丹羽雄哉

にわゆうや



当選回数回

丹羽雄哉の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第126回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○丹羽国務大臣 お答えをいたします。  ゴールドプランの件でございますけれども、大変厳しい環境下でございますけれども、地方自治体の御理解もいただきまして、おおむね順調に進んでおります。私といたしましては、ゴールドプランの課題はマンパワーの確保にあると思います。待遇の改善に加えま...全文を見る
○丹羽国務大臣 保利先生御指摘のこと、大変遺憾に存じております。  厚生省といたしましては、これまで不法投棄に対しましては厳しく対応してきたところでございますけれども、早速その唐津市の問題につきましても実情を調査いたしまして、指導監督を徹底していきたいと思っております。
01月29日第126回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○丹羽国務大臣 お答えいたします。  実は、私の肉親にもこの病気で悩まされた者がおります。私も大変関心を持っております。厚生省といたしましては、平成二年から予防教育を実施しております。食生活や、書記長御案内のような運動を通じて予防に取り組まなければならない、こう考えております。...全文を見る
○丹羽国務大臣 書記長御指摘の問題は、実は前々からいろいろ論議を呼んでおるところでございます。  平成六年に財政再計算時の年金改正がございます。遺族基礎年金の支給期間の問題とも絡めまして、ただいま御質問の児童扶養手当の支給期間の延長も、検討すべき課題と承っておきたいと思っており...全文を見る
○丹羽国務大臣 お答えいたします。  私も多くの病院経営者や医療現場の方々から、大変経営状態が厳しくなってきておる、こういうことを、生の声を聞いております。私自身も十分に書記長と同じような認識に立っております。  いずれにいたしましても、良質の医療確保のために、医療経営の健全...全文を見る
○丹羽国務大臣 書記長と認識、気迫は同じつもりでございます。  いずれにいたしましても、大変民間病院が厳しくなってきております。そこで、どうして厳しくなってきているのか、今書記長からお話がございましたように、いわゆる看護婦、大変もう人件費が上がっております。看護婦を中心とする人...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま書記長に申し上げましたように、早速調査をいたしたいと思います。  いずれにいたしましても、我が国の地域医療は民間医療機関がなければ成り立たないということは十分に認識をいたしておりますので、御了解をいただきたいと思っております。
02月04日第126回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○丹羽国務大臣 お答えをいたします。  ただいま委員からも御指摘がございましたように、ウルグアイ・ラウンドでは、農薬の摂取量につきまして国際的に協調していく、こういうようなことで合意がなされておるわけであります。  それで、先ほどからお話がございましたように、例えば日本の場合...全文を見る
○丹羽国務大臣 お答えいたします。  環境庁の基準というのは、農民の皆さん方の安全やあるいは例えば土壌汚染を防止する、こういう観点から農薬の使用基準というものが決められておる。私どもの方は、先ほどからお答えいたしておりますように、消費者が食糧を摂取してその許容量の限度、こういう...全文を見る
○丹羽国務大臣 お答えをいたします。  社会保障に大変御理解の強い先生からこのような御質問を受けまして、大変恐縮でございます。  私ども今、高齢化社会が、欧米に比べまして三倍ないし四倍のスピードで高齢化の波が押し寄せてきておるわけでございます。そういう高齢化時代にあっても長期...全文を見る
○丹羽国務大臣 お答えいたします。  まさにそういった観点から、平成二年度から十カ年計画でゴールドプランというものが立てられておるわけであります。ことしで四年目を迎えるわけでございます。  ゴールドプランには、ショートステイ、デイサービス、在宅、三本柱を中心として、あるいは特...全文を見る
○丹羽国務大臣 お答えをさせていただきます。  現在、先生御案内のように、被保険者がマイホームを購入する場合には、平成五年度の予算が成立いたしますると二十万円アップして七百八十万円を限度として住宅の貸し付けが行われる。それから年金の今度は受給者でございますけれども、五十万円アッ...全文を見る
02月05日第126回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○丹羽国務大臣 お答えをいたします。  まず御理解をいただきたいのは、年金の分野では今、一人のお年寄りを六人で支えております。これが三十年後の二〇二〇年には、一人のお年寄りを二人で支えなければならない。大変深刻な高齢化社会がやってくるわけであります。そういう中において、公的一元...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生御案内のように、鉄道共済につきましては、先ほども申し上げましたように、厚生年金であるとかあるいは地方共済であるとか、そういうところからたくさんの御支援をいただいておるわけでございますので、その辺のところも十分に調整をいたしまして、今の問題につきましてひとつ検討...全文を見る
02月15日第126回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○丹羽国務大臣 お答えをいたします。  まず前段の御質問でございますが、この事業は、感染者の方々に発症予防のために定期的に医療機関に通っていただくとか、あるいは栄養補給をしていただく、こういうことを目的にして、少しでも免疫能力を高めて発症をおくらす、こういうことでございます。そ...全文を見る
02月16日第126回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 沖田議員にお答えを申し上げます。  政府管掌健康保険で今回千三百億円に及ぶ繰り入れ減額措置をお願いをいたしましたのは、財政が大変厳しい状況の中で、ゴールドプランやエイズ対策など必要な厚生省予算を確保するため、やむを得ない措置として行ったものであります。...全文を見る
02月16日第126回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○丹羽国務大臣 お答えをいたします。  援護法のあり方については、もう先生に御指摘するまでもないわけでございますが、この日本国民に限定をしておるというのは、御案内のように援護法そのものが国籍要件を有する恩給法に準拠しておる、まずこれが第一でございます。  それから、先ほどちょ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず原爆二法でございますけれども、これは健康手当であるとか医療手当であるとか、こういう観点から行っておるわけでございます。  それで、補償の問題につきましては、先ほどから申し上げでおりますように、いわゆる請求権の中でこの問題はきちんと処理する。ですから、包括的に...全文を見る
○丹羽国務大臣 ですから、処理をするというのは、先ほど総理からもお話がございましたように、韓国とは昭和四十年に日韓協定が締結されまして、このとき韓国人に対する補償は法的にすべて解決されておるわけであります。  それから、北朝鮮、台湾出身者については未処理でございますが、台湾出身...全文を見る
02月17日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○丹羽国務大臣 昨年十二月、厚生大臣を拝命いたしました丹羽雄哉でございます。  第百二十六回国会の厚生委員会御審議に先立ち、就任のごあいさつを兼ねまして所信の一端を申し述べたいと思います。  このたび厚生大臣を拝命し、大変光栄に思いますとともに、責任の重大さを痛感いたしており...全文を見る
02月18日第126回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 昨年十二月、厚生大臣を拝命いたしました丹羽雄哉でございます。  第百二十六回国会の厚生委員会御審議に先立ち、就任のごあいさつを兼ねまして所信の一端を申し述べたいと思います。  このたび厚生大臣を拝命し、大変光栄に思いますとともに、責任の重大さを痛感い...全文を見る
02月23日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○丹羽国務大臣 住委員から過剰なお褒めのお言葉をちょうだいいたしまして、まことに恐縮でございます。  ただいま委員御指摘のように、これから我が国は高齢化社会を迎えていくわけでございます。この高齢化社会においては、医療の分野においてもあるいは年金の分野においても、いかにして給付と...全文を見る
○丹羽国務大臣 年金の分野では、現在一人の受給者に対しまして六人が保険を払っていらっしゃる。つまり、別な見方で申し上げますならば、一人のお年寄りを六人で支えておる、こういう図式でございますが、これが三十年後には一人のお年寄りを二人で支えなければならない、こういう大変な超高齢化社会...全文を見る
○丹羽国務大臣 これはまさに、要するに前回の財政再計算期の年金法改正のときに、この問題だけについては、実は一番大切なことは雇用と年金の連動であるということがありまして、いろいろな御意見がございまして、最終的には削除した経緯がございます。そういうことを踏まえまして、私どもは、問題は...全文を見る
○丹羽国務大臣 まさに住委員の御指摘のとおり、この六十五歳の問題について平成六年をめどにして決着をつける、その後、公的年金の一元化の問題につきましては、平成七年度を目途にいたしまして現在鋭意検討中でございます。  今お話がございましたように、年金の加入者はひとしく公平であるべき...全文を見る
○丹羽国務大臣 精神障害者の社会復帰につきましては、私ども最重点課題として取り組んでいかなければならない、このように留意をいたしておるような次第でございます。  今回、五年ということで、見直しの規定の中でこの問題についても十分に検討を進めておるわけでございますけれども、平成五年...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから先生の骨髄バンクに対する熱意を拝聴いたしておりまして、心から敬意と感謝を申し上げます。  まず基本的なスタンスといたしましては、善意の第三者の好意が生かされなければならない、こういうようなことで、先ほどから先生からも御指摘がございましたし、また人事院、...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから政府委員からも申し上げておりますけれども、安全でおいしい水を飲むというのは、ある意味でいいますと国民生活にとって最大の課題であります。先ほど先生からも御評価をいただいたわけでございますが、昨年の十二月に水質基準の拡充強化を行いました。そして今年度の、平成...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま田中国立病院部長からお話を申し上げたわけでございますけれども、今回の北海道内の施設の業務の改善は、国立の機関というのはそもそも定められた予算、定められた定員の枠の中で行っていかなければならない。この原則から大変著しく逸脱していた、こういう反省の上に立って適...全文を見る
○丹羽国務大臣 私もこの委員会で長いこと政治活動をしてまいりまして、看護婦の確保というのは大変重要だということを認識いたしております。そういう角度で、委員会挙げて看護婦確保法というものを採決していただきまして、また基本指針というものを示していただいたわけでございます。  あくま...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま申し上げましたことは、看護体制の問題につきましては中長期的な問題でございますし、個々の札幌の病院等につきましては、私どもがはっきり申し上げたことが守られるように今後十分努力していきたい、こういうふうに考えております。  と同時に、私どもは昭和六十一年に国...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生の御意見は十分に承っておきます。
○丹羽国務大臣 今回の問題は単に北海道だけの問題ではなくて、国立病院全体のあり方が問われている問題だ、私どもはそう心得ております。  そういう中で、率直に申し上げて、これまで医務局であるとか施設長などが大変野方図な、いわゆる逸脱した労使交渉を行っていたことにそもそもの過ちがある...全文を見る
○丹羽国務大臣 この問題につきましての私の考え方は、先ほどから再三にわたって先生に御理解をいただいておるわけでございますが、率直に申し上げてどうも何か平行線である、こういうことでございます。  私どもいろいろな機会に医療の現場で働いていらっしゃる方々からお話を聞きますけれども、...全文を見る
○丹羽国務大臣 この問題につきましては、私は一貫して、善意の第三者の好意に報いるためにも、ひとつ骨髄バンク事業を積極的に推進するという立場から、人事院、自治省など関係各団体に御協力をお願いいたしておるような次第であります。  私の認識といたしましては、自治省の方で手術時において...全文を見る
○丹羽国務大臣 ボランティアの必要性というか、こういうものに対する認識は人一倍持っているつもりでございますが、ボランティアというのはそもそも自発的に行っていく活動でありますので、こういうものに自賠責保険のような公的な加入を強制するということは、ボランティア活動そのものになじみにく...全文を見る
○丹羽国務大臣 ボランティア保険の概要でございますけれども、現在全社協が中心となって各損保と提携をして行っておるわけでございますけれども、平成三年度から掛金がふえたのに伴いまして、保険額もかつてよりは倍近く最高保険額というのはふえておるわけでございますし、今後、今先生が御指摘のあ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、この水道水の問題につきまして、昨今遠藤先生を初め公明党の皆さん方から私のところに御陳情を賜りまして、この問題について大変御熱心に取り組んでいらっしゃることに対しまして敬意を表する次第であります。  この間、新聞等で大きく取り上げました問題は、実はこれは厚生...全文を見る
○丹羽国務大臣 旧ソ連地区につきましては、先生御案内のように、外交上の理由でこれまで墓参がままならなかったということで、御遺族の皆様方の心情をお酌み取りいたしますとき、本当に胸が痛む思いがいたします。  ただいま先生が御指摘の鎮魂の碑につきましては、政府委員の方からお話があった...全文を見る
○丹羽国務大臣 国立病院及び療養所の附属看護婦養成所は、単に国立病院・療養所に勤務する看護婦を確保するための養成施設にとどまることなく、広く我が国全体の看護婦養成の機関としての役割を持つもので、まさに今先生が御指摘したとおりではないかと思っております。当事者の皆さん方のことを十分...全文を見る
○丹羽国務大臣 個々のケースについていろいろなお考えをお持ちだと思いますけれども、看護婦さんが確かに自分が勉強した病院で、その場で働きたいというのは、気持ちとしては十分に理解もできるわけでございます。しかし、まさに先ほど児玉先生からも御指摘がありましたように、国立病院の看護学校と...全文を見る
○丹羽国務大臣 その前にちょっと、今の政府委員の答弁で御理解というか誤解を招くといけませんので。  賃金職員というのは、もう先生御案内のように、あくまでも日給を建前といたしております。そして毎年毎年、三月三十一日とか四月一日に任用の更新を行う、こういうことを建前としております。...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは反省を含めて申し上げるわけでございますけれども、もともと厚生省と職員組合の本部との交渉において行う。ところが地元、要するに現場での労使交渉の結果大変逸脱したものになった、こういうことでこのような改善計画を出したということでございますので、十分に御理解を賜りた...全文を見る
○丹羽国務大臣 私は、基本的にこういう問題は与野党で対立するものではなくて、やはりいろいろな考え方、意見がございますけれども、集約していって国民の皆さん方の合意を得なければならない、こういうふうに考えております。こういう観点から、いろいろな場において、この委員会等も含めまして、ひ...全文を見る
○丹羽国務大臣 年金の専門家であります柳田先生に私から申し上げるまでもないわけでございますが、まず六年度の財政再計算時におきましてどうしても避けて通れない問題は、やはり給付水準と保険料率の関係、そして大変な高齢化社会が進んでおるという観点から、六十五歳支給の問題というのは避けて通...全文を見る
○丹羽国務大臣 御指摘の元幹事長の発言が、その真意がどこにあったかは私はよく承知いたしておりませんけれども、もし仮にそのような発言をいたしたとするならば、大変遺憾なことでございます。私も腎臓病友の会のメンバーでありますし、人工透析で大変苦しんでいらっしゃる患者さんの姿を目の当たり...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず第一点にお尋ねのALS、筋萎縮性側索硬化症でございますか、これについては、実は私と同年輩の友人が最近この病で亡くなりまして、大変私も衝撃を受けております。  これまで難病に関する対策といたしましては、昭和四十七年に難病対策要綱というものをつくりまして、こうい...全文を見る
○丹羽国務大臣 失礼しました。  先ほどから先生が御指摘になっておりますALSを含めた神経難病につきましては、当然のことながら、一般の医療機関において、いろいろ私どもも行政指導あるいはお願いをして、十分に受け入れていただけるような努力をする一方、既に小平市やあるいは千葉県の国府...全文を見る
○丹羽国務大臣 エイズは大変大きな深刻な問題となっております。今世界全体で千三百万人の感染者を抱えている、我が国においても三千人を超えておる、こういう状況の中で、私は厚生大臣に就任をいたしましてから、率先してこのエイズの予防、さらにエイズ感染者あるいは患者に対する差別と偏見をなく...全文を見る
○丹羽国務大臣 地域医療計画の中には、この地域医療計画というと、どうも何か必要なベッド数の規制のみがクローズアップされがちでございますが、実は難病対策などの必要な医療につきましても地域の実情を考慮して十分に対策を講じていく、こういうようなことが義務づけられておるわけでございますの...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま議題となりました被用者年金制度間の費用負担の調整に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  制度間調整事業は、公的年金制度の一元化が完了するまでの間の当面の措置として、厚生年金及び共済年金に関し...全文を見る
02月24日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○丹羽国務大臣 尊敬する影の厚生大臣の川俣先生の御提案でございますが、私は現在年金担当大臣でございます。非力でございますけれども、年金の一元化に向かって、特に先ほどから年金局長が御答弁を申し上げておりますように、これから高齢化社会へ向かいまして、長期的、安定的な揺るぎない体制を確...全文を見る
○丹羽国務大臣 この問題につきましては、池端委員とも長い間議論をしてきたところでございます。  今さら私から申し上げることは釈迦に説法で、大変失礼と存じますけれども、まず御理解をいただきたいのは、公的年金制度というのは、給付水準あるいは保険料率、そして支給開始年齢というこの三つ...全文を見る
○丹羽国務大臣 沖縄の年金の問題につきましては、たびたび国会におきましても御議論をいただいておりますし、また、沖縄関係議員からも御陳情を承っておるところでございます。  経過につきましては、ただいま年金局長からお話がございましたように、これまで本土復帰時及び平成二年の二度にわた...全文を見る
○丹羽国務大臣 国鉄がJRに移管をいたしましてから、大変な経営努力をなさって赤字も減ってきておるということでございまして、心からこの努力に対しまして敬意を表する次第でございます。  また、先ほどから先生が御指摘のような自助努力におきまして、保険料の適正化であるとかあるいは年金水...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま先輩の森井先生が御指摘になりましたとおり、高齢化社会を迎えまして、いかにして老後において安心して生活を送られるかという観点から、公的年金制度の充実というものは大変不可欠な問題でございます。そういう観点に立ちまして、私どもは、まず現役世代と年金世代のバランス...全文を見る
○丹羽国務大臣 私ども、平成六年に財政再計算を行い、そのときに厚生年金の支給開始問題について国民の皆さん方の御理解を得て、そして平成七年には公的年金の一元化を図る、これはスケジュールでございます。この線に向かって鋭意努力をしていく決意でございます。
○丹羽国務大臣 予算委員会に呼ばれておりましたものですから、おくれて参りましたことをまずおわびを申し上げる次第でございます。  年金のあり方でございますけれども、もう先生、私から申し上げるまでもなく、公的年金というのは制度間の支え合いによって成り立っているものでございます。しか...全文を見る
○丹羽国務大臣 私ども平成五年度の厚生省予算というのは十三兆一千七百億円でございます。前年に比べまして三・二%増額をいたしておるわけでありますが、もう先生御案内のように、医療関係がそのうち五兆円、年金関係が四兆円、そういう中で、率直に申し上げていろいろなやりくりをしたり、あるいは...全文を見る
○丹羽国務大臣 私、スウェーデンに打つたことがないものですから、大変不勉強で恐縮でございます。ただ、羽田澄子さんの「安心して老いるために」という大変感動的なドラマを拝見いたしました。スウェーデンという国は、確かに社会保障というものは大変十分に行き渡っておるわけでございますけれども...全文を見る
○丹羽国務大臣 当然いろいろな国々の事情を参考にしながら、我が国は世界にも冠たる社会福祉を誇る、このような日本型の福祉というものを求めていきたい、このように考えております。
○丹羽国務大臣 私は、金利が低下して年金の受給者の生活が大変深刻になってくる、こういうような配慮から二点について申し入れをいたしました。まず第一点は福祉定期の利率、期間の延長でございます。それからもう一点は枠の拡大でございます。  具体的に申し上げますならば、老齢年金受給者であ...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生御指摘のように、年金福祉事業団の現在の対象は住宅に限られておるわけでございますが、私どもといたしましては、入学であるとか教育的な問題、さらに介護の問題、こういった問題につきまして十分に整理いたしまして、さらに要求を続けていきたい、このように考えております。
○丹羽国務大臣 遠藤委員御指摘の農業者年金につきましては、今後の検討課題として十分に誠意を持って取り組んでいきたいと思っています。
○丹羽国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ―――――――――――――
○丹羽国務大臣 ただいま議題となりました国民健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険体制の基盤をなす制度として重要な役割を果たしておりますが、近年における社会経済情勢の変化や人口の...全文を見る
02月24日第126回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○丹羽国務大臣 厚生委員会が同時並行でございますので、おくれて参りましたことをまずおわびを申し上げます。  高齢化社会におけるいわゆる福祉のあり方という点につきましては、先生も前々から大変御勉強なさっておりますように、いろいろな議論があるわけでございます。問題は、給付と負担のあ...全文を見る
○丹羽国務大臣 厚生省予算というのは本年度十三兆一千七百億円でございます。特にその中で大きな比重を占めますのが、医療費関係が五兆円、そして年金関係が四兆円、こういうことで、大変高齢化が進むに従いまして莫大な予算の捻出が要求されておるわけでございます。そういう中で、私どもといたしま...全文を見る
○丹羽国務大臣 私どもは年金改正のスケジュールといたしまして、平成六年の財政再計算時にいわゆる厚生年金の支給開始問題について決着をつけて、平成七年を目途にして公的の一元化を図っ ていかなければならない。これは率直に申し上げまして、先生の専門分野でございますいわゆる鉄道共済等大き...全文を見る
