那谷屋正義

なたにやまさよし

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

那谷屋正義の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第164回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○那谷屋正義君 おはようございます。民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  提案されましたいわゆる〇五年度補正交付税法案及び関連する諸課題について、竹中大臣にお尋ねをいたします。  今般の強制捜査で容疑者となったライブドアの堀江貴文氏の経営手法、流儀を若者の規範などと持...全文を見る
○那谷屋正義君 見抜けなかったということの中で反省をされているというふうなことだというふうに思いますけれども、何しろ大臣のお言葉あるいは行動というのは大変重いものがございます。そのことを改めて認識していただきながら、二度と国民に混乱を来すような発言あるいは行動というものについては...全文を見る
○那谷屋正義君 政治の重要な役割は国民の生命と財産を守るという、そういう前提に立ち返るならば、是非しっかりやっていただけたらというふうに思っているところであります。  さて、〇五年度の税収増に伴う地方交付税の増額分について、いろいろな選択肢が考えられる中で、昨年度分の一兆三百億...全文を見る
○那谷屋正義君 今年度の繰越分の、先ほど申し上げました一・三兆円が来年度地方交付税十六兆円に占める割合というのは決して少なくないというふうに思います。しかも、たまたまというにしては二年続けて同じような一兆円規模の繰越しであります。そもそも、〇五年度の地方財政対策に際して国税収入を...全文を見る
○那谷屋正義君 次に、子供たちの安全確保関連についての質問をさせていただきたいと思います。  民主党は、昨年暮れの党大会で「子どもの安全に関わる緊急アピール」を採択しました。この具体化の一環として、年明けの我が党、次の内閣では、学校施設等の耐震補強化の速やかな完遂も含めた子供た...全文を見る
○那谷屋正義君 成果を生かしてという、モデル事業の成果を生かしてということで、是非しっかりと、しかもスピードアップの中でお願いをしたいというふうに思います。  安心の領域を文字どおり確保するための方策としてもう一つ私が注目したいのが、電子タグ等の技術を生かした子供の安全確保網整...全文を見る
○那谷屋正義君 本当にもういつ起こるか分からないそういう、本当に痛ましいといいますか、非常に許し難いことでございますので、とにかく早期にそれをお願いしたいというふうに思います。  次に、アスベスト関連の質問をさせていただきます。  アスベスト総合対策として千八百億円余りの補正...全文を見る
○那谷屋正義君 是非、可能な限り手厚いものということで、よろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、耐震化促進施策についてお伺いします。  政府案では、公立小中学校の施設整備について、一部が約五百五十億円来年度から交付金化される予定となっています。改正の目的は、施設整...全文を見る
○那谷屋正義君 耐震化に向けた取組というのはなかなか、やらなきゃいけないと知っていてもなかなかやりにくいものであるような、そんなのも理解しないわけではないんですが、いずれにしても、この日本列島、どこでいつどういう地震があるか分からないというふうなことの中でいうならば、やはり人の命...全文を見る
○那谷屋正義君 終わります。
03月16日第164回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○那谷屋正義君 おはようございます。民主党・新緑風会の那谷屋正義です。  同僚の高橋委員に引き続きまして、議題とされました地方税法案、地方交付税法案並びに〇六年度地方財政計画にかかわる諸課題等について竹中大臣にお尋ねをいたします。  これらの課題の困難さから、私なりに学習を進...全文を見る
○那谷屋正義君 また、追ってやりますので。済みません。  大臣のこの五年間の中で一番の難問だったということの中で、もちろん個々の数字のその美学なりなんなりというものは、今後、そういったことをきちっと肝に据えながら是非いろいろなことに取り組んでいただけることが大事ではないかという...全文を見る
○那谷屋正義君 地方の努力でということで今御答弁をいただいたというふうに思います。地方分権というふうなことの中でいうならば、やはりそこには主体となる地方そのものがやはり、その側から見た視点というのが非常に今後も重要視されるんじゃないかなと、されなければいけないというふうに思います...全文を見る
○那谷屋正義君 地方交付税法第一条の規定にある財政の均衡を図ることを財源調整機能といい、地方行政の計画的運営保障をすることを財源保障機能として整理することが、常識にかなった受け止め方だというふうに承知をしています。地方交付税にかかわる制度設計の目的はこの両機能を働かせることにあり...全文を見る
○那谷屋正義君 その後のというお話があったわけですけれども、実は本日付けの神奈川新聞というのを読んでちょっと驚いているんですけれども、大臣の私的懇談会、いわゆる二十一世紀ビジョン懇談会において、昨日開かれているわけですけれども、有力メンバーの方が、民間議員が、御持論の交付税総額の...全文を見る
○那谷屋正義君 是非よろしくお願いいたします。  一極集中の弊害が顕著な我が国の今後の在り方を展望するならば、農山漁村の生活条件を整備保障することを通じた国土の均衡ある発展は最重要な政策選択の一つになっています。また、自治体間に財政力格差がある以上、国民がどこに住んでいても標準...全文を見る
○那谷屋正義君 是非そうした部分についてこれからも御努力をいただけたらというふうに思います。それをお願いしたいと思います。  今回、政府内で決着を見た税源移譲については〇七年分の所得税及び〇七年度分の個人住民税から適用し、〇六年度においては暫定的措置として税源移譲額の全額三兆円...全文を見る
○那谷屋正義君 一兆円に対して三年間、それぞれ二千六百億円、二千億円、千四百億円でしょうか、そうした額ということの中で、やはりかなり地方財政にとっても大きな打撃であることは間違いないというふうに思いますし、ただ、今三年間の後も適切な対応をというふうなことがございましたので、是非そ...全文を見る
○那谷屋正義君 教職員配置については、いわゆる標準法があるから大丈夫だというふうなこと、そしてそれについては財政措置を交付税等で措置をするというふうなことなわけでありますが、しかし、今回出されておりますいわゆる行革推進法の中で、総人件費の抑制の問題、そして標準法に基づくいわゆる教...全文を見る
○那谷屋正義君 いや、枠組みにのっとってやるわけなんですが、その標準法の数そのものも更に削減をしろという指導があるやに漏れ伝わってきているわけですけれども、そこのところについて、いやそんなことはないと、これまでのこの三位一体改革の中で、総務省は要するに標準法というものを重視して、...全文を見る
○那谷屋正義君 時間が余りなくなってまいりましたので。是非、標準法を糧にこれまで一つの、義務教育というものの今日本にある公平公正なそういった教育というものを保障するという観点で総務省がこの間来たわけですから、是非それについてはこれからも貫いていただきたいというふうにお願いしたいと...全文を見る
○那谷屋正義君 終わります。
03月22日第164回国会 参議院 本会議 第9号
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○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義です。  私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました義務教育費国庫負担法等の一部改正案に対し、小坂文部科学大臣並びに竹中総務大臣に質問をいたします。  本題に入る前に、少し寄り道をお許しいただきたいと存じます。  王...全文を見る
03月23日第164回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  私の方からは、独立行政法人消防研究所の解散法案について主に質問をさせていただきたいと思います。  大臣が本院の予算委員会への出席ということもございますので、それに配慮させていただいて、当初考えておりました質問の組立...全文を見る
○那谷屋正義君 五年間やってみて、それでもって元のさやに収まることの方がベターだというふうな考え方だというふうに思うわけでありますけれども、そういう施策も可能であれば、昨日本会議で私、質問しましたけれども、子供たちの場合にはそれがとても取り返しが付かないということもあるわけで、や...全文を見る
