抜山映子

ぬきやまえいこ



当選回数回

抜山映子の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号
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○抜山映子君 企業のハード企業とソフト企業で、アメリカではソフト企業の方がもう七〇%と。伝え聞くところによりますと、世界全体が企業がソフト化しつつある、アメリカでは企業のソフト化が七〇%に達したというようなことも本で読んだことがあるんですが、日本の企業のソフト化が現在どれぐらい進...全文を見る
○抜山映子君 先ほど、先生の前に講演くださった竹内先生は、女性が社会に進出すると、いま主婦代理業などというものができて、すき間産業と呼ばれていると。主婦が進出すると、子供の非行とかそういう問題もできて余り好ましくないというニュアンスの発言をされたんですけれども、私自体は、これから...全文を見る
○抜山映子君 先ほど先生が、年金が二人で働けば有利になるというので、女性の職場進出がふえるだろうということを言われました。実は午前中に、竹内先生が、いま出生率が一・七%ちょっと上回る程度で人口の非常に将来縮小することが日本の将来に非常に憂うべきことだということを言われたんですが、...全文を見る
02月15日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号
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○抜山映子君 把握しておられるのかどうか、寝たきり老人、ぼけ老人の数と年齢の関係、わかりましたら教えていただきたいんですが。
○抜山映子君 今後老齢化が進みますと、老人ホームなんかも増設しなくちゃいけないということになりますが、ある本で読みますと、ピークに達しますと、今の各県下にある高等学校と同じ数だけ老人ホームが必要になるだろうというようなことが書いてございました。そうしますと、今先生がおっしゃったよ...全文を見る
03月09日第101回国会 参議院 本会議 第7号
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○抜山映子君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております法人税法の一部を改正する法律案等につきまして、総理並びに関係大臣に御所見をお伺いいたします。  まず、当面必要だと考える税制改正についてお伺いいたします。  将来の我が国の社会を展望するとき、女性の職場...全文を見る
03月31日第101回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○抜山映子君 我が国の外交予算額を先進サミット国と比較いたしますと、米国は日本の五倍、ドイツ連邦共和国は日本の二・五倍、フランスは日本の一・七倍、それぞれ非常に高いわけでございます。その結果、外務省の定員もこれらの国より目立って少ない。さらにインドやイタリアよりも日本の外務省の定...全文を見る
○抜山映子君 在外公館に勤務する人の一国当たりの駐在期間なんですが、日本の場合は平均二年数カ月というありさまなんですね。外国の例を見ますと、長い人は十年以上にも及んで、その国についてはプロだというようなことがあるわけでございます。このように二年数カ月の滞在期間でございますと、現地...全文を見る
○抜山映子君 ところで、その帰国休暇の制度でございますが、完全に消化されておりますか。
○抜山映子君 相当積み残しがあると聞いておりますので、そういう面からもひとつ充実していただきたいと思うのでございます。  現在外務公務員の国家試験は、上級職員が二十歳から二十八歳未満、専門職員が十九歳から二十七歳未満という年齢制限があるわけでございますが、これでは日本の大学を卒...全文を見る
○抜山映子君 しかし、中途採用はあくまでも外務省の裁量でこの人がいいかどうかということで決められるわけでございますので、やはり道は狭いと思うのでございます。この点、もう一度上限を引き上げることについて御検討いただきたいと思うのでございます。  語学の問題でございますが、出発前、...全文を見る
