丹羽雄哉

にわゆうや



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丹羽雄哉の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第96回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○丹羽(雄)委員 NHKの五十七年度の予算計画書を拝見いたしますと、事業収入、事業支出ともちょうど二千八百七十二億三千万円とぴったりと数字を合わせたかっこうになっているわけでございます。五十五年に受信料を値上げして、ことしは三カ年計画の最終年度に当たるわけでございますが、五十五年...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いま会長は、赤字になったから値上げをするような安易な考えは持たないというような決意を表明なさったわけでございますけれども、しかし、この事業計画書を見ると、どうも来年は赤字になることは避けられない、私はこういうふうにお見受けするわけでございますけれども、しばしば当...全文を見る
○丹羽(雄)委員 どうも最初のお答えよりちょっと後退したような感じを私は率直に言って受けるわけでございますけれども、会長、いまマスコミ等でNHKのことを、第二の国鉄じゃないか、こういうふうに言われている、よく御存じですね。これはどうも経営姿勢が厳しさが足りない、行政改革でいまずさ...全文を見る
○丹羽(雄)委員 会長がそこまで悲壮な決意で臨んでいらっしゃるということで、この問題はこのくらいにしておきたいと思います。  放送事業は人手に非常に依存する分野が多いということで、ほかの分野と単純に比較するわけにいかない。特に、NHKの場合は、民間放送に比べますといろいろの分野...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いま四五・六%という人件費の割合をお示しいただいたわけでございますけれども、これは受信料収納の委託者への報酬、これも当然人件費、これも入れますると、承りますところによりますと五〇%をはるかに超える。しかも、番組の中でいろいろ臨時の職員を使う、これは制作費の方に入...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いまのお話をお聞きしておりますと、要するに減らす方は幾らでも計画を立てられるけれども、なかなかふやす方はわからないということなんですけれども、こういう長期ビジョン審議会なんというりっぱなところで時間をかけてこういうような報告書もつくったわけでございますから、ある...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いま人事本部長からお話しいただいたわけでありますけれども、どこの企業でも労使協議会的なものは設けているわけでございますけれども、最高経営協議会という大変すばらしい名前がついている協議会を持っておるのは、私はNHKただ一つじゃないかと思います。この名前だけをお聞き...全文を見る
○丹羽(雄)委員 人事本部長からお話がございましたように、問題は、私は第三十九条じゃないかと思います。「次の事項については、経営協議会に諮って、甲(経営者側)は乙(組合)の意見を十分反映させるものとする。」お話にもございましたけれども、「予算の編成に関すること。」「定款、職制、分...全文を見る
○丹羽(雄)委員 それでは会長にもう一点お聞きしますけれども、じゃ、これは近いうちに最高経営協議会が中央経営協議会に変わる、こういうふうにこちらの方で考えてよろしゅうございますか。
○丹羽(雄)委員 会長が確信なさるのは結構なんですけれども、問題はそうできるかどうかという問題でございまして、まあ、これはいろいろ組合との兼ね合いもあると思いますけれども、ひとつ腰を据えてじっくりと説得して、こういうばかげた最高経営協議会なんというような名前を一日も早く変えて、そ...全文を見る
○丹羽(雄)委員 それでは、次に、昨年の春闘の際、三月の中旬から五月の十日まで断続的にストライキが行われたわけでございますけれども、このストライキには大ぜいの方が参加したわけでございますが、このストライキで、一般の組合員以外の指名者、組合の幹部、こういう方々によるストライキの賃金...全文を見る
○丹羽(雄)委員 九千万円ということでございますけれども、賃金カットでございますから、これは普通、三月にストライキを行ったものは三月の末に支給される給与で、四月に行ったストライキの賃金カット分は四月の末に支払われる給与で、こういうふうに毎月ごとにきちんと賃金カットされているのです...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いま、事務的な処理の問題から、これは毎月ごとの賃金カットは行われないで、ストライキが終わって、六月ですか、一カ月以上たってから賃金カットをするというような御答弁でございますけれども、どうも何か、これもちょっと不自然な感じが率直に申し上げて私はするわけでございまし...全文を見る
