西山登紀子

にしやまときこ



当選回数回

西山登紀子の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは参考人の皆さん、ありがとうございます。  この調査会も少子化問題をテーマにずっと調査活動を続けてまいりまして、いよいよ二十一世紀の初めの調査会ということになったわけですけれども、まず最初にお伺いしたいのは、清家先...全文を見る
02月21日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは非常に具体的な興味のあるテーマで参考人の皆さんのお話を聞きまして、大変うれしく思っております。  お二人にお伺いしたいわけですけれども、私たちはこの調査会で少子化の問題をテーマにしながらずっと調査を続けておりまし...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。頑張ってください。
02月23日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは、乳幼児医療の助成制度について質問をさせていただきます。  当委員会は、平成十二年、二〇〇〇年の五月にこういう中間報告というものを出しまして、その中で少子化問題についての提言を行っております。この提言の中で、提言...全文を見る
○西山登紀子君 時間が大変短いですから、今、最新の実施状況について私はもう少し詳しく御報告いただきたかったわけですけれども、もういいです。  私も、九二年、国会に参りましてから、ずっとこの乳幼児医療の助成問題を取り上げてまいりましたが、最近のこの拡充、各自治体が拡充するというの...全文を見る
○西山登紀子君 それ、総事業費ですよね。
○西山登紀子君 いよいよ国の助成制度が切実に求められるということでありまして、各自治体からもそういう国の助成をやってほしいという要望は届いていると思います。  一体幾らぐらいでこの助成が可能になるのか、この試算をしていらっしゃいますか、どうですか。していらっしゃったら御報告をし...全文を見る
○西山登紀子君 試算をして研究、検討をしていらっしゃるということだと思うんですけれども、これは例えば六歳未満までせめてやってほしいというお声もあるんですけれども、六歳未満の医療費の助成を国が仮に実施するとすれば、どれぐらいかかりますか。
○西山登紀子君 これは政府としてここの国会に公式に発表されました初めての数字じゃないかと思うんですけれども、どうでしょうか、試算の数字としては。
○西山登紀子君 少なくとも、私の経験からいいますと、政府としてこういうふうに試算をして、乳幼児医療の助成制度を例えば一歳までやれば半分で百七十億、三歳までやれば五百十億、六歳未満までやれば千二十億という具体的な額まで出してお答えいただいたのは、私は初めてじゃないかと思うんですね。...全文を見る
02月28日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうはお二人の先生方、大変ありがたい、いろいろ御示唆に富んだ陳述をいただきましてありがとうございます。この少子化対策、少子化問題についてこの調査会でもずっと深めてまいりましたけれども、私は、いよいよ核心に迫るいろんな調査...全文を見る
03月15日第151回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  公述人の皆さんには本当にありがとうございます。まず笹森公述人の方に先に御質問をさせていただきまして、後ほど菊池公述人にも御質問をさせていただきたいと思います。  まず笹森公述人にお伺いしたいんですけれども、先ほど今年度の...全文を見る
○西山登紀子君 ありがとうございます。  続いて、笹森公述人に少子化問題についてお伺いをしたいと思います。  こういうパンフレットを見せていただきました。「仕事と家庭の両立支援法の制定」ということで、大変熱心に取り組んでいらっしゃるということで、私も大変力づけられたと思います...全文を見る
○西山登紀子君 もう時間ですね。  済みません、時間が参りましたので失礼いたします。
03月22日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  先日、大臣の所信もお聞きいたしましたし、きょうは予算の説明も受けたわけでございますが、まず最初に、大臣の政治信念についてお聞きをしたいと思います。  大臣の所信の中には、今国会で大問題になっているKSDのこの疑獄の問題に...全文を見る
○西山登紀子君 国会としてはこれからもこのKSD疑獄の真相の究明を引き続き行うということは当然でございますし、何よりも政官財の癒着をきちっと断ち切っていく、そして中小業者の皆さんの本当の暮らしと営業を守るために行政が力を尽くすということが今求められているわけですね。  私は一方...全文を見る
○西山登紀子君 KSDは八八年に二十九万事業所、五十万人だったんですが、二〇〇〇年には六十二・五万事業所で百七万人が加入するという数の増加なんですね。やっぱりそれは公的なそういう補償制度が不十分だということで、民間のKSDがそういうふうに伸ばしてきたと。その点に目をつけてああいう...全文を見る
○西山登紀子君 昨年の質問で、私は、いわゆるRCC送りという言葉は訂正いたします、RCC移譲というふうに言いかえてほしいという御注文がございましたので、RCC移譲というふうに言いかえますが、RCC移譲の乱造が行われているという問題を提起いたしました。実際、京都で二信金の処理にかか...全文を見る
○西山登紀子君 その中で、正常債権が含まれている率なり額なり、そういうのは把握していらっしゃいますか。
○西山登紀子君 これはやはり金融機関が正常債権までRCCに移譲しているという、非常に私は乱造だと言ったんですけれども、これはやっぱり銀行が全国的なモラルハザードを起こしているんじゃないかというふうに思います。これ、もっと正確に厳密にきちっと調査をしていただきたいんですが、どうです...全文を見る
○西山登紀子君 私がつかんだ情報でも、京都の二信金だけでも七百から八百あるというんですよ、正常債権なのにRCCに移譲されたという部分がですね。ですから、ちょっと時間がないですが、これはやっぱりきちっと調べる必要があるというふうに思います。  それで、RCCにいわゆる移譲されたそ...全文を見る
○西山登紀子君 私もRCCの京都支局へ行ってみました。非常に丁寧に対応してくださいました。私、国会議員だから対応されたというふうに思いたくありません。ほかの皆さんもそういうふうにしていただきたいというふうに思うわけですけれども、今通知を出したとおっしゃった。これなんですよね。たっ...全文を見る
○西山登紀子君 約定どおりと言うんですが、約定どおり返していたんですよ。ところが、その二つの信金が破綻しちゃったので急にRCCになっちゃったわけですよ。その移譲するときにトラブルがあって、なかなかスムーズに返せなかった。その期間は、やっぱりそれはこちら側の問題としてカウントしない...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひよろしくお願いをいたします。  次に、RCCに行ったときに、早くRCCから脱却してほしいという言葉をお聞きいたしました。つまり、卒業してほしいと言われたわけです。しかし、私考えましたら、もともと入学すべきでない正常な債権も入っているんですから、押しなべてみん...全文を見る
○西山登紀子君 では、このテーマの最後に大臣にお伺いしたいわけですけれども、七号規定の活用が非常に急務になっているわけですけれども、今ならネガティブリストというのがあるわけですが、四月からはこのネガティブリストというのが廃止されてしまいます。今でも、京都の場合ですけれども、七号認...全文を見る
