丹羽雄哉

にわゆうや



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丹羽雄哉の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第145回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○丹羽委員 自民党の丹羽雄哉でございます。よろしくお願いをいたします。  私は、関連質問として、国民の視点に立って、また国民の目線に立って、小渕経済再生内閣の経済政策についてまずお尋ねをしたいと思います。  総理は、所信表明の中で、国は立派だが国民は不幸せであってはならないと...全文を見る
○丹羽委員 小渕内閣ではまず金融再生を手がけまして、とにもかくにも今金融不安ということを言う方が少なくなりました。そして、十七兆円に及ぶ第三次の補正予算、九兆円を超える大型減税、そして十一年度予算は、御案内のように前年度当初比で五・四%増であります。昨年はちょうど前年度比で〇・四...全文を見る
○丹羽委員 関連をいたしまして、減税についてお伺いをいたしたいと思います。  昨年は、四兆円規模の、所得に関係のない一律的な定額減税を実施いたしました。ことしから、所得課税の最高税率を六五%から五〇%に引き下げ、それ以下を二〇%の定率減税を加味した、いわゆる恒久的な減税に踏み切...全文を見る
○丹羽委員 問題は、高額所得者がなかなか金を使ってくれないんじゃないか、使うものがないんじゃないか、こういうような意見も聞きます。  それから、お年寄りが、いわゆる可処分所得が多い割になかなか使う機会が少ないんだ、こういう見方があるわけでございまして、人生八十年時代において、私...全文を見る
○丹羽委員 今回の制度改正は、初めに四兆円のいわゆる減税ありき、こういうことからスタートしたわけであります。私も党内の先輩なんかにお聞きしますと、まず基本哲学があって、そして積み上げていくのが本来の税制のあり方だ、こういうことをお聞きするわけでございますけれども、こういうひずみか...全文を見る
○丹羽委員 景気対策としての減税論議の中で、一部から、消費税をこの際凍結した方がいいのじゃないか、こんなような意見が出されたことは事実でございます。  私は、国民の消費税に対する不満の最大の要因というのは、消費税がこれまで使い道が必ずしも明らかでなかった。消費税を導入するときは...全文を見る
○丹羽委員 私はかねてから、まず、これは御質問があったと思いますけれども、消費税の収入は十三兆八千億円で、このうち地方交付税など地方分を除くと、国の分は七兆三千億円でありますので、これは、ただ福祉に充当させていますということを宣言する以外の何物でもない、こう思っています。  そ...全文を見る
○丹羽委員 次に、安全保障の基本的な考え方について幾つかお尋ねをしたいと思っております。  自民党と自由党、当面の最大の課題でございます安全保障の政策のあり方について、共通認識を持つに至りました。そして、野田自治大臣もそこにいらっしゃるわけでございますが、まず、国連の平和活動へ...全文を見る
○丹羽委員 ちょっと、では自治大臣の御答弁を聞きましてから。
○丹羽委員 午前中、菅委員の質問にもあったと思いますが、自自協議では、直接戦闘行動を行うことや戦闘地域に直接物資を輸送、補給することは、これは武力の行使と一体でございますので、当たり前のことでございますが、これはネガリストじゃなくて例示として挙げて、憲法上許されないことだ、こうい...全文を見る
○丹羽委員 ちょっともう一つわかりにくいところもあるんですが、私がかねてから敬愛申し上げております高村大臣でございますので、十分にその辺のところを御理解いただいた上で今のような答弁があったと思います。  次に、新しい日米防衛協力のための指針、いわゆるガイドライン法案の中で、議論...全文を見る
○丹羽委員 それでは次に、基本計画の国会の関与のあり方についてお聞きをいたしたいと思います。  これにつきましても、先ほど来各委員から御指摘があるところでございますけれども、ガイドラインによる後方地域の支援活動は、現に戦闘行為が行われている地域と一線を画した地域において、文字ど...全文を見る
○丹羽委員 それでは、もし仮に事後承認であった場合で、例えば国会でこの承認が否決された場合に、出かけていった自衛隊というのは撤収してくることになるんですか。要するに、どういうことが予測されるのか、突然で恐縮でございますが、外務大臣、日米関係との絡みで、この辺のところについて御見解...全文を見る
○丹羽委員 それではもう一つ、政府は、PKO活動の中のPKF本体業務につきまして凍結解除の方針を打ち出しました。政府は、いつごろをめどにしてこれを解除するつもりでいらっしゃるか。あるいは、現在既にPKO活動が行われているところで、どこの地域を対象にして考えていらっしゃるのか。もし...全文を見る
○丹羽委員 安全保障の問題はこの辺にいたしまして、介護問題について若干お話をお聞きしたいと思います。  現在、寝たきりや痴呆症のお年寄りは二百万人おります。これが三十年後には五百二十万人にまでなる見込みでございます。介護問題は、これまでどちらかといいますと一家庭の私的な問題とし...全文を見る
○丹羽委員 その保険料なんですが、厚生省のこれまでの試算によりますと、平均で一カ月二千五百円だった。ところが、実態はもっと高くなる。高知県の最近の試算では、お年寄りの負担が、保険料は三千八百円を超えている。中には六千円を超える町もある。北海道の市町村なんかは四千円を超えるところが...全文を見る
○丹羽委員 では終わります。
10月26日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) お年寄りの中には、体が不自由で働きたくても働けないで国民年金を二万円、三万円しかもらっていない大変お気の毒な方もいらっしゃれば、大変お元気で、そして例えば自営業者であったり、あるいは会社の役員を現役でおやりになっていたり、私は率直に申し上げていわゆるお年...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから阿部委員が、要するに要介護認定から外れた自立の方はどうやって受けるかということは大変私は重要な御指摘ではないかと、まずこういう認識を持っておるような次第でございます。介護予防あるいは生活支援の視点から、こうしたお年寄りに対しましてこれまで同様に...全文を見る
11月02日第146回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 鳩山議員の御質問に御答弁いたします。  今、豊かさの中の不安の時代と言われております。もし自分が仮に寝たきりになった場合にだれが介護してくれるだろうか、大変深刻な問題ではないか、こう考えております。  今、寝たきりのお年寄りは全国で二百八十万人おりま...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 太田昭宏議員にお答えいたします。  介護についての三党合意に対する見解はどうか、こういうような御質問でございます。  介護保険の三党合意につきましては、高齢者の保険料の取り扱いなどについて、率直に申し上げてその内容にさまざまな議論があることは承知いた...全文を見る
11月04日第146回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 水野議員にお答えをいたします。  議員の御質問は、介護保険料の徴収についての三党合意について厚生大臣としてどう考えるか、このような御質問でございます。  介護制度についての三党合意につきましては、高齢者の保険料の取り扱いなど、その内容についていろいろ...全文を見る
11月05日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
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○丹羽国務大臣 厚生大臣に就任をいたしました丹羽雄哉でございます。  厚生委員の皆様方には、日ごろから厚生行政の推進に格別の御尽力をいただいており、この場をおかりいたしまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。  厚生行政という国民の皆様方の生活に直結した分野を預か...全文を見る
11月09日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○丹羽国務大臣 介護保険法の円滑な実施のための特別対策につきましては、与党三党による申し入れを重く受けとめ、政府部内で鋭意検討してまいりましたが、去る十一月五日に政府の方針を決定いたしました。その概要を報告させていただきます。  まず、政府といたしましては、平成十二年四月一日か...全文を見る
○丹羽国務大臣 医療、年金、介護、社会保障に関するいわゆる社会保障給付費、これは、桧田先生御案内のように、年間六十八兆円に達しておるわけでございます。これらの費用は、御案内のように、国民がお互いに保険料というものを出し合って、そしてまた公費によって賄われておる、こういうような仕組...全文を見る
○丹羽国務大臣 要するに、消費税の目的化ということでございます。この問題も大変難しい問題でございます。  現実的に申し上げますならば、要するに、消費税を目的税に限定したらどうか、こういう御意見が大変今出てきておるわけでございますが、例えば、平成十一年度におきまして、基礎年金、高...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま桧田委員から御指摘ございましたように、今回の第二次補正予算におきまして、厚生省は介護関係で実に一兆円を超える予算措置をとることが既に合意されておりますが、このほか、私どもといたしましては、二十一世紀型社会インフラの整備といたしまして、子育てや障害者に対する...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいまも御答弁を申し上げましたけれども、厚生省の公共事業関係といたしましては、まず、水道施設整備であるとか、あるいは大変深刻な問題となっております廃棄物の処理施設の整備、これは一刻も早く解決しなければならない、こういうような問題があるわけであります。  私とい...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、社会保障給付費というのが六十八兆円に上りまして、今や国民所得の一七・二%を占める規模に達しておりまして、国民経済上大変大きな役割を果たしていることは紛れもない事実でございます。  雇用面でございますけれども、今や全就業者の十五...全文を見る
○丹羽国務大臣 この問題につきましては、私の方から冒頭、三党間の合意を受けまして、政府のいわゆる特別対策ということで御報告をさせていただきましたところでございます。したがいまして、高齢者の保険料につきましてはおおむね半年間は徴収しないということにされておるわけでございます。  ...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは率直に申し上げて、高齢者の保険料と、四十歳から六十四歳までのサラリーマンを中心とする皆さん方に対する支援というものが異なっていることは紛れもない事実でございます。  これは、まず最初に三党合意、政府の中で取り決めましたことは、ここに来て法改正は行わないんだ...全文を見る
○丹羽国務大臣 桧田先生ともども、この問題については長期間にわたって議論をしてきたところでございます。  医療改革といたしましては、一つは医療提供体制の問題、もう一つは医療の報酬、今ございました診療報酬体系の見直しの問題、それから薬価制度の見直し、さらに高齢者医療制度の見直し、...全文を見る
○丹羽国務大臣 大変貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。  いずれにいたしましても、この年末に向けてまたさらにさらに、一歩一歩医療改革を進めて、国民の皆さん方、今桧田先生からお話がございました、良質な医療を守って、そして皆保険制度を堅持する、こういうような立場で医療改...全文を見る
○丹羽国務大臣 松本委員御指摘のような、国が二五%を持ちます、そのうちの五%は要するに調整交付金です、こういうことでございますので、まずその趣旨について御理解をいただきたい、こう思っておるような次第であります。  それで、この五%でございますが、八十歳であるとか九十歳のお年寄り...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、松本委員に御理解をいただきたいのは、今回のホームヘルプサービスというのは、あくまでも市町村が実施することに対する助成である、いわゆる地方分権に立っておるわけでございますけれども、これまではそれぞれの市町村がやっていた、こういうことでまず御理解をいただきたいと...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、この八月に介護報酬の仮単価が明らかになりました。ここで私どもが一番配慮しましたことは、やはり現実問題として現行制度からの円滑な移行ということを十分に酌み取っていかなければならない、そういう中で、現行のいわゆる診療報酬や措置制度を参考にしながら、前提にしながら...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、連立政権に対する評価といいますか考え方でございますが、私は、実は、厚生大臣に就任する前は、党の方の政調会長代理としてこの問題で私なりに努力をさせていただきました。三党間でございますので、もともとそれぞれの考え方に違いがございます。そういう中で調整をするという...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま青山委員から御指摘がございましたように、三党合意では、「二〇〇五年を目途に、年金、介護、後期高齢者医療を包括した総合的な枠組みを構築する。それに必要な財源の概ね二分の一を公費負担とする。」こうされておるわけでございます。  それで、この年金、介護、後期高...全文を見る
○丹羽国務大臣 この少子化対策臨時特例交付金というのは、与党三党が中心となって、二千億円でございますが、まとめさせていただきました。  ただいま委員御指摘の保育所待機児童の解消を初めとする、地域の実情に応じ、それぞれの市町村がそれぞれの判断でやるということが大変画期的なことでは...全文を見る
○丹羽国務大臣 児童手当につきましては、与党三党間で、所得課税の諸控除などをあわせて検討する、こういうような方針を確認いたしております。厚生省といたしましても、年末の予算編成に向けて、総合的な少子化対策の中で与党間の協議を踏まえながら適切に対処していく、こう考えているような次第で...全文を見る
○丹羽国務大臣 私自身、児童手当を拡充しなければならないという基本的な考え方を持っております。ただ、一部にそういうような声がある。これに対して私どもは政治家としてどうこたえていくかということで、あえて先生の識見を、お話をお聞きしたのだということをまず御理解いただきたいと思います。...全文を見る
○丹羽国務大臣 もう五、六年ぐらい前ですか、私、前も厚生大臣をさせていただいておりましたときにこの問題で御質問を受けたことを鮮明に記憶いたしております。  私は、率直に申し上げて、医療費というものは、当然のことながら、医療を受ける者と受けない者との均衡、こういう中で医療のサービ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、公明党の女性議員の皆様方を中心にいたしまして、この臍帯血移植の問題に大変御熱心に取り組んでいらっしゃいますことに対しまして、心から敬意を表する次第であります。  この移植の問題でございますが、平成十年の四月の診療報酬改定におきまして保険適用になりました。ま...全文を見る
○丹羽国務大臣 医療、年金、福祉、介護、こういったような我が国の社会保障制度につきまして、まず基本的には個人の自立を原則にしながら、同時に、個人だけではどうしても対応しがたい不測の事態が起こる可能性もあるわけでございますので、お互いに助け合うんだ、つまり社会的な連帯ということが必...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、個人の自立の問題について私なりの考え方を申し上げさせていただきますならば、これは要するに、それぞれ国民の皆さん方がやはり自分の健康は自分で管理をする、こういうことが大事であって、そして、基本的には社会保障というのは国民生活の安定を図って安心をもたらすセーフテ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず御理解をいただきたいのは、私は、予防、生活改善、こういうものは大変重要なことだ、こう考えております。しかし、それと、これを医療保険の中でやるというのは別な次元の話である。先ほどから申し上げましたように、要するに医療保険なり社会保障制度というのはセーフティーネッ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、義歯などの歯科補綴物につきましては、一般的には歯科医師の指示を受けて歯科技工士が製作したものが歯科治療に使用されておる、先生御専門でありますが。歯科医師が直接海外から歯科補綴物を輸入し、これを歯科治療に使用することは認められている、こういうことであります。 ...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどもちょっと触れましたことにつきまして、重複することをお許しいただきたいと思いますが、要するに、これから少子・高齢化社会がどんどん進んでいく、今六人で一人を支えておりますけれども、これが四人に一人になるんだ。こういう中で、現役世代の負担が大変増大するんだ、こう...全文を見る
11月10日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○丹羽国務大臣 まず、尊敬してやまない田中眞紀子委員から大臣就任を歓迎をしていただくということで大変光栄でございますが、同時に、手ぐすねを引いて待っていたというお言葉でございます。舌鋒鋭い田中委員からこのようなことで、大変私は気が弱いわけでございますので、どうぞひとつお手やわらか...全文を見る
○丹羽国務大臣 今ちょっと私の手元に百二十九条の一項のあれは持っておりませんけれども、大事なことは、保険料を徴収しないということであります。要するに保険料を徴収しなければならないということであります。ですから、一年間を通してトータルの意味において保険料を徴収しなければならないとい...全文を見る
○丹羽国務大臣 当然のことながら、自自公連立政権というものが樹立されておるわけでございます。そういう中において、三党の政策責任者の皆さん方が一つの考え方をまとめました。そして、政府といたしましてはそれを重く受けとめまして、このような措置をとったということでございます。  それで...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の高齢者保険料の特別措置それから医療保険者対策の財源でございますが、老後の最大の不安要因でございます介護問題に対する観点からこのような措置をとらせていただいたわけでございます。  問題は、田中先生も御経験なさっていらっしゃると思いますが、これをどうとらえるか...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の政府の特別措置は、連立与党三党の申し入れを深く受けとめて決定をしたものでございます。  そして、先ほどから申し上げておりますけれども、何せ初めてなことでございますし、また、お年寄りの皆様方全般にわたって御負担をお願い申し上げる、こういうことでございまして、...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生も御案内のように、今、寝たきりのお年寄りは全国で二百八十万人おります。これが将来は五百二十万人まで見込まれております。そして、これまではいわゆる私的な問題として、一家庭の問題としてとらえられてまいりました。しかし、余りにも家族の負担、しかも主に女性の皆さん方の...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、御案内のように、医療にしても年金にしても、そして来年の四月からスタートする介護保険にいたしましても、我が国の社会保障というのはすべて社会保険方式に基づいてなされておるということは、武山委員も御理解いただけることと思います。  それで、まず社会保険方式はどう...全文を見る
○丹羽国務大臣 私自身は決してこだわっているわけではありません。  御案内のように、現在の社会保険方式と申しましても、自己負担、それから保険料だけでは過重な負担を伴うということで、公費を投入しているということであります。これは私はいわゆる日本型の社会保険方式ではないかな、こう思...全文を見る
○丹羽国務大臣 御案内のように、平成十一年度予算総則の中におきまして、この三つの分野に消費税を充てるということを決めております。しかし、先ほど申し上げましたように、一兆五千億円不足しているのですから、予算総則の中で決めても、何かもう一つ説得力に欠けるのではないかという嫌いがあるこ...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから御説明申し上げておりますように、消費税だけでは足りないのだ。要するに、先ほど申し上げた社会保障の三つの分野において既に一兆五千億円も不足しているのだ。この点が残念ながら、先ほど私も申し上げましたように、国民の皆さん方にもう一つ御理解をいただけない一つの理...全文を見る
○丹羽国務大臣 家族介護に対するいわゆる慰労金の問題ではないかと思いますが、これはあくまでも、まず御理解をいただきたいのは、介護保険制度の枠の外で行っているのだということでありまして、予算措置で行われているのだ。  その中で、現金給付について、いわゆる重度、低所得者の方々に限定...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の政府の特別対策は、連立与党の三党の政策責任者の申し入れを受けて、政府として重く受けとめるということで決めたことでございます。この問題につきましては、官房長官を初め、関係閣僚の皆様方とも十分に協議をいたしております。最終的に総理の御判断をいただいたものでござい...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、平成十二年度から十六年度までの五年間の介護サービスの量の見込みでございますが、地方自治体からの報告をもとにいたしまして現在取りまとめ作業をいたしております。  それで、ただいま先生から御指摘がございましたような、九月を目途に報告をする、こういうことで予定を...全文を見る
○丹羽国務大臣 できるだけ早く出すように、提出しますように、私が責任を持って督促したいと思います。
○丹羽国務大臣 まず、山本委員も十分に御理解いただけると思いますが、一番大切なことは、来年の四月から円滑に介護保険制度というものを実施することだ。  その中で、率直に申し上げて、九月からですか、審査会が行われている状態でございます。実際問題、私も現場を幾つか見ました。そうすると...全文を見る
○丹羽国務大臣 私自身、これまでかかわってきた問題でございますし、さまざまな皆さん方からファクスであるとか電話であるとかお手紙であるとか、この問題につきましていろいろな御意見を賜っておるような次第でございます。  率直に申し上げて、このぐらい温度差があるというものはなかなかない...全文を見る
○丹羽国務大臣 私も、介護保険の問題につきましては足かけ五年ぐらい議論してまいりました。いろいろな議論がありました。お隣にいらっしゃる五島先生も十分おわかりであります。そういう中でまとめました。  そして、私があえて一点だけ申し上げたいのは、厚生省は怠慢ではないか、こうおっしゃ...全文を見る
○丹羽国務大臣 今月中、できるだけ早く提出したいと思います。
○丹羽国務大臣 できるだけそのような御要望に沿うように督促したいと思っております。
○丹羽国務大臣 御質問が多岐にわたっておりますけれども、まずホームヘルプサービスの問題につきましては、三党合意を踏まえまして、政府間におきまして、法施行時におきまして低所得者につきましては三%を三年間続ける、こういうことを明らかにいたしておるような次第でございます。  それから...全文を見る