○丹羽国務大臣 御理解賜っておるわけでございますけれども、問題は、公的年金制度というのは給付とそれから保険料率と支給開始年齢、この三つが重なり合って初めて成り立っていくわけでございます。現在のいわゆる給付というのは、労働者の平均賃金の大体六九%程度を維持しておるわけでございますが...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生御指摘のように、出生率が年々低下いたしておりまして、最近の調査ですと一人の女性が生涯に産む子供さんの数は一・五三ということであります。  そこで、私どもといたしましても、子供を産んで育てたいという女性の方々が社会生活の中で安心して子供を育てられるような総合的...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生御指摘のように、国民医療費のおよそ三分の一を薬が占めておる。こういう中で、いわゆる薬づけということが社会的にも大変指摘されておるところでございます。  そこで、私どもといたしましては、いわゆる薬業界における流通改善によって、いわゆる薬価差益によってこれまで病...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから先生御指摘のように、金利の低下に伴いまして年金の受給者への影響を配慮いたしまして、私といたしましては、福祉定期預金の利率の延長と枠の拡大を大蔵大臣に申し込みいたしました。
○丹羽国務大臣 対象者の拡大でございまして、私が特にお願いをいたしましたのは、老齢年金を受給していながら所得のない方に関してこういうような救済策、枠の拡大をお願いできないか、こういうことについてお願いを申し上げました。
○丹羽国務大臣 これまで財政再計算時においては、厚生省の人口問題研究所の推計統計、これに基づいて行ってきたものでございます。御案内のように出生率が極めて低下いたしておりまして、現在一人当たりの御婦人の生涯に産む子供さんの数は一・五三まで来ておるわけでございます。私どもが想像してい...全文を見る
○丹羽国務大臣 そのとおりでございますが、当然のことながら見直しもあります。
○丹羽国務大臣 先生が御心配いただいております年金の問題でございますけれども、平成元年度の推計で、現在その保険料率が一四・五%、この現行の給付水準を維持するとすれば、六十歳で三一・五%になる、こういうような数字を出したわけでありますけれども、実は、率直に申し上げまして、これも大分...全文を見る
○丹羽国務大臣 私も実は先生ともども、あの当時は社会労働委員会でございますが、この問題について勉強をしてきたわけでございますが、あの当時は、率直に申し上げまして、公的年金制度のあり方、つまり公的年金制度というのは世代間の支え合いによってなされておる、こういうことが必ずしも十分に国...全文を見る
○丹羽国務大臣 すべて解消したかということはちょっと難しいところでございますが、大きく前進したと思っております。
○丹羽国務大臣 老齢福祉年金の扶養義務者の所得制限は、たしか昭和五十年で八百七十六万でございます。昭和五十年当時の八百七十六万というのはこれは随分高いなという思いもしますけれども、一方で八十歳以上の方々が三万円ちょっといただくのに、幾ら子供さんが、まあ子供さんというか扶養義務者の...全文を見る
○丹羽国務大臣 一万五百円でございます。
○丹羽国務大臣 まず堀先生御指摘の、国民年金制度にいわゆる所得比例保険料を導入すべきだと、こういう考え方でございまして、一つの見識といたしまして私ども受けとめておるわけでございますけれども、国民年金の先生御案内のように被保険者というのは、率直に申し上げまして、どちらかというと低所...全文を見る
02月25日第126回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 御指摘の国民健康保険の保険基盤安定制度は、低所得者に対する保険料軽減分について公費で負担するものでございますけれども、厳しい国保財政の現状、安定化などを考慮いたしまして、地方財源化をお願いしたところでございます。  今回の改正に伴う地方負担増につきまし...全文を見る
02月25日第126回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○丹羽国務大臣 安全でおいしい水を供給するということは国民の大変大きな課題となっているところであります。  厚生省は、昨年の十二月、水質基準の拡充強化を行う一方、また今年度、平成五年度の予算におきまして、いわゆる高度浄水施設事業として三十四億円ほど計上いたしております。しかし、...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど、厚生省内部でまとめました有識者懇談会のことについてお話を申し上げましたけれども、その有識者懇談会の報告書の中におきましても、ただいま先生が御指摘がございましたような、いわゆる上流地域におきます水源地周辺の開発行為については一定の規制を設けるべきだ、こういう...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど政府委員の方から御答弁申し上げたわけでございますが、この合併浄化槽というのは大変最近人気があるわけでございますけれども、こういう水源の周辺地域の市町村につきましては最優先として採択していきたい、こういう考え方でございますので、御理解をいただきたいと思います。
○丹羽国務大臣 先ほどから先生と参考人の先生とのやりとりを拝見いたしておりまして、基本的には、私ども、これまでも申し上げておるわけでございますが、食品の残留農薬につきましては、一日の摂取許容量の範囲を超えない範囲で国際的なハーモナイゼーションというものを図っていく。しかし、私ども...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど政府委員の方からお答えを申し上げたわけでございますが、実態と調査とがかけ離れているのではないか、こういうような御指摘がなされたわけでございますけれども、このMRSAを中心とする院内感染の問題は、医療機関に対する患者の信頼関係を根底から覆す問題でございますので...全文を見る
○丹羽国務大臣 私が大臣に就任をいたしましてから総合的な対策をまとめさせていただいたわけでございますけれども、一つは過剰な抗生物質の投薬、これが大変問題になっておりますので、これの適正な使い方、さらに病院の中におきます感染防止のための教育あるいは研究、さらにいわゆる自動消毒器の施...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど政府委員の方から御答弁を申し上げました。基本的には先ほど申し上げたような立場を私どもはとっておるわけでございますけれども、ただ、MRSAの保菌者だけで差別と偏見をしていいのか、大変これも難しい問題でございますが、今後、人道上あるいは医学的にどういう対策が一番...全文を見る
○丹羽国務大臣 保育料につきましては、先生御案内のように、所得に応じまして十階層に分かれておるわけであります。先生が御指摘になっておりますのは、八百万円を超える所得の方が八万円前後の保育料を払う、負担をする、こういうことでございまして、これがいかにも重過ぎるのではないか、こういう...全文を見る
03月01日第126回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○丹羽国務大臣 お年寄りの病状には、急性的な病状と、あるいは当然のことながら長期間入院をするような慢性的な症状と、こういうような傾向が見られるわけでございます。厚生省といたしましては、今後の医療、福祉のあり方といたしまして、原則としていわゆる急性的な、すぐにもう例えば手術を要する...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生御案内のように、平成二年度から十一年度までの十カ年計画でゴールドプランというものが実施されておるわけであります。その中で、特別養護老人ホームにつきましては、平成五年度の時点で既に二十万床を超える、こういうことでございますので、どちらかというと比較的、いろいろな...全文を見る
○丹羽国務大臣 医療機関、特に中小関係の病院が大変厳しくなっておるということは私もいろいろな現場でそういうお話を聞いております。十分に認識をいたしておるわけでございます。その大変苦しくなっております原因というか要因というのがどこにあるのか。先生が御指摘があったような看護婦さんなど...全文を見る
○丹羽国務大臣 八〇二〇運動というのは、八十歳になっても二十本の自分の歯を持ちたい、こういうことでございます。これを目標にいたしまして、地域で実践指導者に対する講習会やあるいは推進協議会の設置などを通じまして国民の間に徐々に定着してきておる、このように考えておるわけでございます。...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから辻委員御指摘の総入れ歯の点数でございますが、五千百七十点ということであります。これがいかにも低過ぎるというような御指摘があることも十分に私は認識をいたしております。その一方で、いわゆる点数そのものを引き上げるよりは保険の保険外負担を拡大してほしい、こうい...全文を見る
○丹羽国務大臣 先日、実は歯科技工士につきまして有識者懇談会から私の方に御提言をちょうだいいたしました。その中で、やはり今先生が御指摘のような、経済的な基盤の確立のために幾つか御提言がなされております。例えば委託技工料の問題、これはまさに歯科医師との問題でございますけれども、この...全文を見る
○丹羽国務大臣 歯科技工士につきましては、先ほどから先生も御指摘なさっておりますように、歯科医との関係、長い経緯がございまして、やはり歯科技工士と歯科医師双方を十分に連絡をとって調整をしながら待遇の改善を図っていかなければならない、こういうふうに考えております。  先生が御指摘...全文を見る
○丹羽国務大臣 医療法改正に伴います、この四月から実施いたします診療報酬でございますけれども、高齢化社会を迎えまして、これからの病院の類型化のあり方として行ったものでございまして、いずれにいたしましても、国民の皆さん方が安心してこれからも治療、医療を受けられるような環境づくりのた...全文を見る
03月01日第126回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 政府管掌健康保険の繰り入れ特例に対する御質問でございますが、厳しい財政状況のもとで必要な社会保障予算を確保するために講じたやむを得ない措置として御理解をいただきたいと思っております。  次に、平成五年度の収支見込みにつきましては、過去の実績と最近の医療...全文を見る
03月02日第126回国会 参議院 厚生委員会 第2号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、医療の専門家であり、尊敬する大浜先生から御激励を賜りましてまことに恐縮でございます。  MRSAの問題は、いわゆる国民の医療機関に対する信頼を根幹から崩しかねない大変大きな問題と受けとめておるわけでございます。そこで、先生御案内のように、厚生省と...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 反省を含めて申し上げさせていただきますならば、確かに我が国の医療というのは世界の中でも大変高い水準にあるわけでございます。医療サービス、医療技術、そういう面においては大変高い水準にあるわけでございますけれども、肝心なおひざ元のそういったいわゆる病院内の衛...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいまの大浜先生の御指摘に全く私も同感でございます。  看護婦問題というのは大変大きな問題でございます。特に処遇改善の問題であるとか、昨年の診療報酬におきまして初めて看護の面につきまして目を向けまして、評価をしたわけでございます。いろんな角度からこの...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) もう今さら申し上げるまでもなく、厚生行政は国民の生活に直接関連する大変大きな課題を抱えておるわけでございます。私は、大臣の就任に当たりまして、とにかく国民の皆様方にとってぬくもりのある厚生行政、こういうものを目指していきたい、こういう決意を披瀝させていた...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生も御案内のように、今大変な勢いで高齢化の波が押し寄せておるわけでございます。年金の分野では一人のお年寄りを六人で支えておるわけでございますが、これが三十年後の二〇二〇年には一人のお年寄りを二・一人で支えなければならない、こういうような超高齢化社会を迎...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 福祉関係八法の改正の施行につきましては、これまで都道府県、市町村の御協力を得まして着実に進めてまいったところでございます。実は、去る一月にも全国民生主管部局長会議というものを開催いたしまして、この席で私から直接都道府県に対しましてその取り組みを指示したと...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 残留農薬につきまして、大変国民の皆さん方の間で関心が高まり、また一部の消費者団体の間でこの問題に対する不安をお持ちの方が大勢いらっしゃるということも私は十分に認識をいたしておるわけでございます。  先ほどから局長がお話を申し上げておるわけでございますけ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) この問題につきましては、公衆衛生の第一線の機関でございます保健所で承っておるわけでございますけれども、なお今後周知徹底を行っていきたいと思っております。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私自身、エイズの感染者の方とお会いをいたしましてお話をお聞かせいただきました。一番大きな問題は、やはり死を見詰めながら生き抜いていくということにおいてボランティア活動の支えというものが大変大きいことだ、こういうふうに痛感をいたしたわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の医療施設の体系化におきます特定機能病院及び療養型病床群、こういう名称につきましては、法案の提出に先立ちまして医療審議会の御意見を聞き、また国会での承認もいただいたものでございます。  まず、特定機能病院につきましては、もう専門家の大先輩の先生よく...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 高齢化社会を迎えまして、福祉であるとか医療のあり方、これに対するいわゆる高福祉高負担がいいとかあるいは中福祉中負担がいいとか、いろんな議論がなされておるわけでございます。  平成五年度の社会保障の負担というのは一二・五%でございます。租税負担率を含めま...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) いずれにいたしましても、ただいま先生から御指摘がありましたような問題は、国民の皆様方の御理解とコンセンサスが得られなければならないわけでございますので、これから社会保障のあり方等につきまして情報をどんどん公開をいたしまして、その中で国民の皆さん方の御意見...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私は厚生大臣に就任いたして以来、ぬくもりのある厚生行政ということを一つの柱として掲げさせていただいておるわけでございます。先生御理解いただけると思いますけれども、私どもは自由社会の中で公正な社会の実現を図っていかなければならない。これは言わずもがなのこと...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから、栗原先生の障害者に対する取り組み方、いろいろの大変御勉強なさっていらっしゃるお話をお聞きいたしておりまして、心から敬意を表する次第であります。  御案内のように、国におきましては「国連・障害者の十年」が昨年終了いたしました。そして、ことしか...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 長年にわたってその道一筋の先生に私のような者が申し上げるにいささか戸惑いを感ずるわけでございますけれども、今この水道水源の問題というのは大変大きな問題でございます。国土、建設、両省ともよく御相談を申し上げまして、特に平成十二年以降の水資源の供給のあり方と...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 安全でおいしい水を供給することが今国民の最大の課題となっておるわけであります。  そういう観点に立ちまして、昨年の十二月には、先生御承知のとおり、水質基準の拡充強化を行ったわけであります。そして、平成五年度の予算におきましても、高度浄水施設事業といたし...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 年金制度に関しましては、国民の皆さん方の意識も年々高まってきております。そういう中において、ただいま先生から御指摘がございましたように、より広く国民の皆さん方に情報を提供して、そして必要な制度改正については国民の皆さん方の合意を得ながら進めていかなければ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま幾つかの御提案があったわけでございますが、現在、年金審議会でこういった問題も含んでいただきながら御検討いただいておるわけでございますけれども、要はやはり給付と負担のあり方でございます。そういう観点に立って、いかにして高齢化社会において国民の皆さん...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) お礼奉公という言葉をお聞きしますと、何かいかにも前近代的なようなイメージが浮かぶわけでございますけれども、よくお話を聞いておりますと一面でやはり労働と賃金、こういった側面もまたあることも否定できない事実ではないかと思っております。  いずれにいたしまし...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほども申し上げましたように、個々人の当事者の問題でございましてなかなかつかみにくい問題もございますけれども、奨学金制度、こういうものを通じまして国民の皆さん方の間に誤解がないように今後努力をしていきたいと思っております。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私の持論でございますけれども、いわゆる看護であるとか福祉であるとかそういった面の人材確保というのは、やはり医療で働くとうとさであるとか福祉の現場で働くとうとさ、こういうものを要するに幼いときからいろいろな機会を通じて教えていくということが大切なことではな...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 「国連・障害者の十年」が昨年終わりまして、今後の障害者対策のあり方につきましては、ただいま先生から御指摘がありましたような中心協で意見の具申をちょうだいしたわけでございます。  この中で、障害者の自立と社会参加の促進、こういうようなことが強く訴えられて...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 我が国におきましては、昭和四十五年に制定されました心身障害者対策基本法におきまして、障害者対策に関する国、地方公共団体の責務を明らかにするとともに、障害者の個人の尊厳について規定をしていく、さらに障害者施策の基本的事項を定め、これを柱として障害者対策が進...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま申し上げましたように、今中心協の意見具申を受けまして新たな長期計画を策定中であります。先ほどから各委員の先生方からも御質問がありましたように、大変障害者に対するまだまだ社会の偏見と差別のようなものがあるわけでございますけれども、私どもといたしまし...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生の大変貴重な御意見として謹んで承っておきます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 我が国は法治国家でございますのでそういう中において、勝手にやっているという言葉は大変ぞんざいな言葉でありますけれども、ボランティア的な色彩が大変強くて、大変御苦労なさって地域において一生懸命こういう問題について取り組んでいる方々に対して私も本当に待遇改善...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 現状においては大変そういう厳しいどうしても限られた限界があるわけでございますけれども、先生と私どもが目的とするところはそう違いがないわけでございますので、今後の検討課題にさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ごみの減量化を推進していく立場の厚生省にとりまして大変憂慮すべき事態であると、このように受けとめております。  このような状況を解決するため、各製造業者における再生資源の利用促進が進められるよう、ただいま先生からもお話がございましたように通産省と十分連...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました被用者年金制度間の費用負担の調整に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  制度間調整事業は、公的年金制度の一元化が完了するまでの間の当面の措置として、厚生年金及び共済...全文を見る
03月04日第126回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○丹羽国務大臣 平成五年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明を申し上げます。  平成五年度厚生省所管一般会計予算の総額は十三兆一千七百五十二億円、平成四年度当初予算額と比較いたしますと四千八十二億円、三・二%の増加となっております。国の一般会計予算総額に対し...全文を見る
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○丹羽国務大臣 まず、社会党のシャドーキャビネットの予算担当委員長として、かねてから児童福祉の問題に対して大変御熱心にお取り組みをいただいております細谷先生に対しまして、心から敬意を表する次第であります。  ただいま御指摘がございました保育問題は、御案内のように、女性の職場進出...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどもお話を申し上げたわけでございますが、女性の職場進出が年々大変ふえておるわけでございます。そういう中にあって、保育所の果たす役割は大変大きく、重大になってきておるわけでございます。その一方で、出生率がまた極めて低下をいたしております。そういう中で、私も保育園...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、子供の健康を守るという立場から、児童遊園等の砂場の衛生問題につきまして大変御熱心に取り組んでいただいております坂口先生に対しまして、その熱意に対しまして心から敬意を表したいと思っております。  具体的な問題につきましては、草川先生の方からも御指摘がございま...全文を見る
○丹羽国務大臣 看護職員の確保の問題というのは大変大きな問題となっております。私もこの問題につきましては、ずっと深い関心を持って政治活動の中で取り組んできておるわけでございます。  ただいま局長の方から御答弁を申し上げましたように、養成力の拡充であるとかあるいは就業の促進、さら...全文を見る
○丹羽国務大臣 昭和六十一年に、先生御案内と思いますけれども、国立病院あるいは国立療養所の統廃合計画というものが打ち出されたわけでございます。そのとき、今先生が御指摘なさったような高度医療を中心にやっていくとか、あるいは専門分野の特色のある国立病院・療養所、こういったような位置づ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、ちょっと不勉強で恐縮でございますが、どなたが唯一の被爆国というふうに……。
○丹羽国務大臣 二度と戦争を繰り返してはならない平和への決意としてこのようなことを申し上げたのではないか、このように受けとめております。
○丹羽国務大臣 御指摘の点は今後の検討課題にさせていただきます。
○丹羽国務大臣 国立病院のあり方だと思いますけれども、私どもはまず昭和六十一年に国立病院あるいは療養所の今後のあり方につきまして一つの指針をまとめたわけでございます。今後高齢化社会を迎えまして、また、病気そのものも大変難病であるとかいろいろ複雑な病というものが生じてきている中にお...全文を見る
○丹羽国務大臣 看護体制の確保のことだと思いますけれども、私どもは看護婦職員の確保につきましては、御案内のように看護婦確保法、またその指針に基づきましていわゆる二・八体制というものを確保したい、こういう観点で努力をいたしておるわけでございます。  北海道におきます国立病院あるい...全文を見る