○西山登紀子君 私はせめて、この七号のネガティブリストの延長と同時に、三十兆円の枠がありますね、それを三月末でもう終わりだというふうにしないで、あと三兆円ほど枠が残っておりますから、ぜひその分も中小企業の皆さんの融資のために使っていただくという英断を大臣に要望しておきまして、時間...全文を見る
○西山登紀子君 四月一日からなんですよね。ところが幾らになるかわからないんですね。そうすると、消費者に幾ら理解と協力を求めても、リサイクルの料金はわかっているのだけれども、いざどれだけ払わなきゃいけないかというのはわからないんですね。  いろんな報道によりますと、値段はいろいろ...全文を見る
○西山登紀子君 私は、答弁は大臣にお願いをしていたわけですよ。ちょっと今の御答弁では私は今この懸念される不法投棄、混乱というのは解消されないし、大変なことになっていくんじゃないかと思っております。  廃家電の処理の八割というのは小売店を通じての回収になるわけですけれども、今、小...全文を見る
○西山登紀子君 法律の建前はそういう設計になっているんですけれども、その設計が非常にうまく動かないよというのが今実際実態として出ているわけなんですよ。だから私は、いろんなやり方があって、メーカーがその分をサービスで持っていきますよというふうなことだってやってもらったらいいと思うん...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。
03月22日第151回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょう私は京都の迎賓館問題について質問をさせていただきます。  今年度の予算に第二迎賓館の本体工事を含みます費用として二十一億六千万円が計上されております。この京都御苑に迎賓館を建設する計画には、当初よりむだと環境破壊、...全文を見る
○西山登紀子君 委員のお一人は、審議する上での材料不足を挙げて、いろいろ迷ったあげく反対をされたということが記録ににじみ出ております。この審議会の状態を見れば、私は到底計画の強行というのはできないというふうに考えます。  最大の問題は、なぜ第二迎賓館が必要なのかというこの素朴な...全文を見る
○西山登紀子君 私は、根拠を説明していただきたいというふうに申し上げたわけですよね。それで、実績二十五件とおっしゃいましたけれども、もう少し詳しく見てみますと、赤坂迎賓館、国賓、公賓、賓客と、こういうふうに数を出してみますと、十件、九件、七件、六件、四件というふうに、二〇〇〇年度...全文を見る
○西山登紀子君 赤坂迎賓館もずっと利用数が減っている。京都迎賓館の利用数がそれを上回るということは、これは考えられないわけですね。さらに、京都では十年間で国賓、公賓が来られたのが十一回でございます。宿泊はわずか六回でございます。年一回あるかないかでございます。しかも、京都には亡く...全文を見る
○西山登紀子君 もう少しはっきり言ってください。三権の長のどなたがいつからいつ来られるので迎賓館を使いたいというその決定はだれがするんですか。閣議で決定するんじゃないんですか。
○西山登紀子君 閣議の了解、閣議の決定が要るんですよね、あの迎賓館を使うときには。京都迎賓館も同じですね。
○西山登紀子君 外国の賓客をお受け入れするというのは大変重々しいことなんですよね、閣議決定が要るんですから。そこが私は一番の問題だと思います。  もともと京都御苑というのは、二十四時間ですね、新宿御苑なんかとは違って自由な使用です。年間数百万人の市民が使っているんです。朝は早く...全文を見る
○西山登紀子君 いや、京都迎賓館自身も何か違う理由に、二つの理由で使うとおっしゃったでしょう。
○西山登紀子君 それはとんでもない御答弁だと思いますよ。まず外国の側が私は拒否すると思います。そんないいかげんな迎賓館を使うわけにはいかないんですよ。赤坂迎賓館に行って、私も教えていただきました。歩いてもみましたけれども。先遣隊が来て安全かどうか、もう水の蛇口まで全部、ガスの入り...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。
04月10日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  まず大臣に、伝統的工芸品産業振興についての基本姿勢を伺いたいと思います。  本法案は、一九七四年に、我が党も入りました五会派の共同提出ということで、議員立法で成立した法律でございますが、九二年に法改正が行われました。しか...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、具体的にお伺いしていきたいと思いますが、今皆さんのお手元に、京都市からいただいてまいりました「京都の伝統産業」のリーフがございます。京友禅、こちらにございますが、これが京友禅でございます。具体的に活性化計画でどうなるのかということなんですが、京友禅、非常...全文を見る
○西山登紀子君 大いに期待をしていきたいと思います。  次に、未指定産地の問題についてお伺いしたいと思いますが、任意団体でも指定が受けられるようにするというわけですが、どのくらいの数が増加すると見込んでいらっしゃるのか、お伺いをいたします。
○西山登紀子君 すべての未指定産地を一気に一律的に指定をするというふうなことは申し上げませんけれども、一定の基準緩和があれば指定を受けたいという産地がございます。  我が党の調査によりましても、埼玉県ですが、県内の産地は非常に小規模なものが多いので、基準が緩和されたら小川和紙だ...全文を見る
○西山登紀子君 やっぱりこれだけ減少してきているということについては、その点はリアルに見て、伝統工芸ということについては全体として支援をしていくという政府の姿勢がなければこれは食いとめられないし、より振興するということにはならないと思うんですね。  それで、ちょっと急ぎますが、...全文を見る
04月18日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  最終報告をまとめるに当たりまして幾つか御意見を申し上げたいと思います。  党の基本見解は畑野理事が述べたとおりでございます。  私は、少子化問題の解決の第一歩というのは社会全体がこの問題を正面に据えて取り組むことだと痛...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  まず最初に、中小企業分野の女性の地位の向上の問題について質問をさせていただきます。  小泉内閣は五人の女性閣僚を擁立いたしました。これはやはり二十一世紀の新しい時代の流れではないかと思います。ただ、表紙は非常にカラフルに...全文を見る
○西山登紀子君 その業者婦人の置かれている実態はどうかということでございます。この業者婦人の皆さんは、営業と暮らし両方支えて、そして今大臣もおっしゃったように、地域でも非常に重要な役割を果たしているんですけれども、しかしその暮らしぶり、営業の実態というのは非常に大変な、深刻な状態...全文を見る
○西山登紀子君 私の地元は京都ですけれども、京都独自でもこういう実態調査をずっとやっているということ、非常に熱心でございますので、ぜひ中小企業政策に生かすというふうにしていただきたいと思います。  さらに、この業者婦人の実態調査について、九九年百四十六国会で初めてですが、業者婦...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと聞いていないことまで御答弁されているので、こっちの方が戸惑ってしまうんですけれども、大臣にお伺いしましたのは、この基本計画の中にいわゆる業者婦人の実態調査をするんだということが具体的に盛り込まれたということの意義、評価、そのことをお聞きしているわけです。二...全文を見る
