西山登紀子

にしやまときこ



当選回数回

西山登紀子の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  小泉内閣が発足して九か月になるんですけれども、骨太であれ中期展望であれ、何を聞きましてもやっぱり痛みしか見えてまいりません。真の豊かな国民生活の展望は見えてこないわけでございます。  今日お伺いしましたが、十八ページの社...全文を見る
○西山登紀子君 所得制限の限度額、これを言ってください。
○西山登紀子君 そこで、今度の予算案の中では、十三年度は二千六百三十九億ほどでしたが、来年度はそれから二億円を削り込むということになっております。年々離婚世帯も増えてくるということで、児童扶養手当支給者の人数は、現在約七十万世帯でございます。  そこでお伺いしますけれども、削減...全文を見る
○西山登紀子君 お聞きのとおり、予算は二億円の削減だけれども、影響は百二十億、手直しをしないままいくと必要だと、その分を予算に盛り込んでいないわけですから、結局その分を削減するということになるわけでございます。  この削減策ですけれども、これは非常に女性の皆さんから、本当に命綱...全文を見る
○西山登紀子君 今、一部支給で手当が減る世帯の数はおっしゃいましたでしょうか。一部支給で手当が減る世帯。
○西山登紀子君 今現在は二段階で支給がされているわけですが、それぞれの、今、当事者がどれぐらい削減されて、そしてその予算はどうのこうのという、やっぱり試算をしていらっしゃると思うんですね、試算ですね。ですから、やっぱりそれを、データをきちっと、調査会ですからきちっと出していただき...全文を見る
○西山登紀子君 全体の影響というのは、今の、現在の母子家庭の皆さんの約半分ぐらいが減っていくということで、これは大変な改悪です。  最後の一問ですけれども、今回いろいろな厚生省から説明を受けているんですけれども、その中に大変なごまかしが含まれているというふうに思うわけです。 ...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと長くなって。  やっぱりこれは、正々堂々と本当のことを言って議論をしていくべきだというふうに思います。その点を指摘して、ごめんなさい、畑野さん。
02月27日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。御苦労さまです。  松井さんと中村さんにお伺いをしたいと思います。今、非常な失業という状態が起こっているわけですけれども、二点お伺いします。  先ほどの御説明で、松井さんの方...全文を見る
03月06日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  三人の参考人の皆さん、本当に今日はありがとうございます。  まず最初に、山崎参考人にちょっとお伺いしておきたいことがありますが、家族介護の評価の問題がございました。──お姿が見えないんですけれども、済みません。  私は...全文を見る
○西山登紀子君 どうぞ、ありがとうございます。
○西山登紀子君 ありがとうございます。
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。
03月12日第154回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日、私は、児童扶養手当の削減問題について質問をいたします。  政府は、手当の削減だけではなくて、本日、五十年ぶりに母子寡婦対策の抜本的な法改正を閣議決定するやに聞いております。そこで、お伺いをいたしますけれども、最近の...全文を見る
○西山登紀子君 それでは次に、現在の児童扶養手当の内容、支給条件と支給額についても説明をしてください。
○西山登紀子君 ちょうど私が国民福祉委員をしておりました九八年にこの児童扶養手当の大幅な削減、改悪が行われました。支給条件の年収の上限を一気に百万円下げたんですね。三百万円にいたしまして大改悪が行われ、およそ、約七万四千人が支給停止をされて、大きな批判が起こりました。ちなみに、そ...全文を見る
○西山登紀子君 私がお伺いしましたのは、大改悪が行われた九八年から今の時点、この時点で、母子家庭の生活実態は良くなっているのかどうなのかということを大臣がちゃんと把握されているかどうかお答えいただきたいということなんです。
○西山登紀子君 大変無責任だと思うんですね。今回、予算の削減を大幅に行います、提案をなさっています。ところが、実態調査も実態の把握も近年の最近の、近況のものは調査をしていないし、具体的なお答えができないということは、これはどういうことなんでしょうか。  調査をすべきじゃありませ...全文を見る
○西山登紀子君 調査もしないで削減をする、これはもう本当に暴挙だと思うんですね。時間がないわけじゃないと思います。  といいますのは、私がいただきました民間団体、しんぐるまざぁず・ふぉーらむという団体は、こういう削減の動きがあるということで急遽調査をなさっているんですよ。九九年...全文を見る
○西山登紀子君 非常に私は誤った認識をお二人ともお持ちだというふうに思います。  削減額についてお聞きします。来年度の児童扶養手当、今お話しになりました、二億円削減して二千六百三十七億四千四百万円としているんです。  そこでお伺いしますけれども、制度の見直しをしないで今までど...全文を見る
○西山登紀子君 平年度ベースで見た場合には幾らになるでしょうか。
○西山登紀子君 大臣にお伺いしますけれども、今回の削減案はいろいろ知恵を絞ったと言われるんですけれども、よくよく私たちが調べてみますと、母子家庭にとってみますと、年間ベースで三百六十億円もの大幅な削減になります。  ところが、私がいろいろ聞いてみますと、地元でも聞いてみますと、...全文を見る
○西山登紀子君 三百六十億円についても説明をしていくと、明らかにしていくというお答えだったと私は確認をさせていただきます。  次に、手当の見直しで影響の出る世帯数、教えてください。
○西山登紀子君 大臣にお伺いいたしますけれども、年収が二百四万円の母子家庭の食費は一体、一か月幾らぐらいだとお考えでしょうか。
○西山登紀子君 そういう統計を基にいろいろ考えているから間違ってくるんだと思います。  実際どうかといえば、今現在どうかといえば、私がいろいろ調べましたところでは三万から四万以下ですよ、これは。約一日千円ぐらい。これでお母さんと子供さんが過ごしている。子供が増えますともっと低い...全文を見る
○西山登紀子君 なだらかに変えたと言って自慢されているんですけれども、もちろんその逆ざやになるところを変えるということはいいことですが、今度の改悪というのは二百四万を、更に全額支給の分を百三十万年収に下げるという、ここのところが問題だから私は今二百四万のその手当が幾ら下がるかと、...全文を見る
○西山登紀子君 最後にまとめますけれども、母子家庭のお母さんの収入の低さというのは、母子家庭のお母さんの就労意欲の低さではございません。一生懸命働いています。私が調べた夜間保育所の三分の一は母子家庭のお母さん方です、利用者は。  こういう実態を見ないで、しかも法案では、五年で支...全文を見る
03月19日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。少し厳しい質問になるかもしれません。  今日は、大臣の所信に対する質問でございますが、この大臣の所信表明、ずっと読ませていただきました。しかし、例えば最初のところでも、こうした動きが加速すればデフレスパイラルに陥る懸念があると...全文を見る
○西山登紀子君 ところで、お伺いしますが、来年度の中小企業対策予算というのは減っているのではありませんか。
○西山登紀子君 いや、やはり一般会計のこの予算を減らしているわけですから、とりわけ一般会計の一般歳出の比率というのは〇・三九%ということで過去最低じゃありませんか。未曾有の中小企業が倒産しているこういう大変なときにはやはり中小企業予算を根本から増やして支援すべきではないかと思うん...全文を見る
○西山登紀子君 次に、信金、信組を破綻に追い込んでおりますいわゆる金融マニュアルの問題について質問したいと思います。  政府のデフレ対策の中で、「金融検査マニュアルの機械的・画一的な運用の防止を図る」というふうには触れられているんですけれども、これは問題の根本的な解決にはならな...全文を見る
○西山登紀子君 そういう第一歩が踏み出されているというのは分かるんですけれども、十五日の参考人、衆議院の参考人質疑で、長野さんという全国信用金庫協会の会長さんがこう言っていらっしゃるんですね。この国際業務をやっている銀行の基準を国内だけやっている信金に持ってくることが問題を発生さ...全文を見る
○西山登紀子君 売り掛け債権保証ということですけれども、今、数でいうと九十五件ほどなんですね。例の安定化保証のときにはもう本当に列を成したぐらいの非常に効果があったということですよね。私も地域を歩いてみますと、やっぱり業者の方が今願っていらっしゃるのは、安定化保証の融資枠をもう一...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  ギャンブルということで私も少し勉強をさせていただいて、いろいろな発見がございましたけれども、自転車競技法は一九四八年、小型自動車競走法は一九五〇年に議員立法で提出されて成立した法律でございます。公営競技というのは、刑法の賭...全文を見る
○西山登紀子君 戦後の荒廃からの立ち上がりを掛けて、庶民のささやかな娯楽と地方自治体の財政の健全化、つまり財源を確保を図るという、言わば一石二鳥を目指したものだということは分かるんですけれども、自動車産業の振興ということであれば、国が全国的に施策をやればいいわけですが、主として地...全文を見る
○西山登紀子君 今回の改正の中で、交付金負担の軽減、事業再建支援や事業の転換、撤退の円滑化を図るというふうなことについては私たちも反対するものではございません。問題は、今回の改正の中で、車券の発売や払戻金の支払等、ギャンブル事業の根幹に当たる業務を私人にまで広げるということを内容...全文を見る
○西山登紀子君 主として経費の削減だというふうに言われるわけですけれども、しかし現行法ではほかの競技場や場外車券場で車券を発売する場合なんかは、やはり施行者が任用した職員でなければならない、こういうふうになっているわけですが、今度はこれが、言わば現場調達でもやりやすくなるというふ...全文を見る
