那谷屋正義

なたにやまさよし

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

那谷屋正義の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第189回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○那谷屋正義君 おはようございます。民主党の那谷屋正義でございます。  この間、総理そして官房長官、そして外務大臣を始め閣僚の皆様方、本当に連日お疲れさまでございます。大変お疲れだと思いますけれども、今日あしたの議論について、冷静に、そして真摯に議論をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○那谷屋正義君 今、この間の政府の御対応について答弁をいただきましたけれども、いろいろと細かいことについてお聞きしたいんですが、今日は余り細かいことはお尋ねをしません。ただ、今回の事件の検証は、再発防止の意味でもしっかりとやっぱり行わなければならないというふうに思っております。 ...全文を見る
○那谷屋正義君 具体的な内容そして提供の仕方については、今後も検証を続けさせていただきたいというふうにも思います。  委員長にここでお願いなんですが、政府に対して、今回の二億ドルの支援の具体的な提出先そして時期、拠出品目及び目的について詳細な資料の提供を求めておきたいと思います...全文を見る
○那谷屋正義君 今回、日本を始めとして世界中のイスラム教徒から、二人の無事を祈る、そういう祈りがささげられました。今回の事件とイスラム教とは全く無縁なものだというふうにも認識しているところであります。我が国として、平和を愛するイスラム諸国との連携をより一層強め、また日本国内でイス...全文を見る
○那谷屋正義君 解散というのは総理の伝家の宝刀というか、そういうものでございますけれども、あの年末の大変忙しい時期に、本当に多くの国民からなぜ今この時期に解散・総選挙なんだということがずっと言われてきて、この間も、何回かこの国会でも議論をされてきたところではございます。  消費...全文を見る
○那谷屋正義君 今総理はそのように言われたんですが、残念ながら、あの選挙のときのマスコミ、特に新聞報道等には今のことについてはほとんど触れずに、やはりアベノミクスの効果というものについてずっとあったということで、そういう意味では、今のこの閣議決定の問題について国民が十分に考えるに...全文を見る
○那谷屋正義君 それは、私もおっしゃるとおりだというふうに思います。  しかし、石破大臣のいわゆるライフワークとも言える、まさに政治家としての矜持というものを考えたときに、本当にそれでいいのかという、そんな、おせっかいかもしれませんけれども、思うわけでございまして、その辺につい...全文を見る
○那谷屋正義君 石破大臣の主張と私との思いはちょっと違うわけですけれども、しかし、やはり国会がこうした大事なことについて関わることの必要性も、実は石破大臣、当時強調されていたというふうに思います。  要するに、この大事なことを国会で議論をせずに閣議決定で決めるということについて...全文を見る
○那谷屋正義君 私は、本当に国会の果たすべき役割というのは、この問題については非常に大事だというふうに考えておりまして、そうすると、例えば今後、今成案中というふうに言われております様々な関連法案についてこれから閣議決定が行われるわけですけれども、そのときには石破大臣は御自分の主張...全文を見る
○那谷屋正義君 私は、石破大臣の主張されていた国会の果たすべき役割、あるいは議論がやっぱり行われるべきだというこの部分について、この閣議決定の内容を含めて今後もしっかりと閣議の中で主張されることを望みたいというふうに思います。  また、石破大臣と安倍総理の、大変申し訳ございませ...全文を見る
○那谷屋正義君 いろいろございますけれども、ただ、幾つか御紹介したいと思いますが、アフガニスタンやパキスタンでいわゆる地元国民の診療などを行っていらっしゃるNGOペシャワール会の中村哲さんの話というのが割と有名なんですけれども、この方が、人道支援、人道復興支援をずっとしていたけれ...全文を見る
○那谷屋正義君 なかなか難しい話なんだろうと思うんですけれども、ここでちょっと視点を変えて、このNGOの方々といつも隣り合わせで頑張っていらっしゃる外務省の国際協力局の方はこうしたNGOの方々の懸念をどのように受け止めているのか、ちょっとお尋ねをしたいと思います。
○那谷屋正義君 直接伺ったことがないということですけれども、当然、懸念されていることがいろんなところで発表されているわけですから、やっぱりその辺までしっかりと、気遣いはされているとは思いますけれども、もう少し認識、重大な認識を持っていただきたいなというふうには思うところであります...全文を見る
○那谷屋正義君 まだ机上の空論というか、今後のことだから分からないということなんだろうと思うんですけれども、過去にもアメリカが日本に対して一緒に兵をというふうなことが何度かありました。そのときには、時の政府は、これまでの集団的自衛権行使容認に対する見解の中で、うちには憲法九条があ...全文を見る
○那谷屋正義君 今後のことをやはりしっかり注視していかなきゃいけない部分だろうというふうには思いますけれども、もう一つ懸念されることが実はありまして、ちょっと今回のことがあってなかなかこれは慎重にお聞きをしなきゃいけないと思いますが、要するにテロの危険性が高まるのではないかという...全文を見る
○那谷屋正義君 ちょっとお答えがいただけていないかなというふうに思います。  総理があの閣議決定後に記者会見で掲げられた十五の事例がありましたけれども、あのことが起こる可能性よりも、一部でありとも部分的でありとも、この集団的自衛権の行使を容認したということが全世界に発せられたと...全文を見る
○那谷屋正義君 ISILの話をずっとされていますけれども、そうではなくて、日本に、日本の国内にそうした危機が、テロに襲われるという危機が高まるのではないかというその御指摘に対して総理はどのようにお考えになられるのかということなんですけれども。
○那谷屋正義君 総理の言われる積極的平和主義の中身が少しずつ分かってきたような気もするんですけれども、私が申し上げたいのは、これまで日本はテロに襲われたことはないんです。ないんです。これが今後、集団的自衛権を制限的といえども認めたということになったその瞬間に、まさに今言われた諸国...全文を見る
○那谷屋正義君 大変申し訳ないんですが、総理の答弁を聞いても、なぜ、なぜというか、高まるテロに対する危機の問題についてのお答えがよく私には理解できていないなというふうに思っています。  もう一つの観点で、先ほど石破大臣にもまたお出ましいただいたところなんですが、安倍総理と石破大...全文を見る
○那谷屋正義君 済みません。完全なイコールパートナーと言われたのは石破大臣ではなくて、安倍総理が当時幹事長のときでございますけれども、安倍総理、いかがですか、この完全なイコールパートナーというものもある種目指されているというふうに理解していいんでしょうか。
○那谷屋正義君 いろいろと難しく聞いちゃったのかなと思うんですけれども、要するに、アメリカ、ここにありますように、血の同盟だということの中で、アメリカの若者が仮に日本の安全のために血を流すなんということがあったときに、これが日本の、例えば今でいえば自衛隊が血を流すということがイコ...全文を見る
○那谷屋正義君 端的に御質問したつもりなんですけれども、なかなか端的にお答えいただけないので、今後の議論の中でということが答弁なんだろうというふうに思いますけれども、要するに、限定的とはいえ、集団的自衛権の行使が行われるようなことになれば、言ってみれば、今でいえば、自衛隊の方々が...全文を見る
○那谷屋正義君 いずれにしても、自衛隊の皆さんのリスクは相当高まるということなんだろうというふうに思いますが、ここでちょっとお尋ねしたいんですけれども、自衛隊の総指揮者になられるいわゆる防衛大臣、中谷防衛大臣、新たに就任されたというふうに思いますけれども、防衛大臣としてどのような...全文を見る
○那谷屋正義君 大臣、たしか小野寺大臣のときだったと思うんですけれども、先ほど総理が答弁で言われた、いわゆる海外での自衛隊が輸送ができるようになったというお話がございました。このときに、日本から自衛隊の皆さんを送るときに小野寺大臣が何を言われたかというと、私が今願っているのは、派...全文を見る
○那谷屋正義君 これは全然外れちゃうんですけれども、私は教員だったんですが、先日、三十一年ぶりに教え子に会いまして、そのときにいろいろ話をしました。政治家になった私に対してもいろいろと質問をされましたけれども、授業のときよりも相当厳しい質問が飛んできましたけれども。  そのとき...全文を見る
○那谷屋正義君 特に私から申し上げたいのは、この談話の中に、よく総理が、今日も答弁の中で言われましたけれども、積極的平和主義という言葉がございますけれども、これが入るか入らないかというのは相当違ってくるんではないかなと思うんですけれども、積極的平和主義というのについて、端的にもう...全文を見る
○那谷屋正義君 今の答弁で国民の皆様が御理解されたかどうかというのはちょっと分からないんですが。  もう一度お聞きします。いわゆるこの積極的平和主義と昨年の閣議決定にある集団的自衛権の行使容認というのは、関係があるというふうに考えていいんでしょうか。
