | ||
○西山登紀子君 そういう対策が、現場の住民の皆さんからいろいろお話があるんですけれども、どうも国の施策、それから市町村の施策というのが一人一人の人によくわかっていないんですよね。いろんな情報が飛び交って疑心暗鬼を生んでいるということがあるので、労働省は、こういうふうな仕組みで、こ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 大臣にお伺いしますけれども、資源の少ない我が国にとって貴重なエネルギー資源であると思うんです。ですから、この埋蔵石炭、経済性だけで評価するのは正しくないというふうに我が党は考えております。やはり、緊急時の供給体制を保持しておくということも必要でございます。 自...全文を見る | ||
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、石炭鉱業の構造調整の完了等に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対し、反対の討論を行います。 エネルギー資源の乏しい我が国にとって、これまでに確認されているだけでも二百億トンを超える豊富な埋蔵量がある国内炭は、炭層の自然的条件や鉱区...全文を見る | ||
04月03日 | 第147回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号 議事録を見る | ○西山登紀子君 少子化の問題を考えます場合に、生まれてきた命をやはり大切にしていくということは極めて重大な当たり前のことですけれども、こういう状況のもとでとりわけ私たちは心していかなければならないと思うんです。 私は児童相談所で心理判定員という仕事をしておりました関係から、児...全文を見る |
04月04日 | 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第9号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 きょうは、京都の伝統地場産業に関連いたしまして、中小企業金融について御質問をさせていただきたいと思います。 NHKの朝の連続テレビドラマの「あすか」が終わりまして少し寂しくなったような気がするんですけれども、おかげさま...全文を見る |
○西山登紀子君 この信用金庫などは中小企業専門の金融機関だと、こういうふうに呼んでもいい金融機関であると思います。 この信用金庫、一九九五年から九九年にかけまして全国で店舗数をふやしてきました。ところが、最近心配な状況が起きておりまして、九九年以降破綻信金が相次いでおります。...全文を見る | ||
○西山登紀子君 これまで、このみやこ信金それから南信金というのは中小企業のそれこそ専門の金融機関として非常に地域の、京都の中小企業に貢献をしてこられたわけでございます。非常に細かく融資をしてくれる、ほかの大きな銀行とは違うと。 例えばみやこ信金などはずっと、二つの西陣信用金庫...全文を見る | ||
○西山登紀子君 四百四十一件の相談があったということなんですけれども、その中で、どうしても解決しない、あるいはうまくいっていないんだというような、今まだ相談継続中だと、そういう内容の分析はございますでしょうか。 | ||
○西山登紀子君 二月中は落ちついたと言うんですけれども、ちょっと私が調査をしたり私のところに届いている事情とは違うようでございます。事態は非常に深刻で、自治体も含めまして緊急な対策をということで皆さん一生懸命になっていらっしゃる、こういう状況でございます。 大臣にお伺いしたい...全文を見る | ||
○西山登紀子君 そこで、具体的な問題を次にお伺いしていきたいと思うんです。 まず、運転資金の問題なんです。こんな問題が起こっているんです。 営業譲渡が発表された一月十四日以降、みやこ信金と取引のあった西陣の業者、一千万円の運転資金が手配できずに出機の職員二十数人を解雇した...全文を見る | ||
○西山登紀子君 先ほど、今鎮静化しているというお話があったんですけれども、とんでもありません。倒産、不渡り、どういう状況かということで、企業の名前は申し上げませんけれども、例えば一月二十日に染め呉服の製造卸の非常に大きな有名な企業が店舗閉鎖をしております。一月二十八日、もう一つの...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ぜひ敏速に、迅速にお願いしたいと思います。 さらに、起こっているちょっとひどい事態なんですけれども、一括返済ということを求められているという事態について取り上げたいと思うんです。 私は直接お伺いしたんですけれども、破綻した南信金から一括返済を求められている...全文を見る | ||
○西山登紀子君 これは激震が走っているんです。通常の、それこそ待ってちゃだめだとさっきだれかがおっしゃったけれども、待ってちゃだめだと思うんです。現場に飛んでいってその事態をつかむという努力。とにかく通常の状態じゃない、激震が走っている。そういうところにきちっと身柄を持っていって...全文を見る | ||
○西山登紀子君 実際厳しいそういう実態もあるようです。 業者の皆さんの中でそういうことを御存じなくて、なくてというか、実際にはそういうふうにやられているということかもしれませんけれども、しかし一括返済しなきゃRCC送りだぞというふうなことをおどかし文句に使っているというような...全文を見る | ||
○西山登紀子君 当事者間って、これだけひどいことをやっている。一括返済やっているということで私も聞いたし、報道もされている。それにさらに当事者間でやってくれということは、これは、国は何にもしない、あるいは金融監督庁は何にもしない、こういうことですか。 | ||
○西山登紀子君 個々のケースというんじゃなくて、この二つの信金の破綻と事業譲渡に関連して、こういう、一括して返済しろだとかあるいはRCC行きになるぞとおどかして一括返済を迫っているという、普通あってはならないことが起こっているんだということについて指導する責任があるんじゃないかと...全文を見る | ||
○西山登紀子君 なかなかいいお答えがいただけません。つまり、金融機関が破綻しても約定どおり返すというのが原則であって、一括して返済しろと迫る、これはだめでしょう。あってはならないことでしょう。どうですか。 | ||