○丹羽国務大臣 社会福祉法人に限定したことはなぜか、こういうことだと思うのですが、これは、社会福祉法人というのは民間企業などとは違ってあくまでも社会福祉事業というものを目的にしている、こういう観点で公益的な色彩が大変強いのだ、こういうことに十分配慮をいたしまして社会福祉法人を対象...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生のおっしゃっていることがもう一つよく私なりに理解できない面があります。  これは率直に申し上げて、介護保険の問題については、家族介護の負担が余りにも重過ぎる、特に女性の皆さん方の犠牲のもとに行われているから、家族介護の負担を軽くしようではないか、こういうとこ...全文を見る
○丹羽国務大臣 政党であるからすべて同じ考え方だとは思いません。しかし、当時の厚生大臣は現在政調会長の菅さんだったと思います、小泉大臣のときに成立をした。議論をしまして、どうもこの考え方について山本委員と菅さんとの間には大きな隔たりがあるなと、私は十分理解しておらないかもしれませ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、かねてから敬愛を申し上げております五島委員に激励をいただきまして、まことに恐縮でございます。  法改正を伴わずにこういうことができるかということでございます。  基本的には、三党合意で、法改正を行わないで、例えば、先ほどからお話が出ておりますような高齢者...全文を見る
○丹羽国務大臣 保険制度でございますので、これは、あらかじめ決められた税の中でそのサービスというものが制限されるものではない、そういうことになります。  今先生の御指摘がございました点でございますけれども、平成十二年の四月から十月までの半年間は保険料の割合は〇%、それから十月か...全文を見る
○丹羽国務大臣 決算はあくまでも一年単位でやる。それから、交付金につきましては半年ごとにやらせていただく、こういうことでございます。
○丹羽国務大臣 今回の半年間の保険料の猶予の問題、それから一年間の二分の一の問題は、あくまでも国の基準の給付サービスに沿って交付する、こういう種類のものでございます。
○丹羽国務大臣 まず、保険料でございますが、先生も御承知のように、三年間を通して保険料を決めていただく、こういうことでございます。それで、それぞれの市町村によって、ある町においては保険料が二%のところもあれば、ある町によっては五%もある。この分につきましては国の基準に沿う限り全額...全文を見る
○丹羽国務大臣 私もよく御質問の趣旨がわかりにくい点がありますけれども、そういう意味ではありません。あくまでも最初の半年間については保険料を免除するという前提のもとに三年間の保険料率を決めていただきたい。それから、その後の一年間については、二分の一の分については補充します、そうい...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、五島委員御承知のように、今回の医療保険者対策でございますが、介護保険料と医療保険料が一体として徴収される、こういうことでございまして、介護保険法の実施に伴います医療保険法のいわゆる老人拠出金の部分でございますが、要するに大体一千百億ぐらい負担増になりますもの...全文を見る
○丹羽国務大臣 率直に申し上げて、大変難しい問題でございます。例えば高齢者の医療保険制度につきましても、日経連であるとか連合では、いわゆる突き抜け方式、健保組合を中心にしてやるという問題もございます。それから、例えば、仮に高齢者の医療保険制度を独立した場合には、今度はその分保険料...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の特別対策でございますが、先生御指摘のように、さまざまな御意見があることも私も十分に承知をいたしております。しかし、今一番大切なことは、この大改革をいかにして来年の四月から実施するか、このことに尽きるのではないかと思っております。  それから、高齢者の保険料...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは、私厚生大臣でございますが、率直に申し上げて、段階的に実施するという、現在から考えますと、来年の四月から、医療改革の中で、まだ福祉審議会の中ですらまとまっておらない高齢者の問題について実際に実現することは不可能だ、こう考えております。  しかし、率直に申し...全文を見る
○丹羽国務大臣 午前中も御答弁を申し上げたわけでございますが、今回の政府の特別対策によって、今五島委員の御指摘のような、いわゆる社会全体で支え合っていくんだ、要するに家族の負担を軽くするんだ、この基本的な理念はいささかも揺るぎがないんだ、このことをぜひとも御理解いただきたいと思っ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、中川委員の御指摘の中で、三党合意がまさにこれまで議論をしてきた介護保険制度の理念や枠組みを変更しているのではないか、こういう前提に立って御質問をされているようでございますが、先ほどから申し上げておりますように、いろいろな議論がございますけれども、例えば家族に...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから私が申し上げておりますように、この問題につきましては、市町村におきまして、あるいは住民におきまして、大変な温度差が残念ながらある。そのことに対して、先生は残念ながらちょっと認識がないのじゃないかなと。そうじゃなかったら、はっきり言って、私もこんなに苦労は...全文を見る
○丹羽国務大臣 それでは、ちょっとお聞きいたしますが、給付サービスをおくらすべきだとお考えなんですか。まず、その前提いかんについて私はお伺いします。
○丹羽国務大臣 ですから、中川委員、どうもそこの認識の違いがあって、粛々とやるとおっしゃるけれども、平均で二千九百円弱ですから、これについていろいろなトラブルがある中において、粛々といいますか一気にといいますか、これをやることが果たして適当なのかどうか。やはりいろいろな問題が、先...全文を見る
○丹羽国務大臣 現実問題として赤字国債で賄わざるを得ないと思っております。凍結をしたからといって、これによって保険料を引き上げることは一切考えておりませんし、現実問題として、三年間を決めるんですから、その後は、できることは物理的に不可能です。
○丹羽国務大臣 ただいま申し上げたとおりです。
○丹羽国務大臣 三党合意を受けまして政府で方針を決めるときに、法改正は行わない、こういう前提のもとにこのような措置がとられたわけであります。  それで、要するに介護保険料は徴収しなければならない、こういうことでございます、まず第一は。それから、年金というのは、先生御案内のように...全文を見る
○丹羽国務大臣 半年は予算措置によって保険料を免除しましょう、そして、それから一年間については二分の一国が保険料を軽減する分を充当しましょうというのが正確でございます。
○丹羽国務大臣 御指摘のとおりでございます。ですから、半年間につきましては、あくまでもいわゆる助走措置として、そして、いろいろなトラブル、混乱しないような観点から、もう一つは激変緩和の観点からでございます。  基本的には、今申し上げたように、半分というよりは、一割が自己負担で、...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから繰り返し申し上げておりますけれども、年間を通じて保険料を徴収するということが法律に決められておるわけでございます。
○丹羽国務大臣 制度発足時の平成十二年度の前半に限っては、その期間に見合った財政措置を行う。先ほどから申し上げておりますように、半年間でございますから、これについては徴収を行わなくても法改正を伴わないんだ。これがまず第一点。  それから、第二点でございますが、具体的には、保険料...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の保険料などのための交付金でございますが、それぞれの市町村にいわゆる交付金の基金のようなものをつくっていただく、こういうことでございまして、施行当初半年間は保険料の徴収を行わず、またその後の一年間は保険料二分の一を軽減するということを前提にしておるわけでござい...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、保険料を徴収する市町村に交付金を交付しないという取り扱いは、交付金の趣旨、性格、目的から考えまして、これはペナルティーとして行うものではございません。ですから、モラルハザードという問題とは次元が全く違うものと考えております。  な...全文を見る
○丹羽国務大臣 ちょっと話は違いますが、少子化対策のときも、これは少子化対策にお使いくださいということで二千億円をことしの第一次の臨時補正で決めたわけであります。それと同じであって、使い道について、要するに今回は保険料の猶予あるいは軽減にお使いをいただきたい、こういうものでござい...全文を見る
○丹羽国務大臣 そういうお考え方があることも十分承知しておりますけれども、先ほどから何回も何回も繰り返し申し上げておりますけれども、今回の保険料の免除というのはあくまでも、これまでのいわゆる措置制度からいわゆる契約制度に変わるとか、すべての面において世紀の大事業でございますので、...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の場合は、先ほどから繰り返し申し上げておりますように、来年の四月からの問題でございまして、要するにいつ交付金を使うかという問題、そしてその目的、趣旨を踏まえて、反するものと考えています。
○丹羽国務大臣 それでは、語尾がはっきりしなかったようでございますので、恐縮でございますが、もう一度繰り返し発言をさせていただきます。  今回の交付金制度というものは、各市町村に基金を設けて、そして来年の四月からの半年分についてお使いください、その後については、二分の一について...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから繰り返し申し上げておるとおりでございます。  ただ、先生の御提言といいますか御意見というものも一つの考え方として私も十分に承っておりますが、基本的には私が先ほど申し上げたことに変更はございません。
○丹羽国務大臣 せっかくの御激励でございますけれども、これは私と中川委員との認識の違いでございまして、かえって混乱を起こすことによって市町村にとって大変なことになるのではないかということでございます。  これは三党合意をもちろん重く受けとめて決めたことでございますけれども、片っ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、石毛委員に申し上げますが、家族での介護というのは大変な御労苦を伴うものでございまして、介護をなさっていらっしゃる家族の方々に対しましては、深い敬意を表するものでございます。  しかし、先ほど来申し上げておりますように、今回の介護保険制度の趣旨といいますのは...全文を見る
○丹羽国務大臣 亀井発言以来、家族介護の問題、特に彼は現金給付を保険の枠の中でということを強く申しました。  これは先ほどから申し上げておりますように、法改正を伴うものでございますし、当時、もう四年前か五年前になりますけれども、ドイツのように七割、八割がみんな現金で行って、介護...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、申し上げさせていただきますことは、私自身も三党の政策責任者の会議に何回となく呼ばれました。この問題について私なりの考え方を申し上げさせていただきました。  そういう中で、私が申し上げましたことは、この介護保険制度の理念、枠組みを変えてもらっては困るというこ...全文を見る
○丹羽国務大臣 三党の中でさまざまな問題について御議論をしていただくということが、三党合意の、私もちょっと寝不足でございまして忘れておりますが、たしか七項目めにあるんです。その中で当然御議論をしていただくだろうということが私の一つの予測でございます。  それと、私どもが申し上げ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まさに、介護保険制度を導入するということは、ホームヘルパーを初め、在宅サービスを充実させることではないか。  これまではそれぞれの市町村において公費におけるサービスが行われてきた。ある意味においてそれぞれの市町村が予算措置を決めて、そういう中で行われてきた。今度...全文を見る
○丹羽国務大臣 児玉委員にお答えいたします。  介護問題に今国民が大変な大きな関心を持っていらっしゃるということで、児玉先生自身がこの問題について大変御熱心に取り組んでいらっしゃることに対しまして、まず心から敬意を表したいと思います。  それで、私どもの政府が決めました特別対...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、各市町村からいろいろな御要望を踏まえまして、私ども政府といたしましては新ゴールドプランというのをつくりました。これは児玉委員御承知のように、特別養護老人ホームにつきましては二十九万床を目標にいたしております。これは、二十九万床全部達成をいたしました。しかし、...全文を見る
○丹羽国務大臣 何をもって契約違反とおっしゃるかわかりませんけれども、それぞれの地域が、旭川市は旭川市でそのような供給サービス、基盤整備というものを準備、整備なさっておるわけでございます。  そういう中において、旭川市においてどうしても特別養護老人ホームが不足しているからつくり...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、ゴールドプランは、私の記憶ですとたしか十年前につくりました。各市町村の御要望を踏まえてつくったわけでございますが、その後、私どもが、あるいは市町村が想定していた以上にこういうような希望者が多いのだ、こういうふうに私は認識をいた...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは、特別養護老人ホームでございますから、率直に申し上げて、すぐ一週間でできるとか二週間でできるとか、こういうものじゃないということも現実問題であります。  そこで、これは全く私見でございますが、基本的に大きな流れとしては、これから施設にお入りになる方は、どち...全文を見る
○丹羽国務大臣 特別養護老人ホームにつきましては、全体的には、先ほど申し上げましたように、新ゴールドプランの中で達成をいたしております。しかし、率直に申し上げて、地方と都市部で格差があります。どうしても都市部の場合は地価が高いし土地の確保が非常に難しいということで、都市部において...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、この特別養護老人ホームを初め、そのほかの施設についてもそうでございますけれども、地域間によって非常に開きがあるということは事実でございます。  私といたしましては、基盤整備がおくれております地域においては、早急にその充実に取り組め...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、これはまさに介護保険というのは地方分権の象徴的な問題でございます。それぞれの市町村が希望する場合、あるいは一市町村だけではなく広域として希望する場合、さまざまな問題がございますけれども、いずれにいたしましても、地域住民の皆さん方のニ...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生が御指摘のことは、条例の準則の中でさまざまな災害とかそういうものについて付加をしろ、こういうことでよろしゅうございますでしょうか。  介護保険法につきましては、御案内のように、その所得に応じまして、負担能力に配慮いたしまして五段階の保険料というものを定めてい...全文を見る
○丹羽国務大臣 そのとおりでございます。
○丹羽国務大臣 第二十四条のただいま先生から御指摘いただきました四つの問題について、基本的には十分にこれが満たされている、このように考えております。
○丹羽国務大臣 先ほど申し上げましたように、これで一つの保険料減免の事由としては満たされておりますけれども、あくまでも市町村の独自の判断によることは言うまでもありません。それを私どもが妨げるものではありません。
○丹羽国務大臣 児玉委員の御指摘は低所得者対策の一つだと思います。  この介護保険制度でございますけれども、例えば利用者の一部につきましては上限を設けております。具体的に申しますと、一般が三万七千二百円でございますけれども、低所得者の皆さん方に対しては二万四千六百円ということの...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生御案内のように、保険料につきましては五段階が設置されております。いわゆる非課税世帯で、夫婦が非課税でお子様が課税されている場合を一とした場合に、要するに、例えば生活保護などの方々に対しては保険料を半分にする、さらにその上の方については四分の三にする、このような...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから御答弁をさせていただいておりますけれども、政府の特別対策といたしまして、来年の四月から六カ月間は保険料を猶予する、それから一年間につきましては高齢者の保険料を半分に軽減して、高齢者が新たな負担になれていただくように配慮するようにいたしておるようなところで...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいまの児玉委員の御発言をお聞きいたしておりまして、一つの提言として受けさせていただきます。  私自身も、限られた財源の中で財源の再配分ということを真剣に考える時期に来ているのではないか、こういう認識においては同じでございますし、国民の皆さん方の理解を得ながら...全文を見る
○丹羽国務大臣 児玉委員が御指摘になりましたコラムを実は私も拝見いたしております。  いずれにいたしましても、そのような誤解を招くということは大変私といたしまして心外でありますし、介護問題というのは、本当に寝たきりのお年寄りの大変深刻な問題でございまして、こういった次元の問題で...全文を見る
○丹羽国務大臣 二回にわたって中川委員が代表質問でこの問題について御質疑をなさったことに対しまして、大変心から敬意を表する次第であります。  私自身、実際問題、トーンダウンしたと思っておりません。と申しますのは、これは先ほどから申し上げておりますように、基本的な理念、要するに私...全文を見る
○丹羽国務大臣 率直に申し上げまして、大変この問題は悩ましいところでございます。しかし、現実問題として、個人個人、市町村によって大変な温度差があるわけでございます。私も懸命にいろいろな方々に御説明を申し上げますが、御説明を申し上げて、御理解をしていただく方もいらっしゃるし、かとい...全文を見る
○丹羽国務大臣 御指摘のとおりでございます。
○丹羽国務大臣 先ほど中川委員からお話がございましたように、先送りは断じてしておりません。最初から私どもは、社会保険方式の中において、余りにも大改革であり、世紀の大事業であるからということであって、お年寄りの皆様方に御理解をいただくためにこのような措置をとらせていただいたというこ...全文を見る
○丹羽国務大臣 保険料の猶予の半年分、さらに激変緩和の一年間の二分の一の分につきましては、必要な財源については全額国において負担する考えでございます。
○丹羽国務大臣 中川委員も御理解いただいていると思いますが、今回の介護保険制度というのはあくまでも地方分権であります。それぞれの市町村がどのような給付サービスを行い、どのような保険料を取るか、あるいは上乗せであるとか横出しであるとか、これはあくまでもそれぞれの市町村によるものであ...全文を見る
○丹羽国務大臣 具体的に大勢の皆さん方を集めてお話は聞いておりません。ただ、町村会の代表の山本会長を初め、各市町村長の方々が大臣室に訪ねていただいたり、あるいはファクスを通じてさまざまな御意見をお聞きいたしておるようなところでございます。  さまざまな御議論がございますけれども...全文を見る
○丹羽国務大臣 納得しているとか、そういう言葉のあやでございますからなかなか難しいのでございますが、特別対策については感謝の念をいただいているところであります。
○丹羽国務大臣 それはきょう決まったんですか。まだ拝見しておりませんが、もしよろしければ見せてください。
○丹羽国務大臣 特別対策で大変慌ただしい日々を送っておりますけれども、いろいろな機会に、先ほどから申し上げておりますように、ファクスを通じてとか、あるいは実際に私のところにおいでいただいておる方々からお話を聞いているつもりであります。  率直に申し上げて、大変御熱心にこれまで取...全文を見る
○丹羽国務大臣 家族介護に対する支援と介護保険制度とは矛盾していないと考えております。
○丹羽国務大臣 まず、政策的な評価ということでございますが、介護保険法の実施によりまして家族の介護負担の軽減が図られるということは、これは当然のことでございますが、私といたしましては、これまでどちらかというと一家族の問題として余り表舞台に出てこなかった問題ではないかな、こういうふ...全文を見る
○丹羽国務大臣 委員は、数量的に目標を立てろ、こういうことでございますが、率直に申し上げて、できるものとできないものがございまして、現時点において、なかなか今ここで直ちにお示しするような準備が整っておりません。  それから、健康日本21というものをこれから厚生省として進めていき...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第1号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 厚生大臣に就任をいたしました丹羽雄哉でございます。  厚生行政という国民の皆様方の生活に直結した分野を預かることとなり、その重責に身の引き締まる思いがいたしております。  委員の皆様方には、日ごろから厚生行政の推進に格別の御尽力をいただいており、この...全文を見る
11月16日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○丹羽国務大臣 先ほどから大野総括政務次官がお答えをいたしております杉並病につきましては、因果関係がはっきりしない、こういうことでございますが、私どもも決して手をこまねいているわけではなく、フィルターの設置などさまざまなことにつきまして、私どもなりにこれまでも手当てをしてきたとこ...全文を見る
○丹羽国務大臣 率直に申し上げて、その報告書をまだ私見ておりません、大変申しわけなく思っておりますけれども。その報告書が不備か不備でないかということは、私の口から申し上げるわけにいきません。  いずれにいたしましても、問題は、地域の住民の皆さん方の不安をいかにして解消するのか、...全文を見る
○丹羽国務大臣 現に大勢の皆さん方が大変苦しんでいらっしゃる問題でございますし、また不安を抱えながらこのまま放置しておくわけにもいかないわけでございます。因果関係とは別に、そういった住民の皆さん方の痛み、苦しみというものを政治家が真摯な気持ちでお聞きするということは、これは政治家...全文を見る
○丹羽国務大臣 金田委員の御質問は靖国神社の特殊法人化の問題だと思いますが、政府の方の見解につきましては、ただいま法制局の方から答弁がございました。政府の一員として、この問題について個人的な見解を申し上げることは差し控えさせていただきたいと思っています。
○丹羽国務大臣 私の答弁を素直にお聞きいただければ結構だと思います。
○丹羽国務大臣 まず、医療の抜本改革でございますけれども、今後の急速な高齢化社会によりまして医療費が大変伸びております。平成十一年度推計でも、国民医療費が三%、老人医療費に至りましては六%増加をしておる、こういうことを考えますと、当然この医療の抜本改革というのはまず避けて通れない...全文を見る
○丹羽国務大臣 一言で申し上げますならば、世代間の支え合いの問題であり、それから健保組合の大変大きな赤字要因の一つになっております老人拠出金の問題、こういうものも含めているのではないか。  いずれにいたしましても、少子・高齢社会が進んでいく中において、お年寄りの皆様方の御理解を...全文を見る
○丹羽国務大臣 結婚であるとか出産であるとか、これはあくまでも個人の人生観あるいは選択の自由に任されるものだ、まずこの大前提がございます。  私といたしましては、年々働く女性の皆さん方がふえていらっしゃいます、そういう中において女性の皆さん方が子供を産んで育てながら、一方で働け...全文を見る
○丹羽国務大臣 確かに、委員御指摘のように、一時保育が三千カ所の目標に対して平成十一年度で千五百カ所であるとか、地域子育て支援センターにつきましても、三千カ所に対しまして現在は千五百カ所ということで、私どもが掲げました目標に比べまして大変立ちおくれておることを率直に認めざるを得な...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生の御指摘になりましたそもそもの発端の例えば少子化問題、これも先生御案内のように、地域によって随分格差があります。今平均は一・三八でございますけれども、地域によってはそれを大幅に上回るところもあれば、特に都市部でございますけれども出生率が低下をしている。  そ...全文を見る
