抜山映子

ぬきやまえいこ



当選回数回

抜山映子の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月12日第114回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○抜山映子君 総理は三月七日の予算委員会で、同僚関議員の質問に答えて、「古来、政治は最高の道徳である」、そのように答えられました。そうしますと、政治家というのは一般の人よりもさらに高い倫理感を持たなければならないと、このようにおっしゃった趣旨と思いますが、そうですね。
○抜山映子君 ところが、国民は全くそのようには考えていない。政治家はうそをつく。中曽根前総理の公約違反もさることながら、恐縮ですが宮澤さんも竹下総理も次々とうそが発覚していった。うそつきであるということが一つと、それから、政治家は薄汚い、政治家は刑法に触れるようないかがわしい行為...全文を見る
○抜山映子君 退陣表明で総理のけじめは終わっていないと思いますが、いかがですか。
○抜山映子君 竹下総理としてのけじめが、まだ任期もありますから残っているだろうと申し上げたんです。
○抜山映子君 総理は三月七日の予算委員会で、超短期の問題として、リクルートの未公開株の購入の問題から発足したんだから、株についての問題を解決すること、これが超短期の問題だと言われました。この超短期の問題をどのようになさいますか。
○抜山映子君 未公開株の取引は投機的な株の取引と言っても差し支えないと思いますが、そういうものは国会議員全部を通じて禁止すべきと思いますが、いかがですか。
○抜山映子君 政治団体の収入で株を購入することも当然禁止されなければならないと思いますが、いかがですか。
○抜山映子君 その超短期の株の取引の禁止の問題も含めて、政治倫理綱領というものを法律化する、こういうようなお考えはございませんか。
○抜山映子君 きょうの新聞によりますと、資産公開法を自民党がつくられた。ところが、それは株の取引の面について早速後退してしまった。このことをどのようにお考えになっていますか。
○抜山映子君 何か今のお答えはよくわからなかったんですけれども、せっかく打ち上げたものが一日で後退してしまったということについて、やはりこれは打ち上げ花火であったか、国民はこういうような感を抱くであろう、このように思うんですね。  ところで、昨日、竹下・伊東会談があったそうです...全文を見る
○抜山映子君 総理は、御自分の政治団体を幾つ持っていらっしゃるか把握しておられますか。
○抜山映子君 じゃ、御自分のための政治団体としては幾つあるか把握していらっしゃいますか。
○抜山映子君 総理は、多額の政治献金をすべて百万以下に分けて届け出たためにその寄附者の名義が出ておらないのだ、このように説明されました。これは、政治資金規正法の、政治活動を国民の監視のもとに置くという第一条の目的に違反している行為と思われますが、その点どうお考えになりていますか。
○抜山映子君 この政治団体の数を議員一人当たり制限するということもお考えになっていらっしゃるということですか。
○抜山映子君 超短期の問題についてということは任期中にやるというように私理解できると思うんですけれども、関心を持って見守っているというぐらいではちょっと国民としては飽き足らないと思うのでございます。  ところで、政治資金規正法の届け出が、これは自治大臣とそれから都道府県の選挙管...全文を見る
○抜山映子君 総理はいろいろと、これにも関心がある、あれにも関心があると言葉の上ではおっしゃるんですけれども、果たしてそれを実現していただけるのかどうか、それを今、国民が注視していると思うんです。  総理は、政治改革、定数是正とか、議員の数を減らすとか、そういうことまでおっしゃ...全文を見る
○抜山映子君 総理は、行政府の長としてイニシアチブをとっていく立場ですから、やはり御自分の意見は鮮明にしないというのはおかしいと思うんです。  じゃ、総理がすぐできることを申し上げたいと思いますけど、現在休眠中の選挙制度審議会、これを活性化していただきたい。これはいかがですか。
○抜山映子君 それでは、新たな委員の任命はいつ行われるのですか。
○抜山映子君 自民党が案としてつくられた資産公開法ですが、これは資産を公開するのは議員本人だけに限られているんですか。
○抜山映子君 極めて簡単なことでございますので、ちょっとどなたかに確認してもう一度お答えいただきたいと思います。