○西山登紀子君 本当にまどろっこしいといいますか、一括返済しますなんという約束をしているわけじゃないんですよ。一月十四日のその(「調査をしてみろ、調査を」と呼ぶ者あり)本当ですよ。一月十四日のそういう激震が走って、金融機関の都合によって一括返済しろと。これは約束違反なんですよ。そ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 私は今、国会で私が何のために質問しているのかなと思いますね。こういう事態があるんだし、また報道もされているんだから調査をしてこういうことがないようにしてほしいと言っているのに、また自分たちの方にどこかから申し出てくれたらやりますみたいなそういう悠長なことを言ってい...全文を見る | ||
○西山登紀子君 本当に中小企業が今困っている、そのことをまた国会で取り上げているということなのに動こうとしないということでは、私は、本当の金融監督庁、生きた監督ができないというふうに思います。 納得しないけれども、時間があるので次に移ります。 この事業譲渡、当事者間の合意...全文を見る | ||
○西山登紀子君 次にお伺いしますけれども、預金保険法に基づいて手続が申請されると。そういたしますと、適格性の認定というものが行われるわけです。 第六十一条の適格性の認定、三つの要件があるということですが、それを述べてください。 | ||
○西山登紀子君 つまり、その三つの要件に合致するということで連名で申請がされるわけですけれども、破綻金融機関及び救済金融機関も、適格性があるというんでしょうか、それがその三つの要件に基づいて審査がされて、そして、いいですよと許可が与えられるということになるわけですね。 私が注...全文を見る | ||
○西山登紀子君 借り手の保護もこれは含まれる、三つの要件の中の一つですね。地域または分野における資金の円滑な需給及び利用者の利便の中には、預金者はもちろんですけれども、借り手の保護も含まれると。私は、これは非常に大事な点だろうと思うんです。 今、破綻した金融機関から融資を受け...全文を見る | ||
○西山登紀子君 先ほども紹介いたしました「金融財政事情」の京都中央信用金庫の理事長のインタビュー、「正常債権のみを譲り受けることにした」と言っているんです。そして、「原則として金融検査マニュアルで要注意先以下に該当するものは引き受けるつもりはない。」と言っているんです。 こう...全文を見る | ||
○西山登紀子君 これには地元の京都中小企業家同友会の皆さんも大変心配をしておりまして、知事あての要望を二月八日にも出しております。金融相談に当該企業が路頭に迷うことがないように特段の配慮と措置を講じられたいと、企業の一方的な取引の切り捨てが行われないように十分中央信用金庫に対して...全文を見る | ||
○西山登紀子君 なぜ私が数千万円以下というふうに申し上げたかといいますと、京都で企業が倒産をしているその状況を調べてみますと、例えば今年度の二月二十九日現在の倒産の状況を見ますと、資本金別にしますと、四十四企業倒産しているんですけれども、そのうちの四十三企業は五千万円以下なんです...全文を見る | ||
○西山登紀子君 大臣から、先ほど私の質問のやりとりをお聞きいただきまして、そういう御答弁をいただいたこと、大変うれしく思っております。どうぞよろしくお願いをしたいと思います。 | ||
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、中小企業指導法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。 反対理由の第一は、本法案が、官から民へという役割分担や民間活力活用の名のもとに、中小企業支援のために行政が果たすべき責任を後退させるものだからです。 中小企業支援...全文を見る | ||
04月13日 | 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第10号 議事録を見る | ○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、産業技術力強化法案に対する反対討論を行います。 反対理由の第一は、本法案が、大学等の教育研究を営利を目的とした特定企業に奉仕させ、事業化が可能な産業技術に係る部分に集中的に特典を与えるため、大学の自治と学術研究の自由で健全な発展をゆ...全文を見る |
04月19日 | 第147回国会 参議院 本会議 第18号 議事録を見る | ○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました消費者契約法案について、経済企画庁長官に質問いたします。 我が国の消費者をめぐるトラブルは多発しております。国民生活センターに寄せられた九八年の苦情・相談件数は約六十三万件で、八〇年当時の三・二倍に増加し、そ...全文を見る |
04月20日 | 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第11号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。昨日は本会議でも代表質問をさせていただきましたけれども、きょうも委員会の質問をさせていただきます。 私たち日本共産党も、日夜消費者トラブルの解決に当たっていらっしゃる消費者団体の皆さんや日弁連の皆さんとも力を合わせまして、早...全文を見る |
○西山登紀子君 車の両輪ということで、消費者のそういう利益を擁護する、支えにしていくという御説明があったわけですけれども、これは九四年の製造物責任法の制定の際にもやっぱり議論があったところですね。製品だけでなくサービスも含めたルールづくりの必要性については、最近急に議論があったわ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 いろんな比較のやり方があるものだなというふうに思ったわけですけれども。 昨日も私は本会議で、トラブルがどれだけふえているのかということで、消費生活年報に掲載されておりますPIO—NETの統計を御紹介いたしました。それには、九八年のデータでは六十三万件とトラブル...全文を見る | ||