○丹羽国務大臣 私は、率直に申し上げて、これまでの経緯について十分に掌握していない部分がございますが、有料老人ホーム、それから特養、さまざまなものがありますが、有料老人ホームのあり方そのものが今回社会的な大きな問題になりつつあるのではないかな、このように考えております。  と申...全文を見る
○丹羽国務大臣 二十九条の問題につきましては、ただいま局長の方から御答弁があったところでございます。  先ほども私ちょっと申し上げたわけでございますけれども、今度、介護保険制度の導入によりまして、特に在宅サービス分野を中心にして民間業者の参入というものが期待されるところでありま...全文を見る
○丹羽国務大臣 もう大分前でございまして、たしかあのときはエイズの問題で、薬害じゃないんだという観点から救済策というものが非常に小規模なものであって、私自身が一政治家として、これは完全な薬害じゃないかということの中で、家西議員にも、石田さんともども、もう亡くなられたと思いますけれ...全文を見る
○丹羽国務大臣 ちょっと不勉強でまだその書類を見ておらないのでございますが、厚生行政のすべての責任は私に帰すると思っております。
○丹羽国務大臣 今私が申し上げましたことは、厚生行政の最終的な責任はすべて私に帰する、こういう認識を持っておるということでございます。
○丹羽国務大臣 旧知の家西議員の質問でございますが、率直に申し上げて、この問題について勉強しておる時間的余裕もございませんので、もし機会がありますならば、もうちょっと勉強してしっかりとした答弁をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○丹羽国務大臣 これは答弁になるかどうかわかりませんけれども、私がそのような質問を受けるということは、正直申し上げて私自身承知しておりませんでした。  家西議員がこれまで大変御努力なさっていらっしゃる問題でございますので、今軽々にここで不勉強なままお答えするよりは、もうちょっと...全文を見る
○丹羽国務大臣 医療用具といいますと、体温計であるとか、ペースメーカーであるとか、あるいはメスであるとか、一般的にこういうようなものを指しております。ヒト乾燥硬膜など、医療用具もさまざまでございまして、先ほど大野総括政務次官からお話がございましたように、医薬品のように副作用という...全文を見る
○丹羽国務大臣 私は、その点、認識が異なります。  やはり国会の審議というのは、国民の代表である議員の皆さん方が御質問なさるわけでございます。私ども、率直に申し上げて、専門的な分野において、あるいは過去の経緯について、いきなり質問されましても答えられないことはございます。しかし...全文を見る
○丹羽国務大臣 社会保障のあり方そのものが変質しつつあるのではないかと私は思います。かつて、社会保障というのは、どちらかというと生活困窮者を対象にして、生活保護的な色彩が強かったのではないか。ところが、だんだん国民生活が豊かになって、そういう中において、特に、昭和三十六年に国民皆...全文を見る
○丹羽国務大臣 これを堅持しなければならない、こういう立場から申し上げたのです。
○丹羽国務大臣 私、就任あいさつの中で申し上げさせていただきましたけれども、今、豊かさの中の不安ということを言われております。特に、お年寄りの皆さん方が老後に対して大変不安を持っていらっしゃる。こういう中で、今委員御指摘の医療、年金、介護、これをどうやって堅持し、あるいはどうやっ...全文を見る
○丹羽国務大臣 医療、年金、介護など、社会保障に要する費用は年間六十八兆円の巨額に達しております。これらは、御案内のように、国民が相互に助け合うということでございまして、保険料と公費によって賄われているわけであります。  今委員の御指摘の基礎年金の部分は、要するに税方式でいいん...全文を見る
○丹羽国務大臣 私は、認識は全く異なります。  まず、少子・高齢化社会を迎えまして、これからますます社会保障に対する費用というものが増大してまいります。その財源を安定的に賄う仕組みといたしまして、いわゆる社会保険方式というのをとらえておるわけでございます。  社会保険方式とい...全文を見る
○丹羽国務大臣 小沢党首の発言、個人の保険料負担を二分の一にする前提であるとか、それから八%の根拠について、私自身承知しておりません。ですから、どういうような根拠に基づいてこういうようなものを出したかということについて、私、詳細に今ここで述べることは残念ながらできないわけでござい...全文を見る
○丹羽国務大臣 小沢党首は大変な識見を持った方でございますし、それなりの根拠があってそのようなことを申し上げたのではないかと思います。私がその点において十分に把握しない段階においてとやかくコメントを申し上げることは、差し控えさせていただきたいと思います。  ただ、政治家の発言で...全文を見る
○丹羽国務大臣 中川委員の切々たる訴えをお聞きいたしておりまして、私も本当に思わず胸が痛む思いがいたしております。  この問題について、まだまだ私は率直に申し上げて不勉強なところもございますし、また、現在係争中でございますので、責任についてのコメントについては差し控えさせていた...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど来、政務次官から御答弁を申し上げております。この問題につきましては、今まさに裁判中でございまして、その責任云々の問題はさておきまして、今先生から御指摘のあったように、こういう問題が発生したときに迅速に対応していないじゃないかということに対する反省というものは...全文を見る
○丹羽国務大臣 今現に係争中のもので救済的なものをつくるということは、今先生がおっしゃっているのは恐らく金銭的なものではないかと思いますけれども、因果関係なりその責任を認めるということにおいて、現時点において極めて困難ではないかと思っています。  しかし、先ほどから先生の切々た...全文を見る
○丹羽国務大臣 ヒトの由来から発生するような医療用具に対して、私どもがどういうような監視なり指導ができるかを含めて十分に検討しなければならない、こういうことでございます。
11月16日第146回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました三法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、国民年金法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  国民の老後の生活設計の柱である公的年金制度について、将来にわたり揺るぎのない信頼されるものとするため、今回の財...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 衛藤議員にお答えいたします。  まず、今回の改正案の負担水準の考え方についてのお尋ねがございました。  今回の改正案では、今後の少子高齢化社会や経済の低成長化を踏まえまして、将来の世代の負担が過重にならないように、保険料については年収の二割程度に負担...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 山本孝史議員にお答えをいたします。  まず、今般の介護保険法の円滑な実施のための特別対策に対する御質問でございますが、これはただいま総理からもお話がございましたけれども、与党三党による申し入れを重く受けとめ、制度スタートの際、国民の皆様方に、これまでは...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 児玉議員にお答えいたします。  まず、今回の厚生年金の支給開始の年齢の引き上げでございますが、今や我が国は世界で最も長寿国でございます。そして、しかも今回の措置は十分な準備期間をとっており、将来の現役世代の保険料の負担の増大を抑えるという観点から必要な...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 中川智子議員にお答えいたします。  まず、障害無年金についてのお尋ねでございますが、いわゆる無年金障害者につきましては、年金制度において何らかの給付を行うことは、保険料の負担に応じて給付を行うという年金制度の根幹そのものに触れるものであり、現在の年金制...全文を見る
11月17日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○丹羽国務大臣 ただいま議題となりました三法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、国民年金法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  国民の老後の生活設計の柱である公的年金制度について、将来にわたり揺るぎのない信頼されるものとするため...全文を見る
○丹羽国務大臣 根本委員御指摘のように、今回の改正案におきましては、受給を開始いたしました後は物価スライドで年金額を改定する、こういうことで受給者の生活水準を確保したい、こういうことでございまして、いわゆる後代に対する負担というものを十分配慮した措置でございます。  しかしなが...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、根本委員が御質問なさったことは、確定拠出型年金、つまりアメリカで大変はやっております四〇一Kの日本版の問題だと思います。これにつきましては、大変関心を呼んでおるわけでございます。国民が自己責任のもとに運用し、その運用収益をもとにして給付額が決定される仕組みで...全文を見る
○丹羽国務大臣 今お年寄りの中で、老後に対する不安というものがあります。年金、医療、介護、この三つの位置づけをどう考えるかということでございますが、私は、昨日の答弁の中でも申し上げましたことは、やはり年金というものをまずしっかりさせなければならない、年金を中軸に考えながらこれから...全文を見る
○丹羽国務大臣 お答えを申し上げます。  先ほどから申し上げておりますけれども、今回の年金法改正案の一つの目的でございますけれども、将来の現役世代への過重な負担をまず防がなければならない、それとともに、確実な給付を国民の皆さん方に明らかにしなければならない、そして何よりも年金に...全文を見る
○丹羽国務大臣 先日の吉田委員の御質問にも私の方から答弁させていただきましたけれども、我が国の社会保障制度というのは、まず一番大切なことは、自立した個人を原則にしながら、同時に社会的な連帯の精神を基礎にしているということでございます。  医療、年金、介護の問題でございますけれど...全文を見る
○丹羽国務大臣 委員のお尋ねは、公的年金のあり方と私的年金のあり方だと思います。  まず、公的年金でございますけれども、老後の所得保障の柱といたしまして高齢者の生活を終身にわたって支えるという、その役割が大変大きなものであると思っております。そのうち基礎年金によりまして老後の基...全文を見る
○丹羽国務大臣 今委員御指摘のように、四・三人で一人のお年寄りを支えている、こういう図式でございますが、将来のピーク時にはこれがさらに深刻になってまいりまして、二〇二五年でございますか、二人で一人を支えていく、こういうような少子・高齢化社会が本格化するわけでございますが、今回の改...全文を見る
○丹羽国務大臣 空洞化問題を解消するためには基礎年金のいわゆる財政方式を税方式にするべきではないかということでございまして、これは、三党間の将来の一つの合意事項になっていることは事実でございます。  ただ、私の基本的な考え方としましては、先般来申し上げておるわけでございますけれ...全文を見る
○丹羽国務大臣 要するに、基礎年金と二階建ての厚生年金と三階の年金基金との兼ね合いでございます。  まず、基本的に、基礎年金というのは、お年寄りの皆さん方が生活をしていく上において最低限度を賄うようなものを基礎年金の部分で賄っていただこうというのが基礎年金の位置づけではないかと...全文を見る
○丹羽国務大臣 今、五島委員の御指摘は、要するに、社会保険方式ではなくて、基礎的なナショナルミニマムを保障するべきものであるから税方式にした方がいいんじゃないか、実際問題、フルペンションの問題と実際のあれは違うんじゃないか、こういうような御質問だと思います。  この問題につきま...全文を見る
○丹羽国務大臣 ナショナルミニマムを確保するために税方式なのかあるいは社会保険方式なのかというような議論ではないかな、こういうことでありまして、これは率直に申し上げて、現実的な政治判断といいますか、それでは五島委員にあえてお尋ねしますけれども、現実の財政事情において、要するに消費...全文を見る
○丹羽国務大臣 実は、私が厚生大臣に就任する前から、年金については、国民の、特に若年世代の間で大変不安感を持っている。もしも自分たちが年をとったときに、事業主も含めてでございますけれども、自分たちの払った保険料が逆ざやになるのではないか、こういうような懸念が一部にあった。こういう...全文を見る
○丹羽国務大臣 今、御案内のように大変な不況の中で、この問題は難しい問題でございますけれども、企業年金や退職金についての新しい企業会計基準の導入というのは、確かに今五島委員から御指摘があったように、企業経営に影響があるものではないかと私自身も考えております。しかし、これは経済のグ...全文を見る
○丹羽国務大臣 厚生年金基金から脱退していく企業がふえるのではないか、こういうことでございますが、これは、私どもとしては、ぜひとも勤労者の老後の安定のためにもそのようなことがないようにお願いをすることでございますけれども、それぞれの企業が御努力を願って、例えば日立などはいち早く積...全文を見る
○丹羽国務大臣 五島委員が先ほどから御指摘なさっておりますように、新企業会計則によりまして企業に与える影響が大変大きいのではないかということは紛れもない事実でございます。そういうことも十分に配慮いたしまして、十五年という長期にわたってこの積み立て不足を解消していこう、こういうよう...全文を見る
○丹羽国務大臣 この問題につきましては、五島委員の冒頭の質問の中で私なりの考え方を申し上げさせていただきました。  ただ、率直に申し上げて、まだまだ十分に整理し切れない部分がありますので、今後、この委員会を通じまして五島委員の御意見も承りたいと思っておりますし、また大変重要な問...全文を見る
○丹羽国務大臣 確かに、資金の確保事業であるとか年金の財源強化事業というのは、そもそもこれを借り入れて資金を確保して、住宅融資の還元に充てるとか、あるいは年金の財政基盤の強化を目的として資金運用部から運用資金を借り入れて、昭和六十一年から始めたものでありますけれども、当時の経済環...全文を見る
○丹羽国務大臣 先生も二本松のグリーンピアにお泊まりになったか御利用になったか、私も実は行って泊まったことがございます。もう今から六、七年前になりますけれども、大変すばらしい施設で、大勢の方々が御利用していて、民間と比べても遜色のないサービスを受けて、大変すばらしいところだな、自...全文を見る
○丹羽国務大臣 瀬古委員御指摘のとおり、基礎年金制度が導入されましたのが昭和六十一年の四月でございます。これによりまして、サラリーマンの妻の年金権というものが確立されました。それから、学生の強制適用は平成三年でございます。この無年金障害者はもっと少なくなっていただろうということは...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、無年金障害者の問題でございますが、無年金障害者につきましては、年金制度において何らかの給付を行うということは、保険料の負担に応じて給付を行うという年金制度の根幹に触れるものでありまして、現在の年金制度の仕組みの中では現実問題として極めて困難である、こういうよ...全文を見る
○丹羽国務大臣 障害者施策の中で福祉的な措置をとることにつきましては、障害者福祉施策は障害者の内容などに応じて必要なサービスや手当を受けるということではございますが、いわゆる無年金障害者ということに着目して、具体的な福祉施策をとるということが果たしてこの年金制度そのものになじむも...全文を見る
○丹羽国務大臣 繰り返し同じことを申し上げて恐縮でございますが、現時点におきまして、福祉サービスとしてはきちんとしてやっていかなければならない、こういう認識は持っておりますけれども、負担と給付という関係の中に成り立つ年金制度の中で、いわゆる無年金障害者の問題をどうやって救済するか...全文を見る
○丹羽国務大臣 平成六年の年金法の改正におきまして、ただいま委員の御指摘の第三号被保険者の届け出の特例というものを講じたわけであります。これは、先ほど申し上げた昭和六十一年の四月の基礎年金の導入に伴いまして女性の年金権が確立されたということでございまして、その時点におきまして届け...全文を見る
○丹羽国務大臣 瀬古委員の御意見として承りたいと思います。
○丹羽国務大臣 全く瀬古委員と同じ認識でございます。  ことしの六月に男女共同参画社会基本法が成立をいたしました。少子・高齢化社会の進展などを考えまして、今後、男女がお互いにその人権、立場、こういうものを十分に尊重し合いながら、その個性と能力というものを発揮できるような社会をつ...全文を見る
○丹羽国務大臣 私は大臣に就任をさせていただきましたときのあいさつの中で、豊かさの中の不安という言葉を使わせていただきました。確かに経済は豊かになってまいりましたけれども、老後に対する大変大きな不安というものが国民の中にあるんじゃないか。  その中で特に大きな問題は、年金が果た...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の法案の中で、先ほども申し上げましたけれども、平成十六年までに安定した財源を確保したという前提のもとで国庫負担を三分の一から二分の一に引き上げるということが附則に明記されておるわけでございます。  いずれにいたしましても、私といたしましては、やはり年金に対す...全文を見る
○丹羽国務大臣 年金の給付水準と今の問題に絡む問題でございますけれども、受給の開始時には現役世代の年収の六割前後を確保する、こういう前提に立ちまして、物価スライドで今後はお願いをしたいということは、これは、私たちの時代はいいのです、あくまでもこれから先の若い方、現役世代に対する配...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の改正法案の中で、基礎年金につきましては、御案内のように、二〇〇一年から段階的に六十五歳まで引き上げていく、それから、厚生年金の部分でございますが、二〇一三年から十二年間かけて二五年までに六十五歳にしていこう、こういうことでございまして、将来の保険料の負担の増...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど来、障害無年金の問題について御答弁を申し上げておるわけでございますが、年金制度の根幹にかかわる大変難しい問題だなと。  要するに、年金制度の問題と障害者福祉の問題をどういうふうにとらえ、位置づけるかという問題でございますけれども、年金審議会におきましてこれ...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 介護保険制度の導入の一つの要因となりましたのが、先生も十分に御承知のことと存じますけれども、医療保険制度のもとでいわゆる介護ニーズのあるお年寄りをある程度引き受けてまいりました。急性期病棟でそういうようなお年寄りを引き受けてくることが社会的入院という俗な...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 介護保険は、御案内のように、これまではどちらかというと一家庭の私的なものとして取り扱われてまいりました。しかも、女性の皆さん方のいわゆる過重な負担のもとに、犠牲のもとに行われていた嫌いがなきにしもあらずでございます。これを今後は社会全体で支え合っていこう...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私もかつて今井議員とこの問題を夜を徹して議論いたしましたことを今脳裏に思い浮かべまして、感慨無量のものがございます。  まず、政治主導とは何か、こういうような御質問ではないかと思いますけれども、私ども政治家というものはあくまでも国民の代表でございます。...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、私は決してうそを申し上げたことはないということを、今井先生でございますが、あえて申し上げさせていただきます。市町村からこういう要望がございまして、要するにその問題についてさまざまな議論があったということも十分承知をいたしております。  それで、介...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 介護保険制度に関しまして、本年の十月二十九日に与党三党の政策責任者の皆さん方の間で七項目の合意を交わしたことでございます。私は、おのおのの政党が合意を交わしたことでございますので直接的なコメントは差し控えさせていただきますけれども、まず、その合意に当たり...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 三党でそれぞれ御協議をいただきまして七項目の合意ができました。  それで、先ほどから大野総括政務次官あるいは小池経企庁総括政務次官からお話がございましたけれども、それぞれ政党が違いますからそれぞれの考え方を持っております。それを重く政府といたしましては...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほども申し上げましたけれども、来年の四月から介護保険制度をスタートする、法改正をしない中でスタートするということについては与党三党あるいは政府とも一致しておる、こう考えております。
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、今回のいわゆる三党合意あるいは政府が特別措置を決めるに当たりまして法改正をしないんだと。もう来年の四月でございますから五カ月であります。この間近に迫ったときに法改正をすると私はあらぬ混乱を与えることになるのであろうと思います。今井委員は法改正をすべ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) さっきそうおっしゃったから、それをお聞きしたいと思っておりますけれども、先ほどから申し上げましたように、要するに法改正をせずに枠組みを変えるものでないという、まずこういう大前提に立っておるということであります。  それで、仮に保険料を徴収しないというこ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 大変技術的でありますが、重要な問題でございます。  私なりに整理させていただきますならば、先ほど来の議論をお聞きいたしておりまして、要するに仮徴収の部分、いわゆる前期の部分についてはそれぞれの市町村の判断において徴収することもできるし徴収しなくても結構...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、先ほどから申し上げておるわけでございますが、今回の特別対策に先立ちまして与党三党で協議をしていただきまして、七項目の合意を決定したところであります。その大前提が、とにかくもう五カ月を切った、こういう段階において法改正を行いますと現場にさらなる混乱を...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) では、今井先生はそうじゃないんですね。その辺はちょっと、いや、市長会のも聞いています。では、その辺のところはどちらでもよろしゅうございますが、市長会と今井先生はまた違う考え方かもしれませんが、要するにそういうような御要望があったことは私も十二分に承知をい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) これが率直に申し上げて最も悩ましい問題でございます。  大変御熱心な市町村の中には、幾ら保険料がかかってもいいから立派な給付サービスをしてほしい、こういう意見があることも事実です。しかしその一方で、ある市町村長さんから聞きましたら、我々のところは健康な...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) この新しい世紀の大事業とも言えます介護保険制度につきましては、国民の皆様方に祈るような気持ちで本当に定着していただきたい、こういう気持ちで私は答弁を申し上げておるわけでございます。  例えば、新しい制度のもとでは、先生御案内のように今要介護認定手続が行...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) いや、簡単に終わりますから。