○抜山映子君 新聞発表の案を見ますと、議員本人に限られておるようでございます。これが大変抜け道になっておりまして、配偶者名義あるいは自分がつくった持ち株会社名義、そのようなものが大変多いということで、従来国民の批判が大変多うございました。  したがいまして、同居の家族ぐらいは一...全文を見る
○抜山映子君 ところで、中曽根さんの喚問の問題ですが、衆議院ではとうとう喚問されなかった。その理由は何ですか。
○抜山映子君 私はまさしくそのことを言いたかったんです。今、総理が言われたように、これは国政調査権の主体はあくまでも両議院にある。そして、国会法では、両議院と委員会が主体になっている。ところが、中曽根さんが最近、捜査が終了してめどがついた段階で、自分は証人喚問に出ていいなどと言っ...全文を見る
○抜山映子君 法務省にお伺いしますが、捜査のめどはいつ終わるのですか。おおむねで結構です。
○抜山映子君 国政調査権が制限されるのは、司法の独立が害されるときが制約をされることになっておるわけですが、中曽根さんを喚問することは、司法権の独立を害することには全くならないわけでございます。そういうわけで、中曽根さんの証人喚問を請求したいと思います。
○抜山映子君 一昨日の予算委員会の中で総理は、リクルート株の譲渡について経済行為であるというような発言をちらっとなさったのを私は記憶しておるんです。こういうような評価では、これから政治改革をしていく上において姿勢が定まっていない。これは経済行為でないわけですね。  検察が既に起...全文を見る
○抜山映子君 例えば野村証券を通じて株を買う、これは経済行為でございます。しかし、このリクルートコスモスの株のように未公開の株で値上がり確実でだれもが簡単に入手できない、そういうものについてはわいろ性があるんだと。したがって、収賄罪を疑われても仕方がないんだということを認識してい...全文を見る
○抜山映子君 わいろ性のある未公開株の譲渡、それから経済行為と、まあこのように二つ分けて考えなければいけない、それは当然だと思います。  しかし、さらに問題があるのは、国会議員というものは、閣僚であれば殊のほか権力を、行政権の行使を発動できる。そして野党の議員であっても、その権...全文を見る
○抜山映子君 ところで政治資金集めのパーティーのことなんですが、各省庁を通じて大量にこのパーティー券が販売されているのはもう周知の事実でございますが、これを禁止なさるお気持ちはありませんか。
○抜山映子君 行政権を行使できるというように申し上げたらよりはっきりするかと思います。  ところで、このたび税制改革六法案が成立いたしました。その中で、私どもの党は、消費税には終始一貫反対すると同時に、資産課税というものを強化しなければいけないということを申し上げました。ところ...全文を見る
○抜山映子君 お答えがかなり長くなったのでちょっとわかりづらい感じもあったんですが、じゃ、絞ってお聞きしたいと思います。  例えば、年商売買三十回を超え、かつ売買株数十二万株を超えるもの、あるいは一銘柄十二万株を超えるものの売買については、従来、売買益を申告させて総合課税してい...全文を見る
○抜山映子君 今、大臣は、大量に株式を取引する者にとっては大減税であるということについてはそのとおりであると言われました。捕捉が困難だからということを理由にされましたが、それは本末転倒でございまして、制度としてはやはり金持ち優遇税制をとらない制度をつくって、その後に捕捉の問題が重...全文を見る
○抜山映子君 今の大臣の答弁から、進むべき方向はやはり納税者番号ではないかと思います。私どもの党は、やはりプライバシーの保護にも留意しつつ納税者番号というのをつくらなくちゃいけないのではないかと思います。そのことだけを指摘して、次の質問に移りたいと思います。  ところで、今度は...全文を見る
○抜山映子君 日本は、一億総中流化という言葉がかつて言われたことがございました。それは、やはりこのような高所得者には高い所得税が課せられるというその日本の方針が非常に成果を生んできた、それが社会の活性化を生んできたと、私はそのように評価しておるんです。  ところが最近では、先ほ...全文を見る
○抜山映子君 低所得者は可処分所得の中に占める消費の割合が大変に多いわけですね。ですから、どうしてもこの消費税は所得の少ない者にとっては大変過酷な税になっているということは、はっきりと言えると思うんです。  ところで、厚生省にお伺いしたいと思いますけれども、年金生活者、母子家庭...全文を見る