○那谷屋正義君 もう一度お尋ねします。  要するに、この積極的平和主義というのは、本当はこの積極的平和というのは、いわゆる国際的には今総理が言われたような趣旨で理解をされているものではございません。要するに、単なる戦争を行わないといういわゆる消極的な平和主義だけでなくて、やはり...全文を見る
○那谷屋正義君 もう少し端的にお尋ねをします。まあ十分総理としてはお答えいただいていると思うんですけれども。  要するに、積極的平和主義というのは、国際的な平和、国際社会の平和を勝ち取るためには多少の武力行使もやむを得ないと、そういうふうなことで捉えていいのかどうかということを...全文を見る
○那谷屋正義君 先ほど、総理が様々なところでこの積極的平和主義について説かれているというお話がございましたが、そしてアジアの国々から理解が得られているというふうに言われましたけれども、中国、韓国も本当にそういうふうな理解をされているのでしょうか。まあ正確なあれがないかもしれません...全文を見る
○那谷屋正義君 これは総理の談話なので、私がまたこれおせっかい出すということにはならないかもしれませんが、ただ、ここで今ちょっと総理が答えられたように、中国、韓国からそういう理解を十分には得られていないということであれば、この談話の中にやっぱり積極的平和主義という言葉は私は入れな...全文を見る
○那谷屋正義君 働き方の多様化、そういったニーズということなんですけど、果たして、例えば一家、一世帯の主たる収入を得る立場の人が派遣労働者であるということをどれだけ望んでいるのかということについては大いに疑問であります。それでなくても今、年収が二百万以下、二百万前後の人が物すごい...全文を見る
○那谷屋正義君 働く人のニーズは今言われたようにそういったことがあると思いますが、先ほど私が申し上げたように、一世帯の主たる収入を得る人たちというのは、今その人たちが派遣労働でいるということ、あるいはパートタイマーでいるということが相当数あるわけで、特に若者にはそういったことが多...全文を見る
○那谷屋正義君 今のお話については、なかなか考え方も違う部分があって、やっぱり今後委員会の中で法案が提出されたときにしっかりと議論をしていかなきゃいけないというふうに思いますし、どうしても美しい言葉がさっと先に行くんですけれども、よくよく考えると現実的にはそうじゃないんじゃないか...全文を見る
○那谷屋正義君 この新たな労働時間制度という部分についてはいわゆる労働時間の長さと賃金のリンクを切り離した制度ということの中で、働く者にとって大変危惧というか懸念する部分がございますので、これについてもしっかりと議論をさせていただきたいというふうに思います。  そういう意味で、...全文を見る
○那谷屋正義君 時間が来ましたので終わりますけれども、安倍政権の重要政策の一つとしてやっぱり教育再生という言葉がございます。本気になってやるんであれば、三十五人以下学級を四十人に戻すなんていうおかしな発言だけはマスコミに躍らないようにしていただくことを申し上げまして、私の質問を終...全文を見る
03月23日第189回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。  早速質問に入らせていただきたいと思いますが、先週、十四日から十八日に仙台で国連世界防災会議というのが開かれて、大変成果を上げられたという話がこの委員会でも出されましたけれども、もう少し詳細に会議の成果というものについて大臣の方...全文を見る
○那谷屋正義君 今、仙台防災枠組というものについてのお話がございました。お手元にお配りした資料一と二がそれでございますけれども、ここでよく頻繁に出てくるより良い復興、ビルド・バック・ベターというのがございますけれども、もう少しこれについて御説明をいただきたいと思います。
○那谷屋正義君 今回の会議は第三回ということでありますけれども、第二回は兵庫神戸で行われたということで、そのときには兵庫行動枠組というのができたということですけれども、そのときにはこのような考え方というのはなかったんでしょうか。
○那谷屋正義君 今、防災の主流化ということ、これも前回というかこの委員会で出てきた言葉ですけれども、そうした防災の主流化ということを考えたときに、財務大臣、来年度、この二十七年度予算にはそうしたことを想定してしっかりとこの防災予算が組まれているんでしょうか。
○那谷屋正義君 今財務大臣のおっしゃったことというのは、防災担当大臣として、そのようにしっかりと受け止めているのか、あるいは全然足りないわと、このようにおっしゃられるのか、その辺について御見解をお願いします。
○那谷屋正義君 防災の主流化ということで、もう各省庁にまたがって政府全体として防災に取り組むということでございます。  お金には限りがありますから、今年それに全部つぎ込むということには到底ならないというのはよく分かるんですけれども、短期的、中期的あるいは長期的な課題、もし今ござ...全文を見る
○那谷屋正義君 先ほど、防災担当大臣からこの会議の成果についてお話をいただきました。私も、それだけの方が集まってやる、しかも、これ、かつてない規模だったということで、それはもう本当にそういう意味では成功裏だったんだろうというふうにも思うわけでありますが、一方で、被災地仙台でやって...全文を見る
○那谷屋正義君 私もそれは大変重要なことだというふうに思いますので、これは党派を超えてやはりしっかり知恵を出し合っていくということは大事なことなんじゃないかなというふうに思います。  前回、兵庫で行われました兵庫行動枠組、これから十年間たったわけですけれども、この十年間でどんな...全文を見る
○那谷屋正義君 日本が積極的に世界に様々働きかける一つの大きな手段だろうと私は思いますので、今後ともしっかりと議論をさせていただけたらというふうに思います。  この十年間、確かに国民の防災意識というものについては高まったようにいろいろなデータで出ておりますが、じゃ、意識の向上と...全文を見る
○那谷屋正義君 是非その精度、これ、最近のを見ると本当に局地的なものが多いので、広域ということになると、やっぱりうちが当てはまるのか当てはまらないのかというふうなことになると、それこそ、前の大臣言われていたんですが、空振りになることが非常に多いと。空振りが多いとやっぱりその信頼度...全文を見る
○那谷屋正義君 この問題については様々ありますので、また、災害対策特別委員でもありますから、是非そこで議論をさせていただきたいというふうに思います。  さて、先ほど麻生財務大臣の方から、率としては少ない、しかし一兆何がしというお金の話がありましたけれども、昨年の十二月二十七日に...全文を見る
○那谷屋正義君 地方創生がうたわれておりますけれども、そのことが目的でこの強靱化予算が付けられるということであってはちょっと違ってくるんだろうというふうに思います。確かに、地方創生をする上で様々な産業、業界に働きかけていただかなければならないというふうに思いますけれども、いわゆる...全文を見る
○那谷屋正義君 今、ハード、ソフト限らずということで、本当にしっかりやっていかなきゃいけないと思いますが、先ほど申し上げました兵庫行動枠組から十年、総括の中になかなか触れられてきませんでしたけれども、阪神・淡路のときから、そして、この東日本大震災、このことを見たときにやはり大きな...全文を見る
○那谷屋正義君 こういう席ですから、余り、まだまだこれからのところというところはなかなかお話しいただけないんだと思うんですけれども、やはり、とりわけ、まず避難所ですね、避難所の環境がもう本当に劣悪だということはずっと言われてきています。トイレの問題からプライバシーの問題から様々あ...全文を見る
○那谷屋正義君 今言われたのがお手元にあります資料一の三ということで、簡易ベッド、これ段ボールでベッドを作られている。段ボールというのは意外と丈夫なんだなというふうな、こう思うわけですけれども。もちろん、避難所のスペースとか、あるいはどのぐらいの人がそこに避難するのかということに...全文を見る
○那谷屋正義君 防災先進国というかリーダーとしてこれからやっていくということですけれども、これ、世界の欧米諸国の方が聞くと、もうまさにクレージーというふうな一言の評価だということで驚かれるようでありますので、是非お取り組みをお願いしたいというふうに思います。  次に、仮設住宅に...全文を見る
○那谷屋正義君 その仮設住宅なんですけれども、その供与期間あるいはその延長については、法制度上どのように位置付けられ、どのような使用状態にあるのか、教えていただけたらと思います。
○那谷屋正義君 一応、原則二年ということになりますけれども、阪神・淡路のときも二年では全然収まっていなかった。今回の東日本大震災でも一年延長、更に延長というふうなことになっていて、どうもこれ実態と合っていないんじゃないかなというふうに思います。実態に合わすためにはそれなりのしっか...全文を見る
○那谷屋正義君 これ初めから余り長く言っちゃうと、被災者の方が非常に、えっ、そんなに掛かるのということにもなるんだろうし、しかし、二年と言っておきながら、また一年ね、また一年ねなんて言うと、何かまたお預けかいというふうな感じで、そんな簡単なものじゃないんですけれども、やはりその辺...全文を見る
○那谷屋正義君 今言われた平成二十五年、もう一か月たたない間の消防庁の調査では、七三%が名簿整理済みだというふうになっていました。その後どういうふうになっている、これはまあ二十五年ですからね、その後どんなふうになっていますかね。