○西山登紀子君 全国三十か所の場外車券場のうち十五か所が九三年からの緩和以降設置されたものですが、非常にこの反対運動も盛んになってきているわけですね。私の地元でも京都駅の真ん前にそれができそうになって、これは反対運動でなくなりました。今、東京でも池袋とかいろんなところで反対運動が...全文を見る
○西山登紀子君 もう一つの問題は、日本自転車振興会の在り方でございます。  地方から搾り取ったお金で利権を守っているというような辛らつな批判もございますのでちょっとお伺いしますが、現在の役員の中で、政府などからの天下りは何人いるでしょうか。
○西山登紀子君 私はインターネットで調べたのでは、監事も入れますと九人中六人が天下っているというふうになっております。  それで、次にちょっとお聞きいたしますけれども、驚くことなんですが、会長のお給料といいますか、退職金というのが非常に法外なものでございます。前々会長の花岡宗助...全文を見る
○西山登紀子君 個々のと言いますけれども、ちゃんと規程があるわけでしょう。ですから、その規程を言ってください。
○西山登紀子君 今言われたように、副会長を辞めたときに一回もらって、会長を辞めたときに一回もらってということなんですね。その合計が今の数字だけでも、何だって、二つ合わせると三千二百九十万円もらっちゃうわけでしょう。  これは、もう一人の方でも同じですね、宇賀さんという方も。これ...全文を見る
○西山登紀子君 更に驚くべきことは、歴代自転車振興会の会長は特許庁長官が天下っているという、言わばもう指定席になっているということなんですが、前会長の宇賀道郎さんが、じゃ現在の役職は何かと言えば財団法人日本自転車普及協会の会長です。それからまた、もう一人の会長さんだった大薗英夫さ...全文を見る
○西山登紀子君 先ほど、平田議員の御質問では五年間の数をお聞きになったわけですけれども、今十一人という御答弁がございましたが、私の調べたのでは二十三人でございます。これ一つ一つ調べてやったんですけれども、該当者がないというふうに、右側の米印は該当者がないというふうに昨日までに私の...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案に対する修正案について、その提案理由及び要旨について御説明いたします。  修正案の第一は、業務委託の対象から私人を削除するものです。  そもそも公営ギャンブルは、刑法の賭博罪、富...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  初めに、施行者が日本自転車振興会、日本小型自動車振興会に交付すべき交付金規定を見直すことは当然の内容であります。また、事業転換・撤退のルール作りに...全文を見る
04月10日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は三人の参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。  まず、お三人の方に共通して一点お聞きをいたします。  この当委員会は三年掛かりで「真に豊かな社会の構築」を目指してというのが大きな調査テーマになっております...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。
○西山登紀子君 ちょっと、クリントンがちょっと優遇策を取っていたもんですからね。
04月11日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回の法改正というのは、電子メールによる一方的な商業広告、いわゆる迷惑メールについて電子商取引の適正化及び消費者保護の強化を図るために商業広告を行う販売業者に対する必要最小限の規制を行うものでありまして、我が党もこの改正案...全文を見る
○西山登紀子君 いろんな角度から把握をしても非常に急増しているということなんですが、その中身は何かということです。先ほど来消費者が迷惑と感じる、何がどのように迷惑と感じているかという中身をやっぱりきちっと見る必要があるし、また、パソコンと携帯電話では被害の違いがあるんじゃないか。...全文を見る
○西山登紀子君 今、御説明をいただきましたように、いわゆる受信料を消費者が携帯電話の場合に払わなくちゃいけないということについて、これは非常に大きな問題じゃないかというふうに思うわけですね。それで、今一番だという調査の報告がありましたけれども、中でもNTTドコモのiモードが一番多...全文を見る
○西山登紀子君 私もこういう分野は本当に勉強しているところなんですが、今、百通までとおっしゃいました、ドコモの場合は。もう少し詳しく。
○西山登紀子君 問題は、ドコモの場合は加入者が非常にほかの業者に比べて多いですよね。十二月末現在で三千十八万、それからJフォンの場合は九百三十二万、auの場合は八百九十九万ということで、非常に加入者がドコモにたくさん加入をしているということなんですが、どうもほかのJフォンとかau...全文を見る
○西山登紀子君 百通だとか四百パケットと言われましたけれども、それは迷惑メールも含めての言ったら容量ですよね。迷惑メールをどんどんどんどん受けて、それも含めて、迷惑メールを含んでそれ以上超えちゃったら料金をいただきますよということで、迷惑メールを受けるということについてはカウント...全文を見る
○西山登紀子君 いろいろと消費者保護についての対策が盛り込んだんだという御説明なんですけれども、先ほど来御説明があったように、消費者の、迷惑メールを受けた上に更にお金を払わなくちゃいけないというその経済的な負担についてダイレクトに考慮したのかというと、そういう跡はなかなか見られな...全文を見る
○西山登紀子君 一人一人の消費者がその迷惑をどのように何をどう迷惑だと受け止めるのかということについてはいろいろあるんだけれども、やっぱり経済的な、納得がいかない、迷惑を掛けられた上にお金を払うということについてのその不快感、経済的な負担というのはやっぱり対策を取って、何らかの対...全文を見る
○西山登紀子君 本当に泣きっ面にハチというか、もう二重三重に精神的な負担もそうだし、経済的な負担も負担しなきゃいけないということについて、これはもうやっぱり消費者としては納得いかないというような気がいたします。  それで、経済産業省にお伺いした、電話を掛ける、つまり、もう迷惑メ...全文を見る
○西山登紀子君 ほかの苦情相談なんかもみんな自分の、自前のお金で苦情を通報してくるんだからこれだって自前でやってほしいと、そういうふうに言われるんだろうと思いますけれども、先ほど来言っておりますように、この迷惑メールの問題は、それこそ本当に二重、三重に、泣き面にハチが幾つも飛んで...全文を見る
○西山登紀子君 電話で、通販なんかでは既に実施をしているような、技術的にはやっぱり可能だというふうに思いますので、是非そういうことも。迷惑メールが本当に殺到しているというふうな状況、それから携帯の場合も先ほど数が出されましたけれども、ドコモが少し料金を、料金体系を少し変えたといっ...全文を見る
○西山登紀子君 業者の中の自主的な努力というのもそれは推奨されるべきことだと思うんですが、私、この国民生活センターの調査報告書というのをちょっと見ておりまして、こういうふうに書いてあるんですよね。  「消費者からみたインターネット取引の特性」というのがありまして、そこに、このい...全文を見る
○西山登紀子君 それでは次に、実効性、今度の法改正によって迷惑メールが本当になくなるのか、消費者は保護されるのかという点なんですけれども、その点でお伺いをしたいと思います。  なかなか改善命令をするという場合も、違反業者の所在とか連絡先というのを速やかに特定できるのかとか、海外...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いいたしますけれども、先ほど来、やっぱり特定した悪徳業者の公表ということがやはり消費者保護につながるんじゃないかというお話がありました。  日経に、取締りの初期段階でメールで警告する方針のため、行政処分や罰則に科す前に雲隠れしたり連絡が取れなく...全文を見る
○西山登紀子君 よろしくお願いします。
04月15日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は、私は、公営ギャンブルに関する特殊法人の天下り問題について質問をいたします。  私は、今、経済産業委員をしておりますけれども、三月二十八日の経済産業委員会で、日本自転車振興会への天下り役員の問題を取り上げたわけでご...全文を見る
○西山登紀子君 庶民感覚と逸脱をしているということだったんですけれども、この退職金、非常に巨額の退職金についてはどのようになさるおつもりですか。
○西山登紀子君 ちょっと聞いているポイントとかみ合っていかないんですけれども、高過ぎる退職金については少しメスを入れたと言うんですけれども、そのメスの入れ方が百分の三十六を百分の二十八にした程度でございます。これは、ちなみにこれ試算を、それで試算をいたしましても、三年で会長を退職...全文を見る
○西山登紀子君 私の調査では、日本小型自動車振興会は六名中四名、日本中央競馬会が十四名中四名、地方競馬全国協会八名中五名、日本船舶振興会十七名中五名で、常勤では七名中二名がいわゆる天下り役員でございます。  次に、ちょっと配付させていただきました資料について見ていただきたいと思...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと時間がなくなってきたんですが、非常にこの補助金の額は巨額な額でございます。それをこの各団体が天下っている役員のところでむしろ自由にやられているということでございます。これについての会計検査院、総務省の行政監察、これは行われているのでしょうか。
○西山登紀子君 最後に大臣にお伺いいたしますけれども、非常に巨額なこの交付金を、中央競馬会以外は会計検査も行政監察も対象外になっている、このままでいいかという問題があるわけですね。事実上の税金について、省庁のお手盛りに任せて、国としてのチェックが全くないというのはやっぱりおかしい...全文を見る
04月17日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。お二人の参考人の方々には大変遅く、長時間ありがとうございます。  まず最初に、鶴田参考人の方にお伺いをしたいと思います。  先ほど御紹介ありました先生の論文をちょっと読ませていただきました。そこには、直接投資には投資国の側に...全文を見る