○抜山映子君 私、厚生省の方から資料をいただきましたが、この数において身障者、母子家庭、それから年金生活者、大体趨勢としてはだんだんふえてきている、こういう傾向にあるわけです。  私、特に申し上げたいのは、身障者の義足とか身障者用の車いすとか、あるいは人工肛門とか、そういうもの...全文を見る
○抜山映子君 身体障害者がそういうものを一切負担していないというならば、そういう声が出ないはずで、実際に負担しているからそういう悲痛な叫びがこれは消費者連合会の方に寄せられているわけですから、ひとつこれは考えていただきたいと思います。  それから、諸外国と比較しますと、大体食料...全文を見る
○抜山映子君 前回つぶれた大型間接税では、食料品は免除の対象にしていました。ですから、食料品は軽減税率を設けるとか免除の対象にすることができないというのは、これはもう詭弁であることははっきりしておるわけでございます。毛皮やダイヤモンド、この税率が下がっても一般市民には何の恩恵もな...全文を見る
○抜山映子君 ということは、様子を見て免税制度とか限界控除制度とか、あるいは簡易課税制度を見直すこともあり得ますと、こういうように了解してよろしいんでしょうか。
○抜山映子君 ところで、今、国民の間では、この消費税の導入によってインフレが起こるのではないかということを大変に心配しておるわけです。四月の丈京都区部の消費者物価が前年同月比二・六%上昇している。これが消費税実施後二週間足らずの話でございまして、先ほど大蔵大臣が言われましたように...全文を見る
○抜山映子君 インフレの懸念に絡んで非常に便乗値上げが目立っているという声が大変に強いわけです。それからさらにもう一つ、物品税は下がったんだけれどもそれが十分に下がっていないで、消費者に還元されずにやはり事業者の手に残っているという不満も大変に多いわけでございます。  公取委の...全文を見る
○抜山映子君 便乗値上げについて対処してまいりますと。この対処の具体的内容をお聞かせください。
○抜山映子君 その所要の法的措置を講じるということの具体的な方法を知りたいわけなんです。
○抜山映子君 私が消費税の問題について地元で聞き取り調査なんかをやりますと、中小企業者あるいは下請業者の消費税に対する不満も大変に大きい。それは、転嫁をすればもう取引の対象としてもらえなくなるからこれは泣かざるを得ないと、こういうことで大変に不満が多いわけでございます。この点を大...全文を見る
○抜山映子君 東京新聞に出ておりますけれども、消費税に対する賛否は、反対が八二%の高率である、しかも消費税については廃止が六五%と大勢を占めているというんです。しかも、消費税の導入前よりも導入後の方が反対の意見がもっとふえているという、こういう国民の声に耳を傾けるお気持ちはありま...全文を見る
○抜山映子君 主婦はそういうように間違えてとらえているというような御発言でございましたが、これは国民を非常にばかにした言い方になるかと思います。  先ほど来ずっと指摘してまいりましたように、消費税は低所得者層ほど重くなる、このことは総理自体もはっきりとお認めになっていらっしゃる...全文を見る
○抜山映子君 通産大臣にもひとつ回答をお願いいたします。
○抜山映子君 きょうの新聞によりますと、米国スーパーコンピューターを八九年以降の三年間で八台購入するというように対策を打ち出されている。どうも向こうから強腰に出られると一歩譲歩するという感じがぬぐえない。ですから、少しずつでもいいから前向きに開放していって、そしてそれのPRに非常...全文を見る
○抜山映子君 日本の対米貿易黒字は年間五百億ドルにもなっている。そのことについて改善するための措置を具体的にお考えにはなっていらっしゃらないでしょうか、通産大臣。
○抜山映子君 これは通産大臣にお伺いしてもちょっとあれかもしれませんが、為替調整のことは全然念頭におありにならないでしょうか。通産大臣にちょっと申しわけありませんが。大蔵大臣ですね、これはむしろ。
○抜山映子君 この環境保全に関する関係閣僚会議で基金づくりなどを協議するということなんですが、技術的に貢献するとか、そういう問題はテーマとなさらないわけですか。
○抜山映子君 何でも基金だけで解決するということではなくて、技術の提供とかスタッフの提供とかいろんな問題で寄与できる面が多いと思いますので、ひとつ大いに頑張っていただきたいと思います。  ところで、外務大臣にお伺いいたしますけれども、一九八六年、松永大使が米国通商代表部に出した...全文を見る
