南野知惠子

のおのちえこ



当選回数回

南野知惠子の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第162回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○南野国務大臣 では、お答えさせていただきます。  先ほど先生がおっしゃいましたように、そういう督促の異議の申し立てをすべきであるということですが、裁判所から来たその手続が、ちゃんと、封書が適正なものであるかどうかということについては、先生は電話をかけてちゃんと確認せよとおっし...全文を見る
01月28日第162回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○南野国務大臣 私もいただいておりません。
01月31日第162回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(南野知惠子君) ありがとうございます。先生の御質問、ありがとうございますと申し上げていいのかと思いますが、お尋ねの不法滞在は、不法入国と連動しながら、我々にとっては最重要の対策であろうと思っております。  犯罪に強い社会の実現のための行動計画、これ、村田大臣もお話し...全文を見る
02月01日第162回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(南野知惠子君) いろいろと問題点がございますので、その点については前向きに検討したいと思っておりますが、御指摘のとおり、最近その督促の問題についてはいろいろな御不便をお掛けしているというふうに思っております。そういった悪用の架空請求を行う例があるということでございます...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えを申し上げます。  あの難民の問題については、国連の方の認定ということもございますが、従来より国際的な取決めをいたしております。難民条約に計り、適正な運用で努めてまいっております。  それは、国連が難民とおっしゃっても我が国では難民に入らない...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 御返答申し上げます。  御指摘の文書は、特定の記者に対して、捜査をする上で障害となる報道は避けていただきたいとの趣旨で交付した私信であると聞いております。検察と報道機関との対応の中でのものであります。  また、私信でありますけれども、やはりその表現...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) はい。それは先ほど党首が御質問になられた内容に盛られております。
○国務大臣(南野知惠子君) はい。先ほど御質問いただきましたですよね、その文言そのものであると私は理解いたしましたので、そのように御報告申し上げております。  今は正確な文書をちょっと持っておりませんので、はい。(発言する者あり)ええ、ええ。だから、私が申し上げているのは、穏当...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ここだけですかというここはどこでしょうか。
○国務大臣(南野知惠子君) はい。それを先ほどお尋ねになりました今の言葉でございますが、マスコミはやくざ者より始末に負えないという表現があったことでございます。  以上でございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 先ほどやくざの話も出てまいりました。そういうものの表現が不穏当であると申し上げたことであり、そのメディアの規制の問題につきましては、この御指摘の文書は、彼が出された文書は、特定の記者に対して捜査する上で障害となる報道は避けていただきたいと、そのような趣...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お尋ね、申し上げます。  度々、記者さんからもそのようにお伺いいたしております。私は穏当な部分に欠けているということを申し上げますけれども、今党首がお話しされたように、遺憾ではないかというふうにお話しになられますが、私はこの文書は穏当に欠けているとい...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたしますが、それは表現の自由にもとっているということは私は思いません。どのように表現してもということの中には入っておりますので、よろしく。
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  御指摘の文書、今読んでおられると思いますが、特定の記者に対し捜査する上で障害となる報道は避けていただきたいとの趣旨で出した文書で私信であるというふうに私は聞いておりますので、報道機関の活動を不当に規制しようとするものではないと...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  お言葉の中に捜査という文言が出てまいりますが、私はそのように思っておりませんで、見解の違いかなと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  同じ答えになると聞いておりますが、なると思いますけれども、よくおっしゃると思います。報道機関の活動を不当に規制しようというものではないということでございますので、その文書のみでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 当人が既に謝罪をいたしておりますし、上司からも指導を受けております。そういうことについて、どうぞ御了解いただきたいと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 当人は既に謝罪しておりますし、上司からも指導を受けております。そういう意味では、今後とも適正な活動を続けていくように、私も努力して省内をまとめていくということでございます。  はい、以上でございます。
○国務大臣(南野知惠子君) おっしゃる人権擁護法案は現在廃案となっておりますけれども、人権が擁護される社会を作るためにも非常に重要な法案だと考えております。
02月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  東京第二検察審査会におきましては、先日、東京地検がした橋本元総理、青木参議院議員及び野中元衆議院議員に対する不起訴処分について、不起訴不当の議決をしたものと承知いたしております。  東京地検、検察庁におきましては、御指摘の議決を踏まえ、...全文を見る
02月03日第162回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○南野国務大臣 では、御答弁申し上げます。  民法第四百七十八条は、本来の権利者ではない者に対して弁済をした場合であっても、真実の権利者であると信じさせるような外観を有する者に対して善意無過失で弁済をしたときは、その弁済が有効になることを規定いたしております。  お尋ねの偽造...全文を見る
○南野国務大臣 御指摘の文書は、捜査をする上で障害となる報道は避けていただきたい、そのような気持ちから書かれたものだと聞いております。その内容が事件の捜査や指揮に関係するとは私、思っておりません。しかしながら、表現に穏当を欠く部分があったということは事実でございます。  東京地...全文を見る
02月04日第162回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○南野国務大臣 その件につきましては、中国人団体観光旅行のビザ発行対象地域拡大に当たって、不法滞在の問題もありますので、本制度が悪用されることがないよう必要な対策を図りつつ、観光団体への円滑な対応に努めてまいりたいというふうに思っております。  それから、愛知万博期間中の台湾に...全文を見る
○南野国務大臣 お答えいたします。  先生が御心配な件につきましては、平成十六年中に入管法違法により強制退去手続をとった外国人は約五万五千人でございましたが、このうち、中国人の方は約一万五千人余りで、国籍別では第一位となっております。  そういう意味では、法務省といたしまして...全文を見る
○南野国務大臣 私の申し上げたことはそのとおりでございますが、検察庁の予算は適正に執行されているものと考えておりますが、今後とも、国民の誤解を招かないよう、適正な執行を確保していくことが必要と考えております。  そのような観点から、検察庁の調査活動費については、事前事後のチェッ...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  検察庁の調査活動費は適正に執行されているものと考えております。現段階では、特に法務省として調査することは考えておりません。  最高検察庁では、監察担当検事を置き、調査活動費その他の経費の執行等に関する監査を実施して、検察庁における予算執...全文を見る
○南野国務大臣 お答えは同じになるかと思います。  検察庁の調査活動費は適正に執行されているものと考えております。現段階では、特に法務省として調査することは考えておりません。最高検察庁では、監察担当検事をもうちゃんと置いております。調査活動費その他の経費の執行等に関する監査を実...全文を見る
○南野国務大臣 先生の質問に対しての答弁でございますが、検察庁の調査活動費は適正に執行されているものと考えており、これは私が考えているということでございます。現段階では、特に法務省として調査することは考えておりません。  それは、先ほど申したとおり、最高検察庁では、監察担当検事...全文を見る
○南野国務大臣 私は、自分の考えで申し上げておりますし、自分はこう信じているから申し上げているところでございます。
○南野国務大臣 お答えいたします。  検察庁の調査活動費は適正に執行されているものと承知しており、現段階では、特に法務省として調査することは考えておりません。  なお、事前事後のチェック体制を整えてまいりましたが、これも、これまでにもいろいろな工夫をしてきておりますが、今後も...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  現在まで最高検において監察を行っていましたが、不適切な点はないと承知しております。それが理由です。
○南野国務大臣 お答えいたします。  現在まで最高検において監査を行っていましたが、不適切な点はないと承知しております。今後さらに検討してまいります。
○南野国務大臣 お尋ねの件につきましては、かねて検察庁として調査をしております。この結果を後日理事会に文書で報告したいと存じます。
02月07日第162回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  先生の御友人であったということもありますが、まだお誕生日を迎えていない、お誕生日を目の前にしてお亡くなりになった、本当に私としても大変なショックでございました。また、御遺族の方々にも、本当に無念さがひしひしと伝わってくるように思っておりま...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお気持ちもわかります。私の気持ちも十分そちらの方に向いておりますので、おっしゃるように、なるべく早急に頑張っていきたいと思っております。
02月15日第162回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  お尋ねの偽造キャッシュカード、それによる預金の払い戻しの事案において、民法上、銀行の弁済が有効となるかどうか、そういうことについて、一般的には銀行が無過失で弁済したと言えるかどうかにより決せられることになります、この前答弁したことと同じで...全文を見る
○南野国務大臣 民法は一般的なルールであると考えております。先生がおっしゃっておられるとおりでありますが、預金者保護などの金融ルールは別に検討される課題であるというふうにも思っておりまして、私が申し上げられるのはこの程度でございます。
○南野国務大臣 大変ありがたい質問でございます。偽造されたのかどうかという問題点であろうかと思っております。
○南野国務大臣 それは常識的に知っております。
○南野国務大臣 盗難されたカードは盗難されたカードであり、偽造されたカードは変造されているカードでございます。
○南野国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございますが、民法の規定は、民法上の紛争解決のための一般的なルールでございます。銀行の責任があるかどうかは、個別の事案としてこれは判断されるべきでありますが、貯金の払い戻しの事案におきましては、民法上、銀行の弁済が有効となるかどうかは個々の...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  我が国におきましては、一定の行政処分を行う前に、行政の手続の一環として、委員御指摘の、公正取引委員会の行う審判手続を含めて、いわゆる準司法の手続とされる手続がございます。この問題につきましては、先生、本当に御見識を持って今お取り組みだとい...全文を見る
○南野国務大臣 司法制度改革審議会におきましては、実際に社会のさまざまな分野で活躍する法曹の数は、社会の要請に基づいて、市場原理によって決定されるものでありまして、合格者数を年間三千人とするということは、あくまで、計画的にできるだけ早期に目的達成ということであり、上限を意味するも...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  本当に、再犯率が多いということについては大変考慮しなければならないと思っております。  受刑者の方の中には、覚せい剤犯罪また暴力団関係など、社会復帰の妨げとなる深刻な要因を抱えている方もおられます。こうした受刑者の再犯防止につきましては...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御指摘、ありがとうございます。  今、二つの問題についてお尋ねがあったかなというふうに思っております。  外国人労働者という観点につきましては、現在、専門的な技術的分野の外国人労働者の受け入れは、これは積極的に推進するという政府の方針に基づいて、外国人労...全文を見る
○南野国務大臣 先生お尋ねの件でございますが、平成十五年の統計によりますと、全国の公証人が作成した公正証書は約三十九万六千件でございまして、そのうち約三万七千件、約九・三%、これが消費貸借公正証書でありまして、約二十万一千件、約五〇・八%になるわけですが、それが債務確認公正証書と...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  公正証書の作成の嘱託は代理人によっても行うことができる、今先生がおっしゃったとおりでございますが、その場合には、公証人は、代理人の権限を証すべき書面、これは委任状でございますが、それを提出しなければならない。原則として、これとあわせまして...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げますが、意思確認の方法といたしましては、先ほど御説明申し上げたとおりでございまして、委任状とあわせて本人の印鑑証明書を提出させることにしている。今先生がいろいろおっしゃいましたが、本当にそんな悪い人ばかりいるのかななんて、ちょっと今驚いております。ま...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げますが、公正証書の作成、それの嘱託におきましても、一般の法律行為と同様に、経済取引をする者の便宜を図るため、代理人による嘱託を認めているものであり、仮に、どのような嘱託についても一律に公正証書の作成前に本人の意思を確認しなければならないとすると、この...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  法務省では、今月九日、公証人法の施行規則を改正いたしました。同規則第十三条の二の通知につきましては、作成された公正証書の内容が本人によりわかりやすく伝わるように書式を法定いたしました。また、あわせて、適正な事務の遂行を厳しく求める内容の通...全文を見る
02月16日第162回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  法務省といたしましては、不法滞在者の存在が治安に対する不安を深刻化させている要因の一つであるということは指摘されておりますので、入国管理局におきましても、先生も既に御存じであると思いますが、摘発方面隊というものを整備するなどしながら、警察...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  いわゆる在日朝鮮人の方の再入国を制限することにつきましては、これは、入管特例法第十条第二項の趣旨から考えて困難であると考えております。
○南野国務大臣 私の意見ということをお求めでございますが、これについては差し控えさせていただき、いわゆる法の枠組みとして今申し上げたとおりでございますので、もう一度読ませていただきますと、いわゆる在日朝鮮人の再入国を制限することにつきましては、入管特例法の第十条第二項の趣旨から考...全文を見る
02月18日第162回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○南野国務大臣 少子化対策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し上げます。  我が国は、今や世界で最も少子化の進んだ国の一つとなっておりますが、少子化が急速に進行し、若い力が減少することは、国の基盤に影響を及ぼすことにもなりかねません。子供を安心して産み、子育ての...全文を見る
02月18日第162回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○南野国務大臣 委員長を初め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営について格別の御尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。  私は、法務大臣を拝命以来、人権の擁護など、その職責の重大さに改めて思いをいたし、よりよき法務行政の実現に向け、国民の目線に立った、真に国民に信頼される法務行...全文を見る
02月18日第162回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○南野国務大臣 先生にお答えいたします。  法務省といたしましては、我が国社会の安全と秩序、それを維持しつつ、外国人の円滑な受け入れを図っていくのが国の内外から要請されているというふうに認識いたしております。外国人の方々の受け入れは、我が国の経済社会の活性化、または一層の国際化...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○南野国務大臣 本当に先生のお気持ちはわかりますし、私も、国民の不安、それにどうこたえていったらいいか、本当に真剣に考えていこうと思っております。そういう心の痛みに我々どのように対処していけるかということについて真剣に取り組んでおります。  そのように本当に痛ましい事件が相次い...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  法務省は、債権回収会社に対しまして、我々としてはしっかりと手をつけているということでございますが、そういう問題点については、ちょっと今から御報告しながら私の考えを述べさせていただきたいと思います。  債権回収会社、おっしゃっておられるサ...全文を見る
○南野国務大臣 お答えいたします。  法務省は、毎年ごとの事業報告書の提出または定期的な立入検査、そして半年ごとの実態調査等によりまして、債権回収会社の実情の把握に努めております。  債権回収会社の取り立て方法にはさまざまなものがございますけれども、法律上請求することのできる...全文を見る
○南野国務大臣 お答えさせていただきます。  先生がおっしゃるとおり、仕事を続けることを希望しながら、育児との両立が困難であるために仕事をやめる女性が多い、それはもう本当に残念なことであろうかと思っております。男性も女性も、希望どおり、育児をしつつ働くことができる環境整備を図る...全文を見る
○南野国務大臣 今、先生のお話を聞いて、耳を疑ったぐらいでございます。もっともっと理解してくださる熟した男女がそろわなければ、大人が立派に大人にならなきゃいけない世代だなというふうにも痛感いたしました。  男女雇用機会均等、そういった中で、しっかりと、我々、女性の味方をしながら...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○南野国務大臣 本当に先生の熱っぽいお話、少子化対策、これはもう本当に根幹のものであるというふうに思っております。  そういう意味で、いろいろ先生お話しになられましたが、私の今までの歩き方の中から、少子という問題について考えていきたい。それはもう閣僚懇でも閣僚会議でもいろいろお...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、先生おっしゃるように、産みたい方にはどんどん産んでいただける環境をつくっていかなきゃならない、そのように思うわけで、でも、生まれないという問題点については生物的な問題もございます。  というのは、結婚には適齢期がないんです。もうどんな年代になっても、皆さ...全文を見る
○南野国務大臣 何かしようと思えば、すぐお金という課題になってまいりますが、といって、パパのお小遣いは幾らですかとお聞きしたときに、自分はこういうことをやりたいからこれだけお小遣いが欲しいとママに言っても、ママはそれだけ増額してくれないと思います。そういう意味では、あれもしたいこ...全文を見る
○南野国務大臣 小宮山先生、私が仕事していないように見えるようでございますが、私は、内閣府の特命担当大臣として少子化対策のほかに、法務大臣という任命もいただいております。また、青少年育成を担当するということも、万々、できる範囲内でやっていることでございますが、私は、それぞれの所管...全文を見る
○南野国務大臣 我が国の平成十四年度の社会保障の給付費で見てみますと、御指摘のとおり、高齢者関係費用が約七割を占めておるのに反しまして、児童、家庭関係の費用は三・八%、おっしゃるとおりでございます。  それをどのようにしていくかというのがまたもう一つの課題であろうかと思いますが...全文を見る
○南野国務大臣 児童手当につきましては、御承知のとおり、平成十六年度から支給対象を小学三年生までに引き上げていくということが一つございます。また、子ども・子育て応援プランにも触れておりましたように、児童手当等の経済的支援のあり方についても幅広く検討する必要があるということで考えて...全文を見る
○南野国務大臣 出産費用の負担については、大体一件当たり出産育児一時金三十万が支給されている。これは、三十万円というのは病院でお産した場合ということですが、片方、助産院というのもあるということも平均、トータルして考えていくことも必要かなと思っております。妊婦健診や正常な出産自体は...全文を見る
○南野国務大臣 できるだけの問題点についてはリーダーシップをとっていきたいというふうに思っておりますが、厚生問題の関係であれば、やはりそこで話し合って、お互いそれをどうするかという観点がございますので、私一人があれもこれもということではないというふうに思っております。
○南野国務大臣 おっしゃるとおりでございますので、その問題につきましては、厚生関係、いろいろな閣僚がおられます。その閣僚と問題点、問題点をネゴシエーションしていかなければ、私独自の形になるということは、これは思っていても事が成らないということになると思いますので、その点、御了解い...全文を見る
○南野国務大臣 子ども・子育て応援プランにつきましては、働き方の見直し、各分野におけるさまざまな施策を掲げておりますが、お話しの育児休業につきましても、法的な制度もなされ、内容も充実してきていますが、なかなか利用が進まない実態があります。やはり企業の取り組みということも、これはひ...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろな試みが必要だと思いますし、そこに向かって働きかけをする、そして、その状態がそのような方向になるというような、そういう論法で進めていかなければならない、そのように思っております。  パパクオータ、今おっしゃったようなことは、法的に割り当てることも一つの方...全文を見る
○南野国務大臣 選択的夫婦別姓につきまして、それにかかわる民法改正ということについてお尋ねであろうというふうに思っております。  これも長年討論されてきていることでございますが、選択的夫婦別氏と我々は言っております。選択的夫婦別氏制度の導入の問題につきましては、法務省としてお答...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○南野国務大臣 本当に、先生がおっしゃいました殺人事件、いろいろございますけれども、特に子供の痛ましい件につきましては、本当に涙することがございます。しかも、誕生日を三日前に控えてあのようなことになるというのは、本人もそうですけれども、母親、父親、両親の気持ち、また周りの気持ちは...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御疑問、本当にそうだなというふうに思いますが、刑事責任を果たし終えた、刑務所を満期出所した人に対しては、出所後の住所を地元警察署などに届ける義務を課すことについては法律で規定する必要がある、これは考えておりますが、その場合、このような義務を課すことが正当化さ...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、先生の御心配、そのとおりだと思いますが、御指摘のような意見があることは承知いたしております。  性犯罪者に関して、刑期を終了した人に対しては、保護観察を続けたり、先生がおっしゃった、発信装置を取りつける、そういうことをしながら監督を続けることや、または住...全文を見る
○南野国務大臣 外国人の指紋情報を上陸審査時に取得するということは、テロリストや不法滞在者の水際防止、それの対策として極めて有効であるというふうに思っております。それを最も効果的にするためには、制度や運用というものを技術的な面から多角的な研究や検討が必要であろうかと思っております...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  裁判官の民間企業での研修などにつきましては、このところ、年間四十名を上回る裁判官が参加されているというふうに承知いたしております。また、弁護士から判事への任官につきましては、これまで弁護士七十五名が裁判官に任命されているというところでござ...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、先生が思われるように、そうあるであろうというふうに思っておりますが、性犯罪者に関しましてはその居住情報などを地域住民に開示することにつきましては、これらの者の社会復帰のための努力を阻害するおそれがあるのではないか、出所者または家族の生活にも悪影響を及ぼすの...全文を見る
○南野国務大臣 先生方に御報告していなかったということはそれは大変失礼なことかなというふうに思っておりますが、性犯罪ということだけにとどまることなく、もっと何か考えることがあるのではないだろうかというようなことも含めまして、所信表明に書かせていただいた形で今後検討していく課題でも...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御心配は全くそのとおりでございます。警察にも守秘義務がございますので、そこら辺を尊重しながら、我々としては慎重にその問題は取り扱いたいというふうに思っておりますので、また、いろいろな御助言、御指導をお願いしたいと思っております。
○南野国務大臣 先生が長年この問題について御検討いただいていることには敬意を表します。本当に、子供が生まれてくるとき、生まれてきた子供は親を選べないというところに大きなポイントがあり、そのことがやはり平等でなければいけない、どの子も同じというような認識が私にもございます。  こ...全文を見る
○南野国務大臣 難しい課題でございまして、憲法第十四条第一項が禁止する差別には当たらないとの判断が最高裁によって出されているということも承知いたしております。
○南野国務大臣 直観というふうにお話ございましたけれども、本当に選択できない立場で、法律上の婚姻の尊重と嫡出子でない子供さんの保護、その間の調整を図っているようにも思われております。民法の規定が合理的理由がない、それで差別であるとまでは言えないと思っております。  いろいろあり...全文を見る
○南野国務大臣 人間として生きている以上、人権というものは大切な問題であり、自分の課題でなく、これは他者の課題でもあると思っております。  日本国民の方々がルールを守って、そのルールをつくったのは我々でございますので、そのルールを守りながらお互い生きていくことが人権を守ることに...全文を見る
○南野国務大臣 少し長くなるかもわかりませんが、昨今、幼い子供が被害に遭うような痛ましい犯罪が発生している、しかも続発している。法務省といたしましては、国民の皆様の不安な気持ちを受けとめ、このような痛ましい事件を少しでも減らすことができるよう、緊急に取り得る対策として、次の対策を...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、先生のお話、大変含蓄あるものであり、聞きほれておりました。  総理からは、閣僚懇談会その他でもいろいろとお話をお聞きいたしております。一番最初に私が御下命を受けたときには、世界一安全な国日本の復活というようなところでございますので、そういうところを体しな...全文を見る
○南野国務大臣 一点に絞ることは大変難しいことでございますけれども、その一言一言に思いを込めているつもりでございます。所信の中に申し述べさせていただきました。  やはり、安心・安全な国日本の回復ということには一番思い入れが強いところでございます。そういう中で、法務行政がしっかり...全文を見る
○南野国務大臣 先生がインフラの話をされました。私も同感でございます。どんなにすばらしい橋ができても、渡る人がいなければ、渡る人の心に感謝がなければ、そのような思いをいたしております。  昨今、幼い命が被害に遭うような痛ましい犯罪が続発している中で、法務省といたしましては、国民...全文を見る
○南野国務大臣 法務省といたしましては、今先生からもお話がございましたが、刑務所の過剰収容ということも大きな課題でございます。それに対処するためには、従来からの施設の整備、それから拡充、それに加えまして、PFI手法も活用しながら、民間の力はいただきながら、また官は官でそのつかさつ...全文を見る
○南野国務大臣 先生が先ほど三十二年のお話をなさいました。私も三十二年の思い出があります。助産婦学生のころでしたが、十九人が多く一部屋で生活したことを思い出しております。それを考えると、先生は幸せな時代にお勉強されたんだな、そのように思います。  今の行刑施設を見せていただきま...全文を見る
○南野国務大臣 受刑者の改善更生と円滑な社会復帰を図るための処遇、これを実現させるためには、御指摘のとおり、人的、物的体制の整備が必要であります。特に、法務行政は人対人、先生もおっしゃっておられるとおり、やはりマンパワーがなければこれは難しい形であろうかと思います。  平成十七...全文を見る
○南野国務大臣 お亡くなりになられた方々に対しては、私ども今まで臨床にいましたりしたときには、本当に、合掌して御冥福を祈りながらその次の行動に移らせていただいたものでございます。  変死者または変死の疑いのある御遺体につきましては、まず司法検視が行われますが、犯罪による死亡の疑...全文を見る
○南野国務大臣 今先生のお問い合わせの中では、法案の共謀罪は合意だけで処罰するとしているが、構成要件が不明確ではないかというふうに解釈してよろしゅうございますか。(伴野委員「はい」と呼ぶ)ありがとうございます。もう御審議にお入りいただいたことを感謝申し上げまして、お話しさせていた...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお尋ねは、監獄法を改正して受刑者の改善更生プログラムを充実させることであるけれども、そのための予算措置ではないんですね。(伴野委員「ではないです」と呼ぶ)予算措置ではない。監獄法の改正についてどう思うかというお尋ねでございますか。(伴野委員「はい」と呼ぶ)そ...全文を見る
○南野国務大臣 今先生がお話しになられた事柄については、これから検討を進めていくという課題であろうかと思っております。
○南野国務大臣 有効的に、このたび予算を通していただけますならば、その中でしっかりと頑張っていきたいというふうに思っております。
○南野国務大臣 この法案につきましても、いろいろな多方面からの御意向をお伺いいたしております。どの方向が正しいとか正しくないとか、今ここで申し上げられませんが、両者の御意見をしっかりと踏まえながら、どのように少年たちをすてきな大人にしていくのかということが一つ課題になってくると思...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、外国の文献ということは検索しなければいけませんけれども、それを日本で展開するというようなことはいかがなものかな、これもまた皆様方の御検討の中にあるというふうに思っておりますが、具体的にどのような課題になっていくのかなということを検討していきたいと思っており...全文を見る
○南野国務大臣 予防にまさる治療はなしと言われているくらい、予防が一番大切でございます。人の生活という問題についても、悪いことをする前にそれが予防ができれば、その人の人生、マイナスポイントをつけることはないのではないかな、そのようにみんなで協力していかなければならないということに...全文を見る
○南野国務大臣 性犯罪はなぜ起きるかという先生のお考えはどういうお考えかは存じ上げませんが、それは個々によって違うものと思いますし、環境によっても変わってくるものと思います。ホルモンによっても変わってくるものと思います。原因は多種あろうと思っています。
○南野国務大臣 それは先生、わかりませんが、先生がもし御存じなら教えていただきたいです。よろしくお願いします。
○南野国務大臣 いや、全くないわけではありませんが、それも一因だと思ってはおります。
○南野国務大臣 いや、それはいろいろなものがあると先ほども申し上げました。性という問題をどう解釈するかによってまた変わってくるものと思います。
○南野国務大臣 議論はいろいろしていただいて結構だというふうに思いますが、お尋ねのような御指摘があるということは私も承知いたしておりますし、犯罪統計については慎重な吟味が必要であろうかというふうに思っております。  ただ、例えば強盗事件の認知件数、この前は体感というようなお話も...全文を見る
○南野国務大臣 就任時、総理から御指示を受けたのは、人道、人権に配慮した在留許可と難民認定についてでありますが、私は常にこれを肝に銘じながら入管行政に当たっているつもりでございます。それは、御指摘の広報誌における表現ぶりについては、そのような御理解の仕方があるかもわかりませんけれ...全文を見る
○南野国務大臣 就任時におきまして総理から御指示を受けたのは、人権、人道に配慮した在留許可と難民認定についてであり、私は常にこれを肝に銘じ、入管行政に当たっているつもりでございます。  御指摘の広報誌における表現ぶりにつきましては、そのような御理解の仕方もあるかもしれませんが、...全文を見る
○南野国務大臣 先生、何ページをお読みでしょうか。今、私、十ページでありますが、「人権・人道、国際協調の視点にも配慮しつつ、調和のとれた出入国管理行政を進めたいと思っております。」というふうに申し上げておりますので、人権、人道についてはいろいろなところで心を入れております。
○南野国務大臣 私が持っているのは少し大きな字になっているものですから、ページ数がずれておりました。先生お持ちの五ページと同じものでございます。
○南野国務大臣 出入国管理にはいろいろなケースがございますので、先生、どのケースを申し上げるのか、またケースについては申し上げられないということも前もって付しておきたいと思います。
○南野国務大臣 そのことにつきましては、いい方にも悪い方にも適用するのかな、表現が悪いですけれども。例えば、出入国管理の中で我々がちゃんと適正に配慮しなければならない方、それはお入りいただけない方、いただく方、いろいろと条件が出てくるのではないかなと思います。
○南野国務大臣 はい。先生のおっしゃるとおりでございます。
○南野国務大臣 この事例全部をごらんになっていただくと私の心を読んでいただけるかなというふうに思いますが、お尋ねの親子につきましては、UNHCRがマンデートしているといたしましても、難民不認定の処分取り消し請求訴訟事件に関する東京高等裁判所において難民でないという判断が明確に示さ...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねの点につきましては、我が国の裁判所が難民でないと判断した、そのケースについてでありますので、国連とは今後とも協力していきますし、もう話し合いの段取りもとっておりますが、お互い協力しながらこの問題を解決していこうということについては努力していくところでございま...全文を見る
○南野国務大臣 それは個別の事案でございますので、お答えいたしかねます。
○南野国務大臣 一般論といたしましては、人権と人道に配慮した在留許可と難民認定に努力するということでございます。
○南野国務大臣 就任に当たって、そのようなお話をいただきました。
○南野国務大臣 総理からの御下命をしっかりと守っていくということでございますし、私の抱負としては、先ほども申し上げた課題でございます。
○南野国務大臣 性犯罪者というのはどういう方々かという枠も先生方に決めていただくと思います。ディスカッションがあると思いますけれども、性的かかわりの問題ということで御理解いただけると思います。
○南野国務大臣 行政組織内での情報共有ということで警察庁と協議を行っているところでございますので、その協議の中でそのような御意見も出てくるかどうか、それを見守っていきたいと思います。
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  我が国の難民認定申請者数が諸外国と比べて少ないというのは、我が国と難民の出身国との関係が歴史的に乏しいこと、また言語の違い、そのほか、我が国が難民の出身地域とは遠距離にあるために、交通手段が、海路であったり空路であったり、それに限られてい...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろな問題点もございますので、今、我々入国管理といたしましては、UNHCRと協議を持つという段取りで話を進めております。
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  公証人の監督事務、これは全国の法務局または地方法務局で行っておりますけれども、公証人法等の法令の規定に基づきまして、少なくとも年一回、すべての公証人について、職員を公証人役場に派遣して書類を検閲し、執務の状況を調査しているというのが現状で...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  一般論といたしましては、株式会社は、特定の第三者に特に有利な条件で発売する、そういうものでない限り、取締役会の決定によって新株予約権を発行することができるというふうに思っておりますが、もっとも、新株式予約権の発行の目的が専ら現経営陣の支配...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  理念についてということであろうと思っております。  司法制度改革審議会におきましては、二十一世紀の司法を支えるにふさわしい、質量ともに豊かな法曹を養成することが重要であると考えた一方、現行の司法試験制度については、受験者の受験技術優先の...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃるとおり、司法試験委員会でございます。
○南野国務大臣 司法試験委員会においてしっかりと検討させていただいております。議事の要旨をごらんいただければと思います。
○南野国務大臣 御質問は、密室で行われているとお話がございましたが、議事の要旨は公開させていただいておりますので、オープンになっております。
○南野国務大臣 お答えいたします。  先生がおっしゃっている顕名という話でございますが、それでなくても、どんな議論が行われたかということはおわかりになると思います。それをごらんになれば。
○南野国務大臣 適切な御質問をいただけるならば、粛々として検討させていただきます。
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○南野国務大臣 平成十七年度法務省所管の予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  法務省は、治安、法秩序の維持確保及び国民の権利保全など国の基盤的業務を遂行し、適正、円滑な法務行政を推進するため、現下の厳しい財政事情のもとではありますが、所要の予算の確保に努めておりま...全文を見る
○南野国務大臣 特に行刑施設の問題が今喫緊の課題だとも思っております。そこら辺にも御配慮いただいた結果だろうと思っております。
○南野国務大臣 先生から、本当に今一番大切な問題点についてお尋ねがございました。  詳しい数字というものについては担当からお答えさせていただきます。
○南野国務大臣 そういう案件につきましては、本当に大切なことであり、子供の心をつくっていくということにおいては、親としてのあり方というものが大切になってくるだろうというふうにも思っております。  御両親が離婚されました後も、子供が両親双方と面談しながら、双方から愛情を受けること...全文を見る
○南野国務大臣 それにはいろいろな理由があるだろうと思っておりますので、詳しくは御説明させていただきたいと思っております。
○南野国務大臣 私個人の考え方といたしましては、やはり両親に、人と人とどうつき合っていくか、その中に、どう子供を産み、その子供とどうつき合っていくか、いわゆる家族のあり方ということについては、法に依存する前にもっと解決するものがあるのではないかなと思っております。  お互い人間...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  まず、これまでにUNHCRから通報がありましたマンデート難民認定者の数、これは七十四ケースで九十二名でございます。また、そのうち法務省が難民と認定した方は七名でありますが、難民と認定されなかったものの、人道的な理由から特に在留を認めた者が...全文を見る
○南野国務大臣 法務省としてお答え申し上げますが、当省といたしましては、当省とUNHCRは、難民の保護という共通の目的のもとに連携を図っております。例えば、UNHCRから難民認定申請者に係る出身国情報等について参考情報の提供がありました場合には、当省は、当該情報を参考にしながら、...全文を見る
○南野国務大臣 我が国におきましては、従来より、国際的な取り決めであります難民条約、これにのっとりまして、個別に審査の上、難民と認定すべきは難民と認定してまいりました。委員お尋ねのいわゆる後発難民につきましても同様でございまして、本邦におられます間に難民となる事由が生じた者を含め...全文を見る
○南野国務大臣 その問題の前に、先生、数のことをおっしゃいましたけれども、裁判所でそれがオーケーよとなった場合に数が出てくるわけでございますけれども、そのときにやはりプライバシーがありますので、私個人としては、なかなかその数はつかみにくいということでございます。そういう意味で、仲...全文を見る
○南野国務大臣 では、簡潔に申し上げますが、それは一ケースでございます。私もいろいろな方とお話ししました。同じような方ともお話ししました。でも、それが比較的多くの方々が認め合う状況になればもっといいなというふうにも思っております。そういう意味では、ここで施行後三年をめどにもう一度...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねの方については、UNHCRがマンデートしているといたしましても、難民不認定処分の取り消し請求訴訟事件について、東京高等裁判所においては難民でないという判断が明確に示されているケースであります。そういう判決が確定しているほか、退去強制命令発付処分取り消し請求訴...全文を見る
○南野国務大臣 この、名前が出てしまっていますが、カザンキランさんにつきましては、難民性が認められないという高等裁判所の判決が既に確定している上、退去強制命令の適正性についても、別途、東京高等裁判所の判決において認められております。  詳細については、事務当局の方からお願いしま...全文を見る
○南野国務大臣 カザンキランさんについては、難民性が認められないという高等裁判所の判決が既に確定している。その確定を重く見ます。
○南野国務大臣 無視しているわけではありません。我が国の裁判所でこのような判決が決められているというところに、我々は大きくポイントとしております。
○南野国務大臣 少し時間をとってもよろしいですか。いいですか。(今野分科員「できるだけ短く」と呼ぶ)はい。  退去強制命令の適正性をめぐる訴訟については、現在、原告側から上告されているところではあるが、民事訴訟法上、上告審は法律審、すなわち、原則として新たな事実認定は行わないも...全文を見る
○南野国務大臣 高等裁判所の判決が既に確定しているというところに重きを置きます。
○南野国務大臣 それは当然だと思います。
○南野国務大臣 身分関係などの在留資格の根幹にかかわる事実に虚実がある場合、虚偽をしたような場合、在留資格を取り消した上で退去強制手続をとるというのが原則となっておりますが、その手続の中で、人道上の配慮が必要な場合には在留特別許可を与えることもあると承知しております。  個別の...全文を見る
○南野国務大臣 御存じのとおり、私も満州から引き揚げてきております。そういう意味では、一番最初に法律を変えさせていただいたのが、私の議員生活の最初でございました。そういう意味では、そういう方々について私がどれだけ熱い思いを持っているかというのはお察しいただきたいのです。  いろ...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  難民審査参与員の選定に当たりましては、日本弁護士連合会などの公正中立な複数の団体からの推薦を受けて選任することといたしております。また、一つの案件を複数の難民審査参与員が担当することとして、その際には、各自直接異議申立人に対して審尋を行う...全文を見る
○南野国務大臣 難民審査参与員は、一次審査の記録を精査するとともに、申請人の意見の聴取や審尋などを直接行った上で、それぞれの専門的な学識経験に基づき客観的な立場から意見を述べられるものでありますから、私といたしましては、法務大臣として、このような難民審査参与員の意見を尊重するのは...全文を見る
○南野国務大臣 ぜひそうなるように努力してまいりたいと思います。
○南野国務大臣 存じ上げております。
○南野国務大臣 ちょっとだけ言わせていただきたいと思います。  いろいろな御質問をいただきましたが、御指摘の出張調査ということにつきましては、その国の国情も踏まえながら、申請人のプライバシーの保護及び迫害の誘発のおそれのないことなどを十分に配慮した上で実施したものであるというこ...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお話をるる聞かせていただき、いろいろな長い歴史の中でまちづくりというものはされていくんだな、その中で先生の思い入れもいっぱいその中にあるなというふうに思っております。  御指摘の法務省の法務総合庁舎におきましては、区検察庁、それから保護観察所事務所が引き続...全文を見る
○南野国務大臣 先生の熱い思いを聞かせていただきながら御答弁させていただきたいわけですが、検察庁支部等の今回の移転を決めるまでの経緯の中で、八王子市側と協議を重ねてきたものとお聞きいたしておりますが、今後とも、八王子市の住民の方に一層御理解を得られるよう、八王子市側と誠意を持って...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、長い歴史というものは大切にしたいと思います。拘置所や少年鑑別所などにつきましては、検察庁などの司法機関と近接していることが業務を運営していく上で望ましい、そういう思いも先生おありだと思います。  また、医療刑務所については、必ずしも検察庁と近接していなけ...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、先生おっしゃるとおり、新聞を見れば毎日毎日新しい事件にぶつかり、本当に重大な犯罪が広がってきていることに心を痛める毎日でございます。中でも性という問題または命という問題にかかわっていることには、本当につらい思いをしているところでございます。  今先生がい...全文を見る
○南野国務大臣 本当に先生の優しいお心がすべての質問の中に出ているなというふうに思っております。  御指摘のとおり、保護司は保護観察の担い手として献身的な活動に取り組んでおられます。犯罪や非行を犯した人たちの再犯防止または社会復帰を図るには、官の働きかけだけではこれは十分ではな...全文を見る
○南野国務大臣 本当に先生のお地元で起きたという事件には先生もびっくりされたと思います。滝副大臣もお地元であり、本当にびっくりしたことを我々、常々話し合っております。私にも大きなショックでございました。どうしてこういうことが起こるのだろうか、本当にあってはならないことというふうに...全文を見る
○南野国務大臣 もう本当に、どのような形で刑を執行させていただいているときに矯正をどのようにすべきかというような問題点、また、どうしてこのような数になったんだろうかと、その間、その人の生活の問題点も含めながら考えていきたいところですが、ちょっとここで、我々が対策として考えているこ...全文を見る
○南野国務大臣 ありがとうございます。  矯正ということは、やはりいろいろな意味もあろうかというふうに思いますけれども、教育をして、その人の考え方、それから心の持ち方、そういうものを正していく、そして適正な活動ができるように、生活ができるようにしていくという一つの大きな大義名分...全文を見る
○南野国務大臣 本当に先生の熱い情熱そして真っすぐな心を私は感銘を受けて今お聞きいたしております。その心を持ちながら、どのような人であっても、一人、二人、構わないんです、自分の心を通わせながら、正しい道を歩いていける人を私は更生していってもらいたい。生まれ変わる、リボーンというこ...全文を見る
03月01日第162回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  犯罪の成否は、収集された証拠に基づいて判断されるべき事柄であります。法務大臣として、お答えは差し控えさせていただきます。
○南野国務大臣 お尋ねは、刑事裁判における証言の内容を前提としたものであり、捜査機関の具体的活動内容にかかわる事項でありますので、お答えを差し控えさせていただきます。
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  検察当局におきましては、必要な捜査を行った結果、御指摘の事案について、法と証拠に基づいて、滝川被告人及び村岡被告人を起訴したものと承知しております。  なお、村岡被告人が起訴されている事件については、橋本元総理らについて検察審査会が不起...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  先生がおっしゃられるとおり、キセイという字は二つの文字があって、私も調べてみておりますが、それは省略させていただきます。  先生の御質問でございますが、政治資金規正法違反事件につきましては、平成十一年から十五年の間に合計百九件起訴された...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねの件でございますけれども、政治資金規正法違反の事件の内訳につきましては、公判請求が四十一件、略式命令請求が六十八件でありますけれども、先生がお尋ねの件については数は承知しておりません。(岩國委員「あそこへお入りになった人は一人もいない」と呼ぶ)それは聞いてお...全文を見る
03月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  少し長くなるかもわかりませんが、最初の問題につきましては、当日の議事録を見ながら省みますと、言葉足らずで、私の真意が伝わるような答弁になっておらず、これは申しわけないと思っております。  私の真意は、委員の御指摘の点は重要な点であります...全文を見る
03月03日第162回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○南野国務大臣 青少年育成を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し上げます。  今日の我が国における国際化、情報化、価値観の多様化など、社会の大きな変化の中で、我が国の将来を担う青少年が健やかに成長し、社会に参加し、幅広く活躍できるよう、家庭、学校、地域を初めとする...全文を見る
03月03日第162回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(南野知惠子君) お尋ねでございますが、個別の事件についてのお尋ねでございますので、ここでお答えは差し控えさせていただきます。
03月04日第162回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○南野国務大臣 よろしくお願いいたします。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案及び下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を適宜一括して御説明いたします。  初めに、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について御説明いたします。...全文を見る
03月07日第162回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(南野知惠子君) お答えを申し上げます。  本当に昨今は幼い子供が被害に遭うような痛ましい事件が続いております。そういう犯罪に対しまして、法務省といたしましては、今先生お尋ねでございますが、国民の不安な気持ちを受け止めまして、このような痛ましい事件を少しでも少なくする...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に先生の御心配、共有できるものかなというふうに思っておりますが、私は先日、更生保護施設を訪問して拝見してまいりました。誠に御苦労の多い大変な作業に従事しておられる、もうそれに敬服するというところはございました。  更生保護施設といいますと、地域の...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  先生のお気持ちは十分分かります。いろいろと刑量については我々も検討しているところではございますけれども、判決が重いのか軽いのかということについては、私の立場からはちょっと申し上げられない、そういう案件でございますので、よろしく...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えを申し上げようと思っているんでございますけれども、中身としては大変難しい課題でございます。そういうことに関しましては、先ほども申し上げましたが、基礎的なデータを取り集めながら、またそれについてどのように量刑を考えていくのかということもあろうかとい...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お尋ねでございますので、人権擁護法案の内容にわたる事柄であります、今お尋ねになられた案。そういう意味では、まだ法案が閣議決定されておりませんので、そういう時点においては答弁は控えさせていただきます。
○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたします。  私の立場といたしましては、やはり法案の閣議決定があるまでは、現時点にない今の時点におきましてはお答えいたしかねます。
○国務大臣(南野知惠子君) いや先生、いろいろお尋ねではございますけれども、この法案の閣議決定がされていないことであり、その法案の中身のことでございますので、御答弁しかねます。
○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたします。  法案が閣議決定されれば、一生懸命頑張ってまいります。
○国務大臣(南野知惠子君) せっかくのお尋ねですけれども、まだ閣議決定されておりませんので、どうぞ答弁は差し控えさせてください。
○国務大臣(南野知惠子君) 閣議決定されましたならば、いろいろと中身を御検討していただきたいと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたします。  行刑改革会議の提言といいますのは、「人権擁護推進審議会の答申を最大限尊重して設置されることとなる、公権力による人権侵害等を対象とした独立性を有する人権救済機関が、可及的速やかに設置されるべきである」としているものでございますが、...全文を見る
03月08日第162回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○南野国務大臣 ありがとうございます。お答え申し上げたいと思います。  国民の期待にこたえる司法を構築するということの大きな課題に向かいましては、司法の人的基盤を充実強化するということ、これはもう不可欠であろうかと思っております。そのためには、法曹人口の増加を図る中で、裁判官、...全文を見る
○南野国務大臣 お答えを申し上げますが、一概に誤りとだけは言えないのではないだろうか、いろいろな理由がその中にはあるのではないかなと思っております。
○南野国務大臣 裁判官の方々のバランスをとるということは、先生御指摘のとおり、大切なことかなというふうに思っておりまして、御提言は本当にごもっともだというふうに思います。裁判所もその提言を尊重しながらやっていくということであろうかなというふうに思っております。
○南野国務大臣 先生の御高邁な御意見をお伺いする機会をいただきたいと思っております。
○南野国務大臣 先生の高邁なお話をお聞きしていますと、本当にこんなに広がってしまって、先生の中に埋没されてしまっているような気がいたしておりますけれども、その話の中でありますけれども、少し私は意見を異にするのかなというふうに思っております。先生がお話しになられました総理の課題とい...全文を見る
○南野国務大臣 そういうような意味ではございませんで、もしそれが二極化されているのであれば、司法としては、それを統合する形の中でいい形をつくっていかなければならない、そのように思っているわけでございます。
○南野国務大臣 先生がおっしゃっておられることについてですが、マスコミ、報道機関の取り扱う取材、これはもういろいろ皆さん方は体験もおありだろうと思いますし、その方たちの自由というものは、それは報道の自由というところで尊重されなければならないというふうに思っておりますから、国民の知...全文を見る
○南野国務大臣 私の考えを申し上げたいと思っておりますが、本当に今から司法制度を改革していこう、国民に開かれた司法というところに持っていくのには、先ほど先生も触れられました裁判員制度、それも大きな役割でございますが、今お尋ねの司法試験について、どのような人を育てていくのかという御...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお尋ねではございますけれども、方向についても司法試験委員会の中で検討されております。それをやはり尊重する立場にあるということの御理解もいただきたいと思います。
○南野国務大臣 丸投げというよりも、それぞれのつかさつかさでお仕事をしてくださっております。そのつかさをしっかりと守っていかなければならないというのが私の役割であろうと思っています。
○南野国務大臣 先生のお考えの中にもあると思いますが、質、量ともに大切な課題でございます。  そういう意味では、どのような人間を育てて、その育ってきた人間がどのような形で、どのような考えで司法に向かっていくのかというところも一番大切であろうと思っておりますので、無理やり連れてき...全文を見る
○南野国務大臣 精いっぱい努力してまいります。
○南野国務大臣 先生の御意向をしっかりと受けとめてまいりますが、でも、それは地方の管轄下の問題でございますので、どうぞ、その地方のあり方というものを大切に見守っていきたい。その中でどのように司法が果たせていくのか、下級裁判所のあり方というのも考えていかなければならないと思っており...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げたいと思います。  今後の国民生活のさまざまな場面におきまして法曹に対する需要がますます多様化し、または高度化していくことが予測されております。二十一世紀の司法を支えるためには、裁判官を初めとする司法の人的基盤の充実強化というものが不可欠であろうと...全文を見る
○南野国務大臣 本当に委員御指摘のとおり、司法を支える人的基盤を充実強化することが、国民にとっては身近で、迅速で、頼りがいのあるというような司法の実現をしていくことが極めて大事であるというふうに思っております。  そういうことで、法務省といたしましても、人的基盤の一層の充実強化...全文を見る
○南野国務大臣 今、先生がお読みになられたこのアンケート、本当にそれが支障を来すような判決が出されると困るなというふうにも思ったりいたしているわけでございます。そういう意味ではやはり環境を整えなければいけないということもございますが、先生御指摘のように、二十一世紀の我が国社会にふ...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、あと四年しかない、だけれども四年もあるといういろいろな考え方の中で前向きに取り組んでいきたいというふうに思っているところでございますが、裁判員制度は、国民に身近な司法を実現するために本当に重要な制度であると思います。一方、国民の皆様に御負担をお...全文を見る
○南野国務大臣 不動産登記法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を説明いたします。  この法律案は、土地の筆界の迅速かつ適正な特定を図り、筆界をめぐる紛争の解決に資するため、登記官が、土地の所有権登記名義人等の申請に基づいて筆界を特定する制度を創設するほか、司法書士及...全文を見る
03月08日第162回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(南野知惠子君) 古本議員にお答えを申し上げます。  まず、IC旅券の導入による水際防止体制の整備に関するお尋ねがございました。  法務省といたしましては、今般の我が国におけるIC旅券の導入及び諸外国におけるIC旅券の導入の動きに合わせ、今後、旅券の偽変造の発見や旅...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(南野知惠子君) 青少年育成及び少子化対策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し上げます。  今日の我が国における国際化、情報化、価値観の多様化など社会の大きな変化の中で、我が国の将来を担う青少年が健やかに成長し、社会に参加し、幅広く活躍できるよう、家庭...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○国務大臣(南野知惠子君) 委員長を始め皆様方には、平素から法務行政の運営について格別の御尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。  私は、法務大臣を拝命以来、人権の擁護など、その職責の重大さに改めて思いを致し、より良き法務行政の実現に向け、国民の目線に立った、真に国民に信頼される法...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ありがとうございます。     ─────────────
03月08日第162回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  必要な調査研究についてはこちらの方でさせていただきたいと思っています。