○抜山映子君 実際に研修が行われているような御説明でございましたが、私の聞いておる範囲では、若い方は非常に忙しいために研修はなくて、いきなり現地に行って家庭教師を雇って非常に苦労をしておると、こういうことでございますので、もう少し実情を御調査の上、出発前の研修にお力を入れていただ...全文を見る
○抜山映子君 海外から帰国した子女の受け入れの問題でございますが、一つの例ですけれども、現在、国立大学で特殊に書類選考で受け入れているという大学、しかもこのうちの特定の学部だそうでございますけれども、わずか十二校でございます。このようなことでは、安んじて外交官も子女を同行して任地...全文を見る
○抜山映子君 我が国の在外公館が、日本に留学した留学生を全くアフターケアしておらないようなんですね。やっぱり日本に留学してよかった、日本が懐かしいというように留学生に思っていただいて、今後の日本とその国との友好を進める上に力になってもらうために、もっと在外公館が留学生に――帰国し...全文を見る
○抜山映子君 時間もございませんので希望だけ申し上げておきますが、海外青年協力隊の隊員が国内に帰国いたしました折に、派遣時間が就職とかあるいはキャリアの上でマイナスになるということで、若い人が海外青年協力隊に行きたいと思いながら、日本でのデメリットを考えてやめるというケースも多い...全文を見る
04月06日第101回国会 参議院 外務委員会 第4号
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○抜山映子君 本日は、朝鮮民主主義人民共和国――北鮮と略称したいと存じますが、北鮮に帰化した日本人妻の問題について質問させていただきたいと存じます。  実は、この問題は同会では三十二回にわたる委員会で質問がなされ、総理、外務大臣外所管大臣に数々の質問と要請がなされてきましたが、...全文を見る
○抜山映子君 これに対しまして、現在窓口となっております北東アジア課の検討の方向はいかがか、お伺いしたいと存じます。
○抜山映子君 ここに朝日新聞の四月二日の記事がございます。ここには人道問題として三つ検討していると。一つは、昨年十一月に捕まった冷凍運搬船の第18富士丸、これの抑留船員の帰還、第二は日本人妻の里帰り、第三は北朝鮮への日本人墓参、この三点を取り上げた。そしてこの新聞によりますと、こ...全文を見る
○抜山映子君 それでは結論がまだ出ていないと、こういうように了解してよろしいわけですね。
○抜山映子君 ただいま橋本様が二つの問題を言われました。  一つは、直接の当事者の要望をよく聞いて対処したい、このように言われましたので、直接の当事者、まさに抑留をされている方のお手紙を読ましていただきましょう。この手紙は郵便物で来たのではございません。日本人が訪朝した折に直接...全文を見る
○抜山映子君 一九八〇年九月、自民党のアジア・アフリカ問題研究会代表団が北朝鮮を訪問したときに、金日成が日本人妻の日本への里帰りを歓迎すると誘っております。この点からしても検討するということではなくて、この場で依頼するということをお約束できないでしょうか、もう一度念を押します。
○抜山映子君 ただいま橋本局長は、外務大臣の指示を得てというように言われました。したがいまして、外務大臣の回答ひとつでこれが前向きに進むかそれとも後ろ向きになってしまうか決まると思うのでございます。  そこで、検討中なら検討中で結構ですが、前向きにやるということをここでお約束く...全文を見る
○抜山映子君 先ほど橋本局長は、中国を困らせるようなことがあっては困ると、このように言われましたが、それは具体的にもう少し説明してくださいますか。
○抜山映子君 この問題は胡総書記から好意的に両国の意思疎通を図るのにお力をかしましょうと言ってくださったのに、日本側からわざわざ中国が困るからということで配慮することはないんじゃありませんか。
○抜山映子君 人道問題も政治問題の一つであることを申し上げたいと思います。  北朝鮮に引き揚げました日本人妻は千八百七十三名で、妻として未入籍の者をも含めますと六千名と推定されております。この六千名の方が今の橋本局長様の発言を聞かれたらさぞかし泣かれたであろうと私は本当に残念に...全文を見る
○抜山映子君 実際に苦情をどこかのルートからお入れになって多分申し入れを行われたと思いますが、その情報はどこから入りましたか。