○国務大臣(丹羽雄哉君) やめろということですか。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ちょっと中途半端ですね。
○国務大臣(丹羽雄哉君) もしお許しいただければ。もうすぐ終わりますから。
○国務大臣(丹羽雄哉君) それで、要するに今までの措置制度から新しい利用型制度に変わるんだ、こういうことでありまして、いわばこれでは、ぜひともこの点だけは、今井先生、御理解いただきたいのは、あくまでも助走期間でありまして、これは半年後にはきちんと保険料を取るんだということで、その...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 昨年度、各市町村において実施されました要介護者数等に関します調査結果を現行の要介護認定基準に換算して推計いたしましたところ、介護保険の給付対象となる要介護者、要支援者は二百八十万人に達すると結論を得ております。  このうち、介護が必要である六十五歳以上...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) もう一回最後の位置づけのところを、恐縮ですが。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 寝たきりの要介護状態にならずに健康で長生きをして、そしていつまでもお元気であるということは、だれしもが願っていることでございます。そういう中で、来年から二十一世紀における国民健康づくり運動、いわゆる健康日本21計画というものをスタートさせます。  これ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 与党三党の政策責任者の間でこの問題が出てきたように承知いたしております。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 家族介護の問題でございますが、一政党の政策責任者のみならず三党の政策責任者の皆さん方が、どちらかというと私も、非公式でございますけれども、呼ばれた席におきましては前向きな姿勢を示しておりましたことをまずお伝えさせていただきます。  それで、問題は、家族...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 利用者の希望に基づきまして適正なサービスの選択が行われるわけでございますが、認定調査に従事するケアマネジャーに先生が御懸念のような点がないかどうか、つまり調査の際に被保険者を特定の介護サービス事業者に勧誘するような行為があってはならない、まずこう考えてい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 山本議員御承知のように、医療にいたしましても年金にいたしましても、そしてこの四月にスタートをする介護保険にいたしましても、すべて保険方式によっているものでございます。  我が国の今後の少子高齢化社会を考えますと、介護のための費用というものも年々大変増大...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、基本的な考え方といたしまして、この介護保険制度というのは地方自治の原点に立つものでございます。ですから、率直に申し上げまして、それぞれの地方自治体によってかなりの開きがあるということは議員も御承知のことだと存じます。そこが私どもが大変頭を痛めている...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 例えばホームヘルパーなどは、いわゆる新ゴールドプランの目標の数値としては十七万人だったと思いますが、実際にはもう既に十八万人を超えておる、こういうような状態でございますし、いわゆる在宅の三本柱と言われておりますホームヘルプそれからショートステイ、デイサー...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、ぜひとも御理解をいただきたいのは、この介護保険というのはあくまでもいわゆる地方分権のシンボル的なものでございまして、大変熱心な市町村と、いや、私どもはこの介護保険よりはむしろどちらかというと公民館をつくった方がいいんじゃないかとか、あるいは土地の基...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 介護保険制度におきましては、ケアマネジャーとして、市町村などの地方自治体はもとより、社会福祉法人や医療法人、民間企業、さらにNPOなど、幅広い主体の参画が可能な仕組みになっておるわけでございます。  先生の御指摘は、もっとこの問題について要するに地方自...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 利用者負担の話ですか。さっきからお話が、ちょっと認識がもう全然ここですれ違っていらっしゃるものですから、そこをきちっとしないと。  要するに、保険制度そのものを否定なさっていらっしゃる立場と、我々、保険制度でやるという立場で公的なサービスをしなさいと。...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 局長の方に何か通告してあるそうです、以前に。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 御質問の趣旨をもう一度ちょっと私は小池議員にお尋ねしたいわけでございますが、離島であるがゆえに利用者負担を減らすべきだ、こういうような御趣旨でいらっしゃいますか。
○国務大臣(丹羽雄哉君) いや、よくわかっているんですけれども。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ですから、先ほど来申し上げておりますように、国の負担の中の二五%のうちの五%は特別調整交付金ということで、そういう点を十分に配慮して配賦させていただく、こういうことでございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから、基盤整備はかなり地域間において、あるいは市町村間において開きがあるんだということを申し上げておるわけでございます。私どもといたしましては、来年の四月から介護保険制度がいよいよスタートするわけでございますので、残された月日もわずかでございますけ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 要介護認定でございますけれども、国民の皆さん方から不満が出ないように公平公正でなければならない、こう考えているような次第でございます。  ただいま議員からも御指摘がございましたように、要介護認定につきましては全国共通のコンピューターによりましす一次判定...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) これも繰り返しになりまして大変恐縮でございますけれども、もう既に先生御案内のように、先ほどの答弁の中で申し上げましたけれども、横浜市などはもう八割もスタートしておる、要するに全国で認定はスタートしておるわけでございます。現時点で現在使用しております一次判...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) この資料を初めて今この場で私は見たわけでございまして、今この場ですぐに感想を述べろと申されましても、軽々に感想を申し上げるわけにいきません。  それで、できますことならば、要するに二日前に御質問いただければ私もそれなりに勉強してお答えいたします。昨晩、...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) このことにつきましては先般来たびたび御答弁をさせていただいておるわけでございますけれども、いずれにいたしましても、寝たきりのお年寄りに対してどういうような対応策をとっていくかということに私は尽きるのではないかと思っております。  これまでは一家庭の問題...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まさに先生御指摘のとおりでございまして、例えば医療保険にいたしましても、いわゆる国保の頭割りという形でのお年寄りの負担というのはあるわけでございますけれども、もし仮にお子さんがサラリーマンで所得があって働いて被扶養者になった場合には、高齢者の保険料という...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 午前中の今井委員の御質問の中で、かつて私が実はこの在宅を優先してやったらどうか、こういうことを申し上げた張本人でございます。  それはどういうことかと申しますと、今度四兆三千億でございます。それで、あの当時は、もう五、六年前になりますけれども、私はとに...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の特別措置によりまして、当初の半年間は保険料を徴収しない、そしてその後さらに一年間について激変緩和のために保険料を二分の一にする、こういうことでございます。  先ほど来私が申し上げておりますように、とにかく、これまでのいわゆる福祉サービスとは全く異...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ちょっと御理解いただきたいのは、これはあくまでもそれぞれの市町村の自主的な判断でございますから、来年の四月から私どもの方は保険料を取らせていただきますというところはそれで結構なんです。それから、その後につきましても、それは当然のことながらそれぞれの市町村...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まことに恐縮でございますが、要するに保険料の猶予あるいは軽減のためにそれぞれの市町村にいわゆる基金のようなものを設けます。これは、あくまでも保険料に対する猶予であり、軽減という性格を持ったものであるということでありまして、私が申し上げているのをそれにお使...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 高額所得者に要するに保険料を負担……
○国務大臣(丹羽雄哉君) 所得です。年齢じゃなくて所得です。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 六十五歳以上の、要するに所得に応じまして五段階に分けて保険料率を決めております。
○国務大臣(丹羽雄哉君) いやいや、それと別な話ですから。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 保険料そのものはあくまでも所得に応じまして五段階に分けてやります。そして、それぞれの市町村において給付サービスは行ってください、それに対する財政的な裏づけは行いましょう、こういうことであります。
○国務大臣(丹羽雄哉君) それではちょっとお聞きしますが、清水先生のお考え方は、要するに高所得者は取りなさい、低所得者は凍結しなさい、こういうような、何といいますか、ばらばらという言葉は適当かどうかわからないんですが、そういうお考え方に立つものでございますでしょうか。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 要するに、低所得者に対しては凍結しなさい、高所得者に対しては凍結しなくてもいいじゃないか、そしてその余った分はほかに使いなさい、こういうことですか。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ですから、凍結というものは、所得に応じて、所得に着目をして、保険料に着目をしてするべきものではないんだと。今、先生から御指摘のあった、例えばもっと基盤整備に使いなさいとか、これはこれとして一つの大変貴重な御意見として承っておるわけでございます。  私ど...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の特別対策におきましては、四十歳から六十四歳までの現役の方々にも御負担をいただくことになっております。平成十二年度の試算によりますと、この介護保険料でございますが、組合健保が〇・八九%ぐらい、それから国保は千三百円程度、こう見込まれておるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まさに医療保険改革というものは避けて通れない問題でございますし、清水議員ともこの問題について大変な長期間にわたりまして議論を交わしたところでございます。  確かに、医療保険財政が大変逼迫化している中においてさらに介護保険料をお願いするということでござい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の与党合意におきましても、率直に申し上げましてこの点は大変最後の最後まで議論のあったところでございます。  いずれにいたしましても、合意事項の第七番目でございますか、三党間においていろいろ見直しをするという項目がございますので、とにかく来年の四月か...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどもこの第二号保険者の支援につきましては御説明をさせていただきました。私どもは、今回の介護保険料の上乗せに伴いまして、一つは健保組合の財政悪化というものを懸念いたしております。それからもう一つは、国保のいわゆる収納率というのが現在九九%でございますが...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど来財政支援については申し上げたわけでございますが、ただいま入澤委員の御指摘は、要するに介護保険の実施によって保険料率の上限について法改正が必要ではないか、こういうような御意見でございます。  確かに、現下の経済情勢であるとか医療費の自然増のもとに...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 介護保険制度のもとで年金から天引きの対象にならないお年寄りでございます。全体の八割が大体年金の天引きになるので、二割の方だと思います。  先生が御指摘のように、国保と同じように、要するに市町村の窓口での徴収や口座振替、こういうような形によって行うことに...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 堂本議員から介護保険制度に対する御懸念を表明していただきまして、まことに恐縮でございます。  まず、私から申し上げたいことは、この介護保険法というのは保険方式のもとで既に国会で成立をして来年四月からもうスタートするわけでございます。  三党間でさまざ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 医療保険福祉審議会の方で座長談話が出されました。これにつきましては厳粛に、謙虚に受けとめなければならないと思っています。  まず、率直に申し上げて、三党間で市町村会の御要望なり御意見をどう交わしたかについては私の方から申し上げる立場でございませんけれど...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 現金給付の問題につきましては、かつての医療保険審議会で、もう今は亡くなられましたが、茨城出身の成毛町長さんという方がいたんです。交通事故で亡くなった大変気の毒な方。この方は大変現金給付論者でありまして、私とちょっと立場は違うなという感じがあったんですけれ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 介護保険をめぐる一連の動きなり発言の大変難しいところは、率直に申し上げて、余りにもそれぞれの市町村あるいはそれぞれの関係者、そしてお年寄りと開きがあり過ぎて、集約したものがなかなか一本化してこないというところが実は率直に言って私にとって大変悩ましいところ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 要介護認定の申請受け付けにつきましては、十月の末までに、市町村における見込み数およそ二百七十五万件の約四分の一に当たる七十一万件の申請を受け付けた、このような報告を市町村からいただいております。来年の三月末までには、準備期間中の申請受け付けを実施すること...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) この介護保険制度の定着のためには、やはりサービスの利用を受ける方と現にサービスの提供業者との間に信頼関係がなければ、これはもう成り立たないことは言うまでもありません。しかも、西川議員から御指摘がございましたようなプライバシーの配慮、こういうものも含めて、...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の行政監察結果に基づきます勧告でございます。西川議員御案内のように、医師法等の法律によりましてホームヘルパーは医療行為を行うことができない、こうなっておるわけでございます。しかしながら、現場ではホームヘルパーが現にサービスを提供する際に、その行為が医...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○丹羽国務大臣 かねがね戸井田委員がそのような御主張をお持ちでいらっしゃることは私も承知いたしております。  ただ、年金制度のあり方という点から考えますと、年金制度というのはあくまでも老後の生活の社会的な保障、こういうものが年金制度のそもそもの問題でございます。そういう中におい...全文を見る
○丹羽国務大臣 今、国民の間に老後に対する漠然とした不安があることも事実でございます。その中でも、特に年金に対する関心というのは大変強まっておるわけでございます。  それから、先生御指摘のように、若年世代が、自分たちが将来年金をもらえないのではないかというような、ちょっと誤った...全文を見る
○丹羽国務大臣 基礎年金の国庫負担の二分の一への引き上げでございます。  財政が大変厳しいという中で今直ちに実施するということは大変困難でございますけれども、私自身もかねてから、ただいま先生が御指摘ございましたような、若年世代の年金に対する不安を解消するという観点から、基礎年金...全文を見る
○丹羽国務大臣 無年金障害者の問題につきましては、先般来御質問をお受けいたしております。  年金制度のもとにおいて何らかの給付を行うということは、要するに負担と給付の関係、こういう年金制度そのものの根幹にかかわる問題でございますので、率直に申し上げまして、現在の年金制度のもとの...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、特別対策については、以前から申し上げておりますとおり、介護保険構想の理念、基本的な枠組みを変更するものでございませんので、その認識は変更いたしておりません。  それから、市町村長さんをお呼びしてさまざまな御意見をお伺いしたということは私もお聞きをいたしてお...全文を見る
○丹羽国務大臣 御案内のように、二〇〇四年までの間に安定的な財源を確保して二分の一に引き上げる、こういうようなことが今回の附則に盛られておるわけであります。  では、安定的財源というのはどうなのか、こういうようなことでございますけれども、オーソドックスな考え方といたしましては、...全文を見る
○丹羽国務大臣 今の時点で平成十六年のことまで申し上げることは適当かどうかわかりませんけれども、私見といたしましては、年金制度の拡充充実のためにとにかく二分の一を目指して知恵を出していくべきだ、こういう考え方に立つものであります。
○丹羽国務大臣 私、何回も申し上げておりますように、年金の国庫負担については三分の一から二分の一に二〇〇四年までの間に実現すべきものだ、こういうような立場に立っているものであります。
○丹羽国務大臣 私は先ほど、財源の選択肢として五つ六つ挙げさせていただきました。いろいろな方法があると思いますけれども、オーソドックスな考え方としては、先ほどから申し上げておりますように、景気が回復して税収が伸びてやることが一番望ましいのですが、場合によっては、消費税の問題もその...全文を見る
○丹羽国務大臣 なっているというのと、そうあるべきだというのとは、若干違うのです。(山本(孝)委員「違います。全然違います。どっちですかと聞いているのです」と呼ぶ)私は、なっているということを今私の立場で申し上げることはできないということをさっき申し上げたのであって、そうあるべき...全文を見る
○丹羽国務大臣 ですから、御案内のように、附則におきましては、安定した財源を確保してという大変厳しい前提が実は置かれておるわけでございますが、今の年金に対する国民の不安感であるとか信頼感であるとか、そしてこれから少子・高齢化社会における年金制度のあり方を考えておりますと、とにかく...全文を見る
○丹羽国務大臣 いわゆる附則の条項でございますので、私が今この立場で申し上げることが適当かどうかわかりませんけれども、単に附則だけではなくて、最近の国会の内外の議論を通じまして、この国庫負担を三分の一から二分の一に引き上げるというような御意見といいますか考え方というのは大勢になり...全文を見る
○丹羽国務大臣 三党合意というのがございまして、政策責任者の中で、安定した財源を確保した上で、こういうふうに前提がついているのです。  そこで、山本委員から申し上げさせていただければ何か私がもう一つ歯切れがよくないな、こういう感じがしないでもないかな、こういうような御印象を受け...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、保険料の問題と国庫負担の問題は、ある意味において、景気回復によって税収が伸びて安定した基盤が得られるという点においては共通な基盤に立つものでありますけれども、基本的には別なものと考えております。  しかし、私といたしましては、保険料の凍結については、平成十...全文を見る
○丹羽国務大臣 ちょっと御理解いただけないようでございますが、私が申し上げているのは、保険料の問題と国庫負担の問題というものは本来別のものです、しかし、今申し上げましたような経済状況の中においては、共通した基盤といいますか、そういうものを背景にしながら考えなければならない問題です...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど来山本委員から御指摘がございましたように、大綱におきましてはそのようなことが出されておりますけれども、今回の法律を提出するに当たりまして、自民党だけでなく、自由党、公明党、三党連立政権のもとで決めましたいわゆる三党合意の中では、安定した財源を確保しながらとい...全文を見る
○丹羽国務大臣 いずれにいたしましても、今凍結をしておるということは、後代の負担のことを考えますと、大変これは異例のことでございますし、景気が回復いたしましてできるだけ早い機会に凍結を解除したい、こう考えています。
○丹羽国務大臣 大綱におきましてはそういう方針が打ち出されておりますが、今回の法律においてはそのようなことが明記されておりません。
○丹羽国務大臣 私から先ほどから申し上げておりますけれども、保険料の凍結解除と国庫負担の二分の一は同時に行うことが望ましいと考えておりますが、しかし、現実問題として、今三分の一で国庫負担が四・九兆円、さらに、二分の一にいたしますと二・二兆円でございますので、現実的な判断として、こ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、ちょっとお許しいただいて、先に、前大臣と私の認識が違うんじゃないか、こういうお話がございました。  宮下大臣のときは、保険料の凍結解除と国庫負担を同時にするということが大綱の中で明記されております、それを踏まえて御発言なさったと思いますが、それからしばらく...全文を見る
○丹羽国務大臣 変わったというよりも、その点が言及されておらない、こういうことであります。
○丹羽国務大臣 御案内のように、大綱というものと法律というものは別のものでございまして……(山本(孝)委員「いや、大綱とは離れてちゃんと答弁されたんですよ、あのとき参議院では」と呼ぶ)ですから、宮下大臣は、大綱に基づいて御発言をなさった。実は、私自身がそういう考え方に立つものであ...全文を見る
○丹羽国務大臣 率直に申し上げて、私自身が、保険料の凍結解除と国庫負担は同時にすべきだということを申し上げて、大綱の中にそれを明記させた張本人でございますが、法律においては、三党間のいろいろな協議を経て、そのくだりが明記されておらないという事実関係を申し上げているだけです。
○丹羽国務大臣 いや、それはあくまでも二〇〇四年までに二分の一を目指すということでございますから、場合によっては保険料凍結の解除の方が早い場合もあり得るし、それから、二分の一という財源、要するに三分の一から二分の一に引き上げる二兆二千億円の財源がどうしても保険料解除とリンクできな...全文を見る