○那谷屋正義君 ところが、まあ、ところがといいますか、昨年十二月に開かれました総務省の独立行政法人評価委員会では、消防研究所の業績について高く評価する一方で、ダブルAとかAとかがもうほとんどで、学校の通信簿でいったらば四と五ばっかりという、そういう評価でありますが、仕事に比べて大...全文を見る
○那谷屋正義君 通常、先ほども申し上げましたけれども、人が半分になってしまうということは、普通ですとこれは、半分切ってもできた仕事なんだということになれば、元々それ本当に必要なのかなというぐらい疑問がわくような、そんなような状況になっているんだというふうに思うわけでありますから、...全文を見る
○那谷屋正義君 ここまでで大臣から答弁いただく質問を終わりますので、どうぞ御退席を。
○那谷屋正義君 独立行政法人は、国民生活、社会経済の安定等の公共上の見地からその確実な実施が必要とされる事業のうち、国自らが主体となって直接実施しなければならないものではないが民間にゆだねた場合には必ずしも実施されないおそれがあるものを行う組織として定義をされています。だからこそ...全文を見る
○那谷屋正義君 今のお答えをいただきながら、先ほどの評価のすばらしい、高い評価というのを少し理解をするところでありますけれども、今回の五十六独立行政法人の見直しにおいては、国立公文書館等四法人を除いてほとんどの独法が非公務員化されることになりました。  ほとんどという持って回っ...全文を見る
○那谷屋正義君 まあ先ほどから私の方で息巻くだけでは質問するかいがないというようなことで、ひとつここで提案型の質問をさせていただきたいと思いますけれども、世界標準の組織論からしてもむちゃくちゃな二分の一削減論、さっきの二分の一削減論でありますけれども、唯一成り立つかもしれない論法...全文を見る
○那谷屋正義君 それについてはまた少し詳しくやっていった方がいいのかなというふうに思いますけれども、〇四年の十二月、先ほどは昨年の話しましたけれども、〇四年の十二月に開催された総務省独立行政法人評価委員会の会議において消防庁審議官は、苦渋の選択ではありますけれども、国に戻ってきて...全文を見る
○那谷屋正義君 なかなか、事情は分かりますが、理解に苦しむところかなというのが本音であります。  ちょっと話があちこち行ってしまいますけれども、本法律案の附則に、「この法律の施行の際現に研究所の職員である者は、別に辞令を発せられない限り、この法律の施行の日において、消防庁の相当...全文を見る
○那谷屋正義君 今、総務省の中でというふうなお話がありましたけれども、消防大学校の内部部局化に当たっては、数合わせではなく、統合のメリット等が果たされるようになっているのでしょうか。
○那谷屋正義君 今いただいた御説明を善意に受け止めたとしても、その消防研究所が消防大学校の内部組織となる必要性をどこに見いだせるのかというのが私にはまだ理解ができません。固い頭なのかもしれませんが、教育研修機関と研究機関の在り方からすれば、まず研究機関という幹あってこその教育研修...全文を見る
○那谷屋正義君 やっぱり固い頭だとなかなか理解に苦しむのかなと。(発言する者あり)ああ、ああ、そうですか。なかなか、質問に対するお答えとしてなかなか相変わらず理解に苦しむ部分はございます。  しかし、時間の方も大分なくなってまいりましたのでもう少し質問を先に進めたいと思いますけ...全文を見る
○那谷屋正義君 先ほど申し上げましたように、研究所の方、視察してまいりましたけれども、あの大きな工場のようなところに電車の車両一両ぼおんと置いて、そして、そこでの火災発生のときの訓練ですとか、あるいは消火の仕方ですとか、あるいは先ほどお話がありました新宿の火災でしょうか、いわゆる...全文を見る
○那谷屋正義君 終わります。
03月28日第164回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。  約十か月ぶりの本委員会への参加と、そして発言の機会をいただきましたことに、まず、委員長さんを始め各委員の皆様の御理解いただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。  また、小坂文科大臣におかれまして...全文を見る
○那谷屋正義君 効率的な執行をねらってというお話だったというふうに思います。  今回の交付金化において、文部科学大臣が施設整備基本方針とそれから基本計画を策定するというふうなことでありますけれども、その内容はどのようなものになっているのか、簡単に御説明いただければと思います。
○那谷屋正義君 交付金を受けるために地方公共団体が策定する施設整備計画にはどのような内容が記載されることになるんでしょうか。
○那谷屋正義君 それでは次に、総務省の方にお尋ねをしたいと思います。  二〇〇二年の二月に消防庁がまとめた報告によりますと、防災拠点となる公共施設の大半、六割を超えるところの公立学校施設、中には耐震化が行われていないという、そういう防災拠点になっているような学校もあるというふう...全文を見る
○那谷屋正義君 なかなかパーセンテージの数字が上がっていかないというのは分母がやはり大きいということもあるからというふうに思うわけでありますけれども、是非これについては急を要する課題ではないかと思いますので、各省庁との連携をというお話をいただきましたので、是非よろしくお願いをした...全文を見る
○那谷屋正義君 とにかく昨日、先ほどもお話ありましたが、昨日も大分の南部の方で震度五弱の地震があるというような形で、もう本当に日本列島、いつどこで大きな地震が起こってもおかしくない、そういう状況にあるわけでありますので、何としても、特にやはり避難所になっている学校においての耐震化...全文を見る
○那谷屋正義君 基本的には交付金化したからといって、改築事業について従前よりも後退することはないというふうに理解をしたところでありますが、なおやはり交付金化という問題の中でまだはっきりとしない部分がありますから、それについては今後いろいろと検討されるというお話ですので、是非これも...全文を見る
○那谷屋正義君 国民の生命、安全を守る観点から、今、最後の方に言われました観点から交付金全体に対して是非措置を講じていただけるよう、よろしくお願いしたいというふうに思います。  実質的に地方交付税というのが、先ほどからお話ありましたけれども、縮減をされているわけでありますけれど...全文を見る
○那谷屋正義君 今市町村と都道府県とを少し考えてと、分けてというふうなことがございましたけれども、過去に、先ほどから交付金化に伴う懸念される例が幾つか出されているわけでありますが、補助金の一般財源化に際し創設された臨時高等学校整備事業債に対する交付税措置について、都道府県分が数年...全文を見る
○那谷屋正義君 交付金という性格の中で難しいところではありますけれども、是非今言われた中で指導をしっかりとしていっていただくことは必要だろうというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、昨年十月の、「新しい時代の義務教育を創造する」と題された中教審答申が、義務教...全文を見る
○那谷屋正義君 地方の自主性、自律性は大事だということで、国は金も出すが口も出すということではやはり問題ではないかというふうに思いまして、これでは教育主体の市町村や学校の自主性は損なわれてしまうということであります。  教育行政の本分は、支援すれども支配せずということ、サポート...全文を見る
○那谷屋正義君 ありがとうございました。  意識は同じだなというふうに思うわけでありますが、先ほど国語の難しさ、今の子供たちの言葉の云々というような話がありましたが、これは乱れている乱れていないじゃなくて、認識、その言葉一つの認識の違いかなというふうに思いますけれども、大臣の考...全文を見る
○那谷屋正義君 全国学力テストの実施について、文科省の意図というか考え方は一応分かりましたけれども、しかし、これは、その有する弊害から過去にも取りやめた経緯があるということは周知の事実であるというふうに思います。すなわち、悉皆で行う全国学力調査には常に間違った成績主義が世にはびこ...全文を見る
○那谷屋正義君 前にもこうした質問がこの委員会で行われたということを記憶しておりますけれども、やはり全国悉皆でということになりますと、本当に注意を要する部分があるんではないかというふうに思いますし、先ほどその公表の仕方ですとか様々なことについて検討中だというふうにございましたけれ...全文を見る
○那谷屋正義君 ありがとうございました。