○抜山映子君 私が問いておりますのは、奨学金が全然渡っていないということで外務省が中国大使館に申し入れたのであれば、必ずや確かな情報を仕入れて申し入れを行ったと思うのですが、その情報はどこからお入れになりましたかということを問いているのです。
○抜山映子君 二月二十三日付の週刊新潮、週刊文春にはその趣旨の記事が出ておりました。特に週刊新潮には大きな見出しで、「大使館にピンハネされて……」と、このような記事が出ておりますが、これはお読みになりましたか。
○抜山映子君 私がしっかりとした大学の教授から入れている情報でも、中国の留学生は、奨学金が全額与えられないので苦しくて学生のコンパにも出てこれない、今後は、中国人の留学生を受け入れるのは大学としてもごめんこうむりたい、こういう情報が入っておりますので、きょうの質問はこれで終わりに...全文を見る
04月07日第101回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
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○抜山映子君 このたび、男女雇用平等法案につきまして、審議会が三論併記という異例の報告を出されました。この男女雇用平等法案の中におきまして、今労基法の重大な改正が行われようといたしております。これのみを引き出して論議することになれば世論も沸騰することになると思われるのですが、たま...全文を見る
○抜山映子君 ただいま未批准の条約並びにその未批准の理由について御回答をいただきましたが、その御回答からも明らかなように、日本の労働時間は世界的に見ても長く、そして労働条件も整備されていないということが言えると思うのでございます。ちなみに、西ドイツで年間労働時間は千七百時間、アメ...全文を見る
○抜山映子君 延長保育所の預かる時間帯は何時から何時まででしょうか。
○抜山映子君 全国で二千二百保育所がある中で、七時までの延長保育所がわずか二百五カ所、そして夜間保育所が十二カ所、これが日本の保育所の実態でございます。  このような環境において、女性の時間外とか深夜業、これを保護規定を外すということは、実情に見合わないということが言えると思う...全文を見る
○抜山映子君 ところで、今世界的に比較いたしまして、日本はたぐいまれな高齢化社会に突入しつつあるわけでございますけれども、ホームヘルパー、そして特別養護老人ホームほか老人の介護の充足の状況をちょっと御説明ください。
○抜山映子君 今御答弁のように、老人ホームの介護の問題についても社会的整備がまだ不十分で、現在は女性の肩にかかっていることを十分御認識いただきたいと思うのでございます。  先ほど赤松局長様より、環境、社会整備を十分に考えて、深夜業、時間外の問題は考慮するというありがたい御回答を...全文を見る
○抜山映子君 経済界の方で、採用、募集のところで禁止規定にしたのでは及ぼすところが大きいと、もっとひどく言うなら混乱を来すとか、こういう意見があるのは私もよく熟知しております。しかし、まず平等法を成立させ、その制度のもとで、能力、意欲、体力のある女性にトライさせなくちゃいけないん...全文を見る
04月12日第101回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○抜山映子君 ペルーとの文化協定に関連しまして、日本に来ております外国人留学生の問題についてまずお伺いしたいと思います。  現在、日本の留学生受け入れ数は南米からも大変ふえておると思いますけれども、国費留学、私費留学全部含めまして一万四百二十八名というありさまでございます。これ...全文を見る
○抜山映子君 その留学生の受け入れの問題なんでございますけれども、個人的に友人が何人もございまして聞いてみますと、帰るときは反日的になって帰ってしまうのですね。これはいろいろ事情を聞いてみますと、一つは非常に受け入れ態勢が十分でない、向こうで考えていたよりずっと環境整備がなってい...全文を見る
○抜山映子君 日本に来る前に、日本では英語による教育が行われているんじゃないかと思って来日したところ、実際には日本語で授業を受けさせられたとかそういうことも聞くのです。また一部では英語で授業をしてもらっているんだということを聞く場合もあるんで、今、日本の各大学でどれぐらいが英語に...全文を見る