○那谷屋正義君 先ほどから申し上げているように、本当にいつどんな災害が起こるか分からないので、これはできるだけ早期にやった方がいいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、首都直下地震における帰宅困難者についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  首...全文を見る
○那谷屋正義君 どこまで公助、共助をするのかというのは確かにありますけれども、この帰宅困難者を受け入れる民間事業者にとって一番の心配は、受け入れるのは構わないと、だけど、もしその最中に、事故があったとかあるいは病気が出たとかというふうなときというのを考えると、なかなかイエスと言え...全文を見る
○那谷屋正義君 時間が大分迫ってまいりましたので、防災関係はあと一問にしたいと思いますが、民間事業者だけでなくて、やはり民間事業者にお願いをするのであれば、隗より始めよではありませんけれども、いわゆる国の施設における帰宅困難者を受け入れる、そういう体制もやっぱり推進していかなけれ...全文を見る
○那谷屋正義君 避難者が来られたのでは国の業務に差し障りがあるというようなところにはしっかりと立入りさせないような、そして決まったところでそういうふうなことができるように、それは僅かなスペースでもいいと思うんです、最初のうちは。そういったことをやはりお手本としてやっていただけると...全文を見る
○那谷屋正義君 これは補正予算のときにもちょっと突然大臣に振らせていただいたりしていたんですけれども、今教育現場で求められているものは何かといったときに、やっぱりもちろん質がすごく大事で、その質というのは、例えば、もう今多様化する子供の様々な実態に対してちゃんと向き合える時間を確...全文を見る
○那谷屋正義君 これはまた後日、いろいろと議論させていただきたいというふうに思います。  それでは、下村文科大臣、ずっとこの間、財務大臣と同じようにこの委員会に来ていただいていますけれども。  先ほどの小川委員の資料の中にもありましたけれども、この秘書さんが配られたという資料...全文を見る
○那谷屋正義君 これは、各博友会の人たちに配ったんですよね。外部の講師がもらう場合はあるって、何かおかしくありませんか。ここで外部の講師に支払う場合もあるというのなら分かりますよ。でも、もらう場合もあるというのは、何か日本語としておかしいんじゃないかと思うんですけれども、いかがで...全文を見る
○那谷屋正義君 今、ずっとこの間のやり取りの中で、地域のは任意であるというふうに、もうそれを前提として物を言われていますが、先ほど小川委員の質問の中にもありましたように、これはどうしても任意という状況ではないだろうというふうに指摘をされているわけで、それを自分勝手に任意だ任意だと...全文を見る
○那谷屋正義君 そのような御指摘があるので今後直していくという、そういうお話ですが、この四月から道徳の教科化云々ということが現場では言われていますけれども、道徳教育の様々な徳目の中に公正だとか正直だとか様々あると思います、潔さというのがあったかどうか分かりませんけれども。そういう...全文を見る
○那谷屋正義君 もっともっと突っ込んでいかなきゃいけないんですが、時間が来ましたので、今日のところはこれで私の質問の方、終わりたいと思います。
03月26日第189回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。  今日は、お二人の公述人、大変ありがとうございました。  早速質問に入らせていただきたいと思いますが。  まず、川出公述人の方にお尋ねをしたいと思いますが、十七ページにまとめという欄がございましたけれども、そこで、最初のパラ...全文を見る
○那谷屋正義君 ありがとうございました。  次に、大沢公述人にお尋ねをしたいと思いますけれども、資料の一ページのところに月別実質賃金指数の推移ということでグラフを示していただきました。これを見ますと、二〇〇九年から二〇一〇年、一一年辺りと比べると、だんだんだんだん実質賃金がどん...全文を見る
○那谷屋正義君 政府・与党というか、政府の責任において新しい年度の予算を考えていくときに、今の日本にとって何が一番大事なのかというようなことをやはり当然考えられるんだろうと思うんです。それぞれの立場で考えていくんだろうと思うんですけれども、私は今思うには、やはり一番のキーワードは...全文を見る
○那谷屋正義君 私どもも、今の大沢公述人が言われたようなところが一番のポイントではないかなというふうに思っておりまして、やはりこの雇用というものの安定、これがやはり少子化という大きな問題を解くポイントになるんではないかなというふうに思っています。  その点についてもう一度だけ、...全文を見る
○那谷屋正義君 終わります。
04月09日第189回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。  本日は、衆参を通じて今年度予算の審議を行う最後の日ということになりまして、私も冒頭いろいろとお話し申し上げようと思いましたら、もう全て石井委員にまとめられましたので、それは野党としても、まあ野党の立場もあって省略をさせていただ...全文を見る
○那谷屋正義君 道徳の大事さというものについては、現場を経験した私にとってもそれは否定するものではありませんし、やはり今まさに充実させていくべきものの一つだろうというふうに思っています。しかし、それを教科化するということになると、これはまた様々問題が起こってくるのではないかという...全文を見る
○那谷屋正義君 今言われた、その答えが一つではないというふうなことは、現実に今でもそのように道徳の授業の中では行われておりまして、一つの例えば事象があったときにいろんな対応、態度、そういったものが子供から出てきます。さあ、そして、ほかの人がこういうことを考えているけど私だったらど...全文を見る
○那谷屋正義君 評価の方法として、言ってみれば数値化をしない、記述でやるというお話でありますけれども、実は、今でも様々な子供の学期末におけるお知らせ、通知、昔でいうと通知表、そういったものに道徳的なものも含めて日頃の行動の様子、子供たちの発達の様子を記述でお知らせをしているわけで...全文を見る
○那谷屋正義君 道徳教育、いわゆる心の教育というのは、時代背景に様々大きく影響されやすいものでありますし、非常にナイーブなものもあります。そういう意味で、首長が一定の観念を子供たちに押し付けるような、そういうふうなことがあっては私はならないというふうに思います。今大臣言われたよう...全文を見る
○那谷屋正義君 それは、そのかばんを持って駅員さんに届けるという、そういうことですか。なるほど。  じゃ、ちなみに、道徳の教科化の一番の主導者である文科大臣、文科大臣だったらどうしますか。
○那谷屋正義君 文科大臣は様々大局的に物を言われましたけど、総理はさすがに模範的な解答を示されたなというふうに思います。  ただ、私だったらどうするか。そのときの気分次第ですね、まずは。自分の疲れ度合いとかいろいろあると思います。だけど、基本的には、やっぱりなるべく早くその人に...全文を見る
○那谷屋正義君 この問題を取ってもいろんな答えがあったなというふうに思います。  実は、この問題、若い、若いと言っていいかどうか分かりません、とにかく二十六歳の女性がそういうふうなものを見て、その荷物をその人に、慌てて網棚から荷物を取って忘れましたよということで届けようとしたん...全文を見る
○那谷屋正義君 道徳の教科化については、また今後、委員会の中でも議論をさせていただきたいと思いますけれども、今は予算のことであります。  今年度の道徳教育に関する予算というのはどのぐらいなんでしょうか。
○那谷屋正義君 今、「私たちの道徳」というお話がございましたけれども、これは先ほど大臣言われましたけれども、道徳が教科化されると同時に検定教科書を導入するというふうに言われていますけれども、その際、この「私たちの道徳」というのはどうされるんでしょうか。
○那谷屋正義君 それが引き続き行われるようでは国定教科書的な感じになってしまいますので、それは安心しましたけれども。  さっき予算聞いたらば、合計大体十五億程度と。この額が大きいか小さいかということでありますけれども、今でも様々な資料がございます、「私たちの道徳」という資料も見...全文を見る
○那谷屋正義君 双方がというふうな今お話があり、私もそのとおりだと思います。しかし、今その双方の片方がなかなか十分になっていない中でのこの教科化というのは、やはり私は問題ではないかと。教育現場からもあるいは保護者の方からも非常に不安の声が多く寄せられているということ、現場からの必...全文を見る
○那谷屋正義君 これ議事録に載らなかったらば、私どもも、総理、血気盛んな方でございますから、よくそこから声出されるのは分かっておるんですが、議事録に載ってしまうと、やはりちょっとこれでいいのかなという思いの中で私どもも今聞かせていただいております。  神本政務官の話を今されまし...全文を見る
○那谷屋正義君 同じような構図でないということは今認識されているというふうに思いますけれども。  しかし、そんなに日教組のことを思っていただいているのかと思うと、改めてここで、何というのかな、今後も是非御助言を賜れればというふうに思いますけれども、しかし、やはりその議論をしてい...全文を見る
○那谷屋正義君 今総理から、やはりあの場にふさわしい発言ではなかったし、その内容もということで認めていただいたというふうに受け止めたいというふうに思います。  しかし、その総理の発言のもとになったというのが、実は下村文科大臣、平成二十四年の四月十八日の文部科学委員会で、当時の神...全文を見る