03月29日第164回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  三月といいますと、いわゆる一つの年度の終わりということで、民間においても様々大変お忙しいだろうと思いますし、私が前、教職員でありましたけれども、学校でもいろいろとそのまとめをする段階、そして次の年度への準備、さらには...全文を見る
○那谷屋正義君 様々、勤務形態が多様化をしていく、そんな中でのニーズにこたえたものではないかというふうに思うわけでありますが、しかしその意見の申出後、この法案の国会提出までにかなり時間が掛かっている。五か月以上たっているわけでありますが、それは一体どういう理由なのか、お尋ねをいた...全文を見る
○那谷屋正義君 二回目の報告の十月十八日といいますと、昨年はまだ特別国会の会期中でありまして、国家公務員の給与法案等についてもその会期中に決まっているということで、こうしたことはできるだけ早い方が本当はいいのではないかなという思いをここで申し上げておきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○那谷屋正義君 国家公務員の場合、そうした身分ということの中で一定の制限はあるということかというふうに思います。  また、同じように、地方公務員の災害補償についても今回は、今、国家公務員のお話されましたけれども、それと同様、労災保険制度と異なる取扱いをすることになるのかどうかも...全文を見る
○那谷屋正義君 ここ十年間の公務災害発生件数、通勤災害を含めてでありますけれども、それはどのように推移をしているのか。また、公務上のものと通勤によるものとを分けて見た場合に、この十年間で通勤災害の占める割合はどのように変動しているのか、お願いいたします。
○那谷屋正義君 ここ十年間でそれほど大きな変化はない、まあ母数、母体数の変化によって少し数値が変化をしているという、そういうことで理解をしたいというふうに思います。  給与法適用職員の単身赴任者数の推移について、人事院の方から入手した資料によれば、単身赴任手当が創設された一九九...全文を見る
○那谷屋正義君 大変きめ細やかな御配慮がされているんだなということを改めてというか初めて知りまして、温かいところだなというふうに思いまして、しかし、そのことは皆さん御存じなのかどうかということが一番これ大事でありまして、やはり単身赴任される方々がそのことをしっかり知っている、もち...全文を見る
○那谷屋正義君 健康維持管理という意味で定期的健康診断などが行われているということでありますけれども、そうしたことの充実を、更に充実をしていただくことが大事かなというふうに思います。  今お話しされたほかに、最近特に、いわゆる精神疾患、メンタルヘルス問題や過労死問題が取りざたさ...全文を見る
○那谷屋正義君 是非、そうしたことをこれからも充実さしていただきたいと思います。  地方公務員の災害、先ほどと違って地方公務員の災害は、ここ十年間の公務災害発生件数、これも通勤災害を含めてでありますが、それはどのように推移をしているのか。また、公務上のものと通勤によるものと分け...全文を見る
○那谷屋正義君 数の、件数の多い少ないという問題はあるかもしれませんが、いずれにしても、ここ十年間の中での推移というのは余り大きな変化ではないというふうに今お答えいただいたのかなというふうに思います。  労災の場合に、労災保険の範囲内で災害補償を行うとともに、災害の防止施策等を...全文を見る
○那谷屋正義君 地方公務員災害補償基金が置かれている現下の厳しい財政状況にかんがみるならば、これは財政収支の均衡を図るために、本年四月から地方関係団体の負担金は四・六%引き上げられるというふうになっていますけれども、それらを充実強化を図る緊要性が増すばかりの災害の防止対策が、結果...全文を見る
○那谷屋正義君 先ほどの資料につきましても、その数の大きさ云々はありますけれども、しかし着実にその支出額に占める防止事業費の割合が増えているということからも、私の方の質問の趣旨等々に沿っていらっしゃるのかなというふうな理解をして、今後とも是非その取組を強めていただけたらということ...全文を見る
○那谷屋正義君 認識は本当に同じものを持っているなということを、今改めてといいますか、私の方も理解をさしていただいて、やっぱり問題は具体的に何をするかというところではないかというふうに思います。今、ハッピーマンデー、ハッピーフライデーというような、標語じゃないんですけれども、そう...全文を見る
○那谷屋正義君 確かに短時間勤務になると、しかし業務はそのまま引き続き行われなきゃいけないということの中で、その後補充という問題。そして、その後補充をどういうふうな形で補っていくかというのは本当に難しい問題ではあるかというふうに思いますが、是非、家庭と仕事を両立する、そういう意味...全文を見る
○那谷屋正義君 まあこうしたケースというのは本当に種々様々あるというふうに思いますし、そのケースごとに、この制度の元々の趣旨というものにいつも立ち返っていただく中で、是非そうした災害に遭われた方たちにとって不利益のないようによろしくお願いしたいというふうに思います。  人事院は...全文を見る
○那谷屋正義君 ありがとうございました。  確かに、今言われた脳ですとか心臓あるいは精神疾患というものが、正にその労務というか、その仕事に起因するものなのかどうかということを判定するのがやはり一番難しいんだろうというふうに思います。  私の知っている人の中で、これは民間の病院...全文を見る
04月10日第164回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  小泉改革は小さな政府の掛け声の下で様々な改革に今取り組まれているわけでありますが、それに対して、東大の神野直彦という教授がいらっしゃいますけれども、「日本の目指す「ほどよい政府」への道」という、そういう論文がありまし...全文を見る
○那谷屋正義君 認識を共有化できているのではないかというふうに思いますけれども、ここでもう少し、この調査結果のバックグラウンドとなるここ数年来の学校を取り巻く状況について少しお話をさせていただきたいというふうに思います。  五日制による授業時間数の削減とゆとり教育路線が学力低下...全文を見る
○那谷屋正義君 今お答えいただきましたように、本当に休憩時間というのがあっても実質それが取れずに、休憩時間も入れて八時間四十五分実質連続勤務をするというのがもうほとんど実態でありまして、それプラス、さっき言いました超過勤務、休憩時間の分も含めればそれ自体も、もう超過勤務になるわけ...全文を見る
○那谷屋正義君 子供たちの主体性を培うという本来の意味での教育再生を実現するためにも、教職員に対する人間らしい働き方の復権というのがいわゆる一丁目一番地の意義を持つんではないかというふうに思うわけでありますけれども、今大臣が答弁いただきましたように、実態把握をしていきたいというお...全文を見る
○那谷屋正義君 是非、やはり現場を具体的によく知らないというか、それを把握していないと、やはり具体的な施策というものは生まれてこないわけでありますから、是非それをやっていただきたいというふうに思います。  今、行革推進法のお話が出されたわけでありますけれども、児童生徒の指導、あ...全文を見る
○那谷屋正義君 是非頑張っていただきたいというふうに思います。  次に、川崎厚労大臣にお尋ねをしたいと思います。  小泉改革の下、安定した雇用が激減しているという私は認識をしているわけでありますが。予算委員会において総理は、雇用情勢は改善したと断言されていたわけであります。現...全文を見る
○那谷屋正義君 本当に私どもと同様の認識の中で力強い答弁をいただいたわけでありますが、最近私が読んだ本の中に中公新書の「経済学的思考のセンス」という、そういう本がありまして、これは小泉改革をある意味理解をしている大竹文雄という人が著した本でありますけれども、この本の中で「失業がも...全文を見る
○那谷屋正義君 もちろん目標は目標としてあるわけでありますが、しかし、先ほど言いました六十四万人というニートがまだいるわけですから、これはもう欲かいていいというか、欲出していっていいわけでありますので、是非お願いをしたいというふうに思いますし。先ほど大臣の答弁からもいただきました...全文を見る
○那谷屋正義君 今御答弁いただいた中で、公務員がということでありますけれども、この間雇用のセーフティーネットを担っているという自覚に欠けた方たちが少なからずいて、そして公務員で失業しないから失業者の痛みが分からないという批判もこの間出てきているわけでありますので、今お話しいただい...全文を見る
○那谷屋正義君 時間がもう大分なくなってまいりましたので、もう質問を最後にしたいというふうに思いますけれども。  今検討されております行革推進法には、雇用保険本体、すなわち失業給付の国庫負担についても廃止を含めて検討というふうに規定をされているわけでありますけれども、これは今お...全文を見る