○抜山映子君 そこらあたりの情報が留学する前に現地で徹底して理解されておらない面があると思うのでございます。したがいまして、日本の教育事情とか各大学の教育内容とか、また授業が日本語で行われるのか英語で行われるのか、そういうことを英文で資料をつくりまして在外公館などにきちっと置いて...全文を見る
○抜山映子君 名簿を整えるとか就職の問題もさることながら、アフターケアを十分にして徹底的に親日的にしてしまうという配慮が大切だと思うのでございます。そういう意味におきまして、日本の在外公館等に指示して、一年に一回はそういう人たちを招いてパーティーを開いて、やはり日本に留学してよか...全文を見る
○抜山映子君 本人に交付した後は関知しないところであるというのは私は無責任であると思うのでございます。交付した後親御さんに多少渡したとか兄弟に渡したとかいうならこれは私は関知しないという態度でよろしいのですが、いやしくも中国大使館にピンはねされているというようなことを留学生が苦情...全文を見る
○抜山映子君 文部省と外務省にお伺いします。  それぞれ中国大使館に申し入れをなさったということですが、いつ、だれが、どういう形で申し入れを行い、また同じく中国側からいつ、だれから、どういう形で回答があったかお答えください。
○抜山映子君 皆様ただいまおわかりのように、問い合わせたのは昭和五十五年、昭和五十六年と大変古い年代でございます。週刊誌に載りましたのは昭和五十九年の三月二十三日でございますから、ぜひこのたび改めて申し入れを行い、事実を調査していただきたいということをここに切望いたします。  ...全文を見る
05月08日第101回国会 参議院 外務委員会 第10号
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○抜山映子君 漁業協力費の四十二億五千万円、これは毎年の協力費金額の推移を見ますと、一九七八年には十七億六千万、それから逐次ふえてまいりましてことしは四十二億五千万と、こういうことなのでございますけれども、漁獲量につきましては七八年から八三年まで一貫して四万二千五百トン、そしてこ...全文を見る
○抜山映子君 今の御回答でも明らかなように、その算定基準は極めてあいまいであるということが言えると思うのでございます。七八年から八三年までに二・四倍以上に増加しておるわけでございまして、サケ・マスの再生産に投下した費用と申しましても、インフレ率を勘案しても二・四倍は不当に増額され...全文を見る
○抜山映子君 日本の総漁獲高は千万トンと言っておりますし、諸外国の沿岸における漁獲高は総計二百万トンだと、こういうふうに言われておるわけですけれども、諸外国の沿岸における各漁獲高をひとつ明らかにしていただきたいと思います、大ざっぱで結構ですから。
○抜山映子君 今後、各国が経済水域を設定するに従って日本の遠洋漁業の展望は非常に厳しいものがあると思うわけでございますが、今後いかなる対策を考えておられるか、明らかにしてください。
○抜山映子君 ところで、日本は、海洋法に関する国際連合条約のもとでの二百海里までの経済水域をまだ設定しておらないようですが、現在既に設定した国は何カ国ございますか。
○抜山映子君 日本はこの条約を八三年二月に署名しておりますが、まだ批准しておりません。この批准のための国内法整備の進行状況はいかがなものでしょうか。経済水域を一日も早く設定することは日本の国益に沿うと思うのですが。
○抜山映子君 このたび西山局長が訪ソされまして、重要な隣国であるソ連との対話が回復するということで大変好もしいことと思いますけれども、一方において、北方領土の問題についてソ連はかたくなな態度をとり、しかもその懸案の北方領土には一個師団の正規軍を駐留させている。そして北方領土には空...全文を見る
○抜山映子君 日本の放射性廃棄物の海洋投棄についてお伺いしたいんでございますけれども、これにつきましては大洋州のナウル、キリバスが反対し、加えまして北欧五カ国が反対を表明していることは周知の事実でございます。  実は先般四月二十五日、二十六日、コペンハーゲンで開催されました社会...全文を見る
○抜山映子君 きょうは時間がございませんので、引き続きこの問題は次回にお伺いしたいと思います。  五十万本と言われましたが、それは容量一本は幾らでしょうか。それだけお答えください。