○丹羽国務大臣 当然のことながら、そのときの人口構成であるとか経済情勢によって変わりますけれども、基本的には変わるもの、私はこう考えています。
○丹羽国務大臣 現行の国庫負担は三分の一ですから、三分の一を前提にして今の半額免除制度というものを考えた、このように認識しています。
○丹羽国務大臣 結論から申し上げますと、検討しておりません。  介護保険料については、年金給付のみに着目して負担が求められているわけでなく、年金以外の収入や資産の状況などを十分に配慮して負担能力に応じて設定されるものだ。年金制度というのはこういうような兼ね合いのものでございます...全文を見る
○丹羽国務大臣 消費税を導入した際も、消費税が三%から五%になった際も、あくまでもこれは物価の上昇に応じて年金額の給付水準を決めさせていただいている、こういうことでございますし、その考え方に変わりはございません。
○丹羽国務大臣 まず、先生も御案内のように、我が国の平均寿命というものが大変延びております。男性の平均寿命が七十七・一九歳、女性が八十三・八二歳でございます。かつては北欧のスウェーデンであるとかデンマークであるとか、こういった国々が世界の中で最も長寿国と言われておりましたけれども...全文を見る
○丹羽国務大臣 この問題についてはいろいろこれまでも経緯があったように承知をいたしております。  基礎年金の繰り上げの減額率でございますが、昭和三十六年の制度発足当時のいわゆる生命表をもとにいたしまして、六十歳の方に対する繰り上げ支給というものは四二%減額する、こういうことでご...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど来委員の御質問をお聞きいたしておりまして、確かに一面をついていらっしゃる御指摘だと思ってお聞きしております。  その一方で、率直に申し上げまして、先ほど私は平均寿命が大変延びているということも申し上げました。その一方で、いわゆる少子化であります。つまり、生...全文を見る
○丹羽国務大臣 経済の担い手でもございまして、そして自立して働いていらっしゃる女性の皆さんという視点から年金制度のあり方を考えますと、年金制度は先生御指摘のようにこれまでのどちらかというと世帯単位中心から個人単位中心に組みかえていくことが望ましい、私はこのような考え方でございます...全文を見る
○丹羽国務大臣 女性の年金権の改革をもっと進めていくべきだという観点からの御質問と受け取らせていただいてよろしゅうございますでしょうか。(石毛委員「はい」と呼ぶ)女性をめぐる年金の問題でございますけれども、最近の女性の社会進出や、家族、就労形態が大変多様化いたしておるわけでござい...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいまの御質問は極めて細目的、具体的でございますので、お許しいただければ政府参考人の方から答弁させます。
○丹羽国務大臣 先ほど、私といたしまして、女性の年金権の問題に絡みまして、いわゆる世帯単位から個人単位に組みかえていくべきだ、こういうような認識は申し上げました。しかし、先ほど来局長からも答弁を申し上げておりますように、例えば、一千二百万人を超えるサラリーマンの主婦の皆さん方にい...全文を見る
○丹羽国務大臣 女性の無年金の問題について、御案内のように、昭和六十年の改正で、六十一年からいわゆる第三号被保険者制度を導入いたしまして、専業主婦にも年金権というものを確保したわけでございます。  今先生から御指摘がございましたのは、女性の方々にいわゆる未加入者が多いから税方式...全文を見る
○丹羽国務大臣 現在、加入者の中で、保険料の免除者というのが一番多いわけであります。つまり、所得が少ないために免除になっておる、こういう方を中心にして三百五十九万人でございます。これには、当然のことながら学生さんなども入っておるわけでございます。それから、未納者が百七十二万人でご...全文を見る
○丹羽国務大臣 雇用と年金の連動の問題につきましては、かねてから重要な課題として、年金法の改正の問題、特に前回の、二〇〇一年から二〇一三年までの基礎年金引き上げの段階でも議論をしたところでございます。  現在、大変厳しい経済環境の中において、特に高齢者の雇用の問題というのは大変...全文を見る
○丹羽国務大臣 六十歳代前半の雇用の確保というのは、私どもにとって大変大きな課題だと認識しております。
○丹羽国務大臣 今児玉委員の方からお話がございました丸尾先生の説について、もう一つよくわかりにくい点があるわけでございます。  いずれにいたしましても、今大切なことは、確実に六十歳代の前半まで、定年といいますか何らかの形で職につく人間がふえてきている、さらに私どもはそういう方向...全文を見る
○丹羽国務大臣 今児玉委員の方からこのような資料を拝見させていただきまして、私はこれを直ちに分析するような能力は持たないのでございますが、近年、大企業におきましても定年まで勤める方というのは少なくなってきている。  それは、リストラの場合もありますけれども、私の知人であるとか友...全文を見る
○丹羽国務大臣 高齢者の方々でございますので、どうしても若年労働者に比べまして技術の能力なんかが肉体とともに衰えているということで大変ミスマッチも多い、こういうふうに聞いておるわけでございます。  そういう状況の中において、確かに先生が御指摘のように、高齢者の再雇用、再就職とい...全文を見る
○丹羽国務大臣 御案内のように、二年連続マイナス経済成長、そういう中において、各企業におきましては、これまで、不採算部門というものをどちらかというと切り捨てる、そういう中でいわゆる各大企業におきましても大幅なリストラというものが行われていることは事実でございます。そういう中におい...全文を見る
○丹羽国務大臣 井出元厚生大臣がそのような発言をしたということは、私は正式に聞いておりませんけれども、認識は全く同じであります。  要するに、減額率を見直せば、一方で六十歳からの減額繰り上げ支給というのはふえるのではないか、これがひいては現役世代に対する負担になるんじゃないか、...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど私がこの国民年金の未納、未加入の問題について申し上げましたのは、特に問題なのは、私は、第一号被保険者に、本来強制適用でございますので、入るべくして入らない未加入の問題であろうと思います。これが大体百五十八万ということでございまして、先ほど申し上げましたように...全文を見る
○丹羽国務大臣 全く同じ認識であります。
○丹羽国務大臣 附則にこのような点が明記されておるわけであります。つまり、「基礎年金については、財政方式を含めてその在り方を幅広く検討し、当面平成十六年までの間に、安定した財源を確保し、国庫負担の割合の二分の一への引上げを図るものとする。」こういうことでございますし、私は、当然の...全文を見る
○丹羽国務大臣 やるということは後者ですね。後者であることを願っております。
○丹羽国務大臣 今、厚生予算は全体の歳出の三分の一を占めております。しかも医療費も年々大変増大をいたしておるわけでございますし、また介護保険関係で補正でも一兆円を超えておるという状況でございまして、願わくは一日も早く国庫負担を三分の一から二分の一に引き上げるという中で、私は幾つか...全文を見る
○丹羽国務大臣 児玉委員が御紹介をなさった審議会の委員の御意見は、それはそれとして承っておきます。  ただ、率直に申し上げて、これは私からも先般来何回となく申し上げておるわけでございますけれども、私どもは今、想像を絶するような少子・高齢化社会を迎えております。欧米の高齢化に比べ...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回年福事業団を廃止して新たに基金を設けることになりましたのは、御案内のように、行政改革の中の一環として行われたものでございます。  これまで年金の積立金は、御案内のように、一たん資金運用部の方に全額預託をいたしまして、一部は我々が自主運用しておりまして、一部を...全文を見る
○丹羽国務大臣 そのとおりでございます。
○丹羽国務大臣 いわゆる年金の加入者に対します福利事業という観点から、これまで年福事業団では大規模保養基地であるとか、さまざまな事業を行ってまいりました。これは撤退をすることに決まりました。それから、住宅ローンであるとか教育ローンであるとか、これにつきましてはさまざまな議論があり...全文を見る
○丹羽国務大臣 年金制度に対する最大の不安は、先生御指摘のように、国民から見て十分な情報開示がなされていないのじゃないか、こういう点が不安の大部分を占めているのではないかと私は思います。  御案内のように、今度は基金ができるわけでございます。それを契機にいたしまして、年金制度に...全文を見る
11月24日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○丹羽国務大臣 まず、閣議等がございまして、おくれて参りましたことをおわび申し上げます。  基礎年金のあり方でございます。先ほど来、政務次官から御答弁を申し上げさせていただいておりますけれども、若年世代の間では、ただいま鴨下委員御指摘のような、自分が年をとった場合に保険料を上回...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、無年金障害者の問題につきましては、この委員会におきましても各委員から何回となく御質問をお受けいたしておるところでございます。  まず最初に私が申し上げたいことは、要するに、どうやって無年金障害者が発生しないようにするのかという一つの手だてを示せということで...全文を見る
○丹羽国務大臣 附帯決議というのは委員会の総意においてまとめていただくということでありまして、委員会としてこういう考え方を持っているということで、当然重いものである、こう考えておるような次第であります。  そこで、そういうこともございまして、年金審議会の方でこの問題について御議...全文を見る
○丹羽国務大臣 無年金障害者を今後出さないということが、いわゆる前向き対策として私どもが一番求められている問題ではないか、こう考えているような次第でございます。  先ほどお話し申し上げましたけれども、昭和六十一年の四月から、いわゆる妻の年金権というものを独立したものとして認める...全文を見る
○丹羽国務大臣 この問題につきましては、御党の坂口政審会長から私のところにおいでをいただきまして御提案をいただきました。  実はきょう、閣議が終わりました後、小渕総理に直接お目にかかりまして、これまで、どちらかというと医療は医療、年金は年金、介護は介護というような制度ごとに、い...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、基礎年金の水準でございますが、これは先ほど来政務次官からもお話があったと思いますが、これは、老後の基礎的な部分を賄うという考え方に基づいて、物価の上昇に応じて政策決定を行って増額を行う。ですから、物価がどういう影響をしてくるかということが一番のポイントではな...全文を見る
○丹羽国務大臣 吉田委員から先般来この問題について大変御熱心に御質問、御意見を賜っておるわけでございますが、私も全く同じ認識であるということをまず申し上げさせていただきます。  二十一世紀に向けて、少子・高齢化社会が進展する中で、真の豊かさを実現するためにも、国民生活の安定を図...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど来御答弁を申し上げておるわけでございますが、これまで、年金は年金、医療は医療、介護は介護、こういうような制度ごとに縦割りに議論がなされてきたのではないかという指摘があることは事実でございます。  私といたしましては、社会保障のあり方につきまして、真に豊かな...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず最初の認識でございますが、結婚であるとか出産であるとか、これはあくまでも個人的な選択にゆだねられる問題である。  ですから、現実問題として、先生がおっしゃることは十分に理解できますが、私個人としては、産業がこれによって衰退するから少子化対策を急ぐべきであると...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、国民の老後を支える年金制度でございます。今、お年寄りの六割以上の方々が現実問題として年金に頼っていらっしゃる、こういうことを踏まえまして、将来にわたって安心して信頼できるものにしていかなければならない、こういうことを考えています。  こうした観点から、今回...全文を見る
○丹羽国務大臣 国会の中に正規の協議機関を設けて、国民に開かれた場で年金制度の議論をすべきだ、こういうような御趣旨の御提案と承っておりますが、まさにこの厚生委員会が国民に開かれたその場でありまして、ここで十分に先般来御議論をいただいておる、このように考えておるような次第でございま...全文を見る
○丹羽国務大臣 医療保険制度におきましては、当然国民がすべてまず保険料を支払う義務がありまして、そして医療を受ける権利を持つ、こういうことであります。  御指摘の、保険料を滞納していても直ちに医療を受ける権利というものはこれを否定するものではありません。これはあくまでも、要する...全文を見る
○丹羽国務大臣 精通していらっしゃる金田先生ですから申し上げますが、保険方式というのは、これはあくまでも保険料を払っていただいて何かリスクが起きた場合にいただくというのが保険方式であって、何か起きてから保険料を納めるというのでは保険方式ではないんだということは十分に御理解をいただ...全文を見る
○丹羽国務大臣 障害者の皆さん方に対して、私どもが福祉的な措置で、先ほどから申し上げましたような観点から充実を図っていくことは、当然私どもが追求していかなければならない問題だ、このように認識しております。
○丹羽国務大臣 社会保険方式に税を投入しているではないかと先ほどもおっしゃいました。これはあくまでも社会保険方式における給付と負担、要するに給付の充実を図り負担の軽減を図る、こういう観点から一般財源を投入しているんだ、これは年金であれ、そのほかの医療保険の一部においてもそうだとい...全文を見る
○丹羽国務大臣 それは、全くそういう立場からスタートしたわけではありません。御案内のように、これは、行政改革の中の財政投融資のあり方、そういう中で——要するに、これまでは財投に年金の保険料等を集めましょう、それから年福事業団が一部を自主運用していたわけでありますが、そういう観点か...全文を見る
○丹羽国務大臣 そのとおりでございます。
○丹羽国務大臣 先ほどから局長の方から答弁をさせておりますけれども、先生の御意見と私の見解は異にしております。
○丹羽国務大臣 現在の年福事業団の中では、そのようなことについては何ら明記されていないと承知しています。
○丹羽国務大臣 要するに、基金が年福事業団から承継した資金運用事業について、その事業が終了するまでの間にできるだけ速やかに解消する、先ほど先生一兆二千五百億とかおっしゃっておるのですけれども、こういうことで、その事業のための勘定が廃止される際に仮に負債が生じる場合には、それを総合...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど申し上げましたように、新たな仕組みとしてこういうような、承継の資産あるいは負債を年金財政に帰属するような、保険料財源で処理するということが適当だ、こういうことを申し上げたわけであります。
○丹羽国務大臣 先ほどから繰り返しお話を申し上げておるわけでございますけれども、これはあくまでも資金運用事業を承継したものでありまして、一般財源で補てんするというような性格のものではない、こういうことで、保険料財源で賄うことがその制度の趣旨に合う、こういうことでございます。
○丹羽国務大臣 先ほどから何度も繰り返し申し上げておるわけでございますけれども、これはあくまでも年福事業団から承継した資金の運用事業、これに派生して起きている問題でございますので、その中で処理するのが適当と考えています。
○丹羽国務大臣 先ほどからちょっと行き違いがあるのは、金田委員、こういうことじゃないんでしょうか。  要するに、現在の仕組みは、御案内のように、年福事業団が継続するという前提のもとに収益というものを特会に入れる、こういう仕組みになっていますね。よろしいですね。これが今度は解散す...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから御答弁申し上げていますように、これまでの年福事業団というものが廃止されるんだ、それで新たに基金をつくるんだ、その中において、先ほどから金田委員は何か損失のことばかりを強調していらっしゃいますが、収益も損失も含めてこの新たなスキームの中で処理するんだ、こう...全文を見る
○丹羽国務大臣 年金福祉事業団につきましては、委員御案内のように、行財政改革の視点から行われました平成九年六月の閣議決定において、「平成十一年に行われる年金の財政再計算に合わせ、年金資金の運用の新たな在り方につき結論を得て、廃止する。」こういうふうにされておるわけでございまして、...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどもお答えを申し上げましたけれども、要するに行財政改革の観点から新たな自主運用ということが決まった。こういう中におきまして、当然のことながら、自主運用のあり方というのは給付と負担のあり方と不可分である、こういう観点でありますし、また、将来の年金像につきまして国...全文を見る
○丹羽国務大臣 財政投融資につきましても、その方向性が示されていることは古川委員御承知のとおりだと思います。その中で、私どもは、年金の自主運用の部分について、このような閣議決定に基づいて行っているものであります。
○丹羽国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたように、財投のあり方の問題につきましては一定の方向性が出されておるわけであります。そして、給付と負担の水準というものがこの自主運用に絡んでくることは言うまでもないわけであります。そういう中で、私どもは国民の前に新しい姿というものを、ある...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは先ほどからの話の繰り返しになって恐縮でございますが、要するに、まず閣議決定においてこういうことが決まった、決まった以上は新しい基金のもとで自主運用をしなければならない、自主運用というのは国民の皆さん方から集めている保険料の運用そのものであり、給付と負担の水準...全文を見る
○丹羽国務大臣 可能であるとか可能でないとか、そういう次元の話ではなくて、要するに、将来の年金像のあり方と密接にこの自主運用の問題も絡んでくる。ですから、そういう観点から、今回の年金法改正三法案で議論するということが国民の皆さん方に対する私どもの責務だ、このように考えているような...全文を見る
○丹羽国務大臣 財政投融資改革の中で、年金の部分に関しましては、年福事業団を廃止して新たに基金をつくるということがもう既に決定しておるわけでございますので、この新しい姿というものを一日も早く示して、今後の年金像のあり方について国民の前にお示しすることが我々の当然の責務だ、このよう...全文を見る
○丹羽国務大臣 古川委員は大蔵省OBでいらっしゃいますか。大蔵省でそういうことがあるのかないのか、私はよくわかりませんけれども、私どもは、大きいものだとか小さいものだとか、隠そうとか、そんなことは全くありませんし、この厚生委員会で堂々と議論していただいて、要は、国民の皆様方の前に...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは先生よく御存じだと思いますが、短期的に見て成功だとか失敗だとか、そういうことではありませんし、当然のことながら、累積赤字もことしの三月の時点から比べまして、株も上がっておりますので、その分だけ減っているのです。要するに、そのときそのときに応じて、場合によって...全文を見る
○丹羽国務大臣 それは当然のことながら、どういうような構成でこの年金の資金を運用するか、こういう観点に立って考えるべきだ、こう考えています。
○丹羽国務大臣 ちょっと、もう一回言ってください。通告がなかったものですから。
○丹羽国務大臣 非常に難しい御質問なものですからちょっと今首をかしげていたところでありまして、あなたがおっしゃりたいのは、要するに結果責任をとれ、こういうことですか。
○丹羽国務大臣 そういうことですね。  この問題について、そのときの社会経済情勢であるとかそういうものに予期せざることがあって、要するに個人的な責めなり結果責任としてそれを認めるべきだ、こうおっしゃるのがあなたの考え方ですね。ちょっとそれについて教えてください。
○丹羽国務大臣 あなたも役人の経験があったと思うのですが、要するに行政責任のあり方、こういうものについてどう考えるかという問題に最後は帰するのではないかな。そこで、さっきから私は非常に自問自答していたということです。  例えば、今ようやく景気が上がってきました、しかし、橋本内閣...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから委員が御指摘している問題というのは大変難しい問題でありまして、例えば、年金福祉事業団がほかの基金や金融機関と比べて著しい失敗をしているかというと、そうではないのです。  この資料によりますと、直近五年間の平均は、年金福祉事業団が五・二%、例えば信託銀行...全文を見る
○丹羽国務大臣 年福事業団のあり方についていろいろ議論をして、そういう反省の上に立って今度は自主運用を中心とする基金をつくる、さらにいわゆるグリーンピアのような大規模な保養基地を撤退するであるとか、それから、これまで議論になっておりましたいわゆる住宅ローンであるとか教育ローンにつ...全文を見る
○丹羽国務大臣 御質問の御通告がございまして、調べさせていただきました。  確かに、この年福事業団に民間の金融機関から何人かの方がおいでいただいているということは紛れもない事実でございますが、このような職員につきましても守秘義務などを規定した就業規則というものを適用するとともに...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは、新しい基金ができます、そして、そこに新しい専門家に入っていただく、当然のことながらその前の職はやめていただく、当たり前のことであります。問題は、先ほどから委員も御指摘をなされているような、何か大変な欠損を出すんじゃないか、そういうことがあってはならないよう...全文を見る
○丹羽国務大臣 ちょっともう一つ私なりによく理解できないのは、要するに半分ぐらいは民間に任せろということですか。そうすると、その場合の責任はどうなるのか、その辺のところはどういうふうにお考えですか。
○丹羽国務大臣 今、積立金は百四十兆ありますが、これは実はピークでありまして、今後、低成長あるいは少子・高齢化社会で年々減少する傾向にあるわけでございます。  いずれにいたしましても、大切なことは、情報開示をきちんと行って、国民の皆さん方に透明性を明らかにして、そして安全な、効...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、株式投資やアメリカへの進出問題ということが経営悪化の一つの要因とされておる、こういうことで前理事長、常務理事は平成九年には責任をとってやめていただいた。そして、現在の役員体制のもとで、アメリカ進出計画に伴う資金回収であるとか運営の合理化あるいは効率化、こうい...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、委員から御指摘のございました累積欠損でございますが、平成十年度末は一兆二千三百八十一億円でございますが、その後株価の上昇によりまして、現在は四千六十九億円でございまして、今の時点においては八千億ほど累積赤字が解消したということを御報告させていただきます。 ...全文を見る
○丹羽国務大臣 御案内のように、前回の改正時におきましては、附帯決議で、この委員会の総意として二分の一に引き上げていく、こういうようなことをお決めいただきました。そして、今回は一歩進めまして、法律の附則でございますが、法律の中において「基礎年金については、財政方式を含めてその在り...全文を見る
○丹羽国務大臣 女性の年金権の問題につきましては、先般来御答弁を申し上げておりますが、女性の社会進出の問題であるとか、あるいは家族、就労形態の多様化を踏まえまして、昭和六十一年から年金法の改正で妻の年金権というものが確立されたわけであります。  しかし、保険料との関連で、今、実...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、年金積立金の自主運用につきましては、委員御指摘のように、運用について情報公開と責任体制の明確化が大変重要であると認識をいたしております。  新しい自主運用につきましては、さまざまな義務規定を設けて責任体制を明らかにいたしておるわけでございますし、先生御指摘...全文を見る