03月09日第162回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(南野知惠子君) では、お答え申し上げます。  法務省共済組合及び刑務共済組合の短期給付事業は、法務省の職員を対象とし、健康保険制度に相当する制度であることから、その給付は健康保険が給付水準を確保することとされていますが、先ほど各大臣が答弁されたものと同様でございまし...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) もう先生のその優しい御質問をいただきましたので、お話しすると時間が足りなくなるのかなと思いますけれども、本当、看護という問題、今、法務大臣離れておりますので、その点御理解いただきたいと思いますけれども。  今、厚生労働大臣がお話しなさいましたように、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先ほどに続いて突然の御質問でございますので、法務大臣の立場を離れまして、本当に、おっしゃるように、二年ごとのローテーションというのは、これはちょっとよろしくないと思っております。石の上にも三年ということで、三年ぐらいはちゃんとしないと組織がつくれないと...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  廃案となりました人権擁護法案におきましては、特定の者を犯罪被害者などとして取材するに当たり、その者が取材を拒んでいるにもかかわらず付きまといや電話を掛けるなどの行為を継続的に反復して行い、その者の生活の平穏を著しく害するという...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたします。  反復してというようないろいろな御意見を申されましたけれども、その具体的事実を知りませんので、ちょっとその件についてはお答えしかねます。
○国務大臣(南野知惠子君) では、お答えいたします。  廃案となりました人権擁護法案においてはということでございますが、人権委員会は国家行政組織法第三条第二項に基づく独立の行政委員会として設置され、そして委員長及び委員の任命方法又は身分保障、職権行使の独立性の保障などにより、そ...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(南野知惠子君) 省を超えては難しいとは思いますが、私も前、厚生労働副大臣をさせていただいていましたので、根っこではどこかでかつながっているのかなと、そのように思っておりますが。  先生御指摘のジョブカフェ、これについては、整備を含めまして、若者の社会的自立の支援につ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お尋ねがございました。子供はすべて尊重され健やかに成長していくことができるよう支援されなければならないと。子供の間に不合理な差別があってはならないことは、もう先生おっしゃるとおり当然のことであろうかと思っております。  青少年育成担当である立場といた...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 質問通告をいただいておりませんので細かいことは申し上げられませんが、妻の相続分が二分の一であるということは理解いたしております。
○国務大臣(南野知惠子君) 先ほど申し上げましたように、大方の方が御賛同いただけるように、意識が熟したときには法が改正の時期を迎えたということになるのではないかなと、そのように思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 災害に強い町づくりをすれば、子供たちもそれになじんでいくと思いますし、また子供たちが遊び場においても犯罪が起こりにくい環境をつくってやるということも一つであろうと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) お母さんに、例えればお母さんが妊婦さんでありますので、お母さんの環境を整えてあげると。子供にとってのすべての環境は母親であるという観点の中で母親対策というものがあろうかなというふうに思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) ありがとうございます。  看護師がやっているというのは何をやっているというのか、もう一回教えてください。
○国務大臣(南野知惠子君) 看護師が助産行為はできない行為になっておりますので、それはちょっとお考え違いしている部分があるのではないかなと思います。  それは産科看護婦という名称をかつて使われたことがありますので、そういう方とミックスしておられるんであれば、それはもう既に厚生労...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に大変な世の中だなと。こういうところから一刻も早く世界で一番の安全な国日本を復活させるべくどうあるべきかというのが今大きな課題であろうかと思いますが、それは国としての考え方もありますし、社会でどうするか、住んでいる地域でどうするか。一番のキーポイン...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 少子化対策にはいろいろな問題点があるだろうと思います。皆さんに産んでほしいという心の人もおられると思いますが、私の意見をちょっと述べさせていただけるならば、今、少子化、合計特殊出生率は一・二九と言われている。一・二九が少ないか少なくないかという課題もこ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に子供たちは社会の宝であります。そういう子供たちをどのように育てていくかというのは、私は今、少子化担当大臣という立場でこれだけ多くの形のプランを立てております。このプランが着実に展開されていくならば、その一端がうかがえてくるのではないかなと。自信を...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○国務大臣(南野知惠子君) 先生の御懸念がなきように、しっかり努力してまいりたいと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 日本の治安の現状につきましては、私も本当に憂うべき状況にあると認識いたしております。  我が国は、かつて女性や老人でも夜道を不安なく歩くことができる社会であったというふうにも思っておりますし、そういう安全な国と考えられておりましたけれども、現状におき...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生の御指摘の事件は、平成十六年二月二十七日、一審におきまして死刑判決が下されました。これに対し弁護側からの控訴が申し立てられ、現在、控訴審係属中であるということを承知しております。  具体的事件の裁判の進行につきましては法務大臣として意見を述べるこ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  先日も、寝屋川市内の小学校で十七歳の少年による小学校教師の殺人事件が発生いたしました。  少年による刑法犯の検挙人員数、これは昭和五十八年をピークとして、その後減少傾向が続き、最近はおおむね二十万人前後で推移しております。一...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 考えを述べさせていただきます。  あまねく全国におきましては、法による紛争の解決に必要な情報やサービスの提供が受けられる社会を実現していく上で、地方公共団体を始め、既に様々な取組を行っている組織、団体の役割は重要であるとまず認識させていただいておりま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に先生がいろいろとお話ししてくださることにより、それがうんと広まっていけばうれしいなと思っております。  これが施行されるまでにはあと四年ございます。四年しかないというお考えもありますが、あと四年あるという中で我々努力していきたいというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘のとおり、登記所に備え付ける地図は、登記簿の記載と相まって、これは各筆の土地の区画及び地番を明確にするという機能を営むものであります。関係省庁と連携を図りつつその整備を推進することが重要な課題であると考えております。  今回の法改正におきま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 奈良や安城の件についてのお尋ねでございますが、昨今、幼い子供たちが被害に遭うような痛ましい犯罪が発生しており、御指摘のとおり、法務省といたしましては、国民の皆様の不安な気持ちを受け止めながら、そういう痛ましい事件を少しでも減らしていけるようにという緊急...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 性犯罪者の受刑に対しましては、受刑者に対しまして、これまで一部の行刑施設におきまして性犯罪防止に関する処遇類型別指導を実施しておりましたが、指導を受けた受刑者が少ないということもございます。また、統一的、標準的なプログラムが存在していないなど、十分とは...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 受刑者に対しましては、改善更生の意欲を喚起しますとともに、社会生活に適応する能力の育成を図るために充実した矯正処遇を実施する必要があります。これを行うことを法律上明確に位置付けることは十分に意義があるものと考えております。義務付けるということでございま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に保護司の方々には大変なお力をいただいていることをまず感謝したいというふうに思っております。  近時、保護観察事件が本当に複雑それから多様化するというところで、地域社会の変動や国民の意識の変化などを受けまして、保護観察の実施に当たる保護司の活動は...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法務省では、これまでにも、入管行政上、不法滞在者が人身取引の被害者であると判明しました場合には、本人の希望をお聞きし、帰国したいという方には早く帰国できるように配慮をしたり、帰国した場合に生命等の危険があるなどを理由として日本に引き続き滞在したいという...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 御指摘のような事態が発生したことにつきましては、本当に残念に思っております。今、法務省の考えとしても、もう既にお述べになっておられますが、そういうようなところがございます。また検察としても、やっぱり再発防止、これに万全を期す必要があるということを考えて...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) その本の中身は見せていただいたことはないんですけれども、新聞に皇太子殿下が御紹介された詩が載っておりました。その中にもうのめり込んでしまったという感じでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) もう今先生が御紹介していただいたその本、本当に見てみたいなというふうに思っております。  それと、今私がちょっと浮かんだのは、我が国におきましても今やっと法教育というのが始まったところでございます。そういう意味では、小学生、中学生がそのルールを、自分...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) いろいろなデータが出ております。そこにはもう一度本当に見直さなければいけない、また考え直していかなければならない課題もあるのかなというふうに思っておりますが、そういう問題点については委員御指摘のとおりであろうというふうに思っております。継続的な暗数の調...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生の資料を見せていただいてはおりますけれども、我々といたしましては、少年による刑法犯の検挙人員、それは昭和五十八年をピークとして、その後減少傾向が続き、最近はおおむね二十万人前後で推移していると。一方、少年の人口は減少しており、少年人口千人当たりの検...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生が今お話しになられました大きな又は小さなという、そういう考え方についても、これ一理あるのかなというふうに思っておりますけれども、まあ我々としてというか、私の考えとしてちょっと申し述べさせていただくならば、刑事司法の在り方には、今先生がおっしゃったよ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) まず申し上げたいことは、国民が安心して暮らせる安全な社会を再生するには、受刑者が人間として誇りと自信を取り戻して健全な状態で社会に復帰できるようにすることがこれは重要であると、これは先生も御一緒のお考えであろうと思っております。受刑者がこのように真の改...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先ほど松村先生の方からもお話がございました。  会社法案は日本の経済活動を支えていっている会社に関する基本的な法律であろうかと思っております。したがいまして、会社法案は日本経済や株式市場にも相当の影響を与えるものであろうと、これは認識いたしております...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に一か月って早く過ぎてしまうものでございますが、鋭意努力いたしているところでございます。  仮出獄者の方が所在不明になった場合には、保護観察所において、親族、知人など本人が立ち回るであろう可能性がある場所を調査するなどいたしましてその所在を発見す...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 犯罪被害者基本法は、犯罪被害者等のために施策を総合的かつ計画的に推進し、犯罪被害者等の権利利益を図ることを目的としており、その施行後には、内閣府に設けられる犯罪被害者等施行推進会議において、犯罪被害者等施策推進会議において犯罪被害者等のための施策に関す...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 不法滞在者につきましては、入管法の規定に従いまして退去強制手続を取ることになっております。結果によりましては退去強制という強力な処分を行うこともあるという性質上、慎重な手続を取ることにいたしているところですが、御指摘のように、違反事実を争わず在留特別許...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘のとおり、現在では専門的、技術的と評価されていない分野の受入れにつきましては、国内の労働市場を始めとして我が国の経済社会に悪影響を及ぼす側面もあると、先生おっしゃられたとおりでございまして、出入国管理政策懇談会の報告書におきましても同様な指摘...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 第三次出入国管理基本計画につきましては、現在、今春の策定をめどに作業を進めておりますけれども、有識者の方々に取りまとめていただきました出入国管理政策懇談会の報告書も十分参考にしながら、引き続き策定作業を進めてまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 昨年の十二月に経済連携促進関係閣僚会議におきまして、今後の経済連携協定の促進についての基本方針、推進についての基本方針が決定されました。政府を挙げてASEAN諸国等との交渉の進展及び早期締結に、早期締結が求められている現状にあります。  法務省といた...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 昨年の入管法改正の際に、当委員会におきます附帯決議につきましては、法務省といたしましても、入管行政を行っていく上で、その趣旨を踏まえ、尊重し、適切に対処しているところでございます。また、ノンルフルマンの原則につきましても、難民条約の締結国として当然遵守...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 退去強制手続の性質上、原則として収容した上でこれを進めている必要がありますけれども、もとより人権・人道に配慮すべきは当然でありますので、収容を行った場合においても、被収容者には保安上支障がない範囲でできる限りの自由というものも持っていただいておりますが...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 報道関係の条項につきましては種々の御議論があることは承知しておりますが、法務省といたしましては、与党人権問題等に関する懇話会、そこで、報道関係条項を凍結し、凍結を解除するには別途法律を要するとの方針を決定されたことを踏まえて検討を行っているところでござ...全文を見る
03月11日第162回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(南野知惠子君) 高橋千秋議員にお答えを申し上げます。  堤義明前西武鉄道会長に係る刑事事件の捜査方針に関してのお尋ねがございました。  個別事件の捜査に関し法務大臣としての所感を述べることは差し控えさせていただきたいと思いますが、一般論として申し上げれば、検察当局...全文を見る
03月11日第162回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(南野知惠子君) 御質問にお答えしたいと思います。  報道機関による人権侵害につきましては、人権擁護推進審議会が、犯罪被害者等に対するプライバシー侵害や過剰な取材等について、犯罪被害者等から、自らの人権を守る、また自ら守っていくことが困難な状況にあることに照らして、積...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  検察当局におきましては、法と証拠に基づいて、問題点があるならばそれを取り上げていくということで承知いたしております。
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  宇治少年院の実情を御視察いただき、目に留めていただき、いい形だとおっしゃっていただけたことは我々にとって大変うれしいことでございますし、またそういう形をどんどん広めていかなければならないということでございます。  御指摘のと...全文を見る
03月14日第162回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  これまで法務省といたしましては、我が国として難民と認定できない場合であっても、国連難民高等弁務官事務所、UNHCR、それでマンデートした方については、同事務所から第三国定住について具体的な提示がおありであればできる限り協力して...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えを申し上げます。  退去強制手続は、基本的に退去強制者を収容した上で進めるべきということが法律上に定められているところでございますが、お尋ねになられましたトルコ人の家族の中には未成年の婦女子がおられた、それにも配慮いたしまして、その扶養者の重要...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたします。  なぜ帰したのかというお尋ねだと思いますが、お尋ねの方につきましては、難民不認定処分取消し請求訴訟事件につきまして、東京高等裁判所におきましては難民でないという判断が明確に示されておりました。また、同判決は確定しておりましたし、そ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生がおっしゃるように、家族的な結合というのは大変大切なことであると、私もそのように思っておりますけれども、そこにポイントは置きますけれども、この事例から見ますならば、やはり今の我々が手続を取ったような体制というところに持っていかなければ、日本の立場で...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お尋ね、申し上げます。  今回のこの件につきましては本当に家族的結合を十分に考えたつもりではございますが、まあそれ以上のことについては具体的な事案でございますのでお答えを差し控えさせていただきますが、今後とも一つ一つの事案につきまして真剣に検討し、国...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  本当に先生がおっしゃるように、でございますけれども、この案件につきましては本当に真剣に調整取った上での出来事でございまして、やはり国連の情報と同時に、我が日本におきましても、やはりこれは難民でないというふうなおしるしがあった以...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) じゃ、お答え申し上げます。  我が国におきましては、内外の社会経済情勢の変化に伴いまして、法による紛争の解決が一層重要になってまいりました。総合法律支援制度、このような背景の下に司法を国民により身近にするものと。そのためには、民事、刑事を問わずに、あ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  先生、本当にローカフェに今御熱心に取り組んでおられるということをお聞きいたしております。  総合法律支援法におきます第三十条第一項第一号のこの業務は、法的紛争を抱えた方の個別の相談を受け付けまして、その内容に応じましてその解...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたします。  刑事事件の捜査の端緒には特段の限定はございません。  一般論として申し上げるならば、公判における証言や、証言内容や投書等種々のものが捜査の端緒となり得るものと承知しております。
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  お尋ねは、捜査機関の具体的活動内容にかかわる事柄でございます。そのために、お答えを差し控えさせていただきたいと思います。  一般論として申し上げるならば、検察当局においては、刑事事件として取り上げるべきものがあれば適正に対処...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○南野国務大臣 先生の歴史観、さらにまた六十年間にわたる先生の本当に多くの思い入れ、戦争は嫌だ、平和だ、そして家族のあり方ということについてのお話が今ございました。  先生が戦火にまみれておられるころ、私は満州という地域で戦争を迎えておりました。(佐藤(錬)委員「私は戦後ですよ...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御発言、本当にそのとおりだと思います。今、一・二九という合計特殊出生率でありますが、皆さんに産んでいただきたいという心はありますが、これは個々の価値観でございます。そういう中で、一・二九という数字のもとで産まれてくる子供の数というのは百十二万人おられるわけで...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお話の中には大きく分けて四点あったかと思います。そういう意味では、なるべく速く答弁させていただきたいと思っております。  今、テレビ、パソコン、そういうメディアのことに関連しては、青少年を取り巻く社会環境は発展途上にある青少年の人格形成に影響を及ぼしている...全文を見る
○南野国務大臣 先生から三点の御質問があったかと思います。ちょっと時間はかかるかもわかりませんが。  先ほど豚さんのお話がございました。そういう、土に親しみ、動物に親しむ方々、それによって自分のあれを取り戻したというような子供のお話、これは本当に大切なことであり、そういう環境を...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、性犯罪、被害者の人権を踏みにじるようなものであり、決して許されるものではないと思っております。その点、先生のお考えと同感であります。また、お酒をたしなむ上では、お酒の勢いでという話もありましたが、やはり他人に迷惑をかけるというのはいけない行為であります。お...全文を見る
○南野国務大臣 大変難しい課題といいますのは、いろいろなところで起こっているところに、すべてに対応というのはなかなか難しい問題であろうかと思っておりますので、私のスタンスは変えないで生きていこうということで御了解いただきたいと思います。
○南野国務大臣 我が国の将来について、子供たちを立派な大人に育てていくというような観点からは、健康の確保だとか教育の充実、就業の支援、非行対策などさまざまな分野の施策について、まさに省庁を挙げて取り組む必要があるというふうに思っております。  このために、全閣僚が参加する青少年...全文を見る
○南野国務大臣 先生がおっしゃったように、それだけでというようなことではなく、今のこのあり方、このシステムの中におきましても、ちゃんと関連する大臣、閣僚とはしっかりと検討し、その各省庁がその必要な分野に応じてはちゃんと行動をともにし、施策をつくっているところでございますので、今こ...全文を見る
○南野国務大臣 その予算に関連してでございますが、平成十七年度の政府予算案における青少年関係予算及び少子化社会対策関係予算につきましては、各省庁の御協力のもと取りまとめ、関係省庁相互の情報の共有を図り、連携して取り組んでまいりたいと思っているところでございます。  昨年十月二十...全文を見る
○南野国務大臣 当然持たせていただいております。
○南野国務大臣 ぜひそのようにお考えいただきたいと思っております。  先ほど、保育園と幼稚園のお話も先生されました。今のように、男女共同参画社会のあり方ということもお話しになられました。先ほど佐藤先生の御質問にも答えさせていただいた中には、やはり切れ目のない社会的な環境づくり、...全文を見る
○南野国務大臣 先ほども申しました、それについて全力で取り組んでいるわけでございまして、副本部長会議が一回あったから、それだけで私の役割は終わりということではありません。閣僚とは火、金会っておりますし、閣僚懇談会の中でもそういうテーマを投げることもございます。そういう形の中で、全...全文を見る
○南野国務大臣 先生がおっしゃっている子どもオンブードの問題については、ノルウェーのことがお考えの中にあるのかなと……(水島委員「ノルウェーだけじゃなくて、あちこちあります」と呼ぶ)あちこちございますか。  ノルウェーの問題であるならば、国の機関として設置された、児童の権利にか...全文を見る
○南野国務大臣 その観点からでございますが、政府の法律や施策におきましては、子供の観点を重視して取り組んでいくことについては、すべての府省庁において心していくべきものである、これはまず最初にお答えしたいと思っております。  我が国には今先生がおっしゃったオンブードの仕組みはござ...全文を見る
○南野国務大臣 先生からいろいろお話しでございますが、片手間でやっていると言われる私はどんな顔をすればいいのかなというふうに思います。  一つ一つが大切でございますし、問題としてはオーバーラップしているものもございますし、どちらがどちらで優先ということは申し上げられない。すべて...全文を見る
○南野国務大臣 最初からそう思ってこの仕事につかせていただいたわけではありませんし、歩いていきながら、いろいろな問題点をとらえていく姿勢というものを自分なりにつくっていこうと思っているところでございます。
○南野国務大臣 それはどうお答えしていいのかは私もわかりませんが、最初には法務大臣ということで認証をさせていただいたわけですが、それから、内閣の役割として、内閣府にある特命担当という形を仰せつかったということでございますので、それはころころ方針が変わったとかそういうことではない、...全文を見る
○南野国務大臣 我々の仕事の中にはあうんの呼吸というものもあろうかと思います。こういう問題点についてはこのような対策を立てるという気持ちも、これがなければ議員として務まらない部分もございます。  そういう意味で、総理の任命をいただいたその問題について、私なりに真剣に考えて今歩い...全文を見る
○南野国務大臣 児童ポルノにつきましては、そこに描写されております児童の尊厳を害しているばかりではなく、児童を性の対象としてとらえる風潮がある、そういうことについては非常に有害なものであるというふうに思っております。  警察当局におきましても、平成十一年に制定され昨年改正された...全文を見る
○南野国務大臣 現行でありますいわゆる児童買春、児童ポルノの禁止法、これは児童を性的描写の対象とした表現物のうち、実在する児童を描写したもののみを規制対象としているということでございます。  実在する児童を描写したものでないポルノの規制、それの要否につきましては、平成十一年に同...全文を見る
○南野国務大臣 子供の利益というのは、それはもう本当に重要なものであると思いますけれども、いろいろな課題について、自分の立場ということについても、これはバランスをとって考えないといけないということになってまいりますので、そのような形で答弁させていただきます。
○南野国務大臣 児童ポルノ、そういう問題についてはこれは余り好ましくない、いけないことだと思いますけれども、それを法的にどうするかというと、それはまた別問題という形になります。
○南野国務大臣 そういうことではなく、それを御議論していただきながらということで、それを加味して考えを整理していくということでございます。
○南野国務大臣 それを言っていないということではないということでございます。
○南野国務大臣 悪は悪という形に対して努力していく、行動を努力していくということは当然だと思います。
○南野国務大臣 青少年に関する施策の立案のためには、青少年の現状と問題の所在ということを的確に把握する必要があるということはもちろんであります。  委員の御指摘の研究や外国との情報交換は非常に意義が大きいものと考えておりますし、性犯罪に対する研究につきましても、青少年の育成とい...全文を見る
○南野国務大臣 民法では、親権者は必要な範囲で懲戒することができるというふうになっているわけでございます。何が必要な範囲の懲戒かにつきましては、これは健全な常識によって判断されるべきものであるというふうに思いますが、児童虐待と言えるようなものまで懲戒権の行使として許されることはな...全文を見る
○南野国務大臣 先ほど申し上げましたように、私個人が法律を書きかえる、これはできないと思います。これはいろいろな方々の検討が必要であろうかと思っておりますので、どうぞ大きなお声を出して、その方向で先生の御意見も出していただきたいと思っております。
○南野国務大臣 何が虐待であり、何がしつけであるかというのは、まさしくそれは親の感覚でありまして、その親がどのように育てられたかというような問題点も考慮しなければならないというふうに思っております。
○南野国務大臣 先ほどのは取り消させていただきたいわけでございますけれども、親がどのようにしつけをするかというのが基本でありということを申し上げたかったわけであります。
○南野国務大臣 先ほどお話ししましたように、しつけにとって何が必要な範囲なのかというのは、それはおのずから親の愛情で決めるものであろうというふうに思いますが、それが虐待的な方向に行くという、それはもうだめなことは決まっております。
○南野国務大臣 お答えすると、何が必要な範囲の懲戒かにつきましては健全な常識によって判断されるものでありますが、児童虐待と言えるようなものまで懲戒権の行使として許されることはないと考えておりますということでございます。
○南野国務大臣 それは、その行動を客観的に観察できると思います。
○南野国務大臣 そういう問題点について個別のことになろうかと、もし何かの問題点があれば。  でも、一般論として言うならば、何が虐待で何がしつけかということは、その親の常識、親の愛情がどのようにその子供に向かっているかということになろうかと思います。社会通念によって判断されるもの...全文を見る
○南野国務大臣 子供の人権を尊重するという前提のもとに、社会的一般常識に照らして判断するべきものであり、私の気持ちはそのような観点でありますけれども、先生がおっしゃるように、たたくとか罰を加えるとかいう、社会常識から外れるような問題、これは許してはいけないのではないかと思っており...全文を見る
○南野国務大臣 民法第九百条第四号ただし書きにおきまして、嫡出でない子供の相続分は、嫡出である子供の二分の一ということで定められております。この規定につきましては、嫡出でない子供を差別するものであり、相続分を同じにすべきであるという御意見が今あることは十分承知いたしております。 ...全文を見る
○南野国務大臣 法務省といたしましては、民法などの基本法を所管しております。これはもう当然御存じだと思いますが、国民のだれもがかかわりを持つ重要な法律であります。今のテーマも同じくそのとおりでございます。こういった法制度は国民意識に支えられて初めて成り立つものでありまして、法改正...全文を見る
○南野国務大臣 今先生がおっしゃられた、学校を卒業して二十までの空白の二年間という、その空白という意味を私まだちょっと理解いたしかねておりますけれども、先生の御質問に対しまして、十八歳の選挙権ということの導入を考えることにつきましては、選挙権の付与年齢につきましては、これもまた、...全文を見る
○南野国務大臣 賛成、反対という前に、これは議論が必要であろうと思いますし、今、私の立場では、法を守るというのが立場でございます。
○南野国務大臣 出産費用の問題につきましては、私も助産婦でありますのでいろいろ考えているところでございますが、負担軽減につきましては、現在、医療保険から出産育児一時金、これは三十万、これについては後で述べさせていただきますが、給付されております。  三十万円というのは、国立病院...全文を見る
○南野国務大臣 大臣就任前はいろいろと検討いたしておりました。
○南野国務大臣 それは、妊産婦さんまたはその御家族に優しい形での法律を考えておりました。
○南野国務大臣 名前は別にパパクオータ制と言わなくても、いろいろな方策が今厚生労働省の方でなされておりますし、働く男女あわせてそういう適切な施策を受けるようなところにもなっております。  ところで、先生、お産に立ち会われましたか。(泉(健)委員「答えていいんですか」と呼ぶ)はい...全文を見る
○南野国務大臣 御感想はいかがでしたか。
○南野国務大臣 それは大変いいことだと思っておりますので、次のお子様のときにもお立ち会いいただきたいと思っております。  男性の育児休業につきましては、職場の理解不足や法制度に関する理解不足等を背景として、取得が進んでいないことと思われております。御提案のパパクオータ制のように...全文を見る
○南野国務大臣 助産師の業務、これは保助看法というところに規定されております。厚生労働省によりますと、保健師助産師看護師法の解釈上、助産師または医師の資格のない者は助産業務を行えないもの、これはもう保助看法に明記されているとおりでございますので、それを守っていただきたい。看護師な...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、先生の優しい心が子供たちの心に響いて、いい大人に育っていってほしいものと思っておりますが、政府におきましては、青少年育成推進本部のもとに関係省庁の課長で構成する少年非行対策課長会議を設置するなどして、各省庁が連携した少年非行対策の推進に努めているところでご...全文を見る
○南野国務大臣 先生がおっしゃっておられましたサポートチームの問題点についてでございますが、多くの地域では、多様化、深刻化する少年非行等の少年の不適応に対処するため、地域の実情に応じ、学校、警察、児童相談所等の関係機関等が構成員となってネットワークを形成して取り組んでいるところで...全文を見る
○南野国務大臣 こういう難しい問題につきましては、若い方がますます必要になってまいりますので、若い方の参加、それが得られることが大事だというふうに思っておりますけれども、近時、保護観察事件が本当に複雑多様化いたしておるとともに、地域社会の変動、国民の意識の変化等も受けまして、保護...全文を見る
○南野国務大臣 青少年の引きこもり、これは最近の青少年を取り巻く環境の変化により深刻化している問題の一つであり、各種の調査によりますと、例えば、何が根拠で私がそう申し上げているかといいますのは、厚生労働省の研究班の調査によりますと、平成十五年度におきまして、二十歳から四十九歳の引...全文を見る
○南野国務大臣 内閣府が中心となって取りまとめました政府の青少年育成施策大綱におきましては、引きこもりへの対策を盛り込んでおりまして、諸施策を推進することといたしております。  具体的には、厚生労働省におきまして、地方自治体が行う引きこもり等児童の児童福祉施設等での宿泊指導事業...全文を見る
○南野国務大臣 具体的に見ましたら、厚生労働省におきまして、地方自治体が行う引きこもり等児童の児童福祉施設等での宿泊指導、そういった事業への補助、また、精神保健福祉の観点から、保健所及び精神保健福祉センターにおける相談支援、対応ガイドラインの作成、配付、そういったことが行われてい...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○国務大臣(南野知惠子君) 御説明申し上げます。  下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の別表等について所要の改正を行おうとするものでありまして、以下簡単...全文を見る
03月17日第162回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○国務大臣(南野知惠子君) 総合法律支援構想と申し上げますのは、司法を国民により身近なものにするために、民事、刑事を問わず、あまねく全国におきまして法による紛争の解決に必要な情報やサービスの提供が受けられるような総合的な支援の実施と体制整備を行おうとするものでございます。  ま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 表現方法というのは、もうこれ歴史的に使われてきている文言であろうかなと、そのように思いますが、下級という名称を使われているということは、本当に国民に身近なところにあるというような感覚をとらえて、簡易裁判所などですね、上の方の裁判所でないというようなとこ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) おっしゃるとおり、私のコモンセンスを確かめられているということでございますが、私にいたしましては、今使われております憲法上の課題について一生懸命勉強している段階でございますので、それはそのように読むんだな、これはこのように展開していくんだな、それが法律...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) この裁判所法の中の七十六条などにも規定、憲法の七十六条に、これは最高裁判所の下に定められているものであり、最高と下級というような形であろうと思いますけれども、国民との関係での上下という問題ではないというふうにも解釈されるというふうに思います。  だけ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生おっしゃいますように、今のような合併が起こり、そしてゼロワンの地域が本当に減少していくということがございましても、やはり我々としては、もっと国民がアクセスしやすいような形で、そういったところを配慮していかなきゃならないと思っています。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生のお言葉、大切にしておきたいと思っておりますけれども、国民が裁判を利用しようとする場合にはどこの裁判所に訴えを起こすことができるのかと、そのような重要な問題であるということは認識いたしておりますので、沖縄の方々の課題についてもしっかりと検討していき...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ありがとうございます。  今先生がおっしゃりましたいろいろな議連ができたりいたしております。そういう方々のお助けもおかりしながら、十八年の秋に向けてはしっかりと今度は運用、ランニングコストというものも考えていかなきゃならない、それはもう十分に覚悟いた...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 簡単な心境と申しましては、やはり家族というものが一体となって本当に支え合っているということが一番ポイントであろうかと思いますが、この事案はそういうような人間関係、きずなを強められた家族の連帯であるというところが私、一番心に響いたということでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生のお考えも、これも適切なことかなと思いますが、私自身満州から引き揚げてきております。今の中国残留の方々が一番多いのは黒竜江省でございます。そういう田舎に開拓団で行っておられた方は、やはり情報が行き届いていなかったのかなということが私、子供心に一番...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 私もいろいろと悩んでおりますが、なるべく早い解決を見付けていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生方のお力をいただいて、この前の法案、本当にたくさん通していただきました。これからがそれを実行する段階に入ったというふうにも思っております。  我が国の司法につきましては、これまで、国民のニーズにこたえるべく、司法関係において努力が重ねてこられたも...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えを申し上げますが、嘱託者本人の意思の確認につきましては、印鑑証明書付きの委任状による確認又は具体的な事案による個々の公証人による釈明、さらには代理人の委嘱により公正証書を作成した場合の本人に対する通知の制度を通じまして、債務者の意思に反する公正証...全文を見る
03月17日第162回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  本当に先生のおっしゃるように悲しい出来事でございます。それが続発していることが本当に法務省といたしましても気になることでございます。  国民の皆様の不安な気持ちを受け止めまして、このような痛ましい事件を少しでも減らすことがで...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当、先生おっしゃるように、本当にこういう問題点については心を尽くしていかなきゃならないと、十分考えております。  でも、出られるときの状態ということは、なかなか先が察知できなかったという問題点もございますが、そういうことについてはこれから重々改正し...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当、先生が御心配されるように、仮出獄と満期という問題については本当に注意して考えていかなければならない。どちらがどれだけ危険性が高いかということなども、それはもう個別の案件になってしまいますので、そこら辺は大変難しい課題であろうかと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 難しいですね。もうどうしていいのか、いろいろと考えますが、でも、この答弁を申し上げます。  この種の事案で、振り込め詐欺の被害者はどうすればいいのかというお尋ねだと思います。現在、この種の事案で裁判実務で多く行われている運用は、被告の特定が十分でない...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  お尋ねの福岡高裁におけます判決につきましては、原告の方々が中国残留邦人の実子以上の存在であったことなど、それを指摘した判決の趣旨を踏まえました本件においての特段の事情を総合的に考慮して判断したものでございます。
03月18日第162回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(南野知惠子君) 今先生がおっしゃられたような開発途上国における状況ということは、私も目の当たりにしたことがございます。胸を痛めたことがございます。  そういった気持ちも根底にありながら、今先生がおっしゃいました議定書の問題も、これは国対国として進めていくことでござい...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○国務大臣(南野知惠子君) 私も今朝、そのテレビを見させていただきまして、本当に悲しい思いがいたしました。お父様の胸のうちが分かるようでございます。  そういう非行少年のうち、とりわけ殺人、強盗等の凶悪犯につきましては、十四歳未満の者によるものも含めて申し上げますと、凶悪犯の検...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 少年非行の深刻な現状を踏まえまして、平成十五年十二月、青少年育成推進本部が策定いたしました青少年育成施策大綱におきまして、一つは、触法少年の事案について警察の調査権限を明確にするための法整備を検討すること、二つ目は、触法少年についても早期の矯正教育が必...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生の幼いころの顔が浮かんでくるような感じがいたしましたが、私といたしましても、満州から引き揚げてきて同じような体験を持っているということを申し上げてもいいのかなと。  これは鹿児島の方言ですけれども、何々、民という字を書いて、民という字を耳というこ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 心神喪失者の医療観察法、これは心神喪失等の状態で殺人とか放火などの重大な他害行為を行った人に対して、その適切な処遇を決定するための手続等を定めることによりまして、継続的かつ適切な医療並びにその確保のために必要な観察及び指導を行うことによりまして、その病...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 人身取引につきましては、国連におきましても、国際社会が協力してその防止又は撲滅を図るためにいわゆる人身取引議定書が採択されているところでございますが、近年、我が国におきましても、人身取引と見られる事案の発生が認められる状況になっておりまして、政府といた...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 人身取引というのは本当にゆゆしい出来事であるということは認識いたしております。  現行の出入国管理及び難民認定法の違反、又は売春防止法違反等で摘発された事案を見ますと、外国のブローカーから女性を買い受けた上、パスポートを取り上げたり、理由のない高額な...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生、本当、御指摘のとおり、人身取引の防止、撲滅及び被害者の保護につきましては国際社会と協調していくことが大変重要であるということを認識いたしております。  現在、政府におきましては、人身取引の被害者の出身国政府と積極的に意見交換を行っておりますほか...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生のお話でございますが、この課題につきましては、まだ十分な情報を私、得ておりませんが、一つこういう状況を今先生の方からお伺いし、個別の案件ということでございますのでその詳細についてはまあコメントができないという立場ではございます。  一般論で申し上...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 御指摘の新聞報道があったことは承知しております。今もここでコピーを持っておりますが、規制の改革、それから民間開放、その推進に関する第一次答申の中で、競売手続、先生今おっしゃったような競売手続、登記及び公証について、具体的施策として講ずべき措置が示されて...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当、先生おっしゃるように、目玉はどれかと言われて、一つ言ってもまずいし二つ言ってもまずいしというようなことがございまして、私としてもせいぜい頑張ってということでございますが、平成十七年度の法務省の予算、これは悪化する治安情勢に的確に対応して安心で安全...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生の最初のお話の中にありました、前者と後者というのがございました。私の気持ちからすればやはり後者の方かなというふうに思っておりますし、今お読みいただいた本、これは事例でございましょうけれども、後者の方に近いのかなと、そのようには思っております。両方と...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) そのお答えをする前に、いろいろと予算のこともありました。就任して間もないころからいろいろと考えていたことは、やっぱり刑務所の中での人員過剰、一一八%の問題というのがもう頭にいろいろありましたので、補正予算で六百五十億取ったことは、付けていただいたことは...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) これは、司法試験における合格者数の見通しということでございますが、司法試験委員会におきましては、司法制度改革審議会意見や司法制度改革推進本部の法曹養成検討会における意見の整理を尊重した上で、新しい法曹養成制度の中核であります法科大学院制度を社会的に定着...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今からお答えしたいと思っておりますが、私としては、先ほど先生が矛盾があるとお話しになられましたけれども、私としては矛盾はないものと思うという結論を先に申し上げたいわけでございますが。  まず中身を御報告したいんですが、司法制度改革審議会意見及び司法制...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) それは何とかしなきゃいけない。法務大臣としては、それはもう是非優秀な人が学術を終えて本当に一〇〇%通っていただきたいというふうに思っておるわけでございますけれども、そのような充実した教育を我々展開しなければいけないというふうに思っておりますが、これ文科...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 従前、興行という名目の在留資格で入国してこられたフィリピンの方は、フィリピン政府が発行する芸能人資格証明書、我が国でじゃなくてフィリピン、自国でもらった証明書で入って、入国してこられた方々でございますが、過去の調査などからしますと、その多くの方が風俗営...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生にそのようにおっしゃっていただけると、大変うれしく思っておりますし、作業した者もやりがいがあったなと、次何にしようかということで、また先生の御指導をいただきたいというふうにも思うかなと思っております。  近年、犯罪情勢が本当に急激に悪化いたしてお...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 大体三%だそうでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) いろいろ検討をさせていただくわけで、お約束ここでできるかどうかというのはちょっと分かりませんが、心はそのような方向で、私の心であります。
○国務大臣(南野知惠子君) 私も施設を訪問させていただきました。いろいろな方とお話しさせていただきました。自分たちはボランティアでやっているんだというふうにおっしゃっていただいておりますけれども、るるお話をお聞きしてみますと、ボランティアでその方にいろいろなことをお願いするのは難...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) あと四年しかない、だけど四年あるというような気持ちでしっかりと取り組んでいきたいと思っておりますが、裁判員制度の導入、本当にこの制度は国民に身近な司法を実現するための制度でございますので、国民の皆様が、御負担をお掛けする制度にもなろうかと思っております...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当、先生の貴重な御意見いただき、本当に受け止めさせていただきたいというふうに思っております。  重国籍をめぐります問題は、やっぱり国家という観点からも関連する大変重要な問題でございます。それはもう十分理解しているところでございまして、それらの議論を...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 御両親が離婚されたということは子供にとっては大きなショックであろうかなと思います。そういう意味では、子供が御両親の両方と面接し両方から愛情を受けることは、これは子供の福祉や健やかな成長のためには重要なことであり、ある意味では子供の権利かなというふうにも...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に先生の切実なるお気持ち、聞かせていただきました。  先ほども申し上げましたけれども、子供の福祉の観点からどうなのかなと考えていかなければならない分も残されておりますので、慎重な検討をしてまいりたいというふうに思っております。
03月22日第162回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○南野国務大臣 御質問にお答え申し上げます。  筆界特定制度は、土地の筆界の迅速かつ適正な特定を図り、筆界をめぐる紛争の予防及び早期解決に資するために、土地の所有権の登記名義人等の申請によりまして、筆界特定登記官が外部専門家の意見を踏まえて筆界を特定する制度でございます。  ...全文を見る
○南野国務大臣 本当に御指摘のとおりだと思っております。  地図は不動産の権利変動を公示する不動産登記制度の基本をなすものであると思っておりますし、その整備の重要性については、法務省としても十分認識いたしているところでございます。これからも着実に整備を進めてまいりたいというふう...全文を見る
○南野国務大臣 本当に先生の御指摘のとおりだと思いますが、平成十五年六月、内閣に設置されました都市再生本部から示されました民活と各省連携による地籍整備の推進、この方針につきまして、都市再生のための施策を強力に進める前提といたしまして、法務省と国土交通省とが協力いたしまして、都市部...全文を見る
○南野国務大臣 現在行われております地籍調査や登記所備えつけ地図の作成作業におきましては、土地の筆界の認定は隣接する土地の所有者の確認を得て行う取り扱いとなっておりますが、確認が得られませんときにはやはり筆界未定地となる、今先生がおっしゃったとおりでございます。  新たな筆界特...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお尋ねでございます、司法書士及び土地家屋調査士といった専門家の活用は、登記制度の充実発展にとりまして不可欠であろうと思っております。また、これらの専門家がそれぞれの専門的な特性を生かしまして国民の権利利益保護に新たな役割を果たすことが重要であろうかと思ってお...全文を見る
○南野国務大臣 お答えいたします。  熊本の件は、私、熊本にもちょっと住んでいたことがあったんですが、それはちょっと知りませんでした。  今の竹島の件でございますが、心は一緒かなと思いますけれども、竹島を県の区域とする島根県の方々と、その隣の県におられる先生方、これは、それに...全文を見る
○南野国務大臣 政府の対応といいましても、これは大変難しいことであり、真摯な受けとめ方をしているというふうには存じておりますが、日韓暫定水域におきます漁業の問題につきましては、法務省の所管ではございませんので、これに対する意見は差し控えさせていただきたいと思いますが、あえて自分の...全文を見る
○南野国務大臣 今のところは特別に、特化した形での対応というのは、水面下ではされているかもわかりませんが、表にはあらわれていないというのが現状かなとは思っております。
○南野国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、所管大臣ではないというところで、ちょっと本日はお答えを差し控えさせていただきますが、日本では、先ほど申しました暫定水域も含めた両国の関係水域の資源の管理が行われるよう、このことについては政府間協議を働きかけているところであるというふ...全文を見る
○南野国務大臣 閣僚はたくさんおられますので、そういうお話もいずれ出てくるのかなとは思いますけれども、私といたしましては、所管ではありませんが、この問題につきましては本当に大切な課題であると思っております。日韓友好を基本に解決されることを期待いたしております。
○南野国務大臣 韓国の政府が竹島訪問を自由化するという方針を打ち出したり姉妹都市を解消するというようなことも私は仄聞いたしておりますが、本当にそういうことは遺憾なことだと思っております。  この問題につきましても、今大変厳しい状況でありまして、日韓友好を基本に解決されることを期...全文を見る
○南野国務大臣 これは先生の御質問の御予定になかった分でございまして、今突然お話しになられても大変難しい課題だとは思いますが、私は、その当時満州におりました。それと同時に、私が考えている熟語といたしまして、従軍した人は、従軍記者もおられます、兵隊さんも当然であります、看護婦も当然...全文を見る
○南野国務大臣 それは個人の自由だと思っております。
○南野国務大臣 いろいろそれぞれのお立場で検討しておられますし、私もその両者の御意見もお聞きいたしておりますが、この話が煮詰まっていくのかどうか、そういう問題点を見詰めていきたいと思っております。
○南野国務大臣 その問題につきましても、個人的な見解でございますが、法務大臣という立場ではお答えしにくいと思います。
○南野国務大臣 それは内閣総理大臣がお考えになることだと思っております。
○南野国務大臣 先生御指摘のとおりであります。  現在の登記所備えつけ地図の整備率は高いものとは言えない現状でございますが、平成十六年の九月に内閣の都市再生本部から示されました「民活と各省連携による地籍整備の推進」、その方針によりまして、法務省と国土交通省が連携いたしまして「全...全文を見る
○南野国務大臣 本当にしっかりやっていきたいと思っておりますし、十八年度の予算に向けてしっかり頑張りたいというふうに思っております。
○南野国務大臣 済みません。お答えをする前に、先ほど最初に御答弁申し上げたところで、平成十五年九月に都市再生本部の方針が示されたと申し上げましたが、六月でございますので、その月を私、九月と言ったんでしょうか、訂正させていただきたいと思います。  それで、今のお答えでございます。...全文を見る
○南野国務大臣 十八年度予算に関しては、先生のアイデアをいただきながら、つつき方を教えていただきたいと思っております。
○南野国務大臣 今先生がおっしゃいました、私の関心がどうなっているかということでございますが、私の小さいころを考えてみましても、土地の筆界というような問題について父が苦労していたということもわかっておりますし、また、今住んでいる山口県のところでございますけれども、そこはまだ地図が...全文を見る
○南野国務大臣 財産という観点から考えていけば、土地が本当に不動産でありますよね。その不動産についての執着というのは、先生はお若いからあれなのかもわかりませんが、我々の年代というのは、やはり財産をどういうふうに考えるかというと、まず不動産というふうに考えたものであります。それは田...全文を見る
○南野国務大臣 先生も、いずれ土地はすぐお求めになられるだろうと思っております。  不動産登記制度は、不動産の物理的な状況と、また不動産に関する権利を公示することによりまして国民の権利の保全を図る、もって取引の安全と円滑に資することを目的とするというわけです。自分の持っているも...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、基本的なものがあれば、その方がより効果的で効率がいいなとは思っております。
○南野国務大臣 だれの仕事かということでございますが、不動産登記法第十四条によりまして、登記所には各土地の区画を明確にした地図を備えつけるものとされておりますので、正確な地図を整備する責任は国が負っているものと思っております。
○南野国務大臣 法務省、国土交通省ともに連携しながらやっていくわけですが、ポイントとしては法務大臣の方にあると思っております。
○南野国務大臣 地図が整備されていない地域におきましては、筆界をめぐる紛争が生ずることが多いと考えられますけれども、地図が整備されていたとしましても、筆界の現地における位置について争いが生じることもあり得ますので、新たな筆界特定制度を創設する意義があるものと考えております。  ...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお問い合わせは、測量の費用を請負人が負担しなければならないのかと。その逆……(加藤(公)委員「申請人。請負人じゃありません」と呼ぶ)申請人ですね。その逆もあると思います。  筆界特定制度は、地図が整備されている地域であるか否かにかかわらず、土地の筆界につい...全文を見る
○南野国務大臣 法務省といたしましては、引き続き積極的に地図整備を進めることによりまして、地図が整備されている地域とそうでない地域の不公平感の解消に努めたいと考えております。
○南野国務大臣 今答弁申し上げたとおりでございますが、お話の中で、十年間でおおむね達成しよう、これは都市の部分でございます。
○南野国務大臣 都市部以外の地域の地図整備につきましても、相当の期間を要するものと想定されておりますが、従来から実施されている地籍調査に法務局が積極的に参加、協力するなどして、地図整備の促進を図ってまいりたい、できるだけ早くしたいと努力していく所存でございます。
○南野国務大臣 本日の先生の情熱をいただきまして、我々もしっかり頑張っていこうと思っております。
○南野国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。     —————————————
03月22日第162回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○国務大臣(南野知惠子君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下その要点を申し上げます。  第一点は、裁判...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  敵対的MアンドAという文言は、法律上の用語ではないために、その意味するところは必ずしも一義的ではないと伺っております。一般的には、MアンドAとは企業の合併、買収を意味しておりますし、MアンドAのうち吸収される企業の経営陣が同意...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 御通告いただいておりますので気になりますが、今おっしゃっていた敵対的買収に対する防衛策のポイントにつきましては、やはり企業価値の向上に寄与するものであればそうでないものもあると。それはもうごちゃ混ぜであるということもあると思いますが、企業価値を向上させ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) まあ、EUもアメリカもいいんでしょうけれども、日本らしい株をやっていかなきゃいけないと、そのようには思っておりますが、企業にとりまして重要なことは、どのような経営を行うかが、これは企業の価値を向上させ、株主や事業員、従業員又は顧客の利益にかなうものとい...全文を見る
03月23日第162回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(南野知惠子君) 突然の御指名でございまして、子供が朝御飯食べないということについては、やっぱり体調、ホメオスタシスをどのように維持するかということにも関係してまいりますし、やっぱり朝食、それからお昼の御飯、晩の御飯と食べていくということが一番いいことであり、それはただ...全文を見る