○抜山映子君 終わります。
05月10日第101回国会 参議院 外務委員会 第11号
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○抜山映子君 我が党といたしましてはこの協定自体には賛成するものでございますが、いただきました資料を見ますと、各国の航空機生産の生産額、輸出額の比較を見ますと日本は第七番目ということですけれども、航空産業が大変に付加価値の高い産業であり、現在発展途上国の追い上げが大変に厳しく、軽...全文を見る
○抜山映子君 航空機の製造技術は、単に航空機のみの製造にとどまらず広く一般技術の集大成であると考えられると思うのでございます。例えば、機体の素材の開発一つとりましても、軽さとか強度、あるいは耐熱、耐寒性等から、これらが高層ビルとか橋梁、末端の方までいきますとスキー用具に至るまで利...全文を見る
○抜山映子君 日本の航空機技術の中で、流体力学、構造力学、電子機器から油圧装置に至るまでいろいろ分野があると思いますけれども、この中ですぐれている部分と脆弱な部分とが当然日本としてあると思うのですけれども、その点について御説明ください。
○抜山映子君 英国、フランスなどは、国として航空機産業に保護を与えておりますし、また米国なんかにつきましては軍用機の開発には一〇〇%補助しており、そしてこれを民間に転用することを許可しておりますので、結果的に航空機産業に保護を与えているという結果になっておりますが、日本はこの点、...全文を見る
○抜山映子君 航空機の開発は大変にコストが高くつくことから、共同開発はリスクが少なくて済むという御意見はよくわかりましたけれども、国としての保護、補助がこの程度で、今後日本が技術立国として生きていく上で十分なのだろうかと、こういう疑問を持っておるわけでございます。そして、ただいま...全文を見る
○抜山映子君 しかるべく本格開発に入る予定であると、このように言われましたけれども、現在の進捗状況はどの段階にあるわけですか。
○抜山映子君 ただいまエンジンの開発と言われましたが、それはいかなるものでいかなる国が参画してやっておられるものですか。
○抜山映子君 ただいまジョイントベンチャーのシェアについて米英については三〇%というお話がございましたが、日本はどれぐらいのシェアで参画しておりますか。
○抜山映子君 二三%というかなり大幅な率で参加しておられるのは大変心強いことでございますが、これに対して日本政府としてはどのように補助を与えていかれるおつもりですか。
○抜山映子君 先ほど来申し上げておりますように、これからの日本の産業立国としての生き方からしましても、この高度の技術である航空機製造業にひとつ国としても積極的に取り組んでいただきたいと思うのでございます。  ところで、この数日新聞紙上をにぎわしております実用放送衛星ゆり二号aで...全文を見る
○抜山映子君 急に申し上げましたので大変失礼いたしました。  日本の衛星、気象衛星とか通信衛星とかいろいろあると思いますが、聞くところによりますと、米国の航空宇宙メーカーからブラックボックス、すなわち、ある部分だけは絶対中をあげないという条件のもとにその中枢的部分を購入してこれ...全文を見る
○抜山映子君 前回も申し上げましたように、海洋投棄についてはこれに反対しておる北欧五カ国ほか大洋州の国々があるわけでございますけれども、過去海洋投棄を行った国があれば、その国及び投棄した時期、投棄量を明らかにしてください。
○抜山映子君 そうしますと、最近においては各国とも海洋投棄を行っていない、すなわち陸上処分をしておるということになりますが、例えば世界第二位の原子力発電国フランスでは、現在とのようにこの放射性廃棄物を処理しておるでしょうか。
○抜山映子君 では、英国とか米国はいかがですか。
○抜山映子君 米国では民間の処分会社もあるのだというように聞いておりますが、その点はいかがでしよう。
○抜山映子君 日本における陸地処分の技術開発の進捗状況はいかがでしょうか。
○抜山映子君 そういたしますと、陸地処分の可能性については今どういうことでしようか。
○抜山映子君 海洋処分については環境安全評価が当然先行するわけですけれども、この評価は終わっておるのかどうか、もし終わっておるとすればどのような評価方法をおとりになったのか説明してください。
