野沢太三

のざわだいぞう



当選回数回

野沢太三の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月11日第118回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
議事録を見る
○野沢太三君 野沢太三でございます。私に与えられました時間は往復三十分でございますので、その範囲の中でよろしくお願い申し上げたいと思います。  両先生におかれましては、当外交・総合安全保障調査会のために御出席をいただきまして、貴重な御意見をいただきましたことをまずもって御礼を申...全文を見る
○野沢太三君 大変有益なお話をありがとうございました。ひとつ環境庁ほか関係の官庁におかれましても、今の御指摘についてはしっかり承っていただきたいと思います。  こういう中で、途上国における問題というものが看過できない状況にあると先ほどからも御指摘のとおりでございます。しかし、発...全文を見る
○野沢太三君 大変よくわかるわけでございますが、先ほど橋本先生からも、フランスが非常に途上国の指導といいましょうか、援助に関して独特なやり方で成功しているというお話でございましたが、いいことであれば日本もどんどん後を追ってやったらどうか、こう思うんですが、御意見いかがでしょうか。
○野沢太三君 ただいまのご指摘にもありますように、外国の援助で働いておられる方々あるいはそれからまた帰ってくる方々、そしてまた再度出かけていく方々、こういう方々に対する国としての応援、あるいは民間におきましてもその皆様の処遇というような面で見ますとどうもやっぱり十分でないという声...全文を見る
○野沢太三君 当調査会といたしましても、このODAが本当に心のこもったものであり、また環境問題に関しても有益な形で提供されるように、これからも努力をしてまいりたいと考えるものでございます。  そこでひとつお伺いしたいことがあるわけですが、環境問題あるいは公害問題というものは、い...全文を見る
○野沢太三君 ありがとうございました。  いずれにいたしましても、この問題は環境問題の一番底にあります課題として、これからもしっかり取り組むべきことと考えるわけでございます。  これとまたあわせましてエネルギー問題がやはり大きな力、モーメントとしてこの環境を揺り動かす要素にな...全文を見る
○野沢太三君 大変ありがとうございました。時間でございますので、これで終わります。
06月01日第118回国会 参議院 運輸委員会 第2号
議事録を見る
○野沢太三君 まず最初に、国鉄改革にかかわる諸問題についてお伺いをいたしたいと思います。  昨日、JR各社の平成元年度の決算状況が一斉に公表されたわけでございますが、七社とも営業収益を伸ばしまして、しかも経常利益がみんな黒字になるということで、特にJR東あるいはJR東海につきま...全文を見る
○野沢太三君 JRグループあるいは新幹線保有機構が引き受けた債務は順調に減少していると伺っておりますが、このままほうっておきますと事業団の債務は雪だるま式に膨らんでしまうわけでありまして、何と申しましても当初予定いたしました用地の処分あるいは活用によりましてできるだけこれを減らし...全文を見る
○野沢太三君 先ほどの御説明にもございましたように、累増の原因が金利の高騰にあるということでございますと、やはり時間の勝負になるだろうと思いますので、ぜひともこれからも精いっぱい時を置かずに事を進めていただきたい。これはお願いでございます。  地価が大変上がって公開競争という原...全文を見る
○野沢太三君 大変足がかりのいい場所に土地を持つということもあり、大変な人気も出ているというふうに伺っております。どうかひとつこの方についてもどしどし進めていただきまして、住宅の供給とあわせ債務の減少に御努力をいただきたい。お願いでございます。  それからさらにもう一つの手段と...全文を見る
○野沢太三君 大変知恵を絞っていただきまして、いわゆる不動産のペーパー化という流れに沿った大変これは結構なアイデアだと思うわけでございますが、この開発利益について、どうかひとつ売り手並びに買い手がリーズナブルな形でこれを受け取れるような今後の売り方あるいは価格設定等について御工夫...全文を見る
○野沢太三君 汐留のような大きなしかも貴重な土地を効果的に開発するためには、事業団だけではちょっと力が足りないかと思います。道路、公園、上下水道等の公共設備の整備に加えまして、いわゆる高さ制限、建ぺい率の制約あるいは容積率の制約等がございますので、これらの問題を含めた都市計画上の...全文を見る