○西山登紀子君 大臣のイニシアチブをぜひ発揮していただきますように求めておきたいと思います。  次に、テーマをネクタイの問題に質問していきたいと思います。  今ネクタイ業界が非常な窮状でございますが、私も出身は京都でございますので、いろいろと西陣織工業組合の方々、ネクタイの部...全文を見る
○西山登紀子君 こういう産地の窮状を何とかしようということで、全日本ネクタイ工業連盟が四月十九日に総会を開かれて、セーフガードの発動を政府に申請していこうという申請のための予備調査を始めていらっしゃるという状況でございます。  五月に京都の市議会でも、私たちの党の議員がセーフガ...全文を見る
○西山登紀子君 やっぱり産地の人はセーフガードを発動して輸入の急増に対して歯どめをかけてほしいという、そういう切実な願いを持っているわけですよね。そこで、全体のネクタイの輸入が急増しているということもあるんですが、中でもその特徴的なのはやっぱり中国からの安いネクタイの輸入でござい...全文を見る
○西山登紀子君 ネクタイというようなものは、本当に何本でも何本でもたくさんむやみやたらに買うものじゃないと思うんですよね。そうすると、やっぱり総量は大体こういうふうに枠が決まっていますと、一年ごとというふうに見ると、そうたくさん、急増というふうにならないということかもしれませんけ...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、次のテーマに移りたいと思います。  小泉内閣、小泉総理は、施政方針演説の中で、内閣の第一の仕事は緊急経済対策を行うこと、従来の需要追加型の政策から、不良債権の処理や資本市場の構造改革を重視する政策へかじ取りを行うということで、それも二年から三年以内に不...全文を見る
○西山登紀子君 時間が迫ってきましたのでちょっと先に走りますけれども、大臣もこの影響が非常に出るということ、量的には数はおっしゃらなかったわけですけれども、これは相当大きな数でございます、予想されるのは。私は京都の二信金の破綻の問題、質問もずっとさせていただいておりましたし、本当...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私の選挙区は京都でございまして、本日提案されております国会決議案に関連いたしまして、京都ではこの七年間、京都御苑に迎賓館は要らないという粘り強い住民運動が起こっております。むだと環境破壊とそれから市民追い出しの迎賓館は要ら...全文を見る
○西山登紀子君 京都御苑は、戦後のいわゆる民主化の流れの中で、国が公共の福祉厚生のために決定をいたしました国民公園の一つでございます。ほかに国民公園はあるかといいますと、皇居外苑、新宿御苑がございます。国民公園は全国に三つしかございません。それほどに歴史的にも重要性と特殊性を持っ...全文を見る
○西山登紀子君 質問だけに答えていただきたいと思います。まだそこまで聞いていないんですよね。  結局、旧皇室苑地整備運営計画に関する件というこの文書の中には、特に、国民公園の中には関連のない施設は設けちゃいけない、「特に営利を主目的とし、又は権利を伴う諸施設の設置は、これを認め...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、迎賓館のような施設は、一般的に国民公園に建設可能な建物に当たりますか。
○西山登紀子君 迎賓館というのは国民公園には建てられない建物であるということですよね。  つまり、この案件というのは平成六年十月二十五日の閣議了解に基づいて提出されているんですけれども、今明らかになりましたように、そもそも国民公園には建ててはいけない建物を建てましょうということ...全文を見る
○西山登紀子君 ですから、財産変更を伴う国会決議をしていないこういう武道館などは、国民が自由に出入りできる、開かれた施設だということで国会決議は不要だということだったわけですね。  それではお伺いしますけれども、今度の場合、なぜ国会決議を必要としているのでしょうか。
○西山登紀子君 先ほど、迎賓館というような建物は一般的に国民公園には建たないという御答弁がございましたが、やっぱりこの国会決議を必要として公共用地から公用地に変えるということは、迎賓館の性格上、非常に閉鎖的で権力性を伴っている。ですから、国民の一般の人が自由に使うような公共用のい...全文を見る
○西山登紀子君 まあそういうことははっきりしているんです。ところが、とにかくつくらなきゃいけないというその閣議了解なるものを強要していくために、いろんなつじつま合わせの脱法対策を京都府、京都市、それから国の方がやっております。    〔委員長退席、理事勝木健司君着席〕  閣議...全文を見る
○西山登紀子君 もちろん、一般的にはいろいろと地方自治体とやりとりをするということはあると思うんですね。しかし、その仕事をするときに、一体だれのために仕事をするのかということではないでしょうか。国民公園に建ててはならないものを建てるための知恵を絞るのが建設省の仕事とは言えないでし...全文を見る
○西山登紀子君 この京都の都市計画審議会の議論の中でも、教育文化施設、つまり、その教育文化施設の中でも学校とか図書館とかのグルーピング、グループの中で読み込むんだと。迎賓館を読み込むんだ、これはまさにこじつけなんですが、そういうことを言って何とかここに建てられるようにしましょうと...全文を見る
○西山登紀子君 今のでは説明になっていないんですよね。    〔理事勝木健司君退席、委員長着席〕  上の建物は教育文化施設としてもうクリアしていると京都市も福田官房長官もおっしゃっているんですけれども、しかし、その土地の部分は公用地にして、それこそ閉鎖的な一般の人が使えないよ...全文を見る
○西山登紀子君 本当に今自己矛盾に陥っていると思いますね。迎賓館が教育文化施設で学校や図書館と同じだなんというのは、これは外交上も通用しないんじゃないでしょうか。こんな京都迎賓館は外国の方はお使いにならないんじゃないでしょうか、どうですか。
○西山登紀子君 赤坂の迎賓館に大臣も行かれたと思いますけれども、それこそ厳重で、お泊まりになる国賓の皆さんというのは、一週間前に先発隊が来てガスも水も全部お調べになって、そして完全に安全だということでもってお使いになるわけです。こういうふうなあいまいな、それこそミックスしたような...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、国有財産法第十三条第一項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件の反対討論を行います。  反対理由の第一は、京都迎賓館建設が典型的なむだな公共事業だからです。  東京・赤坂の迎賓館の利用状況は、過去十年間を見ると年平均でわずか十回足ら...全文を見る
05月31日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  昨年の十一月に、やはり当委員会でIT基本法についても私は質問をさせていただきました。いわゆるIT革命ということなんですけれども、ITについてどのように考えていくかということなんですが、私は、IT、情報通信技術の発展というの...全文を見る
○西山登紀子君 竹中大臣にもお伺いしたいと思いますけれども、この消費者保護についての基本的な見解、それからどのような対策を具体化されていくのか、IT基本法の担当大臣としての御見解をお伺いしたいと思います。