○那谷屋正義君 では、終わります。
04月24日第164回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  本日は、安倍官房長官、そして中馬行革担当大臣、竹中総務大臣、三大臣に今日御出席いただいておりますので、それぞれ質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず初めに、ポスト小泉の有力な一人と言われております安...全文を見る
○那谷屋正義君 想定される範囲内の答弁だったなというふうに思うわけでありますが、つまり総理はある意味私人というふうなことにはなり得ないというふうに私は理解しますが、いずれにしても、この場ではこれについてこれ以上議論しようとは思いませんけれども、ただし、今のやり取りでも分かりますよ...全文を見る
○那谷屋正義君 簡素で効率的な政府の反対は確かに肥大で非効率的なんです。それを我々も望んでいるわけではなくて、私は必ずまくら言葉として、政府が今行おうとしている、政府が言うような簡素で非効率的な政府について意見を述べさしていただいたところでございます。  それでは、たくさんあり...全文を見る
○那谷屋正義君 今、二十兆円ということで、先ほども本会議でもそういった答えがあって、その二十兆円の内訳といいますか、具体的な根拠はというふうなことの中でははっきりした答弁がいただけなかったわけですけれども、もう少し大胆にいく必要もあるんではないかというふうに思います。  ただ、...全文を見る
○那谷屋正義君 是非、私の方で指摘をさせていただいた点について、十分御検討いただく中で、その案の中にも反映をしていただけたらというところであります。  さて次に、公務員制度改革について質問をしたいと思います。  政府は、昨年末に閣議決定した行政改革の重要方針で総人件費改革の実...全文を見る
○那谷屋正義君 一部に今あるように、この際分限免職をやってしまえばというような意見が、極めて乱暴で無責任な意見じゃないかというふうに思いますんで、公務員にも民間の判例法理、いわゆる整理解雇の四要件に準じた雇用保障は担保されるべきでありますし、使用者としての政府の責任は明確に存在し...全文を見る
○那谷屋正義君 今、竹中大臣から御答弁いただきました雇用調整本部のことでありますけれども、雇用保障のためのあらゆる努力を行う責務が政府に求められているというふうに思います。その点で、先ほどの中馬大臣の見解は一つの見識ではあるかというふうに思います。  だとすると、本当に配置転換...全文を見る
○那谷屋正義君 先ほど竹中大臣も連携を密にしてというようなお話がございましたので、是非全閣僚でお願いをしたいというふうに思います。  しかし、たとえ体制が今度確立したとしても、本当に配置転換をスムーズに行おうとするのであれば、今度はミスマッチをどうなくしていくかということもまた...全文を見る
○那谷屋正義君 先ほど申し上げましたように、多くの公務員の方が雇用不安ということを抱きながら今仕事をされている方が多いわけでありますので、是非よろしくお願いしたいと思います。    〔委員長退席、理事武見敬三君着席〕  次に、今回の定員の話でなくて、今度閣議決定ではもう一つ、...全文を見る
○那谷屋正義君 人事院の方で是非そのように受け取っていただきたいと思いますけれども。  周知のとおり、公務員給与の水準は民間準拠の原則の下で決められています。どのような民間企業に準拠するかは、公務員にどのような人材が必要とされているか、つまりどのような仕事をさせるかによって決ま...全文を見る
○那谷屋正義君 私なりに今の答弁解釈すると、何が何でも公務員の給与を下げろということではなくて、公務員給与の国民に対する理解を本当はより深めてもらうよう努力すべき趣旨だというふうに私の方では受け止めておきたいと思いますが。  竹中大臣に是非御質問をしたいと思いますが、地方公共団...全文を見る
○那谷屋正義君 いずれにしても、国民が理解をする形でないとやはりいけないわけであります。  次に、遅々として検討が進んでいないのが天下りの問題、キャリア制度の問題、そして労働基本権の問題であります。三月二十日に、政府、川崎厚労大臣、中馬行革担当大臣、竹中総務大臣と連合幹部の政労...全文を見る
○那谷屋正義君 今の労働基本権のことについては総務委員会等でも竹中大臣と一緒に話合いをさせていただいているところですので、是非早い取組をしていただくことをお願いしたいと思います。  ちょっと時間がもう残り十分ぐらいになっちゃったんで少し飛ばしますが、先ほど優秀な人材ということで...全文を見る
○那谷屋正義君 正に先ほど竹中大臣が言われたように、いい仕事をしていい給料を払うという、そのことは国民にも認められるという、そういう一つの方法としてやはりこの人事評価の部分がこれから非常に重要になってくるというふうに思います。  ただ、だれが評価をするのかというふうなこととか、...全文を見る
○那谷屋正義君 時間がもう来ましたので最後の質問にしたいと思いますが、公務員総人件費削減の方針が打ち出されている一方で、早期勧奨退職の慣行見直しが明確化されています。それは、天下りしなくても済むように若くしての肩たたきはやめ、退職時年齢を延ばすようにしたわけだろうと、これとの整合...全文を見る
○那谷屋正義君 終わります。
04月25日第164回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  この間、竹中大臣とは様々な委員会で質疑をさしていただいて、もう顔を見るのも飽きたというふうに言われてしまうかもしれませんが、実はこの総務委員会の場で様々視察をする中で、この間も申し上げたんですが、初めて知ることが本当...全文を見る
○那谷屋正義君 まず、初めて知ったということに対して、同じような意見であるということを言っていただいて、まず胸をなで下ろして、これから残り二十五分ぐらいですが、胸を張って質問ができるというふうに思います。  また、今お話しいただきましたように、この法改正が住民の利益を侵害するこ...全文を見る
○那谷屋正義君 今いろいろとその公益性について、先ほどから同じような話でもってお話をいただいていますけれども、とにかく市町村の現場が混乱してしまうということが一番まずいんではないかというふうに思います。  さらに、安易に閲覧することができる場合が拡大しないように、市町村が公益性...全文を見る
○那谷屋正義君 ここが先ほどの蓮舫委員の質問から先に進まないところでありまして、今お話しいただいたのは、今後の例えばネットワークだとかあるいは連絡調整だとか、そういったものに関するお話もいただいたんではないかというふうに思うんですが。例えばその総務大臣が定める基準というもの、ある...全文を見る
○那谷屋正義君 ということは、今のようなお話のようなものが大体基準という形で列挙されてくるというふうに考えてよろしいんですね。
○那谷屋正義君 いずれにしてもこれから各市町村での取組等々もまた大事になってくるということで、そうしたものも踏まえて、基準に照らし合わせて各市町村がやっていくということになりますので、混乱が起きないよう是非強く見ていていただかなきゃいけないなというふうに思います。  次に、近年...全文を見る
○那谷屋正義君 今、限定的に閲覧を認めることを一応主としてやっているということですけれども、その閲覧が認められると言われているいわゆる公共団体が行う地域住民の福祉の向上に寄与する活動のうち、公益性が高いと認められるものについてというのがございます。  まず、この公共的団体とは具...全文を見る
○那谷屋正義君 今具体的な例までお示しいただいて答弁いただいたわけでありますが、公共団体の活動については、調査研究のケースに見られるような公益性を判断するに当たっての基準を、総務大臣が定める仕組みが一応今回用意されていません。異なる扱いとした理由は何かあるのでしょうか、お願いいた...全文を見る
○那谷屋正義君 自治体のお墨付きを受けた形での公共団体というふうになりますので、そういう意味では今後とも是非注視していって、しっかりとチェックしていただきたいというふうに思います。  次に、改正案では、個人又は法人が住基台帳の一部の写しの閲覧を申し出るに当たっては一から六までご...全文を見る
○那谷屋正義君 そういうふうにすることによって一番懸念される公益性、判断の厳格さや公正さはしっかりと担保されるのかどうか、改めてお尋ねいたします。
○那谷屋正義君 今回の改正の第十一条の二の十二項のところで、市町村長は、毎年少なくとも一回、第一項の申出に係る住民基本台帳の一部写しの閲覧の状況について、申出者の氏名、利用目的の概要その他総務省令で定める事項を公表するものとするとなっているわけでありますが、その他総務省令で定める...全文を見る