○西山登紀子君 私たちはもっともっと内容のいいものを、消費者、国民の皆さんの期待にこたえ得る、そういう契約法をつくるということにやぶさかではございません。大臣が言われましたように、確かにトラブルの件数はふえている、契約の内容に関するものがそれの九割を占める。しかし、消費生活センタ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 各種のマスコミなどもこの消費者契約法案については、骨抜きだというふうな厳しい見出しがついている報道もございますし、実効性は不透明だ、要するに消費者と事業者の折衷案なんだというふうな見出しもございます。 事業者の説明義務が消えてしまって、消費者団体の皆さんの中に...全文を見る | ||
○西山登紀子君 それでは法務省にお聞きしたいんですが、来てくださっていますか。 この法案の今御説明がありました第三条の規定について、実際に訴訟になった場合、裁判官は、この第三条で定める事業者と消費者に対するこの規定は、判決に当たってはどのようにしんしゃくするというか、判決に生...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ちょっと最後が聞こえにくいので、もう少しはっきりと御説明いただけますか。ちょっと聞こえにくいんです。 | ||
○西山登紀子君 事業者には説明の義務があるというふうに裁判所は考えているんでしょうか。 | ||
○西山登紀子君 判例では認められているものがあるということなんですが、この消費者契約法案の第三条の「事業者及び消費者の努力」ということで、「情報を提供するよう努めなければならない。」、一方は「理解するよう努めるものとする。」という、この二つのちょっと書きぶり、言いぶりが違っており...全文を見る | ||
○西山登紀子君 いろいろ書きぶりは、経済企画庁の説明では、事業者の方にかなりその努力の度合いをきつく要求している、消費者の方には理解するよう努めるということで、少しその努力の度合いを少なく要求しているんだ、こういうふうな説明が今まであったように思うんですけれども、今のお話だと、ま...全文を見る | ||
○西山登紀子君 二つ質問しているんですが、大臣、私は、その三条の二項で、こういう努力規定が消費者にもあるんだぞといって、トラブルになったときに、かえって消費者が事業者から詰められると、そういうことにこれは悪用されませんか。そういうケースは絶対ありませんか。 | ||
○西山登紀子君 裁判になった場合も、それはならない場合も、抑止力というのでしょうか、この法律が消費者の利益を守るためにそういうふうに働くということは非常に大事なことなんですけれども、今大臣がおっしゃったように、この努力規定があるからといって、あんたが悪いんだと、理解が不十分だと、...全文を見る | ||
○西山登紀子君 あるべきではないんですけれども、ないようにするために大臣はどうなさいますか。 | ||
○西山登紀子君 そういった場合には、当国会での大臣の御答弁をぜひ生かすようにという趣旨だと受けとめさせていただきたいと思うんです。 しかし、現実はそんな甘いものではありませんので、やっぱり私は、こういう消費者に対する努力規定を、一方で事業者に対して義務をきちっと課していないと...全文を見る | ||
○西山登紀子君 それでは次に、第四条の第一項第一号と第二項で言う「重要事項」の中には、契約の対象である商品やサービスの内容と契約条件に限られています。ここでもまた限られているわけですけれども。 そこで、政府は、先ほどるる説明ありましたけれども、情報提供に係るトラブルがこの第四...全文を見る | ||
○西山登紀子君 お宅の水は発がん性がありますよというふうに言ったことが非常に動機づけになって浄水器を買っちゃうというようなことは、これはもう対象にならないということになってきて、それはもう民法の詐欺罪でまた解決してくださいということになりますと、やっぱり期待をしている、この契約法...全文を見る | ||
○西山登紀子君 詐欺罪の場合には、詐欺であるという二重の故意というものを立証するのも、訴えた側にその立証の責任があるんですけれども、それを立証する方法というのは例えば具体的にはどんなものをそろえるというんでしょうか、必要なんでしょうか。 | ||
○西山登紀子君 経済企画庁にお伺いいたしますけれども、これは実際、消費者が故意の立証をするということは詐欺よりは易しいんだとおっしゃるんですけれども、先ほども詐欺の場合どういうものをそろえたらいいかとお伺いしましたけれども、私はやっぱり、この内心の故意の立証というのは極めて難しい...全文を見る | ||
○西山登紀子君 私はいろいろ伺ってもよくわからないんですね。 それで、やっぱり内心の、故意でうそをついた、あるいはうっかりして告げなかったにしろ、故意に告げなかったにしろ、だます意思を持って告げなかったにしろ、重要な契約でいいことだけ言って、消費者に利益になることだけ言って、...全文を見る | ||
○西山登紀子君 いや、これはどうも私はちょっと納得いかないんですよね。 やっぱり消費者にとっては、うっかりであろうが、故意であろうが、だます意思であろうが、告げられなくて不利益になれば、それはやっぱり取り消すというのが最も消費者の利益にかなうことでありまして、これはもう常識の...全文を見る | ||
○西山登紀子君 終わります。 | ||
05月12日 | 第147回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第8号 議事録を見る | ○西山登紀子君 私もこの少子化の問題、議員になって以来ずっとかかわってまいりましたけれども、この調査会で非常に濃密な調査が行われてきたというふうに私も感謝をしているわけですが、私自身も認識が非常に深まってまいりました。当調査会全体としてもそうだと思うんですけれども、とても認識が深...全文を見る |
○西山登紀子君 ちょっと事実だけ。済みません、私、乳幼児医療の無料化で質問もしてきたので。 政府の答弁はこうだったんです。難病とかそういう子供に対する手当てはしている、病気の子供にだけ支援をすると差別になるんだという、こういう答弁だったので、これはちょっとなというふうに私はず...全文を見る | ||