03月28日第162回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(南野知惠子君) お尋ねありがとうございます。  本当に裁判員制度が実施されるまでにはあと四年しかない、だけれども四年もあるというふうに考えていきたいというふうに思っておりますし、私が関与するいろいろな会合には必ず裁判員制度のことの御説明と、それを差し上げておりますが...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生がおっしゃったように、本当に子供たちにこのような犯罪が起こるということはゆゆしきことだと思っております。日ごろ心を痛めておりますけれども、何が緊急な対策としてできるかということについて、我々、次のことを実施してまいるということにいたしております。...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 私も申し上げたかったのは今政務官がお話しになられた二点でございます。そのことについては御了解いただけたというふうに思っております。  公証人の問題につきましてはDV法の関係でも我々活用させていただいておりますし、今はもう扶養手当の問題についても多くの...全文を見る
03月29日第162回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  御質問の報告書は厚生労働大臣に対して提出されたものでありますけれども、私も、取り急ぎ報告書の概要版に目を通してみました。  詳細で包括的なものでございまして、法務省といたしましても、厚生労働省等の関係省庁と協力の上、今般の御提言を尊重し...全文を見る
○南野国務大臣 本当にハンセンの方々に対しては、少しでもいい生活が送れますようにということも一つございます。  また、治療の面に関しましては、厚生労働省としっかりと検討させていただきたいと思っておりますが、厚生労働省の方でもしっかりとお考えいただけるものというふうに思っておりま...全文を見る
○南野国務大臣 その件につきましては、私も潮谷知事とも友達でありますので、いろいろお話ししたこともございます。また、私も、ハンセンを患われた方の中に友達もいます。そういう当事者の方々ともお話をする機会もございました。  その中で、お尋ねについて申し上げますと、ハンセン病元患者さ...全文を見る
○南野国務大臣 私の不注意での発言であるということは、これは重々認めております。多くの患者さんやその関係の方々を傷つけたのかな、不愉快な思いをさせてしまったということについては大変申しわけないことをしたと思っております。  ただ、そのときは、これはそのような意図ではなく、全く不...全文を見る
○南野国務大臣 私も人の子でございます。人権問題については、自分が長い間かかわってきた仕事を通して一生懸命やっているつもりでございますし、厚生労働副大臣のときにも施設を回らせていただき、謝罪という形で坂口厚生労働大臣等々と回らせていただきました。人権問題については十分に考えている...全文を見る
○南野国務大臣 法務省といたしまして、所管する法務省でございます。私の立場として、与党人権問題に関する懇話会、その方針決定を踏まえまして、人権擁護法案を早期に提出すべく、引き続き精力的に作業を進めておることも御報告したいと思います。
○南野国務大臣 廃案となりました人権擁護法案におきましては、人権委員会は、国家行政組織法第三条第二項に基づきまして独立の行政委員会として設置されており、委員長及び委員の任命方法、身分保障、それから職権行使の独立性の保障などにより、その職権の行使に当たって、内閣や所轄の大臣等から影...全文を見る
○南野国務大臣 先生御心配でございますけれども、私は心配しておりません。法務省にはいろいろな人材がおられるということでもございますし、人権委員会は高度の独立性が保たれておりますから、矯正、入管を指揮する監督である法務大臣からも影響を受けることはないんです。そういう意味では、御指摘...全文を見る
○南野国務大臣 現行の人権擁護委員法におきまして、市町村長が市町村の議会の議員の選挙権を有する住民の中から人権擁護委員の候補者を推薦しなければならないと定めており、外国人を人権擁護委員に委嘱することはできませんが、人権擁護推進審議会の追加答申、これは平成十三年十二月において、我が...全文を見る
○南野国務大臣 本当に何か秘策があればいいなというふうに思っておりますけれども、現在、全国約一万四千人の人権擁護委員のうちに女性は約五千名でございます。女性が占める割合は約三六%、先生がおっしゃったとおりでございますが、男女共同参画社会の実現が重要な人権課題となっていることであり...全文を見る
○南野国務大臣 私は存じ上げていなかったんですが、今、四社ぐらいではないかということでございます。
○南野国務大臣 出入り禁止にされていたということの事実はちょっと存じ上げておりません。
○南野国務大臣 当該特捜部長は、上司である次席検事から口頭による注意を受けていると聞いておりますし、文書を配付した記者等に対し、報道関係の持つ社会的使命を正当に評価しない内容の文書を交付したことについて謝罪したと聞いております。
○南野国務大臣 済みません。何か、文書はないようでございまして、これは口頭でということであったように今聞いております。——済みません、把握しておりませんで。文書はありますようですが、今手元にはございませんので。
○南野国務大臣 済みません、準備しておりませんで。  文書を配付した特定の記者さんに対して陳謝したというふうに今聞いております。
○南野国務大臣 今ちょっと詳細を尋ねたんですが、次席は記者会見はしていないということで、次席が文書をもって報道社にちゃんと謝罪したということであります。  ちょっと詳しくわかりませんので、申しわけないです。
○南野国務大臣 検察においては、場合によっては取材に応じない対応をとらざるを得ない場合もあるというふうに聞いておりますが、これは、個々具体的な対応の詳細については把握いたしておりませんが、そのようなことを言っております。
○南野国務大臣 今先生からレクチャーを受けまして、そのような段々があるのかというふうに思いましたが、検察におきましては、従来より、司法記者クラブとの間で、捜査妨害等に当たるような取材とか、それから報道は差し控えられるように要望しているところがあったりしておりまして、そのような取材...全文を見る
○南野国務大臣 ですから、私は、先生からレクチャーを受けましたと申し上げていることは、それは知らなかったということでございますので、事実確認できておりません。
○南野国務大臣 申しわけありません、わかりません。
○南野国務大臣 いや、本当、きょうは承知していないことばかりでございますので、申しわけありません。
○南野国務大臣 それが事実かどうかという確認は私自身できておりませんが、そういうことであるならば、妥当でないと思っております。
○南野国務大臣 この場で、今の、本件文書の内容をつぶさに取り上げることはできませんけれども、例えば、先生お読みになっておられない部分でしょうが、マスコミとやくざを対比させた部分やマスコミを有害無益とした部分、今お読みになった部分については、やはり穏当を欠いているというふうには思っ...全文を見る
○南野国務大臣 それは、マスコミは本当にいい働きをしてくださっているというふうに思います。でも、捜査をする一方、その人たちもやはり一生懸命捜査をしようと思っているので、どの段階でどのような状況であったかということが交差した問題であろうかというふうに思っております。
○南野国務大臣 報道機関の行う報道、これは取材の自由、これは国民の知る権利に資するものであり、十分尊重されなければならないというふうに思いますけれども、今先生がおっしゃったことについては、それはもう大変な問題であろうかなというふうには思っております。
○南野国務大臣 私と比べられたらやくざが怒るかもわかりませんが、それはやくざとかいろいろな人たちと比べる問題ではないというふうに思います。
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、人間としておかしいのかなと思っております。
○南野国務大臣 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  現行の監獄法は、明治四十一年に制定されて以来、実質的な改正がされることなく今日に至っているため、被収容者の権利義務関係や職員の権限が明確ではなく、受刑者処遇の内容についても十分な規...全文を見る
03月29日第162回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(南野知惠子君) 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  現行の監獄法は、明治四十一年に制定されて以来、実質的な改正がされることなく今日に至っているため、被収容者の権利義務関係や職員の権限が明確ではなく、受刑者処遇の内容につい...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 辻惠議員にお答えを申し上げます。  まず、受刑者の自発性、自律性の育成についてお尋ねがありました。  受刑者の処遇に当たっては、その自発性及び自律性を涵養することが重要であることは御指摘のとおりであり、法案においても、矯正処遇の目的を達成する見込み...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  司法を通じまして国民の権利利益が適切に実現されることは極めて重要なことであろうかというふうに思っております。裁判が公正かつ適正で充実した手続の下に迅速に行われることが不可欠であると考えております。先生の御指摘のとおりであると思...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生のおっしゃること、本当にごもっともだと思いますが、我々が持っております司法試験委員会におきましては、平成十八年から新旧司法試験が並行して行われるということのために、法曹を目指す方々が進路を選択する上での手掛かりとするというところに一つのポイントがあ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生の御懸念、もっともだと思いますが、司法試験は法曹になろうとする方の必要な学識及び応用能力の有無を判定することを目的とした国家試験であると、これにはもう間違いないわけでございますが、その合否は、新旧いずれの試験でありましても、実際の試験結果に基づいて...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お尋ねでございますけれども、司法制度改革審議会の意見におきましては、法曹となるべく資質又は意欲を持つ人が入学して、厳正な成績評価及び修了認定が行われるということは、これは不可欠の条件でございます。また、法科大学院では、その課程を修了された方のうち相当程...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生おっしゃるように、しっかりと広報をしてまいりたいというふうに思っておりますけれども、よろしゅうございますでしょうか。頑張ります。
03月30日第162回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○南野国務大臣 おはようございます。よろしくお願いいたします。  法務省といたしましては、今先生がお尋ねの件につきましては、我が国社会の安全と秩序、それを保ちながら外国人の円滑な導入ということを図ることが国の内外からも要請されている事柄かなと思っております。我が国の経済社会の活...全文を見る
○南野国務大臣 先生が今おっしゃっておられる社会の情勢、これは人口動態の問題とも一つ関連してくると思います。それから、あとは労働環境という問題もあろうかと思います。そういう問題については、外国の相手方の国と我が国との交渉という役割の中で、今、問題点を解決しようとしていくものにFT...全文を見る
○南野国務大臣 今先生がおっしゃったABCの段階がありますが、最後におっしゃった課題という問題については、またこれはちょっと別な問題点があろうかなというふうに思っておりますけれども、そういう方々と日本の市場の開放ということについてどういうふうに検討していくかというのが、今先生方と...全文を見る
○南野国務大臣 それは、個人としては持っていても、一応、形としては、これから検討していく課題であると私は認識いたしております。
○南野国務大臣 先生がおっしゃるとおり、私の気持ちをお酌みいただいていると思いますけれども、要は、お入りいただく方、または我が国、受けとめる側、それもメリット、デメリットがお互いにあるだろうと思いますので、そこら辺の検討をしていかなきゃ、日本に来てつまらなかったとか、そういう日本...全文を見る
○南野国務大臣 これは、国際的にも看護の連盟というのがカバーされておりまして、そこでもいろいろ、例えば東南アジアの方々がアメリカに行くとか、アフリカからどこかに行くとか、それは仕事、ライセンスを持った者がいろいろ全国に散らばろうとしておりますけれども、そういう問題についても各国で...全文を見る
○南野国務大臣 外国人の方々に来ていただくという観点につきましては、政府はやはり挙げて国際的な観点でそれを広げていこうという体制はとっておりますが、それはいろいろな省庁が関連してきます。先ほど先生がおっしゃったのは、農林の関係でしょうし、またそのほかにも経済産業省が掌握しているも...全文を見る
○南野国務大臣 先生の熱を入れてのこの夫婦別氏等の課題があろうかと思っております。きょうお出しになられたということで、いずれ我々の方にもその趣旨が伝えられるというふうに思っております。  我々は別氏と呼んでいますが、選択的な夫婦別氏等につきましては、法務省といたしまして、平成八...全文を見る
○南野国務大臣 委員御指摘の基本計画を受けまして、世論の動向を把握するために、平成十三年五月に、内閣府において選択的夫婦別氏制度に関する世論調査が実施されました。この世論調査では、この制度の導入に賛成する意見も以前よりふえてきましたけれども、その一方で、今の法律を改める必要はない...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃる選択的夫婦別氏制度については、家族のあり方とも大きく関連する問題であろうかと。そういう意味では、世論の動向を的確に把握することが重要である。先ほど申しましたけれども、前回の世論調査から既に四年近くが経過いたしておりますので、今後、再度の世論調査の実施...全文を見る
○南野国務大臣 個人としてお問いになるならば、私は、生まれてこの方、南野という姓だけで通してきておりますので、そういうような観点から、特に他者がどのようにお感じになっているかということをいろいろ今収集させていただいて、どのような立場で生活することが当事者にとっていいのかということ...全文を見る
○南野国務大臣 私個人としては、両親が一つの名称を持ってもらったということは、子供としてうれしいなと思っています。家に帰って、私の母は吉留さん、父は南野さん。父と話をするときは、南野さん、これはどうですか、母に向かっては、吉留さん、どうですか、そういうような観点になるようなことに...全文を見る
○南野国務大臣 戸籍ということに関しましては、親族的身分関係というものをまず正確に明記しなければならない、そういう登録する問題がこの戸籍というところにありますけれども、それを公証することを目的とする制度でもあります。  これは、民法上、嫡出子とそうでない子とでは法律的地位に差異...全文を見る
○南野国務大臣 今お答えいたしましたが、この記載についてのプライバシーということは、そうでないということの最高裁の判例などもございます。そういうような観点でありますけれども、表記の仕方をどうするかということにつきましては、選択肢があるというふうなことに立って、そして、それについて...全文を見る
○南野国務大臣 我が国は、女子差別撤廃条約の締約国であります。今、批准しているとおっしゃった、そのとおりでありますが、これらの条約の規定を遵守する義務を負うのは当然である。  しかし、議員の御指摘の、嫡出でない子の相続分の問題につきましては、男女平等の理念にも反するものではあり...全文を見る
○南野国務大臣 締約国の責任というのは先ほど申し上げたとおりでございますので、条約の締約国として責任を果たしていないということではないということで、これは差別ではないということでございます。  条約委員会の最終見解に反しているとも言えません。それは、条約委員会の最終見解がもっと...全文を見る
○南野国務大臣 ちょっと訂正させてください。  先ほど最高裁と言いましたけれども、高裁の判例でございます。
○南野国務大臣 先生おっしゃるように、先生の御意向、十分理解できますし、私も昨日の分については撤回させていただきたいというふうに思っているところでございます。  昨日の法務委員会におきまして、辻議員の質問に対する私の答弁で、言葉が足りなかった、そういうふうな意味で言葉が足りなか...全文を見る
○南野国務大臣 今回の法改正、本当に待ちに待った法改正と言われても過言ではない形のものであろうかと思いますが、一連の名古屋刑務所の事案から出発したものかなというふうにも思っております。  関係職員につきましては、また手続が継続しているところでありますが、いずれにいたしましても、...全文を見る
○南野国務大臣 いいえ、ございません。
○南野国務大臣 はい、ございません。
○南野国務大臣 本当に、先生がおっしゃったように、犯罪というものは再犯を防ぎたい、そういう思いの前に、犯罪を犯さないように社会環境が整っていけばいいのかなという思いもございます。  でも、犯罪に対して我々はどのようにするかというと、今、刑務所の方では、矯正行政という観点の中で、...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、先生おっしゃるように、いろいろと民間の活力をお願いしながらということでございます。  一番のポイントは、やはり刑務所の過剰収容、この一一八%に対してどのようにしていくのか。従来からの施設の整備拡充に加えて、今先生おっしゃっていただいたPFI手法を活用する...全文を見る
○南野国務大臣 私は昨年の九月に就任させていただいて以来、五カ所の刑務所等を視察させていただきました。いずれにおきましても、厳しい過剰収容状態の中でございまして、受刑者に少しでも効果のある教育を実施しようとしている職員の姿がまた印象的に残っております。  喫緊の課題といたしまし...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  監獄法は、先生今おっしゃったとおり、約百年前に施行されて以来、実質的な改正がなされることなく今日に至っております。被収容者の権利義務や職員の権限が明確に規定されていないということのほか、受刑者の改善更生及び円滑な社会復帰の実現、そういう行...全文を見る
○南野国務大臣 本当に先生がおっしゃるとおりだというふうに思っております。受刑者が真に改善更生するためには、被害者の悲しみ、また苦しみ、それを理解し、みずから犯した罪の重大性というものを反省するべきだ、また、それを認識して心を変えるというようなことが一番のポイントであろうかと思い...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお尋ねが二つ、三つあったかなと思います。少し長くなるようでございますが。  先般、法務省におきまして、再犯防止のための緊急対策を発表させていただいたところでございます。その中で、仮出獄性犯罪者の再犯を防止するため、保護観察官の直接的関与を強化していくといた...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、常態的な過剰収容によって受刑者の処遇環境というのは大変厳しいものとなっております。その処遇に当たります職員の負担も年々増加いたしておりまして、先生が先ほどおっしゃったとおりの事案も発生しているわけでございます。  受刑者の人権を保障しながら適...全文を見る
○南野国務大臣 私の感想を申し上げます。  先生が今るるお話しになられたことを、本当に心の中に入れながら聞かせていただきました。  刑務所を視察させていただいている間に、個室、これはある研修、アジ研の方々は、その中に入って研修をするというようなことも聞いております。私も、そう...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろな御意見があろうかと思いますが、今、法務省挙げてこの法案に取り組んでおります。しかも、今までのいろいろな経緯がございますが、経緯はともかく、このような状態で放置されてきましたことは不幸なことであったと言わざるを得ませんし、何としても、喫緊の課題でございます...全文を見る
○南野国務大臣 先生と同感でございまして、やはり、先ほど申しました、刑務所の中では、刑を犯した人たちが、次の社会に向かって罪人にならないようにということの教育を受け、そして、その問題を自分が消化した上でリボーンしていくというところの人生の通過点といえばそれでもありますし、社会に向...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、先生の計算の仕方というのは、これは頭のマッサージで大変おもしろいと思います。人の価値というものをどういうふうな形ではかっていくか。それによって、我々が今検討しているのは、矯正行政の中で、その人が再犯を犯さないというところで、どれだけその価値を見出していこう...全文を見る
○南野国務大臣 情願という問題につきまして、野沢前大臣から引き継ぎを受けまして、進達された情願書を私自身でも読ませていただいております。その所感につきましてのお尋ねですが、まず件数が多い、七千を超えるというようなことでございますが、その件数だけじゃなく内容にもさまざまなものがござ...全文を見る
○南野国務大臣 先生のおっしゃるような形だというふうに思っておりますし、このたびの法案の改正、鋭意やっていきたいと思いますが、きっかけは、おっしゃるとおり名古屋のそれがスタートであろうかなというふうに思っております。(河村(た)委員「それと言わないで、ちゃんと言ってください」と呼...全文を見る
○南野国務大臣 では、事件が不適切であるならば、事案というふうに申し上げます。
○南野国務大臣 先生今お尋ねの名古屋事案でございますが、法務省では、行刑行政を所管する立場から、これまでにも可能な限り行政上の調査を行い、国会に対し二回にわたりまして行政上の調査結果を御報告いたしまして、その後も、勾留中の被告人を含めた関係者から事情聴取などを行ったところでありま...全文を見る
○南野国務大臣 ちょっと実験する時間がございませんでしたので、どのスピード、どの強さが〇・六キロなのかというのは、ちょっと試していないです。申しわけありません。
○南野国務大臣 今、刑事公判中でございますので、ちょっと差し控えさせていただきたいと思います。
03月31日第162回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○国務大臣(南野知惠子君) 不動産登記法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、土地の筆界の迅速かつ適正な特定を図り、筆界をめぐる紛争の解決に資するため、登記官が、土地の所有権登記名義人等の申請に基づいて筆界を特定する制度を創設するほ...全文を見る
04月01日第162回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○南野国務大臣 病院移送中の飲酒事案につきましては昨年の十二月下旬、それから、東京拘置所の事案が発覚しました時点でこれは矯正局から御報告を受けております。その後、本年二月の十七日付で懲戒処分を行うまで、適時報告を受けております。  また、大阪矯正管区内におきましてのセクハラ、今...全文を見る
○南野国務大臣 このお答えをする前に先ほどの件でございますが、本当に今、国民の方々に信頼されるべく行刑施設を改革していこうとしているところでございますので、今後さらに注意してまいりたいというふうに思います。  病院についてまいりますときにも、制服でございません、私服にかえてまい...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃるとおり、私にとっての役割というのは主にそこに絞られてもいいかなと思うくらい、今一生懸命努力いたしておりますので、どうぞ先生の御協力もよろしくお願いしたいと思います。
○南野国務大臣 先生お話しのとおり、本当に医療問題というのは大変喫緊な課題になっております。そういう観点からも、これから新しくしていこうというPFIの問題点につきましても、医療ということを私も重点的に関連させてというふうにも思っております。  お尋ねの件につきましては、刑務所等...全文を見る
○南野国務大臣 本当に今一番悩んでいるのが医療の問題であろうかなというふうに思っております。そういう意味では先生の御指摘のとおりでございますので、それについては関係省庁といろいろ検討しながらやっていき、少しでも施設内の状況をよくしていきたいというふうに思っております。そこの文章に...全文を見る
○南野国務大臣 本会議におきます私の答弁ということに関しましては、法案に規定しております受刑者に対する医療上の措置義務について御説明申し上げたものであります。  つまり、本会議における答弁中の「必要であるときは」とは、今先生お示しになられた法案第三十九条第一項の各号に規定されて...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろな方のお考えがございますので、私といたしましては、受刑者処遇のあり方についての御指摘の行刑改革会議提言の理念は、現在取り組んでいる行刑改革に関する最も重要な考えの一つであろうというふうに思っております。この提言でも指摘されておりますように、他人の人間性を踏...全文を見る
○南野国務大臣 裸体がやってまいりましたが、あるところの視察に行かせていただきましたときには、下に鏡を敷いたところがありまして、鏡をはめ込んでいるところを歩いていただく、そういうような配慮をされているところもありましたので、いろいろ、人間性を尊重しながら、適切な形での検査というこ...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、常識的に考えてみても、その部分はおかしいかなというふうに思っております。  まず、三月二十九日の法務委員会におきまして、私は議員から、ちょっと繰り返しになりますが、「マスコミは、やくざ者より始末に終えない悪辣な存在です。」などという表現自体、...全文を見る
○南野国務大臣 先ほども申し上げましたとおりでございますが、三月二十九日の法務委員会におきまして、議員から、「マスコミは、やくざ者より始末に終えない悪辣な存在です。」などという表現自体、常識的に考えてもおかしいでしょうというお尋ねがありました。私自身、常々申し上げておりましたよう...全文を見る
○南野国務大臣 そのとおりでございます。望ましいものではありません。
○南野国務大臣 東京地検におきましては、今般、報道機関との間で、報道のあり方と検察の対応について互いに率直な意見交換を行っておられます。今後もこれを継続的に行っていくものと聞いておりますので、その中で、報道、取材の自由と捜査の適正との調和が一層図られていくと思いますので、そういう...全文を見る
○南野国務大臣 先生がおっしゃっておられます受刑者のあり方と被害者のあり方、これについてはやはりバランスをとっていかなければならないというふうに思っております。  受刑者処遇のあり方につきましては、行刑改革会議の提言は、「受刑者が真の意味での改善更生を遂げ、社会に復帰するために...全文を見る
○南野国務大臣 直接のお答えになっているかどうかわかりませんが、法務省では、行刑行政を所管する立場から、これまでにも可能な限りの行政上の調査を行い、国会に対してその結果を御報告してきたところでございます。  一連の名古屋刑務所の事案につきましては、現在、名古屋地方裁判所で公判が...全文を見る
○南野国務大臣 裁判が続いております現状につきましては、職場復帰させることは困難であろうと思っております。
○南野国務大臣 同じお答えになります。神ではありませんが、裁判が続いております状況、今続いておりますから、その方を職場復帰させることは困難であると申し上げております。
○南野国務大臣 今矯正局長が答弁したとおりでございます。
04月05日第162回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○国務大臣(南野知惠子君) 委員御指摘のとおりでございまして、不動産登記制度と申しますのは、不動産及びその権利関係、それを公正に、正確に公示するための制度でございます。登記所備付地図につきましては、残念ながらその整備が遅れているのが現状でございます。  法務省といたしましても、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 委員御指摘のとおりでございまして、今後の地図の在り方として、やはり地図の電子化の推進、これは重要な課題であると考えております。現在、法務局におきましても、地図情報の適正な維持管理、そのためには登記所が保管する地図の電子化を図っているところでございます。...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 吉田議員御指摘のとおり、登記地図、登記情報と地図情報、これの連携につきましては、昨年一月からあります地方法務局におきまして試行的なシステムを導入して、検証作業を行っております。その結果を踏まえまして、全国展開に向けたシステム開発を行っているところでござ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今回の改正の背景といたしましては、平成十五年六月、都市再生本部から、民活と各省連携による地籍整備の促進というような方針が示されたものでございます。都市部における登記所備付地図の整備事業を強力に推進するということとされたことでございますが、また同時に最近...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 都市部における地図作成作業でございますけれども、限られた予算の中でございます。そういう効果的に実施するためにはどうしても毎年度、緊急性があると今お答え申し上げたとおりでございますが、そういうような緊急性が高く、かつ効果的な地域で実施する必要があるという...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生たちの御努力も多としながら、平成十七年度においては筆界特定制度の体制及び予算におきまして所要の措置を講じたところでございます。それも御理解いただいておると思いますけれども、今後とも本制度を円滑かつ適正に実施するためには、必要な人員、予算、これが何に...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月06日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○南野国務大臣 本当に少子化問題と労働問題、雇用問題というのは大変大きな課題を我々抱えているなというふうに思っておりますが、先日策定いたしました第三次出入国管理計画におきましては、人口減少時代の到来が予測されていることなども踏まえまして、現在では専門的、技術的、先生がおっしゃられ...全文を見る
04月07日第162回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近の社会経済情勢の変化に対応するために会社に関する各種制度を見直すとともに、これを現代用語の表記にし、わかりやすく再編成する措置を講じようとするものであります。  第一に、この法...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 井上信治議員にお答え申し上げます。  まず、会社法案はどのような理念に立って立案しているのか、お尋ねがございました。  会社法案は、有限会社の株式会社への統合など利用者の視点に立ち、社会経済情勢の変化に対応すべく、会社類型の見直し、会社経営の機動性...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 村越祐民議員にお答え申し上げます。  まず、敵対的買収への対抗措置の健全な制度運用と濫用に対する歯どめについてお尋ねがございました。  敵対的買収への対抗措置は、基本的には、それぞれの会社において工夫すべきところでございますが、企業の価値を維持向上...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 村越祐民議員からの追加の御質問でございます。  積極的な広報活動をというようなことの内容であったかというふうに思っておりますが、法務省はこれまで、新しい法律が制定される都度、法務省のホームページへの掲載、ポスター、パンフレット等による広報、担当者によ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 谷口隆義議員にお答え申し上げます。  まず、会社法案における中小企業に関する改正内容についてのお尋ねがございました。  会社法案では、会社制度の利用者の大半を占める中小企業の視点に立った規律の見直しを行うという観点から、株式会社と有限会社の会社類型...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 佐々木憲昭議員にお答え申し上げます。  まず、会社法案では、大幅な規制緩和により弊害が生ずるのではないかというお尋ねがございました。  御指摘の利益配当決定権限についての改正は、利益配当の決定手法に関する株主側の選択肢を拡大するものでありますし、取...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○国務大臣(南野知惠子君) 船舶の所有者等の責任の制限に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行の船舶の所有者等の責任の制限に関する法律は、昭和五十年に海上航行船舶の所有者の責任の制限に関する国際条約に準拠して制定され、その後、昭和五十...全文を見る
04月08日第162回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○南野国務大臣 お答えを申し上げますと申し上げても、何を指しておられるのかということもわからないではないですが、結果としてでありましても、閣僚の行為が憲法に違反しているということの前提で私が所見を述べるということはいたしかねるということをまずお断りしておきたいというふうに思ってお...全文を見る
○南野国務大臣 具体的な事案においては、その事案ごとに事実関係または状況を異にするところでございまして、その事案に直面していない状況でその問題についてお答えしようがないわけでございますけれども、先生がおっしゃった特定の件についてはお答えできないということでございます。
○南野国務大臣 先生おっしゃるとおり、役割としての務めは果たさなければいけないものというふうに思っております。
○南野国務大臣 先ほどお答えしたことと同じでございますので、そういう問題点については、事案ごとに事実関係という状況が異なってくるだろうというふうに思っております。そういうものについて、事案に直面していない状況ではちょっと今お答えしようがないということにさせていただきたいと思います...全文を見る
○南野国務大臣 我が国の行刑は、受刑者を一定の場所に拘禁して社会から隔離して、その自由を剥奪するとともに、その改善更生及び円滑な社会復帰を図るという基本的理念に基づいて行われてきたところでございますが、行刑改革会議の提言におきましても、この基本的理念は今後の行刑運営において維持さ...全文を見る
○南野国務大臣 そのように存じております。
○南野国務大臣 先生、本当に哲学的な問題も含めながらお話しになられました。やはり罪は犯さない方が一番いい。犯さないためにはどのような育て方をするか、またどのような考え方をするか、どのような気持ちで生活するか、人に対応するか、それが全部もろにかぶってくることだと思います。  犯罪...全文を見る
○南野国務大臣 先生がおっしゃるとおり、極論は再犯の防止、そこにあろうかというふうに思っておりますが、委員御指摘のとおり、治安に対する国民の関心が本当に高まり、国民が安心して暮らせる社会というようなことを再生することが求められております。  そういう今日、受刑者の改善更生及び社...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御心配はもっともだというふうに思っております。法案を作成するときにもいろいろ検討させていただいたわけでありますけれども、社会生活をなさる上での御不便というのは十分あろうかな。例えば、刑務所だけでなく、病院への入院その他についてもいろいろ課題はまだまだ残されて...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御指摘のとおり、やはり当該者にとってどういう生活が本当にいい生活になっていくのか、生活のクオリティーを高めるためにもこれから先考えていかなければいけないと思っております。
○南野国務大臣 本当に人の心をよくとらえているな、私にとっては過ちは私の足台になっていると思っております。
○南野国務大臣 先生の哲学をお聞きいたしました。私も、感銘を受けて、同じように考えております。(発言する者あり)
○南野国務大臣 そのとおりだと思います。
○南野国務大臣 法務省もというよりも、我々もそのように思っております。
○南野国務大臣 本当に、この数の算定は大変難しゅうございます。多くの何人が罪を犯して刑務所に入られるか、それを予測するというのは、私は本当に少ない方々に持っていきたいと思うと、それは社会全体でやっていただかないと、教育から何から全部それには関与してくると思いますが、希望的観測では...全文を見る
○南野国務大臣 それは、まさに本気でございます。そのためには、前回の予算案にもしっかりと財務省にお願いしながら、この問題、この問題ということで、人材または予算、それを申し上げてまいりました。それはもう先生御存じのとおりだと思います。  先生も同じく、いろいろな施設を御訪問されて...全文を見る
○南野国務大臣 先生の結婚の例えはおもしろうございまして、これならば別居で愛を交わしていこうかというふうに思うくらいでございますが。  この人数の問題につきましては、先生ならいつと思われますか。(松本(大)委員「すぐですよ、これは一〇四・七%ですから」と呼ぶ)はい。私にしてみた...全文を見る
○南野国務大臣 未決の方だからどうでもいいというわけではございません。このたび法案を考えていないということでおはかりになられるのは、これはちょっと別問題だというふうに思います。  未決の被収容者の処遇に関しましては、逃走及び証拠隠滅を防止するという勾留の目的及び訴訟法上の防御権...全文を見る
○南野国務大臣 担当として精いっぱいの御答弁をしたというふうに思っております。
○南野国務大臣 刑務作業による収益ということに関連いたしておりますけれども、現行監獄法におきましては、作業収入はすべて国庫の歳入となっております。本法案におきましても、第七十六条におきまして国庫に帰属することとなっておるわけでございます。  犯罪被害者の救済のあり方については、...全文を見る
○南野国務大臣 今先生がお配りくださいましたこの七十二億円という問題点、これがどのような形でこのような数字になっているのかということも考えながら、どのようにこれを検討していくのかということもやはり考えてみなければいけないと思いますので、私の今の気持ちで、これはこうしましょうという...全文を見る
○南野国務大臣 もしそういうことができればいいなと思いますが、いろいろ検討してみたい。今ここで、それでいいですよ、それをやりますよということは、やはり難しい問題点でございます。  財団法人の矯正協会では、社会福祉を増進するため、矯正行政の運営に協力するとともに、矯正活動に関する...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃっておられるそのとおりであります。
○南野国務大臣 先生がおっしゃるように、その人その人の個別に、合ったような形でニーズがある、そのニーズを義務化させていただくということでございますので、類型別矯正を強化するということにもなってくると思います。
○南野国務大臣 今、先生が二つのことをおっしゃいました。私としては後半の部分に大きなウエートをかけられていると思いますが、でも、その前半もやはり大切なことであろうかな。やはり受刑者の処遇ということを通しまして、真に改善更生させる、社会に復帰させるというところが一番大切であろうかと...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、この法案の運用状況につきましても、その実情を把握していきながら必要に応じて運用の見直しなど措置をしなければいけないということは、先生おっしゃるとおりだというふうに思っております。  このうち、受刑者に対して行われる改善指導また矯正処遇につきましては、実際...全文を見る
○南野国務大臣 個別の事案でございますので詳細なコメントをすることはまず差し控えさせていただきたいと思いますが、一般的に、退去強制手続は被退去強制者を収容した上で進めるべきことが法律上認められてはおりますが、特に訴訟において当局勝訴の判決がされたような事案につきましては、基本的に...全文を見る
○南野国務大臣 先生にお答え申し上げますが、この新聞記事は、この括弧の中は私が言った言葉ではございませんので、多分おもんぱかって書いた方がおられるんだろうというふうに思っております。  先生が最後に御質問いただきました。監獄法は約百年前に施行されたものでございますが、当時として...全文を見る
○南野国務大臣 ただいま可決されました刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
○南野国務大臣 会社法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近の社会経済情勢の変化に対応するために会社に関する各種制度を見直すとともに、これを現代用語の表記にし、わかりやすく再編成する措置を講じようとするものであります。  第一に、この法律案は、会社...全文を見る
04月08日第162回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(南野知惠子君) 刑法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  人身の自由を侵害する行為の典型であります人身取引については、国連において、国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する人(特に女性及び児童)の取引を防止し、抑止し及び処...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 林久美子議員にお答え申し上げます。  まず、人身取引の実態の認識、被害状況の把握についてお尋ねがございました。  人身取引は重大な人権侵害であり、十分な対策が必要であると強く認識いたしております。法務省といたしましては、昨年六月から、地方入国管理官...全文を見る
04月12日第162回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  船舶の所有者等の責任の制限に関する法律、いわゆる船責法は、船主が船舶事故等によって損害賠償責任を負った場合に、裁判所への申立てによりその責任を一定の限度額に制限することができるものといたしまして、その限度額の別や、またその手続...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に心配いたしております。先生も御心配いただいておりますが、この法律自身が難産であったかなというふうに思っておりまして、その後も、期限が七月十五日までということでございますので、なるべく安産に持っていきたいということでお話合いをさせていただいてはおり...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘のとおり、大変難航している課題であろうと思います。そういう意味では、指定入院医療機関の整備、これは厚生労働省の方で今懸命に努力されているものと承知いたしておりますので、更なる整備の方向の在り方ということも見定めていきたい。  法務省といたし...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今回のこの船責法、これは単に責任限度額を定めるのみではないと、責任制限手続を定めている法律でもありますと。責任制限手続は、多数の被害者及び多様な損害賠償、これが関与してきます船舶事故におきましては、責任限度額相当の基金をそれぞれの被害者の債権額の割合に...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生がお話しになられましたパナマ船籍の課題であろうかなというふうに思っておりますが、このような事例といたしましては、加害船の船主が船主責任相互保険に加入していたというところから物語が発生してくるというふうに思っておりますけれども、支払われるべき保険金...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 船主責任制限制度といいますのは、やはり損害が生じるときにはすべてこれを賠償責任の対象とするという、これは民事損害賠償責任に対する特則でございます。被害者保護の見地からいたしますと、その特則が認められる範囲はなるべく狭い方がいいのではないかと、それが望ま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) やはり、先生がおっしゃるように、人命尊重という立場から国際的な場面におきましてもやっぱりイニシアティブを取ってやっていく方向がいいのかなと、そのように思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 刑法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  人身の自由を侵害する行為の典型である人身取引については、国連において、国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する人(特に女性及び児童)の取引を防止し、抑止し及び処罰す...全文を見る
04月14日第162回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○国務大臣(南野知惠子君) 先生の御質問にありましたとおり、やはり外国人の方々の労働という問題は、我が国における労働という問題は大きなこれからの検討課題であろうかと思っておりますし、そういうような問題点を今後に抱えながら、今御報告申し上げられる観点といいますのは、我が国に在留する...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生のお話しになられております人身の自由を侵害するための典型でありますいわゆる人身取引につきましては、国連におきまして、平成十二年十一月十五日、これは国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する人、これは特に女性と児童というものが対象になってい...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 昨年、入管当局においての五十三名という件についての御質問であろうと思います。  御質問の調査は昨年二月の一か月間にこれ、全国の地方入国管理官署におきまして入国警備官が外国人の違反調査を行いました際、併せて人身取引の被害と思われる事象の有無について聞き...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) それは調査の方法にもよろうかというふうに思いますが、このたびの五十三人という調査は、今申し上げましたような形で議定書に合わせてピックアップしたら五十三人ということでございますので、それが多いか少ないか、その中にどれだけ隠れているのかということも、これは...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に、正確な調査をしていくというところにも大きなポイントはあろうかと思いますが、昨年十二月に人身取引対策行動計画が策定されました。これを受けまして本年一月から人身取引の定義をその目的、手段、行為のそれぞれについて具体的に明らかにした上で、全国の地方入...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) この中身に入りまして、目的のところにはちゃんと臓器摘出等という文字が出ておりますので、それを最大限に解釈した人身に対するというような文言を使ったものと、その中には臓器という問題が含まれていると思います。  今国会の法案に言います「生命若しくは身体に対...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) その件に関連いたしましては、人身取引の取締りのために諸外国との間で捜査協力を推進していくことは重要なことであるというふうに思っております。国際組織犯罪防止条約及び人身取引議定書は、条約の対象となる犯罪の捜査におきまして締約国がお互いに最大限の法律上の援...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生の御指摘でございますが、人身取引が重大な人権侵害であるということは、これはもう御指摘のとおりでございます。  法務省といたしましては、人身取引対策関係省庁連絡協議会、これを含めまして、会議に直接出席者を出していない部局でありましても常に所管業務の...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生が先ほどおっしゃっておられました地域において、まだそういうリーフレットを作ったりいたしてはおりますけれども、意思が徹底されていないということについては、これ今後もしっかり考えていき、徹底させていくという方向にも持っていきたいと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 人権擁護推進委員会の追加答申におきまして、我が国に定住する外国人が増加している、そういったことなどを踏まえておりますが、外国人の中からも適任者を人権擁護委員に選出することを可能にする方策を検討すべきであると指摘されております。法務省といたしましてもこの...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 人権問題ということは、本当に我々、しっかりと検討していかなければならない問題だと思っております。人権擁護法案が今与党の中で論議されております。その行く末も見守っていかなければならないとは思いますが、私の気持ち、法務省の考えというのは先ほど御説明したとお...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 新聞の一面に今朝報道されました。そういうこともございますが、今先生の御指摘のとおり、判決につきましては、国の主張が認められなかったということについて、我々国側といたしましては残念だなというふうに思うことがまず第一点ではございます。  国籍法第三条は、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生がケビン・ベイルズ氏のお話を取り上げてレクチャーをいただきました。私もしっかりと聞かしていただきましたが、本当に今の社会生活の中、経済状態もそうですけれども、多様化しておりますし、価値観も多様化しております。そして、我々お互いに生活していく上での...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘のとおり、人身取引につきましては、本当に長いプロセスを経ながら今やっとここまで来て法律を出していく、人身売買はこれは罪ですよというところにやっとたどり着いたのかなというふうにも思っております。人身取引につきましては、女性や児童がその弱い立場ゆ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 委員御指摘のとおり、実効性のある人身取引対策のためには、NGOなどと連携が不可欠のものと考えております。  法務省におきましては、人身取引事案につきましてNGOなどと緊密に連絡を取りながら、例えば、NGOからの通報を受けた被害者が不法滞在となっており...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 委員御指摘のとおり、この問題には社会全体として積極的な取組が不可欠であるというふうに思っております。そのため、法務省におきましては、関係省庁とも緊密に連携をしながら、人身取引撲滅につきまして社会的な啓発を図るよう積極的な広報活動も行っていきたいと思って...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今回の法改正案におきましては、密入国防止の観点から、他人の不法入国などを容易にする目的で不正に旅券等の交付を受ける行為等を処罰するための罪を新設いたしました。また、そのほかに、航空機等の運送業者に対する外国人の旅券等の確認義務や外国入国管理等に対する情...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先ほど千葉議員も御質問になられましたけれども、この案件につきましての今後の対応につきましては、判決を、判決文を十分に検討した上で対処したいというふうに思っております。  国籍法は我が国の国民の範囲を超える法律であり、国民の範囲をいかに定めるかは国家の...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生も御存じだと思いますが、従前、興行という形での在留資格で入国していたフィリピンの方がおられました。フィリピン政府が発行する芸能人資格証明書があれば法務省令で定める芸能人としての要件を満たすものとされておりましたけれども、過去の調査などから、その多く...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 人身取引につきましては、我が国は平成十四年に人身取引議定書に署名いたしました上、平成十五年十二月に犯罪対策閣僚会議が策定しました犯罪に強い社会の実現のための行動計画に議定書締結に必要な法整備の検討を進めることを盛り込み、さらに平成十六年四月には内閣に人...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) その自民党であったという件については私は存じ上げておりませんが、依頼もありませんし、私も出席しておりません。  そういう観点から、政府が人身取引を対策を行っていく上では、そういう党、党というような縦割りではいけないというふうに思っておりますし、関係省...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 人身取引対策を推進していきます上におきましても、関係省庁が緊密に連携をすべきことは先生御指摘のとおりであろうと思っております。  昨年十二月に政府が策定いたしました人身取引対策行動計画におきましても、総合的、包括的な人身取引対策を講じますために、関係...全文を見る
04月15日第162回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○南野国務大臣 きょうから重要法案の一つである会社法の審議が始まります。委員長初め、委員の皆様方の本当に真摯な御質疑をお願いして、スムースな審議ができますようにと思っております。  今先生からのお尋ねは、会社はだれのものであるのか、また企業価値という問題についてどうかというお尋...全文を見る
○南野国務大臣 先生の言葉の問題でございますけれども、使用人という言葉と、それから今この法案の中で使われている使用人とか社員、それはもう既に定着している言葉であろうかなというふうにも一つ感じられておりますし、概念が定着している。そして、それを今度は変えて使うと、逆にこの法律の中で...全文を見る
○南野国務大臣 お答えする前に、先生の議員としての真摯な態度というものが本当にいい形であらわされていくのではないかなと思っております。法律をつくるということには、閣法があり、議員立法があり、さらにまた条約というような形の中から我々の役割というものを果たしていくということがあろうか...全文を見る
○南野国務大臣 四種類から四種類への変化ということにもなるわけでございますが、現在の会社法制では、会社の種類といたしまして、先生が今お話しになられましたとおり、株式会社、有限会社、合名会社、合資会社、この四つが存在しているというふうに思っております。  会社法案では、このうち株...全文を見る
○南野国務大臣 もう先生既に御案内のとおり、現行の商法におきましては、株式会社の設立には最低一千万円以上が出資として必要でありますと言われておりましたけれども、今回の新しい会社法案におきましては、それより容易に、易しく株式会社の設立ができるようにするために、出資額の制限を撤廃する...全文を見る
○南野国務大臣 公明党さんにおかれましても、今御検討が進んでおり、御提言がなされたというふうにお聞きいたしております。  先生の、ドイツ法、アメリカ法、それがどのような形になっているのかというお尋ねでございます。  会社法制の現代化を内容といたします会社法案の基本理念は、会社...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねの会社法案におきましては、会社制度の利用者の大半を占める中小企業の視点に立って、株式会社と有限会社の会社類型の統合、または機関設計の規律の柔軟化、さらに会計参与制度の創設など、改正を行うこととしております。  このような改正は、中小企業がそれぞれの会社の実...全文を見る
○南野国務大臣 先生お尋ねの目的でございますけれども、会計参与は、公認会計士または税理士の資格を持つ人が取締役と共同して計算書類を作成する株式会社の機関であります。特に、中小の株式会社の計算書類の適正を確保しようというものでございます。  今回の会社法改正では、有限会社を株式会...全文を見る
○南野国務大臣 先ほどもお尋ねがございました。株式会社というのは、やはり株主のものかなというふうには思っておりますが、そのほかにいろいろな方々との関連がございますので、社員であったり、また、株を持っておられる方、ともどもに協調して社会をつくっていっているという点がございます。 ...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  会社法案は、株式会社と有限会社を統合して、先ほど先生がおっしゃったように株式会社に一本化いたしますが、これは、従来の物的会社の区分が理念どおりではなく形骸化しているという上に、物的会社に一様でないニーズがあるということでございます。最近で...全文を見る
04月19日第162回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○南野国務大臣 本当に、千条もある法案を今から御審議いただく、もういただいているわけでございますけれども、今先生がおっしゃったように、いろいろな項目に分かれております。そういった意味では、本当に一つ一つ真剣に検討していかなければならないと思いますし、会社法の中で出てくるタームとそ...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、先生が「プロジェクトX」の時代であるとすれば私はもっともっと遠い時代でありますので、その中では労働、働くということ、汗するというところがやはり自分のワークということにつながっていくというふうに思います。  株式のお尋ねでございますけれども、日本看護協会の...全文を見る
○南野国務大臣 本当にお尋ねのことにつきましては党全体で検討すべきであろうというふうに思っておりますが、なお、政党につきましては、政治資金規正法にのっとって収支を透明化するということは、これは一番大切なことであろうと思っております。
○南野国務大臣 結果的には、和解ができたということで、いい形に調ったというふうに思っておりますが、いろいろな株に対する考え方があって、本当に、黄金株だとかポイズンピルだとか、いろいろ新しい言葉がどんどん飛び交ってくることについて、一般国民も、株って、ああこんなものかなと、関心が高...全文を見る
○南野国務大臣 端的に申し上げて、間違いございません。例えば、同一市町村内に違う目的である場合は同じ名称が使えるということでございます。  もう少し詳しく申し上げるならば、会社の商号に関しては、現行商法は、同一市町村内において同一目的である他の会社と同一または類似の商号を使用し...全文を見る
○南野国務大臣 現行法では、会社の商号について、他人が登記した商号と同一、類似の商号については、同一市町村内において同一の営業のために登記することができないという規制、すなわち類似商号規制が設けられております。  類似商号規制は、同一市町村内における商号権の確保という目的で設け...全文を見る
○南野国務大臣 そのとおりでございます。
○南野国務大臣 では、申し上げます。  会社法案では、株式会社と有限会社を統合いたしまして株式会社に一本化することとしておりますけれども、これは、従来の株式会社と有限会社の区分けが理念どおりに利用されておらず、形骸化しているというふうに見られております。その上、最近では、株主総...全文を見る
○南野国務大臣 本当に、望まないというような方々もおられるのではないかなとは思いますが、既存の有限会社は、整備法案の第二条第一項によりまして、特段の手続をとることなく会社法上の株式会社として存続ができるということになりますが、旧有限会社の社員、またはその他の利害関係人が混乱するこ...全文を見る
○南野国務大臣 会社と取引に入ろうとする人がその会社の実情や経営の内容をチェックするということは、商取引では当然のことであろうというふうに思いますが、その会社が株式会社か有限会社かという法制度上の形式的差異は、会社の規模とは必ずしも結びついていないのが現状であろうというふうにも言...全文を見る
○南野国務大臣 もんじゃ焼きをつくらせていただきますので、資本の件はどうぞよろしく御配慮していただきたいと思います。  会社の設立の登記についてのお尋ねでありますけれども、会社の種別のうち、株式会社ということについて、もんじゃ焼き株式会社ということで御説明させていただきたいと思...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 法務委員会財務金融委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○南野国務大臣 考えを述べさせていただきます。  株式会社は、本当に純法律的には、営利法人として株主の出資によって成り立っているということでございまして、これによりまして株主が利益を得る仕組みとなっておりますので、第一義的には株主のものであるというふうにも申し上げることができる...全文を見る
○南野国務大臣 すべてが前提として成り立っているかどうかということについては、そうでない場合もあるというふうに思いますが、会社に関する法制といいますのは、基本的に、独立の法人格を有する単体の会社を前提としているものでありますが、連結会計制度や、今お話がありました連結納税制度、これ...全文を見る
○南野国務大臣 御指摘のとおり、親会社の経営者とそれから子会社の従業員は直接の雇用関係に立つものではないというふうには思いますが、現行法のもとにおきましても、親会社の取締役がその職務執行について悪意または過大な過失があった場合には、取締役は第三者に対して連帯して損害賠償責任を負う...全文を見る
○南野国務大臣 我が国におきましても、最近、企業グループの形成が進展いたしております。企業グループに関する適切な規制を行うという観点から、いわゆる先生お話しになられました企業結合法制の整備の必要性を唱えられる声があるということは事実であろうかと思っております。  しかし、企業結...全文を見る
○南野国務大臣 まず、端的に申し上げると、先生の御懸念は当たっていないんじゃないかなと思うわけでございます。  我が国におきましても、平成九年における、株主の権利の行使に関する利益供与の罪などの罰則の強化が行われております。また、平成十三年における、監査役会への半数以上の社外監...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねの件でございますが、株式会社は、純法律的には、やはり営利法人でございますので、株主の出資によって成り立っておりますので、株主が利益を得る仕組みとなっている制度であります。お尋ねの上場会社というものは株式会社でありますので、これも第一義的には、上場会社はやはり...全文を見る