○丹羽国務大臣 問題は看護職員の確保の問題だと思います。そういうような話も実は私も身近で何回となく聞いたこともございます。しかし、いずれにいたしましても、私どもといたしましては、昨年成立いたしました看護婦等人材確保法及びそれに基づきまして作成されました基本指針をもとにして、まずと...全文を見る
○丹羽国務大臣 私的なことで恐縮でございますが、私の身近なところでも実は昨年の夏、やはり寝たきりの年寄りが長期間にわたりまして入院をいたしておりました。基準内病院でございまして、三人の姉妹がかわりばんこに介護をいたしておりました。大変よくしてくださる病院であったわけでございますけ...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生から先ほどから御指摘がございました社会福祉関係の施設にお勤めになるいわゆる社会福祉事業従事者の確保というのは、大変大きな問題でございます。  昨年の六月にいわゆる福祉人材確保法というものを制定いたしました。この人材確保のための基本指針の策定、福祉人材センター...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま局長の方からもお話があったわけでございますけれども、まず公的年金制度というのは世代と世代の支え合いによるものだ、これが個人年金とはまず基本的に異なるんだということを御理解をいただきたいと思っております。  それから、先生の御指摘がございましたように、年金...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから先生が御指摘になっております食品の残留農薬でございますけれども、局長からも御答弁を申し上げましたけれども、一日の摂取許容量、つまり、ADIを超えない範囲で国際的なハーモナイゼーションを図るとの方針でこれまで臨んできたところでございます。  率直に申し上...全文を見る
○丹羽国務大臣 安全でおいしい水道水を供給するということは大変大きな課題となっております。厚生省では昨年の十二月、水質基準の拡充強化を行いました。さらに、平成五年度のこの予算案におきまして高度浄水処理施設関係、三十四億円ほど計上いたしております。こういったことを一つ一つ積み重ねて...全文を見る
○丹羽国務大臣 国連障害者の十年というのが昨年終わりまして、今後の障害者対策のあり方につきましては、先ごろ中央心身障害者対策協議会というところで意見の具申をちょうだいいたしました。この中で障害者の自立と社会参加の促進を一層進めていく、こういうことが強調されたわけでございます。 ...全文を見る
○丹羽国務大臣 個々の医療現場において提供されます医療内容につきましては、これは本来私から申し上げるまでもなく、医師の専門的な判断のもとに行われるものでございますけれども、今先生が御指摘があったようないろいろな被害事例があるということは、私も承知をいたしております。  いずれに...全文を見る
○丹羽国務大臣 いわゆる計画分娩につきましては、医療上必要な場合のほか、あるいは医療機関や妊婦の都合で出産日を調整する場合もある、このように承っておりますけれども、今先生が御指摘のあったような、何か医療関係側の都合によって御批判のあるようなことがあるとするならば、これはちょっと許...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど申し上げましたように、基本的には、私もよくわかりませんけれども、自然分娩が望ましい、こういうふうに考えておりますけれども、医療上の都合によりましてこういうようなことが行われておるということも事実のようでございます。  ただ、医療機関が、先ほど局長の方からも...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから申し上げておるわけでございますけれども、関係団体あるいはよく実情を調査した上で、ひとつそういうような被害者があってはならない、こういうような基本的な認識のもとに取り組んでいきたい、このように考えております。
○丹羽国務大臣 ただいま先生から御指摘がございましたように、CCA処理木材を焼却することによりまして生じます燃え殻であるとかあるいはばいじんにつきましては、昨年の廃棄物処理法の改正におきまして、有害なものについては特別管理産業廃棄物として指定をいたしました。厳しい処理基準を課して...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生御案内のように、公的年金制度は、一定の保険料を拠出した者に対して老齢、障害等の保険事故に該当した場合に給付を行ういわゆる社会保険方式をとっております。国民年金に加入せず、保険料を納付していなかった者に対しては給付を行わない、これがまず一番の基本でございます。 ...全文を見る
○丹羽国務大臣 地方自治体がそれぞれの独自の判断で在日外国人に対しまして手当てを支給していらっしゃる、こういうことでございますが、これはあくまでも公的年金制度とは別なものでありまして、年金制度というのは、先ほどから御説明申し上げておりますように、社会保険方式に基づくものでございま...全文を見る
○丹羽国務大臣 御案内のように、地方自治体というのはそれぞれ独立というものが尊重されておるわけでございます。こういった分野、例えば、先生御案内だと思いますけれども、乳幼児医療についても無料化を行っております市町村などがあるわけでございまして、私どもといたしましては、そのような一つ...全文を見る
○丹羽国務大臣 公的年金制度の根幹そのものを揺るがすようなことについては、私は、先ほどから申し上げておりますように、御理解を賜りたい。  ただ、先生が幾つかの市町村で、市でございますか、こういうようないわゆる手当てを行っておるということで挙げていただいたわけでございますので、そ...全文を見る
○丹羽国務大臣 調査はしたいと思っております。
○丹羽国務大臣 実は私の友人も、私と同年輩で、この間知ったのですけれども、半年前にやはりALSで亡くなりまして、大変私もショックを受けておるわけであります。  いろいろな難しい問題、介護等を含めましてございますけれども、この難病患者さんの置かれた気の毒な状態というものを十分に踏...全文を見る
○丹羽国務大臣 御指摘の市ヶ谷会館での死亡事故につきましては、大変お気の毒な不幸な出来事であります、このように考えております。  一般論として申し上げさせていただきますけれども、ホテルや旅館においては、宿泊客が急病になったときには、一般的にはその外見上の程度はよくわかりませんか...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の北海道の国立病院、医療機関のそもそもの発端は、御案内のように、先ほど部長からも答弁申し上げましたように、国の医療機関というのは定められた予算、定められた定員の枠の中で運営していく、これが基本原則でございます。この基本原則から著しく逸脱しておった。人件費等につ...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生は琵琶湖を抱えていらっしゃる、私も霞ケ浦を抱えておりまして、地域におきまして合併処理浄化槽に対します関心というのは、私どものところでも大変高まってきております。申し上げるまでもなく、文化的な生活を営んでいく上にも欠かすことができないものでございますけれども、先...全文を見る
03月06日第126回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○丹羽国務大臣 社会保険庁の発注のシールの調達につきましては、法令の定めに従いまして慎重に行ってきたところでございますけれども、結果的にこのようなことが起きましたことは、まことに遺憾に存じておるような次第でございます。  この事件の反省に立ちまして、再びこのようなことが起きない...全文を見る
○丹羽国務大臣 話し合いを進めておりますけれども、向こう側のいかんによっては訴訟も辞さない決意でございます。
○丹羽国務大臣 先生御指摘のB型肝炎などうつすおそれがございますいわゆる注射器針、こういう医療廃棄物の不法投棄というものが最近マスコミ等で大きく取り上げられておるわけでございます。  厚生省といたしましては、この事態を深刻に受けとめておりまして、現在、医療廃棄物を含めまして産業...全文を見る
03月09日第126回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 専門家の井上先生から激励を賜りまして恐縮でございます。  御案内のように、公的年金制度というのはいわゆる世代間の支え合いを原則といたしておるわけでございます。高齢化社会におきまして、産業構造あるいは就業構造の変化に耐え得るような長期的に安定した年金制度...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、先生の第一点でございますけれども、今後の医療のあり方でございますが、別な見方から考えますると、我が国の医療費は今二十三兆円になりまして、年間四、五%の伸びをいたしておるわけでございます。課題といたしましては、本格的な高齢化社会、特に二十一世紀におき...全文を見る
03月10日第126回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) お答えいたします。  まず、民間の医療機関でございますけれども、地域医療のために多大なる貢献をいたしておるわけでございますので、その経営の健全化というものは私どもにとって大変重要なことである、このように認識をいたしておるわけでございます。市川書記長から...全文を見る
03月11日第126回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま年金局長から御説明を申し上げましたように、この問題は我が国の年金制度の根幹にかかわる問題でございます。いろいろな事情ということは、それなりに御指摘のことは私も理解はいたしておるわけでございますけれども、しかし現実に任意加入制度のもとにおいて保険料...全文を見る
03月19日第126回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) お答えをいたします。  厚生省関係では水道事業でございますが、地方制度調査会の答申を受けまして、工事総額が一億円以下のものにつきましては知事の認可といたしたところであります。現在、厚生大臣認可でありますのは全体の三・三%でございますが、これは実は、先生...全文を見る
03月22日第126回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) お答えをいたします。  まず、乳幼児の医療費でございますけれども、難病であるとか未熟児であるとか、あるいは障害者、こういうものに対しましての治療、援護につきましては国の方で全面的に無料で行っておるわけでございます。問題は、今御指摘がなされております各自...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ゴールドプランは、御案内のように、国民の四人に一人が六十五歳以上になるいわゆる二十一世紀の高齢化社会においても安心して老後を過ごせる、こういうような観点からこの計画を立てたわけであります。例えばホームヘルパーを十万人確保するとか、あるいはショートステイを...全文を見る
03月23日第126回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) お答えいたします。  国立病院の中で医薬品の代金が滞納、遅納しておるということは私も承知をいたしております。滞納、遅納の原因でございますけれども、やはり国立病院のあり方というものが今厳しく問われておるわけでございまして、国立病院自身がいわゆる経営改善と...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私の手元にある資料は、ただいま部長が申し上げました資料と同じでございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 誠意を持って答えさせていただきたいと思います。お許しいただきます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) お答えをいたします。  本年三月一日現在で把握した限り、百十三施設において医薬品及び器材消耗品の納入に対する未払いが生じております。四月から十一月までに納入された分で四十六億円、十二月に納入された分で五十九億円の計百五億円となっております。この未払い額...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) そういう事実がないように、先生御案内のように、新しく薬価基準の算定方式というものを改めました。それから、いわゆる流通改善というような、いわゆる医療機関の言いなりによって値段が決まる、そういうことを改めるということで流通改善を決めたわけでございますが、そう...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) お答えをいたします。  最近、国立病院もさることながら、民間病院におきましても経営の危機というものが指摘されておるわけでございます。そこで、私どもはその原因がどこにあるのかということで、近々実態調査をすることで今準備をいたしております。いわゆる看護婦さ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) お答えいたします。  国立病院・療養所のいわゆる医薬分業というものは、私は率直に申し上げて、支払いのいわゆる滞納であるとか遅延、こういう観点からではなくて、それとは別に、外来患者の待ち時間を少なくしていくとかあるいは薬の副作用を薬剤師さんがチェックする...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私どもは、医薬分業について基本的に積極的に進めていく、こういうような基本的なスタンスのもとに、わずかばかりでございますけれども、医薬分業が実現しつつあることを先生十分に御承知と思います。  まず医薬分業は、先ほどから申し上げておることでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほども申し上げたわけでございますけれども、これに対しましてはやはり医師、それから薬剤師、患者、この三位一体となって御理解をいただかなければならないわけでございますので、私どもは強力に医薬分業を推進していく決意でございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 児童福祉法においては、「児童とは、満十八歳に満たない者」とされております。
03月24日第126回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 厚生省関係では、水道やいわゆる廃棄物処理施設、こういうものが都市計画に当たりまして不可欠なものである、このように考えております。  これらの施設は、生活環境面からの必要な規制が行われておりますけれども、実際の建設に当たりましては市町村の主体的な判断にお...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) お答えいたします。  最近、いわゆる宅地開発などによって、人口急増地域におきましてなかなか水道やごみ処理の施設の収容能力が追いつかない、大変大きな問題となっておりますこと、私ども十分に承知をいたしております。  今、建設大臣からも答弁がございましたけ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 水道水の給水をめぐって、これまでの住民の方あるいは開発をしている方、新しい住民の方、こういう方が争うということは大変不幸なことでありまして、大変遺憾に思っております。  基本的には、私先ほども申し上げたわけでございますけれども、いわゆる開発に当たっては...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生が先ほどから御指摘なさっております問題については、大変難しい問題でありますし、この問題の解決に向けて全力で取り組んでいかなければならない、このように承知をいたしております。  なお、この平成五年度の予算、御審議をいただいておるわけでございますが、そ...全文を見る
03月25日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○丹羽国務大臣 今回の国保制度の改正は、先ほど局長からも答弁申し上げているわけでございますけれども、大変厳しい状況下にある国保財政の現状にかんがみまして、いわゆる制度の基本的な枠組みに変更を生じない範囲内で、国保財政の安定化と保険料の地域間の格差、地域によっては保険料が七倍も差が...全文を見る
○丹羽国務大臣 私どもの希望といたしましては、夏ごろまでに一つの方向をまとめていただきまして、そして、もしまとまりますならば来年にも国会の方に御審議を賜りたい、このように考えている次第でございます。
○丹羽国務大臣 平成二年の五月二十四日の決議で、三点につきましていろいろ御指摘があるわけでございますけれども、先ほど先生から御指摘がございましたように、国民健康保険制度は、ほかの健保や政管などに比べまして非常に高齢者が多い。これは近年とみに、いわゆる産業構造の変化に伴いまして、自...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま菅委員から御指摘がございましたように、国民の四人に一人が六十五歳以上になるという高齢化社会がやがてやってくるわけでございますけれども、こういう高齢化社会においても、お年寄りが安心して過ごせるような環境づくりというのは大変私は重要な課題である。これから最大の...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから菅先生の提起をお聞きいたしておりまして、全く私も同感であります。  実は、政府は昭和六十一年に策定いたしました長寿社会対策大綱の中においても、いわゆる住宅と生活環境システム、この重要性というものを指摘しておるわけでございますけれども、高齢化に伴いまして...全文を見る
○丹羽国務大臣 御指摘の問題、大変難しい問題でございまして、私どもは三世代同居ということを一つの旗印に掲げておるわけでございますけれども、その一方でいわゆる核家族化が進んでおるということも紛れもない事実でございます。どういうような施策が今後この厚生行政の中で考えられるか、あるいは...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、医療保険を取り巻く状況でございますが、先ほどからお話が出ておりますように、欧米に比べましても三倍ないし四倍のスピードで高齢化の波が押し寄せてきておる。それから疾病構造の変化が挙げられます。さらに、国民の皆さん方の医療のニーズに対する高度化、多様化など大変大き...全文を見る
○丹羽国務大臣 スケジュールにつきましては、先ほども申し上げたわけでございますけれども、今医療保険審議会において御検討を賜っておるわけでございます。夏ごろまでにこれをまとめていただきまして、できることならば来年の通常国会に提出をさせていただきたい。  その中で、いわゆる中心的な...全文を見る
○丹羽国務大臣 まずお許しをいただきたいのは、現在医療保険審議会において医療保険制度について御審議をいただいている最中に、私どもが予見を与えるようなことを申し上げるのは大変失礼である、こういうことで先ほどから申し上げておるわけでございます。  それから、医療と福祉のあり方、これ...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生からも御指摘がございましたように、今我が国の国民総医療費というのは二十三兆円であります。そのうちおよそ三割の七兆円がお年寄りの老人医療費でございます。そういう中におきまして、いわゆる国保のあり方というものが大変大きな問題とたっておるわけでございます。  国保...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから各局長、部長からお話を申し上げておるわけでございますけれども、政管につきましては二週間ぐらい、それから国保についても二週間ぐらいで、先生の御指摘は退院までの間に何とかしてくれ、こういうことでございますか。――当然のことながら、現金給付でございますので、各...全文を見る
○丹羽国務大臣 妊婦の健康診査につきましては、もう先生御案内のように、妊娠の前期と妊娠の後期におのおの一回ずつ医療機関において無料で受診することが可能となっておるわけであります。現実問題といたしまして、先生からも御指摘がございましたように、私どもの調査でも、平成二年でございますが...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、我が国に適法に居住する外国人につきましては、内外人平等の原則に基づきまして、医療保険の給付が行われていることは先生も御承知のことと存じます。  問題は不法に滞在する外国人でありますけれども、実際問題、大変難しい問題を抱えておるわけであります。  まず、こ...全文を見る
○丹羽国務大臣 国民健康保険制度におきましては、先ほどから私答弁を申し上げておりますように、高齢者が大変多いということ、それから低所得者が全体の四分の一を占めておる、こういうようなことで財政基盤というものが極めて脆弱であります。そういうことで、国の方といたしましては、給付費の二分...全文を見る
○丹羽国務大臣 国保制度につきましては、ほかの医療保険制度に比べまして高齢者が非常に多いということ、さらに低所得者が全体の四分の一を占めておる、こういうようなことで財政的に極めて脆弱なわけでございます。こういうような大きな問題を抱えておるわけでございますけれども、国保制度は国民皆...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ―――――――――――――
○丹羽国務大臣 ただいま議題となりました薬事法及び医薬品副作用被害救済・研究振興基金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  難病、エイズ等を対象とする医薬品や医療用具は、医療上の必要性が高いにもかかわらず、患者数が少ないことに...全文を見る