11月25日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 社会保障の改革論議の中で、年金は年金、医療は医療、介護は介護、こういうことで、どちらかというと一部で縦割り的に議論がされてきたのではないか、こういうような御指摘があったことは事実であります。  そこで、私といたしましては、社会保障の中でも特にお年寄りの...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 秋です。
○国務大臣(丹羽雄哉君) そういう事実はございません。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 訂正させていただきます。  きょうの閣議で決定をいたしました。済みません。
○国務大臣(丹羽雄哉君) この問題につきましては前回も今井委員の御質問に対しまして繰り返し繰り返し申し上げておりまして、私の前回申し上げました見解に変更はございません。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今、大蔵政務次官からお話がございましたけれども、来年の二月から三月の議会におきまして平成十二年度からの三年間の保険料というものを条例によって決めるということは委員も御承知のことと思います。もしこれが決められない場合には、補正予算に計上しない場合には市町村...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) それは単年度主義の場合はそうかもしれませんけれども、三カ年の保険料額を一括して決定する、こういう場合はどうでしょうか。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 保険料の猶予及び軽減については一年半を見込んでおります。それで、私があえて申し上げたいのは、今井委員は見込んでやるんだということですが、もし見込みが違った場合はどういうふうになるのか、その辺のところをちょっとお答え願います。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 介護保険というのは、御案内のように、今いろんなところで大変議論を呼んでおります。市町村長さんも心配をしておりますし、いわゆる高齢者、お年寄りの皆さん方もどの程度の保険料になるかということを大変危惧いたしております。それをいち早く国民に、要するに始まる前に...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 我々はあくまでも、世紀の大事業と言われますこの介護保険を円滑に進めるためには、市町村の御理解をいただかなければなりませんし、また現に保険料をいただくお年寄りの皆様方、こういったもろもろの準備を進めなければなりませんし、また半年後はいわゆる年金から天引きも...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 出席しておりません。
○国務大臣(丹羽雄哉君) いろいろな意見があります。私も、福祉ユニットですか、のメンバーの方とも意見を交わしました。それから、一般の方とも意見を交わしました。平均して大体二千九百円から三千円、四千円ぐらいまで分布があります。  問題は、お年寄りは今まで介護保険料というのをいただ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私が申し上げたいことは、要は来年の四月からこれだけお年寄りにコストをかけてやるということに対して、いかにして国民の皆さん方から御理解をいただいてやるかということが私は厚生大臣としての責任だと。要するに、途中で挫折するようなことがあったら私は厚生大臣として...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいまの問題につきましては参考人の方から答弁させたいと思います。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 極めて技術的、専門的な問題でありますので、理事会で諮ってください。
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいまの質問につきましては、細目的、技術的な事項と考えておりますので、私としては政府委員から正確なお答えをしていただきたいと思います。(「政府委員なんていない」と呼ぶ者あり)
○国務大臣(丹羽雄哉君) これは、まず率直に申し上げて極めて細目的な、技術的な問題でありまして、それぞれの市町村によって異なる問題だと思いますし、事前に朝日委員からそのような御通告を受けておりませんでしたので、答えろと言われれば答えますけれども。  その辺のところで私が申し上げ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、今回の猶予及び半減の趣旨というのは、あくまでも現行の保険方式の中でスタートいたします。しかし、朝日委員御案内のように、世紀の大事業で、まだお年寄りの中には申請も終わっていない方もたくさんいらっしゃるし、それから措置制度から契約制度に変わって大変な混...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 保険証の問題と保険料を納めない問題とはまた別な次元の問題であります。我々はあくまでも保険料を払っていただくように努力いたします。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私どもは、期限をきちんと切って、半年間しかしませんということでやっておりますから、その点は十分に御理解いただけるものと確信しています。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから繰り返し御答弁をさせていただいておりますけれども、今回の介護保険制度につきましてはさまざまな議論がございますし、市町村間においての温度差、それからお年寄りの間において必ずしも十分にまだ御理解をいただいていない部分もあります。そういうような点から...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) お持ちします。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 繰り返し申し上げて恐縮でございますが、それだけ残念ながら国民の皆様方に十分に行き渡っていないということを率直に厳粛に受けとめて、そういう反省の上に立って、私どもはこの介護保険制度を国民の皆さん方の間に御理解をいただいて定着させるための暫定的な措置と考えて...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 猶予の分でしょうか。
○国務大臣(丹羽雄哉君) これは先ほどから私が御答弁申し上げておりますように、これまで介護保険料というのは、今まで特にお年寄りの皆様方に対しましては医療保険料も被扶養者の場合にはいただいておらないのが現実であります。  そういう中において、これは御理解をいただくことは大変難しい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ですから、先ほどから申し上げておりますように、あくまでもこれは千五百円のところであろうとも六千円のところであろうとも、その保険料については半年間については全額国の方で補てんをする、それから一年間については二分の一補てんをする、こういう考え方であります。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 一概に申し上げるわけにいきませんけれども、一般的に言われておりますことは、療養型病床群がかなり多い地域においてはどうしても、仮単価でございますけれども四十三万円でございますし、在宅を中心にしたところは比較的保険料というのは少なくて済む、やはり療養型病床群...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) そのような事実でございますが、あくまでも暫定的な激変緩和策でございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、私が衆議院の厚生委員会で申し上げました医療改革の問題でございます。  医療改革は、先生も御承知のように、大きく分けまして医療の提供体制の問題、それから薬価制度の問題、診療報酬の問題、そして最後が高齢者の医療制度の問題でございます。  私がお答え...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 総合的ビジョンの御提言を坂口政審会長からいただきました。これを受けまして、私も厚生委員会等で、これまでは年金は年金、医療は医療、介護は介護というような分野で、どちらかというとばらばらに議論されていたという指摘があることは紛れもない事実でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) これは、現在、御案内のように出生率が一・三八でございますが、ピーク時の二〇五〇年ごろには一・六一ぐらいまで回復したい、こういうような願望といいますか、一つの目標として挙げておるわけであります。
○国務大臣(丹羽雄哉君) そうです。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私は、就任して間もなく愛知県の高浜というところに視察に行ってまいりました。ここは大変熱心にこの問題にかねてから取り組んでおりまして、ですから横出しもやれば上乗せもやると。要するに三千円でも四千円でも保険料を取られても、一部の住民の方ですが、結構ですと。隣...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 説明を受けた後、私がします。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 労働大臣ではありませんけれども、御質問でございますので。  そういうような部分があれば、どういうような経緯があって男女の差別があるのかどうか、私から労働大臣の方に聞きただしてみたいと思っております。
○国務大臣(丹羽雄哉君) その辺のいきさつにつきまして労働大臣にお話を聞いてみたいと思っています。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 保育所の入所待機児童でございますが、私どもの調査では、先生御指摘のように三万二千人でございます。この待機児童を抱える市町村におきまして、少子化対策臨時特例交付金によりまして、保育所の整備であるとか、あるいは地域の実情に応じたさまざまな事業が現になされてお...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 職員配置の最低基準の問題でございますが、当然のことながら良質な保育サービスの効率的な提供を行う、こういうような立場に立って定めておるわけでございます。  予算面におきまして、延長保育などの特別保育事業に積極的に取り組むなど、保育所に対しまして最低基準を...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 医療の信頼そのものを根底から覆す大変忌まわしい事件であると、私自身そう認識をいたしておるような次第であります。  ただいま健康政策局長からお話がございました。今、刑事裁判におきましては御案内のような結果になったわけでございますが、民事裁判の結果を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生御案内のように、この問題は古くて新しい問題でございます。何回となく国会の場で提起されておるわけでございますが、在日韓国人の元軍属などに対する補償問題は、昭和四十年の日韓請求権・経済協力協定によって法的には既に最終的な解決済み、こういうことになっておる...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 医療改革につきましては、大変膨大な国民医療費が三十兆円を超えるという中において、いわゆる医療にむだがないかどうか、効率的かどうか、こういうような観点から医療改革というものを手がけておるわけでございます。  まず、医療改革の中で、全部で四本柱がございます...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) この病床規制の問題につきましては、先生のような大変識見のある先生がそのような一つの考え方をお持ちであるということは十分に承知をいたしております。  ただ、率直に申し上げまして非常に難しいところは、いわゆる一般の市場経済のもとでは当然のことながらこういう...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 私の個人的な著書の中でそのような一つの考え方を示していることは事実でございます。この医療の抜本改革につきましては、堂本委員とも長い間議論を交わさせていただいたわけでございます。特に、国民医療費が三十兆円のうち三分の一を占めるのがお年寄りの、いわゆる高齢者...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生御指摘のように、介護保険というのはいわゆる地方分権の一つの象徴としてこのようなものをつくらせていただいたわけでございます。それをどうやって運営していくかということにつきましては、それぞれの市町村がお決めをいただくことでありますし、ですからそれぞれのい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) これはあくまでもいわゆる保険料の猶予それから軽減に対する措置でございまして、これに応じて保険料を半年間については国の基準に沿って猶予する、それからあくまでも激変緩和として一年間は二分の一の措置をする、そういう性格のものと受け取っていただきたいと思います。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 公明党さんは、立党以来、福祉ということを党の一つのバックボーンとして大変熱心に取り組んでこられた政党でございます。そのような取り組み方について、私も長い間、福祉政策に取り組んできた者の一人として心から敬意を表するものでございます。  これまで私も党の方...全文を見る
12月01日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○丹羽国務大臣 まず、衛藤委員からお話がございましたように、国民の間では老後に対する漠然とした不安があるのではないか、中でも最大の関心は、特に若年世代の間で、自分たちが将来、年金をもらえないのではないか、こういったような不安が一部にあるということも紛れもない事実ではないか、こう思...全文を見る
○丹羽国務大臣 政府案につきましては、先ほど来衛藤委員から御指摘をいただいておりますように、少子・高齢化社会が大変急速に進んできておる中におきまして、また一方で経済が低迷をいたしておるような、年金制度を取り巻く環境というのは大変厳しいものがあるわけでございます。この現実というもの...全文を見る
○丹羽国務大臣 この問題につきましては、この委員会でもさまざま御指摘がございました。たまたまきょうおいでいただいております公明党の坂口政審会長が、私のところにお訪ねをいただきまして、いわゆる縦割り行政と見られているけれども、これからは一体的に老後の安心を守るという立場から考えてい...全文を見る
○丹羽国務大臣 基礎年金の国庫負担の割合の二分の一への引き上げについてでございます。委員からは、保険料の引き上げと凍結解除を同時にしたらどうか、こういうような御指摘でございますが、既に年金制度改正大綱でもこのことは実は明記いたしております。この法案には入っておらないわけでございま...全文を見る
○丹羽国務大臣 老齢基礎年金の減額率につきましては、この委員会でも各委員から御指摘がございました。私といたしましては、新規の裁定者につきましては、老齢厚生年金のいわば一階部分でございますが、支給開始年齢の引き上げにあわせて、つまり平成十三年、二〇〇一年から見直す方向で早急に検討し...全文を見る
○丹羽国務大臣 少子化対策と年金問題を直ちに結びつけるのが適当かどうか、これは別問題といたしまして、将来にわたる年金制度の安定的な運営の確保という観点を念頭に置きながら、連立与党間における御議論を踏まえまして、総合的な少子化対策の一層の推進のために、本年の末までに、関係閣僚会議に...全文を見る
○丹羽国務大臣 今委員が御指摘なさいましたようなことを配慮して、連立与党三党間で、半年間につきましては保険料を猶予する、それからまた、一年間については二分の一にする、こういうことの提言を踏まえまして、政府として最終的な方針を決めさせていただいたような次第でございます。  いずれ...全文を見る
○丹羽国務大臣 大変貴重な御意見でございます。御案内のように、年金というのは、いわゆる人口構成であるとか経済のそのときの状況によって変化するものでございますが、私どもは、十分そういう点を踏まえながら今回の案を出させていただいたような次第でございます。  いずれにいたしましても、...全文を見る
○丹羽国務大臣 御案内のように、長期にわたります人口推計によります出生率は、将来における結婚する女性の割合であるとか夫婦の子供の数などの仮定に基づいて決められておるわけでございます。その仮定が、推計時点で得られている直近の実績値やそれまでの傾向を踏まえまして、御案内のように、高位...全文を見る
○丹羽国務大臣 平成九年の人口推計におきます合計特殊出生率でございますが、平成十二年度に一・三八で底を打ちました後、三十年かけて一・六一まで回復する、こういうような見込みを立てておるわけでございます。これは、現在晩婚化が進んでおりますちょうどその過程でございまして、高齢世代という...全文を見る
○丹羽国務大臣 菅委員御案内のように、これまでは財投の運用部資金を借りて、利息を払って回していた。これが、実際、市場の低迷によりましてなかなか最近実績が上がらない、また株が上がってまいりまして累積赤字が減ってきている、こういうことでございますが、今度直接やることになれば、今、直近...全文を見る
○丹羽国務大臣 この委員会でたびたび指摘されていることは、年福事業団において一兆二千億円の赤字が出た、そういうことで大丈夫か、こういう御指摘がありました。それで、その問題につきまして、私どもといたしましては、今までは財政投融資資金から、資金運用部から借りておりました、この逆ざや分...全文を見る
○丹羽国務大臣 要するに、財投金利の利払い分をお返ししない分だけプラスになることは紛れもない事実です。  これは、現に、盛んに言われておりますことは、菅委員も御経験があると思いますが、この五年間を見ますと、黒字の年が二年、赤字の年が三年となっております。ちなみに、菅委員が厚生大...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどからお話を申し上げておりますように、これまでの集めました保険料というものは財投の方に回されていた、そして、一部の二十六兆円が年福事業団の方で運営されてきた、こういうような仕組みでございましたが、基金のもとでは一括して自主運用される、こういうことでありまして、...全文を見る
○丹羽国務大臣 大きくなって、加入者の皆さん方に還元する目的でやるものであります。
○丹羽国務大臣 大きくなって、加入者あるいは年金を受給している皆さん方に還元することを目的にしております。
○丹羽国務大臣 ふえるという見通しであります。
○丹羽国務大臣 この年福事業団におきます二十六兆円の借り入れに伴います自主運用が、現在、三月の末で一兆二千億円の赤字が出て、その後、市場の好転によりまして、現在は四千億円まで縮小しておるということは、この委員会で申し上げてきたところでございます。そして、今後、自主運用することによ...全文を見る
○丹羽国務大臣 年福事業団におけます運用手数料でございますが、これまで運用手数料をできるだけ減らしてまいりました。この結果、平成十年度では総額三百九十億円、運用手数料率は〇・一七%でございまして、ほかの機関投資家に比べて低い水準になっております。
○丹羽国務大臣 この問題につきましては、数字の問題でございますので、正確を期すために政府委員の方から答弁をさせていただきたいと思います。
○丹羽国務大臣 もとの数字は、菅委員が御存じで申し上げたことについて、私からとやかく申し上げる立場にございません。
○丹羽国務大臣 かかりません。
○丹羽国務大臣 そのとおりであります。
○丹羽国務大臣 あらかじめ決めたものについては履行します。  ただ、私どもは、成績の悪いものについては、当然のことながら、その年の契約において十分に配慮して行ってまいりました。
○丹羽国務大臣 同じ認識であります。
○丹羽国務大臣 天下りがどうのこうのという、これから始める問題でございますが、いずれにいたしましても、何かもし仮に厚生省関係の出身者がその才能を見込まれてその職場に勤めても、襟を正して、国民の皆さん方からそのような誤解を受けないようにしなければならない、こう考えております。
○丹羽国務大臣 個人名にかかわる問題でございますので、これについては、答弁を差し控えさせていただきます。
○丹羽国務大臣 私が念頭にありまして申し上げましたことは、要するに、新しい基金のもとで厚生大臣が指針をつくって、そのもとでどのような忠実義務、注意義務、こういうものを持たせて、それによってまた受託者にさせるか、この辺のところをきちんと透明にしなければならないということであります。...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは一般論でございますが、何もこれ、厚生省ということだけではなくて、営利企業への就職につきましては、離職後二年以内の者は、国家公務員法第百三条に基づきまして、人事院の承認を得ることになっております。その承認された者につきましては、人事院から公表されております。 ...全文を見る
○丹羽国務大臣 委員のお求めは、具体的な名前であるとか具体的な役職であるとか、そういうことでしょうか。
○丹羽国務大臣 昨日夜十時ごろ、菅委員からそういうような御指摘があったと私もお聞きしました。それから担当課において夜を徹して調べておるわけでございますが、要するに人事異動もありますから、現在どういう仕事をしているのかとか、その後どうなのかということをなかなかつかみにくいわけでござ...全文を見る
○丹羽国務大臣 要するに、公務員も、終わった後どこかで働かなければならないということでございますし、問題は、そこの間に癒着であるとか何か問題点があるかどうかということから考えるべきだ、こう考えています。
○丹羽国務大臣 先ほどもお話を申し上げましたけれども、年福事業団の受託機関というのは四十七でございます。そのうちの四つ、四行でございます。これをもって一切だめだという見方もありますし、これによって何か恣意的にどうのこうのということは一切ございません。
○丹羽国務大臣 アメリカでは、御案内のように、これまで債券を中心にして市場が運営されていた、それに対しまして、いわゆる株式の運用についてクリントンが提案をいたしましたが、これについて、議会において否決されたということは承知いたしております。  私は、現在の年金の運用というのは、...全文を見る
○丹羽国務大臣 私が先ほど申し上げたことと菅委員が今申されたこととはそう大差はない、こう考えております。要するに、アメリカにおいてはこれまで債券で運用されていた。これに対して、その議論の中で、PKOであるとか市場への悪影響、こういうものを排除する、こういうことでアメリカにおいて否...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほども申し上げましたように、基本的には、国民から信頼されるという意味において、債券を中心にして五〇%以上買う、株式というものはできるだけ少なくして例えば三〇%以下にする、こういうようなものを今後大臣の指針としていきたい、こう考えております。
○丹羽国務大臣 現在はそのような仕組みになっております。
○丹羽国務大臣 私が申し上げておりますことは、あくまでも現在の年福事業団の二十八兆円における自主運用の基準でありまして、こういうものを十分にしんしゃくしながら、国民の皆さん方、年金の受給者、あるいは年金に加入なさっている皆さん方が安心できるような構成、指針というものをこれから十分...全文を見る