○西山登紀子君 短くていいです。
○西山登紀子君 よく分かりました。頑張ってまいります。
04月24日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。参考人の皆さんには本当に貴重な御意見をありがとうございます。  まず最初に、三人の参考人の皆さん、一つのテーマでお聞きをいたします。  この調査会は三年掛かりの調査でございまして、「真に豊かな社会の構築」という大きなテーマを...全文を見る
05月22日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  日本共産党を代表して、中間報告に対する意見表明をいたします。  本調査会は、「真に豊かな社会の構築」をテーマに設定し、今期の調査を進めてきました。経済大国と言われながら、本当の豊かさを実感できないのはなぜか、この国民の疑...全文を見る
05月30日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、九七年十二月のいわゆるCOP3が開催されました京都が地元でございますけれども、その京都議定書が締結されました際に、衆参の両院の代表団が京都に派遣をされたわけですけれども、その代表団の一名として参加をさせていただきまし...全文を見る
○西山登紀子君 担保法ではないけれども非常にそれに資する重要法案だというふうにおっしゃるわけですけれども、大臣は地球温暖化防止対策本部の副本部長でございますね。これ、CO2の削減というのは、元々やはり経済活動から起因してくるものが非常に大きいと。アメリカが離脱したのも、経済活動に...全文を見る
○西山登紀子君 これほど申し上げても入れないと言うんですね。目的規定の中に、温暖化防止対策等環境保全というふうにすればよく分かるんですけれども、そう申し上げても入れないということになりますと、やはり自然エネルギーの普及の促進、そして温暖化の防止を願ってきた人たちに対しては、私はや...全文を見る
○西山登紀子君 確認をさせていただきました。  それでは、水力の範囲についてお伺いをいたします。  水力でも大規模なものは、例えば川辺川のダムなどに見られますように、非常に環境破壊を引き起こすということで大きな問題になっているわけですね。基準の引き方次第では森林破壊という大変...全文を見る
○西山登紀子君 先日、新聞で、屋久島でこの水力発電の努力を始められたというようなことがございますけれども、是非森林の保全ということをきちっと担保できるようなものにしなければいけないと思います。  廃棄物発電の問題なんですが、これが一番の問題です。改めてお聞きしますけれども、法律...全文を見る
○西山登紀子君 そこが一番の問題だと思うんですね。午前中からいろいろ議論がありましたけれども、この法律というのは政令で定めるものというふうに幾つかありますね、水力も政令で定めると、こういうふうになっているんですが。その政令で定める際に、この法律というものは枠をはめたんだけれども、...全文を見る
○西山登紀子君 結局、結論的には廃棄物発電も新エネに含めない可能性、そういうものはないということですか。
○西山登紀子君 大臣が、廃棄物発電については政令できちっと含めていくんだと、こういうふうに言われたわけですよね。もちろん私たちは、この法案の中にこの新エネの中に廃棄物発電を明記するなんということは私は論外だというふうに思っています。もちろん、きちっと除くべきだと思っているんですけ...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと済みません。もう一度九九年度末の一般廃棄物と産業廃棄物の内訳を、もう一度済みません、繰り返してください。
○西山登紀子君 五・六万キロワットですか。調査室の資料をいただきましたが、これは産業廃棄物は十三・六万キロワットになっているんですが、数字の違いはどうですか。
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。  それで、続けてお伺いしますが、この廃棄物発電を全体で現在の五倍に引き上げていくということなんですけれども、今内訳を言っていただきましたけれども、一般廃棄物発電とそれから産業廃棄物発電におきましては、その内訳において増える率がかな...全文を見る
○西山登紀子君 廃プラの総排出量というのは、一般廃棄物も産業廃棄物も両方合わせますと、こちらのいただいておりますプラスチック処理促進協会の資料、二〇〇二年の三月の資料では、両方合わせると廃プラの総排出量というのは九百九十七万トンということになって、そのうち産業廃棄物は四百八十九万...全文を見る
○西山登紀子君 私は、今の答弁は大変不満です。  というのは、今まで、これまで利用されてきたものに限るというような条件を付けると今おっしゃったんですけれども、これはプラスチックなどは特にダイオキシンなんかの問題もありまして、CO2もいろいろ出すというようなこともあって、できるだ...全文を見る
○西山登紀子君 非常に私は甘いと思うんですよね。やっぱり燃やして、どんどん燃やして電気取っていくんだというふうなことになりますと、今私は、京都の伏見区で大岩街道というところで小さな焼却炉でぼんぼん廃棄物が燃やされていて、ダイオキシンの濃度も非常に高いですし、非常に環境的に公害で住...全文を見る
○西山登紀子君 環境省の答弁として私は重大だと思いますね。  問題は、例えばペットボトルの容器包装リサイクル法ができましたけれども、これはいただいた資料で見ますと、ペットボトルというのは生産量が実に三倍に跳ね上がっているんですよ、平成五年から平成十二年のこのグラフを見ても。生産...全文を見る
○西山登紀子君 やっぱり経済的なメリットがあればその方向に動くわけですよね。先ほど私が挙げました三つの点でございます。この法案によって、廃棄物発電を電力会社の買取り対象として認知をする。しかも焼却炉と発電機と、これは出す財布は違うようですけれども、元々は税金で一つですが、手厚い補...全文を見る
○西山登紀子君 私たちは、この法案というのは地球温暖化防止に資するというよりも、むしろ新規産業の産業創出に貢献する、資するというような内容だということを指摘をさせていただいて、時間がありませんので、先へ移ります。  太陽光発電、風力発電をどうやって進めていくかということなんです...全文を見る
○西山登紀子君 市場原理に任せたら弱者が駆逐されるというのは、これはもう当然のことなんですね。  それで、風力発電推進市町村全国協議会というところがこういう要望書というのを出していらっしゃるんですよ。その要望書は「風力発電事業の推進について」ということなんですが、一は、やっぱり...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法案に対する修正案について、その要旨と提案理由を御説明いたします。  地球温暖化の防止は、人類の生存にかかわる最も重要な問題となっています。エネルギー政策においてもこの観点が不可欠で...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法案に対して、反対の討論を行います。  地球温暖化は、人類の生存それ自体を脅かしかねない深刻な問題であり、その防止に向けてエネルギー政策の転換が強く求められています。政府案...全文を見る
06月03日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、四月の十五日の当委員会で、公営ギャンブルの五法人の天下りの問題について取り上げさせていただきました。資料もたくさん配付させていただいたんですけれども、関連するところも含めますと、およそこの公営ギャンブル五法人関連で八...全文を見る
○西山登紀子君 では、会計検査院、来ていただいていると思うんですけれども、いかがですか。
○西山登紀子君 大臣も、この丸投げ等、そういうふうな問題があればそれは問題だとおっしゃったわけですけれども、今のところはその会計検査の対象になっていないわけですけれども、だったらそのままで野放しでいいのかということになりますから、何らかの対策は必要だと思うわけですね。  それで...全文を見る
○西山登紀子君 実は、こういう指摘というのは随分早くからされているわけですね。一九七九年、昭和五十四年の六月二十一日に総理府所管の公営競技問題懇談会は、交付金の配分は各競技の振興団体によって行われているが、その配分については常に公正の確保に努める必要があり、振興団体の役員が交付金...全文を見る
○西山登紀子君 是非そういう観点からディスクロージャーを積極的に当委員会にも行っていただきたいと思います。  次に、前回の質問のときにはかなり法外な給与の問題、退職金の問題を取り上げまして、大臣も更なる厳しい対応を考えていくという決意を表明されました。退職金を三割削減しただけで...全文を見る
○西山登紀子君 もちろん、今までの制度でも天下りが良かったかということになりますと、とんでもありません、大きな問題を起こしているんです、やっぱり。私はあの薬害エイズのときに厚生委員をしておりましたけれども、旧ミドリ十字というのは厚生省薬務局分室と言われていたわけでしょう。今はC型...全文を見る
06月06日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私も、この経済産業委員会で何度もこのエネルギーの問題、原発の問題を質問させていただいたんですけれども、四年目になりますけれども、随分この間、この経済産業委員会だけの状況といいますか模様といいますか、それも非常に変わりました...全文を見る
○西山登紀子君 今の御答弁を聞いていると、ますます私、分からなくなってきたんですね。  つい、この委員会では省エネ法、新エネ法を審議したばかりなんですよ。ところが、今言われましたように、時々のあれに沿って手探りで出してきたというような、そして個別法の審議が済んだ後で基本法が出て...全文を見る
○西山登紀子君 今の答弁を聞きますと、冷ややかというふうな報道ではなくて、むしろ歓迎をするという答弁ですよね、むしろ。うんと新しい、幾つも政府に義務付けていくという新しい仕組みが入っているので、むしろ歓迎するという答弁がされています。  今まで政府として閣議決定してきたいろんな...全文を見る