05月23日 | 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第17号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 まず、大臣と科技庁にお伺いいたしますけれども、政府の原子力行政に対する基本姿勢をただしたいと思います。 昨年九月に起きたジェー・シー・オーの臨界事故は、痛ましい犠牲者を出し、広範な被害を及ぼしたわけでございます。外国で...全文を見る |
○西山登紀子君 そのような努力をさらに進めていただくということは当然のことなんですけれども、私先ほども申し上げましたように、この事故というのが今までの日本の原子力行政の抜本的な反省を迫るものであったというふうに申し上げました。 私たちは、七〇年代から国会で日本の原子力行政の根...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ちょっと待ってください。具体的に科技庁にお伺いします。 推進と規制の権限がこれで分離されたのかどうか、その点だけ。 | ||
○西山登紀子君 そういう認識が問題だと思うんです。今度の改革で原子力安全委員会が原子力施設の許認可の権限、つまり安全上問題があるときは、施設の新増設はもちろんですけれども、既存の施設についても閉鎖を含むような行政の権限を持つことになるのかどうか。これは科技庁。 | ||
○西山登紀子君 許可権限、こういう行政上の権限を持つのか、原子力安全委員会が。持つんですか、許可権限ですよ。 | ||
○西山登紀子君 だから結局は、安全委員会というのは意見を述べる単なる諮問機関というようなことになるわけです。 それで、大臣にお伺いいたしますけれども、先ほど先に御答弁があったんですけれども、十七日の本会議の質問で、大臣が、通産省としては一次規制の体制強化を図るとともに、来年一...全文を見る | ||
○西山登紀子君 かなり前進したとおっしゃるんですけれども、結局その原子力発電所の設置の許可権限というのは新しい経済産業大臣が持つということでありまして、この原子力安全・保安院の長というものは持ってはいない、持たないということなのでございます。 今までは、科学技術庁それから通産...全文を見る | ||
○西山登紀子君 経済産業省の中で大臣が最終的には推進も規制も責任を持つという、そういう体制にむしろなってしまうという点について、私はやはり条約上の義務を履行することにならないのじゃないかと、この問題点については指摘をさせていただいて、次に移りたいと思います。 本法案の立法の根...全文を見る | ||
○西山登紀子君 その点についてはまた後で議論をしたいと思いますが、法案の内容について伺っていきたいと思います。 政府の高レベル放射性廃棄物の最終処分の方針というのは、俗に三点セットと言われているものですが、廃液をガラス固化する、二つ目は三十年から五十年中間貯蔵して冷却保管をし...全文を見る | ||
○西山登紀子君 それではこの固化、あえてガラス固化とは書いておりませんね。書いてないけれども、これはガラス固化なんだと読みかえるということですか。 | ||
○西山登紀子君 非常に専門的な内容になるんですが、私も少し勉強させてもらいました。 固化といえば、ガラス固化がすべてではありませんよね。固化というのには硼珪酸ガラスのほかに、セラミックあるいはシンロックというような合成岩石を使う方法もあると言われておりまして、一番安定度が高い...全文を見る | ||
○西山登紀子君 極めて重要な法案の審議がこのような形で途中で中断するというのは大変残念なことだというふうに思います。 質問を続けさせていただきます。 それで、先ほど御答弁がありましたけれども、専門家の八木健三東北大学名誉教授の論文を少し勉強させていただきましたら、硼珪酸ガ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 もうガラス固化なんだと、それで地中に埋めてしまうんだということを法律で決めてしまいますと、そういう非常に意欲的に研究もしよう、将来の可能性も含めて一生懸命やってみようという、そういうふうな研究自体が私はやっぱり排除されていってしまうと思うんですよ。 だから、数...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ガラス固化体は国内でつくられるものとフランスやイギリスから返還されたもの、両方ありますね。フランスのものは、東京電力の事業所外廃棄確認申請書に添付されている強度や放射性物質の閉じ込めなどに関する説明を見ると、フランスの規格で確認したことになっているんですよ、フラン...全文を見る | ||
○西山登紀子君 先ほど言った、フランスから返還されたものを我が国で貯蔵するに当たって問題はないか、それは確認をしたんでしょうか。もし検証しているんだったらデータを出せますか。 | ||
○西山登紀子君 データはじゃ出せますか。 | ||
○西山登紀子君 では、後で私のところに届けてください。 もちろん、いろんなモデルとか解析をやっていらっしゃるわけですけれども、高い放射能を含んだガラス固化体が実際五十年にわたってどうなるのか、健全性、安全性が本当にどうなるのかということについては実証されてはいないということで...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ガラス固化の性質そのものについても八木先生が、硼珪酸ガラスというのは高温になると再結晶作用が進んで、細かな割れ目ができて、水中の溶解度が高くなる、こういう指摘もありますし、また御専門の方が、これは同じ、先ほどの市川先生は、ガラスというのは大量の放射性物質を含んで、...全文を見る | ||
05月25日 | 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第18号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 きょうは本当に参考人の皆さんありがとうございます。 まず、最初に森嶌参考人にお伺いをしたいわけでございますが、先ほども同僚委員の方から御紹介がありましたが、森嶌参考人が九九年四月号のエネルギーレビューで「高レベル放射性...全文を見る |