○丹羽国務大臣 ですから、先ほどから申し上げておりますように、一兆二千億円に及ぶ累積欠損というのが出た、こういうことの教訓を踏まえて安定した構成というものを考えていきたい、こういうことでありまして、今後のことについては、まだ時間があることでございますから、これから専門家とも十分に...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから御答弁を申し上げておりますように、そうした経験を踏まえましてこれから大臣の指針というものを決めていきたい、このように考えているような次第であります。  ちなみに、菅元大臣にお聞きしますが、そうすると、菅委員は、自主運用そのものに反対だ、こういうことです...全文を見る
○丹羽国務大臣 菅委員の考え方、もう一つわかりにくいんです。  要するに厚生大臣がやらない方がいいんだ、こういうことまではわかったんですが、その後を、じゃ、どこでどういうふうにしたらいいのかということでありまして、私どものところも、基本はあくまでも、厚生大臣が指針をつくって、そ...全文を見る
○丹羽国務大臣 そうすると、今の菅委員の話をお聞きしておりますと、財投をそのまま残してその中でやれ、こういうような考え方に立つ、こういうことではないでしょうか。  私どもは、現実問題として、菅大臣のときに多額の累積赤字が出たわけでございますが、こういうことを踏まえまして、先ほど...全文を見る
○丹羽国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、全額預託のもとで安全な運用が行われておるわけでございますが、この金利が、御案内のように、最近低下をいたしまして、収益がそれに伴いまして当然のことながら低下をしている、また、財投預託というものは廃止して現在の仕組みは維持できない、...全文を見る
○丹羽国務大臣 財投金利の平均は四・四%ある、これが直近で下がってまいりまして、先ほどから申し上げましたように二%程度になってきた。こういうことであって、菅委員からも御指摘のように、経済が低迷している中で、民間の他の機関並みの成績を上げているけれども、その分は十分に賄えるものがな...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから申し上げておりますけれども、例えば厚生年金の場合、平成四年度では運用利回りが五・八二でございました。その当時の預託金利が五・二一でございまして、これはプラス。厚生年金の運用利回りでございますが、要するに、高いときもあれば、株価の反映によって低くなったこと...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから繰り返して恐縮でございますが、今後は年福事業団のさまざまな経験を生かしまして、今後の年金の積立金の自主運用につきましては、年金の特別会計からコストがかからない形で直接供給される資金を運用するという仕組みに変わるわけでございます。  その場合の運用の基本...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは先ほど委員から御指摘がありましたような、つまり、年福事業団において、現在は四千億なんです。ことしの三月末は一兆二千億で、株価が上がった、こういうことでございますが、その場合の結果責任をどうするか、こういうことに尽きるのでしょうか、その辺のところをお聞きしたい...全文を見る
○丹羽国務大臣 繰り返し同じ答弁で恐縮でございますが、ちょっと数字を入れさせていただきます。(発言する者あり)いやいや、数字を入れてお話を申し上げます。いや、トーンは変わっていないです。  要するに、年福事業団の最近の利回りでございますが、七年度が一一・〇三、八年度がちょっと下...全文を見る
○丹羽国務大臣 将来、現在の財投金利よりも金利が高くなれば、当然のことながら年金の自主運用ももうけが多くなりますし、経済が低迷して低金利になれば現在の財投金利よりももうけは少なくなる、これは自明のことであります。率直に申し上げて、すべては経済の動向によるということは否定できないこ...全文を見る
○丹羽国務大臣 ですから、先ほど私が申し上げたのは、菅委員の質問の趣意というのは結果責任を問うものでありますかということをあえてお聞きしたわけです。
○丹羽国務大臣 先ほど来お話を申し上げておるわけでございますけれども、これまでの自主運用については、一部において必ずしも保険料の拠出者の利益のために最もふさわしい適用になっていないのじゃないか、こういうような指摘がございました。  そういうことを踏まえまして、昨年の六月の中央省...全文を見る
○丹羽国務大臣 菅委員は、先ほど厚生大臣が責任を持ってやるべきじゃないんだ、第三者がやるべきだ、要するにこういうような御意見でございましたけれども、公的年金でございますので、まさに厚生行政の一環でございますし、この部分について私が責任を持ってやるというのが本来の趣旨ではないか、こ...全文を見る
○丹羽国務大臣 同じ答弁ではだめだ、こういうことでございますが、あくまでもこれは市場によって左右されるものでございますので、その点は当然のことながら菅委員も御理解いただけると思います。  そういう中において、これまでのものが廃止されるわけですから、これとは比較できない。新しいも...全文を見る
○丹羽国務大臣 私の申し上げていることは一貫しております。先ほどから申し上げておりますように、まず基本といたしましては、現在の財投制度というものが廃止される、こういう中において、これまでは財投から平均で四・四%、直近では二%で借り入れてきておる。その利払いが、まず……(発言する者...全文を見る
○丹羽国務大臣 ですから、基本的には財投から借りる必要がなくなりますから、債券を中心にして、そして株式においてこの運用をしていけば、当然のことながら、確実にこれが運用される、こういうことでございます。
○丹羽国務大臣 先ほどからお聞きいたしておりますと、要するに自主運用そのものがけしからぬ、こういうことであるならば、これはまた話は違う次元の話だ、私はそう思います。  それで、先ほどから申し上げておりますように、年福事業団の百四十兆円のうちの二十八兆円分については、一兆二千億が...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど菅委員の中でもこの質問が出たわけでございますが、今後の新しい仕組みの中でも、これまででも同じことでございますが、要するにPKOを行ったようなことはあるべきではありません。(瀬古委員「済みません、もうちょっとはっきり、大きな声でお願いします」と呼ぶ)連日なもの...全文を見る
○丹羽国務大臣 その点も先ほど御答弁を申し上げたところでございますが、いずれにいたしましても、この運用についての基本方針というものを決める、そういう中で御懸念のようなことを払拭して、そのようなことが起きないようにしなければならない、こう考えておりますし、当然のことながら、基本方針...全文を見る
○丹羽国務大臣 いずれにいたしましても、これから年金の被保険者等の意見も十分に聞きながら、安全な運用指針というものを決めていきたいと思っております。
○丹羽国務大臣 年金の被保険者などの御意見というものを十分に聞きながら進めていきたい、こういうことです。
○丹羽国務大臣 法律的にも、その安全、確実ということは明記しておりますし、当然のことながら、年金制度そのものにかかわる問題でございますので、そのことを十分に考慮してやっていきたいと思います。
○丹羽国務大臣 まず、先ほど瀬古委員の中で、今までは五・三・三・二というのがあるけれども、取っ払うんじゃないかということがありましたが、先ほど申し上げましたように、今これを検討いたしておるわけでございますし、また、むしろ債券の割合というものをふやす方向でやっているんだということで...全文を見る
○丹羽国務大臣 積み立てというのは、御案内のように、将来世代の過重な負担を回避したい、こういうようなことで、要するに、将来的に利子収入を活用することによって保険料を軽減する、こういうことで積立金というものをしておるわけでございます。もし仮にこれを取り崩すようなことになりますと、将...全文を見る
○丹羽国務大臣 前回の改正時、つまり五年前でございますが、このときは、要するに、国会での委員会の総意として附帯決議として決められたものであります。今回の年金法の改正におきましては、政府の段階におきまして、「当面平成十六年までの間に、安定した財源を確保し、国庫負担の割合の二分の一へ...全文を見る
○丹羽国務大臣 たしか、中川委員のときに申し上げたと思います、同年代でございますから。  つまり、私が申し上げたいのは、現在は四・三人の現役世代で一人の高齢者を支えておる。これが将来、二〇二五年でございますが、現役世代二人で一人を支えなければならない。こういう時代がやってくると...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは前回のいわゆる基礎年金の部分を六十五歳にするときも大変御議論が出ました。  まず、雇用の問題でございますが、その前提として、こういうことにさせていただきましたのは、平均寿命というのが大変延びてきておるんだということは先生も御承知のことと思います。現在、男性...全文を見る
○丹羽国務大臣 グリーンピア事業からの撤退でございますが、十年をめどに撤退していこうということでございますが、これまで地域に果たしてきた役割、それから全部で三千五百万人の方々が御利用なさった、こういうこともございますし、当然のことながら、いわゆる職員の皆さん方の雇用や地域経済への...全文を見る
○丹羽国務大臣 これにつきましては、私、何人かの委員の方からたびたび御質問を受けております。  問題は、いわゆる社会保険方式という保険方式の中で無年金の障害者の問題についてどう考えるかという点で、なかなか難しいことがあるということは事実でございます。  ただ、この問題につきま...全文を見る
12月01日第146回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 海江田議員にお答えいたします。  高齢者の保険料を制度施行当初から半年間徴収しないことについてのお尋ねでございますが、介護保険法百二十九条において、市町村は、介護保険事業に充てるため、保険料を徴収しなければならないこととされており、また同法の百三十条に...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 介護保険、年金、さらに総合的福祉計画のグランドデザインについてお尋ねをいただきました。  まず、介護保険についてでございますが、最も大切なことは介護保険法を来年の四月から円滑に実施することであります。  新しい制度のもとでは、利用方法が措置から契約へ...全文を見る
12月01日第146回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) 私に対する質問は、年福事業団についてのお尋ねでございます。  ただいま総理の方から詳しく御答弁がございましたけれども、御案内のように、近年の低金利、株価の低迷などによりまして資金運用部への利回りを下回ったために、平成十年度末におきましては時価ベースで一...全文を見る
12月06日第146回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○丹羽国務大臣 まず、公明党さんがかねてから児童手当の拡充の問題について強く主張いたしておりまして、少子化対策の中における児童手当というのは大変重要な柱である、こういうようなお考え方を主張しておりますことに対しまして敬意を表する次第でございます。  今委員からお話がございました...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど来、私の担当しております介護保険の問題について委員から御懸念の御質問がございました。  まず委員に御理解をいただきたいのは、現在寝たきりのお年寄りが……(横路委員「質問だけに答えてください、時間がないんですから。だめだよ、こんなの」と呼ぶ)わかりました。じ...全文を見る
○丹羽国務大臣 なるべく手短に答えます。手短に答弁します。  要するに、先ほど来総理が申し上げておりますように、これまで、率直に申し上げて、お年寄りの皆さん方からこれだけの保険料をいただくという機会がなかったんです。それで、実際問題として、私どもはいろいろな市町村からお話を聞き...全文を見る
○丹羽国務大臣 今、横路委員の御質問の中で、要するに、これからお年寄りをどうやって支えていくかという大変重要な御指摘がございました。私も実際現場を見たり、いろいろお話を聞いてみまして、全く同じ認識に立っているものでございます。特に、要するに、要介護ではない、自立と判定された方々、...全文を見る
○丹羽国務大臣 三党協議を受けまして政府が決定をいたしましたことは、半年間保険料を免除して、その後は要するに一年間半減する、その後は予定どおり保険料を実施させていただく、こういうことであります。二分の一についても同じことでございます。  以上です。
○丹羽国務大臣 まずそもそも、今回の臨時特例交付金の使い道でございますが、あくまでも、高齢者の保険料を施行の当初の半年間は徴収しない、それから一年間は保険料を二分の一にする、こういうことが要するに今回の交付金の使い道の目的でございます。  今先生がおっしゃったような御意見が一部...全文を見る
○丹羽国務大臣 今回の保険料の猶予あるいは軽減というものは、あくまでも国の基準サービスに沿って行うものでございまして、したがって、それぞれの市町村が横出しであるとか上乗せであるとか、そういうものに対しては対象外と考えております。
○丹羽国務大臣 一つは、介護保険料を上乗せすることによって、最近率直に申し上げて健保財政が大変厳しくなってきております、要するにこういった悪化する健保組合に対して支援をする。それからもう一つは、国保の中において収納率が落ちるのではないか、こういうような懸念があるわけでございますの...全文を見る
○丹羽国務大臣 基本的にはそのような考え方でございます。
○丹羽国務大臣 御指摘の国民健康保険の調整交付金にかかわる収納率の減額措置についてでございますけれども、調整交付金の公平な配分を図りながら収納努力を引き出そうという観点に立った仕組みでございまして、こうした措置は引き続きこれはこれとして必要でありまして、廃止する考え方は現時点にお...全文を見る
○丹羽国務大臣 横路委員のおっしゃる、何をもって矛盾しているかということがもう一つ私には理解しにくいわけでございますけれども、いずれにいたしましても、私どもの特別措置というのは、先ほどから繰り返し繰り返し申し上げておるわけでございますが、世紀の大事業として来年の四月にスタートする...全文を見る
○丹羽国務大臣 要するに、横路委員がおっしゃりたいのは、先ほど私も申し上げましたけれども、医療保険において私どもは、今収納率九九%と言われておりますけれども、今後とも収納率が上がるように努力をしていく、こういう中においてペナルティーという措置が設けられておるわけでございますが、要...全文を見る
○丹羽国務大臣 医療保険においてはさらに収納率を上げるように努力をしていただきたい、こういうことでございまして、そしてまた、医療保険は医療保険として収納率を上げるように努力をしていただきたい、しかし、現実問題として、介護保険料、要するに、介護保険というものを導入することによって介...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから繰り返し御答弁を申し上げておりますように、今回の措置は、要するに介護保険料の上乗せに伴います国保財政の支援のためでありまして、その問題とこの今委員御指摘の問題とは別次元でお考えいただきたいと思っています。
○丹羽国務大臣 横路委員の御意見として承っておりますが、今私どもが一番大切なことは、この世紀の大事業を来年の四月から全国民が心を一つにして実施することでありまして、そのために万全の策を講じていきたい、このように考えている次第でございます。
○丹羽国務大臣 今回の措置は、あくまでも激変を緩和する、こういう観点から、要するに旧来から御利用をしていただいた皆さん方に対しましては三%、そして段階的に引き上げていく、こういうことでございます。  横路委員が御指摘のいわゆる新規の方でございますが、これは、社会福祉法人において...全文を見る
○丹羽国務大臣 御案内のように、志位委員と同じ認識ではないかと思いますが、これまで寝たきりのお年寄りというのは、先ほど来話が出ておりますが、一家庭の私的な問題として要するに片づけられてきました。特に女性の皆さん方の犠牲によるものが大変大きいわけでございます。  そういう中で、社...全文を見る
○丹羽国務大臣 志位委員の御指摘は、老人保健施設に入っていながら、あるいは療養型病床群に入っていながら特養への入居を希望する者を何で入れなかったかということでありますね。  まず、私の方から申し上げますと、要するに、老人保健施設やあるいは療養型の病床群など、それらの方々は現時点...全文を見る
○丹羽国務大臣 御党の、この待機者については、私、承知いたしておりませんので何とも申し上げられませんが、今回厚生省で明らかにいたしました特養の待機者四万七千人でございますが、これは平成十年度における数字でございます。その後、御案内のように、平成十年度及び十一年度において、さらに今...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどからお聞きしておりますと、保険料の凍結の面においては何か認識が同じようでございまして、民主党さんとは違うような感じがしないでもないんですが、率直に申し上げて、どこまでやったら保険料方式をとれるのか、こういう問題がございます。  私は、国保のとき、先生も御存...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、志位委員と私どもとの待機者の統計、推計ですか、基本がまず違っておるという前提でございますが、当然のことながら、在宅で現在いらっしゃるお年寄りにつきましては、そのようなことのないように最善の努力をしていきたい、このように考えていま...全文を見る
○丹羽国務大臣 一つのお考えとして承っておきます。
○丹羽国務大臣 全体的な今度のスーパーゴールドプランの中において、そういった問題も含めて総合的に検討させていただきたいと思います。
○丹羽国務大臣 市町村の中には、二千人、三千人ぐらいの人口しかなくて、とても自分の村ではできないから広域でやってほしい、こういうような希望がありまして、約千カ所ほど市町村の中に特養がないということでございますが、そういうようなところもあるということを先生も御理解いただきたいと思い...全文を見る
○丹羽国務大臣 御答弁申し上げます。(発言する者あり)
○丹羽国務大臣 まず私が、では答弁させていただきます。  介護保険制度につきましての、特に先生が御指摘になっております高齢者の保険料でございますが、御案内のように五段階に分かれております。低所得者の保険料は、これは要するに一段階、二段階ということでございまして、御存じのように、...全文を見る
○丹羽国務大臣 御案内のように、今先生も御指摘ございましたように、要するに介護保険の中には国保の場合の保険料を上回る場合があるということも承知いたしておりますけれども、国保は、年齢に応じて、十八歳でも働いていれば当然のことながら、要するに働いている所得に応じて負担をしていただく、...全文を見る
○丹羽国務大臣 三党合意の前提といたしましては、法改正をしない、もう五カ月を切った前提で、そういうことでございますし、今委員御指摘の五%を変えるということは法改正につながるわけでございますので、その考え方は全く持っておりません。  要するに、半年間の保険料の免除であるとか、それ...全文を見る
12月07日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○丹羽国務大臣 安倍議員御指摘のとおり、米国においては四〇一Kが普及し、我が国でも公的年金を補完するものとして確定拠出型年金、いわゆる日本型の四〇一Kが大変注目を浴びているところでございます。  確定拠出型年金は、これまでの確定給付型の年金とは異なりまして、自己責任のもとに運用...全文を見る
○丹羽国務大臣 自主運用につきましては、行財政改革の観点から、平成九年の六月の閣議決定におきまして、平成十一年に行われる年金の財政再計算に合わせ、年金資金の運用の新たなあり方について結論を得る、こうされていることから、今回の財政再計算に合わせて年金の自主運用の仕組みを明らかにした...全文を見る
○丹羽国務大臣 ただいま安倍委員からも御指摘がございましたように、これまで、ほかの年金資金を運用いたします機関投資家と比較いたしましても決して遜色のない運用収益を確保いたしていることは事実でございます。  年金福祉事業団は、資金運用部から、長期の、一度借りたら動かすことのできな...全文を見る
○丹羽国務大臣 基礎年金というのは、基本的にこれまでは賃金スライドプラス物価上昇であったわけでございますが、今回、御案内のように、今四・六人で一人を支えておるわけでございますが、将来を見越しまして、将来は二人で一人を支える、こういうことから物価スライドに着目して行っておるような次...全文を見る
○丹羽国務大臣 基礎年金の、私が申し上げたことと政務次官がちょっと食い違っているような御印象をお持ちでいらっしゃいますので、あえて申し上げさせていただきますが、今後あくまでも物価スライドで上げていく、こういうことでございまして、その中に、例えば今御指摘のあったような医療費の値上げ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず前半の、要するに平均寿命の関係に関連いたしましては五島委員と私と全く同じ認識でございます。  御案内のように、現在我が国の平均寿命は世界でナンバーワンでございます。男性が七十七・一九歳、女性が八十三・八二歳、こういうことでございまして、いわゆる長寿化が進んで...全文を見る
○丹羽国務大臣 先ほど自民党の安倍委員の御質問にもお答えを申し上げたわけでございますが、今回のいわゆる自主運用の問題につきましては、昨年の六月に成立いたしました中央省庁等の改革法の中で年金の資金運用部への預託義務というものが廃止されまして、新たに、要するに自主運用せよ、こういうこ...全文を見る
○丹羽国務大臣 まず、山本委員に御理解をいただきたいのは、基礎年金というのはお年寄りのいわゆる衣食住を中心とする基礎的な部分について賄うんだ、こういう観点でございまして、今後、物価の上昇に応じてスライドをしていくんだ、そういうことにあくまで注目するんだということでございます。 ...全文を見る
○丹羽国務大臣 そのとおりでございます。
○丹羽国務大臣 これは、先日の三党の修正の中において、基礎年金を三分の一から二分の一に引き上げる中において、私どもは、基本的には保険料の引き下げに使って、いわゆる現役世代の保険料の負担を軽減するということでございますけれども、私どもの理解といたしましては、その部分を基礎年金の給付...全文を見る
○丹羽国務大臣 要するに、与党三党の修正案の趣旨はそのようなことではないかと認識しております。
○丹羽国務大臣 多数をもって採決されたことであり、尊重するものと考えております。
○丹羽国務大臣 そういう部分に着目するのではなくて、先ほどから申し上げておりますように、基礎年金が三分の一から二分の一に引き上がるときに、基本的には若年世代の負担の軽減に充当するものであるけれども、与党三党の修正の目的は、その中において、いわゆる負担減を若干減らしてでも給付の改善...全文を見る
○丹羽国務大臣 与党の修正案を受けまして、私どもといたしましては、年金審議会で御検討いただくことでございますが、基本的な考え方はそのように受けとめております。
○丹羽国務大臣 附則の中で、委員御案内のように、三分の一から二分の一に引き上げることにつきましては二〇〇四年までの間に実施する、いわゆる安定した財源を得つつという前提がございますけれども、そういうことでございます。要するに、山本委員あるいは坂口委員の話の延長線上の話でございまして...全文を見る
○丹羽国務大臣 公聴会での参考人の意見の中で税方式を求める声があったということも私聞いておるわけでございますが、今回の改正法律案の中におきまして、基礎年金につきましては、財政方式を含めてそのあり方を幅広く検討し、当面平成十六年までの間に安定した財源を確保して国庫負担の割合の二分の...全文を見る
○丹羽国務大臣 学生を含めたいわゆる無年金障害者の問題については、この委員会でも繰り返し各委員から御指摘のあるところでございます。  特に学生につきましては、平成三年の四月から強制加入とされましたけれども、任意加入のもとで国民年金に加入せず、ために障害になった方々につきましては...全文を見る
○丹羽国務大臣 率直に申し上げて、大変難しい問題だと思います。  問題は、先ほどから申し上げておりますように、入ることができても入らないためにそういうふうになった方と、いろいろな事情があって入れなかったという方を洗いざらいきちんといたしまして、そういう方については何らかの方法と...全文を見る