○那谷屋正義君 市町村長にゆだねるといいますか、任せる部分がやっぱり多くなってくる部分だと思いますけれども、前回視察へ行きました三鷹市では、今回の動きの中で、法改正までの間に、先ほど同僚の委員が質問をしましたように、閲覧要請が殺到してくるということを防ぐ意味でも、閲覧の手数料を閲...全文を見る
○那谷屋正義君 今回視察を受け入れていただいた三鷹市だけの要請ではなくて、各市町村レベルでも市町村間及び国との綿密な情報連携が必要であり、国に対してそのための体制整備を強く要望しているところであります。かかる観点からいえば、例えば一定の市町村が集まって意見交換ができる場の開催など...全文を見る
○那谷屋正義君 先ほどの十一条二の十二項のところの質問だったんですけれども、そこで、いわゆる年に一回申出者と利用目的等を公表するとなっています。これは、私なんかは年に一回では本当は足りないんではないかと、要するに、これまで起こってきた様々な事故、事件等を見てみると、本当はすぐにも...全文を見る
○那谷屋正義君 時間がもう余りありませんのであれなんですが、だとすると、やはり今回、本当はもう一歩進んで、例えば先ほどの三鷹では一人につき二百円、あるいは三十分ごとに二百円を三千円とかというふうになっている。そのお金一体どうするのかなと思うんですけれども、例えば、それを今言ったよ...全文を見る
○那谷屋正義君 はい。  住民票記載事項の本人の請求により開示する制度構築に向けた前向きな検討を総務省に強く求めて、質問を終わります。
05月30日第164回国会 参議院 総務委員会 第24号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義です。  ただいま議題となりました地方自治法の一部改正案にかかわる諸課題について、それから今も少しお話がありましたが、また経済財政諮問会議に竹中大臣が出された歳出歳入の一体改革にかかわる地方財政改革に込められた考え方についてお尋ねをし...全文を見る
○那谷屋正義君 新地方分権一括法については後ほどまた質問をさせていただきたいというふうに思いますが。  要するに、地方自治法による画一的かつ詳細にわたる、もう何度も言いますが、四百五十二条、そうした規制そのものが地方の自主性、自律性を阻害していることにもっと自覚的であるべきだと...全文を見る
○那谷屋正義君 先ほど同僚の高橋委員からも、特区からの申出だけでなくて自らというところ、このことがやっぱりこうした改革を促進する意味では非常に重要ではないかというふうに思います。  次に、地方六団体による意見の申出制度が、九三年の参議院における地方分権推進に関する決議の議決と同...全文を見る
○那谷屋正義君 是非よろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、答申は、事務事業の移譲について、義務教育教職員の人事権、まちづくり・土地利用に関する事務、商工会議所の設置認可等の事務等の移譲や関与の廃止、縮減について所要の措置を講ずるべきであるというふうにしているわ...全文を見る
○那谷屋正義君 今、一つの例の中に義務教育教職員の人事権のお話もあったわけですが、正に教職員というのは、今、国と県からも三分の一、三分の二になりましたけれども、それでお金は県から払われている。しかし、政令市とかそういう場合は人事権はその政令市にあったりなんかするというふうなこと。...全文を見る
○那谷屋正義君 少し具体的なところに入っていきたいと思いますが、今回の改正案は、約百二十年続いたいわゆる首長、そして助役、収入役の三役体制を変更して、特別職の出納長、収入役を廃止し、長のトップマネジメント体制を副知事、副市町村長に一元化しようというふうにするものであるというふうに...全文を見る
○那谷屋正義君 事務作業等が電子化等によって相当簡略化されてきてというふうなことの中で出てきたことだと。しかし、その重要性については引き続き担保するということで、是非これも担保していただかなきゃいけないなというふうに思いますが。  今回の改正案では更に、助役に代えて副市町村長を...全文を見る
○那谷屋正義君 地方団体の常識というものにゆだねたいと。最近、常識が常識でなくなっている、そういう状況にもなってきていて非常に大丈夫かなということで、もう一つそのことについて御質問をしますが。  今回の法改正で、副知事、副市町村長の職務に、長の権限に属する事務の一部について告示...全文を見る
○那谷屋正義君 とにかく地方が本当の意味での独立という意味では、今言われたようなところが大事じゃないかなというふうに思っているところであります。  長のトップマネジメントを強化するのであれば、これに対応してその監視機能を強化する観点から地方議会の強化を図らなければならないと。そ...全文を見る
○那谷屋正義君 今、その運用上の工夫というふうなことの中で、休日、夜間等に議会を開催するというそういうあれがありましたけれども、まだまだそのことは余り全国的には広く行われていない。私の方の手元にある資料では、大合併進行前の数値でありますけれども、例えば市議会レベルでは二十三市を数...全文を見る
○那谷屋正義君 今回の法改正には盛り込まれなかったわけですけれども、答申の中に「勤労者が議員に立候補でき、また、議員として活動することができるような環境の整備、さらには地方公共団体の議会の議員と当該団体以外の地方公共団体の職員との兼職を可能とすることも検討すべき課題である。」と。...全文を見る
○那谷屋正義君 議会の活性化、そしてそのための幅広い層からの人材確保という意味では、このことも一つの大きな課題になってくるんだろうというふうに思いますので、是非検討を急ぐ必要があるんではないかというふうに思います。よろしくお願いいたします。  地方三議長会は、議会の監視、政策立...全文を見る
○那谷屋正義君 その他というところがあるんですけれども、本改正は地制調答申になかった事項であるが、突如として今回の地方自治法改正案に盛り込まれた、いわゆる派遣期間の長期化等における派遣職員の退職手当の負担の協議制という部分でありますけれども、聞くところによると、過疎などで医師不足...全文を見る
○那谷屋正義君 今お答えいただきました派遣期間が長期にわたることと、それからその他特別な事情がある場合というのはどのような場合を具体的に指されるのか、お願いいたします。
○那谷屋正義君 退職金は協議の対象となるわけですけれども、これまで県が負担してきたものであるけれども、市町村からすればお願いをする立場であることから、果たして対等、平等の交渉が成立する関係にあるか疑念が残るところでもあるわけであります。  その辺についてどのように考えられている...全文を見る
○那谷屋正義君 今私が質問の中に入れた、処遇の切下げ等というふうに言ったのは、退職手当の切下げとかそういう問題じゃなくて、やはりそういうふうなことの中で、自分が派遣されることによって県とそれから市町村との中でいわゆる自分の退職手当というものをめぐって私の懸念しているようなことが起...全文を見る
○那谷屋正義君 最終的には国の基準付けを外していって、人口、面積を基本に配分する新型交付税を拡大する文脈にはなっているということで。しかし、仮にこの国の基準付けが外れたとしても、オールナショナルを網羅すべき標準的な水準というものはあるはずであって、国の基準のないものは人口と面積で...全文を見る
○那谷屋正義君 制度設計の中で、丁寧に一応対応していかなければいけないというお答えをいただきました。  まあ、そうはいうものの、この間の提案の中では、地方財政制度の問題点として竹中大臣が、算定基準は電話帳のような厚さという、こんなような指摘をされて、まあ電話帳がいいのか、それと...全文を見る
○那谷屋正義君 その算定方法及び算定過程の透明化あるいは簡略化というものを要求しつつ、しかし一方で、様々な要請に基づく説明責任とその十二分かつ誠実な履行という、このところがなかなか難しいところだというふうに思いますが、是非、この十二分かつ誠実な履行という部分についてをやはり私は強...全文を見る
○那谷屋正義君 もう時間になりましたので、最後に大臣並びに総務省に強く要請をしておきたいということがございます。  四月二十四日の本委員会じゃなくて決算委員会で、私は大臣に、激励の気持ちも込めて次のようにくぎを刺したところでございます。  行政改革の重要方針では、地方が主体的...全文を見る
○那谷屋正義君 はい。ナローパスというのはマタイ福音書ではナローウエーと記されておりますが、これは狭くて困難な道という表記どおりの訳を超えて、それは最後には正義の道に通ずるという、そういう語義を持っているわけであります。  およそ近代市民社会では許されざる地域間格差における最悪...全文を見る
○那谷屋正義君 はい、もう終わります。不義の道を竹中大臣そして総務省がひた走ることだけは厳に慎まれんことを望んで、済みません、質疑を終わります。