○那谷屋正義君 大変親切心から出た質問だというふうな雰囲気を今いただきましたけれども、しかし、言ってみれば、大臣政務官をしているというのは問題だと思いませんかというふうなところの質問ですとか、つまり、言ってみれば政務官にやはりあなたはふさわしくないと、辞めた方がいいんじゃないかと...全文を見る
○那谷屋正義君 道徳の教科化ということも始まったわけでありますけれども、やはり子供たちが、道徳の教科化をするときの文科大臣って誰なんだろうといったときに、その文科大臣がいわゆる政治と金の疑惑の問題で仮に辞めるというふうなことになったときには、これはやはりちょっと問題だなと、日本の...全文を見る
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義です。  私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました政府提出の平成二十七年度予算三案について、反対の立場から討論いたします。  今回の審議では、またもや政治と金の問題が続々と沸き上がりました。政官業の癒着の問題が言われ...全文を見る
04月16日第189回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○那谷屋正義君 おはようございます。民主党の那谷屋正義でございます。  今日は十分ほどいただきましたけれども、この間、予算委員会そして当委員会において、大変残念な質疑をうちの方からもやらなければならないという、そういう状況になったことに対して、大変私自身も残念であり、何年か前に...全文を見る
○那谷屋正義君 今、趣旨については大臣が言われたとおりだというふうに思いますけれども、そのことについてやはり大変疑義があるということで、この間ずっといろいろと質問を同僚の議員からもさせていただいたところであります。  少し整理をしますと、言ってみればこの地方博友会がどういうもの...全文を見る
○那谷屋正義君 しかし、今一万一円以上というふうに言われましたけれども、領収書の保管そのものは義務付けられているというふうに思います。そういう意味では、その領収書はちゃんと保管をされているということでよろしいでしょうか。
○那谷屋正義君 それでは、これは大臣というよりも委員長にお願いしたいんですけれども、その領収書について、是非御提出をいただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○那谷屋正義君 それと、その発送代だけでなくて、やはり様々なパーティーの問題だとか、様々なその収支の問題も含めて、二十六年度全体の収支報告というものもやはりお示しいただいた方が私はいいのではないかと、こういうふうに思っているわけでありますけれども、それについてどのようにお考えでし...全文を見る
○那谷屋正義君 でしたら、できましたら速やかに、まあ十一月に自然に公表されるということになっていますけれども、それではやはり、こういう問題は早く解決しておくべきだろうというふうに思いますので、是非、またこれも御提出いただきたいというふうに思いますけれども、委員長、よろしくお願いし...全文を見る
○那谷屋正義君 まあ、これまでのありようでいろいろな疑義が出てきているから、このままではやっぱり良くないというふうに理解をして、二月十三日にある程度の軌道修正を図ったという、そういう考え方でよろしいでしょうか。
○那谷屋正義君 済みません、時間が来ましたので、何か中途半端ですけれども、今日はこれで終わりたいと思いますけれども、また引き続き、本当に真剣に教育論についていろいろとここで議論をしていくためにも、今後ともこの点についていろいろと質疑、質問、たださせていただきたいということを明言い...全文を見る
04月21日第189回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○那谷屋正義君 おはようございます。民主党の那谷屋正義でございます。  この法案、参議院先議ということで、国会の中で初めて審議をされるということですので、まず最初に初歩的なことをお尋ねをしておきたいというふうに思います。  今回統合されますこの独立行政法人大学評価機構というの...全文を見る
○那谷屋正義君 今回の法案によって大学改革支援・学位授与機構というのが発足するわけでありますけれども、行革の一環だと、このように考えていきたいというふうに思いますが、ただ、今大臣がおっしゃったように、両方とも大変重要な機構であったというふうにお話がございました。これは、統合した場...全文を見る
○那谷屋正義君 今、理事長の数、役員の数というのが減らされるというお話でございましたけれども、それによることのデメリットというのは、じゃ、ないというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○那谷屋正義君 是非、大事なことは、しっかりと全て継承できるようにしていかなければこれまで果たしてきた役割というものがなくなってしまうわけですので、そのように今後とも文科省としても指導をしていっていただければというふうに思います。  統合後の法人は基本的には両法人の業務を引き継...全文を見る
○那谷屋正義君 統合後の法人に期待をしたいところでありますけれども、その長であられます機構長等にはどのような人物がふさわしいというふうにお考えでしょうか。
○那谷屋正義君 今、大臣が言われたように、是非透明性の高い任命ということでないと、いわゆる天下りというふうなことが言われると本意ではないというふうに思いますので、是非そういうことのないように透明性の高い任命をしていただくようにお願いをしたいと思います。  この今回の二つの法人の...全文を見る
○那谷屋正義君 そうすると、年内のまとめを見て文科省として今後の対応を図ると、こういうふうに理解をしていいのかなというふうに思います。  文科省は、他の省庁と比べて非常に独立行政法人が多い省庁でありまして、そのほかのものについてもいろいろと考えていくべくものもあるかというふうに...全文を見る
○那谷屋正義君 今のところ特段の懸念されるものは示されていないというお話でしたけれども、私の老婆心だったのかもしれませんが、ただ、今後もそういった機能は果たしていただけるというふうに理解をしたいというふうに思いますが。  要するに、国立大学が施設設備に掛けるお金というもの、これ...全文を見る
○那谷屋正義君 ここのところ毎年、大学法人の運営に当たって運営交付金というのが年々減額をされ、ただでさえ貧弱な国の財政措置がますます削減されてしまうのではないかという、そういう懸念もございますので、是非その予算の確保に向けて引き続き御努力をしていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○那谷屋正義君 これまでと変わらないということだと思いますが、ただ、今お話があったように、このままで本当にいいのかという、そういうふうなことの危機感というお話がございました。それをやっぱり自覚してもらうという、これは私も大事だと思いますけれども、そのことを文科大臣が口にした瞬間に...全文を見る
○那谷屋正義君 そういうお話でいいというふうに思うんですが、ここのところの、先日まで行われていた予算委員会、そしてこの委員会でも、いわゆる入学式、卒業式における在り方というふうなことがちょっと議論をされております。その際、予算委員会のときには、特に下村大臣からそのことを要請してま...全文を見る
○那谷屋正義君 今お願いをというふうなお話がございましたけれども、お願いをされると同時に、最終的には大学の判断でという言葉も是非そこで添えていただかないと、お願いだけをしちゃうと、先ほど言いましたように、それが相当なプレッシャーになりますから、やはりそこら辺のところを両方の場面か...全文を見る
○那谷屋正義君 今、法的に根拠がないということでございますけれども、まあ、もうこの辺、問題はここまでにしておきますけれども、やっぱり法的に根拠のないことをお願いするというのは私は本来やるべきことではないんじゃないかなというふうに思うのでありますけれども、だから、この間のいろんな経...全文を見る
○那谷屋正義君 ちょっと今の答弁よく分からなかったんですが、文科省設置法でしたか、ですね。  それよりもやっぱり教育に関して言えば改正された教育基本法が上位法にあって、その第七条は、先ほど大臣紹介されましたけれども、そこにはしっかりと大学の自治あるいは自由なことについて書いてあ...全文を見る
○那谷屋正義君 今の前段の部分があれば、別に後から言わなくても今の前段の部分があれば、それはそれでいいかなというふうにも思うんですけれども、全くそれなしに、こういう経過の中でこういうふうなことを皆さんにお願いをしたいというふうに言うだけだと、これは、先ほど言いましたように、まず法...全文を見る
○那谷屋正義君 公式に発表したことないということなんですけれども、しかし、この問題ってそういうふうに受け取るのは私だけなんでしょうかね。特に私学の人たちというのは、やっぱり自分たちの財産、それを資本として土地も建物もやるというふうにして苦労されているわけですけれども、そこにふっと...全文を見る
○那谷屋正義君 文科大臣のお考えというよりも、今の私学に携わる人たちがどう考えるかということなんだろうと思うので、やはり相手の考え方も一応把握されるということは私は大事なことなんじゃないかなというふうに思っています。  実は、その前日に自民党議員による公設民営学校の議論が行われ...全文を見る