○南野国務大臣 いわゆる先生がお話しになられる三角関係、三角合併を可能にする、もう三角関係が多いものですから……。いわゆる三角合併を可能にする合併対価の柔軟化については、議員御指摘のとおり、一年間延長するということにしております。  合併対価の柔軟化自体、これはいわゆる敵対的買...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、これから、広報ということはとても大切なことだというふうに思っております。積極的な広報活動に努める必要があるということは真っ先にお答え申し上げたいと思います。  そのための手段といたしましては、この前も御報告いたしましたように、ホームページへの...全文を見る
○南野国務大臣 それが効果的であると思うならば、いろいろと検討してみることも必要かなと思っています。
○南野国務大臣 先生の御質問にすべて的確かどうかはわかりませんが、そもそも、企業の買収は必ずしも企業にとってマイナスであるとは限らないということがございます。かえって企業価値を高める結果になる、そういうものをもたらす買収も存在するのではないかと思っております。友好的な買収のための...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねが、敵対的買収防衛策についてであろうかと、また、チェックについてどのようにするかということであろうと思います。  敵対的買収に対する防衛策は、基本的には各会社がその事情に応じてみずからの判断で採否を決めるものである、自分たちのものは自分たちで考えていこうと...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお尋ねは、どのようなチェック機能が必要であるかということの御趣旨だと思います。  本来、取締役に対する監督は、その株式会社のほかの取締役や監査役が行うべきであり、また、これらの役員の選任及び解任を通じて、その株式会社の株主が行うのが原則であると言われており...全文を見る
○南野国務大臣 先生がユニクロとおっしゃったので、何か山口県を懐かしく思い出しました。長い間帰っておりませんが。これは別な話でございます。  近年、株主総会の開催場所といたしまして、株主の利便性を考慮するなどの観点から、株式会社の本店所在地以外の場所、今先生がおっしゃいましたい...全文を見る
04月20日第162回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(南野知惠子君) 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  現行の監獄法は、明治四十一年に制定されて以来、実質的な改正がされることなく今日に至っているため、被収容者の権利義務関係や職員の権限が明確ではなく、受刑者処遇の内容につい...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 簗瀬議員にお答えを申し上げます。  初めに、社会法案、刑事施設法案及び犯罪の国際化に対処するための刑法等改正案、それぞれの歴史的意義及びこれらの法案審議の指針についてのお尋ねがございました。  まず、会社法案についてですが、我が国の会社に関する法制...全文を見る
04月21日第162回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○国務大臣(南野知惠子君) 我が国に在留されます外国人に対する各種の施策につきましては、これは日本人の場合と同様にその業務を所管する官庁がやっているということでございます、これはもう当然のことでございますが。  就労ということに関しましては、厚労省だけでなく経産省も農林省も、い...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 医療関係のことをお尋ねでございましたので、それは私が今ここで、この立場で申し上げることは大変僣越になろうかというふうに思っております。  何はともあれ、こういう人身の問題点抱えている人、また過去にはDV法などもしてきた個人といたしましては、そういう問...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) そのような場合、また人身取引の被害者の認定をいたします場合には、御本人の申出、先生言われたように、それは申し出られるような環境を整えてあげるということが大切ですが、そのように申し出やすい環境をつくり、その申出によりまして入国管理局が、これが独自に調査し...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 人身取引は本当に重大な人権侵害であるというところに立脚いたし、早急な取組が必要であるという認識の下に政府を挙げて対策に取り組んでいるところであります。  今回の法改正は、その一環といたしまして、人身取引の被害者は保護の対象であることを明確にするもので...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 人身取引の被害者が加害者に対する損害賠償の請求等もこの中身に入っているのかなと思っておりますが、我が国に在留を希望し、その必要が認められる場合には、在留特別許可や在留資格の変更許可等により必要と認められる期間の在留が可能となるのが先ほどの話でございます...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に先生のおっしゃることを十分理解させていただき、法務省といたしましても、関係省庁連絡会議を中心としてこれまで以上に関係省庁と緊密に連絡を取りながら、この法案ができました暁にどう運用していくかということには誠心誠意取り組んでいきたいと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘のとおり、外国入国管理当局における情報提供の規定といいますものは、情報提供を行う際の基本的な手続、範囲等を明確にすることにしたものでありますけれども、この規定を新設しても、入国管理局が保有するあらゆる情報を外国入国管理当局に提供できるようにな...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 人身取引またそれを撲滅していくということについては全くこの法案で取り上げていくようになりました。人身取引は罪ですよというところまで今この法案でやっていこうとしております。  それについては、各関連省庁一杯ございますけれども、その省庁と連携を取りながら...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) それで、このような過程で解明されていく実態につきましては、これに的確に対応をして、有効な取締りや被害者保護のためのより良い方向を目指して検討していこうというふうに思っております。  検証の問題についても考えていきたいと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 人身取引は本当に重大な人権侵害でございます。尾辻大臣とも協力しながら、また他の大臣とも、所管関連の大臣とも協力しながら、人身取引対策の行動計画を着実に実施していきたいというふうに思っております。この防止、撲滅及びその被害者の保護を図らなければならないと...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 御指摘の判決は、検察庁に接見のための施設がないという場合であっても、一定の場合は立会人のいる部屋での短時間の接見につき配慮義務がある旨が、これが判示されたものと承知いたしております。  接見交通権は、身柄を拘束された被疑者が弁護人の援助を受けることが...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 人身取引は、先生御存じのとおり、女性又は児童がその弱い立場のゆえに被害者となることが多うございます。被害者の人格や尊厳を侵害し、その心身の両面に重大な影響を及ぼすものであります。  今回の入管法の改正案では、人身取引の被害者の置かれている事情を考慮し...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ただいま可決されました刑法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(南野知惠子君) 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  現行の監獄法は、明治四十一年に制定されて以来、実質的な改正がされることなく今日に至っているため、被収容者の権利義務関係や職員の権限が明確ではなく、受刑者処遇の内容につい...全文を見る
04月25日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○南野国務大臣 平成十五年度法務省所管一般会計及び登記特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の決算についてであります。  歳入につきましては、歳入予算額は千百七十六億八千四百七十九万円余であり、これに対しまして、収納済み歳入額は千百...全文を見る
○南野国務大臣 平成十五年度に関し、ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきまして、法務省のとった措置について御説明申し上げます。  国有財産台帳の価格登録が適正に行われていなかった件につきましては、平成十六年十月に各矯正施設に対し通知を発し、適正な国有財産台帳価格に...全文を見る
○南野国務大臣 本当にこういう問題点につきましては大変苦慮しているところでございますが、改革の一端ということで、分散していく場合にはある程度皆さん御納得いただくんですが、統合するということにつきましては大変厳しい我々の作業かなというふうにも思っております。  登記所の統廃合が問...全文を見る
○南野国務大臣 中国残留邦人の継子、養子に関する事案について、これは一般論として申し上げるわけでございますが、中国残留邦人の方々が中国に残留されることとなった歴史的経緯や事情など、これは福岡高裁判決の指摘する趣旨を踏まえまして、実子同然に育ったか否かなどの家族としての実態等、個別...全文を見る
○南野国務大臣 この事案に関しましては、私も中国からの引揚者でございます。その当時を思い起こすと、本当に中国の方々にお世話になったことがある人たちもたくさんおられるかな、そのようにも思うわけでありますけれども、中国残留邦人の養子や継子の方につきましては、在留特別許可の判断に当たり...全文を見る
○南野国務大臣 中国残留邦人の実子であるとして我が国に入国後、継子であることが判明したことにより退去強制命令が発付された家族がその取り消しを求めた訴訟は、現在、二件、二家族六名が係属しております。  違反の審査中など退去強制手続を受けている者の中で、中国残留邦人の実子でないいわ...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねのような方が再び我が国に入国を希望する場合には、個々の事案ごとに、退去強制時の経緯のほか、入国を希望する理由、家族状況、生活状況、素行、内外の諸情勢その他諸般の事情等を総合的に考慮させていただきまして、上陸特別許可の可否について検討することとなります。  ...全文を見る
○南野国務大臣 中国残留邦人につきましては、一般の方の対応とは異なった温かい配慮が必要であるということは認識いたしておりますが、このような特別な御事情については、基本的には個々の事情に応じて適切に対応していくのが最もよいと認識いたしております。  しかしながら、判決があったこと...全文を見る
○南野国務大臣 一般論といたしましては、退去強制手続は被退去強制者を収容した上で進めるべきことが法律上定められております。この原則に従いまして手続を進めることとなるわけであります。なお、人道的に配慮を要する場合には、仮放免を弾力的に運用いたしております。また、難民条約上の難民とし...全文を見る
○南野国務大臣 先ほど、最初にお話しになられました、難民不認定処分を受けた方が処分の取り消しを求めて訴訟を提起したといたしましても、入管法上、そのことのみをもって退去強制手続を停止させるという規定はございません。退去強制手続は被退去強制者を収容した上で進めるべきであるということが...全文を見る
04月26日第162回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○南野国務大臣 コンプライアンスというのは、法令を遵守するという意味でございます。
○南野国務大臣 仄聞するところによりますと、いろいろな検討を重ねておりますけれども、中小企業の方々とはいろいろと会合を重ねておりまして、中小企業の方々が賛同していただける方向でこの問題は検討しておりますので、メリットは見えておりますが、私にはデメリットはまだ探されておりません。
○南野国務大臣 先生、いろいろと御心配いただいております、いわゆる経営者の方々が本当に倒産とかそういうものをもって命をなくしてしまう、そういうような方々についてもいろいろと配慮していく法案というふうに考えておりますし、それをやっていくことによって、少しでもいい経営のあれが広がって...全文を見る
○南野国務大臣 先生、外資というふうにおっしゃいましたけれども、これは特に外資でなくても、商売ということについては、これは関係していくものだというふうに思っています。
○南野国務大臣 大変大きなテーマを会社法の中では我々抱えているというふうに思っております。そういう意味では、三つの大きな柱があるかなと思います。利用者の視点に立った規律の見直しをやっていこう……(岩國委員「いや、大臣、一つだけと私はお願いしております」と呼ぶ)では、そういうことで...全文を見る
○南野国務大臣 株式会社と有限会社を統一することによって、今までも四つのタイプがありますけれども、このたびも、合同会社というような形をつくりながら四つのタイプを法案にしていく、そういう選択ができるということでございます。
○南野国務大臣 一つのポイントは、やはり会社を起こすときの資本金というようなものも、それがなければ会社が起こせないというような、一千万円とかいう限度がございました。でも、このたびの法の改正によっては、一円からでも気持ちがあれば起こしていける、そういうような幅広い人たちに会社を起こ...全文を見る
○南野国務大臣 このたびの株の動きというものも、一般人が見ても多少勉強になるという形が提供されたと思いますが、その中でやはり一番ポイントになるのは、黄金株という問題であったり、ポイズンピルという問題であったり、それは今まで日本では余り言われていなかったことではありますが、そういう...全文を見る
○南野国務大臣 それも一つであると思います。
○南野国務大臣 過剰防衛というお言葉でございますが、企業の防衛をねらって会社法案ができているのではないというふうに思いますが、いろいろな株式の発足ということを見てみますと、結果としては防衛をしていかなければ自分の会社も成り立たないというようなこともあり、会社だけじゃなく従業員もも...全文を見る
○南野国務大臣 その三つのうちの一つと言われても大変なんですが、いろいろな条件がありますので、防衛したいと思う人は防衛できるように、また、今のままでよければそのままでもいいというようなオプションもいろいろあるだろうというふうに思います。何を主として会社を起こそうとしているか、また...全文を見る
○南野国務大臣 そのような方向になっていくだろうと思います。
○南野国務大臣 会社法案におきましては、定款自治の範囲の拡大など、経営の自由度を高める方向で大きな改正が行われていこうとしております。  このように、経営の自由度が高くなってまいりますと、経営者がどのような経営を行うかということについては、潜在的な株主を含めまして、株主によるチ...全文を見る
○南野国務大臣 今、先生のお話でございますけれども、経営の自由度が高められてというような前段から始まりまして、その自由化がかえって混乱を生じさせる危惧があるのではないかというような観点からであろうかと思います。  会社法案では、経営の自由度を高める一方で、コーポレートガバナンス...全文を見る
○南野国務大臣 はい。では、そういうようなところでございます。
○南野国務大臣 既にされたことについては省略いたしますけれども、これからの問題ということでは、企業結合法制に対する対応、これは国際的にもその手法及び内容はさまざまであるところでありますが、拙速な規制強化や制度の創設はかえって企業活動の妨げとなるおそれもありますので、検討を慎重に行...全文を見る
○南野国務大臣 委員御指摘のような優先株式の発行に際しましては、発行会社である子会社の定款変更が必要でありますので、完全親会社の代表者が完全子会社の株主総会で定款変更を承認する必要があるということでございます。  この場合、完全親会社の経営陣は、グループ全体としての資金調達の必...全文を見る
○南野国務大臣 大変難しい問題でございますので、しっかりと勉強したいと思っております。
○南野国務大臣 これは、個人の出入国記録につきましては、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律におきまして個人情報となっておりますので、お答えについては差し控えさせていただきます。
○南野国務大臣 同じでございます。
○南野国務大臣 個人の出入国記録につきましては、空港等において取得した旅券情報などの出入国に関する記録を電算システム上で管理しております。日本人につきましては、直近三年分及び当年分を電算システム上で管理しております。
○南野国務大臣 そのことについては承知いたしておりません。
○南野国務大臣 委員会からの要請があります場合には、その段階において判断させていただきます。
○南野国務大臣 個人の出入国記録につきましては、警察等の行政機関からの法律等の照会規定に基づく照会がある場合には、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律第八条にのっとって回答することとしております。さらに、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律第十二条及び第十三条に基...全文を見る
○南野国務大臣 近年、株式会社のように出資の比率に従って配当などを行うのではなく、高い技術を持っている社員に配当を厚くするなど、より柔軟な経営が可能となる有限責任の法人制度が求められていました。合同会社は、このようなベンチャー企業等からの要請にこたえまして、創業、起業の活発化等を...全文を見る
○南野国務大臣 合併対価の柔軟化は、敵対的買収に役立つものではございませんけれども、合併の対価が柔軟化されることによりまして合併が行いやすくなりますので、その前段階としての株式の買収についても投資意欲が増大し、結果として企業価値を損なうような敵対的買収が増加するのではないかという...全文を見る
○南野国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、合併対価の柔軟化そのものは、法律的、論理的に敵対的買収を増加させるものではありませんけれども、このような法律的、論理的な問題に対しまして、現実問題としては、合併対価の柔軟化によって敵対的買収が増加するのではないかというような懸念があ...全文を見る
○南野国務大臣 株式とは、会社法案には特に定義はございません。しかし、一般的には、株式会社における社員の地位を細分化して割合的地位の形にしたものであると説明されております。  会社法案では、会社が営利法人であることにかんがみて、定款をもってしても自益権、具体的には、剰余金の配当...全文を見る
○南野国務大臣 先生のポイズンピルに関する関係でございますけれども、取締役がいわゆるポイズンピルを導入して例えば新株予約券の発行を行う場合には、それが取締役の職務の執行の一環である以上、取締役はその判断に際して善管注意義務また忠実義務を負うことになるだろうと思います。  そして...全文を見る
○南野国務大臣 企業価値を毀損するような敵対的買収に対しましては、合理的な防衛策を講じることが認められるべきでありますが、このような場合にも、防衛策が講じられることによって既に株主となっている人の経済的利益や権利を害するようなことは許されないと思います。  すなわち、ここで言い...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねの件でございますが、株式会社は、純法律的には、営利法人として株主の出資により成り立っておりますので、これによって株主が利益を得る仕組みである制度でございます。したがって、一義的には、これは株主のものということができると思います。  この場合における株主とい...全文を見る
○南野国務大臣 これは、会社の執行機関でありますし、会社のために働いていく、会社を効率よく動かしていくというような立場の人だと思っております。
○南野国務大臣 これにつきましては、濫用的な株主代表訴訟の提起によりまして株式会社や他の株主が損害をこうむるというところを防止するということであります。
○南野国務大臣 それに関連いたしましては、これらの導入しようと思う制度はいずれも株主や会社全体の利益を図っていこうというために講じられているものでありますので、バランスを欠いた立法ではないというふうに思っております。
○南野国務大臣 訴えられるのは取締役ということになろうと思っています。
○南野国務大臣 何事でもそうかと思いますが、まずはお互いの信頼関係にあるものだというふうに思っております。会社のものをうまくやっていこうということについては、株主もそうであろうと思いますし、取締役もそうであろうと思いますが、もし取締役に対してそういう嫌疑を持つ立場になった場合には...全文を見る
○南野国務大臣 株主の方はいろいろなところにおられるだろうと思いますので、株主の方に聞いたら我が地元でというようなお声も出るかもわかりませんが、総体的に考えれば、皆さんが集まりやすいところでというような結論にもなろうかと思います。そうすると株主の意向ということにもなろうかと思いま...全文を見る
○南野国務大臣 その理由につきましては、取締役の経営判断を過度に萎縮させないようにすることが、ひいては株主の利益につながるものであるというふうに思っております。
04月26日第162回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたします前に、大変な事故が起こってしまいました。犠牲になられた方やその御遺族、おけがをされた方々につきましては本当に心からお見舞い申し上げます。現時点におきましてもはっきりとした原因はまだ分かっていないとのことでございますが、政府といたしまして...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  外部通勤作業、先生がお話しになられました外出、外泊までということでございますが、受刑者に自律心と責任感に基づく自主的行動の規制を行わせることによりまして、円滑な社会復帰を図る制度であると思っております。その上、これらの制度は、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に先生御指摘いただきました点は大変重要な課題でもございます。そして、保護司の方は無給のボランティアで保護観察の困難な活動に日夜従事していただいているということについては、頭の下がる思いでございます。犯罪や非行のない安全で安心な地域社会の実現のために...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 私は、国民が安心して暮らせる社会、それを再生するという喫緊の課題を実現しますためにも、行刑改革を遂げ、また、受刑者の真の改善更生を図るための処遇を充実させることが是非とも必要であると考えております。こうした処遇を実現するためには、御審議いただいておりま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) いろいろな透明性は高めていかなければならないと思いますが、そういう問題点について、私もまだ正確なディーテルまではお伺いしておりませんので、時期がいつか来るのかなというふうにも思っておりました。
○国務大臣(南野知惠子君) 知らないということではなく、逐次報告は受けておりますので、その点で進めさせていただいております。
○国務大臣(南野知惠子君) それを最初申し上げましたディーテルという内容に私は思っているんですが、その分野についてはちょっとまだお伺いしていなかったところでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) そういう点であれば撤回させていただきたいと思いますが、誠心誠意、美祢の問題については現地視察などもしながら頑張っているところでございまして、今事務方から御報告しましたことについてもう一度精査したいという、精査というか、確認したいというふうにも思っており...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) まず、私からお答えさせていただいて、足りない分、また追加する分がございましたら事務方の方でお願いしたいと思っておりますが。  行刑施設では幅広い事務を行っております。その大半が権力的な事務であるということはもう我々承知しているところでございますが、監...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) いろいろな出来事がございました。この件につきましても、関係省庁と協議をしながら検討を進めているところでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 法整備の問題点もございますけれども、最終的にはそういった資金の配分の可否がいろいろなところで明らかになるというような、他国の銀行等いろいろな細かいものがはっきりするようなことになってきた段階で判断すべきものであるというふうにも思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) そのようないろいろな情報をいただきまして、そしてそれを現時点で、これはこうするよということについては今申し上げられない、そのような情報の収集も必要であろうと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) スイス政府が没収しました資金、資産につきましては、現在、その配分を受けることが可能であるかどうかということにつきまして、外務省を始めとする関係省庁が協議しながら検討を進めているところでございます。という意味で検討を進めていると申し上げました。  委員...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当、先生御指摘のとおりでございます。我が国の治安の現状につきましては大変憂慮すべき状況にあるということを認識いたしております。刑法犯の認知件数は、平成十五年、十六年と二年連続で前年比で減少したとはいえ、依然として戦後最高の水準にとどまっている上、凶悪...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 受刑者移送につきましては、我々も心配しているところでございますが、外国におきまして受刑している者の改善更生及び円滑な社会復帰を促進するという刑事政策的意義にかんがみますと、できる限り多くの国との間で実施することが望ましいというふうには思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) はい。  先生が御質問されました中国以外のアジアの諸国ということであろうかと思います。  これにつきましては、中国以外のアジアの諸国につきましても、先ほど申し上げましたとおり、受刑者移送を行うことは意義があると考えております。法務省といたしましては...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法案におきましては、書籍などの閲覧又は宗教上の行為、面会及び信書の発受など、受刑者に権利として保障されている行為を明らかにするということが必要であると思いますが、それとともに、受刑者の刑事施設における生活に関しまして物品の給与と医療等に関する規定を設け...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) そのような意味では、法案は御指摘の提言に沿うものであると考えております。  この法案におきましては、受刑者処遇の原則として、その者の資質及び環境に応じまして、その自覚に訴え、また改善更生の意欲の喚起及び社会生活に適応する能力の育成を図るということを旨...全文を見る
04月27日第162回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(南野知惠子君) 犬塚議員にお答え申し上げます。  いわゆるセンシティブ情報の保護に対する今後の取組についてお尋ねがありました。  IC旅券が今後普及することとなれば、出入国審査においても、IC旅券内に記録された画像その他の旅券情報を読み取った上で、渡航者の同一人性...全文を見る
04月28日第162回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○国務大臣(南野知惠子君) 先生、情願のお尋ねでございますけれども、各週ごとに、それを二週まとめたり三週まとめたりということはございますが、必ず私の手元にそれを届けていただき、その中身も精査させていただいております。精査する分と、それから、もうそれは該当しないという分とに分けたり...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 週単位というかっちりかっちり数が整っているわけでございませんで、いろいろな数で読ませていただいております。
○国務大臣(南野知惠子君) 刑務所として御訪問さしていただいたのは、これは昨年の九月の就任以来でございますが、府中刑務所、それから山口刑務所、名古屋刑務所、川越少年刑務所、刑務所と名の付く四か所でございます。  そこにお邪魔さしていただきましたときに一番感じたのは、やっぱり数少...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 一刻も早い解決を目指しておりますが、これはやはり予算を伴うことでもございます。そういう意味から、年度末に既に多くの額をいただき、六千人分ぐらいなのはいただいた。それにこのたびの平成十七年度の予算ということを積み上げていきながら問題を解決したいということ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 多分、前半の部分お答えできるというふうに思いますが、残りました部分は事務方の方で御説明させていただくこともあろうかと思っております。  先生がお話しいただきました今までの歴史、先生の奥深いところを読ませていただきまして、私も奄美大島で働いたことがござ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘のとおり、行刑施設には多数の被収容者を外部から隔離して集団として管理する必要がございますので、そういう意味からは、各被収容者の拘禁目的を達成するための適切な処遇環境を維持し、被収容者の安全かつ平穏な共同生活を維持するためにも、規律及び秩序を適...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 刑務官に対しましては従前から人権に関する研修を実施してきたところでございます。しかし、行刑改革会議の提言を踏まえまして、平成十四年度以降、中間監督者に対する人権教育のための研修を毎年実施いたしております。さらに、平成十六年度からは民間プログラムによりま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 我々も、そのような展望が開ければ一番いいんですけれども、大変難しい課題を抱えていると思います。  犯罪を抑止していきたいという観点があり、それをどのように抑止していけば少しは下降ぎみになってくれるのか、これも希望的観測でありますが、今の統計から見てい...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お願いいたします。
○国務大臣(南野知惠子君) これは私の考えですけれども、これには歴史的な背景があるのではないかなと。昔だったら、悪いことをした人は閉じ込めておく、個室に置いておく、そしてその孤独感を味わわせて改悛するというようなことも一つの方法であった。みんな一人になるのは嫌だという観念が、これ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) このたび御審議いただき、この法案が通った暁には、それが百年間持続するとは考えられませんので、そういう、また見直すということもできるだろうと思いますが、今作る法案の中で、それを法規範として規定するということが少し難しいということでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘のとおり、本当にこういう事件が起こるということは大変ゆゆしきことだなというふうに思っております。そういう環境がちゃんと防御できるような形にも整えたい。その第一点はやっぱり職員の教育にあろうかと思いますし、また、職員についても十分と手当てをして...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘の個別処遇と申しますのは、個々の受刑者ごとの特性及び環境条件に応じてその受刑者にとって最も適切な処遇を行うというものでありまして、これは読んで字のごとしではあろうと思いますけれども、受刑者の改善更生及び円滑な社会復帰を効果的に図る上ではやはり...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生おっしゃるように、本当に難しい両面を持っているというふうに思っております。そういう意味では、受刑者の社会復帰を図っていこうというポイントでございますので、受刑者に良好な家族的、社会的関係を維持させ、又はその円滑化、改善を図らせることが適当であり、そ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お尋ねの監獄法でございますが、これは受刑者のみならず未決拘禁者等の処遇についても定める法律でございます。それらに関する部分についての法改正も当然に必要であろうというふうに思っております。しかしながら、代用監獄制度を含む未決拘禁者等の処遇の在り方について...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今回の法改正に当たりましては、関係機関の理解を得るために、昨年七月から警察庁及び日弁連との三者による協議会を開催してきたところでありますが、代用監獄制度を含めた未決拘禁者等の処遇に関しましても、これを検討する別機関の設置の是非も含めて引き続き三者による...全文を見る
05月10日第162回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○南野国務大臣 お尋ねの件でございますけれども、役員の中に財務関係の専門家を置く、それを要求する法制はあるようでございますけれども、計算書類の共同作成者として位置づける会計参与制度と全く同様の法制は恐らくないものと考えております。
○南野国務大臣 先生の御懸念はそのとおりだと思っておりますが、かねてより、会計監査人による監査が強制されない中小企業の計算につきましても、専門家の関与によりその適正を確保する制度を設けるべきであるとの指摘がなされておりました。そして、有限会社形態と株式会社形態との一体化を初め中小...全文を見る
○南野国務大臣 会計帳簿とかまたは計算書類の作成には、会計基準に対する正しい理解と知識など、相応の専門知識、知見が必要であろうかと。そのためには、正しい会計帳簿または計算書類を作成しようとする意欲を持つ経営者であっても、全く専門家の助けをかりずに作成することは困難な場合が多い、先...全文を見る
○南野国務大臣 先生の今のお言葉、そのとおりだろうというふうに思っております。税理士を監査役に任用することも会計の信頼性確保の一手段であることは、これは今先生がお話しになられた御指摘のとおりだろうと思っております。  しかしながら、会社法案におきましては、現行の有限会社に類似し...全文を見る
○南野国務大臣 株式会社の計算書類を信頼できるものにするための方策には、先生おっしゃるようにいろいろな方法があるものと考えております。  先生御指摘のとおり、法律の枠外で株式会社が公認会計士の任意の監査を受けることも、計算書類の信頼性を向上させるための一つの方法であるというふう...全文を見る
○南野国務大臣 先生の真摯な御発言によりまして、やはり我々としても今後検討してまいりたいと思っております。
○南野国務大臣 最初に意見が違うということをお認めいただいたので気が楽になりましたが、委員が御指摘になりました、同一の商号が登記された、あるいは登記しようとしているということについて知る手段、それは、委員御質問の中で、既に登記をしてまじめに御商売をされていらっしゃる法人を救うすべ...全文を見る
○南野国務大臣 この件につきましても、今後検討してまいりたいという言葉を最後につけさせていただきたいわけでございますが、委員が御指摘になられました、裁判所に行かなくても紛争が解決できる仕組みということにつきましては、例えばこの前通させていただいた商号についての紛争を解決するADR...全文を見る
○南野国務大臣 会社法案におきましては、第九百七十八条の第三号によりまして、不正の目的をもって他の会社であると誤認されるおそれがある名称または商号を使用した者は、百万円以下の過料に処せられるものとされております。  また、過料の料金は、過料に処すべき行為の内容などに応じて定めら...全文を見る
○南野国務大臣 本当に先生がおっしゃるように、千条にも上る法案の改正でありますので、これは中身は徹底して広報させていただかなければいけないというふうに思っておりますが、この会社法案では、商号に関します改正のほか、いわゆる機関設計の選択の幅を広げるなどの大規模な改正がされております...全文を見る
○南野国務大臣 全く見ていないわけではございません。
○南野国務大臣 お尋ねの擬似外国会社というのは、外国の法令に準拠して設立された会社、いわゆる外国会社のうち、日本に本店を置いて、または日本において事業を行うことを主たる目的とするものをいっております。これは第二条第二号、第八百二十一条にありますが、このようなものは形式的には外国会...全文を見る
○南野国務大臣 外国の法令に準拠して設立された会社が擬似外国会社に該当するか否かは、その会社が日本に本店を置いているか否か、または日本において事業を行うことを主たる目的とするものか否かといった事実状態によって判断されることになるわけでありますけれども、このような事実状態は統計など...全文を見る
○南野国務大臣 現在の商法におきましては、擬似外国会社は日本法に従って設立された会社と同一の規定に従うことを要する旨が規定されておりますけれども、この規定の意味につきましては解釈上争いがあるということでございます。  有力な考え方としては、商法の規定によりまして設立されていない...全文を見る
○南野国務大臣 会社法案は、会社の組織、運営などに関する事項を規制し、これによりまして株主や債権者を保護することを目的としており、我が国で設立されて活動する会社について適用されることになっております。こういう前提がございます。  また、専ら我が国における事業活動を目的としながら...全文を見る
○南野国務大臣 では、申し上げたいと思います。  株主代表訴訟といいますのは、取締役等の役員が違法な行為をしたことにより会社に損害賠償責任を負っている場合に、本来は会社自身がその責任を追及すべきであるにもかかわらず、役員間のなれ合いなどからこれを行わない結果、会社すなわち株主全...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃいますように、八百四十七条一項のただし書きの各号におきましては、本来株主全体の利益を守るための制度である株主代表訴訟が、むしろ株主全体の利益を損ない、制度本来の趣旨に反する結果となるために、訴訟の提起を制限すべき場合を列挙したものであるというふうに思わ...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃいますようなそういうことではなく、これが濫訴されるというようなことについて一つ枠を設けるということであろうと思います。
○南野国務大臣 株主代表訴訟、これは先ほど私が申し上げたのでございますが、役員のコンプライアンスにもとる行為によって株主全体がこうむった損害を回復するための制度であります。そういう意味から、コンプライアンスを確保するという側面があることは言うまでもありませんが、あくまでも損害の回...全文を見る
○南野国務大臣 会社の利益を抜きにして考えられないという観点から、先ほど申し上げたようなことになると思います。
○南野国務大臣 現行法では、会社の商号につきまして、他人が登記した商号と同一または類似の商号については同一市町村内において同一の営業のために登記することができないという規制、すなわち類似商号規制が設けられておりますけれども、類似商号規制につきましては、会社設立の際に類似商号の調査...全文を見る
○南野国務大臣 敵対的買収はふえないということに関連してでございますが、敵対的買収とは一般的に経営者の意思に反する買収のことを指しておりますけれども、会社が合併をするためには経営者が合併相手と合併契約をしなければなりませんから、敵対的な状態で合併することはできないというふうに思っ...全文を見る
○南野国務大臣 法務省におきましても、現段階では、合併対価の柔軟化に関する税法上の手当てについては特に考えは持っておりませんが、関係省庁の動きは注視してまいりたいと考えているところであります。
○南野国務大臣 お問い合わせの件でございますけれども、吸収合併契約におきましては、合併対価を存続会社の株式等以外の財産と定めた場合、存続会社は、吸収合併の効力が生じた後に、消滅会社の株主に対して合併対価として定めた財産を引き渡す義務、これを負っているということでございます。  ...全文を見る
○南野国務大臣 法務省といたしましては、東京証券取引所の判断の当否についてコメントする立場にはございません。  商法では、株式に譲渡制限をつける方法や新株予約権を発行する方法によりまして、敵対的買収に対する防衛策を工夫することができますが、そのような防衛策を採用するかどうかは、...全文を見る
○南野国務大臣 皆さんとしっかりと論議をしていただきながら、我々としてもこの問題についてまた検討していかなければならないと思っております。
○南野国務大臣 あの事件につきましては、予想だにしていなかった大惨事である、百七名の方がお亡くなりになっているということについて、本当に突然の死というのは我々予測がつかない、そういうような意味では、本人はもとより、本当に申しわけなかったなというふうにも思っておりますし、また、家族...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  会社法制は、営利事業を行おうとする者が共同して出資を行い、これを用いて事業を行い、利益を得ることを可能にするために設けられた制度であると思っております。したがいまして、会社とは、営利事業を行い、それによって得た利益を出資者である構成員に分...全文を見る
○南野国務大臣 株式会社の債権者にとりましては、現に株式会社が保有している資産が責任財産というふうになります。したがいまして、債権者の保護の観点といたしましては、会社設立時の資本金の額よりも、むしろ、株式会社の財産状況、すなわち責任財産の額が適切に示されるということ、また、株式会...全文を見る
○南野国務大臣 先生がおっしゃっている不適切な問題点が起こり得るというのは、きっとペーパーカンパニーとかそういうことをお考えになっておられるのではないかな、そのように思っております。  会社設立時の最低資本金規制を撤廃すると、株式会社の設立はそれは容易になりますけれども、会社を...全文を見る
○南野国務大臣 先生お尋ねでございます、また、会計参与というのがちょっとお嫌いなように見受けましたが、会計参与制度といいますのは、公認会計士や税理士といった会計の専門家が、役員として取締役とともに計算書類を共同作成するとともに、株主や債権者に対してその計算書類を開示する義務を負う...全文を見る
05月11日第162回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(南野知惠子君) 小林正夫議員にお答え申し上げます。  成年後見制度のより積極的な活用のための取組についてのお尋ねがございました。  成年後見制度は、本人の保護と自己決定の尊重の理念に基づきまして、これまでの禁治産、準禁治産の制度を大幅に改正いたしまして、より柔軟で...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○国務大臣(南野知惠子君) 受刑者の改善処遇又は再生という問題につきましては、円滑な社会内復帰を図るということにとりまして、先生の御指摘のとおり、矯正と保護の連携を緊密にしながら、施設内処遇から社会内処遇への円滑な移行を図ることが必要であるというふうに思っていることは当然でござい...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生から福井県の御陳情をいただいたわけでございますが、これは全国、全県下でもニーズがあるのかなというふうに思っております。  福井県におけます保護観察の方が三人おられる。その三人の方々は本当に充実したお仕事をしていただけているんだろうなと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 十分に検討しながらその条文に載せていることであろうかというふうに思っておりますので、その三十九条につきましてしっかりと検討して、それが実行できるように、あと運用の面でしっかりしていきたいと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生がおっしゃるように一番大切な部分だろうと思いますが、今いろいろな県に対しまして、いわゆる触法精神の方々のベッドが欲しいという要望は今いたしておりますが、それがなかなか今は難しい。じゃ、何をどう考えたらいいかということを厚労省関係の方々とも検討しなが...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法律の中にそれを盛り込むという以前に、今、美祢の方で試してみようという形で、いい形で展開されれば、それをまた法的な形の中で守っていくようにすればもっと効率が良くなるのではないかなと思っておりますので、美祢でせっかくそういう第一号が誕生しますので、それを...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法務省といたしましては、できるだけ早急にということを考えているわけでございます。  いつまでというのは、それに、今与党で検討されております人権問題に関する懇話会、これがどのように方針決定をするのか、それを踏まえまして我々といたしましては早期に提出すべ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) その会議は滝副大臣も御出席しておられますし、私も周りの方からは問い掛けております。でも、それが正式なテーブルの上にのるのらないということは、これは別でございますので、鋭意努力しているところでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生のそのお考え、それについては同感という感じを持っておりますので、受刑の方々の不服というものがなおざりにならないように我々はしっかり受け止めていきたい。そういう意味で、なるべく早くというところで本日はお許しいただきたいと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) ここに掲げております良質な人材の再生、この問題点につきましては、刑務所に入られる方は良質だと思っていない方が多いですよね。でも、我々が目的としている刑務所というのは、そこで矯正処遇をしたり、その人が次の、いわゆる社会に帰っていくときには良質な人として帰...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 受刑者の方々の処遇の在り方ということで、今先生からお問い合わせがございました。  刑務所で、受刑所で自分の罪を悔い改めるということの必要性ということは、これは分かるわけでございます。その環境をどうするかということでございますが、そこに入っておられる方...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生がおっしゃるように、これも法律に書くということの難しさがあると。これはもう江田先生、もう大先輩であり、もうベテランであり、私なんか足下にも及ばないもう人間でありますけれども、法律に一遍書く、これは全部守らなければいけないという形になり、今四十七都道...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) はい。それは当然持っております。  今は独居生活で成長してきた子供たちがその場に行くわけでございます。昔は一人のお部屋に入れられることは悲しい、苦しい、耐えられないことだと思っていましたけれども、今は大勢の中で生活することが耐えられないことになってき...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 私がお話しした後、またフォローしていただけばいいというふうに思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 今、先生のお話、これはもう全くそのとおりだと思います。やはり任せっきりという、何のそこにマニュアルもない、何もそこに目的もない、ルールもないという任せっきりは、これはどうにもならない形であろうと思います。その中にどういうルールを作っていくかということは...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) いや、先生からお問い合わせあるまでもなく、それは大切なことだというふうに思っております。多くの方の意見をいただきながら、どのようにその問題を解決していくかということは、これ大切なことだと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 情願というような問題の中にもいろいろな中身がございます。一律にこれだけ、これだけと、こういうカテゴリーだけに分けられる問題ではない。いろいろな悩み、不服というのが出てまいりますが、そういうことについてもこの委員会ではいろいろな方の意見を聞こうとしており...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当、生きていくためには仕事がなければ生きていけないと、そこら辺が一番大きなポイントになってくるだろうと思います。  そういう意味で、このたびの改正の法案におきましては、外出もできる、外泊もできるというポイントを置いてございます。じゃ、何のために外出...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 刑事施設視察委員会は、行刑改革会議の提言におきまして、第三者から成る委員会を設け、委員による刑事施設の視察や被収容者との面接などを通じまして刑事施設の運営の実情を的確に把握していただいた上、刑事施設の長に対し刑事施設の運営に関する意見を述べていただく仕...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 私は、国民が安心して暮らせる安全な社会を再生するということは本当に喫緊の課題であろうかと思っております。行刑改革を遂げまして、受刑者の真の改善更生を図るための処遇を充実することが是非とも必要であろうかと思っております。  こうした処遇を実現するために...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 刑を終えて出ていかれる方、本当にこれからの自分の再人生をスタートされる方でございますし、いろいろな環境を整えてあげなきゃいけないという問題点も発生してくるだろうと思っております。これから先の検討、いろいろとしていきたいというふうに思っております。  ...全文を見る
05月13日第162回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○南野国務大臣 本当にわかりにくいと思いますが、我々は幸せなことに漢文とかその他学校で教えてもらっていたという利点はあるかとも思いますけれども、それでも難しい、わかりにくいと思っております。
○南野国務大臣 先生方は漢文は習っておられないんですか。(津川委員「習っています」と呼ぶ)おられますよね。だから、そういうような文言の読み取り方という問題については、先生と同じ意見だと思いますけれども。
○南野国務大臣 最初の佐々木議員のお話にもありました、歴史的な問題を踏まえながら、今このような現状で、経済的な問題もいろいろ踏まえながら会社というものを見直していこう、では、その法制をどのようにするかというところに今立ち至っているのであろうというところでございます。  そういう...全文を見る
○南野国務大臣 大変悲しいことでございますが、そのような企業の不祥事というのは、単に企業の役員とか従業員によって不当な行為が行われる場合のみならず、また組織ぐるみで違法行為が行われる場合もある、さまざまな原因によって生じるものと考えておりますけれども、総じて申し上げるのであれば、...全文を見る
○南野国務大臣 先ほど私が言葉足らずであったということも一つございますが、もちろん、先生がおっしゃったように、企業統治システムを構築する努力というのは怠ってはならないということと同時に、もう一つ考えられますことは、今新しくこの法を改正しようとする、今まで使いなれて、もうそのように...全文を見る
○南野国務大臣 先生のこの図、楽しく見させていただきました、裏もあわせまして。  先生の今のお尋ねでございますが、不祥事対策という観点から、企業統治に関するいわゆる制度を充実させること、これは本当に重要なことだと思っております。  企業統治に関しまして、これまではということで...全文を見る
○南野国務大臣 国際的な課題について、日本が下位であるというテーマは、このことだけでなく、いろいろな分野にもあるというふうに思いますが、このことに関しまして、議員御指摘の報道がされたということについては、了解いたしております、承知いたしております。  この格付会社の評価方法の詳...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろな省庁が絡んでおると思いますし、いろいろな部門が絡んでいるというふうにも思います。  そういう意味では、先生の御意思に沿うように、ある部分については、検討していかなければならない部分もあるならば検討していくということですが、皆さんと検討を重ねていきながら...全文を見る
○南野国務大臣 会計参与制度、これは計算書類の作成、そういった業務を行う有資格者である公認会計士や税理士の方が、取締役と共同して計算書類を作成します。そして、会社とは別に計算書類の保存または開示を行うことなどによりまして、取締役等による計算書類の虚偽記載や改ざんを抑止して、計算書...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御質問ではございますが、この参与制度というのは、そもそも、このたび取り入れていこうとしている新しい制度でありますので、どのくらいの数の会社が会計参与を設置するのかという予測は多少難しい面もございます。現在も計算書類の作成を税理士の方が行っていっております。そ...全文を見る
○南野国務大臣 会計参与と社外取締役は、業務全体を直接執行する代表取締役等と異なる社外の者であるという点では、その立場は共通しているかなというふうに思います。また、取締役会の構成員として取締役会決議を通じながら会社の重要な業務執行に関する意思決定を行う社外取締役と、専門家として会...全文を見る
○南野国務大臣 会計参与が虚偽の計算書類を作成したため、これを信じて取引を行った相手側が損害をこうむった場合におきまして、虚偽の計算書類の作成に関して会計参与に悪意または重大な過失があったときは、その会計参与は取引の相手方に生じた損害を賠償する責任を負うこととなります。これは四百...全文を見る
○南野国務大臣 先生の高度な御質問でございますので、手でさわったら全部さわったつもりではいるんですけれども、そこまで至っておりません。本当に、ぱらぱらと見せていただきました。項目ごとには押さえさせていただいているのかなというふうに思いますが、それもまだまだ定かではありません。これ...全文を見る
○南野国務大臣 単なる時間の数ではなく、その中身であろうかなと思っております。皆さん方が本当に熱を込めて御論議いただいていること、さすが衆議院の法務委員会だなというふうに思っておりますので、そういう皆様方の真摯なお力をこれに反映させていただき、通していただく。そして、次の何年間に...全文を見る
○南野国務大臣 ページ数というよりも、千条ある、九百幾らあるということは存じ上げております。
○南野国務大臣 胸にやましいところはないとまず申し上げながら、やはりこれだけの法案を皆様方に御審議いただきました。そういう意味では、本当に、セッティングしていただくこのお時間お時間、それが大変な御努力であったと思いますし、この法律が百年間使われてきました。その百年間の中で、いいと...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろあるとは思いますけれども、会社の名称の問題からまず変わって、そしてそれの機能が変わり、それからもちろん会計監査人等も含めながら、そういうものが逐次公開されながら、審議をいただきながら変わっていくポイントが挙げられたと思っております。
○南野国務大臣 片仮名という字体もあるかもわかりませんが、先ほど佐々木先生がお読みになられた文章などは、文語体的な問題もその中に含まれているのではないかなと思っております。
○南野国務大臣 第一条のところで、「会社の設立、組織、」というような文言から始まっております……(岩國委員「いや、その前に何か書いてありませんか、目的なり、趣旨なり、朕何とかとか国会とか」と呼ぶ)はい。第一編総則のところで、第一章通則のところで「趣旨」というものから第一条が始まっ...全文を見る
○南野国務大臣 今見せていただいた商法の中の、三段ございまして、一番下の段でございます。「朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル商法修正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム」と書いてございます。
○南野国務大臣 「帝国議会」というのは我々参議院の先祖でございます。(岩國委員「朕は」と呼ぶ)「朕」については、これは国を代表しているものであり、これは天皇陛下と私は存じております。
○南野国務大臣 今我々が皆様方にお願いしている審議は、これは法律文でございまして、これは公布文でございますので、そこら辺のところの問題点があるのかなと思っております。
○南野国務大臣 先生お尋ねの法制的な問題については、私ちょっと勉強が足りていないというふうに思いますが、この問題についてまた詳しい方がおられたら尋ねてみたいと思っております。
○南野国務大臣 先生が市長様をしておられた出雲の国は、普通我々が神無月と言うときに神在月と言って、全部の神様が集まってこられる、そういうゆゆしい、すばらしい神の国である、そういうところで市長様としておつくりになられたドームも見せていただきましたし、ワイナリーも本当に活性化してつく...全文を見る
○南野国務大臣 経済の問題がそこの中に山積いたしておりますが、その経済を有効あらしめるのは人であろうかというふうに思います。  人が健全に生きていくためには、もちろんいろいろなニーズが満たされなければいけませんけれども、その中で、やはりベンチャー的に自分の個性というものを高めて...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  会社法案は、株式会社と有限会社を統合いたしまして株式会社に一本化いたすということでございますが、これは、従来の株式会社と有限会社の区別が理念どおりに利用されておらず、形骸化していると見られる上、最近では、株主総会と取締役のみから成る最も基...全文を見る
○南野国務大臣 その件につきましては、ある会社が経済社会で受け入れられるかどうかは、会社の組織形態を含めたさまざまな要素が考慮された上で決定されるというふうに思いますけれども、最も重要でありますのは、現在におけるその会社の状況であります。また、その会社がどのような事業をしているか...全文を見る
○南野国務大臣 最低の設立する資本金が一円ということでございまして、実際、その会社がどのように運営、経営していく、その経営状況によっては、それは一円では到底どうしようもないことであろうと思いますので、その中身について評価されるものと承知しております。
○南野国務大臣 先生が今平成二年というふうにお話しになられました。平成二年の最低資本金の引き上げについての改革、これは主としまして、大小会社区分立法の一つの項目として行われたというふうに存じ上げております。  すなわち、株式会社のような機関設計がされる会社は一定の資産規模を有す...全文を見る
○南野国務大臣 一円のあれでも設立できるという意味といいますのは、会社設立時の最低資本金規制の撤廃をするということでございます。
○南野国務大臣 先生の御質問に的確に答えられているかどうかわかりませんが、会社法案におきましては、各会社がみずからの財産状況を明らかにする正確な計算書類を作成し、これを適切に開示することにより、その信用性を担保するものとの考え方に立っております。
○南野国務大臣 先生おっしゃいますように、これから導入しようとしております会計参与というのは、株式会社における会計専門家としての役員であろうかと思いますし、社外取締役と同等の責任を負う者でございますから、相応の資質と能力が要求されるというふうに理解いたしております。  このよう...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねの件でございますが、合同会社と有限責任事業組合、この二つの違いについてでございますが、法人格があるかないかという点のほか、次のような違いがあると認識いたしております。  すなわち、合同会社は社員が一人であっても設立することができるのに対し、有限責任事業組合...全文を見る
○南野国務大臣 起業家に対しましての、安定的に運転資金を調達することができる環境が整備されることは、おっしゃるとおり重要であろうというふうに考えております。具体的な支援の方策につきましては、法務省というより政府として対応することの方がいいのではないかと考えております。
○南野国務大臣 先生のお問い合わせは、敵対的買収防衛策についてどのような制度を設けているかということであろうと思っております。  会社法案では、種類株式や新株予約権の内容を現行商法よりも自由に定めることができるものといたしております。敵対的買収への防衛策としまして、まず、公開会...全文を見る
○南野国務大臣 合併対価の柔軟化というものが実現しますと、合併がやりやすくなるというので、投資家が日本の企業を買収したいという意欲を増す可能性があります。それは、今先生がお話しなされたことであろうかと思います。  その点につきまして、我が国の経済界には、買収意欲が強まる結果、い...全文を見る
○南野国務大臣 本当に先生の御懸念もこれありというふうに思いますし、我々としても、その一年間の間にどのような形で担保していく方策が見つかるか、いろいろな努力が積み上げられていくと思いますので、そこら辺を注視しながら、できる限りのことをしていきたいというふうに思っております。
○南野国務大臣 連結配当というお言葉でございましたので、連結配当を認めるということは、例えば、親会社の単体では欠損があるのに、子会社に剰余金があることを根拠に親会社が配当してもよいということにほかならない問題でございます。この場合、親会社の債権者は、親会社の資産だけしか引き当てに...全文を見る
○南野国務大臣 先生御心配の従業員へのかかわりということでございます。  従業員への給与と株主配当をそれぞれ幾らにするかということにつきましては、会社の自治にゆだねられているところでございますが、会社法案では、配当の回数を自由にするなど、配当に関する会社の自由度を増しているもの...全文を見る
○南野国務大臣 先生を怒らせてしまったということにつきましては私個人も遺憾だとは思いますが、私はルールにのっとって今お仕事をさせていただいているということも御報告申し上げたいと思っているところでございます。  まず、答弁の経緯などについて説明させていただきますと、委員から、本年...全文を見る