○野沢太三君 これにつきましても先ほど申しましたように時間との競争ということが大変大事になるだろうと思います。大変いい計画でありましても、それに余り長い時間を費やしておりますと、結局これは利息との関係でもとのもくあみになりかねないということでありますので、どうかひとつ一つのモデル...全文を見る
○野沢太三君 ぜひそのようにお進めいただきたいわけでございますが、どうかひとつ企業の基本的な体質を強化する中でこれが安定的に進められるよう期待をするわけでございます。NTTの先例がありまして、大変最初ブームを呼んでその後がどうもよろしくないということだけはぜひ避けるように御工夫を...全文を見る
○野沢太三君 リース料見合いだけでも八兆円を超すという大きな値段でございますし、国民の貴重な財産であるということからいたしましてもこれは慎重かつ適切な判断が必要かと思いますが、どうかその際、JR各社の経営基盤がこれによって強化されるということについてはしっかり前提として置かれた上...全文を見る
○野沢太三君 この点につきましてもやはり日米構造問題協議の中で指摘が出ておるわけでございますので、どうかひとつ積極的に御推進をいただきたいと希望いたします。  続きまして、この日米構造問題協議の中間報告の内容にかかわる点について御質問を移したいと思うわけでございます。  四月...全文を見る
○野沢太三君 どうもありがとうございました。  そういうわけで運輸省が一生懸命御要望を出していただいておりますが、まとめ役の経済企画庁さん、今どのような状況にございましょうか。よろしくお願い申し上げます。
○野沢太三君 交渉事ですから余り中身に立ち入ってということは難しいかと思いますが、先ほど申し上げましたとおり、鉄道というものはすぐれて公共的であるということもあり、民営化したといいましてもやはり国費が相当入っている、さらには執行機関も国の機関が進めるという条件等を十分勘案して計画...全文を見る
○野沢太三君 御努力をいただいていることはよくわかるわけでございますが、現在の鉄道に対する公的補助の制度がいろいろございまして、利子補給とか運営費の補助であるとか、あるいは運賃の先取りであるとか、それなりに効果を上げておりますけれども、現在のこの用地の高騰した大都会での鉄道建設の...全文を見る
○野沢太三君 ぜひともその方向で御検討いただきまして、常磐新幹線だけでも一説によれば二十四、五兆と言われる開発利益、そのごく一部が還元できれば建設はもうすぐできるわけでございます。総論では開発利益というようなことは前から言われるけれども、各論、具体論が大変実は難しいということで今...全文を見る
○野沢太三君 そのような形で大いに期待を私ども持っておるところでございますが、問題は、十年計画というのは一つの大きなプランではございましても、これを現実のものにしていくには財源とかさまざまな制度あるいは並行在来線の処理等まだ大きな課題が幾つもあるわけでございます。  そこで、と...全文を見る
○野沢太三君 そのような努力をともどもしてまいりたいと思うわけでございますが、担当の運輸省さんがまず頑張って剛速球をひとつ大蔵の方へ投げていただきたいと念願をするわけでございます。  さらにもう一つ踏み込んで言わせていただきますと、公共事業というのは長期計画というものをみんな持...全文を見る
○野沢太三君 整備新幹線につきましてさしあたり着工しておりますのが高崎―軽井沢ということでございます。これは採算性その他含めまして優先順位一番ということになったわけでございますが、たまたま一九九八年に冬季オリンピックを招致しようということで長野市が中心になって今国際的な招致活動を...全文を見る
○野沢太三君 大変心強いお話をいただきましてありがたいわけでございますが、報道によりますと、既にフランスのTGVは五百十五・三キロという速度記録を達成し、営業速度でも三百キロを実現しておるわけでございますし、そういった高速化の流れ、さらにはEC統合の足の保障をむしろ高速鉄道のネッ...全文を見る
○野沢太三君 実験の結果によってひとつその辺の判断に遺憾なきようよろしくお願い申し上げたいと思います。  このリニアに関係いたします大事な問題がありますが、東京、名古屋、大阪等の大都市の入り方につきましては、もう地下深いところを利用する以外にないだろうということもあり、現在大深...全文を見る
○野沢太三君 縄張りにこだわらず、真に公共的な利用に関しては地下深部はただで利用できるという大変画期的な考え方に基づくものでございますので、構造協議の中でも具体的な名前も挙げて言われておることでもありますから、前進のほどよろしくお願い申し上げます。  時間もなくなりましたので、...全文を見る