03月26日第126回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 熊本の水俣病訴訟につきましては、国はこれまで本件についての民事上の責任はない、こういうような立場から主張してきたわけでございます。今回の判決はこの主張が認められなかったわけでございます。極めて厳しい判決と受けとめております。  今後の対応につきましては...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) これは先生御案内のように、ゴールドプランというまず大きな柱がございまして、それを身近な市町村に当てはめていくという言葉が適当かどうかわかりませんけれども、住民の皆さん方のニーズにこたえていく、こういうことでございます。  私どもは、平成五年度中に行って...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 高齢化社会におきましても、高齢者の皆さん方や障害者の皆さん方が安心して過ごせるために、医療や福祉のサービスの向上というものが何よりも重要な課題となっておるわけでございます。  先ほどからお話が出ておりますように、厚生省といたしましては平成二年度からゴー...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 叱咤激励を賜ったわけでございますけれども、国の財政も大変厳しい、こういうことでまず御認識をいただきたいと思っております。  ただいま政府委員の方からもお答えを申し上げたわけでございますけれども、今回政管健保で千三百億円に及ぶ繰入減額措置をお願いいたしま...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 全く同意見でございまして、まず本予算を通していただきたい、このように考えておるような次第であります。  今自民党内などにおきましては、大変景気が深刻であるものですから早目にひとつ次の処置を考えていったらどうか、こういう中で議論がなされておるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 平成五年度の厚生省関係予算は十三兆一千七百億円でございまして、国の予算の歳出部分の三分の一を占めておるわけでございます。最も多いのは厚生省関係の予算でございます。その中では、水道、廃棄物処理施設の整備のほか、先ほどから先生が御指摘なさっております特別養護...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 年金制度につきましては、いわゆる国民の皆さん方の理解を得られなければならないわけであります。それから、世代間の支え合いであります。そういう観点に立ちまして、現在、年金制度の現状や課題につきまして国民の皆さん方にできるだけ情報を提供する、こういうような基本...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 我が国は、今や世界に冠たる医療水準を誇っておるわけであります。世界一の長寿国でもあるわけでございますけれども、この我が国の経験を国際医療協力という形で発展途上国に伝えていくということが我が国の国際貢献のあり方の上で極めて重要である、まずこのように認識をい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 歯科医の先生方からも、大変この問題が深刻であるということを私自身も十分承っておるわけでございます。  我が国におきます歯科医師の感染防止対策につきましては、平成元年の四月にHIV医療機関内感染予防対策指針というものを作成いたしました。グローブの着用など...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど先生からもお話をいただいたわけでございますけれども、平成五年度の予算では、前年度のおよそ五倍の百一億円をエイズ対策費として計上いたしております。正しい知識の啓発普及のほか、いわゆる拠点病院の整備、さらに保健所におきまして、カウンセリングは必要でござ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず中央社会保険医療協議会でございますけれども、支払い側、診療側を代表する委員それぞれ八名、さらに公益を代表する委員四名によって構成されておるわけでございます。  診療側につきましては、医師という職能を代表する医師会から推薦された医師五名が委員として御...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 病院の団体も先生御案内のように各種あるわけでございまして、それぞれ例えば全日病の先生方であるとか、あるいは日本病院会、これらの方々もすべて医師会に加入をしておるわけでございますので、ひとつそういうことでお含みを賜りたいと思っております。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 昨年になりますけれども、いわゆる東京高裁で国の責任を認めました判決に対しまして、まず大変厳しく受けとめておるわけでございます。二十年間に及ぶ苦しみをこれ以上引きずらせてはならない、こういったような考え方から最高裁への上告を断念させていただいたような次第で...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 予防接種制度というのは、率直に申し上げまして、伝染病などに対する社会防衛的な色彩が強いものでございます。こうした反省の上に立ちまして、社会環境の変化あるいは医療水準の向上などを考慮いたしまして公衆衛生審議会におきましてこれから御検討を賜るわけでございます...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私がこの場で申し上げることが適当かどうかわかりませんけれども、私自身、個人的に被害者の会の弁護団の何人かからお話は聞いております。  いずれにいたしましても、今後、被害者の声がこういったいわゆる対策の中で反映されるように努力していく決意であります。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 委員会で一つの方向づけを出していただくわけでございますけれども、当然被害者の声というものが今後の予防接種のあり方の上において反映されなければならないわけでございます。私自身も弁護団の方からお話を聞いたわけでございますが、いずれにいたしましても、今度この公...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 政府といたしましては、景気にも配慮いたしましたただいま御審議を賜っております新年度予算案を提出し、御審議をいただいているところでございます。まず新年度予算案の早期成立、早期執行が最優先である、このように考えております。  今般、障害者対策推進本部におき...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) いわゆるデポジット制度でございますけれども、私の地元でございます茨城県のつくば博覧会においてまず実験的に行われまして、つくば方式というものが全国的に知られるようになったわけでございます。その後、自治体といたしましては、やはり地元でございます土浦市において...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 生涯を通じて自分の歯で食生活を楽しめるようにする、こういう観点から三年前から厚生省が歯科医師会などの協力を得まして八〇二〇運動というのを始めたわけでございます。ところが、実際のところ八十歳で自分の歯を持っている方というのは、要するに四本しかない、これが実...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 子供に対するブラッシングであるとか、歯磨きの必要性、励行性はあらゆる機会を通じましてPRしていく覚悟、決意であります。従来より、保健所や市町村における幼児の歯科健康検査や歯科保健指導の際に歯磨きの励行などをお母さん方にも指導しているところでございますけれ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 国立病院や療養所におきます医療機関の役割分担につきましては、昭和六十一年に全体像を決めまして、いわゆる国立病院にふさわしい難病であるとか、がんであるとか、そういった分野を中心にして質的な強化を図っていこうではないか、こういうような観点に立ちましていわゆる...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど局長からも御答弁を申し上げておるわけでございますが、診療報酬につきましては、支払い側、診療側及び国会の同意を得て任命された国民の利益を代表する公益代表、この三者によって構成されている中医協の議を経た上で厚生大臣がこれを定める、こういう仕組みになって...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました国民健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険体制の基盤をなす制度として重要な役割を果たしておりますが、近年における社会経済情勢の変...全文を見る
03月29日第126回国会 参議院 厚生委員会 第4号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、先ほどから年金局長、運営部長から御答弁を申し上げておるわけでございますけれども、公的年金制度はまず世代間の扶養の仕組みをとっておるわけでございます。現在一人のお年寄りを六人で支えておるわけでございますけれども、これが三十年後の二〇二〇年には一人のお...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生御指摘のように、今我が国の高齢化の波は欧米に比べまして三倍ないし四倍のスピードで進んでおる、このように言われておるわけでございます。かつてない超高齢化社会を迎えるわけでございますけれども、このような中においても、いわゆる公的年金制度が国民の老後の基本...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいまも御質問の中でこの問題が取り上げられておったわけでございますけれども、高齢化がさらに進展することを予測いたしておるわけでございます。これに基づきます年金財政の暫定試算に見られますように、将来の保険料率が一層重くなるということが見込まれておるわけで...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 最後に、厚生省の方から申し上げさせていただきます。  企業年金についてのお尋ねでございますが、本格的な高齢化社会を迎えるに当たりまして、老後の所得保障というのは、言うまでもなくまず一義的に公的年金制度がその支柱としての役割を果たさなければならない、こう...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、厚生年金の給付額は、基本的には現役時代の報酬及び加入期間に比例して定まる仕組みになっておるわけでございまして、これについて男女間の差別はないわけでございます。  厚生年金の、今先生が御指摘になっております給付額に男女の差があるということは、これは...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどもずっとお話を申し上げたわけでございますけれども、今先生からも御指摘がございましたように、厚生年金の年金額に男女の差があるということは、まさに年金制度の問題ではなくていわゆる賃金の問題であります。ですから、私がこの問題について直接言及することはいか...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 貴重な御意見として承っておきます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の法律でございますけれども、いわば平成七年の一元化に向けての暫定的な措置としてお願いをいたしておるわけでございますが、今回の法案も五年度、六年度の暫定措置として、鉄道共済に対しましてはいわゆる厚生年金などから九百七十億円の支援をしておると、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の制度改正は、国の厳しい財政状況を背景にいたしまして予算編成の過程で浮上してきたことは事実でございます。  しかし、今回の措置は極めて厳しい国保財政の現状などを十分に考慮いたしまして、例えば財政安定化支援事業を一千億円から二百五十億円増額いたしまし...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど、先生からも、国民健康保険制度のいわゆる高齢者が大変多いという問題であるとかあるいは保険料負担能力の低い低所得者が全体の四分の一を占めておる、こういう問題について御指摘がございました。  財政基盤が脆弱であるということから大変大きな構造的な問題を...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、何と申しましても一元化というのはもう本当に古くて新しい問題であるわけでございますけれども、私どもは一元 化の前にますこの国保制度の安定性を図っていかなきゃならない、こういう観点に立ちまして、実は率直に申し上げまして一元化に向けてのこの国保制度の安...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 国民健康保険制度は、ほかの医療保険制度に比べまして高齢者が大変多いわけでございます。これは先生御案内のように、産業構造の変化に伴いまして、自営業者であるとかあるいは最近では農林漁業の被保険者が年間五十万から百万ぐらい減ってきておるわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、長年にわたりまして、医薬分業問題に大変熱心に取り組んでいらっしゃいます石井先生に心から敬意を表したいと思います。  先ほどから、この問題につきましていろいろな角度から取り上げられておるわけでございますけれども、医薬分業は薬剤師による副作用のチェッ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどからこの質問がなされておりまして、大変歯切れが悪くて申しわけなく思っておるわけでございます。  まず、私があえてここで申し上げさせていただきたいのはいわゆる保険制度の一元化ということでございますが、私は、高額療養費を含めた今の給付率というのが、国...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生御案内のように、国保の問題につきましては、これまでも例えば国保の安定化のために七十歳以上のお年寄りを対象にいたしまして老人保健施設というものをつくりました。各保険者の皆さん方からの御協力をいただいてつくっておるわけでございます。それから、被用者保険の...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから御答弁を申し上げておるわけでございますが、現在医療保険審議会に御検討をお願いしている段階において、私が余り予見めいたことを申し上げることは大変僭越でございますけれども、私どもといたしましてはできることならば平成七年度を目途にして抜本的な改革をま...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、医療保険を取り巻く状況というのは極めて厳しいものがあるわけでございます。高齢化の進展、疾病構造の変化、さらに国民の医療ニーズの高度化、多様化など大きく変化しておるわけであります。  こうした状況を踏まえながら、将来にわたって良質な医療を効率的かつ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどからお話を申し上げておるわけでございますけれども、今国保というものが財政的に極めて脆弱な中で、また地域保険制度の中でも国保制度のあり方というものが大変重要なわけであります。  そういう中において、今回暫定的な措置として二年間こういうような財政安定...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) MRSAを含む院内感染の問題は、患者の医療機関に対する信頼を根底から覆しかねない大変大きな問題であると認識をいたしておるような次第であります。そういう観点に立ちまして、先ほど健康政策局長の方から総合対策について答弁があったわけでございますけれども、今後と...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいまの局長の答弁と重複する部分もあるわけで恐縮でございますけれども、国保を含めた医療保険のあり方につきまして現在医療保険審議会において御検討をいただいておるわけでございます。私といたしましては、公的負担の役割、保険給付の範囲と内容、こういったほかに、...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま局長からもお話がございましたけれども、私どもは地域医療計画というものを策定いたしまして、そしてひとしく国民が医療サービスを受けられるような環境づくりに努めてきておるわけでございます。  特に、先生が御指摘の点は、いわゆる山村であるとか僻地である...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました社会福祉・医療事業団法及び沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  本格的な高齢社会に向けて、国民が健やかで安心して老後の生活を送ることができるよう、お年寄り...全文を見る
03月31日第126回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま外務大臣の方からも御答弁がございましたけれども、私の方でも報道の御指摘のことにつきましては承知をいたしておりますけれども、WHOの監査報告はまだ公表されておりません。私どもの方もこれをまだ見ておらない段階で、コメントは差し控えさせていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど局長から御答弁を申し上げましたのはいわゆる医薬業界の分野でございまして、このシールの問題につきましては昨日判決が下されたようでございますが、まだ私詳細に承知いたしておりませんけれども、反省すべき点があれば十分に反省して襟を正していく決意でございます...全文を見る
04月02日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○丹羽国務大臣 先生からも御指摘がございましたように、薬事法の目的は、国民にとって適正な医薬品等を供給することにより、国民の医療水準、保健衛生の水準の維持向上を図ることにあるは言うまでもないことであります。  最近、国民の医薬品などに対するニーズが大変多様化してまいりました。一...全文を見る
○丹羽国務大臣 診療報酬の改定を行うに当たりましては、これまでも技術料重視の考え方に立ちまして、今先生から御指摘がございました、過剰な投薬につながるのではないかと危惧されております薬づけ医療の是正などに努めるなど、良質な医療の効率的な供給が図られるように努力をいたしておるような次...全文を見る
○丹羽国務大臣 難病対策につきましては、これまでも特定疾患治療研究事業の対象疾病を逐次拡大をしておりまして、本年の一月にはさらに一疾病を追加いたしまして、現在三十四疾病に至っておるわけでございますけれども、今後とも対象疾病の拡大を含めて、難病対策の充実強化に努力をしていく所存でご...全文を見る
○丹羽国務大臣 オーファンドラッグ等の研究開発促進策につきましては、この法案を通じまして初めて二億円の助成金をお願いいたしておるわけでございますけれども、今後とも医薬品機構への補助金の増額を含め、その充実強化に努めていく決意でございます。
○丹羽国務大臣 今回の改正の趣旨でございますけれども、医薬品機構においては、いわゆる画一的な簡素な業務をお願いをする、こういうことがまず第一でございます。厚生省におきましては、当然のことながら、平たい言葉で申し上げますと、その分だけ余力が出てくるわけでございますので、新薬の審査や...全文を見る
○丹羽国務大臣 この問題につきましては、かねてから菅委員が当委員会におきまして御指摘なさっておることを私も十分に承知いたしております。  御案内のように、中央薬事審議会における審議の一層の厳格化を図るために、現在は平成二年四月に改定されました審議会規程に基づきまして、新薬承認申...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、先生の御指摘でございますけれども、使途不明金の問題でございます。医薬品業界は使途不明金が多いのではないか、こういうような御指摘がありましたけれども、私どもが調べたところによりますと、医薬品業界は使途不明金がほかの業界に比べて極めて少ないということをまず御理解...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、当然のことながらでございますが、医薬品につきましては適正な使用を推進していかなければならない、こういうことでございます。  それから、先ほどから菅委員から御指摘がございました中央薬事審議会のあり方でございますけれども、いずれにいたしましても、御疑念を招かな...全文を見る
○丹羽国務大臣 製薬メーカーの社会的な使命、これは当然国民のニーズに合った医薬品であるとか今御指摘の医療機器であるとか、こういうものを供給して、まさに国民の医療あるいは保健衛生の向上に貢献していただく、このようにまず期待をいたしておるわけでございます。  しかしながら、御指摘に...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず先生、エイズの問題を御指摘になりましたものですから、あえて触れさしていただきますけれども、我が国においては、まだエイズの患者、感染者というのは三千人を超えたかどうかということであります。しかし、世界的には、WHOの推計でも一千三百万人を超えておる、こういうこと...全文を見る
○丹羽国務大臣 例えば南方地域における伝染病であるとか、こういった問題が先生が御指摘なさっている点だと思います。私どもは、WHOを通じまして、こういった医療貢献というものについては積極的に取り組んでおるわけでございますが、今御指摘がありましたようなところまでは、残念ながらまだ、最...全文を見る
○丹羽国務大臣 医薬品の国際化の問題だと思いますけれども、先ほど午前中の委員の御質問にもお答えをしたわけでございますけれども、現在、平成三年度で我が国の輸出は四百二十五億円ということで、まだ大変お寒い限りでございます。  しかし、近年我が国のメーカーそのものも、この問題に積極的...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、この問題につきまして、予算委員会で富塚委員の方からマルメ方式について御質問がございました。私は、入院医療管理科承認病院については、病状の安定した老人慢性疾患患者を対象としていることから、いわゆる点滴等の積極的な治療よりも、むしろ介護であるとか看護であるとか、...全文を見る
○丹羽国務大臣 民間病院が大変経営状況が厳しくなっておるということも、私も予算委員会でもたびたび表明いたしております。十分私もその認識は持っておるわけでございます。このため、民間病院の経営の状況につきまして、近く私どもといたしましては調査を行う予定でございます。  どういうとこ...全文を見る
○丹羽国務大臣 エイズの治療法などの新しい開発というものは、一日も早くその実現が望まれておるところでございます。  先生も御案内のように、エイズの治療薬といたしましては、現在AZT、いわゆる感染者の発病を遅延させる、こういうものがあるわけでございますけれども、感染そのものを防止...全文を見る
○丹羽国務大臣 診療報酬の改定に当たりましては、従来より医療経済実態調査を実施をいたしまして医療経営の実態を把握し、物価及び賃金の動向、さらに医療を取り巻く諸状況というものを総合的に勘案するとともに、中央社会保険医療協議会の御審議を踏まえまして、その上で全体として健全な医業経営が...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
○丹羽国務大臣 ただいま議題となりました福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律案につきまして、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  老人や障害者が自立し積極的に社会に参加していくためには、「高齢者保健福祉推進十か年戦略」等に基づく保健福祉サービスの充実とともに...全文を見る
04月07日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○丹羽国務大臣 平成二年六月二十一日の当時の参議院の社会労働委員会で、糸久議員が「救貧対策としての福祉から国民一般を対象とするサービスの普遍化、いわゆる権利としての福祉への転換が求められてきたところである」、こういう中において、当時の津島厚生大臣に対しまして考え方をお聞きしておる...全文を見る
○丹羽国務大臣 今、各省の担当者から御答弁を申し上げたわけでございますが、高齢者や障害者がより住みやすいような町づくり、つまり優しい町づくり、このためのいろいろな施策を進めておるわけでございますけれども、今回、福祉用具の開発促進、こういうようなことでお願いをいたしておるわけでござ...全文を見る
○丹羽国務大臣 ホームヘルパーや訪問看護事業など在宅サービスの推進や、また御提案を申し上げております福祉用具の活用を図るためにも、高齢者に十分に配慮した住環境の整備というのは大変重要なことであるとまず考えております。  このため、厚生省といたしましても、身体機能が低下いたしまし...全文を見る
○丹羽国務大臣 それでは、私の方からまず答弁をさせていただきます。  高齢者や障害者の方々が住みなれた家庭や地域で暮らし続けるための基盤整備として、福祉用具の研究開発及び普及の促進は、先生にも十分御理解を賜っておりますように大変重要な問題と考えております。  これまでも福祉用...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、基本方針についてのお尋ねでございますが、基本方針におきましては、福祉用具の研究開発及び普及の目標及び動向、あるいは相談、展示の場所など、あるいは事業者等が講ずる品質の向上や苦情処理に関する措置などについて規定をすることになっております。今後関係者の御意見をお...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど局長の方から御答弁を申し上げましたけれども、法案を通していただきました後十分に協議したい、このように考えております。
○丹羽国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ―――――――――――――
○丹羽国務大臣 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦傷病者、戦没者遺族等に対しましては、これまで各種の援護措置を講じてきたところでありますが、今回、年金等の支給額を引き上げると...全文を見る
04月07日第126回国会 衆議院 厚生委員会商工委員会連合審査会 第1号
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○丹羽国務大臣 まず、今度の法案の目的でございますが、高齢者や心身に障害のある方々が、地域において身近に福祉用具を見たり触れたり、さらに、必要とする福祉用具の選択や使い方について相談を受けることができるような体制整備をすることであります。  先ほどからお話が出ておりますけれども...全文を見る