○南野国務大臣 会社法案におきましては、株式会社が一定の自己株式を市場において売却することを認めておりますが、相場操縦やインサイダー取引等の弊害が生じないようにするために、厳格な要件を設けております。  すなわち、自己株式を市場において売却することができる場合を、株式会社が株主...全文を見る
○南野国務大臣 先生がおっしゃるライツプランというのはポイズンピルと考えてもよろしゅうございますね。  株式平等の原則とは、株主はその有する株式の数に応じて平等に取り扱わなければならないという原則でございますが、ライツプランは、例えば新株予約権を株主に対してその持ち株数に応じて...全文を見る
○南野国務大臣 この法案をつくりますに当たりまして、我が国の経済市場の活性化のためには、公正で汎用性のあるルールが必要であるということになると思います。  具体的なルールの作成に当たっては、やはり法的強制力を持たせる必要のあるルールについては法律をつくらなければならないというと...全文を見る
○南野国務大臣 今まで長い歴史の中で、今の法律を使ってまいりました。その使い勝手について、現在の経済情勢、国の情勢、そういったものに照らし合わせ、いろいろな方の御意見も合わせながら、使い勝手のいいものにしていこうということでございますので、先生のおっしゃることと同種類のことだと思...全文を見る
○南野国務大臣 会社法案八百四十七条一項ただし書き二号は、株主全体の利益を守るための制度である株主代表訴訟が、これによって会社の正当な利益を著しく害される等、逆に株主全体の利益を損ない、その制度本来の趣旨に反する結果となる場合に、このような訴えを許さないものとするため、実体的な訴...全文を見る
○南野国務大臣 先生方の御議論をまちながら考えていきたいと思っております。
○南野国務大臣 先生がおっしゃるように、ある意味では、そういうような防止策、対策ということも練っていかねばならないというふうに思っております。
○南野国務大臣 では、少し長くなりますけれども。  我が国におきましても、近年、企業グループの形成が進展しておりまして、企業グループに関する適切な規制を行うという観点から、いわゆる企業結合法制の整備の必要性を唱える声があることは認識いたしております。今も局長の答弁にございました...全文を見る
○南野国務大臣 まだ方法は決めておりませんが、そのような検討も進めてみたいと思います。
○南野国務大臣 これは、郵政の民営化法案ということは、法文上は会社法案を前提として作成されているものと理解しております、法文上は。
○南野国務大臣 これからつくっていこうとしているこの新しい会社法の法案の中で、そのやり方といいますか、法文上は会社法案を前提としているのが郵政民営化法案であるということです。
○南野国務大臣 公正で汎用性のあるルールを作成する場合には、広く視野を持ちながら、世界におけるルールも参照した上で、我が国にとって適切なルールを作成することが必要であると考えております。殊に企業関係法令につきましては、国際性を意識すべきものと考えております。  ただ、他国の制度...全文を見る
○南野国務大臣 先生の今の御指摘は大変大切なことであろうと思います。企業の中にも、心理的な状況の中で会社をどういうふうに持っていくかという一番大切な部分、またそれが病理的な形になるということは、これまたマイナスということになろうかと思っております。そういう問題につきましても、今先...全文を見る
○南野国務大臣 会計参与という役割ということでございますが、計算書類を作成する場合に、同時にまた会計参与報告を作成しなければならないこととなっておりますので、最も適切な立場で、また専門者でありますので、そこら辺については、適切な資料をつくっていただくということが大きな役割であろう...全文を見る
○南野国務大臣 それはもう先生は回答をおわかりになりながらお聞きになっていると思いますが、やはり会計参与がおられることの方が、より客観的な観点から見ても、ああ、信用できる会社だな、そのように思われることだろうと思います。
○南野国務大臣 それにつきましては、もう既に税理士さんを懇意にしてお雇いになっておられて、それでもいいかなと思われる方もおられる会社もあるでしょうし、また、会社によっては、自分たちのやり方でやっていこうとおっしゃる方たちもおられると思います。そういう意味では任意に雇用される問題だ...全文を見る
○南野国務大臣 会計参与は会社の役員でありまして、取締役と同様に、任務を怠ったときには会社に対する賠償責任や第三者に対する損害賠償責任を負う場合も持っております。  もっとも、会計参与は取締役とは職務の内容が異なりますから、会計参与は計算書類の作成についての責任は負いますけれど...全文を見る
○南野国務大臣 会計参与の方は、作成した計算書類などを五年間、会社とは別に備え置くべきこととされております。また、株主や債権者は、会計参与に対して、計算書類の閲覧を請求することができるというような形になっております。  また、株主や債権者は、会社に対しても閲覧等を請求することが...全文を見る
○南野国務大臣 それぞれに専門職者でございます。そういう意味では、税理士法、刑法等の罪に当たるということです。
05月16日第162回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(南野知惠子君) 法務省とは関係のないことでございますので、私個人といたしてお返事しようと思っておりますが、今先生のお尋ねの公立と民間と、この問題点につきましては、本当に民間の方々はフレキシビリティーを持たせながらよくやってくださっているなというふうに思っておりますし、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  昨年の十二月に国会報告をいたしました少子化社会白書の中でも指摘させていただいておりますけれども、近年、雇用形態が多様化いたしております。特に、若者の間ではパートタイム雇用の割合が高くなっております。また、パートタイムなどの不安...全文を見る
05月17日第162回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○南野国務大臣 先生のお問い合わせでございますが、法務大臣として具体的事件にかかわるコメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、一般論として申し上げるのであるならば、検察当局において、御指摘のような政策的な意図を持って象徴的な事件をつくり出して断罪するというような捜査処理を...全文を見る
○南野国務大臣 そのとおりでございます。
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  不良債権処理につきましては、政府としても経済運営上重要と考えておりますが、会社法案は、より一般的に、最近の社会情勢、経済情勢の変化、それへの対応等の観点から、会社に係る各種の制度のあり方について体系的かつ抜本的な見直しを行う、それを目的と...全文を見る
○南野国務大臣 昨日、先生から御質問があるということをお聞きいたしまして、お尋ねの期間について調査をさせておりますが、その結果、そのような資金を受け取った事実はないとの報告を受けております。
○南野国務大臣 私の資金管理団体の政治資金につきましては、政治資金規正法に従って適正に処理いたしております。
○南野国務大臣 私は、清和会の運営または経理に携わっておりませんので、そういうことについては承知いたしておりません。
○南野国務大臣 存じ上げておりません。
○南野国務大臣 現行の商法では、取締役会につきまして、書面決議の方法により行うことは認められておりませんが、これに対しまして、今先生がお話しになられましたように、会社法案では、取締役会の書面決議を認めることといたしております。  ただし、無制限に認めるということではなく、書面決...全文を見る
○南野国務大臣 法案審査が連合審査に付されるか否かにつきましては、当該法案の内容やその影響する分野等にかんがみまして、国会の各院において御判断されるものと承知いたしております。  したがいまして、私の立場で会社法案が連合審査に付された理由について申し上げることはいかがかと存じま...全文を見る
○南野国務大臣 一般的に、株式会社のステークホルダーは、株主、従業員、債権者、取引先などであり、特に上場会社では一般投資家等も含まれると考えられると承知いたしております。  これらのステークホルダーの利益につきましては、いずれも重要でありまして、いかなる委員会で議論されるかを問...全文を見る
○南野国務大臣 先生お尋ねの点でございますが、会社法案におきましては、現行の有限会社の取締役の任期につきまして全く規制がないことを踏まえながら、株式会社の取締役の任期を原則二年とした上で、株式譲渡制限会社においては定款によって最長十年までその任期を伸長することができるものといたし...全文を見る
○南野国務大臣 会社法案におきましては、株式会社の取締役の任期を原則二年としながら、株式譲渡制限会社においては定款によって最長十年までその任期を伸長することができるものとしておりますが、任期ごとに従前の取締役の退任の登記と新たな取締役の選任または重任の登記をしなければならないこと...全文を見る
○南野国務大臣 最後の登記後五年を経過した株式会社を休眠会社とする現行制度におきましては、御指摘のとおり、おおむね五年ごとに休眠会社の整理を行ってまいりましたけれども、会社法案では、休眠会社の要件が五年から十二年に伸長されますので、現在の運用より長い期間を単位として整理を行いたい...全文を見る
○南野国務大臣 同一商号についてのお尋ねでございます。  同一商号についての紛争の具体的な数もお求めでございましたか。その数については現在把握いたしておりませんけれども、なお、裁判所の集計によりますと、過去五年間の商法第二十条、第二十一条に関する民事訴訟の新受事件は、毎年数件程...全文を見る
○南野国務大臣 会社法案の第八条におきましては、現行商法二十一条に相当する規定がございます。  本条は、不正の目的を持って営業の主体を誤認させるような商号を使用することを禁止するとともに、これに違反して商号を使用する者がある場合には、これによりまして利益を害されるおそれがある者...全文を見る
○南野国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
○南野国務大臣 船舶の所有者等の責任の制限に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行の船舶の所有者等の責任の制限に関する法律は、昭和五十年に海上航行船舶の所有者の責任の制限に関する国際条約に準拠して制定され、その後、昭和五十七年にこの条...全文を見る
05月17日第162回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○国務大臣(南野知惠子君) 先生が御心配していただいております受刑者の健康ということについても大切な課題でございます。その健康の保持と疾病の治療は、拘禁を行う国の責務でございます。  法案におきましても、受刑者の健康及び施設内の衛生を保持するため、社会一般の保健衛生及び医療の水...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先般の安城市におけます通り魔殺人事件に続きまして、また保護観察対象による重大再犯事件が発覚したことを大変重く受け止めております。  今回の少女監禁事件につきましては、現在、事務当局に指示いたしまして、保護観察の経過等について詳細な調査を、また分析を行...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。
05月18日第162回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近の社会経済情勢の変化に対応するために会社に関する各種制度を見直すとともに、これを現代用語の表記にし、分かりやすく再編成する措置を講じようとするものであります。  第一に、この法...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 松村龍二議員にお答え申し上げます。  まず、会社法案の意義及び主要な見直しの内容はどのようなものかとのお尋ねがございました。  会社法案は、利用者の視点に立ち、社会経済情勢の変化に対応した改正を行うことを目的として、会社経営の機動性、柔軟性の向上及...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 富岡由紀夫議員にお答え申し上げます。  まず、会社法案における株式公開会社と非公開会社の分類についてのお尋ねがありました。  会社法案においては、公開会社とは、発行する株式について、その内容として譲渡について会社の承認を要する旨の定款の定めを設けて...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 浜田昌良議員にお答え申し上げます。  まず、最低資本金制度の改正の内容及びその商法の基本理念との整合性についてお尋ねがありました。  会社法案では、最低資本金制度について、会社設立時における出資額規制の撤廃をしておりますが、他方で、財産状況の適切な...全文を見る
05月19日第162回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近の社会経済情勢の変化に対応するために会社に関する各種制度を見直すとともに、これを現代用語の表記にし、分かりやすく再編成する措置を講じようとするものであります。  第一に、この法...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案では、株式会社と有限会社を統合いたしまして株式会社に一本化いたしておりますけれども、これは、従来の株式会社と有限会社の区分が理念どおりに利用されておらず、形骸化していると見られております上、最近では、株主総会と取締役のみから成る最も基本的な形の...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 現行の有限会社は取締役会や、また監査役の設置が義務付けられておりません。また、取締役等の任期に制限がありません。監査役には業務監査権限がないということなど、株式会社とは異なる機関設計となっております。他方、会社法では、株式会社と有限会社を統合しまして、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会計参与は、公認会計士又は税理士の資格を持つ者が取締役と共同して計算書類を作成する株式会社の機関であります。特に、中小の株式会社の計算書類の適正を確保しようという制度でございます。  かねてより、会計監査人による監査が強制されない中小企業の計算につき...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 三十五時間ぐらいいただいたかなと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 参考人質疑その他も含めまして、全体的な委員会が開催された時間でございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 全部読ませていただいたと言うと、これうそになります。でも、要所、要点についてはいろいろレクも受けておりますし、そういう点については関心を持ってポイントを聞かせていただいております。
○国務大臣(南野知惠子君) 松村先生の御質問に対しても局長答えておりました。もうこれについての検討期間というのは、省においては随分長く検討されていたということと同時に、この法案を百年近く使ってきているということもございます。そういった使い方の中においていろいろなポイントが見いだせ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生、それは少しお考えが深過ぎるのではないかなというふうに思っております。  我々といたしましては、やはりこの場に先生方の御審議をいただくというのが、それは最重要の課題でございます。当然、衆議院でも御検討いただきましたその議員の先生方の御審議と附帯決...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 確かに、会社法案におきましては政省令への委任事項が大切でありますが、政省令への委任事項が約二十、省令への委任事項が約三百ございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 問題かどうかというのは、今先生方に御審議いただこうとしているところであり、また、それを基にしてどのような形で政省令が展開されていくかということにもあろうと思いますが、政省令に委任されております事項といいますのは、概して技術的、細目的事項であって、法律レ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 衆議院においては、先生方、真剣に御審議いただきました。そして、附帯決議をお付けいただきました。私もその審議の場でいろいろと考えさせられていたところでございますし、また今御意見いただきました。お示しいただきました。それをこの参議院の場でどのように御審議に...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 課題設定というふうにお話しになられましたが、あらゆる場面を想定しての法案提出であっただろうと思いますし、そういう意味では、課題設定の課題はどのように書きますか。
○国務大臣(南野知惠子君) 附帯決議いただきました衆議院側の御意見、これは十分に受け止めさせていただきながら検討していこうということは衆議院の方でも述べさせていただきましたので、同じ考えでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 今、衆議院の先生方からもいろいろと附帯決議についてのお話もございましたし、また、緊急に取り組まなければならないというような課題についてもお触れいただきました。  簗瀬委員御指摘のとおり、我が国におきましても近年親子会社関係の形成が進展しており、企業グ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案では、資本金の大小や株式の譲渡制限の有無を問わず、すべての株式会社に対する規制を設けておりますけれども、これらの会社に適用される法律が全く同一ではございません。  会社法案では、株式会社について、株式の譲渡制限がされているか否かという点と、会...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案におきましては、例えば会社の機関の設計、種類株や新株予約権の内容、それから利益処分の在り方等について定款自治の範囲を拡大し、合併における対価について選択肢を拡大するなど、会社経営における効率性を確保するための規制緩和というものを行っております。...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 委員からのお尋ねの件でございます。  会社法案では、会社制度の利用者の大半を占めるやっぱり中小企業、ベンチャーの企業の視点に立って会社法制を見直すという観点から、株式会社と有限会社の会社類型の統合、設立時の最低資本金制の撤廃、それから機関設計の規律の...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘されるように、JRの尼崎の事故は本当に新しい情報を提供されるたびに大変だなというふうに思っておりますし、お亡くなりになった百七名、またその御家族に対してはいまだにまだ心がいえていないだろうと、本当に御冥福を祈るだけであると。さらにまた、この前...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 確かに、企業の不祥事がマスコミに取り上げられることも多く、このような会社では会社の業務執行者による権限の濫用が行われていたことが少なからずあったものと思われます。しかし、大部分の企業では業務執行者が適切にその権限を行使しているのも事実でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) インサイダーの取引等に関しましては、証券市場を規律する法制度などによりまして適正なチェックが行われているものと承知しているわけでございますが、しかしながら、現実にコクド、西武のような事件が起こってしまったということにつきましては、とても残念なことだなと...全文を見る
06月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○南野国務大臣 この前もいただきましたが、きょうまた御答弁させていただきます。  まず、公の機関と紛らわしい商号ではないかというようなお話もございました。混乱が生ずるおそれがあるけれどもそれについてはどう考えるかということでございますれば、会社がどのような商号を選定するかは原則...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  局長の答弁と一致いたしております。申し上げるならば、繰り返しでございますが、郵政を冠する会社と同一の事業内容を重複する国の業務はなくなることになるわけでございますので、取引の相手方が同社を国の機関と考える人がいれば、それはもう少し勉強して...全文を見る
○南野国務大臣 今のところそのようなのは、今ちょっと手持ちに準備がございません。申しわけありません。
○南野国務大臣 局長は、公の業務があるときには、それを誤認するような商号は認められない、そういうふうになることを申し上げたということでございます。  それから、郵政につきましては、民営化されれば国の業務ではなくなりますので、誤認するようなおそれはないと考えております。  以上...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  局長の答弁とそごはございません。公の業務があるときにはそれを誤認するような商号は認められないということは局長は申し上げております。でも、これから民営化されるわけでございますから、郵政につきましては、民営化されれば国の業ではなくなるわけでご...全文を見る
06月03日第162回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  お尋ねの件でございますが、船舶の所有者等の責任の制限に関する法律、いわゆる船責法といいますのは、船主が船舶事故によって損害賠償責任を負った場合に、裁判所への申し立てによりまして、その責任を一定の限度額に制限することができるものとしまして、...全文を見る
○南野国務大臣 船責法三条三項によりますと、制限債権が、船主等の故意により生じた損害、または船主等が損害の発生のおそれがあることを認識しながら自己の無謀な行為によって生じた損害に関するものであるときは、船主等は責任制限をすることができないことといたしております。  また、この規...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお考えもこれありというふうには思いますけれども、責任制限を認める実質的理由といたしましては、第一に、古くから各国において認められているという沿革があります。第二に、海運業が船舶の運航という危険性の大きな業種であり、一たん事故が発生いたしますと企業の採算性や保...全文を見る
○南野国務大臣 我が国は、一九七六年条約の審議以来、人命尊重の立場から、人身損害について特に保護を厚くすべきであるとの主張を行ってきております。一九九六年の議定書におきまして旅客の損害につき責任制限の対象にしないという選択肢を許容する改正がされたのも、我が国が主張いたしまして採用...全文を見る
○南野国務大臣 御当選おめでとうございます。  早速に御質問をいただきました。  五月三十一日の火曜日、今先生から御質問ございましたことでございますが、重点的に取り組む課題として挙げた事項のうち、法改正にわたる問題につきましては国会における御議論を踏まえる必要があります。しか...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃったとおりだと思いますが、執行猶予者に対する保護観察では対象者に即した特別遵守事項の設定ができないことから、個々の対象者の特性に合わせた処遇を行うことが難しい状況にあります。また、今先生がお話しになられました転居、旅行が届け出制であり、しかも一カ月未満...全文を見る
○南野国務大臣 被害者の方々のお気持ちを真摯に受けとめながら、さまざまな面での保護、支援を図っていくことは、非常に大切なことだというふうに思っております。  そこで、法務省といたしましては、これまでも、例えば法廷で被害に関する心情等を直接訴えたいという被害者の方々の御要望がある...全文を見る
○南野国務大臣 その件につきましては、犯罪や非行を犯した人の生活を安定させ、再犯を防止し、そして改善更生を図るためには就労の確保が一番だというふうに考えております。何よりも重要であるという観点から、そうした人についての、その前歴のゆえに社会から排除されやすい、いまだに厳しい雇用情...全文を見る
○南野国務大臣 本当に先生と同じような気持ちを持っておるわけでございますが、議論これあり、いろいろございます。刑務所出所者等の就労支援につきましては、今後十分に検討を深めていくことの重要性は認識いたしております。  刑務所出所者等の給与の一部を国家が直接支給するなど、今、障害者...全文を見る
○南野国務大臣 昨今の社会情勢の変化とか、また現在の治安情勢などを踏まえまして、保護観察対象者の再犯防止を図らなければいけない。そのためには、更生保護制度全般について、そのあり方を見直していく必要があるのではないかな、そのように考えました。  例えば、更生保護制度における官民協...全文を見る
○南野国務大臣 本当に御指摘のとおり、保護司の委嘱の上限年齢、これを七十六歳未満とするというようなところの保護司の定年制を平成十六年度から完全実施しておりますために、多数の保護司の方が退任されたということも一つあります。  今年四月一日現在におけます保護司の数は四万八千六百五十...全文を見る
○南野国務大臣 我々の方からの広報ということも少し欠けているのかもわかりませんが、やはり若い方々は、自分の生活がいっぱいであるのではないだろうか、他者への思いをはせるということが今生活面において難しい部分もあるのではないかな、そのようにも思っておりますが、逆に、保護されたい対象者...全文を見る
○南野国務大臣 保護司制度は、本当に日本においてはとうとい役柄として、ボランティアでやる、ボランティアだからこれがやれるんだという強いお考えの方がまだまだおられます。とうといその方たちのお心によって更生されていく方々も多いというふうに思っております。保護制度につきましては、そうい...全文を見る
06月03日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第7号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  合併は、経営者が合併契約を締結し、株主総会の承認を得なければ成立いたしませんので、友好的に行われるものしかございません。  したがいまして、買収者が三角合併を行おうとする場合には、まず、株式を少なくとも三分の二以上買い集めて取締役を解任...全文を見る
06月07日第162回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  我が国は、昭和五十年に、七六年条約の改正前の条約であります五七年条約を締結し、船責法を制定して以来、統一条約の枠組みの中で、国際的に普遍性が高く、かつ、なるべく被害者の保護にも厚い責任制限制度の実現に努めてまいったわけでございます。  ...全文を見る
○南野国務大臣 陸上と違いまして海の出来事でございます、それにはいろいろとリスクが高いこともございます。そういう観点からこのような形をとらせていただきます。
○南野国務大臣 今先生がお話しになられましたそのことについては、先生がお話しになられたとおりでございます。
○南野国務大臣 そういうことにつきましては、批准をしている国がどのくらいのレベルでそれを批准していくか、そういうものもやはり見きわめないといけないというのが我々の立場でございまして、協定をする国々がふえてきておりますし、これは十カ国だったら批准できるというようなこともございまして...全文を見る
○南野国務大臣 賠償の問題はいろいろな問題点がございますので、経済的な問題もそれに関与していることは当然のことでございます。
○南野国務大臣 先生御心配でございましょうが、我が国が七六年条約を締結しまして現行の船責法に改正した昭和五十七年当時の同条約の締約国は五カ国でございました。現在ではそれが五十カ国に近づいているということでございます。また、九六年議定書が昨年五月に発効したときの締約国数は十カ国でご...全文を見る
06月07日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第9号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  必要性が認められれば、そのようなことに展開していくものと思っております。
○南野国務大臣 先生のおっしゃるとおり、それが無制限だったりということではございません。
○南野国務大臣 先生おっしゃるとおりでございます。やはり株主の問題点が大きゅうございます。
○南野国務大臣 先生御指摘のとおりでございます。  先ほどもお話があったと言われております、企業の価値、株主共同の利益の確保、また、何のために買収、あれをするかという、経済産業と法務省がつくった、これはあくまでもガイドラインでございますので、その中で、大きく三つのポイントを押さ...全文を見る
○南野国務大臣 郵政の民営化法における、そういうような買収防衛策をとることができるかどうかということにつながる御質問だというふうに思いますが、郵政民営化によりまして設立されます各会社は、これは会社法案に基づく株式会社であると考えられますので、会社法案で認められておりますあらゆる敵...全文を見る
○南野国務大臣 先生先ほどお話しになられましたとおり、会社法案の中では特に外資だからというような規制はございませんということです。
06月08日第162回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○南野国務大臣 先生おっしゃるとおりでございます。
○南野国務大臣 今の先生のお尋ねでございますけれども、やはりそういうような保険にどれだけ入っているかということも、大変大きな課題であろうかと思っております。  外国の保険が幾つあってということを、私、今存じ上げておりませんけれども、そういうものとの兼ね合いでございますので、でき...全文を見る
○南野国務大臣 刑法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  人身の自由を侵害する行為の典型である人身取引については、国連において、国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する人(特に女性及び児童)の取引を防止し、抑止し及び処罰するための議定...全文を見る
○南野国務大臣 今るる厚生労働省の方からのお返事もございました。そのことをしっかり我々サポートし、または、ともにそういう問題点を考えていかなければならないと思いますが、今先生がおっしゃったような課題もそれに含まれております。  七月十五日を目途と精いっぱい努力したいというふうに...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘の総理の御発言につきましては、一般論としてお答えしたいというふうに思っております。  精神障害に起因する事件の被害者を可能な限り減らしていこう、また、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者が精神障害に起因するというような不幸な事態を繰り返さないよう...全文を見る
○南野国務大臣 先生お尋ねの刑法第三十九条といいますのは、「心神喪失者の行為は、罰しない。心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。」という規定がございます。  そういう意味では、心神喪失者とは、精神の障害によりまして、事物のことわり、善悪を弁識する能力がない、識別する能力がないか...全文を見る
○南野国務大臣 先ほど厚生労働省の方々もお話しになられましたが、心神喪失者医療観察法につきましては、法務省におきましても、現在、その円滑な施行に向けて、厚生労働省等の関係省庁と協議をしながら、必要な政省令等の策定を進めているところでございます。  また、本制度のもとにおける地域...全文を見る
○南野国務大臣 最大限努力するということを先ほど申し上げましたが、指定入院医療機関の確保につきましては、一義的には厚生労働省において検討されることであります。さらなる整備の方策につきましては、現在、先ほどもお話がございましたように、関係各方面のさまざまな意見をお聞きするなどして幅...全文を見る
○南野国務大臣 一応期限が七月十五日ということを目途にしながら我々やっているところでございますので、御了解いただきたいと思います。
○南野国務大臣 御指摘の判決につきましては、国の主張が取り入れられなかったということについては、これは残念だなというふうに思っております。国籍取得の要件をどのように定めるのかということは、国家にとっても重要な問題でございます。また、上級審の判断を求める必要があると考えまして、本年...全文を見る
○南野国務大臣 婚外子の方がそういうような不利益をこうむらないようにという、これは一般論では十分理解できるところでございますけれども、結婚しているか、結婚していないか、結婚しながら他者に子供をつくるというようなこと、倫理的な問題も含めて、さまざまなケースに対して考えていかなければ...全文を見る
○南野国務大臣 先生、いろいろなケースをお示しいただきましたけれども、これは性という問題が中心になって考えていかなきゃならない部分もあろうかなと思っております。いつ受胎したか、だれによって受胎されたかというような、その子の起源というものをどのように認めていくかというところにさかの...全文を見る
○南野国務大臣 大変難しい困難な課題であろうかと思います。日本人とはだれなの、そのもう一つ手前のところには、家族というものはどういうものなのかという問題の、親子のつながりという問題もあろうかと思いますが、今先生お申し越しでございますので、それを預からせていただきたいと思っておりま...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、人身取引対策を実効あらしめるためには、人身取引問題の深刻さを十分に認識しまして、法律を有効的に運用することが重要である、そのように思っております。  検察当局におきましては、各種の会議または通達、それを通じながら、各検察官に対しまして、関係法...全文を見る
○南野国務大臣 今回の入管法の改正案におきましては、不法滞在状態にある人身取引被害者が保護の対象であることを法律上明らかにしておく必要があるというふうに考えたものでございまして、人身取引により他人の支配下に置かれたために不法滞在状態に陥った方については、原則として在留を特別に許可...全文を見る
○南野国務大臣 委員御指摘のとおり、人身取引の撲滅のためには、その重大性を広く国民に知っていただき、そのためには、広報啓発活動や人身取引対策についての不断の見直しが重要であるというふうに考えております。そのことは、昨年十二月に政府が策定いたしました人身取引対策行動計画、そういった...全文を見る
○南野国務大臣 ありがとうございます。  先生御指摘の、人身取引、このたびの法案につきましての経過でございますが、国連におきまして人身取引議定書が採択されておりますけれども、政府といたしましても、その防止、撲滅と被害者保護に向けました対策を進めておるところでございますが、昨年十...全文を見る
06月09日第162回国会 参議院 法務委員会 第22号
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○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたします。  合併対価の柔軟化を含めた企業の組織再編行為の柔軟化に対する改正、また基本的には我が国企業の国際的競争力の強化にとって組織再編の効率性、柔軟性を高めることが重要である、そのような観点から改正を、観点から行っております。  組織再...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 我が国の商法でございますので、我が国のスタイルというものを取っていこうということでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) これを読ましていただく限り、そのようでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 矛盾していないというふうに思っておりますが、この会社法案における子会社ということについての定義をここに示しておりますわけです。
○国務大臣(南野知惠子君) 公開会社といいますのは、この発行する全部又は一部の株式の内容として譲渡による当該株式会社の取得について株式会社の承認を要する旨の定款を、その定めを設けていない株式会社ですから、定款を定めていない株式会社ということでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 今、確かに先生おっしゃっておられるような意味合いで取られていることが多いのかも分かりませんが、通常は公開会社は上場会社という意味に用いられることが多いことは今先生がお話しになられたとおりでございますし、その意味では、通常用いられている意味と会社法案にお...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) おっしゃるとおり、司法又はこの法律等もこれから公開していきながら、皆さんに知っていただき、そして使っていただかなければならない法律であろうかというふうに思っておりますので、先生のおっしゃること、十分理解できます。
○国務大臣(南野知惠子君) そのように努めたいと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 司法といえばいろいろな問題を含んでおります。ただ裁判員制度だけではない、さらに、一番基本になるのは、どのようにして生きていけるのか、どのようにしたらともに暮らしていけるのかという、そういうルールを作るという、そのルールが私は司法の根幹ではないかなと思っ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 確かに先生がおっしゃられるように、会社法案におきましては政令への委任事項が二十一、省令への委任事項が約三百ということでございますし、政省令に委任される事項はいずれも概して技術的、細目的事項であって、法律レベルで規定することが必ずしも適当ではないと言える...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 公証人による定款の認証はなぜ必要かということでございますが、株式会社の定款に公証人の認証を要することとしているのは、定款作成の事実とその内容とを明確にし、定款作成にかかわる紛争と不正行為を防止するという大きな大義名分があろうかと思っております。  そ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 公証人の方々が必要な部分は概要とは言わないまでもうんと知っておいていただきたいというふうに思うわけで、それはどこどこですよということについてのインフォメーションなりなんなりはその法改正をする我々の方でお示しする方がよりベターなのかなというふうにも思って...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 公証人の方々の今の実態、先生からお聞きいたしました。人間であるからミスはあるよと言っても、それはもう大き過ぎる結果を残すことになっているのかなと。そういうことについては大変申し訳なく、法務省としてもこれからうんとうんとその分野についても頑張っていかなけ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生がお挙げになられた問題についての紛争の内容ということについてはこの場で申し上げることはできないということでございますけれども、御指摘のとおり、国が公証人に対して適正な指導監督をしていく旨を内容とする和解を行った事例があるということは承知いたしてお...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生が数をお示しになられた五百五十二人中の三百二十九人、これはやはり多い数だと私自身も認めますし、そういうことのないように、いかにしてこれからの綱紀粛正を図っていくかということも大変な課題であろうかと思っておりますので、真剣に取り組んでいく所存でござい...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 最低資本金の機能ということを考えてみますと、三つのものがあると、三つに分けられるとも考えられております。  第一に、設立時の出資額の最低額を画する出資額規制としての機能がある。一円でもできますよというようなところにそのポイントがあるのかなと思います。...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 最低資本金制度の有無にかかわらずに、金融機関が個人保証に過度に依存しないようにするためには、株式会社の財産状況、すなわち責任財産の額が適切に開示されることということがあります。株式会社の財産が適切に留保されることが重要でもあると考えております。  会...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 委員御指摘の法律は、日刊新聞の発行を目的とする株式会社において、その事業と関係のない者が株主となることを防止するため、定款で第一に、譲受人をその株式会社の事業に関係のある者に限定すること、第二に、事業に関係のない者が株主となった場合にはその者に対して事...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 修正ということよりも、まず現行の商法の四百八十二条は、判例上、擬似外国会社には法人格を認めない、その旨の規定があると解釈されております。これは四百八十二条であります。擬似外国会社が日本での取引を継続するために別会社をつくらなければならないということは、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 擬似外国会社に対する規制といたしましては、これに該当する会社にとっては重要なことであります。関係省庁とも連携の上、その規制の趣旨や適用範囲などにつきましても正しい理解が得られるように努力してまいりたいと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生、今パブリックコメントなどとおっしゃっていただきました。そういう広報活動ということも大切なことになってくるだろうというふうに思いますけれども、これを提出させていただいた一つの、参加させていただいた理由には、企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のた...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今委員がおっしゃいましたとおりでございまして、委員の方からもう既に評価をいただいたというようにも思っております。  これらの施策はいずれも起業の促進やまた中小企業の発展に大いに寄与するものと考えておりまして、そうした意味では、会社法案の改正は大きな意...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) まず、国民にとって分かりやすいという観点から、会社法案では、これまで商法第二編、有限会社法、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律等に分散していた会社に関する規定を会社法案という一つの法典にまとめるとともに、片仮名の文語体の表記を平仮名の口語体...全文を見る
06月09日第162回国会 参議院 法務委員会、財政金融委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案におきましては、新株予約権株式という名称の株式についての特定の特別な規定は設けられておりません。ただし、会社法上の各種制度を活用することによりまして、新株予約権付株式の発行を実質的に実現することは可能となります。
○国務大臣(南野知惠子君) お尋ねでございます。お答え申し上げますが、専ら我が国におけます事業活動を目的としながら、我が国の商法の適用を回避するために故意に外国法に従って設立されたような会社の動きを認めること、一種の脱法行為を許容することになりますので、そのような脱法行為を防止す...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 一言で申し上げれば、議員御指摘のとおりでございます。よろしいですか。──はい。  では、中身について触れてみますと、現行商法四百八十二条の主要な立法効果は次の二点であるというふうに思います。一つは、擬似外国会社につきましては法人格が認めていないという...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) これはいずれも該当いたしません。
○国務大臣(南野知惠子君) これも該当いたしません。
○国務大臣(南野知惠子君) これも該当いたしません。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘のとおり、会社法案の内容についてやはり周知徹底を図ることは非常に重要であろうかというふうに思っております。法務省では、従前より法律の内容の広報活動につきましてはホームページの掲載、又はポスター、パンフレット等の印刷物の配布、又は立案担当者によ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  会社法第八百二十一条の趣旨は、外国会社を利用して日本の会社法制を脱法する行為を禁止するというものでございますから、まず規定を置くべき合理性はあるものと考えておりますが、規定の内容を考えてみますと、会社法における擬似外国会社の要...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えを申し上げます。  関連する種々の法制を統一した観点から検討することが大切であるというふうに思いますし、先生がおっしゃっていた日本らしいというものは今我々が検討している課題であろうかというふうにも思っております。ただし、組織関連法と一口に申しま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  会計参与につきましては、これは公認会計士又は税理士の資格を持つ方が取締役と共同して計算書類を作成する株式会社の機関でございます。特に、中小の株式会社の計算書類の適正さを確保しようとする制度でもございます。  したがいまして、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 私個人としては、それがデメリットになるということではございませんが、更によく実態が調査できるという方向になるものであろうと思います。  そういう意味では、中小企業の方々、やってみたらこれだったのじゃ、もう少し考えなきゃいけないねというふうに思っていた...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生お尋ねの政省令の事項が多いということでございます。  確かに、会社法案におきましては、政令への委任事項が二十一、それから省令への委任事項が約三百ございます。しかし、政省令に委任されている事項はいずれも概して技術的、細目的事項でありまして、法律レベ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 買収防衛策、これは株主共同の利益のために導入されたものでございまして、経営者の自己保身のために用いるものではありませんと、それが大きな大義名分でございます。経営者が究極的な防衛策を取ることによりまして株主が買収者に対して株式を売却する自由が完全に閉ざさ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 何でも両面性を持っているんじゃないでしょうか。そういう意味では、禁止することもあれば、それは禁止しないこともあると思いますので、それは内容によりけりだと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) そのとおりだと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 御答弁申し上げます。  まず会社法案では、債権者保護のための財産状況の適切な開示の制度といたしまして、債権者が、株式会社の過去五年間の事業年度に係る、一つとしては貸借対照表や損益計算書等の計算書類、もう一つは事業報告等の閲覧や謄抄本の交付を請求するこ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  合同会社は、株式会社のように出資の比率で配当率を決める、配当などを決めるのではありませんと。高い技術を持っている社員に厚く配当をすることができるようにするなど、柔軟な経営が可能な有限会社の法人制度の創設が必要であるという近年の...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生のお尋ね、大きく分けて二つあったかなというふうに思っております。  一つは、時価総額が欧米の会社と比較して低い原因は何かということであったと思います。それはよろしゅうございますか。
○国務大臣(南野知惠子君) お話の中にそれが入ってきたというふうに思っておりますが、防衛というポイントに当てて考えるということでございましたら、日本の会社の株式の時価総額が欧米の会社のそれと比較して低いとおっしゃっておられますが、そのために日本の会社が外資による敵対的買収の対象と...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法務省に答えさせた方がよろしゅうございますでしょうか。  株はどうぞ、上がったり下がったりするものでございますので、それが一定になっていくということは、今このような形では考えられない、上下はしているところだと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたします。  会社法案におきましては、企業の透明性の確保及びガバナンスの強化は企業経営の健全性の確保に不可欠の要素であるという、このような視点から、すべての株式会社において会計監査人制度の採用を可能とすること、またすべての株式会社における決算...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えいたします。  会社法案におきましては、客観的視点を持つ外部者による取締役会及び監査役会の監督又は監査機能を強化し、もって株式会社のガバナンスの適正を確保するというような趣旨から、委員会制度や、又は特別取締役による決議の制度、そういうものを採用...全文を見る
06月10日第162回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○南野国務大臣 先生御指摘のように、我が国が人身売買の国であると言われているということは大変悲しいことでありますので、そこら辺を払拭すると同時に、我々国民が安心、安全の生活ができるようにということが一番大きなポイントになってくるだろうと思っております。  そこで、先生がお尋ねの...全文を見る
○南野国務大臣 本当にこの問題のあれが解決するためには、私一人じゃなく、先生方もともに行動をしていただきたいというふうにも思っております。  先生お尋ねの行動計画の中では、人身取引を撲滅するための対策として、「人身の自由を侵害する行為の処罰に関する罰則の整備」、それが挙げられて...全文を見る
○南野国務大臣 本当に先生御指摘のとおりだと思っておりますが、政府の人身取引対策行動計画におきましては、人身取引の被害者の保護をそれの対象として明確に位置づけた上でということでありますので、その位置づけはそこら辺に置かれているというふうに思っております。  法整備が必要なものに...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろな事柄があると思いますので、そういう意味では、関連の省庁または内閣とも検討させていただきたいと思っております。
○南野国務大臣 先生お尋ねの、人身取引の加害者、これを実効的に処罰するためには、この問題の重要性を広く国民に浸透させ、その協力もいただきながら、捜査機関が関係罰則を積極的に活用していくことが必要であるというふうに思っております。  まず、今回の法改正では、人身売買が犯罪であると...全文を見る
○南野国務大臣 先ほど先生が、入管の問題についても大切な部分があると言われておりました。本年の三月に、入国管理局の那覇支局が沖縄県の女性相談室、警察、検察等に呼びかけまして、人身取引対策の沖縄関係機関連絡会議というものも立ち上げたりいたしておりますので、これは各県、横の連絡をとり...全文を見る
○南野国務大臣 警察のことにつきましては、警察官の方々またはその所管庁の方でしっかりとしていただけるものと承知いたしておりますし、大臣にお会いしたときにもそのようなお話も申し上げておりますので、横のつながりを持ちながら努力していきたいと法務省側では思っております。
○南野国務大臣 先生のこの件につきまして、現在の刑事手続におきます被害者保護の制度といたしましては、被害者の住居等の秘匿についての検察官から弁護人への要請や、また裁判長の尋問制限、または関係者の被害者への付き添い、これは付き添いもしていただけるようになっております。法廷内の遮へい...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろあるだろうというふうに思いますけれども、人身取引の被害者について、例えばという例題で申し上げるならば、ブローカーから手渡された偽造旅券などを用いて入国したことによる出入国管理及び難民認定法上の不法入国それから不法上陸罪、定められた在留期間を超えて我が国に滞...全文を見る
○南野国務大臣 人身取引の被害者が何らかの犯罪を行った場合、人身取引の被害者であるからといって、法律上、直ちに犯罪の成立が否定されるわけではないと考えられております。  しかしながら、人身取引の被害者が人身取引の一環として犯罪を犯すに至ったと認められる場合には、検察官において、...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げますが、今回の入管法の改正におきましては、不法滞在状態にある人身取引被害者が保護の対象であることを法律上明らかにしておく必要があると考えたものでございまして、人身取引によりまして他人の支配下に置かれたために不法滞在状態に陥った方については、人身取引事...全文を見る
○南野国務大臣 退去強制の手続ということがございますが、これは原則として身柄を収容した上で進めることとされておりますけれども、当初から人身取引の被害者であることが明らかな方につきましては、形式的に収容令書を発付いたしますが、同時に、仮放免を許可し、事実上収容しないこととするなど、...全文を見る
○南野国務大臣 法務省といたしましては、先生御指摘の参議院の附帯決議に従いまして、運送業者による旅券等の確認に当たりましては、恣意的な運用がなされることのないよう指導の徹底を図ってまいります。  また、外国入国管理当局に対する情報の提供、これも先生は大切とおっしゃっておられまし...全文を見る
○南野国務大臣 今先生がお話になられた、需要がまだまだあるという、需要が大きいことに対してどう対処していくかという課題は、これはもう本当に大きな課題だと思っております。国民総力挙げてこれに取り組んでいかなければならないと思いますが、我が国は男女がいるわけでございます、当然でござい...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  運送業者によりますカウンターでの搭乗手続の際や、また外国に向けての出入国管理当局における出国審査時には有効な旅券等を使用し出国審査を受けた後に、空港のトランジットエリアというのがございますよね、あそこにおきまして、偽変造のそういった旅券を...全文を見る
○南野国務大臣 現在でも、運送業者は運送約款に基づいて旅券等の確認を行い、偽造旅券等を発見した場合には搭乗拒否をしているところでございますけれども、確認の方法等については必ずしも統一されているものではない。今回の改正では、近年多発しております、出国審査後、空港のトランジットエリア...全文を見る
○南野国務大臣 先生の今の御質問は案外多岐にわたっておりましたので、まず最初に、外国入国管理局における情報提供につきましては、我が国の入国管理当局が保有するあらゆる情報を提供するようになるわけではございませんので、性質上、提供できない情報も存在しているということも申し上げなければ...全文を見る
○南野国務大臣 先生と一緒に錦糸町にお邪魔したいなと思ったりいたしておりますが、私が議員になりましたときには、まだ、トルコ風呂とはどんなのと、私、知らなかったわけです。だから、行ってみたいねというような形で、どこか視察ができないものだろうか、そう言っている間にトルコという名前の禁...全文を見る
○南野国務大臣 我が国で御病気を発見した場合には、それはもう手厚い看護をしてさしあげたい、医療もしてさしあげたいと思いますけれども、これについての料金その他につきましても、やはり財政上の問題がございますので、それは関連省庁としっかり検討し、どういうレベルでどのようにできるかという...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のように、被害者に安心して証言などをしてもらうということのためには、被害者の安全を確保することが重要であるというふうに思います。  検察当局におきましては、人身取引の被害者からの事情聴取に際しましては、警察や婦人相談所などの関係機関と連携しながら、被害...全文を見る
○南野国務大臣 先生がおっしゃっております米国の証人保護プログラム、この内容にはいろいろなものが含まれているというふうにもお聞きいたしております。  先ほど先生もお話にお触れになりましたが、我が国におきましても、人身取引の被害者に危害が及ぶおそれが認められる場合には、警察等の関...全文を見る
○南野国務大臣 興行ということと人身売買ということは全く関係がないということは言えないのではないかな、そこら辺は感じております。そういう意味では、興行の在留資格を悪用して、興行を装って入国をさせる人身取引等を行う事例も報告されておりますので、人身取引等の被害をなるべく少なく、さら...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろ危険な場所はいっぱいあるのじゃないかなというふうに思っておりますが、歌舞伎町にお邪魔しましたのは、平成十五年の四月、東京入国管理局新宿出張所、これを設置し、警察等関係機関と協力して不法滞在者の強力かつ集中的な摘発を実施して治安回復を図り、地元住民及び地元自...全文を見る
○南野国務大臣 私もレクチャーを受けるまでは知りませんでしたが、何か隠されているのかなというふうに思いましたが、対象者の発見を妨げる場所を提供することということを蔵匿というのだそうでございます。
○南野国務大臣 理想論といいましても、これは数限りないというふうに思います。幾らでもお金があればもっともっとできるということでございますけれども、もともと婦人相談所というものの受け皿といいますか、それは売防法からスタートしておりまして、売防法がありまして、そこにDVを我々は根づか...全文を見る
○南野国務大臣 今先生が御指摘いただきました報告書のことでございますけれども、アメリカがどういう意図でされたかということについては私は存じ上げません。何をランクにしているか、ランクの国名を見てみると、ううん、違うんじゃないと思うようなこともございますので、そういう意味では、我が国...全文を見る
○南野国務大臣 先ほど先生がおっしゃいましたフィリピンとの間のFTAの問題もこれに絡んでいると思いますので、そういう意味では、エンターテイナーといいますか、興行という形で入ってくる方ということをこのたびはとめようということであり、専門的に勉強した方とかそういった特殊な方だったら我...全文を見る
○南野国務大臣 きのう先生に御指摘されました「入管戦記」については、すべてに目を通したわけではありませんが、部分、読ませていただきました。  この著書には、不法滞在問題や日本語学校問題、また人身取引問題など、本人が携わられた入管行政をめぐる状況を邂逅しておるということでございま...全文を見る
○南野国務大臣 今先生が最初に挙げられたアメリカの評価の件でございますが、私といたしましては、アメリカから言われるまでもなく、我が国としてどのようにやっていくかというのが大きな課題であり、アメリカの評価は、先生が読まれた中にもございますけれども、我が国は我が国としての歩みをもって...全文を見る
○南野国務大臣 先生が熱を入れておられる人身売買防止法という一本があっても難しいかな、このように大勢の方々が来ておられて、そのつかさつかさによって適切な対策がとられて初めて人身売買の問題点、保護の問題、防止の問題、罰則をかけていく問題、そこら辺が整っていくと思いますので、一人では...全文を見る
○南野国務大臣 先生がおっしゃるように努力したいと思います。  例えばDV法であるならば、この前、五年以内の改正を三年でやってしまいましたが、あのときも加害者に対する対策を手がけたかったんですけれども、被害者の方々から、まだ自分たちをもっと助けろという声がありましたので、この前...全文を見る
○南野国務大臣 この二つの問題点でございますけれども、人身取引は主に女性に対する重大な人権侵害であるということは、これはもう十分認識されることであり、人身取引はすべて悪質だとおっしゃること、当然だというふうに思っておりますが、入国管理局が作成したこの文書の中の人身取引の前に「悪質...全文を見る
○南野国務大臣 出国命令制度といいますのは、退去強制事由に該当する者のうち一定の要件を満たす者について、今局長がお話しになりましたが、収容するというのがもとでありますが、それを行うことなく簡単な手続で迅速に出国させ、出国命令により出国した者の上陸拒否期間を五年から一年に短縮すると...全文を見る
○南野国務大臣 被害者の方々が、本当は帰りたいけれども帰れない、自分はどこにどう相談したらいいだろうかと悩んでおられて、門戸が開かれていない方たちも多かったと思います。そういう方々に対して、一応広告を申し上げることによって、では、自分はそこでちょっと相談してみようという気持ちを持...全文を見る
06月14日第162回国会 衆議院 法務委員会 第23号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  一般に、テロリズムの用語は、特定の主義主張に基づきまして、国家等にその受け入れ等を強要し、または社会に恐怖などを与える目的で行われる人の殺傷行為などをいうものとされております。本法律案の提案理由説明やテロの未然防止に関する行動計画等におい...全文を見る
○南野国務大臣 そういう問題点も含まれているはずでございます。
○南野国務大臣 いろいろな問題点については、今現在検討しているところでございます。
○南野国務大臣 先生が御懸念の、テロリスト、犯罪者あるいは不法滞在者の流入、日本に入ってくることを水際で防止する方策を徹底すべきであるというようなところから、先生御案内のバイオメトリックスを活用した出入国管理体制の構築を求めていこうとするものでございまして、これは内閣官房に設けら...全文を見る
○南野国務大臣 今回の改正におきましては、外国の入国管理当局に対する情報提供の規定を新設している。そのことは、人身取引議定書において、人身取引の防止のための加害者や被害者に関する情報を関係当局で交換すべきことが求められております。そのほか、密入国議定書におきましても同様に、移民を...全文を見る
○南野国務大臣 UNHCRとの協議の上で、今も話を進めております。いろいろな事例がございますが、そのことについては、なるべくその個人の問題を考えながら、また、UNHCRの意見を尊重しながらやっていこうという体制でございます。
