野沢太三

のざわだいぞう



当選回数回

野沢太三の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月14日第107回国会 参議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○野沢太三君 野沢太三でございます。  吉田先生、中山先生におかれましては、お忙しいところ貴重な御意見を賜り、まことにありがとうございます。  私は、この七月の選挙におきまして、これまで三十年近く勤めました国有鉄道の職員から本議席をちょうだいした者でございます。そして、ただい...全文を見る
○野沢太三君 国鉄が今日の困難な事態に至りました原因について、いろんな原因があるということで両先生とも御指摘をちょうだいしておりますが、その中で一つ共通しておられるのは、内部的にいろいろ問題を抱えておった、特に経営者並びにそこに働く職員、この関係をより望ましい方向に変えていくこと...全文を見る
○野沢太三君 私は元国鉄の職員の一人として身びいきで言うわけではございませんが、国鉄職員の一人一人はそれぞれ資質もあり努力もしそれなりの働きをしてきたと誇りを持って申し上げられると思います。しかし、公社制を初めとする一連の仕組み、あるいは各種の労働協約その他に基づく就業のルール、...全文を見る
○野沢太三君 最後に、我々の今やっております仕事は、いわば枠組みづくり、仕組みづくりでございます。しかし、そこで中身が最も大事。そこで働く人たちの意欲が向上する、能力が上がる、これが最も大切と思います。先ほど吉田先生は、そのために必要なことは提案制度であり、多能職化であり、適材適...全文を見る
○野沢太三君 ありがとうございました。
12月16日第107回国会 参議院 運輸委員会 第1号
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○野沢太三君 国鉄改革にかかわる八法案が成立いたしましてから半月余り経過をいたしたわけでございます。過日の国鉄改革にかかわる特別委員会におきまする政府側の御努力あるいは御配慮につきまして、この機会をかりまして改めて御礼を申し上げたいと思います。  さて、民営化される六十二年の四...全文を見る
○野沢太三君 どうかひとつできるだけ希望に沿いまして、皆さんがおさまるところへおさまり、不安のない形で民営化を迎えられるようにということを切望するものでございます。  一方、昨年から御準備をいただき、ことしに入って希望退職を募集しておられますが、その後も希望の数がたんだんふえて...全文を見る
○野沢太三君 予定では、たしか二万人程度というふうに伺っておったわけでございますが、それを上回る数が出てきたということは、今後のこの問題に対しては明るい見通しかと思いますが、一方予算措置を伴うことでございますけれども、その点はいかがでございましょうか。
○野沢太三君 今回の改革に当たりまして、去るも地獄残るも地獄というような言葉が言われてきたわけでございますが、私は、これではいけない。昭和二十四年のときの大きな人員整理がございましたけれども、あのときの教訓を考えましても、今政府でやっていただいております雇用対策本部の、一人たりと...全文を見る
○野沢太三君 大変総枠の方は御努力をいただいておりまして、ありがたいわけでございますけれども、これを地域別に割り振ってみた場合にいかような数になりましょうか。北海道、四国、九州、あるいは本州というような形でおわかりでしたら教えていただきたいと思います。
○野沢太三君 お話を伺いますると、深刻なのはやはり北海道である、あるいは九州であろうかと思います。こういった地域的な偏りを調整するということがこれからのこの問題の解決の一つのかぎになろうかと思いますが、既に国鉄の方で実施されました広域異動によりますると、第一次で二千五百、第二次で...全文を見る
○野沢太三君 現在、円高等によります構造的不況と言われる中で、石炭あるいは造船、その他鉄鋼もろもろの分野で失業者が出る可能性を持っているときに、このような手厚い対策をしていただいているという点につきましてはまことにありがたいことでございますが、どうかひとつこのチャンスを十二分に生...全文を見る
○野沢太三君 今回のダイヤ改正は、ある意味で今後の鉄道の命運をかけたものということで大変楽しみであるわけでございますが、地域的にはいろいろとまだ問題も含まれていようかと思います。  私はかつて長野の鉄道管理局に勤めていた時代がございますが、当時、信越本線と長野電鉄の湯田中線、こ...全文を見る
○野沢太三君 それからもう一つは車の問題でありますが、国鉄の車は大変丈夫にできておるのは結構なんですが、どうも耐用年数等もございまして二十年あるいは三十年というふうな長期にわたって使用ということで、世の中の常識から見たら大分陳腐化をしているのではないかというような気がするわけでご...全文を見る
○野沢太三君 ぜひともひとつ、民営化をされ、かつまた会社が分かれても安全上の成績はますます上がったと、かような状況をつくり出していただくことを希望するものでございます。  さて、やはりその意味で、新しい鉄道をつくっていきまするための技術開発の問題というものは大変これからもむしろ...全文を見る