○野沢太三君 運輸省さんもひとつよろしくお願いします。
○野沢太三君 ぜひともひとつ歩み寄って、もうそろそろまとめる時期だと思いますのでよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。
06月26日第118回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第6号
議事録を見る
○理事(野沢太三君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会を開会いたします。  本日は、会長が病気静養中のため出席できませんので、委託を受けまして私が会長の職務を行います。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日、梶原敬義君及び井上孝君が委員を...全文を見る
○理事(野沢太三君) この際、理事の辞任についてお諮りいたします。  下稲葉耕吉君、和田教美君及び上田耕一郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(野沢太三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○理事(野沢太三君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  理事の辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませ...全文を見る
○理事(野沢太三君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大城眞順君、久保田真苗君、黒柳明君及び立木洋君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時二十九分散会
10月09日第118回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○野沢太三君 冒頭、台風十九号、二十号によりまして亡くなられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました方々に心からお見舞いを申し上げます。  また、今回、昼夜を分かたず対策に当たられました長官を初め関係者の皆々様に改めて御礼を申し上げる次第でございます。 ...全文を見る
○野沢太三君 今お話しのように、計画流量をはるかに上回る、あるいは現在の能力をはるかに上回る水が流れたということでございます。これからこれを復旧していかなければならないわけでございますが、御承知のとおりJR九州は民営化して間もなくでございまして、経営安定基金によりまして辛うじて黒...全文を見る
○野沢太三君 どうかひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。異例かつ重大という意味で、これまでの経緯にとらわれず御工夫いただければありがたいと考えるわけでございます。  それから、鉄道災害一般についてちょっと御質問をしたいわけですが、国鉄時代には災害にかかわる経費につきまし...全文を見る
○野沢太三君 ぜひこれを実現できますよう、私どももこれは努力をせねばならぬことと考えております。  それからもう一つ、防災にかかわる制度といたしまして鉄道防災事業補助金の制度が既に十年以上機能しておるわけでございますが、今回の災害にもこれを適用できるところが相当あるのではないか...全文を見る
○野沢太三君 この制度は、いずれにいたしましても鉄道事業者の能力とか責任を超える範囲から出てきた災害あるいは出てくるであろう災害を防ごうという趣旨で制定されたわけでございますので、どうかひとつその趣旨を十分に生かした運用をお願い申し上げたいと思うわけでございます。  それでは、...全文を見る
○野沢太三君 私ども、毎日の天気予報で「ひまわり」の映像というものを目の当たりにできるわけでございますけれども、これが導入されましたのは昭和五十二年と言われておりますけれども、それ以前と以後で天気予報の技術水準あるいは確からしさ、そういったものがどの程度変わったのか、もしそういっ...全文を見る
○野沢太三君 今後この予測の精度をさらに上げる、あるいは予測時間をさらに延ばすというようなことができるならば、相当これは価値のあることではないかと思うわけですが、これに関しまして今後どんなことを努力すればいいのか、わかっていてほしいこと、あるいは希望があれば申し述べていただきたい...全文を見る