○西山登紀子君 今までのこの対策は、どちらかというとビジネス上の画期的な技術なんですけれども、どちらかというとビジネス上のメリットを最大限に引き出す、ビジネスチャンスの拡大に非常に関心があったんではないかなというふうに私たちはちょっと懸念をしておりまして、いかにコストをかけずに商...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。  それでは次に、インターネットによる商取引の規模、現時点でどれぐらいになっていて、将来どのぐらいになると予想されているか。
○西山登紀子君 非常に急激にふえてきたし、これからも急激に規模が拡大するだろうということは容易に予想されるところでございます。  そうなった場合のそれでは消費者保護はどのような対策が求められるかという点で、私、ちょっと調査室の方でいただきました資料の中で、ネット通販に対して消費...全文を見る
○西山登紀子君 大臣、お聞きのように、そういうふうな、実際、不安が現実のものになってトラブルとなって、それも報告されている数字がこれと。報告されていないのはもっとたくさんあるんじゃないかというふうに予想もされるわけです。そういう点で今回の法案が出されていると思うんですけれども、こ...全文を見る
○西山登紀子君 操作ミスによるトラブル、それがどれぐらい救済されるか、十分な効果が期待できるか、その点の御説明は。
○西山登紀子君 ほとんど未然に防げるということで、それほど自信を持っていいのかなというような感じもするんですけれどもね。私たちは、もっといいものにしていきたいなということで実はいろいろと考えて、また法制局の皆さんのお知恵を拝借したり経済産業省の皆さんのお知恵も拝借したりして、いろ...全文を見る
○西山登紀子君 第三条のただし書き項の後段の部分をなぜ入れたのか、削除した場合にどうなるかということもあわせて御説明いただきたいと思います。
○西山登紀子君 それをとっちゃったらどうなりますか。そのただし書き部分をとってしまったら。
○西山登紀子君 その確認措置ということなんですけれども、この法案には「確認を求める措置を講じた場合」というふうに一般的に一般論でしか書いてございません。これでは、事業者に、いやこれでいいんですよと判断をゆだねることになりまして、措置を講じておりますというふうに事業者が主張すれば消...全文を見る
○西山登紀子君 もう少し具体的にお伺いします。  そうなりますと、やっぱり判例を重ねていくというふうなことになってしまって、また裁判で争うということになると、実際上この法律が目指している消費者を守るということが困難になってしまうんじゃないかなというふうに思うんですけれども、もっ...全文を見る
○西山登紀子君 その点での知恵を絞るということなんですね。  それで、やっぱりトラブルが起きて、一つ一つ民法の判例を積み重ねて処理していくというふうなことになりますと、本当に消費者にとっては大変なことでございます。法律でこの確認措置なるものをもう少し明示できないかなと。その方が...全文を見る
○西山登紀子君 ということで、いろいろそういうことも含めて検討された上での提案だということなんですが、私たちの方はもう少し法律にきちっとその点を盛り込んでおいた方がお互いにいいルールになるんじゃないかなというふうに考えております。  それで、続きまして、いわゆるインターネット取...全文を見る
○西山登紀子君 先ほど私が紹介いたしました総務省の調査でも、消費者の不安の二番目に挙がっているのが、注文時に想像していたものと異なる商品が届く可能性があるというようなことが七二%もありますから、これはやっぱり今後こういうことが消費者保護のためには必要になってくるというふうに私は考...全文を見る
○西山登紀子君 ありがとうございました。
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案に対する修正案について、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  本法案は、消費者が行う電子消費者契約において特定の錯誤があった場合のみに民法の特例を定めています。  ...全文を見る
06月05日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回の石油備蓄法の改正案といいますのはその大前提として石油業法を廃止するということがございますので、まず最初に石油業法の廃止について、大臣にお伺いをしていきたいと思います。  石油業法を廃止するということは、石油産業の需...全文を見る
○西山登紀子君 そもそも産業というのは何を目的とするかということなんですけれども、やはり国民生活あるいは社会の豊かな発展に貢献をするということが大前提でありまして、企業の利益のためにだけあるということではございません。それが大前提でございますが、石油業法が提案されました一九六二年...全文を見る
○西山登紀子君 いわゆる石油産業が非常に強靱になってきたということなんですが、私は強靱になれば強靱になるほどやはり激烈な競争もまた強靱になるのでございまして、今規制緩和の大号令のもとに、いよいよ石油の量的な確保や価格も全部市場原理に任せるということなんですけれども、これはやっぱり...全文を見る
○西山登紀子君 石油業法第十五条で、標準額が設定できるというふうになっておりますけれども、過去にこういう標準額の設定が行われた事実がありますか。
○西山登紀子君 石油業法の第十五条のこの価格の問題なんですけれども、確かに実際使われたのはこの二つの事実でございますが、この第十五条をよく私見てみますと、経済産業大臣は、「石油製品の価格が不当に高騰し又は下落するおそれがある場合において、石油の安定的かつ低廉な供給を確保するため特...全文を見る
○西山登紀子君 石油というのは非常に戦略的な商品でありまして、国際商品で先物市場まで存在する、投機の対象になっているという点でも大変私は心配に思います。現にアメリカで、異常な品不足といいますか、原油の供給が少し余りぎみだと言われているときに、実は品不足と価格の上昇がうんと起きてい...全文を見る
○西山登紀子君 今、いろいろなことを御説明いただいたわけですけれども、実際、広いアメリカで非常に地域的な精製設備の合理化やリストラが起こっていて、そして供給不足を招いたというふうなことも言われているわけですね。  つまり、それは結局は市場メカニズムにすべて任せてしまった、そうい...全文を見る
○西山登紀子君 アメリカで起きているような石油製品の品不足、価格の上昇というのは、私は日本でも起こり得ることではないかというふうに思っているわけです。  現在は石油産業の需給調整規制があるわけですけれども、冬場の灯油についても、石油精製メーカーに生産計画を立てて備えをちゃんとし...全文を見る
○西山登紀子君 小さなことかもしれませんけれども、そういう灯油懇談会のようなものは、石油業法がなくなった後にも精力的に続けておやりいただきたいというふうに思うわけです。  それで、今ウオッチングというふうにおっしゃったわけですけれども、やっぱり企業というのは利益を求めて必死でご...全文を見る
○西山登紀子君 先ほど御説明がありました、国民生活安定緊急措置法、それから石油需給適正化法ということで説明がありました。  それで、その点についてさらに詳しくお伺いしたいんですけれども、この緊急時の二法の発動の条件、これは原油価格がどこまで上がったら発動するだとか、輸入量がどれ...全文を見る
○西山登紀子君 いずれにしても、その二つの法律というのは極めて非常事態ですよね。そして、何か切符制に近いような状態で、国民に使用制限というかそういうふうなことを少ない中でルール化するというか、そういうことですから、やっぱり国民はその場合は品不足で並んで買ったりとか高い物をずっと買...全文を見る
○西山登紀子君 日本のこの精製能力の削減という問題ですけれども、まだまだ手ぬるいじゃないかというふうなことでどんどん削減の方向に加速がつく、こういう実態でございまして、これは大変私は問題ではないかなと思っているわけでございます。  大臣にお伺いいたしますけれども、何でもかんでも...全文を見る