○丹羽国務大臣 障害者や高齢者の方々がきょう御審議をいただいております福祉用具を使いやすいような、私は受け皿と申し上げておりますけれども、町づくりは、障害者や高齢者の自立と社会参加を促進するに当たって重要な課題であるとまず考えております。  私的なことで恐縮でございますが、かつ...全文を見る
○丹羽国務大臣 福祉用具につきましては、先生御指摘のように多品種少量生産でございます。このため研究開発コストの回収が大変難しく、製造業が育成されにくい状況であるということは、私ども十分承知をいたしております。  このため、本法律案におきましては、指定法人及び通産省管轄でございま...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回この法律案を提出するに当たりまして、通産省を初め関係省庁とも十分に連絡をとりまして、その上で共管という形で国会の方に提案をさせていただいたわけでございますので、十分な連絡、協力体制を密にしながら、いずれにいたしましても、政府としてこの福祉用具の研究開発及び普及...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから御指摘を賜っておりますように、福祉用具の研究開発につきましては、高齢者や心身に障害のある方々の利用者の生の声、これを十分に生かしていくということが何よりも大切なことである、まずこのように考えておるわけであります。  この法律の制定を機会にいたしまして、...全文を見る
04月08日第126回国会 参議院 厚生委員会 第5号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、衆議院の本会議の関係でおくれてまいりましたことをおわび申し上げます。  有床診療所、中小病院の制度的な位置づけにつきましては、第三次の医療法の策定の大変主要な課題ではないか、まずこのように考えております。  いずれにいたしましても、今後在宅ケア...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 御協力を賜りました平成五年度の予算で、厚生省関係は御案内のように十二兆一千七百億円でございます。このうち医療関係が五兆円、そして年金関係が大ざっぱに言って四兆円でございました。そのほか大変苦しい財政情勢の中で、今御指摘のありましたゴールドプラン、福祉推進...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 本格的な高齢化社会を目前に控えまして、お年寄りが介護を必要とする状態になってもできるだけその地において、生まれて生活をしていた地域において、住みなれた地域で家族の方々あるいは友人の方々と一緒に暮らしていただけるようにするということがお年寄り自身が強く望ん...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 十カ年戦略の推進に当たりましては、国民の皆さん方のニーズや事業の進捗状況などを十分に勘案しながら毎年度ごとに予算編成においてきめ細かく事業量を設定をいたしまして、そして何よりも、実施主体がいわゆる各自治体でございますので、各自治体の御理解を得て柔軟的に事...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今もちょっと申し上げたわけでございますが、あくまでもこれの実施主体というのは地方自治体でございますので、その辺のところを年次ごとに計画をつくってやっていくということが果たして適当なのかどうかということでございます。  先ほどから先生のお話がございました...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま先生からの御指摘がございましたように、訪問看護に従事する職員につきましては、看護経験が大変豊かである、しかし夜勤ができない、家庭を持っている、こういうような方々がたくさんいらっしゃるわけであります。先生からも御指摘ございましたけれども、潜在看護婦...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今後の本格的な高齢化社会に向けまして、医療、福祉、保健、この三つを連携をとりながら、高齢者の方々のそれぞれの心身の状態と申しますか、特性と申しますか、そういうものに応じたサービスを提供していくことが何よりも大切だと、まずこのように考えております。  先...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の指定老人訪問看護事業は、在宅に対する適切なケア体制の確立のために平成四年度から正式にスタートいたしました事業でございますけれども、在宅ケアといたしましては、先ほどから申し上げておりますが、ショートステイ、デイサービス、ホームヘルパー、この三本柱と相...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 民間病院を含む医療機関は地域の医療の中核的な存在でございます。したがいまして、地域住民が良質な医療サービスを享受、受ける、こういう観点からも、いわゆる民間の医療機関の経営の健全化、安定化というものは大変重要なことである、このように私はまず認識をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 高齢者の心身の状況に応じ、最も適切な在宅サービスを提供していくためには、先生御指摘のように保健、医療、福祉の密接な連携がまさに不可欠である、まずこのように認識をいたしております。  このため、市町村が地域住民のさまざまなニーズ、これを的確に把握すること...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 二十一世紀には四人に一人がお年寄りである。こういうことで、先生の今の御指摘にございますけれども、本格的な高齢化社会の到来を目前にいたしまして、お年寄りができるだけ住みなれた地域や家庭で暮らし続けるような環境づくりをすることはお年寄り自身の願いであると思っ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 老人訪問看護制度は、先ほどから私申し上げておりますように、今後の高齢化社会におきます在宅ケアの重要な役割を果たすと考えておりますし、冒頭に先生から決意を私に尋ねられたのでございますが、平成十二年までに五千カ所の整備に向けて最善の努力を尽くすということを再...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 社会福祉・医療事業団と沖縄振興開発金融公庫、これが二本立てでけしからぬということでございますけれども、これは適用除外というようなことではなくて、沖縄につきましては、その土地の沿革、あるいはさまざまな今までの行政的な対応から見ましてこういうような扱いにさせ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) この問題につきましては、当然のことながら沖縄開発庁とも十分に協議いたしましてこのような措置が適当である、こういうような結論を見たので二本立てにさせていただいたような次第でございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ちょっともう一回お願いします。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 健康政策局長の方から御答弁を申し上げましたように、この沖縄振興開発金融公庫というのは医療だけではなくて多岐にわたっている問題でございまして、厚生省だけでこの問題の解決がつく問題ではございませんけれども、今後の大きな検討課題として十分に承っておきたいと思い...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 賃金職員は、国立病院であるとかあるいは療養所なんかにおきまして、決められた定員の枠内で決められた予算で運用していく中でどうしても不足する場合、いわゆる一年ごとに交代をする、こういうような職員の方々を賃金職員と呼んでおるわけでございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 大変難しい御質問でございますが、先ほども公明党の横尾議員からお話がございました。今民間の医療機関は大変厳しい中にあって、ややもすると、国立病院であるとかあるいは療養所であるとか公的病院というものは民間の医療機関の経営状態に比べると大変経営感覚というものに...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 失礼でございますが、今の先生の御質問の趣旨は、要するに老人訪問看護ステーションにおいていわゆる看護婦の常勤化を図るべきだと、こういうことでありますか。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 常勤とパートの賃金の格差の問題ですね。  これは一般論として申し上げさせていただきますならば、例えば看護婦さんで二・八体制の中で要するに昼間も働いて夜勤をするという方、あるいは今先生がおっしゃったような夜勤だけを行う とか、また土曜日、日曜日だけ手薄...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました二法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年医学の進歩に伴い、新しい医療機器が次々に開発されていますが、これらの取り扱いには、既存の医療関係者の業務と隣接する領域のものもあります。  そこで、既...全文を見る
04月13日第126回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 私は、病院に大勢の方々が従事していらっしゃる、それぞれの分野、それぞれの専門知識の中でいろいろな業務に従事なさっておることに対しましては、かねがね心から敬意を表しておるわけでございます。率直に申し上げて、オールラウンドプレーヤーと言われるのは、どちらかと...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど基本的な考え方については申し上げたわけでございますが、臨床検査技師の業務の拡大は、今回の診療放射線技師の場合とはちょっと異なっておりまして、従来の生理学的検査を定める政令に追加する、こういう形で十分に賄っていくことができる、こういうふうに考えていま...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから局長も御答弁申し上げておりますけれども、私どもは、あくまでも国民の健康と医療をどうして守っていくか、まずそういう基本的な視点からこの問題について取り組むべきではないか、こう考えております。  救急救命士の問題につきましては、実は私自身が携わっ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、さまざまな視覚障害を取り巻く問題について大変御熱心に取り組んでいらっしゃいます堀委員に対しまして、心から敬意を表したいと思っております。  一般論でございますけれども、医療の現場には数多くの医療関係職種が設けられておるわけでございます。どの資格一...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) カイロプラクティックの療法等いわゆる医業類似行為でございますが、これにつきましては先ほど委員からも御指摘がございましたように、基本的には昭和三十五年の最高裁の判決を踏まえまして、人の健康に害を及ぼすおそれのあるものは取り締まりの対象となる、それから、人の...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の改正の基本的な考え方といたしましては、医学の進歩などに伴いまして新しく生じてきた義務について、既存の医療関係職種の業務とそれに隣接する領域にあるものについては関係の職種がそれぞれの持つ専門性というものを十分に発揮しながら効率的で適正な業務を行ってい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 四人に一人が六十五歳以上となる二十一世紀の本格的な高齢化社会を控えまして、ゴールドプランなどの円滑な実施を図るために、保健医療サービスを担う看護職員の質面、量面にわたる確保を促進していくことが不可欠である、まずこのように考えております。  これまでも、...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 身分法といいますか、資格法といいますかこの問題は、どちらかというとこれまでの経緯で、政府自身が提出するよりは議員の皆さん方の方から提出をしていただくというケースが間々多かったことも先生十分に御承知いただいていると思います。  私どもは、基本的に必要ない...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今、寝たきりのお年寄りが七十万人、痴呆性のお年寄りがまた百万人いらっしゃる。年間六万から七万の割合でふえ続けておる。そういう中において、どこまで福祉でどこまで医療がきちっと区分するということは非常に難しい問題があります。しかし私どもは、やはり福祉と医療の...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 医療の高度化や専門分化のいろいろな進展に伴いまして、医療の現場では多くの医療関係職種が業務に従事するようになってきておるわけでございます。先ほどから申し上げておるわけでございますけれども、当然のことながら、高齢化や疾病構造の変化に伴いまして、患者が医療に...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) お尋ねの熊本の市民病院の件でございますが、これについて私は詳しい事情は承知しておりませんけれども、新聞で拝見しておる範囲でございますけれども、これは病院側も事実を認めて、言いわけのしょうがないミスである、このようにコメントをしておるようでございますし、ま...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) この千葉の精薄施設の記事を私も拝見いたしております。実態についてはまだどういうようなことなのか十分掌握しておりませんけれども、私ごとで恐縮でございますが、私もちょっと日曜日を利用いたしまして精薄施設に泊まってまいりまして、いわゆる園生、そして保護者の会の...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 昨年は、医療関係従事者の中で、先生が御質問になりました診療放射線技師が二・九%ベースアップいたしました。それから看護婦さんが四・〇%、全体といたしましては二・八七%ベースアップとなったわけであります。それから昨年からでございますけれども、週四十時間体制が...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど先生から御指摘が出されておるわけでございますけれども、放射線の被曝につきましては、診療放射線技師などの医療従事者の被曝はもちろんのこと、患者の被曝につきましてもできるだけこれを低減といいますか低く抑えるということが望ましいということは、これはもう言...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重して努力いたす所存でございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました薬事法及び医薬品副作用被害救済・研究振興基金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  難病、エイズ等を対象とする医薬品や医療用具は、医療上の必要性が高いにもかかわらず、患者数が少...全文を見る
04月14日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○丹羽国務大臣 今初めて聞く話でございますが、公安調査庁の方に聞いてみたいと思っております。
○丹羽国務大臣 今回の取り扱いは、昨年の予算委員会での御議論を踏まえて、十分政府部内において検討させていただいた法解釈論であるということをまず御理解を賜りたいと思っております。  それで、先ほどから審議官の方から経緯等について御説明をさせていただいておりますけれども、御案内のよ...全文を見る
○丹羽国務大臣 いずれにいたしましても、行政を担当する者の心構えといたしましては、法律を厳正に執行していくということがまず第一であります。今回のことを重く受けとめまして、今後このようなことが起きないように、とにかく戦争という悲惨な結果の中で生じた混乱であって、私どもが深く遺憾の意...全文を見る
○丹羽国務大臣 それでは、加藤先生に改めて答弁をさせていただきます。  三十年有余にわたって誤った解釈をしていたことに対し、心から遺憾の意を表したいと思っております。今後二度とこのようなことが起きないよう、厳に戒めていく覚悟でございます。なお、さまざまな未解決の問題につきまして...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから審議官から繰り返し御答弁を申し上げておるわけでございますが、援護法は恩給法と同様に、対象者を日本の国籍を所有する者、これに限定をいたしておるわけでございます。そういう中で、韓国との間では昭和四十年に日韓協定が締結されまして、補償の問題は法的にはすべて解決...全文を見る
○丹羽国務大臣 承知いたしております。
○丹羽国務大臣 補償の問題につきましては、先ほどから御答弁を申し上げておるわけでございますけれども、私どもは既に解決済みだ、こういう考え方に立っておるわけでございます。  いずれにいたしましても、我々の先達たちによって大変悲惨な体験を強いられた韓国の方々を初め朝鮮半島の方々、さ...全文を見る
○丹羽国務大臣 法的にはすべて解決いたしておる、こういうことであります。
○丹羽国務大臣 繰り返してで恐縮でございますが、これは韓国国内の問題としてとらえておるわけであります。国と国との取り決めによって、この補償の問題というのは既に決着がついておるわけでございます。  ただ、そういった立場を離れて、私どもが今後、国としてではなくて、いろいろな形におい...全文を見る
○丹羽国務大臣 加藤委員の御指摘は、御意見として承っておきたいと思います。
○丹羽国務大臣 ただいま審議官の方から御答弁を申し上げたことの範疇でございますが、いずれにいたしましても、今直ちに障害者の範囲を拡大するということは、現実問題として大変不可能ではあると思いますけれども、現に認めておる中において柔軟な対応ができないかどうか、今後検討してみたいと思っ...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから御答弁を申し上げておるわけでございますが、日韓問題については既に補償については解決済みである、こういうことでありまして、条約によって決められたものについて、この問題について私どもの方から何らかの方針を打ち出すということは、現実問題として、韓国国内の問題に...全文を見る
○丹羽国務大臣 台湾の問題につきましては、先生御承知のように、今国交が我が国との間で結ばれておらないわけでございます。そういう経過の中において、国交が断絶をいたしました時点、その以降におきまして、いわゆる特定弔慰金というものを一人当たり二百万円、あくまでも人道的立場からお支払いを...全文を見る
○丹羽国務大臣 いろいろな経過がありまして混乱も生じたことは、私先ほどからさきの委員にも申し上げたわけでございますけれども、私どもといたしましては、将来にわたってこの援護法の解釈が揺るぎないためにも、今後はひとつ国籍要件というものを大前提としながらこの問題に取り組んでいく決意であ...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから草川委員のさまざまな御提起を拝聴いたしまして、私なりに大変勉強させていただいたような次第であります。  ただいまございました傷病恩給の請求でございますが、私から申し上げるまでもなく、まず一般論として申し上げさせていただきますけれども、請求に当たりまして...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、半世紀経過をいたしまして、なお変わらないソ連抑留中死亡者の方々の御遺族の心情、心中をお察し申し上げますとき、言葉には言い尽くせない哀惜の情を禁じ得ないものでございます。国といたしましても、この問題に誠心誠意取り組んでいくことが私どもの重要な責務である、このよ...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま議題となりました社会福祉・医療事業団法及び沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  本格的な高齢社会に向けて、国民が健やかで安心して老後の生活を送ることができるよう、お年寄りの保健、医...全文を見る
04月16日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○丹羽国務大臣 寝たきりのお年寄りの皆さん方が、家庭や地域社会においてできるだけ自立をして生活ができる環境整備をするということは大変これから重要な問題である、まずこのように考えているような次第でございます。  先ほどから先生からも御指摘がなされておるわけでございますけれども、在...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず最初に、ちょっと僭越と思いますけれども、今先生は超高齢化社会、こういうふうにお呼びになったわけでございます。その前の加藤委員の方で、高齢化社会じゃなくて長寿社会ではないか、こういうような御指摘があったわけでございますので、私なりに整理させていただきますならば、...全文を見る
○丹羽国務大臣 いずれにいたしましても、お年をとって障害者になったことに対して、大変お気の毒であるという気持ちを申し上げたわけでございます。  いわゆる受給権が発生しておるわけでございますし、年金制度的に見ますると大変難しい問題が多々あるわけでございますけれども、ただいま年金局...全文を見る
○丹羽国務大臣 まさに年金制度の根幹にかかわる問題でございまして、社会保険方式をとっております現行の年金制度の根幹にかかわる問題として、どのような道があるかどうか模索をしていきたい、このようなことであります。
○丹羽国務大臣 先生の御提案は、保健、医療、福祉のネットワークづくりのためには健康カードが重要であるのだ、こういうことだと思いますけれども、カードを利用して国民の一人一人が自己の健康管理に役立てていくには、まさに保健医療・福祉のサービスを連携しながら提供していく、こういうことが有...全文を見る
○丹羽国務大臣 老人訪問看護制度は、開業医による訪問診察とともに、今後の高齢社会におきます在宅ケアの車の両輪として大変重要な役割を果たすことになるのではないか、まずこのように考えております。  いろいろな御提言を賜ったわけでございまして、中にはなかなか難しい問題もございますけれ...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重  いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
○丹羽国務大臣 ただいま議題となりました母子及び寡婦福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  母子家庭及び寡婦は、経済的状況が不安定なこと等から、自立促進が課題となっているところであります。  こうした状況を踏まえ、都道府...全文を見る
04月20日第126回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 私には、大都市への人口集中と水資源の問題についてのお尋ねでございますが、御指摘のとおり大都市圏での水道水の供給が大きな課題となっておりますが、供給能力によって居住などを制限することは、現実的にはなかなか難しいのではないかと考えております。したがいまして、...全文を見る