○抜山映子君 過去、日本が日本の近海において海洋投棄した時期があったと思いますけれども、その海洋投棄した年度と分量、場所を明らかにしてください。
○抜山映子君 今回、ナウル、キリバス、北欧五カ国が日本の海洋投棄に反対いたしておりますけれども、投下の候補地点は東京から九百キロだと。すなわち日本の経済水域のさらに外に出て公海上になるわけでございますけれども、そうなりますと、この大洋州の国なんかでは恐らく原子力放射性廃棄物という...全文を見る
○抜山映子君 投下によって万が一にでも影響を受ける可能性が強い国々に対して、関係者の理解を得るための努力を今までになさいましたか。なさったとしたらどういう形でいつなさいましたか。
○抜山映子君 その対応はいかがでしたか。
○抜山映子君 放射性と聞いただけで非常にアレルギーが強いと思いますし、先ほど御説明のように、自然に存在する何ミリレムというものよりももっともっと低いものだという御解説でしたが、もしそうであるならば、わざわざ海洋に投棄しなくても陸上処分に持っていった方が世界的な評判の上で誤解を受け...全文を見る
○抜山映子君 ありがとうございました。  終わります。
05月11日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第3号
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○抜山映子君 途中から入ってまいりましたので、もし触れられておったらお許しください。  私は、高齢化社会への対策というのは、六十五歳以上とか、そういうような見方に局限すると大変危険がある、むしろ若年者を含めて高齢化社会への対応というものを把握しなくちゃいけないんじゃないか。 ...全文を見る
07月17日第101回国会 参議院 外務委員会 第12号
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○抜山映子君 本日は軍縮と平和の問題についてお伺いしたいと思います。  日本の成人に達している人口のうち、過半数は幼児期であれ青年期であれ戦争を体験しているという意味におきまして、日本人ほど平和に対する希求の強い国民はないのではないかと思うのでございます。しかし、その平和への方...全文を見る
○抜山映子君 私は項目として挙げていただきたかったわけです。  先ほど秦野先生が、国家間の信頼関係の醸成をすることが平和の達成に極めて有効でないかと、こういうように言われました。そこで、国家間の信頼関係の醸成も平和を達成するための一つの道でしょうし、あるいは平和を阻害する社会的...全文を見る
○抜山映子君 そうしますと、現時点では信頼関係を醸成するための方策、特に日ソ間で信頼関係を醸成するための方策は、外務大臣としては当面考えていらっしゃらないと、こういうように了解してよろしいわけですか。
○抜山映子君 日本人のこれは悪い心情だと思うのですけれども、割とバランス志向というものが欠けておると思うのでございます。非常に日ソ間の情勢が厳しくなりますと、やたらに反共イデオロギーをむき出しにしたり、感情をむき出しにしたり、非常に対話が難しいからもう投げる球もないのだというよう...全文を見る
○抜山映子君 核不拡散条約の未加盟国のうち、主要なものを挙げてください。
○抜山映子君 米国防総省国防核兵器局が発表したところによりますと、インドが西暦二〇〇〇年には核弾頭千六百七個分に相当する量の核分裂性物質を保有する見通しであると。イスラエルは百二十六個分、パキスタンが九十個分を保有して深刻な事態を迎える、こういうように言っておるんですけれども、こ...全文を見る
○抜山映子君 平和の維持のためには国連の国際的な検証機関の強化というものが必要だと思うのでございますけれども、このイラン・イラク紛争における化学兵器使用状況調査に専門家の調査団が四カ国から四名、これが三月十三日から三月十九日、これは出ておるわけですね。それから、さらにイラン、イラ...全文を見る
○抜山映子君 被爆国としての日本は世界の軍縮キャンペーンをやる義務ともいうべきものがあると思うのでございますけれども、原爆に関する我が国の資料、写真、それから事実を翻訳したものですね、こういうものを国連とか各国の図書館、あるいは日本の駐在大使館の図書閲覧室などに備え置くということ...全文を見る