○西山登紀子君 ある意味では必要だということで大臣はお認めになったわけですけれども、しかし、石油業法は廃止してしまうということでございます。  それで、石油備蓄法の問題に次に移っていきたいと思うんですけれども、石油業法を廃止してしまって、第三条の経済産業大臣による石油供給計画の...全文を見る
○西山登紀子君 時間が迫ってまいりますのでちょっと質問を飛ばしていきますが、いわゆる国家備蓄についてお伺いをしたいと思うんです。  日本の場合は民間の備蓄と国家備蓄と両方持っているということで安全だというふうにおっしゃっておられるんですけれども、その石油備蓄の取り崩しの条件、そ...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いをしたいと思うんですけれども、石油業法というものがなくなって市場メカニズムにすべてをゆだねるということの危険性については私もいろいろと実例も踏まえて懸念を申し上げてきたわけですけれども、この石油備蓄法というものを使って、石油の安定的でかつ低廉な...全文を見る
06月07日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは、参考人の皆さん本当に貴重な御意見をありがとうございます。  私たちは今、当委員会で、石油業法を廃止いたしまして、石油の安定的な供給の確保のための石油備蓄法を一部改正する、あるいは石油公団法を改正するということで...全文を見る
○西山登紀子君 政府の答弁などでは、備蓄法がありまして、日本は民間備蓄と国家備蓄でしっかり備蓄しているんだということを言われまして、それで放出をして価格の急上昇ということについても機動的にとおっしゃったんですけれども、一方で三つの過剰というようなことがどんどん言われて、今まだまだ...全文を見る
○西山登紀子君 関岡参考人にお伺いしたいんですけれども、いただきましたこのレジュメの二枚目なんですけれども、国際的石油開発動向ということでいろいろと教えていただきました。  それを見ますと、中東では目立った油田は事実上発見されてはいない。それからその後の方ですけれども、北海、メ...全文を見る
06月12日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは初めに、先ほども少し御質問があったようですけれども、いわゆるガソリンの不当廉売、差別対価などの問題についてまず最初にお聞きをしていきたいと思います。  石油を安定的にかつ低廉に供給をしていくということは非常に大事...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございます。  今お聞きのように、九〇年代、ガソリンの方の消費量というのはずっと伸びている、約二割もふえているんですね。ところが、販売をしているガソリンスタンドの数は九四年をピークにいたしましてずっと減ってきているということでございます。ピークは...全文を見る
○西山登紀子君 もう少し原因をはっきりさせたいと思うんですが、これは平成十年八月四日に中小企業庁長官が公正取引委員会の委員長にあてました報告書を出していらっしゃる。「ガソリンの販売における不当廉売等の問題について」ということで、私もこの文書を勉強させてもらって、さすが中小企業庁ら...全文を見る
○西山登紀子君 ガソリンスタンドが釣り具屋さんで生計をカバーするということは、これはちょっと本来のありようではないと思いますね。  それと、そういう認識に立てば違う方へ違う方へというふうになっていくのでありまして、もともと何でガソリンスタンドが経営が成り立たなくなったのかという...全文を見る
○西山登紀子君 規制緩和によってひどい過当競争が行われてどんどんと廃業に追い込まれているわけです。  先ほど撤去支援の予算をつけているというお話がありましたけれども、これは百四十億ほどつけているわけです。私は、この撤去費用支援の予算について反対をしているわけではありません。しか...全文を見る
○西山登紀子君 そのセルフ、いわばガソリンの自動販売機のようなものなんですけれども、それが四割が元売の所有ということなんですね。  今、私たちが問題にしておりますのは、このセルフでガソリンを自分で入れていくというその形態を批判しているのではありません。問題にしておりますのは、セ...全文を見る
○西山登紀子君 経済産業省と公正取引委員会といろいろキャッチボールをやっているというふうな、しかし事態はどんどん深刻化していくという、それではいけないと思うんですね。  それで、セルフのスタンドに限らず、ガソリンスタンドの今の廃業、ずっと厳しくなっているということの背景には、こ...全文を見る
○西山登紀子君 次に、公正取引委員会にお伺いしたいわけですけれども、今るる私も調べました実態も御報告をさせてもらったわけですけれども、非常に公正なルールのもとに公正な競争が行われているということではなくて、不当な廉売だとか差別対価がまかり通っているということがわかっていながら、な...全文を見る
○西山登紀子君 平成十年八月四日の中小企業庁の報告ですが、先ほど言いました、元売に調査に入って仕切り値を七十二・三円というふうに出したと、私、評価できると言いましたが、これは平成十年の時点の額でございますから、今もその値段だというふうに思っているわけではありませんので、それはちょ...全文を見る
○西山登紀子君 公取というものは大変国民が期待している部門でございますので、余り失望させないように頑張っていただきたいというふうに思います。  時間が迫ってまいりましたので、石油公団の問題につきましてまとめて質問をさせていただいて、あと御答弁をいただきたいと思います。  これ...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、石油の安定的な供給確保のための石油備蓄法等の一部を改正する等の法律案に対し、反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、石油業法の廃止が我が国の石油市場の需給調整機能を放棄することで日本経済と国民生活に重大な影響を与えるおそれがある...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回の法案は、一九八五年に制定をいたしました基盤技術研究円滑化法によってつくられた基盤技術研究促進センターを解散していこう、こういう中身になっていると思いますので、まず最初にお伺いをしておきたいと思いますが、この基盤技術セ...全文を見る
○西山登紀子君 それから十五年が経過をいたしまして、今回は廃止をしていこうということでございます。  そこで、当時、基盤技術研究のためのこのセンターの設立に対しまして日本共産党が実は反対をしております。当時の議事録を見てみますと、昭和六十年四月三日ですけれども、我が党の工藤晃、...全文を見る
○西山登紀子君 この新規設立出資制度に百九件、二千七百二十億円もが投入をされたということでございます。  それでは、この十五年間の間に配当等におけるセンターへの収入、それからセンターの出資事業の欠損金は幾らになっているでしょうか。
○西山登紀子君 百九十六億円の欠損金が出ているということですけれども、今回の法律改正に合わせまして、十五社既に解散をして処理をしてきたということなんですが、残りの九十四件も順次解散、売却などのいろんな形で処理をしていくと言うんですけれども、出資金は幾ら戻ってくるのでしょうか。
○西山登紀子君 十五件整理をして百九十六億円の欠損金が出たということですから、将来の回収の見込みというのは、ほとんどこれを、額は出ないと言ったんですけれども、おおよそ、大まかに推定しても二千億円以上出るんじゃないですか。