06月15日第164回国会 参議院 総務委員会 第29号
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○那谷屋正義君 私は、民主党・新緑風会を代表して、日本放送協会平成十六年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を是認することに反対の討論をいたします。  二〇〇四年は、芸能番組制作費の不正支出を始め、数々の不祥事が発覚した年であります。これら一連の不祥事の...全文を見る
08月29日第164回国会 参議院 総務委員会 閉会後第1号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  本日は、日本郵政公社二〇〇四年度決算審議の場ではありますけれども、既に〇五年度の、五年度期末期決算が発表されておりまして、今後の郵政事業についての議論のためにも〇五年度の決算の数値を踏まえて質問を行いたいというふうに...全文を見る
○那谷屋正義君 今お答えいただいたお話の中では、本当に大丈夫なんだと、明るいことがたくさんあるんだというふうな感じに受け取れなくもないんですが。しかし一方で、多くの国民は、そうではなくて、非常に大丈夫なんかいなと、郵便事業会社、単独になっちゃって大丈夫なんかいなという、そういう心...全文を見る
○那谷屋正義君 次に、リザーブドエリアにかかわっての御質問をさせていただきたいというふうに思いますが、先ほども質問ありましたが、リザーブドエリアは、竹中大臣の答弁によりますと、ユニバーサルサービスをまず確保すること、そしてリザーブドエリアをできるだけ小さくするというふうなことの二...全文を見る
○那谷屋正義君 この郵政民営化にかかわって、この郵便事業にかかわらず、要するにこれまで国民が受けてきた様々なサービス、ひまわりサービスも含めてそうしたサービスの維持というものを何としてもやるんだということと、一方で、他の民業との関連性というもののはざまで、そこが非常に難しいところ...全文を見る
○那谷屋正義君 今、生田総裁も懸念される点、幾つか答弁がございましたけれども、そうしたことを踏まえて今後のいろいろな検討の中で是非生かしていっていただかなければいけないんではないかというふうに思っているところでございます。  新しい郵便事業会社というものが発足する前からこういう...全文を見る
○那谷屋正義君 今答弁いただいた中にありましたように、本当に国民の利益擁護を第一義的に最善の判断を行っていくということで、私はその選択肢の中に、この郵便事業そのものがまた再公社化というふうなことも一つの選択肢として見えてくるということを今、今もちろん言われないのは分かりますけれど...全文を見る
○那谷屋正義君 もう時間が来ましたのでまとめたいというふうに思いますが、この郵便事業を民営化に踏み切った先進諸国の中で、我が国のように地方の疲弊の引換えに大都市圏の繁栄がという構図に典型のいびつな国土の発展過程をたどってきた国が本当にあるのかということをまず言わざるを得ないと。 ...全文を見る
○那谷屋正義君 はい。十年以内に集落が消滅しちゃうというふうなこともある中で、是非こうした問題について、不安について、国民のそうした不安にこたえるべく検討をしっかりやっていただけたらというふうに思う。そのことを御要請して、質問を終わりたいと思います。  以上です。
10月31日第165回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○那谷屋正義君 おはようございます。民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。本日は、過日の総務大臣あいさつと人事院総裁の人勧勧告に関連してお尋ねをしたいというふうに思います。  まず、質問に先立ちまして、私と同じ横浜出身の菅大臣に直接いろいろと議論が今日はできるんだという、そ...全文を見る
○那谷屋正義君 いずれにしましても、労働権制約下における事の重要性というものについてもう少し御理解をいただけたらというふうに思っておるところでありますが、少し残念であります。  次に、官民給与の比較方法の見直しにより公務員給与の水準の実質引下げが行われる中で、今回の勧告では広域...全文を見る
○那谷屋正義君 原資が決まっていて、その配分の調整ということでありまして、全体の公務員の給与レベルが上がっていくという、そういう雰囲気ではないということで、そういうふうなことを今言われたのかなというふうに思います。  扶養手当の改善につきましては、少子化がかなり叫ばれる中、もう...全文を見る
○那谷屋正義君 いずれにしても、できるだけ早い作業が求められているというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上で人事院に関連する質問は終わりですので、人事院の方の退席を。
○那谷屋正義君 次に、公務員制度改革関連についてお尋ねをしたいというふうに思います。  政府は、国家公務員の定員を五年で五・七%以上削減する方針を決定し、現在初年度の配置転換等の具体化を進行中と承知をしているところであります。総人件費削減を命題に、まず削減の数ありきで推し進めら...全文を見る
○那谷屋正義君 今お話しいただいたように、是非職員あるいは職員団体等との話合いをしっかりやっていただく中で、円滑な配置転換等、よろしくお願いしたいというふうに思います。  政府の総人件費削減政策によって、事務事業や定員、さらに公務員制度や年金、宿舎等、公務員の生活条件にかかわる...全文を見る
○那谷屋正義君 今最後に言われたことはそのとおりだというふうに思いますが、賃金、労働条件は労使の話合いで決定するという大原則がないがしろにされつつある現状、その改革へ菅大臣らしい見識の発揮に大きな期待を掛けたいところであります。  大臣は、中央人事行政機関たる内閣総理大臣を補佐...全文を見る
○那谷屋正義君 是非これからもよろしくお願いしたいというふうに思います。  そういう中で、前内閣と同じく安倍内閣も、国や地方自治体が提供してきたサービスを市場に肩代わりさせた場合どのような弊害をもたらすかに関して、余りに鈍感なのは理解に苦しむところであります。例えば、市場で配分...全文を見る
○那谷屋正義君 今お話しいただきましたように、全体のというそこのところが非常に大事であり、一部のではないということで、是非よろしくお願いしたいと思います。  次に、岐阜県庁で、新聞等でも話題になりました裏金問題等について御質問をさせていただきたいと思います。  地方分権の推進...全文を見る
○那谷屋正義君 裏金問題の発生する原因の一つに、何が必要な経費であるのかどうかについてオープンな議論がされてこなかったということもあるのではないかというふうに私は考えているところであります。  過去に他県の事例でもありましたけれども、正規の時間外手当を出さない代わりに食事代を捻...全文を見る
○那谷屋正義君 是非、こうした問題については、地方分権を推進する中にあって、やはり住民が一番身近な地方自治体というものの行政を信用できるということが、信頼関係ができるということが非常に大事でありますから、何としてもこうした問題は根絶していかなければいけないのではないかというふうに...全文を見る
○那谷屋正義君 力強い決意をいただいたんではないかというふうに思いますが、この新型交付税というのは、国の基準付けがない、あるいは弱い行政分野から導入し、今後三年間で制定する地方分権一括法等による国の関与の縮小と併せて順次拡大をし、全体の三分の一程度を目指すというふうにされていると...全文を見る
○那谷屋正義君 新型交付税の拡大対象は、地方分権一括法においてどのような行政分野の見直しが行われるかによって自ずから決まってくるという、そういう認識でまずよろしいのかどうか。  それから、それについて、全体の三分の一程度を目指すという考え方については、これは努力目標なのか、それ...全文を見る
○那谷屋正義君 この新型交付税の具体的な制度設計について今度はお尋ねしてまいりたいと思いますが。  総務省の説明によれば、新型交付税の算定は中学生の方程式みたいなaxプラスbyという式で示されたりするわけでありますが、ただ、この新型交付税で算定しようとする経費は、これまで十を超...全文を見る
○那谷屋正義君 私の家にも中学生の息子がおりますので、今のようなお話をしたときに理解ができるかどうか。結構難しいなというふうにも思っておりますが。  今、お話ありましたその新型交付税の導入による変動幅を最小限にとどめるというふうにされていたわけでありますけれども、都道府県分につ...全文を見る
○那谷屋正義君 新型交付税の導入に伴う変動額についてもう少しお尋ねをしていきたいというふうに思いますが、竹中前大臣は、新型交付税の導入に伴う変動額については個々の地方団体の財政運営に支障が生じないように最小限にとどめるとされていたわけでありますけれども、それで間違いがないのかどう...全文を見る