04月20日第126回国会 参議院 厚生委員会 第7号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから、専門家である今井先生から、医療資源の有効な活用について大変大所高所から御質問を賜っておりますことに対しまして、まず心から敬意を表する次第であります。  インターフェロンにつきましては、御案内のように、私も個人的にちょっと先生のお考え方をお聞...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 本格的な高齢化社会を目前に控えまして、時代の要請にこたえるべく、厚生行政の推進に全力を挙げていくことをまず申し上げる次第でございます。  ただいま業務行政につきましては御指摘がございましたように、今回の薬事法の改正を契機にいたしまして、医薬品の品質、有...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 近年、国民の医薬品等に対するニーズが大変多様化いたしておるわけでございますが、その一方で、医薬品産業においてもいわゆる新薬の開発により多くの資金がかかる、こういうことでありますし、また、資金のみならず大変な月日を要する、期間が必要とされる、こういうことに...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど来、オーファンドラッグの今回の法律の目的につきましては御審議で局長あるいは審議官からお話をさせていただいておるわけでございますけれども、オーファンドラッグの開発の促進策として、今回は助成金の交付ということでとりあえず半年間で二億円ということ、まあほ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 新薬の臨床試験においては、被験者の人権保護はまず十分に配慮していく必要がある、このように考えておる次第でございます。  ただいま先生は、人権保障を尊重するというヘルシンキ宣言を持ち出されたわけでございますけれども、私どもといたしましても、このヘルシンキ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の改正は、医療上の必要性の高い希少疾病用医薬品などの研究開発を促進していく、これが今回の改正の主な目的でございますけれども、そのために品質、有効性及び安全性、臨床試験の被験者の人権保護の確保がおろそかになるようなことがあってはならないということは、先...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今後の高齢化社会におきまして、お年寄り自身が長年住みなれた家庭で医療を受けるという在宅医療は、お年寄り自身の願いでもありますし、大変重要なことではないか、このようにまず考えておるような次第でございます。  在宅医療を進める中で、地域の薬局が医療機関と十...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私が厚生大臣に就任をいたしましてから間もなくこの東京高裁の判決が出たわけでございますけれども、私は、これ以上苦しみを引きずっていくことは耐えがたい、こういうようなこともございました。厚生省といたしましても、これまで予防接種の行政に努めてきたところでござい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) MMRワクチンにつきましては、御指摘のとおり、さらに安全で有効なワクチンを生み出すことが大変急務である、このようにまず認識をいたしております。このため現在、より安全なMMRワクチンが選択できるよう、厚生省の改良ワクチン研究班などにおいて、ワクチンの専門家...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 予防接種の実施に当たりましては、先生の御指摘のとおり、副反応被害ができる限り発生しないように、現場の予診の徹底や予防接種による副反応の情報提供などを積極的に行っていくことが極めて重要である、このようにまず考えております。  今後の予防接種制度の見直しに...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず御理解を賜りたいのは、医薬品の品質、安全性及び有効性を確保していくことは業務行政の基本でございます。これまでと同様に厳正に行ってまいりたいと思っております。  一方で、国民が真に必要としております医薬品を迅速に提供していくことも業務行政の重要な責務...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦傷病者、戦没者遺族等に対しましては、これまで各種の援護措置を講じてきたところでありますが、今回、年金等の支給額を引...全文を見る
04月21日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○丹羽国務大臣 まず、参議院の本会議で遅参してまいりましたことをおわび申し上げます。  母子家庭は現在、若干ふえる傾向にございまして八十五万世帯でございます。それから、寡婦の方々は百四十万人ということでございます。これらの方々は、さまざまな面におきましてハンディを背負って生活し...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、母子相談員でございますが、母子家庭の母や寡婦の自立のために大変大きな役割を果たしておるわけでございます。先ほどから御議論をいただいておるわけでございますが、現在全国で、平成三年でございますが、千百人の方が働いているわけでございます。常勤が三百三十人、非常勤が...全文を見る
○丹羽国務大臣 かつての医療現場というのは、医師と極めて限られた医療従事者、こういうことでございましたけれども、近年、医療の高度化さらに専門化が進みまして、多くの医療関係者が医療の現場で従事するようになってきておるわけであります。こうした中で、患者の求める良質でかつ適切な医療を提...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の改正の基本的な考え方は、医学の進歩などに伴いまして新しく生じてまいりました業務について、既存の医療関係職種の業務と隣接する領域にあるものについては、関係の職種がそれぞれの持つ専門性を生かしながら、効率的でかつ適正に業務の相互の乗り入れを行っていこう、こういう...全文を見る
○丹羽国務大臣 私も先生の考え方に賛同をするものでございます。  基本的には、医療が日進月歩で進歩してまいりまして、新しい器械やまた業務の範囲が広がってくるわけでございますが、そのたびごとに新しい資格制度を設けて行うよりは、なるべく既存の資格においてそれに対応していった方がより...全文を見る
○丹羽国務大臣 准看護婦の問題でございますけれども、この問題については長い間いろいろ議論を行ってきております。今、吉井先生の方からも御指摘がございましたように、関係者の間でもさまざまな意見がございまして、率直に申し上げてなかなかまとまっておらないというのが現実でございます。  ...全文を見る
○丹羽国務大臣 私もどちらかというと女性を大変尊重する立場でございますし、また、最近の時代環境、時代の流れ、こういうものから考えますると、女性のみを対象とすることに対しまして先生から御指摘があったことは、大変重く受けとめております。  今回はこういったような形で出させていただい...全文を見る
○丹羽国務大臣 父子家庭というのは実は十七万世帯おりますが、年々増加の傾向にございます。先ほどから御答弁も申し上げておるわけでございますが、経済面では概して、概してでございます、母子家庭に比べまして余裕があるわけでございますが、育児や家事の面でいろいろ苦労がある。そういうことで、...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、乳幼児の健康につきましては、生涯を通じて健康な生活を送る上におきまして大変重要である、そういうことで、先ほどからお話が出ております三歳児の健康診査など各種の保健事業というのを行っておるわけでございまして、今後ともこういった施策の推進を行っていきたいと思ってお...全文を見る
○丹羽国務大臣 出生率の問題にも絡んでこの話を御提案なさっていると思いますが、出生率が現在一・五三ということで、私ども大変深刻に受けとめております。その原因といたしましては、最近の傾向といたしまして、とにかく結婚しない女性が非常にふえておる。しかも男性、女性とも晩婚化が大変進んで...全文を見る
○丹羽国務大臣 人工内耳につきまして先生から御紹介をいただきましたこの「よみがえった音の世界」、私も読ませていただきまして大変感動を受けたわけでございます。難聴の方々の大きな福音となっていることへの認識を新たにいたしたわけであります。  現在、全国で二十七カ所ある難聴幼児の通園...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、母子家庭八十五万世帯、寡婦百四十二万人の方々は、いろいろな面でハンディを背負いながら生活をしておるわけでございますので、私どもはその生活の安定と向上を図るために努めていかなければならない、このように考えているような次第でございます。  母子及び寡婦福祉資金...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ―――――――――――――
○丹羽国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ―――――――――――――
04月22日第126回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 乳幼児の医療の無料化についてのお尋ねでございますが、乳幼児の健虚を守り、増進させるため、厚生省といたしましては、これまで三歳児健康診断などさまざまな保健指導を行ってきております。医療費につきましては、医療を受ける者と医療を受けない者とのバランスという観点...全文を見る
04月22日第126回国会 参議院 厚生委員会 第8号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 本格的な高齢化社会を控えまして、高齢者の方々や心身障害者の方々がこれまで長年住みなれた地域や家庭などで安心して暮らし続けるとともに、できるだけ自立をして積極的に社会に参加していく、こういうことを可能とするために、高齢者保健福祉推進十カ年戦略、いわゆるゴー...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど、冒頭申し上げたわけでございますが、政府といたしましては、長寿社会対策大綱の閣議決定及び高齢者保健福祉推進十カ年戦略の長期展望に立って着実にその推進を図っていくことが大変重要なことである、こう考えておるわけであります。  こうした施策の主たる根拠...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 福祉用具の研究開発を進めるに当たりましては、もとより高齢者や心身に障害のある方々の利用者の、先生今末端のとい うお言葉をお使いになりましたけれども、利用者の御意見、御要望などを生かしていくことが極めて重要である、このように考えております。  こういう...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、かねてから公明党がこの問題に大変熱心に取り組んでいらっしゃったことに対しまして心から敬意を表したいと思います。  高齢者や障害者が住みなれた家庭や地域で暮らし続けるために、その環境整備の一つとして福祉用具の研究開発、普及促進というのは大変重要なこ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 補装具や日常生活用具の新規種目の導入に当たりましては、これまでも障害者団体などの御要望をお聞きいたしております。また、身体障害者福祉審議会の中に障害者の代表四人を初めとする学識経験者、さらに補装具の製作作業者などを委員とする補装具の小委員会を設けて、補装...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、寝たきりのお年寄りが今全国で七十万人を超えておる、こういう中でございますが、基本的に私どもは、施設の面においては特別養護老人ホームでかるとか、あるいはそのほか病院と老人ホームの中間的な位置にあります老人保健施設であるとか、こういったような施設面の充...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました母子及び寡婦福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  母子家庭及び寡婦は、経済的状況が不安定なこと等から、自立促進が課題となっているところであります。  こうした状況を踏ま...全文を見る
04月26日第126回国会 衆議院 決算委員会 第9号
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○丹羽国務大臣 先生御案内のように、今我が国では寝たきりのお年寄りが七十万人おります。それからお気の毒なことに、痴呆性にかかったお年寄りが百万人いらっしゃる。合わせて百七十万人くらいこういう立場の方がいらっしゃるわけでございます。しかも、年間六万人か七万人くらいふえておる。  ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、ごみの量でありますけれども、一人の人間が一日に排出するごみの量は一キログラムである、こう言われております。それで、今最終処分場が七、八年で全部埋め尽くされるのではないか、先生から先ほど来御指摘を賜っておりますように、実は大変深刻な問題でございますので、まず、...全文を見る
○丹羽国務大臣 この東京高裁の判決は、私が厚生大臣に就任をいたしました直後に判決が下されました。いずれにいたしましても、東京高裁の判決は、国の責任を認めました大変厳しいものでございました。  私といたしましては、被害者の方々あるいは家族の方々が二十年にわたる苦しみ、痛み、こうい...全文を見る
○丹羽国務大臣 さきの大戦では、国民のすべてが戦争による何らかの犠牲を強いられておるわけであります。  法律論として申し上げさせていただきますならば、戦争などいわゆる高度的な政治判断に要する行為につきましては、法律上は国の責任は成り立たない、こういうことでございますが、政府とい...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから御答弁申し上げておるわけでございますが、私ども原爆の残酷性というようなものを決して是認をしておるわけではございません。あくまでも私どもは一般論としていわゆる戦争におけるさまざまの犠牲、このことに着目して申し上げておるわけでございます。ただ、原爆につきまし...全文を見る
○丹羽国務大臣 原爆死没者に対する個別補償でございますが、戦争による国の不法行為は責任が成り立たない、先ほど申し上げたわけでございますけれども、こういった問題であるとか、さらに、ほかの戦争犠牲者の均衡、こういった基本的な問題を抱えておるわけであります。そういうことから、ただ、原爆...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま局長から御答弁を申し上げましたように、多くの議会においてこういう制定決議が行われておることは事実として承知いたしておりますけれども、国民の合意がこれによってなされているかどうかということにつきましては、大変主観的な判断もあるわけでございますので、一概に、こ...全文を見る
○丹羽国務大臣 それはそれとして大変重いものと受けとめております。
○丹羽国務大臣 この援護法につきまして賛同の署名を受けている方々に私自身からいろいろ援護法の内容等について御説明を申し上げましたら、中身をよく十分に御理解をいただかないで賛同している方もいらっしゃる、これも紛れもない事実でございまして、その辺のところは大変難しい問題ではないかな、...全文を見る
○丹羽国務大臣 私は、あくまでも一般論として申し上げたわけでございまして、例えば援護法でうたわれております原爆死没者の遺族に対しても補償を行うこととか、あるいは被爆者全員に障害の有無にかかわらず年金を支給することとか、こういうことを私自身が御説明を申し上げたとき、そういうことは私...全文を見る
○丹羽国務大臣 都議会においてもそのような決議をなさっていらっしゃる、こういうことから御質問いただいたと思っておりますけれども、東京大空襲で私の関係者も多数亡くなっておりますけれども、それが軽くて、そして広島においてあの残酷な、残虐ないわゆる原子爆弾によって犠牲者になった方が重い...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生の御主張、御意見、それは十分に私ども承っておりますけれども、私どもも、先ほどから先生から御指摘がございましたように、東京大空襲において被害を受けた方々、それによる死とそれから広島の原爆による死、それによって死の重い軽い、こういうことを論ずること自身が大変難しい...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから私が御答弁、さらに局長が申し上げておるわけでございますけれども、戦争というものは、これはもう大変、だれがいいとか悪いとか、そういう問題ではない状態でありまして、先ほど、すべてがひとしくと局長が御答弁を申し上げたらおしかりを受けたわけでございますけれども、...全文を見る
○丹羽国務大臣 私も実はまだ正確な判決文は読んでおらないわけでございますけれども、これは、被告は秋田県の福祉事務所でございます。御案内のように、生活保護世帯のいろいろな指導につきましては、ケースワーカーの方々がそれぞれ実情に応じて個別的に指導をして適正化を図っておる、こういうこと...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず御理解を賜りたいのは、この生活の保護者が指摘をしておりました医療の問題であるとかこういった問題については、医療費補助という制度がございます。それから、我が国の医療体制については十分満たされておる、これに対する問題につきましては、十分に環境は整っておるということ...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは個々の個人個人のケースの問題でございまして、そういった問題、いわゆるプライベートの問題につきまして私どもがとやかく申し上げることは適当でないと思っております。
○丹羽国務大臣 いずれにいたしましても、そのような過ちがないよう今後十分に注意していきたいと思っています。
○丹羽国務大臣 秋田県におきます生活保護世帯の問題が大変大きな社会的な問題として取り上げられて、先生も御指摘のように、いろいろな報道機関において取り上げられておりますことを私ども十分に承知いたしております。  先ほどもお話を申し上げたわけでございますけれども、体が不自由な方で生...全文を見る
○丹羽国務大臣 私のところも大勢の肉親ががんで亡くなっておりますし、私も人一倍この問題については関心を持っております。  政府といたしましても、これまでがん十カ年戦略、こういう中で着実に実効を上げつつあるわけでございますけれども、国民にとって最も関心のある、そして今先生から御指...全文を見る
○丹羽国務大臣 長年にわたってこの問題について大変問題提起をなさっていらっしゃいます先生のお話をお聞きいたしておりまして、私もちょっと不勉強でまことに恐縮でございますけれども、一般論として申し上げさせていただきますならば、新たな歯科材料の保険導入に当たりましては、当然のことながら...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、これは歯科材料を含む医療用具の承認でございますけれども、当然のことながら、先生に再三御指摘いただいております安全性、さらに品質、有効性、こういうものをきちんと確保しなければならない。そのために、必要な資料というものをそろえまして、個...全文を見る
○丹羽国務大臣 薮仲先生から多方面にわたっての歯科医療のあり方について御指摘を賜ったわけでございます。いずれも大変大きな問題であり、真摯に受けとめまして、いずれにいたしましても、国民にとって安全で安心できるような歯科医療の充実のためにさらに頑張っていく決意でございます。
○丹羽国務大臣 年福事業団の融資を受けて住宅を設置あるいは整備する民法法人でございますので、当然のことながら良質で割安な住宅を年金の被保険者に提供する、こういう基本的な公益目的を持っておるわけでございますけれども、日本分栄協会につきましては、先ほど来寺前委員から御指摘がありました...全文を見る
05月11日第126回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、中国からの強制連行の事実関係については、先ほど政府委員から御答弁を申し上げておるわけでございまして、十分にまだ把握し切れない部分があるようでございますけれども、そのような事実があって、戦時中に中国の方々が強制連行されまして、被爆されたということがご...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま私から申し上げましたように、そういうような事実が確認されれば、前向きに最大限誠心誠意で対処していきたい、このように考えております。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 従軍慰安婦の問題につきましては、今政府の関係当局が鋭意検討をしておる、このように承っておるような次第でございます。  いずれにいたしましても、この戦争を通じて各方面、各国に対しまして、多大ないわゆる犠牲といいますか言葉には言い尽くせないような犠牲を強い...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 御案内のように、さきの大戦において三百万人余もの方々のとうとい犠牲、失われたことに対しまして、私どもこのような過ちを再び起こしてはならないと、まず平和への決意を新たにいたしておるような次第でございます。  厚生省といたしましても、これまで戦後一貫いたし...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生からただいま御指摘を賜りましたように、戦後半世紀を迎えようとしておるわけでございますけれども、ただいま御指摘のあったようなソ連の抑留中の死亡者の遺骨収集の問題であるとか、あるいは墓参の慰霊事業であるとか、さらに先ほどから御議論を賜っております中国残留...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 戦争という非惨な結果、さまざまな問題がきょうも午前中からいろいろ御指摘されておるわけでございまして、そういう中で私どもが予期し得ないようなことが、またその当時わからなかったようなことが次から次へと生じてきておる。こういう中で、私どもは、基本的に私どもがで...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 毒ガス障害者の救済措置は、限られた地域における限られた対象者の救済であります。したがいまして、立法措置によらない行政上の措置として行っていくことの方が私は現実的な対応策ではないか、こう考えております。  先ほどから御質問いただいております旧陸軍の造兵廠...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、戦没者追悼平和祈念館でございますが、先ほど来審議官からも御答弁申し上げておるわけでございますが、戦没者を追悼する気持ちを新たにするとともに、戦争の悲惨さと戦中戦後を通じての国民の生活の労苦、悲惨さ、こういうものを後世代に伝えて、再びこのような過ちを...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 身元引受人でございますが、日本に永住帰国いたしました身元が未判明な孤児世帯の方々が、帰国をいたしましてから四カ月間所沢にございます定着促進センターでの研修を修了いたしました後、定着先におきまして日本におきます日常生活の相談や助言を親身になって行っていただ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 身元引受人の方は、先ほど来先生からも御指摘がございましたように、大変重要な役割を担っております。ボランティアの方々が中心となって、親身になって御相談、御指導を賜っておるわけでございまして、これらの御苦労に対しまして心からまず感謝の意を表したいと思っており...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま年金局長の方から御答弁を申し上げさせていただいたわけでございますけれども、この沖縄の問題につきましては大変いろいろ難しい問題もございます。そういう中で、昨年の十月に、まず沖縄県が要望しておりました遡及の適用につきましては、御理解を賜りまして適当で...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 中嶋事務局長でございますが、マニラのWHO西太平洋地域事務局長などを経まして、大変経験の長い方でございます。当初は御自身の意思によりまして事務局長に立候補したわけでございますけれども、私どもといたしまして、今回の選挙におきまして事務局長のこれまでの実績を...全文を見る