○丹羽(雄)委員 だから、私がお聞きしたいのは、組合との間で立てかえ払いをするということについて何か協定のようなものがあるのかどうかということなんです。
○丹羽(雄)委員 その協定はいつごろなされたわけですか、組合側と協会側と。その時期を教えてください。
○丹羽(雄)委員 いや、去年の協定の時期がいつなのかということです。
○丹羽(雄)委員 それでは、決していじわるをするわけではないのですけれども、私はNHKからいただいた協定書があるのですけれども、五月十二日に組合の中央書記長から人事本部の労務部長に対して、今回のストライキについて一括して納入することにしたいからお願いしたい、これはおわかりですね、...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いまの労働省の見解で、立てかえ払い制度について、脱法行為として行われるおそれがあるから非常に好ましくないという見解を明らかにしたわけでございます。ことしもこれから春闘が行われるわけでございますけれども、こういう見解があるわけでございますから、ひとつことしの春闘で...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いまの会長の答弁をお聞きしますと、労働省の見解を真っ向から無視するような、反対するような答弁にお聞きするのですけれども、この問題について郵政大臣どういうふうにお考えですか。主務官庁として大臣のお考えをひとつお聞きしたいと思います。
○丹羽(雄)委員 郵政大臣にこの問題をこれ以上お聞きしてもなにでございますけれども、しかし、現に労働省の法規課長が、事例を挙げて、これは脱法行為になるおそれがあるから好ましくない、こう言っているわけでございますから、ひとつこの問題を何とかこの辺でピリオドを打って、新しい形で、毎月...全文を見る
○丹羽(雄)委員 答弁に私は必ずしも満足するものじゃございませんけれども、先ほど私が指摘いたしました最高経営協議会と並んで、この問題も労使関係を正常な姿に戻すためにも、第二の国鉄と言われないためにも、ひとつ腰を据えてこの問題について取りかかっていただきたい、こう考えます。  次...全文を見る
○丹羽(雄)委員 そうすると、ハイヤーを使って放送局と現場とをVTRを運んでいるというような事実は全くないということでございますね。
○丹羽(雄)委員 ありがとうございました。  それでは、NHKの問題についてはこれで終わらせていただきまして、最後に、一つだけ郵政大臣にお尋ねやらお願いやらしたいと思います。  ここに目の不自由な人たちのための点字カレンダーがあるのですが、ちょっとこれを見ていただけますか。―...全文を見る
○丹羽(雄)委員 大臣から大変感銘的なお話をお聞きし、また英断、これからは無料にするというようなお話をお聞きしまして、大変うれしく思います。これによりまして、全国の点字のわかる目の不自由な方もどれほど喜んでいるか。ひとつ大臣に感謝申し上げまして、ちょうど時間が参りましたので、私の...全文を見る
04月20日第96回国会 衆議院 社会労働委員会 第9号
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○丹羽(雄)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案...全文を見る
04月22日第96回国会 衆議院 社会労働委員会 第10号
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○丹羽(雄)委員 原爆特別措置法改正案と五党提案の原爆被爆者等援護法案が提案されておりますが、まず最初に五党提案について森井議員に一、二お尋ねしたいと思います。  提案説明の中で森井議員は、原爆投下は国際法の違反である、戦争に負けても、違法な行為をされたのだから当然アメリカに賠...全文を見る
○丹羽(雄)委員 私が議員にお尋ねしたいのはそういうことじゃないのです。確かに私も原爆は明らかに国際法違反である、この事実は認めるわけでございますけれども、その傷害作用の差はありますけれども、二十年三月十日東京に行われた焼夷爆弾によるじゅうたん爆撃、これも私は国際法違反である。そ...全文を見る
○丹羽(雄)委員 被爆者に手厚い保護を加えるということについては、私も全く森井議員と同様でございます。  森井議員への質問はこの辺で終わらしていただきまして、次に厚生省にお尋ねしたいと思います。  被爆者に対する重要対策の一つとして、原爆投下によって亡くなられた方に対する弔慰...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いま大臣は一般戦災者との均衡という点を指摘しておったわけでございますけれども、しかしすでに被爆者が亡くなった場合は葬祭料として九万七千円ですか、これを支払っているわけですね。この葬祭料と弔慰金とを区別する理由は何か。葬祭料をもうすでに支払っているならば弔慰金を支...全文を見る