○西山登紀子君 続きまして、森嶌参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど画竜点睛を欠くというお話がありました。私もその点は非常に大事な点だと思っております。 この懇談会報告では、「実施主体は、確実に事業を推進する責任と安全に処分施設を管理する責任を負う。」と指摘しているんで...全文を見る | ||
○西山登紀子君 二年というお話がありましたけれども、実はこの五月十二日付の電気新聞には、電力業界は七月に主体を設立するための準備組織を設置して、十月には政府が許可をする方針にしていると報道がされている。 これが事実とすれば、将来定められるでありましょう安全規制がクリアできる組...全文を見る | ||
○西山登紀子君 続いて恐縮でございますが森嶌参考人にお願いします。 懇談会報告のところで、処分事業と立地地域の共生の部分で、先ほども単にお金を配るだけではなくて共生を考えなきゃいけないという御説明があったんです。私読ませていただいて、ちょっとお聞きしたいんですが、処分場の「地...全文を見る | ||
○西山登紀子君 それでは最後の一問で松田参考人にお伺いをしたいわけですけれども、核燃料サイクル機構の第二次取りまとめの結論は、火山や断層などの活動やその影響を受ける地域を除けば地層処分の適地があるというふうにしているわけです。先ほど先生も適地があるんじゃないかというふうにお答えを...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ありがとうございます。 | ||
○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。きょうは参考人の皆さん、本当にお忙しいところ、ありがとうございます。 まず最初に、高嶋参考人と橋本参考人のお二人にお伺いしたいわけですけれども、ジェー・シー・オーの臨界事故というのは、私も事故後、調査団の一員として現地にも参...全文を見る | ||
○西山登紀子君 私ども日本共産党は、今の政府の原発推進政策については大きく批判をしておりまして、見直しを求めている立場でございます。ですから、高レベルの放射性廃棄物にいたしましても、発生者責任でもってサイトの中に当面貯蔵し、そして安全な処理方法もきちっと科学的に現世代の責任におい...全文を見る | ||
○西山登紀子君 現状では、最終処分場をつくるということについてまだ国民的なコンセンサスがないと思います。ですから処分場の設置がなかなか進まないということもある。 そういうときに、中間貯蔵という形がかなり長期に存在するという先ほどの同僚の質問がございましたけれども、その場合に、...全文を見る | ||
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。 それでは、高嶋参考人にお伺いをしたいと思うんですけれども、こちらの経過、ずっと詳しくお伺いいたしまして、今なおなかなか地元の理解は得られていないという御発言がございました。 月吉地区に超深地層研究所が計画されているわけですけ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 続いて高嶋参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど来、いろいろそういうふうに説明はしたり国からのお墨つきもあると言うけれども、住民の皆さんはやっぱり不安を払拭できないんだということをおっしゃいました。 私は、なぜできないのかということについて、やはりジェー・...全文を見る | ||
○西山登紀子君 時間が来ましたので、お二人にお伺いしたいんですけれども、高嶋さんと橋本参考人です。 いずれも法律が早く成立してほしいとおっしゃったわけですけれども、しかしそれぞれに最終処分地に我がふるさとをするのは反対だと、こういう御意見なんですけれども、この法律が成立した後...全文を見る | ||
○西山登紀子君 終わります。 | ||
05月30日 | 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第19号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 前回に引き続いて質問をさせていただきますが、まず最初に、大臣の御感想を聞くことになっておりましたこのビデオです。これは、核燃料サイクル開発機構がつくりました「未来への選択」という地層処分に関するPRビデオなんですけれども、...全文を見る |
○西山登紀子君 前回、私がとりわけ注意をして見てほしいということで申し上げたのはこれですよね。このキャニスターのそばにキャスターが無造作に立っている。これは、前回旧動燃が八四年のパンフレットにもこのような、この前は女性がそばにいるという写真なんですけれども、それは四十万キュリーの...全文を見る | ||
○西山登紀子君 そういう受けとめは私はやっぱり納得いかないんですよ。 といいますのは、私も繰り返しこのビデオを見ました。専門家が見ますと、あんな危ないことを強調するようなことという反面、素人が見ると、あああの程度の安全かということがむしろ印象に残ってしまう、こういうビデオです...全文を見る | ||
○西山登紀子君 やはり、国会でこういう私も意見を言わせていただいておりますので、これからも十分指導をしていただきたいと思うんです。 やはり、私のような者が見てもこれはいかがなものかなと思う箇所が幾つも幾つも出てきているわけですから、これはやっぱり安全神話を振りまくという批判を...全文を見る | ||
○西山登紀子君 質問に答えていないので、ちょっと…… | ||
○西山登紀子君 質問に端的にお答えいただきたいと思います。私が言ったことをまた繰り返さないでください、時間が少ないので。 今の結論は、地層処分に適さない地域を具体的にどことどこか日本の地図の上にプロットしてほしいと言ったら、それはできないという御答弁ですね、結論を言えば。 | ||
○西山登紀子君 その答弁は私は説得力がないと思いますよ。 見せていただきました第Ⅲ章の四十三ページです。ここのところで、「まとめ」ということでこんなふうに述べていらっしゃるじゃないですか。 地質環境の長期安定性に影響を及ぼす可能性のある天然現象については、現象の種類や地域...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ここまで、活動の場所とか規模とかいうものまで追跡することができたと言っているわけですから、では、その活動それからその変動の規模で先ほど言った三つの内容に当てはまって不適切だというところを日本列島のどこなのかということをプロットするということは、それは私はできて当た...全文を見る | ||