○西山登紀子君 確かに、この法案には原子力、原発という言葉は一つも出てこないんですね。しかし、読み込める仕組みになっているんですよ。  更に言えば、この基本法というのはエネルギーの定義、これが全くありません。八条にいきなり新エネという言葉がぽんと出てくるんですね。ほかはみんな「...全文を見る
○西山登紀子君 御答弁の中でも原子力ということを言われないわけですけれども、これはやっぱりおかしなことでございまして、原子力の優位性ということをるる言ってこられた与党にとりましてはおかしな答弁じゃないかと思います。これはやっぱり電力であり、これはやっぱり信頼性、安全性の確保という...全文を見る
○西山登紀子君 原発は入るということですね。  それから、第四条の「市場原理の活用」という部分なんですけれども、この部分で、エネルギー市場の自由化等のエネルギーの需給に関する経済構造改革にさらされているエネルギーというのは電力ではないんでしょうか。
○西山登紀子君 やはり電力の自由化で原子力エネルギーの確保が非常に危ぶまれるということで、電気事業者の側から非常な危機感というのがいろんなところに出されておりまして、当然それは与党にも、与党の内部からも当然出ている声だというふうに思います。  電力で最大の比重を占めるのは原子力...全文を見る
○西山登紀子君 「国の責務」を、この第五条を正確に読みますと、「施策を総合的に策定し、及び実施する責務を有する。」と、こういうふうになっているわけですよね。  それで、更に言いますと、第十二条でございます。エネルギー基本計画というものを作るんですが、この計画で、当然今の政府の方...全文を見る
○西山登紀子君 いろいろなエネルギーも含まれているんだと言うんだけれども、ほかのエネルギーというのは私はむしろ飾りのようなもので、基本の大きなところはやっぱり原発推進と、こういうことになると思うんですよね。それは、加納議員のいろんなインタビューを見ていますと、この法律は非常に効果...全文を見る
○西山登紀子君 こういうふうな初めての試算が出たというときに、タイミング良くこの基本法案を通していこうということなんで、結局、この基本法によって原発を国の施策として基本計画に盛り込むことによって予算的な措置も含めて国が全部しょい込む、こういうことになるんじゃないかというふうに私は...全文を見る
○西山登紀子君 むしろ風力発電なども進めることになるんだとおっしゃっているんですけれども、実はこの委員会でも、この前新エネ法の法案を審議したばかりで、細田議員も御存じだと思いますけれども。この新エネ法、進めれば、地方自治体なんかがどんどん進めている風力発電がむしろ市場原理の下で駆...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、与党提出のエネルギー政策基本法案に対して、反対の討論を行います。  反対理由の第一は、本法案が、一九九九年のジェー・シー・オー事故などによって高まった原発に対する国民的批判に対抗して、原発推進の電力会社の利益擁護を図り、原発、核燃料サ...全文を見る
06月27日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第20号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、自動車の問題を考える場合には、使用済みの問題だけではなくて、車社会全体の在り方の見直し、こういったものも必要ではないかと思っております。環境に負荷を掛けない社会と経済のありよう、とりわけ昨今では地球温暖化の防止の観点...全文を見る
○西山登紀子君 今までも市場原理に任せてきたということなんですが、それでも一部、機能不全に陥っているわけですよね。また、不法投棄などでは豊島の問題など非常に大きな問題も起こしてきた。結局、メーカーの自主的な取組と市場原理だけにゆだねていたのではやはり破綻をしてしまったというところ...全文を見る
○西山登紀子君 今でもそういうふうな懸念されるような事態というのは幾つかある。それ以外にも全く起こらないということは言えないわけですよね。それが市場原理ということだと思います。  私も、いろんなところを調査をさせていただいたわけですけれども、いろんな解体業者のところを行ってきま...全文を見る
○西山登紀子君 ちゃんとやってくれということだけなんですけれども、今も申し上げましたように、採算が取れないものは外すなということが、それはお商売をやっている上ではもうこれは鉄則なんだということで今までやってきたということなんですけれども、今度は取り外さなきゃいけないということにな...全文を見る
○西山登紀子君 大変いろいろ苦しい御答弁をなさっていると思うんですけれども、シュレッダーの中に混ぜちゃいけないものをそれでも取り外しをしなきゃいけないということで、結局は売れない部分は野積みにしておくとか、どこか自分の敷地の中に保管しておくとか、あるいはお金を付けてほかのところの...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと待ってください。  そうすると、今は三品目でリサイクル料金を表示しますね。その部分は新しく新車を買うときにはユーザーが払うし、今既存の七千万台については車検のときに払うと。そしてその後、三品目以外に市場原理が働かなくなってうまく回らなくなった部分について...全文を見る
○西山登紀子君 廃車までには十年ほど掛かるという非常に長い見通しを持ったスキームを今考えているわけですよね。私が今質問してまいりましたのも、三品目以外にももう機能がうまく回らないような品目も幾つか想定がされるという中で、事実、答弁としては三品目以外にもリサイクルの実態を見て慎重に...全文を見る
○西山登紀子君 これは非常に重大な発言だと思うんですよね。新車を買って、十年先の廃車のリサイクル料金だということで払っていたのに、また追加が出てきます、次々追加が出てきますと。そんなばかなことはないんですよね、廃車するまでのリサイクル料金として払うわけですから。  そういう法律...全文を見る
○西山登紀子君 つまり、一度払った人はもう自分の車が廃車になるということで追加のお金を払うということではないという、一回払えばいい、その料金をという意味でしょう。そうですよね。  そして、次また料金が変わる場合もあるんだ、そのときは政令で決めるんだと、こういうことでしょうか。
○西山登紀子君 つまり、そういうふうに行き当たりばったりになってくるわけですよ。  つまり、メーカーに全部廃車をすべて無料で引き取らせてきちっとやるという拡大生産者責任の下にずっとリサイクルのサイクルが回っていれば、今のようにそんな継ぎはぎだらけで次々という、そういうふうにやら...全文を見る
○西山登紀子君 この料金というのは、メーカーが負担するものではなくてユーザーが負担するものだということなんですね。  ユーザーが負担するということであれば、これはやはりユーザーが納得できる価格設定でなければなりません。衆議院で我が党の塩川議員の質問に対して、大臣は、この料金の適...全文を見る
○西山登紀子君 今何かおっしゃったわけですけれども、私が申し上げているのは、第三十四条のこの料金ですね、法律で決める料金についてメーカーは一切負担はしない、これははっきりしているということを申し上げたわけですよね。  それで、新車については販売ごとに、車種ごとに料金を付けるとい...全文を見る
○西山登紀子君 ちなみに、どれぐらいの車種があるのかということで、ちょっと資料を出してもらったんですけれども、百二十六種類車種があるんですね。  そうすると、そういうことで細かく細かく、そのリサイクルに掛かる費用というのは当然違うわけですから、そういうことで細かく違っていくんだ...全文を見る
○西山登紀子君 そのリサイクル料金が適切かどうかということについて、第三十五条では、適正な価格を著しく超えていると認められるときとか、あるいは著しく不足していると、例えば百円とかそんなふうな値段を付けているような、極端ですけれどもそういうふうな場合、高くても低くても、そういう業者...全文を見る
○西山登紀子君 これは家電リサイクルのところでも私たちは経験があるわけですけれども、大体メーカー横並びということで、値段が、これは後払いということではありますけれども、横並びになったということがありますね。実際、非常にアバウトだということの御答弁だと思います。  今、確かに二万...全文を見る
○西山登紀子君 結局、シュレッダーするということは、いろんな車種の車を一遍にシュレッダーするわけですね。中には、車だけではお商売が成り立たないんで、家電だとかいろんなものを一緒にシュレッダーするというふうなお仕事の仕方をしていらっしゃるところに私も調査をいたしました。結局、同じメ...全文を見る
○西山登紀子君 案分比例はいいんですけれども、受け取ったものは全部ミックスになっているわけですね。自分のところの車だけじゃなくて、ほかのメーカーのものも、中には何が入っているか分からない、それも受け取っちゃう。それは重さで幾らだということで受け取って、その法人からお金をメーカーが...全文を見る
○西山登紀子君 仕組みとしてそういうふうに私は問題を指摘をしている。個々の企業で、企業はみんな怠け者だ、そういうふうに言っているわけではなくて、こういう仕組みそのものが最後に結局込み込みのミックスで受け取らざるを得ないという、そういうところに私は元々仕組みの問題があるということを...全文を見る
○西山登紀子君 先ほど御説明があったんですけれども、非常に部分的なといいますか、都合のいい引用だったので、きちっと引用しておきたいと思います。  この使用済自動車、「ELVに関するEU指令の主な内容」というのがあって、第五条というのがあるんですが、それは「EU加盟国は、認定され...全文を見る
07月01日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は、看過できない社会問題になっております赤ちゃんの急死問題について、行政の在り方についてただしてまいりたいと思います。  まず最初に、坂口厚生労働大臣と村井国家公安委員長が来ていただいておりますので、お二人に全般的な...全文を見る
○西山登紀子君 個々の事例についてはお答えができないと思うんですけれども、最近の例では、香川県の香川町の飛士己君への事件ですよね。医師がSIDSの疑いと書いてしまった。親御さんが何回も、六回も捜査をお願いしながら、最後には殺人ということで起訴ということに、百八十度の転換がされると...全文を見る