○那谷屋正義君 そのときに、その方から、例えば今言った中高連の会長さんも反対をしているのにそんなのを進めるのかというような議論もあったやに聞いておりますけれども、それはいかがですか。
○那谷屋正義君 そうすると、例えば吉田中高連の会長がこのことについて、特段大臣には賛否だとか、賛否といいますか、要するに疑問を持っていなかったというふうな理解でよろしいでしょうか。
○那谷屋正義君 公式的な場面ではないのかもしれませんけれども、どうしてもあるように私はこじつける意味ではないんですけれども、ただ、もう一つ、ちょっと疑問に思うのは、中高連の会長が、今年、中教審のメンバーが替わったわけであります、この中教審のメンバーとして実は吉田さんは今回外れたと...全文を見る
○那谷屋正義君 今お答えいただいた中に、団体推薦は受けないというふうなことの中にあって、この間、連合推薦の方も当然入っていたわけです。特にこれから労働教育等が必要なということの中でいえば、今後のいわゆる変革する教育事情から考えて、やっぱり本当はそれ、連合出身の方を外すというのはい...全文を見る
○那谷屋正義君 もう時間が来ましたので終わりたいと思いますけれども、途中でお話を申し上げた吉田中高連の会長さんに対して、中高連の会長さんが反対をした、その反対をしたことに対して、そのことによってこの法案がなかなか進まないんだというような、そんな記事がありました。こんなことをしてい...全文を見る
05月21日第189回国会 参議院 文教科学委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。  残された時間が九分ということでございますので、質問の方も、それから答弁の方も簡潔にということでお願いしたいと思います。  今、藤本議員の方から、行革の観点からいろいろなお話をされておりました。私はもっと単刀直入にお伺いをした...全文を見る
○那谷屋正義君 ということは、まだ決まっていないというふうに理解をしてよろしいですね。そういうことが、名前がまことしやかに出てくること自体がやはりちょっと問題だというふうに思いますので、是非お願いをしたいというふうに思います。  また、もう一つは、オリンピック・パラリンピック、...全文を見る
○那谷屋正義君 確かにいろいろな課題があるということで、ただ、今挙げられた課題の中に一つどうしても付け加えていただきたいのは、やはり東日本大震災からの復興を世界に広めるという、そういうふうな部分からいえば、様々な大会の前の企画立案の中でそういったことをどう世界にアピールするかとい...全文を見る
○那谷屋正義君 そういうお話をいただいていて、なかなかその具体的なものがまだ見えてきてはいませんけれども、是非、担当大臣が設置された上では、その方にもそのことをしっかりと引き継いでいただいて、今大臣が言われましたけれども、いわゆる東京オリンピック、おもてなしというのを世界にアピー...全文を見る
○那谷屋正義君 じゃ、終わります。
06月05日第189回国会 参議院 本会議 第24号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義です。  まず、私の方からも、六月一日に御逝去された町村前衆議院議長の御冥福をお祈りしたいと思います。  さて、私は、会派を代表いたしまして、ただいま議題となりました学校教育法等の一部を改正する法律案について質問いたします。  本...全文を見る
06月09日第189回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  今、十一時六分。今日カナダで行われております女子のサッカーワールドカップがキックオフになったばかりだと。ちょっと大変そちらの方も気にはなっているんですけれども、しかし、この大変重要な法案でありますのでしっかりと審議を...全文を見る
○那谷屋正義君 そういうことではないんですけれども、要するに、この間大臣がずっと答弁されている、あるいは見解を示されているように、いわゆる屋根は残念ながら開閉式には間に合わない、あるいは座席も一部は仮設だというふうなことでいくという、そういうことですよね。そういうことですよね。 ...全文を見る
○那谷屋正義君 ありがとうございます。  そして、その後に、学校現場からも義務教育学校の制度化が要望されていたところでありますというふうに、このように答弁をされたんですけれども、その要望の内容あるいは件数等が分かりましたらお聞かせいただけたらと思います。
○那谷屋正義君 私も何校か見させていただきましたけれども、自らが希望するというところ、要するに現場の先生方が希望するということは余り聞いていません。要するに、教育長あるいは首長さんがそういったものにしようということ、それは、一つの要因としては、先ほども触れられましたけれども、いわ...全文を見る
○那谷屋正義君 文科省の今回の法案の提出の意味が少しずつ見えてきたというか、理解できるようになってきたかなというふうに思います。  要するに、私は当初、もう既に千百三十校があって更にそういう学校をつくろう、あるいは義務教育学校にしようというところに対して何も制度化されていないま...全文を見る
○那谷屋正義君 いたしておりませんじゃなくて、要するに、そこはそういうふうにしてそれぞれ頑張っているということで、そこの良さはきっとあると思うんですね。ですから、そういった良さを今後とも、やっぱりこのことが制度化されてもそれはそれでしっかりと生かしていっていただきたいという意味で...全文を見る
○那谷屋正義君 あくまでも市町村そして地域の住民の意見が主であり、文科省としてはそれを支援するような形でいくというふうな理解をさせていただきたいと、それでいいというふうに思います、そういうふうに思いますので、是非これからもそうしていただきたいと思います。  次に、先ほど中一ギャ...全文を見る
○那谷屋正義君 新しい制度を導入すると、どうしてもこれまでのものの固定観念みたいなものが頭にあって、やっぱり卒業式じゃなければならない、あるいは先ほど卒業式が大変印象深かったという話もありました。  しかし、今大臣が言われたように、それぞれの義務教育学校でそうした節目のいわゆる...全文を見る
○那谷屋正義君 一人一人の子供たちと向き合う時間を確保することが最も大事だという現在の教育問題について、やはりそこを原点としてその負担を軽減をする様々な施策を打っていただけたらというふうに思いますけれども。  横浜の方の小中一貫教育校を見てまいりました。これは隣接型です。非常に...全文を見る
○那谷屋正義君 是非お願いをしたいというふうに思います。  この義務教育学校がその地域でエリート化するんではないかというような確かに懸念もあります。私もそのように思いますけれども、実は、横浜の義務教育学校の隣の行政区の保護者から、そこ一貫校になるんだって、うちの子もそっちに入れ...全文を見る
○那谷屋正義君 今の大臣の答弁に対しては私も全く同感でありまして、そういう意味では、前回のこの委員会で教職員定数の充実に向けた決議を再度上げさせていただいた、そういうふうな状況の中で、ちょっと財務副大臣にお尋ねしたいと思いますけれども、安倍政権は、いわゆる政権の中で力を入れるもの...全文を見る
○那谷屋正義君 財務省なりに教育再生に向けて努力をしているというお話だったというふうに思いますが、これはやっぱり国民が見たときに、教育再生をうたっていながら、その内閣というか、その政権の中から三十六年までに四万二千人という大きな数字の削減という文字が躍り出るだとか、あるいはもっと...全文を見る
○那谷屋正義君 言われていることは何となく美しい言葉で言われているんですが、さっき申し上げたように、四万二千人減だとか、それから当然減という言葉というのは、当然減って、あそこで出てきた言葉だというふうに私は認識していますけれども、いかがですか。
○那谷屋正義君 安倍政権の重要課題である教育再生をうたっていながら当然減というのは、当然というのは、何というか、当たり前ということだというふうに思うんですね、これはもう私が言うまでもありません。何が当たり前なのかと。当然、何というか減らすことが当たり前というか、何かすごく教育再生...全文を見る
○那谷屋正義君 私も、宮下財務副大臣を憎いとか、そういうことで決して申し上げているわけではなくて、立場上どうしても申し上げておかなきゃいけないだろうということと、今後、これから来年度予算に向けての骨太だとか、あるいは概算要求だとかということでまたいろいろ話し合われると思いますけれ...全文を見る
06月11日第189回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。  今日は、三人の参考人の皆さん、本当に貴重な御提言ありがとうございました。  三名の参考人のそれぞれの御意見を聞いていると、ますます分からなくなるのが、なぜ今これを制度化するのかという政府の狙い、文科省の狙いというの...全文を見る
○那谷屋正義君 ありがとうございました。  もう少し今のお答えに対して御質問したいんですが、時間の方が大分迫ってまいりました。  ちょっと今までこの委員会でまだ議論になっていないことについて私の方からお尋ねをしたいと思いますけれども、この間、義務教育学校が子供たちの成長にどう...全文を見る