○西山登紀子君 一般的に地層処分の適地を評価するというようなものであれば、今までだって火山や地震の影響を受けない地域というのは、例えば「火山カタログ」だとか「日本の活断層」などの既存の蓄積や資料などがたくさんあると思います。これほどの手間をかけた調査をしなくてもいいことではないか...全文を見る | ||
○西山登紀子君 一般的なことを言っているんじゃなくて、もうこうやって法律も出していらっしゃって、地層処分をやるんだ、これが最もいいんだといって法律を出してきていらっしゃるわけですから、その根拠になっているのがこのレポートなんですよ、取りまとめの。なので、そこで除外できるところを、...全文を見る | ||
○西山登紀子君 参考人の松田先生は、「問題点」というところで、この間の参考人のところで、「地表でみつかる活断層はマグニチュード七程度以上の大地震の跡であり、それによって予測できるが、それよりも小規模(マグニチュード六・七程度以下)の地震では一般に地表に跡を残さないので現状では予測...全文を見る | ||
○西山登紀子君 いや、短く。時間がないので。 | ||
○西山登紀子君 先ほど私が御紹介しました岩盤地下水工学の専門家の方は、このレポートをお読みになっての御意見として述べられたわけでございます。科学者が、日本列島における地層処分の安全性がまだ実証されていないよ、研究段階であるよというふうに主張されている、そういう専門家がいらっしゃる...全文を見る | ||
○西山登紀子君 いつごろ、全部埋めちゃうかと、埋め戻しをするとか、そういうこともまだ決まっていない。これから決めるということなんでしょうか。 | ||
○西山登紀子君 その安全規制の関係で、例えば常時管理する必要があるということになれば、それは埋め戻さないでずっと管理を続けると、こういうこともあり得ますか。 | ||
○西山登紀子君 では、質問を急ぎます。 ところで、政府はこうした処分場を何カ所おつくりになるつもりですか。 | ||
○西山登紀子君 原子力発電が始まって現在までガラス固化体に換算しますと一万二千六百本分が蓄積されている。二〇一五年までを予測すると、それは四万本になる。九八年五月の原子力委員会高レベル放射性廃棄物処分懇談会の報告書によりますと、二〇三〇年までの原子力発電による発電量では既に存在す...全文を見る | ||
○西山登紀子君 もう少し具体的に。今四万本だと、将来ふえていくと七万本だと、もっとふえると。こういうときに何カ所もつくるんですか。どうなさるんですか、ふえてきたら。 | ||
○西山登紀子君 じゃ、次に移りたいと思います。 参考人でお越しいただきました岐阜県の高嶋市長さんの方から、東濃地区の超深地層研究所について地域住民の皆さんが非常に心配をなさっていて、その懸念が払拭されないという御意見をるる述べられましたので、私もその点についてお伺いしたいと思...全文を見る | ||
○西山登紀子君 二十年がかりの計画で、今第一段階、深さ千メートル規模のボーリングを掘っているということですけれども、その研究の一部がこちらのレポートにまとめとして載っているんだということでしょうけれども、やはり千メートルのボーリングをやって今から二十年にわたって研究をしていくとい...全文を見る | ||
○西山登紀子君 続いてお聞きしますが、この超深地層研究所の計画というのは、この法案が今出されているわけですが、この法案の前にもう既にスタートしている施設でございます。ですから、処分場ということでもありませんので、この法律の対象外の施設である、このように考えてよろしいですか。 | ||
○西山登紀子君 続いてお伺いいたします。 これは二十年続けて研究をするというわけですけれども、高レベル放射性廃棄物の処分を行う際に必要なデータを得るというこの計画の、そもそもの計画はそういうところから出ているということでありますと、そのことは、政府はいろいろそうじゃないという...全文を見る | ||
○西山登紀子君 大臣にお伺いしますけれども、繰り返し大臣も岐阜には持ち込まない、青森、北海道にも持ち込まないとこの法案の審議の中でも答弁をなさっていますよね。しかし、住民の皆さんはそれでも不安なんだと、信頼できないんだという御意見もあるわけですね。 そこでお伺いいたしますけれ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 もう少しこの法案に沿って具体的にお伺いしたいんですが、ということは、この岐阜、青森、それから北海道は概要調査地区にも精密調査地区にも最終処分施設建設地域にもならない、そういうふうに理解していいですか。 | ||
○西山登紀子君 その御答弁だとちょっと微妙なんですよね。知事とかそれから首長の意向によっては許可することもあり得るというふうになりませんか。住民が反対していても自治体の長がオーケーするというようなことがあれば。今までの答弁は、もうこれは一切除外するんだという、こういう御答弁だった...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ぜひその方向を堅持していただきたいと思います。 時間がないので、あと一問お伺いしますけれども、本法案の第二十条によりますと最終処分の安全確保の規制は別の法律で決めるということになっているわけですけれども、処分方法については決めておきながら安全規制の基準は先送り...全文を見る | ||
○西山登紀子君 安全規制が後回しになって、そして仕組みだけが、そして法律だけが先に突っ走って、これで処分をやっていくんだということなんです。ですから、この法律を見ますと、第一条にも安全という言葉がありませんし、第三条に規定されている通商産業大臣の基本方針の中にも安全という言葉がな...全文を見る | ||
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律案に対し、反対の討論を行います。 政府は、使用済み核燃料の再処理後に残る高レベル放射性廃棄物をガラス固化して地層処分することを方針としていますが、高レベル放射性廃棄物は数万年も継続する危険性を持...全文を見る | ||