○西山登紀子君 SIDSというのは病名ではなくて除外診断名であるということを改めてはっきりと認知をしていただかなければならないと思います。  時間がないので質問を急ぎますが、厚生大臣、このSIDSで一体どれぐらい子供さんが亡くなっているのかと思ったら、平成七年には五百七十九人、...全文を見る
○西山登紀子君 平成十二年ということですけれども、毎年こういう形で今事件が告発され起こっているわけですから、きちっと全国的なそういう調査を、今私が申し上げましたように、どんなふうな状態で、またどんな劣悪な保育条件でそういう死に至ったのかというふうなことをもう少し具体的にきちっと調...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、二つだけお伺いします。  今直ちに解決できる方法は、もちろん先ほど解剖でもきちっとやるというお話をいただきましたけれども、解剖をやってそれもまた原因が分からないときには安易にSIDSだとかSIDSの疑いだとかというふうには付けないと、原因不詳だと、こうい...全文を見る
○西山登紀子君 記録と公開はどうですか。記録をきちっと取っていく。
○西山登紀子君 済みません、追加で。大臣のお考えをお伺いしたいと思います。公開するかどうか。
○西山登紀子君 はい、分かりました。  ちょっと質問の意味がお分かりいただけていない。  今安易にSIDSだとかSIDSの疑いということを書かれることによっていろんなトラブルが起こっています。事件がいろんな形で隠ぺいされるというようなことで、裁判にまで訴えるという事態が今起こ...全文を見る
07月04日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第21号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  前回の質問で、私は、なぜメーカーに費用の負担を課さないのかということで、拡大生産者責任、いわゆるOECDなど国際水準で言われている拡大生産者責任とは、ちょっと言葉は厳しいようですけれども、似て非なる制度だということで質問を...全文を見る
○西山登紀子君 私もユーザーがリサイクル料金について全く負わなくていいというふうに思ってもおりませんし、このOECDのガイダンスというのは、メーカーの負担とする場合でもメーカーはそれを価格に転嫁するということになる。消費者もだから負担をすることになるわけですよね。しかし、今回の法...全文を見る
○西山登紀子君 車というのは、日本の車でもヨーロッパの車でも同じですよね、車は。たくさん日本の製品も輸出をしているわけですね。  それで、自動車の廃棄、ELVに関するEU指令の主な内容ということで、EUがどういう指令を出しているかというと、確かに今、バリエーションで、いろんな国...全文を見る
○西山登紀子君 私、非常にトリックがあるというふうに申し上げましたけれども、価格の中に、例えば仮に二万円といたします、リサイクル料金を。この二万円は、この法案の仕組みからいいますとメーカーの中には入ってまいりません。価格の中に入ってまいりません。つまり、リサイクルをするというその...全文を見る
○西山登紀子君 それで、環境審議会の方ではこういうふうに検討もされておりまして、それで私が勉強もさせていただいたんですけれども、そこの部分のところでいずれを原則として採用するにしても、国民の理解が必要であるということでよく検討するようにということが述べられているんですよね。  ...全文を見る
○西山登紀子君 なぜ採用しなかったのかと聞いているんです。
○西山登紀子君 環境省の立場はもう分かっていますから。  なぜ産業構造審議会のワーキンググループではこういう立場、A案、B案じゃなくて、B案を採用せずにA案を採用したのかというのを岡本局長の方にお答えいただきたいわけであります。
○西山登紀子君 もう分かって言っていらっしゃるんですけれども、税金の問題があると思うんですよ、やっぱり。それで、ユーザー負担に大変になるからと言っているけれども、これはやっぱりメーカーが税金が掛かるから困るということではないかと思います。  それで、やっぱり環境審議会の答申の中...全文を見る
○西山登紀子君 その資金管理法人に年間幾らぐらい集まって、また、年間どれぐらい使われて、資金管理法人にストックされる料金は一体幾らになるんでしょうか。
○西山登紀子君 制度は作るんだけれども、本当に一兆円規模の非常に大きな法人ができてしまって、それも姿はこれからだというようなことで、私は、本当に何かまるでお化けのようなものを、巨大な法人を作る、これでいいのかという思いがだんだん強くなってくる、更に強くなってくる。  更にお伺い...全文を見る
○西山登紀子君 そのリサイクル料金の中に入っていくんですか、それとも更にその上にかぶせて何か料金取るんですか、この法人の運営費用。
○西山登紀子君 答弁が、局長自身の答弁が全く違って、そして担当者に聞かなければ分からないというようでは非常に私は心もとないと思いますね。  それまで、ユーザーにこんな費用までかぶせられたらたまんないというふうに思いますし、ましてや天下り先になるじゃないかという懸念がずっと示され...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと時間がなくなったので、解体業者、それから破砕業者の方の問題の方に移りたいと思います。  これは今回の法案のスキームで関連業者の影響がどうなるのかということなんですけれども、今、私も業者の方にお話を伺ってまいりましたけれども、この法案が提出されてから解体業...全文を見る
○西山登紀子君 環境省にお伺いしたいと思いますけれども、関連業者の中でも解体業者ですね、今、政府の統計でも約五千、実数はこの二倍とも言われているわけですけれども、そのうちこの廃掃法の許可を得ているのは千六百五十三社であるわけですけれども、三分の一しか許可を受けておりません。これか...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いしたいと思います。  先ほど声を十分聞いていくとおっしゃったわけですけれども、例えば、八幡市では今五十社の業者がいるんですけれども、二十九社が処理事業協同組合に参加しているんですけれども、許可を受けているのが十一社、年内に、今年の年内に四社、...全文を見る
○西山登紀子君 終わります。
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、使用済自動車の再資源化等に関する法律案に対して、反対の討論を行います。  使用済自動車の処理問題は、最終処分場の逼迫や市場任せでうまくリサイクルが進まない状況となっており、極めて深刻です。この問題を抜本的に解決していくためには、環境に...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第10号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は、就学援助制度についてお聞きをしていきたいと思います。  今日、長期にわたる不況によります失業、倒産が増え続けておりまして、私の手元にも、生活困難から教育費のやりくりも非常に大変になっているんだというような声が非常...全文を見る
○西山登紀子君 この法律の第二条には、確かに「予算の範囲内において、これに要する経費を補助する。」というふうになっているわけですよね。施行令の第三条を見てみますと、確かに、国が決めるその単価に対して市町村が認定をした生徒の数に乗じた額の総額の半分を国は補助すると、こういうふうにな...全文を見る
○西山登紀子君 今も御答弁がありましたように、市町村が主体的にその資格要件というものを決めて、そして子供を認定するんだという御答弁があったと思います。最も身近に子供たちを見ている自治体が認定するということが実態に合ったものになる、そういう趣旨からだと思います。問題は、それに合った...全文を見る
○西山登紀子君 今お聞きになりましたように、九七年、ちょうど九兆円の負担増が起きまして大変な不況が進行、始まりました。そのときから、九七年七十万人だった対象者が約九十五万人、この五年間で二十五万人の児童が就学援助対象児童として増えているんですね。率からいたしますと、全児童に対する...全文を見る
○西山登紀子君 予算の範囲内とおっしゃるわけですけれども、この法律の仕組みというのは、まず地方自治体が独自に認定の基準も自分たちで決めるし、それから認定の対象児童も自分たちで決めていいと。そして、その半分は国が援助をいたしましょう。もちろん、その認定の基準というのも先ほどお示しが...全文を見る
○西山登紀子君 最後に大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、私、資料をいただきましたら、率を増やしたと言うけれども、これは子供の人数が下がっていっているんですが、準要保護児童のパーセンテージは、十年度三・七、十一年度が三・七、十二年度が三・七五、十三年度が三・八、十四年は三・八...全文を見る
○西山登紀子君 最後に。
○西山登紀子君 じゃ、終わります。エンドレスになりますから、やめましょう。
07月23日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第26号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  官製談合を防止するための法的措置を取ることは賛成でございます。ただ、問題は、その内容が国民の期待に十分沿ったものになっているかどうかということだと思います。  この提案理由の中では、本案検討のきっかけになったのは二〇〇〇...全文を見る
○西山登紀子君 官製談合のセイというのは政治家の政、その官政談合というふうな言葉もできているようなこともあるわけですね。官製談合というのは政治家も絡んだ官製談合じゃないかというような言葉すら、もう国民の中に話題になっているわけですよね。  ですから、私は、やっぱり業者とそれから...全文を見る
○西山登紀子君 これは我が党の八田議員が政倫特で十二日に質問したときに、北海道の公共事業受注企業から鈴木被告と自民党に十億円、九五年から二〇〇〇年までですね、ちょうどこういう談合が行われたときに献金されているというそういう事実もあるわけでございます。  それで、私たちは企業・団...全文を見る
○西山登紀子君 公正取引委員会もそういうのは明らかにはしない、それから返却を受けた道側も三分の一しか公表を今まだしていないということになりますと、やはり政治家の口利き、あるいはトライアングルで起こっているいわゆる官製談合、こういった真相が非常に国民の前には明らかになってこないとい...全文を見る