○丹羽(雄)委員 ちょっとそれでは答弁にならないわけですよ。要するに、葬祭料をもうすでに払っているから、弔慰金と私が言っておりますものと葬祭料と区別はどういうふうに違うのか、これをもうちょっと明確に言ってください。
○丹羽(雄)委員 余り答弁にならないような気がするわけでございますけれども、ひとつこの問題をきちんと被爆者が納得できるように、十分に勉強して、違う機会に再答弁をしていただきたいというように考えておりますけれども、この問題はこの辺で私はやめておきます。  それで、今度の改正案の内...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いま局長からの説明で私ちょっと一つ疑問に思うことは、管理手当の額が国民年金法に基づく老齢福祉年金と常に横並びというか同額にしているわけでございますけれども、なぜ同額にする必然性があるのかということをまずお聞きしたい。  それからこれですと、いつもそうなんですけ...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いま均衡を配慮するということでおっしゃったわけですけれども、もともと、私これを調べてみますと、同じであったわけじゃないのですね。四十三年に特別措置法をつくった当初の制度は特別手当が一万円、健康管理手当は三千円、そして一方の老齢福祉年金の方はたった千七百円だったの...全文を見る
○丹羽(雄)委員 それでは、次に所得制限の問題を取り上げたいと思います。  まず最初に、所得制限の基本的な考え方、あるいはいまどういう範囲において所得制限が行われているかについてお聞きしたいと思います。
○丹羽(雄)委員 所得制限というのはたしか九六%まで認められて、それで四%がひっかかるということですね。いまこのことについてちょっとお話なかったわけでございますけれども、それはそれでよろしいのですね。
○丹羽(雄)委員 それで、問題はこの四%なんでございますけれども、この四%のために被爆者の手続というのは大変めんどうくさいわけでございまして、三月の納税申告を済ませますとすぐに納税証明書を取って、そして特別措置法の手続を備えなければならないということでございまして、これはいま行政...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いま局長の答弁をお聞きしますと、私が質問したことに答えてないと思うのです。なぜ四%だけを所得制限するような根拠にしたか、要するに制限する理由はなぜかということをお聞きしているわけでございますけれども、これはなかなかむずかしいようですから、私はあえてこれ以上武士の...全文を見る
○丹羽(雄)委員 前向きに検討するということでこの問題についてはこれで質問を打ち切りますけれども、もう一点お聞きしたいのは介護手当の問題ですけれども、これも非常に深刻でございまして、重度の被爆者は常時介護を必要として、その介護費用の必要額を自分で負担しているわけでございます。実際...全文を見る
○丹羽(雄)委員 これからいろいろ改善していくということですけれども、この三万二千円というものの根拠は何ですか。
○丹羽(雄)委員 それは、生活保護と原爆で非常に苦しんでいる重症の方を横並びにするというのは納得いかないのですよ。この点を含めて十分にこれから検討していただきたい、こういうふうに考えております。  それから、ちょっと話が変わりまして、被爆者数に対する健康管理手当の受給率は地域的...全文を見る
○丹羽(雄)委員 地域的なアンバランスだけではなくて、私がいろいろ調べましたところによりますと、特定の医療機関が健康管理手当の申請用の診断書を多く発行しているという事実があるわけでございます。  たとえば、これもたびたび申しわけないのですが、大臣のおひざ元でございますけれども、...全文を見る
○丹羽(雄)委員 では次に、外国人の被爆者対策について取り上げてみたいと思います。  お隣の韓国では推定二万人の被爆者がいるというふうに聞いておりますけれども、それらの韓国人の渡日治療の実情とこれからの方針について、まずお聞きしたいと思います。
○丹羽(雄)委員 韓国はそういうふうにいろいろ今後の渡日治療について話が進んでいるようでございますけれども、それでは、同じような状態に置かれております台湾の被爆者の実態はどうなっていらっしゃるか、これについて局長にお聞きしたいと思います。