○西山登紀子君 今、大半が欠損金というふうにおっしゃったわけですよね。大変な額でございます。  個別事例について少しお伺いしたいと思いますが、非常に成功した例だという御説明がございますATR、国際電気通信基礎技術研究所とBERI、生物分子工学研究所、こういう二つがございますけれ...全文を見る
○西山登紀子君 その特許料収入が上がったところからもセンターに配当というのは入っているんでしょうか。
○西山登紀子君 いただきました法案のこの説明のペーパーを見ておりますと、こんなふうに書いてありますよね。「特許料等収入により出資金を回収することを期待する前提。」になっている、このセンターの制度設計というのは。だから、「特許料等収入により出資金を回収することを期待する前提。」と書...全文を見る
○西山登紀子君 今になって、十五年前だってうまくいかないということを見通していたんだというようなことは、これはやっぱり国民を愚弄するものだと思うんですよ。当時から、特許料収入によって出資金を回収するんだと、そういうことで設計をされたこの基盤技術センターの制度設計だったわけですよね...全文を見る
○西山登紀子君 二千七百二十億円もの出資をしながら、配当はゼロだし、ほとんど回収はできないという、結果的に十五年間の、最終的にはそういう結論を、結末ですね、それを招いていると。それを今まで特許料収入等で回収するんだという出資制度のもとで運営をしてきました。これは事ここに至ってとい...全文を見る
○西山登紀子君 十五年間でそれこそ三千億以上のお金を投入して、全く何の研究成果も上がっていないというふうに私たちも言っているわけではありません。それを問題にしているのではなくて、特許料収入で回収できるという出資制度、そういう制度の仕組みそのものが破綻したんじゃないか、そして多額の...全文を見る
○西山登紀子君 言いわけというのも大変難しいものだなと思いながら聞いていたわけでございますけれども。  もともと、この基礎研究というのはそんなにもうかるものではなくて、リターンは期待できるものでもないわけです。それを、いかにも期待できるということで出資制度という形の設計に持って...全文を見る
○西山登紀子君 いろいろな理由をつけて当時のことも正当化しようということなんですけれども、それで納得するわけにはいきませんね。  さらに、当時国民には、臨調行革で補助金カットで痛みを押しつけている一方で、結局このNTT株で新たな財源が入った、じゃ、それを年間二百六十億円ものお金...全文を見る
○西山登紀子君 この二百六十億をちょうど半分に折半しているということなんですけれども、これはやっぱり今までの基盤技術研究センターの役職の配分を見ましても、理事長には通産省、副理事長には郵政省という形で役割を、指定席をきちっと配分している。それから今度は半分半分だと。これにはやっぱ...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、基盤技術研究円滑化法一部改正案に対する反対討論を行います。  本法案は、センター経由の大企業への技術開発投資が回収不能であるため、センターの権利、義務を承継するTAO、NEDOの資本金を減資するというものであり、国民の財産を食いつぶし...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第15号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私も商工会法のこの改正法案ということで少し勉強をさせていただきましたが、一九六〇年に商工会法が制定をされまして、そのとき、商工会というのは認可法人で、町村部を中心に商工業の発達と社会福祉の増進を目的として事業活動をしている...全文を見る
○西山登紀子君 「商工会」という雑誌を見せていただきますと、その中で、商工会の変革に向けて十八のアクションプランを提言しているということで、昨年の七月号にずっと載せられています。  それを見てみますと、やはり商工会御自身がいろいろと自己分析をされているわけですね。商工会法以来四...全文を見る
○西山登紀子君 次に、商工会の活動の基盤とも言える財政についてお伺いしたいんですが、先ほど来もいろいろ出ておりましたけれども、その収入の構造はどうなっているのでしょうか。
○西山登紀子君 さらにお伺いいたしますけれども、平成四年まで国が経営指導員については二分の一の補助をつけていたわけですけれども、平成五年から順次一般会計になっていったと思うんですけれども、平成七年には一〇〇%にそれがなっております。いわゆる県の裁量によってその政策が、補助金が出せ...全文を見る
○西山登紀子君 私は、今回の商工会法の改正の中で最も大事なのは、みずからの商工会が自主的な判断に基づいて行われるかどうかということが非常に大事な点だというふうに思っているわけです。  今も収入の構造、いろいろ国からの補助の問題をお聞きいたしましたけれども、この商工会の御自身の分...全文を見る
○西山登紀子君 しっかりと聞いておきたいと思います。  それで、商工会を通じていろいろな活動をされておられるわけですけれども、心配なのは商工会の現在の会員数について、先ほど来会員数が減っているという話がありました。総会員の数が九〇年は百十四万九千五百十八人だったんですけれども、...全文を見る
○西山登紀子君 商工会自身の活動のありようということももちろん否定はできないと思いますけれども、私はもっと全体の背景として、例えば五年前に一万八千を数えていた全国の商店街が今では一万店ぐらいになっている、ずっと減っている。つまり、大型店がうんと自由化によって進出してまいりまして、...全文を見る
○西山登紀子君 ほかにもいろんなメニューを出しているんだと、こういうふうなお話なんですけれども、政府全体の中小企業予算は、私も何回も言っておりますけれども、全体の〇・四%、わずか千九百四十八億円だと。よく私たちは東京の墨田区を例に出すんですけれども、墨田区は予算の二%です、中小企...全文を見る
○西山登紀子君 先ほど要注意先とおっしゃいましたけれども、数を言っていただけませんか。
○西山登紀子君 今御注目いただきたいのは、要注意先という人たちがRCCに送られているということ、移譲されているという、これは私が今までずっと質問に取り上げてきましたけれども、この要注意先というものまでが、このいわゆるどうしようもない不良債権だということでRCCに移譲されていると、...全文を見る
○西山登紀子君 RCCの方で丁寧に今までも対応を、私たちの言い分も幾分聞き入れていただいているということは私も承知しているわけですけれども、やっぱり心配していたこういう事情が起こっておりますので、そのことについてもよく相談に乗って、決して借りた人の責任ではございませんので、きちっ...全文を見る
○西山登紀子君 最後に一言、大臣にお願いですが、京都のこういう事態ですけれども、昨年一月に二つの信用金庫が破綻いたしまして、二信金をメーンバンクとしていた企業は倒産をしております。その倒産の数は、ことし二月までで百四件に上るわけです。RCCに送られた分は四%ということなんですが、...全文を見る
10月30日第153回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは久しぶりの一般質問ということで、狂牛病の問題を取り上げようと思ったんですけれども、先ほど大臣の所信表明の中に幾ら見ても狂牛病のキョの字も見えないので、大変落胆をいたしました。なぜ触れられないのか、大臣の御認識がその...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひ、その決意を私も信じたいと思います。  それで、よく顔が見えないといったらあれですが、経済産業大臣のこの狂牛病対策についての顔が見えない。ただ、厚生労働大臣だとか農水大臣がテレビでよくパフォーマンスやっていらっしゃいますけれども、あれは逆効果だとお店の方が言...全文を見る