○那谷屋正義君 この新型交付税も含めまして、もう一度お聞きしますけれども、要するに交付税総額というものを考えたときに、住民のニーズに的確に対応できるように歳出構造の徹底的な改革や無駄な経費の全面的な見直しなどは当然としても、あくまで住民本位の地方財政が円滑に運営されるよう、必要な...全文を見る
○那谷屋正義君 大変質問をたくさん用意しておりまして、簡潔にお答えいただいたことに感謝申し上げたいと思いますけれども。(発言する者あり)簡単過ぎますね。  次に、市町村合併がはらむ課題についてお尋ねをしてまいりたいというふうに思います。  平成の大合併は、自主的な合併を各種の...全文を見る
○那谷屋正義君 そのような認識の下で合併が進んできたというふうに認識されているというふうに思いますけれども、そうは言うものの、様々な弊害と言われる、言える、そういったものもたくさん出てきている。  一つには、これは全体的なものでありますけれども、平成の大合併により自治体の規模が...全文を見る
○那谷屋正義君 これからはその支援プランにより、そういった心配が解消されていくというような答弁だったのかなというふうに思うわけでありますが、防災対策についてもいろいろな御心配がございます。  合併自治体の行政で特に心配されるのが、その防災対策の住民の安全に関する部分であります。...全文を見る
○那谷屋正義君 国民の生命と財産を守るという、そういう立場の中からも、是非その部分については今後もしっかりと検討してより良いものにしていただきたいというふうに思います。  次に、支所という形のものが出てくるわけですけれども、その支所の縮小は当該地域が寂れる要因というふうになるん...全文を見る
○那谷屋正義君 そういった様々な弊害というふうな形のものがいろんな形で現れてくるそのもう一つの例として、情報公開の問題も出てきております。  合併によって住民の権利が損なわれるような事例が情報公開の制度に見られてきている。合併前の旧市町村のときには情報公開の対象としていた文書に...全文を見る
○那谷屋正義君 ちょっと最後の方がよく聞き取りにくかったんですが、最終的にはその地方自治体で決める条例であるということでありますけれども、それではただ丸投げになってしまうだけでありますから。やっぱりそうしたことを、今まで情報公開が行われていたところが合併のために情報公開が行われな...全文を見る
○那谷屋正義君 午前中に引き続きまして、菅大臣を中心にまた御質問させていただきますが、お昼を食べたということで更に力が増しておりますので、午前中よりも厳しい質問が出てくるかもしれませんけれども、よろしくお願いしたいというふうに思います。  午前中の終わりに、市町村合併の様々な問...全文を見る
○那谷屋正義君 いずれにしましても、まず何のためにそうした道州制をしこうとするのかということ、そういったものが国民にしっかり理解を得られていくということが大前提だというふうに思いますので、是非そうしたことをよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、拉致問題に関する国際...全文を見る
○那谷屋正義君 その趣旨は、先ほども私も申し述べさせていただきましたけれども、よく理解するところでありますけれども、その一条をあくまで遵守した上でのというふうなところでありますが、それならばなおのこと、疑念が募らざるを得ない状況があります。  新年度予算が発効する四月一日に毎年...全文を見る
○那谷屋正義君 ちなみに、大臣が命令放送発言の際、触れられた特定失踪者問題調査会の短波放送「しおかぜ」を運営されている方からは、支援は有り難いが命令という形で政府が介入すると活動に制約が出るのではという懸念が示されている報道もあるわけであります。  いま一度、大臣はなぜ毎年の四...全文を見る
○那谷屋正義君 何度も申し上げますが、その思いは本当によく理解するところでありますが、しかし、この問題は、先ほども言いましたように国民の総意としてやはり何とかしなければいけないという課題であるというふうに認識しているわけでありますが、こうしたいわゆる命令放送ということの中で、まあ...全文を見る
○那谷屋正義君 私自身は、今の答弁では到底容認できるものではありませんけれども、百歩譲って、どうしても個別事例を今回のような形でというならば、規定の濫用により公共放送の編集権への過度の侵害に対して脆弱性が際立つこの三十三条の改正をしっかり図ってからという順番にすべきではないかと。...全文を見る
○那谷屋正義君 それでは、次の質問に移らさせていただきたいと思います。  地方財政にかかわってでありますが、破綻法制の部分で、本年九月に新しい地方財政再生制度研究会が公表した中間報告では、現行の再建制度には様々な課題があり、課題克服のためには透明なルールに基づく早期是正スキーム...全文を見る
○那谷屋正義君 また、中間報告では、健全性の基準を下回る団体、早期是正対象団体になった場合、財政健全化計画を策定し、自主的な健全化に取り組むとされています。現在でも、夕張市のように財政再建団体になった場合には、起債に頼らずに自主再建に取り組むのか、財政再建計画を策定し再建に取り組...全文を見る
○那谷屋正義君 地方の自主性というものを大事にするということも大事でありますけれども、またそれがいわゆる自主的な努力では再生困難な再生対象団体は国、都道府県の関与の下で再生スキームを導入するとされていますけれども、現在の地方財政再建制度とどのような違いがあるのか、これについてお答...全文を見る
○那谷屋正義君 是非その議論を活発にしていただいて、破綻をするような形にならないようなものを何とかやっていただきたいというふうに思います。  研究会の方では、債務調整の是非、司法の関与の在り方、対象範囲については今後の課題とし、十一月の最終報告で示すことにしているというふうに聞...全文を見る
○那谷屋正義君 まだたくさんの質問用意させていただいたんですが、九十分というのはあっという間に過ぎるもので、もう残りわずかになりましたので最後に締めさせていただきたいと思いますが、度々の繰り返しになって恐縮でありますけれども、真の分権改革を進めるためには自治体の公務に携わる人たち...全文を見る
○那谷屋正義君 終わります。
11月09日第165回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○那谷屋正義君 私は、ただいま可決されました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     一般職...全文を見る
11月29日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第5号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  伊吹文科大臣、そして塩崎官房長官、高市少子化担当大臣、さらには我が党の案の発議者の皆さんには、本当に連日長時間にわたって、しかも様々な角度からの質問に対して懇切丁寧な御回答、答弁をいただいているということに、まず敬意...全文を見る
○那谷屋正義君 今お話しいただいたように、これまでの教育基本法、憲法の附属法として、第一号として登場したこの教育基本法でありますけれども、憲法は、御案内のように、国民の権利を時の権者からしっかりと守るためのそういう法体系になっているわけでありますけれども、それを具現化するための教...全文を見る
○那谷屋正義君 確かに、今お話ありましたように、小渕内閣、もっと古くは中曽根内閣のときからというようなお話がありましたが、しかし、私が質問の中で申し上げましたように、与野党を超えてこうした国会の場で教育論議がされるということについては、私はかつてそんなになかったんじゃないかなとい...全文を見る
○那谷屋正義君 国会でしっかり審議をするということが大事だというお話を受ける中で、教育基本法の話も教育改革の一環だということであれば、それはそれとして、今正に教育行政が行わなければいけない緊急の課題というものについて幾つか触れさしていただきたいというふうに思います。  まず、官...全文を見る
○那谷屋正義君 効率のいい、質の高いパブリックサービスを求めるということは、これはもう私も大賛成ではあります。しかし、やはり総人件費改革の中で、まず人件費削減ありきというような形でうたっている部分がありますけれども、この今回の政府案の第九条に、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず...全文を見る