○西山登紀子君 この点が非常に私は甘いと、抜け穴じゃないかなというふうに思う点でございます。  それでやはり、さっきお伺いしましたのは、知事だとかあるいは大臣本人が関与していた場合はどうなるのかということの質問にお答えになっていないんで、そのこともちょっと併せて最後にお伺いした...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと漏れている、範囲。
○西山登紀子君 終わります。
○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私たちも、下請代金支払遅延防止法と下請中小企業振興法の改正と強化、この点を求め続けてまいりました。この二法の改正と強化というのは、今不況とか空洞化が進む中で、とりわけ緊急を要するというふうに考えています。  今回、御提案...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。  次に、公正取引委員長にお伺いします。  貨物自動車運送業における不公正取引についてちょっと調べてみました。今、規制緩和や長期不況が進む中で、トラック運送業の中で非常に不公正な取引が横行している実態、本当に驚くべき実態がございま...全文を見る
○西山登紀子君 努力をされているということなんですけれども、私も全日本トラック協会のこの報告書をずっと見ていまして、回答を出した事業者の規模を見てみますと、二十両以下が五六・二%、従業員の数は二十人以下が四六・七%ですね。つまり、本当に泣いているのは零細な事業者だということがお分...全文を見る
○西山登紀子君 公取委員長に再びお伺いいたしますけれども、このトラック協会の調査報告には、賃上げ交渉ができるかという、荷主に対してできるかということについて、不可能だと答えているのが五九・一%、もう六割がそんなことできないという答えをしております。事態は非常に重大だと思います。 ...全文を見る
○西山登紀子君 先ほど来、近い将来改正をとお考えだということなんですけれども、是非これを対象にするということ、今検討されておりますでしょうか。
○西山登紀子君 それでは次に、繊維の問題に移りたいと思うんですけれども。  私も、当委員会で九九年の三月二十三日に繊維業界の不公正取引の問題について質問をさせていただきました。是非現地に来て、実際のそういう流通の実態をつかんで、公正な取引ルールの確立に努力すべきだということで質...全文を見る
○西山登紀子君 次に、下請検査官の、大幅にふやすべきだということでお伺いしたいと思います。  今、下請法の違反件数というのは、二〇〇一年で前年に比べて千百四十件から千三百十四件、一五%増加しているという下なんですが、実はこの下請検査官の人数。まず、公取委員長にお伺いしますけれど...全文を見る
○西山登紀子君 ちょっと、いいですか。
○西山登紀子君 今ちょっと数字が、三十四と四十六という数字が出ておりますが、私が申し上げました三十四というのは、下請代金検査官専任者の数でございますので。
07月25日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、九七年の二兆円の負担増を国民に強いました医療保険の改悪法案のときに、この場所で反対をいたしました。三千通の怒りのファクスを持ち込みました。根拠のない薬代の二重取り、健保本人の二割負担、お年寄りの負担増など、医学的根拠...全文を見る
○西山登紀子君 このことの対象になるのはすべての患者でございます。先ほど大臣は除外項目のことをおっしゃったんだと思いますけれども、除外項目なんというのはわずか十項目です。元々、六か月以上の入院医療に除外規定などと設定すること自身が私は間違っているというふうに思います。  私の手...全文を見る
○西山登紀子君 大臣、生活するお金がないから生活保護を受けているんですね。その人々に、六か月以上入院したいと思った、そうすると、それは月五万円の医療費を捻出しなさいということなんです。医療費がないから医療扶助を受けているのに、入院を六か月以上続けようと思ったら五万円出せ、こんな矛...全文を見る
○西山登紀子君 大臣、この通達には「例外的対応」というふうに書いてあるわけですよ。ところが、今おっしゃった例外的な扱いというのは、真にやむを得ない者に対する例外的なものであって、厳正に取り扱うこと、こういうふうなただし書まで付いている。  さらに私は、例外的なこととおっしゃいま...全文を見る
○西山登紀子君 だれが好き好んで長い入院を望むでしょうか。私はそのことを問題にしているのではありません。  厚生省が今おやりになっている通達に基づいて、現場では今こういう非情なことを促進する動きがあると言いました。こんなふうに書いているんですよ。入院期間が百八十日を超える入院患...全文を見る
○西山登紀子君 今までも長期の入院なんてだれも望んでしているわけじゃないわけですよ、それは。行き場所がないわけでしょう。  さらに問題は、それが今度六か月という期限が決まってきて、六か月以上たったら生活保護者医療扶助を受けている人に月五万円の負担をしなきゃ入院ができない、こうい...全文を見る
○西山登紀子君 私の地元の京都でも、京都府保険医協会が実施した入所待ち調査でも定員の約二倍いるわけですね。老人難民という言葉すら生まれています。こういう患者さんは大量に出現することになる心配がございます。  社会に貢献してこられたお年寄りに行き場がない、そういう不安を与えるこう...全文を見る
○西山登紀子君 こんな問題だらけの法案を強行するのは許せないということを申し上げたいと思います。
10月31日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  九九年の九月の三十日、日本のチェルノブイリとまで言われましたジェー・シー・オー事故が起こりました。私は、当時、経済・産業委員として、本会議質問も含めて、当委員会でも質問に立った一人でございます。今回、九月一日の東電の首脳陣...全文を見る
○西山登紀子君 二問目のお答えも。
○西山登紀子君 私は、東電の今の社長の説明には本当にそれで信頼できるかというと、非常に疑問を持ったわけでございます。安全委員会の平沼大臣に対する勧告の中でも、すべて恒常的にやっぱり事業者が情報を国民に公開すべきであるということを勧告の内容に盛り込んでいるわけですから、地域の、しか...全文を見る
○西山登紀子君 公表しなきゃいけないという決断をしたということなんですが、大臣、これ二年間も報告をされていない、大臣は二年間も御存じなかったと。これは私、非常に重大な問題だと思うんですよ。  この法律というものは、従業員が大臣に申告できる、主務大臣に申告できるというのが法律の大...全文を見る
○西山登紀子君 責任を感じているということなんですが、私はその中身をもう少し大臣に分かっていただきたいというか、処分したということを言うけれどもこれは極めて軽い処分でありまして、しかも国民の皆さんもこれで済むのかという思いはぬぐえないと思うんですね。  繰り返して言いますが、私...全文を見る
○西山登紀子君 しつこいようですけれども、いろんな評価委員会のこういう報告を見ましても、大臣に報告が行かなかったということについての指摘はないんですよ。それは私は身内の調査の限界だと思いますけれども。ですから、もう一度お聞きしたい。申告があったら大臣に即報告させるようにすると約束...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いします。  国民はこの中間報告で幕引きなんというふうには絶対に思っていないわけでございまして、現在、設置自治体からはどんどんとこの決議が上がってまいりました。私が調べたところでも三十一の地方の自治体から意見書が上がっております。こういう住民の...全文を見る
11月07日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、前回の質問で、大臣の就任以来の原発の安全確保の責任にかかわる問題として、新しく導入されました申告制度が機能不全に陥っていたという問題について取り上げまして、大臣もその点について責任をお認めになったわけですね。  今...全文を見る
○西山登紀子君 大事な通達なんですけれども、余り評価委員会などの今回の事件の調査などには余り名前が出てきません。そこで、少し詳しく申し上げたいと思います。  田中大臣の名前で出ております大臣通達は、「原子力発電所における安全確保対策の強化について」ということで、  一、通商産...全文を見る
○西山登紀子君 大臣通達が基本であるということはこれはもうだれしも認めるところでございますし、大臣もお認めになったわけですが。そこで、今も大臣が言われました一九八八年の十一月の八日に「大臣通達による軽微な故障等の報告について」という題が付いて、原子力発電運転管理室という文書が出て...全文を見る
○西山登紀子君 私は、この原子力発電運転管理室という通達ですから、室長通達、言わば課長通達のようなものなんですが、その内容を読んでみて本当にびっくりしました。大臣通達を本当に骨抜きにするような内容なんで、ちょっと御紹介をしたいと思います。  これは、「昭和五十二年三月三日付け大...全文を見る
○西山登紀子君 骨抜きにしたんじゃない、甘くしたんじゃないということなんですが、済みません、お配りさせていただいておりますこのグラフをちょっと見ていただきたいと思います。これは経済産業省より提出いただきました資料について、私の方でグラフ化したものでございます。原子力発電所における...全文を見る
○西山登紀子君 この通達が、言わば甘くして報告をしなくてもいいよというふうなところをラインを引いたためにうんとこの報告件数が下がっているというのは、これはもうこの数字を見れば明らかです。  問題は、報告が多いことが問題なのではなくて、その報告がされなくて隠されて、そして重大な事...全文を見る
11月13日第155回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回、私は、「真に豊かな社会の構築」をテーマにして三年間の調査を継続する重要な委員会の海外調査に参加できまして、大変勉強させていただきました。ありがとうございました。  豊かさとは何か、経済大国日本の国民が本当の豊かさを...全文を見る