○西山登紀子君 狂牛病対策の相談窓口を設けられたということですが、何件の相談があって、相談の中身の特徴を教えてください。
○西山登紀子君 ありがとうございます。  それで、具体的にいろんなもう措置がとられていっていると思うんですけれども、その別枠の保証それから別枠の融資、今までにどれぐらいの実績がおありになるか、措置を講じたか、その数を教えてください。
○西山登紀子君 期間が非常にわずかだということもありますが、相談件数が今、四千五百三十一件に対して実績が九十五だとか、そういう数字ですよね。  そこで、対象枠というのは、じゃ、それではそれで適当なのかということで、対象枠についてちょっと具体的にお伺いしたいと思うんですけれども、...全文を見る
○西山登紀子君 繰り返しませんけれども、そういうふうなお店も幅広く対象になるということで確認をさせていただきます。  そこで、経済産業省の支援策が大変弱いじゃないかと申し上げましたけれども、融資融資と言われるんですけれども、この融資の中身が非常に実態に合っているのかどうかという...全文を見る
○西山登紀子君 よく事情を見きわめてということなんですけれども、実際、私たちも聞き取りにも行ったりいろいろしておりますが、そのやはり小売店が抱えている実情というのは極めて深刻なんですね。  幾つか例ありますけれども、私は、この二十年来同じ場所でお肉屋さんをやっていらっしゃる方の...全文を見る
○西山登紀子君 はい。
○西山登紀子君 それで次に、農水省の方にお伺いしたいと思うんですが、来ていらっしゃいますね。  まず、農水省の方にお伺いいたしますけれども、今、流通の関係で非常に大事なことは、疑わしきは流通をさせないという対策と、それから小売業者に対する資金繰りの支援、もう一つ私は踏み込んで、...全文を見る
○西山登紀子君 資金面の対策は何かおとりになっていらっしゃるんじゃないですか。
○西山登紀子君 農水省のやっていらっしゃるつなぎ資金というのがございますでしょう。それを説明してください。
○西山登紀子君 その場合に、中小企業対策として先ほど経済産業省の方から御説明があったその対策とダブルで、重ねて使うことはできますか。
○西山登紀子君 十月十七日以前に屠畜解体された牛肉は、一応これ「買い上げ」という文字になっているんですが、買い上げて冷凍保管して冷蔵倉庫から出さないようにする、最終処分は国の責任において万全を期すということになる、そういう措置をとるということなんですけれども、これはすべての流通業...全文を見る
○西山登紀子君 いや、卸売段階って、その卸で、そこから下へ、小売店のところへ行っているわけでしょう。それはどうなりますか。小売店から回収するというんですか、買い上げて。
○西山登紀子君 その卸から下に行っている小売店の、既に小売店が買っているその在庫というのはどうなるんですか。既に出回っている小売店の。
○西山登紀子君 ちょっと非常に理解ができないんですけれども、要するに消費者というのは、十月十七日以降のものは安全だということで出てくるわけですから、これは安心して買いましょうということになると。それ以前のものは安全かどうかわからないので、やっぱり消費者というのは厳しく見るんじゃな...全文を見る
○西山登紀子君 それは私は大変いただけない御答弁だと思うんですよ。  十月十七日以前のものが安全かどうかということの、この解明というのはまだなんですよ、農水省は、やっていらっしゃらないんですよ。それが安全だというふうにわかるためには、感染ルートから肉骨粉の輸入から消費まで全容が...全文を見る
○西山登紀子君 それで、さらにその対策をということで提案をしたいんですけれども、先ほどの二十年間お肉屋さんをやっていた方が私に言われたことは、やっぱり損害を補てんしてほしいというわけですね、損害を。そのときには、複雑な書類の提出でなくて、もう税務申告資料など、例年の売り上げを勘案...全文を見る
○西山登紀子君 答えになっていない。  私が聞きましたのは、九月十日の狂牛病発生以降、もう売り上げがごとんと落ちちゃっている。その後も売り上げが落ちちゃっているんですよ。その間の被害、当然補償すべきじゃないですか、これから検討する課題の中に入れるべきじゃないですかということをお...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお願いしたいと思います。  私、今の御答弁は本当に納得いかないものなんですが、イギリスで、いろんな狂牛病の対策で補償が不十分であったためにより安全防止対策が徹底しなかったという教訓があるんですよ。ですから、閣議の中でもぜひ頑張っていただいて、今きち...全文を見る
11月19日第153回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは、男女平等参画社会の促進について、政府の対応についてただしてまいりたいと思っております。  二十一世紀はよく女性の世紀というふうに言われるわけですけれども、私は、言いかえますと真に男女平等の実現する可能性に満ちた...全文を見る
○西山登紀子君 もちろん、そういうことで課題の中に入っているということなんですけれども。  ところが、この男女共同参画社会基本法にも、二〇〇〇年十二月の男女共同参画基本計画にも、実は二〇〇〇年プランには明確に賃金格差の解消という文言がございました、課題の中に。ところが、その賃金...全文を見る
○西山登紀子君 非常に私は運営についても異議がございます。大臣がお答えになるということで、局長はあくまでも補佐で座っているだけなんだということで私は要請をいたしました。ところが、大臣がお答えにならなくて局長が答えていると。しかも、その答弁たるや私は納得がいきませんので、もう一度大...全文を見る
○西山登紀子君 福田大臣は男女共同参画担当大臣でございますので、こういうことにもお答えができないという大臣が、笑い事じゃないんですよ、男女共同参画担当大臣になっているということは、日本の女性にとっては大変不幸なことだと。  時間がありませんので行きますけれども、そして、私は局長...全文を見る
○西山登紀子君 三十一日です。
○西山登紀子君 この社会権規約の勧告は、徐々にではなくてやっぱり早急にやるべきだというふうな指摘もございますので、そういう真摯な受けとめ方を要望しておきたいと思います。  実は、次に移りますが、今お聞きになったように、やはり賃金の格差の是正ということにつきましては、日本政府の非...全文を見る
○西山登紀子君 今、芝信の例を出しましたけれども、やはり働く女性が手の届くものでなければならないと思いますが、もっと簡易で迅速、手軽に解決できる審判のあり方というのをやはり検討していく必要があると思うんですね。  イギリスでは一、二年で解決する雇用審判所というのがあり、イタリア...全文を見る
○西山登紀子君 はい。  イギリスの雇用審判所では、提訴された件数が三千八百九件の男女差別事件のうち調停仲裁機関による和解が三九%だとか、実際には勝利判決は六%にとどまっているだとかというふうに数がやっぱり出ているんですよね。ですから、やっぱりこういう国際的なレベルに日本もぜひ...全文を見る
11月21日第153回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  先ほど、本調査会の調査テーマが決められました。「真に豊かな社会の構築」ということでございます。  私は、言いかえれば、これは真の豊かさとは何かということをメーンテーマといたしまして、国民生活と経済のありようについてグロー...全文を見る