○野沢太三君 今度の台風を見ますと、雨による被害が非常に大きいわけでございます。猛烈なという、風ももちろんございましたけれども、雨がやはり予知予測できれば大変これは対応が楽になるわけでございますけれども、現在の技術水準で降雨の予想というものはどのくらい先まで可能なのか、それからま...全文を見る
○野沢太三君 大変御努力をいただいており、また技術の進歩が予報の精度を上げているということがわかるわけでございますが、雨に関しましては今お話のありました地域気象観測システムのアメダスがもう発足十五年を経て、大変これが活用されていると伺っておるわけでございますが、ただこれが市町村レ...全文を見る
○野沢太三君 この十九号の被害は、先ほどの御報告のように死者四十一名、行方不明二名、負傷者が百七十九名、あるいは住宅全壊が二百四十二戸というような大きな被害でございましたし、道路の不通箇所が千九百三十カ所、いまだに百十カ所が不通、また鉄道も六十七カ所不通で、現在一カ所不通、被害総...全文を見る
○野沢太三君 災害対策基本法では、指定をきちんとするということ、それからそれを住民に徹底するということがうたわれておりますし、またそのためにさまざまな手段、方法を用意しておるわけでございます。何といたしましても、危険であるということに関しましては住民の皆様方がみずからやはり意識を...全文を見る
○野沢太三君 それではもう少し時点をさかのぼっていただきまして、戦後ということで昭和二十年代からの死者、行方不明者の数についておわかりでございましたらお願い申し上げます。
○野沢太三君 マクロ的に見ると大変なこれは激減と言ってもいい数でございまして、やはりこれまでの防災関係者の皆様の御努力がこういりた形であらわれているんじゃないかと思いますが、減少の理由としましては、第一に予報技術が進んであらかじめの備えができるということ、それから二つ目はやはり警...全文を見る
○野沢太三君 大変に御努力をいただいていることはわかるわけでございますが、これは防災施設基盤整備に比べればけたが幾つも違うくらいいわば安く整備ができるわけでありますから、何としてもひとつ早急に整備が完了し、かつこれによって日ごろからの訓練が行われる、それからまた行政のサービスその...全文を見る
○野沢太三君 大変心配な状況にございますので、先ほども申し上げましたような情報伝達のシステムとあわせてひとつ総合的な推進を図っていただきたいと思うわけでございます。  今回の公共投資十カ年計画、十年の間に五割増し以上の水準でやろうということで始まっているわけでございますが、これ...全文を見る
○野沢太三君 御健闘をお祈りする次第でございます。  そこで、今回の台風で犠牲になられました方々の中に土砂災害によるものが多いということで、先ほども青木先生の方からも御質問がありましたように、土砂災害をどうこれから防ぐか、さらにはそれを未然にどう避けていくか、こういった対策が非...全文を見る
○野沢太三君 ありがとうございました。  これまでも既にいろいろと出てきておりますけれども、道路関係なんかでも、降雨と通行規制というものを連携をとってやるということを過去の飛騨川災害等に教訓をいただきましてもう四十四年ころからこれを実施しておる。また鉄道に関しましては、雨量と降...全文を見る
○野沢太三君 これまでの二十件余りの中身を見ますと、そのうちの大半、十四件以上が一人で行っているということで、援助隊と言うからには隊長さんがいてそのまた部下がいてというふうに我我は思うんですけれども、一人で仕事をするというのは大変心細いんじゃないか。特に災害の当地というものは大変...全文を見る
○野沢太三君 今お話ありました物資でございますが、成田、シンガポール、メキシコ、それからイタリーのピサでしょうか、ここのあたりに集積地をつくって手近なところへ運ぶという形をおとりいただいているようでございますが、問題はそれを運ぶのに、とにかくリュックサックに入れて持っていかれる量...全文を見る
○野沢太三君 ぜひひとつ心のこもった、相手の国の方から本当にありがたいと思ってもらうような協力方法をとれるように、そのために必要であれば予算であるとかあるいは法律の手直しであるとかいうことについてはやぶさかでないと思いますので、国連平和協力法も間もなく議論されることになるわけでご...全文を見る
○野沢太三君 どうかひとつ積極的にリーダーシップを持ちまして、必ずやってくる災害でございます。忘れたころにやってくるという時代ではもうなくなっておりまして、本当にこれから災害に対してどう取り組むかということはまさに全人類的な大きな課題でありまして、日本がその中で働ける役割というも...全文を見る