○抜山映子君 少し回答が抜けておったようでございますが、各国の図書館に備えつけていただくように送付する件、あるいは在外公館の図書閲覧室に備え置く件、この点はどうなっていますか。
○抜山映子君 私が特に熱望いたしておりますのは、ジャパン・オブ・ツデーのような、一般的な日本の現状を知ってもらうためのインフォメーションの冊子ではなくて、原爆の被害の恐ろしさを赤裸々に外国の人に見てわかっていただけるような原爆に関するオンリーの資料を、各国の図書館あるいは日本の海...全文を見る
○抜山映子君 ありがとうございます。  国連の軍縮フェローシップ計画のもとに長崎とか広島を訪問してもらうというようなアイデアが一時出ましたけれども、これは実現されておりますのでしょうか。
○抜山映子君 もう時間がございませんが、日本の外交能力の優越性を高めるということが非常に日本の平和を維持するために必要だと思うのでございます。ところが、一番今問題になっておりますのが日本の外交官の在外公館の大使公邸ですね。これの修繕費用がままにならないで長年放置されているという実...全文を見る
○抜山映子君 ありがとうございました。
07月31日第101回国会 参議院 外務委員会 第13号
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○抜山映子君 本日は、平和と安全保障の問題を中心にお伺いしたいと思います。  唯一の被爆の経験を持つ日本人は、諸外国に比して人一倍平和への希求が強いというように思われます。かく言う私も、小学生の低学年、実際に子供心に戦争の経験を経て、平和に対する希求は人一倍強いものと自負いたし...全文を見る
○抜山映子君 国論が分かれているのは民主主義のあかしで非常に結構であると、こういう御意見のようなんでございますけれども、外交は水際までという言葉がありますが、外交は超党派の国民的な支持を得て初めて機能し得ると思うのですね。外務省として、日本の外交路線のあるべき姿を国民に理解させる...全文を見る
○抜山映子君 それではお伺いしますが、外交予算のうち、その努力のため、すなわちPRのため使われている予算はどれくらいでしょうか。
○抜山映子君 中立という言葉なんですけれども、これは防衛庁にお伺いしたいと思いますが、中立という言葉の具体的意味をどういうように了解しておられますか。
○抜山映子君 ちょっと今のは非同盟という言葉の解説のような感じがするのですが、私がお伺いしたいのは、中立という言葉を御説明いただきたいのです。
○抜山映子君 そうしますと、言いかえればまず侵さずということですね。そして、かつ侵されずということであり、かつまた他国を侵略する軍隊の通過も許さないと、こういうことだと思うのですが、この解釈でよろしゅうございますか。
○抜山映子君 そうしますと、非武装中立という言葉がよく使われておるのですが、中立を守ろうと思えば武装中立ということでなければならないと思うのですけれども、安倍外務大臣にお伺いしますけれども、非武装中立という言葉は諸外国にあるのでしょうか。
○抜山映子君 非武装中立という言葉は諸外国にはないと、矛盾する概念であると、こういうようなことだと思うのです。  スウェーデンのストックホルムの国際平和問題研究所では軍備に関して毎年年鑑みたいなものを発行しているらしいですけれども、それの基礎となるデータは各国の新聞だというんで...全文を見る
○抜山映子君 国力に似合わない防衛をされることは福祉軽視にもなり、また民生軽視ともなりということでこれまた国民の憂えるところであると思いますが、防衛費の効率的な使い方が結局問題になると思うのですね。この点について現在、防衛庁内あるいは政府、党内あるいはその他において議論の場所は一...全文を見る
○抜山映子君 そうしますと、外務大臣にお伺いしますけれども、党内とか政府内についてはいかがでしょうか。
○抜山映子君 お伺いいたしておりますと、特別に効率的にいかに使うかということを議論する場というものはないと、こういうような御回答だと思うのです。防衛予算は膨大なものでございますから、そのうちごくわずかを割いてでも、いかに効率的に使うかによって防衛予算も生きてくるわけですから、ひと...全文を見る