○西山登紀子君 九七年、消費税が増税されまして、社会保障の負担増も含めまして九兆円の負担増が今日の不況の引き金になったということについて、私は厳しく反省をしていただかなければいけないというふうに考えております。  次に、消費不況も深刻ですけれども、やはり雇用の不安というのは極め...全文を見る
○西山登紀子君 それで、そういう状況についてどのような対策を講じていらっしゃるでしょうか。
○西山登紀子君 この問題は、今述べられたような対策だけで解決が図れるそんな簡単なものじゃないと思います。これはやっぱり企業の身勝手なリストラと新規採用の抑制、これについてもいろいろなルールづくりをしていかなければいけませんし、サービス残業をやめさせて九十万人の雇用ができるというよ...全文を見る
11月28日第153回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは、お二人の参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。ありがとうございます。  私は、まず第一に、お二人にちょっと御意見をお伺いしたいのは、本調査会のテーマは、「真に豊かな社会の構築」ということをテーマにいたし...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回の二法案の改正案につきましては、私どもは基本的には賛成でございます。その上で、現下の景気の悪化、デフレの進行というのは史上最悪でございますので、そのもとで中小企業がもっともっと利用しやすい制度にするにはどうしたらいいの...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、具体的な問題でお伺いをしていきたいと思います。  今回の改正では、保証協会と中小企業総合事業団で再保険契約を結んで、そして中小企業者と金融機関で売掛金債権に基づいて融資枠が設定されるということでございますが、保証協会と事業団の契約は一年の包括契約になっ...全文を見る
○西山登紀子君 売り掛け債権が担保としてできるということは初めてのことでございますから、非常にこの点では利用者の側にもいろんな懸念がございます。私、四つの懸念を今お聞きをしたいと思います。これをなくしていくということの御努力もお聞きしたいわけでございます。  一つは、持っている...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひ実効を上げられるように努力をしていただきたいと思います。  次に、特別小口保険の質問をさせていただきます。  これは、付保限度額を一千万円から二百五十万円ふやして千二百五十万円に引き上げるということなんですが、この点については賛成でございます。  それで...全文を見る
○西山登紀子君 その利用の要件なんですけれども、その中で私一番やっぱりネックになっているのは、納税をしないと保証が受けられないという点ではないかと思います。特別小口保険の利用者をずっと年度的に見てまいりますと、九八年には五万二千百二十一件あったんですが、それがだんだん減ってまいり...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひその大臣の御答弁、履行していただきたい。今まで何回も、与謝野大臣も深谷大臣も検討する、検討すると言ってきたんですよ。だけれども、そのときとは事情が違って極めて厳しい現状になっておりますので、ぜひそれは大臣、もう一度、やってくださる、お約束をしていただきたい。
○西山登紀子君 そのお言葉をぜひ私も信用したいと思います。  その次に、実はこの併用問題なんですけれども、無担保保険が百二十一万件もあるということなんですけれども、これの利用者の五百万円以下が何件か、百万円以下が何件か、わかったら教えてください。
○西山登紀子君 この併用が今認められていないんですが、その理由は何なんでしょうか。
○西山登紀子君 事故率のお話がございましたけれども、この特別小口保険の事故率というのは、無担保保険に比べても事故率というのは少ないんですよね。これは山下議員の質疑のところではっきりさせておりますけれども。  それで、先ほどもいろいろ質疑がありまして、いろんな制度が非常に込み入っ...全文を見る
○西山登紀子君 違うんですよ。新事業創出関連の中で、ここに、調査室のパンフレットの三十ページですよ、そこには無担保一千万円、それは無担保、無保証人枠。ですから、特別小口と同じ条件なんですよ。それは創業等事業資金であって、ややこしいですね、これ、無担保の合計額が八千万円までの中にそ...全文を見る
○西山登紀子君 非常に厳しい中でうんと中小業者の皆さんを支援していくというときに、余りいろんな枠をかぶせない方がいいわけですから、ぜひその点についてはもっともっと、この新事業創出関連のところでは実質上一千万円まで、無担保無保証の条件を持っているものを一千万円まで認めて、そして八千...全文を見る
○西山登紀子君 今、六千七百二十二件ということなんですが、その中で何件が分社化、子会社化による新規事業者でしょうか。
○西山登紀子君 サンプルということで、六%ということになりますと約三百六十件ぐらいになるんですかね、そうだと思います。  それで、その中、それがすべて中小企業なのかどうかということをお聞きしたいわけでございます。新事業創出関連保証の対象には、ちょっと言葉は悪いですが大企業のダミ...全文を見る
○西山登紀子君 実際的には、中小企業、零細な中小企業やあるいは個人がこれを利用できるようにということで御努力いただいているということなんですよね。
○西山登紀子君 ぜひ、引き続きそういうことで努力をしていただきたいと思います。  次に、大臣にお伺いしたいんですけれども、これも、実はいろんないただいた資料を見て調べておりますと、新事業創出関連保証の一件当たりの保証額、これを計算、はじいてみますと五百六十三万円というふうな数字...全文を見る
○西山登紀子君 今のそういうお答えなんですけれども、私もこの委員会で何回か言ってまいりました、廃業率と開業率というのが逆転をして、さらにその差が廃業率の方がうんと高くなっていますよね。最近は五・六%、開業率は三・五%ということで、これは九九年度の数ですけれども、そういうことになっ...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、次の質問に移りたいと思います。  創業者の支援と並んで、既存の中小企業者への支援、融資を拡大するということが今求められていると思います。とりわけ史上最悪の事態の中で年末をこれから迎えていくという事態になるわけです。大変なことになると思います。  こと...全文を見る
○西山登紀子君 大臣がもう先の質問までまとめて御答弁なさったので。もちろん、重ねて質問をさせていただきたいと思うんですけれども、今おっしゃいました通達を出していろいろと改善を図ってくださっているということなんですけれども、具体的に通達の内容を、今度は長官の方からでいいですが、説明...全文を見る
○西山登紀子君 今ちょっと説明から漏れていないかなと思うんですが、再度保証、説明ありましたか。条件変更を行った方が再度保証の申し込みをした場合にはどうなるのかということですね。
○西山登紀子君 非常にきめ細かく条件の変更ができるということなんですが、しかし先ほど私が例を出しましたように、かえって全額返済を迫られたりして条件変更を申し入れに行きにくいというのはこれは事実でございます。  ですから、この点をどういうふうにして改善を図るかということなんですが...全文を見る
○西山登紀子君 ぜひ厳しく、そしてやっぱり血の通った行政を、大臣、きちっとやっていただきたいと思うんです。本当に今大変です。  最後にお伺いしますけれども、安定化保証の条件の変更だけではなくて、既往債務の条件の変更というものも今切実な要望になっております。十月の倒産は千九百十一...全文を見る
○西山登紀子君 終わります。