○丹羽(雄)委員 韓国についてはいろいろ援助の手を差し伸べている、台湾のことについては国内問題として処理していだたくということで実態もつかんでいないということらしいのですけれども、これはおかしいと思います。幾ら国交が結ばれていないといっても、台湾の被爆者をほっておくわけにいかない...全文を見る
○丹羽(雄)委員 大臣から大変前向きな御答弁をいただいたわけでございますけれども、実態も知らないというのでは余りにも無責任である。大変お気の毒なことでございますので、大至急にまず調査をして、具体的に行政機関の段階でもこれを前向きに解決する方向で検討していただきたい、こういうふうに...全文を見る
○丹羽(雄)委員 私も大臣と全くその点については同感でございます。イデオロギーの問題はさておくといたしまして、わが国でも民間グループを中心としてこの非核の運動が大変な高まりを見せているわけでございます。こういうグループが、世界じゅうの人々に知ってもらいたい核の恐ろしさ、それから核...全文を見る
○丹羽(雄)委員 たとえば民間グループ、あるいは議員の中でも軍縮議員連盟などが中心となって、たとえば国連のロビー等で展示会を行おうじゃないかとかいろいろな方法があるわけでございますが、国がこの問題について手をかすとかさないとではえらく違うと思うのです。各大使館を通じてこういう記録...全文を見る
○丹羽(雄)委員 ありがとうございました。これで終わります。
10月07日第96回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第5号
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○丹羽(雄)委員 アメリカのワインバーガー国防長官との日米定期首脳会議で、アメリカ側は、シーレーン防衛に関逃して、日本から一千海里以遠の防衛はアメリカ側の責任と明言し、一千海里までは日本が受け持つことを前提とする、いわゆる海域分担の構想を提示したわけでございますが、これに対し、日...全文を見る
○丹羽(雄)委員 そうすると、いまの答弁をお聞きしますと、話し合いは平行線で終わった、こういうふうに理解してよろしいのでしょうか。
○丹羽(雄)委員 首脳会議の一カ月ぐらい前にハワイで事務レベル協議が開かれているわけですけれども、そのときアメリカ側は、一千海里以内は第一義的に日本で受け持つ、それからアメリカは攻勢的役割りと一千海里の以遠を受け持つ、こういう態度を提示しておったわけです。ところが今度の伊藤長官と...全文を見る
○丹羽(雄)委員 そうすると、いまの局長のお話を聞いていますと、ハワイ会議と首脳会議と差はないということでございますけれども、シーレーン防衛について、日本の安全にとってそれは必要なのだろうか。またこれは軍事評論家の間でも、あんなに広い海洋を果たして守れるだろうかという素朴な疑問が...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いま長官のお話を聞きましてはっきりしたわけです。アメリカ側との間にスタンスの差はある、しかしわが国はわが国独自のシーレーン防衛というものをこれからも貫いていきたい、こういうふうに考えてよろしゅうございますね。  それでは次に、シーレーン防衛、具体的にどういうも...全文を見る
○丹羽(雄)委員 五六中業の達成によって日本側はシーレーン防衛能力は相当向上する、こういう見解を示しております。一方アメリカ側は、ワインバーガーは、これはなお不足である、こういう認識を持っているわけですけれども、それでは、相当向上するというわが国の見解は、シーレーン防衛が十分確保...全文を見る
○丹羽(雄)委員 私の質問に答えてくださらなかったようですけれども、次にシーレーン防衛と集団的自衛権の問題について若干お聞きしたいと思います。  たとえば、中東で米ソの軍事的衝突が発生して、そしてわが国にも実際に攻撃されるおそれがある段階、こういう段階で太平洋からインド洋に至る...全文を見る
○丹羽(雄)委員 それではもう一点ちょっとお聞きしたいと思います。  たとえばわが国に有事発生した場合、日本に向けて巡航しているアメリカの船が一千海里以内で攻撃された場合、日本が護衛することは集団的自衛権に当たるのか、それとも個別的自衛権とみなされるのか、どちらですか。
○丹羽(雄)委員 ハワイでの事務レベル協議では、今後シーレーン防衛はガイドラインに基づいて共同研究していくということで合意したわけですけれども、具体的にいつごろから共同研究を開始するのか、また、日本側としてはまずどの問題から研究に取りかかるのか、今後の方針、スケジュールについてお...全文を見る
○丹羽(雄)委員 一部に報道されている年内に開始ということはどうなんですか。
○丹羽(雄)委員 次に、F16の三沢配備の問題についてお聞きしたいと思います。  F16戦闘爆撃機が三沢基地に大量に配備されるわけですけれども、これは対ソ抑止力を向上するという面で評価される反面、さきの櫻内・グロムイコ会談でも見られますように、日ソ関係が一段と厳しくなったのでは...全文を見る