○那谷屋正義君 ありがとうございました。  教員の研修というのは、無藤参考人言われたように、私も非常に大事だというふうに思うんですけれども、この免許更新制度の一番のガンは、これを、様々な手違いも含めて、受けなかったらばその身分を失うなんというとんでもない毒があるという制度に対し...全文を見る
06月16日第189回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。よろしくお願いいたします。  この学校教育法等の一部を改正する法律案ということで、先週から議論がされております。私もバッターに立たせていただきましたけれども、先週は、もう既に全国で千百三十校あるこの小中一貫校を何で今頃こ...全文を見る
○那谷屋正義君 もう少し焦点を絞らせていただいて、ここにありますように、要するに、このストレスチェックというのは、常時使用する労働者が五十人以上の場合には義務化されていますけれども、五十人未満の事業場においては当分の間努力義務となっているわけであります。  それ、努力義務であり...全文を見る
○那谷屋正義君 一方で、学校というところは、いわゆる常時使用する労働者が五十人未満というところが非常に多いわけであります。また、いろいろな休暇というかそういったものの原因を見るとやはりメンタルな問題が非常に多くあるわけでありまして、文科省の通知を見ると、ここにあります、全ての事業...全文を見る
○那谷屋正義君 言葉というのは非常に大事であり、先ほど大臣の方からも、文科省に校長が呼ばれると校長は大変、何か怒られるんじゃないかという、そういうイメージを持つというふうな話もありました。要するに、文科省から来る文書というのは非常に重たいものがございます。だとすると、ここにあるこ...全文を見る
○那谷屋正義君 大変遅くなりましたけど、総務省の方はこれで結構です。
○那谷屋正義君 このストレスチェックを始め、労安法の問題についてはまた今後いろいろと議論をさせていただきたいというふうに思いますけれども、是非、定数のことも大事でありますけれども、一人一人の健康のチェックというのも、今いらっしゃるその健康面をしっかりとチェックできるような、そうい...全文を見る
○那谷屋正義君 私が視察に行かせていただいた横浜の一貫校は、一応隣接型の学校ではありますけれども、卒業式は卒業式で一応行うというふうなこともありました。多分、学校独自でそういったことは工夫していいんだろうというふうに思うんですけれども。  いずれにしても、そうした小学校高学年に...全文を見る
○那谷屋正義君 是非お願いしたいと思います。  そしてさらに、これまで既にある学校にもいろいろ調査をされたと思いますけれども、今後、この小中一貫校、義務教育学校が仮にできたというときに、今のような教育課程が作成できているのか、子供たちがそのリーダー性においてどういう状況になって...全文を見る
○那谷屋正義君 是非、フォローアップの方、よろしくお願いをしたいと思います。  先ほど同僚の斎藤委員からありましたけれども、定数において、例えば事務職員の数は今までのままですよとか、いろいろお話がございました。施設面というものを考えたときに、例えば今ある小中一貫校あるいは義務教...全文を見る
○那谷屋正義君 昨年、議員立法で学校司書の話が出てまいりました。そのときに、今、斎藤委員の話の中で、事務職員あるいは養護教諭、こういったものの定数はそのままだということでありました。今までであれば小学校の学校司書それから中学校の学校司書というのがいらしたわけですけれども、この部分...全文を見る
○那谷屋正義君 さっきもありましたけれども、義務教育学校ができる、これを一条校に位置付けることによって、もう一度あらゆる観点から教育施策を見直すといういいきっかけにひとつしていただけたらというふうに思っています。といいますのは、先ほどの事務職員にしても養護教諭にしても、今の定数法...全文を見る
○那谷屋正義君 私も地元の図書館に先日行ってまいりましたけれども、本当にいろんな方が実は来られておりまして、年齢も小学生から高齢者の方までもう本当にいらして、そして何をされているのかなと思ったらスポーツ新聞を読んでいたりとか、そういうのも図書館の中できちっとやれるということで、あ...全文を見る
○那谷屋正義君 今、実態を踏まえたということで、確かにこの協議会だけでなくて懇談会のようなものでそれを代えているというところもあるということでありますけれども、しかし、この間、全国の公立図書館における図書館協議会の設置状況ですとかあるいは運営状況に関して、政府としてその現状をどの...全文を見る
○那谷屋正義君 今、様々であるというお話でありましたけれども、それはやっぱり詳細にちょっと調べる必要があるんだろうと、文科省としてそれをしっかりと把握する必要があるんだろうというふうに思います。  平成二十四年の十二月十九日の文部科学省の告示第百七十二号、図書館の設置及び運営上...全文を見る
○那谷屋正義君 ということは、悉皆調査ということではないけれども、しっかりとこれから調査をしていくという、そういうふうに理解してよろしいですか。
○那谷屋正義君 悉皆が一番大事だろうと思うんですけれども、とにかく、調査をし、現状を把握をし、図書館行政というものをどういうふうにしていくのかということについてきちっとやっぱり示していっていただきたいというふうに思います。  ともすると、図書館というものについてこれまで果たして...全文を見る
○那谷屋正義君 是非お願いをしたいと思います。  そしてまた、そのときに、併せて、図書館協議会委員、これは常勤ではないですけれども報酬が支払われるわけでありますけれども、この公立図書館のサービス格差というものを是正するためにも、基準財政需要額の積算項目に市町村立図書館協議会委員...全文を見る
○那谷屋正義君 都道府県の委員の報酬にはしっかりとした支えがあるけれども、市町村の委員報酬には支えがないというこの区別はやはりおかしいと思いますので、今、調査をされた上でというふうなこともありました。それにつけても、この調査をしっかりとまずやっていただきたいというふうに思うところ...全文を見る
○那谷屋正義君 今お話ありましたように、いわゆる個人が特定できなかったら、同意を得なくても簡単に外に学校単位だったら出すことができるということになるわけであります。だとすると、これは、さっきは大学入試の模擬試験の話をしましたけれども、今行われている全国学力・学習状況調査等について...全文を見る
○那谷屋正義君 目的外に使用することができないという業者との契約ということで、そこを信じたいわけでありますけれども、その契約とこの法律が改正されたときの強制力というのはどちらがあるのかなというふうな疑問もちょっと抱かざるを得ないんですけれども、この改正がされてもそのことはキープで...全文を見る
○那谷屋正義君 そういうことであればというふうに思いますが、やっぱり一つ懸念されるのは、学力状況調査の目的にもありましたけれども、そうした学校別の平均とかそういったものがばっといろんな面で公表されちゃうということに対してどういうふうに考えていられるかということがやはり文科省の姿勢...全文を見る
○那谷屋正義君 そこのところは、当初全国学力状況調査をやるというふうになったときの様々な議論のやり取りと少しずつ変わってしまったところだなというふうに思うわけでありますけれども、また議論を後日させていただきたいというふうに思います。  それでは、この学校教育法の一部を改正する法...全文を見る
○那谷屋正義君 つまり、強制をするということですか。
○那谷屋正義君 法律の中で当分の間というのがどのぐらい当分の間なのかと、結構ありまして、もう三十何年間も当分の間が続いている制度もあれば、本当に短期間の中でというのもありますけれども。  いずれにしても、実際の運用としては、私は、今大臣が言われたように、とにかくこの一貫校になる...全文を見る
○那谷屋正義君 時間が来ていますね。もう終わりますけれども、是非、学校教育法の一条校の改正ということでありますから、この機にあらゆる観点から教育の様々な施策についていい方向に見直していくことについて、これからも議論を続けさせていただくことを改めて申し上げて、質問を終わりたいと思い...全文を見る
07月02日第189回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。よろしくお願いします。  この委員会の前に、カナダで行われている女子のワールドカップ、途中ぎりぎりまで一対一でしたけれども、ロスタイムの辺りでイギリスのオウンゴールということで日本が勝ったということで、これ延長になると、...全文を見る
○那谷屋正義君 つまり、好きなものも嫌いなものもどう料理するかは国会の委員会のマターだということなんだろうというふうに思います。そういう意味では、やはりしっかりと慎重に審議をしていく必要があるなということを申し上げておきたいと思います。  それからもう一点でありますが、公設民営...全文を見る
○那谷屋正義君 公式に発表はないんだろうけれども、恐らく個々にいろいろお持ちだろうというふうには思いますね。前まで中教審されていた今の会長さんが、ある意味反対の意思をお持ちであったというふうなこともマスコミ等を通じてありますので、その辺のことについてやっぱりしっかりと説明責任を果...全文を見る
○那谷屋正義君 この学校は、要するにグローバル社会に適応して、いわゆるそういった世界に通用する人間をという意味もあるのかなというふうに思うんですけれども、そうなると、ちょっと懸念する部分について申し上げれば、やはり競争的な環境というものが非常に高まってくる可能性があると。そうした...全文を見る