05月13日第126回国会 参議院 厚生委員会 第10号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 保育対策につきましては、各方面からさまざまな御意見が出されておるわけでございます。  今先生が御指摘の保育料の問題でございますが、これは御案内のように、収入に見合って御負担をいただいておるわけでございますけれども、高収入の方の間でもちょっと保育料は高過...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 母子家庭は、若干ふえる傾向にございまして、現在八十五万世帯でございます。それから、寡婦の方々は百四十万人ということでございます。いずれにいたしましても、これらの方々はさまざまな面におきましてハンディを背負いながら一生懸命強く生き抜いておるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 冒頭、先生から、先生御自身が母子家庭や寡婦体験ということで大変関心を持って拝聴させていただいておったわけでございます。母子家庭や寡婦の方々はそれぞれハンディを背負って生活しておるわけでございますが、先生のように大変明るく前向きにたくましく生きていらっしゃ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど横尾委員の方からも御質問の中で出されていたわけでございますが、母子家庭や寡婦の方々は大変まじめな方が大勢いらっしゃるということで、貸付金の返還が九五%、九七%という大変高いものがあるわけでございます。こういう中で、寡婦福祉資金につきましては、平成三...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の秋田地裁におきます原告の加藤鉄男さんという方は、新聞報道やあるいはテレビ等で大変大きく扱われたわけでございますけれども、将来への不安から生活費を極端に切り詰めて蓄えておられたということでありまして、個人的に感じますことは、まことにお気の毒で胸が痛む...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、生活保護では最低生活を保障するとともに、被保護者の自立の意欲、今少年のお手紙を拝聴して思ったわけでございますけれども、当然のことながらこういうような向上心など自立の意欲、こういうものも大切にしていかなければならない、まずこう考えております。ただ、申...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 大変難しい問題でございます。  まず、その少年の前にぜひとも御理解をいただきたいのは、秋田地裁の判決でございますが、私ども、先ほども申し上げたわけでございますけれども、この判決に対して控訴をしなかったのは、貯蓄を認めたということではなくて、高齢者である...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 福祉資金の貸付制度のあり方そのものでありますが、当然のことながら時代の変遷とともに変えていかなければならない。いわゆる母子家庭における需要者は多くて、寡婦家庭が少ない、そういう中で今回こういうふうな統合をお願いしたわけでございます。  私も午前中御答弁...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
05月14日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○丹羽国務大臣 まず、人口構成の話でございます。  鈴木委員の方からは人口構成の分野でお話があったわけでございますが、年金の分野でございますと六人で一人のお年寄りを支えておる、これが現実でありますが、三十年後には二人で一人のお年寄りを支えなければならない大変深刻な超高齢化社会を...全文を見る
○丹羽国務大臣 五年ごとの財政再計算というのは、御案内のように、年金は毎年物価スライドで上がっていくわけでございますが、そのほかに、いわゆる年金水準の見直しそのものも行っていくわけでございます。私ども、それと同時に、今回は、先ほどからお話がございますように、いわゆる支給開始年齢の...全文を見る
○丹羽国務大臣 まずボランティアの件でありますけれども、私もかねがね、これからのマンパワーということではなくて、国民の皆さんお一人お一人がこういう問題について大変深い関心を持って、御理解をいただくということが何よりも高齢化社会を生き抜いていくために必要じゃないか、お互いに助け合う...全文を見る
○丹羽国務大臣 国立病院・療養所の再編成の計画でございますが、御案内のように、昭和六十一年に作成をいたしました。全国二百三十九カ所ありますものを百六十五カ所に再編成しよう、こういうものでございます。その実施に当たりましては、先生からも御指摘がございましたように、地元の関係者と十分...全文を見る
○丹羽国務大臣 さきの大戦においては数多くの悲惨な状況が生まれたわけでございます。朝鮮半島におきましても大変御苦労をおかけしたわけでございます。私どもは再びこのような過ちを繰り返してはならない。アジアを初めとする世界の国々に対しまして平和への誓いを新たにいたすものでございます。 ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、前段のいわゆる朝鮮半島の軍人軍属の名簿等の問題につきましては、先ほどから審議官からも御答弁を申し上げましたように、できるだけ私どもは韓国政府に対しまして名簿を引き渡すということが誠意のあらわれである、このように考えておるような次第でございます。  それから...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、この年金問題につきまして、前回の厚生一般のときも柳田委員が取り上げられました。大変御熱心にこの問題に取り組んでいらっしゃることに対しまして、心から敬意を表する次第であります。  率直に申し上げて、いろいろな問題点がありまして、現在年金審議会において御検討を...全文を見る
05月20日第126回国会 衆議院 本会議 第28号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 志賀議員御指摘のとおり、我が国の医療費は、高齢化社会も相まって、平成五年度には二十四兆円を突破することが見込まれております。  この十月にも発足予定の医療経済研究機構では、膨大な医療費を経済的、科学的な手法によって解明し、御指摘のような寝たきりのお年寄...全文を見る
05月21日第126回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○丹羽国務大臣 まず、支給開始の年齢の問題でございますが、平成六年の財政再計算時におきまして厚生年金の支給開始の問題は避けて通れない問題、このように認識をいたしておるような次第でございます。  と申しますのは、私からもう申し上げるまでもなく、年金というのは賃金水準と支給開始年齢...全文を見る
05月24日第126回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○丹羽国務大臣 ごみについてのお尋ねでございますが、人間は一日に一キログラムのごみを出すそうでありまして、御案内のことと存じますけれども、もう最終処分場があと七、八年ですべて埋まってしまう、こういうことで、廃棄物の再生利用というのも大変大きな問題となっておるわけでございます。 ...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま総理から御答弁がございましたけれども、厚生年金の保険料率は現在一四・五%であります。これを現在のいわゆる年金水準、つまり現役労働者の賃金の六九%前後でこれからも維持していく、こういうことになりますると、三十年後には六十歳支給の場合には三四・二%、ここまで上...全文を見る
○丹羽国務大臣 お答えいたします。  年金制度につきましては、御案内のように国民の皆さん方の関心も大変深まっております。年金財政のいわゆる将来の見通しにつきましては、先ほども私が具体的な数字をお示しを申し上げたわけでございますけれども、やはり広く国民の皆さん方に情報を提供いたし...全文を見る
○丹羽国務大臣 御案内のように来年次期制度改正、さらに再来年には一元化の話がある、こういう中におきまして、厚生年金の支給開始年齢やあるいは給付と負担の問題につきまして、さきに厚生委員会におきまして大変自由に長時間にわたりまして大変熱心な議論がなされたということを承っておりまして、...全文を見る
○丹羽国務大臣 御案内のように、公的年金制度のいわゆる基礎部分に対する給付が今三分の一出されております。平成五年度でこの三分の一の部分というのが何と三兆六千億円に及ぶわけであります。こういうものを含めまして、平成四年度ではこの年金関係予算が四兆円を実は超えておるわけであります。そ...全文を見る
05月24日第126回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 水道水源の保全対策についてのお尋ねでございますが、安全でおいしい水道水を確保することが国民生活にとって大きな課題となっております。  厚生省といたしましては、昨年の十二月に水道水質基準の拡充強化を行う一方で、今年度の平成五年度予算で高度浄水施設事業とし...全文を見る
05月26日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○丹羽国務大臣 ただいま議題となりました精神保健法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  精神保健対策につきましては、昭和六十二年の精神衛生法の改正後、さまざまな改善が見られるところでありますが、今日なお、精神障害者等の社会復...全文を見る
05月26日第126回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○丹羽国務大臣 合併浄化槽でございますが、水田委員御指摘のように、これは生活排水について下水道と並ぶ内容を持っております。しかも、短期間でどこでも容易に設置できる、こういうこと で、地域の住民の間に大変ニーズが高まっております。  厚生省では、平成五年度の予算においては合併浄...全文を見る
○丹羽国務大臣 厚生省の公共事業においては、地域の生活環境の保全や国民の生活に密接に関係する、例えば水道施設であるとか廃棄物処理施設が対象となっております。これらに対する要望がもう各地区で大変な状態でございまして、予算額を上回る状態が続いております。この一連の中で、シェア全体は、...全文を見る
○丹羽国務大臣 原告の加藤さんは、委員御指摘のように、将来の不安から最低生活を切り詰めた生活をなさって保護費を蓄えたということでありまして、私は個人的には大変お気の毒で胸が痛む思いがいたしております。  ただ、御理解を賜りたいのは、生活保護制度というのは憲法二十五条で定めます「...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいまも御答弁申し上げたわけでございますけれども、基本的に生活保護というのは不足の部分をその都度に補充をする、補足をする、こういう原理原則になっておるわけでございます。加藤さんの場合には、いわゆる老後の特に医療面の心配であるということでありますが、医療扶助という...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、憲法第二十五条で決められております健康で文化的な生活を行うためのいわゆる生活保護費である、そのことを基本に踏まえながらひとつ指導監督していく、こういうことでありまして、預貯金については、要するにこれまでと同様に認めない、こういう...全文を見る
○丹羽国務大臣 吉井委員の御質問で、わかっている部分とわかってない部分がありますものですから。  基本的に医療扶助というものが講じられておる、生活保護の方に対しては。それに十分に要するに対応できるということは御理解いただけますか、対応できるということが。それで十分にやっていける...全文を見る
○丹羽国務大臣 乖離といいますと、ほかの話で恐縮でございますが、九州などでは暴力団関係の方が生活保護費をいただいていてそしてベンツに乗っておる、こういうようなことが実は十年前大変社会的に大きな問題になりまして、いわゆる適正化の推進、こういうことが非常になされておるわけでありまして...全文を見る
05月28日第126回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 障害児の福祉に関するお尋ねでございますが、障害を持つ子供も持たない子供と同様に生活し活動する社会を目指すノーマライゼーションの理念の実現に向けて総合的な対策を推進していくことが必要と考えております。このため、児童福祉施設の整備やホームヘルプ事業等の在宅福...全文を見る
05月28日第126回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) お答えをいたします。  まず、難病の方々でございますが、先生も御案内のように、これは医療の分野では公費負担ということで原則無料で賄っておるわけでございます。  で、先生の発想を私なりに推察いたしますと、医療だけではなくてさらに福祉の分野にまで拡大して...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 難病の方々というのは、これは御案内のように治療方法というものが十分に確立されておらない、こういうことでいわゆるMSW、医療ソーシャルワーカーと、役割は大変重要であるわけであります。先生も御指摘のように、この資格化につきましては、先ほど私がちょっと問題提起...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど来先生からはまず子供の難病について御提案がございました。ただいま、いわゆる大人も含めた難病対策全般についての御指摘だと思います。  先ほど局長の方から御答弁を申し上げさせていただいたわけでございますが、本年の六月にも、先ほど申し上げました新たに公...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今、政府委員の方から詳しくお話を申し上げたわけでございますが、遺伝子治療は画期的な医療技術である、こう言われております。人類の悲願であります、今具体的に政府委員の方から申し上げましたけれども、難病であるとか、がんであるとか、あるいはエイズであるとか、こう...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) お答えを申し上げます。  まず、基本的には私ども、精神障害者の社会復帰の促進を図っていくためにはいわゆる社会復帰施設の整備を推進することは極めて重要である、まずこういう認識に立ちまして、先ほど局長の方から御答弁を申し上げたわけでございますけれども、毎年...全文を見る
05月31日第126回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) カンボジアは、御案内のように、長い戦乱を経まして私どもが想像している以上に衛生水準は大変劣悪でございます。例えば乳児死亡率でございますが、千人の出生に対しまして何と百二十人であります。ちなみに我が国は五人でございます。それから平均寿命が五十歳ということで...全文を見る
06月02日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○丹羽国務大臣 まず、精神医療のあり方でございますが、御案内のように、チーム医療というものが大変重要なウエートを占めておるわけでございます。  そういう中において御指摘の臨床心理技術者、さらにソーシャルワーカー等の資格化というものが要求されておるわけでございますけれども、これら...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生から御指摘をいただきましたように、前回の改正におきましては精神病院から社会復帰施設へ、そして今回の改正からさらに一歩進めまして、社会復帰施設から地域社会へということを私どもは標榜いたしておるわけでございますけれども、先ほどから御指摘を賜っておりますように、社会...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、今回の法改正でございますが、先ほどから御指摘を賜っておりますように、いわゆる社会復帰施設から地域社会へと一歩きもに前進を図っていくことをねらいといたしまして、特に患者さんを尊重した医療、さらに社会復帰を促進することを目指しておる、こういうことで法案の御審議を...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の改正は、前回の法改正の際の五年後の見直し規定などを踏まえまして、精神障害者の社会復帰の促進と適正な医療、保護を確保するために行うものであります。  私どもといたしましては、特に今回は社会復帰施設から地域社会へ、こういうような位置づけをいたしまして、いわゆる...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま三つの積み残しの案件につきましてお尋ねがございまして、局長の方から御答弁を申し上げさせていただいたわけでございますが、保護義務者制度につきましても、現実問題として、訓示規定の中において義務者という名称が削除されたということは大変重いものがある。しかも、保健...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、公明党の市川書記長から、予算委員会におきまして民間の医療機関の経営危機の問題が指摘されました。そこで私が御答弁を申し上げさせていただいたわけでございますが、いろいろな理由が考えられるのではないか。  例えば、薬の流通改善に伴いまして薬価の差益が極めて低下、...全文を見る
○丹羽国務大臣 自閉症というのは私もちょっとよくわからないのでございますが、原因が不明で、これといった治療法がまだ確立されておらないということで、自閉症の子供さんをお持ちの御家庭の方々の御苦労は並み並みならぬものがある、このように私どもは真剣に受けとめておるような次第であります。...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生御指摘のように、我が国の精神医療におきましては、これは病床数でございますが、病床数でいきますると九〇%を民間の医療機関が担っておる、こういうことで、民間の精神病院の果たしている役割は大変大きなものがある、まずこのように考えているような次第でございます。  そ...全文を見る
06月03日第126回国会 参議院 厚生委員会 第11号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 看護婦問題は、ややもすると量的な不足の面であるとかあるいは待遇の面、こういう面だけが指摘されています。確かにこの問題は避けて通れない大きな問題でございますけれども、私は、基本的な問題といたしましては医療現場における看護婦さんの地位の向上あるいは社会的な評...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 委員御指摘のように、三十年後には四人に一人がお年寄りという、私どもがこれまで経験したことのない大変な超高齢化社会を迎えるわけでございます。超高齢化社会におきましても、私どもは、すべての国民が良質な医療を安心して受けることができる体制というものを確保してい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 民間の医療機関の経営が大変に厳しくなってきておるということは、私どももいろいろな機会に医療の関係者の皆さん方からお聞きをいたしておるわけでございます。  その原因でございますけれども、いわゆる最近の薬価の流通改善に伴います薬価差益の縮小にあるのか、ある...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 国民医療費は、先ほど来お話が出ておりますように年々増加いたしておりまして、ついに二十四兆円を超えるに至っておるわけでございます。そういう中で、平成五年度の予算では医療関係予算ということで五兆円ほどいわゆる補助を計上いたしておりますけれども、率直に申し上げ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私も、多摩全生園の方々に直接お会いをいたしまして、いろいろお話を聞かせていただきました。ハンセン病に対する差別と偏見が今なお国民の一部に残っておると、こういうことをお聞きいたしまして胸が詰まる思いがいたしたものでございます。  予防法の改正の問題でござ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど来各局長から御答弁を申し上げておるわけでございますが、おのおのの病院独自の懸命な経営努力をなさっていると思いますが、その中において経営が大変厳しくなってきているんじゃないか、こういうことだと思っております。  ただ、この問題は、先ほど健政局長から...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 大変難しい御質問でございますけれども、基本的には、医薬産業というのは従来から比較的不況に強い。それは、御案内のように、国民皆保険のもとにおいて、いわゆる診療報酬上において適正な利潤というものが評価されておる、こういうことがまず第一ではないかと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 日本病院会を含めて、医療関係者の方々から常日ごろよくお話を聞いております。診療報酬につきましても、いろいろ御要望を聞いておるわけでございますが、昨年四月の診療報酬の改定は五・〇%でありまして、かつてない大幅な診療報酬の引き上げということでございました。 ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 将来にわたりまして、国民が安心して医療を受けることができるような揺るぎない医療保険制度を確立していくということがまず重要な課題である、こういう認識に立ちまして、先ほど来保険局長から御説明申し上げております医療保険審議会で現在この問題について御審議を賜って...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 大変トラスチックな有意義な御提案でございますが、率直に申し上げて福祉目的税などにおきましても、前回の消費税のときには残念ながらまだ先生が国会に議席を得ておられなかったと思いますが、野党の皆さん方の大変な抵抗に遭ったわけでございます。国民の皆さん方の間でこ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 公明党の水道水源保全法案要綱につきまして、横尾先生などから払いただいたわけでございます。じっくり読ませていただきましたけれども、その道一筋の横尾先生などが中心となっておまとめになった大変な力作ではないか、こういうふうに拝見をいたしたような次第であります。...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 安全でおいしい水道水を確保するということが国民生活にとって大きな課題となっております。厚生省といたしましては、昨年の十二月に水道水質基準の拡充強化を行う一方で、今年度の予算では高度浄水施設事業として三十四億円を計上いたしております。基本的には、先ほどの公...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、妊産婦や乳幼児の健康の確保というのは生涯にわたる健康のいわば基盤になる、こういう考え方に立ちまして大変重要な課題であると、こういう認識をいたしているような次第であります。  現在、公衆衛生審議会総合部会の下にございます地域保健基本問題研究会という...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) この問題につきましては、厚生委員会を初め、また予算委員会等で何回となく取り上げられておるわけでございます。  実は、この全日病の研修会におきましても、質問が出まして私がそれに答えたわけでございますけれども、先生御案内のように、日本国内に適法に居住する者...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 水道水源の水質保全対策は、安全で良質な水道水を確保する上で大変重要な課題であると考えております。  厚生省といたしましては、関係省庁の御理解と御協力をいただきまして、今先生の御指摘がございました水道水源、特に最近は例えばゴルフ場の開発やあるいは有害物質...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 保育対策は、女性の皆さん方の就労と子育ての両立を支援する施策として大きな役割を果たしていると考えておりますが、各方面から保育料の軽減、入所児童の処遇水準の向上などいわゆる広範多岐にわたる要望が出されているところでございます。  このため、保育ニーズの多...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほども御答弁を申し上げたわけでございますけれども、保育対策は、女性の就労と子育ての両立を支援する施策としてこれまで大きな役制を果たしてきたと高く評価をいたしております。  今後とも、働く女性がふえていくということが予想される中において、女性の方々が社...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 保育所の問題についていろいろ御提言を賜ったわけでございますが、保育料が月七万円も八万円にも及ぶ方がい谷一方で、自営業者などでは少額の保育料で済んでいる、これをどういうふうに考えるか。それから、夜間保育や延長保育はどうしたらこれからさらに広げて持っていくか...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) MMRワクチンをめぐりまして、国民の皆様方の間にいろいろな不安や疑問の声が上がっておりますことを謙虚に反省をいたしております。しかし、ワクチンそのものは疾病対策上重要な役割を担っておりますので、それだけに有効性、安全性、品質の確保を最優先としなければなら...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 精神薄弱者施設への入所に際しましては、ただいま児童家庭局長が御答弁を申し上げましたように、手帳の提示そのものを義務づけているものではありません。施設入所の手続に際しまして、保護者や本人の意思に反しまして療育手帳の取得を勧めることなく、障害者御自身の人権の...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、私どもは、通産省に残留農薬基準を緩和せよというような動きがあるということについては正式に承知いたしておりませんけれども、ただ、食品の残留農薬につきましては一日の摂取許容量ADIを超えない範囲で国際的なハーモナイゼーションを図るとの方針でこれまで臨ん...全文を見る