11月08日 | 第150回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 地方自治体の方々から具体的な少子化対策ということでお話をいただくというのは、大変私も勉強になりました。この調査会では六月に提言を出してまいりましたけれども、ぜひそういう調査会の提言などもまた参考にもしていただきたいと思うん...全文を見る |
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。 | ||
11月16日 | 第150回国会 参議院 経済・産業委員会 第4号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 まず、私は最初にIT革命についての大臣の基本的な御見解をお聞きしたいと思いますが、IT、情報通信技術の発展というのは、人類の文化技術の発展の中でも画期的な一段階を開きつつあると思います。特に、インターネットの発展と普及、多...全文を見る |
○西山登紀子君 次に、この法案について御質問をさせていただきますが、この法案は、書面の電子化について五十本の法律を一括処理して提案しているわけですね。しかし、それぞれの法律には固有の目的や制定の経緯があります。それぞれに審議をして対策をとる必要があると私は思っております。 書...全文を見る | ||
○西山登紀子君 それぞれの省庁で検討したというんですけれども、国会の審議でもやっぱりそれぞれ検討しなきゃいけないと思うんです。生まれも育ちも違う五十本の法律を一括して、しかも短時間で成立させるということは私は非常に乱暴じゃないかというふうに思っております。消費者など契約当事者の権...全文を見る | ||
○西山登紀子君 率直に具体的な要求はなかった、こういうことなんですね。法律の横並びで一括でやろうという動機が先に走っているという感じが私は否めないと思うんです。私が伺った障害者団体などでは、むしろ慎重に行ってほしいという御意見もあります。 この福祉法というのは、この六月に実際...全文を見る | ||
○西山登紀子君 非常にたくさんあります。 それで、私がきょうこちらに持ってまいりましたのは、福祉サービス利用援助契約書というものなんですけれども、非常に膨大なものです。(資料を示す)これは実名をちょっと伏せるためにこういうふうに伏せておりますけれども。 私、これをいただき...全文を見る | ||
○西山登紀子君 介護サービスの書面の交付、これも私は実際に特別養護老人ホームの役員の方に聞いてまいりましたけれども、実際やってみますと、利用者の方に対面で一つ一つ丁寧に説明してもなかなか難しい、一々反応を確認しながら進めているんだけれども、やはり非常に時間がかかるし困難が伴います...全文を見る | ||
○西山登紀子君 十分に私は慎重に行うべきだということを再度申し上げまして、別の角度からお聞きをしたいと思います。 次に移ります。 情報通信技術の発展は、障害者、高齢者の社会参加、それから自立に新しい可能性を与えております。こうした方々こそITの発展の成果を活用できるように...全文を見る | ||
○西山登紀子君 厚生省も、従来の考え方からやっぱり飛躍をしていただかなければならないと思います。今IT革命、政府が言っているんですからね。 多機能だから日常生活用具に支給しないというのは、これは本当におかしな話でございまして、障害者の完全参加と平等というのは、これは政府がやっ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ぜひ頑張っていただきたいと思います。 次に、先ほど大臣もIT革命について基本的なお考えを述べていただいたわけですけれども、この陰の部分、しかもIT基本法を見ましても欠落している問題として労働者の健康問題があるんですね。このIT社会を支えていくコンピューター作業...全文を見る | ||
○西山登紀子君 大臣がお認めになりましたのでそれ以上はというふうに思うんですが、実は私は、IT戦略会議の構成員のメンバーを見ましても、これはやっぱり大企業の社長さんばかりで、労働者、労働組合の代表は一人も入っていませんよ。欠落するのが当たり前だと思うんです。非常に大事な問題なんで...全文を見る | ||
○西山登紀子君 企業任せでは絶対にだめだと思うんです。しかも政府がIT革命ということで音頭をとっている。ある雑誌を見ますとIT特需というような言葉も生まれるぐらいに、ある企業は非常にそれで経済的な利潤を上げているという一方で、労働者の問題はそれぞれの企業、事業所の問題ということで...全文を見る | ||
○西山登紀子君 実際の数もつかまれていないということも驚きなんですけれども、しかし八八年から、二三%が今九〇%以上超えておるというこの数の進展は非常に大きな、大変な変化だと思います。 そこで、この指針が実際どのように職場の安全衛生に生かされてきたのかということでお伺いしたいん...全文を見る | ||
○西山登紀子君 八八年が三三・六で今が一五・三ということは、時間管理を行っていない事業所はおよそ半分に減っているということですね。 では、次に聞きます。VDT作業時間に上限を設けている事業所はどのようにふえてきているでしょうか。 | ||
○西山登紀子君 VDT作業時間に上限を設ける、つまりそれは予防するためですね、労働災害を。健康を保つために作業時間に上限を設けている、その事業所も四・七から三・一に減っているということは、これは非常に重大じゃないでしょうか。指針に強制力がないために何の効果も上げていないばかりか、...全文を見る | ||
○西山登紀子君 五・九が九・九ということですが、およそ十年以上たってもこのような率であります。 私は、技術革新と労働に関する実態調査報告、九八年版、これが出ておりますので、それを少し勉強させていただきましたが、健康診断を実施しているのは九・九%なんですね。つまり実施していない...全文を見る | ||
○西山登紀子君 その見直しはいつごろどういう形で行いますか。 | ||