○那谷屋正義君 しかし、結果的にそういうふうなことというのが懸念されるわけであります。  また、元々あった公立学校を使うわけですから、例えばそこに本来通うべく、その中学校に元々通うべく子供たちというのもいるわけですけれども、そこはやはり競争率が激しくなると当然入試等も行うような...全文を見る
○那谷屋正義君 ちょっと視点を変えたいと思いますけれども、この指定公立国際教育学校等管理法人として指定、委託する法人が、今回この法案によりますと、先ほどお話がありましたように、株式会社は入っていない。つまり、学校法人、準学校法人、これは、ここまでは理解できるんですけれども、一般社...全文を見る
○那谷屋正義君 ということは、例えばこれまでの教育の形ではグローバル人材の育成が不可能であるというふうな考え方に立つのかどうなのか。何で公立学校ではそういった育成が不可能と考えて今回こうした民間に委託するような状況になったのかということについてお尋ねをしたいと思います。
○那谷屋正義君 今、地方公務員制度にとらわれないというお話がございましたが、もう少しそこのところを詳しく教えていただけたらと思いますけれども。
○那谷屋正義君 そこで勤務される教員の処遇についてはまた後ほど質問をさせていただきたいと思いますけれども、もう少しこの公設民営学校についてお尋ねをしたいと思いますが、言ってみれば、公教育ということでありますけれども、産業の国際競争力の強化の観点から人材育成ということになると、専ら...全文を見る
○那谷屋正義君 今のその外国の方の子供たちも学べるようにというのは、これは私もそういうところは必要だろうというふうに思っています。  現在、私は横浜出身ですけれども、横浜の学校の中でいろんな国の子供たちが大変学校に通っていますけれども、学校の先生の言っていることがその子供たちあ...全文を見る
○那谷屋正義君 中教審ではどうして議論がされなくなったのでしょうか。
○那谷屋正義君 先ほど自民党の上月委員の方からお話がございました。こうした構造特区の試みが一〇〇%成功するということではない、そういう意味で、こういった株式会社立学校が設立されるときも、教育とかそういったものについて、四分野についてはできるだけ本当は外すというふうになっていたわけ...全文を見る
○那谷屋正義君 私が聞きますので。  先ほどもありましたけれども、今回のこの特区で認められたらそれでもうやりっ放しということでは絶対あってはならない分野の一つだというふうに、どれもそうですけれども、特にこの分野についてはそうだというふうに思います。  例えば、今実際にこの公設...全文を見る
○那谷屋正義君 じゃ、ちょっと変えます。  何校が挙がるか分かりませんけれども、先ほどお話がありましたように、これを制度化した後、文科省としてそのことをしっかりと追跡調査あるいは総括をするというふうなこと、そしてそれに対してどういうふうに手を打つかというようなこともきちっと考え...全文を見る
○那谷屋正義君 そうすると、そうした行われたことを検証する意味でしっかりと把握をされるという、そういうことでいいですか。
○那谷屋正義君 それと、今お話しいただいたのは様々な報告を受けるということでありましたけれども、まず、その設立する学校がこういうふうな計画でもって建てるという、その計画の段階では国としては特に把握をするつもりはないということでしょうか。
○那谷屋正義君 今、内閣総理大臣ということでありますけれども、じゃ、最終的には内閣総理大臣がこの制度について責任を持つという、そういう理解でよろしいんですね。文科大臣ではなくて、内閣総理大臣にまで行っているということでよろしいですか。
○那谷屋正義君 それについてもう少し後ほど質問したいと思います。  ちょっとここで視点を変えて、先ほどお話ありました教職員の処遇についてであります。  まず、教職員の労働契約についてでありますけれども、公設民営学校で働く教職員は公務員でないということは、衆議院の委員会での議論...全文を見る
○那谷屋正義君 そうすると、今お言葉あったかもしれませんが、教職員の具体的な労働条件に関しては法人に運用を任せるという、そういう認識でよろしいんでしょうか。
○那谷屋正義君 そうすると、様々、労働条件について、待遇改善に関して例えば交渉するというふうなことが出てきた場合に、その対象は法人なのか、それとも自治体なのか、それとも国なのか、これについてお願いします。
○那谷屋正義君 法人だということでありますけれども、ここで働かれる、勤務される教職員の立場というのが、民間人ではあるんだけれども、非常に雇用の安定感という意味ではどうなのかなという疑問も出てまいります。つまり、ある一定の雇用期間があって、そしてそこで雇われるということになると、こ...全文を見る
○那谷屋正義君 様々な雇用形態があるということは、教職員側からすれば非常に不安定な雇用環境に置かれる可能性もあるということで、先ほどの答弁の中では非常に優秀な方をということの中で、地公法との関係から多分給料は良くなるんだろうというふうに私は推察をするわけでありますけれども、そうな...全文を見る
○那谷屋正義君 そうすると、今度は、憲法の第八十九条というのが少し、それとの整合性が出てくるんじゃないかなと。要するに、公財政の支出の制限がある程度掛けられるわけですけれども、この団体にこういったことを支出をするということが果たして憲法に触れないのかどうなのかという、その辺の認識...全文を見る
○那谷屋正義君 そうすると、公設民営学校というのは公立である、そこで働く人は民間人であるという非常に分かりにくい構造だなというふうには思います。  必要な人件費は、今お話があったように法人へ交付されるというふうになっていますけれども、その人件費の算定基準の根拠になるのはどういっ...全文を見る
○那谷屋正義君 定数も公立と同じように考えていいんでしょうか。
○那谷屋正義君 そうすると、公立の学校の教職員とある程度格差が生まれてもしようがないというふうな考え方というふうに理解してよろしいんでしょうか。
○那谷屋正義君 そうすると、例えば、今現在公立学校で勤務されている先生もこの公設民営学校に勤務するという可能性もありますよね。転勤、転勤というか、赴任するということありますよね。
○那谷屋正義君 だとすると、今度はその人の身分というか、要するに公務員であったというときの例えば退職手当だとかあるいは年金だとか健康保険だとか、そういう部分について、今度は民間になりますね。そうして、そこでずっと働いてそこで定年退職を迎えるかもしれないし、また公立に戻るかもしれな...全文を見る
○那谷屋正義君 そうすると、不利益は被らないというふうな理解でいいということですね。  これ、正式に質問通告の項目の中にはないんですが、レクのときにやり取りちょっとさせていただいたんですが、公設民営学校においても当然教員の免許を持っているということが大前提だというふうに思うんで...全文を見る
○那谷屋正義君 これはここで議論する話じゃないんですが、そうなると、教員免許そのものの価値というか、今は免許更新制というのがありますけれども、それによって身分を失うかもしれないという、そういうリスクにさらされるその教員免許というものについて、やっぱりもう一回議論をしなきゃいけない...全文を見る
○那谷屋正義君 だんだん核心に入っていくわけですが、もう時間が大分来ましたけれども。  そうすると、公教育に求められているいわゆる安定性、それから公平性、継続性、こういったものが、やっぱりこれまでのように公立学校であれば自治体なり国がしっかりとそれができるわけでありますけれども...全文を見る
○那谷屋正義君 ちょっと今のはよく分からないんですけれども、要するに自治体がそれを引き受けるということなんでしょうが、それまでの様々な体制がありますけれども、一体誰がその責任、法人であるわけですから、そこのところはどういうふうになるんでしょうか。別の誰かそれにふさわしい人をすげ替...全文を見る
○那谷屋正義君 教職員はじゃそのままと、スタッフはそのままということですか。
○那谷屋正義君 あってはならない、あってほしくないことではありますけれども、しかし、全くない話ではないと。これまでの株式会社立学校を考えてみても、廃校もあるわけですし、そういう意味では、ますます公立学校としての安定性という部分については懸念される部分が多いなというふうなことを指摘...全文を見る
○那谷屋正義君 この間、私が指摘をさせていただいたり質問させていただいたことについて、やはりしっかりと今後も検証をしていただいて、何が不足しているのか、あるいは当時予測されなかったことは何なのか等々も含めて、これをやる以上はしっかりと検証してやっていっていただきたいと、文科省とし...全文を見る
○那谷屋正義君 運営が破綻してはならないという、それはもうそのとおりなんですが、しかし、そういう危険性がないということも一〇〇%否定できないわけでありまして、そういう意味では、私は、今回のこの公設民営学校については、私は学ぶ子供の側からの視点での改革ではない、いわゆる経済優先の、...全文を見る
08月24日第189回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。  小川委員に引き続き質問をしたいと思いますが、時間が限られておりますので、かみ合うように、そして簡潔に答弁の方をお願いをしたいというふうに思います。  ところで、ちょっとこれは通告しておらないんですが、先日、大阪に行きましたら...全文を見る