○那谷屋正義君 現在の教職員というか、教員の給与も不当に高いというふうにも私は思っておりませんし、やっぱり一定のそうした身分保障をしなければ人材の確保というものもなかなか難しいわけでありますから、やはりどこを最初に持ってくるか。まあ昨日、鶏と卵なんという話もありましたけれども、ど...全文を見る
○那谷屋正義君 民主党案についての御指摘もいただいたところですが、まあ質問するかしないかは私の方が決めさせていただくということで、それは追ってまた聞いていきたいというふうに思いますが。  いずれにしても、学校というのは、様々な職種の方々が協力、協業によってやはり教育というものが...全文を見る
○那谷屋正義君 今、国民に、教育にもっと税負担を掛けるべきだということ、そうした決意ということを言ってお聞かせいただけたのかなというふうに思うわけでありまして、もう今は本当にこうした教育の問題がどんどんどんどん出てくる中で、教育予算を増やすということ、そのことについてはもうほとん...全文を見る
○那谷屋正義君 是非、そうした御努力をお願いしたいというふうに思います。  そうした教育予算のことについて、ここで民主党の財源確保法というのが、ここでそういう案が出されているわけでありますけれども、この部分については正に、今いろいろと官房長官を始め答弁されましたけれども、やはり...全文を見る
○那谷屋正義君 今のお話の中で、先ほど来官房長官を始め答弁いただきました効率のいい、質の高いパブリックサービスというものに付け加えて、この教育という部分においては厚い層も大事だというお話が今あったのではないかというふうに思うところであります。やはり、この教育の分野において勇気ある...全文を見る
○那谷屋正義君 私、これに関する質問は二〇〇四年に参議院に初めて議員にならせていただいてからもう既に四回目の質問ということで、なかなかこのことが進行していかないというところも非常に問題でありますので、できるだけ早いことが必要であり、いつどこで何が起こるか分からないというのがこの国...全文を見る
○那谷屋正義君 大変明るいといいますか、期待できる答弁、ありがとうございます。
○那谷屋正義君 もちろん、その部分について応援はさせていただきたいと思いますけれども。  今の二つの質問に対して、官房長官も内閣のかなめということで、決意をお願いしたいと思うんですけれども、この未耐震化問題について。
○那谷屋正義君 是非、官房長官のバックアップといいますか、是非応援をよろしくお願いしたいというふうに思います。  これにかかわって、民主党の方では、公立学校施設にかかわる耐震補強等促進特措法というものを提出をしているところだというふうに思いますけれども、ちょっとこれについてもお...全文を見る
○那谷屋正義君 私は、例えば現行の教育基本法というものを見たときに、先ほど大臣もお認めになられましたけれども、やっぱりすばらしい文言で、すばらしい組立てでできているというふうにも思っていますし、そこに足らざる部分というふうに、まあ一見、私からあえて言わせていただけば、一見足らざる...全文を見る
○那谷屋正義君 今言われた形の中で、多いのか少ないのかというのはそれぞれあるというふうに思いますけれども、いずれにしましても、我が国の現在の教育基本法が制定された理由はどこに見いだされるというふうにお考えになっているかお尋ねをしたいと思います。
○那谷屋正義君 そのもう少し後を聞きたかったかなというふうにも思うところでありますが、時間の関係で協力していただけるのかもしれませんが、私は、日本国憲法の精神、理念を具現化する意味でこの教育基本法、まあどっちが先に出たかという理論はあるんですけれども、教育基本法がこの間ずっとその...全文を見る
○那谷屋正義君 まあここのところは論議の分かれるところではあるなというふうに思いますけれども。  そこで、文科大臣と、官房長官はいなくなっちゃったかな、(発言する者あり)ああそうですか。  では、文科大臣に改めてお尋ねをしますが、自分の国を愛するという感情は、良い政治が行われ...全文を見る
○那谷屋正義君 だとすると、政府案の中には、我が国を愛する態度を養うという文言が、教育の目標にこのことが定められているわけであります。そうすると、教育の課程というものを考えたときに、当然、目標があったらば、それを指導し、更に評価がされなければいけないというプロセスがあるわけですけ...全文を見る
○那谷屋正義君 評価しようがないというのは私も全く同感だというふうに思いますが、しかし、目標にそういうふうに書かれてしまっているということの中で、やっぱりちょっとそこのところは矛盾するんじゃないかなと。そういう、要するに国を愛する心だとか態度というこの文言をこうした教育基本法のよ...全文を見る
12月06日第165回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  今日はお三人の参考人の方々、本当にお忙しいところをありがとうございます。  まず、金井参考人にお尋ねをしたいというふうに思いますけれども、現実を直視し現状に流されずということが我が国における分権改革の最も大事なこと...全文を見る
○那谷屋正義君 ありがとうございました。  次に、本田参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  今後の合併においては一万人以下の小規模自治体がその主なターゲットとされるという指摘もある折、本年四月以降、合併新法による合併推進が本格化しつつあります。合併新法では、都道府県が合併...全文を見る
○那谷屋正義君 ありがとうございました。是非頑張っていただきたいというふうに思います。  次に、山出参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  金沢といいますと石川県でありまして、私の那谷屋というこの妙な名字の発祥地というふうに言われておりまして、これは余計なことでありますけれ...全文を見る
○那谷屋正義君 終わります。ありがとうございました。
12月07日第165回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○那谷屋正義君 私は、ただいま可決されました地方分権改革推進法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読します。     地方分権改革推進法案に対する附帯決議(案)   地方...全文を見る
12月14日第165回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  今、野党案に対して同僚の芝委員の方から御質問をさせていただきました。私の方からは、与党案に対して、そして政府に対して幾つか御質問をさせていただきたいと、このように思っているところであります。  先ほど来からお話があ...全文を見る
○那谷屋正義君 どうも合点というか納得ができない部分が非常に多いなというふうに思いますが、このいわゆる十万円の旅行券ですけれども、要するに旅行社に、旅行券発券の旅行会社に持って行くわけですよね、最終的には。そうすると、どうも今回の措置が、最大のその受益者というものが、苦労された抑...全文を見る
○那谷屋正義君 どうも今の答弁のされ方の様子を見ますと、何となくまだまだこれからもありそうな、そんな雰囲気もなきにしもあらずのような感じでございますので、やはりこの問題は、もうちょうど戦後六十年を過ぎて、そして対象となる方々が高齢であるということ、そうしたことの中で、これは与野党...全文を見る
○那谷屋正義君 今、戦後処理問題懇談会のお話がございましたけれども、そして二年半にわたって協議が行われ、その報告を受けてというふうに言われているわけですが、しかし、この懇談会は国家行政組織法第八条の審議会等とは異なり、担当大臣が有識者の参集を求めて開催した行政運営上の会合にすぎな...全文を見る
○那谷屋正義君 いずれにしましても、これも先ほど来から議論になっておりますけれども、先の長い、中期的、長期的なというふうな話にはもう既にならないわけでありまして、やはりそういう意味ではできるだけ早期にこうした戦後の処理をしっかりともう終える、そういうシステムといいますか、そういう...全文を見る
○那谷屋正義君 慰藉というものの表し方はそれぞれあるのかなというふうにも思うわけでありますけれども、しかし、先ほど冒頭申し上げましたように、今回の与党案では到底それは納得ができないという声が非常に多くあるわけでありますので、是非そこのところをもう一度野党案を見ていただきながら、是...全文を見る
○那谷屋正義君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました自民党、公明党提出、独立行政法人平和祈念事業特別基金等に関する法律の廃止等に関する法律案に反対する立場から討論を行います。  以下、具体的な反対の理由を述べます。  その第一は、十万円相当の旅行券支給等...全文を見る