11月14日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  まず最初に、大臣にお伺いをしたいと思います。  小泉内閣は十月の三十日に「改革加速のための総合対応策」、いわゆる総合デフレ対策を打ち出しましたが、その中心は不良債権処理の加速策でございます。深刻な不況で痛め付けられている...全文を見る
○西山登紀子君 大臣も懸念を表明されたように、雇用だとか、それから倒産などの影響、悪い、悪影響を及ぼすということはおっしゃるわけですけれども、私は、だからこそセーフティーネットと言う前に、先ほど午前中の議論でもありましたが、このRCCに送ることは正に地獄に送られるようなものだとい...全文を見る
○西山登紀子君 平沼大臣は、金融検査マニュアルのときにも、中小の信用金庫などに対する別の枠のマニュアルをきちっと作るべきだという御発言をなさって、それが今、別冊で地域の信用金庫の方にずっと出ております。私も地元で参りましたところ、非常に柔軟な対応はされるようになったというふうな評...全文を見る
○西山登紀子君 私が聞き漏らしたのかもしれませんが、地方、京都などがやっておりますこの借換え制度というのは、例えば京都府の制度融資で二千五百万を借りていて、京都市の制度融資で一千万借りてる、二本借りてた、三本借りて合計三千五百万借りていたんだけれども、返済額は月々百万円もしている...全文を見る
○西山登紀子君 この制度が非常に有効だというのは、京都では今年の六月三十日までという実施期間を何と来年の三月三十一日まで延長いたしました。そして、これは従来の金融の常識を超えた成果と歓迎をされているというぐらい非常に効果のある。ですから、私は是非、個々にやれるからいいじゃないかと...全文を見る
○西山登紀子君 是非お願いをしたいと思います。  じゃ、次に移ります。  さらに、今、何とかしてほしいというお声がたくさん上がっているんですけれども、中小企業家同友会が提案をいたしておりますが、二〇〇一年三月まで実施されておりました特別信用保証制度の一部を変更して、これまでに...全文を見る
○西山登紀子君 中小企業の専門家の皆さんが一つの知恵として提案をされておりますので、是非、検討もお願いしたいと思います。  ちょっと時間が押しておりますので、先ほど同僚議員も質問をされましたので、大臣に対する質問をちょっと飛びまして、次、中小企業二法案の問題について中小企業庁長...全文を見る
○西山登紀子君 次に、八号保証の新設の問題でお伺いしたいと思います。  これは私も、RCCに債権譲渡された中小企業も一日も早くRCCを卒業できるように、新規融資が行えるようにすべきだというふうなことを要求もしてきたのですけれども、今期、八号保証の新設がされるということになりまし...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、次に新事業創出促進法の改正についてお伺いをいたします。  この点については私たちも賛成でございます。  そこで、お伺いいたします。  企業組合が条件緩和されるという、非常に賛成でございます。  少し年代を振り返って見てみますと、昭和四十年代、五十...全文を見る
○西山登紀子君 それでは、最後に女性の起業支援の強化の問題についてお伺いをしたいと思います。  中小企業庁が全国商工会連合会に委託をいたしまして、今私が手に持っておりますこのまとめですが、「自営中小企業に携わる女性の労働と健康に関する実態について」という報告書ができ上がっており...全文を見る
11月20日第155回国会 参議院 本会議 第7号
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○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました特殊法人等改革関連四十六法案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  そもそも特殊法人改革とは本来どうあるべきなのでしょうか。  日本共産党は昨年七月に、特殊法人改革のあるべき方向について、「大企業の...全文を見る
11月21日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  まず最初に、この知的財産基本法という基本法でございますので、今日はちょっと条文に沿ってお伺いをしていきたいと思います。  まず、この基本法の目的についてお聞きしたいと思います。基本法ですから、知的財産をどのように使い、ま...全文を見る
○西山登紀子君 三条で少し触れてあるということなんですけれども、私、ちょっと思いますのは、この法案の提案理由説明をもう一度見てみますと、やはりこういうふうに書いてありますね。かつてない、我が国はこれまでかつてない経済的繁栄とともに豊かで文化的な生活を享受できる社会を実現してきまし...全文を見る
○西山登紀子君 もう少し進んで、四条で、よりこの法律の動機が率直に語られているように思いますので、進みたいと思います。  四条を見ますと、これも基本理念の一つだということなんですけれども、「我が国産業の国際競争力の強化及び持続的な発展」ということで四条があるわけです。この四条を...全文を見る
○西山登紀子君 今の大臣の御答弁は典型的なトリクルダウン論といいますか、大企業栄えれば民栄えるということなので、これは全然違うんですね。関係はございません。むしろ、大企業栄えて今、日本の民は滅びるみたいなことになっていっているわけですから、それは違うということを申し上げておきたい...全文を見る
○西山登紀子君 そうは言われるんですけれども、例えば戦略大綱の起草委員長の中山先生は、知的財産戦略というのは知的財産を経済活性の手段として有効に用いるための産業的色合いのものだというようなことも語っていらっしゃるわけですよね。  ですから、私は、ちょっと言葉は言い過ぎたかもしれ...全文を見る
○西山登紀子君 広がったということなんですけれども、これが非常に無限的に広がった結果、経済活動にあらゆる研究や学術、文化、教育などの成果が従属させられていかないかなという、そういう懸念をお持ちになる方がいらっしゃるので、その点はどうですか。
○西山登紀子君 この広がった知的財産あるいは知的財産権というものについて、それを生み出した研究者や発明者、著作者といいますか創造者の権利というのはどのように処遇をされ、改善されていくのでしょうか。
○西山登紀子君 労使間の関係にゆだねてしまうということについては、やっぱり立場上、十分なものにはならないだろうという私は問題意識を持っておりますので、その点は申し上げておきたいと思います。  時間がせいております。先に移りますけれども、五条の「国の責務」というのがございます。こ...全文を見る
○西山登紀子君 次に、六条、「地方公共団体の責務」というところがございます。ここのところにも「地方公共団体は、基本理念にのっとり、」というのがございますが、これにも三条、四条、両方含まれているのかどうか。さらには、自主的な施策というのはどのようなものを想定されていらっしゃるのか。...全文を見る
○西山登紀子君 私は、基本理念の三条、四条、わざわざ二つ入っているのかというふうにお聞きしました理由は、先ほど大臣が御説明になりましたが、少しニュアンスが違う、三条と四条と。四条の方がより直截的にこの基本法の目的をきちっと書いてあるように思いますけれども、ですから、三条、四条、き...全文を見る
○西山登紀子君 私、今非常に重要なことを言われたと思うんですね。おっしゃるとおりですよ。憲法というのは学問の自由もきちっと明記をしているわけですから、それをこんなところにずっと国の責務、第五条、基本理念、地方公共団体、基本理念にのっとり、大学、じゃ基本理念にのっとりというふうなこ...全文を見る
○西山登紀子君 当然のことながら、憲法は基本法に従属するものではございませんよね。ですから、この基本法というのは非常に問題のある、憲法上の重要な、抵触するような中身になっていると私は思いますよ。  しかも、この点は非常に問題だというふうに思うので、とりわけ、更にお伺いしたいんで...全文を見る
○西山登紀子君 この基本法をずっと見ていると、三条、四条、基本理念がありまして、そしてその四条のところには研究開発を企業化すると、我が国産業の国際競争力の強化を図るというふうなことで、目的は非常にはっきりしているわけですね。財界の要望にもこたえたものです。それに大学の責務を従属さ...全文を見る
○西山登紀子君 この基本法の全体を今までずっと、目的から基本理念からずっと見てまいりましたけれども、やっぱりその方向をきちっと見るならば、私が問題にしているような心配というのは起こるし、現にまた起こっているんですね。  九五年に科学技術基本法というのが議員立法で制定されましたけ...全文を見る
○西山登紀子君 最後に、大臣にお伺いしたいと思います。  第八条で「事業者の責務」ということが規定をされているわけですが、非常に、ずっと読んでみますと、ここでも基本理念にのっとって活力ある事業活動を通じた生産性の向上、事業基盤の強化を図ることができるよう努めなきゃいけないとか、...全文を見る
○西山登紀子君 終わります。
11月26日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は参考人の三人の先生方、朝早くから本当にありがとうございます。  実は、小柴先生にお伺いしたいわけですけれども、まず最初にノーベル賞の受賞、本当におめでとうございます。私の六年間、この参議院で御一緒しておりました上田...全文を見る
○西山登紀子君 私の質問が本当にまとまっていなかったかと思います。でも、本当にいいお答えいただけたと思います。  株にはいろんな株があるんですけれども、京都の島津製作所では田中さんの受賞によって随分株が上がったようでございますが、私は小柴先生の受賞ということによって日本の基礎科...全文を見る
○西山登紀子君 ありがとうございます。  小柴先生に最後の御質問をさせていただきますが、先生はいつもいろんなところで研究者に、自分で種を見付けなさいと。また、自分で卵ですか、二つか三つきちっと自分がちゃんと持ちなさいということを言っていらっしゃいます。それは、研究者としてのあり...全文を見る
○西山登紀子君 どうもありがとうございました。ノーベル賞受賞者からヤマカンの話を聞こうとは、大変勉強になりました。  最後に、松尾参考人にお伺いしたいんですけれども、よく金型の図面の問題で、大企業が下請の中小業者の、大田区なんかでは図面を出させて、それを海外の工場で低コストで生...全文を見る