06月04日第126回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
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○丹羽国務大臣 まず、参議院の本会議に出席いたしておりまして、遅参してまいりましたことをおわびを申し上げる次第でございます。  ただいまの外口先生の御質問でございますが、障害者に対する基本的な理念や施策の方針につきましては、心身障害者対策基本法で規定をいたしております。これを受...全文を見る
○丹羽国務大臣 改正後の精神障害者の定義につきましては、国際疾病分類に準拠しているものでございますが、改正法が施行されるまでの間に、その趣旨を関係者に対し十分に周知徹底してまいりたいと考えております。  また、定義規定につきましては、今後とも幅広い観点から引き続き検討をしてまい...全文を見る
○丹羽国務大臣 精神障害者を抱える家族に対しましては、その負担を軽減するよう、今後とも引き続き支援体制を充実してまいりたいと考えております。  また、保護者制度のあり方につきましては、公衆衛生審議会の意見書においても引き続き検討することとされております。関係家族団体の意見などを...全文を見る
○丹羽国務大臣 精神障害者の社会復帰の促進を進めていくことは、今後とも大変重要な課題とまず認識をいたしております。  このため、引き続き社会復帰施設、地域生活援助事業や小規模作業所などに対する支援の充実を図ってまいりたいと考えております。特に社会復帰施設のまだ設置されておりませ...全文を見る
○丹羽国務大臣 精神科ソーシャルワーカー及び臨床心理技術者の資格制度についてでございますが、当事者間の理解を得る必要があることでございます。現在それぞれ当事者間の意見調整を行っております。  今後、その結果を踏まえまして、具体的な国家資格制度の創設について速やかに検討を行ってま...全文を見る
○丹羽国務大臣 精神保健対策につきましては、前回の改正で精神病院から社会復帰施設へ、こういう流れに加えまして、今回の改正で社会復帰施設から地域社会への流れを形成し、精神障害者の社会復帰の一層の促進を図るとともに、精神医療の分野におきましても、精神障害者の人権に配慮し、よりよい環境...全文を見る
○丹羽国務大臣 精神障害者の社会復帰を促進する上で、ただいま委員御指摘のような精神障害者に対する差別や偏見を解消していくためには、国民の皆さん方の理解と協力を得ることが不可欠である、まずこのように認識をいたしておるような次第でございます。  こういう観点に立ちまして、これまで国...全文を見る
○丹羽国務大臣 精神障害者の社会復帰の促進を支援するために、授産施設などにおいて、景気などの波を受けないで毎日の仕事を確保するということは、大変重要なことだと認識をいたしております。  このため、ただいま先生からも御指摘がございましたように、今回の法改正に当たりましては、新たに...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。
06月07日第126回国会 衆議院 決算委員会 第10号
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○丹羽国務大臣 私生児という言葉は、非嫡出子と申しますか、そのような立場にいらっしゃる子供に対して配慮を欠いた不適切な表現である、こう考えております。この課長は、四人というごく限られたやりとりの中で、今委員が御指摘がありました比喩の形で申し上げたわけでございますけれども、いずれに...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま局長の方から事実関係について詳しく御答弁を申し上げたわけでございますが、委員御案内のように、この問題は今裁判中でございます。したがいまして、具体的な責任の有無であるとか、あるいは事実関係、国の立場、こういったものは裁判の中で明らかにしていきたいと思いますの...全文を見る
06月07日第126回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 大変難しい問題でございますが……。
○国務大臣(丹羽雄哉君) いやいや、ちょっとまず私の認識をお聞きいただきたいと思います。  御案内のように、今出生率というのが極めて低下をいたしております。この間発表になりましたのも、ついに一・五〇になりました。終戦後の昭和二十二年の出生率の平均は、委員御案内のように四・五四で...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) そうですか。じゃ、ちょっとお答えはあれします。  それで、私どもといたしましてはいずれにいたしましても、この企業内保育あるいはベビーホテル、こういったものを単に放置しておくのではなくて、要するに企業などを通じましていかにして指導、助成をして保育環境を改...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私が年金担当大臣でございますので御答弁をさせていただきます。  現在、年金審議会の場におきまして検討をいたしておるわけでございますけれども、いわゆる共済年金、こういった問題を含めまして、ことしの秋ごろまでにはひとつそういうような場を設けるよう検討してい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 戦没者追悼平和祈念館でございますが、ことしじゅうにも一部着工の運びでございます。さきの大戦におきましての資料、情報をできるだけ正確に集めまして、日本国民の変わらぬ平和への誓い、願い、こういうものを国の内外に訴えることを目指しておりますけれども、具体的な内...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今御答弁を申し上げましたように、幅広く御意見を承りたいと考えております。
06月08日第126回国会 参議院 厚生委員会 第12号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました精神保健法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  精神保健対策につきましては、昭和六十二年の精神衛生法の改正後、さまざまな改善が見られるところでありますが、今日なお、精神障害者...全文を見る
06月08日第126回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 年金業務のトラブルについての御指摘だと思いますが、御案内のように、社会保険庁におきましては国民年金と厚生年金の業務を行っており、それから各共済組合につきましては現段階におきましてはそれぞれの組合が要するに独自に事務処理をしておるということで、分かれておる...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 御指摘の問題を抜本的に解決するためには、年金番号の一元化を図る必要があると思っております。各制度間で情報交換を行える体制を整備する必要があり、現在この年金番号の一元化につきましては検討をいたしております。  さらに、先ほど局長からも御答弁を申し上げま ...全文を見る
06月10日第126回国会 参議院 厚生委員会 第13号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 前回の改正では、精神病院から社会復帰施設へという観点から、任意入院制度の導入、さらに精神医療審査会制度の設置などいわゆる入院制度の見直しを行いました。さらに、社会復帰施設の創設を行い、この五年間、人権に配慮した精神医療の確保を推し進めてきたところでありま...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから、障害者の社会復帰の促進を図る上で社会復帰施設の重要性というものについて御指摘を賜っておるわけでございます。  私どもといたしましては、地方公共団体がそれぞれの地域の実情に応じて適切に推進する必要がある、こういうような観点に立ちまして、これま...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから御答弁を申し上げておるわけでございますが、精神保健対策のうちで社会復帰対策というのは最重要項目の一つである、このようにまず認識をいたしておるような次第でございます。  先ほど来委員からも御指摘を賜っているわけでございますけれども、社会復帰施設...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 率直に申し上げて、それがいろいろな面において、いわゆる社会復帰施設のみならず精神病院の経営そのもののあり方に大変大きな影を落としているのではないかと思っています。  基本的には、私どもは今回のこの法改正の位置づけの中でも明らかにいたしておるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 御議論を通しましてさまざまな問題点を提起されたわけでございます。私ども厳粛に受けとめまして、いずれにいたしましても、今回の法改正の趣旨でございます社会復帰施設から地域社会へさらに一歩を進めていくよう最善の努力をする決意でございます。  その中で、精神障...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 精神医療対策につきましては、前回の改正によりまして精神医療審査会制度、任意入院制度、さらに精神保健指定医制度などの各種制度が医療現場で着実に定着をいたしております。また、強制入院である措置入院及び医療保護入院が減少する傾向にあり、それにかわりまして、本人...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 世界的にモデル国になったかどうかというあれは避けましても、御案内のような国連原則のいわゆる精神保健対策に関する世界各国の共通のガイドラインというものがあるわけでございますが、我が国の精神保健の諸制度につきましては、基本的には原則に沿ったものとして運用して...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 恥ずかしいか恥ずかしくないかということは大変難しい御質問でございますけれども、基本的には国連原則に沿ったものとして運用していく必要がある、こういう認識に立って少しでも国連の原則に近づくように、もろもろの我が国の実情というものを十分に踏まえながらもそうした...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私どもといたしましては、一方的に決めつけられますと、ああそうでございますかとは言いにくいわけでございますけれども、先ほどから私が申し上げておりますように、我が国は五年前ああいうような大変不幸な事件を契機にいたしまして、精神衛生法の抜本的な改正を行って、さ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 率直に申し上げて、委員も我が国の精神医療学界あるいは取り巻く環境について十分に御認識を賜っておると思いますけれども、やはり理想と現実とのギャップ、乖離というものが現にあることは私ども認めざるを得ません。しかし要は、私どもが大切なことは、理想に向かって一歩...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 精神医療の現状から見て、今お話しのような人員配置の特例でございますか、こういうものを廃止するということは、まだ大変残念なことでありますけれども非常に差別と偏見というものが根強く残っている中において、実際問題としてなかなか人員を確保しにくい点があるというこ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 御趣旨はよく理解いたしております。しかし、委員も私が申し上げていることも十分に、ある意味において現場の実態という点から言うと、決して私の話が非常に後ろ向きであって全く話にならぬということじゃなくて、私は現実の問題として先ほどから申し上げておりまして、要は...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生の御主張は、十分謙虚に承りまして今後の検討課題にさせていただきます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私は政治家としてというか厚生大臣として、今民間の医療機関の経営が極めて悪化をしておる、こういうことを私どもたびたび予算委員会なりあるいはこの厚生委員会なりで御指摘を賜っておるわけであります。その中におきまして、精神病院の経営の悪化ということも強く指摘され...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) やはりこういう問題、人員配置の問題につきましては総合的な観点から判断をしなければならない。先ほどから御指摘を賜っておりますような診療報酬も含めまして、いわゆる精神病院の経営の安定化、こういったものと密接不可分の問題でありますし、こういう中において先生の御...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど来、先生からの御意見を賜っておるわけでございます。私ども、十分にその言葉を重く受けとめまして、今後の検討課題にさせていただきたいと思います。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど健康政策局長から御答弁申し上げましたように、さまざまな難しい問題を抱えてここまで長引いてきておるわけでございますけれども、今先生御指摘のように、いわゆる資格化というのは一日も早く望まれるわけでございますので、私どもといたしましても全力でこの問題に取...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の法改正におきましては、前回の改正の位置づけが精神病院から社会復帰施設へ、こういうことでございましたけれども、一歩進みまして社会復帰施設から地域社会へ、こういう中でグループホームの法文化、さらに精神障害者社会復帰促進センターの創設など、さまざまな施策...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから小規模作業所につきまして御議論を賜っておるわけでございますが、御案内のように、各地域で親の会の努力やあるいは地域住民の皆さん方の理解や協力によって支えられて小規模作業所というのは大変普及してまいっております。この精神障害者の社会復帰を促進するた...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) この小規模作業所であるとかグループホーム化であるとか、さらに福祉工場であるとか、いろいろな各地域での自発的な動きに対して私どもが御支援を申し上げるという段階でございまして、今の段階において私どもがとやかくこういう問題に介入するよりは、この芽をしっかりと育...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 基本的には、先ほどから申し上げておりますように、今回の改正の位置づけの中でも社会復帰施設から地域社会へと、こういうことをうたっておるわけでございますが、社会復帰施設が必ずしも十分でないということを私ども残念ながら率直に申し上げておるわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから申し上げておるわけでございまして、その必要性においてはもう全く委員と一致しておるわけでございますけれども、私どもは、あくまでも地方公共団体の自主性、自律性というものを尊重すべきだ、こういうような立場に立つわけでありまして、余り上から押しつけるよ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 痴呆性老人の方は現在百万人ほどおります。西暦二〇〇〇年までには百五十万人になることが見込まれておるということで、大変大きな社会問題となっています。このため、ゴールドプランにおきましては、御承知のように寝たきり老人ともあわせまして、いわゆる在宅三本柱として...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 国民に良質で適切な医療を提供していくためには、精神病院を含めた医療経営の健全化、安定化が大変重要だと考えております。このため、精神病院を含めた民間病院の経営の状況について正確に把握することが大変必要であります。その収支状況や経営に影響を与える患者の数であ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 委員が御指摘のことは、いわゆる全般的な国民的な精神保健対策、こういうことで御理解をしてよろしゅうございますでしょうか。ストレス社会と言われます現代において、国民の精神的健康の保持向上を図るということは大変これからますます重要になってくるのではないか、この...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 前回の改正では、精神病院から社会復帰施設へという観点から、御案内のように任意入院制度の導入や精神医療審査会制度の設置など、こういった入院制度の見直しを行ったわけでございます。そして、それと同時に社会復帰施設の創設、こういうものを行いましてこの五年間人権に...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 委員御指摘の国連原則は、精神保健対策に関する世界各国共通のガイドラインともいうべきものであり、我が国の精神保健のもろもろの制度についても、基本的にはこの原則に沿ったものとして運用していく必要があると考えております。当然のことながら、その趣旨を十分に周知徹...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 御指摘の予算の件でございますが、措置入院患者数が減ってきたことに伴います医療費の減少によるものでございます。これは、御案内のように人権の配慮という観点からも大変私は望ましいことではないか、このように考えております。  社会復帰対策につきましては、精神保...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 精神保健法におきましては、精神障害者を入院させる場合には原則として、当然のことながら人権を配慮する立場から、本人の同意に基づいて入院が行われるように努めなければならない、こういうふうに規定されておるわけであります。  これに基づきまして、今日、任意入院...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 御指摘の精神医療に対する偏見の問題でございますけれども、私も大変根強いものがあって、これが社会復帰施設であるとかそういうものがなかなか思うように進まない大きな要因になっているのではないかと思っております。  さきの公衆衛生審議会の意見書におきましても、...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから御答弁を申し上げておるわけでございますが、社会復帰施設につきましては、残念ながら大変お寒い限りでありまして、率直に申し上げてまだまだ年度計画を立てられる以前の話であります。  いずれにいたしましても、ただいま局長からもお話がございましたように...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
06月11日第126回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 私に対しましては、高齢者保健福祉推進十カ年戦略の進捗状況についてのお尋ねでございますが、総理からただいま御答弁がございましたように、全体としておおむね順調に進んでおりますが、新しくつくられました在宅介護支援センターやケアハウスなどについては、御指摘のとお...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私に対しましては国民年金の未加入者や保険料滞納者についてのお尋ねでございますけれども、これは御案内のように、人口の流動が激しいこと、年金に対してどちらかというと関心を持ちにくい若年層が多いことなどによるものでございまして、主に大都市において未加入者や滞納...全文を見る
06月14日第126回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 旧土人という言葉は私自身もいかにも委員と同様に差別的な響きを与えかねないと考えておりまして、現在の社会通念に照らして適当ではない、こう考えております。  それから、この法律でございますが、当時北海道の開拓が進むにつれて生活の道を失って困窮に瀕していたア...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私どもも今日ではその存在意義をほとんど失っていると考えております。廃止自体には異論はございません。  政府全体といたしましては、新法問題検討委員会を設置いたしまして、また北海道知事から新法制定と同時に廃止されたいとの要望もございますので、新法問題検討委...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) MMRワクチンは、接種後に無菌性の髄膜炎が一定の割合で発生するということが導入後になって初めて明らかになったわけであります。このため、平成元年の十二月から、保護者から希望があった場合のみ接種をするとか、あるいは副作用のモニタリングを始めるほか、その時点で...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 各省庁からそれぞれ今行っております施策について御説明を賜ったわけでございますが、当然のことながら厚生省といたしましては、高齢者や障害者が地域社会において自立した生活を送っていくためにはこういうハンディを背負った方々に十分に配慮した優しい町づくりというもの...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど、局長の方から御答弁申し上げましたように、もうひとつ歯切れが悪いというか単一的な定義がないということでございます。  いずれにいたしましても、私どもはこの救命率の定義そのものよりは助かるべきはずの命が失われておる、こういうような現状においてやはり...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 救命救急士につきましては一常松先生の御指導も得まして発足をいたしまして、大変社会的に高い評価を得ておるわけであります。かかわりを持った者として大変感慨無量でございます。  ただ、いろいろな分野におきます業務範囲の拡大であるとか今御指摘の問題とか、いろい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生御承知だと思いますけれども、さきに精神保健法の御審議を賜ったわけでございますが、今回の法改正の位置づけといたしましては、いわゆる社会復帰施設から地域社会へ、こういうことで患者さんの人権というものを一層配慮したわけでございます。  まず、先生が御指摘...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 予防接種であるとかMMRワクチンの問題、大変難しい問題で、先生も御理解を賜りながら慎重にやるべきだとこういうような立場だと思いますけれども、私どももその時点その時点で適切な対応をとってきたつもりでございます。けれども、結果的に国民の皆さん方に御不安を与え...全文を見る