○南野国務大臣 今回の法改正といたしましては、運送業者に対して旅券等の確認を義務づけるものでございます。その結果、偽造旅券であることが判明する、そういうような場合には、運送業者は、運送の約款に基づいて、航空機等の安全確保等の視点から、みずからの判断によりまして搭乗拒否等を行うこと...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃるとおりでございますが、わかりやすく透明性の高い出入国管理行政を実現するということは、これは本当に重要であると認識いたしております。  そのために、上陸または在留審査関係におきましては、在留資格に関する解釈上のポイントを公表したり、または、我が国への...全文を見る
○南野国務大臣 先ほどの答弁のところで、昨年三月と申し上げましたが、本年三月の間違いでございますので、訂正いたします。
○南野国務大臣 難民の方は、先生、定義がございますよね。その国の状況というものも勘案していかなければならない。不法にお入りになってこられる方は、またそれなりの事情があろうかと思いますけれども、言葉の定義がありますように両者は違うというふうに思いますが、受け入れる我々としては同じよ...全文を見る
○南野国務大臣 政務官にお答えいただければいいんですけれども、私個人といたしましては、やはり人道的に、問題をそこに絞って考えるならば、そのような考慮をしながら事に当たるのは当たるわけでございます。
○南野国務大臣 国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する人(特に女性及び児童)の取引を防止し、抑止し及び処罰するための議定書、いわゆる人身取引議定書と申しておりますが、これは人身取引を防止し、及びこれと戦うこと、または人身取引の被害者を保護し、及び援助すること、並びに...全文を見る
○南野国務大臣 人身取引の問題が我が国において深刻であるということについては、もう先生御案内のとおり、私もそのように体感いたしております。  この背景とか原因といたしましては、国際的に見ましても、やはり地域間の所得格差もあるのかなというふうにも思いますし、また、人の移動が最近本...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろな理由があろうかというふうに思っておりますけれども、我が国の人身取引の実態、またはそれに対応する取り組みの状況につきましては、国際機関または米国の国務省から厳しい御指摘がされたということで現在に至っているわけですけれども、そういうことは承知いたしております...全文を見る
○南野国務大臣 だれも十分な対応をしてきたとは言っていませんけれども、女性の感覚と男性の感覚は違うのではないかな。どういうのが十分であり、どういうのが十分でないかということもありますけれども、政府全体としては……(発言する者あり)だから、それは対応がおくれていたということは言わざ...全文を見る
○南野国務大臣 どうしてお尋ねになったのかなと不安に思いましたが、憲法ではないんですか。
○南野国務大臣 外国人の方々を日本で受け入れた場合、日本の法的根拠に合わせるということも一つの、その方々の人権を守るということにもなってくると思います。
○南野国務大臣 それは、その方々がどういう目的で日本にお入りになってくるのか、それが正式な形でお入りになっていただくのであれば、我が国のルールに合えば我が国のルールがその人権を守っていくものと思っております。
○南野国務大臣 我が国にお越しになられた外国の方々は、トータルとしての国連の人権という問題点でもカバーされていると思います。
○南野国務大臣 何を称して十分かという問題点は残るだろうと思いますけれども、法に従ってその方たちとどう交流していくかという、その基本的原則については、受け入れておられる部分もあるし、また、それでは不十分であろうと言う方たちもおられると思いますが、あくまでもその方たちが、正規に我が...全文を見る
○南野国務大臣 その方たちは正規のルートでお入りになったかもわかりませんが、特定の人をお指しになっているとは思いますけれども、その方たちがどのように処遇されたかということについては、悪い処遇の仕方をした人も悪いんじゃないですか。
○南野国務大臣 いろいろなケースがあるかもわかりませんが、人身取引の被害者であることが明らかな方の場合には、形式的には収容令書を交付しますが、同時に仮放免を許可し、事実上収容しないというような形でその方の自由というものを享有していただきたい。被害者の方の心身の状態なども十分に配慮...全文を見る
○南野国務大臣 それは、そういう議定書の中に含まれているテロリスト対策ということも、この人身取引ということについては関連し、大切な課題であるから、それを一緒にあわせながら、もっといい方向で、グローバルな方向でこの法案が展開できればということだろうと思います。
○南野国務大臣 先生の御質問は、密入国議定書の締結に関する問題点ですね。  この趣旨は、国連で採択された密入国議定書、これは、他人を不法入国させることを可能にする目的での不正な旅行証明書の製造等の犯罪化等について規定しているものが、この密入国議定書であります。
○南野国務大臣 これは、一応法律としていろいろな区分けがされておりますけれども、それに対する当たり方、対応の仕方というのは人道的であり、人権を尊重した形で対応していくわけでございますので、どうしてそうおっしゃるのかわからないです。
○南野国務大臣 それは、我が国でつくった法律に対して、お互いルールを守りましょうということですから、密入国ということは、我々の全体的な法律、いろいろあると思いますけれども、その法律の中でルールに適合していない問題であろうかと思っております。
○南野国務大臣 このつくった法律のルールを守っていこうということにつきましては、いろいろな問題点があると思いますけれども、難民の方については例外であるということでございます。
○南野国務大臣 我が国の刑罰法規の基本法である刑法に人身売買罪を設けるということでございまして、国民の規範意識を喚起しまして、そして人身取引に対する抑止効果、防止効果というようなものを考える意義は大きいものというふうに思っております。  これは人身売買ではありませんが、DV法に...全文を見る
○南野国務大臣 先生御心配でございましょうが、外圧なくしても我々はぜひやっていきたいという基本的な流れはあったというふうに私は思っておりますし、自分もそういうような姿勢で議員としての活動に取り組んできております。  でも、このたびのことにつきましては、人身取引について、女性や児...全文を見る
○南野国務大臣 ありがとうございます。先生のユニークな発想を取り入れて展開できればいいなと思っておりますが、それ以上にアイデアがあればまたいろいろ出していただきたいというふうにも思っております。  先生御指摘のとおり、人身取引の被害者が、助けを求めるすべを知らないまま他人の支配...全文を見る
○南野国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと思います。     —————————————
06月14日第162回国会 衆議院 本会議 第30号
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○国務大臣(南野知惠子君) 少年法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年、少年人口に占める刑法犯の検挙人員の割合が増加し、強盗等の凶悪犯の検挙人員が高水準で推移している上、いわゆる触法少年による凶悪重大な事件も発生するなど、少年非行は深刻な状...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 左藤章議員にお答えを申し上げます。  まず、少年非行の現状に対する認識についてのお尋ねがありました。  近年における少年刑法犯の検挙人員総数はおおむね二十万人前後で推移しておりますが、少年人口に占める検挙人員の割合は、戦後最高値を示した昭和五十六年...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 松野信夫議員にお答え申し上げます。  まず、少年非行の現状に対する認識と対処のあり方についてのお尋ねがありました。  少年非行の現状は、平成十五年における少年人口千人当たりの検挙人員が十五・五人と、戦後最高値を示した昭和五十六年ごろに次ぐ高水準とな...全文を見る
06月14日第162回国会 参議院 法務委員会 第23号
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○国務大臣(南野知惠子君) 中がクールでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) サラ金の社長をどう思うかと問われましても、これは、そのサラ金の方が一般の方とどのようなかかわり合いを持っておられるのかなというようなことが少しは気になりますけれども。  以上でございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 公開会社という言葉は、これは上場会社という意味に用いられることが多くありまして、議員の御引用されました新聞記事についてもそのような意味に用いられているのではないかと推測いたしておりますが、通常用いられている公開会社の意味と会社法案における公開会社の定義...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 特に私が理由を申し上げるまでもなく、これは業界の方々が一番最適であると考えてお付けになられた公開という意味だと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案におきましては、株主が招集地の制限を設けたいと思った場合には定款で招集地を制限することができますから、そのような定款の定めがある場合には株主総会の開催地はその定めに従うことになるという意味で限定されることになりますが、そのような定款の定めがない...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) どのような場所を招集地として選ぶか、又は株主が出席しにくい招集地を殊更選んだことになるかについては、これは個々の会社により異なるものでありますので、一概に言うことはできないと考えております。
○国務大臣(南野知惠子君) 株主の定款の中でお決めになられればいいと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 定めたらよろしいんじゃないですか。
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案第二百九十八条第一項第五号によりまして法務省令に委任されている事項は、株主総会を招集する場合において招集者が決めなければならない事項のうちの一部であると。その具体的な内容は、国会における会社法案の……
○国務大臣(南野知惠子君) はい。
○国務大臣(南野知惠子君) これは技術的なことでございますので、事務方で答えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) この問題点は実務上の要請に基づく技術的なことでありますので、そういう技術的な事項としてその具体的な要件が省令に委任されているわけであります。
○国務大臣(南野知惠子君) おっしゃられたのは第三百二十九条の二項でございますね。  この問題点につきましては、細目的な事項でありますので、これは省令に委任しているということでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 現行商法の二百三十七条ノ三の二の、これですね、二項は、株主が相当の期間前に書面によって株式総会において説明を求める事項を通知したときには、取締役等は調査を要することを理由として説明を拒むことができない旨を定めていると。この規定は、商法二百三十七条ノ三第...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) そうです。
○国務大臣(南野知惠子君) 基本的には同じと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案の三百十四条に関しましては、実質的な改正をしているかどうかにつきましては、法務省令に委任した趣旨が、取締役等が正当な理由という抽象的な事由を理由として不当に説明を拒絶することがないようにすることにあるのですから、少なくとも現行法の実質は維持して...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 内容を見てみますと、先生がお比べになられた分についてはそれほどの差異というものはないというふうに思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) この会社法案の三百三十九条の二項、これは、取締役等が任期の途中で解任された場合には、原則としてこれによって生じた損害賠償を請求することができるものの、正当な理由がある場合には請求することができない旨を規定しておりますと。この条項は、株主に取締役等の解任...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) よろしいですか。はい。
○国務大臣(南野知惠子君) これは、会社における政令、政省令の委任事項の数でございますが、政令委任事項は二十一、省令委任事項は約三百であります。
○国務大臣(南野知惠子君) 二百九十八でございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案におきましては、技術的、細目的事項であって法律レベルで規定することが必ずしも適当とは言えない事項について省令に委任しております、政省令に委任しております。例えば株主総会の招集通告を電磁的方法……
○国務大臣(南野知惠子君) いいですか。はい。
○国務大臣(南野知惠子君) 例えば、株式会社の招集通知を電磁的、株主総会の招集通知を電磁的方法によって行うことについて、株主の承諾を得る方法については技術的事項にわたるということで政令に委任しております。
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案の第九百六十条一項は刑法二百四十七条の背任罪の特別規定でございまして、取締役等の役員等が株式会社との信任関係に違背し又は株式会社に財産上の損害を加える行為について刑法上の背任罪よりも重く処罰する趣旨の規定でありまして、この条項で言う任務に背く行...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 罰則、先生、今お金おっしゃいましたね、十年以下の懲役若しくはとおっしゃった、そういうものでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 背任行為をし、当該株式会社に財産上の損害を与えたときは、十年以下の懲役若しくは一千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科するとあります。
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案の九百六十条におきましては、取締役等が自己若しくは第三者の利益を図り又は株式会社に損害を加える目的でその任務に背く行為をし、当該株式会社に財産上の損害を加えたときは十年以下の懲役若しくは一千万円以下の罰則に処し、又はこれを併科すると、先ほど読ん...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) はい。でも、読ませてください。
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生方に議論いただいておりますので、これ国会の審議をしていただいているということで私は適切なことだろうと思っておりますが、罰則の一部につきまして政令に委任することは一般的に禁じられているわけではなく、法律による委任の範囲内において、これは政令が定めら...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 私がちょっと言い間違っておりまして、罰則の一部についての政令と読みましたが、これは省令でございます。訂正させていただきます。
○国務大臣(南野知惠子君) 罰則の一部について省令に委任することは一般的に禁じられているわけではなく、法令、法律による委任の範囲内において省令が定められるなどの条件を満たしている限りにおきましては許されるものと考えております。  政省令につきましては、法律からの委任がなければ罰...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 国家行政組織法第十二条、「各省大臣は、主任の行政事務について、法律若しくは政令を施行するため、又は法律若しくは政令の特別の委任に基づいて、それぞれその機関の命令として省令を発することができる。」と。「省令には、」、これは三項でありますが、「省令には、法...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案におきましては、技術的、細目的事項であって、法律レベルで規定することが必ずしも適当とは言えない事項につきましては政省令に委任しているわけでございますが、これらの政省令に委任している各規定におきましては、その委任の趣旨、範囲、政省令で規定すべき事...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法務省といたしましては、これは上場企業における株主の分布の状況等については特に把握はしておりません。
○国務大臣(南野知惠子君) 通告をいただいておりませんので、今ここでお話しするとちょっと正確を欠くと思いますので。
○国務大臣(南野知惠子君) 済みません。何か内部でのミスであるのかも分かりませんが、今ちょっと答弁探しております。
○国務大臣(南野知惠子君) 申し訳ありません。通告を受けていなかったというのはこちらの手違いでございましたので、取り消させていただきたいというふうに思います。  株式会社の形骸化ということについてのお尋ねで、株主総会の形骸化に関するお尋ねということでよろしゅうございますか。
○国務大臣(南野知惠子君) 株主総会におけます意思の決定やチェック機能は、安定株主、一般株主の区別なく、株主全体の意思が反映されることが重要であります。したがいまして、現時点において安定株主が多数を占めていることがあるということが直ちに株主総会の形骸化につながるとは考えておりませ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 株式会社が形骸化するということは、これはもう一番いけないことであろうと。もっともっといい形の中で株主が総合的に力を出し合いながら会を盛り上げていくというような、株式会社を盛り上げていくということが一番いいことであろうと思いますけれども、複数の会社が提携...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 行ったことありません。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘のその優先株式の発行に際しては、会社、発行会社である子会社の定款変更が……(発言する者あり)
○国務大臣(南野知惠子君) じゃ、済みません。
○国務大臣(南野知惠子君) 拒否権条項が付された種類株式は平成十三年商法改正により導入されたものでありますが、この種類株式は、議決権の過半数を取得することができない少数派の株主が自己の利益を守るために、出資額は少なくても一定の重要な事項については自己の意見を反映させることができる...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法律の規定の上でこれに制限を加える必要はないというふうに考えております。(発言する者あり)
○国務大臣(南野知惠子君) 今お尋ねのそういう種類株式とかいろいろな問題点につきましては、そういう状況にあるというふうにも思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 今お話しになられたことについて、事務方より答弁させて……。
○国務大臣(南野知惠子君) 企業結合法制の課題については、今後検討を行ってまいりたいと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 関連省庁とも検討しながら、その問題についてはまた検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 件数ははっきりと、過料でございますね、これは商法違反事件に係る過料の執行の件数、またそのうち決算公告義務違反件数に係る過料の執行の件数については把握しておりませんけれども、過料事件全体の執行の件数としては、平成十四年五万八千四百十八件、平成十五年六万六...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 決算公告の重要性につきましては、これは現段階においてまだ関係者における認識が十分ではなく、その履行も十全なものではないというふうに承知いたしているところでございますが、したがいまして、このような状況の下では、直ちに決算公告義務違反があれば必ず罰則を掛け...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法務省におきましては、平成八年から倒産法制の全面的な見直し作業を行っており、平成十一年には民事再生法が、平成十二年には民事再生法等の一部を改正する法律及び外国倒産処理手続の承認援助に関する法律が、また平成十四年には新しい会社更生法が、また平成十六年には...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お尋ねの合同会社制度といいますのは、株式会社のように出資の比率に応じて配当等を決めるのではなく、例えば、高い技術を持っている社員に厚く配当をすることができるようにするなど、柔軟な経営が可能な有限責任の法人制度の創設が必要であるという近年のベンチャー企業...全文を見る
06月15日第162回国会 衆議院 法務委員会 第24号
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○南野国務大臣 私見を申し上げることもできるかなと思っておりますが、少年非行の現状というのは、本当に、先生もるるおっしゃっておられますように、もう大変深刻なものであろうかなというふうに思っております。  そういうような少年非行の抑止力をどのように図るのかということもあろうかと思...全文を見る
○南野国務大臣 先生が最初にお話しになられたマイケル・ジャクソンの問題点も興味深く、これは裁判員制度との関連で今お話しになられましたけれども、マイケル・ジャクソンを裁かれたその陪審員という方は、アメリカの十二人の素人の人だけであります。我が国で今裁判員制度を設けようとしているのは...全文を見る
○南野国務大臣 今七〇%の問題をお話しになられました。その結果は結果として私たち受けとめていかなければならないんですけれども、あと四年あります。あと四年しかないという考えもあろうかと思いますが、その間に何ができるかということになろうと思います。我々としましても、タウンミーティング...全文を見る
○南野国務大臣 選択的夫婦別氏の民法改正におきましては、法務省といたしましては、平成八年の二月、法制審議会の答申を踏まえながら、少しでも多くの方の御理解を得たいというように努力を続けてきたところでありますけれども、この問題は、婚姻制度や家族のあり方と関連する重要な問題であります。...全文を見る
○南野国務大臣 平成十二年の十二月、これは男女共同参画基本計画、それを受けまして、世論の動向を把握するために、平成十三年五月、これは内閣府におきまして選択的夫婦別氏制度に関する世論調査が実施されました。この世論調査では、この制度の導入に賛成する意見も以前よりふえてまいりましたけれ...全文を見る
○南野国務大臣 私も、この立場において、いろいろと御意見はお聞きいたしております。両サイドの御意見があるわけでございますので、そういうところをもう少し深く調査するなりしまして、調査も五年ごとにされてきております。時には二年間隔で調査をしたりいたしておりますけれども、そういうことも...全文を見る
○南野国務大臣 法務省としての問題点でありますと、夫婦別姓の導入の問題につきましては、先ほども申し上げましたけれども、国民の理解、さらに関係各方面の一層の御理解が得られるということが一つポイントであろうかなと思っております。  そういうことを表に出していきながら、法務省のホーム...全文を見る
○南野国務大臣 その意思は変わってはおりません。
○南野国務大臣 そこの記事の問題で、全く一緒だということでございますけれども、先ほども申しましたけれども、世論調査等も計画されておりますので、そこら辺の状況が集まってくればまた内容はうんと変わる方向にも行くのかなと、これは淡い期待になるかなというふうには思っておりますけれども、選...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  法務省におきましては、邦人が中国に残留することとなった歴史的経緯、こういったものにかんがみまして、定住者告示を改正しながら、中国残留邦人の六歳以上の養子、または中国残留邦人の配偶者の婚姻前の子で、六歳に達する以前から中国残留邦人と同居し扶...全文を見る
○南野国務大臣 これは、告示によりまして一律に認めることとならない方については、中国残留邦人の関係者の方であることを踏まえまして、個々事案ごとに、実子と同様に育ったか否か、または育ったとすればその経緯、または現在の家族状況、生活状況、それを考慮いたしまして、個々に適切に対応してま...全文を見る
○南野国務大臣 一般的に、無国籍が発生するケースといたしまして三つほどあるのかなと思っております。  一つは、父母がともに生地主義を採用する国の国籍を有する者であって子が日本で生まれた場合というのが一つのケース。それから、もう一つのケースは、父が生地主義を採用する国の国籍を有す...全文を見る
○南野国務大臣 無国籍者でありまして、いずれの国にも属さないという形で不利益ということを考えるならば、自己の権利を持って、権利として居住することができる国がない、自分の権利を持って住む国がないということでございます。さらにまた、不当な扱いを受けましても、外交保護権を行使してくれる...全文を見る
○南野国務大臣 無国籍である、自分のよりどころとなるすべがないということについては、本当にお気の毒だなというふうに思っておりますし、そういう方々をどのように扱っていくかということも課題として残っているのではないかな、そのように思っております。
06月15日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第15号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  特別送達は、裁判手続において、訴状や判決等の重要な書類を名あて人に交付する、その人に交付するという行為でございます。この送達は、その書類の内容を当事者に知らせて、その者に手続の保障を与えるものでありまして、それを前提として以後の裁判手続が...全文を見る
○南野国務大臣 特別送達は裁判手続において重要な意味を有するということは先ほども申し上げましたが、民事訴訟法はその事実を明確にするため、送達をした者に対して送達報告書の作成を要求しておりますけれども、この報告書は高い証明力を備えたものである必要があります。  今回の郵便法の改正...全文を見る
○南野国務大臣 送達の件数については今知り得ておりません。
○南野国務大臣 これは昭和六十三年のあれですけれども、約四百万でございます。
06月16日第162回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○国務大臣(南野知惠子君) 所管外でございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生いろいろお話しになられました。その中には個別の案件もあろうかというふうに思っておりますが、トータル的な感覚ということについてはしっかりと検討してみたいというふうに思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 現在の商法第四百八十二条は、外国会社を利用した日本の会社法制の脱法、潜脱を防止する観点から、擬似外国会社は日本法に従って設立された会社と同一の規定に従うことを要する旨を規定いたしております。この規定の意味は、判例・多数説によれば、擬似外国会社は日本法に...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 擬似外国会社は、条文では「日本に本店を置き、又は日本において事業を行うことを主たる目的とする外国会社」と規定されております。  ここで、「日本において事業を行うことを主たる目的とする外国会社」が何かが問題とされておりますが、この規定が外国会社を利用し...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案第八百二十一条の趣旨、これは外国会社を利用して日本の会社法制を脱法する行為を禁止するというものでございますので、まず規定を置くべき合理性はあるものと考えております。規定の内容につきましても、擬似外国会社に関する法律関係を明確化するとともに、相手...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案におきましては、一つは株式会社と有限会社の統合、もう一つは中小企業の実態を踏まえた各種の改正、さらに擬似外国会社に関する規制の合理化など、幅広い分野におきまして多くの改正を行っているところでございます。そういう意味では、法務省では従前より法律の...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 文言を分かりやすくするという、これは当然のことであろうと思っておりますけれども、法律の文章の中においては、それはもうきっちりとしたものをうたっていかなければならない。だけど、この専らということについては、これは日本人の感覚という中でもこれは皆さん理解で...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ちょっと読んでみますが、「日本において事業を行うことを主たる目的とする外国会社」が何かが問題とされておりますけれども、この規定が外国会社を利用した日本の会社法制の脱法、潜脱を防止するという趣旨によるものであることを照らして考えてみますとということで、こ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) これは擬似外国会社の説明でありまして、条文では「日本に本店を置き、又は日本において事業を行うことを主たる目的とする外国会社」と規定されておりますということで、これは条文でございますので、このまま書かせていただいております。
○国務大臣(南野知惠子君) 政省令に委任する技術的、細目的事項とは、委任する事項、理由によって様々でありますので一概には言えませんけれども、委任の規定を設けるに当たりましては、委任の趣旨、範囲、規定すべき事項の例示を個別的に行うこと、会社法案又は他の法律における同種の規定における...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案におきましては、会社の設立、組織、運営及び管理に関する事項につきまして、基本的には法律自体で定めることといたしておりますけれども、技術的、細目的事項であって、法律レベルで規定することが必ずしも適当とは言えない事項については政省令に委任しておりま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今は会社法案について御検討いただいておりますので、これは会社法案についてでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 一般的に言えることでございます。一般的にはということでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 罰則の一部につきまして省令に委任することは一般的に禁じられているわけではなく、法律による委任の範囲内において省令が定められるなどの条件を満たしておる限りにおきましては許されるものと考えております。  ただし、会社法案九百六十条におきましては、取締役等...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 監査役が子会社に、これ調査義務違反をした場合においては、これは会社法案九百六十一条一項の特別背任罪の構成要件に該当する可能性もあると考えていますけれども、会社法案九百六十条一項は罪刑法定主義などに照らしても特段の問題はないものと考えられておりますので、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会社の設立、組織、運営及び管理に関する事項について、基本的には法律自体で定めることとしておりますけれども、何回も申し上げておりますが、技術的、細目的事項であって、法律レベルで規定することが必ずしも適当と言えない事項については政省令に委任しております。
○国務大臣(南野知惠子君) 犯罪の中身をどうするかというのは、これはいろいろ検討を加えて、各省との検討を加えながらやっていることでありますことで、これは我々の法案の中では取り入れながら検討していることであります。
○国務大臣(南野知惠子君) 何回も申し上げていますけれども、省令で犯罪の中身まで決めているものではありません。
○国務大臣(南野知惠子君) こういう事故等に関する損害賠償等の場合にどのような額を試算するかという試算基準というものについての問題点であります。
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生の御提案でございましたこの五%の御質問に関しましては、それはもういろいろな検討をしなければならないということもあろうかと思いますが、この法定利率が適正なものかどうかという観点についても、これはまた見直しの必要があるか否かという問題につきましても、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) そういうマイナスな面がこの法案から出てくるかどうかというのは、今の会社を守る方々、株主の方々、多くの経済界をしょう方々の常識にもよってくるのではないかなと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) それは、その方向を目指していると思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案では、株式会社と有限会社とを統合いたしまして株式会社に一本化するということでございます。現在の有限会社を廃止するということにいたしておるわけで、これは、従来の株式会社と有限会社の区分が理想どおりに利用されておらず形骸化していると見られる上、最近...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 最低資本制度を廃止することといたしましたのは、平成二年以降の経済情勢の変化、外国の立法動向又は近年における起業の促進の必要性の増大ということにかんがみまして、大小区分立法の考え方は採用しないことといたし、会社の設立を促進する政策を取ることとしたためであ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 休眠会社や名目だけの株式会社が大幅に増加することを、これはやむを得ないと考えるのかとお尋ねでございますが、最低資本金制度の廃止等が休眠会社等の大幅な増加に直結するものとは考えられないのでありますけれども、仮に休眠会社等が悪用されたといたしましても、役員...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 現行法では、会社の商号につきまして、他人が登録した商号と同一、類似の商号につきましては同一市区町村内において同一の営業のために登録することができないという規則、これすなわち類似商号規制というのが設けられております。  類似商号規制は、同一市区町村内に...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 現行の類似商号規制の下でも、登記上の目的さえ異なれば同一の住所に類似の商号の会社の設立登記、これをすることなどは禁じられておりませんので、不正な目的による商号の登記がなされることを防ぐことはできないというふうに思います。  そのような意味では、現行法...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法は、会社法制に係る基本法でございますから、株式会社に適用される法律につきましては、上場会社であるか非上場会社であるかという観点での区別はいたしておりません。  したがいまして、例えば決算公告などの情報開示につきましても、会社法におきましては上場...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 株式会社におきましては、社外取締役を含めた取締役が株主や会社に対して負う、負うべき義務の内容につきましては、その株式会社が上場会社であるか非上場会社であるかにより法的に差異が生ずるものではございません。  したがいまして、会社法案においては、取締役、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 株式会社におきましては、社外監査役を含めました監査役が株主や会社に対して負うべき義務の内容につきましては、その株式会社が上場会社であるか非上場会社であるかにより法的に差異が生ずるものではございません。  したがいまして、会社法案におきましては、監査役...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) MアンドAは、企業が他の企業と連携することによりまして体力や競争力を増すために非常に有効な手段であると考えられております。また、MアンドAは、対象となる企業の株式を適正に評価するきっかけとなることも多いと言われております。MアンドAが活発化すれば、実力...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会計参与は、どのようなタイプの株式会社であっても、これは定款で定めることにより置くことができる、これは任意の設置機関でございます。ただし……
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法施行後におきましても、既存の有限会社につきましては、有限会社の商号を使用することが認められ、かつ従前の有限会社とほぼ同様の規律が適用されることになっております。  ただし、既存の有限会社には、会社法施行後は、特例有限会社として現行法とほぼ同様の...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 事前規制という用語の使い方にもよるというふうに思いますけれども、例えば会社の財産という観点からは、設立に際して最低一千万円の出資をしなければ株式会社を設立することができないという規制を、これを廃止するということは事前規制を減少させていることの一つの表れ...全文を見る
06月21日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第17号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  郵便貯金銀行の正式の名称、これは商号といいますが、につきましては、その設立の際、発起人たる日本郵政株式会社によって定められるものと承知いたしております。一方、会社の商号の定め方については、我が国は基本的には、商号に、それが用いられる企業の...全文を見る
○南野国務大臣 先生御質問の、登記を認めるかどうかということは、これは、公序良俗に反するかどうか、取引を混乱させるおそれがないかどうかといった観点から判断するわけでございますので、預金も貯金も金融機関を受託者とする金銭の消費寄託を意味するものと考えられますので、このようなことを考...全文を見る
06月22日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○南野国務大臣 法務省といたしましては、御決議の趣旨を踏まえ、不法滞在者の取り締まりの強化につきましては、平成十五年十二月に犯罪に強い社会の実現のための行動計画において決定されました不法滞在者半減の実現に向けて、種々の施策を講じているところでございますが、今後とも、安全、安心な社...全文を見る
06月23日第162回国会 参議院 法務委員会 第25号
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○国務大臣(南野知惠子君) お尋ねの件でございます擬似外国会社に関しましては、現行商法第四百八十二条に規定が設けられております。現行商法の第四百八十二条は、外国会社を利用した日本の会社法制の脱法、潜脱を防止する観点から、擬似外国会社は日本法に従って設立された会社と同一の規定に従う...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  会社法案の八百二十一条における擬似外国会社の範囲といいますのは、現行商法四百八十二条における擬似外国会社の範囲と全く同一でございます。条文では、「日本に本店を置き、又は日本において事業を行うことを主たる目的とする外国会社」と規...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 現行の商法第四百八十二条につきましての判例、また多数説ということによりますと、擬似外国会社は日本法に基づいて再設立しない限り法人格が認められない、これ先ほど申したとおりでございます。しかし、これでは擬似外国会社と取引をした相手との法律関係が安定性を欠い...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) アメリカの政府だとか、それから在日米国商工会議所、又は欧州ビジネス協会などから擬似外国会社の問題についての懸念、これが示されていることは承知いたしております。  法務省といたしましては、この点につきまして、会社法案第八百二十一条の趣旨が外国会社を利用...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘のとおり、会社法施行後、既存の有限会社は株式会社となりますので、会社更生法の適用を受けるということになります。
○国務大臣(南野知惠子君) 整備法におきましては、既存の有限会社を株式会社として存続させた上で、有限会社から会社法上の株式会社に変更させるということによってこれは不利益になる事柄について従前と同様の扱いがされるように経過措置を設けております。しかし、会社更生法の適用につきましては...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 銀行などの金融機関が融資をするに当たりまして、どのような物的担保、人的担保を要求するのかということにつきましては、これは各金融機関の判断ということになりますので、法務省といたしましてはその当否についてお答えすることは難しい面があろうかと思っております。...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) まず、先生御指摘なさいました労働分配率というような問題点も含まれているのかなというふうに思いますが、各会社がその経営判断に基づきまして決めるものでございます。これは当然でございますが、その在り方は、一義的には各会社の経営判断にゆだねられている、これもま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 会社法案におきましては、株式会社を発起設立する場合の出資の払込み、これに関しまして、払込取扱銀行等の払込取扱機関を利用する必要もありますけれども、これらの機関による払込金保管証明書の制度を用いることなく、先生おっしゃったように、預金口座の残高証明書等の...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 有限会社の会社更生法が適用されるためにという、担保権の債権を有する者、それが流動化されているという、いろいろ先生の今御質問でございますけれども、既存の有限会社に会社更生法の適用を認めるということは、有限会社の再建手段についての選択肢を増やすという点で有...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 有限会社は特例有限会社として残ることができますので、これ、強制的に合同会社にということではございません。
○国務大臣(南野知惠子君) 関連することは先ほど申し上げたとおりでございますけれども、政策的な問題とか、それからお金がどうとかということはちょっと所管しておりません。
○国務大臣(南野知惠子君) そのようには思いませんが、有限会社が特例有限会社として存続していく方法もございます。御希望であれば合同会社に変更することもできます。したがいまして、合同会社に変更されようとする場合には、今、課長から御報告申しましたように、手数料といいますか免許登録料と...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 端的だと誤解が生じると困りますので、ちょっと御報告を念を入れてさせていただきたい。  現行商法におきましては、株式会社は株券を発行するのが原則であります。これは先生おっしゃったとおりでございまして、定款の定めにより株式を発行しない株式会社となることも...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 株主代表訴訟を提起することができる株主は、現行商法におきましても会社法案におきましても、これにより責任を追及される立場にある者が役員を務めている株式会社の株主に限られておりますので、親会社の株主が子会社の役員に対して代表訴訟を提起することはできないもの...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) いいかどうかという評価について私がコメントする立場にはないと思いますが、これ今皆様方が議論していただいているところでございますので、粛々とその方向に向かっていっているというふうに思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) それはちょっと違う立場でありますけれども。  先生御指摘の多段階代表訴訟は、親会社の株主が子会社や孫会社の取締役の責任を追及することができる株主代表訴訟のことであるというふうに理解いたしております。  多段階訴訟を認めるべきであるという御指摘をこれ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 現行の商法におきましては無過失責任とされております取締役の責任の中で、会社法案におきまして過失責任としたものの第一は、分配可能額を超える額の剰余金の分配をした場合の取締役の責任ということでございます。  第二は、株式会社と取締役との間で利益相反取引が...全文を見る
06月24日第162回国会 衆議院 法務委員会 第25号
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○南野国務大臣 犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年のグローバリゼーションの進展に伴い、犯罪行為が容易に国境を越えるようになり、犯罪組織による国際的な犯罪が頻発しております。(...全文を見る
○南野国務大臣 また、厳しい経済情勢の中で、暴力団等の反社会的勢力が組織的に関与する悪質かつ巧妙な強制執行妨害事犯が後を絶たないなどの状況にあります。さらに、近年、コンピューターが広く社会に普及し、世界的な規模のコンピューターネットワークが形成されておりますが、このような情報処理...全文を見る
06月28日第162回国会 参議院 法務委員会 第26号
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○国務大臣(南野知惠子君) 日本におきまして事業を行うことを主たる目的とすると、こういうことは、日本における事業規模の方が外国における事業規模よりも大きいと、単なる比較的な意味ではなく、その中には脱法的なものを許さないという法の趣旨を考慮をいたしますと、日本における事業がその会社...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今御提示いただきましたこの資料によりますと、日本で営業活動を実際に行っている外国会社が会社法案八百二十一条について不安を覚えると願い出たことから、当省におきましてその不安を払拭するための対応策を明らかにしたものであります。  現在の商法の四百八十二条...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生のお問い合わせの一問目でございます。会社法案八百二十一条の趣旨は、我が国の会社法制の脱法行為を防止するというものでございますから、八百二十一条を削除してしまうと、専ら日本国内でしか事業を行うつもりがない者が、外国法人を利用するだけで我が国の会社法制...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生にも度々御質問いただき、ありがとうございました。  企業活動の透明性の確保ということについての御質問でございますが、そのためにも取締役が会社の不祥事に対しまして適切な対応策を取ることは重要なことであると認識いたしております。取締役が会社の不祥事に...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。
06月29日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第20号
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○南野国務大臣 人権擁護問題というのは大変重要な問題であると思っております。
○南野国務大臣 それは先生、どういう意味か、その事の流れがわかりませんので、ちょっとお答えできません、申しわけありません。
○南野国務大臣 いまだに先生のお申し出になっておられる意味がわかりませんので。人間であれば、全部これは人権問題として大切な問題だと思っております。
○南野国務大臣 今のお話をお聞きするだけで、私は的確なお答えは申しかねると思います。
○南野国務大臣 先生がおっしゃるとおり、外資だからだめよということはないと思います。
○南野国務大臣 では、済みません、御報告申し上げます。  先生御指摘のとおり、郵政の民営化によって設立される株式会社は、きょう法案を通していただきましたので、会社法に基づく株式会社であると承知しておりますので、企業価値を損なう敵対的買収、これに対しましては、その買収者が外資であ...全文を見る
○南野国務大臣 突然のお尋ねなので、ちょっとびっくりいたしましたが、IQの問題ですか、広告の。  これをしっかり今見せていただいたんですけれども、まず最初に申し上げるのは、合理的な理由のない区別というのが差別であろうかなと、これは一般論でございます。人権侵害であると思いますけれ...全文を見る
○南野国務大臣 合理的な理由のない区別というのは差別であります。これは人権侵害であると思います。合理的な理由のある区別は人権侵害には当たらないと考えております。  お示しのペーパーでありますけれども、私は、この記載に合理的理由があるのかどうか承知いたしておりませんので、このペー...全文を見る
○南野国務大臣 個別的な、具体的な事案につきましては、人権侵害となるか否かということについては申し上げる立場にございません。一般論として申し上げれば、これが特定個人を誹謗中傷するなど、特定個人の人格を攻撃するようなものでない限り、人権侵害には当たらないと考えております。
○南野国務大臣 お答えいたしますが、個別的、具体的な事案についてはお答えいたしかねます。(発言する者あり)
○南野国務大臣 個別具体的な事案についてはお答えできないということが一つでございます。  もう一つ。先ほど申し上げたことは一般論として申し上げたということでございますので、一般論として申し上げれば、それが特定個人を中傷誹謗するなど、特定個人の人格を攻撃するようなものでない限り、...全文を見る
06月30日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第21号
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○南野国務大臣 昨日の私の答弁中、山花議員お示しの資料の記載内容につきまして言及した部分につきましては、あえて答弁の必要がない事項について述べたもので、おわびして撤回させていただきます。  続きまして、昨日の私の答弁について、補足して説明をさせていただきます。  一般論といた...全文を見る
07月01日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第22号
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○南野国務大臣 個別の文書自体の評価でございます。そういうものに言及することは差し控えさせていただきたいと思いますが、もとより、行政の遂行に当たりまして人権に配慮した取り扱いがなされるべきことは、これは当然のことだと思っております。このことは、法務行政のみならず、政府全体の課題と...全文を見る
○南野国務大臣 個別具体的な問題につきましては、これはお答えをいたしかねるところでございますので、先ほど一般論として申し上げておりますので、何とぞ御理解をいただきますようお願いいたします。(発言する者あり)
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  法務省は、法務省設置法第四条第二十六号で定めるところにより、人権侵犯事件に係る調査並びに被害の救済及び予防に関する事務をつかさどることとされておりますが、これは、人権侵犯事件等として申し立てがなされた場合等において、その調査を行って、所要...全文を見る
○南野国務大臣 今申し上げましたように、対象をIQによって分類したかのような記載部分については、法務大臣である私としましても、行政が容認すべきものではないとこれは考えております。  特定の私人の行為について、調査を得ないで人権侵害に当たるかどうかを確定的に申し上げることは、これ...全文を見る
07月12日第162回国会 衆議院 法務委員会 第26号
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○南野国務大臣 田村先生からの御質問にお答えするに先立ちまして、一言申し上げたいことがございます。  去る七月七日、英国におきまして発生しました同時多発テロの犠牲になられた方々の御遺族にも対しながら、謹んで哀悼の意を表します。それと、おけがをされた方々に対しても、早く回復されま...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  本年六月末現在で国際組織犯罪防止条約の署名国は約百四十七カ国に上っております。また、締約国は百六カ国となっております。いわゆるG8の中では、フランス、カナダ、ロシアがこの条約を締結済みでありまして、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリアは締...全文を見る
○南野国務大臣 国境を越えて組織的に敢行される国際的な組織犯罪の脅威が深刻化しておることは、先ほどのサミットなどでの声明でも繰り返し指摘されております。  一方、我が国におきましても、集団密航事犯、覚せい剤等の密輸事犯、クレジットカード偽造事犯、ピッキング用具を使用した窃盗事犯...全文を見る
○南野国務大臣 お答えいたします。  近年、コンピューターが広く社会に普及するとともに、世界的な規模のコンピューターネットワークが形成されるなど、コンピューターは重要な社会的基盤の一つとなっております。  しかし他方で、このような情報処理の高度化に伴いまして、コンピューターウ...全文を見る
○南野国務大臣 この法案につきましては、平成十五年五月に国会において承認されました国際組織犯罪防止条約の締結に伴いまして必要となる罰則の新設など所要の法整備を行うことといたしております。  すなわち、一番目といたしますでしょうか、条約の規定する重大な犯罪に当たる行為であって、団...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  国境を越えまして組織的に敢行される国際的な組織犯罪の脅威が深刻化しているということを申し上げましたが、サミットの声明等でも繰り返し指摘されております。  一方、我が国におきましても、集団密航事犯、覚せい剤等の密輸事犯、またはクレジットカ...全文を見る
○南野国務大臣 この条約は、G8の諸国を中心としました国際社会の活発な組織犯罪対策の諸活動を受けまして、国連において起草、採択されたものでございます。  そして、我が国も、こうした組織犯罪に対する国際的な取り組みの流れの中で、他のG8諸国とともに繰り返し本条約の早期採択を訴え、...全文を見る
○南野国務大臣 今先生御指摘のように、誤解は解いていかなければならないというふうに思っております。  この法案によって新設されます、組織的な犯罪、これの共謀罪は、あくまで二人以上の人が重大かつ組織的な犯罪を実行しようと共謀する行為を処罰するものであります。そして、共謀と言えるた...全文を見る
○南野国務大臣 我々は、国民の安心、安全を守るための法律をつくっていこうとしておりますので、そのプロセスで不安になられるということは、我々も大変慎重に論議をしていかなければならないなというふうに思っております。  先生が今御指摘のことでございますけれども、今回の法案が定める共謀...全文を見る
○南野国務大臣 今いろいろと御議論、御審議をお聞きいたしております。先生方の御審議が本当に十分行われることによりまして、この法律が皆様方の御意思として成立させていただくならば、これからの問題点がもっと解決に向かい、安心、安全の国づくりに一役買うものと思っておりますので、どうぞ御審...全文を見る
○南野国務大臣 先生お尋ねでございます件につきましては、近年、債権債務関係の迅速また適正な処理が社会的な課題となっておりますが、悪質な資産隠し等の手口や占有屋と呼ばれる手口等によりまして強制執行を妨害する事案が後を絶っておりません。  このような強制執行に対する妨害行為への対処...全文を見る
○南野国務大臣 内閣の方針に対して違反したということが理由でございます。
○南野国務大臣 はい、そのとおりです。
○南野国務大臣 本日の段階では、私から副大臣のことについて申し上げることは差し控えたいというふうに思っております。
○南野国務大臣 それはそのとおりでございます。
○南野国務大臣 政務官富田氏もおられますし、我々結束して、皆様方の御審議がスムーズにいきますことを祈っているばかりでございます。
○南野国務大臣 私の言葉をいろいろな方がいろいろにおとりになって新聞記事を書かれていると思います。これは一回二回ではないと思いますが。本日は富田政務官がおられます。立派に答弁したいと思っております。
○南野国務大臣 富田政務官と協力いたしますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
○南野国務大臣 治安維持法は、戦前の特殊な社会情勢の中で、国の体制を変革することを目的として結社を組織することなどを取り締まるために、これを処罰の対象としていたものと承知いたしております。(発言する者あり)  憲法違反かどうかということは申しかねます。
○南野国務大臣 そのことについてお答えいたしかねますけれども、これに対しまして、この法案は、治安維持法は、重大な犯罪であり、かつ組織性の要件を満たす犯罪の共謀に限って……(発言する者あり)治安維持法でございますよね。  治安維持法に関しましては、これは先ほど申し上げました、御指...全文を見る
○南野国務大臣 先生が御指摘しておられる内心の問題については、このたびの法改正では触れない、これは問題でないということでございます。
○南野国務大臣 憲法に違反するのかしないのかということにつきましては、私は申し上げる立場にございません。
○南野国務大臣 今先生がおっしゃられました特定の法律が憲法に違反するのかどうかということにつきましては、私が申し上げる立場にはありません。
○南野国務大臣 それは、日本国民、守るべきだと思います。
○南野国務大臣 いろいろな課題について過去に学ぶということは、これは当然のことだというふうに思っておりますが、治安維持法と今皆様方に御審議をお願いしているものについては、これは内心という問題については関連のないものだというふうに思っております。
○南野国務大臣 内心の自由は憲法上に保障されております。
○南野国務大臣 一般論として申し上げるならば、歴史的なものから学ぶということは、これは大切なことだと思っております。
○南野国務大臣 今提出させていただいている法案を不十分だと思って御提案しているわけではございません。でも、先生方がそれに関連しましてどのように御審議いただけるかということで、先生方の御審議を今いただいているところでございます。
○南野国務大臣 我が国の刑事法におきまして、実行の着手がある場合に処罰することを原則とすることは、これは漆原先生がおっしゃられた問題点であろうかと思いますけれども、これがどちらかというと、私としても断じがたいということでございます。
○南野国務大臣 我が国の刑事法におきまして、実行の着手がある場合に処罰することを原則とすることは、これは……(辻委員「断じがたい」と呼ぶ)いやいや、断じがたいのでありませんが。  今申し上げました場合に処罰することを原則としつつ、実行の着手がなくても処罰するという点では法案の共...全文を見る
○南野国務大臣 単に漠然とした相談程度ではこれは足りずに、目的とか対象とか手段、実行に至るまでの手順、また各自の役割など、具体的な犯罪計画を現に実行するために必要とされる各種の要素を総合的に考慮して、具体性、特定性、現実性を持った犯罪実行の意思の連絡があることが必要であり、かつ、...全文を見る
○南野国務大臣 組織的な犯罪の共謀罪、これは人の内心にとどまる単なる意思を罰則するものではありませんし、また、具体個別的な犯罪行為と結びつかない合意を処罰しようとするものでもありません。さらに、この罪が成立するためには、団体活動などとしての当該行為を実行するための組織により行うこ...全文を見る
○南野国務大臣 通告していただくとありがたいんですけれども、御指摘は、法制審議会において事務当局から、国内的なニーズにこたえるという形はとっておらず、条約締結のために必要な犯罪化等を図っていきたいということを基本に考えているとの発言がなされたことを指しているものだというふうに思い...全文を見る
○南野国務大臣 やはり日本としても、国際的なメンバーの中に入りながら条約の締結をし、そういう安心、安全の国を築いていくという方向に持っていきたいと思っていることでございます。
○南野国務大臣 今先生御指摘の立法ガイドというのは二〇〇四年に出されておりますけれども、我々のこの法というものはそれ以前に出させていただいているものでございます。
○南野国務大臣 先生おっしゃるとおりだと思います。
○南野国務大臣 国家行政組織上どのように考えるべきかということについては、私からの答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○南野国務大臣 私の気持ちと、それから法律上の解釈ということで御答弁させていただきました。
○南野国務大臣 それには解釈の問題もありますけれども、やはり決められたメンバーはそろっていてほしいというふうに思っておりますし、そろって審議をさせていただきたいとも思っております。
○南野国務大臣 本日の段階で、私から副大臣の任命について申し上げることは差し控えさせていただきたいと思っております。  富田政務官が全力を尽くしてくださっております。私も全力で頑張ります。
○南野国務大臣 まだ私を殺さないでください。
○南野国務大臣 はい、撤回させていただきます。
○南野国務大臣 きょうの段階でというふうに申し上げておりますが、きょうの段階で、私から副大臣の任命については申し上げることができないということでございますので、どうぞ御了解いただきたいと思っております。
○南野国務大臣 私が申し上げたいのは、副大臣の任命についていろいろと申し上げているとか申し上げていないとかということを、きょうの段階で申し上げられないということを申し上げているということです。
○南野国務大臣 最終的には、これは内閣の政治的判断になるということでございます。
○南野国務大臣 先ほど申し上げました、最終的には内閣府の判断ということになろうと思っておりますけれども、法務省といたしましても、鋭意努力を重ねていくところでございます。