○西山登紀子君 私は指針の見直しは必要だと提起をいたしましたが、問題は、指針というのはガイドラインでございます、そのガイドラインだけでいいのかということなんです。 一つ事例を出したいと思います。京都の職対連という組織がございますが、そちらの方からいただいた資料でございます。最...全文を見る | ||
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、このITというのは非常にグローバルな発展をしているわけですが、この労働災害についても非常に国際的に大きな問題になっているんですね。 ILOがことしの十月十日付で「ILO職場の精神衛生報告書」というものを発表してい...全文を見る | ||
○西山登紀子君 終わります。 | ||
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、書面の交付等に関する情報通信の技術の利用のための関係法律の整備に関する法律案に対する修正案について、その提案理由及び要旨を御説明いたします。 本法案により一括改正される書面交付義務等は、消費者や下請事業者の保護など、それぞれ法の目的...全文を見る | ||
11月27日 | 第150回国会 参議院 経済・産業委員会 第6号 議事録を見る | ○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。 本法案の重要な改正点の一つの貸し渋り条項に関連しまして、京都の二信金問題について質問をいたします。 ことしの四月四日ですが、当委員会で私は京都の二信金の破綻と事業譲渡問題について質問をいたしました。一月十四日に京都中央...全文を見る |
○西山登紀子君 もちろん、破綻したままでは困るわけでございまして、適切な譲渡はされるべきだと考えます。ただ、許可されたということなんですけれども、それではその適格性の認定そして許可、その中身が果たしてどうなのかということで確かめていきたいと思います。 四月四日の答弁では、金融...全文を見る | ||
○西山登紀子君 私どもの調査では、私どものところに届いている内容は極めて中身が厳しいものになっているということでございます。 次にお伺いいたしますが、政府系の貸し渋り対応の特別貸付制度による二信金問題への対応はどうだったのか、どのように生かされてきたのか、お伺いをいたします。 | ||
○西山登紀子君 予算の額ですけれども、四月四日の答弁のときに岩田中小企業庁長官は私の質問に対しまして、この特別保証枠の制度についても、この二信金問題も考慮に入れた配慮をして財源の配分を行った、こういうふうに答弁をされているんですけれども、その数字、それからどれぐらい使われて、どれ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 あと幾ら残っているか、聞いたんですが。 | ||
○西山登紀子君 もう一度、その差額というのは幾らになりますか。 | ||
○西山登紀子君 あと使えるお金が三千七十億近くあると、こういう理解でいいんでしょうか。 | ||
○西山登紀子君 現場では非常な苦労が続いておりますので、さらなる増額ということで要望が上がっているはずでございます。 次にお伺いいたしますが、九月ごろからRCC送りについて大変な不安が広がっておりますが、RCC送りの予定になっている件数、これは幾らでしょうか。 | ||
○西山登紀子君 そういたしますと、引き継がれるのは九六%、四%は受け継がないでRCCに送っちゃう、こういうことなんですか。 そこで、これは非常に私は異常なことだと思っているんです。普通の銀行の取引なんかでRCC送りになるなんということはめったにありません。十月になりますと、あ...全文を見る | ||
○西山登紀子君 詳細が公表されていませんから、妥当と言われてもみんな納得いかないんですよ。 いろいろ調べてみますと、RCC送りにされますよという通知を受けている人の話を聞きますと、例えば、黒字だ、返済滞納はないんだというような人まで次々とRCC送りの承諾書をとられに来ていると...全文を見る | ||
○西山登紀子君 言葉で適切にとか言われるんですけれども、RCC送りを通告された業者というのはまさにもうのど元に短剣を突きつけられたような状態なんですよね。 例えば一つの例。洋服販売業を営んでいる方がいらっしゃいます。その方が、京都みやことは西陣信用金庫の時代から三十年のつき合...全文を見る | ||
○西山登紀子君 二信金に対する白紙委任の、ここにありますよ、こういう証書を持たせて、判こを押してくださいと。押さなかった場合と押した場合では、後、行った先が対応が違いますよと、実際言われているんですよ。知らないとしたら金融庁の監督不十分ですよ、これは。知ってやらせているとしたらも...全文を見る | ||
○西山登紀子君 大臣の御答弁、もう少し具体的に今緊急な対策としてやっていただけることを御答弁いただきたいと思っていたんですけれども。 今が大変なんです。十二月十八日までのこの期間、それから完全譲渡になる一月四日までのこの期間、これが非常に大変です。京都連絡会議は八月三十日に開...全文を見る | ||
○西山登紀子君 最後に、大臣に二つお伺いします。 今、京都の善良な中小企業の経営を圧迫し、家族を路頭に迷わせるような二信金の破綻ということが起こっていますので、この特別保証枠の資金配分をさらに重点化をして増額していただきたいということ、政府系金融機関の二信金関連の例えば特別枠...全文を見る | ||
○西山登紀子君 ありがとうございました。 | ||
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、中小企業信用保険法及び中小企業総合事業団法の一部を改正する法律案に対する修正案について、その提案理由及び要旨を御説明いたします。 今回提案された中小企業信用保険法及び中小企業総合事業団法の一部を改正する法律案には、無担保保証の限度額...全文を見る | ||
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、中小企業信用保険法及び中小企業総合事業団法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。 政府が本法案を提出した目的は、中小企業金融安定化特別保証制度を来年三月末で打ち切るために、その根拠条項を削除することにあります。 政府...全文を見る |