○丹羽(雄)委員 今側のF16の三沢基地の配備は、規模の面から見ますると、これは事前協議の対象外となっているわけですけれども、このF16というのは対地攻撃にすぐれているだけに、沿海州、サハリンなどのソ連の基地攻撃も可能なわけです。それでニクソン・ドクトリンで十一年前に米軍機が全部...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いまの審議官のお話を聞くと、確かに規模的なものだけでは比較できない、戦力がアップしているからということをおっしゃっている反面、相対的なものだということでございますけれども、この辺は非常にむずかしい問題ですが、いまお話しになりましたように、確かに三十五年一月の藤山...全文を見る
○丹羽(雄)委員 そうすると、これからこういう問題が続々起こってきた場合には当然事前協議の対象になる、こういうふうな見解でよろしゅうございますね。もう一回確認だけしておきます。
○丹羽(雄)委員 そうすると、分散して入ってきて、期間の問題もいろいろあるでしょうけれども、結果的には師団以上の規模になるということがあっても、事前協議の対象にはならないということですね。
○丹羽(雄)委員 このF16に関連して、いまのF1支援戦闘機の後継機種の問題ですけれども、F16を三沢に大量配備することによって、防衛庁長官も新聞社のインタビュー等で、日米共同作戦をスムーズに行っていきたいというような考えを述べておるわけでございます。そうすると次期支援戦闘機はF...全文を見る
○丹羽(雄)委員 次に、日米軍事技術交流の問題についてお聞きしたいと思います。  この問題については、昨年の大村・ワインバーガー会議以降懸案となってもう一年半近くになっているわけでございますが、今回の会談では決着がつかないというような報道がなされておるわけでございます。どのよう...全文を見る
○丹羽(雄)委員 それでは外務省にお聞きしたいと思います。  いま長官も大変苦労していらっしゃる武器輸出三原則の問題と、また同盟国としてのアメリカの問題、こういう問題があるわけです。私は、武器輸出三原則を日米安全保障条約に基づく同盟国としてもっとアメリカ側に対して柔軟的に考える...全文を見る
○丹羽(雄)委員 何か入り口で論議が平行線をたどっている感じがするわけですけれども、ちょっとお聞きしたいのです。たとえば平常時に契約したものについて紛争が起きた場合どうするか、どう対処するかという問題が一つの論議の対象になっているわけでございますけれども、これについて外務省、どう...全文を見る
○丹羽(雄)委員 伊藤長官がお帰りになって、新聞社のインタビューに対して、汎用品の取り扱いについて、汎用品輸出の手続を簡素化したらどうか、柔軟に解釈していくというようなことを述べていらっしゃる。これはどういうことを意味するのか。軍川品か汎用品かで現実にチェックする、一つ審査するの...全文を見る
○丹羽(雄)委員 それからこれに関連して長官にもう一点お聞きしたいと思いますけれども、たとえば民間に使える可能性があっても当面は軍事専用にしか使用が認められないようなものについては、どういう考えで対処なさいますか。
○丹羽(雄)委員 時間も大分来ましたので、続いていわゆるGNP一%の問題について長官のお考えをお聞きしたいと思います。  午前中の長官の発言の中で、GNP成長率五・一%を前提とすれば期間中の防衛費の対GNP比率は平均で〇・九七から一・〇二になる、こう述べている反面、GNP一%の...全文を見る
○丹羽(雄)委員 苦心のほどはわかるのですけれども、しかし、これは全然説得力がないわけです。私はそもそも国の防衛費というものを対GNP比率だけで論議することは必ずしも適切なことだとは思わないのです。  ただ問題は、防衛予算が一%の枠を超えた場合防衛力増強に歯どめがなくなるのでは...全文を見る
○丹羽(雄)委員 いまの話の繰り返しになるのですけれども、仮に一%の枠を少しでも踏み出した場合防衛費はどのくらいまでふくらんでいくのか、こういう疑問があるわけです。一・五%になるのか一・三%になるのか、こういう声に対してどういうふうに答えるかということは大切なことである。これを明...全文を見る
○丹羽(雄)委員 将来といっても遠い将来でしたらこれはわかるのですけれども、近い将来ですからね、ちょっと私はその大臣の答弁には納得しないわけでございますけれども、話を変えまして、いま財政再建ということで、アメリカ側から大変強い要請を受けて伊藤長官本当に御苦労だったと思いますけれど...全文を見る
○丹羽(雄)委員 八、九%ということですけれども、いずれにいたしましても契約時に比べまして非常に暴騰している。私は、これはどうも競争の原理がないからこういうふうになるのではないか。先ほどから私は申し上げているように、五六中業の達成のために必要な兵器を買うのは結構だけれども、購入先...全文を見る
○丹羽(雄)委員 終わります。