○南野国務大臣 現在でも鋭意努力いたしておりますので、お認めいただきたいと思います。
○南野国務大臣 先ほども御質問いただきましたけれども、また先生からの御質問でございます。  副大臣の設置というのは、国会審議の活性化、政治主導の政策決定という目的を果たすための内閣の政治的判断を行うものでなく、一時副大臣が欠けたことをもって、即座に違法であるとか、これは違法状態...全文を見る
○南野国務大臣 繰り返しになりますけれども、違法状態にあるとは言えないものというふうに思っております。それにしておきます。
○南野国務大臣 私は、放置するとかしないとか、そういうことは申し上げておりません。  副大臣の設置については、国会審議の活性化、それから政治主導の政策決定という目的を果たすためには、これは大変大切なことである、判断を排除するものではないわけで、一時副大臣が欠けたということをもっ...全文を見る
○南野国務大臣 そういうことに関連する答えは差し控えさせていただきます。
○南野国務大臣 できるだけ早くということです。
○南野国務大臣 申請する、いつまでにするということについては差し控えさせていただきますけれども、先ほども申し上げましたように、副大臣の問題については十分な考慮をしているということは御報告できると思います。
○南野国務大臣 それは努力ということで申し上げておきます。
○南野国務大臣 そのようなことを私は申し上げてはおりません。
○南野国務大臣 先ほども御答弁いたしました、法務省としては鋭意努力する、でも最終的にはそれは内閣の判断でございますということでございます。
○南野国務大臣 いろいろと御報告いたしておりますけれども、副大臣に関するポストにつきましては、ここでああでもないこうでもないと言うことではないと思いますので、そういう問題についてはやっております。
○南野国務大臣 申し上げることは同じでございます。  副大臣の設置は、国会審議の活性化、それから政治主導の政策決定という目的を果たすための内閣の政治的判断を排除するものではありません。一時副大臣が欠けたということをもって、即座に違法であるとか違法状態にあるということは言えないも...全文を見る
○南野国務大臣 それは、しばらく、お待ちいただきたいと思います。
○南野国務大臣 先生お尋ねの日数の件でございますけれども、何日たったらということははっきり言えないということでございますけれども、法務省としては鋭意努力する、そういうことを御報告したいと思っております。
○南野国務大臣 プロセスについては、それは先生と同じく、大切なものであり、歴史的評価ということ、それも大切なものであるということは、先ほどお話し申したとおりでございます。
○南野国務大臣 六月二十九日の郵政特別委員会における山花議員の御質問に対する私の答弁のうち、郵政特別委員会速報記録の十一ページ二段目十七行目の「一番下のところには、」から同二十七行目「そういう問題については」までを撤回させていただいたものです。
○南野国務大臣 今先生が御指摘の部分については撤回はしておりませんが、そのときの答弁が言葉足らずでしたので、追加をさせていただいております。
○南野国務大臣 集団に対します表現、これが人権侵害に当たると言えるためには被害者が特定されることが必要であり、単に、例えばどこそこ県民のような表現を用いたのみでは対象が余りにも漠然としていることから、原則として人権侵害には当たらないと考えております。
○南野国務大臣 ただし、集団が比較的小さく、かつ、集団に属する人々を特定することができる場合には、その集団に属する人に対する人権侵害となり得る場合があると考えております。  さらに、このような厳密な意味での人権侵害に当たらないとしても、集団に対する表現が、その集団に属する者の人...全文を見る
○南野国務大臣 先生はどれを指して部落差別とおっしゃっているのか、私にはわかりません。
○南野国務大臣 部落差別というふうにお話しになられましたが、部落差別にしても、集団が比較的小さく、かつ、集団に属する人々を特定することができる場合には、その集団に属する者に対する人権侵害となり得る場合があると考えております。
○南野国務大臣 今、なり得る場合があると考えております。  さらに、このような厳密な意味での人権侵害に当たらないとしても、集団に対する表現が、その集団に属する者、人の人間としての尊厳を傷つけ、一定の集団に対する差別意識を殊さら増幅させるなど人権擁護の観点から看過し得ない場合には...全文を見る
○南野国務大臣 もう一度申し上げます。  集団が比較的小さく、かつ、集団に属する人々を特定することができる場合には、その集団に属する者に対する人権侵害となり得る場合があると考えております。  このような厳密な意味での人権侵害に当たらないとしても、集団に対する表現が、その集団に...全文を見る
○南野国務大臣 私は部落差別というような文言はそのとき使っていませんけれども、先生がそのように部落差別ということについてお話しになられるのであれば、私としては、部落差別については、一般に人権侵害または差別助長行為として許されない行為であるというふうに思っております。(発言する者あ...全文を見る
○南野国務大臣 対象をIQによって分類したかのような記載については、行政として容認すべきものではないと考えております。
○南野国務大臣 対象をIQによって分類したかのような記載については、これは行政として容認すべきではないと考えております。
○南野国務大臣 一般論として申し上げます。  差別的な取り扱いとは、合理性のない不利益な取り扱いを行うことをいいます。特定の層を広告の対象とすることが不利益な取り扱いに当たるとは認められないことが多いのではないかと思います。  もっとも、厳密な意味で人権侵害に当たらないとして...全文を見る
○南野国務大臣 特定の私人の行為について調査をしないで人権侵害に当たるかどうかを確定的に申し上げることは、これは適当でないと思います。  今伺っている範囲では、行政としてこれを容認すべきものではないと考えております。
○南野国務大臣 先生御指摘のこの黒塗りのところについては、詳細は存じ上げておりません。
○南野国務大臣 それは、申し上げれば見られると思います。
○南野国務大臣 努力いたします。
○南野国務大臣 私は、読むことを努力するというふうに申し上げたわけで、必ずそれはしたいと思います。
○南野国務大臣 重大な犯罪ということを条約では、すなわち各国の法律において定められている刑期の重さを基準として、長期四年以上の自由を剥奪する刑またはこれより重い刑を科することができる犯罪を共謀罪の対象犯罪とすることを義務づけております。その上で、国内法で求められるときは、組織的な...全文を見る
○南野国務大臣 条約は、重大な犯罪、すなわち、長期四年以上の自由を剥奪する刑またはこれより重い刑を科することができる犯罪を共謀罪の対象犯罪とすることを義務づけております。  法案の共謀罪は、このような条約の義務に従いまして、死刑または無期もしくは長期四年以上の懲役もしくは禁錮の...全文を見る
○南野国務大臣 先ほど申し上げたこの中身につきましては、これは条約上の取り決めでありますので、我が国もそれに合わすというような方向で考えていくということでございます。
○南野国務大臣 私としては、それがいいのではないかなというふうに思っておりますが、重大な犯罪のすべてにつきまして共謀罪の対象犯罪とすることが条約上の義務であると考えられている。条約の審議の過程におきましても、重大な犯罪をリスト化することの可否が問題となりました。犯罪組織はいかなる...全文を見る
○南野国務大臣 それはならないということでございます。
○南野国務大臣 共謀罪等の対象となる重大な犯罪の範囲については、その条約の審議過程において、国際的な組織犯罪を防止するため、各国が標準装備するべき罰則の対象となる犯罪の範囲をどのようにすべきかという問題として議論がされた。そして、その点については、長期三年以上とする意見や、また長...全文を見る
○南野国務大臣 それは、条約上の義務であるということが一つでございますが、先ほど審議の過程については御報告したとおりであります。
○南野国務大臣 ここの中で長期四年としたことにつきましては、そのような話し合いの中で決まったということですから、日本は条約ということを締結する前にそのような形で四年というふうにしたということでございます。
○南野国務大臣 今御審議いただいているこの法案は、主に条約の義務を果たすために今御審議いただいているわけで、そのためには基準となる四年というものを使わせていただいております。
○南野国務大臣 堕胎を集団で共謀してやるというのは、私、聞いたことがありません。
○南野国務大臣 これは刑法に関係する部分とそうでない堕胎というのもありますけれども、堕胎したいというのは本人の、または夫との話し合いのもとになされるものというふうに思っております。
○南野国務大臣 それが規定を超えた業務上の堕胎であるならば、それは罪になると思います。
○南野国務大臣 いろいろな御議論があるのかなと思いますけれども、法定刑は、これは犯罪の違法性だとか重大性の評価を示すものであろうかと思っております。長期四年以上を重大犯罪として共謀罪の対象とすることは、我が国の法体系においても合理性があるというふうに私は思っております。
○南野国務大臣 それは、今我が国にある法体系を見てから、そのように思うわけであります。
07月21日第162回国会 参議院 法務委員会 第27号
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○国務大臣(南野知惠子君) 今議員おっしゃられましたように、本当にテロは許されるべきものではないというふうに思いますし、ロンドンに起きました、命をなくされた方々の御冥福を祈ると同時に、負傷された方々の一日も早い御回復をお祈りしたいと思っております。  特に、我が国は世界一安全な...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 内閣官房を中心に関係府省で構成される連絡会議におきましては、現在、バイオメトリックスが記録されたIC旅券やICカード、それの活用方策について、制度、技術両面での検討が進められております。この場合におきましても、テロ犯罪の水際防止対策という安全性の確保の...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 近時、殺人などの凶悪事件や又は来日外国人の犯罪又は組織犯罪等が、我が国の治安を根底から揺るがしかねない犯罪が多発しておりますけれども、刑事司法を担う検察におきましては、犯罪情勢の変化と社会の要請等に対応し得るよう、絶えずその体制等を点検し、各種犯罪の真...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生がお話しになられました財産犯等によって被害者から得た犯罪被害財産を犯人から剥奪してしまうと被害者の犯人に対する損害賠償請求権などの司法上の請求権の実現を妨げるおそれがありますことから、組織的犯罪処罰法は犯罪被害財産の没収又はその価額の追徴はできな...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 誤解があるといけませんので御答弁いたしますが、行政の遂行に当たりまして、人権に配慮した取扱いがなされるべきことは当然のことでございます。行政といたしまして御指摘の資料の記載を容認して、これを基礎として不適切な行政を行うべきではないと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 資料は、これは見せていただきましたけれども、私としてはそこまでは読み切れていないというふうに思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 一応個別の案件でもございますし、私個人の感想ということを申し上げるレベルではないと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) IQなどで対象を分類したかのような記載がここにございます。そのことについては容認できないということを申し上げました。
○国務大臣(南野知惠子君) 必ずしもそのようには思っておりません。
○国務大臣(南野知惠子君) これは、これ個人的な感覚でこの表を作られたというふうに思いますので、私としてはそのようにすることが特に、今先生のような問題ということは意識しておりません。
○国務大臣(南野知惠子君) それをそのような区分をしながら行政的に適用をするということは、それはけしからぬということでありまして、行政として容認すべきものではないというところを申し上げたいわけであります。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生の御質問でございますけれども、私の気持ち、心、また答弁といたしましては、対象をIQなどによって分類したかのような、このような記載につきましては行政として容認すべきではないというふうに考えております。
○国務大臣(南野知惠子君) もう一度言い直しますけれども、対象をIQで分類するような記載、これは人権侵害に当たるか否かはともかくとして、不適切な記載であるというふうに思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 個別の事案でありますということが第一点でございますが、これにつきましては、偏見かどうかということを調査を今いたしておりませんが、調査なしでそのように確定的なことを申し上げることはちょっと申し上げられないと。  そして、主婦層を一般にIQが低いというよ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) この表によりますと、結局、女性一般がIQが低いというような読まれ方ができるようなものでございますので、それについては不適切だというふうに思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 行政を遂行する上でこのような記載を受け入れて、これを基礎として不適切な行政を行ってはならない、それはずっと思っておりますし、ただ、これが差別助長ではないかというような先生の御趣旨もあろうかと思いますが、この個別の事案につきましては、今申し上げましたけれ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生がお話しになっておられます差別という問題につきましては、ここの紙面に出ております差別表現ということにつきましては、その対象者が特定されている場合のほか、対象者が特定していない場合であっても集団が比較的小さく、集団に属する人々を特定することができる場...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生の御質問に対しては確定的なことは私から申し上げられないと思います。
○国務大臣(南野知惠子君) 観念的なお話でございますが、事実、私はもう選挙はないだろうというふうに思っておりますので、その不利益はないだろう。昔から南野という名前を使っておりますけれども、いや、チャンスがあれば前川とか、いい名前にて結婚できたらいいなと思っていた一人ではございます...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 現行の夫婦同氏制度の下においては、婚姻などによって夫の氏を称することが多いために、姓を改めた女性について本人の同一性の確認というのが困難になるということはおっしゃるとおりだと思っております。  また、旧姓の下で築き上げた業績が認められなくなったり、ま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) それはその家族でしっかりお話しし合い、そういうような制度もいい形になろうかなというふうには思いますけれども、夫婦、選択的な別氏制度を導入するか否かというこの問題は、婚姻制度や家族の在り方にかかわる重要な問題でもあろうかと。今、我が国で取られている司法制...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) それは、国民の大方の方々の御意見がない場合には法律的な物事は動かしていけないのではないかなと思いますので、そういう意味では大方の方の御意見というものが寄せられるべきであろうと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) それは、いろいろなチャンスがございます。広報においても、またいろいろな陳情においても、いろいろな御意見をいただくところは、環境は一杯つくれると思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 御指摘の判決につきましては、貸金業の規制等に関する法律、これは、所定の登録を受けた貸金業者は顧客との間の取引歴を顧客に開示すべき義務を負うと判断したものと承知いたしております。  貸金業制度に関する諸問題につきましては、現在、貸金業法を所管する金融庁...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生おっしゃるように、そのような履歴については本人の財産の一つでもあろうかなというふうに思いますので、それの開示はしかるべきだと思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 先生のお尋ねでございますが、法務省におけます利息制限法及び出資法の担当部局は、これは民事局参事官室及び刑事局刑事課でございます。  先生、名前は後で先生に御報告ということではいけませんか。もしそれをお許しいただけますならば、それぞれ調査を担当している...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法務大臣の後任、ごめんなさい、法務副大臣。私の後任でも……。  法務副大臣の後任の選任者につきましては、現在政府と話合いを続けており、検討中でございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 法務副大臣の後任者の選任につきましては、現在、政府とお話ししていることは申し上げましたが、現時点におきまして時期的な見通しを明確に申し上げる段階ではないということも御報告しなければならないと思います。  また、今国会におけます対応につきましては、私が...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 三点いただきました中に含めさせていただきたいと思っておりますが、難民審査参与員制度は、難民認定手続の公正性、中立性をより高めることを目的としているものであります。先生も当然御存じでありますので申し上げませんが、参与員に公正かつ的確に御判断いただける環境...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 難民認定申請ということにつきましては、従来から、国際的な取決めでございます難民条約などにのっとりながら個別に審査の上、これは難民として認定すべきは認定してまいっております。  他方、一般的に退去強制手続、これは身柄を収容して行うこととされておりますと...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生にもいろいろ御心配をいただいているところでございますが、指定入院医療機関というものにつきましては、厚生労働省から、既に東京都の国立武蔵病院におきまして約三十床が整備されております。さらに、本年十月ころに岩手県の国立病院機構花巻病院、来年二月ころには...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 厚生労働省におきましては、今後、国及び国立病院機構の経営に係る病院におきまして、当初予定しておりました二百四十床から三百五十床に整備病床数を引き上げることを計画している。また、そのほかに、地域住民や地方公共団体等の関係者に対する、これは丁寧な説明を引き...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 厚生労働省との問題点として、これは具体的に承知はいたしておりません、我々としては。具体的に承知いたしておりませんけれども、この法律によります入院処遇は対象者に対しまして手厚い専門的な医療を行うということの約束がありますので、その社会復帰を促進することを...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) お答えでございます。  日本司法支援センターの窓口におきましては、主要な業務の一つとして、法的な紛争の解決に役立つ情報提供、関係機関等への振り分けなどを行うことといたしております。また、総合法律支援法上、支援センターは高齢者等に対する特別の配慮をしな...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) いわゆる心神喪失者医療観察法、又は心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の社会復帰を促進することを目的としております、これにつきましては、指定入院医療機関において手厚い医療を提供するほか、地域社会における処遇に関する言わばコーディネーター役としての...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) このように社会問題となっていることでございますが、犯罪の被害に遭われた方々の経済的な損害の回復を容易にすることは大変重要なことであると考えております。  御指摘のような財産犯等によって被害者から得た犯罪被害財産につきましては、これを犯人から剥奪してし...全文を見る
07月25日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第9号
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○国務大臣(南野知惠子君) 今先生の方から御紹介ありましたこの案件につきましては、本当に私自身も大変腹が立つ課題であろうかというふうに思っております。被害に遭われた方々、これだけ多くのはがきなどの投函を得て、又は聞くに堪えない言葉を発せられたということについては本当に遺憾であると...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 正確なところは存じ上げておりませんけれども、その根底にあるものはやはり差別意識であろうというふうに思っております。あってはいけない差別であろうとも思っております。
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生がお話しになられたハンセンの方、その他いろいろな方の中で弱い方たちがおられると、社会的に弱者がおられると思います。その人たちに対して何のあれもなく差別扱いをするということは、これはけしからぬことだというふうに思いますし、その方々の人権をどのように...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生、もう御自分のことに触れながらいろいろと今論説していただいたかなというふうに思っております。私も、引揚者というようなことから、いろいろな被害に遭ったということも過去の体験の中からございます。  そういう中からどのように立ち直るかという本人の問題と...全文を見る
08月02日第162回国会 衆議院 法務委員会 第27号
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○南野国務大臣 今まさに活躍しなければならない、まだ自分ではそのように思っておられたであろう方がこのように不慮の事故を遂げられたということは、本当に哀悼の誠をささげたいと思っております。さらにまた、御家族の気持ちはどうであろうかなというふうに察しますと、胸の痛みは高鳴るばかりでご...全文を見る
○南野国務大臣 東京の地方検察庁におきましては、御指摘の決議を踏まえながら必要な捜査を行われるものと承知いたしております。  検察審査会の決議に対するコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○南野国務大臣 読ませていただいてはおりますけれども、先生が御指摘なのは中に、細部にわたっていることでございますので、私としてはコメントを差し上げるのはできないということを申し上げました。
○南野国務大臣 刑事事件の関係者を証人喚問したり参考人として招致したりすることについては、国会が御判断される事柄だというふうに思っておりますし、捜査または公判への影響の観点も考慮しながら、慎重に御判断いただければと思っております。
○南野国務大臣 関係者含めてでございます。
○南野国務大臣 基本的な御質問、ありがとうございます。  パスポートと申しますと、すなわち旅券でございます。先生がおっしゃったチケットではないわけでございますが、旅券の発給国政府が外国に渡航する自国民の国籍及び身分を公証して、かつ、渡航先の外国政府に対し、それを持っている人に対...全文を見る
○南野国務大臣 台湾に関してでございますけれども、愛知万博の開催に伴いまして、台湾に居住する方に対しては、ビザ免除の措置を内容とする二千五年日本国際博覧会への外国人観光旅客の来訪の促進に関する法律が制定されるとともに、所要の政令が整備されたところでありますが、これは万博の終了の日...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねでございますけれども、入管法の第六条第一項におきましては、本邦に上陸しようとする外国人は、有効な旅券で日本国領事官等のビザを受けたものを所持しなければならないとされておりますけれども、二国間協定の国際約束または日本国政府が外国政府に対して行う通告により日本国...全文を見る
○南野国務大臣 統計上の数と体感というのとはこれまた多少違ってくるものだと思いますが、我々が体感で感じている、ああそうかな、台湾の方は少ないのかな、中国が多いのかな、そういうものはやはり統計でかっちりと見ていかなければならないし、統計で見て数の差が、今外務省がお話しになられました...全文を見る
○南野国務大臣 民法百六十六条の一項は、消滅時効の起算点について、債権一般に広く適用される原則を定めるものでありまして、客観的に見て権利行使が可能となったときから時効期間が進行するという形になっております。  これに対しまして、民法七百二十四条は、不法行為による損害賠償請求権の...全文を見る
○南野国務大臣 やはり、我々が法律をつくるというのは、それが人を救済するという方向にも関与する法律であってほしいというふうに思いますが、不法行為による損害賠償請求の消滅時効、これは民法の七百二十四条の前段にありますけれども、それに関しましては、アスベスト被害のように、加害行為から...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃるとおりだというふうに思いますが、先生が三点挙げられたところの中で、民法上の時効制度の趣旨ということにつきましては、長期にわたって存在している事実状態の尊重、それからもう一つが、長期間経過した後の立証の困難性、さらにまた、権利の上に眠る者は保護に値しな...全文を見る
08月04日第162回国会 参議院 法務委員会 第28号
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○国務大臣(南野知惠子君) お尋ねの方が違ったのかなと思っておりましたが。  政令で定めることでございますので、台湾のみとさせていただいております。
○国務大臣(南野知惠子君) 後でこれは提出される資料だと思いますけれども、出入国管理及び難民認定第二条の五号ロに該当する、先生がおっしゃっているこの該当に当たるわけですが、旅券を所持する外国人であって、観光その他の目的で本邦に短期滞在しようとする者のうち政令で定めるものが本邦に上...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) これを見せていただいておりますが、政令はまだ定めておりませんので、この法案を通していただいて、これから定めようとするものであります。
○国務大臣(南野知惠子君) はい、そのとおりでございます。
○国務大臣(南野知惠子君) 生きていく上ではセーフティーネットというのは一番大切なものでございますが、更にもっと大切なのは先生が今お話しになられるリーガルセーフティーネット、これではなかろうかなというふうにも思っております。  先生がおっしゃっておられる常々のお話の中に、事前規...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 財政の問題は我が国の大きな課題の一つとなっております。それをどのように使用させていただくかという形でございまして、この司法の問題につきましても、前回も大変苦慮させていただき、いろいろと刑務所等のことにも力を尽くさせていただきました。今回はこの司法支援セ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生の御意向も体しながら、一番大切な課題として今取り組んでいこうと法務省も考えておりますので、いろいろな形で検討させていただきたいと思っております。  そして、ちなみにですが、今日、これは八月四日、第二回の委員長たちの準備会を開催する予定にもなってお...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ありがとうございます。  先生がおっしゃっておられる国とお金という問題点の中にこれも入ってくるのかなと思っておりますが、国の支出に対する司法のチェックの在り方という大きな課題を今先生提起されたのかなと思っております。昨年の行政事件訴訟法の改正に至りま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 我が国にとっては大変難しい問題で、これから検討しなければならないことではないかなとは思っておりますけれども、今先生が御説明いただいたその州での在り方ということについては、本当にアクセスさせていただける国民にとっては幸せな法律ではあろうかなというふうに思...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今、簗瀬先生がおっしゃられたその問題点については、本当に優しい心で司法をごらんになっていらっしゃるというふうに思っておりますけれども、大変制度を導入するということについては難しいということになるのかなと思っております。慎重な検討が必要であるというふうに...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) その趣旨につきましては、治安の回復が、これが大きな社会問題となっております今日でございますが、保護観察対象者によります重大再犯事件が相次いだことを契機といたしまして、保護観察の実効性に国民の厳しい目が向けられているのが現実であろうかと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 概略は先生のおっしゃるとおりでございますが、我が国の保護観察と、又は保護観察官と民間のボランティア、これで地域の実情に精通しております保護司の方が、それぞれの特性を生かして処遇に当たっておられることが我が国の最大の特徴であろうというふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ネックを探すのは大変難しいこと、いろいろな問題が関連していると思いますので、それを一本だけに絞ることは難しいと思っておりますけれども、矯正保護審議会からの御提言、これは非常に多岐にわたる内容のものでありました。  その実現のため鋭意努力を重ねてまいり...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当にこの分野については、このたびはしっかりと予算を取っていきたい、マンパワーのこともございますし、いろいろ課題がありますので、しっかりと頑張っていきたいというふうに思っております。  また、有識者会議におきましては、保護観察制度の問題点と改善策、そ...全文を見る
10月03日第163回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○南野国務大臣 自民党の女性局としてのこのようなHAPPYプロジェクト、これは、御活躍を含めて、本当に先生に敬意を表したいと思っております。  先生が御提言されているその予算を本当にテーブルにのせられるように、今我々必死に努力しているところでございます。  先生からのお話がご...全文を見る
10月04日第163回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○南野国務大臣 このたび、再度、法務大臣の重責を担うことになりました。委員長を初め委員の皆様方には、今後とも、なお一層の御指導、御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  さて、法務行政の諸課題に対しましては、さきの通常国会において申し述べさせていただいた方針を引...全文を見る
10月05日第163回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○南野国務大臣 少子化対策を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  我が国は今や世界で最も少子化の進んだ国の一つとなっており、予想を上回るスピードで人口減少社会を迎えつつあります。少子化が急速に進行し、若い力が減少することは、国の基盤に影響を及ぼすこ...全文を見る
10月05日第163回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○南野国務大臣 どうも先生、御当選おめでとうございます。本当に、新しい先生方によってまたこの法律をしっかりと守っていただけるということを大変うれしく思っております。  先生お尋ねの総合司法支援構想の中核を担う日本司法支援センター、おっしゃるとおり来年からオープンでございますが、...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃられるとおり、法テラスという名称、愛称ができ上がりました。これには二つの意味が込められているというふうに思っております。  一つ目は、法律によりますトラブル解決への道を示すということであり、支援センターに相談に来られる方々はもやもやして来られると思い...全文を見る
○南野国務大臣 靖国神社には、法務大臣を拝命してからは行っておりません。その理由といたしましては、本当に日々勉強に明け暮れておりますので、時間を探すことができませんでした。
○南野国務大臣 大変難しい課題であるかと思いますけれども、いただきました判決、これは国の勝訴であるというふうにも聞いております。そして、御指摘いただきました点につきましては、国側として本件の参拝は総理が私人としての立場で行ったものであるということをずっと御主張しておられますけれど...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろとありますけれども、総理が思っておられることは、私人としての参拝であるという主張をしてこられたわけですが、それがいろいろな関連の中から違憲であるというふうに判断が下ったということは承知いたしておりますが、私人としての御参拝というのは各個人の内心の問題であり...全文を見る
○南野国務大臣 憲法が定めますところの政教分離、その原則というものは、信教の自由の保障を実質的なものとするために、国及びその機関が国権行使の場において宗教に介入しまたは関与することを排除するという趣旨であると理解いたしております。  そのような意味では、国の宗教的な中立性という...全文を見る
○南野国務大臣 判決の御指摘の部分、これは総理の参拝が国の機関の活動と認められる場合に限って初めて論点となるものというふうに理解いたしております。  しかし、そもそも、総理の参拝は私人としての参拝でありまして、国側としてはそのような主張を行ってきたものでございます。そういう意味...全文を見る
○南野国務大臣 三権分立制度の中では、特に国民の人権保障、これを役目とする司法権というものを重視されたものというふうに思っております。
○南野国務大臣 漆原先生の本当に心からなるお言葉を今拝聴させていただきました。  一般論として申し上げますと、靖国参拝の問題につきましては、これは内外の関心を集めているだけに、政府といたしましては、そのスタンスにつきまして明確な応答が求められる場合が多いのではないか、そのように...全文を見る
○南野国務大臣 戦没者の追悼とそれから不戦の誓いというのは、これは元来、個々人の心の中の問題であろうかというふうに思っておりますが、それをどう示していくのかということも、個々人が諸般の事情を考慮して、自主的に検討した上で判断すべきものというふうにも思われます。  私は満州から引...全文を見る
○南野国務大臣 国立の追悼または平和祈念施設ということにつきましては、さまざまな意見があるということも承知いたしており、私、今の段階では確固たる持論というものには至っていないのでございますけれども、政府におきましては、追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会の意見...全文を見る
○南野国務大臣 対象者の社会復帰を促進するためには、地域社会における処遇が大きなポイントとなることは今委員御指摘いただいたとおりでございまして、そこでこの法律は、保護観察所に社会復帰調整官を置きまして、地域社会における処遇に関するいわばコーディネーターの役を担わせることとしたほか...全文を見る
○南野国務大臣 本当に難しい問題でございます。さらに申し上げるまでもなく、死刑ということにつきましては、人の命を絶つ極めて重大な刑罰でありますから、その執行に際しましては、特に慎重な態度で臨む必要があるものというふうにも思っております。  それと同時に、法治国家において確定した...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお話、しっかりと受けとめたいと思いますが、裁判員は裁判官と対等の立場で司法権という公権力を行使する、そういうことから、裁判結果を直接受けることとなる弁護人及び被告人に対しまして、全くの匿名で職務を行うことは相当ではないというふうに考えられております。  ま...全文を見る
○南野国務大臣 本当にいい討議ができたというふうに思っております。刑務所出所者などの生活を安定させ、再犯を防止するためには、その就労を確保することが極めて重要であるということは、これはもう理解できることでございます。  先生の御指摘を踏まえまして、当省と厚生労働省との間で、就労...全文を見る
○南野国務大臣 このたびの御当選、おめでとうございます。さらにまた、理事に御選任されましたので、この法務委員会、どうぞ、すてきな委員会としてリードしていただきたいと思っております。  委員も御承知のとおり、現在、小泉内閣におきましては、行政改革、規制緩和など、我が国の社会経済の...全文を見る
○南野国務大臣 大きく三点ほどのブロックがあったというふうに思います。  今般の司法制度改革におきましては、総合法律支援制度や、また、先ほども松島先生の方からお話がありました裁判員制度、それらの導入を初めといたしまして、裁判の迅速化、法曹養成制度に関する改革、また多くの重要な改...全文を見る
○南野国務大臣 先ほど来いろいろと課題を取り上げながら検討してまいりましたが、今お話しになられましたように、法務省というのは、本当に司法というものはその中心をなすものであろうと思っておりますので、この委員会に付託されました法律、そういったものをしっかりと上げていくことであり、また...全文を見る
10月05日第163回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(南野知惠子君) では、お答え申し上げます。  先生御指摘のとおり、本年七月、東京第二検察審査会におきまして、山崎拓衆議院議員の政治資金規正法違反事件について起訴相当の議決がなされたものと承知しております。東京地方検察庁におきましては、御指摘の議決を踏まえ、必要な捜査...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法案を提出する理由を申し上げます。  犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案、これに規定される共謀罪は、既に国会承認をいただいている国際組織犯罪防止条約が重大な犯罪の共謀を犯行とすることを義務付けてお...全文を見る
10月07日第163回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○南野国務大臣 それは特にございませんけれども、読んで字のごとしかなというふうに、利害が汚された、利害を失った、そういうような方向での援助というようなことともとれるのかなと思っております。
○南野国務大臣 御指摘のような実態があるかどうかということはともかくといたしまして、あくまで一般論として申し上げるならば、選挙のルールが守られるべきは当然であろうと思っております。  また、検察当局におきましては、法と証拠に基づきまして、刑事事件として取り上げるべきものがあれば...全文を見る
○南野国務大臣 先生もおっしゃられているように、少年に対しては、やはり矯正というようなところをポイントに置いて、立ち直っていただきたい、いい大人になっていただきたいという心は十分に持っていると思います。  平成十二年の少年法等の一部改正は、少年及びその保護者に対し、その責任につ...全文を見る
○南野国務大臣 先ほどの件でも申し上げましたけれども、矯正という問題につきましては、我々、今充実の方向に向かっているということは一言申し添えさせていただきたいと思いますが、御指摘の少年につきましては、少年院において刑を執行することが可能でありますけれども、その場合には、保護処分に...全文を見る
○南野国務大臣 時代の状況、またはいろいろと教育の問題点、そういった社会環境も含めながら我々は考えていかなければならないと思っておりますが、現在の少年院法は、少年院には十四歳以上の者を収容するといたしております。十四歳未満の少年の処分、これは保護観察か児童自立支援施設等への送致し...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  まず、最後にお話しになられました行刑施設に関することについてでございますが、精神科治療は、刑の執行機関という枠組みの中で精神障害を有する受刑者の治療を行い、また、健全な状態で社会復帰するということを目的といたしておりますが、専門的な精神治...全文を見る
○南野国務大臣 今、検察当局において、法と証拠に基づきながら調査されておる件でございますので、個別の案件として私から申し上げることはできないということでございます。
○南野国務大臣 いろいろな予防的な問題については、それはそれで個々にあるかもわかりませんけれども、今先生がお尋ねの案件につきましては、今既に調査中の案件でございますので、私の方から、先生がおっしゃることが正しい、どなたがおっしゃることが間違っているとか、そういうことは私の立場で言...全文を見る
○南野国務大臣 法務省では、行刑行政を所管する立場から、これまでにも可能な限りの行政上の調査を行い、国会に対してその結果を御報告してきたところでございます。  一連の名古屋刑務所の事案につきましては、現在、先ほども申しましたように、名古屋地方裁判所で公判が係属しているものと承知...全文を見る
○南野国務大臣 税金というものの本来の姿であるならば、これは国民から皆いただいているわけでございますので、それが一円たりともむだに使われることのないように、我々、ちゃんとしなければならないと思っております。
○南野国務大臣 全国の登記所で取り扱っております不動産登記及び商業・法人登記の事務につきましては、高度経済成長以降の激増する登記事件に対する登記事務処理が大幅に遅延するなど、憂慮すべき状況となっていたために、早急にコンピューターの導入を図るなど登記事務処理体制の抜本的な改革を行い...全文を見る
○南野国務大臣 年間の収入につきまして、これは平成十七年度でございますが、約千八百二十九億円です。そのうち手数料は約九百七十四億円でございます。  また、歳出につきまして、これも平成十七年度でございますが、約千七百三十四億円ということでございまして、歳出の主なものは、登記所の職...全文を見る
○南野国務大臣 今先生お尋ねの分について、人件費は大体九百六億円でございますが、今割合はちょっと出ませんので、この額で御了解いただきたいと思います。
○南野国務大臣 十七年度の歳出、これは約千七百三十四億円でございます。
○南野国務大臣 先生お尋ねの登記事務のコンピューター化事業といたしましては、全国約五百二十カ所の登記所、これを接続する大規模なコンピューターシステムの機械の借料として約百五十八億円、システムの整備運用経費として約二百二十五億円、紙の登記簿を電子化するための移行経費として約百九十七...全文を見る
○南野国務大臣 その全体で使われているものが先ほど合計ということで申し上げた五百九十五億円であり、コンピューター化の割合としては、三四%ということでございます。
○南野国務大臣 借料は多少減少傾向でありますけれども、これは毎年出る分でございます。
○南野国務大臣 多過ぎる、多過ぎないというのは、これはそれぞれの価値観といいますか感覚ということにもよると思いますが、全国約五百二十カ所の登記所、それを対象としているということでございます。  さらにまた、登記情報システムにおけるコンピューター借料が高過ぎるという先生の御意見、...全文を見る
○南野国務大臣 先生が、高過ぎないかということでございますけれども、現在のシステムにつきましては、旧式のシステムであることによりまして、最近の安価で汎用性の高いコンピューター機械のソフトが利用できておりません。そういう条件もこれありでございますので、目的に向かってはやはりそれだけ...全文を見る
○南野国務大臣 担当者はそれなりの努力をいたしておりまして、その間に経済の状況でバブルの時期があったりと、いろいろな問題点を反省しながら、それを、状況を取り入れながらそのような形の改築に向かっているということは情報を聞いております。  登記簿のコンピューター化のための移行作業、...全文を見る
○南野国務大臣 それは、いろいろな仕事を任されている担当局としては、それをするのが当たり前だと思っております。
○南野国務大臣 今先生、簡単にここからここに移す作業というふうにおっしゃいましたけれども、その移したものが本当に適正なのか、そのユーザーにマイナスにならないのかどうなのかということもちゃんと確認の上、検査してコンピューターに載っけなきゃ、我々は不安定なものを載っけてしまうというこ...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃるように、だれがしているかという関心でございますが、法務省の人間も多少お手伝いはしておりますけれども、ほとんどは、これは民事法務協会へ委託しております。約百九十六億中の百八十億円、この協会はこのうち移行会社に百二十億を支出し、これは入力作業の外注などで...全文を見る
○南野国務大臣 説明を受けた限りでは、これは適正に処理されていると私は思っておりますが、百八十億円の中から移行会社に百二十億ということでお願いしている。これは入力作業の外注など、先ほど申し上げたとおりでございまして、協会自身は約六十億円で原稿作成とか移行確認等を行っているというこ...全文を見る
○南野国務大臣 確かに、入力原稿の作成作業や移行確認業務、これは登記に関する専門的な知識を要するものでありますから、登記に関する代理資格を有する司法書士であればこの作業を行うことができないわけではないというふうに考えておりますが、司法書士のような資格者に移行業務を委託することとす...全文を見る
○南野国務大臣 私個人の考えとしては、見直しをしているものというふうに思っておりますが、それはまた後で確認してみます。
○南野国務大臣 今、資料が出てまいりましたが、見直し単価、これは年々低くなっている。その指数をちょっと見てみますと、平成元年には指数が一〇〇であった、平成十年には八一、十七年には六九というように、一応、下降現象ではあります。
○南野国務大臣 市場化テストについては、いろいろな分野で法務省も協力いたしている分野がございますので、そういうことについても検討する余地はあるのかなと。これは検討を重ねてみようと思っております。
○南野国務大臣 そのような方向で検討してみたいというふうに思っています。
○南野国務大臣 平成十九年までということで、移行作業がそこで終わるだろうというふうに我々は見越しております。あとわずかな年数でございます。
○南野国務大臣 それは、だれでもでき上がったらやめたいというふうに思いますけれども、この作業にはいろいろなものが後をついて歩いているわけです。どういうものがついて歩いているのかといいますと……(高山委員「利権がですか」と呼ぶ)いやいや、仕事がです。  登記の特別会計につきまして...全文を見る
○南野国務大臣 あと二年後ですから、二十二年までというのはもうしばらくの時間でございますので、その間にどのような経済状態、また国がどのようになるかということも、それは何とも言えないことでございますけれども、登記制度を取り巻く諸情勢を勘案いたしまして特別会計のあり方を検討する必要が...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろそのときの情勢を勘案しなければいけませんが、私の気持ちも先生の気持ちも同じ方向であるということだけの確認はさせていただきたいと思っております。
○南野国務大臣 この場を離れたら先生に同調したいわけでございますけれども、でも、それはそのときの状況がどうなっているかということで、あとちょっと残っているのにもかかわらずそれをやめてしまうということは、それはできませんので、なるべく二十二年には完成できるように、まず努力するという...全文を見る
○南野国務大臣 きのう遅くまで係の者はいろいろと作業いたしていたというふうに……(高山委員「私も作業しました」と呼ぶ)そうですね、先生も本当に、そういう意味では先生に大変御迷惑をおかけしましたということを申し上げたいと思っておりますが、今後、御依頼のありました資料につきましては、...全文を見る
○南野国務大臣 大変悲しいことでございますが、再審制度というところに適応しなければならないという問題につきまして、主として事実認定の不当を是正し、無実の人を救済するために認められた確定判決に対する非常救済手続であると承知いたしております。
○南野国務大臣 それは事例事例にもよりますけれども、中身としては大切な審判であろうと思っております。
○南野国務大臣 四件ございます。
○南野国務大臣 一つ一つの事件にみんなが努力して一つの方向性を持っていっているわけでございまして、そして、その事件についても今の四件のケースが、そういうように個々のケースとして発生しているというその事実は認めますけれども、個々の案件の中身について、それでよかったとか悪かったとかと...全文を見る
○南野国務大臣 それはそのときの状況判断ということもございますでしょうけれども、できるだけそういうものが早期に行われればよかったのではないかな、これは私の感想でございますけれども。
○南野国務大臣 視察させていただきました。
○南野国務大臣 先生が今お問い合わせの死刑という問題については、それぞれに人の命は大切なものであるという前提のもとに、それぞれの感じがあるだろうというふうに思っております。私も、死刑ということについて、どのように一般国民の理解が得られるのかどうかということで、今日のような重大な犯...全文を見る
○南野国務大臣 私といたしましては、その裁きをした方、そのあり方を尊重いたします。そういう観点からすると、冤罪かなと思うようなことについては私は思いをめぐらさなかったということを申し上げたいと思います。資料を調べに調べたということでございます。
○南野国務大臣 再審請求、これは、法文上、刑の執行停止事由に当たらないとされておりますけれども、死刑執行命令を発するに当たりましては、死刑の執行のもたらす重大な結果にかんがみまして、再審請求されている事案につきましては十分参酌することといたしております。
○南野国務大臣 出産と陣痛促進剤というような意味のその二つのポイントから考えてみれば、この事案がどうだったかということはさておきましても、いわゆる陣痛剤を使わなければならないという適応については、これはドクターが判断するものであろうかと思います。適切であれば使うということもあり得...全文を見る
○南野国務大臣 やはり、分娩というのは月満ちて生まれるものであり、それを無理やりに陣痛をかけてということは余りよくないことではないかな。だけれども、それは適応がある。例えばユーザーの方から要望をして陣痛剤を使ってほしいということもありますが、このケースについては、今私が思っている...全文を見る
○南野国務大臣 その方がどういう立場で今その分娩室にいるのかというようなことも、これ一つ、拘束しなければならないという立場があったとするならば、それも無理からぬことかなと思いますけれども、もちろん、そういう行刑施設としては犯人を勾留するというようなことが指定されておりますので、逃...全文を見る
○南野国務大臣 どういう環境であれ、母子というものの両者の間の中には、もちろん夫も入れて、父親も入れてですけれども、母子ボンディングというのは、これはもう一番大切なことであるということは助産婦の立場で十分理解し、それも今、比較的早期に家庭訪問しながら子育ての意欲を持たせ、価値観を...全文を見る
○南野国務大臣 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案及び最高裁判所裁判官退職手当特例法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して御説明申し上げます。  まず、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する...全文を見る
10月11日第163回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○南野国務大臣 先生今お話しになられたとおりでございますが、根本から見直す改革でございますので、この成果が期待されるものと思いますが、このたびの人事院勧告は、人事院が公正中立な立場からなされたものでありますので、これは尊重していくべきものであろうかと思っております。  政府とい...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御意見、お伺いさせていただきました。  最高裁判所の裁判官につきましては、広く各方面からの識見の高い人材を集めるといいますか、得る必要がございます。その地位や役割にふさわしい処遇がこれは不可欠であるというふうに思っております。  最高裁判所裁判官の退職金...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  今回の裁判所関係の法案につきましては、いずれも裁判所において検討を進められた結果、改正を行うということでございます。今後とも、裁判所関係の法案につきましては、裁判所の意向を十分に尊重した上で検討を進めていきたいと考えておるところでございま...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御心配ごもっともだと思いますが、治安の回復などの政府にとっての重要な施策、それの実現を図っていこうとするためには、検察官の人員の確保、また極めて重要なことはもちろんでありますけれども、そのために検察官の待遇の改善も必要であろうかと思っております。  しかし...全文を見る
○南野国務大臣 今般の司法制度の改革ということにつきましては、総合法律支援制度、また裁判員制度の導入を初めといたしまして、裁判の迅速化、それから法曹養成制度に関する改革など多くの重要な改革が実現し、大きな成果を得られたのではないかなというふうに思っております。  これが我が国の...全文を見る
○南野国務大臣 多くの項目を御質問の中に含んでおりますが、サービスの向上等々考えますならば、自由かつ公正で国民が安心して暮らせる社会を実現するためには、司法の役割はこれからも増していくものというふうに考えられております。  国民により身近で、速くて、頼りがいのある、そういう司法...全文を見る
○南野国務大臣 今後の将来像、法曹界の将来像ということで、大変大きな問題でございますけれども、今後、国民生活のさまざまな場面において法曹に対する需要は一層増大するであろう、それもますます多様化し、高度化していくであろうということは予測できることかなというふうにも思っております。 ...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  裁判官の報酬の減額につきましては、憲法第七十九条第六項及び第八十条第二項が「在任中、これを減額することができない。」と規定いたしております。法務省は憲法の解釈一般について政府を代表して意見を述べる立場にはございませんが、当省なりの考え方を...全文を見る
○南野国務大臣 では、ちょっと長くなるようでございますが。  裁判官の報酬につきましては、一般の公務員の給与体系の上にこれと連動した形で報酬額を定めてきたことによって報酬レベルが確保されるとともに、社会的事情に即した報酬体系になってきていると考える。裁判官の報酬体系も、社会的、...全文を見る
○南野国務大臣 必要があればそれを早速しなければならないというふうには思っておりますけれども、最高裁判所の判事さんたちのいわゆる給与につきましては、先ほどの最高裁判所裁判官会議の結果に基づいて我々がそれを今調査させていただいているわけでございますので、そのようなことについて御報告...全文を見る
○南野国務大臣 裁判所の御意向を踏まえながら、検討させていただきたいと思います。
○南野国務大臣 法務省は、憲法の解釈の一般につきまして政府を代表して見解を述べる立場にはありませんが、当省なりの考え方ということについて述べさせていただきます。  憲法第七十九条の第六項及び第八十条の第二項で、「報酬は、在任中、これを減額することができない。」と規定されておりま...全文を見る
○南野国務大臣 今おっしゃっておられる憲法の規定、これは、裁判官の職権行使の独立性を経済的側面から担保するため、相当額の報酬を保障することによって、裁判官が安んじて職務に専念することができるようにすることとともに、裁判官の報酬の減額につきましては、個々の裁判官または司法全体に何ら...全文を見る
○南野国務大臣 今我々が検討させていただいているものは、これは最高裁判所の裁判官会議の結果に基づいて我々検討させていただいているわけで、ただ、しかし、その方だけの給料を下げるというのではなく、社会全体の問題ということにこれは及んでいるわけでございますので。
○南野国務大臣 先生が御懸念の、司法の独立を侵さないということについての引き下げ、これは憲法上許されるというふうに思っております。
○南野国務大臣 報酬の規定というのは、それは最高裁判所の中で一応考えられている……(高山委員「憲法上にあるんですよ、憲法上に」と呼ぶ)憲法上にあるものでありますよね。それについて、今市場で、国家公務員、地方公務員あわせましていろいろな形で給料の見直しが国全体で行われているというと...全文を見る
○南野国務大臣 先ほども申し上げたというふうに思いますが、裁判官の職権、それの行使の独立性という問題、それから経済の側面からそれを担保するため、相当額の報酬を保障することによって、裁判官が安んじて職務に専念できるようにすることが給与との関係ということになってくると思います。
○南野国務大臣 高いか低いかということは、これまた我々がそれを言うことではないというふうに思っておりますが、最高裁判所の裁判官につきましては、広く各方面から識見の高い人材を得る必要がある、これはお認めになると思います。その地位や役割にふさわしい処遇が不可欠でありますので、退職手当...全文を見る
○南野国務大臣 幅が大きいか少ないかということは、これは私個人が申し上げる問題ではないというふうに思っております。
○南野国務大臣 これでいいますところの二十三万一千三百円というところでございます。
○南野国務大臣 減額していいとか悪いとかというのじゃなく、いわゆる報酬上の項目ではないということです。
○南野国務大臣 報酬以外の手当である退職金等々につきましては、憲法上の問題は生じないということです。
○南野国務大臣 憲法の規定の趣旨は、立法権の独立あるいは裁判官の独立を給与面から保障したものであるから、手当で……(高山委員「大丈夫、大臣、ちゃんと読んでいますよ」と呼ぶ)裁判官に対する不合理な干渉と見られるような措置がなされたりするのであれば、裁判官の裁判活動に影響を及ぼすよう...全文を見る
○南野国務大臣 せっかくの先生の御質問でございますが、私、法務大臣として答える中身ではございませんので、御了解ください。
○南野国務大臣 先生おっしゃるとおり、やはり知らない国民は多いと思いますので、広報活動なり適正にやっていかなければならないと思っております。
○南野国務大臣 免田さんの年金のことでございますが、それを受け取ることができない事態と現在なっているということについては、これは大変難しい問題でもあり、また一方、お気の毒なことだなというふうにも思っておりますが、ただ、それでも、法の定める要件を満たさない方に特別に年金の支給をする...全文を見る
10月12日第163回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○南野国務大臣 お答え申し上げます。  あくまでも自分の考えもその中に含めたいというふうに思っておりますが、御指摘のとおり、家族を持つという価値観、これはどのようなものであるかということについて、家族を持てばそこに親であり子であるという関係が生まれてくるのではないだろうか。そう...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  本当に先生がおっしゃっているように、やはりメリットを出していかないと、みんな明るくその政策に乗ってこないという問題点はあろうかと思いますが、少子高齢社会の中でどのようなメリットを出していったらいいのかという大きな課題があろうかと思っており...全文を見る
○南野国務大臣 今先生がおっしゃられたこと、本当にそういう問題が社会環境を整えてできるようになれば多少違うのかなというふうにも思ったりいたしております。  未婚化というところの中で、今、先生がおっしゃったのは、いい女性が見つからないということでございますが、女性側にとってもいい...全文を見る
10月14日第163回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○南野国務大臣 御質問にお答えいたします。  お友達は大変だったなというふうに思っております。  先生御指摘のように、犯人から財産犯等の犯罪収益を剥奪し、これを被害回復に充てるための法整備につきましては、去る十月六日に、法制審議会において要綱が採択され、答申をいただいていると...全文を見る
○南野国務大臣 御指摘のような御意見については、法制審議会でも議論がなされたものの、財産犯罪の被害者の中には、被害回復給付金の支給を申請する意思を持っていない被害者の方もいらっしゃるということでございます。そのような被害者の情報を国が不必要に把握してその私生活の平穏を害するといっ...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御意見を拝聴させていただきました。  最高裁判所判事の国民審査の制度ということにつきましては、国民が、既に内閣の意思に基づきまして、天皇または内閣によって任命された裁判官を罷免すべきか否か、これを決定する一種の解職の制度であるということでございます。最高裁...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃるように、国民にもう少し理解できるような広報ということも必要でしょうし、そういう方々の役割ということについて、本当にプラス思考で我々は持っていかなければならないということもあろうかと思っております。  先生の御意見を拝聴し、考え直してみようと思ってお...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げます。  鳥取県議会の審議を経まして成立した条例であるというふうに思っておりますし、その当否につきまして私の立場から見解を申し上げるべきではないと思っておりますが、法務省といたしましては、与党の御理解をいただきながら、人権擁護法案をできるだけ早期に...全文を見る
○南野国務大臣 ソロクトの問題でございますけれども、まだ判決がされておりませんので、一般に、判決に対して控訴するかどうかということについては申し上げられない。判決の内容を踏まえまして、関係機関と協議して検討すべきことでありますので、現段階ではそれはちょっと勘弁していただきたいと思...全文を見る
○南野国務大臣 今先生がお示しになられたこの事案は、本当に悲しい事案かなというふうに思っております。最終的にその奥様がそのような行動に出られる前に、もう一クッション、だれかに尋ねたらどうだったのかなと、そのことを私、悔やまれてならないと思います。お友達もおられただろうに、一緒に行...全文を見る