○抜山映子君 非常に物足らない御回答だと思うのでございます。  私が素人ながらに漏れ聞く範囲では、ある某国の戦車の射程距離の半分ぐらいの射程距離の日本の戦車がたくさんあるんだと。それについては、既にもう時代おくれになったものを購入したのだとか、そういうようないろいろ雑誌の記事な...全文を見る
○抜山映子君 そういう具体的な機関については、またひとつ庁内で御検討してください。  次の質問ですが、憲法に規定された専守防衛とは具体的にどういうことなんでしょうか、防衛庁にお伺いいたします。
○抜山映子君 ただいま、相手方から武力攻撃を受けたとき初めて攻撃する受動的なものだと、こういう御説明があったわけでございますが、そうしますと、やはり相手方から武力攻撃を受けるかどうか、それを察知する能力を高めなければいけないと思うのですが、そのための情報機能、監視機能についてはい...全文を見る
○抜山映子君 情報機能の向上の一つの手段として、専門知識を有する各省庁との連絡というのが非常に大事だと思います。ただいま外務省の方で、防衛庁とも連絡をとって情報収集に努めております、こういう御回答でございましたが、現在防衛庁から出向しております防衛駐在官と申すのですが、その数は何...全文を見る
○抜山映子君 二十九カ国……
○抜山映子君 その中には主要先進国は全部入っておるわけですか。
○抜山映子君 それでは、外国との比較において知りたいと思うのですけれども、主要先進国については、この防衛駐在官というのは大体どれぐらいおるのでしょうか。
○抜山映子君 今の数字を伺って大変びっくりしたようなことなんですけれども、アメリカは三百名というのに日本は三十八名ですか、イタリーなんかに比べても格段に低いわけですけれども、どうも国防官僚の国際化が非常におくれておるような気がするわけでございます。これからもそういう点を充実してひ...全文を見る
○抜山映子君 同じ自由主義体制をとる国であり、しかも食糧も粗鉱もそのほとんどをアメリカに輸入を頼っている、こういう日米関係でございますので、それを基軸に大切にしていくということは全く同感なんでございますが、ヨーロッパなどを見ますと、必ずしも米国と全く軌を一にすることではなくて、や...全文を見る
○抜山映子君 その意味で、何か新聞記事によりますと、日ソ中東会議が八月中旬にモスクワで開かれることになった、こういうことですが、こういうのは大変に望ましいことだと思うのです。日本側はイランともイラクとも友好関係を維持しておりますけれども、実際にどのような形でこの二国とかかわり合っ...全文を見る
○抜山映子君 私がお伺いしたかったのは、イランともイラクとも日本は友好関係を維持しておるわけで、実際にはイランから出光なんかが石油を買っている、こういう関係がある。そういうように、具体的にイラン、イラクと日本がどういうように今かかわり合っているかという具体例を教えていただきたかっ...全文を見る
○抜山映子君 最近のソ連のイラン接近の動きについて、外務省はどのように把握しておられますか。
○抜山映子君 ソ連です。ソ連がイラン接近をしていると思うのですけれども、それをどういうふうに把握しておられますか。
○抜山映子君 日本は本年度からシリアを援助するそうですが、その援助の内容と額を教えてください。
○抜山映子君 防衛庁にお伺いしたいのですけれども、米国務省の軍事戦略関係筋が、トマホークと同型の核巡航ミサイルSSNX21の配備を開始した模様であるというのですけれども、この事実を防衛庁は把握しておられますか。
○抜山映子君 最後に希望しておきたいのですけれども、ソ連がSS20をやると米国はパーシングⅡだと。トマホークとくると今度はソ連はSSNX21だと、こういうことで日本の平和の希求をよそに軍拡競争がエスカレートしていくのは非常に憂慮にたえないと、こういうように思うわけです。  そこ...全文を見る
08月01日第101回国会 参議院 本会議 第26号
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○抜山映子君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま提案となりましたいわゆる男女雇用機会均等法案に関し、総理並びに関係大臣に対し質問をさせていただきたいと存じます。  周知のごとく、一九四五年に効力が発生した国際連合憲章は、つとに男女同権を前文にうたっております。また、戦後...全文を見る