○西山登紀子君 ありがとうございました。終わります。
○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  午前中、三人の参考人の方々から、とても示唆に富んだ御意見をいただきました。とりわけ、今、各委員がおっしゃっておられますけれども、ノーベル物理学賞を受賞されました小柴昌俊先生のお話は大変心洗われるお話でございました。  私...全文を見る
○西山登紀子君 日本の特許の出願の八〇%はやはり大企業でございます。それから、休眠の特許なんかも七割というようなことなんですが、やはり大企業が非常に力を持っているということは事実でございます。  午前中の審議でも、松尾参考人に私も中小企業の技術や知的財産やその権利が侵されている...全文を見る
○西山登紀子君 是非御努力をお願いしたいと思います。  次に、それに関連して、特別な配慮という点で二点、長官にお伺いをいたします。  中小企業の知的財産に関する実態調査報告書というのがありますが、そこにも大企業とのトラブルが挙げられております。知的財産を守り活用というのであれ...全文を見る
○西山登紀子君 その点では一層の努力を要望して、次に移りたいと思います。  次は少し内容を変えまして、日本映画の振興についてお聞きします。  この法案の第二条第一項では、知的財産とは、発明、考案、植物の新品種、意匠、著作物その他、人間の活動により生み出されるものというふうに知...全文を見る
○西山登紀子君 そこで、心配になりますのが、二十一日の質疑でも私も取り上げましたけれども、この法案の理念との関係でございます。この法案の目的、理念というのは、主として我が国の産業の国際競争力の強化のためということで、言わば産業支援に特化した基本法であると私は思います。日本映画など...全文を見る
○西山登紀子君 時間がなくなってきましたので先を急ぎますが、昨年成立いたしました文化芸術振興基本法は、第九条で映画に対する支援も位置付けて、芸術文化活動を支援する国の責務を明確にいたしました。文化庁が四月に設置した映画振興に関する懇談会の提案の中では、製作本数は減少傾向になってい...全文を見る
○西山登紀子君 終わります。
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、知的財産基本法案に反対する立場から討論を行います。  反対理由を述べる前に、本日午前、ノーベル賞を受賞された小柴参考人ほか二人の方々から示唆に富む御発言と有意義な意見交換が行われました。それを十分生かさず、今、法案の採決を急ぐことは、...全文を見る
11月27日第155回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  実は、お三人の参考人の皆さんに同じ質問をさせていただきますけれども、お答えをもしいただけないテーマがありましたら、それは飛ばしていただいて結構でございますので...全文を見る
○西山登紀子君 ありがとうございました。
12月02日第155回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は初めて就職いたしましたのが京都市の児童相談所で、八年間地方公務員でした。京都市職員労働組合というのがありまして、組合員でもございました。年末の今ごろになりますと人事院勧告が出て、わずかな賃上げをかち取るために遅くまで集...全文を見る
12月05日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。参考人の皆さんにはお忙しいところを本当にありがとうございます。  私、九九年九月三十日のジェー・シー・オーの事故の当時、当委員会の委員をしておりまして、事故の真相究明、再発の防止、そして原発事故の避難対策などの審議に参加をした...全文を見る
○西山登紀子君 とりわけ立地住民の皆さんの、本当にこれは日々日常の問題として非常に苦悩があるということは私もよく分かります。  次に、佐藤参考人にお伺いしたいわけですけれども、参考人はジェー・シー・オーの事故のときには原子力安全委員会の委員長をなさっていらっしゃって、今回は東京...全文を見る
○西山登紀子君 今、保安院が申告隠しがなかったとおっしゃいますけれども、私は違うと思います。申告があってから二年間公表されておりませんし、大臣にも報告がされていなかったという事実を私、当委員会でも質問しておりますので、その点について私の方からそういうことを申し上げ、時間がありませ...全文を見る
○西山登紀子君 最後の質問になるわけですけれども、河瀬参考人にお伺いしたいと思います。  十一月七日の当委員会の実は私は質問で、一九七七年に、当時、田中大臣の通達というのが出ておりまして、これは関電のそういう不正事件というのに端を発して、田中大臣の通達が出されて軽微な故障でもす...全文を見る
12月10日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、十月三十一日には、東電側の不正事件の責任の所在について質問をいたしましたし、また申告制度がなぜ二年間機能しなかったのかということにつきましては、大臣の責任についても質問をさせていただきました。十一月七日には、検査体制...全文を見る
○西山登紀子君 十二月五日の当委員会での参考人で、河瀬参考人は、私が、こういう原発を扱う資格はないんじゃないか、そんなふうに立地住民はお考えじゃないでしょうかと聞きますと、気持ちとしてはそうだというふうにお答えになったわけですね。  第二に、この法案を出す場合の前提条件としての...全文を見る
○西山登紀子君 調査は継続をしていくということなのでございますけれども、この間の参考人質疑のところで、評価委員会の委員長をしていらっしゃる佐藤委員長は、私の質問に対して、この評価委員会というのは事実を究明する委員会ではございませんと、保安院がやってきたのが適切であったかどうかとい...全文を見る
○西山登紀子君 そういう経過だと思うんですけれども、この東電の不正事件の中間報告というのは十月の三十一日に出されているわけですけれども、この法案が出されたのは十一月の五日でございます。ですから、東電問題を深く反省して再発防止のための最良の法案と言えるかどうかといえば、これは時期的...全文を見る
○西山登紀子君 東電の不正事件から国民が教訓を学んだ点は、今求めればできるんだとおっしゃったけれども、求めてこなかったわけですよ、保安院は。だから、ずっと表に出てこなかったわけですから、そこのところやっぱり反省が足りないというふうに、原案がそこにとどまっているということについて私...全文を見る
○西山登紀子君 東電の格納容器の例の捏造の問題でも、九一年とか九二年とかなりさかのぼったものでございます。やっぱり非常に長い期間きちっと保存をしませんと、せっかく記録し、保存というふうに決めても、短い時間だと、いやもう発覚したときには時効だよというようなことになるわけですから、こ...全文を見る
○西山登紀子君 私は、事業者の負担となるかどうかということよりも、やっぱり国民の安全の確保がどうされるかということが大前提でありまして、すべて公表するということは私は事業者の負担というふうに思わないんですよね。調査に参りましたら、すべて出してくださいと言ったら、西山先生、こんなに...全文を見る
○西山登紀子君 誤記も含めてということですけれども、かなりの数が報告されていると思います。これは、私もせんだっての質疑のときにこういうグラフを作りまして、七七年の通達とそれから八八年の通達で報告が上がったり下がったりするということで、やっぱり行政の裁量に任せておけばこういうことに...全文を見る
○西山登紀子君 その点は意見の違う点ですけれども、次に移りたいと思います。  今回の不正事件の中で、シュラウドというのが非常に問題になりました。シュラウドですね。シュラウドとは一体何かというようなことから国民の皆さんも、私も含めてですけれども、勉強をしたところでございます。 ...全文を見る
○西山登紀子君 先ほど私がお聞きしたことについて、ちょっとお答えがよく分かりません。シュラウドの交換というのは原発建設時に想定がされていなかったのではないかということについて、事業者ではありません、通産省なり経済産業省がどうだったかということです。
○西山登紀子君 シュラウドが問題になり出したのは世界的にも九三年ごろからなんですよね。ですから、七〇年代、八〇年代、日本の原発は元々創設当時からシュラウドを交換しなきゃならないなんということは毛頭考えてはいなかったはずでございます。  私は、九月二十七日に日本原電の敦賀原発を調...全文を見る
○西山登紀子君 なぜ承知していないのでしょうか。
○西山登紀子君 予防保全だと。しかし、百億ですよ。そして、替えるための定期検査というのは日数が最大でもそれこそ一年以上、十六か月の場合もありますよね。シュラウドを交換するというのはそれほど大仕事です。大事業でございます。百億円以上の仕事です。  しかも、先ほど保安院の院長は、こ...全文を見る
○西山登紀子君 極めて保安院の、安全性に対する関心も持たないし報告も持たないというのは、これは監督能力問われると思いますよ、こんなこと。  しかも、敦賀の原発だけではないでしょう。ほかに取り替えた五基についても、交換したときの危険な状況、クラックの状況、インディケーションの状況...全文を見る
○西山登紀子君 何だかそういうふうなことを少し把握していたんだというようなことなんですけれども、実際のクラックがどれほどあったのか、非常に幅も大きいとか、深さもどれぐらいであったとかというのはこれは極めて重要なものでありまして、シュラウドが何年たったらこんなふうになるんだぞという...全文を見る
○西山登紀子君 大臣最後に、低いとおっしゃったけれども、百億円も掛けて、しかももう一年以上の時間を掛けて交換をしなければならないほどにこれはほうっておけないものなんですよ。  ですから、これはやはり安全を第一優先にして国の定期検査にきちっと入れて、安全確保に全力を尽くすというこ...全文を見る
○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、電気事業法及び原子炉等規制法一部改正案並びに独立行政法人原子力安全基盤機構法案に対する反対討論を行います。  東京電力などによる原発の自主点検記録の改ざん、原子炉格納容器の漏えい率偽装などが発覚し、原子力に対する国民の不信が高まってい...全文を見る