○那谷屋正義君 まあ通告なしであれなんですけど、これは実はこのNHKの国会中継なんです。この国会中継になると、もうチャンネルを絶対に動かさないでずっと見ているそうです。そして、残念なことがありまして、質問している人の意味はよく分かる、だけど何だか総理の答弁がよく分からないと、こう...全文を見る
○那谷屋正義君 是非そういう質疑のやり取りをさせていただきたいなというふうに思うわけでありますけれども、一つに、私が気になるところ、まずこの間の言葉の使い方、つまり、主語ですとか述語が何か一致しないというような疑問を抱かざるを得ないような部分が幾つかございます。  それで、資料...全文を見る
○那谷屋正義君 この間の安保特の議論の中で、防衛大臣も外務大臣も、法案の審議をお願いすると、こういう立場でずっとそちらの方で頑張っていらっしゃいます。総理は、ここは成就させますと言うと、これは間違いなく主語は私になるわけですよね。つまり、政府がというふうな感じになってしまう。 ...全文を見る
○那谷屋正義君 今いみじくも言われたように、国会に諮るということでありまして、成就させるということではないということで、その点を指摘をさせていただきたいというふうに思います。  そうした言葉の問題もありますけれども、この安保法制はいろんな観点から議論がされておりますが、昨今、特...全文を見る
○那谷屋正義君 もう少し分かりやすく言っていただけたらと思っていたんですが、ここでは、具体的に言うと、例えば国家安全保障会議の設置が既にここで言われていますね。それから国家安全保障戦略策定の準備、それから集団的自衛権の行使に関する事項を含む安全保障の法的基盤の再検討、防衛予算の増...全文を見る
○那谷屋正義君 大きな違いの一つに、この間も様々なところで指摘をされておりますけれども、要するに自衛隊の行動範囲の地理的制約をなくすというところは大きな違いの一つなんだろうというふうに思います。  これって、安保特の中で我が会派の広田委員が指摘をしていましたけれども、まさに専守...全文を見る
○那谷屋正義君 ですから、なぜそう言えるのかということが私の疑問なんですよ。これだけ地理的に制約をなくして、日本の自衛隊、自衛官がどこまででも出かけていけるというふうになったときに、時には先制攻撃なるものも出てくる可能性がある。そのときに、専守防衛の理念を逸脱していること、そうい...全文を見る
○那谷屋正義君 国民の皆さんが今の答弁を聞かれて、そして私の質問を聞かれてどのように判断されるかというふうなことだというふうに、こうなってくると思うわけでありまして、私はやはり、文言なり定義なりあるいは理念がやっぱり若干、精神は、気持ちは分からなくはないんですが、あの文言からいさ...全文を見る
○那谷屋正義君 だから、分かりにくいんだなというふうに思いますね。  やはり、ガイドラインというのは日米安全保障条約の下にあって、これはある意味行政文書ですから国会の中で直接関われる云々という話ではないんですが、この中身が、日米安保、これまでの安保を、大きくその枠を超えるもので...全文を見る
○那谷屋正義君 今審議されている法案が憲法違反であるという多くの指摘がある中でのそのような答弁というのは、やっぱりなかなか国民の理解を得られるというか納得できないんじゃないかなと。要するに、今までの憲法解釈を変えられたわけですから、そういう意味では、これまでの憲法の解釈からすれば...全文を見る
○那谷屋正義君 先ほどの小川委員の質問も、最後の方の質問もそうなんですが、政府の皆さんはこれは憲法の範囲内だというふうに言われるんだけれども、本当にそうなのかということがこの国会の審議の大きなポイントになっているわけでありまして、だとすると、その条文に本当にそのことがしっかりと記...全文を見る
○那谷屋正義君 多くの国民の皆さんが大変心配していることが、この予算の問題であります。  アメリカもこのように日本に期待をしているなる記事が出てきておりまして、その分を日本が肩代わりするんじゃないかというふうなこと、ところが一方で、先ほど来話が出ておりますように、プライマリーバ...全文を見る
○那谷屋正義君 じゃ、午前中の質問はこれで終わりたいと思います。
○那谷屋正義君 午前中に引き続いて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  午前中の終わりに防衛予算について若干触れさせていただきましたけれども、二〇一三年の十二月、この間、この法案、この今の安保法案が成立すると相当大きな防衛予算が必要なんじゃないかという、そうい...全文を見る
○那谷屋正義君 その総額は大体いかほどになるんでしょうか。
○那谷屋正義君 その額の中には、今議論されている安保特の中身も含まれているのでしょうか、いないのでしょうか。
○那谷屋正義君 手続的に言えばそれは正論だろうというふうに思いますが、しかし、この間、この法案によって当然防衛費が膨らむのではないかという質問に対して、そのことを想定していないこの五年計画であったわけでありまして、このことが仮に成立したとしたときにはまたアメリカからのニーズ等々に...全文を見る
○那谷屋正義君 私は文教科学委員会に所属をしておりますけれども、そこでよく大臣に質問させていただくんですが、やはり今学校の教職員が非常に過酷な状況にあると、このままではやはり教育においても、相当子供たちにとっても悪い影響を及ぼすということの中でいろいろ議論をさせていただいています...全文を見る
○那谷屋正義君 もう一度お聞きをいたします。  そういった、私が申し上げたことというのは、三つ例を挙げました。セーターの支給がされていない、コートも自前で買う、それからパソコンの問題、これ結構大事な問題だと思います。それから、無線機が足りない中で携帯を使っている。これ、非常時に...全文を見る
○那谷屋正義君 認識というよりも、そういう事実になっているかどうかということで、例えばパソコンは、個人のパソコンを持ち込むことは禁止されているということになっていますが、実際にはそうなっていないという指摘もございます。  それから、携帯でありますけれども、要するに無線機が足りな...全文を見る
○那谷屋正義君 大臣の御認識と今の指摘がちょっと、若干違うことがございますので、これ是非調べていただいて、委員長、後刻これを理事会によく調べた上でその事実関係をお知らせいただきたいということを申し述べておきたいと思います。
○那谷屋正義君 その上でですが、今、要するに、日本の国を守る、国民を守るというその大前提は、やはり私は人間だというふうに思っています。その人間に対する様々ないわゆる装備が今のような状況であって本当にいいのかと。つまり、様々な防衛予算の中でも、やはり自衛官の処遇に対する割合が大きい...全文を見る
○那谷屋正義君 ちょっと意味がよく分かりませんでしたけれども、ただ、中期防計画の中にこの法案の中身が含まれていないとすると、ただでさえ、そうした予算の充てどころといいますか、不足している部分がある上に、行動範囲が広がり、様々な装備がまた必要になってくるということになると、これ増や...全文を見る
○那谷屋正義君 これもよく分かりません。要するに、毎年一兆円ずつ伸ばさなければならないという話の中で、それを一兆五千億に抑える。つまり、三年間で三兆円の増が必要なわけですけれども、その半分になるということは、単純に割ると、一兆五千億割る三だと単年度で五千億円削減をするんではないか...全文を見る
○那谷屋正義君 今文科大臣が言われたことはもっともだというふうに思いますので、これは是非徹底的に最後の最後まで闘っていただきたいというふうに思います。財務省でしょうか、相手は。  そうした厚労そして文科関係のこういう話を受けて、今回の骨太方針と、そのままでいっていいのかというふ...全文を見る
○那谷屋正義君 これについては、また今後もいろいろ委員会の中でもやり取りをさせていただきたいというふうに思います。  いずれにしても、今回の法案の下に防衛予算が大幅に膨らみ、プライマリーバランスを考えた結果、その部分、社会保障費や教育費が減らされるんじゃないかというそういう質問...全文を見る
○那谷屋正義君 二〇〇二年のあのイラクの戦争についてはまだ十分な総括がされていない。しかも、あの攻撃を決断したときに、時の小泉政権は直ちにそれを支援するという、そういうふうな状況になっていましたが、大量化学兵器は見付からなかったという、そういう状況にあります。その総括はやっぱりし...全文を見る
09月17日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第21号
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○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。  今日は、私の生まれ育ったこの横浜の地で大事な法案の地方公聴会が行われること、市民の思い、そして国民の思いをしっかりと受け止めなければいけないという責任の下で、与えられた十分間を質問させていただきたいと思います。  そこで、ま...全文を見る
○那谷屋正義君 ありがとうございました。  今回のこの法案に関する審議の中で、なかなか分かりにくい、国民にも、そして世界的にも国際的にも分かりにくい言葉が実は幾つかございます。その典型が限定的な集団的自衛権という言葉であります。  国際法上あり得ない言葉でありますけれども、安...全文を見る
○那谷屋正義君 時間が来ましたので終わりますけれども、本当に議論がまだまだ山積しているこの法案について、そう簡単に審議を終局するということは認めないということを改めて申し上げまして、私の質問を終わります。