○丹羽国務大臣 今後数十年にわたります積立金の将来推移を見ますと、現在は五・五年分でございますけれども、これがピークでございます。今後、保険料の引き上げであるとかあるいは運用の収益によりまして金額的にはある程度増加が見られる、こういうようなことでございますけれども、先ほどから申し...全文を見る
○丹羽国務大臣 被用者年金制度の再編成に関する平成八年三月の閣議決定におきましては、農林共済につきまして、構成団体の加入者の減少などが制度基盤に与える影響を踏まえつつ、その制度の位置づけについて検討する、要約しますとこういうようなことが決定されておるわけでございます。  これを...全文を見る
○丹羽国務大臣 貴重な御意見として十分に考慮していきたいと思います。
○丹羽国務大臣 財政再計算というのは、委員御案内のように五年ごとに行われるものでございます。それに対しまして、恐らく委員の御指摘は、五年ごとに保険料が上がっていくではないかとかあるいは給付水準が下がるんじゃないか、こういうような御指摘でございますけれども、今附則の中で御議論をいた...全文を見る
○丹羽国務大臣 そういうことではなくて、先ほど山本委員からの質問の中で強い御主張もございまして、基礎年金の国庫負担を引き上げる、こういうことになれば、国民の皆さん方により安心して長期的にも安定的な年金制度が確立できる、こういうことを申し上げておるわけでございまして、要するに、五年...全文を見る
○丹羽国務大臣 運用の基本方針についての委員からの御質問だと思いますけれども、新しい自主運用に当たりましては、厚生大臣は、金融、経済などの専門家のほかに、保険料の拠出者の代表も加えました審議会の意見を聞きまして、運用に関する基本方針というものを定めることにいたしております。実際の...全文を見る
○丹羽国務大臣 この運用に当たりましては、先ほどから申し上げておりますように、厚生大臣が指針を示しまして、そして基金からそれぞれの受託機関に対しまして運用を一切任すわけでございます。したがいまして、厚生大臣であるとかあるいは基金がこの運用に当たって一切口出しをするというようなこと...全文を見る
○丹羽国務大臣 年福事業団の場合は、例えば、私が承知いたしております範囲におきましては、株の運用というものが三〇%前後あった、そういう中におきまして、激しい市場の変動によりまして、先ほど来申し上げておりますように、平成十年度の三月末におきましては一兆二千億の損失をこうむった。しか...全文を見る
○丹羽国務大臣 アメリカのクリントン大統領が株式の運用を提案して、グリーンスパン議長がこれに対して反対をしたということは、前回以来承知をいたしておるような次第でございます。要するに、私どもは、先ほどから申し上げておりますように、アメリカの場合におきましては、政府による運用に対する...全文を見る
○丹羽国務大臣 運用のあり方でございますけれども、公的年金の積み立てというのは、先ほどから申し上げておりますように、将来世代の負担を軽減するため、世代間の負担の公平を図るためのものでございまして、今後、少子・高齢化が一層進展することを考えますと、この役割は大変重要である、私はこの...全文を見る
○丹羽国務大臣 女性の年金権の問題につきましては、先般来先生から繰り返し御質問を受けているところでございます。  女性の社会進出であるとか、あるいは家族や就労形態の多様化など社会実態が進んでおりまして、こうした実態と年金制度との調和をいかにして図っていくかという問題でございます...全文を見る
○丹羽国務大臣 早急にということで時期を示せということでありますが、率直に申し上げて、専門家の委員の皆さん方の中でこの問題について御議論をいただいておるわけでございますが、その中でもまだ結論が出ないということが事実でございます。しかし、そうは申し上げましても、できるだけ集約した意...全文を見る
○丹羽国務大臣 これは、先ほどから申し上げておりますけれども、平成九年の閣議決定を踏まえまして、この事業団を解散し、例えばグリーンピアであるとかいうような大規模保養基地、こういうような事業から撤退することになりましたが、被保険者、これまで三千五百万人の方々が御利用なさっておるわけ...全文を見る
○丹羽国務大臣 この問題につきましては中川委員から繰り返し繰り返し、またほかの委員からも御指摘されて、きょうもされておるところでございます。  私自身、ここで心境を打ち明けてもしようがないのですが、内心じくじたる思いがあるわけでございます。この問題の解決については専門家の皆さん...全文を見る
12月07日第146回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○丹羽国務大臣 今日の経済情勢のもとで、企業にとりまして社会保険料というものの負担が大変厳しくなっているということは、十分に承知いたしております。しかしながら、健康保険、厚生年金制度は、被保険者と事業主が負担する保険料によって成り立っておるわけでございますし、制度を安定的に運営し...全文を見る
12月08日第146回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、今井委員御案内のように、本年の十月でございます、下旬でございますが、与党三党におきまして七項目の合意ができました。その調整の結果いろいろな、三党が、先生とも自社さ政権のときに大変夜を徹して、ここは譲る、ここは譲らない、こういう御苦労をしたわけでござ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) もう今井先生に申し上げるまでもないのでございますが、今は豊かさの中の不安の時代であると。しかも、特に一番大きな、深刻な問題は寝たきりのお年寄りの問題でございます。現在は痴呆が百万人ぐらいでございましょうか、合わせまして二百九十万人であると。これが将来にわ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) そういう中におきまして、これまで私どもは、介護に限らず、医療にしても年金にいたしましてもすべて社会保険方式をとっております。  それで、なぜ社会保険方式かということでございますけれども、要するに負担と給付との関係が明確であるということであります。そして...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) その問題については議論をいたしましたところでございますが、そういう側面と、それから、これまでは例えば特別養護老人ホームに入った場合には措置制度のもとで行われていたわけでございますが、今度からはいわゆる利用による契約型に入る、こういうような問題であるとか、...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) この介護保険制度というのは、御案内のように、私も現場の声あるいは市町村の声を聞きまして、大変率直に申し上げてまだまだ温度差があるわけでございますし、いろいろな御意見、先生も御存じだと思います。  そういう中におきまして、いわゆる世紀の大事業を行うわけで...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 要するに、国の給付サービスに対しまして半年間は全額国の方において財政的な支援を行いましょう、それからさらに一年間については二分の一にしましょう、こういう基本的な考え方に立つ、こういうことでございます。  ですから、要するに私どもの交付の目的というのはあ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) それは当然のことながら、要するに最初の半年間については援助しますけれども、市町村によっては、例えば私のところはいや一割だけ保険料を取りますとか、これはもうあくまでも市町村の判断です。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどからお話を申し上げておりますように、半年間について保険料の免除を行う、それからその後の一年間について二分の一の免除を行う、こういう趣旨でございますので、先生の恐らく御指摘のところは、合わせればみんな総額は同じじゃないか、こういうことでありますけれど...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) いや、だから、要するに二年間ですから、ですからその対象にならないというふうに御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 要するに、今井委員、今回の保険料の免除及び軽減といういわゆる交付目的、この交付目的の性格と、いろいろな市町村でそういう声があるのも事実でございますけれども、地方自治の問題というのは別な観点で考えるべきものである、このように考えておるわけでございますし、こ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 御案内のように、今医療費が高齢者医療を中心にいたしまして大変急速に伸びておるわけでございます。保険財政は極めて厳しい状況下にあるわけでございますが、現在、中医協において鋭意精力的に御審議をいただいておるわけでございますので、担当大臣としてこのことについて...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) そのような話は私は聞いておりません。
○国務大臣(丹羽雄哉君) これは、私、率直に申し上げて直接聞いているわけではありませんけれども、私どもが聞いておりますことは、中医協におきましては、給付と負担の均衡を図るという枠組みの中で良質でそして適切な医療を長期にわたって安定できるような診療報酬体系、もう先生方ともさんざんや...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 初めての世紀の大事業でございますし、とにかく私どもは四月から円滑に実施しますように全力で頑張っていく決意でございます。  特に基盤整備でございます。一層の整備を図るために、今回の補正予算におきまして九百六十億円の予算を計上いたしております。十一年度の当...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 委員おっしゃいましたように、高齢者の自立生活、いわゆる認定では外れました自立の方々でございますが、自立生活を支えていくためには配食サービスであるとか移送サービスであるとか、こういった保険の給付対象にならないような生活支援、こういうもののサービスについて推...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 委員の御質問は陳情一般でございますが、特に介護保険の問題をずっと例として挙げてきたわけでございますので、私の方から今回の措置についてお話をさせていただきたいと思います。  そもそも今回の特別対策は、かねてから市町村あるいは町村会から要望が出されておりま...全文を見る
12月09日第146回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、少子高齢化社会が進む中において、若年世代の一部には、自分たちの世代になったら年金がもらえないのではないか、こういうような不安をする声があることも事実でございます。そういうようなことを考えまして、今回の改正におきましては、いわゆる将来世代の過重な負担...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先生御指摘のように、五年ごとにくるくる変わるではないか、こういうような意見があることも紛れもない事実でございます。しかし、これは率直に申し上げて、いわゆる年金制度というのは世代間の支え合いによって行われているんだと。そういう中で少子高齢化社会が進んでおる...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) これは、年金だけでなく、我が国の社会保障の重要な柱でございます医療も同じようにいわゆる社会保険方式というものをとらせていただいておるわけでございますし、それからこの四月に導入する介護保険というものも社会保険方式をとらせていただいておる。  こういう観点...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいまの大蔵大臣の答弁に関連してでございますが、先生の御質問の中で、いわゆる保険料の凍結解除と引き上げとの問題がございましたものでございますから。  これは今回の法改正の中においては言及しておりませんけれども、年金大綱の中ではその点が実は触れられてお...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから答弁をさせていただいておるわけでございますけれども、いかにして若年世代といいますか現役世代と申しますか、こういった方々のいわゆる過重な負担を軽減するということが要するに今回の法改正の大きな柱でございます。  それとともに、先ほども申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほども答弁をさせていただいたわけでございますが、この給付水準でございますけれども、いわゆる現役世代の要するに六割程度を確保するということでありまして、平均でサラリーマンOBの場合は月額大体二十三万八千円でございまして、これ、基本的には、要するに年金とい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) ですから、先ほどから申し上げておりますように、介護であるとかあるいは医療であるとか、そういうことに着目をするのではなくて、いわゆるそういうことによって物価が上昇した場合には当然のことながらこれが反映される、こういうようなたぐいのものでございます。
○国務大臣(丹羽雄哉君) 九千億円の給付費が減少するという委員の試算につきましては、先日も拝見させていただきましたが、率直に申し上げて、すべてまだ私の中で理解できない面もあるわけでございます。しかし、介護保険の導入によりまして、委員が御指摘の、いわゆる介護報酬の高い施設から低い在...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の特別対策では、現にホームヘルパーを利用している方々に低所得者が非常に多いわけでございます。大体四十万人おるわけでございますが、そのうち八割が実は無料で行われている。こういうことにかんがみまして、新しい制度の導入に伴いますこれらの方々の負担が増加する...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 市町村財政が大変厳しいということは私も十分承知をいたしております。そういう中で、今回の特別対策における利用料の軽減対策は、あくまでも市町村が実施する事業に対して国が助成する、こういう位置づけでございますし、昨日も答弁を申し上げたわけでございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 午前中の答弁でも御説明を申し上げさせていただきましたけれども、これは現に利用なさっていらっしゃる方に対していわゆる激変緩和として行わさせていただくわけでございます。  ただ、要するに新しく利用していただく方々に対しましては、所得の低い方に対しましては社...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど、ホームヘルプ事業に対しまして、私の方から、四十万人ぐらいが対象になっていて、そのうち八割ぐらいが要するに現にただで行われていると、こういうことを申し上げましたけれども、これらはいずれもそれぞれの市町村事業でございまして、市町村の判断によって行われ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 要するに、介護保険制度というものは高齢者全般の介護を利用者本位の仕組みに変えるということでございます。  例えば、特別養護老人ホームについて見ますと、率直に申し上げて、これまでどちらかというとひとり暮らしで所得の低い方々が入居なさっていた嫌いがあったわ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほど申し上げておりますように、今回のいわゆる介護保険の導入によりまして、負担が高くなる方もあれば低くなる方もあるということは現実でございます。そして、ただいま委員から御指摘がございましたように、特養の入所者につきましては五年間は入所を継続して、そして自...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほどから繰り返し答弁をさせていただいておりますけれども、いずれにいたしましても世紀の大事業でございます。来年の四月から円滑に導入するように努力する過程において、そしてその後いろいろな問題点が生じてくれば、これについて与党三党間で十分に協議をしていただき...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 委員の御指摘の事例は特定地域でございまして、これがすべてかと言い切れないものがございますが、要するに一次判定の変更の問題でございますが、一次判定で八十五項目の、コンピューターを用いて結果を見る。そして二次判定においては、御案内のように五人から六人の方々の...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 委員御案内のように、少子高齢化の波が欧米に比べまして三倍ないし四倍の大変なスピードで今押し寄せてきている、そういう中におきましていわゆる若年世代の負担というのが年々重くなりつつあるわけでございます。例えば、年金の場合には四・三人で一人を支えている、こうい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) いや、私が申し上げたいことは、現実問題としてこれだけの社会給付費がかかるという中において、実際問題これをどうやって賄っていくかということもこれも大変重要な問題である。しかし、それと同時に、いわゆる今までの私どもの社会保障というものを確立していかなければな...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 概算要求の基礎といたしております要介護度別の分布は、各市町村の保険料の算定をするために行った高齢者に対する実態調査結果をあくまでも積み上げたものでございます。これは、現に介護サービスを利用している方も、あるいはしていない方も含めて、すべての高齢者の方々の...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、お聞きはいただいておらないわけでございますが、介護、基礎年金と老人医療の三つの経費でございますが、一九九九年度においてはおよそ二十五兆円でございます。  それから、お聞きの二〇〇五年度におきますこれらの三経費の給付費は、今後の社会保障制度の改革の...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 実は私は厚生大臣になる前に自民党の政調会長代理でございまして、これにも関与をいたしておりますので、これはちょっと答えさせていただきます。  これはあくまでも高齢化社会での生活の安定を実現するため、まず二〇〇五年を目途に年金、介護、後期の高齢者医療を包括...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 財源のあり方については、確かに委員のおっしゃるような消費税を充てるという考え方もありますし、あるいは予算そのものを再配分ということも考えますし、あるいは景気の上昇、こういうことを含めてさまざま考えていかなければならないということでございまして、財源につい...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) あくまでも、少子高齢化社会を目前にいたしまして消費税を福祉目的に限定して目的税化するという意見につきましても、貴重な意見として承っておるわけでございますけれども、ただいま委員が御指摘のように、補正後も含めましてでございますが、平成十一年度の現在の国庫負担...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 先ほども答弁を申し上げさせていただいたわけでございますけれども、現実問題として、今社会保障の財源をすべて消費税で賄うということは困難であるわけでございます。将来の問題につきましては、要するに一つは消費税を充てるという考え方も、先生のような考え方もおありか...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、今回の特別対策というのは、御案内のように来年の四月から介護保険制度がスタートするわけでございますので、国民の皆さん方に混乱を与えないような、法改正をしないという前提で三党間で大変御熱心に協議をいたしまして、そして、ただいま両大臣からお話がございまし...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 今回の補正予算案につきましては、障害者に対する情報提供関係経費として十九億七千万円を計上させていただいておるような次第でございます。  それから、委員御指摘のCD図書読書機につきましては、そのうち二億九千万円を計上いたしまして、点字図書館は全国に現在御...全文を見る
12月10日第146回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○丹羽国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。(拍手)
12月10日第146回国会 参議院 本会議 第12号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました三法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、国民年金法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  国民の老後の生活設計の柱である公的年金制度について、将来にわたり揺るぎのない信頼されるものとするため、今回の財...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 勝木議員の御質問にお答えいたします。  まず、公的年金の給付水準の見直しについてお尋ねがございました。  前回の平成六年改正以降、出生率が大きく低下するなど、予想を上回る少子高齢化が進行しておるわけでございます。今回の人口推計は、こうした教訓を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 小池議員の御質問に御答弁申し上げます。  まず、賃金スライドについてお尋ねがございました。  今回の改正におきましては、六十五歳以降は物価のみで年金額を改定することにいたしておるわけでございます。これは、少子高齢化が進み現役世代の負担が重くなっていく...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) まず、今回の改正法案を撤回すべきではないか、こういう御指摘でございますが、今回の法案は、将来の少子高齢化の進行や経済情勢などの変化を踏まえ、将来世代の過重な負担を防ぐとともに、適正な水準の給付を約束するという考え方に立つものであり、制度に対する国民の信頼...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 入澤議員にお答えいたします。  まず、基礎年金の財源のあり方についての御指摘でございますが、今回の改正法案におきまして、基礎年金については、「財政方式を含めてその在り方を幅広く検討し、当面平成十六年までの間に、安定した財源を確保し、国庫負担の割合の二分...全文を見る
○国務大臣(丹羽雄哉君) 財政構造改革法の凍結と年金改革につきまして、今、基本的な考え方につきまして総理から御答弁があったところでございますが、財政構造改革法につきましては、まずは景気回復に全力を尽くすという観点から凍結されたものでございます。一方で、年金制度でございますが、財政...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第5号
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○国務大臣(丹羽雄哉君) ただいま議題となりました三法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、国民年金法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  国民の老後の生活設計の柱である公的年金制度について、将来にわたり揺るぎのない信頼されるもの...全文を見る