○南野国務大臣 大変おもしろいというか、理論的なお話を今伺っておりますけれども、裁判官が裁判官としての職務以外の多様な職務経験を積むことは、広くかつ高い識見を得た裁判官を確保するという観点から極めて意義の大きなものと考えます。これは、いろいろな専門職についても言えるのではないかな...全文を見る
○南野国務大臣 いいこと、悪いことということよりも、どの立場にあってもプロはプロです。例えば裁判官であっても訴訟事務をやる人であっても、その同じプロの人が、自分がどのような仕事をするかということで、今までやっていたことをそのままの価値観で立つということよりも、その人の人間性、基本...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御指摘はそのようでございますけれども、御指摘のように、国家公務員の採用試験などによりまして採用された一般の行政職員等の職員がさまざまな経験を積んで、これは医療の世界でも医師の世界でもそうでございます、自分は外科を目指したいといっても、内科から何から全部知って...全文を見る
○南野国務大臣 今の職員の方々の中にも、一般の試験を受けて入ってきておられる方もおられます。それは本当に数が少ないと思いますが。これから入省してこられた方々を立派に育てていくのが我々の役割かというふうに思っておりますので、枝野先生のお思いになるような形になるべく早く到達できるとい...全文を見る
○南野国務大臣 それは違いますけれども、自分のプロを持ってその立場を変えられた場合に、その立場から今度はまた自分のもとの職場に帰る場合、うんと給料が下がるということは、これはまた大変なことでございますので、そういう意味では、その方のキャリアに合わせた賃金ということが今適用されてお...全文を見る
○南野国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、法務省の官職のうち、現在法曹資格者が占めているものにつきましても、必ずしも将来にわたって法曹の有資格者でなければ任用し得ないと考えているわけではないわけであります。今後とも、適材適所の観点から適切な配置に努めてまいりたいと思っており...全文を見る
○南野国務大臣 御説明申し上げます。  犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年のグローバリゼーションの進展に伴い、犯罪行為が容易に国境を越えるようになり、犯罪組織による国際的な...全文を見る
○南野国務大臣 先生のおっしゃるとおりでございまして、国際組織犯罪防止条約というのは重大な犯罪の共謀等を犯罪とすることを義務づけておりますけれども、その理由はただいま先生が御指摘のとおりでございます。  すなわち、組織的な犯罪というものは、たくさんの者が計画や準備に関与し、綿密...全文を見る
○南野国務大臣 この件につきましても、先生御指摘のとおりでございまして、我が国が外国からの犯罪人引き渡しの要請に応じるためには、引き渡しの対象となる者が行ったとされている事実が我が国においても犯罪に該当するものであるということが必要でございます。  しかし、現在、我が国では、今...全文を見る
○南野国務大臣 先ほども申し上げましたように、組織的な犯罪、これは計画どおりに犯罪が実行される可能性が高く、また、一たび犯罪が起きてしまうと重大な結果や莫大な不利益が生じてしまうということから、そのような事態を防止するためには、犯罪の実行に着手する前の段階の一定の行為を処罰の対象...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、法案の共謀罪は、二人以上の者が重大かつ組織的な犯罪を実行しようと考え、共謀という行為に及んだことを処罰するものであります。人の内心にとどまる意思や思想を処罰するものではございません。  また、共謀と言えるためには、特定の犯罪を実行しようという...全文を見る
○南野国務大臣 先生も御指摘されましたように、法案で新設する組織的な犯罪の共謀罪、この要件はただいま局長が述べてくださったとおりでございます。  具体的に申しますと、例えば暴力団による組織的な殺傷事犯、いわゆる振り込め詐欺のような組織的犯罪事犯などが、団体の活動として、犯罪行為...全文を見る
○南野国務大臣 法案の共謀罪には、団体の活動として、犯罪行為を実行するための組織により行われるものという要件がつけられております。具体的には、先ほど述べましたように、暴力団による組織的な殺傷事犯、いわゆる振り込め詐欺のような組織的詐欺事犯がこの要件を満たす場合に当たると考えられま...全文を見る
○南野国務大臣 国際組織犯罪防止条約の第三十四条第二項は、国内法で共謀罪を設けるに当たっては、国際的な性質とは関係なく定めると規定しており、その正文である英語の文章、英文では、しなければならないという意味をあらわすシャル、shall、これが用語として用いられております。  した...全文を見る
○南野国務大臣 先生も御指摘のように、国際組織犯罪防止条約、これは、重大な犯罪、すなわち各国の法律において定められている刑期の重さを基準としまして、長期四年以上の自由を剥奪する刑またはこれより重い刑を科することができる犯罪を共謀罪の対象犯罪とすることを義務づけております。  し...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、法案の共謀罪は、重大な犯罪、すなわち、死刑または無期もしくは長期四年以上の懲役もしくは禁錮の刑が定められている罪の共謀を直ちに処罰するものではなく、組織性の要件、すなわち「団体の活動として、当該犯罪を実行するための組織により行われるもの」等の要...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、法案の共謀罪につきましては、国民の方々に正確に御理解いただくことは極めて重大なことであると考えております。  そこで、法務省といたしましては、法案の共謀罪についてのわかりやすい説明を当省のホームページに掲載しており、また、報道機関等に対しまし...全文を見る
○南野国務大臣 一番我々が気にしているところでございます。  この法案が成立するまでは、我が国は国際組織犯罪防止条約やこれに附属する人身取引に関する議定書なども締結ができないわけでございます。国際組織犯罪防止条約、これは一層効果的に国際的に組織犯罪を防止することなどを目的とする...全文を見る
○南野国務大臣 先生が今お話しになられましたオーバートアクトに関しまして、御指摘のような御意見があるということは承知いたしております。条約も、共謀罪につきまして、合意の内容を推進するための行為を伴うものという条件を付加することを認めております。  しかしながら、このような条件を...全文を見る
○南野国務大臣 御説明申し上げたいと思っております。  国境を越えて組織的に敢行される国際的な組織犯罪の脅威が深刻化していることは、これはサミットの声明などでも繰り返し指摘されております。  一方、我が国におきましても、集団密航事犯、または覚せい剤の密輸事犯、クレジットカード...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、条約第五条は、組織的な犯罪に効果的に対処するため、重大な犯罪を共謀することまたは組織的な犯罪集団の活動に参加することの一方または双方を犯罪とすることを締約国に義務づけております。  まず、条約の参加罪は、組織的な犯罪集団の活動やその他の活動に...全文を見る
○南野国務大臣 今先生方に御審議をお願いいたしておりますので、この委員会におきましていろいろな御討議がされるものと思っております。その結論を待ちたいというふうにも思っております。
○南野国務大臣 先生御指摘のような御意見がありますことは承知いたしております。  国際組織犯罪防止条約三十四条第二項、これは、国内法で共謀罪を新設するに当たりましては、国際的な性質とは関係なく定めると明確に規定いたしております。国際性を要件とすることを認めてはおりませんので、今...全文を見る
○南野国務大臣 条約は、重大な犯罪、すなわち、各国の法律において定められている刑期の重さを基準として、「長期四年以上の自由を剥奪する刑又はこれより重い刑を科することができる犯罪」を共謀罪の対象犯罪とすることを義務づけております。したがいまして、御指摘のように、共謀罪の対象犯罪を長...全文を見る
○南野国務大臣 先生に前回も御質問いただきました。  既に国会承認をいただいている国際組織犯罪防止条約は、国際社会と協力して一層効果的に国際的な組織犯罪を防止することなどを目的とするものでありますので、国際社会の一員として我が国としても早期に締結する必要があり、また我が国におけ...全文を見る
10月20日第163回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○国務大臣(南野知惠子君) おはようございます。  このたび、再度、法務大臣の重責を担うことになりました。委員長を始め委員の皆様方には、今後ともなお一層の御指導、御協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  さて、法務行政の諸課題に対しましては、さきの通常国会におい...全文を見る
10月21日第163回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○南野国務大臣 御指摘の公電につきましては、開示されていない部分、その墨で塗った部分についてもちゃんと見せていただきました。
○南野国務大臣 公電を見たことということでございますが、公電の内容の詳細を今ここで私の口から申し上げることは適当ではないというふうに思っております。  外務省におきまして作成いたしまして、先ほど御説明した概要と同じ内容のことが記載されております。政府が国際組織犯罪防止条約の交渉...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろな中身がございますが、私の考えといたしましては、それはクローズドでお話し合いがされた部分につきましてでございますので、その中身はオープンにすることはできない約束のもとにあったということを理解した上で、その文言といいますか、公開したらいけないということについ...全文を見る
○南野国務大臣 中身の文言一つ一つが信頼関係があるとかないとかということではなく、それについて、そういう約束事をもって、前提として話し合いをされた、これは国際的な問題でございます。  先生も国際会議にお出になられて、起草委員会とかいうところにお出ましになっておられると思います。...全文を見る
○南野国務大臣 国際組織犯罪の防止条約、これは重大な犯罪の共謀などを犯罪とすることを義務づけておりますけれども、その理由は、組織的な犯罪というものは、たくさんの者が計画や準備に関与し、綿密に計画を立て、組織の指揮命令等に基づいて行われるという性質があろうかというふうに思っておりま...全文を見る
○南野国務大臣 御指摘の法制審議会での発言といいますのは、事務当局から、国内的なニーズにこたえるという形はとっておらず、条約締結のために必要な犯罪化等を図っていきたいということを基本に考えているとの発言がなされたことを指しているものと思われます。この発言は、共謀罪の新設が直接的に...全文を見る
○南野国務大臣 我が国内で、国内的にと言われるその限定される文言については、我々日本人がということになるんでしょうか。先生のイメージにある部分を教えていただきたいと思います。
○南野国務大臣 お答え申し上げますが、条約第三十四条第二項は、国内法で共謀罪等を犯罪とするに当たり、国際性の要件を付することを認めておりませんが、その理由は次のようなものと考えられます。  すなわち、現実の社会では、ある犯罪について、その背後に国際的な犯罪組織が存在する場合であ...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろな事案が出てくるというふうに思いますけれども、もしその事案が発生した場合には、その中身をしっかりと見てみないと、国内の問題だからそれは国際的につながっていないねということも言えないというふうに思いますが、そういう意味では、国内の問題は別よとなると、これはま...全文を見る
○南野国務大臣 一番大切なのは、我が国における、安心、安全に暮らすためにはどのような形で生きていったらいいか。我が国だけじゃなく、国際的にどのように国民の安寧を保つかということにもその問題点は関連しているというふうに思うからであります。
○南野国務大臣 いろいろな捜査範囲がございます。我が国でも、この問題についてはこのように捜査していこうというふうに計画した場合、それが国内にとどまらず国際的な犯罪ということになった場合には、国際的な相手国、それはどこかわかりませんけれども、そういうユニバーサルな問題点についても協...全文を見る
○南野国務大臣 先生がお話しになられておられる国際組織犯罪防止条約第三十四条一項に言う「自国の国内法の基本原則」というのは、各国の憲法上の原則など国内法制において容易に変更することのできない根本的な法的原則を指すものと解されております。  この点、我が国の刑事法におきましては、...全文を見る
○南野国務大臣 団体の定義を定めた規定に該当することだけで直ちに共謀罪の対象になったり処罰されたりということは全くありません。あくまで厳格な組織性の要件をすべて満たした場合に初めて、このような共謀を行った個人が罰則の対象となるということでございまして、法案で新設する組織的な犯罪の...全文を見る
○南野国務大臣 国際的組織犯罪防止条約に言う「金銭的利益その他の物質的利益」といいますのは、例えばわいせつ物をやりとりするような、主たる動機が性的欲望を満たすことにある犯罪も含まれるなど、極めて広い意味を有すると解されております。また、このような利益を得ることに間接に関連する目的...全文を見る
○南野国務大臣 先生からただいま、監視社会をつくることになるのではないかというお尋ねがございました。  法案の共謀罪につきましては、すべての重大な犯罪の共謀を処罰の対象とするものではなく、団体の活動として、犯罪行為を実行するための組織により行われる等の厳格な組織性の要件を満たす...全文を見る
○南野国務大臣 国際組織犯罪防止条約五条の1の(a)となっていますが、それは、犯罪行為の未遂または既遂に係る犯罪とは別個の犯罪として、いわゆる共謀罪または参加罪を犯罪とすることを義務づけるものでありますが、この規定を離れて一般的に申し上げるならば、我が国の刑事法における予備罪また...全文を見る
○南野国務大臣 今先生が申されましたことでございますが、「合意の内容を推進するための行為」というのは、これは米国法におきます、先生もお話しになっておられるいわゆるオーバートアクト、これを念頭に設けられたものであると承知いたしております。そのような起草経過も踏まえまして解釈されるべ...全文を見る
○南野国務大臣 各国が自国の法定刑を基準として共謀罪の対象となる犯罪を定める場合には、一部の罪について、ある国では共謀罪が成立しますけれども別の国では成立しないこともあり得ることは、先生御指摘のとおりでございますが、この条約の義務に従いまして、少なくとも、各国におきまして重大な犯...全文を見る
○南野国務大臣 共謀をした者が実行に着手する前に自首した場合に、刑を軽減し、または免除することとしているのは、これは、自首を奨励し、共謀に係る重大な犯罪が実行されることを未然に防止しようという政策的配慮に基づくものであると思います。  このような規定を設けることは、共謀に係る重...全文を見る
○南野国務大臣 共謀の存在というものは、取り調べによってその自白を獲得しなければならない、またならなければ立証できないというものではありません。  例えば、犯罪計画書などの合意に関する物証や周辺事情、共謀の状況を聞知した者からの情報提供などによって合意の存在が裏づけられることも...全文を見る
○南野国務大臣 著書を書かれる方々がグループとなっているところではないかなというふうに思っています。
○南野国務大臣 それは読んではおりません。いただいておりません。
○南野国務大臣 今お読みいただいたのを聞かせていただきましたけれども、もう少し我々が言わんとしているところ、法律に盛り込まれたところも御理解いただきたいなというふうに思いました。
○南野国務大臣 一言で申し上げるならば、今俎上にのって御審議いただいている法案を正確に御理解していただきたいという気持ちはありますが、法案の共謀罪の成立する範囲、そういうものは極めて限定されているものでございますので、そのような御懸念は、この点に関する正確な内容が十分に伝わってい...全文を見る
○南野国務大臣 ペンクラブの方々も、良心の自由を侵害するのではないかというような気持ちが根底にあるのかなというふうにも思いますが、組織的な犯罪の共謀罪は、個別具体的な犯罪行為に着目して、条約上の重大な犯罪に当たる行為を団体の活動として当該行為を実行するための組織により行うことなど...全文を見る
○南野国務大臣 きっと皆様方、市民団体の方やまた会社等の正当な団体に属しておられる方々が、法案の共謀罪が成立するのではないか、そういう御不安をお持ちなのかなというふうにも思いますが、法案の共謀罪が成立するためには、団体の活動として犯罪行為を実行するための組織により行われる犯罪とい...全文を見る
○南野国務大臣 今申し上げましたように、それが共謀罪となるためにはということでるる申し上げましたとおりでございます。
○南野国務大臣 先ほど平岡委員からも、いろいろその件については審議させていただいたと思いますけれども、六百十九というものの基本になるのは、四年以上の長期凶悪犯罪であるという一つの基準がありますので、その基準に合わせてしたということでございます。  そのほかでは、リストアップすれ...全文を見る
○南野国務大臣 人間は性善説をとるか性悪説をとるかという問題点からもスタートするだろうと思いますけれども、自分がどういう行動をすればそれが悪い方向でないのか、こういうことをすればよい方向なのかということの見きわめが本当に自分自身にできていくという最初の段階が必要ではないだろうか。...全文を見る
○南野国務大臣 先生、刺客とおっしゃいましたけれども、我々国会議員が刺客という文言を用いたかどうか、自分たちから私は刺客よと言った人がいたかどうかということを考えれば、それはそうでなかったんじゃないかなというふうに思います。どこから刺客という言葉が生まれたのか、私は存じ上げません...全文を見る
○南野国務大臣 お答え申し上げる前に、私が資料を見ずに先ほど対象犯罪の数などを言っておりましたので、犯罪の個数の考え方については定まったルールがあるわけではありませんけれども、平成十七年四月一日に施行されている罰則であって、これは性質上共謀の対象とならない過失犯と未遂犯を除いた上...全文を見る
○南野国務大臣 まだとっていないということでございます。
○南野国務大臣 法制審議会で御審議いただいておりますので、そこにはいろいろな御意見をいただいております。
○南野国務大臣 既に国会承認をいただいております国際組織犯罪防止条約、これは国際社会と協力して一層効果的に国際的な組織犯罪を防止することなどを目的とするものですので、国際社会の一員として、我が国としても早期に締結する必要がある、また、我が国における組織犯罪対策にも資するものですか...全文を見る
○南野国務大臣 そういう関連をお考えになるとは思いも寄りませんでした。そういうことはないわけでございまして、なぜ同じ法案を出すかということでございますが、我々は、これで十分だと思う、国際的な話し合いもしながら、それでテーブルの上にのせさせていただいているわけでございます。そのテー...全文を見る
○南野国務大臣 我が党にそれがなかったということでございますが、一行あったということでございますので、このたびの選挙は郵政民営化の信を問うというところに大きな看板があったわけですが、それのみならず、一行でも我々の心としては中に入っていたというふうな解釈もできるわけでございまして、...全文を見る
○南野国務大臣 応援には行かせていただいております。
○南野国務大臣 対象者もいろいろでございますので、そういう話をすることもありますし、または裁判員制度の話をすることもありますし、少子社会対策ということについての話をすることもございます。また高齢者に対する介護の問題点、そこら辺についても話をさせていただくことがございますので、対象...全文を見る
○南野国務大臣 私は法務委員会での御審議をお願いするわけでございますので、そういう意味では、もう皆様方は十分に御審議をしていただけるものと確信いたしておりました。
○南野国務大臣 法律の条文をわかりやすくするということ、これは大切なことだと思いますけれども、要件を紛れもなくきちんと書き切るためには、やや複雑なものとなってしまうということがあるのかなというふうに思います。もっともっとボリュームがあるものになってしまうのかなと。国民にわかりやす...全文を見る
○南野国務大臣 なるべくいろいろとお話し合いをさせていただいております。
○南野国務大臣 この法案が成立するまでは、我が国は国際組織犯罪防止条約やこれに附属する人身取引に関する議定書なども締結することができないというのが、これが一つでございます。  国際組織犯罪防止条約は、既に百十二カ国もの国々がこの条約を締結しております。我が国においても、既に国会...全文を見る
○南野国務大臣 今回の法案におきましては、三本、あれじゃないかということでございますが、近年における犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化、そういう現状にかんがみまして、一点目として、国際組織犯罪防止条約の締結に伴う法整備として刑法及び組織的犯罪処罰法等の改正を、そして二点...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろ先生のお話がございましたけれども、TOC、これは強制執行妨害というようなこともありますが、組織性ということでは、これはまた共通している点があるというふうに思いますし、また、この法案を出して何とかかんとか、腹黒いと言ったら悪いんですが、そういうようなことは我...全文を見る
○南野国務大臣 なぜ共謀罪を新設する必要があるのかということでございます。  これは、組織的な犯罪は、計画または準備段階に関与するものが多く存在いたします。計画性が高度であったり、組織の指揮命令等に基づいて行われることでありますから、犯罪の実行に至る可能性が高くなっている、それ...全文を見る
○南野国務大臣 そもそも共謀といいますのは、特定の犯罪を実行しようという具体的それから現実的な合意がなされていることをいうのでありまして、犯罪を実行することについて漠然と相談したりとか電話をかけたりとか、そういうものは共謀罪としては成立しません。  また、組織的な犯罪の共謀罪、...全文を見る
○南野国務大臣 今、情報など高度化されておりますし、そういうような関連の中から、国内の問題もありますし、それを超えた国際的な課題というのもあるというふうに思っております。
○南野国務大臣 そんなにやっておりません。
○南野国務大臣 先生御指摘のいわゆるポップアップ広告、先生もよくごらんになるんですか。(高山委員「いや、僕は余り見ません」と呼ぶ)  近時、多くのホームページに利用されているもので、一般的に申し上げれば、インターネットを利用する者は通常その存在を知っていると思いますし、そのこと...全文を見る
○南野国務大臣 ささやかれたように、刑法の方が広いということでございます。
○南野国務大臣 この法案についても前々から検討をさせていただいており、そのように意図的にしたものというふうには解しておりません。
○南野国務大臣 先生おっしゃるとおりでございます。
○南野国務大臣 これはいろいろなものでも適用できると思うのですけれども、何か悪いことが発生してしまってからではどうしようもございませんので、それらの不正を少しでも未然に防ぐためにそのような形で我々は検討させていただいたということを御理解いただきたいということでございます。
○南野国務大臣 それは解釈の仕方によるというふうに思っておりますので、そういう意味では、これは適正にその中に入れられているものというふうに思っております。
10月21日第163回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(南野知惠子君) 大久保勉議員にお答え申し上げます。  銀行の企業合併等への関与につきましては、会社法との関連での所見についてのお尋ねがございました。  さきの通常国会で成立いたしました会社法では、企業における組織再編がその経営体力や競争力を増すために有効な手段であ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 内藤正光議員にお答えを申し上げます。  電気通信回路で接続している記録媒体からの複写、それの処分につきましてのお尋ねがございました。  この処分は、差押えの対象となっている電子計算機からアクセス可能なすべての記録媒体について行うことができるわけでは...全文を見る
10月24日第163回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○国務大臣(南野知惠子君) 本当に、先生が今るる御説明いただきましたが、そういうような悲しい出来事が起こったことは事実でございますし、またその方々の、刑事事件の被害者のみならず、先生が今お話しになられました多くの方々の人権というものについて大変御迷惑を掛けている、そのようなことを...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 被った被害というのは本当に精神的な被害、これはもう先ほどお言葉にもありましたように、人間に対する言葉でないようなことを浴びせられるというようなことについては、これはいかんともし難いことでございますので、そこら辺についても一般の方々の教育ということと同時...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生御指摘の件でございますけれども、刑事事件の被害者の方々の名誉を傷付けられたということだけではなく、不当な差別的表現を記載したはがきを送り付ける、こういうことによって、直接の被害者のみならず、やはり同和関係の方々、ハンセンの関連の方々、そういうような...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) ハンセンの方々は、今先生がおっしゃったように五人ではない、これはもう当然でございまして、我が国における方々、また、あしたあります小鹿島の方々、そういうような方々も含めてどのような形で見守っていくのか、そのような広い範囲で我々は人権問題というものも考えて...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生おっしゃっていますが、直接の被害者のみならずというのが私どもの考えでございまして、同和関係者やハンセン病の元患者様方々、多大な精神的な苦痛を与えるとともに、これらの方々に対するいわゆる被害的な偏見があったということについても、人間としての尊厳を傷付...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生、今幾つかの項目をお話しになられましたけれども、主婦層はIQが低いというようなかつての御質問等もございましたが、これも直ちに人権侵害と言えるものではないというふうなことを、それで断定できる問題ではないというふうにしておりますが、このような表現という...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生、こういうお心を持っておられると思いますが、同和問題などの解決に向けて法務省は何やるんだというようなことがそのお言葉の根底にあろうかなというふうに思っております。  そういう観点から申し上げますならば、部落差別等の解消ということにつきましては、憲...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 差別ということもあれなんですが、ついこの前廃案となりました人権擁護法案におきましては、またこれは、人権を害する行為とは、不当な差別や虐待と同等に評価される人権侵害を指すものでありとなっておりまして、民法や刑法等の法律に照らして違反とされる行為と位置付け...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に小泉総理が力強くおっしゃられたということは、これを担当している省としても大変力強い問題だというふうに考えております。  法務省といたしましては、簡易、迅速、柔軟な救済を行う人権救済制度を確立しまして、人権侵害被害者の実効的な救済を図るということ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先ほどもお話が出たかと思いますけれども、やはりその定義があいまいだというようなお話も出されたと思っておりますが、私は定義があいまいだったとは思っていないわけでございます。  いずれにいたしましても、現に障害者や同和関係者等に対する差別又は児童や高齢者...全文を見る
10月25日第163回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○南野国務大臣 ソロクト更生園関係と、それから楽生院関係とでは、東京地裁の判断が分かれました。先生おっしゃるとおりでございますが、敗訴判決につきましては、国側の主張が認められずに、大変厳しい判決であったというふうに受けとめております。  以上でございます。
○南野国務大臣 いろいろな御意見があることは承知いたしておりますし、また、判決が出されまして、まだ私も十分にこれを見ておりません。そういう意味から、控訴するかどうかというお尋ねについては、十分に判決を見させていただき、検討させていただきたいと思いますが、関係機関の御意見、これは厚...全文を見る
○南野国務大臣 今先生がお話しになられた小泉総理の大きな決断が過去にございました。そのときは、たまたま厚生労働省の副大臣を務めさせていただいており、坂口労働大臣といろいろとこの問題については真摯に対応させていただいたつもりでおります。そういう観点から、この課題については、私自身、...全文を見る
○南野国務大臣 今のことにお答え申し上げたいと思います。  近年のグローバリゼーションの進展に伴いまして、犯罪行為が容易に国境を越えるようになりました。国境を越えて大規模かつ組織的に敢行される国際的組織犯罪の脅威、これは深刻化しております。我が国におきましても、いわゆる蛇頭を初...全文を見る
○南野国務大臣 先ほども副大臣が述べましたように、共謀罪を新設することによりまして、国際社会と協力して、テロを含め国際的な組織犯罪の防止に取り組むことが可能となるということでございます。  すなわち、我が国が外国からの捜査共助や、それから犯罪人の引き渡しなどの要請に応じるために...全文を見る
○南野国務大臣 具体的に申し上げますと、例えば、暴力団による組織的な殺傷事犯、いわゆる振り込め詐欺のような組織的詐欺事犯、暴力団の縄張り獲得のための殺傷事犯などについて共謀罪の規定が適用されるというふうに想定されております。
○南野国務大臣 この法案は、組織的な犯罪に対する適切な処罰等を目的とするものである。そこで、組織的な犯罪という犯罪の性質に着目して、共謀罪の対象となる犯罪については、それが団体の活動として行われることなどが必要である、そういう要件を付しております。  他方、団体を限定することに...全文を見る
○南野国務大臣 法案の共謀罪の捜査につきましても、他の多くのひそかに行われる犯罪の場合と同様の方法でその捜査の手がかりを求め、必要かつ適正な捜査を尽くすことになると考えられております、今言われたような事案については。  具体的に申しますと、実際に行われた別の犯罪の捜査の過程で共...全文を見る
○南野国務大臣 先生の御質問は、共謀罪を新設する、そのことに伴って新たに導入することを予定している捜査手法はあるのかというお尋ねでございますよね。それでよろしいですね。  共謀罪の新設と新たな捜査手法の導入とは別の話であります。今回の法案におきまして、共謀罪の立証を念頭に新たな...全文を見る
○南野国務大臣 先生のお尋ねは、最近五年間の組織的犯罪処罰法の適用状況ということでございますね。  一定の組織的犯罪に関する刑の加重処罰規定、すなわち組織的犯罪処罰法の第三条の違反につきましては、検察庁における最近五年間の通常受理人員の数は、平成十二年が二十三人、同十三年が六十...全文を見る
○南野国務大臣 共謀罪が新設された場合には、共謀罪に関する事項につきましては法務省刑事局が担当することとなり、事柄に応じて各課が分掌することとなります。
○南野国務大臣 共謀罪の新設に伴って一般的に予算措置や人員配置がなされるのかどうかということだと思いますが、共謀罪に限らず、法務省といたしましては、犯罪情勢や事件数などを踏まえまして必要な予算措置や人員配置を行っているところであり、御指摘の点もそのような中で検討されるということで...全文を見る
○南野国務大臣 今、それに特化して、この案件については幾らですよということはまだまだ決まっておりません。
○南野国務大臣 予算、いろいろな考え方があるかと思いますけれども、共謀罪に限らず、法務省といたしましては、犯罪情勢や事件数、これもまだわからないわけでございます。それを想定するという形になりますが、それらの事件数などを踏まえて必要な予算措置、またそれにかかわる人員の配置などを行っ...全文を見る
○南野国務大臣 検討していないということではございません、法案をこのように提出させていただけるわけですから。だから、それらも踏まえて法務省の予算の中で検討していくということでございまして、今おっしゃったように、新しくここを設けてここに幾らということではなく、法務省の運用の全体の中...全文を見る
○南野国務大臣 何度も申し上げておりますけれども、法務省全体としての考え方であり、今、全体の予算の中でも検討させていただいておりますが、もし、共謀罪の新設に伴って、法務省ではその広報とかそれから周知をさせるための予算措置、そういったことについても今先生のお問い合わせの中には含まれ...全文を見る
○南野国務大臣 現時点ではまだ共謀罪が設けられておりませんので、その事件数等をあらかじめ予測することは困難であるということは申し上げたいと思います。今後、共謀罪が新設されれば、その運用状況を踏まえつつ、必要があれば予算、人員等の措置を講ずることと考えていこうとしております。  ...全文を見る
○南野国務大臣 先生関心を持っていただくPFI、これは第一号が美祢でございますので、そこをしっかりといい形に展開していくように我々努力しているところでございます。  PFIの刑務所は、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律第二条に規定する刑事施設でございますので、同法第七条に規...全文を見る
○南野国務大臣 まずは、当選おめでとうございます。先生のようなフレッシュな風が入ってくるということがディスカッション、審議をすばらしいものにしていくものだというふうに思っております。  このような重要な法案ということについては、与党、野党の利害関係があってはならないというふうに...全文を見る
○南野国務大臣 私は、今総理大臣のことを暗におっしゃったかと思いますが、そういうことについても問題視いたしておりません。適切な総理大臣であると思っておりますし、また、この審議が廃案になったということについても、これもそのとおり事実を認めざるを得ないということでございます。  そ...全文を見る
○南野国務大臣 今のところ、いろいろな犯罪が国を越えております。国際的にも広がっております。そういう越境性の問題は、我々無視することはできないのではないだろうか。情報機関にしても、これは高度化いたしておりますし、煩雑化いたしております。そういう中では、そういうことに向かうという決...全文を見る
○南野国務大臣 いろいろな国が自国に対しての予防策を考えていこうとしていることだと思っております。そういう意味では、その国の習慣またはいろいろなその国がなされていくであろう価値観とも考えて一つの予防策をしていくであろうと思っております。さらに、それだけでは済まない、そのそれぞれの...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃられたとおりでございまして、そのバランスは法務大臣一個人に当てられるものではなく、それも含めて、みんなで、国民で共同してつくっていく方がいいことであると思います。  今、中学校の教育の中では法教育というものを導入し始めております。大人がなかなか法律を...全文を見る
○南野国務大臣 先生が今申し上げたこれらの要件に関してでございますけれども、国際組織犯罪防止条約三十四条二項には、国内法で共謀罪を新設するに当たっては、国際的な性質とは関係なく定めると明確に規定しております。  そこで、法案におきましては、このような条約上の義務に従いまして、共...全文を見る
○南野国務大臣 現実の社会におきましては、ある犯罪について、その背後に国際的な犯罪組織が存在するなど国際的な犯罪組織が関与しているものの、個別具体的な犯罪行為だけを見てみますと、犯罪行為自体は一国内にとどまるため、性質上の国際性を認めがたいような場合があります。それは先生御存じだ...全文を見る
○南野国務大臣 このことに関しましては、この法律の共謀罪、これは国際組織犯罪防止条約の締結に伴う法整備として設けるものでございます。それが一番大切なポイントであるかとも思います。  この条約は、その審議の過程で、対象となる犯罪をリスト化することの適否の議論を経て、最終的に、各国...全文を見る
○南野国務大臣 先ほども申し上げたとおりでございますが、法定刑はそれぞれの犯罪類型ごとにその違法性の高さや責任の重さに応じて定められるものであるということから、犯罪の軽重をはかる尺度として一定の合理性を有することを考慮すると、これを基準として、一定の重さ以上の刑期が定められている...全文を見る
○南野国務大臣 主要先進諸国におきましては、長期四年以上の自由刑が定められている罪にはどのような犯罪が含まれており、その数が幾つあるかについては一般的に調査したことはございませんが、条約が犯罪とすることを義務づけている共謀罪あるいは参加罪については、各国においてどのような立法がな...全文を見る
○南野国務大臣 国際組織犯罪防止条約第五条は、国内法で共謀罪を新設するに当たり、合意の内容を推進するための行為を伴うものという条件をつけることを認めております。このような条件をつけるべきか否かにつきましては法制審議会でも議論をされましたが、共謀罪については厳格な組織性の要件がつけ...全文を見る
○南野国務大臣 先生お問い合わせの審議の概要についてでございますが、共謀罪の新設などを内容とする国際組織犯罪防止条約の締結に伴う罰則等の整備に関しては、平成十四年九月三日、当時の法務大臣が法制審議会に諮問を発出いたしました。これを受けた法制審議会は、刑事法部会の設置を決定し、以後...全文を見る
○南野国務大臣 先ほども申し上げましたが、大臣の諮問機関でございます。
○南野国務大臣 諮問をお願いしている立場でございますので、大臣でございます。
○南野国務大臣 弁護士会は本当に専門的な方々のお集まりであり、いろいろと審議しておられることは傾聴に値するものだというふうに思っておりますが、すべての会員が反対しているというふうには思えないのではないかなという所感も持っております。
○南野国務大臣 十五名の方でございます。
○南野国務大臣 今リストを見せていただきましたが、お一人おられます。
○南野国務大臣 それは秘書官だったり副大臣だったり政務官だったりいたしておりますが、樋渡次官だというふうにも思っております。
○南野国務大臣 検察官御出身でございます。ちなみに、秘書官も検察官出身でございます。
○南野国務大臣 先ほど、弁護士の方が一人しか十五人の中に入っていないということでございましたが、その十五名の中には本当にバラエティーに富んで、お一人お一人が大切な御意見をいただいております。その方のほかにも、労働組合または企業の方、マスコミの方も入っております。ちなみに女性が十九...全文を見る
○南野国務大臣 色気があるかどうかはわかりませんが、我が国の刑事司法が適正手続の保障のもとで事案の真相を解明することを使命としていること、そういうことからも、被疑者の取り調べが適正を欠くことがあってはならないのは当然でございます。捜査機関におきましては、この点に十分留意しながら捜...全文を見る
○南野国務大臣 ひとり言でございます。
○南野国務大臣 録画されたりいたしますと、これはなかなか本当のことは言いにくいですよね。そうじゃありませんか。そういうような意味で先ほども私はお答え申し上げたんですが、もう言わなくていいと言われましたので、引き下がったわけでございます。
○南野国務大臣 先生のお問い合わせでございますが、これは御指摘の罪に限らず、法案の共謀罪における故意の対象は、団体の活動として、当該行為を実行するための組織により行われるもの等の他の要件を別にすれば、対象となる犯罪の成立に必要な事実の認識と同じものとなると考えられます。  した...全文を見る
○南野国務大臣 ケースによって、十分に合意ができる仲間たちであれば、目くばせでも相手に自分の意思が伝えられることもあろうかなというふうにも思います。
○南野国務大臣 先ほど、小川委員からの御質問に対するお答えで、少し言い足りない部分がございましたので、補足させていただきたいと思います。  法制審議会の定員は二十名ですが、現在十九名の方がおられます。そのうち、弁護士の方は一名です。また、当時の法制審議会の刑事法部会の人数は十五...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○国務大臣(南野知惠子君) 千葉先生からのお言葉でございます。  総理からこの役割をお預かりしたときに、世界一安全な国日本、それを構築していくというようなお仕事をいただいた、宿題をいただいたわけでございます。それに向かっていろいろと検討させていただきましたけれども、まだまだ、今...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) さきの通常国会ではこれまで以上に国の安心、安全ということにポイントを置いて検討させていただいてきておりますが、法務行政を進めるためには、使命感を持ってということで仕事に当たらせていただいているということは、もうこれは当然のことになってくると思いますが、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 国際結婚の問題につきましては、先ほど法務省の方からも御答弁さしていただきましたけれども、一つ一つの事案についてこれはしっかり検討さしていただいていると私は思っておりますし、ヨーロッパの方々とそれからアジアの方々とを比較して、そこに何らかの色目を使ってい...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今先生御指摘されたとおりでございまして、そこら辺に重点を置いて展開させていただいたということも御報告できるのかなと思っております。  幼い子供が被害に遭う、これは本当に痛ましい事例だと、犯罪が続発しておりますが、そういう中で法務省といたしましては、国...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 本当に、今も答弁していただきましたので御理解いただけたと思いますけれども、先生御指摘のとおり、再犯問題というのは本当に大切なことでございます。法務省といたしましても、本年四月に省内に設置いたしました再犯防止対策推進委員会、これにおきまして今後とも法務省...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法務省が文書提出命令に関する事件に関与するのは、提出命令が出された後に裁判所に抗告する段階からでございます。当初の提出申立てに応じるか否かについては、これは法務省は関与しないところでございますが、抗告申立てをするか否かの判断をすることについては、これは...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 先生の御関心、本当に大切に育てていかなければならないというふうに思っております。  法務省では、中学生の問題行動に適切に対応するとともに、その非行を防止するために、平成十四年度から、保護司の地域活動の一環といたしまして、中学生サポート・アクションプラ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案及び最高裁判所裁判官退職手当特例法の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して御説明いたします。  まず、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改...全文を見る
10月27日第163回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○国務大臣(南野知惠子君) お答え申し上げます。  今回は、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、これは、裁判所におかれて検討を進められた結果を受けまして、一般の政府の職員の給与改定等に伴い裁判官の報酬月額の改定等を行おうとするものでございます。  裁判官につきま...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 裁判官につきましては、その職務と責任、そういう特殊性を踏まえました上で、司法の担い手としての地位や役割、それにふさわしい処遇が必要であろうかと思っております。また、裁判官の報酬につきましては、「裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 最高裁判所裁判官につきましては、これも広く各方面から識見の高い人材を得る必要がございます。その地位や役割にふさわしい処遇がこれまた不可欠でございますので、退職手当につきましても他の国家公務員とは別に最高裁判所裁判官退職手当特例法により定められているとこ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 裁判官につきましては、その職務の責任また特殊性、そういった重要性を踏まえた上で、司法の担い手としての地位や役割にふさわしい処遇、これが不可欠と考えておりますが、したがいまして裁判官の報酬制度や最高裁判所裁判官の退職手当制度、これにつきましては、その仕組...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今般の司法制度改革におきましては、総合法律支援制度や裁判員制度の導入を始めとして、裁判の迅速化、法曹養成制度に関する改革など多くの重要な改革が実現し、大変大きな成果が得られたと思っております。  今後は、国民に身近で、速くて、頼りがいのある司法を実現...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 社会経済の国際化が進みます中で、国際社会におきまして我が国の法令が容易かつ正確に理解されることは極めて重要であろうと思います。我が国の法令の外国語訳整備は早急に進める必要がある課題であると考えております。  現在、内閣に法令外国語訳推進のための基盤整...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法務省におきましては、昨年四月に性犯罪処遇プログラム研究会、これを立ち上げました。精神医学や又は心理学、犯罪学などの専門家の意見を伺い、また海外の知見も参考としながら、矯正と保護が連携した科学的、体系的な再犯防止プログラムの策定に取り組んでいるところで...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 取り入れるべきは取り入れたいというふうに思っておりますけれども、このグループも、九月にはアメリカ、十月にはイギリス、十一月にはカナダ等の現地における研修等も積み上げてきて、八名による立派な方々のディスカッションがございます。そういう中で、犯罪を犯した、...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 今回提出させていただきました法案のうち、裁判所に直接関係する法案である裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案と最高裁判所裁判官退職手当特例法の一部を改正する法律案につきましては、いずれも裁判所におかれて検討を進められた結果を受けて改正を行おう...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 決してそういうことではないと思います。  今般の司法制度改革におきましては、総合法律支援制度や裁判員制度の導入を始めといたしまして、裁判の迅速化、法曹養成制度に関する改革など多くの重要な改革が実現いたしまして、これは大きな成果があったというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(南野知惠子君) 法務省は憲法の解釈一般につきまして政府を代表しまして見解を述べる立場にはございませんけれども、裁判官の身分保障につきましては、司法権を行使する裁判官が憲法と法律にのみ拘束され、良心に従って独立して職権を行使することを担保する趣旨で定められているものと理...全文を見る
10月28日第163回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○南野国務大臣 先生のお話でございますが、民法の規定では、夫または妻の氏のいずれを称するかを夫婦の選択にゆだねている、そういうことでございますので、男女の平等の理念に反するものではないということだと思います。女子差別撤廃条約に違反するものではないというふうに私は思っております。 ...全文を見る
○南野国務大臣 委員会の最終コメントが法的に認めざるを得ないものであれば、それが法的拘束力を有するものではないとしても、これに従うことも検討しなければならないというふうに思いますが、夫婦の氏に関する民法の規定に対する最終コメントが出ておりますが、これは、先ほど申し上げましたとおり...全文を見る
○南野国務大臣 条約の適用の問題ですよね。違反ではないということでございます。  このコメントについて先生は御理解しておられるというふうに思いますけれども、三百七十一、三百七十二にそのコメントが記載されております。読んだ方がいいですか。よろしいですか。(津村委員「それはいいです...全文を見る
○南野国務大臣 最終コメントは条約の適用に関する理解を誤っているというふうに考えておりますということです。
○南野国務大臣 前回の平成十三年の選択的夫婦別氏制度に関する世論調査におきましては、前々回の平成八年の世論調査から五年間たっているということでございまして、五年後に実施された。そこで、平成十七年度につきましては、まだ五年が経過していないということもありまして、世論調査の実施を希望...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、夫婦別氏制度の導入につきましては、大方の国民の理解を得ることができるような状況で制度改正を行うのが望ましい、それはどういうことかということでございますが、また、本当に国民の方々の納得ということもいただきたいというふうにも思っているわけでございま...全文を見る
○南野国務大臣 先生お話しの平成十三年の世論調査の結果は、選択的夫婦別姓に賛意する意見が四二・一%、これに反対する意見が二九・九%、通称使用を法律上認めるべきであるとの意見が二三%となっております。そして、選択的夫婦別姓の導入を認めない意見である後者二つの合計が五二・九%であるの...全文を見る
○南野国務大臣 国民の御理解は、今アンケート調査ということがございますけれども、そのほかに、国会の審議などもその中に含まれるのではないかなと思っております。
○南野国務大臣 私が国会の御審議と申し上げましたのは、国会でも幾つか御審議があったというふうにも思います。男女共同参画会議の中でもお話が出ていると思いますが、それが本当に煮詰まっていっているのかなということを私は申し上げたわけで、国会の審議もぜひ反映させていただきたいと思いますが...全文を見る
○南野国務大臣 裁判員制度は、司法への参加についての国民の皆様方の自覚と、これに基づく協力があって初めて我が国の司法制度の基盤としての役割を果たすことができるものであると思うことから、法律の施行までの期間に制度の意義、内容について国民の皆様方に理解と関心を深めていただき、主体的に...全文を見る
○南野国務大臣 先生御指摘のとおり、ことしの四月に発表されました内閣府の世論調査では、裁判員として裁判に参加することに積極的ではない方が約七割おられた、これは事実でございます。制度の施行までには、逆に、少なくとも七割以上の国民の皆様が裁判員として刑事裁判に参加してもよい、または参...全文を見る
○南野国務大臣 私が申し上げたのは、必ずしも七〇%が絶対ということは申し上げていないのです。これは多くの、幅広い国民の方々の御理解を得るというのが第一前提になろうかと思っておりますので、幅広く国民の皆様の意見を裁判に取り入れるということによってよりよい刑事裁判を目指す制度であると...全文を見る
○南野国務大臣 五割を超えたからいいという問題でもないんじゃないか。私たちの気持ちとしては、もっと多くの人に理解していただきたいという希望的な数字でございます。
○南野国務大臣 四月に発表された世論調査では、「参加したい」人が四・四、「参加してもよい」が二一・二、「あまり参加したくない」が三四・九、「参加したくない」が三五・一という数字が出ましたものですから、これが逆になるといいねというような感じもございましたが、裁判員制度を円滑に始める...全文を見る
○南野国務大臣 今展開しているようなことをずっと調査していきながら、必要であればさせていただきたいと思います。
○南野国務大臣 御指摘の世論調査につきましては、内閣府において適切に実施されるというものでございます。法務省といたしましては、制度の施行までの間の節目節目においてその実施を内閣府に働きかける必要があるというふうには思っております。
○南野国務大臣 裁判員制度についてあと三年半しかございませんので、その間の取り組みを万全にしていかなければならないということはございます。  広報啓発活動の効果測定のための方法といたしましては、毎年内閣府の実施している世論調査が有効と考えられるところであります。こういう調査は内...全文を見る
○南野国務大臣 法務省の平成十七年度における予算といたしましては、広報用のポスターやリーフレットを作成いたしまして、全国規模で掲示、配布するなど、裁判員制度の広報啓発活動の推進のための経費として三億二千百万円を計上いたしております。また、法務省の平成十八年度における概算要求におき...全文を見る
○南野国務大臣 二十日間という期間は、法例第一条で規定されております法律の施行に関する一般原則であります。また、法案の共謀罪は、現行法上、既に犯罪とされている行為を行うことを具体的かつ現実的に合意することを内容とするものでありますので、二十日間という期間が国民への周知期間として短...全文を見る
○南野国務大臣 法務省では、これまでも共謀罪等の法案に関する説明を当省のホームページに掲載しております。また、報道機関等に対してもできる限り丁寧に説明をしてきたところでございますが、今後とも必要な広報には努めてまいりたいというふうに思っております。
○南野国務大臣 広報啓発活動でございますので、今までやってきましたとおり、報道機関に対しましても、またホームページなどに対しましても丁寧に説明をしていきたいということがございます。法務省のホームページ掲載の共謀罪QアンドAというようなものも出させていただいておりますので、いろいろ...全文を見る
○南野国務大臣 法務省では、人員の手当てについて常に検討をしております。  法律の改正など重要な施策に関する広報のための経費といたしましては、法務省のホームページ作成やそれから印刷製本費などの予算措置を講じております。年度途中に新たに法律が成立した場合であっても、ホームページや...全文を見る
○南野国務大臣 具体的な数字では、昨年度及び本年度とも、一般広報印刷製本費として五百七十五万五千円、法務省のホームページ経費といたしまして一千四百十五万五千円が予算措置されております。昨年度の実績につきましては、これらの予算をすべて使用したところでありますが、特定の法改正に伴う経...全文を見る
○南野国務大臣 国際刑事裁判所規程に今加入するために必要な国内法整備につきまして具体的な問題というならば、例えば一つとしては、同規程が対象とする集団殺害罪や人道に対する罪について現行の刑罰法規制以外に新たな罰則を定める必要があるか、また、次としては、同規程が対象とする犯罪は我が国...全文を見る
○南野国務大臣 インターネットの社会におきましては、社会一般のものまたは広範囲のものの信頼、期待を保護する必要がある、そういう観点から設けることとしたというふうに存じております。
○南野国務大臣 我々が書いたりする場合は、自分が書いていますから、書いたそのものは自分の事実が証明できますね、自分が書いたということについて。でも、コンピューターであるならば、コンピューター自体が本当にそれを伝えているか、正常に働いているのかということに対する信頼がなければコンピ...全文を見る
○南野国務大臣 私も思いますけれども、ハッカーが入ったり何が入ったり、ぐちゃぐちゃにされたものを信じてもらうということは、発信する人については、これは大変不公平であり、損害であるというふうにも思いますが、コンピューターにデータを入れておいたらおかしくなってしまうというようなことも...全文を見る
○南野国務大臣 先生だから判断できるということもあろうかと思いますが、判断できない人たちに対しても我々は保護していかなければならないということもあろうかと思っております。  インターネットなどでは文言なども変えていきますよね、片仮名から平仮名、または平仮名から漢字と。そういうよ...全文を見る
○南野国務大臣 明確かどうかということは、読む人の判断になってくるのではないかなというふうに思います。
○南野国務大臣 今御説明したように、刑法の方が広く書いてあるということはそのようでございますが、仮に、他の犯罪を目的とする場合に限定をしますと、例えば、使用者の意図に反して電子メールを送信してしまうようなプログラムの作成等の行為が処罰できないこととなってしまうなど、相当性を欠く結...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃられるように、短ければ短いほどいいのじゃないかなと思いますけれども、今までのことをチェックしてみると、やはり九十日、それより長くかかるようなケースもあるということでございます。
○南野国務大臣 通信履歴の保全要請ということでございますが、刑事訴訟法の第百九十七条第二項に規定する捜査関係事項照会につきまして、法律上文書では行うこととされていないのと同様に、保全要請につきましても、文書で行わなければならない旨法律上規定するまでの必要はないと今のところ考えてお...全文を見る
○南野国務大臣 そういうことにつきましては、先ほど局長の方からお答えさせていただきましたが、ケース・バイ・ケースということもあるのではないかなというふうに今のところ思っております。
○南野国務大臣 捜査機関におきましては、通信履歴の保全を要請する捜査上の必要性がある場合に限って保全要請を行うべきことは当然のことであります。しかも、保全要請を行う場合には、通信履歴の電磁的記録のうち保全が必要なものを特定して行わなければならないこととしております。  また、プ...全文を見る
○南野国務大臣 法案の共謀罪は、すべての犯罪の共謀を一般的に処罰するものではなく、死刑または無期もしくは長期四年以上の懲役もしくは禁錮の刑が定められている重大な犯罪であって、かつ、組織性の要件、すなわち、団体の活動として、当該犯罪を実行するための組織により行われるもの等を満たすも...全文を見る
○南野国務大臣 この前も御質問があったかと思いますけれども、リストを挙げるということの難しさと、それよりも刑法で切る方がもっと理解しやすいというふうに私は思いますけれども、組織的犯罪処罰法におきましては、当時の我が国における組織的な犯罪の実態、統計上、暴力団構成員の占める割合、量...全文を見る
○南野国務大臣 国際組織犯罪防止条約第三十四条一項に言う「自国の国内法の基本原則」とは、各国の憲法上の原則のほか、罪刑法定主義や刑法の謙抑性等、国内法制において容易に変更することのできない根本的な法的原則を指すものと解されています。  我が国の刑事法においては、現実に法益侵害の...全文を見る
○南野国務大臣 国際組織犯罪防止条約五条の「合意の内容を推進するための行為」、この内容、解釈につきましては、今外務省が御答弁されましたけれども、「合意の内容を推進するための行為」というのは、米国法におけるいわゆるオーバートアクトを念頭に設けられたものであると承知いたしております。...全文を見る
○南野国務大臣 「合意の内容を推進するための行為」というのは、米国法におけるいわゆるオーバートアクトを念頭に設けられているものであると承知いたしております。そのような起草経過も踏まえて解釈されるべきであると考えております。
○南野国務大臣 特に義務づけられてはおりません。
○南野国務大臣 条約に反したものではないと思います。このような規定を設けることは、共謀された重大な犯罪が現に行われることを未然に防止するためであって、共謀罪等を犯罪とすることを義務づける条約の趣旨に沿うものであると考えております。  さらに、二十六条二項によりますと、「締約国は...全文を見る
○南野国務大臣 四年以下の懲役に当たる犯罪であっても、重大な犯罪であることに変わりはありません。とりわけ、これが団体の活動として組織的に行われるときは、犯罪が実行に移される前にこれを阻止する必要性が極めて高いと考えられます。また、被害の大小についても、必ずしも法定刑の軽重によって...全文を見る
○南野国務大臣 今、先生の御発言でございます。国会におきまして十分に御審議いただければというふうに思っております。
○南野国務大臣 長期四年以上の自由刑に当たる犯罪の共謀とする合理的な理由はというお尋ねでございました。  我が国におきましては、重大な犯罪の一般的な基準を定めるものはございませんけれども、例えば、弁護人がなければ開廷することができない必要的弁護事件、これは長期三年を超える懲役も...全文を見る
○南野国務大臣 我が国におきましては、重大な犯罪の一般的な基準を定めるものはありませんが、長期五年を超えるか否かが基準とされているわけでもありません。  この点、我が国では、弁護人がなければ開廷することができない必要的弁護事件は長期三年を超える懲役、禁錮に当たる事件とされている...全文を見る
○南野国務大臣 お尋ねの昨年八月二十四日の閣議決定により設置されました国際組織犯罪等・国際テロ対策推進本部におきましては、主としてテロの未然防止対策という観点から、テロリストを入国させないための対策の強化、重要施設等の安全を高めるための対策の強化等に関する議論が行われており、司法...全文を見る
○南野国務大臣 法案の共謀罪の捜査につきましても、他の多くのひそかに行われる犯罪の場合と同様の方法で捜査の手がかりを求め、必要かつ適正な捜査を尽くすことになると考えております。  具体的に申しますと、実際に行われた別の犯罪の捜査の過程で共謀についての供述やまた犯罪計画書のような...全文を見る
○南野国務大臣 そういう心配はないんじゃないかなと、良心的な人であろうかと思っております、皆さんが。
○南野国務大臣 法案の共謀罪には厳格な組織性の要件が付されておりますので、例えば、暴力団による組織的な殺傷事犯、悪徳商法のような組織的詐欺事犯、また暴力団の縄張り獲得のための暴力事犯の共謀など、組織的な犯罪集団が関与する重大な犯罪の共謀に限って処罰されることになり、国民の一般的な...全文を見る
○南野国務大臣 適切なお答えになっていることを希望いたしますが、国際組織犯罪防止条約は、「組織的な犯罪集団」とは、「金銭的利益その他の物質的利益を直接又は間接に得るため」の重大な犯罪等を「行うことを目的として一体として行動するものをいう。」と規定しておられます。先生もこの一文を今...全文を見る
○南野国務大臣 先生おっしゃるとおりでございます。
○南野国務大臣 この法案の共謀罪は、重大な犯罪のうち、団体の活動として犯罪行為を実行するための組織により行われる犯罪行為等を実行しようと共謀した場合に限って、そのような共謀した者を処罰の対象とするものであります。そして、団体の活動とは、団体の意思決定に基づく行為であって、その効果...全文を見る
○南野国務大臣 今いろいろな意見が食い違うような討議がございますが、私としては書物を読んでおりませんので、その事実がどうかということについてはちょっと申し上げられませんけれども、誤解を招くのかどうか承知いたしておりませんが、検討してみたいというふうに思っております。
○南野国務大臣 今、確かに見せていただきました。御指摘の解説の記載につきましては、先ほど申し上げましたように、第二条第一項の団体自体の定義における共同の目的の例として挙げられており、そこで共同の目的は特に犯罪目的に限られるわけではないという趣旨であると理解しておりますが、これから...全文を見る
○南野国務大臣 適切に処理してまいりたいと思っております。
○南野国務大臣 しっかりと整理してまいりたいと思っております。