○抜山映子君 サイドレターの何を指しているのかわからないというように言われましたので申し上げますけれども、このサイドレターの中身を見ますと、日本政府は、日本国内における外国製半導体のシェアが五年以内に少なくとも二〇%を上回るだろうとする米半導体業界の希望を認識するというように書い...全文を見る
○抜山映子君 このサイドレターは、義務規定にはなっておらないわけでございます。そのことはもう十分わかっておるんですけれども、この表現がもう達成されるだろうと考えておる、しかもそれを歓迎するというように書いていると過剰な期待を与えるわけです。  今伺いますと、二〇%は容易に達成さ...全文を見る
○抜山映子君 お昼のニュースによりますと、ゴルバチョフがアメリカに対して、ソ連がヨーロッパに配備した五百発の戦術核、これを一方的にことしじゅうに撤廃する、兵力については双方百万削減する、こういう大幅な軍縮提案を行ったそうですが、これについて、通告していなくて恐縮なんでございますけ...全文を見る
○抜山映子君 さて、消費税の導入の理由として、高齢化に対処するためということを政府が申されました。しかし、政府がこれを導入した直後に国民年金の改正法等に関する法律を出してきた。これについて国民は非常に裏切られた思いをしておるわけでございます。これは消費税導入の目的にうたわれたこと...全文を見る
○抜山映子君 今の回答は一般論を述べられておるわけで、私の質問には真正面から答えていない。消費税を高齢化のために導入すると言っておきながら、すぐその直後に出してくるのは国民にとっては裏切り行為としか映らない。  消費税の使い道ですね、どうなっておるのかということなんです。整備新...全文を見る
○抜山映子君 それでは、視点を変えて総理に伺いましょう。  消費税導入は高齢化のためでもあるということは事実だと思いますが、それじゃ福祉に使う分をパーセンテージで規定してしまってはいかがですか。そういう考えはいかがですか。
○抜山映子君 ということは、消費税の導入の一定パーセンテージを福祉に充てるという考え方はできないと、こういうことですか。
○抜山映子君 厚生省に伺いますけれども、国民年金改正といいますか、改悪法ですね、施行期日のことでちょっと修正を加えましたね。どこを修正しましたか。
○抜山映子君 施行期日について、非常に複雑なことがあるならばこういうように施行期日だけを変えるというのはあるんですけれども、法技術的に見て、そういうことをするのは国民へのまやかしたと思うんです。はっきりと六十五歳開始の繰り延べの分だけをのけて、そして審議の対象とする方がよっぽどす...全文を見る
○抜山映子君 労働省にお伺いいたしますが、今、六十歳定年はどれぐらいの企業で施行されていますか。
○抜山映子君 支給開始を六十五歳に繰り延べすると——恵まれた人でさえ六十歳定年である。少なくとも五年のギャップをどのようにして埋めることを考えているのか、それを明らかにしてください。
○抜山映子君 その雇用保障の具体的な案を示してください。
○抜山映子君 今の回答により雇用保障ビジョンが何もないということがわかったような感じでございます。  ところで、老後の安定のためには個人年金に対する税制上の優遇措置を講ずる必要があると思います。この点、いかがでしょうか。
○抜山映子君 今、十分に手当てしているというようなことを言われましたが、個人年金の積立金、これに対する税制上の優遇、控除の対象はたった五千円ですよ。これを二十万円ぐらいまでアップしませんか。
○抜山映子君 レーガンさんもサッチャーさんも、公的年金のレベルを下げると同時に、このような税制上の優遇措置を大幅に認めております。私どもの日本だけがこれが後手に回っておるわけでございまして、五千円でいいんだというのは私は納得できない。もう一度答弁をいただきたい。
○抜山映子君 厚生省の方に伺いますけれども、ひとり暮らしの老人に対する緊急通報システムというのは、ペンダントみたいなものを下げて、倒れたときにすぐ押せば通報されて、親族なり官公署で対応してくれるわけですね。これは大変に評判がいいんですが、この普及率は今どうなっておりますでしょうか...全文を見る
○抜山映子君 これは大変にすばらしいシステムだと思うのです。私もひとり暮らしの母を抱えておりますので、ひとつこのシステムのあることを市町村にPRし、その対応をぜひ充実していただくようにお願いをいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。